「三重県」カテゴリーアーカイブ

余野公園キャンプツーリング(2日目)

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 これからの季節キャンプの朝は早いです、私は再び自走で帰るだけなのですが、一行はkobaさんと8時半に合流して旧長野隧道に走りに行くのだとか、残りものを片付けながら軽く朝食と撤収作業、今回も四阿が使えたので助かりました。ただ未開封の食材が余ってしまったのですが、クーラーボックスに入れて持ち帰る事に、気温もそう上がらないでしょうし、途中のスーパーで保冷用の氷を頂戴して… 便利な世の中です。

 ゆるゆるCCゆるキャン△メンバー、変わり映えしません、昨年6月の「淡路島キャンプ」と同じ面子です、新たな参加者お待ちしてます。

 さて私の出発準備が出来てしまったので、皆さんのお見送りを受けながら 0737 お先に出発させて貰います、伊賀上野、伊賀神戸、名張経由70数キロの道のりです。このルート一昨年5月の「志那1~島ヶ原キャンプツーリング」の帰りと云い、昨年6月の「ゆるキャン+ヴィンテージロード伊賀方面」の帰りと云い、何故かキャンプの帰りには雨模様になる事が多い様なのが…

 杣街道から大和街道と走り、上野市街の手前で南進して国道163号の手前で伊賀街道へ入り、0921 伊賀鉄道の茅町駅の裏手にあるイオン伊賀上野店へ。最近の郊外型のだだっ広い敷地の店より、ちょっと立ち寄るには便利なのですよね、保冷用の氷と暖かいコーヒーを調達して一息入れます。

 雨雲レーダーには怪しげな雨雲が幾つか、猪田道で木津川を渡り伊賀盆地の田園地帯を南下していたらついに雨が…  川べりの小さな公園?に沿った並木で15分ほど雨宿り、木陰で凌げる程度の雨で助かりました。


 10時丁度にはお約束の休憩ポイント無量山寿福寺、ただ手前の道が草刈りの真っ最中で迂回しましたが。

 県道57号上野名張に入り近鉄大阪線伊賀神戸駅の西寄りで線路をくぐります。この先で伊賀市と名張市の境を越えるのですが、短い片峠になっています。登りきった処で初瀬街道(阿保越伊勢街道)に入ります。

 名張市街に入り 1059 再びイオンに、3階のフードコートにあるsugakiyaでお昼にします、関西人にはあまり馴染みがないのですが中京圏には多いみたい、名張市は三重県ですからね、駅では中日スポーツ売ってましたもん。ただ次の雨雲が、この先奈良県に入って三本松の道の駅「宇陀路室生」まで適当な雨宿りの場所がありません、名張でお昼にせずいっきに三本松まで行けば良かったと… 1時間半程停滞。

 名張からは本来の初瀬街道ではないのですが赤目丈六から安部田へ、国道165号へ入って1248 県境を越えて奈良県へ。1255 道の駅に立ち寄った(写真右)あと初瀬街道海老坂峠へ、まだ時間の余裕もありますしもう暫くは雨も大丈夫そうですので、緑川半焼の坂を避けて室生ダ ム湖畔を走って帰る事にします。

 1353 室生ダムへ、ダム湖右岸側を走って宇陀市街へ。

 県道198号号粟原榛原線に入り 1458 桜井市域へ、後は女寄峠を下るだけ。 本日の走行77.8キロ、所要時間7時間56分、実走行時間5時間3分。雨宿りと休憩時間が長かったので前回より1時間程時間が掛かりましたが、殆ど濡れる事なく帰ってきました。

(前日へ戻る)

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余野公園キャンプツーリング(1日目)

 毎度の事で週間天気予報に一喜一憂させられましたが、ゆるゆるCCの「余野公園キャンプ」に1泊2日で向かいます。ただ私以外の参加者3名は車載で余野公園(三重県伊賀市)へ向かい両日は近くを周回するサイクリングと云う事に、昨年は私も1日目は車に便乗させて貰い2日目自走で帰ってきたのですが、今年は4サイド支度で往復自走を目指します、ただ火器類は一行にお任せして荷物は「衣」と「住」だけですので多少は軽いかと、実は今年初のキャンプツーリングなんです(^_^;)
 コースは名張経由が最短で70キロ程ですが、初っ端に交通量の多い西峠(353m)を登らなけらばならないのと復路の定番コースですので、奈良盆地を北上し木津~和束~信楽を経て御葉木(ごようのき)峠(350m)を越えて旧阿山村経由で伊賀市に入る約90キロ、無論信楽から国道422号で桜峠(320m)を経由した方が距離的にやや短くなるのですが、交通量が少なくないですからね。

 なかなか週末を挟んだ連休が取れないので、今日は勤務明けからのスタートです。昨日準備を済ませ4サイドで出勤してきています、今朝一旦自宅へ戻ると自転車や荷物を降ろしていると結構時間を取られてしまいますからね。

 0857 には職場を出発、飛鳥川を走りおふさ観音の近くから下ッ道(中街道)へ入り北上、二階堂から三郷橋へ抜け佐保川沿いの京奈和自転車道を走ります。

 順調に大和郡山まで来たので自転車道のルートをそのまま秋篠川沿いに入り、WAKAYAMA800スタンプラリーのチェックポイントになっている「平城宮跡歴史公園 天平みはらし舘」へ立ち寄ります、ここも少々判り難くて「みはらし舘」の北側のレンタサイクル入り口ですが、どうやらここは営業時間外はチェックインできない様ですね。

 先月8日の信楽行き同様のコースで 1142 木津川に架かる恭仁大橋を渡り、井平尾の交差点で国道163号を跨いで府道5号木津信楽線へ入ります。曇り空ですが来週には梅雨入りしようかと云う貴重な週末ですから結構ローディが走っています、4サイドで走っていると笑顔で挨拶をしてくれる方もおられれば、何か悪いものを見たみたいに視線を合わさないようにして通り過ぎて行く人も、そのあたりなかなか面白いです。

 時々陽射しが入ったりする様なお天気になってきたのですが、暑くならないのが救いです。和束ローソンを通過、1251 湯船まで来た処の四阿で休憩をしようと停まった途端に雨が、前後に雨宿りできる場所がないだけにグッドタイミング、ここで補給食を口にしながら暫し脚を休めます、雨雲レーダーを見ると青土ダム界隈を走っているだろうゆるゆる一行の方へ雨雲は向かっています。

 湯船森林公園を過ぎると勾配がややきつくなりますが、まぁ何度も漕ぎあげているルートですから。さて向こうからローディのペアが下ってきます、すれ違い様にこちらの事を何か云っている様で振り返ると、聞き覚えのある声が… さて誰でしょう(ヒントは雨予報に流れた「ゆるゆるしまなみ」あぶれ組のお二人です)。14時丁度に京都滋賀府県境の無名峠(356m)を越えます。

 信楽町の立石橋交差点から国道422号を少し走って県道50号伊賀信楽線へ、先月お昼に立ち寄った「森のカフェ」の前を通過、これより先は2005年3月以来かと、かつて御斎峠と組み合わせて何度か走った道です。

 今では拡幅されてしまっているのと思いきや「ノーザンファーム」への入り口を過ぎると以前と変わらない1.5車線路で嬉しくなります、1438 御葉木峠を越え、滋賀県と三重県の境を何度か跨ぎながら下って行きます。

 この後は木津川の支流の服部川の支流の柘植川の更に支流河合川に沿って下って行きます。

 伊賀盆地へと下りJR関西本線の新堂と佐那具の間に出てくるとタイミング良くキハ120の単行が。

 国道25号線沿いのオークワ伊賀新堂店で買い出しをしながらゆるゆる一行に連絡を取ろうとするのですがなかなか繋がりません、キャンプ場のサイトは確保できている旨は今朝SNSへの書き込みで知っているので適当に買い物を済ませクーラーボックスに詰めて余野公園へ向かいます。1708 殆ど濡れる事なく滋賀県境が目の前の余野公園の入り口に到着、週末と云う事もあって結構賑わっています。

 昨年同様に奥まった林間サイトの四阿のある処へ向かいます。大ちゃんの車とタープ他、小川を挟んでタックさんのソロテントが設営されていますので、のんびり準備をしているとそのうち一行は帰ってくるでしょう。しかし酒と食材を買ったものの、すぐに食べられるものを買わなかったのは誤算でした。

 1823 一行が帰ってきました、やっとビールが飲める。(写真右 : タックさん)


 早速、夕食の準備です、まぁこの面子ですから大した事もはしませんがね。(写真 : タックさん)

 夜は更けて11時位までやってたんですかね、記憶が曖昧です。(写真 : タックさん)
 本日の走行1府3県を跨いで96.4キロ、所要時間8時間18分、実走行時間5時間50分。距離的には20キロは遠回りとは云え信楽経由は大正解でした。

(翌日に続く)

信楽~伊賀上野サイク 2025 ③


国道165号 奈良県に帰ってきました (Photo : タックさん)

 1504 JR伊賀上野駅を後にし市街地に向かって南下へ、伊賀鉄道の下をくぐって「鍵屋の辻」へ。

 「鍵屋の辻」曾我兄弟の仇討ちと赤穂浪士の討ち入りに並ぶ日本三大仇討ちの一つ、渡辺数馬と荒木又右衛門が数馬の弟の仇である河合又五郎に挑んだ場所とかで、6方向から街道や道路が集る交通の要衝でした。伊賀上野に来たら休憩と記念撮影がてら必ず寄ります、古くは2004年3月7日、前回は昨年6月9日でした。桜井までまだ50キロ以上あるのですが、ここまで来れば気持ちホッとします。

 1517「鍵屋の辻」を後に、ただ一昨年5月2日と比べると2時間10分遅れ、旧市街を南下し少し国道422号を走って、猪田道から県道688号依那具山出線へ。ところで422号に出る処にあったファミマがなくなっていたのは予定外、もう名張近くまでコンビニの類はないのですよ。

 些か判り難いルートなのですが、あちこちで田植えの準備が始まっている伊賀盆地の田園風景の中を伊賀神戸に向かって南下します。


 無量寿福寺(写真左)、夏の午後は木陰になって気持ちが良いのです。近くに「左はせ道 右新田越」の道標がありますので、東から来た青越伊勢街道が初瀬街道と笠置方面にこの辺りで別れたのでしょうね。

 再び田園風景の中を。

 県道57号上野名張線に入り近鉄大阪線伊賀神戸駅の西側でアンダーパス、ほぼ近鉄の線路に沿って西へ向かいますので、輪行支度のあるタックさんはいつでも帰途に就けるのですが、まだご一緒して頂けるご様子。

 無量寿福寺からほぼノンストップで桔梗が丘から名張へと初瀬街道を、名張市街は街中の旧街道を縫って行きます、既に二人とも100キロ超。初瀬街道と離れ名張川を渡り赤目方面へ。

 赤目丈六の旧い街並みを抜け、赤目四十八滝から流れてきている滝川を渡り再び田園風景の中を西へ。

 名張市の西の端で宇陀川を渡り再び初瀬街道へ、現在の国道165号に潰された形で旧街道の面影が残っているは僅かの区間です。

 約3キロ程国道を我慢の走行で三重奈良県境を越えて1708三本松の道の駅「宇陀路室生」へ。

 三本松から室生大野まで旧街道が残っていますのでそちらへ。

 三本松の外れで海老坂峠を越えます、国道より標高で40m程余計に登らなくてはなりませんが、峠と云っても上をやまなみロードが跨いでいるので雰囲気もなにもありません。

 県道28号吉野室生寺針線に合流した後再び国道165号線へ、登坂車線があるものの緑川半焼の坂がネェ、時間があれば室生ダム湖畔を走るのが快適なのですが、そろそろ日没との競争になるので国道をひた走ります。1804萩原札の辻で榛原駅から輪行で帰途に就くタックさんとお別れです。(写真右)

 1812 西峠を越え、日没直前の 1838 桜井に無事帰投、走行153.4キロ、センチュリーラン(100マイル=160.934キロ)とは行きませんでしたが150キロ超は2019年6月20日の175.3キロ以来、お昼にしこたま食っているとは云え晩飯も食わず、風呂へ入っただけでバタンキュー。近鉄奈良駅から榛原まで122キロ余り私のペースにご一緒頂いたタックさんに感謝です。

① ~信楽駅 / ② 信楽駅~御斎峠~伊賀上野 / ③ 伊賀上野~

※ 一部にタックさんに撮って貰った写真を使わせて貰っています。

信楽~伊賀上野サイク 2025 ②


御斎(おとぎ)峠(570m)を少し下った処からの展望

 ソロライドの時はお店に入るのが億劫なので、コンビニおにぎりやお菓子だけで走り続けてしまう事も多いのですが、今日は4’Seasonのりょうママお勧めの「ラマンチャ」まで行こうかと、GoogleMapによると「まもなく営業開始」となっていますから丁度良いタイミングかな、お店は国道307号沿いの信楽町牧ですから、信楽駅から3駅先の雲井駅近くまで足を延ばします。

 信楽駅からは国道に戻らず大戸川と信楽高原鉄道に沿った道へ、地元の車が通うだけの自転車向きルートで、貴生川水口方面に向かう時には必ず利用しています。
 少々行き過ぎてしまいましたが、牧で国道に出てお店の前まで行くとなんと定休日、GoogleMapの「まもなく営業開始」に騙されてしまいました。折角ここまで来て残念ですが引き返して「森のカフェ」に向かう事にし線路沿いの道へ戻ります。なお先の道から「ラマンチャ」へは牧杉谷林道への分岐を西に行くのが正解。ところでこちらに向かっているSさんですが、まだ大石だそうで時間的にお目に掛かるのは難しそうです。

 再び線路沿いの道に戻りますが、この道を信楽駅に向かって走るのは初めて、なにやら風景が新鮮です。「森のカフェ」へは国道422号線から滋賀県道50号伊賀信楽線へ入り御葉木峠の方へ向かう途中にあります、この県道に入るのはずいぶん久しぶりで2005年3月27日の「 御斎峠ツーリング」以来かと。

 実は私は「森のカフェ」へ入るのは初めて、ローディ御用達の店でハンパないボリュームである事は聞いてはいましたが、店の前まで来てタックさんは来た事があるとか、どうやらアリオリ自転車部のルーさんのツアーだった様。もちろんと云うか件のランチを頂きましたがそのボリュームはご覧の量、無事に完食しましたが信楽駅前でおにぎりをパクついていたタックさんはライスをギブアップ。しかし歳のせいでしょうか昔の様に量を食べられなくなった様で…

 1320「森のカフェ」を後にし国道307号を少し戻って神山の信号から県道334号多羅尾神山線へ、なおこの先は御斎(おとぎ)峠を越え伊賀上野に下るまでお店はもちろん自販機すらありません。県道は大戸川の支流に沿って多羅尾へ向かいます、県道138号信楽上野線に合流してから御斎峠までの約3キロ、無駄なアップダウンがあって結構厄介です、何度も走ってはいますが、お腹が張って今回が一番キツかった様な。

 1428 御斎峠(570m)に到着、色々と曰く因縁、蘊蓄のある峠なのです…「御斎峠なのか御斉峠なのか」、現在の県道の峠は切通しになっていて少し下った処で上野盆地の展望が開けます。

 麓までダウンヒルは標高差が約430m、伊賀コリドールロードやR422桜峠の改良で昔より交通量は少なくなっているはずですが、ブラインドカーブが多くときどき車が来るので気が抜けません。

 伊賀コリドールロード(写真左)を少し下って左へ、県道138号の旧道ではないのですが伊賀上野駅方面へのショートカット路があります。以前より荒れている様ですが直登するコリドールロードの部分を短縮できるので登るには有効です。

 1455 JR関西本線の伊賀上野駅到着。

① ~信楽駅 / ② 信楽駅~御斎峠~伊賀上野 / ③ 伊賀上野~

※ 一部にタックさんに撮って貰った写真を使わせて貰っています。

「東の海へ 2025」②

  
  宮川河畔 三重県度会郡度会町長原

 1337「もみじの森公園」を後にします。県道31号大台宮川線を東へ、そのまま行くと大台署前で国道42号線に合流するのですが、手前で旧道に入り、紀勢本線三瀬谷駅の手前で踏切を渡り42号の信号を渡ります。


 宮川の深い谷を渡る舟木橋へ、現在は西側に新船木大橋が架かっていて、舟木橋は現役とは云え老朽化で2t以上の車両は通行止になっています。

 このワーレントラス橋は昭和9年に改修されたものですが、橋台は明治時代のものが使用され、登録有形文化財に指定されています、写真は新船木橋から。

 舟木橋南詰から県道747号打見大台線へ、この県道は宮川右岸を大紀町七保支所のある打見地区までを結んでいますが、途中に狭隘区間があり国道42号と県道770号高奈上三瀬線の走る左岸との間に橋が一ヶ所しかない事もあり交通量が少なく自転車にはお誂え向き。
 打見地区で県道38号伊勢大宮線に入り、度会町麻加江で左岸に渡る県道38号と別れそのまま右岸に沿う町道へ、些か判りにくいのですが県道が宮川を渡る手前で交差点を右折です。写真は度会町長原地区。
 
 長原の集落を抜けると宮川河畔近くに出ます、GoogleMapでは「おいかわの森」と記されていますが、特に何かがある訳でもありません、視界にあるのは宮川の流れだけ、通り過ぎるのは勿体ないなかなかのビューポイントです。

 度会町川口で県道22号伊勢南島線に入り1557 伊勢市域へ、2021年7月は1333でした。この先県道22号は津村町交差点で左折し宮川右岸沿いに度会橋東詰近くまで行くのですが、伊勢市街を走る距離が長くなるので直進して外宮と内宮の間に抜ける事に、多少のアップダウンが続くので後半故に辛い処、ただ距離的にも時間的にもショートカットになります。県道32号伊勢磯部線に出る手前のスーパーで最後の休憩。

 1653 内宮に到着、東の海までまだ10キロ近くありますけどね。

 内宮前で自転車を置いて写真を撮っていたりすると、いつもの事で警備員が煩いので早々に退散しおかげ横丁へ。

 「おかげ横丁」の老舗のお店は朝が早い事もあってか、15時には店仕舞いしてしまう処も少なくありません。手ごね寿司に伊勢うどんと行きたい処ですが、この時間になってしまいますとね。赤福本店の角を曲がって五十鈴川を渡ります。

 五十鈴川に沿って北上します。


 JR参宮線二見浦駅近くから二見ヶ浦へ、以前は赤福二見浦店では一足先に「赤福氷」が頂けたのですが、今はそうでもないらしいです、今年は4月19日からだとか・


 1728 夫婦岩に到着。なお二見ヶ浦は志摩半島の北岸で伊勢湾に面していて対岸に見えるのは知多半島、東の海と云うには多少おこがましいかも、やはり志摩(紀伊)半島最東端の鎧崎、太平洋に突き出した大王崎まで行きたい気持ちも。ちなみに鎧崎へは2017年5月に到達、安乗崎までは往復輪行で2006年に行っていますが、波切から大王崎は未踏です。

 一応の目的は達成、最寄り駅のJRの二見浦に戻っても近鉄に乗り換えが必要になるので後10 キロ程頑張って鳥羽駅までラストスパートです。

 1757 鳥羽駅南口に到着、走行146.4キロ、実走行時間8時間06分。ここで帰りの電車を乗換案内NEXTで検索した処 1822 が最早、ただ輪行に関しては初心者のDeGucciさんに教えながらと云う事で次の 1917 に乗ろうと云う事にしたのですが、実はここでミスをしていました。
 1822 / 1917 のスジは伊勢市までJRを利用して近鉄に乗り換える経路、鳥羽から近鉄で乗り換えなしの 1820 / 1835 / 1905 スジがあったのです、結局はJRのホームから出ていく1917発「快速みえ」を近鉄のホームから見送ると云う情けないミスをしてしまいました。結局は鳥羽1939発で伊勢中川2分接続と云うタイトなスジで帰る事に、大阪へ帰るお二人の帰宅を1時間も遅らせてしまいました、陳謝。
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 一部にタックさんの写真を利用させて貰っています。

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「東の海へ 2025」①


高見トンネル 三重県側にて Photo : タックさん

 今週は火水曜と連休でしたので、昨年9月のリベンジで湯郷温泉に泊まり岡山鳥取県境の峠と因美線沿線を走ろうと考えていたのですが、火曜日は全国的に大荒れの天気と云う事で断念、だた水曜日のお天気は良さそうですので久しぶりに「東の海」を目指す事に、なんと2021年7月以来、鉄人児玉さんを習って海無し県から東西南北の海を目指すライドは2017年以来実現できていません。コースは2021年同様に高見トンネル、湯谷トンネル経由で宮川右岸を伊勢に向かいます、2019年5月に走った桜峠経由より距離的に少し長くなりますが、車や信号、市街地走行が少ない自転車向きのコースです。
 
 急な上に平日でしたが、何人かに声を掛けるとタックさんとDeGucciさんがご一緒して下さる事に、タックさんは近鉄榛原駅まで輪行で。ソロだった2021年7月は朝4時半に桜井を出発したのですが、今回は榛原7時半の約束ですのでかなり遅め、それでも準備ができたので6時前にはスタートしたものの、思っていたより気温が低め、ベストか何か取りに帰ろうかと考えがよぎったものの、どうせ走っているうちに温もるだろうしと西峠への登りですからね。なお今回機材はエルバロードで、2021年はasuka号だったのですが、分割式マッドガードの再製作が相変わらず滞ったままなんです。0720着の急行でタックさんが到着、DeGucciさんはなんと自走で到着。他にドタ参の人もおられない様ですので 0738 榛原駅をスタート

 菟田野松井までは芳野川沿い「月うさぎ」への定番コース、先週末に咲き始めた桜も散り始めてます、こと宇陀に関しては今年の桜は短かった様です。松井のローソンで一息入れますが、薄着が災いしてお腹を冷やした様で調子が良くありません。
 どうにか走り出せる様になり、国道166号旧道を継いで0849 佐倉峠を通過。しかし平日にも拘らずなんでこんなに車が多いのだろう、それも県外ナンバーに大型バスまで、そうか「高見の郷」の千本の枝垂れかぁ… 新木津トンネルも避けて旧道の木津(こつ)トンネルを 0909 に通過、その後も旧道を縫って 行きますが、「高見の郷」寄りの駐車場が満車の様で、溢れた車が手前の駐車場へと旧道を戻ってきます。0927 高見山登山口バス停に。
 「高見の郷」を見上げる処まで来ると車はぐっと少なくなります、三重県側から来る車は少ない様で、知名度はまだまだ関西ローカルと云う事なのかな。

 0955 には高見トンネルに到着、2021年は0747ですから桜井から2時間余りで来ています。

 1002 高見トンネル(2,470m)へ、歩道を走っても10分程で通過します、但し待避部分(東向きで2ヶ所)の歩道がクランクになっているので注意。なんと三重県側では満開の桜と青空が出迎えてくれました。

 高見トンネルは何度も通っていますが、このタイミングでは初めて、今年最後のお花見ツーリングに。
 写真右は旧飯高町木梶、加杖坂峠への分岐にある栃谷口の見事な枝垂れ桜。懐かしい2007年4月15日の写真。

 和歌山街道だった国道166号旧道へ入ります、老朽化のせいか4輪は入れない様にポールが建っています、橋の袂の民家の枝垂れ桜も見事です。
 少し遠回りにはなりますが和歌山街道の宿場町だった波瀬へ。

 ここには里程標が残っています、写真はDeGucciさんにレクチャー中の私。

 標高が下がるにつれ桜は花を落としていますが、このルートは昔から民家の庭先に色々な花木があって愉しまさせてくれます。旧飯高町の中心部森を過ぎて県道569号蓮峡線へ、
 1110 旧飯高町宮本の「つるや」へ、この界隈では貴重な食品スーパーです。少し補給の後、国道422号線へ入り湯谷峠へ向かいます、即ち櫛田川流域から宮川流域側に越える事になります。大津市と紀伊長島町を結ぶ国道と云っても重用区間が多く三重県下には不通区間が2ヶ所あります、実は滋賀県の瀬田川大橋から朝宮の間も422号なんです。
 標高差180mは比較的登り易い峠道、20分少しで湯谷トンネル(250m)に到着、大台町に入ります。

 峠から少し下った処にある「湯谷不動」湧き水があるので夏場は貴重な休憩ポイントです。今は残っていませんがクレージーキャッツの植木等さんの生家だったお寺が峠を下った処にあったのだとか。
 三重県道31号大台宮川線に入り、大台町と合併する前の宮川村中心部の旧道沿いにある食品スーパーへ、以前はJAだったのですが、今はキッチン「海ものがたり」となっています。なんと三重県産こしひかり2kgが1,380円(税別)で売っているではありませんか、4サイドなら買っていたかも。

 1250 には「もみじの森公園」へ、三瀬谷ダム湖(奥伊勢湖)の湖畔にあって四阿やトイレがあって、以前は無料でキャンプができて利用させて貰っていたのですが、コロナ禍をはさんで現在はキャンプ禁止になってしまいました。近くに食事や地元産品の買える「ふるさとプラザ もみじ館」もあったのですが、現在はバーガーとドーナツのお店になっています。さてここでお昼の休憩、距離的にはほぼ半分走ってきた事になります。(つづく)

一部にタックさんの写真を利用させて貰っています。

QCR「第39回 シマノ鈴鹿ロード」へ

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 今日は鈴鹿サーキットで行われてる「第39回 シマノ鈴鹿ロード」に参加しているQCR(Quansai Classic Racers)の応援に向かいます。実はコロナ禍を挟んだ事もありますがスズカに向かうのは2019年以来の5年ぶり、以前は鈴鹿まで自走したり、後にも先にも一度だけ参加した事もあったのですが、今回はお天気が怪しかったので撮影機材だけもって近鉄電車で…
 車に乗らない人間にとって鈴鹿サーキットなんて不便な処でして、近鉄名古屋線の白子駅までは良いとしても、駅前から1時間1本の路線バスに20分余り乗らなくてはなりません、それも始発が0900 なんです。お天気も落ち着いてきたので、これなら柘植駅まで始発で輪行して暫く走っていない加太越と関宿経由でたとえ30キロでも走って来れば良かったと後悔。

 終点の鈴鹿サーキットバス停から1キロ近く歩いて28番ピットに着いたのは10時前、皆さんショートコースで行われているレースに出張っていて空っぽ、20分位たってようやく皆さんが戻ってきました。

 28番ピット前に並ぶクラシックロード。
 写真係で来たものの、全く今日のタイムスケジュールを把握できていません、なんでも次に参加するのは14時30分スタートの「2時間エンデュランス カルテットB」だそうで、それまで待たないといけないのだとか。しかしお天気がエラく良くなってきました、それにエンデュランスってエンデューロと違い、交替せずに周回遅れにならない様に4人で走り切らなければならないのだとか、この炎天下になんと過酷な。QCRは3チームがエントリーしています。
 Aチームで出走するVIVVAさんのエルスにトラブルが、リアディレーラーのシフトワイヤーがスムーズに動いてくれません、ビンテージレーサーだけに交換できるパーツもありません、今月になって頑張って朝練してきたのに…

 さて、そろそろ出走のお時間です。Aチーム:kattonさん、vivva2000さん、Nakadexさん、ResEditさん、Bチーム:UGの兄♭♭♭さん、もりやすさん、タックさん、まえださん、Cチーム:kiyaさん、たきちゃん、けんちゃん、Y本さん。

 14:30 さぁスタートです。
 ええっ、交替せんと2時間走らなアカンのとボヤいているデローザのたきちゃん。

 スタートを撮ったら私はシケインに移動しますが、日影がなくて暑いのなんのって、走っている方が涼しいかも、登りがなければ。14:44 2周目のBチーム、続いてCチームを補足できましたが、Cチームは既に崩れています。

 ダンロップコーナー 14:49 Aチーム。

 同じく 14:51 Bチーム、14:54 Cチーム、たきちゃん来ないよ~
 15:17 たきちゃん、頑張る。

余談ですが、エンデューロと違って全員の写真を押さえるの楽やわ〜

 15:34 / 15:40 皆んなが嫌がる正面ストレートが異常に速いもりやすさん。

 16:28 最終盤10周目に入ったAチーム、なんかリラックスしてまんな。

 16:37~16:42 お疲れ様でした、全員無事に熱中症で倒れる事なく生還しました。 
 皆さん既に心は「反省のない反省会」の行われる「みさきや」の焼き肉へ。

 ところで何やら賞を貰えると云う話が、シニア賞かな、多人数のオレンジ色のジャージがめだつのでベストドレッサー賞とか、そら無いか。 
  なんと「2時間エンデュランス カルテットB」で入賞しているとか、それもAチームが1位優勝。


 まぁ新設カテゴリーでエントリーしたチームが少なかったと云う事もありますが、ロートル親父達が旧車を駆って今どきロードを抑えて優勝したのですから立派なものです、チームCは周回遅れでDNFでしたが、チームBが後3分37秒詰められていれば3位入賞していたのが…
 とにかく苦節?十何年初めての入賞、今年はウィナーズジャ-ジが色を添えてくれました。

 さて恒例の「みさきや」での「反省のない反省会」です。焼き肉をたらふく食って1,500円也は… カンパを寄せて頂いたK氏に感謝です。

まえださんのブログレポート

ゆるキャン+ヴィンテージロード伊賀方面(2日目)

 まだ外は暗いのですが雨音で目が醒めます。どうやらお天気の方は小雨状態が今日一日続く様です。6時過ぎまでテントの中でぐずぐずしていたのですが、VRRCの走行会に参加する予定のお二人は遅くとも8時半には出発しなければならないので撤収作業を始めます、四阿があったお陰でせっかく張ったタープは使わず仕舞、濡らして重くしただけの様な。来る時は車載でしたので適当に詰め込んできたのですが、4サイドで70キロ余り走って帰りますので、バランスも考えてしっかりパッキングしなくてはなりません。しかし四阿のお陰で撤収作業は捗りました。

 いつもは大和街道と関西線沿いの県道に入るのですが、雨の休日の朝とあってかR25(名阪でない)が空いていたのでそのまま走って 0922 AVS20で伊賀上野は「鍵屋の辻」へ。耐震性の問題で「数馬茶屋」が閉店してもう5年になるのですね。
 伊賀上野からは木津川左岸の田園地帯を縫って走るのが定番コースです、いつもは旧市街から猪田道駅に出るのですが、今日は「鍵屋の辻」に寄ったせいでR368に出て些か道を間違ってしまいました、このまま名張に向かった方が距離的には短いのですが、交通量が多くて快適ではないので上之庄のローソンで軌道修正して予定のコースへ、しかしこのコース本降りになってきても雨宿りする処がないのですよね、晴れていれば快適この上ないのですが。

 夏の午後は木陰になって絶好の休憩ポイント「無量寿福寺」へ、何とVRRCの一行が休憩しているではありませんか!

 この雨では集合場所の上野PAに集まっても「味のお福」でドテ焼定食でも食って解散しているだろう思っていたのですが、まさか走っているとは本当にモノズキな。
 木陰でちゃんと雨宿りができる処でもありませんし、お互い反対方向に走ってきているので数分歓談してお別れです。

 10分程走れば、近鉄大阪線伊賀神戸駅西側のアンダーパスにででます。ここから県道57号上野名張線に入ります。左程の降りでもないのですが、この先名張に向かって交通量も増えてきますので、サイドバッグにカバーを掛けます。
 雨雲レーダー、次の降りをかわせば暫くは大丈夫な様子です。

 1157 名張イオンに到着、急いだ処でさして変わらない雨予報ですので、イオンの3階のフードコートでお昼にします。

 名張からは4月にも走ったお馴染みのコースを、三重奈良県境前後で少しR165を走らなけらばならないですが、三本松から大野まで旧道の阿保越伊勢街道を辿る事ができます。写真は海老坂峠、少し行くと近鉄大阪線を見下ろす事ができます。
 このルートで一番嫌な坂「緑川半焼」、写真ではそうは見えないのですがね。登り切った処で室生ダム湖畔へ下る事もできるのですが、このままR165を走り白坂峠を越えて榛原へと下ります。

 1431 伊勢本街道と阿保越伊勢街道が分岐する宇陀市榛原萩原の札ノ辻の旧旅籠「あぶらや」前に到着、今は「宇陀市歴史文化館」として公開されています。斜向かいには榛原町道路元標も残っています。
 1447 西峠(353m)を越え 1519 には無事帰投、 71キロを所要時間6時間55分、実走行時間4時間8分、少しコースミスしましたが予定通り帰ってくる事ができました。

1日目 2日目

ゆるキャン+ヴィンテージロード伊賀方面(1日目)

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 久しぶりのキャンプ企画です。当初この日程は大ちゃんの車に載っけて貰って和歌山県の有田川沿いでキャンプをして「あらぎ島」へ行こうと云う話だったのですが二転三転した末に、三重滋賀県境に近い「余野公園」でキャンプをして翌9日はVRRC(ヴィンテージレーサーライダースクラブ)の走行会に参加しようと云う話に。私はVRRCの方に参加するつもりはないのですが「余野公園」なら桜井まで70キロ程、4サイドでも十分自走して帰って来られます。今日は「余野公園」にデポした後、近くを少し走ろうと云う事になり、そこへゆるゆるCCの方から3名が日帰り参加する事になり、湖南三山と「甲賀忍術屋敷」を回ろうと云う事だったのですが、単純に往復するだけで60キロ以上、出発時間が遅いのとキャンプの準備もあって些か無理があります。代案として大ちゃんとタックさんが参加した4月14日のアイズバイシクル主催の「タンデム学会」のコースをなぞろうと云う案が出たものの、補給場所とかで話がまとまりません。

 お約束の11時前には余野公園に到着、他の参加者3名は既に到着済。昼食の調達の事もありますのでとにかく「タンデム学会」のコースを少しアレンジして走る事に決定。管理事務所で受付を済ませ設営場所を確保しておきます、明朝雨の中での撤収も考えられるので四阿の近くを選んで、タックさんのテントを設営しておきます。

 どうにか 1125 には「余野公園」を後にします、今日もゆるゆるCCならではのランドナー3台、ロード3台の混成部隊。

 出るなり県境を越えて滋賀県へ「余野公園」そのものが県境に跨っているのですが。JR草津線に沿って県道4号草津伊賀線を甲賀駅近くまで北上します。
 甲賀駅近く県道沿いのスーパーで昼食を調達しますが、ルート上に食事をする適当な場所がない様で、スーパーの店頭にイスとテーブルが並んでいて、時間も時間ですので手っ取り早くここでお昼にする事に。
 「タンデム学会」のコースの県道134号上馬杉野尻線に入るために県道775号甲賀阿山線でショートカットします、何となく見覚えのある処だなと思っていたら2016年6月12日に黄和田キャンプの帰りに通った様です。

 ところがその県道775号、途中で道路の拡幅工事で通行止、数100mのダートを強行突破。

 無事に県道134号に出る事ができて、ここから「タンデム学会」のルートをなぞる訳ですが Ride with GPS のライドデータが上手くルートに変換できず、上手くGPS代わりになってくれません。それに「タンデム学会」に参加していたお二人も「ここ走った」と云うもののあんまりあてにならず、ライドデータだけが頼りです。

 新名神の高架の処まできた処で、YさんとKさんの姿が見えません、道を間違える様な処でもないので怪訝に思って引き返すと、リアガードのステーを止めているネジのナットが落ちてしまったとの事、代わりがないのでケーブルタイで応急処置、無事復帰。
 一旦新名神をくぐって県道337号柑子塩野線へ、再びくぐって県道49号甲南阿山伊賀線へ、ところが工事の最中で通れず「タンデム学会」で休憩ポイントになっていた「成田ふれあい牧場」へ一旦入ります。

 構内を抜けられるかと思ったのですが、どうやら工事区間の先には出られない様です。

 結局は新名神の甲南インター近くまで迂回して県道49号へ戻る事が、その後甲南町磯尾から杉谷へ越える町道?へ入り、杉谷(新田)で県道132号甲南阿山線へ。

 県道132号甲南阿山線で岩尾池を通り滋賀三重県境を越えて三重県伊賀市へ、この辺りは旧阿山町域になります。岩尾池へは2007年11月25日に走って以来ですが、秋は紅葉が素晴しい処です。
 後半は県道50号伊賀信楽線と「タンデム」学会のコースをなぞる事ができて柘植駅近くまで戻ってくる事ができました。しかしこのコース、甲賀駅近くを離れると「成田ふれあい牧場」に寄らない限り補給できる処が何もないのですよね、岩尾池から下ってきてやっと見つけたチェリオの自販機、実は少し先にローソンが見えていたのですが… しかしこの後私に悲劇が…

 通行止に出くわしたりしながらも、ほぼ予定通りに走り、柘植駅近くの田植えを終えたばかりの田園風景の中を行きます。
 1504 余野公園へ戻ってきました、本日の走行71.0キロ。
 さて日帰り組の3人にも手伝って貰い設営作業。

 タープも張ったのですが、四阿の下で宴の始まり(3人はノンアル)ですが)、今どきのお洒落なキャンプじゃないですがね、ギョーザを焼いたり、焼きおにぎりを作ったり。暗くなる頃には日帰り組もそれぞれ帰途に就き… その後の記憶は? 昨夜はロクに仮眠ができなかったので早々にテントに潜り込んでしまいました。
(一部、大ちゃん、タックさんの写真をお借りしてます。)

1日目 2日目

久し振りに「自撮り」の準備をして…

宇陀市室生多田にて

 昨日の疲れが多少残っていますが、今日もお天気が良いので走る事に、走れる時に走っておかないと3月みたいになりますからね。久しぶりに「自撮り」の準備をして出掛ける事にします。ところで今日は滋賀三重県境の「余野公園」集合で「タンデム学会」が行われるので、K君がソロで往路輪行、復路自走で参加との事、その復路は昨年5月に行った信楽からの帰りのコースをなぞるとの事、ならばと名張伊賀上野方面へと足を向けたのですが。
 かなり遅めのスタートで長谷寺から初瀬ダムへ取り付きますが、長谷寺は大変な人出、一方通行になってないとは云え狭い参道に突っ込む他府県ナンバーの車が詰まっています。写真は真夏は有り難い天神社笛吹奥宮の水場。

 奈良市域(旧都祁村)に入った処で藺生(いう)町へ、一昨年でしたか桜並木が伐採されてしまったのですが、新たに桜の苗木が植えられています「公益財団法人 日本さくらの会 令和五年度宝くじ桜寄贈事業」の標柱が建っています、そんなのがあるのですね、5年後位には観られるかと。桜並木の下にあった紫陽花は今も残っているのですが、桜並木の木陰がないと紫陽花も辛いのでは。
 県道781号都祁名張線へ、古来赤目から東大寺二月堂へ修二会の松明を奉納する道として知られ「都祁山の道」と呼ばれます。
 来迎寺の琴平大神、桜の大木と鳥居、逆光ですが絵になるので「自撮り」の準備をしていたら、何やら祭事があるのか次々と車や人がやってきました、こりゃ駄目だ、とにかく撮った1枚がこれ、逆光ですし来年への課題としましょう。
 ところで三脚の脚を開こうとした時、脚の開閉を抑えているパーツが外れてスプリングが飛び出している、手で押し込んでも固定できない、現場では治せなそうにないし、とりえあず三脚として使えなくないのですが、困った。
 「三陵墓古墳群史跡公園」なお四阿は点検とかでロープが張られて立ち入りできません、トイレも冬季閉鎖のまま。

 奈良市から宇陀市へ、旧室生村多田、桜は葉が出始めています、サドルバッグが歪んでますネェ… 田んぼに水が入った頃にもう一度来てみよう。宇陀市は近々選挙が行われるので、少々賑やかです。
 同じく多田にある満寿寺薬師堂、やはり百日紅や雪景色には敵いません。薬師堂でR369沿いのコンビニで調達しておいた弁当を広げます。

 上笠間で県道781号から県道782号上笠間八幡名張線が分かれます、県道781号は笠間峠を越えて赤目へ下るのですが、左折して県道782号へ入ります。朽ちた白看の案内が「中峯山」になっているのが興味深いです。
 この後名張川沿いの県道80号へ下り名張市街へ、イオンのフードコートで休憩していたのですが、K君から「タンデム学会」がお開きになったから帰途に就く旨の連絡もなく、余野公園から桜井まではロスなく走っても3時間は下らないので、帰途は輪行か誰かに送って貰うだろうと、15時過ぎには名張を後にします。

 名張からはいつもの初瀬街道をなぞるのですが、以前から目をつけていた赤目丈六の村外れ、赤目四十八滝から流れてきている名張川の支流滝川を渡る処なのですが、ここもこの時間ですともろに逆光でその上電線が煩いのですね。と云う事で「自撮り」の方はこれと云う収穫もなく帰途へ 1605 海老坂峠、1631 白坂峠、1653 西峠を越えて1715には無事桜井へ、本日の走行81.5キロ。
 ところでK君、ナイトランを敢行して 2023 には無事に自走で帰ってきた様です、お疲れさまでした。

志那1~島ヶ原キャンプツーリング(3日目)


国道25号線 五月橋にて

 明るくなり始めた5時過ぎ、早々に帰途に就く竹元さんの車の音で目が醒めます。タープとかは昨夜の内に片づけてしまい、雨は夜中に降ったものの今は止んでいます。雨雲レーダーを見ると近畿北部は降っていて、次第に南下してくる模様です。大阪へ帰るタックさんはR163一択になりますが、桜井に帰る私は悩ましい処です。一番平坦そうなのはR163から奈良経由、最短は大和高原を横断するコースなのですが、雨に降られる確率が低そうな名張を経由する南寄りのルートを取る事にします。

 今にも振り出しそうな空模様ですが、早々に片付けて帰途に就こうと6時前には撤収を始めます、自転車と荷物は昨夜のうちに炊事棟に移動させておきました、混んでいるとそう云う訳にもゆかないでしょうがね。

 7時には「やぶっちゃランド」を後にし一山越えて島ヶ原大橋へ、ここでR163で帰途に就くタックさんとお別れです。(写真 : タックさん)

 まずは県道686号上野島ヶ原線と県道82号上野南山城線を継いでR25五月橋へ向かう事にしますが、県道686号のピークになる辺りで雨が、思っていたより早く降り出したのですが、雨雲レーダーによると暫くで雨雲は通り過ぎる様ですので暫し木陰で雨宿り。ところで県道82号は三重、奈良県、京都府に跨っていて、奈良県それも奈良市(旧月ヶ瀬村域)へ入ります。その県道82号と別れ再び三重県へ入りますが、R25に入って五月橋で再び奈良県は山添村へ。

 R25と別れ名張川沿いの県道785号山添桔梗が丘線へ、「カントリーパーク大川」の横を抜けて広瀬橋で名張川右岸へ渡ります、なお五月橋からここまで名張川沿いを上流に向かって走ってきています。名もない峠の切通を越えると三度三重県へ。

 桔梗が丘の手前から今月2日にも走った県道57号上野名張線へ、大した距離でもなかったのですがここまで来ると走り慣れた道だけに安心感が。ただ名張市街に入る処で本降りの雨が、名張のイオンの駐輪場に駆け込み、どうやらこの先は雨中走行かと腹を括ってサイドバックにカバーをかけます。10時過ぎですが補給がてらフードコートで軽く食事をする事に。

 1時間程休んで外へ出てみると雨は止んでいて、今の予報では次に降り出すのは14時頃。赤目から三本松と初瀬街道を西へ、写真の様に路面は乾いています。道の駅「宇陀路室生」はパスして海老坂峠で一息入れます。峠と云ってもやまなみロードの高架の下なのですが。
 緑川半焼の坂を登り切り、今日は室生ダムへ迂回せずにひたすらR165を榛原へ向かい、1320 には西峠を越えます。

 結局サイドバッグにカバーは掛けたもののポンチョを被る事なく 1350 無事に帰投、した途端に降り出してきました、こと雨に関しては昨夜からついているとしか、ところでタックさんですが木津までのR163の道中では降られなかったとの事、ただ清滝峠は昨年懲りたので自転車道を回る事にした途端に降り出したとか。本日の走行56.7キロ、ずいぶん遠回りした様なコースでしたが、大和高原を横断しても50キロは下らないので正解だった様です。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

志那1~島ヶ原キャンプツーリング(2日目後半)


島ヶ原温泉「やぶっちゃランド」キャンプ場にて

 1130 甲賀市の六角堂でここまで案内して貰ったniwa-chanさんと別れ島ヶ原へ向かいます。草津市の湖岸緑地「志那1」から伊賀市の「やぶっちゃランド」までは最短ルートですと50キロ前後の距離ですが、山越えのない草津線と関西本線に沿ったルートをとったので距離は70キロ余りになります、既に六角堂で半分は走って来た計算になります。

 草津線と並行する県道4号草津伊賀線を行き、滋賀三重県境を過ぎた辺りで標高250m程の小さな峠を越えます。今朝から曇り空だったのですが、南に向かうにつれて青空が見えてきました。(写真 : タックさん)
 峠を下ると上野盆地、予報が信じられない程の青空が広がります、柘植からはR25と関西本線に沿って大和街道を行きます。13時には伊賀上野駅前へ、お昼を回った事ですし、で久しぶりに「伊賀路」で牛タンとろろ定食を。

 上野市街から島ヶ原へは木津川に沿った道がないため、交通量の多いR163を回らなければならないのですが、R163を走る区間をできるだけ短くしようとして、高倉あたりで迷走してしまいました。

 R163に入り数100mの登りをこなして三軒家のファミマへ。補給の後「やぶっちゃランド」まで旧R163を下ります。15時過ぎに島ヶ原温泉「やぶっちゃランド」キャンプ場に到着、本日の走行73.3キロ。

 テントサイトはA,B,Cとデイキャンプ用と4つあって、Cサイトはソロでも利用できる料金設定ですが、4人なら設備が近くで整ったBサイトの方が安くなるので、そちらを予約できたのですが、温泉もあって人気のキャンプ場の様で週末はなかなか予約が取れない様です。横を関西本線と木津川が通っているにもかかわらず、行きも帰りもどこかを越えなけらればならないので自転車ツーリングにはちょっと辛いのと、敷地が広くて受付になっている島ヶ原温泉との間は少し離れていて坂もあるのが。でも設備や清掃が行き届いていて居心地の良いキャンプ場です。なおCサイトは6月29日限りで改装のために一時閉鎖されるそうです。

 サイトに自転車を置いて受付と温泉にはぶらぶら歩いて行くとアリオリの竹元さんが車で到着、今夜から降り出すのは確実ですからね。

 今回はミニタープを持ってきました、なかなか出番がないと云うか、2017年夏の「しまなみキャンプライド」以来。多少の食材も準備してあったのですが、今夜は竹元さんの料理をおよばれなる事に、メニューはハンバーグとイカスミのパエリア、何かわざわざ料理をしに来て頂いた様で申し訳ないです。

 昨夜に続いてタックさんお焚き火台を囲んで、今日は4人で静かな夜です。

 

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今週末は久しぶりのキャンツーへ


耳成山をバックに藤原宮跡にて

 今週末は久しぶりにキャンプツーリングへ行く事になりました、昨年10月の「笠置キャンプ」以来ですからね (^_^) 当初タックさんに声を掛けて行き先を色々と考えてみたのですが、限られた休みで無駄なく行けるコースがなかなか思い浮かばなくて、結局はお馴染み滋賀県草津市の 湖岸緑地「志那1」で合流し1泊、翌日は三重県伊賀市まで移動し「島ヶ原温泉やぶっちゃ」のキャンプ場泊と云ったプランです。
 昨日からワイヤー交換等の整備、今日はキャリアを取り付けて出勤前に試運転。ただ29日(月)のお天気が悪くなってきているのですよね…

 5月27日(土) 私とT氏で9時前に橿原発、12時過ぎに和束ローソンで桜井からのK君と合流、大阪からのタックさんとは「志那1」で合流。




 湖岸緑地「志那1」キャンプが認めらている琵琶湖岸の公園(連泊不可)ですが、駐車場、トイレ、自販機はあるものの飲料に使える水道や洗い場がありません。いつも車が入って来れない北端に集まります(写真右下黄色○印)。なお2.5キロ位の処に草津市立「なごみの郷」の入浴施設がありますが今の時期は16時までの受付です。他にも声をかけている人もいるのでもう少し賑やかになるかも知れませんが。

 5月28日(日) タックさんと東海道~(三雲)~杣街道~(柘植)~大和街道と約70キロ走り「やぶっちゃ」でアリオリの竹元さん一行と合流。石部宿から柘植までは先週行われていたにもさんの「レトロ建造物群研究会で行く関西鉄道遺構探訪」を参考にさせて頂こうかと。



「やぶっちゃキャンプ場」Bサイト1面(定員5名)を予約しています。

 5月29日(月) 帰途に就きますがコースは未定、国道163号線が最短コースになるのですが、交通量が多いのがねぇ…

信楽~伊賀上野サイク

県道138号信楽上野線 御斎峠にて(写真 : バクローさん)

 今年のGW、カタギの人には面白くない週間予報になっていますが、2日は良いお天気と云う事で走る仲間を緩く募った処、若干2名と現地合流1名が釣れちゃいました。行き先は信楽から伊賀上野と時々走っている定番コースです。

 近所のK君と5時半には桜井を出発、上街道を北上し奈良阪から大仏線跡に沿って加茂へ、恭仁大橋(写真右)で木津川を渡ります。(写真左は奈良少年刑務所跡)
 大阪から走ってくるF1さんとは和束ローソンを9時にスタートできる様にとの約束で走っていたのですが、なんと8時過ぎには着いてしまいました、ところが既にARAYA  EXCELLA Sportif の姿が…

 早々に面子が揃ってしまったので8時20分には和束のローソンを出発、府道5号木津信楽線を一路信楽へ。GW中の平日のせいなのでしょうか車が多い様な、それでも湯船を過ぎると殆どの車がR307を経由するため交通量は少なくなります。周りの風景は和束川の渓流、茶畑、田植えの始まった田園風景と趣を変えながら京滋府県境へ向かいます。
 0913 府県境の無名の峠に到着、和束ローソンから53分ですからランドナーでは上等なタイムです。ところで信楽で合流予定のバクローさんですが、信楽町中野のコンビニの近くのお寺で待っているとのめっせ。
 無事、R307の旧道でバクローさんと合流。ここから伊賀上野までフロントバッグにマッドガードの付いた自転車を連ねて4人で走ります、ただタイヤ径が700C、650A、20吋とマチマチなのはご愛嬌。(写真 : バクローさん)

 一旦信楽駅前へ、まだ10時前ですが「しがらき駅前陶器市」が開かれていて駅周辺は結構な人出、R307も渋滞しています。お昼は近くのコンビニで買い出しをして「鶏鳴の滝」で食べようと云う事に。

 「鶏鳴の滝」は大戸川上流にある滝で、県道334号多羅尾神山線の途中から800m程入った処にあります。国道422号を跨いで県道に入りますが、殆ど車はやってきません。(写真 : バクローさん)

 駐車場から押し担ぎで少し進むと「鶏鳴の滝」、真夏に来ると最高ですが、ここまで来るのがね。

 思い思いに食事の後は再び県道に戻り御斎(おとぎ)峠へ向かいます、伊賀上野側から登るのも大変ですが、結構ダルいアップダウンが…

 1206 御斎峠(570m)に到着、現在の県道の峠は切通しですが、少し下ると上野盆地の展望が開けます。「御斎峠なのか御斉峠なのか」
 上野では「鍵屋の辻」に立ち寄りましたが「数馬茶屋」はお休み。後から聞いた話では「数馬茶屋」が廃業する話がでているのだとか。
 上野市駅前でバクローさんとお別れし、猪田道から伊賀神戸へと南下し、初瀬街道に入ります。
 名張から赤目と走り、奈良県へ戻ってきました、既に100キロ超。道の駅「宇陀路室生」で最後の休憩、旧街道で海老坂峠を越え、室生ダム湖畔を走り、女寄峠を下って17時過ぎには桜井に帰ってきました、大阪へ帰るF1さんとはここでお別れ、どうぞご安全に。本日の走行146.2キロ、センチュリーランには届きませんでしたが、気温も程良く日が長いこの季節は距も延びます、久しぶりにガード付きを連ねてがっつり走りました。

近鉄松阪~賢島間でサイクルトレイン

 近畿日本鉄道(以下近鉄)では先週発表した田原本線新王寺~西田原本線間に続いて、三重県の松阪~賢島間(57.6キロ)に期間及び時間帯限定でサイクルトレインを走らせると発表しました。期間は2022年4月16日(土)から4月24日(日)まで、日中の一部の普通列車をサイクルトレインとして運行するとの事、時間、昇降可能な駅や改札口など詳細は別紙(PDF)を参照。

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 PDFファイルダウンロードはこちらから。

 田原本線同様に期間限定の運行で実証実験と云うか様子見と云う感じで、やはりJR東日本の「B.B.BASE」の様に大都市圏からサイクリングに適した地域への移動手段として実現して貰わないと需要は限られてしまうかと、近鉄なら大阪や京都から榛原、伊賀神戸、伊勢志摩、吉野へと走らせて貰いたいものです、まあ長距離長時間ともなると色々と課題もあるとは思いますが。田原本線や山田・鳥羽・志摩線の場合は自転車での買物客もターゲットにしているのかも、実際一畑電鉄では松江市街へ買い物に出掛ける人を見掛けますもんね。

参考記事「サイクルトレイン運行社会実験」

今日は曽爾高原へ向かいます

 
「都祁山之道」を行く 奈良市都祁甲岡町にて

 4月29日から開催されている「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のスタンプラリーですが、24ヶ所のチェックポイント中14ヶ所は先月までに巡り残りは10ヶ所、ただ吉野山を除けば「遠回り通勤らいど」で回れる様な場所ではなく吉野郡の9ヶ所と宇陀郡の1ヶ所、加えて今月は天候不順と休みの巡り合わせが悪くて回れず仕舞いだったのですが、今日は天気にも恵まれおニューのフロントバッグをセットして宇陀郡曽爾村の曽爾高原へ向かう事にしました。
 曽爾村への最短ルートはR165西峠で榛原へ、R369で大内峠、栂坂峠と云ういわゆる伊勢本街道なのですが、だらだらとした登りが延々と続き、交通量も多いのであまり好きなルートではありません。最近では2014年10月と2015年9月に向かっているのですが、いずれも一旦大和高原に取り付いて名張市赤目へ下り椿井峠を越えると云うなんとも遠回りなコースなんです。 
 結局今回もそのコースで向かう事に。初瀬ダムから旧都祁村へ、県道781号都祁名張線へ入ります。都祁名張線は「都祁山之道」と呼ばれ、東大寺二月堂の「お水取り」の松明を、赤目から奉納する道としても知られる歴史のある道です。途中南之庄の「三陵墓古墳群史跡公園」(写真)で小休止。2017年1月25日の写真
 旧室生村域に入り、多田で今月5日にも立ち寄った「満寿寺薬師堂」へ寄り道して行きます、5日にはまだ蕾もなかった百日紅が咲いてくれていました。2016年8月19日の写真
 染田、小原と山間の集落を縫って東へ、上笠間の集落を見下ろす辺り。2015年6月24日 上笠間にて

 県道781号は三重との県境になる笠間峠を越えて赤目へ下りますが、今では深野経由の道が整備されている為にこの県道はかなり荒れてきています。なお古道の笠間峠は500m程南の集落内になります。

 下るにつれ多少マシになるとは云え、ご覧の様にかなり荒れています。
 殆ど林の中を下ってゆきますので視界はありませんが、半分以上下った頃に1ヶ所だけ東側に展望の開ける場所が、眼下には伊賀盆地の南端になる赤目の集落が、背後は青山高原から布引山地になります。
 県道とは云え集落の中の狭い道を縫って国道165号線坂ノ下交差点へ、正に坂の下の交差点です。近鉄赤目口駅へ立ち寄り小休止、あの赤目四十八滝の最寄り駅ですが、観光客の姿もなく閑散としています。

 三重県名張市になる赤目から曽爾村へは県道784号赤目掛線が通じていて、椿井峠(747m)を越えるのですが、手前に鬼や坂(570m)と云う峠があって(写真左)、赤目側からだと鬼や坂までに方が厳しいです、ただずっと林間ですので多少は快適です。鬼や坂を越えて少し下れば「出合茶屋」があって赤目四十八滝の上流側の入り口になります。営業はしていませんし自動販売機などもありません、テーブルとかはきれいですので「コロナ禍」の今はともかく行楽期の休日は営業していたのでしょうかね、昔は三重交通の路線バスもあったのですが。なお携帯はdocomoすら圏外です。
 県道は再び奈良県へ、10キロ程の三重県への越境でした。県境付近から椿井峠への登りが始まります。「椿井峠への道」2015年9月29日撮影

 1324 椿井峠に到着、桜井をスタートしたの7時前、あちこち寄り道したとは云え結構時間を食ってしまいました。
 椿井峠の向こう側は結構な激坂で、約4キロで280m程下ります。下るにつれ左側に兜岳が見えてきます。




 青蓮川沿いの県道81号名張曽爾線まで下ると、稲刈りを始めている処が、南紀古座川あたりではお盆明けには始まるのですが、幾らなんでも早いですよね。


 県道81号を名張方面に少し下りますと今度は鎧岳が正面に見えてきて、太良路まで下ります。ここから曽爾高原へ取り付く道は2つ程ありますが、北側の橋を渡り北側へ回り込む道の方が木陰もあって斜度も多少楽です。  スタンプラリーのチェックポイントは「曽爾高原ファームガーデン直売所」にあり、曽爾高原へは更に標高で200mばかり登らなくてはなりません、2014年は御杖村側に越えて帰途に就いたのですが、既に15時前と時間も押してきたので、曽爾高原は見上げただけで、ここから引き返す事にします。2014年10月24日 曽爾高原での写真
 再び県道81号へ下ります、宇陀郡の曽爾村道路元標は曽爾村役場敷地内にありますので、健在である事の確認に。掛の交差点まで南下し」国道369号に入ります。桜井まで30キロ程の道のり、途中栂坂バイパスの3本のトンネルを抜ければ2時間程で暗くなるまでには帰る事ができます。栂坂(1,827m)、石楠花(430m)、弁財天(旧開路)(922.9m)、3本合わせると3キロを超えますが、旧道の栂坂峠と大内峠を越えているとさすがに陽が暮れそうです。前灯2基、尾灯2基の装備はありますが。
 伊勢本街道はほぼ国道369号に沿っていますが、栂坂バイパス部分では約1~2キロ程北寄の室生黒岩を経由するルートをとっています。現在の曽爾村山粕は昭和29年まで室生村だったのです、その経緯から室生村道路元標は山粕郵便局前に保存されています。山粕への入り口で自販機休憩の後、バイパスの北側に旧道と旧々道が錯綜していて、その郵便局の先に出てしまいました、後から考えれば引き返せば良かったのですが、トンネルに向かって先を急ぐ事に。ただアクシデントで記憶はそこまでなんです… (つづく)

 

 

「東の海へ 2021」②


伊勢市 二見ヶ浦にて

 宮川右岸ルートは度会町下久具で県道65号度会玉城線に入り、300m程で県道22号伊勢南島線に入ります。昨年はここで間違って一之瀬川沿いに野見坂方面に1.5キロ程遡ってしまったのです。右岸と云っても度会橋の手前まで宮川は殆ど見えません。
 1333 伊勢市域に入ります、ここまで約110キロ。このまま県道22号を辿れば度会橋近くまで行けるのですが、伊勢市街の混雑を考えると今一つ気が進まないので、横輪から床木峠を越えて五ヶ所から鳥羽へ向かう案も頭をよぎったのですが、峠越と10数キロ遠回り、志摩磯部でお開きにすると「東の海」へになりませんし、結局五ヶ所へ向かうサニーロードの車の量をみて素直に伊勢市街に向かう事に。県道22号はファミマのある津村町の交差点で左折しなければならないのですが、直進すると市道となり伊勢市街への最短ルートになります。
 14時、伊勢市街に入る手前の藤里町のスーパーマーケットで暑さ凌ぎに30分ばかり休憩する事に、その後伊勢市街を迷走する事になって参宮線の二見浦駅前に着いたのが1518、どうにも伊勢市街は道が判りにくいです。。



 近鉄線沿いに鳥羽へ抜ける事も考えたのですが、ここまできたら寄らない訳には…「赤福」二見店の「赤福氷」、もちろん「おかげ横丁」でも戴けますが「赤福氷」に関してはこちらが元祖、例年GW前から戴けます。ところが店の前まで来てみるとなんと行列が、やはり世間は連休なんです。幸い15分待ち位でありつく事ができましたが。
 16時過ぎに「東の海」に到着、ここまで137キロ、伊勢湾を挟んで見えているのは知多半島でしょうかね、鳥居をくぐって「夫婦岩」の見える処まで往復しますが、観光客の多い事、とても「コロナ禍」の渦中とは…
 さて後は鳥羽駅まで数キロ走るだけなのですが、涼しい旧二見隧道で小休止、山側に新二見トンネルがあるので歩行者自転車専用となっています。暗くなるまでまだ時間はありますし、多少の余力もありますので久しぶりのセンチュリーランも考えてみたのですが、車の多い五知峠やパールロードを走るのも愉しくないですし、やはりひなびた県道750号阿児磯部鳥羽線を走ってみたい処、紀伊半島最東端の鎧崎もありますし県道船も、なんて考えながら走っていたら鳥羽駅南口に着いてしまい、この時間なら五十鈴川から伊勢中川での乗り換えなしの急行があるので、すっかりその気は失せてしまい、予定通り鳥羽駅でお開きに、本日の走行146.1キロ。ちなみに鎧崎には2017年5月に走り、鳥羽まで戻ったので180キロ超でした。



「東の海へ 2021」①

三重県度会郡度会町長原にて

 さて今日は19日に行けなかった「東の海」を目指します。今回はasuka号で帰途輪行になりますのでリアのマッドガードを分割式に交換しています。予定のコースはR165西峠で榛原へ、芳野川沿いに菟田野へ、R166に入って佐倉峠~新木津トンネル~高見トンネルを抜けて三重県へ、旧飯高町宮本からR422に入り湯谷峠(トンネル)で大台町へ入り宮川沿いに伊勢を目指す昨年7月と同様のコースですが、昨年は2度のパンクの洗礼で遅くなり伊勢の度会橋から松阪へ走り「東の海」は見ていません。
 東の空が明るくなり始める4時半に桜井を出発、0523にはR165西峠を越えます。

 榛原から菟田野までは芳野川沿いの道を走り地蔵ヶ辻からR166へ入り 0628 佐倉峠を越えます。

 0645 には新木津トンネルを抜け高見山を見上げるポイントへ。山頂は見えますがご覧の様にモロに逆光です、なお現在旧道木津峠の東側は下の三叉路から高見方面へは工事で通れません。
 0709 高見登山口のバス停に到着、ここまで2時間40分ほぼノンストップでしたので15分ばかり小休止。

 0742 高見峠への分岐を通過、0747 には高見トンネル(2,470m)に到着。今日は車が多いなぁと思いよくよく考えると今日は祝日なんですね。向かって右側に歩道がありますので、そちらを行く事にします、なお2ヶ所の待避所部分で決して広くもない歩道がクランク状になっていますので注意。
 0752 高見トンネルを通過ループ橋を下ります。

 今日は先を急ぐ事にし波瀬宿をパスし、深野から実質的にR166のバイパスになっている県道569号蓮峡線へ入り、0848 宮本橋南詰のスーパー「つるや」に到着。いつも自販機とトイレのお世話になっています、この界隈では生鮮品もある貴重なお店ですが、弁当の類はない様です。ここからR422に入り湯谷峠で大台町に越えます。

 R166和歌山街道から伊勢方面へ向かうには、櫛田川沿いに下らない限り、このR422湯谷峠(363m)かR368桜峠(167m)を越える必要がありますが、車も少なく自転車での走りやすさを考えると湯谷峠が一番快適かと。
 湯谷トンネルを抜け少し下ると湯谷不動明王、水場もあって夏場には涼やかな休憩ポイントですが、湯谷トンネルは前後はdocomoですら圏外です。

 宮川の支流栗谷川に沿って下ります、途中の案内に「聞徳寺跡」とありますが、元は常念寺と云ってあの植木等の父親が住職をしていて、植木等自身も4歳から10歳まで育ったとか。
 栗谷口でR422と別れ県道31号大台宮川線に入り「もみじの郷公園」に立ち寄ります。以前は無料のキャンプ指定地で2018年9月にも利用しましたが、今年4月1日からテント設営禁止になってしまいました。と云っても連休とあってカヌー遊びの車が連なっています、車中泊しているのでしょうね。また近くの「もみじ館」も指定管理者のなりてがなく休業しています。

 大台警察前でR42に出ますが、交差点を回り込んで旧道の舟木橋を渡り宮川右岸に渡ります。写真左が下流側、写真右が上流側で現在のR42船木大橋、その先には紀勢本線の鉄橋と三瀬谷ダムが見えます。
 宮川右岸で県道747号打見大台線に入ります。R368桜峠ルートで伊勢を目指すと県道13号伊勢多気線が交通量も信号も多くてだるいのですが、宮川右岸を辿ると伊勢市域に入るまで快適に走る事ができます、特に県道747号線は途中に狭隘区間があるので地元の車しか通いません。右岸の県道は打見から県道38号伊勢大宮線となり「太平洋岸自転車道」の鳥羽~紀伊長島間の山ルートに指定されています。ただ右岸ルートは大台町をでると伊勢市に入るまでいわゆるコンビニの類いはありません、大紀町野原にJAのショップがあるのですが、原則土日祝日が休みなんです。 

 ただ右岸路は度会町麻加江から下久具まで県道としては繋がっていません、昨年は長原地区からのルートの選択を誤ってダートのダブルトラックに踏み込んで余計に登らされる事になったのですが。今回は川べりの道を選んでこれが大正解、宮川べりの素晴らしいローケーションを望む事が、宮川右岸は一本道ではなくま最短ルートではありませんが、これからの伊勢行き定番コースになりそうです。(つづく)



梅雨の中休み 信楽へ(後半)


御斎(おとぎ)峠からの伊賀盆地の展望

 1118 信楽駅を後にします唐突ですが1971年当時の信楽駅です。R307と県道138号を少し走って信楽中学横の坂を越えて大戸川べりへショートカットします。R307のバイパス工事が行われていて、いずれ信楽駅周辺の風景は一変するかも知れません。R422の対岸の自転車道(自転車通学路)を走って神山へ。県道334号多羅尾神山線へ入ります。手前の大戸川べりの道が舗装されていたのでそちらへ入ったのですが…
 山田牧場なる牧場がありましてお馬の親子になぜかダチョウが。そのまま走って行くとなんだか風景が違う、どうも道を取り違えた様です。このまま走っても県道138号に出て多羅尾経由で御斉峠へは行けるのですが小峠の北側に出てしまうので引き返す事に。
 大戸川沿いの県道334号に入ります、1.5車線のひなびた道が続き車はあまり来ません。
 1キロ程で「鶏鳴の滝」への分岐へ、滝までは0.8kmと案内板があり、そちらへ進むと芋ヶ峠の明日香側よりマシな程度の道が続きます、雨上がりでなければロードでも問題ないでしょう。
 駐車スペースや四阿、仮設トイレ、水道(飲めません)があってここからは自転車を置いて歩きとなります、滝までは125mとありますが、担ぐには些か足元が悪いです。

 決して大きくはありませんが、なかなか見応えのある滝で、寄り道して損はないかと。右側の画像をクリックすると動画(7秒)にリンクしています。
 分岐へ戻り再び県道を遡り御斎峠(570m)を目指します、信楽との標高差は300mもないのですが結構アップダウンがあって結構堪えます。御斉峠の切り通しより手前のピークの方が標高が高い様にさえ思えますが。処で御斉峠と云えば「本能寺の変」の折に徳川家康が遁走した「伊賀越の道」としても知られていますが、伊賀と甲賀を分かつ峠として司馬遼太郎の「梟の城」の舞台となったり、多羅尾代官所の仕置場(処刑場)跡があったり、月ヶ瀬村女子高生殺人事件の死体遺棄現場だったりと話題には事欠かない処です。
 1323 滋賀三重県境の切り通しに到着、古来の峠は少し東にある様です。処で御斎峠の文字表記ですが是非「御斎峠なのか御斉峠なのか」をご覧下さい。現実には多くの標識で「御斎峠」となっていますが、峠から上野側に下った処にある三重県知事の書になる石碑やWikipediaでは「御斎峠」としています。展望はその少し下った辺りが良く伊賀盆地は元より西南方向には金剛の山並みまで望めます。
 歴史のある峠道ですが、広域農道「伊賀コリドールロード」の整備やR422の三田坂トンネルの開通で車は随分と少なくなった事もあるのか、路面も傷んだままで補修も行き届いていない様で快適ダウンヒルとは行かない様です、やはり御斉峠は登らないと価値がありませんね。些か腕がくたびれたので、広域農道と合流し「天吹山の霊泉」のあるベンチで暫し休憩。
 いつもなら伊賀市街へ入るのですが、結構時間を食われるので、高倉大橋で服部川を渡り伊賀盆地を南下する事に。写真は高倉大橋から望む上野城、後ろの風車は青山高原になるのかな。
 これからまだ40キロは走らなくてはならないのでR163との交差点にあるミニストップで補給食を調達しておきます。ここ最近伊賀上野からの帰途には伊賀神戸~名張~榛原といわゆる阿保越伊勢街道経由をとる事が多いのですが、今回は伊賀盆地の西のへり、集落を繋ぐ道を辿ってR25に入り帰途に就く事に。

 15時丁度に新しく架け替えられた五月橋に到着、以前の鉄橋は解体撤去されてしまいましたが、橋台と親柱が残っています。前後にボニートラスを従えた旧橋は保存されませんでしたが、撤去の邪魔になりそうな親柱を敢えて残しているのと、このスペースは何かしら公園でも整備するのでしょうか。
 判っていた事ですが五月橋を渡ってから大和高原へへの登りに取り付きます。標高差400m程、ただ中峯山、波多野、春日、山添村役場のある大西、菅生、豊原と山間の集落を縫うようにアップダウンがあるので額面以上に登らされます、既に100キロ超の脚には堪えます。ようやく名阪国道脇に出て神野口ICと小倉ICの相田、奈良市(旧都祁村域)との境界付近でようやくピークとなります。針から初瀬ダム、長谷寺に下り 1811 無事に桜井に帰投、走行136.0キロ、距離的には名張経由より10キロ以上短かった計算、まぁ下界の暑さより少しは涼やかに走れた気持ちです。

 

 

齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(おまけ)

道の駅「宇陀路室生」にて お馴染みのミラー、マウスオーバーで反転します。

 おはようございます、3日目の朝は自宅のベッドの上でと云う顛末ですが、駅の駐輪場とは云え長時間ほっておくのも気掛かりですので、桜井 0556 発の伊勢中川行き始発で伊賀神戸駅へ戻ります。昨日一昨日の風も治まり、最高のサイクリング日和ではないですか、朝一に伊賀神戸スタートなら色々と走れそうではと思いを巡らせてみたものの、結局は県道57号から初瀬街道といつも通りのルートを桜井に帰る事に。
 県道57号も桔梗が丘から名張市街まで車が多いのですが、旧道を選びながらのんびりと走ります。朝の空気は清々しいし、ちょっと勿体ないなと思いながら、皮肉にも今回で一番心地好いサイクリングです。
 宇陀川では今年初めてカジカガエルの鳴き声を聴けました、従来の近鉄特急を捉えてスマホをしまっていたら「火の鳥」が(*_*) そうそうリアサイドは昨夜提げて帰ったので今日はご覧の様にフロント2サイドで走っています。

 8時前にに三重奈良県境を越え道の駅「宇陀路室生」で小休止。
 三本松駅の下から阿保越伊勢街道で海老坂峠を越えて旧街道を室生大野の緑川半焼までを行きます、休日なら必ず鉄な人がいるポイント。室生ダム湖畔を行くルートもあるのですが、今日は素直にR165を。
 0948 西峠へ、ここを下れば桜井です。帰宅前に買い物に寄り道をしたのですが 1032 無地に帰宅、本日の走行39.3キロ、昨夜の内に走ってもセンチュリーランにはならなかった計算ですね。3日と云っても実質2日半で294.0キロ。
 過去2回の琵琶湖ツーリングはソロだったのですが、今回は遠来の齋藤電鉄氏と昨年から滋賀県民となったショコラさんとの現地合流で愉しいキャンプとなりました、4サイドを連ねて走るのも爽快でしたしね、お二人に感謝。世間が落ち着いて次の機会を愉しみにしています。

前日 1日目 2日目後半 2日目後半 おまけ

 例によって集合写真を含む写真を大きなサイズでうちのHPの「サイクリングの記録」に順次UPしています。参加者は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザが開いて下さい。



齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(2日目後半)

近江富士を見ながら野洲川左岸を行く

 14時過ぎに琵琶湖大橋を渡った処で齋藤電鉄氏と別れ湖岸道路を野洲川河口まで北上します、湖岸側を走っているので山側に横断できる場所がないのが気になっていたのですが、野洲川を渡る直前にスロープがあって湖岸道路をアンダーパスできる様になっています。それは良いのですが屈強な車止めが、例のサイドバッグ殺しです、前後それぞれ持ち上げて突破するしかありません。
 野洲川沿いのサイクリングロードがR8の野洲川大橋まで整備されているとの広報があったのですが、ブルーラインや標識と云った案内の類いは全くと云って良い程ありません、見当を付けながら堤防上を走ったり河川敷を走ったり。
 16時前には石部大橋の手前で旧東海道に入り、2007年以来の甲賀郡の石部町道路元標の生存確認。

 石部宿から三雲まで旧東海道を辿ります、のんびりと旧街道を辿るのは良いものです。旧東海道は三雲で野洲川を渡り水口宿に向かいますので、以降はJR草津線に沿って行きます。18時甲賀駅に到着、ここまで約80キロ、柘植、伊賀上野、名張、榛原経由として後80キロの道のり、日付の変わらない内に帰宅もできなくはないし、適当な処でゲリキャンを決め込むか時間的に悩ましい処。走るとなると伊賀上野を過ぎる頃には月夜のナイトラン、4サイド初のセンチュリーランなんて考えもよぎりますが…
 1836 滋賀三重県境を越えます、よくよく考えるとここには余野公園があるんだった、それなら甲賀で食料とか調達しておけば良かったな。後は伊賀上野を過ぎて木津川べり位しか思い浮かばない、柘植からいつもの大和街道を走らずにR25を走っていたら服部川を渡る手前で道を間違えてしまい暗い中を迷走する事に、昼間走り慣れている道でも暗いと距離感も変わるし、見えるものが見えなかったりと、とにっく無事に上野(伊賀)市街に入りましたがすっかり意気消沈してしまいました。ライトの電池も桜井までは持ちそうにないしコンビニで割高な電池を買うのもね、R165も赤目から三本松までは安全とは云えないし、そこで思いついたの近鉄大阪線の伊賀神戸駅まで走り、駐輪場に置いて大事なものが入っているフロントバッグとリアサイドだけ提げて桜井まで一旦帰宅する案。
 そう考えがまとまると後はR422をひた走るだけ、21時前には伊賀神戸駅に到着、2107 発の大阪上本町行きに飛び乗る事が。おかげで10時には一旦は桜井まで帰ってくる事ができました。本日の走行120.3キロ、所要時間7時26分、平均速度16.1km/h也。(つづく)

前日 1日目 2日目前半 2日目後半 おまけ



東の海へはたどり着けなかったけど

国道166号線高見ループ橋 三重県松阪市飯高町

 貴重な丸一日の休みとお天気回りが上手く重なったので走りに出かける事に。とにかく高見越で伊勢方面へ、今年の「東西南北の海へ」は「西へ」走っただけです。
 おおかた準備は済ませてあるので、4時15分に起き出してErbaロードで5時05分スタート、まだ路面が濡れていて今一つテンションが上がらない、まずはR165を走り西峠を越えて宇陀市、榛原から芳野川に沿って菟田野へ、松井橋のローソンで補給、この先予定のコースだと伊勢市までコンビニの類は皆無。そうそう店内が改装されています、売り場が広くなった様な気もしますけど、建屋は変わらない様な。
 緩やかに佐倉峠を登り詰め東吉野側は豪快ダウンヒル、鷲家(わしか)から木津(こつ)トンネルへ登り返します。この空模様では高見山は見えないだろうし、久しぶりの旧い木津トンネルへ。
 8時過ぎに高見登山口バス停へ、東の空に少し青空が見えてきました。
 旧道への分岐を過ぎ左へ大きくカーブしながら登る中村橋を渡っていると後輪に違和感が、どうやらスローパンクた様です、橋を2つ渡って広くなっている処でエアーを足します、少しなら騙し騙し走れそうなので、できれば高見トンネル口まで頑張りたい処。
  8時半にはトンネル口に到着、ここまで来れば駐車スペースにベンチ、トイレ、公衆電話があり、飲めないでしょうが水道もあります。
 圧を上げたらここまで走って来れる様なパンクですが、幸い水道には幸いバケツがあったので、確認するとバルブ近くのトレッド側にピンホールが、その付近のタイヤ裏をまさぐってきると、案の定引っかかりが、細い針金状の金属片が突き刺さっています、そのまま交換をしていれば、せっかく交換したチューブをダメにする処でした。

 高見トンネル(2,470m)を抜け、ループ橋を見下ろす処で一息入れ、ほぼ下りきった処で和歌山街道の三重県側最初の宿場波瀬(はぜ)宿に立ち寄ります、R166からは少し離れますが、写真左の分岐から車は通れない橋を渡って行きます。

 他所から訪れる人も稀なので、静かな宿場の佇まいが。それでも最近案内板が設置された様です。
 波瀬宿の後も3ヶ所程旧道を縫って走ります。

 宮本橋南詰のスーパー「つるや」で自販機休憩。伊勢方面へは最近はR369桜峠~丹生大師経由が多かったのですが、今日はR422湯谷峠経由で向かう事に、湯谷トンネルを抜けて少し下ると湯谷不動が、ここには水場があって真夏はオアシスです。

 宮川河畔に出て県道に入ります暫く旧宮川村を東へ、JAでお弁当が買えたので「もみじの里公園」でお昼にする事にしたのですが、公園へ下る坂道でグレーチングの切れ目に突っ込んで見事に後輪がパンク、水が溜まっていて気が付かなかったのが。
 「もみじの里公園」は一昨年9月に来たのですが、無料のキャンプ指定地となっています。三瀬谷ダム湖畔なので主にカヌーの利用が多いのですが、トイレと四阿(←但し)があります、食事とパンク修理で小1時間滞在。ところでスペアチューブを2本使い切ってしまったので、念のためにパッチ当てをしておこうとしたら、紙やすりがない事に、まぁ何とかなるでしょう。SNSでぼやいたら川崎のS氏がコンクリにこすりつけても良いよとのアドバイスが、なる程。


 13時過ぎに「もみじの里公園」を後にしR42船木大橋で宮川右岸に渡ります。船木大橋の下流側には旧R42の舟木橋が見えます、「自撮り」をしたくて準備もしてきたのですが、船木大橋は歩道が上流側にしかなく、交通量の多い国道だけに三脚が立てられません。なお上流側からは三瀬谷ダムと紀勢本線の鉄橋を望む事ができます。

 ワーレントラス橋は昭和9年に改修されたものですが、橋台は明治時代のものが使用され、登録有形文化財に指定されています。橋としては一応現役なのですが、老朽化で2t以上の車両は通行止になっています。
 船木大橋より下流、両岸に道が通じているのですが、左岸は宮川に流れ込む支流の浸食により、伊那谷の田切地形とまでは行かなくとも、アップダウンが多く、自転車なら交通量も少ない右岸の県道を継いで走る方が快適です。
 左岸の県道は大紀町打見で747号から38号伊勢大宮線となりますが、太平洋岸自転車道の鳥羽~紀伊長島間の山ルートとして整備が進んでいます。
 大紀町野原。

 県道38号は度会町麻加江で宮川左岸に渡ってしまいますが、今回は右岸を辿るつもりですので、右岸に沿った未踏の町道を行きますが、ダートを走らされたり(写真右)、県道に戻ってからも道を誤って一之瀬川沿いに遡ったりと。なお太平洋岸自転車道は中川大橋から内城田大橋までの間は左岸の県道を辿る様になっています。
 度会町川口で県道22号伊勢南東線に入りますが伊勢が近づくにつれて交通量も増えて走り難くなって 1545 ようやく伊勢市域に(写真左)。伊勢市津村町の交差点に太平洋岸自転車の標識があるのですが(写真右)「10m」って何でしょ、標高でもない様です。
 1615 ようやく度会橋東詰に到着、昨年5月24日には桜峠~丹生大師経由で6時間余りで来ていますが、ここまで約127キロ、10数キロ遠回りとは云え10時間54分も掛かっています。この時間から伊勢市街を抜けて内宮まで云っても仕方がないので「東の海へ」は諦め宮川橋を渡り旧街道の428号伊勢小俣松阪線に入り松阪方面へ。
 伊勢中川駅まで走ろうかとも思ったのですが、道も判りにくく、夕方の車の多い時間帯になったので、今日は松阪駅でお開きと云う事に。二度のパンクやコースミスはありましたが、櫛田川と宮川の清流を眺めながらのツーリングは上々だったかな、走行146.2キロ。

 

 

「酒池肉輪会」黄和田キャンプ(2日目)

滋賀県道土山蒲生近江八幡線 笹尾峠にて

 今回、キャンピングで集まったのはショコラさん、niwa-chanさん、ヤマタンさんと私の4人、私以外は県内在住かスタート、県内と云っても大津から大橋~八幡経由で往復150キロになったそうですが。私は暑くなりそうなお天気に120キロ弱の長丁場、名残惜しいですが7時半にはお先に出発させて貰います。
 帰りは永源寺まで下り基調なので素直にR421を走る事にします。昨日通った案山子街道を走り、2016年同様に日野町から旧土山町、旧甲賀町を経て伊賀上野へ抜ける予定、ただ古琵琶湖層群と呼ばれ標高こそないものの丘陵と河谷によるアップダウンが結構堪えます、時間もあるのでとにかく一番楽そうなルートを縫って行く事に。

 0920 には日野町役場前に到着、補給と古い街並みを巡って10時前には日野を後にし、県道41号土山蒲生近江八幡線を南下します。

 日野から鎌掛を経て笹尾峠を越えて土山へは、中山道と東海道を結ぶ脇街道であった御代参街道の名残で、私の好きなルートの一つです。
 峠前後は大型車通行不可の1~1.5車線路が続くのですが、ショートカットになるのか時折地元とは思えない車も下ってくるので注意。「土山蒲生近江八幡線の早期改良」となんて看板もありますが、いつまでも今のままの方が。
 現在の甲賀市との境界、標高330m程の峠に到着、前回はいつ降り出すか判らない空模様に駆け足だったのですが、今日はここで「自撮り」を、ウェアがいまいちかな。
 少し下ると頓宮新池と云う貯水池があり、静かで良い処です。
 土山で東海道を跨ぎさらに一山越えて旧甲賀町へ、前回は阿山の道の駅経由で伊賀上野へ抜けたのですが、今回は草津線の油日から柘植へと線路沿いに走ろうとして激坂の農道に阻まれて迂回したり。
 どうにか県道4号草津伊賀線に出て 1218 今回3つ目の越境で三重県に。

 柘植から伊賀上野へは大和街道だったりなかったり、適当にR25とJR関西線を縫いながら西へ。
 13時過ぎには伊賀上野へ、今の季節この時間に伊賀上野だと余裕で明るいうちに帰れます。「伊賀路」か「わかや」でお昼にしようかとも思ったのですが、なにやら邪魔臭くなって「数馬茶屋」の裏のトイレを借りただけで、旧街道を南下して猪田道あたりで木津川を左岸へ渡ります。
 上野盆地の田園風景の中を行きます。
 ここまで来ると走り慣れた道、時間も読めますし木津川左岸のベンチの木陰で小休止、風が心地良いです、結局お昼にありつけずに手持ちの羊羹とかで虫養い。
 伊賀神戸駅の西側で近鉄大阪線をくぐったのが 1445、ほぼ線路沿いに美旗へ、4年前は本降りになってきて雨支度をした桔梗が丘から名張、赤目口とできるだけ旧道を縫って走り、1545 には県境を越えて奈良県へ。三本松から海老坂峠を越えて緑川半焼まで旧街道を走ったものの後はR165をひた走り、最後に西峠を下り無事に17時半に帰投。走行119.7キロ、久しぶりにキャンピング支度での2日連続の100キロ超、直前にタイヤ交換として出発したのは安心感が違いましたし、クランクを172.5mmに換えてから初のロングも問題なし、お天気と概ね風向きには恵まれたとは云え、目一杯かな。

前日 1日目 2日目

再び熊野シーサイドツーリング

熊野市甫母(ほぼ)町にて

 先々週17日に行ったばかりなのですが、尾鷲市と熊野市を海岸沿いに結ぶR311を再び走る事に。素晴らしいロケーションと紀伊半島を巡る交通網が最後に繋がった難所に魅力を感じた何人かが集う事になり、ガイド役を仰せつかり、先日16年ぶりに走った私は期せずして1週間余りで再訪する事になってしまいました。ただ天気予報は二転三転、コロナ騒ぎでモチベーションの上がらない中も、前々日夜になって当日は午後から晴れとの予報にGOサインが。
 先日は往路6時間以上もかけて「青春18きっぷ」輪行でしたが、今回は助手席に乗って楽チン、桜井からR169~R309~R42経由で尾鷲市の九鬼駅まで2時間20分足らず、道中の下北山村では満開間近の見事な桜並木に、思いがけなく車中からお花見を満喫。
 当初は尾鷲から一駅熊野市寄りの大曽根浦駅前に集合だったのですが、雨雲のきれるの待っていると遅くなるのと駐車スペースが微妙なので、最初の山越えを端折って更に一駅熊野市寄りの九鬼駅前に集合する事にし、6名が集まりました、全員がマッドガード付き。九鬼から紀勢本線なら三木里、賀田、二木島、新鹿、波田須、大泊、熊野市と7駅、営業キロで23.2キロをほぼ海岸沿いをなぞるR311では50キロ程の行程になります、なお帰途は短時間ですが輪行でデポ地の九鬼駅に戻るプランです。
 幸い8時半には雨もほぼ落ち着き熊野市に向かってスタートします。この先熊野市まで集落毎にアップダウンが繰り返される行程、ただ当初の予定の大曽根浦~九鬼間を除けば最大標高150mにも届かないのですが。
 雨雲がとれないので少し雨宿りしたりしながら、三木浦~三木里~古江~賀田~曽根と賀田湾を巡ります。先日の晴れた眺めを見て貰えなくてちょっと残念。
 曽根では立派な破風を持った建物が、今は郷土資料館となっていますが、元は小学校の建物の様です。開放されていませんが外側を見学していると少し晴れ間が出てきました。
 曽根を出るとR311が最後に開通(2001年11月)した区間になる訳で、熊野古道の曽根次郎坂太郎坂の区間に相当しますが、3キロ程東側に迂回して位置になっています。現在では曽根(1,106m)、梶賀(1,370m)、須野(197.5m)の3つのトンネルで結ばれていますが、私が始めて訪れた1995年8月は現在の曽根トンネルの岬寄りの梶賀第1トンネルを抜けて梶賀漁港でR311は終わっていました。当初は梶賀漁港を橋で跨ぎ2つのトンネル(梶賀第2、第3?)で須野トンネル側に繋がる計画の様でしたが、結果的には梶賀漁港の背後を通る形で曽根梶賀バイパスが作られ現在のR311となっています、図は手元にある最も古い昭和62年の1/25000地形図ですが、須野トンネル(1981年)の建設がもっと遅ければ、R311のルートは更に西寄りになっていたのかも知れません。
 旧道トンネルとなってしまった梶賀第1トンネルですが、地図では更に岬よりに道が見えます、今回皆で走れば怖くないとばかりにゲートをくぐって突っ込んでみます。(写真 : UG兄さん)

 現在は林道と云う事で、海側に路肩が崩れていたりと車では危険な状態ですが、幅員もそれなりにありガードレールや白線も残っていて、暫く進むと熊野灘の展望が開けます。
 驚いたのはR311の国道標識が、このルートはR311旧々道だったのです。R311が国道認定されたのが1970年、梶賀第1トンネルが完成したのが1985年ですから、15年間、梶賀漁港への唯一の陸路は国道だったのです。
 かつて国道だった事が信じられないような漁港の中の通路を抜けて登って行くと曽根トンネルと梶賀トンネルの間の橋をくぐり現在のR311に戻ります。なおここまでの経緯はヨッキれんさんの「道路レポート 国道311号旧道 梶賀の計画変更ルート」に詳しくあります。
 曽根トンネルを行きます、1台の車もやってきませんでした。(写真 : UG兄さん)
 須野トンネルを抜けると熊野市域、12時前には楯ヶ崎の展望台に到着。ただ楯ヶ崎そのものは反対側にあって死角になるので見る事はできません、往復1時間半の遊歩道か遊覧船を利用する必要があります。
 甫母漁港を望む処まで下りてきました、お天気も良くなり近くの防波堤で持参のお弁当とかでお昼にする事にします。沿線は海水浴シーズンでもなければ外食できる処はあてにできません。
 甫母漁港からまえださんが撮ってくれた写真(左)、対岸の山腹には山桜が。
 二木島湾を巡り荒阪、二木島と2つのトンネルを抜けます。
 新鹿の美しい砂浜が見えてきました。
  新鹿にて、先日は時間切れでここから帰途に就いたのですが、今日は余裕、新鹿の海水浴場を望む四阿にて、ofはやまさんが持ってきたジェットボイルでお湯を沸かしてコーヒータイム。

 新鹿を過ぎるとR311はやや内陸側に入りますが、波田須では素晴らしい展望が、眼下を紀勢本線が走っています、ここは徐福伝説の地でもあります。
 大吹峠を下ると大泊、対岸は名勝鬼ヶ城です。なおR311はここからR42との併用区間となります。

 鬼ヶ城見物の後、R42の旧トンネルになる鬼ヶ城歩道トンネル(旧木本隧道、歩道トンネルと云いながら実は東行一方通行で車も通ります。)を抜けて熊野市街へ、1525に熊野市駅前に到着、九鬼へ戻る普通列車は1605、1652、1827、1605に乗ろうとそそくさと輪行支度を始めますが、今日はヘッド抜き輪行のasuka号、リアは分割式に交換して出てきましたが、2台のデモンタには適いません、ちょっと段取りを間違えてまえださんに負けてしまいました。熊野市駅は上り普通列車は跨線橋を渡って2番ホーム、特急も停まる駅にしてはエレベーターもありません。僅か37分間の鉄旅で九鬼駅1642着、エンジン音を響かせて出て行くディーゼルカーを一同で見送り、今日のツーリングを終えました(写真右 : UG兄さん)。本日の走行52.3キロ。