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延陽伯号で阿紀能へ

宇陀市大宇陀 松山街道にて

 今日は大宇陀の阿紀神社で行われる阿紀能「翁」を観に延陽伯号で向かいます。「しまなみ~とびしま」を完走、今年は碓氷峠を下って片倉シルク所縁の富岡製糸場にも遠征している延陽伯号ですが、さすがに西峠や女寄峠を登るのは無理があるので、榛原まで3駅輪行します。
 宇陀に来る事は多くても榛原駅前に降りるのは久しぶり、なべちゃんと「月うさぎ」へ行った2020年10月11日以来。昔々ミスドがあったスペースは観光案内所「じゅうだテラス」と云うスペースになっています、トイレ、お土産販売、自販機、free-wifi、持込飲食OK、電動レンタサイクル貸出などをやっています。そう云えば8月に「月の宝箱」へ行った折にMt.なおじさんが云っていたのがここの事かな。今日は時間もないので中に入りませんでしたが、次に榛原駅近くに来たら覗いてみようかな。

 宇陀川沿いの道を行きます、実は延陽伯号で宇陀路を走るのは初めてなんです。榛原から大宇陀に向かう宇陀川と、菟田野へ向かく芳野川に沿っては控えめにサイクリングコースの表示があります、専用道ではありませんが通学路だったり、野良仕事の軽トラや地元のお年寄りがたまに行き交う、坂もありませんし、車も殆ど通りませんのでポタリングには最高のコースなんですが、ただ宇陀へ自転車で上がって来れるのはそれなりの健脚でないと、ちょっとね。田原本線も悪くないけど近鉄さんもこう云った処へサイクルトレインを走らせてほしいものです。
 すみません、お馴染みの「おごぽご」は今日は通過です。
 お昼12時に阿紀神社近くの「ヒルトコ・カフェ」で待ち合わせしているのですが、旧街道に入って松山街道の街並みから宇陀松山藩の西口門を抜けて行きます、街並みのあちらこちらに今日の「阿紀能」のポスターが。ところで松山藩はNHK大河「どうする家康」で浜野謙太演ずるなんとなく情けない織田信長の次男信雄が、関ヶ原後に入封されたのですが、織田家はお家騒動で5代目で松山藩を改易されています。今日の阿紀能は3代目長頼により始まったのだとか。

 西口門でボランティアガイドの人に捕まっていたのですが、ぎりぎり12時に「ヒルトコ・カフェ」に到着。ここで声を掛けて頂いたりょうママとあきちゃん、お馴染み「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんと合流、お昼にします。宇陀の道の駅から歩けば10分は掛かりますし旧い街並みとは国道を挟んで反対側なのですが、平日でも結構賑わっています。今日の日替わりはグラタンのセットなのですが、私はハンバーグランチを頂きました、ただ個人的には薄味過ぎるかな。

 14時から始まる阿紀能には少し時間があるので大宇陀の街並みを散策する事にします。
 今日は私だけ自転車なのですが、さすがに神事能「翁」にレーシーなスタイルはなんなので、サイクリストの正装ニッカにネルシャツ、ハンチングです、時節柄走行中はカスクを。(写真 : あきちゃん)
 旧い街並みを後にして、のどかな里山風景の中を阿紀神社へ向います。

 

 阿紀神社には少し早めに着いたのですが、結構席は埋まって脇正面の中程に座る事に、翁が面をつける場面が見えにくそうでどうかなと思ったのですが、演者の動きが良く判り、囃子方の並ぶ後座も見通せるので愉しめました。

 始まると撮影禁止ですので肝心な処の写真はないのですが、その内にYouTubeにでもアップされる事を期待してます。

 実は私が育った大阪市東区では近所に能楽堂があったり、奈良に来てからも新公会堂(現在の奈良春日野国際フォーラム)の能舞台にも行った事があるのですが、屋外の能舞台で能を観るのは初めてで、穏やかな秋の陽射しが差し込む舞台は素晴らしいものでした。「翁」は物語のある能や狂言とは違い神事としての要素が大きいもので、ちょっと難しいなと思っていたのですが、露払いの「千歳」の若々しい動き、五穀豊穣を願う「三番叟」の力強い動きは感動的でした。(写真左 : りょうさん)
 阿紀神社の秋の大祭として行われたので、終演後に餅撒きとかもあるそうですが、暗くなる前に女寄峠を下りたかったので、神社のまえでりょうさんや番頭さんとお別れして帰路を急ぐことにします。
 女寄トンネルを抜けて17時半には桜井に帰投、本日の走行26.4キロ、ちょっと走り足りなかったですが、お天気にも恵まれ良い1日を過ごしました。

ちょっと山之辺ポタ

山之辺の道(桜井市穴師)にて

 せっかくの休みだったのですが夜更かししたせいで出そびれてしまいました。なんとなく罪悪感が残るのでご近所ポタ、デモン太を駆って久しぶりに山之辺の道へ。処でMBGFのスタンプラリーもあまり熱心にやってはいないのですが、通りすがりで「纒向遺跡」を。
 山之辺の道、狭井神社の辺りを除けば自転車で乗って行けなくもないですが、ダートも石畳もあります、まぁロードバイクで踏み込む様な場所では、それより休日や行楽シーズンは観光客やハイカーが多く、ハイカーの団体などに出くわそうものなら最悪です。


 彼岸花と云えば奈良では葛城山麓や飛鳥とか見どころがありますが、山之辺の道界隈も、写真左は穴師でバックは巻向山ですが、茅原あたりでは三輪山をバックに狙えるかも。今年は盛りを過ぎていますが、来年は狙ってみようかな。それと以前は無かったと思うのですが穴師の万葉歌碑近くにはコキアが、色付く季節ですね。

 もし自転車で走られるなら天理から南向きに桧原神社からは無理せず西へ下り箸墓古墳辺りにでるのが良いかと。ベンチやトイレ、休憩ポイントも幾つかあります。そう云えば2017年の「第15回あすか鍋サイク」は山之辺の道と中ッ道でしたね、さすがに12月ともなればハイカーの姿は少ないです。

 スタンプラリーのチェックポイント「天理市トレイルセンター」、相変わらず判りにくい場所です、長岳寺の駐車場と云った方が判り易いかと。ここで17ヶ所、得点数は35点、今年はちょっと賞には遠いです。天理まで行こうかと思っていたのですが、柳本駅に下り上ッ道で帰途に就く事に、本日の走行距離17.8キロ。

 ところでErba号用にポチった安サドル、試しにデモン太に付けて走ってみたのですが、僅かな距離ではどうとも。私自身穴あきサドルは初めてなのですが、そう云う事よりデモン太には似合わない様でして。

帳尻合わせに一回り

 キャンプツーリングの予定がなくなってしまってぽっかり空いてしまった貴重な週末の休み、とにかく月末ですので帳尻合わせに走り出します、600キロ/月まで24キロ、先月の走行距離まで35キロが目標。asuka号はキャリアが付いたままなのでデモン太で、しかしエエ天気やないですか、早起きして大和高原にでも登るんやった、ホンマに昼から崩れるの?

 大和川左岸を北上し蔵堂橋で右岸に、車が少ないのですが舗装路としては通して走る事ができません、法条橋(写真左)で左岸に戻ります。
 大中橋を渡り一旦大和川べりを離れ下ッ道(中街道)へ入り天神橋を渡って大和川右岸へ。右岸には近鉄橿原線の踏切がないので下永橋で再び左岸に戻ります。

 近鉄橿原線を跨いで杉の木橋で右岸、川久保橋で左岸、馬場尻橋で右岸、要するに可能な限り右岸を走っています。御幸橋北詰で一旦自転車道で富雄川左岸に入り、名称不明の橋で右岸に入り大和川右岸に戻ります。

 大和川では唯一の沈下橋、大城橋を渡り、ここで引き返す事にします。

 御幸橋南詰で一息入れて、自転車道へ。

 近鉄田原本線を越えます。

 季節柄とは云え飛鳥川沿いの自転車道は草ぼうぼう、朝から何人ものサイクリストとすれ違いましたが、飛鳥川沿いでは皆無、そら避けますわな。


 大和八木界隈の裏道を抜けコスモスが満開の藤原宮址へやってきました、休日とあって人も多いですが。

 丁度お昼どきですので「4’Season」でお昼にして、お客様感謝デーでWAON5%引のイオンで買い物をして帰宅、本日の走行47.8キロ。ほんと帳尻合わせだけに走った一日でした、明日はどうしましょ。

久しぶりの遠回り通勤サイク

 異常過ぎる残暑も朝夕はすいぶんと過ごし易くなりましたね、久しぶりの「遠回り通勤」です。まずは「案山子コンテスト」の行われている明日香村稲渕へ、19日に覗いた時には出展作品が出揃っていない様でしたので、再訪。

 コンテストそのものは昨日で終了したのですが、今年は出品数的にも低調だった様ですね。破損したりとか撤去されるものもありましょうが、展示そのものは11月まで行われています。

 上から自転車を推しながら下りてくる御仁が、7月の藤原宮址に続いてkitano氏とばったり。(写真左撮影 : kitanoさん)

 前回来た折に気になっていた「未成線」は、なる程ね。

 さすがに常連さんの作品だけに一味違いますね。


 コンテストの結果はご覧の通り。

 いつもは棚田を見下ろす回廊の様な小径を祝戸方面へ抜けるのですが、今日は御所方面へ回ろうと朝風(上平田)峠を越えて高松塚古墳の方へ下ります、西側は下るのも怖い激坂なんですが。

 飛鳥駅前を抜けて高取町へ、あちこちで彼岸花が盛りです、向こうの山並みの鞍部は水越峠です。掖上から御所の街並みへ入り、旧街道を北上します。


 R24に入って「松のや」へ、11時までの「得朝ロースかつ定食」は530円に値上りしてしまいましたが…

 高田バイパスを少し東へ走り京奈和自転車道へ、葛城川沿いに大和川べりまで北上すれば今日は50キロ位になりますかね。広陵町内での工事はまだ続いていますが、迂回路が変わっていて、警備員の誘導で鳥居橋へ出ます。
 自転車道に戻り桜橋を渡りますが「京奈和自転車道」の案内に騙されて曽我川との合流点まで迂回した挙句に突破困難なゲートに、やはりここは県道108号を真っすぐ行くのが間違いない様です。ところで京奈和自転車道に大和川板屋ヶ瀬橋と悪名高い奈良の左折可標識のある葛城川桜橋の間ですが、なにも工場団地の中を通らなくても、葛城川沿いに北上して大和川左岸を板屋ヶ瀬橋南詰へのルートを考えて頂いた方がずっと良いと思うのですが、もしかしてセブイレから何ぼか貰ってるの。
 しかしこれがケチのつき始め、三宅町のローソンで飲み物とガリガリ君を買ったら、出すなり棒から抜けて落としてしまいます。すっかり気落ちして北上せずに東へショートカットして帰途に就く事に変更、ところが痛んだ舗装に捕まってスローパンクした様です、騙し騙し走り大和川べりまで、トイレや水道、自販機、四阿の公園が幾つかあるのですが…

 統合されて廃校になった志貴高高校の北側の「はせがわ展望公園1号」に辿り着いたらなんとトイレは閉鎖中 、まさに「弱り目にたたり目、泣き面に蜂、貧すりゃ鈍する、ワラ打ちゃ手ェ打つ、便所へ行ったら…」 まぁインフレーターもスペアチューブも忘れてはいませんでしたので。本日の走行47.2キロ。

「彼岸花の乱」は不発だったけど…

京都府城陽市 木津川右岸

 今日明日と連休ですので1日は走りたい処、ゆるゆるCCの「彼岸花の乱」に顔を出す事に、今日23日は京都府八幡市の若宮八幡宮、明日24日は葛城山麓とのプランです。京都方面はご無沙汰ですし、葛城山麓は桜井からだと中途半端ですし、何やら九品寺界隈では不良アマチュアカメラマンの横行で、立入禁止になったり刈り取られいたりとか、そう云う話も鬱陶しいので、今日23日に北へ向かう事に。

 本隊は例によって大阪柏原の市役所前を7時にスタートしますが、王寺駅北口に8時、平城宮跡9時に集合地点が設定されています。桜井を6時半にスタート、しかし小雨が降り出してきました、北の方は雲が少ないのでとにかく大和川べりを北上。御幸橋南詰めに7時半までには着いたので、王寺駅北口へ向かいます。7時40分には王寺駅に到着、既に大阪組は到着していました。

 平城宮跡に向かって富雄川から秋篠川沿いの自転車道を急ぎます。


 少し遅れましたが、無事に平城宮跡に到着、デルフト朝ポタメンバーのN女史がお見送りに来てくれています。


 0925 平城宮跡をスタート、コースリーダーのDさんが佐紀町交番前を北上するので今日は歌姫街道かなと思っていたら右折、やはり京奈和自転車道かなと思っていたら、そこは行き止まり、後ろからは歌姫の方が近くて速いと意見がでますが、この面子だとそれも疑問、船頭多いとなんとかですわ。


 とにかく京奈和自転車道で木津八幡嵐山自転車道との合流点ま、通称三角公園(正しくは樋門公園とか)できましたので、一息入れます。木津川沿いのこの自転車道、初めての方もおられる様です。

 向かい風が結構強くて、それも北へ行く程きつくなる様な。ただ先日までの異常な残暑は終わってくれた様です。

 河川敷から堤防上に上がるスロープで写真を撮ろうと頑張って先回りします。

 近鉄京都線とのアンダーパスの先のショートカット、危険なので閉鎖されてしまった様です。

 結局 1118 ノンストップで流れ橋に到着、昨年11月以来、なんとここへは2015年に40往復しているのです。

 流れ橋近くの「四季彩館」でも食事はできる様なのですが、お昼はコンビニで買って若宮八幡宮で食べようと云う事になったんですが。


 若宮八幡宮、お目当ての彼岸花は全くと云って咲いていません、場所を間違っているのでは思いましたが、ここで間違い無さそう、芽がありますので開花の時期には早かっ様です。他に行く場所もないのでここでお昼を頂く事に。

 流れ橋に戻って、せっかくですので集合写真を、間の黄色い丸の先が木津川流れ橋、
 大きな画像は「サイクリングの記録」にて(要認証)。ところでその流れ橋はご覧の状態で渡る事はできません。

 帰りは山背古道の方を走ると云う事で国道1号旧道の木津川大橋まで北上します、何人かは階段を担ぎあげてバイパスの新木津川大橋を渡った様ですが、ご苦労様です。でも木津川大橋まで行くと約2キロ遠回りです。


 新名神の下のまで来た処で、こっしーさんからここで自転車並べて写真撮ろうとリクエスト。って何台あんねん。

 3枚撮って、事後 Image Composite Editor でパノラマ合成です。

 右岸路は河川敷へ下りる車も通るのですが、広くて走り良いです、ただサイドバック泣かせのゲートが何ヶ所かありますのでキャンピング車には不向きです。

 堤防上の右岸路は山城大橋東詰まで、これより南は一部が国道24号になっています。ここで山背古道方面へ向かう一行とお別れし、私ともりやすさんとI氏は山城大橋を左岸に渡り自転車道を南下します。

 三角公園まで戻ってきた処でお湯を沸かして3人でコーヒータイム。のんびりしていると山背古道を走ってきた一行がやってきました。
 ここで微妙に帰る方角の違うもりやすさん、Iさんとお別れし、久しぶりに梅美台から奈良阪を越えて、ほぼ上ッ道を走って18時頃に帰投しました。陽が傾き始めると半袖では肌寒さを感じる様に、18時を過ぎると暗くなる季節になったのですね、お彼岸ですもんね。
 若宮八幡宮の彼岸花はとんだ空振りでしたが、久しぶりにゆるゆるCCの皆さんとご一緒して120キロ程走る事ができて、満足です。

 乾さんのブログレポート ランドナー補完計画「彼岸花の乱失敗。ながれ橋へ」

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

「案山子コンテスト 2023」と彼岸花


師匠~ 暑いのにご苦労はんです。

 お約束通り、明日香村稲渕の棚田「案山子コンテスト」へ向かいます、明日香村界隈も一昨日位から彼岸花が咲き始めました。飛鳥葛城自転車道の終点近くの疎水沿いにて。

 県道から棚田とジャンボ案山子が見上げる事ができるのですが、路駐が多くて撮れるタイミングは貴重です。

 案山子ロードへの入り口、今年は万太郎が出迎えてくれます。

 展示期間は既に始まっていて、コンテストの審査は週末なのですが、まだ出揃っていない様な…

 案山子ロード沿いの彼岸花はまだまだ、彼岸花狙いなら他の場所の方が良いかと、黄色いのは満開です。

 今年のテーマは「花と虫 自然いっぱいと案山子」

 そう云えば朝飯食ってなかった、おにぎりでも買ってくるんだった。異常とも云える残暑が続いていますが、木陰に入ると秋の気配を感じます。

  カマキリですか、なかなか斬新。製作途中?未成線?

 いつもの棚田を見下ろす回廊ルートへは入らずに案山子ロードを引き返します。常連さんの作品が見当たらないので、もう1回はこなくちゃならないかな。
 案山子ロードの棚田は東に開けているので、写真を撮るなら午前中がお薦めです。
 例年の「案山子コンテスト」の模様は…
2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

PS : その後加わった作品とコンテストの結果はこちら

 

案山子コンテスト まだまだこれから

 明日香村稲渕の棚田の「案山子コンテスト」、コンテストそのものの展示期間は9月17日から始まるのですが、例年ですとそろそろ出揃っているのですが、今年は9月に入っても連日の夕立続きですからね。

 と云う事でまだ3点のみ。2023年のテーマは「花と虫 自然いっぱいと案山子」、投票は9月23,24日に行われます。なお例年の「案山子コンテスト」の模様は…
2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

 彼岸花の方もまだまだこれから、毎年気の早い黄色いのが少し咲き始めていました。来週また覗きに来る事にしましょう。
 自転車道を戻って「4’season」でモーニングを頂いて、少し買い物に回って帰途に就きまして。今月の走行距離は300キロに後少し。

 

2023年夏 18きっぷ輪行旅 おまけ

  

  加古川駅で 1736 発敦賀行新快速に乗換、加古川駅って姫路駅同様にローカル線区からの乗換改札があるのが輪行袋を担いでいると邪魔くさいのですよね。新快速に乗ってから思いついたのが、4月に放出に開店した「祝日麦酒」に寄って行こうと… 5月に島ヶ原でのキャンプでアリオリの竹元さんに教えて貰ったのですが、「月うさぎキャンプ」にも参加された事のあるOさんが放出駅前でクラフトビールのお店を開いたとの事、なかなか行く機会もないですし、東西線経由で放出で途中下車すれば、輪行袋を担いででも駅近で知り合いの店なら大丈夫でしょうと、尼崎で京田辺行区間快速に乗り換えます。
 お店は放出駅北側、シャッター商店街になっていた古い商店街の一角にあります、幸い神戸で降っていた雨はまだ大丈夫な様です。外からも見える醸造タンクにサイドバッグを付けた自転車。


 カウンタバーと聞いていたのですが、想像していたより広くて落ち着けます。クラフトビールは自社醸造の「花天エール」「ライチエール」「はらんきょサワー」の3種類の他にゲストビールが幾つか、結局Mサイズで3種類を飲み比べしてきました。

 木津経由の直通奈良行きは最終近くまでないので、2056 発おおさか東線経由奈良行き直通快速で。それでも桜井線では最終になるのですがね。放出駅で奈良行を待っていると検測車DEC741が、いわゆる在来線版ドクターイエロー、クモヤ443の後継ですがハイブリッド車両です、良い事あるかな。

 奈良で桜井線(万葉まほろば線)に乗り換えたまでは良かったのですが、気が付いたら香久山駅を出た処、次の畝傍駅で下車、既に上り下りも終電、近鉄の最終は日付が変わるまであるのですが、歩くなら高田まで行ってしまった方が近かったし雨も降っていません、すっかり酔いも醒めて延陽伯号を再び組み立てて桜井まで走る事に(-_-;) まぁ午前様になる前には帰投、本日の走行は80キロ超に。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「兵庫県の道路元標」


 「18きっぷ」の残り1回分、6〜7日と連休なので石川県の未修の道路元標巡り他を画策していたのですが、お天気が良さそうなのは7日だけ、さすがに1日では無理があるのと「北陸3県デジタルスタンプラリー」も面白くないので、天気の良さそうな方角に矛先を変える事に。兵庫県下の道路元標は早い時期に殆ど回り終えているのですが、その後見つかったものとかで数ヵ所残っています、そこで今回は美嚢郡奥吉川村、加東郡社町、加西郡大和村の3ヶ所を回ることにし、福知山線の道場駅からスタートする事にします。

 兵庫県を始め西の方へ向かう時はどうしても大阪駅での乗り換えが絡んできます、特に平日ですと通勤時間帯と重なります。ただ学研都市線と東海道山陽本線、福知山線との間に直通があるので、所要時間が多少かかりますが大阪府下を乗ったまま通過する事ができます。桜井発の始発に乗車、奈良で京都行きに乗り継ぎ、木津から福知山線の新三田行き快速に、道場駅は停まりませんので、西宮名塩で各停に乗り継ぎます。

 生瀬〜道場間は1986年に武庫川の渓谷をトンネルで突っ切る現在の新線に切り替えられ、西宮名塩もその時に新しくできた駅なのです。道場駅に到着、辺りはのどかな田園風景が広がっているのですが、ここは神戸市なんです。

 せっかく近くを通りますので有馬郡の道場村道路元標を再訪します、JR道場駅からは結構離れている神戸電鉄の電鉄道場駅近くの古い街並みの中にあります、2007年5月以来、変わりはない様ですが後ろのお宅は酒屋さんだったのですが、廃業されてしまった様です、道路元標は100年余り、この家並みの変わり様を見てきたのですね。

 今日は前半は概ね六甲山地の北側を横断する県道17号西脇三田線を走るのですが、この県道大型車が多いのが難点、途中で美嚢郡の奥吉川村道路元標へ。

 中国道をくぐって歩道をを走っていた処でパンク、木陰を探してチューブ交換。関東沖に進んだ台風13号の影響かこの辺りから北西からの向かい風に苦しめられる事に。

 加東郡の社(やしろ)村道路元標は加東市明治館として保存されている元加東郡公会堂敷地内に保存されています。

 3つ目の大和村道路元標まで加古川の支流野間川、さらにその支流大和川に沿う様に、ほぼ県道34号西脇八千代市川線を遡ります、(写真右)大和川です。

 大和村道路元標は2016年に廃校となった多可町立八千代西小学校の正門脇の植え込みの中に保存?されています。藤原勝永著「兵庫県の道路元標」によると元の位置(柳小字柳596-5から500m北の小学校へ移転とあります。小学校の銘板はそのまま跡地には民間の会社か入っている様です。

 近くに「なごみの里 山都」と云うのがあって食事もできます、なんでも大石内蔵助所縁の地だとか。この先の舟坂峠(船坂トンネル 656m)を越えて播但線の福崎まで走る案もあったのですが、雲行きも怪しいですし、既に15時を回ってしまったので西脇町駅 1645 発で帰途に就こうと素直に来た道を折り返します。

 西脇町駅まで下り基調の15キロ、ぴったりかなと思って走っていたら今日2度目のパンク。西脇町 1645 の次の登りは 1751 かぁ…

 西脇町駅前には 1615 に到着、走行75.43キロ、輪行支度を済ませ無事に 1645 発に乗車、久しぶりに103系の乗り心地の悪さを堪能。西脇でコンビニに寄る余裕もなかったのですが、よくよく考えると道場駅出発時にカレーパンを1個食っただけで昼飯抜き、「18きっぷ」だけで帰るとして桜井は 2029 着かぁ… おまけに続く

【1180】 兵庫県 美嚢郡 奥吉川村(現 三木市)
【1181】 兵庫県 加東郡 社町(現 加東市)
【1182】 兵庫県 加西郡 大和村(現 多可町)

あまり面白くないね「北陸3県デジタルスタンプラリー」

 先日の「山中越え」「三方五湖」で幾つか回ってみた「北陸3県デジタルスタンプラリー」、それぞれのチェックポイントへはNAVITIMEの機能で誘導してくれるので便利で、主催者側にすればチェックポイントを示す案内をあえて現地に設置する必要がないと云うメリットがある訳です。ただ複数のチェックポイントを効率良く回ろうして、机上のルートファインディングを行うにしても全てのポイントの座標データをまとめて欲しい処、ただこれは提供されていない様です。「三方五湖」の折は Ride with GPS で予定のチェックポイントをPOI登録しておいて、近くに来たらNAVITIMEを動かしてチェックインさせると云う手を活用しました。
 このスタンプラリー、抽選とは云えお愉しみの賞品ですが、5~40 Point「北陸行ってみたみた賞」90名、41~80 point「ブロンズ賞」15名、81~160 Point 「シルバー賞」10名、161~239 Point「ゴールド賞」6名、240 Point「北陸パーフェクト賞」1名と賞品の内容はともかくとして設定されています。(ちなみに額面通りと計算して総額585,000円也)。「いしかわ里山里海」の折の「能登牛」「直江屋源兵衛」の醤油とドレッシングのセット良かったですもんね。
 既に「北陸行ってみたみた賞」の Point は確保していますが、開催期間の11月末までに富山県と石川県を走る予定もなくはないので、せっかくなら次のステップの 41 Point に挑戦してみようかなと240ヶ所のポイントをカシミール3D上にプロットしてみました、石川県に関しては「いしかわ里山里海サイクリングルート」のチェックポイントと殆ど重なっているので楽だったのですが、これはなかなか大変な作業。
 確か2017年から始まった石川県はともかくとして、チェックポイントの設定が酷いですね、極端に偏っていたり、サイクリングの目的とは関係のなさそうなポイントもちらほら、チェックポイント間のサイクリングを愉しめるルートが描けないのですよね、また反対に富山湾岸なんておいおい幾つあんねんって感じ。また標高400mを超えるチェックポイントも何ヶ所かあるのですが、全て一律1ポイント、そうなると「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」や「グランフォンド in 奈良・吉野」のモバイルスタンプラリーは良く考えられていると思いますよ。しかし5ヶ月で北陸3県の240 Point、いくら健脚な暇人がいたとしてもカタギの人には無理ですよね。 

 「いしかわ里山里海サイクリングルート」のポイントが68ヶ所になった折でしょうか、アンケートか何かで進言したと記憶しているのですが、メリットのある他県から参加者の事を考えるとポイントを翌年度に繰り越しできれば良いのですがね、まぁお役所仕事では予算や年度を跨いでの企画は難しいのでしょうね。
 と云う訳で来年の事は判りませんが、次があればねと41 Pointは諦めました、って来年は「18きっぷ」で北陸へ行けないやないですか、高山本線経由しか…