自転車は’乗るもの’、’弄るもの’ではないとか云いながら泥沼に足を踏み入れつつある経緯はこちらへ
「踏み込んではいけない道へ…」。 代りのロードバイクをポンと買える
SORAさんの様な財力があれば良いのですが、そうも行きませんので使えるものは使って、貰えるものは貰って形にして行くしかありません。
借り物のasuka号で「スズカ8時間エンディーロ」を走らせて頂いた折に、適当なフレームがあるよとのお話があり、譲って頂ける話がすすんでいまして、昨日急に京都へ行く事になった機会に引き取りに行ってきました。 フレームだけとは云え、そのまま提げて電車で帰ってくるのも何ですので、輪行袋を持って出かけました、うちにある輪行袋で買ったものの一度も使った事のない輪行袋、ロード用でコンパクトなんですが、ホイール用の中仕切りがないのが。
ERBAと云う今は無き京都のビルダーのフレームです、フレームサイズは525mm、とある事情でうちに転がり込んできたkoga-miyataが小さかった事もあって、本来自分にあったサイズです。 カラーはsteelblueって感じでしょうか、クラシックロードらしい渋いブルーです、ただ昔から自転車もウェアも暖色系が中心なのでちょっと当惑気味です、残り物のアウターケーブルを通してみましたが、アウターやバーテープは白が良いですかね。
一番気になっていたのはチェーンステー、ロードでは長年パナのツアラー700x26cを常用していますが、9さんからお借りしているasuka号の様に末広がりのチェーンステーではぎりぎりです、ELBAはストレートでいくらか内側を潰してありますので余裕です。
エンド幅126mmのフレームですが、とりあえず強引に9速のホイールをはめてみますが、案の定このままではかなり厳しいです、T御大処へ持ち込んで修正して貰う必要があります。 ちなみにトップは12Tです。 ところでエンドピン(アジャストボルト)って最近は結構貴重なものなんですね、たかがM3のネジだと思っていたのですが、ローレットを切った袋ナットが無いのでしょうか。 そう云った処には無頓着な私は高ナットでもエエやんかと思っていたのですが。
話は前後しますが、移植計画はkoga-miyataをバラす事から始まってます。 ところがウチにはチェーンを継いだり、ワイヤーを交換したりする以上の工具はありません、まぁ専用工具と云えばスプケロットを交換するためのもの位でしょうか、クランク、BB周辺なんてとんでもない、春にasuka号のBBを交換する必要に迫られた時も富雄の
TRANSITさんまで持って行きお願いしました。 そんな三流の私ですが、こと自転車に関しては私の周りには一流の方々が揃っていまして相談する処には事欠きません、それどころか私が泥沼にはまって行くのを、足を引っ張って深みに引きずり込もうする方ばかりです。
しかしバラすとなると色々といるもんですわ、ちゃんとケースに収まったセット工具を買えば済む事かも知れませんが、使わないものは要りませんし無駄使いする余裕もありません、余裕があれば先にどっか泊まりで走りに行きますよ。 バラす工程毎に必要な工具をネットで確認してAMAZONへ注文するの繰り返しです、今朝もBBを外す処までいってアダプターを回す事のできるサイズの厚みのあるレンチもモンキーも無い事に気がつきます、自動車に乗らない人間にとっては普通は必要のないサイズです。 しかしものによっては午前中に注文すれば夕方に届いてしまう、便利
と云うかな恐ろしい
世の中です、AMAZONが凄いのか運送業者が凄いのか。 ましてプライム会員ですからお急ぎ便送料無料なんです。
と云う訳で無事にBBも外す事が出来ました。 koga-miyataは元はオールデュラだったのですが、トリプル化の時にピラー、ヘッドパーツ、ハブ以外はアルテグラにグレードダウンしてしまいました。
後はヘッドパーツのみ、ワンと下玉押さえは専用工具がないと上手くは抜けません、流用できるものなら使いたいので無茶はしません。 使う機会も滅多にない高価な工具には手は出さず、T御大のお世話になる事にします。
ほぼ丸裸になったkoga-miyataのフレーム、カーボンパイプをラグ接着した初期のカーボンフレームですが、さすがにフレームだけで比べれば軽いですね。 なおオリジナルはアルミのフォークが付いていましたが、後年TANGE製のカーボンフォークに交換しています。
昨日、T御大からメールがありまして、明日どこか走りに行こうとのお達し。 氏は月末の鈴鹿8時間エンデューロに参加予定なのでウォーミングアップも兼ねてとの事だろうと、行き先も決めず明日香村石舞台にロードで9時15分にとだけ約束、元国体チャンプのT御大の事ですから私如きでは噛ませ犬にもならないのですが。 ロードの方は先月に「びわいち?」で146キロ、数日前に京都府城陽市までの往復102キロと走っているのですがリアディレーラーの調子は今一つ、結構な距離を使ってきているのでチェーンを詰めてみたのですが改善されません、取り敢えずT御大に見てもらいながら走って調整しようと出掛けたのですが。
早めに着いたので石舞台を見下ろす丘の上から写真を撮ったりしながら、9時過ぎにはT御大も到着、とりあえず芋峠を越えて東吉野方面に向かおうかと云う事に、芋への登りでもリアディレーラーの調子は悪く無かったのですが津風呂湖畔へ向かう途中の幾つかのアップダウンで歯飛びがする様に、何度か触ってみたのですがどうにも上手く行きません、それが小島峠を越えて香束(こうそく)集落への登りでとんでもない事に。

ディレーラーがホイールに巻き込まれてひん曲がり、プーリーは割れ、チェーンは切れかけています。 スポークは折れていませんが、エンドは曲がり拡がってしまっています、登り出した処で殆どスピードも出ていなくて、後ろから見ていたT御大が咄嗟に大声を出してくれた事で、転倒したりの事故にならなかったのが不幸中の幸いでした。 携帯用のプライヤーではエンドの変形はどうにもなりませんが、チェーンをシングルにしてどうにか走れる様にはしましたが、ここは吉野町どこかの峠を越えないと帰れません。 このまま三茶屋に出て関戸峠を登り宇陀から女寄峠を下って帰るか、今来た芋を登り返すか悩ましい処なのですが、取り敢えずでも走れる様になると気楽なもので、せっかくだから津風呂湖を回って帰ろうと云う事に。
津風呂湖畔を行きます。 先日も走った対岸路には一ヶ所半島をショートカットする激坂があるのですが、そこは素直に押す事に、先日は鉄人児玉さんも推した位の坂ですからね。
写真撮ったりしながら余裕ですが。
今日はあまり着る機会のないQCRのジャージを着て来たのですがねぇ… 結局、芋峠へは向かわず一番走り慣れている壺阪峠へ向かう事にして吉野川河畔へ下って左岸の県道へ入ったのですが、シングルにしたギアの調子が良くなくトップ側へ落ちてしまいます、チェーンには適度なテンションが掛かっているのですが、どうやらエンドが曲がってしまっているせいかシャフトがずれてくる様です、それに強く締めるとハブと接触してしまいます。 どこかで工具を借りようかとT御大が算段してくれるのですが、日曜とあって吉野ではガソリンスタンドも開いていません、ようやく大淀町のコーナンで大きなモンキーを買わずに借りる事に、さすがT御大の交渉力。 取り敢えずエンドの曲がりは少し直せましたのでハブを擦る事はおさまりました。
無理をせずに安産の滝の横の激坂だけは推してどうにか壺阪峠を越え、高取町からR169を走り橿原神宮へ、畝傍御陵前で呼ぶ声が、はやまさんご夫妻が飛鳥サイクリングからの帰りの途中、こちらへ来られている事はfacebookでのやり取りを通じて判っていたのですが、まさかこんな処で逢うとは、芋峠を越えて津風呂湖まで来られていたそうですが、そちらはそちらでシフトワイヤーのトラブルに見舞われていたとか。 お互いトラブルに見舞われた日ですが、なんとこれからT御大の畑へいちご狩に行こうと云う事に話がまとまりました。
いちご狩りを終えT御大宅の工房ならぬ納屋へ戻って変形したエンドに荒療治を、しかし曲がりは直るものの、拡がったエンドはどうにもなりません、力を加えるとハンガーの穴が変形してしまう様です。 どうにか直せる処までは直して帰宅する事にしましたが、やはりシャフトの緩みがでる様で途中でチェーンが落ちてしまいました。
ここまでご覧になってご存知でない方にはこのkoga-miyataのロード、ホリゾンタルフレーム故にクロモリロードだと思われているかも知れませんが、実はカーボンフレームなのです。 10数年前にとある事情でチタンフレームの代替としてうちにやってきた、カーボンパイプをラグ接着した古典的?カーボンフレームなのです。 10数年の間には色々と無茶な目に遭わせてきたので、そろそろ潮時かと気にはなっていたのですが、今回の事でステーに加わった力を想像するとさすがに私もこのまま乗り続けるのはいささか怖くなってきました、恐らく今日がkoga-miyataのラストラン、不遇な時期もありましたが、先月はUG兄さんのエルスのお供で「ひわいち?」も果たした事ですし、そろそろ引退の時期かと。
金曜土曜と天気が良ければ信州へ行って、今日は飯田から岡崎に向かって三州街道を走っている予定だったのですが…
今日12日はRRCB(Restoring & Riding Classic Bicycles 要認証)の方の企画で「びわいち」だとか「魚ヶ渕」だとか、計画やメンバーが二転三転していて、いずれにしても車というものを持たない僕には他力本願でないと参加できない場所と時間、まぁ奈良まで自走して始発に乗れば「米プラザ」7時半スタートの「びわいち」の方は参加できなくもないのですが、金沢から帰ってきたばかりで、何となくそこまでしてもと気が進まなっかた処にtatsumi御大が参加表明、連絡をしてみるとその足で名古屋へ行くとの事ですが、輪行袋さえ持って行けば帰りはどうにでもなるだろうと行きは便乗させて貰い「びわいち」へ参加させて貰う事にしました。

集合場所は琵琶湖大橋西詰の道の駅「びわこ大橋米プラザ」に7時、tatsumi御大曰く2時間あったら着くだろうとしながら、迎えに来てもらって自転車を積み込んで桜井を出発したのは5時20分、案の定間に合う訳もなく、大橋東詰の「なぎさ公園」で待つとの連絡を入れて一安心と。
一向にやって来ないと思っていると、既に本隊は近江八幡の長命寺まで行っているとの連絡、どうやら面子が揃った時点で7時半のスタート予定時刻を繰り上げしまった様で、待つどころか先に行かれてしまっていて逆に追いかける側に、45キロ先の米原の道の駅「近江母の郷」まで古い付き合いとは云え元国体チャンプ(第34回宮崎国体奈良県代表成年男子スクラッチ優勝)と2人で追走するはめに。
向かい風の中やさしく引いて頂いて9時半過ぎに道の駅でどうにか追いつく事ができました(^_^;)
本隊は4名と思いきや、地元滋賀のniwa-chanさんが、どうやら偶然居合わせて捕縛されたそうです。 都合7名、UG兄さん(エルスディアゴナール)、KMT48さん(コルナゴマスター)、ヤマタンさん(マリリンIII世号)、白栖窟さん(エルスランドヌーズ)、tatsumi御大(センチュリオンカーボンロード)、niwa-chanさん(キャノンデールカーボンロード)、私(コガミヤタカーボンロード)、RRCBにしてはカーボンロードが3台、とは云っても私とtatsumi御大はカーボンパイプにラグ接着と云うホリゾンタルフレームの年代ものです。
赤パンにパーカーのおっちゃんは見物の人、ではありません、ちゃんと下にはZippyのチームジャージが。

さて道の駅を出発です、ここからは楽させて貰えるはと思いきや、ここまでとあまり変わらないペース、今日は1人でも走ると云っていたUG兄氏が先頭を引いてくれるのと2人が7人になった位。 (写真:UG兄さん)

きっと日本で一番走るエルスでしょうね。

写真を撮ろうと先行したものの、今度は追いつくのが大変。
信号以外では停まる事すらなく、やっときました最初の休憩ポイント賤ヶ岳トンネル。 朝3時過ぎにトースト2枚を食ったきり、補給食を買う間もなく、ここでtatsumi御大から大福餅2ヶを失敬。 この後どこか食事に入るでもなく、塩津のローソン駐車場で車座になって買い食い、なんやらブルベと変わらん様なお行儀の悪い事ですみません。
満開の桜の海津大崎を行きます、今日ここには鈴鹿のあびさん一行がキャンプに来ているそうなの乱入およばれを画策していたのですが、見つけられず携帯電話もつながらず、残念。 (写真:UG兄氏)

しかし桜も満開ですが、人も車もそれに単車も多い事と云ったら、日頃平日に人の少ない処ばかり走っている自分はやや辟易ぎみ、それでも桜並木の向こうに残雪の比良山系を見上げたら感激ものですね、時計周りしていた皆さん気づかれました?ここで拉致してきたniwa-chanさん、このまま一周しては明るい内に戻れなくなるのでUターンする事に、ここまで有難うございました。 (写真左側はKMT48さんに撮って頂きました)

どうにか混雑の海津近辺を抜け出し琵琶湖西岸を行きます。 相変わらず先頭をUG兄氏が引いてくれます、tatsumi御大が先頭交代に上がってきますが「いらん事したらアカン、今日は意地でも1日1人で引くつもりでおるんやから」とたしなめます(^_^)

なんと1345には道の駅「しんあさひ風車村」に到着、結構なペースです、30分あまりまったりと休憩します、写真はUG兄氏に頂きました。 しかし今日は写真はともかくSNSに書き込む余裕など全くなく、ここで始めてのチェックインを。

16時過ぎにスタート地点の「米プラザ」に戻ってきました、残念ながら先頭を引き続けたUG兄氏は後10キロを切った処で先頭を交代する事になりましたが、見事なペース配分と手綱さばきで、皆をだらけさせる事なく
引っ張ってくれました、有難うございました。 このまま名古屋へ向かうtatsumi御大はデポ地へ戻るために琵琶湖大橋を渡り、私はお世話になりついでにUG兄氏に近鉄八尾駅まで便乗させて貰う事になりここで終了、走行148.2キロ、僕としては破格のAVS23.1キロ、「母の郷」までは25キロ超えてました、そして天の邪鬼らしく大橋を渡らずに「寸止めびわいち」となり、koga-miyataはエルスとともにトランポへ。

今日は1日晴れの予報なのですが、午後から所用があって何処へ行く予定も入れてなかったのですが、朝外を見ると朝霧で真っ白、急いで準備をして明日香村へ
「自撮り」に出撃です。
考えていたシチェーションとはちょっと違った様な、色々やっているうちに霧は晴れちゃいました。 タイマーでのインターバル機能は使わずにディレィ後のレリーズをトリガーにして連写はカメラ側の機能を使っています。 タイマーのインターバル機能は最短1秒間隔ですが、カメラ側の連写機能はG2では最短3.2コマ/秒で撮影できます(メモリーカードへの書き込みが付いて行けばの話ですが)、しかしポジションを崩さずにゆっくりと走るのはなかなか難しいものです。 なお連写の場合合焦は最初の一度だけですので、真横からの撮影にこの方法が向いている事になります。

その足で石舞台へ、まわりはすっかり春の装いです。
今日は5月の鈴鹿に向けてQCR(くわんさい・くらしっく・れーさー)のメンバーが布目ダムへ走りに行くと云う事ですので覗きに行って来ました。 いつもRRCBの古典ロード走行会は針TRS集合ですのでそのつもりでkoga-miyataを駆って初瀬ダム経由で登って行ったのですが…
なかなか良いお天気なのですが、さすがに標高500m近い大和高原、山辺高校の前の並松(なんまつ)池は凍っています。
実は今日の集合場所は針TRSではなくて布目ダムだったりして、お約束の時間には30分ばかり遅れて到着、既に皆さんダム周回コースを元気に走っておられます。 まぁ私は走る訳ではないんで良いのですが、今日はカメラがG2になってまだ動くものを撮っていないのでそちらの練習と云う事で。
ローディのメッカの布目ダムなのですが、まだまだ寒いので走っている姿も少ないので貸切状態です。
お昼は鍋を囲んで。
午後はハンディキャンプを付けて、写真係のつもりが計測係を賜ってしまいました、忙しい事
初心者のH夫人が追いつかれる事なくファースト・フィニッシュ、スポルティーフでゲスト参加のギンタロウさんが2番目のタイム。
コーヒーとケーキでティータイム、15時半には布目ダムを失礼して日没までに桜井へ帰ってきました、本日の走行71.7キロ。
例によってアルバムに写真をUPしています、大きなサイズの画像もダウンロードできます。 うちのHPから[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい。 なお認証が必要です、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。
今月3回目の100キロ越えなんですが、実は90キロ台も3回あります、後2,3キロなら帰ってきて家のまわりを2,3回まわっておけばと思うのですが、暗くなってお腹をすかせて帰ってきたのに、そこまでするのもネ。 ここの処ぼぼ毎週京都府城陽市まで往復しているのですが、100キロに少し足りない、今日はお昼までの予定でしたので少し遠回りして帰る事にしました。
しかし今朝は寒かったです、フリースを着込んで手袋も厚手のものに。 桜井を5時40分にスタートしいつもなら天理辺りまで来ると結構身体が温まってくるのですが、ひたすらこぎつづけました。
帰途は木津川の自転車道からJR平城山駅方面へ抜け奈良西の京斑鳩自転車道へ、奈良へ来て20年になりますが殆ど走った事のない道です、先週も書きましたが桜井の様に恵まれた処に住んでいますとわざわざ走りに来る事もありません、3度ほど道を間違いましたが、どうにか先週も走った富雄川沿いに出て南下、大和川に出れば後は勝手知ったるルートです。 17時過ぎに無事帰投、走行106.9キロ、しかしエラく遠回りした気がするのですが差は10キロにもなりません。 今月の累計941.2キロで今月の目標850キロを早くもクリアしてしまいました、3ヶ月連続1,000キロ越えは確実ですが、1月から8月までの8ヶ月で1,131キロしか走っていなかったので異常と云われても仕方ないですね(^_^;)
古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。