今月の実績
走行距離505.2キロ、記録のある範囲(過去8年間)で8月としては2001年の502.8キロを僅かに越えて最高の距離です。
畝傍町は昭和3年に白橿村が町制をひいて名称が変更されたものである。 従って大正の「道路法」が生きていた頃だから「畝傍町道路元標」が建てられたのだろうが、「白橿村道路元標」は現存しないのは当然なのかも知れない。 「道路元標を尋ねて」の著者上田倖弘氏の活動で現在の橿原神宮駅前に「畝傍町道路元標」が再び建つ事になったのだが...
現在は植え込みにすっぽりと覆い隠されてしまっている、元標は北側を向いているとの事であるが、西側から存在を確認できるだけで他の面は全く読めない。
戦前の橿原神宮造営で畝傍町周辺は大きく変化している、鉄道マニアには知られた話だが大規模に駅の移転や線路の付け替えも行われ、集落の集団移転などもあった。 地元のT御大には今では神域と思われている畝傍山周辺はここでは書けない様な話を聞かして貰った。
橿原神宮前の植え込みの中に放置されている謎の「橿原道路元標」、「橿原市」ではなくただの「橿原」である。 なお橿原市は昭和31年に2町4村が合併して成立している(その後2村が編入)
和歌山県道ヘキサコレクション
今回新たにGETしたヘキサ5個、うち<205>上野岩田線と<226>紀伊有田停車場線は未踏路線で完走も果たしました。 和歌山県は未収23個ですが、内6個は走破して存在を確認できなかったですから残り17個ですネ。 全くの未踏路線は11路線で北部の和歌山市、海南市、有田市周辺に残すのみです。
<205>上野岩田線 以前の田辺市の山間部(今では龍神村、中辺路町、東牟婁郡だった本宮町まで田辺市ですから無茶苦茶です)の上野地区で<218>平瀬上三栖線から分岐し田辺市と上富田町の境界を成す稜線沿いに上富田町岡地区へ下り<35>上富田南部線へ至る10数キロの県道で標高差が350m程あります。 いわゆる険道と呼ばれる道で2.5万図上でも殆どの区間が黒線道となっていて、もちろん全線舗装ですが路面状態は悪いです、しかし展望の良い区間や林間やらと変化があって非常に印象深い道です。
↑遥かに田辺湾や白浜まで見下ろす事ができます。
<40>樫野串本線
紀伊大島を東西に横断する県道で以前は串本フェリー(串本節で謡われる処の巡航船)の着く大島港かた樫野崎までしたが、くしもと大橋で陸続きとなりR42から分岐しくしもと大橋を渡り樫野崎までの路線となりました。
以前からくしもと大橋の区間は走っていましたが今回全線走破を果たしました、プロフィールマップからアップダウンは覚悟してましたが、往復しなければならないと思うと結構つらいものがあり、島の中央部を横断するので途中からの景観は望めません。 たた樫野崎灯台へは車やバスではかなり手前の駐車場から歩かなければなりませんが自転車は傍まで乗り入れる事が可能です。
<226>紀伊有田停車場線
R42とJR紀勢本線紀伊有田駅を結ぶ僅か500m程の県道です。 主要な国道等と鉄道駅や港湾と云った拠点を結ぶ区間が○×停車場線や○×港線として指定されている例は非常に多いですが、今となっては時代の遺物と云う感じもしないでもないです。 例えば日本一短い国道として知られるR174(lone chuckさんのBlog)はR2と神戸港を結ぶものです。 和歌山県では南海高野線の九度山駅とR370を結ぶ<114>九度山停車場線、距離はとても100mあるとは思えませんが標高差は10mはゆうに越える激坂県道です。 ただこの手の県道にはヘキサがないものも多く前々日に<204>印南停車場線を取りこぼしていただけに嬉しかったです。
↑思わず頬ずりしそう... Photo : Nちゃん
本州最南端「望楼の芝生」にて
くしもと大橋のループ橋を渡り大島へ渡ります。 島内は東端の樫野崎灯台まで<40>樫野串本線が横断していますが、予想はしていましたがそれ以上に嫌らしいアップダウンが… 同じ道を戻って来ないといけないと思うと…
おニューのPinarelloのTさんとInterMaxのNちゃん,
くしもと大橋にて、串本の町が見えます。
始めてご一緒するTさんはD女史の旦那さんの友人、昨夜は初心者顔をしていましたが... 実は大嘘つきで登りでしっかりNちゃんに付いて行きます。
樫野崎灯台は灯台の下まで自転車に乗って行けて、無料で灯台に上がれます。
Nちゃんは南紀は始めてなので串本駅前で食事をした後で「橋杭岩」まで往復します。
残り僅かの未踏県道を走るために串本の一駅西の紀伊有田駅までご一緒して頂き、田子の海岸へ向かう3人と別れ輪行で帰途に就きました。
潮岬~大島~橋杭岩~紀伊有田駅、走行37.2キロ
輪行のお供は… チクワとビールでプファ?ッ
珍しく3日連続でアルコール摂取しました(^_^;)
Tさん<すみません編集の過程でコメントを消してしまいましたm(_ _)m
よろしければ何時でも何処でも突っ込んでやってください。
今日は旦那さんの車に便乗してやってくるD女史とそれにまた便乗したNちゃんと走る計画なのだですが。 紀伊田辺は朝から雨模様、集合場所の道の駅「志原海岸」(旧日置川町)まで走るか最寄駅まででも輪行するかと迷っているうちに雨はやんでしまった、交通量が多くて濡れた路面のR42を走るのは億劫だが、白浜海岸経由や廃道寸前の白浜日置川自転車道をぬってはしる程の時間の余裕もない。 幸い途中での路面状態は良かったのだが最後の笠甫トンネルを抜けると雨が降り出してきて道の駅までの残り数100mをぶっ飛ばし8時過ぎに到着。 どうやら今日は極端な「降ったり止んだり」の天気は覚悟しなければならない様です。 約束の9時より早くD女史一行が到着、お2人さんが車から自転車をおろして組み始めるのだが、Nちゃんはハブシャフトのナットが無いと言い出す、幸い輪行袋の中から出てきたのだがバタバタしていると今度はシャフト側をウッドデッキの隙間から落としてしまい一騒ぎ。 一段落すると今度はD女史のスポルティーフのカンチブレーキのゴムが何故かフネから外れている、限られた工具ではストッパーのピンを抜くだけでも一苦労。 天気も天気だがあわやツーリングどころではなくなるところでした。
どうにかこうにか道の駅「志原海岸」を出発し白浜日置川自転車道を走ります、ちゃんと利用されているのはこの志原海岸前後位ですが、れっきとした県道801号線でヘキサも立っています。
日置川を渡り<243>日置川すさみ線に入ります、日置川からすさみ町にかけてのR42はトンネルと橋で付け替えられ風光明媚な海岸沿いの旧道が県道となっています。 旧R42とあって幅員のある立派な道ですが、今では漁師や釣り人の車が入ってくるだけで交通量は少なくサイクリングにはぴったりです。 当然岬まわりの道なのでそれなりのアップダウンがありますが。
すさみ町へ入ったあたりで案の定雨が、周参見駅目指して突っ走り雨宿り。 止んだ処でで再び出発、海岸線を離れ周参見川沿いの<38>すさみ古座線を山あいに入って行き、すさみ八景「雫の滝」で昼食休憩、案内板と階段路があるだけの素朴なもですが、先日からの雨のお陰で水量が豊富でいつになく見応えがありました。
←周参見川から古座川水系へ越える獅子目トンネル、トンネルから出てくる冷気が外界の温かく湿った空気に冷やされてご覧の様に… 夜だと気色良いでしょうネ
すさみ町佐本からもうひとつ峠のトンネルを越え古座川町へ入りR371を南下、次の目的地の「美女湯温泉」へ、R371から対岸路へは4輪は通行不可能な釣り橋を経由しま。
「美女湯温泉」にて、あがってのんびりしていたらまた雨が… ※ 火木土日のみ 午後2時~8時 300円、殆ど民家に大きなお風呂が付いているといった感じです、
再びR371を走り古座の一枚岩を見物して走り出すと、古座川町一雨(いちぶり)で地名に合わせたかの様にまたまた雨が、今度は野菜の無人販売の小屋に逃げ込みます、最後に温泉に入った事を忘れさせる様に六郎峠を越えてR42に出ます。 ←串本町高富にて、後ろ一番向こうが潮岬、ここでは嫌と云う程に晴れてます。
←潮岬キャンプ場にて、D女史の旦那さんのダイビングのグループと合流、月の下でバーベキューです。 本日の走行106.7キロ
JR和歌山線五条駅0516発の始発に乗車するために3時過ぎから走り出します、天王寺経由より紀勢線の1本早いスジに乗ることができます。 ところで今日は未明に月食との事なので、月を見上げながら走っていたのですがよく判りませんでした、五条駅まで走行26.1キロ。
和歌山駅0653発の紀伊田辺行きに乗り換え。 和歌山始発で平日でも比較的空いていて、117系だったので置き場所を確保しやすいです。
一昨日からの豪雨で日高町から御坊市にかけて冠水などの被害がでているので、計画より少し先の稲原駅まで輪行します。
稲原から<28>印南原印南線を南下、<204>印南停車場線のヘキサを探索しますが見つからず、R42を切目に向かいます。
印南町切目から未踏の榎木峠を越えます、切目からみなべ町へはR42は海岸沿いの切目崎をまわりますが、榎木峠は熊野古道中山王子のやや南側を越える黒線道です。 舗装はされていますがかなり痛んでいます、峠への途中で黒い犬を乗せた軽トラに抜かされますが、その後暫くして峠の行く手で犬の鳴き声が続くので怪訝の思って峠を越えると…
罠にかかったイノシシに若い犬を仕掛けさせてトレーニング中です。 一部始終を見学させて貰いましたが、その後イノシシは’処分’される事に…
<201>南部停車場線のヘキサをゲットして、<35>上富田南部線灰阪峠で田辺市へ入りますが、同線はみなべICまで開通している阪和道につながっていて交通量が多くて最悪。 一旦田辺市街に入ってから<29>田辺龍神線→<209>長野上秋津線→<218>平瀬上三栖線→<205>上野岩田線と未踏区間を継いで田辺市の山間部を走って上富田町へ入り 再び田辺市街へ戻ります。
← 標高が300m前後の田辺市上野地区からは遥かに白浜から田辺湾にかけての海を見下ろす事ができます。
しかし今日は日差しが痛いくらいにカンカン照りになったり、今にも降り出しそうになったりと不安定な天気で、暑さがぶり返したと云う以上にとにかく蒸せましたわ
本日の走行実績、DST102.3 AVS15.1 MXS43.2 T06:46:12
轍 Ver1.3 によるコースマップ
OyaziさんのBlog「角瓶党」でボチボチと続いている企画に参加させて貰っています(^_^)
名JAZZピアニスト Bill Evans の作品、今では押しも押されぬJAZZの名曲ですね、Bill Evans 自身による演奏も幾つかありますが、個人的には1961年に Cannonball Adderkey を加えたクインテットでのアルバム 「Know What I Mean」 での演奏が一番好きです。
「Know What I Mean ?」 Cannonball Adderley with Bill Evans (Riverside)
Julian ‘Cannonball’ Adderley (as), Bill Evans (p), Percy Heath (b), Connie Kay (ds)
「Waltz for Debby」の名盤と云えば、多くの人がこのアルバムを挙げる事になるのだが、1961年6月25日、ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音、天才ベーシスト Scott Lafaro がこの録の10日後に自動車事故で夭折してしまった事と秀逸なデザインのアルバムジャケットが余計に名盤としての価値を高めている様な気がしないでもないが...
「Waltz for Debby」 Bill Evans Trio (Riverside 9399) 1961.6.25
Bill Evans (p), Scott Lafaro(b), Paul Motian(ds)
この名曲が世に出たのは1956年の Bill Evans の初リーダーアルバム「New Jazz Conseotions」、殆どスケッチとも云える僅か1分17秒のソロ演奏である。
「New Jazz Conseptions」 Bill Evans Trio (Riverside 12-223) 1956.9
Bill Evans (p), Teddy Kotick(b), Paul Motian(ds)