さて東海道五十三次50番目の水口宿から旧東海道を辿るのですが現在の国道1号線やバイパスと錯綜するのでちょっとややこしいです。予めRide with GPSにルート入れておいたのですが、なぜか今回に限って表示かおかしくなるのと新しいモバイルルーターとの接続が不安定で閉口します。しかし松並木も2本だけじゃ寂しいですね。

土山宿に入ります、とにかく土山宿と云うのは東西に長いのが、平日とあってか観光客の姿もほとんど見掛けないのですが、東の端にある道の駅「あいの土山」だけは賑わっている様です。


旧東海道は道の駅のはす向かいにある田村神社の境内を抜けて海道橋を渡ります、橋から見る田村川の風景には癒されます。
国道1号線の鈴鹿トンネルは上り(名古屋方面)が4,005m、下り(大阪方面)が3,959m、一応歩道もあるのですが、大型車が結構な速度で走っているので、三重県側の押し担ぎがあっても旧道を越えたい処、ただアプローチが判りにくいので下調べはしておいたのですが。果敢にも1台のローディが向かって行きます、どうかご無事で。
反対車線の雑草の生い茂った歩道を走って行ったのですが、上り下りのトンネルへと車道が別れる手前で旧道への分岐が、上り車線の歩道からも行けなくはない様ですが、交通量が多い上に中央分離帯があって車道を横断をするのは困難です。


巨大な石灯篭の建つ峠手前の広場を過ぎると鈴鹿峠、箱根峠と並ぶ東海道の峠だけに巨木に囲まれ歴史を感じさせます。なお手前の広場にはトイレとベンチがありますが、のんびりできる四阿の様なものはありません。




27年前は坂下宿側から押し担ぎで登った記憶はあるのですが、こんなに石段があったかなぁ、結構整備されている様です。途中で国道の上り線をアンダーパスしてさらに下り片山神社で車道に出ます。峠の土山側は100%乗車可能ですが、坂下側は標高差70m程の担ぎ(下り所要約20分)、正直云ってハイカー向きで自転車向きの旧峠ではありません。


さて本日の目的地である坂下村道路元標、坂下宿小竹屋脇本陣跡、雑草に覆われていてすぐには見つける事ができませんでした。資料によると「坂下村 大字坂下351-1 国道 法安寺前」となっていますので、旧国道1号線脇のここに設置されてから100年前後は日本の大動脈を見続けていたのでしょうか。履修道路元標は1,188基目に。


旧東海道は国道1号線と離合しながら加太越を下ってきた国道25号線と合流し関宿へ、何度か来ている場所で関町道路元標は郵便局の前に鎮座しています。


さて鈴鹿峠の下りでくたびれたのでJR関西本線関駅から輪行で帰途に就く事にしますが、ここへ来てヘッドパーツを緩める為のピンスパナを忘れてきた事に気付きます、本来輪行用ヘッドパーツはそんなに強く締める必要はないのですが asuka号ではベロオレンジのフロントバッグサポーターを挟んでいる為にそれなりの強さで締め付けてしまっています、ローレットも切ってあるので軍手をはめて回そうしますが頑として動いてくれません、そうなるとヘッド抜き輪行ができません、ところがフロントガードの吊り金具を固定しているボルトに合った工具がなくガードも外せません。輪行袋はオーストリッチのロード用、前後逆にすればガードとキャリアを付けたままでも収まってくれそうな…
悪戦苦闘の末、どうにか輪行袋に収まってくれ 1649 発の下り加茂行に乗車する事が、輪行袋がファスナータイプでなかったのが幸い、ただ袋が前後逆の為にベルト通しの穴が使えず、肩ベルトが適当な位置にならず階段の昇り降りで難渋する事に、関駅って下り列車は跨線橋を渡らなくてはならないのです、それでも後輪外さない横着輪行よりずっとコンパクト。
関から桜井へは伊賀上野から伊賀神戸まで伊賀鉄道を利用するのが最速なのですが、乗換の経路を考えて加茂、奈良経由で、幸い階段なしで桜井まで帰る事ができました。
実はでasuka号は昨年秋に塗り替えてから初輪行、この休みに天気に恵まれて「JR全線 秋の乗り放題パス」での遠征に出発していたら困った事になっていたかも、と云う訳で今回の復路輪行ツーリングは結果良しと云う事で、本日の走行114.7キロ、5月8日以来久しぶりの100キロ超になりました、少しはモチベーションがあがるかな。
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信楽から27年ぶりの鈴鹿峠へ(前半)
今日一日は晴れの予報、ぐだぐだしていたら絶対後悔すると走りに出掛ける事に。目的地は今年になって現存が確認された三重県鈴鹿郡の坂下村道路元標、最近道路元標巡りの方をさぼっていますからね。ルートは遠回りと云えば遠回りですが、加茂から信楽経由で小野峠を越えて東海道水口宿から鈴鹿峠を越えて行きます。坂下村そのものが東海道五十三次48番目の宿場ですからね。鈴鹿峠は1998年10月29日に大ちゃん他と安楽越とセットで越えて以来ですから27年ぶりになります。機材は旧道の鈴鹿峠はダートなのでasuka号。
0530 桜井の自宅をスタート、まだ暗い上ッ道を北上し 0631 県庁前を通過。奈良阪を越えて京都府へ、いつもは大仏線跡に沿う様に走り観音寺から木津川河畔に出るのですが、今日は府道44号奈良加茂線を経由してみようかと。ただ何を勘違いしてか梅見台のファミマの角を右折してしまい、梅谷地区に迷い込んでしまい強引に加茂側に越えようとしたら行きどまり、結局余計に登らされた挙句に30分余りロスしてしまう事に。


0810 朝霧に包まれていた恭仁(くに)大橋を越えます。


おなじみ和束のローソンで補給と小休止の後、湯船から京滋県境へ、このコース5月と6月に走っていますから今年3回目です。


1012 には府県境を越えて 1039 には信楽駅前へ、ジャンボ狸はハロウィン、でも新作ではなくて去年も。この週末まで「信楽陶器まつり」が行われていますので駅前もいつもより人出が。
牧までは大戸川よりの間道を走り国道307号へ、雨上がりで小野峠旧道も荒れているだろうしこのまま走ろうかと思っていたのですが、やはり大型車の多さに参って、今回も踏切を渡って旧道へ、いつも通り「通行禁止」の看板が。


かつては国鉄バスが通った国道だけに幅員は十分、路面状況は酷い時の芋ヶ峠よりマシ、ただ雨上がりで苔むした路面には注意、路肩の陥没箇所もありましたし。


無事小野峠を下り 1220 には野洲川を渡り水口宿へ、忘れず水口町道路元標の生存確認も。からくり仕掛けのモニュメントが動くのは1時間毎、ちょっと待ってられませんので先へと進みます。
(後半につづく)
4’Seasonライド 2025
大きなサイズの鮮明な写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日は 4’seasonライドにご招待を頂き参加する事に、過去には2018年、2019年、2020年と顔を出させて貰っていますが、今回も集合写真係を拝命していますのでサドルバッグに三脚を括り付けた asuka号で向かいます。他の参加者は99%今時のカーボンロード、その上もしかして私が最年長、相当なハンディキャップです。救いは山越えが悪路の芋ヶ峠、ただ状況が悪いとコース変更も、そうなると多武峯?最悪です。
勤務明けからですので、集合場所の八釣のファミマには向かわず、明日香村稲渕へ向かわせて貰います、島庄の辻でメッセージを確認した処、変更は無さそうなのでまずは一安心。ところで9月21日のゆるゆるCCのライドの際に陥没していた飛鳥葛城自転車道の起点近く玉藻橋手前の路面ですが、ご覧の様に修復されていました。


八釣のファミマ 0915 スタートとの事ですからそうは早くは来ないだろうと撮影ポイントをのんびり選んでいると… りょうママを先頭に第1集団が、続いて懐かしやまんま兄さんが、もちろん黄色い人です。
稲渕で一旦メンバーが揃った時点ですぐに出発。


ランドナーのグループやゆるゆるCCですと、このコースなら栢森、行者辻、芋ヶ峠、千股…と休憩が入るのですが、芋ヶ峠で後続待ちをしただけで、三茶屋(みちゃや)までほぼノンストップ、写真を撮っていて最後尾になり、追いついて休まず先にスタートしても再び最後尾に。
県道28号吉野室生寺針線に入り小島峠を越え香束(こうそく)にて、しんがりを務めてくれているチーム。


三茶屋の見附茶屋ではたこ焼きと団子の嬉しい差し入れが。


三茶屋から国道370号に入り、関戸峠でパンクで遅れている最後のグループを収めてから後を追いかけます。次の道の駅「吉野路大宇陀」で全員が待っていると思いきや既に姿がありません、拾生の交差点から国道166号線に入り笹峠を登り詰めても前方に誰の姿も見えず一人旅に。まぁ勝手知ったる宇陀路ですから無理せずぼちぼちと。ついいつもの道へ入りコースアウト、慌てて引き返してカエデの郷から県道218号内牧菟田野線に入り水呑峠を越えて鬼門の国道369号線へ、内牧から高井、檜牧と下りますと、最後尾のグループが、どうやらまたパンク神のご降臨かと、正直皆さんの3度のパンクのお陰でお昼には間に合う事ができました。

お昼は室生ダム湖上流の「平成榛原こどものもり公園」にて、くじ引きで決まったグループに別れてデリバリーの福寿園の焼肉弁当を。
2回目の集合写真を撮り終えて三脚を片付けているうちに皆さんは出発、帰りは墨坂神社から宇陀川沿いに入り「猟路の桜」から篠楽へ、県道198号粟原榛原線で笠間辻へ出て女寄を下るとの事、勝手知ったるルートですし慌てず後を追いかけます。

墨坂神社から対岸を駆け抜けて榛原のオークワの前で無事に追いつき「猟路の桜」へ。

県道198号から女寄の三叉路へ、女寄はのんびり下って一人脇道へ。
あとは 4’seasonまで一人旅かなと思っていたら桜井浅古のローソンでまんま兄が待ってくれていました、感謝。


1433 4’seasonに到着、若干1名のリタイアがいたそうですが全員無事に帰ってきたそうです、ここではアイス最中の差し入れが(^_^) 最後の集合写真って、ここ引きがないのよ、フィッシュアイを入れておいて正解。
りょうママをはじめサポートして頂いた方々有難うございました。最後にご一緒して下さったまんま兄さんとツーショット。
解散後、職場に荷物を取りに往復して無事帰宅。本日の走行は都合75.8キロ、久しぶりにがっつり走らされてくたびれました。
集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2025’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です(2024年の+1だったり)。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。
※ 一部に参加者がアップされた写真を勝手に使わせて貰っています。
最後の’あがき’は収穫あり
9月も今日で最後、今月は走行距離が300キロにも達していないのですが、気候も良くなりましたし久しぶりの遠回り通勤を。
まずはいつもの腹ごしらえで、「松のや」の得朝ロースかつ定食。


国道24号線に沿った下ッ道を御所方面へ南下します、これを下ッ道と呼ぶのは少し抵抗があるのですがね。御所まではJR和歌山線が並行していて、タイミング良く見通せる処に下りが。安位(あに)川に架かる橋の北詰に南葛城郡忍海(おしみ)村道路元標が健在。
御所市街へと。Facebookによると輪童さんが葛城古道界隈にいる様子なので、もしかすると逢えるかも。




御所市街を抜け水越川沿いの道を登りながら良さげなポイントで彼岸花の写真を、さすがに明日香村より見応えはありますね。途中、輪童さんに連絡を入れてみたのですが、既に帰宅されている様で、残念。
この界隈から「風の森」に向かうには山麓線(県道30号御所香芝線)に取り付かなけらばなりません、写真の北窪バス停で標高300m、山麓線と云うより山腹線ですよ、骨折以降久しぶりにガチな坂を登りました。
高鴨神社まで下って、お参りではなくてお手洗いをお借りします。しかし隣のそば屋に入店待ちの車が、とても待ってまで食べたいお味とは思えないけど。


標高271mの「風の森」へ下ってきました、ほぼ1ヶ月ぶり、国道の風の森峠より10数m高いところにあります、もっと彼岸花があれば良いのですが、ここはこんなもんです。


五條側へ少し下って弥勒寺から重阪(へいさか)へ下って行きます。稲架掛(はさがけ)に彼岸花、マッドガード付き自転車が似合う日本の原風景ですね、本日の収穫。
帰途に吉野口駅前の「cafe noricaro」へ立ち寄ります、一度カレーを食べてみたいのですが、とんかつ定食ご飯大盛から3時間と経っていないのでね、しかし甘いものは別腹。


帰り道ですので甘樫丘のコキアを覗いて行きます。
天香久山は南側から見るにが一番山らしいかな。
14時半過ぎに帰宅、本日の走行46.1キロ、どうなか月間ワースト記録は回避しました。
今年の彼岸花は…
桜井市の自宅から橿原市の職場まで約6.6キロ、大和三山に囲まれた田園風景と藤原宮址の中を走って行くのですが、数日前から彼岸花が真っ盛り、先日のゆるゆるCCの「彼岸花の乱 明日香村」の折は限られた場所でしか見られず残念でしたが、今年は例年より盛りになるのが遅かった様です、場所によってはまだ蕾も、これも猛暑のせい。
時期がずれると
稲刈りとの絡みで、畔の彼岸花は刈り取られてしまう事も多いですしね。以前は大官廃寺界隈が良いポイントだったのですがね、今は… 写真は天香久山の北側。
大和三山をバックに左から、畝傍、耳成、天香久山。
藤原宮址、なかなか「自撮り」に良さそうなポイントなんだけど…
25年前の走行記録
デスク周りの片付けをしていたら懐かしいものが出てきました、後にも先にも1日での自己最長走行記録336.4キロ(奈良県桜井市→石川県内灘町)を達成した25年前2000年10月7日の記録。スマホもデジカメもハンディGPSも持っていなかった時代、ちなみに初めてデジカメとGARMINの黄色いeTrexを買ったのは翌年。それにヘッドライトすらLEDではなくハロゲン球のCATEYE HL-500Ⅱ、単3✕4本で3時間位しか持たなかった様な。
先立つ9月18日に滋賀県の近江鉄道日野駅までのナイトランとなる区間をkoga-miyataロードで試走、桜井を0611にスタートして日野には11:45着。さて本番は桜井を0時丁度にスタートし内灘には2036に辿り着くタイムテーブル、まぁ走れなくなったら輪行で帰ってくるさと気楽な気持ちで出発、表の左端にはリタイアして輪行する場合の最終時刻が、夜行の「きたぐに」もまだ健在でしたし。当時使っていたメーター CATEYEのCC-AT100は当時としては貴重な気圧高度計付きでした。
10月7日、天気には恵まれそうなので予定通り0時に桜井を出発し、奈良から加茂、和束、信楽と水口辺りまではナイトラン、さすがに夜中に小野峠は危険ですので現在のR307を走りましたが。13時には写真の滋賀福井県境の栃の木峠には1時間12分遅れで、福井石川県境を1時間14分遅れ、ただ小松辺りから先は未踏区間のナイトランとあって遅れだし記録も途切れて、内灘に着いたのは2時間以上遅れていた様な。結局336.4キロを実走行時間16時間52分で走ってAVSは19.9km/h、当時まだ40代と云え今ではとても信じられないペースでした。結局は「きたぐに」のお世話にならずに内灘の知人の家に泊めて貰い翌日輪行で帰ってきたのですが、300キロ超なんてロングライドはもう2度としないと…
ところで自転車は前年10月にデビューしたばかりのasuka号、ブルホーンにガードなし、タイヤは確かパナの700C×25か26に32Hのリムだったかと。そのasuka号ですが、先日のゆるゆるCCのランで大ちゃんと通算の走行距離が7~8万キロかなぁと話題にしていたのですが、再計算してみるなんと9万4千キロ台に、もしかすると来年には10万キロに到達するかも。
今年の明日香村「案山子コンテスト」
件の痛みの方もだいぶ和らいできたので勤務明けから明日香村稲渕の「案山子コンテスト」出品作をを覗きに行ってきました。
ここ暫く通勤でしか乗っておらず、坂と云えばJRのアンダーパス位ですから久しぶりの坂道、せめて栢森まで往復と考えていたのですが、乗っていないと駄目ですネェ、ここまでで満腹。
男綱の下をくぐって案山子ロードへ、ここから押しで行きますが、時間的にまだ早いので他の見物客は皆無、案山子ロードは東向きの斜面ですから、写真を撮るには午前中がお勧め。


今年で30回目を迎える明日香村の「案山子コンテスト」、今年のテーマは「世界の人がこんにちは」、例年ですと9月上旬にはかなり出揃っているのですが、今年は出足が悪いなと思ったらコンテスト本番は1週遅れの9/27-28です、台風もありましたしね。




先月にも紹介しましたが今年のジャンボ案山子は大阪関西万博のミャクミャクとあって、ミャクミャクを扱ったものが多いです、そのまんまのものもあればムーミンのミイでしょうか、写真右下が秀逸、よく見ると、でもプーチンよりトランプ似。
奈良県ですがカムバックパンダと云うのも…


まだ出揃っていない様ですので、来週にでももう一度来なくては。
朝風(上平田)峠の手前まで登ってきました、出揃っていないと云え先のミイとこれが入賞間違いなしって感じかな。

ところで彼岸花ですが、ぼちぼちと云う処、明日香村では畔の彼岸花は最近は稲刈り前に刈ってしまう事が多いのでね、葛城山麓には敵いません。本日の走行20.8キロ、今月はまだ200キロにも届いていません。
頑張って「風の森」へ
吹く風や虫の声に少しは秋の訪れを感じられなくもないのてすが、相変わらず猛暑の毎日が続いている上に、お盆前から連日のタイトなシフトに疲れが溜まって、遠回り通勤なんてとてもなんですが、今朝は頑張って少しだけ遠回りを…
まず西へ走り、大和高田のいつもの「松のや」て腹ごしらえ、朝得ロースかつ定食 550円也、サービス券でコロッケのおまけ付き、とんかつは明日への活力!
国道24号に沿う下ッ道を南下し御所の旧い街並みを行きます。写真は「御所宝湯」の南隣り、先年整備された「ごせ町センター」。国道に戻り室(むろ)の交差点を過ぎた処のオークワへ、涼みがてら冷たい飲み物を補給。
旧街道は船宿寺辺りから徐々に斜度を増してくるのですが、いつもよりキツく感じられ、やはり走ってないと駄目ですわ。丁度11時に風の森峠に到着。

国道の信号を渡り坂を登り詰めると「風の森」、陽射しを避けて僅かな木陰に隠れると心地良い風が…
国道を五條側に少し下り左折して弥勒寺への道を登り返します。少し登れば重阪(へいさか)へ下る事ができます、林間の心地良いコースです。県道120号五條高取線へ出てJR和歌山線に沿って薬水から吉野口へと。


昨年暮れでしたか吉野口駅前にできた「cafe noricaro」へ立ち寄る事に。営業が火曜から土曜の10〜15時と云う事でなかなか立ち寄る機会が無かったのですが、昔は雑貨屋さんが食料品店だった処をリノベーションしたのですね、中は想像以上に広いのは驚き。ホットコーヒーと日替わりのスイーツを頂きます。明日香村経由の定番ルートを辿って14時前には帰宅、本日の走行45.1キロ。
RRCB 大和高原 真夏の早朝ラン(後半)
大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。


恒例の集合写真の後は再び大柳生へのダウンヒル。


大柳生で国道369号線を跨いで再び県道47号となった処でofはやまさんがパンク、今どきチューブラーが多いのはRRCBならでは。


再び走り出し県道47号を須川貯水池へ、ここで小休止。
再び走り出した途端、今度はUG兄さんがパンクしたのだとか。

県道33号沿い、上狭川バス停前の高城商店、休憩ポイントだったのですが先年お店を閉められて今は自販機1台だけ、以前はアイスを買ったりおトイレをお借りしたりしたのですが。


更に県道33号を下り、京都府との県境まであと少し、関西本線笠置駅の手前3キロまで下ってきていますが、下狭川バス停で折り返すように白砂川沿いの県道173号下狭川阪原線に入ります。針からここまで標高で400m以上下ってきたので、ここから上り返す事になるのですが。

県道173号は涼やかな渓流沿いの道を行きます、ここと県道127号北野吐山線が木陰の多い道だと云うのがこのコースのミソです。

阪原の三叉路(旧道)の木陰で休憩、ここから国道369号に入り柳生へ向かうのですが、出るなりUG兄さんが2度目のパンク、ぼやいてはいけませんパンクの神様がこっちへやってきますから、それに待つ間の自転車談議が愉しいのですから。柳生でトイレ休憩の後、県道3号笠置山添線へ入り布目ダムへと向かいます。


初参加の方もおられるので、お馴染み興ヶ原の沈下橋へと迂回します。

布目ダム 1049 かなり時間が押していますが、エイドポイントになっている布目ダムへ、毎回UG兄さんが朝のうちにスイカと氷と水をクーラーボックスに入れて準備してくれているのですが、昨年はそのクーラーボックスが不審物として届けられて警察に持って行かれると云うアクシデントが、で今年はご覧の対策が(^_^;)


1113 には再スタート、布目ダム湖右岸(東岸)を走り、再び県道80号へ。


80号の嫌な坂を登って布目川の支流深川沿いの県道127号へ、お昼を予約している「ミモザ・ガーデン」は12時と1時の2班に別れる段取りにしているのですが12時には結構厳しそう、Mさん率いる健脚組が先を急いでいる様ですが、滋賀のNさんが不調で遅れ気味、フォローと殿(しんがり)を務めていたUG兄さんと私が交替。13時には十分間に合いますので、2人で休み休み行く事に、今日はここまで復活著しいofはやまさんに負けじと頑張ってくたびれたので私は丁度良かったのですが、Nさんの調子が良くありません。結局小倉I.C.手前のいつもの休憩ポイント、自販機の並ぶ散髪屋さん前で、ハイエースの救援を待つ事に。


1246 Nさんをピックアップして貰い、私は針テラスをパスして「ミモザ・ガーデン」まで走り 1305 着。早朝ランだけで帰られた方も居られたので全員がお店に入れて、第2班が料理の出てくるのを待っている丁度良いタイミングでした。今日のランチは「ズッキーニの春巻きランチ」、実は「ミモザ・ガーデン」のランチは初めて、いつもはアボカドの入った焼きカレーですもん。


美味しい食事と愉しい会話は続きますが1415にはお店を後に、一行は針テラスに戻り、スズカ組は夕方からの練習会に伊賀市に移動しますが、私はここでお別れして帰途に就く事に。長谷寺まで何もせんでも下って行ける標高差300mのダウンヒルなんですが、案の定下界は強烈な暑さ、熱風と西日の中を国道を走って行かなければなりません、初瀬西の三叉路から自宅まで20分とかからないのですが、正直このまま走っていて大丈夫なんかと。とにかく15時過ぎには無事に帰宅、シャワーを浴びてぶっ倒れてました、その後も夜遅くまで気分が優れなかったので、もしかして軽い熱中症だったのかな。
※ 一部参加者がアップした写真を拝借しています。
(前半へ戻る)
集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2025’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。
2025年 今年のジャンボ案山子は
今朝は今年で何と30回目を迎える明日香村の「案山子コンテスト」の今年のシンボル「ジャンボ案山子」を観に少しだけ遠回り通勤…
今朝はやや雲が多め、それでも異常な暑さには変わりありません。飛鳥川沿いの自転車道へ入り蝉しぐれの中を明日香村へ。あちこちで百日紅の花を見かける季節、室生多田満寿寺薬師堂の百日紅は今年はどうかなぁ…
9時半には稲渕へ、県道からだと云われないと判らないですね。

今年は何だっけ大阪関西万博の何とかって云う奴。例年話題のキャラクタがジャンボ案山子になるのですが、毎年ですから結構大変ですよね、私が撮った範囲での歴代の「ジャンボ案山子」たち。番号札とかコンテストの準備はまだまだこれからの様です。


いつもの様に朝風(上平田)峠の手前まで登って木陰のベンチで一休み。


棚田を見下ろす回廊の様な小径を巡り先月眼を付けて置いたポイントにやってきましたが、あれっ畔の草を刈ってしまったのかな。写真右が先月19日、風景は一期一会ですね、来年こそは暑さにめげずに。本日の走行約20キロ。
