連日の暑さに走る気力がすっかり失せてしまっています、今月このままでは屈辱(^_^;)の300キロ台になりかねないので一念発起、少しでも涼しそうな東吉野村周回コースを考えてみたものの、定番コースは県道221号小村木津線が木津川と伊豆尾の間で崩土通行止、折角の日曜で営業日の「よしの庵」や「麦笑」に行っても引き返して来なくてはなりません。東吉野村役場のある小川から鷲家と走っても、国道166号の木津峠がなんとなく鬱陶しいのですよね、そこで思い付いたのが鷲家から文殊(もんず)峠で宇陀へ越えるルート、10数年ぶりそれも北行きは初めてですが、最近バクローさんが走っていたはず。と云う事でとにかく芋を越えて吉野から東吉野へと向かう事に。
勤務明け 0850には出発準備が完了、早朝に御所のK氏が芋に向かって行った様ですが、この時間になると既に陽射しが強烈、正直云って気持ちが萎えてしまい、止める理由を考えたり「グローブ忘れた!」真冬じゃないですから素手でも大丈夫。
職場から飛鳥川沿いの自転車道まで280m、明日香村を抜けて芋へ向かいます。
棚田を見上げる稲渕へ、6日,19日に続いて今月3回目なんですけど、恒例の「かかしコンテスト」の準備が始まってシンボルとなるジャンボ案山子が遠目に、今年のは大阪関西万博のなんとかちゅう奴、なんだっけ? 今日は先を急ぎますので寄り道せずに20倍ズームのお世話に、後日改めまして。
この時間帯ですと祝戸から栢森の手前の女綱付近まで木陰を走って行く事ができ、市街地の事を思えば快適に走る事ができます。0936 栢森着、しかしこの暑さのせいかローディの姿を全く見かけません、すれ違ったのはランニングのグループだけ。
ここ数日の夕立のせいか路面にはかなり泥がでています、行者辻で一息入れ 1015 には芋ヶ峠へ、今から明日香側に下ろうとするロードとすれ違って、そのまま足つきなしで吉野側へ下ります。
日曜とあって千股の水辺公園は家族連れで賑わっています、吉野とは云え下るにつれて暑さが…
妹背大橋を渡って対岸の五條吉野線へ、雷橋通行止の案内が「雷橋」ってどこだろうと思っていたら、発電所の処でした。橋梁補修工事とかで歩行者と二輪は現状では通行可能ですが、 11月までの予定になっていてこの先どうなるかは。
宮滝から結構快走区間なのですが、今日は駄目っす、走っていて愉しくないです。
1142「ニホンオオカミ像」前へ、今日は何やら車が多いなと思っていたら、役場下の河原でイベントが行われている様です。小川の三叉路を左折し鷲家へ、携行食も飲み物もないので「ひよしのさとマルシェ」まで往復、アイス1本で生き返りましたよ。
文殊峠は国道166号佐倉峠の東北東約1.5キロ程の位置にあって標高は30m程高くなります。北側は宇賀志の村中から、南側は鷲家で国道から分岐しているのですが、些か判り難いのが、東吉野村側は写真の場所で国道と直交しています、「わしか大明神」の案内が目にとまれば。前回は2013年10月の「第5回 月うさぎキャンプ」と同年5月、2012年4月の「第4回 月うさぎキャンプ」、同年3月、そしてさらに12年前の2000年6月4日に越えていますが、いずれも南行きで林間の渓流沿いの激坂の記憶だけが。
壺阪峠の南側に似た雰囲気ですが、路面状態は良いです。最初のうちはこんなものだったかなと思いましたが、案の定10%超えの激坂が待ちかまえていました、それさえこなせば文殊峠はすぐです。
文殊峠は東吉野村と宇陀市の境界になるのですが、峠と云っても民家があって道路が分岐しています、文殊集落は東吉野村に属していて、なんと東吉野村のオンデマンドバスの停留所があります、冬季は先の激坂はとても登れないと思いますけど。宇陀市側も結構な激坂とは云え少しの距離で昭和31年まで宇賀志村だった地区へ行く事ができます、宇賀志は中将姫所縁の日張山青蓮寺や神武東征の足跡が残るとされる土地、里山風景の広がる静かな処です。
菟田野から芳野川沿いのいつものルートへ、伊那佐郵人の対岸の四阿で「ひよしのさと」で買ったおにぎりを頂きながら一息入れます。帰り道で「おごぽご」でかき氷でも思ったのですが、昨日一昨日と午後3時過ぎから夕立が降ったので、早々に引き上げる事にして榛原から西峠を下り 1431 に無事帰宅、今日は夕立ちは降りませんでしたわ、走行 70.1キロ。
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余野公園キャンプツーリング(1日目)
毎度の事で週間天気予報に一喜一憂させられましたが、ゆるゆるCCの「余野公園キャンプ」に1泊2日で向かいます。ただ私以外の参加者3名は車載で余野公園(三重県伊賀市)へ向かい両日は近くを周回するサイクリングと云う事に、昨年は私も1日目は車に便乗させて貰い2日目自走で帰ってきたのですが、今年は4サイド支度で往復自走を目指します、ただ火器類は一行にお任せして荷物は「衣」と「住」だけですので多少は軽いかと、実は今年初のキャンプツーリングなんです(^_^;)
コースは名張経由が最短で70キロ程ですが、初っ端に交通量の多い西峠(353m)を登らなけらばならないのと復路の定番コースですので、奈良盆地を北上し木津~和束~信楽を経て御葉木(ごようのき)峠(350m)を越えて旧阿山村経由で伊賀市に入る約90キロ、無論信楽から国道422号で桜峠(320m)を経由した方が距離的にやや短くなるのですが、交通量が少なくないですからね。
なかなか週末を挟んだ連休が取れないので、今日は勤務明けからのスタートです。昨日準備を済ませ4サイドで出勤してきています、今朝一旦自宅へ戻ると自転車や荷物を降ろしていると結構時間を取られてしまいますからね。
0857 には職場を出発、飛鳥川を走りおふさ観音の近くから下ッ道(中街道)へ入り北上、二階堂から三郷橋へ抜け佐保川沿いの京奈和自転車道を走ります。
順調に大和郡山まで来たので自転車道のルートをそのまま秋篠川沿いに入り、WAKAYAMA800スタンプラリーのチェックポイントになっている「平城宮跡歴史公園 天平みはらし舘」へ立ち寄ります、ここも少々判り難くて「みはらし舘」の北側のレンタサイクル入り口ですが、どうやらここは営業時間外はチェックインできない様ですね。
先月8日の信楽行き同様のコースで 1142 木津川に架かる恭仁大橋を渡り、井平尾の交差点で国道163号を跨いで府道5号木津信楽線へ入ります。曇り空ですが来週には梅雨入りしようかと云う貴重な週末ですから結構ローディが走っています、4サイドで走っていると笑顔で挨拶をしてくれる方もおられれば、何か悪いものを見たみたいに視線を合わさないようにして通り過ぎて行く人も、そのあたりなかなか面白いです。
時々陽射しが入ったりする様なお天気になってきたのですが、暑くならないのが救いです。和束ローソンを通過、1251 湯船まで来た処の四阿で休憩をしようと停まった途端に雨が、前後に雨宿りできる場所がないだけにグッドタイミング、ここで補給食を口にしながら暫し脚を休めます、雨雲レーダーを見ると青土ダム界隈を走っているだろうゆるゆる一行の方へ雨雲は向かっています。
湯船森林公園を過ぎると勾配がややきつくなりますが、まぁ何度も漕ぎあげているルートですから。さて向こうからローディのペアが下ってきます、すれ違い様にこちらの事を何か云っている様で振り返ると、聞き覚えのある声が… さて誰でしょう(ヒントは雨予報に流れた「ゆるゆるしまなみ」あぶれ組のお二人です)。14時丁度に京都滋賀府県境の無名峠(356m)を越えます。
信楽町の立石橋交差点から国道422号を少し走って県道50号伊賀信楽線へ、先月お昼に立ち寄った「森のカフェ」の前を通過、これより先は2005年3月以来かと、かつて御斎峠と組み合わせて何度か走った道です。
今では拡幅されてしまっているのと思いきや「ノーザンファーム」への入り口を過ぎると以前と変わらない1.5車線路で嬉しくなります、1438 御葉木峠を越え、滋賀県と三重県の境を何度か跨ぎながら下って行きます。
この後は木津川の支流の服部川の支流の柘植川の更に支流河合川に沿って下って行きます。
伊賀盆地へと下りJR関西本線の新堂と佐那具の間に出てくるとタイミング良くキハ120の単行が。
国道25号線沿いのオークワ伊賀新堂店で買い出しをしながらゆるゆる一行に連絡を取ろうとするのですがなかなか繋がりません、キャンプ場のサイトは確保できている旨は今朝SNSへの書き込みで知っているので適当に買い物を済ませクーラーボックスに詰めて余野公園へ向かいます。1708 殆ど濡れる事なく滋賀県境が目の前の余野公園の入り口に到着、週末と云う事もあって結構賑わっています。
昨年同様に奥まった林間サイトの四阿のある処へ向かいます。大ちゃんの車とタープ他、小川を挟んでタックさんのソロテントが設営されていますので、のんびり準備をしているとそのうち一行は帰ってくるでしょう。しかし酒と食材を買ったものの、すぐに食べられるものを買わなかったのは誤算でした。
1823 一行が帰ってきました、やっとビールが飲める。(写真右 : タックさん)
早速、夕食の準備です、まぁこの面子ですから大した事もはしませんがね。(写真 : タックさん)
夜は更けて11時位までやってたんですかね、記憶が曖昧です。(写真 : タックさん)
本日の走行1府3県を跨いで96.4キロ、所要時間8時間18分、実走行時間5時間50分。距離的には20キロは遠回りとは云え信楽経由は大正解でした。
5年ぶり6回目の「あらぎ島」(後半)
丹生都比売神社
さて陽の長い季節とは云えここからどう走って輪行で帰るかが問題、既に15時を回っています。 このまま有田川沿いに国道480号を走り紀勢本線沿線に出るのが一番楽で、藤並駅なら34キロ程、最終は 2039、ただ天王寺〜鶴橋回りで勿体無い気がします。やはり和歌山線沿線へ出るのが良いのですが山越えの上に40数キロは走る事になります、明るいうちには紀の川側に出たい処。遠井辻峠を越えて貴志から抜けるプランも考えていたのですが、沼谷林道を地蔵峠へ、峠を旧美里村側へ下り天野経由で下ると云うWAKAYAMA800のチェックポイントを2つ回れそうなコースを。
高野口駅からだと最終は2027で22時には帰宅できそうです。最近復旧した沼谷林道は2004年10月にO氏と下って以来と記憶が曖昧、写真の大沼隧道も確かにあった様な… 一旦下って再び登りに、スーパー地形アプリも圏外でデータがダウンロードできないのでピークがどこなのかはっきり読めないのです、とにかく400m近く登らなけらばならないかと、陽が傾くにつれてこのコース選択に後悔が…
どうにか 1708 には毛原林道への分岐へ、2004年は毛原から登ってきて沼谷林道を「あらぎ島」へ下ったのでした、と云う事はここから地蔵峠までの間は未踏区間だったのかな?
1714 やっとの事で県道115号花園美里線に合流、記録によると1991年7月以来と34年ぶり、2005年に開通した花園美里トンネル(2,018m)により旧道峠となっていますが、懐かしい四阿は今も綺麗に維持管理されている様です。人家が途絶えてから1台の車にも出合わなかったのですが、四阿で最後の補給食を口にしていると、沼谷からなのか毛原からなのか1台の軽乗用車が花園側へと下って行きました。
峠の切り通しが先の四阿から少し美里よりにあり「老松昔日語 和歌山県知事 花園村 地蔵峠 美里村」と記された石碑があり(写真右)、トンネル開通と同じ年の10月1日に伊都郡花園村はかつらぎ町に、翌2005年1月1日に海草郡美里村は紀美野町となっています。処でおなじ伊都郡どうしで合併したかつらぎ町と花園村の間には直接行き来できる道が一切ないのです。(追記 : 地形図によりますと地蔵峠と記載のあるのは県道115号の峠ではなく、沼谷林道と毛原林道との分岐点付近になります。)
沼谷毛谷方面への道があるためにこの旧道は健在だと思っていたのですが、美里側は大荒れで路面が柴に覆われています、どうやら美里側は殆ど使われていない様な、ここでバーストでもしたら万事休すだと慎重に下りますが、柴に隠れた小石を弾いてしまう事も何度か、どうにか 1744 花園美里トンネルの美里側に出る事が。1749 長谷宮まで下り国道370号へ、途中でチェックポイントの「たまゆらの里」に立ち寄り花坂西へ、後1キロ走れば矢立へ出る事ができるのですが、志賀高野山トンネル(1,070m)に入り天野へ向かいます、志賀側からだと真国川に沿って楽に「天空の里 天野」へ行く事ができます。
1847 「丹生都比売神社」のチェックポイントに到着、場所が移動していて少々探しましたが、とにかく日が暮れるまでに目的を果たす事ができました。
天野の里から少し行った処にある笠松峠(555m)を越えると後は下るだけ、紀の川左岸の県道13号和歌山橋本線まで距離5.6キロ/標高差544m、平均斜度10%の下りが、一度登った事がありますが…
JR和歌山線の高野口駅まで走るつもりでいたのですが、紀の川に架かる三谷橋を渡る頃にはすっかり暗くなってしまったので、二駅手前の妙寺駅から帰途に就く事に。妙寺駅からの輪行は初めてなので少々迷ってしまいましたが1937無事到着、本日の走行142.2キロ也。三谷橋は県道110号三谷妙寺停車場線なので国道24号を跨いで真っ直ぐ行けば良いかと思ったのが間違い、駅はやや西寄りになります。駅近くにコンビニがあって便利なのですが、橋本・五条方面への列車は跨線橋を渡らなくてはなりません。2019 発王寺行に乗車、JRだけで桜井に帰る事のできる最終のスジになるのですが、高田駅での接続が悪くて30分以上待たされ桜井駅 2217 着。無事には帰ってきましたが、些か無茶をし過ぎて疲れました。
遠回り通勤「芋さ行くべ!」
はっきりしない天気予報が続きますが、、今日は朝から良いお天気、でも大気が不安定で午後は雷雨も… なんて云われたら足を伸ばせないやないですか、でも今月は今日走らないと走れる日がなさそう、遠回り通勤はとりあえず芋ヶ峠へ向かいます。
0903橿原市の職場をsyっ発、栢森で10分程休憩して0956再スタート、1014行者辻通過、1024芋ヶ峠通過、速くはないですが1037吉野町千股の水辺公園へ、まだまだお天気の心配はないので津風呂湖畔へ向かいます。
津風呂湖畔に出て1111みかえり橋を渡り北岸を東へ、平日とあって1台の車も入って来ず、逃げて行くとは云え鹿の集団には、入野1154着、三茶屋から関戸峠を越えて宇陀へ向かうか、入野峠を下って東吉野へ向かうか。
少し曇ってきましたが窪垣内から県道16号吉野東吉野線に、走っていて気持ちの良いルートです、特に新緑の今が一番、日陰は気温低め。
例によって小川から小(おむら)までは高見川左岸を遡ります。「ひなたや」が営業していましたのでお昼に、平日にもかかわらず結構賑わっています、唐揚げ定食をば。東吉野で平日に食事のできる店は有難いです。
蟻通橋から県道221号小村木津線へ、国道166 号に入る直前、高見山を見上げるポイントまですれ違った車は1台。空模様を見ながらここまで走ってきましたが、一谷峠を越えるか染谷峠まで足を伸ばして室生ダムまで下るか。陽射しがあれば木漏れ日の染谷峠やキラキラ輝く室生ダム湖が心地良いのですが…
で県道251号谷尻木津線に入ったのですが、ここへ来て陽射しが… 1444一谷峠へ。
菟田野岩端へ下れば、あとはほぼ何時ものコースを走って篠楽から女寄方面へ、1620には宇陀市と桜井市の境界を越えます。結局天気が崩れる事なく1646には無事帰宅、本日の走行87.2キロ。
今日の遠回り通勤「五條~吉野山」
明日明後日と連休なのですが明日は所用、明後日はお天気が悪そうで走れそうないので、勤務明けの今日は少し走っておこうと。しかし晴れマークの割にはスカっとしない空なんですが… ところで今年のWAKAYAMA800モバイルスタンプラリーでは京奈和自転車道賞と奈良県と京都府にそれぞれ5ヶ所のチェックポイントが設定されています、と云う訳で今日は南の方角へ。
まずは御所駅前の「ohisama cafe & shop」へ、京奈和自転車道賞と云いながら先日の「河合町役場」と云い京奈和自転車道から離れたチェックポイントは如何なものでしょうかねぇ。カフェですので折角ですからモーニングを… ただ御所市HP掲載の500円より値上がりして600円也、中身もコスパ悪し、今時こんなものなんでしょうかね…
国道24号を走り小殿交差点から旧街道へ。写真左で正面に見えている築堤上が現在の国道24号線です。「風の森」バス停のある峠鞍部の信号を西に渡り登って行って開けた処がいわゆる「風の森」で金剛山の裾野にあたります。
風の森に立ち寄った後、次のチェックポイント「モンベル五條店」へ、こちらは京奈和自転車道沿いで、昨年で終了したモバイルグランドフォンド奈良・吉野でもチェックポイントになっていた処です。
モンベルから県道を吉野方面へ少し行った処から川べりの道へ、先日K君がウリ坊と出遭ったそうですが、こんな狭い処で親が出てきたら怖いですね。阿太橋を渡り再び県道に入り下市へ、お昼になりましたがもう少し足を延ばしてみようとAコープでお弁当と飲み物をを調達します。
下市からは県道48号洞川下市線へ、今では洞川すなわち天川村へは広橋、笠木と越えて行く国道309号がメインルートですが、かつては天川街道と呼ばれたこちらがメインルートでした。(写真左) 以前から気になっていたのですが、 見たところ昭和25年3月の道路標識令による様式の様なのですが、昭和35年12月には現在の様式に改正されています。
1256 下市町才谷に到着、追っかけるように平日のみ2往復の奈良交通のバスがやってきました、ここで折り返すので時間待ちをするのですが、降りる人も乗る人もいません。
才谷から県道257号才谷吉野山線へ、遠回りですが一番楽に吉野山へ行けるルートなんです、交通量も少なく今日は吉野山まで1台の車にも出遭わず。
1327 吉野山へ、県道257号は中千本勝手神社の角に出てきます、シーズオフの静かな吉野山、ちょっと静かすぎ。左折して金峯神社の方へ下ると楽に吉野川べりに下る事ができるのですが、右折して如意輪寺の方へ向かいます、先にお弁当を買ってしまったので「静亭」は通過、すいません。
如意輪寺の駐車場まで来た処で県道37号桜井吉野線を離れ磯貝へ下る道へ、県道39号五條吉野線沿いの吉野高校の前に出る事ができます。
その後桜橋で吉野川を渡り芋ヶ峠への道県道15号桜井明日香吉野線へ入り1418千股へ。
週末に行われた「ラリー飛鳥」のお陰で散乱していた柴や路肩の堆積物は綺麗に取り除かれていて、いつもを知っている者にはメチャ綺麗。
今日は気温が上がらず涼しかった事もあって、殆ど汗をかく事もなく1506 芋ヶ峠(488m)に到着。
もちろん明日香村側もご覧の通り、ただ路面そのものは傷んだままですので。結局78.2キロ走って16時過ぎに帰投、今月の走行距離は631キロに。
18年ぶりの大坂峠から鳴門へ(前半)
今日も5時半のスタートです、徳島市中心部の宿をスタートしてまずは大坂峠へ向かいます。
概ね徳島県道1号徳島引田線或いは旧道と思しき道を行きます、交通量が多くて快適とは云い難いのですが、鮎喰川、吉野川、旧吉野川と橋を渡らなければならないので仕方がありません。 0629 には吉野川に架かる名西橋を。
讃岐街道と呼ばれた県道1号は徳島香川を結ぶ最短ルートになる訳ですが険しい大坂峠がある為に国道11号は海岸寄りの鳴門市経由となっています。ただトンネルで県境を越えているJR高徳線と高速の高松自動車道は大坂峠のやや西寄りを経由しているのは良くあるパターン。県道1号って国道昇格で無くなってしまった府県もあるのですが、2022年3月に走った長野、愛知、静岡3県に跨がる県道1号飯田富山佐久間線の様な険道も結構あったりするのです。なお今日の予定コースですとこの先徳島市に戻ってくるまでにコンビニの類はありませんのでこの付近で携行食等を調達しておきます。
一旦県道1号から離れ板野駅の東側で高徳線の線路を跨ぎます、四国色のキハ47系が健在。踏切を渡り右側が讃岐街道かな、この板野では讃岐街道と撫養街道が交差しています。前回の2007年10月の大坂峠越えではこちらへ単身赴任したばかりのO氏と板野駅で落ち合ったのですが、どのルートを走ったのか記憶が曖昧です。
板野の街を外れ暫く高徳線沿いの旧道を行きますが、再び県道1号に合流。
高徳線と交差するポイントがありましたので、写真を撮ろうと列車時刻を確認して待つ間に朝食のおにぎりを頬張ります。高徳線の引田板野間って特急うずしおが15往復以上走っているのに普通列車は5往復しか走っていないのです、土讃線の事を思えばマシだとは云えますが。
現在の県道は右側の斜面に取り付く様に登って行き谷を詰めて左側へと巻いて行きます、この辺りから幅員が狭くなります。途中1ヶ所谷あいの集落を見下ろす事のできるポイントがあり、この時間では日影になっていますが高徳線を見下ろす事ができます、前回もここで写真を撮っていた様で。
0805 板野町と鳴門市の境界となる大坂越(264m)へ、県道1号のピークはここで、盟友峠おやじナワールド氏も「県境のものを大坂峠いい、阿讃山脈を越えるものは大坂越というようだ」として2つにカウントしています。
大坂越から緩やかに下っていくと切通しがあって 0814 T字路に出ます(写真左)、ここが県道の大坂峠(185m)で徳島県と香川県の県境となります。ここを右折するとすぐに大坂峠展望台の駐車場(写真右)があります。なお古道の大坂峠は県道の切通しより数100m南の鞍部にあった様です。
階段ですので担ぐ必要がありますが、展望台からは西から北方向へのパノラマが拡がります。小豆島はかすんで些か見えにくいですが昨年5月に走った東かがわ市の海岸線を眼下に望む事ができます。
タイミング良く貴重な高徳線の普通列車がやってきたり、東側にはこれから走る海岸沿いの国道11号を見下ろしたり、展望台には四阿もあってのんびりしたい処なのですが、回りを蜂が飛び回って威嚇するので早々に退散する事に、今度は空気も澄んでいるだろう冬に来てみたいですね。
香川県側は標高差180m九十九折れのダウンヒル、半分くらい下って展望が開けてもまだまだ九十九折れの道筋が眼下に。
下から見上げてみると… 正直云って香川県側からは登りたくないです。国道11号に出て少し鳴門寄りに走った処にある「大坂峠古道」の案内板。
大坂峠で一旦香川県側に下った後は海岸沿いに国道11号を走る訳ですが県道183号亀浦港櫛木線(鳴門スカイライン)に入るまでの約13キロ、昨年5月に反対方向に走っているのものの大型車の通行も多くてあまり走りたい区間とは、断続的に歩道もあるにはあるのですが、その上昨年4月頃から海岸沿いの旧道「うずしおロマンチック海道」も通行は危険と云う事で閉鎖されてしまっています。そんなこんなで早く通り抜けたい一心で1枚も写真を撮らずに鳴門へ…
信楽~伊賀上野サイク 2025 ②
ソロライドの時はお店に入るのが億劫なので、コンビニおにぎりやお菓子だけで走り続けてしまう事も多いのですが、今日は4’Seasonのりょうママお勧めの「ラマンチャ」まで行こうかと、GoogleMapによると「まもなく営業開始」となっていますから丁度良いタイミングかな、お店は国道307号沿いの信楽町牧ですから、信楽駅から3駅先の雲井駅近くまで足を延ばします。
信楽駅からは国道に戻らず大戸川と信楽高原鉄道に沿った道へ、地元の車が通うだけの自転車向きルートで、貴生川水口方面に向かう時には必ず利用しています。
少々行き過ぎてしまいましたが、牧で国道に出てお店の前まで行くとなんと定休日、GoogleMapの「まもなく営業開始」に騙されてしまいました。折角ここまで来て残念ですが引き返して「森のカフェ」に向かう事にし線路沿いの道へ戻ります。なお先の道から「ラマンチャ」へは牧杉谷林道への分岐を西に行くのが正解。ところでこちらに向かっているSさんですが、まだ大石だそうで時間的にお目に掛かるのは難しそうです。
再び線路沿いの道に戻りますが、この道を信楽駅に向かって走るのは初めて、なにやら風景が新鮮です。「森のカフェ」へは国道422号線から滋賀県道50号伊賀信楽線へ入り御葉木峠の方へ向かう途中にあります、この県道に入るのはずいぶん久しぶりで2005年3月27日の「 御斎峠ツーリング」以来かと。
実は私は「森のカフェ」へ入るのは初めて、ローディ御用達の店でハンパないボリュームである事は聞いてはいましたが、店の前まで来てタックさんは来た事があるとか、どうやらアリオリ自転車部のルーさんのツアーだった様。もちろんと云うか件のランチを頂きましたがそのボリュームはご覧の量、無事に完食しましたが信楽駅前でおにぎりをパクついていたタックさんはライスをギブアップ。しかし歳のせいでしょうか昔の様に量を食べられなくなった様で…
1320「森のカフェ」を後にし国道307号を少し戻って神山の信号から県道334号多羅尾神山線へ、なおこの先は御斎(おとぎ)峠を越え伊賀上野に下るまでお店はもちろん自販機すらありません。県道は大戸川の支流に沿って多羅尾へ向かいます、県道138号信楽上野線に合流してから御斎峠までの約3キロ、無駄なアップダウンがあって結構厄介です、何度も走ってはいますが、お腹が張って今回が一番キツかった様な。
1428 御斎峠(570m)に到着、色々と曰く因縁、蘊蓄のある峠なのです…「御斎峠なのか御斉峠なのか」、現在の県道の峠は切通しになっていて少し下った処で上野盆地の展望が開けます。
麓までダウンヒルは標高差が約430m、伊賀コリドールロードやR422桜峠の改良で昔より交通量は少なくなっているはずですが、ブラインドカーブが多くときどき車が来るので気が抜けません。
伊賀コリドールロード(写真左)を少し下って左へ、県道138号の旧道ではないのですが伊賀上野駅方面へのショートカット路があります。以前より荒れている様ですが直登するコリドールロードの部分を短縮できるので登るには有効です。
① ~信楽駅 / ② 信楽駅~御斎峠~伊賀上野 / ③ 伊賀上野~
※ 一部にタックさんに撮って貰った写真を使わせて貰っています。
信楽~伊賀上野サイク 2025 ①
今日明日の連休、できれば1泊で遠出でもしたい処なのですが、些か身内に気掛かりな事があるのと明日の天気予報が思わしくありません、日帰りで距離を稼げるコースを考えた処、何度も走っている信楽~伊賀上野~名張と周回するコースを、最近では一昨年5月2日にF1さん、きんなん君、一部をバクローさんとご一緒しています、その折の距離では146.2キロに。一応SNS等に告知しておいたのですが、なんと一昨日信州から帰ってきたばかりのタックさんがご一緒してくれる事になり近鉄奈良駅まで輪行して貰い県庁西交差点で落ち合う事に、なんでも信州では距離的にはあまり走れなかったからとの由。
待ち合わせは奈良県庁西交差点8時にしたので、6時過ぎに出れば十分なのですが、いざ出掛け様とすると寒い事、今お医者さんから出して貰っている薬のせいかテンション低め、約束がなかったら出掛けるのをやめていたかと。予報では最低気温が8℃、確かに1桁には違いありません、しかし昼間は20℃超えとの事ですから、脱いだら一番コンパクトになるダウンベストを着込む事に。それでも寒いので少しでも温もろうと上ッ道を結構なペースで北上、早く着き過ぎそうなので合流場所を近鉄奈良駅に変更して貰い、京終駅でトイレ休憩を兼ねて時間調整を、しかし良いお天気です。
近鉄奈良駅着0718の電車と云う事ですので頃合いを見ながら近鉄奈良駅へ。 行基さんがリニアを奈良へと云っている訳でもないのですが、その頃まで生きててもきっと乗らないだろうな、新幹線も20何年乗ってない位ですもん。
さてタックさんが上がって来てデモンタの組み立てを済ませ 0745 にはスタート、ドタ参もいないだろうと県庁西を通らず奈良女の間を抜けて奈良阪へ。なお元奈良監獄(奈良少年刑務所)跡はっ件の改修工事が入っていて正門を見る事ができません。
鹿背山を越えて8時には木津川べりへ、恭仁大橋を渡り国道163号の井平尾交差点から府道5号木津信楽線へ、この時間帯だと和束までの間は結構車が多いのが…
0901 和束のローソンへ、井平尾交差点から4.7キロ、標高差約80m、約15分。ランドナーですから至って上等なペースです。
木津信楽線、滋賀県境の無名の峠に向かって適度な斜度の走りやすい、新緑と茶畑の中を行きます。進むにつれて交通量も少なくなり、湯船の八七瀬橋で殆どの車が左折して朝宮方面に向かいます。
今年は藤が当たり年なんだそうで、そう云えば例年より目立つような、藤はマメ科の植物なので他の木とかに巻き付いて成長します、寄生しているのでもないのですが。こうなると成長を妨げて枯らしてしまう事もあるのだとか。
引き続き和束川に沿って木津信楽線を、滋賀県との県境を目指します、湯船森林公園辺りから少々斜度が増します。
1018 井平尾から19.4キロ、和束ローソンから15キロ、京都滋賀府県境の峠(標高357m)に到着です。一昨年は 0913着ですから約1時間遅れで走っています。
1055 信楽高原鉄道信楽駅に到着、ジャンボ狸の裏の藤棚もごらんの按配です、桜井からここまで約60キロ。いつもですと御斎(おとぎ)峠に向かうのでここから少し折り返すのですが、お昼にしようと更に進んで雲井駅近くのカフェ&レストランに向かう事にします。ところでFacebookによると大津市在のSさんがこちらに向かっているとの事ですのでタイミングが良ければ逢えるかも。(つづく)
① ~信楽駅 / ② 信楽駅~御斎峠~伊賀上野 / ③ 伊賀上野~
※ 一部にタックさんに撮って貰った写真を使わせて貰っています。
ゆるゆるCC「若草山ピクニックライド」++
集合写真を含む大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
何やら来週も火水曜の連続の休みはお天気が良くなさそう、色々と雑用が溜まっているものの、今日を逃すとGW明け来月8日まで通勤以外では走る機会がない様な… 今日19日はゆるゆるCCのイベントがなんと三つも、DeGucciさん主催の「仏隆寺~赤埴カトラ林道~西光寺~室生寺サイクリング」、いまむさん主催の「若草山ピクニックライド」、大ちゃん主催の「葛井寺の藤と浅香山ツツジと古墳ゆるポタ」、と云う事でいまむさんの「若草山 …」へ顔を出す事に…
平城宮跡9時と云う事ですので約1時間半、7時15分に出発して近所のスーパーで弁当を買って行きます。さて平城宮跡まで来たものの南門広場トイレ前には姿が見えません、ネットを確認してみると集合場所は資料館駐車場との事、急ぎ移動してどうにか集合時刻に滑り込む事が、平城宮跡は広いからカンチガイしていると大変、朱雀門なんて云われたら線路の南側ですもんね。ドタ参はおられない様で今日の参加者は5名(内女性2名)也、これ位が走り良いかと。
若草山へ向かう前に佐紀盾列古墳群の中を走りまわり足慣らし、奈良自転車道(県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)に入り、ドリームランド跡地から黒髪橋を渡り般若寺近くから奈良阪を南に下ります。
正倉院の裏側から二月堂の下に出て小休止。土曜日ですがまだ午前10時過ぎですのか観光客の姿は多くないのが救い。
若草山の南側からダートの春日山遊歩道に入ります。遊歩道と云っても車が通れる幅員がありますが、月日亭から先は一般車は入る事ができず、ハイカーやジョガーが少なくないので注意。なかなか新緑も良いですが秋の紅葉シーズンならこんな感じに。
約2キロ標高差150m程をこなすと奈良奥山ドライブウェイの鎌研交番所に到着、休憩なしなら25分もあれば、交番と云っても警察の交番ではなくドライウェイのゲートみたいなもんで、ここへは奈良奥山ドライブウェイ経由で観光バスも上がってきます。
駐車場から少し走れば若草山山頂です。実は奈良県人ながら若草山へ2015年12月以来の9年ぶり、ただ周りから聞こえる言葉は…
「若草山ピクニック」ですから若草山でお昼にするのかと思いきや、いまむさん曰くドライブウェイ沿いの休憩所でとの事、ドライブウェイと云っても鎌研交番所から芳山交番所を経て石切峠への分岐までのB区間はダートで自転車や歩行者も通行可能です。
1145 東海自然歩道と合流する大原橋休憩所に到着、ここは何年か前にリニューアルされて綺麗になっています、2014年11月当時。私はおにぎり弁当しか持ってきていなかったのですが、皆さんピクニックライドと云う事で準備万端、色々とお呼ばれに預かりました。
休憩所で小一時間ゆっくりさせて貰ってから再びドライブウェイを、予定で石切峠を越えて南下し鉢伏峠を下るとの事だったのですが、芳山交番所から東海自然歩道のダートを新薬師寺の方へ下るとの事。私は奈良市街に下っても上ッ道で帰るのも芸がないので、芳山交番所で皆さんとお別れする事に。
13時過ぎに芳山交番所前で皆さんを見送り石切峠へ向かいます。
石切峠と峠の茶屋、2021年11月の「ゆるゆるツーィドラン」以来です。茶屋、お客さんがいなくて親爺さん縁台で昼寝してましたよ、名物わらび餅って云っても正直大して旨いものでもないですしね。さて誓多林に下ったもののどう走るか、県道184号須山西狭川線から県道183号日笠東金坊線と辿り県道80号奈良名張線の大野町へ、「真夏の早朝ラン」で越える天理市境の無名峠を越える事も考えたりしながら少し迷走して一台峠へ向かう事に。
1420 2021年7月以来の一台峠(580m)、その折は針側からでしたが田原側からの記憶が?? もしかしたら初めてかも。
国道369号を少し南下し馬場から針ヶ別所、県道127号北野吐山線に入り国道24号旧道を跨いで宇陀市境の無名峠を下り室生染田へ、室生寺まで来る予定のDeGucci組と出逢えるかもとLineで呼び出してみますが、応答なし。
その後勢いで県道28号吉野室生寺針線を室生大野へ下り、国道165 号緑川半焼の嫌な坂を登って「濡れ地蔵」付近から室生ダム湖畔へ、この水位ですから「濡れ地蔵」は「溺れ地蔵」です。ダム湖南岸を走り榛原経由で17時過ぎには帰宅、本日の走行94.2キロ、久しぶりのダート走行に距離以上に疲れました。
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「東の海へ 2025」①
今週は火水曜と連休でしたので、昨年9月のリベンジで湯郷温泉に泊まり岡山鳥取県境の峠と因美線沿線を走ろうと考えていたのですが、火曜日は全国的に大荒れの天気と云う事で断念、だた水曜日のお天気は良さそうですので久しぶりに「東の海」を目指す事に、なんと2021年7月以来、鉄人児玉さんを習って海無し県から東西南北の海を目指すライドは2017年以来実現できていません。コースは2021年同様に高見トンネル、湯谷トンネル経由で宮川右岸を伊勢に向かいます、2019年5月に走った桜峠経由より距離的に少し長くなりますが、車や信号、市街地走行が少ない自転車向きのコースです。
急な上に平日でしたが、何人かに声を掛けるとタックさんとDeGucciさんがご一緒して下さる事に、タックさんは近鉄榛原駅まで輪行で。ソロだった2021年7月は朝4時半に桜井を出発したのですが、今回は榛原7時半の約束ですのでかなり遅め、それでも準備ができたので6時前にはスタートしたものの、思っていたより気温が低め、ベストか何か取りに帰ろうかと考えがよぎったものの、どうせ走っているうちに温もるだろうしと西峠への登りですからね。なお今回機材はエルバロードで、2021年はasuka号だったのですが、分割式マッドガードの再製作が相変わらず滞ったままなんです。0720着の急行でタックさんが到着、DeGucciさんはなんと自走で到着。他にドタ参の人もおられない様ですので 0738 榛原駅をスタート
菟田野松井までは芳野川沿い「月うさぎ」への定番コース、先週末に咲き始めた桜も散り始めてます、こと宇陀に関しては今年の桜は短かった様です。松井のローソンで一息入れますが、薄着が災いしてお腹を冷やした様で調子が良くありません。
どうにか走り出せる様になり、国道166号旧道を継いで0849 佐倉峠を通過。しかし平日にも拘らずなんでこんなに車が多いのだろう、それも県外ナンバーに大型バスまで、そうか「高見の郷」の千本の枝垂れかぁ… 新木津トンネルも避けて旧道の木津(こつ)トンネルを 0909 に通過、その後も旧道を縫って 行きますが、「高見の郷」寄りの駐車場が満車の様で、溢れた車が手前の駐車場へと旧道を戻ってきます。0927 高見山登山口バス停に。
「高見の郷」を見上げる処まで来ると車はぐっと少なくなります、三重県側から来る車は少ない様で、知名度はまだまだ関西ローカルと云う事なのかな。
0955 には高見トンネルに到着、2021年は0747ですから桜井から2時間余りで来ています。
1002 高見トンネル(2,470m)へ、歩道を走っても10分程で通過します、但し待避部分(東向きで2ヶ所)の歩道がクランクになっているので注意。なんと三重県側では満開の桜と青空が出迎えてくれました。
高見トンネルは何度も通っていますが、このタイミングでは初めて、今年最後のお花見ツーリングに。
写真右は旧飯高町木梶、加杖坂峠への分岐にある栃谷口の見事な枝垂れ桜。懐かしい2007年4月15日の写真。
和歌山街道だった国道166号旧道へ入ります、老朽化のせいか4輪は入れない様にポールが建っています、橋の袂の民家の枝垂れ桜も見事です。
少し遠回りにはなりますが和歌山街道の宿場町だった波瀬へ。
ここには里程標が残っています、写真はDeGucciさんにレクチャー中の私。
標高が下がるにつれ桜は花を落としていますが、このルートは昔から民家の庭先に色々な花木があって愉しまさせてくれます。旧飯高町の中心部森を過ぎて県道569号蓮峡線へ、
1110 旧飯高町宮本の「つるや」へ、この界隈では貴重な食品スーパーです。少し補給の後、国道422号線へ入り湯谷峠へ向かいます、即ち櫛田川流域から宮川流域側に越える事になります。大津市と紀伊長島町を結ぶ国道と云っても重用区間が多く三重県下には不通区間が2ヶ所あります、実は滋賀県の瀬田川大橋から朝宮の間も422号なんです。
標高差180mは比較的登り易い峠道、20分少しで湯谷トンネル(250m)に到着、大台町に入ります。
峠から少し下った処にある「湯谷不動」湧き水があるので夏場は貴重な休憩ポイントです。今は残っていませんがクレージーキャッツの植木等さんの生家だったお寺が峠を下った処にあったのだとか。
三重県道31号大台宮川線に入り、大台町と合併する前の宮川村中心部の旧道沿いにある食品スーパーへ、以前はJAだったのですが、今はキッチン「海ものがたり」となっています。なんと三重県産こしひかり2kgが1,380円(税別)で売っているではありませんか、4サイドなら買っていたかも。
1250 には「もみじの森公園」へ、三瀬谷ダム湖(奥伊勢湖)の湖畔にあって四阿やトイレがあって、以前は無料でキャンプができて利用させて貰っていたのですが、コロナ禍をはさんで現在はキャンプ禁止になってしまいました。近くに食事や地元産品の買える「ふるさとプラザ もみじ館」もあったのですが、現在はバーガーとドーナツのお店になっています。さてここでお昼の休憩、距離的にはほぼ半分走ってきた事になります。(つづく)
一部にタックさんの写真を利用させて貰っています。
水曜ラン「芋越えて津風呂湖畔」(後半)
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「みかえり橋」と云う名の吊橋を渡り対岸の「木ノ子広場」へ、ここでお昼にします。ただ食事中の写真を誰も撮っていないのですよね (^^)
1220 木ノ子広場でのんびりした後、津風呂湖畔の道を時計回りに入野(しおの)へ向かいます。何度も走ってレポートしてはいるのですが… 津風呂ダム南岸には県道256号入野河原屋線としてダムの天端道路から平尾へは昔から車道があるのですが、平尾から入野への北岸は近畿自然歩道に指定されていたものの未整備な状態でした (2006年当時)。その後かなり時間がかかりましたが、離合困難な1車線なものの舗装とガードレールの設置が進み2015年春頃から香束から入野まで利用がで繋がり津風呂湖を車でも一周できる様になりました。津風呂湖には3ヶ所に吊り橋があるものの車は渡れないために、離合困難な北岸側に車が入ってくる事は少ないものブラインドカーブが多いので注意。
途中「津風呂村懐古」と記された立派な碑のある駐車スペースで小休止。津風呂ダムの建設では竜門村津風呂の50戸と国栖村入野の21戸が沈んでいます。
再び湖岸に沿って、ちなみに北岸側は入り組んだ沢をなぞって道がついているので木ノ子広場から入野まで8キロ程あります。
1308 ようやく入野に到着、途中15分程休憩していますが木ノ子広場から30分以上かかっています。
入野の桜並木はまだですが、結構な老木で咲いても昔の勢いはありません (2006年4月9日)。子安地蔵の横の激坂に取り付き国道370号へ、三茶屋(みちゃや)まで国道を往きますが、この区間の交通量を少ないです。
三茶屋「吉野見附三茶屋」で一息入れて県道28号へ入り小名トンネルを抜けます、道は宇陀市へ抜けているのですが、県道28号が東吉野へ越える区間が未開通のため県道としては途中で終わっているので三茶屋の道路標識は通行不能となっています。
無名の峠を越えて大宇陀へ下り、帰途はどうするかと云う事にあり、久し振りに大峠トンネルを越えることに。途中宮奥ダムで小休止。このルート2022年6月以来です。
宮奥ダムから最後の登り、国道370号から標高差200m近くあります。
1525 大峠トンネル(1,806m)に到着、トンネル内は桜井側に向かって下り、多武峰の下の八井内交差点まで170mのダウンヒルです。
八井内で県道37号桜井吉野線に入ります、百市の新しく供用された区間(写真左)、このルートを新鹿路トンネルを抜けてきた車が結構飛ばすのであまり好きではないのですが、できるだけ旧道を選びます。
このまま桜井駅近くまで下ると大和八木へ戻るお二人にはロスになるので「談山」の西内酒造の前を通り過ぎた処で、このまま下るきんなん君とはお別れ、横大路の香久山駅近くまでお送りし、帰途に就きました。本日の走行73.5キロ、お天気にもメンバーにも恵まれ快適に走る事のできた一日でした。
一部にタックさん、きんなん君の写真を使わせて貰っています。(前半へ戻る)
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水曜ラン「芋越えて津風呂湖畔」(前半)
新しい職場ではシフトの関係で水曜日が休みになる事が多いのですが、リタイヤ組はもとよりゆるゆるCCでも平日走る事のできる人が少なくないので、先月26日の「布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク」に続いて「水曜走りませんか?」と平日ランを企画する事に… 今回は津風呂湖畔へ、
呼びかけに集まってくれたのは私を含め4名、ゆるゆるCCのイベントとしては少人数ですがね、縛りはしてなかったものの結果的にはランドナーサイクに。朝起きた時は凄い黄砂だったのですが出掛ける頃には青空が、まずは kobaさんとタックさんをお迎えに大和八木駅北口に向かいます。明日香村のの方へ向かうので南口の方が良さそうなのですが、北口にはベンチのある広場があって、輪行支度に丁度良く眼の前にコンビニもあります。
話し込んでいたら予定の8時半を回ってしまっていて慌ててスタート、国道24号を跨いて下ッ道へ、おふさ観音まで南下します。
飛鳥川沿いの自転車道へ、万葉まほろばセンター裏手の河津桜が出迎えてくれますが、 その先の桜並木はまだこれからです。
甘樫丘の回りも菜の花は咲いていますが桜はまだ。
2分遅れで明日香村亀石前のセブイレに到着、ここできんなん君と合流し今日の参加者4名が揃います。0911には出発、いつもは橘寺の北側を回って祝戸のマラ石を経由するのですが、今日は「河津桜の丘」を越えて行きます。
稲渕まで距離的にはショートカットになるのですが標高差70m程を登らなくはなりません、平日ですので見物客も少ないですが、河津桜の方も葉が出てきてピークを過ぎています。
朝風峠の新道と云うには離れていますがピークを越えて案山子ロードへ抜ける小径へ入ります、舗装が良くなって走りやすくなりました。この区間のタックさんの動画(Instagram)。
稲渕の集落へ下り県道15号桜井明日香吉野線へ、案山子ロードを下ってくると現在男綱の下の橋が通行止ですので、いつもの旧道ではなく新道へ上がります、ここの桜もまだまだこれから。
0947 栢森に到着、これりより先は峠を越えて千股まで踏み込む車は少なくなります、今日はサイクリストが1人と軽トラが1台、ただ休日はランニングの人がいるので注意。。
お馴染み芋ヶ峠への道。3日前に下ったばかりですが、この路面ですから明日香村側に下るのはなかなか大変です。
役行者の辻で小休止。
1033 芋ヶ峠(488m)に到着、寄り道した割には早く着いたような…
標高差250m程を10分で下り 1043 千股の水辺公園へ。
旧龍門村の旧い街並みの中を行きます、現在の県道28号吉野室生寺針線の旧道にあたります。
1125 津風呂湖に架かる吊り橋「みかえり橋」に到着、対岸に渡ってお昼にします、サイクリング車通行可が嬉しい吊り橋です。
一部にタックさん、きんなん君の写真を使わせて貰っています。(後半へ続く)
「桜」動画集
今年の桜は些か遅い様ですね、あまり動画は撮らないのですが貴重な (^^;)「桜」動画集です。
2018年3月24日「四国の右下ツーリング」より
高知安芸自転車道 赤野休憩所付近(28)
2018年3月26日「NLC 4season 春のサイク」より
5分23秒 (72)
2018年3月29日「今年も東西南北の海へ、まずは北へ」より
自転車道を京川橋まで北上し鴨川左岸に入ります。鴨川べりの桜も今が盛りです、R24勧進橋で右岸に入り、塩小路橋で再び左岸に入ります。(20)
2018年4月4日「今日は和歌山へ、高野山から蘭島」より
二川(ふたがわ)ダム湖畔を行く(60)
2024年4月6日「津山から片鉄ロマン街道へ」より
苦木駅跡手前から天瀬駅まで(2分19秒)(30)
遠回り通勤サイク「五條~吉野」
例によって勤務明け、今日は吉野口から五條、吉野方面へ向かおうかと… 橿原神宮前から岡寺、飛鳥とほぼ線路沿いに走り高取町で県道120号五條高取線に入ります。途中で昨年3月にゆるゆるCCのランで立ち寄った市尾墓山古墳に立ち寄ります、数本若い桜の木があるのですが、まだ蕾も付けていません。所々では気の早い桜が咲き始めているのですが、今年はまだまだ梅が元気です。
再び県道120号線に戻り吉野口駅前から薬水へ、途中奉膳(ぶんぜ)の踏切でやってきたのは近鉄特急、この付近ではJR和歌山線も並行しているのですが先日のダイヤグラム作成ソフト、近鉄橿原線とJR和歌山線もほしいですネ^_^
重阪(へいさか)峠を越え国道24号へ、五條市街までは下らずに一昨年から供用されている栄山寺トンネルへを抜けて県道39号五條吉野線へショートカットします、このトンネル 622m程なのですが、中がS字カーブになっています。
mont-bell の前を過ぎて少し登った処で一旦県道を避けて吉野川右岸の道に入ります、ただカルディア第2キャンプ場までは水溜りもある結構な悪路です。
阿太橋を渡り再び県道39号へ、簗瀬橋南詰(写真左)を過ぎると下市の街へ、Aコープでお弁当を調達。ここから県道48号洞川下市線に入り才谷から吉野山に取り付こうかとも考えてみたのですが、そこまでの気力がなくてこのまま吉野川左岸を遡ります、あまり東向きに走らないので風景が新鮮です。途中にあった通行止の案内、県道48号が伃邑から才谷の間の2ヶ所の橋で3月26日から4月30日までの間通行止になる様です、吉野山中千本への抜け道だったのに、よりにより桜のシーズンに通れないとは…
この先上市橋を渡り千股の水辺公園でお昼にしてから、裏芋を越えて先週は空振りだった明日香村の「河津桜の丘」でも覗いて帰途に就こうかと。吉野神宮駅に立ち寄って時刻表を見ると、15分後にさくらライナーが通るので上市橋で待ち構える事に。
ところがやってきたのは2両編成の16600系、これからの桜の繁忙期前に代走なのかな。「青の交響曲」や普通車は撮っているのですがさくらライナーはまだ、シルエット的にも収めておきたい処なんですが…
芋ヶ峠への県道15号へ入り千股の水辺公園で弁当を広げます、千股の集落では咲いている桜もあったのですが、ここはまだまだの様です。
1224 に千股を後にし約5キロの峠道をのんびり走って 1258 芋ヶ峠へ、上りでは1台の車も出遭わなかったのですが、狭い下りになってから3台も、それも AudiとBenz ナビ頼りで明日香村から吉野山へ向かおうとした観光客でしょうか、引き返すに引き返せないですからね。
稲渕から棚田への道に入りますが、これは収穫がありました、その上見物の人も皆無。ただスマホしか持ってきていないのでお粗末な写真しか。
時間があれば「自撮り」の準備をして来てみたいのですが、間に合うかなぁ…
バイパスを越えて「河津桜の丘」を見下ろせる処へ、3度目の正直で満開ですが、案の定現物客と路上駐車の車の列が…
せっかくですので溜池の処に自転車を置いて登ってみますが、少し葉を付け始めている木も。
久しぶりに「4season」でお茶して帰途に、本日の走行63.2キロ。
今年最初の「よしの庵」東吉野サイク
東吉野村木津川(こつかわ)のお蕎麦屋さん「よしの庵」さんが今日から今年の営業を始めると云う事ですので、芋ヶ峠を越えて今年最初の「東吉野サイク」に向かう事にしました。例によってSNSで募りますと5人の方が、水曜日の「大和高原縦断」に続いてタックさんが大阪から輪行で来られますので近鉄大和八木駅北口8時集合と云う事に。
まずは下ッ道に入りおふさ観音近くまで南下。
飛鳥川に沿って走り飛鳥葛城自転車道に入ります、進むにつれて霧が… 展望台からだと雲海に見えるかも。
棚田を望む稲渕の休憩所にて、ここで明日香村在住のVivvaさんが追いついてきて今日のメンバー6名が揃いました。
栢森から芋ヶ峠への道へ、登るにつれ路肩の処々に雪が残っていますが、思っていた程でも。0940 前後には芋ヶ峠(497m)に到着。
芋ヶ峠を下り千股水辺公園で小休止、キリッとした空気に青空が拡がり最高のお天気になりました。ここで「よしの庵」さんに予約の連絡を、無事予約完了。
吉野川右岸の国道169号まで下りコンビニで補給を兼ねて休憩、このローソン吉野リバーサイド店は熊野方面に向かって最後のコンビニになります。
ローソンを出てすぐの妹背大橋で吉野川左岸に渡り県道39号五條吉野線へ、途中で1台のローディに抜かされますが、F1さんの同僚だったとか。宮滝大橋を渡り再び右岸に戻り国道370号へ。
吉野川沿いの道は窪垣内で県道16号吉野東吉野線に入り高見川右岸を走ります、ここまで結構良いペースで走り、東吉野村に入って暫くの処で小休止。
ニホンオオカミ像の直前で対岸路に入ります。
東吉野村役場の前を通り県道220号大又小川線の対岸を走ります、こちらの方が車が少なく川岸側で走っていて快適です。
お馴染みのパン屋「麦笑」さんは現在日曜のみの営業です。店の前で一息入れていたら和代さんが。
丹生川上神社中社前を通過し、「よしの庵」さんの予約時間に少し早いので蟻通橋前で小休止。
予約の 1215 直前に「よしの庵」さんに到着、Yさんはざるの大盛りを頼んだ以外は定番の変わりご飯とお蕎麦のセットを、大将の計らいで今の季節ならではの蕗のとうのてんぷらを付けて貰えました、ほのかな香りと苦味が春を感じさせます。なお「よしの庵」さん今年から祝日の営業はなくなり土日のみの営業となるとの事です。
「よしの庵」の後は再び高見川に沿って県道221号小村木津線を緩やかに登って行きます。
1333 国道166号を跨ぐ手前が高見山を見上げるビューポイント、冠雪はしていますが先日の平野部にも積もった雪の事を思うと意外とにして少ない様な。
国道166号の旧道を少し走り県道251号谷尻木津線へ。
1426 谷尻の集落を抜け宇陀市との境界になる一谷峠(609m)へ。
1435 菟田野岩端の「みんなの森公園」に到着、Yさんが用意してきてくれたコーヒーを頂いていたら、ウォーキング中の「月うさぎ」の番頭さん、毎日5キロのウォーキングをしているそうです、来月5日にはまた「月の宝箱」での「番頭さんを囲む会」でお世話にになります。(前回の模様)
1508「みんなの森公園」を後にし帰途に就きます。
一谷峠の手前、谷尻(たんじり)の三叉路から榛原まで県道31号榛原菟田野御杖線として続いているのですが、可能な限り芳野川に沿った道を縫って行きます、ちょっと危なっかしい場所もありますが。
榛原の手前で宇陀川側にショートカットし、篠楽から県道198号粟原榛原線へ、3キロばかり適度な登りをこなすと女寄トンネルの桜井側に抜ける事ができます。見通しも路面状態も良くお薦めです。結構良いペースで牽いていたらくたびれてしまい笠間の簡易郵便局の近くでVIVVAさんに交替して貰ったら、あっと云う間に離されてしまいました。1617 市界を越えて桜井市へ。
女寄峠の下りの途中から旧道に入るのですが、Yさんが真っ直ぐ行ってしまうアクシデントがありましたが、忍阪(おっさか)で無事合流、宇陀ヶ辻から横大路(初瀬街道~竹内街道)に入り、1645 桜井駅近くで八木方面へ戻る皆さんとお別れし今日の東吉野サイクを終えました。本日の走行93キロ、例によってF1さんは大阪東住吉まで自走して140キロだったとか、お疲れ様でした。東吉野へは新緑の頃にまた行きたいですね。(一部にタックさん、VIVVAさんの写真を使わせて頂いています)
集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2025’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。
大和高原南端から旧室生村
再びシフト勤務の生活となり貴重な土日祝の休み、お天気も良さそうですのでゆるゆるCCとFacebbookで緩く募るとタックさん、きんなん君、もりやすさん、kitanoさんがご一緒してくれる事になりました。期せずしてランドナーとスポルティーフが5台と、マッドガード付きが揃って走る事になりました。コースは最初に声を掛けて頂いたタックさんがあまり走った事のない方角が良いかと、大和高原南端から旧室生村北域を走る事にしました。
大阪市内から輪行で来られるタックさんと合流しやすい様に桜井駅南口を集合場所とし、9時にはスタートでできる様に集まって貰います。奈良市のもりやすさんは車載で駅近くのパーキングにデポ、なんでも近くに1日330円の処があるそうで、地元とは云え車を運転しないのでトンと知らない情報。kitanoさんは御所市から自走、もちろん徒歩圏内とも云える私ときんなん君は自走です。
ドタ参の人がいない事を確認し9時にスタート、まず国道をできるだけ避けながら旧街道を初瀬へ、県道38号桜井都祁線に入り、長谷寺門前から初瀬ダムに取り付きます。10%勾配ですが距離も短く、ここさえクリアすれば後は楽なものです。(写真左 : タックさん)
初瀬ダム(まほろば湖)で小休止。
お昼は山辺高校近くの「ミモザ・ガーデン」へ、現在は奈良市の一部になっていますが旧都祁村、今日はマスター一人でてんてこ舞い、そんな時に限って次から次にお客さんが来るのですよね。私たちは後の行程を考え桜井から所要2時間、11時に着ける様に考えて正解でした。並松池を見下ろす窓際に並んで戴くことにしますが、店内には暑いくらいの陽射しが。
食事の後は並松池をバックに愛車の撮影会。
県道38号を少し戻り県道781号都祁名張線へ「都祁山の道」と呼ばれる古くからの道で、東大寺二月堂の「お水取り」の松明を赤目から運ぶ道として伝わっています。道路としては名張へ繋がっているものの笠間峠より先はかなりの悪路です。途中三陵墓古墳群史跡公園に寄り道(写真右)しますが、四阿のベンチが変わっています、やはりトイレは冬季閉鎖の様です。
旧室生村に入り、染田、小原と山間の集落を縫って上笠間で県道は右方向へ、さらに笠間峠への道と別れて県道242号上笠間三本松停車場線へ入ります。
途中やまなみロードと重なる部分があって、少し登り返して地蔵峠に到着。
地蔵峠から三本松まで標高差150mを九十九折れの激坂で下ります。道の駅「宇陀路室生」へ立ち寄る事になりショートカットしたら後続が迷子になるアクシデントがありましたが無事回収。
国道165号沿いの道の駅「宇陀路室生」で小休止。
阿保越伊勢街道に戻り三本松の旧い街並みを海老坂峠を目指します、峠と云ってやまなみロードの高架が上を跨いでいて峠の風情もなにもないのですが。ここから旧街道と離れ更に登るのですが天文ファンの kitanoさんの話ですと、近くに私設天文台があるのだとか、ただルートから更に登らなければない様子なので今回はパス。
かわりに旧知の私設展望台で小休止。もう少し暖かくなればここでお湯を沸かしてコーヒータイムにするのも良いのですが… 調べてみると、なんと2018年1月21日にsetoさんとここでお昼をしているのですね。
更に登って向渕(むこうじ)へ、道の駅から標高差で200m程になるのですが、このルート南斜面を斜めに登って行くので意外と楽なのです、実は2018年2月12日にはUG兄さんと雪の中を登った事もあります。
予定では向渕で県道28号吉野室生寺針線を国道まで下るプランだったのですが、時間が押してきているのにも関わらず龍王ヶ淵へ向かう事に、車の多い国道の緑川半焼の坂を登るのが嫌だった事もありますし、距離的には変わらないのですが、やはり龍王ヶ淵への道は激坂です。その上消防団の訓練があったかして上から何台も車が下りてきます、離合するのに一度足を付いてしまうと二度と走り出せないのです。
2021年10月3日以来の3年ぶりの龍王ヶ淵です。個人的には大した処でもないと思うのですが、
2017年2月15日 雪の龍王ヶ淵。昨今はインスタ映えするとかで県外からわざわざ訪れる人もいる様です。喉元過ぎればなんとやら今度訪れるのは、激坂の記憶が冷めた3年後位かな、ただ3年後も自転車に跨っていられるかの方が疑問ですがね。
龍王ヶ淵まで往復したのち西へ、額井岳(大和富士)の山腹を西へ、戒長寺の下で分岐があり、真っ直ぐ行くと山辺の赤人の墓を経て榛原へと下れるのですが、左折して室生ダムへとかなりの激坂を下ります。山辺三で国道を跨いで近鉄の線路をくぐり室生ダム湖に架かる赤人橋へ。途中にある「濡れ地蔵」が知られるのですが、水位の高い今は水没していて「溺れ地蔵」になってしまっています。赤人橋の上で西日を受けながら最後の休憩です。
当初の予定では榛原駅で解散のつもりだったのですが、5名全員が女寄辻経由で桜井へ下り、朝スタートした桜井駅南口に戻ってきました、お天気にも恵まれ気心の知れたメンバーで足並みも揃って快適なサイクリングの1日を過ごす事ができました。本日の走行距離、私は自宅から桜井駅往復を含めて70.2キロ、御所市から自走のkitanoさんは久し振りの100キロ超だったそうです。ご一緒頂いた皆さんお疲れ様でした、次の機会もよろしく。
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今年最後の100キロ超かな
寒くなると約束でもなければ、なかなか走り出せないものでして、カレンダー配布サイクに東吉野方面に走りたい処なんですが、ぐずぐずしているとお昼になってしまう事もしばしば…
ゆるゆるCCの方に書き込みをしてみますと、奇特が方がおられるものでして F1氏が釣れちゃいました。ロードで来られるとの事ですので、私も合わせて Erbaロードで出掛ける事にして、明日香村のセブイレ前に9時に落ち合う事に。9時前に着くと既に氏は大阪から30数キロ走って既に到着済。今日は夕方から崩れる可能性もあるので輪行袋携行との由。
他のドタ参される方もなさそうですので、9時を待たずにセブイレを後にします。行者辻で一息入れる事もなく 0953 には芋ヶ峠に到着。さて吉野側に向かって下ろうとすると F1氏はどこかに眼鏡を落としたとの事、この先誰かと約束がある訳でもないので探しに引き返す事に。幸いにも栢森を出て2つ目の激坂の手前で道に落ちている眼鏡を先行していたご本人が発見、幸い栢森以降は1台の車にも出遭わなかった事ですし、踏みつぶされる事もなかったのがなにより。20分程のロスタイムで今日2度目の芋ヶ峠に。
吉野町河原屋のローソンで補給の後、国道370号から県道16~220~221号と走る定番コース、途中「麦笑」さんと「よしの庵」さんのポストにカレンダーを投函して本日のミッション終了。
今日は高見山は見えないかと思っていたのですがご覧の様に、北側斜面には少し積雪も見えます。
高見集落から県道251号に入り一谷峠を宇陀に越えるのがいつもコースなのですが、結構良いペースで走ってきましたし、晴れ間も見えてお天気も持ちそうですので、染谷峠を越え様と云う事に。国道166号旧道を走りますと、以前酒屋のあった処に地元のコミニティスペースの様なものが出来ていて食事もできる様です、焼そば、焼めし、うどんが一律300円也、パンと携行食で走っていますので、温かいものでも戴こうと云う事に。私たちにはボリュームが少なめですが、平日に東吉野村で食事のできる処は鷲家周辺ににしかありませんから貴重です。「コーヒーお茶ハウス あいの家」旧国道沿い高見郵便局の少し東側、原則月火水曜営業の様です。
出合橋で旧国道と別れ県道28号へ。
出合橋から1時間足らずで染谷峠(710m)に到着。北側は結構な斜度と悪路ですが少し下ると国道369号の旧道大内峠へ、弁財天トンネル(以前は開路トンネルの名称だったのですが)の上にあたります。国道を榛原側に下っても面白くないので、引き続き県道28号を室生寺方面に下る事にします。
長い下りに震えながら室生寺門前へ、さすが観光地ですね冬場の平日ですが愛想の良いおばあちゃんのやっている「よもぎ入り回転焼」のお店は営業中、ストーブで暖をとりながら2個平らげます。
日没まじかですが室生口大野の手前で室生ダムに取り付くと、名残りの紅葉が夕日に輝いています。そろそろ時間も押してきたので赤人橋を渡り国道165号へ。無事西峠を越えますが、大和朝倉駅近くまで来てポツポツと雨が、F1氏は近鉄南大阪線沿線ですので橿原神宮前駅か尺土駅まで走れば乗り換えが楽なのですが、桜井駅から輪行するとの事。南口までご案内して 1652 無事帰投、本日の走行へ108.3キロ、F1氏のお陰で私としては久しぶりにがっつり走る事ができました。
芋ヶ峠で引き返した部分はカットしています。
ゆるゆるCC「宇陀かえでラン」
大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日は昨年11月18日に続いて、ゆるゆるCCの「宇陀かえでラン」に参加します。0735 桜井の自宅を出発し西峠を目指し 0844 には西峠に到着、暫くするとK君が追い付いてきます。
集合場所はいつもの榛原駅近くのコインパーキング「タイムパーク大昭」に9時、広々としていて車載組の積み下ろしにも不自由しません。今回のコースリーダーはつっちーさんです(写真右中央)。特に自転車の車種についてドレスコードはありませんし、全線舗装でミニベロやタンデムでも負担のないコースですので、集まった車種もまちまち。
さて つっちーさんによるブリーフィングの後 0917 出発、今回の参加者はタンデムを含む15台16名、コースは定番の芳野川と宇陀川の周回ルート+岩端往復、先月のアイズラリーとは逆の時計回りに回ります。
菟田野岩端までは県道31号榛原菟田野御杖線(但しこの県道、御杖村へは通じていません)に沿って可能な限りサイクリングロードにもなっている脇道を辿ります。
最初の休憩場所は芳野川右岸のさくら公園、春には桜並木が見事です。やはり話題の的はつっちーさんの Patterson’s House のタンデム。
暫し休憩の後、再び芳野川沿いの道を行きます。
旧菟田野町域に入り、この季節には外せない「奈良カエデの郷ひらら」に立ち寄ります。旧宇太小学校跡地に世界のカエデ1,200種3,000本を集めた施設で、旧校舎内も見学する事ができます(入場無料)。
旧小学校正門脇の大銀杏は既に葉を落としていますが、周りには銀杏の葉の絨毯が… 記念写真を撮ったり見学したりと1時間近く過ごします。
偶然「月の宝箱」へ向かうバクローさん一家と遭遇、「月の宝箱」と云えば今月21~21日は恒例の「番頭さんを囲む会」です。
今日のお昼は岩端の「みんなの森公園」ですので、松井橋のローソンで皆さん必要に応じて食料を調達、再び県道31号に沿って岩端を目指します。
丁度12時に岩端に到着、紅葉と銀杏の葉の絨毯が出迎えてくれます、榛原のデポ地からここまで約16キロ、標高差で140m程です。
公園の大屋根の下で皆さん思い思いにお湯を沸かしたりお昼の食事を拡げます。標高が400mを超えますのでさすがに寒いですが、時折陽射しの差し込む天気でしたので、この季節としては快適に過ごせました、ただ一昨年のRRCB「宇陀クッキングポタ」の時の様に雪が積もる事もありますのでご注意を、なお菟田野松井橋のローソン以降にはトイレ等がありません。
食後は公園の前の道路に自転車を並べて写真を撮ったりしながら小一時間過ごします。
帰途に菟田野まで県道31号を折り返します、下り基調ですが結構向かい風になる事が多いのです。
菟田野から国道166号線を走り笹峠を越えて大宇陀へ、峠と云っても標高差はわ僅かなものです。今回のコース唯一の交通量の少なくない区間ですが、見通しが良く安全に走る事ができます。大宇陀で松山街道の旧い街並みへ。
復路は大宇陀から宇陀川に沿って榛原へ。途中お馴染み「おごぽご」へ、大きなテーブルがあるのでお昼の時間帯を過ぎればこれだけの人数でも入店できる可能性が高いです、皆さんストーブのそばで暖まります。私自身は30年来のお付き合い、嘗ては鉄人児玉さんやNEGIの吉盛さんも常連だったのですが。
時間も15時を回りましたので「おごぽご」を後に、宇陀川沿いのサイクリングロードを榛原へと帰途に。
1527 には集合場所の「タイムパーク大昭」に到着、休憩時間を含めて6時間余り約35キロの行程でした。榛原駅からの輪行組をを見送り、田原本へ帰るYさんと私と同じく桜井のK君と3人で西峠を越え無事帰投しました。本日の走行57.5キロ。
※ 一部にゆるゆるCCのメンバーの写真を使わせて頂いています。
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2ヶ月ぶりの’芋’
今日は風もなく穏やかな小春日和の一日だと云う事で吉野から東吉野、宇陀方面へ走ろうと考えていたのですが… 昨夜来年のカレンダーの準備で夜更かししてしまい、一旦起きたものの二度寝をしてしまい、しっかり出そびれてしまいました。結局動き出したのはなんとお正午前、とにかく芋ヶ峠へは向かおうと明日香村へ、
途中、稲渕では9月に行われた「案山子コンテスト」の結果が発表されていました、優秀賞が4点、村長賞が1点他、例年の事ですが、センス、テクニックに秀でた常連さんの顔を立てながら、選んでる感がネェ…
とにかく芋ヶ峠へは向かおうと栢森へ来たものの、ずいぶん陽も短くなってとても東吉野へ向かう時間はありません。昨夜ゆるゆるCCのイベントに12月29日「走り納め芋峠~壺阪峠」が上がっていたので、久し振りに「あすか鍋サイク」の定番ルートだったそのコースへ向かう事に。
栢森から1台の車に遭う事もなく 1322 芋ヶ峠へ。9月21日以来ですが今年7回目(吉野側からのいわゆる’裏芋’が1回)。
吉野町千股の水辺公園。
上市橋で吉野川左岸へ渡ります、吉野山も考えてみたのですがやはり時間が足りません、県道39号五條吉野線を西へ、椿橋で右岸へ戻ります。
1512 には壺阪峠へ。
土佐街道、高取町の旧い街並みを抜けて飛鳥経由で帰途に、少し買い物をして17時前には無事帰宅、しかし陽が短くなりましたね、調べてみると今日11月13日の日没は1653(奈良市)、12月上旬に最も早くなって、12月26日と同じ日没時刻なんですからね。本日の走行51.4キロ。
ちょっと試運転のつもりで…
asuka号のリニューアルの機会に、ワイヤー類、チェーン、プーリーを交換したのですが、スプロケットはそのままだったので、案の定トルクがかかると歯飛びする様になってしまい、そろそろスプロケットの交換は致し方ないかと、注文していたのが昨日遅くに届いたので早速交換してみたものの実際に走ってみないと判らないのですよね。今日はVさんから「アイズラリー」へ来ないのお誘いがあったのですが、いつ歯飛びするか判らないのにグループで走るのも顰蹙ものですので遠慮しておいたのですが…
先日のカンチブレーキもそうですが、触ると色々と不具合が出てくるものでして、先週の「月の宝箱」からの帰りサドルに違和感が、先っちょが捻じれてしまっています、長年使って引っ張ってもう限界の様で、ガイドの端で外れてしまう様です。鋲の打ち直しなんてだいそれた事はできないので、B-17の手持ちがあったので先日からオイルをしっかり馴染ませ養生していたのですが… 実はこのB-17は延陽伯号こと片倉シルクグロワール24がやってきた時に付いていたもので、デニム地のサドルに交換してから埃を被っていたものなんです。
お天気が良くなりましたのでお正午頃から試運転がてら走る事に、それなりのトルクを掛けないといけないので長谷寺門前から初瀬ダムに取り付く事にしたのですが、少しはマシにはなったのですがやはり歯飛びは治まりません、多少気を付けて走ればなんとかなる程度には良くはなっているのですが…
初瀬ダムから藺生(写真左)、豆入峠を越えて広域農道で吐山に下る久しぶりのルートで国道369号線で香酔峠(写真右)を越えます、好天の休日とあって単車の多い事、やはりあまり走りたくルートです、ここをならくるT-1としてサイクリングコースに設定した県道路マネジメント課の見識いや良識を疑いますね。
榛原に下って「おごぽご」でお茶しようとしたら、対岸を「アイズラリー」の一団が、コースは聞いていたのですが、先入観でてっきり時計回りしているものだと、まさか宇陀川沿いを5分ほど私が先行していたとは、突然だったので写真を撮る間もありませんでした。集合場所が大宇陀の「心の森総合福祉公園」でしたので、そろそろ解散だろうだと参加していたK君にメッセージを送って「おごぽご」で落ち合って一緒に桜井に下って帰途に就きました。本日の走行は49.1キロ、交換したサドルですが、以前なら秋冬用のニッカならインナーパンツなしで100キロ以上楽に走っていたのですが、馴染んでない事もあってかこれしきに距離でお尻が… リニューアルしたasuka号色々と前途多難です。
中山道馬籠宿から中津川「栗きんとんめぐり」
煙管ロングライド「桜井~岐阜」(後半)
さて鳥居本駅を出発し岐阜の加納宿まで旧中山道を辿ります、鳥居本宿~番場宿~醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~関ヶ原宿~垂井宿~赤坂宿~美江寺宿~河渡宿~加納宿と約58キロの道のり。鳥居本宿は野洲で別れた中山道と朝鮮人街道が再合流し、中山道と北国街道が別れる交通の要衝。10月6日に「第16回とりいもと宿場まつり」が行われるとの事で、幟や飾り付けが始まっています。
中山道は鳥居本宿を出るなり摺針(すりはり)峠(170m)への登りが、距離は1キロ程ですが10%近い登りが。先日から左膝に少し痛みがあって調子が今一つなので心配だったのですが、どうにか降りずに登りきる事が。
反対側は緩やかに下って名神高速に沿った処から緩やかに登り米原トンネルの上で小摺針峠を越えます。
小摺針峠を下ると中山道62番目の「番場宿」、途中で正面に伊吹山を望む事ができます。番場と云えば「瞼の母」の番場忠太郎所縁の地ですが、あくまでも芝居の中の人物。旧中山道は次の醒井宿の手前から国道21号と並行する様になるのですが、嫌が上にも現国道を走らなければならない区間が幾つかあるのが。
61番目「醒井宿」、もう盛りは過ぎていますが名残りの梅花藻と彼岸花が… 平日とあって訪れる観光客もまばらです。
60番目「柏原宿」、最寄りに東海道線柏原(かしわばら)駅があるのですが、関西線柏原駅は「かしわら」、福知山線柏原駅は「かいばら」はご存知ですよね。そろそろ何処かでお昼でもと思ったのですが、既に13時半、中山道は見どころが多いだけに時間がかかります。
59番目「今須宿」の後、国道21号を旧中山道側に跨ぐ事ができずに国道21号で今須峠をショートカットしてしまいました。
県境のサインに気付かないまま岐阜県へ、不破の関から 1412 関ケ原駅前へ、岐阜駅までまだ35キロ、こんなペースだと明るいうちに辿り着けなくなりそうです、残念ながら関ケ原周辺の見どころは次の機会に。
56番目「赤坂宿」、この季節、旧街道沿いは何処も彼岸花が盛りです。
国指定重要文化財「旧揖斐川橋梁」で揖斐川を渡ります、現在は歩行者自転車専用となっています、隣は東海道線揖斐川橋梁。
宿場町巡りを端折って信号以外はノンストップで17時前には岐阜駅南側の中山道53番目の「加納宿」へ、と云っても現在の岐阜市街地のど真ん中ですので、宿場の面影はありません。
岐阜駅南口で今日のサイクは終了、ここで輪行支度を整え、晩飯を食って名古屋まで移動、近鉄特急で帰途に就きます。しかし旧街道巡りはErbaロードではなくマッドガード付きの自転車で走りたかったですね、延陽伯号で水口までの長丁場と摺針峠を登るのは厳しいとは思いますが。本日の走行は桜井〜水口城南駅と鳥居本駅〜岐阜駅で都合138.0キロ。中山道に拘らなければ巡見街道を南下したり、近江鉄道同様にサイクルトレインのある三岐鉄道や養老鉄道を利用しても面白いかも知れませんね。(前半にもどる)
煙管ロングライド「桜井~岐阜」(前半)
あまりに長過ぎた猛暑も終わり、10月になって走り回れると思いきや何という天気予報なんでしょう、走るより先に片付ける事があるでしょうとのお達しなんでしょうかね、確かにそうなんですが…
とにかく走るのは今日2日を外せません、北西側からお天気が崩れると云う事ですので、東の方角は今日1日は安心して走れそうですので懸案のプランを、和束から信楽経由で貴生川まで走り、近江鉄道のサイクルトレインを利用して米原までワープし、醒ヶ井から関ケ原と旧中山道で大垣岐阜方面へ走るプラン、題して「煙管ロングライド」端折る貴生川~米原間は約47キロになりますが、正味走る部分も130キロ以上にはなります。そう云えば昔「まんま亭」の常連さんに岐阜から走ってくる強者がいましたね。
ところで岐阜へは1998年と1999年に名古屋側から金沢までの「さくら道ネイチャーサイク」の途中で、2006年3月17日に近鉄名古屋線の白子駅から多賀大社経由で訪れているのですが、今回計画している米原~岐阜間は未踏区間なのです。
貴生川までは何度か走っているコースで、過去のログから判断して朝4時過ぎに桜井を出発、未明でも走り慣れている上ッ道(上街道)を北上し、猿沢池から県庁西交差点を経て奈良阪を越えます。県境を跨ぐ頃には明るくなってきて6時過ぎには木津川べりに出て恭仁(くに)大橋を渡ります。
井平尾で国道163号線を跨いで府道5号木津信楽線へ 0640 には近隣のサイクリストにはお馴染みの和束のローソンへ。
湯船にある八七瀬橋、周りの風景にちょっとそぐわない立派なRCローゼ橋(アーチ橋の一種)で、昭和28年の南山城大水害で流された橋を架け替えたものの様です。殆どの車が次の清水橋で朝宮方面へ向うので、府道をそのまま走る車は少なくなり静かな山村風景が広がります。
0747 には京都滋賀府県境になる峠へ、2020年6月「黄和田キャンプ」の折に4サイドで登って来た時より30分早く着いていますが、今回はロードのErba号ですからもっと早くても良い様な気もしますけど。
0822 信楽駅前へ、お馴染みの巨大狸は衣替えで「ハロウィン狸」に。
信楽駅前から雲井までは快適な線路沿いの裏道を走る事ができますが、小野峠への分岐までは交通量の多い国道307号を3キロばかり我慢の走行。旧道は相変わらず通行止、倒木こそありますが担ぎなしで無事通過、なんと云ってもかつては国鉄バス 近城線として路線バスが通った道です。1971年2月11日 小野峠で立ち往生している国鉄バス。
近江鉄道はJR草津線貴生川駅に乗り入れているのですが、自転車をそのまま持ち込むには北口に回る必要があります。サイクルトレインは八日市線を除く近江鉄道本線と多賀線で利用でき(彦根駅のみ利用不可)、休日は終日、平日は概ね9時から16時の間利用できます。利用するのは2006年8月、2009年6月、2019年4月、2020年6月に続いてこれで5回目かな。なお信楽高原鐵道の紫香楽宮跡-信楽駅間のみ自転車の持ち込みができる様ですが、貴生川駅までは利用できませんのであまり価値があるとは、町内をレンタサイクルで回る方向けかと。なお近江鉄道には金・土・日曜と祝日は900円の全線フリーパスがあり、有人駅で事前に購入できるならお得になる場合も。
次の米原行きは貴生川駅 1028発でやや時間がありますので、次の水口城南駅まで進みます、貴生川駅周辺にはコンビニが少ないのですが、水口城南駅の手前には大型スーパーとコンビニがあります、ただ駅の入り口が判り難いのが難点。ここまで78.84キロ。
水口城南駅 1033発に乗車、無人駅ですので整理券を取るのをお忘れなく。自転車を置くスペースは確保されているのですが、車両毎の差異があるのかも知れませんが、一畑電鉄の様に固定するベルトどころか何かで括りつける手すりの類もありません、米原まで乗車すると1時間以上かかるので、これはかなり不便です。走行中はかなり揺れますので固定できないと自転車を支えた状態で座席に座り続ける事になるかと。
今回は旧中山道に入るために終点の米原駅の2つ手前の鳥居本駅で下車しますが、無人駅ですので先頭車両に移動する必要があります、これは輪行の場合でもワンマン運行している路線の無人駅での下車のお約束ですね。なお夏場にサイクルトレインを長時間利用する場合、汗をかいた後に冷房に晒される事になるので、上着の様なものを準備しておいた方が良いかと。
手前の彦根駅で10分程停車した後 1201 鳥居本駅へ。なおユニークな意匠の鳥居本駅駅舎は2013年に登録有形文化財に指定されています。(後半につづく)
遠回り通勤「久しぶりに東吉野へ」
勤務明けからの久しぶりの遠回り通勤、今日は芋ヶ峠を越え、吉野町から東吉野村、宇陀市へと反時計回りに走る定番コースを。asuka号が塗り替えのためにドッグ入りしていますのでErba号で。さすがにお彼岸ともなれば朝夕は多少過ごし易くなった様な気もしますが、陽が昇るにつれて暑くなってきますし、左膝を強く踏み込むと少々痛みが、Erba号も重く感じます、大丈夫かなぁ。
行者辻、通過して足付きなしで峠まで行けるかなと思いましたけど、やはり無理。暫し休憩、耳鳴りの様な秋の虫のユニゾンの上にツクツクボウシのソロが、暑くて長かった今年の夏の終わりを感じさせます。
0959 今年6回目ですが6月1日以来ですから久しぶりの芋ヶ峠です。夜食の残りのあんぱん1個を補給食に東吉野まで頑張ります。栢森から千股まで単車と行き違っただけで1台の車にも出遭わず、なお吉野側で路肩が崩れている箇所があって幅員が狭くなっている区間があるので注意。
津風呂湖畔経由はせずに吉野川べりまで下り、右岸の国道と左岸の県道を継いで東吉野へ。お昼は「よしの庵」のお蕎麦が定番だったのですが、すっかり人気店になったお陰か、今シーズンになって三タテまではゆかずとも二タテを食らって予約出来なかったので、電話する気もおこらずフロントバッグの 「あんぱん」頼りに一谷峠を目指す事にします。
1208「よしの庵」駄目元で覗いて見ると「本日売り切れ」の紙がありません。やった、久しぶりに美味しいお蕎麦にありつける。
確か開店したのが2014年ですから10年、まだ「月うさぎ」が谷尻(たんじり)にあった頃、キャンプに行く道中で皆んなで立ち寄ったり合流したのが懐かしいです。いつもと変わらず「変わりご飯とのセット」を注文。
1311 高見山を望むビューポイントに到着、もうすっかり秋の空ですね。
高見から全く車に出遭わず終いで 1400 には谷尻の三叉路へ、1404 には一谷峠を越えます。
1416「月うさぎ」に到着、お客さんは2組、しかし猫どもの姿が見えません、10匹はいるはずなのですが、ここの猫どもは職業意識がないかしてお客さんが来るとどこかへと姿をくらますのです、お客さんが帰るとどこからともなく現れます。まぁ涼しくなると膝の上に乗ってきたりするので、猫の気持ちも判らなくもないのですが。
実は明日から下の「月の宝箱」で第4.5回「番頭さんを囲む会」と云うな飲み会が行われるのですが、もろに出勤日と重なって不参加、次の第5回(10/26〜27)は参加しますので、皆さんよろしく。
ところで少々雲行きが怪しくなってきましたが、雨雲レーダーによると国中から大和高原へと雨雲が流れています、ゆるゆるCCに皆さんが大和高原の方を走っている様なのですが、大丈夫なのかな。
1526 雨の心配もなくなったので「月うさぎ」を後にします。いつもの様に芳野川沿いの道を走り、榛原西小の前の越えて篠楽へ。ふと思いついて篠楽の交差点(昔ローソンのあった)と西峠の間から桜井市吉隠(よなばり)へ下る道に入ってみる事に、ちゃんと舗装されていて車が来ないのは良いのですが、100m余りを一気に下る激坂、桜井からR165を吉隠まで登ってきて西峠まで後1.5キロのところまで来てこのルートを選ぶ意義はなさそうです。本日の走行 82.4キロ。