伊賀上野~御斎峠~童仙房で135キロ走ったものの、結局6月は220キロ余り、と云うより今年になって皆目走れていません、上半期で1000キロにも達していません。
月別アーカイブ: 2010年6月
市町村の変遷
HPリニューアル後閉じていた「市町村の変遷」を復活させました。
ポンチョのすすめ
先日から天五さんと話題になっているのがポンチョ、鬱陶しい梅雨の時期ならではの話題ではあるが、降水確率がうん%以上なら自転車には乗らないなんて人でも、雨具はツーリングの必需品。 特にこれからの蒸し暑い時期にレインウェア上下を着込んで走るのも大変、その点ポンチョはなかなか快適な雨具なのですが…
自転車ツーリングの世界でポンチョと云えば Carradice が定番ですが、いかんせん高いのと色がダークグレー一色、色はともかくとして、うっかり引っ掛けて裂いてしまいそうなポンチョにあの値段は私にはとても出せない。 裂いてもあきらめのつく値段のいわゆるママチャリ用のポンチョを愛用しています。
(写真左)は最近天五さんが買ったモンベルのもの、写真では判りにくいですが、リュックを背負って被り歩く事を前提にしているので、自転車用としてはやはり前が短く、後ろが長い様です。 黄色いのは私が使っている「ちゃりポン」と云うなんともけしからんネーミングの商品、2000円程で買えてしまう。 材質はナイロンタフタにポリウレタンコ-トで、確かに最近の高機能素材でできているものには及びませんが、レインジャケットの袖を通す事を思えば、風通しが良くはるかに快適なのです。 ちなみに身長170cmの私がLサイズを着用しています。 Lサイズで襟後から後身頃裾まで110cmあります。
ところがこのポンチョと云うやつ初めて被って自転車跨ろうとすると、愕然とする程やっかいなシロモノです。 まずトップチューブの高いダイアモンドフレームの自転車では非常に乗りにくいし、跨った処で馴れるまで非常に始末の悪い事。 第一ガードの付いていないランドナー等のツーリング車以外では、前輪のハネが下から入ってくるし、後輪へ巻き込む危険性もあります。 基本的にハンドルやフロントバッグまで覆った状態で走るのですが、咄嗟に手を外に出せない事が馴れないうちは不安で、フードを直したりするのも一苦労です。 ちなみに私の「ちゃりポン」は写真の様に左右にスリットが付いていて手が出せるようになっています。
それでも蒸し暑い夏の雨中ツーリングはポンチョが最高に快適です。 でポンチョ心得、自転車に跨ってから被る位のつもりで、フ-ドはうまくしないと視界を妨げたり、風にあおられて脱げてしまったりするので、自分なりの工夫をしておく事が必要。 雨に出逢って初めてポンチョを使う様ではひどい目に遭いますよ。
ところで今日は雨の中どうしてもホームセンターまで買い物に行く必要があったので、ポンチョを被って行ったのですが、折角だからと自転車に跨った状態の写真を撮ろうとしたのですが、セルフタイマーの10秒間でちゃんと走行時のポジションでの写真を撮ろうとするのは至難の業でした。 機会があれば誰かに動画でも撮って貰う事にします。
リハウスの続き
結局、HPマシンのリハウスは手持ちのケースがあまりにでかすぎるので、先日店頭処分品を入手したケース(UNI-CS09A)を利用する事にしたのですが。
自作マシン用として売られているケースとしてはご覧の様に至って地味です、貴重な位。 本当にこの云った地味なケースは最近は店頭では少なくなりましたね、自作マシンはコスト的に決して「お得」な時代ではありませんから、一部のゲーマー向けのド派手なケースして売れないのでしょうね。 廃版ケースをインプレッションしても仕方ないのですが、なかなか良くできたケースです。 問題はマザーボードのIOパネルのレイアアウトがちょっと普通やないので、アクリル板で自作するハメに…
芋峠への道
一向にモチベーションの上がらない毎日、夜のうちしっかり降っていた雨も明るくなる頃にはやんでしまいお昼には晴れ間も出てきた。 15時も過ぎ仕事の区切りがついた処で、「芋」まではともかくとして明日香村方面へ向かう事に。 念のために雨雲レーダーの現況と予想動画を見ると、神戸では大雨の実況、その雨雲が奈良県北部にかかってきそうだが、とりあえず雨具だけをフロントバッグに押し込んで出発。
祝戸のあたりで向こうから1台のロードが、millonさんんだった、これから時間のある限りで多武峰への道を登るとか、昨年暮れにようやく開通した県道155号多武峰見瀬線は、すっかり地元ローディのヒルクライム練習コースになってしまった様である、石舞台から標高差380m、見晴らしは良いし、下りの減速帯を別にすれば路面は綺麗だしね。 お陰で芋峠へ吉野へ越える目的以外では寂しくなった様です。
栢森を過ぎて谷あいの道へ入って行くと昨夜の雨で路面は濡れ、苔の緑も鮮やかです、汗をかいた体に山の冷気が心地良く、ツーリング車には格好のロケーション、昔走った紀伊半島のあちこちの道筋の記憶が蘇ってきます。 稲渕にて、田植えをすませたばかりの棚田と紫陽花、鬱陶しい天気が続く毎日ですが、この季節ならではの風物です。 北の方に黒い雲が見えますが、どうにか持ちそうなのでmillonさんのお店「よろづ」へ、今日はトンカツ2枚載せではなく「カツ丼」単品ですませました、無駄な抵抗。本日の走行 37.9キロ。
ThinkPad X40
コールマン アビアX1
現在、ソロ用としているテントはMossのOutland、決して安くもなかったのですが最後は「Moss」と思い切って買ったのものです、しかし自転車ツーリング用としては、大きくかさばるのが難点です。 確かに途中で雨に遭うだろう事もある数日のツーリングや、のんびりと連泊をきめこむ場合には、前室も大きく荷物を中に入れても充分なスペースは魅力的なのですが。 とにかく夜と雨さえしのげればと云うゲリキャン用、使わずに済ませればそれはそれで良しと思える位の小型軽量なものが以前からほしかったのですが、ツェルトやビビィサックまで思い切る勇気はありません。 実はEurekaのSpitfireと云うソロテントもいまだ未使用のまま持っているのですが、最近廃盤となったColeman AVIOR X1の未使用品をYahooオークションで6,500円で落札してしまいました。
Coleman AVIOR X1
カタログスペック
フロアサイズ:230x80x84
重量1.95kg
収納サイズ 38×14φ
前後の2本のU型フレームを持つトンネル型のテントで自立できないので、ペグダウンが必須。 色々と工夫された特徴的なテントです、一般的なソロ用ドームテントの感覚でいると、かなり戸惑います。 基本的な構造はフライにインナーを吊り下げる様になっているのですが、設営の順序を良く吟味して身につけておく事が必要な様です、それに前後にガイロープをしっかり張れる場所ですね、ペグでなくても木とか柵とかを上手く利用する事を考えるのが良さそうです。 しかしゲリキャンの場合はペグの打てないコンクリ-トやアスファルトの場合も多いのですが。
とにかく中は狭くて、頭から潜り込む…なんて事ができにくく、横から転がり込むと云う感覚で出入りするのが良さそうです。
久しぶりのアルコール(^_^;)
MICHELINのパニアバッグ
今年正月の「新春サイクルミーティング」の抽選で賜ったMICHELINのパニアバッグ、サイドバックは他にも色々あるので使う機会がなかったのですが、以前から使っている同社のバッグと組み合わせてKHSに取り付けてみました。 このパニアバッグは以前から使っているのリアキャリアに載せるバッグとペアになるもので、自転車用にしては珍しく芯が入って形がしっかりしている事なんですが、最大の欠点は内寸高さが26cm程しかない事、従ってA4サイズのものや1.5や2リッターのペットボトルが収まらないのです。
しかしこのバッグに限らずKHSに小ぶりといってもパニアを付けると、引き足との干渉を考えてセッティングすると、どうしても重心が後ろに寄ってしまい、荷物が重くなると結構、後輪の挙動が…
自作マニアの世界です
ケースを供出する為に、お蔵入りしていたマシンを解体中です。
ABIT VP6 Dual Soket370 のマザーです、PentiumⅢ800MHzを2個載っけていて、結構思い入れのあるマシンですが、あまり早いと思った印象はなく、オンボードのRAIDも結構タコだった様な、Tualatinに後を譲って、晩年サーバー用として使いました。 先日、届いたHPマシンを解体中、事務所とは云えNC工場で使用されていたマシンだけに中もドロドロです。 ところでマザーはMicroATXなのは良しとして、電源のねじ穴が市販のATXケースと異なるのが判明、これはヤバいかと一時R氏に電話しようかとも思いましたが、万が一のためにピンアサインだけは確認して、手持ちのATX電源を繋ぐ事に。 しかしケースオープンのセンサーのマイクロやロックのソレノイドやら色々と余計なものが付いています。
いわゆる「マナ板」の上に載っけて、電源ON、異臭も、発煙も、発火も、爆発もせずに無地に起動しました。 明日は大阪へ出るついでに日本橋へも回って必要な小物を揃えなくては…
棚田の風景
私が御斎峠と童仙房で辛酸を舐めていた頃(^_^;) SORAさんは北山村から瀞峡、丸山千枚田と行っていた。 どうせ帰ってきたら毎度の様に「もう写真は終わった」なんてボヤくのだろうと思っていたら、田植え直後の丸山千枚田にいたく感激して帰ってきたようだ(^_^) 梅雨入りが遅れているおかげでもあった様な… この季節は行った事がないので一度見てみたいな。
で、写真は2001年6月3日、能登半島は白米千枚田、天五さん行きたくなったでしょ、能登。
docomo L-07A
リハウス
久しぶりの御斎峠
今年になってモチベーションが下がり」っぱなし、時間ができても朝になったらくじけてしまう、で輪童さんの「風のたより」他に告知してみました。 急だったので釣れたのは輪童さんと天五さん、案の定朝にはすっかり走る気がうせているのですが、同行者もいるので少し早めですが6時15分に桜井を出発します。 初瀬ダムの坂を登ろうした頃に輪童さんから電話、約30分位後ろにいる様です、ところが坂を登っていると左膝に痛みが、昔寒い時期に無理をしたのが災いして、今なお冬場は痛む事があるのですが、走り込み不足と今年初めて膝を出したウェアに、朝の冷気が堪えた様です。 暖まると収まると思っていたのですが。
初瀬ダム、小夫(おぶ)、天神社奥宮の水場と少しずつ休憩しながら、輪童さんを待ちます。 結構評判の名水とかで水くみの人が並んでいたりする事もあるのですが、さすがに時間が早いようで。
案の定、今日もドッベルギャンガーでやってきました。 課題のステムの改造も済ませて、調子は良さそうです。
旧都祁村に入って三陵墓古墳にて、県道から見えないので少しわかりにくいですが、清潔なトイレや四阿があって絶好の休憩ポイントです、テーブルのないのが残念。 ここを20分遅れで出発する事になり、上深川から入るコースを、ジェットコースターの様な農免道路でショートカットしたものの分岐を間違えてしまいどんでもない劇坂を登った末に農免道路に戻ってしまいました。
どうにか予定のコースに入ります、名張川の支流遅瀬川の上流から新しくできた上津ダムを経て<181>遅瀬西波多線に入る、かなりレアなコースです。 予定では上津ダムで15分位は休憩してから五月橋を予定の時間に到着する予定でいたのですが。 上津ダムを通過して五月橋0925着、どうやら他にドタ参はいない様です。
旧R25(いわゆる非名阪)の五月橋、前後にポニートラスを持ったレトロなトラス橋です。
近鉄の伊賀神戸まで輪行で来る予定の天五さんとは1030に伊賀上野の田楽の店「わかや」で落ち合う予定ですが、今度は20分も早く伊賀上野へ着いてしまいました。 そこで甘いものは別腹と云う事で鍵屋の辻の「数馬茶屋」でわらび餅を頂く事に。
「わかや」前にて、一時ここで田楽を食ってから御斎(おとぎ)峠~信楽~御葉木峠を回って伊賀上野に戻り、「伊賀路」で「牛タンとろろ定食」を食って宴会になると云う、とんでもなくグルメと云うか高カロリーなツーリングがブームになりましたが、狂牛病騒ぎで一時メニューから「牛タン」が消えたのと<334>神山多羅尾線が暫く通行止めになったりした事もあって、いつまにか熱が冷めてしまいました。 しかしBlogなどなかった頃にツーリング系サイクリストにはルーツとも云える「ランドナー補完計画」の面子に峠おやじナワールドさんや今のSORAさんが参加していたり、また名古屋の「はづき」とのジョイント企画もあったりして、関西と中京のサイクリストに「わかや」は知られる様になってしまいました。 もちろん一般的にも休日には行列のできる伊賀上野の有名店ではありますが。
伊賀上野から御斎峠へは<138>信楽上野線一本なのですが、高倉から直登の激坂区間があるので少し手前から裏道に入ります。 写真は途中にある水場。
御斎峠へは春夏秋冬、四季を通じて何度も登っていますが、情けない事に今回が一番キツかったです、暖かい処か暑いと云う陽気なのですが、膝の痛みも時々出てきます。
多羅尾にて、ここで小峠を越えて信楽側に出て、<5>木津信楽線で滋賀京都境を越えて加茂へ下るか、押原越から三国越林道で童仙房経由から下るかと思案した末に、車の少ない童仙房経由を選んだのですが...
三国越林道は東向きには何度も走っていますが、西向きは初めて、それも疲れもたまった帰りに選択してしまったのは大誤算、こんなにアップダウンあったかと思う事しきり、思いっ切り押しも泣きも入ってしまいました。 ようやく和束近くまで下ってきました。おなじみ和束のローソンで休憩の後、輪行で帰途に就く鈴童さんと加茂で、天五さんとは木津で別れます。 今年初めての100キロ越えでもう目一杯でしたが、ガード付きで輪行するのも邪魔くさいので、奈良阪さえ越えれば騙し騙しどうにか明るいうちに帰れるだろうと自走で桜井に向かいます。
加茂にて木津川河畔、実は天五さんと初めて出会ったのはこの土手上のコ-スで2006年6月3日でした。以前なら「伊賀路」で「牛タンとろろ」の時間ですから、少々お腹が、途中で天五さんに貰った菓子パンをかじって7時前には桜井に無事たどり着きました。本日の走行135.0キロ