2020年9月のまとめ

 9月は走行811.3キロ、内訳はdémonta 212.5キロ、erba 598.8キロ、2020年の累計が 5,559.4キロ。

9月1日 「リベンジ能登半島(2日目)」
9月2日 「リベンジ能登半島(3日目)」
9月3日 「リベンジ能登半島(4日目)」
9月19日 「久しぶりの東吉野」
9月21日 「今日は西吉野へ」
9月27日「久しぶりの100キロ超は…」

【1097】 9/1 石川県鹿島郡矢田郷村(現 七尾市)
【1098】 9/1 石川県鳳至郡穴水町
【1099】 9/1 石川県鳳至郡輪島町(現 輪島市)
【1100】 9/1 石川県鳳至郡南志見村(現 輪島市)
【1101】 9/1 石川県珠洲郡若山村(現 珠洲市)
【1102】 9/1 石川県珠洲郡飯田町(現 珠洲市)
【1103】 9/2 石川県鳳至郡三波村(現 能登町)
【1104】 9/2 石川県鹿島郡赤蔵村(現 七尾市)
【1105】 9/3 石川県鹿島郡東島村(現 七尾市)
【1106】 9/3 石川県鹿島郡中乃島村(現 七尾市)
【1107】 9/10 香川県 綾歌郡 林田村(現 坂出市)
【1108】 9/10 香川県 三豊郡 豊浜村(現 観音寺市)



彼岸花「自撮り」ポタ

明日香村奥山にて

 例年より遅かった今年の彼岸花、この週末になって近隣の名所を訪れた自転車仲間からの満開の知らせに「自撮り」の準備を整え少し走ってきました。って通勤経路とさほど離れてないのですけどね。明日香村奥山、名前とはうらはらに明日香村の北端、天香久山の北側に田園風景が拡がります。大官廃寺跡なのですが、あまりアマチュアカメラマンもハイカーもやってきません、それに平日の夕方ですしね。
 今は稲刈りの準備で農家の人が忙しく行き来しています、昔から来ていて代わり映えがしないのですが、その辺りを入れて撮ってみました。ただカメラがG3になって半年も経つのに身に付いていないと云うか操作にまごつき、そしてLVF(ファインダー)とLCD(液晶モニター)の手動切替にイライラさせられます。

 ブログやSNS用のカバーやタイトルに使う横長フレームのものの撮っておきます、Facebookのデスクトップ用で2.7:1(851×315ピクセル)、スマホやTwitterもほぼこの前後のアスベクト比で間に合うのですが、うちのブログは5.25:1(1260×240ピクセル)ととんでもない比率なので意識して撮らないと絵になりません。
 またSNSではカバー画像の上にプロフィール画像が重なる事があるのでレイアウトも考えておかなくてはなりません。Facebookでは中央に、Twitteでは左下に入ってきます、画像はFacebookのスマホ用。

 そろそろ陽も傾いてきたのでお開きに。更新する程にはネタが揃っていないのですが、旬の画像ですのでAlbum「Selfy Photo」を更新しておきます。



久しぶりの100キロ超は…

 ところで8月に逆突事故を喰らって「ナニワ銀輪堂」にドッグ入りしているasuka号、先週末にも引き取りに伺う予定だったのですが、フリーボディに怪訝な点があってお預けに。まぁこれは事故とは関係のない事なんですが、手持ちのパーツを持って大阪へ走る事に、「ナニ銀」さんまで片道50キロ、昨夜からの輪行準備はしたままですので、帰りは輪行と気軽に「戦意喪失」して脱いだ下駄を履きなおす事に。

 桜井を1051にスタート、距離的には少々遠回りですが大和川に沿った道をひた走り、王寺からR25へ、1210には大阪府へ入ります。

 ただ王寺の手前あたりから向かい風がきつくなり、その上雲行きが怪しくなり、柏原のリビエールホール前で雨宿りする事に。やはり今日はどこへ行っても降られる運命だった様で。

 行基大橋北詰を越えた辺りで大和川と離れ市街へ入り西へ、日曜だけに多少車は少ないですが、信号インターバルにはホトホト参ります。住吉商業の角を北へ、千本松渡船で大正区に。

 雨宿り2回と大阪市内で少々迷走したものの、1424には大正区三軒屋の「ナニ銀」さんに到着。
 asuka号はリアホイールを除いて迎えを待ってくれているのですが…
 リアハブFH-6500のフリーボディは私が交換しているのですが、今付いているフリーボディでは問題があると云う事で「同じ8,9,10速用でもFH-6500とFH-6700のフリーボディは違う」と云う結論に至ったのですが。

 1518 「ナニ銀」さんを後に、帰りは近鉄上本町駅まで走って輪行のつもりだったのですが、往きの向かい風ロスを取り返してやろうとばかりに走る事に、落合上渡船で西成区へ、大阪に現在ある市営渡船は8つ、うち7つは大正区にあります、大正区ってまるで島ですよね。後ろに見えるアーチ状の木津川防潮水門は月一位で開閉試験をするとか。

 少し阪堺線沿いを走って写真を撮ったり、安全地帯の道路標識が懐かしい、私が大阪市内で育った頃はまだ市電があちこちに走ってましたからねぇ。紀州街道を走り安立町で東へ。
 往きと同じく行基大橋で大和川べりにでます。追い風に乗って17時過ぎにはリビエールホール前を通過。奈良県に入った処で急に空腹感が、そう云えばバナナケーキを2本食っただけで昼飯抜きで走っていた次第。法隆寺IC近くでコンビニをやっている元同僚の店で虫養い、世間話をしているとすっかり暗くなってしまいました。飛鳥川沿いの真っ暗な自転車道を恐々走り大和八木経由で1918無事帰投、走行108.0キロ、思いがけず8月2日以来の100キロ超と。



戦意喪失

 今日は「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ 」で福知山線の石生駅から未収の道路元標2基を巡って舞鶴方面へ走ろうと企んでいたのですが、日本海側の天気が非常に怪しい、前日までしか購入できないこのフリーきっぷ、最寄のJR桜井には緑の券売機がないのでe5489で予約して2030までに窓口に取りに行かなくてなりません、昨夜ぎりぎりまでなやんだ末に断念。矛先をR169経由で尾鷲方面に変更し、ロードで復路輪行の準備を整えてやすんだのですが…
 自然に目覚めたのが0429、軽く朝食を済ませて出掛けようと外に出たらなんと雨が、路面もかなり濡れています。雨雲レーダーだと南も東も山越えは一旦止んでもその後は降られる確率は高い、和歌山方面しかないかと考えたものの、すっかり「戦意喪失」まぁ別に戦う訳でもないけど、はなから濡れた路面をガードなしで走りたくないもんね。
 ところで今日はデモンタ用にチョイスしたバッグをフロントに、フレームバッグとドッペルのインストールサドルバッグに輪行袋と工具類を押し込んで、基本荷物を身に着けないスタイルで出掛けるつもりだったのです。ところでインストールサドルバッグ、チューブバッグを使わない本体のみでもかなりの容量があるのですが、荷物を押し込むと私のサドルティングではブレーキワイヤーに少し干渉する様です、やはりホリゾンタルフレームにはこの手のバッグは無理がある様です。
 余談ですが、今回エンド金具を新調したのですが、以前からのはつっちーさんのアイデアでエンド幅120、126、130mmに対応できる様に改造したもの(写真右)、一体何年使ってきたのでしょうかね。現在ではオーストリッチ製品では130と135mm用が発売されていて背も高くなって高さが95と110mmになる穴が空いています、まぁロングケージが当たり前の世の中ですからね。ただ低い位置で使うとフレームに干渉する場合もあるとか。
 レーパンを脱いでしまうともう走る気は… 昨日までの走行647.9キロ、今月残りの通勤距離は20キロ程ですから、今日は帳尻合わせに少し走って終わりかな。



9月24日の日記

 2005年4月以来5年半使ってきたおかしな三脚ゴリラポッドSLR-ZOOM、集合写真とかで活躍してくれていたのですが、ジョイント部分にガタや緩さが目だってきたので、一回り小さな1Kキットを手に入れました。箱なし未使用品をメルカリで3,000円也。SLR-ZOOMは耐荷重3kgと云う事ですが、これはかなり無理があります、縦位置や長玉などバランスが悪いとどうにもなりません、ならばコンパクトさ優先をとりました。ついてきている雲台をどうするか悩んでいる処、そのあたり1Kキットのインプレッションはそのうちに。
 以前はロードの時など丸めてサドルバッグに押し込んだりしたのですが、それがジョイント部を痛める原因になったのかも。こいつは真っ直ぐのばして24cm程、横長のサドルバッグにも無理なく載ります。ところが先日チョイスしたZefalの横長タイプのフレームバッグに収まってくれました、これは有り難い。
 あと届いたのはTPEAKのリビルドキットTRK-TMM01、長年ロードモーフとミニモーフを使ってきていますが、TOPEKは保守パーツが入手できるのが、ピストンのOリングは探せば安く買えそうですけど。信頼性ですが、過去ピストンの根元が折れた事が一度、壊れてもあまり不自由はないのですが、折り畳み式のベース部分が外れた事、私の使い方からすると必要充分だと満足しています。
 ちょっと資材を買いに隣町のコーナン耳成店へ、サイクルスタンドができているではありませんか、これも嬉しい。

 


 ところで昨日「にほんブログ村」「自転車」カテゴリのinランキングで初めて10位以内に入りました、上位は全て今風のロードバイクメインのサイトばかりと云うのが… いずれにしましても今後もよろしく。
 いつもお世話になっている「しまうまプリント」、A4サイズフォトブック発売記念とかで、9月28日16時59分まで最大20%オフのキャンペーンをやっています(文庫版を除く)、ご注文の折は下のリンクからよろしく。

 

今日は西吉野へ

賀名生(あのう)バス停跡にて

 世間は3連休ないしは4連休の方が多いのですが、仕事のローテンションの関係で約束が入れられず。一昨日の東吉野に続き、天気も良いので勤務明けですが西吉野方面に向かう事に、0931 吉野口駅前通過。
 五條のオークワでお昼の弁当を調達して五條新町へ立ち寄ります。6月の「自撮りポタ」以来かな。
 五條新町と云えばシンボル的な存在だった「餅商一ツ橋」、一昨年秋でしたか廃業したのですが、暖簾が掛かって饅頭が並んでいます、私を始め皆んな騙されたのですが、饅頭はイミテーションと云うかサンプル、廃業されたままなんです。張り紙?には「この建物は、およそ百有余年『餅商一ツ橋』として営業しておりましたが、平成の御代と時を同じくしてその営業を終えました。往時の商いの形と復元する事で少しでも町の活性化になればと稼動時の姿を再現しております…」とあります。
 元々日曜は営業してませんでしたし、そんなに美味しい饅頭でもなかったのですが、木戸が閉まったままではあまりに寂しいのでこの様な形にしたのだとか。まぁ私の知る往時は焼餅や揚餅、白餅が少し並んでいた位ですが。

 元の五條病院を過ぎた辺りから、未成線からバス専用道としての役目を終えた阪本(五新)線に沿った道へ、その辺りの事情はこちらを。その後は保守もされていない様ですし、仮に空いたあなぼこに落ちても看板にある様に「自己責任」は冗談ではありません、現実は周辺住民の生活道路になっていたり五條市のゴミ収集車が走り回っているのですが。
 生子(おぶす)トンネルは封鎖されていますので、R168をトンネルの手前まで登り老野集落へ下り、暫く梅林の中を走り専用道跡へ。しかし連休とあってR168の交通量の多さには参ります、ほんと専用道を自転車道にして貰いたいものです。写真正面に見えるのはフルーツロードの賀名生大橋。
 トンネルを一つ抜けて、映画「萌の朱雀」でロケ地として使われた「賀名生(あのう)」バス停へ、映画では「恋尾」バス停となっています。あまり綺麗とは云えませんが、少し早いお昼にします。(写真右) お彼岸なんですね、専用道脇にあるお墓へ墓参りに行く様です。そうこうしている内にもローディが2組。
 ところで吉野郡にあった「西吉野」村は2005年9月に大塔村と共に五條市に編入され、五條市西吉野町○○として名前を残しています。
 実は賀名生バス停の後は少し専用道跡を走りR168へ、西吉野トンネルを避けて賀名生分校寄りの道を登っていると、バス停跡で言葉を交わしたメリダに乗ったローディと再会、成り行きで県道138号赤滝五條線をご一緒する事に。洞川の帰りでしょうか、黒滝の道の駅は大混雑「コロナ禍」はどこ吹く風の「密」です、しかしコンニャクが売り切れとは有り得ないです。結局地蔵トンネルと抜けて才谷までご一緒してお別れします、若い人に推して貰ったお陰かその後も快調に吉野山へ。
 道の駅と反対に寂しい吉野山、やはり車で行きやすい処へ流れているのですかネェ。
 上市橋で吉野川を渡り、ローソンで一息入れて「裏芋」へ、いつもより長く感じましたがローソンから足付きなしで芋ヶ峠(写真右)へ。16時過ぎには無事桜井へ帰投、走行94.8キロ、一昨日に続いて予定の100キロに届かず、今朝は橿原スタートでしたからね。



久しぶりの東吉野

 一昨日まで雨の予報だったのですが曇りのち晴れに、5月以来久しぶりの東吉野村方面へ向かう事に、「コロナ太り」の身には久しぶりの芋ヶ峠はキツいですわ。
 ニホンオオカミ像の手前で山王ことSさんと遭遇、「麦笑」でカンパーニュを買ってフロントバッグに押し込みます。
 東吉野村のシンボル、関西のマッターホルン(^_^)高見山。

 谷尻(たんじり)から一谷峠を越えて宇陀市菟田野町岩端へ下ります、2月15日以来の古民家カフェ「月うさぎ」へ、「コロナ禍」で昨年12月に続いて4月にも予定していた「酒池肉輪会」が流れたりと、寄せて貰う機会がなくて残念です。

 今日からイベント「子猫の綱渡りショー」が行われていますが、猫の写真撮るのって難しい、しかし可愛いですわ。
 すっかり秋めいて、女寄の温度計は22℃に、本日の走行94.4キロ、走行ルートは2月15日とほぼ同じです、がっつりロードで走って些かくたびれました。

 



使えないやつばかり?

「青春18きっぷ」の時にしか遠出ができない貧乏輪行サイクリストとしては「18きっぷ」のない秋、鉄道の日前後に発売されるフリーきっぷが気になるのですが、半ばもう出ないと諦めていて、やはり出なかった「鉄道の日記念JR西日本一日乗り放題きっぷ」。2016年まで発売されていたこのフリー切符、画期的だったのは2015年に北陸新幹線開業により経営分離された北陸本線一部区間(IRいしかわ鉄道線全線、あいの風とやま鉄道線全線、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン市振駅 – 糸魚川駅間)が利用エリアとして制定されていて1日分3,000円、「18きっぷ」より割高ですが金沢~糸魚川間を乗車するとそれだけで3,020円ですからかなりお得だったのです。今では関西から「18きっぷ」1日で行けなくなってしまった新潟県、糸魚川以遠はエリア外ですが、大糸線南小谷までの非電化区間はJR西日本ですから、そのまま乗れた訳です。

 以降全国版が「鉄道の日記念」から「秋の乗り放題パス」と名前を変えて(2020年の利用期間 10月3日(土)~25日(日) 3日分7,850円)として発売されていますが、致命的なのは使用できるのは連続する3日間、全く話になりません。
 今年秋「コロナ過」で減収減益のJRが売り出したのが「どこでもドアきっぷ」、普通列車しか乗れない「18きっぷ」とは異なり、新幹線も特急も自由席なら乗り降り自由で、指定席も6回まで利用できます。2日間用がJR西日本に乗り放題(おとな:土休日12,000円、平日15,000円/こども:全日2,000円)、3日間用が(JR西日本、JR四国、JR九州3社に乗り放題で(おとな:土休日18,000円、平日20,000円
/こども:全日3,000円)。但し2人以上での購入と云う縛りが、大人2人でも買えますがターゲットは乗り鉄親子か(利用期間 10月1日(木)~12月25日(金))、まぁ私には使えないやつです。
 ところで毎シーズン発売されている「関西1デイパス」(1日3,600円)ですが、利用エリアの端っこになる我が町桜井から敦賀や上郡、篠山口まで往復乗車すれば元こそ取れますが、あまり魅力があるとは云えません。ところが今シーズン「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ 」が発売とあります、前者と違い利用が土休日限定ですが大人2,600円、子ども1,300円、それに連続する2日用が大あって(大人4,500円、子ども2,300円)、そして利用エリアが前者に比べて福知山線(篠山口~福知山間)と山陰本線の園部~福知山間が拡大されているのです(赤色部分)、ついでに紀勢本線側へも拡大せえよと云いたくもなりますが、連続する2日用で4,500円なら「18きっぷ」の2,370円/日より安くなりますし、3日連続でないなら利用シーンがあると云うもの、1泊2日で丹後半島なんて良いかななんて。利用期間は9月19日(土)~12月20日(日)の土休日、発売箇所に制限があるので要注意。



バッグのリクセン化 (その後)

 先日の後ろ側にお辞儀をしてしまったリクセン化バッグですが、角度を調整するプレートを作ってみました。材料は昨年の「サイドバッグのリニューアル」の時にも使用したMDF合板、ただ厚みが足らないので2枚重ねに。

 加えてバッグの内側にプレートを、(写真右)はバッグを取り付けていない状態でセットしたもの、角ナットを埋め込む事でバッグ内側に突起をなくし、挟み込む事でプレートとバッグの間に隙間ができる事を防ぎます。これならキャラダイスの大型サドルバッグのスマートな仕掛けもできるかも。
 さらに内側にクッション材を取り付けます。なおMDF合板は水に弱いので、しっかりと木部用プライマーで下塗りをして塗装を、手持ちがありましたので内側のプレートはグレー、外側はつやけし黒に。
 このバッグの形状ではまだお辞儀をしていますが、どうにか実用の範囲に。これでもサドル下が間延びしてますが、バッグの脱着とブレーキワイヤーやチドリとの干渉を考えると、これ位のポジションが妥当かと。ただ輪行時とは云えハンドルに着けた時の収まりが少々悪くなりました。
 企み通り必要充分な収納力。走行時には輪行袋に雨具、フレームバッグに入れたら嵩張るハチサンのチューブも左右のポケットにぴったり収まり、工具類はフレームバッグにまとめられます。1,850円のバッグに手間隙かけ過ぎかも知れませんがね。
 さて次のデモンタ輪行の旅は…



「案山子コンテスト 2020」

 今年で25回目、恒例の明日香村の「案山子コンテスト」、そろそろ作品が出揃った様なので、先週に続いて覗いてきました。

 これが案山子かと云う声もありますが、今年も完成度の高さには驚かされます。









 「コロナ禍」をテーマにしたものも幾つか見られますが、今年はちょっと低調かなぁ。
 彼岸花の方はまだまだ、黄色い(ショウキズイセン?)のが一足先に咲いていましたが、例年ならこの週末くらいから彩りを添えてくれるかと。

 

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残り1回

 残り1回分の「青春18きっぷ」、9日から休みを取ってあったので、信州へ行って松本~諏訪~飯田と回り一昨年も走った三州街道を走って豊田辺りから名鉄近鉄と乗り継いで帰って来ようかと企んでいたのですが、天気も悪いし、飯田線の災害復旧もまだで豊橋側へ逃げられないし、10月には辰野へ行く機会があるかも知れないので、今回は諦める事に。今の予報では10日は北近畿の方は天気が良さそうなんで、日帰り往復輪行で道路元標を拾いがてら福知山あたりから丹後由良あたりまでのんびり走ろうかと思っていたのですが…
 ところが予報は次第に悪くなって、どちらへ向かっても降られる様な按配に。結局は自転車は置いておいて、身一つ乗り鉄の旅で香川県まで往復する事にし、桜井0552発に乗車します。

 兵庫県に入る頃には降りだしてきて相生で岡山行きに乗り継ぐ頃には土砂降りに。
 幸い岡山県に入る頃には青空が、瀬戸大橋を渡って2018年3月以来の四国へ。坂出駅での乗り継ぎ56分の間に坂出市立郷土資料館に保存されている綾歌郡の林田村道路元標まで往復、ここには以前から同じく王越村道路元標が保存されていますが、林田村のそれは地上部で切断されており、再建保存もままならない状態です。
 せっかくの四国香川ですから、と云ってもマニアックな有名店に行く時間はありませんので、駅下のお店で、でも香川は何処へ入っても水準以上なのが嬉しいです、釜玉大と大好きな茄子の天ぷらがあったので…
 次の目的地は観音寺市に残る三豊郡豊浜村道路元標、折り返しの列車までので43分で1キロ程先の観音寺市豊浜支所(元豊浜町役場)まで往復しなくてはなりません。
 支所の隣に「大平記念館」と云うのがありますが、ここはあの「ア~ ウ~」の大平正芳元首相の出身地なんですね。汗だくになって豊浜駅へ戻ります。

 多度津駅にて、もうキハ32やキハ54の姿は見られません、JR四国になってから作られた1000型。

 乗り鉄の旅を愉しみながら帰途へ、輪行袋ないと楽っす。
 神戸三ノ宮で途中下車、DさんとTさんを呼び出してベトナム料理へ。
 「コロナ」後にはまた一緒に走ったりキャンプができる事を願って「18きっぷ」のまま帰れる時間にはお開きにしたのですが、さすがに1時間も余分に掛かるので鶴橋から近鉄のお世話になりました。
桜井0552→0624王寺0627→0705新大阪0710→0825姫路0840→0901相生0932→1038岡山1053→1154坂出1230→1345豊浜 所要7時間54分 5,950円
豊浜1428→1433観音寺1438→1523坂出1524→1603岡山1613→1718相生1719→1738姫路1741→1820三ノ宮2054→2122大阪2130→2146鶴橋  4,740円 計10,690円分乗車

【1107】 2020/9/10 香川県 綾歌郡 林田村(現 坂出市)
【1108】 2020/9/10 香川県 三豊郡 豊浜村(現 観音寺市)

バッグのリクセン化 (つづき)

 先日リクセン化した中華製のチープなフロントバッグですが、実はこの様な企みが… デモンタでは走行中は輪行袋はサドルにぶら提げる様にしていたのですが、あまりスマートではありませんし使い勝手も良くありません、その上サドルバッグ下のこの空間、折り畳んだ時にハンドルと干渉するのです。そこでリクセンカウルのシートポスト用アタッチメントを使い、走行時は輪行袋等を入れたサドルバッグとして使い、カメラや貴重品、細々としたものを入れている本来のフロントバッグは輪行時はショルダーとして使いますので、サドルバッグを空いたハンドル側に固定すれば全く邪魔になりませんし、至ってスピーディ。マルトの筒型輪行袋ですから輪行中に出し入れも可能、一石大鳥さんです。
 いわゆるフロントバッグ用のアタッチメントと互換性のあるキャディKR851、内蔵のナット側にスプリングが仕込まれてなかなかしっかり固定できます。なお同様の商品にエクステンダーCK810と云うのもありますが、こちらは私の使い方では寸法的に干渉してしまいます。ただ上下角の調整はできない為にシート角の分、私の用意したバッグでは後ろ側へ傾いてしまい、サドル下に空間ができて些か不細工な事になってます、その上せっかく縫い付けたテールランプ用のループも角度が。上下ははプレートの位置で調整もできますが角度は、また上げ過ぎるとハンドル側へ付けた場合の収まりが悪くなります。いずれにせよヤグラと千鳥の間にギリギリ収まっていると云う感じで、今少し工夫が必要です。

 ご覧の様にハンドルの内側に上手く収まってくれます。キャラダイスのジップサドルロール(D14×W30cm 2リッター)あたりならガード付きにも似合うけど、リクセン化するのは勿体無いかな。



遅れてきたサドルバッグ

 先日の「能登半島ツーリング」でロードへの積載能力不足を懸念してポチったドッベルギャンガーのインストールサドルバッグが出発には間に合わず、昨日届いたのですが。
 ドッベルギャンガーのこの手のバッグは3種類ある様で、このモデル(DBS399-BK)はAMAZONでの価格が格安(購入時1,280円、現時点で在庫なし)になっていて、今風バイクパッキングに抵抗にある私も飛びついた次第、購入者の評価はあまり芳しくなかったのですがね。実は昔からあったもののドッベルギャンガー製品を買うのは今回が初めてなんですけど、ちょっとイメージがね。
 取り付けはサドルレールとシートポストの3点へベルクロテープで固定する一般的なものですが、力のかかる部分への配慮や、サドルレールに掛かるベルトも直付けせずに強度と取り付け易い様な工夫がされています。防水性は今の処未知数ですが、素材と縫製はなかなかしっかりしたものです。

 使い方はサドルバッグ本体にチューブバッグと呼ばれる荷物を詰め込んだバッグを挿入し、ベルトで前後方向に固定する訳です。チューブバッグは6.8リッター(メーカー公称値)あるのですが、固定ベルトの長さの関係で中途半端な容量で使えない事(これは泊りがけでないツーリングではある意味難しい事かも)、構造的に詰め込んで膨らませるに相応しい衣類等の荷物と云う事になりますね、静止耐荷重4kg(メーカー公称値)となっていますが、衣類以外では輪行袋や夏用の寝袋やツェルトと云った処でしょうか、重量のあるものや細々としたものを頻繁に出し入れするバッグではありませんし、細々としたものはフロントバッグやフレームバッグに入れるべきかと。AMAZONでの辛い評価はこの辺りを理解できていない人でしょうね。
 もちろん普通のサドルバッグ、2リッター(メーカー公称値)とやや大型ですが、使用する事もでき、畳んだチューブバッグとベルトを入れておく事もできます、私が買った価格なら普通のサドルとしてもお買い得でしたよね。
 当然この手のバッグはサドルとタイアの間にクリアランスが必要ですし、リアブレーキとの干渉にも考慮が必要です。幸い身長170cmに届かない私が乗るフレームサイズ540mmのホリゾンタルフレーム、ブレーキはサイドプルでは全く問題ない様です。ただasuka号が帰ってきたら出番はあるのかな。

今年の明日香村「案山子コンテスト」

 今年で25回目を迎える明日香村の「案山子コンテスト」、展示受付けが8月30日から行われているので覗きに行って来たのですが。
 台風の心配があるので展示はまだまだ出揃っていません。

 まだ10数体の展示でまだまだ寂しいです。

 例年、時節柄と云った展示も…
 ナースが11?のアマビエを率いると云うもの。

 9月21日までに投票が行われますので、作品もおいおい出揃うかと、その頃には彼岸花も色を添えてくれるかと。

 

 過去の作品から

リベンジ能登半島(4日目)

能登島向田町にて

 今日は午前中に能登島を回り昼過ぎの列車で帰途に就きます。能登島は七尾湾に浮かぶ周囲約72キロの島、現在では本土側と2つの橋で結ばれています。2001年にも中能登農道橋(ツインブリッジのと 620m)を渡り島内をショートカットして能登島大橋(1,050m)で戻った事があり、R249を走るより距離は僅かに能登島経由が短いのですが、アップダウンがありますので自転車では。島内には2つの道路元標が残っており、今日は能登島大橋を渡り島を反時計回りに回り中能登農道橋で戻ります。
 能登島佐波町にて、島の西南から北岸を回り東南にかけてほぼ一周する様に海岸沿いを県道257号田尻祖母浦半浦線が結んでいますが、南側ではアップダウンのある内陸部を走らなくてはなりません。
 島の東部に位置する東島村道路元標(写真左)から次の中乃島村道路元標へは島を県道258号野崎向田線で横断すれば近いのですが、折角ですのでサイクリングルートから離れて島の北側に突き出た小さな半島を巡る事にします。後で知ったのですが、県道258号には石川県最古の現役道路用隧道があるのだとか。
 ほぼ島の北端の祖母ヶ浦(ばがうら)、対岸は穴水あたりになります。野崎から向田への鄙びた海岸線ルートはお勧めです。 穏やかな七尾北湾を見ながら、もうあちらこちらで稲刈りが始まっています。一応ロードですしフロントバッグを外して撮ってみたのですが、やはりフレームバッグはシルエット的には邪魔ですよね。
 島内には「いしかわ里山里海サイクリングルート」のポイントも何ヵ所か。

 石川県道257号田尻祖母浦半浦線
 中能登農道橋(ツインブリッジのと)、能登島大橋と同じく南側のみ歩道があります。
 中能登農道橋を渡った処にある「長浦うるおい公園」からの展望。予定では西岸駅から帰途に就くつもりでいたのですが、2キロ程遠くなるものの能登鹿島駅の方が手前にコンビニとかあって便利そうですし、18きっぷとは別に払わなければならない和倉温泉までののと鉄道の運賃も150円安くなりますのでそちらへ向かう事に、ただ上り列車に乗るので輪行袋を担いで跨線橋を渡らなくてはなりません。
 1220 能登中島駅に到着、走行51.6キロ、3日間で228.1キロ走行。道路元標は一昨年と取りこぼした他に都合10基と、十分にリベンジは果たせました。
 七尾行きは1332発ですからのんびりと且つしっかり輪行支度を、この駅には多目的トイレもあって着替えるにも丁度良いです、まぁ無人駅とかでは平気で待合室で着替えていますが。なお駅は民間委託駅ですが平日の日中以外は無人になる様です。
 この駅は仲代達也さんが主宰する無名塾が定期的に公演を行っている能登演劇堂が近くにあり、ポスターなどが掲示されています。
 鉄な人にとっては、この駅の側線には郵便車オユ10が保存されているのが魅力、内部の見学もさせて貰えるそうです。

 そんなこんなで退屈しない能登中島駅、行き違いする下り列車の到着を待って 1332 後にします。
 年々姿を消して行く国鉄時代の車両、七尾線の415系もこの秋から521系との置き換えが始まります、ここのは800番台と云うマニアックな改造車なんです。桜井線も昨年227系への置き換えが行われましたし、どこへ行っても画一化された代わり映えしない車両ばかりに。(写真左)七尾駅で新旧のツーショトを、(写真右)金沢駅4番ホームを引き上げて行きます、恐らくこれが乗り納めになるかと。
能登中島1332→1353七尾1358→1531金沢1613→1739芦原温泉1753→1906敦賀1919→2104京都2136→2236奈良2257→2325桜井 乗車時間9時間53分(内6回の乗り継ぎ待ち時間2時間07分)、JRとなる和倉温泉から 6320円分乗車。

【1105】 2020/9/3 石川県鹿島郡東島村(現 七尾市)
【1106】 2020/9/3 石川県鹿島郡中乃島村(現 七尾市)

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リベンジ能登半島(3日目)

 おはようございます。今日のお天気朝から快晴、珠洲市の日の出は0522、大浴場(露天は男女日替わり)も5時からあいてますが、あわよくば写真も撮りたいので1階ロビーのデッキへ。一昨年でしたか四国は東洋町ではだるまにならず残念でしたが、文句なし感動の朝日です。しかし今日は暑くなりそうです、宇出津、穴水から七尾北湾を巡る様に和倉温泉まで約85キロの行程です。
 ただ昨日はスマホアプリのRide with GPSのナビ機能を試しに使ってみた処、案の定バッテリーの消費が大きく、モバイルバッテリー(13,000mAh)の残用量がピンチ、USB電源を持ってきていないのです。今時はモバイルバッテリーもUSB電源もコンビニで売っている時代ですが、インテリジェントでないシロモノが結構高い、応急なら100均ので十分、しかし奥能登にダイソーは無いだろうと探してみるとあっても七尾、ただこの先の宇出津のスーパー内にCanDoが、慌ててコンビニへ走らずに宇出津で立ち寄る事にします。
 7時過ぎには「のとじ荘」を後にし見附島に少し立ち寄ってから飯田湾沿いの旧R249を南下、現在のR249は山よりをバイパスしていますので、こちらは交通量も少なく快適です。

 途中に宗玄酒造と云うのがあって、能登線の廃トンネルを貯蔵所にしたり、軌道自転車を走らせたりしているそうです。まだ営業時間前ですし、買っても持って帰れないので、今回は通過。

 恋路海岸から能登町へ、松波から宇出津にかけてR249は内陸側を走りますが、海よりを県道35号能都内浦線を走っていますが、この辺りはアップダウンが多くて走り難いしルートも採りづらいのが。九十九湾の奥まった処にこの春できた道の駅ならぬ「イカの駅つくモール」、新たに「いしかわ里山里海サイクリングルート」のポイントに加わった様です。
 県道35号は高倉漁港を過ぎるとアップダウンもなくなり海岸べりの穏やかな道を経て宇出津の街へ。駅があった市街の方へ行くと少々走り難いので海岸沿いに宇出津新港の方へ抜けます。
 少し早く着き過ぎた様ですが、100均の入っているスーパーが開くまでのんびり休憩。無事にUSB電源を330円でゲット。ついでここで遅めの朝になるのか早めのお昼をする事に。
 宇出津からR249に戻り海岸沿いを三波(さんなみ)村道路元標へ。以前(2007年)は中村酒店の前にあった様なのですが、その場所には見つかりません。お店の人と来ていた人に親切に教えて貰い100m程離れた公民館跡に見付ける事ができました。
 鵜川で内陸側を越えるR249と別れ石川県道34号能都穴水線へ、通う車も少なくなり2001年も2018年にも走ったお勧めのルートです。
 お正午近くなり陽射しがきつくなってきたので、時間もある事ですしバス停で休憩したりしながらのんびりと行きます。このR249に戻る手前が少々キツくなるので、前波から内陸側を越えますが、木陰を多い以外はお勧めとは。

 R249に戻り 1343 ぼら待ちやぐらのある「中居ポケットパーク」に到着、大きな四阿やトイレ、自販機があります。穴水まであと一息なんですが、ここで大休止、車の音がうるさいでしょうがゲリキャンプポイント。
 トンネルを3つ抜けて穴水の町へ、穴水は深い入り江の奥まった処にあるので、どちらから来ても小さな峠を越える必要があります。(写真左)明日渡る予定の中能登農道橋が見えてきました。七尾北湾の西側を走り西岸駅と能登鹿島駅の間で峠を越えます、交通量を考えて迂回してみましたが距離と標高を考えると素直に国道を走った方が良かったかと。(写真右)平成橋で湾をショートカット。鹿島郡の赤蔵村道路元標に立ち寄ってから、今夜の宿のある和倉温泉へ、本日の走行91キロ。

【1103】 2020/9/2 石川県鳳至郡三波村(現 能登町)
【1104】 2020/9/2 石川県鹿島郡赤蔵村(現 七尾市)

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リベンジ能登半島(2日目)


石川県輪島市 白米千枚田にて

 昨夜は七尾駅近くのホテル「ルートイン七尾駅東」泊、輪行袋を担いだままの移動なので駅からたとえ一歩でも近い処が良いのですが、朝食前に矢田郷村道路元標まで散歩がてら往復したいのと、少々割高ですが。
 ホテルから歩いて10分も掛からない県の中能登土木事務所の玄関前に道路元標は保存されています。ただこの場所は元の矢田郷村の村域ではない様です。

 さて奥能登へは今回が3度目ですが、2001年(緑線)と2018年(茶線)はほぼ海沿いに走っていますが、今回は穴水駅をスタート、時計周りに1日目に輪島市~珠洲市、2日目は穴水へ戻り和倉温泉まで南下し、3日目は能登島を半時計周りする約200キロ(赤線)のコースの予定です。

 0630からの朝食バイキングを頂いてから輪行袋を担いで七尾駅へ、0712発の穴水行き始発に乗車します。
 1988年に三セクとして再スタートした「のと鉄道」ですが、2001年に穴水~輪島間が廃止、2005年に穴水~蛸島間が廃止され、現在は七尾~穴水間の33.1キロとなっています。
 輪行支度を解いて、穴水駅を0830にスタート、穴水町道路元標に立ち寄ります。街並みが小奇麗なのは2007年の能登半島地震の復興によるものでしょうか。
 穴水から輪島へは県道1号七尾輪島線がメインルートなのですが、峠を越えるまでは七尾線(のと鉄道輪島線)の廃線跡を縫うように行きます、意外に道路へ転用されている部分は少なく、廃線後20年になろうとする今では橋台や駅跡に面影を残す位です。
 穴水町と輪島市の境界、峠と云っても標高200mに満たない無名の峠なのです。

 輪島駅跡は道の駅とバスターミナルに、2001年に来た折に泊まった輪島ステーションホテルは今もステーションホテルとして健在。
 昨年一昨年と賞品を頂いた「いしかわ里山里海サイクリングルート」ですが、今年も賑やかし程度にポイントをゲットしておきます。
 (写真左) 輪島町道路元標、(写真右) 有名な「輪島の朝市」もコロナ禍の影響か些か寂しいです。
 輪島からは曽々木海岸の手前まで日本海沿いのR249を行きます、朝から曇り空だったのですが、時折陽射しが入る天気に。輪島市街を出ると珠洲市中心部の飯田までコンビニの類はありませんので、食料を調達しておきます。
 なかなか良さげなロケーションですが、今回は「自撮り」の準備をしてきませんでしたので、ロケハンで我慢。
 日本の棚田百選の代表格とも云える「白米千枚田」、三回目ですが、今までで一番空いてます。時間の余裕もあったし「自撮り」の準備はして来るんだったと後悔。
  暫くR249を行きますが、今回は未収の道路元標巡りがメインですので、海岸沿いに禄剛崎方面へは向かわず、県道40号珠洲里線他で内陸部を越えて珠洲市へ向かいます。
 途中の南志見村道路元標、これが1,100基となります、2007年に始めた道路元標フリーク、2014年に1,000基達成したものの、近場に残っていない事もありますが、それからの100基までに6年掛かるとは。
 海岸沿いのR249を走るとなにもない奥能登ですが、内陸に入り輪島市の東の端にあたる町野地区、中学校や銀行の出張所や生鮮類も扱うスーパーもあります、観光客が来る様な処ではありませんが、少し再発見。
 のとの里山風景の中を行き、八太郎峠(220m)で珠洲市へ。
 若山村、飯田町の道路元標を巡り今夜の宿の「珠洲温泉のとじ荘」へ、日暮れまでまだ少し時間もありますので見附島へ、何度か立ち寄ってますが、夕刻の静かな時間も良いものです。隣接する「見附島シーサイドキャンプ場」も利用者はソロが2人だけ、ちょっと羨ましい。
 「珠洲温泉のとじ荘」は国民宿舎なのですが、内部は今風な和モダンにリニューアルされていて、海の見えない部屋ですが「Gotoトラベル」のお陰で3,475円(入湯税別)と格安、自転車も玄関に入れて貰えました。部屋からは海こそ見えませんが大浴場からは海も朝日も見えますし、ただ不便なのは食事のできる店やコンビニから少々離れている事、とにかく宿には大満足ですが、次にここへはキャンピングで来たいのものです。本日の走行85.5キロ。

【1097】 2020/9/1 石川県鹿島郡矢田郷村(現 七尾市)
【1098】 2020/9/1 石川県鳳至郡穴水町
【1099】 2020/9/1 石川県鳳至郡輪島町(現 輪島市)
【1100】 2020/9/1 石川県鳳至郡南志見村(現 輪島市)
【1101】 2020/9/1 石川県珠洲郡若山村(現 珠洲市)
【1102】 2020/9/1 石川県珠洲郡飯田町(現 珠洲市)

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