2015年の実績

Total                              14,421.5キロ
asuka700Cツーリング      8,184.2キロ
asuka ロード                    2,182.9キロ
KHS F20-S                     1,254.9キロ
片倉シルク グロワール24 1,151.6キロ
erba ロード                      1,142.4キロ
Koga-Miyata ロード            505.5キロ
 
 2月から11ヶ月連続1,000キロ/月超え100キロ/日超え66回、うちセンチュリーランが2回、3日連続100キロ超えが3回。 2010年7月以来200キロ超えがないんだよね。
 2015年の年間ブログ来訪82,004カウント、有難うございました。
 
 
 
 

「自撮り写真集」を更新しました。

 「自撮り写真集」を更新しました。 11月から12月にかけての新作9点を追加しました。

 

 しかし「自撮り」する為に走り回った様な一年でしたね、今の夢は「日本一周自撮りの旅」(^_^) 目的地や時間を気にする事なく、写真を撮るために気ままに走ってみたいものですね。
 
 フォトブックにしたらほしいと云う物好きと云うか奇特な御仁もおられる様ですので、鋭意準備中です。

道路元標蒐集サイクへ(静岡~愛知編2日目)

 国道301号線から新城市街を望む。

 

 今日は三河安城をスタートし愛知県額田郡岩津村、東加茂郡松平村、下山村、南設楽郡作手村と4基の道路元標を巡る85キロ程のルートを走る事にします。道路元標蒐集の旅では昔から東横インを良く使っているのですが、最近は特に安いとも思えないのですが、メンバーになっていると割引とか10泊で1泊無料とかの特典もありますし、昔からLANとかランドリーとかサービスが均質で整っているので重宝しています。無料の朝食サービスは早駈けの私には時間が勿体無いので、あまり利用しないのですが、三河安城は6時半からになっていて、今の時期明るくなるのは7時頃なので、珍しく頂く事にしました。ここは企業それも工場関係が多く、観光客も少ない土地なので客層に応じた計らいなのでしょうね。朝からちょっと食べ過ぎたかな。
 
 三河安城から最初の目的地の岩津村まではコースが悩ましいところだったのですが、豊橋市在住のFBの友達Sさんから自転車道がある事を教えて貰い、途中まで利用する事にしました。自転車道は明治用水に沿って走り、途中には三連水車と云うのがあり公園が整備されています。お天気は最高、三連水車が朝日に輝いています。 ところでそのSさんから途中で迎撃下さるとの事、いずれにせよ矢作川を渡るには天神橋しかなさそうですので、その辺りになるでしょうが、FBのメッセージで現在位置を知らせながら自転車道を行きます。
 
 案の定Sさんは天神橋西詰で待ってくれはりましたが、5時に豊橋を出られたそうです、有難うございます。寄寓にも今日の愛車はKHS F-20R、うちのF-20Sは最近出番がありませんが。雑談をしながら岩津村道路元標へ、右の写真はSさんから頂きました。
 
 Sさんとお別れした後、2つ目の目的地松平村へ向いますが、どうも場所が特定できません、怪訝に思って穴蔵さんと国道901号さんのサイトを確認しますが、風景がまるで変わっています、隣にあった公衆電話ボックスは勿論、建っていた酒屋さんもありません。近くにおられたご近所と思しき方に尋ねてみると道路拡幅のために酒屋さんは移転されたとの由、しかし道路元標についてはご存知ではなかった様です、先が長いので深追いせずに次の目的地に向う事にしたのですが。
 
 岩津村から松平村と走ってきた県道39号岡崎足助線を何の疑いもなくそのまま走り足助の街中へ入ってしまいます、次の目的地は下山村道路元標なのですが、足助のど真ん中なのになぜ下山村なのかと怪訝に思いながら、GPSマップに登録されている場所にたどり着くとそこにあったのは下山村ではなく足助町道路元標だったのですが、写真を撮りながらそれでも気が付きません。
 
 後は作手村だけ、逆算すろと距離的にも時間的にも余裕があるので、足助の街並みを歩き。お参りすると一生食いっぱぐれしないと云われる「お釜稲荷」を覗いたり、適当な店があればここでお昼にしようかと考えていて、ふと先の道路元標が下山村ではない事にやっと気が就きます。松平村でGPS上の未収の赤いマーカーだけを見ていて、東の下山村に向わずに10キロ以上も北へ行った足助町に来てしまったのです。足助町も未収には違いないのですが、いつか飯田から三州街道を走り抜けてその折に立ち寄ろうと考えていて、今回は予定に入れてなかったのです。もとより「延陽伯」号で標高500mまで上がる85キロ程のコースを9時間で走らなければならないので無理はあります、そこに10数キロは遠回りをしてしまった訳です、開き直ってレトロなカフェで白玉ぜんざいを戴きながら、さて善後策は…
 
 結局はR420から県道362号大沼足助線を取り下山村へ向う事にしました、長年の感で自転車にとっては一番良いルートに思えたからです。巴川に沿って穏やかに登って行く道筋で、県道に入ってから出遭った車は数台、ツーリング車向きの鄙びた道を満喫する事ができました、松平から下山へ真っ直ぐR301を走る事を思うと交通量、斜度を考えると、時間的な事を除けば川沿いに遡上するこのルートはまんざらでもなかった様です。下山村道路元標を経て本来のルートのR301に入って最後の作手村道路元標へ着いたのが1420、18きっぷのまま桜井へ帰ろうとすると飯田線の新城駅が1707発、となると16時過ぎには新城市街へ越えなければなりません。距離は18キロですがピークの本宮山スカイラインの入り口までどれ程登らなければならないのか情報不足なのが。
 
 結局は大した登りもなくアウターのままで15時にはスカイライン入り口に着いてしまったのです。さすがに「自撮り」の余裕こそありませんが、写真を撮ったりしながら標高差400mの激坂を下って15時半には新城駅に着いてしまいました。
 

 結局は1707発までは余裕たっぷり、さすがに1542発、1612発はともかく、1本早い1639発で帰途に就く事にしました。 新城駅にはおあつらえ向きのスペースがありましたので、のんびりとしっかり輪行支度を整えます。

 新城1707発のスジでは名古屋7分、亀山2分、いずれも階段がと輪行袋を担いでではかなりタイトな乗換えだったのですが、亀山で追い付かれるので桜井への到着は同じになりますが、全線ゆっくり座って帰ってくる事ができました。写真は亀山駅構内と関西本線キハ120車内。昨日今日とアクシデント続きの1泊2日、行方知れずの松平村道路元標は残念ですが、足助町道路元標と飯田街道の街並みも巡る事ができて満足の一日でした。 本日の走行96.6キロ、今月も無事11ヶ月連続となる1,000キロを超えました。18きっぷで4,430円分乗車。
 

【1038】 2015/12/29 愛知県 額田郡 岩津村(現 豊田市)
【1039】 2015/12/29 愛知県 東加茂郡 足助町(現 豊田市)
【1040】 2015/12/29 愛知県 東加茂郡 下山村(現 豊田市)
【1041】 2015/12/29 愛知県 南設楽郡 作手村(現 新城市)

道路元標蒐集サイクへ(静岡~愛知編1日目)

大井川鉄道にて元南海21000系 

 

 金曜に続いての道路元標蒐集の旅です。 今シーズンは18きっぷを買ってしまったので、1月10日まで使い切ってしまわないといけないので、どうしてもこの期間に集中してしまうのです。 新春に終わりの2回分使う予定をしているので、今回は1泊2日で静岡~愛知方面に向う事にしました。 静岡県は道路元標の現存が殆ど確認されていない都道府県なのですが、大正14年の県の告示があったのかなかったのか、県報への記載が見つかっていない以上は偶然の発見に頼らざる得ないのです。 榛原郡の下川根村道路元標は大井川鉄道の家山駅から徒歩圏内に残っているので、わざわざ自転車を持って行くまでもないのですが、大井川鉄道で往復するにしても、18きっぷで奈良桜井から日帰りは不可能、さすがに1基だけに1泊するのは勿体無いので、JR金谷駅から往復走って、翌日は愛知県東部に取り残している幾つかの道路元標を回ってみようとプランを練ってみました。
 桜井駅出発でも12時過ぎには金屋駅に到着するのですが、陽の短い時期ですしあわ良くば大井川鉄道の写真も撮ってみたいなと思い、未明に奈良駅まで20キロ余りを自走し奈良0503発の関西本線始発に乗車し亀山経由で向う事にしました。 これなら1049に金屋に着く事ができます。
 
 ヘッド抜き輪行と分割式マッドガードの「延陽伯」号、かなりコンパクトにはなるのですが、KHSと違ってそれなりに時間が掛かりますので、余裕を見て3時過ぎに飛び出します、しかし強烈に寒いです。
 ところが2キロ程走った三輪を過ぎた処でヘッドスパナとペダルレンチがセットになったレンチを忘れた事に気が付きます。 ペダルはアーレンキーで代用できますが、「延陽伯」号のヘッドはスパナでないと回りません、これは仕方なく取りに戻るしかありません。 さて15分余り遅れて再スタート、ところが天理辺りまで来て後輪の挙動がおかしいのです、実は10月の「しまなみ~とびしま」の折にもあったのですが、後輪のスポークが緩んできているのです、以来500キロ近く走っていて心配はしていなかったのですが、やはり金曜の四国の様にそれなりの距離を結構なペースで走ると駄目な様です。 ニップル回しは携行してますが、真っ暗な夜道でそうは上手く振れ取りもできないので適当に締めて後ろのカンチを開放にして奈良駅まで残り10キロ程走ります。 そうなると0503発には厳しい時間になってしまいますが、まぁ1本遅れた処でと落ち着いて作業すると間に合うものです、無事に加茂行きに乗り込む事ができました。
 

 加茂で亀山行に乗り継ぎますが、関西線の車中の寒かった事。 名古屋では浜松行きに乗り換えますが、先行の列車が小動物との接触事故があったとかで遅れ始め蒲郡辺りでは25分遅れ、浜松では乗り継ぐ予定の興津行きはなく金谷の2つ手前の掛川行きが、2つ手前と云ってもこの間は牧の原の峠越えなんですよね、間違っても手前から走って行こうなんて。 次の興津行きを待って金谷到着は50分遅れ、それから輪行支度を解いて振れ取りをやりなおしますから、結局スタートできたのは12時を回ってしまいました。
 
 時間は押してますが折角ですから大井川鉄道の新金谷駅に立ち寄ってみます。 1983年頃と思われる「延陽伯」号と旧客がマッチしますね。 レトロな駅舎の前では、なにやら職員の方がバイクラックが組み立てていました、自転車で来られる方も多いのでしょうね。
 
 静岡在住のFBのお友達のAさんから往路は左岸路、復路は右岸路が楽そうとのアドバイスを受けていたのですが、あわよくば大井川鉄道の列車を撮れればと思い線路に沿って右岸を走る事にしました。 その時に撮った写真が最初の踏切での「自撮り」、やってきたのは10~20代を堺で暮らした私には馴染みの深かった元南海高野線の21000系でした。
 
 川沿いとは云うもののそこそこ登り下りのある国道を走って下川根道路元標の保存されている島田市役所支所前へ、目の前はもう家山駅構内です。 頭部が削られたり割れたりかなり埋まっていた様子が伺えますが、静岡県では貴重な道路元標です。
 さて本日の予定はこれで終了と云う事なのですが既に15時、今夜は三河安城駅前の東横インを予約してあるのですが、最近は賑やかになっていたのですが、三河安城駅前は以前には回りに何も無くれ不便なので、FBのお友達で安城市で洋食「国亭」をなさっているUさんのお店へ夕食に伺おうと画策していたのですが。 家山駅発は通常ダイヤでは1515と1731、1515には輪行支度が間に合いませんし、さすがに1731ではお店の営業時間内に間に合いません。 ところが今日はSL列車が運転されていて、その時刻が1542と輪行支度にもぴったりの時間です。 出札口で尋ねてみると輪行袋を担いでいても乗車可能との事、冬休みとは云え歳も押し詰まった平日ですので空いている様です。 但し自転車は有料、SL急行券と併せて1,880円はお安くないです。
 
 火の入っているSLそのものは最近では磐越西線や高崎線で見ていますが、SL列車で輪行なんで何十年ぶりでしょうね、幅が狭くてステップのある旧型客車のデッキは大変です、最後は紀勢本線でしたね牽いているのはDF50でしたが。 260円払った手回り品切符も懐かしいですし、旧客の窓越しに見える近鉄特急は往年の吉野口駅を彷彿とさせます。 乗務員のなっぱ服もSLらしくて。
 
 ところで「国亭」最寄の西岡崎まで3時間弱の輪行をするのですが、今回は後輪を外さない変則的な形に初めてトライしてみました、ヘッド抜きはしていますし24吋ですのでコンパクトで普通のロード用輪行袋に楽々収まってしまいますが、縦に自立はできませんので座れない事が前提になりますね、そのかわり作業はスピーディです。
 
 東海道本線からは安城がやや近いそうですが、夜でも道が判り易そうな西岡崎が向う事にしました、予定の19時半ぴったりに到着。 「国亭」の売りはこのオムライス、上にオムレツが載った状態で出てきます、それをナイフで表面だけ切り裂くと拡がってかぶさり、そこにデミグラスソースがかけます。 なお写真は大盛りです、私の夕食にはオムライスだけでは足らなさそうですので、野菜たっぷりスープを併せてお願いしました。
 
本日の走行奈良までの25.4キロ+34.4キロの都合58.8キロ、18きっぷで5,080円分乗車。
 

【1037】 2015/12/28 静岡県 榛原郡 下川根村(現 島田市)

年末恒例「石川ポタ」

 今日はUG兄さん主催の「石川ポタ」、「あすか鍋サイク」と並ぶ私たちの年末の恒例行事で、2002年から毎年欠かさず行なわれています。 石川と云っても大和川の支流で大阪府柏原市で分かれて南河内の幾つかの市町村を縫う様に流れていて、それに沿ってサイクリングロードが続いています。  柏原市役所前に集合して僅かの距離ですが走って、物好きな事に冬空の下でアウトドアクッキングを愉しみます。
 
 以前は車に便乗させて貰ったり輪行で行った事もありますが、昨年に続いて今年も往復自走で向います。 「あすか鍋サイク」に続いて振る舞いぜんざいをしようと思いますので、フロント2サイド仕様のasuka号で向う事にします。
 
 柏原市役所前まで30キロ程の道のりですが、ぐずぐずしていたら出発が遅くなって、集合場所へはギリギリの到着になってしまいました。 既に殆どの参加メンバーが揃っています、最長老の鉄人児玉さんから最年少まで歳の差70歳。
 
 毎回、ロードから小径車までと様々の種類が集まってきますが、中心になるのはサイドバッグを装備したツーリング車です。
 
 さて出発ですがまるで大名行列、自転車道をカッ飛ばしに来たローディの皆さんすみませんネェ。 (写真左中はいぬいさんからお借りしました)
 
 走る距離は知れているのですが、それでも途中での休憩があって、自転車談義が始まります。 
 さて再び出発、通称「OHCHOの森」へ向います。
  
 
 
 

「OHCHOの森」へ到着、各自店を拡げます。 「たこ焼」する人、餅を焼く人。 メニューも粕汁、カレーうどん、ギューザスープ、もつ鍋etc.etc.
 
自転車がなければ、ホームレスの炊き出し(^_^)
 
 食後にはビンゴゲームによるプレゼント交換。
 
 さて集合写真を撮って、帰途に就きます。  
 
 「石川ポタ」に参加の皆様お疲れ様でした。  集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの裏面等でご確認下さい。
 
 
 
 

久しぶりの道路元標蒐集サイクへ(香川編)

 香川県坂出市大崎の鼻
 
 久しぶりに18きっぷを使った輪行で道路元標蒐集サイクに出掛ける事にしました。 1,000基を超えてからは近場にまとまって残ってないと云う事もあるのですが、なかなか捗りません。 さて今回の目的地は香川県、同県には現時点で27基の現存が確認されているのですが、3基が未収です。
 
 高松市と坂出市に残る2基を回るだけならそうも急ぐ事もないのですが、例によって王寺0436発の始発に乗るために桜井を3時に出発、ところが出るなりまさかの雨がパラパラと、本降りになりそうなら引き返して遅らせて桜井から乗車も考えたものの、雨雲レーダーでは微かな通り雨の模様、一旦収まったものの、王寺近くまで来て本降りに、お陰で着いた時にはすっかり濡れてしまいました、濡れた自転車の輪行支度は手が汚れて大変なんですよね。
 ともあれ王寺発0436に無事乗車、新今宮で乗り換えて、大阪0534の加古川行きに、ここから乗換案内では検索できない裏技で西明石で乗り継いで姫路へ先回りします。  ジョルダンの乗換案内で普通に検索すると王寺0436→0511新今宮0512→0529大阪0558→0728姫路0731→となるのですが、18きっぷの時期はこの姫路から先が結構込むので、輪行袋を担いでウロウロしていると座るなんて事は至難の業、輪行袋の置き場所すら確保できない場合も。 ところが大阪駅0534発の加古川行き普通電車に乗ると、西明石で播州赤穂行きに乗り継いで姫路には13分も早く着く事ができるのです、なぜか乗換案内ではこの時間が検索できないのです、なおこの裏技は平日ダイヤに限ります。
 
 岡山県に入る頃にはお天気も良くなってきて、坂出に予定通り1010着、まずは綾歌郡金山村道路元標へ向います。 次の香川郡一宮村道路元標への予讃線沿いに高松市へ入れば大した距離でもないので、後1基小豆島に残る小豆郡福田村も視野に入れてみたのですが、フェリーの時間などを考えると、万が一にも福田港1715の姫路行きフェリーに乗り遅れでもすると桜井まで帰り着けない事になってしまうので、ここはどっかで讃岐うどんでも食ってテキトーにのんびり走る事にしました。
 
 お天気の方は雨の心配こそ無いのですが今一つすっきりしない曇り時々晴れと云う感じなのですが、景色の良さそうな海岸沿いの半島を巡る<16>高松王越坂出線を走る事にしました、北風がちょっと辛いですが今日は12月末としては暖かです。 この県道は瀬戸大橋を西に望みながら2つの岬を巡るのですが、大崎の鼻は四国最北端ににあたるのですね。
 
 一応「自撮り」の準備もしてきているので、大槌島、小槌島の見える処でトライしてみたのですが、少し待ってみたもののなかなか陽射しが出てくれません。 高松市に入った辺りで長玉が要りますがなかなかの自撮りポイントも見つけました。 この県道16号わざわざ行く事もないでしょうが、機会があればまた走ってみたいコースでした。
 
 既に2010年3月に履修済ですが香川郡の香西町道路元標に立ち寄って一宮村道路元標に向いますが、香東川に出た処で自転車道を見つけました。 香川県道269号塩江香川高松自転車道線、通称香東川自転車道、これを辿る事で車や信号に煩わされる事なく行く事ができました、路面状況はあまり良くないのでロード向きではありませんが。
 
 後は高松駅へ戻るだけなので、自転車道を折り返して高松市街へ、香東川の対岸にお洒落な建物がありましたので、自撮りをば。
 結局、ここまで讃岐うどんどころかお昼にもありつけず持参の菓子パンと大福餅だけで走ってきたのですが、高松市街に入った頃には15時を回っていました、讃岐うどんの評判店はことごとく15時までには店仕舞いしてしまうので、結局は高松駅構内のうどん屋に、まぁ激戦区なのでエエ加減なものではやって行けないのでしょう、普通に美味しいうどんでしたよ。 とは云え鳥羽駅の伊勢うどんは最悪でしたが。
 高松1640のマリンライナーに乗る事ができたので18きっぷのままでも22時過ぎに桜井に帰り着く事ができました。 10,160円分乗車、18きっぷ1日分を含めても使ったお金が3.257円と安上がり「道路元標蒐集サイク」の一日でした。
 

【1035】 2015/12/25 香川県 綾歌郡 金山村(現 坂出市)
【1036】 2015/12/25 香川県 香川郡 一宮村(現 高松市)

フォトブック「カレンダーに使った写真から」

 昨日未明に発注しておいたフォトブックが夕方に届きました。 このフォトブック作成の経緯は先日お話しましたが、毎年の「CanCan謹製カレンダー」で使った写真を、私が撮影した以外に提供して頂いた分も含めてフォトブックにまとめたものです。 先日注文を頂いた分を今週末の「石川ポタ」でお渡しできる様に準備したのですが、郵政メール便では最低中4日掛かり年末の事ですし、万が一土曜日に届かなかったら困るので送料500円は痛いですが、ゆうパックでの配達にして貰いましたが、発注後41時間余りで届くとはね。 しかし144頁のフォトブックが5冊、結構なボリュームです。
 skuram氏撮影分の何枚かではわざわざオリジナル画像を送って頂いて再編集しました、正直云ってサンプルを作ったりしたので持ち出しですが、後10冊位作ればアフィリエイトで元が取れるかも。

 撮るばかりで溜まっている写真で、フォトブックを作ってみようかと思われる方は、是非下のバナー経由で「しまうまプリント」へ。
 
 基本的にWeb上で装丁とレイアウトを選んで、画像をアップロードして配置するだけなのですが。 幾つか私なりのノウハウを。 スマホ用のアプリもありますが不具合も多い様ですし、PC版とのデータの共有ができないのでPCユーザーはあまり利用価値はないかと。 アップロードはPC、インスタグラム、フェィスブック等に専用のストレージサービスである「しまうまアルバム」からできるのですが、直接編集中のフォトブックにアップロードすると失敗する事が多く、すぐに反映されなくてだぶってしまったりしても後から削除できないので、一旦「しまうまアルバム」にアップロードしてから再度アップロードする方が良い様です。 画像サイズですがA5スクエアサイズの横位置では最低でも1280ピクセル以上はほしいです、なお640×480以下のサイズはレイアウトすらできません。 アスペクト比はレイアウトによってまちまちです、フチなしレイアウトをも含めて考慮が必要です。 色再現については価格相応、というか私は用途次第では充分な品質だと思います。 全てに自動補正を指定しておくのが無難だと思いますが、人肌を美しく見せるためか暖色系が明るく補正される様です、オリジナル画像に自信があれば個別に自動補正を外す事もありかと。
 

 

今年最後の自撮りサイク

宇陀市室生多田にて
 
 先週月曜に京都まで往復した翌日から風邪気味で1週間程大人しくしていましたので、久しぶりのasuka号です。 今日はお天気が良さそうなので室生向渕(むこうじ)へ「自撮り」のリベンジに行く事にし、初瀬ダムから三陵墓古墳へと登ります。 8日ぶりですので体が重いと云うか固いなと云う感覚です。 しかし暖かな日です、とは云ってもこの時期ウェアには気を使います、病み上がりなんで汗をかかない様に、のんびりとこまめに着る物を調節しながら走る事にします。
 三陵墓古墳で暫し休憩の後旧室生村域へ、多田の集落の中を行く道を初めて通りましたが、雰囲気の良いお堂が目にとまります、手前は梅の木でしょうか来春の愉しみができました。
 
 11月にも来た場所、この位置からですと高見山や三峰山がバックに見えるので、リベンジを狙ってみたのですが、やはり冠雪を待たないと絵になりませんね。 
 
 向渕から真っ直ぐ室生ダムへ下らずに龍王渕へ、不気味な位に静かな佇まいの山あいの池です。 
 先週もいまやんさんと来たのですが戒長寺へ、今日は東側から来て同じ様に室生ダム湖へ下る事に。 鳥見山から続く東海自然歩道ですが、この季節の平日とあって、訪れる人もいません。  
 R165を跨いで室生ダム湖へ、渇水期にしか姿を現さない「濡れ地蔵」へ、右の写真は11月で、判り難いですが対岸に磨崖仏を見る事ができます。 大した成果もなく16時過ぎに戻ってきました、本日の走行56.2キロ、今月はまだ700キロにも届いていません。
 
 

年間アクセス80,000突破

 2004年5月に始めて12年目になります、累積はカウントしていないのですが、年間アクセス数、どうやら昨夜80,000を超えていた様ですが、なかなか100,000と云うのは難しそうですね。

フォトブック「カレンダーに使った写真から」

 試しに作ったら好評だったフォトブック「カレンダーに使った写真から」を有償ですが頒布する事になりました。 A4スクエアサイズ(148x148mm)144頁、次の141枚(カバー含む)の写真を掲載しています。 なお頒布させて頂くのは原則的に写真を提供して頂いた方と一度でも被写体になって頂いた方に限らさせて頂きます。
 

 頒布価格は980円、12月27日の「石川ポタ」でお渡しできる様に準備しますので、ご希望の方は来週月曜までにご連絡下さい。 なお直接郵送をご希望の方は別途お知らせ下さい。

 
Special Thanks
To
  Photo …………… Seiichirou Kuramoto
     …………… Haruhiko Chida
           …………… Leonarhodo da ssai
      …………… Tamotsu Maeda
           …………… Masayuki Fukunishi
…………… Yoichi Tsuji
            …………… Yukiyoshi Yamamoto
         …………… Kimiko Watanabe
       …………… Hiroyasu Tatsumi
    …………… Hiroshi Tamura
          …………… Masayuki Murakami
 
 

 

第14回あすか鍋サイク

 明日香村石舞台を見下ろす丘にて
 
 今回で14回目を迎える「あすか鍋サイク」、明日香村岡の「めんどや」に集合して、サイクリングの後で名物の「あすか鍋」を頂くと云う20年近く続いている年末の恒例行事です。 大崩れはないものの当日朝まで微妙な予報でしたが、昨年の雪が信じられないような爽やかなお天気となりました。
 今回ははるばる兵庫県川西市からPROGRESSの三島店長ご一行の参加もあって、17名でのサイクとなりました。
 
 石舞台古墳をタダで見下ろせる丘で記念撮影をしたり、日本の棚田百選「稲渕の棚田」で立ち止まったりしながらのんびりと芋峠を目指します。 毎年のコースですので旧道のある稲渕と栢森では、新道旧道思い思いに走ってます。
 

 栢森集落を出ると芋峠への本格的な登りが始まりますが、木漏れ日の峠道は光のシャワーです。 2016年の「CanCan謹製カレンダー」の1月を飾った場所です。

 
 
 
 
 
 皆さんそれぞれのペースで芋峠に到着。
 
 いくら地元とは云え元国体チャンプの辰巳御大は買い物自転車で登場、かつて奥様が御斎峠を登った伝説の自転車です。 御歳82歳の鉄人児玉さんは相変わらずお元気、ほっとくとどんどん先へ行ってしまいますのでお守が大変、40年ぶりに買い換えたヘルメットが輝いています。 ヤマタンさんは名門ZIPPYのジャージに身を包んで、ちょっとキツそう。
 
 お昼は芋峠を吉野側に下った吉野町千股の水辺公園にて、各自持参の弁当とかを拡げますが、食後には振る舞いのぜんざいと生姜湯が待っています。
 
 長いお昼の休憩を済ませ吉野川河畔まで下りますが、どうやら水辺公園に忘れ物をされた御仁がおられて引き返されたとの知らせ、ともかく前寄りのグループは予定通り吉野川左岸の県道を椿橋まで走り待機する事にします。
 
 吉野川に架かる椿橋、かつて渡しのあった場所に架けられた由緒ある橋、火野正平の「こころ旅」にも登場した橋ですが、現在は車の通行ができません。 ちなみに写真で手を挙げている九度山人さんは火野正平の高校の同窓生。
 
 ショートカットしてR169を走ってきた後続組と無事合流し、帰りの壺阪峠を目指します。 こちらも由緒ある大淀古道の峠道で、皆無と云って良い程に車は来ません。
 
 今日は遠くから見えられた方もおられますし、時間も押してませんので、高取町の古い街並みを通り、高松塚古墳にも寄ってみようと小径に入ったのですが。 すみませんあまりの狭路に脱落者が若干一名、幸い人車ともに無傷だった様で一安心。
 

 

 予定通り16時半に「めんどや」に戻ってきました。 毎年の事ですが、牛乳だしの鶏鍋「あすか鍋」で温まります。 今回は「めんどや」さんから刺身のサービスもあり、何か量も多かった様な、お昼のぜんざいがまだ効いていたのかな。 ともあれ今年も無事に「あすか鍋サイク」を終える事ができました。 さて再来週は「石川ポタ」で2015年の走り納めです。

 

 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。

 

鳥見山サイク

白木街道を行く
 
 既に時期を外してしまった感もありますが、今日は鳥見山に行く事にしました。 鳥見山は宇陀市の北端にある標高734.4mの山で標高600m程の山腹に鳥見山公園が整備されていて、東海自然歩道の経由地でもあります。 地元ではツツジの名所と知られているのですが、紅葉もなかなか見応えがあるのです。 なお桜井市外山(とび)にも鳥見山と云う名の小さな山があり、万葉集に歌われているのは、こちらの鳥見山の様です。 その鳥見山は榛原から車道が通じているのですが、これがとんでもない激坂で、下るのさえ一苦労と云う斜度が続きます。 ところが桜井市側から白木街道と云う、由緒の良く判らない道が、西側から山腹を巻く様に通じています。 アップダウンが多くて効率は良くないのですが、常識的な斜度で鳥見山公園直下まで辿り着く事ができます。
 
 R165を長谷寺まで走り初瀬ダムへ。 県道から白木街道に取り付くには幾つかのルートがあるのですが、桜井市側には鳥見山を記す案内などは殆どありません。
 
  今日は小夫(おぶ)集落から小夫嵩方(おぶだけほう)へ標高差100m程をショートカットする道へ入ります。 一旦奈良市藺生(いう)町まで行って回りこむ道もあるのですが、スクラップ工場とかあって雰囲気が今一つなので。 
 その白木街道ですが、とにかく分岐が多く地形図を持っていても間違う程に判り難いのです。 一歩間違うと元来た初瀬ダムへ下ってしまいます。 かと云って登り側を選べば良いと云うものでもないのです。 
 桜井市側最後の集落萱森で長谷寺側から直登してきた東海自然歩道と合流します。 ここで初めて鳥見山の文字が。
 
 
 
 集落の中の坂を登りきるとほぼ平坦になって、木々の間から宇陀の盆地を望め、暫くで鳥見山公園の入り口へ。 ここから300m程ですが標高差は50m程あります、ここは無理せず推して行く事にします。
 

 鳥見山公園は先日からの木枯らしで、木々は葉を落としてすっかり冬景色でした。 ただ風もなく冬の陽射しが心地良いので、お湯を沸かして持参のコンビニ弁当とカップ麺でお昼にします.

 お昼の後は少し写真を撮りに公園内を回ったのですが、大した成果もないので昔の写真をば。 さて榛原側に下りますが今は2つのルートがあります、新しく出来た車道は展望は良いのですがコンクリート舗装のかなりの急坂です。
 

 

 鳥見山に登っている時からFacebookに書き込みをしていたので、宇陀警察署の処まで下りてきたら、原住民のいまやんさんが待ち構えていました。 何でもここ2ヶ月程は皆目走っていないとの事、山部赤人墓~戒長寺~室生ダムと宇陀市中引き回しの上、榛原駅前でお茶しばいて、放免と致しました。
 女寄経由で一旦桜井に帰り、明日の「あすか鍋サイク」の準備で買出しに回って帰宅、本日の走行60.9キロ。
 

フォトブック「カレンダーに使った写真から」

 先月「自撮り」写真集をフォトブックで作った事をお伝えしましたが、その折に毎年のCanCan謹製カレンダーで使った写真でもフォトブックも作ってみたのですが、当然と云うか「おっさんの後ろ姿」集よりもこちらの評判が良くて作ったら買うよとの話が幾つか。 そこで私の撮った分と撮られた分に加えて、毎年何枚か写真を提供して貰っているskuramさん撮影の分も含めたフォトブックを作る事にしました。 別に商売するつもりはありませんが、十数年分ですから結構な頁数になってしまいます、今の処144頁で1,000円以内で頒布させて貰う事にしようかと思っています。 写真はサンプルですが、来週にでも予約を受けて「石川ポタ」にお渡しできればと思っています。 なおどなた様にもと云う訳にも行きませんので、頒布させて頂くのは、原則写真を提供して頂いた方と一度でも被写体になって頂いた事のある方に限らせて頂きますので、あしからず。
 

 

今日は「自撮り」サイクへ

若草山にて
 
 今日もお天気が良さそうなので「自撮り」サイクに出掛ける事にしたのですが、朝一に一仕事済ませて出掛け様とと思っていたらちょっと手こずってしまい出遅れてしまいました。 初瀬ダムへ登ったらもう10時を回っていました。
 
 今日は春日山原始林が一応の目的地なので福住から<186>福住矢田原線へ入ります。 今日のコースの最高地点ですね。
 
 12時過ぎに石切峠の峠の茶屋へ、大して旨くもないのですが、おでんでもやってればと思ったものの、どうやらやっていない様なので、今日はスルーして奈良奥山ドライブウェイへ。 
 
 昨年のリベンジを狙ったのですが、どうもここは朝早くでないと陽射しがあまり入らないのですね。 「自撮り」は諦めておざなりの紅葉黄葉の写真を何枚か。
 
 せっかくですから、久しぶりに若草山へ、結構観光客がウロウロしているのでタイミングを見計らって「自撮り」を何テイクか。 合間に福住で買っておいた菓子パンを食おうとすると、目ざとく鹿どもが押し寄せてくるのでどうもいけません。
 
 春日山遊歩道を下りますが、見上げる位置には幾らか紅葉しているのですが、「自撮り」のバックになるのは昨年と同じ場所でした。 まぁ今年の紅葉の状況を考えるとまずまずかな。
 
 春日大社の中を抜けて1440ローディ御用達「まんま亭」に到着、天理の銀杏並木も寄ってみたかったのですが、長居をしてしまい上街道を真っ直ぐ帰途に、本日の走行62.1キロ、一昨日は仕事での往復とは云え3日間天気に恵まれまずまず走れました、お天気は明日から下り坂とか。
 

 
 

名残の紅葉 吉野山サイク

 吉野山吉野神宮近くにて
 
 昨日に続いてお天気が良さそうなので、週末の「あすか鍋サイク」の下見を兼ねて吉野山に登ってきました。 実はasuka号はリアのマッドガードを痛めてしまっているので、今日は昨日の京都行きに続いてErbaの出動です。 大官大寺跡にて。
 
 今朝の奈良はかなり冷え込んだのですが、最高のお天気で気持ちが良いです。 芋峠前後は先週の強風でかなり柴とかが散乱していますが、ツーリング車でのんびり走る分には全く問題ありません。 
 
上市橋で吉野川を渡り、近鉄吉野駅に立ち寄ってから吉野山へ。 いつもの「静亭」でお昼にします、今日は鴨葛うどんと柿の葉寿司のセットにします。 秋冬は季節限定で「鴨鍋」「ぼたん鍋」の一人鍋セットなんてのもあります、いかが。
 
 今年の紅葉はいずこも今一つの様ですが、12月になって綺麗に色づいているものをちょくちょく見かける様に、吉野山はあまりに桜の印象が強すぎるのか、他のシーズンは桜の時期の混雑が嘘のように静かです、それも風情があって良いのですが、ライトアップとかも行なって集客を計っている様ですが。 写真は蔵王堂にて。
 
 いつもの椿橋を渡り、壺阪峠で帰途に就きます、冬場は空気が澄んでいるので、峠から見る大和盆地の展望も見応えがありました。 日の走行62.3キロ。
 

 
 

2016年CanCan謹製カレンダー

 今日は昨日に続いてどこか走りに行こうかと思っていたのですが、降水確率は0%なものの何となく鬱陶しい空模様に萎えてしまいました、そんな事云ってたら冬場は走れなくなってしまいますが。
 さて色々と雑事も溜まっているのですが、CanCan謹製カレンダーも週末の「あすか鍋サイク」や年末の「石川ポタ」、年が明けたら名古屋の「新春ラン」と大量に用意しておかなければならないのですが、右から左に出て行くのでなかなかストックできません、頑張って10部ばかり製作。
 
 ところで2016年は3年ぶりにプレミアムバージョンを作っています、カレンダーのモデルになってくれた方と、今年1年サイクリングでご一緒して頂いた方で、回数が多い方上位何人かに進呈します。 なお上の写真は2013年版、右の写真はまえださんのものを使わせて頂きました。
 
 プレミアムバージョン、元々は中綴B6サイズだったのです、A4両面にプリントして、写真右の中とじ用ステープラーで製本してB6サイズにカットしていましたが、14枚を一気にカッターナイフで切るのはなかなか大変で、ある時手元が滑って指をざっくり切ってしまいました。 さすがにこれは危ないなと云う事で、製本用のリングを使ったA5サイズのものに仕様を変えました。
 
 ここまでして作ろうなんて物好きはそうはいないと思いますが、製作工程をご紹介。 A4両面フチなし印刷をして、半分のA5にカットして専用のパンチとガイドを使って孔を明けて、リングを通して製本する訳です。 最初からA5サイズで作れば一手間省けるのですが、A5サイズのインクジェット用紙ってない訳ですし、少なくともうちのプリンタではA5のフチなし印刷はできない様なのです。
 
 完成した2016年版がこれ、中綴じ時代の名残りで今年12月からスタートします、中綴じだと頁数は4の倍数にならなければならないからです。 実はFDケースの卓上カレンダーよりこちらの方が手間がかからないのです、まぁコストは高くつきますが。 あと吊り下げ方法がちょっと悩みで、孔をあけたりしてみたのですが、強度的に不安でちぎれてしまいそうです。 (写真中)の様にターンクリップを使って頂くのがベターかと、また(写真右)の様に100均とかで売っているA4サイズの既製カレンダーのプラスチック留め具を流用して頂くのも良いかと。

月例東吉野サイク

 今日は晴れ時々曇りとの予報なので「自撮り」の段取りをして東吉野へ向う事にします。 今年は3月に行けなかったものの、毎月一回以上は東吉野を走っています。 それと今日は「CanCan謹製カレンダー」をあちこち届けてまわる任務もあります。 伊勢への道中に通り過ぎたものもありますが、写真は今年15回の東吉野村木津(こつ)から見上げる高見山です。

 いつもの様に明日香村から芋峠を越えて吉野へ向います、稲渕にて。 
 
 
 
 
 吉野町千股の水辺公園にて、来週の「あすか鍋サイク」は、例年通り此処でお昼にします。
 
 東吉野村へ入った処でクラクションを鳴らす対向車が、明日香村のチネリ怪人ことVivva2000さんでした。 どうやら「麦笑」へ行ったかえりの様です、早よ行かなパン無いよとの話。 
 
 Vivvaさんと少し話してお別れし暫く行くと反対車線に動物の死骸らしきものが、車が避けて走っています、どうやら小さな狸で車にあてられた様でまだ綺麗ですが。 100m程行き過ぎた処であまりに不憫なので引き返す事に、いくら交通量の少ない道でも、いずれは車に轢かれて無残な姿になる事は目に見えています、せめてものと路肩に寄せてあげる事にします。 既に冷たくなっていましたが、飼い猫の様にふわふわと柔らかな躰がいとおしかったです。 この冬を越そうと木の実や一杯食べて備えていたんでしょうね。 手を合わせて回りにある落ち葉をかけてやりました。 上方落語には「まめだ」と云う人情噺があります、三田純市さんにより昭和に作られた新作落語なのですが、亡き米朝師匠により初演され、最近作者自筆原稿が師匠宅から発見され少し話題になりましたが、現代の古典とも云える名作です、豆狸の墓に落ち葉が集まってくるサゲで終わります「ぎょうさん香典が届いたで」と。
 
 「麦笑」(むぎわら)は東吉野村小(おむら)に先月末に出来たパン屋さんです、案の定パンは殆ど残っていませんでしたが、残りの幾つかを買って帰る事にしました、東吉野へ来る愉しみが一つ増えました。
 
 お昼は例によって手打ち蕎麦「よしの庵」へ、この季節は温かい蕎麦もあるのですが、新蕎麦の時期ですしいつもの盛で変わりご飯のセットを頂きました。
 
 高見山を見上げるポイントまでやってきました、冠雪を少し期待していたのですが、沢筋に少し見える程度でした、この場所での「自撮り」のリベンジは次の機会に、予報ほどに晴れ間もなくG2と三脚を使う事もなく、「月うさぎ」と「おごぽご」にカレンダーを届け女寄峠を下って帰宅しました、本日の走行97.5キロ。