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5年ぶり6回目の「あらぎ島」(後半)

丹生都比売神社

 さて陽の長い季節とは云えここからどう走って輪行で帰るかが問題、既に15時を回っています。 このまま有田川沿いに国道480号を走り紀勢本線沿線に出るのが一番楽で、藤並駅なら34キロ程、最終は 2039、ただ天王寺〜鶴橋回りで勿体無い気がします。やはり和歌山線沿線へ出るのが良いのですが山越えの上に40数キロは走る事になります、明るいうちには紀の川側に出たい処。遠井辻峠を越えて貴志から抜けるプランも考えていたのですが、沼谷林道を地蔵峠へ、峠を旧美里村側へ下り天野経由で下ると云うWAKAYAMA800のチェックポイントを2つ回れそうなコースを。

 高野口駅からだと最終は2027で22時には帰宅できそうです。最近復旧した沼谷林道は2004年10月にO氏と下って以来と記憶が曖昧、写真の大沼隧道も確かにあった様な… 一旦下って再び登りに、スーパー地形アプリも圏外でデータがダウンロードできないのでピークがどこなのかはっきり読めないのです、とにかく400m近く登らなけらばならないかと、陽が傾くにつれてこのコース選択に後悔が…
 どうにか 1708 には毛原林道への分岐へ、2004年は毛原から登ってきて沼谷林道を「あらぎ島」へ下ったのでした、と云う事はここから地蔵峠までの間は未踏区間だったのかな?
 1714 やっとの事で県道115号花園美里線に合流、記録によると1991年7月以来と34年ぶり、2005年に開通した花園美里トンネル(2,018m)により旧道峠となっていますが、懐かしい四阿は今も綺麗に維持管理されている様です。人家が途絶えてから1台の車にも出合わなかったのですが、四阿で最後の補給食を口にしていると、沼谷からなのか毛原からなのか1台の軽乗用車が花園側へと下って行きました。

 峠の切り通しが先の四阿から少し美里よりにあり「老松昔日語 和歌山県知事 花園村 地蔵峠 美里村」と記された石碑があり(写真右)、トンネル開通と同じ年の10月1日に伊都郡花園村はかつらぎ町に、翌2005年1月1日に海草郡美里村は紀美野町となっています。処でおなじ伊都郡どうしで合併したかつらぎ町と花園村の間には直接行き来できる道が一切ないのです。(追記 : 地形図によりますと地蔵峠と記載のあるのは県道115号の峠ではなく、沼谷林道と毛原林道との分岐点付近になります。)

 沼谷毛谷方面への道があるためにこの旧道は健在だと思っていたのですが、美里側は大荒れで路面が柴に覆われています、どうやら美里側は殆ど使われていない様な、ここでバーストでもしたら万事休すだと慎重に下りますが、柴に隠れた小石を弾いてしまう事も何度か、どうにか 1744 花園美里トンネルの美里側に出る事が。1749 長谷宮まで下り国道370号へ、途中でチェックポイントの「たまゆらの里」に立ち寄り花坂西へ、後1キロ走れば矢立へ出る事ができるのですが、志賀高野山トンネル(1,070m)に入り天野へ向かいます、志賀側からだと真国川に沿って楽に「天空の里 天野」へ行く事ができます。

 1847 「丹生都比売神社」のチェックポイントに到着、場所が移動していて少々探しましたが、とにかく日が暮れるまでに目的を果たす事ができました。

 天野の里から少し行った処にある笠松峠(555m)を越えると後は下るだけ、紀の川左岸の県道13号和歌山橋本線まで距離5.6キロ/標高差544m、平均斜度10%の下りが、一度登った事がありますが…

 JR和歌山線の高野口駅まで走るつもりでいたのですが、紀の川に架かる三谷橋を渡る頃にはすっかり暗くなってしまったので、二駅手前の妙寺駅から帰途に就く事に。妙寺駅からの輪行は初めてなので少々迷ってしまいましたが1937無事到着、本日の走行142.2キロ也。三谷橋は県道110号三谷妙寺停車場線なので国道24号を跨いで真っ直ぐ行けば良いかと思ったのが間違い、駅はやや西寄りになります。駅近くにコンビニがあって便利なのですが、橋本・五条方面への列車は跨線橋を渡らなくてはなりません。2019 発王寺行に乗車、JRだけで桜井に帰る事のできる最終のスジになるのですが、高田駅での接続が悪くて30分以上待たされ桜井駅 2217 着。無事には帰ってきましたが、些か無茶をし過ぎて疲れました。

(前半へ戻る)

世間では明日からGWの方も…


 世間では明日から10連休の方もおられるみたいですが… 来月8日まで丸1日のお休みはなしなんです、まぁ人も車も多いGWに敢えて走りに行きたいとは思わないのですが。1月からお世話になっている今の職場では2.5人で回している上に日祝日に日直シフトが入るためにどうしてもこうなるので、ここに居る限りは毎年このパターンの様です。連勤がある代わりに多少連休は取り易くもないので、その辺を巧く活用して走りに行けるかと企んではいるのですが… しかしプータローしていた3ヶ月の間に遠出しなかったのかと後悔するばかり。


 今日の遠回り通勤は、大和八木のスーパーで買い物をしてからかかりつけの大和高田のS先生のの処へ、なんと今日から連休入り。11時までには時間があるので「松のや」へ走り朝定を。葛城川沿いに南下して風の森へでも向かおうと思ったものにすっきりしない空模様に御所市街まで来た処で諦め一町経由で帰ってきました。本日の走行33.5キロ、今月は500キロに後6.4キロ、もう休みがないだけに昨年4月の666.2キロには届きそうにはありません。

ゆるゆるCC「若草山ピクニックライド」++

集合写真を含む大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 何やら来週も火水曜の連続の休みはお天気が良くなさそう、色々と雑用が溜まっているものの、今日を逃すとGW明け来月8日まで通勤以外では走る機会がない様な… 今日19日はゆるゆるCCのイベントがなんと三つも、DeGucciさん主催の「仏隆寺~赤埴カトラ林道~西光寺~室生寺サイクリング」、いまむさん主催の「若草山ピクニックライド」、大ちゃん主催の「葛井寺の藤と浅香山ツツジと古墳ゆるポタ」、と云う事でいまむさんの「若草山 …」へ顔を出す事に…

 平城宮跡9時と云う事ですので約1時間半、7時15分に出発して近所のスーパーで弁当を買って行きます。さて平城宮跡まで来たものの南門広場トイレ前には姿が見えません、ネットを確認してみると集合場所は資料館駐車場との事、急ぎ移動してどうにか集合時刻に滑り込む事が、平城宮跡は広いからカンチガイしていると大変、朱雀門なんて云われたら線路の南側ですもんね。ドタ参はおられない様で今日の参加者は5名(内女性2名)也、これ位が走り良いかと。

 若草山へ向かう前に佐紀盾列古墳群の中を走りまわり足慣らし、奈良自転車道(県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)に入り、ドリームランド跡地から黒髪橋を渡り般若寺近くから奈良阪を南に下ります。

 正倉院の裏側から二月堂の下に出て小休止。土曜日ですがまだ午前10時過ぎですのか観光客の姿は多くないのが救い。

 若草山の南側からダートの春日山遊歩道に入ります。遊歩道と云っても車が通れる幅員がありますが、月日亭から先は一般車は入る事ができず、ハイカーやジョガーが少なくないので注意。なかなか新緑も良いですが秋の紅葉シーズンならこんな感じに。

 約2キロ標高差150m程をこなすと奈良奥山ドライブウェイの鎌研交番所に到着、休憩なしなら25分もあれば、交番と云っても警察の交番ではなくドライウェイのゲートみたいなもんで、ここへは奈良奥山ドライブウェイ経由で観光バスも上がってきます。

 駐車場から少し走れば若草山山頂です。実は奈良県人ながら若草山へ2015年12月以来の9年ぶり、ただ周りから聞こえる言葉は…

 「若草山ピクニック」ですから若草山でお昼にするのかと思いきや、いまむさん曰くドライブウェイ沿いの休憩所でとの事、ドライブウェイと云っても鎌研交番所から芳山交番所を経て石切峠への分岐までのB区間はダートで自転車や歩行者も通行可能です。

 1145 東海自然歩道と合流する大原橋休憩所に到着、ここは何年か前にリニューアルされて綺麗になっています、2014年11月当時。私はおにぎり弁当しか持ってきていなかったのですが、皆さんピクニックライドと云う事で準備万端、色々とお呼ばれに預かりました。

 休憩所で小一時間ゆっくりさせて貰ってから再びドライブウェイを、予定で石切峠を越えて南下し鉢伏峠を下るとの事だったのですが、芳山交番所から東海自然歩道のダートを新薬師寺の方へ下るとの事。私は奈良市街に下っても上ッ道で帰るのも芸がないので、芳山交番所で皆さんとお別れする事に。

 13時過ぎに芳山交番所前で皆さんを見送り石切峠へ向かいます。

 石切峠と峠の茶屋、2021年11月の「ゆるゆるツーィドラン」以来です。茶屋、お客さんがいなくて親爺さん縁台で昼寝してましたよ、名物わらび餅って云っても正直大して旨いものでもないですしね。さて誓多林に下ったもののどう走るか、県道184号須山西狭川線から県道183号日笠東金坊線と辿り県道80号奈良名張線の大野町へ、「真夏の早朝ラン」で越える天理市境の無名峠を越える事も考えたりしながら少し迷走して一台峠へ向かう事に。

 1420 2021年7月以来の一台峠(580m)、その折は針側からでしたが田原側からの記憶が?? もしかしたら初めてかも。

 国道369号を少し南下し馬場から針ヶ別所、県道127号北野吐山線に入り国道24号旧道を跨いで宇陀市境の無名峠を下り室生染田へ、室生寺まで来る予定のDeGucci組と出逢えるかもとLineで呼び出してみますが、応答なし。

 その後勢いで県道28号吉野室生寺針線を室生大野へ下り、国道165 号緑川半焼の嫌な坂を登って「濡れ地蔵」付近から室生ダム湖畔へ、この水位ですから「濡れ地蔵」は「溺れ地蔵」です。ダム湖南岸を走り榛原経由で17時過ぎには帰宅、本日の走行94.2キロ、久しぶりのダート走行に距離以上に疲れました。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2025’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

今年最後の100キロ超かな

 寒くなると約束でもなければ、なかなか走り出せないものでして、カレンダー配布サイクに東吉野方面に走りたい処なんですが、ぐずぐずしているとお昼になってしまう事もしばしば…
 ゆるゆるCCの方に書き込みをしてみますと、奇特が方がおられるものでして F1氏が釣れちゃいました。ロードで来られるとの事ですので、私も合わせて Erbaロードで出掛ける事にして、明日香村のセブイレ前に9時に落ち合う事に。9時前に着くと既に氏は大阪から30数キロ走って既に到着済。今日は夕方から崩れる可能性もあるので輪行袋携行との由。
 他のドタ参される方もなさそうですので、9時を待たずにセブイレを後にします。行者辻で一息入れる事もなく 0953 には芋ヶ峠に到着。さて吉野側に向かって下ろうとすると F1氏はどこかに眼鏡を落としたとの事、この先誰かと約束がある訳でもないので探しに引き返す事に。幸いにも栢森を出て2つ目の激坂の手前で道に落ちている眼鏡を先行していたご本人が発見、幸い栢森以降は1台の車にも出遭わなかった事ですし、踏みつぶされる事もなかったのがなにより。20分程のロスタイムで今日2度目の芋ヶ峠に。

 吉野町河原屋のローソンで補給の後、国道370号から県道16~220~221号と走る定番コース、途中「麦笑」さんと「よしの庵」さんのポストにカレンダーを投函して本日のミッション終了。
今日は高見山は見えないかと思っていたのですがご覧の様に、北側斜面には少し積雪も見えます。
 高見集落から県道251号に入り一谷峠を宇陀に越えるのがいつもコースなのですが、結構良いペースで走ってきましたし、晴れ間も見えてお天気も持ちそうですので、染谷峠を越え様と云う事に。国道166号旧道を走りますと、以前酒屋のあった処に地元のコミニティスペースの様なものが出来ていて食事もできる様です、焼そば、焼めし、うどんが一律300円也、パンと携行食で走っていますので、温かいものでも戴こうと云う事に。私たちにはボリュームが少なめですが、平日に東吉野村で食事のできる処は鷲家周辺ににしかありませんから貴重です。「コーヒーお茶ハウス あいの家」旧国道沿い高見郵便局の少し東側、原則月火水曜営業の様です。
 出合橋で旧国道と別れ県道28号へ。

 出合橋から1時間足らずで染谷峠(710m)に到着。北側は結構な斜度と悪路ですが少し下ると国道369号の旧道大内峠へ、弁財天トンネル(以前は開路トンネルの名称だったのですが)の上にあたります。国道を榛原側に下っても面白くないので、引き続き県道28号を室生寺方面に下る事にします。
 長い下りに震えながら室生寺門前へ、さすが観光地ですね冬場の平日ですが愛想の良いおばあちゃんのやっている「よもぎ入り回転焼」のお店は営業中、ストーブで暖をとりながら2個平らげます。
 日没まじかですが室生口大野の手前で室生ダムに取り付くと、名残りの紅葉が夕日に輝いています。そろそろ時間も押してきたので赤人橋を渡り国道165号へ。無事西峠を越えますが、大和朝倉駅近くまで来てポツポツと雨が、F1氏は近鉄南大阪線沿線ですので橿原神宮前駅か尺土駅まで走れば乗り換えが楽なのですが、桜井駅から輪行するとの事。南口までご案内して 1652 無事帰投、本日の走行へ108.3キロ、F1氏のお陰で私としては久しぶりにがっつり走る事ができました。

芋ヶ峠で引き返した部分はカットしています。

ゆるゆるCC「宇陀かえでラン」

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今日は昨年11月18日に続いて、ゆるゆるCCの「宇陀かえでラン」に参加します。0735 桜井の自宅を出発し西峠を目指し 0844 には西峠に到着、暫くするとK君が追い付いてきます。

 集合場所はいつもの榛原駅近くのコインパーキング「タイムパーク大昭」に9時、広々としていて車載組の積み下ろしにも不自由しません。今回のコースリーダーはつっちーさんです(写真右中央)。特に自転車の車種についてドレスコードはありませんし、全線舗装でミニベロやタンデムでも負担のないコースですので、集まった車種もまちまち。
 さて つっちーさんによるブリーフィングの後 0917 出発、今回の参加者はタンデムを含む15台16名、コースは定番の芳野川と宇陀川の周回ルート+岩端往復、先月のアイズラリーとは逆の時計回りに回ります。
 菟田野岩端までは県道31号榛原菟田野御杖線(但しこの県道、御杖村へは通じていません)に沿って可能な限りサイクリングロードにもなっている脇道を辿ります。
 最初の休憩場所は芳野川右岸のさくら公園、春には桜並木が見事です。やはり話題の的はつっちーさんの Patterson’s House のタンデム。

 暫し休憩の後、再び芳野川沿いの道を行きます。

 旧菟田野町域に入り、この季節には外せない「奈良カエデの郷ひらら」に立ち寄ります。旧宇太小学校跡地に世界のカエデ1,200種3,000本を集めた施設で、旧校舎内も見学する事ができます(入場無料)。

 旧小学校正門脇の大銀杏は既に葉を落としていますが、周りには銀杏の葉の絨毯が… 記念写真を撮ったり見学したりと1時間近く過ごします。
 偶然「月の宝箱」へ向かうバクローさん一家と遭遇、「月の宝箱」と云えば今月21~21日は恒例の「番頭さんを囲む会」です。

 今日のお昼は岩端の「みんなの森公園」ですので、松井橋のローソンで皆さん必要に応じて食料を調達、再び県道31号に沿って岩端を目指します。

 丁度12時に岩端に到着、紅葉と銀杏の葉の絨毯が出迎えてくれます、榛原のデポ地からここまで約16キロ、標高差で140m程です。

 公園の大屋根の下で皆さん思い思いにお湯を沸かしたりお昼の食事を拡げます。標高が400mを超えますのでさすがに寒いですが、時折陽射しの差し込む天気でしたので、この季節としては快適に過ごせました、ただ一昨年のRRCB「宇陀クッキングポタ」の時の様に雪が積もる事もありますのでご注意を、なお菟田野松井橋のローソン以降にはトイレ等がありません。

 食後は公園の前の道路に自転車を並べて写真を撮ったりしながら小一時間過ごします。

 帰途に菟田野まで県道31号を折り返します、下り基調ですが結構向かい風になる事が多いのです。
 菟田野から国道166号線を走り笹峠を越えて大宇陀へ、峠と云っても標高差はわ僅かなものです。今回のコース唯一の交通量の少なくない区間ですが、見通しが良く安全に走る事ができます。大宇陀で松山街道の旧い街並みへ。

 復路は大宇陀から宇陀川に沿って榛原へ。途中お馴染み「おごぽご」へ、大きなテーブルがあるのでお昼の時間帯を過ぎればこれだけの人数でも入店できる可能性が高いです、皆さんストーブのそばで暖まります。私自身は30年来のお付き合い、嘗ては鉄人児玉さんやNEGIの吉盛さんも常連だったのですが。
 時間も15時を回りましたので「おごぽご」を後に、宇陀川沿いのサイクリングロードを榛原へと帰途に。

 1527 には集合場所の「タイムパーク大昭」に到着、休憩時間を含めて6時間余り約35キロの行程でした。榛原駅からの輪行組をを見送り、田原本へ帰るYさんと私と同じく桜井のK君と3人で西峠を越え無事帰投しました。本日の走行57.5キロ。
※ 一部にゆるゆるCCのメンバーの写真を使わせて頂いています。

 

 だいちゃんのブログレポート

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ゆるゆるCC「ミニベロオフ法起寺コスモスライド」(後半)

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 お昼までの時間をどうするかと云う事になり、結局松尾寺へ向かう事に。法起寺を後にし、県道9号奈良大和郡山斑鳩線から県道123号123 大和小泉停車場松尾寺線へ、この付近から松尾寺山門まで標高差で150m以上あります。

 「ゆるゆる詐欺」やとブーイングが飛ぶのですが、その割に皆さん笑顔です。
 ギアのある人はくるくる回してどうにか登りますが、スミレちゃんは押しが入ってしまいます。

 一度停まると再び走り出せない斜度、緩くなる処を見つけて一息入れます。

  最後のコンクリート舗装の激坂は乗れませんでしたが、どうにか松尾寺山門に到着。

 30分近く休憩して 1151 下山開始。

 下りは県道9号まで戻らずに法隆寺CCの中を抜けて法輪寺へ。
 まだ時間調整が必要という事で斑鳩神社に立ち寄ります。(写真 : 角野さん)

 

 1241 予約の時間にはまだ早いのですが「和 CAFE 布穀薗」に到着、幸い予約時間まで待つ事なく席に着く事ができます、しかし待っている人もいる様で予約しておいて正解だった様です。

 鶏が駄目な福田BOSSさん以外は「竜田揚げランチ」を頂きます、1,750円也。

 柏原方面へ帰られる皆さんとはここでお別れ、富雄川沿いの自転車道に出て御幸橋からほぼ朝と同様のルートを帰途に。1520 には無事帰投、本日の走行58.2キロ。(前半に戻る)

いぬいさんのレポート「ミニベロオフ斑鳩コスモスライド」
 「斑鳩ミニベロオフ後編」

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ゆるゆるCC「ミニベロオフ法起寺コスモスライド」(前半)

 今日はゆるゆるCCの「ミニベロオフ法起寺コスモスライド」に参加させて貰う事に。ミニベロオフですのでうちで一番小径の延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で、24インチって微妙な処なんですけどね。さて第2集合場所の新王寺駅前(王寺駅北口)に向かうのですが、9時集合ですので田原本線のサイクルトレイン(新王寺・西田原本両駅を9時~15時台に発車する列車)では間に合いませんので20キロ余りを自走します。

 出掛ける準備が早くできたので30分早くスタート、大和川沿いを北上し途中寺川沿いにショートカットし再び大和川左岸を走ります。

 のんびり走ったつもりだったのですが、やはり30分早く着いてしまいましたが、暫くすると新王寺駅前集合組が各々やってきます。「雪丸」は王寺町のゆるキャラ。

 8時47分には柏原市役所前から走ってきた一行が到着、今回の参加者は12名との事、みなさんウェアはもう長袖ですね。
 参加メンバーが揃った処で近くの舟戸児童公園に移動します。近鉄田原本線とJR関西本線に挟まれていて判り難い処なのですが、次回から王寺はここを集合場所にしたいとの事です。なおここにはD51 895が保存されています。

 まずは大和川を渡り法隆寺へ向かいます。

 10時前には法隆寺前に到着、中に入らないのですが暫し休憩、処で法隆寺の拝観料が来年3月から2,000円(高校生以上)に値上げされるのだとか、ずいぶんと中には入っていないので値上げまでに一度は行っておこうかな(現在は1,500円)。門前には子ども達の列、休日ですが遠足なのかな、最近は遠足って云わない様な…「校外学習」。

 10分程休憩して法起寺方面へと向かいます、写真右の奥の東院の門の先に夢殿があります。
 休憩に法輪寺駐車場まで来た処で田原本のYさんが現れます、富雄の方へ向かうと云う事で、集合写真だけ撮って貰いお別れ。(写真 : Yさん 大きな画像はアルバムを)

 法隆寺門前、法輪寺駐車場と休憩をはさんでも 1040には目的地の法起寺に着いてしまいました。実は今日のお昼は法隆寺近くのお店を予約していてその時間が13時、法起寺だけで2時間は持ちません。

 コスモスを入れて皆さん思い思いに写真を撮っていたものの、さてお昼までの時間をどうしたものか、矢田寺とか松尾寺とか候補にあがるのですが、それって滅茶登りやないですか…  (後半につづく)

ちょっと試運転のつもりで…

 asuka号のリニューアルの機会に、ワイヤー類、チェーン、プーリーを交換したのですが、スプロケットはそのままだったので、案の定トルクがかかると歯飛びする様になってしまい、そろそろスプロケットの交換は致し方ないかと、注文していたのが昨日遅くに届いたので早速交換してみたものの実際に走ってみないと判らないのですよね。今日はVさんから「アイズラリー」へ来ないのお誘いがあったのですが、いつ歯飛びするか判らないのにグループで走るのも顰蹙ものですので遠慮しておいたのですが…
 先日のカンチブレーキもそうですが、触ると色々と不具合が出てくるものでして、先週の「月の宝箱」からの帰りサドルに違和感が、先っちょが捻じれてしまっています、長年使って引っ張ってもう限界の様で、ガイドの端で外れてしまう様です。鋲の打ち直しなんてだいそれた事はできないので、B-17の手持ちがあったので先日からオイルをしっかり馴染ませ養生していたのですが… 実はこのB-17は延陽伯号こと片倉シルクグロワール24がやってきた時に付いていたもので、デニム地のサドルに交換してから埃を被っていたものなんです。
  お天気が良くなりましたのでお正午頃から試運転がてら走る事に、それなりのトルクを掛けないといけないので長谷寺門前から初瀬ダムに取り付く事にしたのですが、少しはマシにはなったのですがやはり歯飛びは治まりません、多少気を付けて走ればなんとかなる程度には良くはなっているのですが…
 初瀬ダムから藺生(写真左)、豆入峠を越えて広域農道で吐山に下る久しぶりのルートで国道369号線で香酔峠(写真右)を越えます、好天の休日とあって単車の多い事、やはりあまり走りたくルートです、ここをならくるT-1としてサイクリングコースに設定した県道路マネジメント課の見識いや良識を疑いますね。
 榛原に下って「おごぽご」でお茶しようとしたら、対岸を「アイズラリー」の一団が、コースは聞いていたのですが、先入観でてっきり時計回りしているものだと、まさか宇陀川沿いを5分ほど私が先行していたとは、突然だったので写真を撮る間もありませんでした。集合場所が大宇陀の「心の森総合福祉公園」でしたので、そろそろ解散だろうだと参加していたK君にメッセージを送って「おごぽご」で落ち合って一緒に桜井に下って帰途に就きました。本日の走行は49.1キロ、交換したサドルですが、以前なら秋冬用のニッカならインナーパンツなしで100キロ以上楽に走っていたのですが、馴染んでない事もあってかこれしきに距離でお尻が… リニューアルしたasuka号色々と前途多難です。

先週に続いて大和郡山ポタ

源九郎稲荷神社にて

 先週の「安堵町」に続いて今週は途中合流で大和郡山界隈をポタります。

 午前中、法隆寺から法起寺と見学したDさんと昼過ぎに近鉄郡山駅前で合流する事にし 1148 桜井を出発、大和川河畔から下ッ道(中街道)を北へ、菅田神社参道から佐保川に架かる三郷橋(写真左)へ。下街道に入り北上すると柳通りとなります。途中国道25号線との交差点で筒井村道路元標の生存確認。(写真右)
 約束の時間より少し駅前に到着。てっきり西側から来るものだと思ってカメラを構えていたら、南側から来たみたいなんですけど…

 お昼がまだですので、7月の「大和郡山ゆるポタ」で立ち寄った郡山城跡にある番屋カフェへ。7月は氷だったのですが、カレーソースのかかったオムライスを。

 せっかくですので天守台へ、柳澤神社(写真左)にお参りして天守台にあがるとなかなかの展望です、先の番屋カフェが眼下に。来年の大河ドラムは豊臣秀長が主人公ですので郡山も盛り上がるでしょうね。

 源九郎稲荷神社にお参りしてから「町屋物語舘」へ、貴重な木造三階建の遊郭跡の建物は解体を免れ大和郡山市の観光案内施設として内部も無料で見学する事ができます。中を見学させて貰うのは初めてです、一人だったり大人数だったりとなかなか見学の機会がなかったもので。

 外からも見えるハート型の明り取り、中から見ると… 

 古民家や本陣跡が見学できる処はありますが、遊郭跡はちょっとないですね。セルフですが100円でコーヒー頂けます。

 佐保川沿いの京奈和自転車道と稗田の環濠集落を見学して前栽駅近くまでお送りして帰途に。本日の走行43.8キロ。
(一部の写真をDさんから頂きました)

安堵町までのんびりポタ

 なぜか時間があるのに片付け事が捗らない、きっかけがなくて走り出せない日が… そこへ奈良へ出稼ぎに来ているDさんからお誘いが、距離は30キロ位までとのリクエスト。来年の大河の舞台となる大和郡山も考えてみたのですが、些か距離が。
 とにかく落ちあってから決めましょうと云う事に。待ち合わせは天理駅から西へ少し走った天大体育学部の南側にあるカフェ「珈琲雨読」、9時に待ち合せたら、なぜか今日は9時15分開店とか、暫し待つ事に。しかし気持ちの良いお天気です、少々風があるけど。

 店内はこんな感じ、文庫本とかが並んでいてその名の通り「珈琲雨読」なお店。モーニングは600円也。

 布留川南流沿いを走り二階堂養護学校の北側でR24と下ッ道を跨いで寺川河畔へ、能楽発祥の地と云われる「面塚」(川西町結崎)へ、桜の季節なら最高のロケーションなんですがね。

 大和川を渡り浄化センターの中を抜けて安堵町へ、文化観光館「四弁花」へはスタンプラリーのチェックポイントになっている事もあって何度か来ているのですが、天理軽便鉄道のジオラマがある安堵町歴史民俗資料館へはいつも辿り着けず仕舞、「四弁花」のすぐ近くなんですが、いつも裏を通り過ぎていたみたいです。入館料220円が必要ですが、その価値は十分あります。
 大和川べりと下ッ道を走り田原本の道の駅「レスティ唐古・鍵」でお昼にして、展望塔のある「しきのみちはせがわ展望公園」経由で村屋坐彌冨都比賣神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)へ、昨日まで秋祭りだったのですが今日はいつもの静かな佇まいに、おみくじは「末吉」也。

 帰りはJR柳本駅の観光交流センター駅中食堂「ピクトン」でお茶してお別れしようと云う事にしたのですが、月曜日は定休日だったみたいです、暫し待合室でまったり過ごす事に。

煙管ロングライド「桜井~岐阜」(後半)

旧中山道醒ヶ井宿にて

 さて鳥居本駅を出発し岐阜の加納宿まで旧中山道を辿ります、鳥居本宿~番場宿~醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~関ヶ原宿~垂井宿~赤坂宿~美江寺宿~河渡宿~加納宿と約58キロの道のり。鳥居本宿は野洲で別れた中山道と朝鮮人街道が再合流し、中山道と北国街道が別れる交通の要衝。10月6日に「第16回とりいもと宿場まつり」が行われるとの事で、幟や飾り付けが始まっています。

 中山道は鳥居本宿を出るなり摺針(すりはり)峠(170m)への登りが、距離は1キロ程ですが10%近い登りが。先日から左膝に少し痛みがあって調子が今一つなので心配だったのですが、どうにか降りずに登りきる事が。
 反対側は緩やかに下って名神高速に沿った処から緩やかに登り米原トンネルの上で小摺針峠を越えます。

 小摺針峠を下ると中山道62番目の「番場宿」、途中で正面に伊吹山を望む事ができます。番場と云えば「瞼の母」の番場忠太郎所縁の地ですが、あくまでも芝居の中の人物。旧中山道は次の醒井宿の手前から国道21号と並行する様になるのですが、嫌が上にも現国道を走らなければならない区間が幾つかあるのが。

 61番目「醒井宿」、もう盛りは過ぎていますが名残りの梅花藻と彼岸花が… 平日とあって訪れる観光客もまばらです。

 60番目「柏原宿」、最寄りに東海道線柏原(かしわばら)駅があるのですが、関西線柏原駅は「かしわら」、福知山線柏原駅は「かいばら」はご存知ですよね。そろそろ何処かでお昼でもと思ったのですが、既に13時半、中山道は見どころが多いだけに時間がかかります。
 59番目「今須宿」の後、国道21号を旧中山道側に跨ぐ事ができずに国道21号で今須峠をショートカットしてしまいました。

 県境のサインに気付かないまま岐阜県へ、不破の関から 1412 関ケ原駅前へ、岐阜駅までまだ35キロ、こんなペースだと明るいうちに辿り着けなくなりそうです、残念ながら関ケ原周辺の見どころは次の機会に。
 56番目「赤坂宿」、この季節、旧街道沿いは何処も彼岸花が盛りです。

 国指定重要文化財「旧揖斐川橋梁」で揖斐川を渡ります、現在は歩行者自転車専用となっています、隣は東海道線揖斐川橋梁。
 宿場町巡りを端折って信号以外はノンストップで17時前には岐阜駅南側の中山道53番目の「加納宿」へ、と云っても現在の岐阜市街地のど真ん中ですので、宿場の面影はありません。

 岐阜駅南口で今日のサイクは終了、ここで輪行支度を整え、晩飯を食って名古屋まで移動、近鉄特急で帰途に就きます。しかし旧街道巡りはErbaロードではなくマッドガード付きの自転車で走りたかったですね、延陽伯号で水口までの長丁場と摺針峠を登るのは厳しいとは思いますが。本日の走行は桜井〜水口城南駅と鳥居本駅〜岐阜駅で都合138.0キロ。中山道に拘らなければ巡見街道を南下したり、近江鉄道同様にサイクルトレインのある三岐鉄道や養老鉄道を利用しても面白いかも知れませんね。(前半にもどる)

煙管ロングライド「桜井~岐阜」(前半)

近江鉄道鳥居本駅

 あまりに長過ぎた猛暑も終わり、10月になって走り回れると思いきや何という天気予報なんでしょう、走るより先に片付ける事があるでしょうとのお達しなんでしょうかね、確かにそうなんですが…
 とにかく走るのは今日2日を外せません、北西側からお天気が崩れると云う事ですので、東の方角は今日1日は安心して走れそうですので懸案のプランを、和束から信楽経由で貴生川まで走り、近江鉄道のサイクルトレインを利用して米原までワープし、醒ヶ井から関ケ原と旧中山道で大垣岐阜方面へ走るプラン、題して「煙管ロングライド」端折る貴生川~米原間は約47キロになりますが、正味走る部分も130キロ以上にはなります。そう云えば昔「まんま亭」の常連さんに岐阜から走ってくる強者がいましたね。
 ところで岐阜へは1998年と1999年に名古屋側から金沢までの「さくら道ネイチャーサイク」の途中で、2006年3月17日に近鉄名古屋線の白子駅から多賀大社経由で訪れているのですが、今回計画している米原~岐阜間は未踏区間なのです。

 貴生川までは何度か走っているコースで、過去のログから判断して朝4時過ぎに桜井を出発、未明でも走り慣れている上ッ道(上街道)を北上し、猿沢池から県庁西交差点を経て奈良阪を越えます。県境を跨ぐ頃には明るくなってきて6時過ぎには木津川べりに出て恭仁(くに)大橋を渡ります。
 井平尾で国道163号線を跨いで府道5号木津信楽線へ 0640 には近隣のサイクリストにはお馴染みの和束のローソンへ。

 湯船にある八七瀬橋、周りの風景にちょっとそぐわない立派なRCローゼ橋(アーチ橋の一種)で、昭和28年の南山城大水害で流された橋を架け替えたものの様です。殆どの車が次の清水橋で朝宮方面へ向うので、府道をそのまま走る車は少なくなり静かな山村風景が広がります。
 0747 には京都滋賀府県境になる峠へ、2020年6月「黄和田キャンプ」の折に4サイドで登って来た時より30分早く着いていますが、今回はロードのErba号ですからもっと早くても良い様な気もしますけど。
 0822 信楽駅前へ、お馴染みの巨大狸は衣替えで「ハロウィン狸」に。

 信楽駅前から雲井までは快適な線路沿いの裏道を走る事ができますが、小野峠への分岐までは交通量の多い国道307号を3キロばかり我慢の走行。旧道は相変わらず通行止、倒木こそありますが担ぎなしで無事通過、なんと云ってもかつては国鉄バス 近城線として路線バスが通った道です。1971年2月11日 小野峠で立ち往生している国鉄バス。
 近江鉄道はJR草津線貴生川駅に乗り入れているのですが、自転車をそのまま持ち込むには北口に回る必要があります。サイクルトレインは八日市線を除く近江鉄道本線と多賀線で利用でき(彦根駅のみ利用不可)、休日は終日、平日は概ね9時から16時の間利用できます。利用するのは2006年8月2009年6月2019年4月2020年6月に続いてこれで5回目かな。なお信楽高原鐵道の紫香楽宮跡-信楽駅間のみ自転車の持ち込みができる様ですが、貴生川駅までは利用できませんのであまり価値があるとは、町内をレンタサイクルで回る方向けかと。なお近江鉄道には金・土・日曜と祝日は900円の全線フリーパスがあり、有人駅で事前に購入できるならお得になる場合も。

 次の米原行きは貴生川駅 1028発でやや時間がありますので、次の水口城南駅まで進みます、貴生川駅周辺にはコンビニが少ないのですが、水口城南駅の手前には大型スーパーとコンビニがあります、ただ駅の入り口が判り難いのが難点。ここまで78.84キロ。
 水口城南駅 1033発に乗車、無人駅ですので整理券を取るのをお忘れなく。自転車を置くスペースは確保されているのですが、車両毎の差異があるのかも知れませんが、一畑電鉄の様に固定するベルトどころか何かで括りつける手すりの類もありません、米原まで乗車すると1時間以上かかるので、これはかなり不便です。走行中はかなり揺れますので固定できないと自転車を支えた状態で座席に座り続ける事になるかと。
 今回は旧中山道に入るために終点の米原駅の2つ手前の鳥居本駅で下車しますが、無人駅ですので先頭車両に移動する必要があります、これは輪行の場合でもワンマン運行している路線の無人駅での下車のお約束ですね。なお夏場にサイクルトレインを長時間利用する場合、汗をかいた後に冷房に晒される事になるので、上着の様なものを準備しておいた方が良いかと。

 手前の彦根駅で10分程停車した後 1201 鳥居本駅へ。なおユニークな意匠の鳥居本駅駅舎は2013年に登録有形文化財に指定されています。(後半につづく)

ゆるゆるCC「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」(前半)


 ゆるゆるCCの「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」、13日の夜に出発し乗鞍高原、14日と15日の夜に松本市奈川の「ウッディ・もっく」でキャンプする企画、私は16日の夕方には出勤しないといけないので、フル参加は無理ですが1泊だけして、翌日木曽福島まで走ってヤマト運輸の営業所で荷物を託して中央本線の適当な処まで走り、輪行で帰る予定で参加させて貰う事にしました。
 参加者は7名で滋賀のNさん、奈良のMさん、京都のKさんはそれぞれご自分の車で、私ほかタックさん、Dさんは大ちゃんの車に便乗させて貰います、4人とランドナー4台にキャンプ道具を載せるのは6月の「淡路島」の帰りにやっているのですが。 
 今回、荷物はテント、マット、寝袋、食器、着替えだけにして、火器類は持たずに他力本願で、サイドバッグ2つとサドルバッグに押し込みます。うちのasuka号は前後輪とリアのマッドガードを外してお迎えを待ってましたが、今回は前にもまして荷物が多いようで。
 名阪国道を名古屋方面へ、当初は中津川経由の予定でしたが、工事やらの影響で東海北陸道から高山、安房トンネル経由で未明に乗鞍観光センター駐車場に到着。

 私は車中泊が苦手なんで寝られないままグズグズしていたのですが、明るくなりだした頃には皆さん起き出して準備を始めます。(写真右 : タックさん)

 さて上図が今回の予定コース、コースと云っても乗鞍観光センターから畳平までの約20キロ、長野県道84号乗鞍岳線一本なんですけど。ただ正直云って些かトラウマが、でも今は観光バスとタクシー以外は一般の車は入ってきませんし、5時間位掛けてのんびり行きますと大ちゃんも云ってますし、時間を掛ければ気圧差の心配も少ないかと、それに観光センターまで車に載っけて連れてって貰えるんですから、こんな美味しい話はないです。標高差に関しては今は便利なツールがあるので比較して見ると大迫ダムから大台ヶ原行くのとあまり変わらんやないの。

 出発前の記念撮影、滋賀のNさんは次の三本滝からスタートすると云う事で写っていません、しかし最高のお天気ですなぁ。
 さて 0619 出発です、お天気が良いだけに乗鞍岳がはっきりと望む事ができます、あそこまで登ると云いますか、登らなければならないのですよが、皆さん初っ端から結構良いペースで登って行きます。
 0710 三本松レストハウスに到着、滋賀のNさんの姿は既にありません。ところで私、タックさん、Mさんとは期せずしてお揃いのポロ、最近RRCBで作ったバックポケットの付いた襟付きのポロ、乾さん(写真中央)がしきりにデザインが着ているBROOKSのジャージのパクリやとボヤいています、しかしBROOKSのジャージは貴重です。
 三本松レストハウスの先にゲートがあって自転車を除く一般車両は通行止、観光バスが連なって登って行きます。上から三本滝レストハウスを見下ろしたのが右の写真。既に8時前ですが今年の猛暑を思うと、日向でも心地良いというのが…
 0849 冷泉小屋、サイクルスタンドと山の水で冷やした飲料を販売しています。




 まだ九十九折れが続きます。疑問に思わない方もいるかも知れませんが Image Composite Editor による合成なんです。
 0915 標高2,400m、冷泉小屋の前後の九十九折れが終り位ヶ原山荘の手前までやってきました。距離標高ともに2/3を越えた計算になります。

 0920 標高2,350mの位ヶ原山荘に到着。

 森林限界を越えると周りの風景が変わります。ところでDさんどうしたのかな? タックさんも覗き込んでいます。

 三本滝からスタートしたNさんですが、一向に追い付く処か姿も見えなかったのですが、ここまで来て先行していたMさんが追い付いた様です。(写真左)
 大雪渓公衆トイレ(2,614m)のある沢を回りこんだあたり、眼下に位ヶ原の九十九折れを見通す事ができます。


 標高2,633m この辺りが一番展望の良い処、天気が悪ければ雲の中で道路しか見えませんが、今日は南アルプスまで望む事ができます、県境まで標高差で80m程まで来ているのですが、写真を撮ったりして30分ばかり過ごしていました。

 時間的には滋賀からのSさんや川崎からのHさんが追い付いてきそうな時間なのですが、デジタルズームで撮影してさらに拡大した画像を見てみると位ヶ原山荘を出て最初のカーブで停まっているのはフロントバッグとマッドガードを付けたランドナーの様です。10分余りで登ってきたのはやはり滋賀のSさんでした。

 1113 長野岐阜県境「標高1,613mバス停」に到着です。乗鞍観光センター駐車場から約20キロ、所要4時間55分。iGPSports のログでは移動時間(実走行時間)は2時間34分となっています。
(後半につづく)

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大ちゃんのブログ「ランドナー補完計画」での乗鞍レポート
「乗鞍岳ヒルクライム」
「ランドナー軍団、乗鞍畳平へ」

日本で一番暑かった鳥取へ


 2024夏「18きっぷ輪行旅」第3弾は城崎温泉から鳥取市の間の未走行区間を走ろうと山陰本線浜坂駅から風光明媚な海岸沿いを走り鳥取駅を目指します、距離は42キロ程ですが、時間的にお正午から走り出すので。
 実は昨日今日と連休でしたので、昨日鳥取市まで走り今日は物見峠または右手(うて)峠で岡山県側へ越えようかと考えていたのですが、些か疲れが溜まっているのと、鳥取市界隈で適当な安宿が無かったので今日1日の日帰りに。
 浜坂駅は兵庫県の北西端、美方郡新温泉町、普通列車にしか乗れない「18きっぷ」ではかなり遠いです、桜井駅スタートですと1256着、近鉄利用でも変わりません、そこでJR奈良駅までの20キロを未明に自走する裏技を、JR王寺駅と云う手もあるのですが、桜井から天理を経て奈良への旧街道上ッ道(上街道)は旧くからの町並みを繋いでますので途切れる事なく街灯があり、信号も車も少くて、まして日頃から走り慣れたルートです。Erba号で0333に桜井の自宅をスタートし0445にはJR奈良駅前に、ここまで走行19.9キロ。
 輪行支度を解いて奈良0522発の京都行に、その後園部、豊岡と乗り継いで浜坂1121着。所要時間も長いですが、京都駅での奈良線から山陰本線への乗り換えが大変なのと、平日故に通勤通学の時間と重なるのと、園部から先は2両編成となるので、結局綾部までは座る事はできませんでした、まあ輪行袋がなければ要領よく座れなくもないのですがね。
 6時間掛りで浜坂駅へ、輪行支度を解いてくずぐずしているとお正午になってしまいました。走り出す前から食事と云うのも何ですし、この先鳥取市の手前までコンビニの類はないので、予め携行食を多めに持ってきています。しかしこの時間から走り出すのは大変、やはり真夏は前日に現地入りして早朝から走り出すのが正解の様です。

 浜坂を出ると2駅先の居組までは国道178号線を、幾つかあるトンネルは片側の歩道が広くとってあるのと、旧道と思われる部分も幾つか通行止になっている様ですので、そのまま国道を行きます。居組から先の鳥取県との県境となる区間は東浜居組道路(山陰近畿自動車道)の開通で国道指定から外れ、現在は兵庫県道128号居組港居組停車場線、新温泉町道・岩美町道七坂八峠線、鳥取県道256号陸上岩井線となっています。東浜居組道路が無料ですのでこちら側を走るのは観光の車と地元の車だけで至って空いています。
 多少のアップダウンがあるのですが標高113m程でピークを越え、鳥取県側に1キロ程下った処で県境となり、東浜の海岸線を望む事ができます。

 山陰本線東浜駅、先月末に境港から鳥取まで走った「鳥取うみなみロード(とっとり横断サイクリングルート)」の東の終(起)点、鳥取県最東の駅と云う理由だけで「紀の川サイクリングロード」の隅田駅とさして変わらないだろうと思っていたら、無人駅ににしてはなんとモダンな駅舎で天井は鏡張り、「トワイライトエクスプレス瑞風」停車の為に改修されたそうです。
 残念な事に「鳥取うみなみロード」は町道陸上(くがみ)中央線が現在全面通行止で国道178号旧道を迂回しなくてはなりません。迂回路へショートカットしようとしたら日影のないコンクリート舗装の激坂が…
 田後漁港から浦富海岸へ、標高こそ100mに届かないのですが、それなりのアップダウンをこなして網代漁港へ下ってきました。予定ではこの先内陸側へ、駟馳山(しちやま)峠を越えて鳥取市域に入り、鳥取砂丘の南側を走り千代川河口近くに出て因幡自転車道へ入るのですが、海岸を離れて風がなくなるのと、強烈な西日に木陰も少なそうな様子、この付近では貴重なコンビニに入ってアイスを齧りながら暫し思案。鳥取1800発で智頭急行を経由して帰途に就く予定、残り20数キロ、輪行支度を含めても3時間は余裕なのですが、この暑さは尋常じゃないです。結果的に最寄りの大岩駅に向かい帰途に就く決断を、奈良駅までの自走を別にすれば27.6キロ走っただけでギブアップする事に。

 鳥取駅の2駅手前の大岩駅、事前にwikiとストリートビューで調べてはいたのですが、無人駅でスロープでホームまで行けるものの、回りに民家もなく自販機どころかトイレもなくて小さな待合室があるだけ。次の上りまで小一時間ありますのでのんびりと輪行支度をして、無人を良い事に着替えも済ませてしまいました。待合室は風が抜けて心地良い上に忘れ物?の団扇が、拝借して蝉の声を聴きながら列車を待ちます。
 1641 の上り豊岡行きに乗車、山陰本線経由ですので智頭急行経由の別料金を払わずに「18きっぷ」で大阪鶴橋まで帰る事ができます。ところで今日の暑さ、気象庁のサイトを覗いてみると… 鳥取市は1404に39.4°を観測、鳥取市での観測史上1位を更新して、今日日本で一番暑い処へ走りに来ていたのです。

 今日走ったのは赤線部分、城崎温泉から鳥取市の間の未走行区間は断続的に4ヶ所を残したままです、餘部~浜坂間は海岸沿いの林道三尾御崎線に加えて町道久谷桃観線(桃観峠)が通行止で自転車は20キロも内陸の国道9号春来峠まで迂回しなくてはなりません、「鳥取うみなみロード」の迂回区間も含めて、先の長い宿題になりそうです。
 福知山駅での41分の待ち時間にコンコースに出てコンビニで夕食を調達。宝塚線、神戸線の遅延が心配でしたが定刻に大阪着、鶴橋から近鉄利用で桜井2353着、日付の変わった頃に無事に帰宅する事ができました、本日の走行47.6キロ(桜井→奈良を含む)。
 奈良0522→0622京都0637→0721園部0725→1010豊岡1013→1121浜坂 5時間59分乗車 4,070円分乗車
 大岩1641→1833豊岡1834→1952福知山2033→2134篠山口2145→2252大阪2257→2313鶴橋(2318→2353桜井) 7時間12分乗車 JR区間5,270円分乗車
 都合輪行13時間01分は鳥取の手前までの「18きっぷ」での日帰りですから仕方がないですよね、それでも2015年4月7日に王寺から益田まで15時間余り、山陽本線大畠駅で途中下車して周防大島へKHSで渡った記録には及びません。

輪行9時間26分 走行2時間53分 (^^;)

北吸トンネル(旧舞鶴支線跡)にて

 「18きっぷ輪行旅」2024年夏のシーズン第2弾は日帰りで京都府の宮津駅から海岸沿いに東舞鶴駅まで走ります、実はこの区間を走ると城崎温泉から富山新潟県境まで轍が繋がるのです。
 さて「18きっぷ」だけですと宮津到着が遅くなりますので、大阪鶴橋まで近鉄利用、福知山から先は京都丹後鉄道となります。今回は距離も知れていますので延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で向かいます、ヘッド抜きができてコンパクトになりますし、小柄で軽いので輪行支度も楽です。
 桜井 0527発、近鉄の始発に乗車、順調に乗り継いで1001に宮津駅に到着。宮津駅は丹後半島を走って帰途に何度も利用していたのですがここからスタートするのは初めて、無人駅と同じく前扉からの下車となり、輪行袋を担いでクロスシートの車内を移動する羽目に、おまけに3番ホームに着くので階段を昇り降りしないといつもの北側に出られないのです、0730~1930まで利用できる南口に出たものの、日影のない処で輪行支度を解く事に。「宮福鉄道 開通記念 京都府知事 荒巻禎一」いましたねそんな名前の知事。しかし石碑として書いたものが未来永劫残るって羨ましい気が、まぁそれなりのものが書けないと駄目ですよね、ちなみに祖父の書になるものが甘橿丘の頂上近くに残っているのですが。

 折角ですので北側へ回ってみますと、何やら駅舎の改装工事が行われていて手狭になっていますし、お盆休みは過ぎたとは云え、観光客で結構賑わっています。

 宮津市街から国道178号の旧道を暫く走り、栗田半島を巡る京都府道605号栗田半島線へ、対岸には天橋立や丹後半島を望む事ができ、その丹後半島の世屋地区からこちらを見た風景、2008年の映画「天国はまだ遠く」のロケ地です。ところが府道は半島の先端、田井と島陰の間が通行止になっています。通行止の原因が書かれておらず、期間も7月1日から8月31日と何やら曰くありげな。 どうやら京都府丹後土木事務所によると「府道栗田半島線の島陰から田井の区間は、車道の幅が狭く離合が困難な箇所がありますが、夏期には多くの海水浴客などが路上駐車し、交通に支障を来す場合があります。接触事故や転落事故の発生、急病人等が発生した場合に緊急車両が通行できないなど、安全な通行が確保できないおそれがありますので、下記のとおり全面通行止を実施します。」との事で毎年実施されている様です、だったら歩行者と自転車は通してくれても良さそうなものを。
 とにかく少し引き返して半島を横断する市道で栗田湾側へ、奈具海岸の手前まで海岸寄りに旧道が続いているのですが橋梁工事で通行止、国道178号線を迂回するつもりがそのまま行ってしまうとなんと歩行者通行止の標識が、自転車だから乗ってれば問題ないのでしょうが、側道が平行して登って行きますのでそちらに入ると、なんと国道を山側に跨ぐ処まで登らされた挙げ句、どうもこの先で行き止まりの様です。結局は海側の旧道まで戻る事に。写真の対岸に見えているのは先程回りきれなかった栗田半島。
 国道178号線に戻り奈具海岸へ、国道より一段高い処を京都丹後鉄道宮舞線が走っているのですが、左の写真は1970年当時の国鉄宮津線で貨物列車を牽く9600、撮影したのはこの場所の様です、ネガを調べてみると撮影日が1日違いの1970年8月19日、なんと奇遇な。

 奈具海岸を抜けて由良海岸へ、2017年7月29日に桜井から185.8キロを走ってこの駅へ、目標は天橋立だったのですが、ここでギブアップして丹後由良駅から帰途に就いてしまいました。休憩がてらその丹後由良駅へ立ち寄りますが、なんと駅舎は「駅Cafe Anne Shirley」に様変わり、食事もできる様で12時を回った事ですしここでお昼に。しかし最近は地方の駅舎を再利用したお店が増えているのですね、先日の「糀まち食堂」の様に料理に拘っている様なお店でもなさそうですし、とにかく雑然としていて、鉄ちゃん向きなお店かも。メニューに「豚カツ定食」があったのでので即決、豚カツはともかく何故か大きなシシトウの天ぷらが付いていて、それが妙に美味かったりして、ボリュームは十分で1,180円也。
 1320 丹後由良駅を出発、京都丹後鉄道宮舞線は由良川河口近くの由良川橋梁で舞鶴市側に渡っているのですが、道路は5キロ以上由良川左岸を遡らなければ橋がありません。

 由良川最下流の道路橋の八雲橋を渡り府道571号西神崎上東線へ入ります、「念仏峠」標高50mにも満たない峠ですが、R178をショートカットしているので結構交通量があります。峠名の所縁のものがなにか無いかなと思ったのですが、何もありませんでした、しかし峠の名前がそのまま都道府県道名になっているのは見珍しいのでは。峠おやじナワールド氏はちゃんと履修済。
 国道178号は国道175号と合流し舞鶴市街へ入り舞鶴港へ、何も残ってない様ですが舞鶴線支線(舞鶴港線)の跡を走り、かなりくたびれた国道177号の標識、総延長0.7キロ日本で4番目に短い国道だそうで、まだ上があるんだ。
 北前船の時代から商業港として栄えた西側と軍港として栄えた東側の間の半島を府道565号号余部下舞鶴港線で巡ります、舞鶴湾の出口が見えるポイントです。ちなみに道路元標は舞鶴市東舞鶴市の両方が現存しています。

 現在は海上自衛隊のある中舞鶴と東舞鶴を結んでいた舞鶴線支線(中舞鶴線)が昭和47年(1972年)に廃止となった後、自転車歩行者専用道路の舞鶴市道北吸桃山線として整備されています、北吸トンネルは国の登録有形文化財、近代化土木遺産にも指定されています。実は今日は「自撮り」の準備もしてきたのですが、旧北陸本線の樫曲隧道と違って結構人通りが多いのですよ、断念。
 15時半には東舞鶴駅前へ、ベンチとトイレのある南口へ、次の上り列車は1613発、それを逃すと1747になってしまいます、日陰になっているベンチで輪行支度を始めますが、入れ替わり妙に人が集まってきます、何と喫煙コーナーだったのです、私自身元喫煙者ですし、傍で煙草を吸われても気にならないのですが、貴重な喫煙コーナーを占拠してしまって申し訳ない様な。
 輪行袋を担いで階段をか駆け上がりどうにかぎりぎりで 1613 発綾部行きに乗車。夏休み期間中の日曜とあってか綾部から園部までは座れず仕舞、京都駅では北西端の山陰線ホームから南東端の奈良駅ホームへ、今回は輪行でくたびれました。帰宅は遅くなりますが敦賀回りで帰れば座れていたかも、今回は下調べ不足もありましたが、モチベーションの上がらないままの1日でした。
 本日の走行49.3キロ、(桜井0527→0612)鶴橋0623→0639大阪0643→0857福知山(0909→1001宮津)、東舞鶴1613→1643綾部1707→1812園部1820→1904京都1935→2031奈良2036→2105桜井、JR 5,390(2,310+3080)円分乗車、なんと往復の輪行時間9時間26分に対して、走っていたのは2時間53分(所要5時間)。

RRCB 大和高原 真夏の早朝ラン

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 毎年8月の第1日曜に行われる RRCB の恒例行事「大和高原 真夏の早朝ラン」、朝7時に名阪国道針テラスに集合、大和高原の約50キロ程の周回コースを午前中に駆け抜けます。今回で16回目と云う事ですが、私は2020年以来久しぶりの参加になります。実は今日も夕方からの出勤ですので、お昼もゆっくりご一緒できないのですが… 
 些か早過ぎるのですが、涼しく車の少ない内に登ってしまおうと、まだ薄暗い4時半に桜井を出発、R165を長谷寺へ向かって出来るだけ旧道を縫って行きます。大和朝倉あたりを走行中、胸にボールの様なものぶつかる衝撃が、鳥?なんと自転車に乗っていて「バードストライク」、雀や燕やコウモリしては大きかった様な、烏にして小さかった様な、なんだろう鳩かなぁ…
 その後は順調に、初瀬ダムに取り付いて小夫から藺生へ、7時には余裕なので「都祁山の道」へ、朝の空気が心地良いです。

 R369沿いのコンビニで補給食を調達して針テラスへ、まだ6時半過ぎなのですが殆どの参加メンバーが顔を揃えています。山ゆさんは昨夜のうちに到着してキャンピングトレーラー泊だったそうです。
 さて7時を回ったので出発です、本日の参加者は15名、うち女性は2名。
 まずはR25旧道を西へ、一本松ICの先で小野味川沿いの市道に入り山田町へ、奈良市田原へ越える無名の峠(523m)を越えます、距離は短いもののこれが一番の難所。(写真右 : UG兄さん)
 摩崖仏の前で小休止した後、県道47号と合流して県道80号を跨いで大柳生へのダウンヒルです。

 大柳生の里を見下ろすポイントで恒例の集合写真の撮影。2020年2019年2018年
 須川貯水池まで下り県道33号へ、狭川バス停前のよろづ屋さん、お店はやめてしまった様ですが自販機は健在、怪しげなFANTAのお味は? 毎年8月の第1日曜に現れるオレンジ色の集団は地元の人にもお馴染み、どうやら村の草刈りの日と重なっているみたい。
 京都府との府県境まで後2キロの処まで下って、折り返す様に県道173号へ入り、白砂川に沿って遡ります。

 柳生を経て興ヶ原の沈下橋を渡ります。
 周回コースのほぼ2/3を走って布目ダムへ、ここでは毎年UG兄さんがエイドの準備をしてくれています、早朝針テラスでの集合前に、車で氷と水とスイカを入れたクーラーボックスをここの休憩所にデポしてくれています。
 先頭グループから少し遅れて到着してみると何やら様子がおかしい、どうもそのクーラーボックスが無いらしいのです。ダムの管理事務所に訊ねると、不審物か遺失物として届けられ警察が持って行ったと云うのです、これは一大事。自転車ばかりの集団がクーラーボックスを引き取りに行く術はありません、幸い警察が持って来てくれると云う事になり一段落。ただ最寄りの交番なら良いのですが、ここは曲がりなりにも奈良市域、本署なら時間が掛かります。結局何処まで連れて行かれたのかは知りませんが、30分程かかってパトカーに載せられてクーラーボックスは帰ってきました。
 そこからがまた大変、鍵を開けて中身を確認、物騒な物が入っている訳でもない… 包丁はスイカとセットですもんね。UG兄さんが事情を説明するのですが、お巡りさんが経緯をなかなか理解してくれません、どうも自転車で走っているのにわざわざここにクーラーボックスを置いているのかを納得できない様です。
 まぁ結果的には冷えたスイカと氷水を私たちは頂く事ができたのですがね。
 この一件ですっかり時間が押してしまいましたが、11時前に布目ダムを出発、いつものビューポイントでも長居はせず、県道127号経由で針テラスへ。
 1159 小倉ICの手前での1回の休憩を挟んで針テラスの手前まで戻ってきました。ここで帰途に就かないといけない私は皆さんとお別れ。
 その後の一行はお昼はミモザガーデン、そして車で大宇陀へ移動して葛の舘と羨ましい限り、夕方には伊賀で有志がスズカの練習会との事。
 ほぼ朝登ってきたルートを初瀬ダムへ下り13時前に無事帰宅、ここまで95.7キロ、夕方にはasuka号で7.1キロ走って出勤、本日の走行100キロ超に。


まえださんのブログレポート
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久しぶりに山陰へ(4日目)


鳥取市気高町 魚見台から姉泊海岸 浜村海岸を望む

 いつもの事で朝暗いうちに目が覚めます。のんびりと準備を始めながらスマホを覗くと、なんと天気予報が今日まず向かう鳥取市を中心に、朝9時頃から夕方にかけて雨予報、ここ連日の猛暑で降られるとしても短時間の夕立ち位かと高を括っていたのですが… 雨雲レーダーの予想もピンポイントで鳥取市だけ、目的地の兵庫県佐用町は晴マークなんです。何れにせよ今日は何処かの駅から輪行で帰途に就く予定ですが、少なくとも鳥取駅までの40数キロだけは走っておきたい処。
 雨が降って来ない内に鳥取市へ向かおうと 0524 倉吉駅前の宿をスタートします。倉吉東郷自転車道と云うのもある様なのですが、明らかに遠回りですので線路沿いに東郷池へ。

 海側を回ってきた倉吉東郷自転車道の終点に出た処から県道22号倉吉青谷線をR9方面へ。東郷池には能登の「ボラ待ちやぐら」の様なものが、ボラではないと思いますが。

 R9に合流した処から「鳥取うみなみロード」のサインが現れます。山陰海岸に出た辺りから細かなアップダウンが続き、この辺りで鳥取市域に入りますが、時折雨粒がパラパラと。青谷から岬の方へ少し遠回りして夏泊海岸へ(写真右)、姉泊海岸から浜村海岸と展望ポイントが続きます、やはり「鳥取うみなみロード」は海側を走る東行きが正解です。
 ところが「鳥取うまなみロード」は鳥取市気高町で南へ大きく迂回します、なんと10キロ近く遠回り、R9をそのまま走ると再合流する白兎海岸まで4つのトンネルがありますが3つは旧道で迂回する事が可能です。私は水尻池側の小さな峠を越える事に。山陰本線と並行する区間で踏切の音がが聞こえてきたので少し鉄分を、ただこの後R9に合流するのに難儀する事に、信号も横断歩道もない上に交通量が多くてなかなか渡らせて貰えません、まさか南側に大きく迂回している訳がこれだとは思えませんが。
 鳥取空港から賀露海岸へ迂回する「鳥取うみなみロード」には付き合いきれませんのでR9に沿って走り 0831 千代(せんだい)川の最下流に架かる鳥取大橋を渡ります。ところで「鳥取うみなみロード」のサインには、英語に加えて中国語とハングルが。

 鳥取大橋東詰から千代川の河川敷に下り因幡自転車道を南へ、とにかく鳥取駅近くまでやってきました。雨雲レーダーによるとなんと「しばらく雨は降りません」との事、まぁ天気予報のフェイントのお陰で思いの他早く鳥取市までやって来る事ができました。

 と云う事で因幡自転車道を南下、ただ河川敷のコースはご覧の有様、堤防上も走り抜けられそうなんですが。

 因幡大橋をくぐって自転車道が堤防上に上がり源太橋を渡る辺りからはなかなかの快走路に、岡山へのサインが気持ちをくすぐりますが、専用道は限られているのですよね。

 再び千代川右岸に戻り10時前に道の駅「清流茶屋かわはら」へ、早朝から携行食だけ持って走っていたのですが、ここで遅い朝食に、ただ食堂がお休みなので併設のコンビニでおにぎりを調達して食堂のテーブルで頂きます、とにかくクーラーの効いた処で一息入れられ満足です。

 さて再び千代川とJR因美線に沿ってR53を南下します、目の前で鳥取自動車道の高架が谷を跨いでいますが、少なくともあの高さまで登って志戸坂トンネルで合流するのですね。

22 ? 智頭駅に寄り道して小休止の後、黒尾峠を越え津山に向かうR53と別れてR373へ、前を走る軽トラの荷台に飼っているのかな、食べられちゃうのかな…  (智頭町内にて)
 智頭で因美線と別れた智頭急行の線路が見え隠れします、今日のルートはこの先R志戸坂トンネル経由のプランと西側の右手(うて)峠を越えるプランも用意してあったのですが、やはり倉吉スタートでは次案は厳しいですね。智頭往来(因幡街道)は江戸時代に整備された脇街道の一つで姫路と鳥取を結んでいたのですが、最近「智頭往来志戸坂峠越」が国史跡に指定され、整備が進められるそうなんですが、サイクリストとしては旧道の志戸坂隧道を通れる様にして貰いたいものです。

 14時過ぎに志戸坂トンネル(1,630m)に到着、トンネルそのものは一般道路のR373で歩行者やR125以下の車両の通行が可能、制限速度も50キロなのですが、鳥取自動車道と共用していて通る車は高速の感覚で走っているので車道を通るのは自殺行為。東側の歩道は自転車が乗って走れるだけの幅があり、車道との間に柵が設置されています、サイドバッグを付けていてもどうにか走れると云う感じですね。処でこのトンネルの入り口の歩道側には歩行者用ボタンが設置されていて押すと30分間「歩行者」がいる旨の表示が出るとの事ですが、この状況で意味があるのでしょうかね。鳥取道が合流していて交通量も多くて騒音も凄いのですが、表示が出ていても減速してくれる気配もありません。でもこのシステム、わ奈良県の新天辻トンネルや新伯母峯トンネル、黒滝村と天川村の間の新笠木トンネルや新川合トンネルに付けて貰いたいものですね。ともあれ約7分で通り抜ける事ができました。
 志戸坂トンネルを抜けると岡山県英田郡西粟倉村となります。ところで今回最終目的地を兵庫県佐用町にしたの 2021年に佐用郡石井村の道路元標の現存が確認され未収になっていたためなのです。
 岡山県から兵庫県側へ智頭往来は鎌坂峠を越えるのですがR373は北側のさっこり峠を越えます。ただ殆どの車はR429か川沿いに下る岡山県道5号作東大原線に入ってしまいます。残念ながら石井村道路元標は倒置された状態のまま、2002年に発行された藤原勝永著の「兵庫県の道路元標」で所在は「道路拡幅で不明」となっていました。ところで石井村は明治22年(1889年)の町村制施行時には岡山県吉野郡に属していますが、明治29年(1896年)に兵庫県佐用郡に編入されています、地理的には千種川水系に属していますので理に適っているのですが。

 再び智頭急行の線路と並行するに走り 1545 には平福へ。輪行で帰途に就く時間には余裕がありますので旧い宿場町の中を少し散策します、平福へは2016年4月以来になります。

 智頭急行の平福駅はなかなか立派な設えの駅ですが、無人駅で「スーパーはくと」等の特急は停車しません。待合室や多目的トイレもあって輪行支度するのも都合が良いのですが、駅前にはお店どころか自販機すらありません。補給が必要なら姫新線と接続する佐用駅まで足を進めた方が良いかと。次の下り 1803 発まで十分に時間がありますのでのんびり輪行支度をして、水道をお借りして身体を拭いて着替えも済ませてしまいます。
 慌ただしくせず山峡の無人駅でヒグラシの鳴き声を聴きながら過ごすのも良いものです。1803 発では佐用での姫新線への接続が悪いので智頭急行に630円を奮発して山陽本線の上郡まで向かう事に。(平福1803→1846)上郡1855→1927姫路1941→2043大阪2057→2156奈良2204→2234桜井 上郡から3,410円分乗車。
 本日の走行119.4キロ、年甲斐もなく2015年3月2015年2月以来の3日連続100キロ超を果たしました。

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【1185】 2024/7/31 佐用郡 石井村(現 佐用町)

「芋ヶ峠~津風呂湖畔~宇陀路」サイク

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 予定が変わり急遽丸一日の休みに、お天気も良さそうですので、一昨日 Facebook とゆるゆるCC で募ってみた処、ご一緒して頂ける方が若干名。お馴染みのkobaさんに先日の「紀見峠の棚田」でご一緒した田原本のYさん、私は初対面ですが4/6の「宇陀お花見ラン」に参加されていた大和高田のMさん、そして今朝になってDeGucciさんが八尾から自走で参加される事になって都合5名。
 コースは明日香村スタートで芋ヶ峠を越えて吉野町へ、津風呂湖北岸を走って入野(しおの)へ、定番の東吉野へは向かわず R370を三茶屋まで北上、県道28号吉野室生寺針線と町道を継いで宇陀へ越える、ちょっと短めぐるっと回って約65キロのコースです。

 15分前には私を含めて参加の5名が揃ったのですが、ドタ参の人もいるかもと9時まで待ってスタート、栢森、行者辻と一息入れながら芋ヶ峠へ向かいます。今回はランドナー3台にロード2台とゆるゆるCCならではの混成部隊。

 10時過ぎには芋ヶ峠(写真)を越え、吉野町千股、多々羅、平尾を経て津風呂湖に架かる平尾吊橋(みかえり橋)へ。



 吊り橋を渡り木の子広場の四阿へ、ここで各自持参の弁当とかで少し早めのお昼にします。土曜日とあって津風呂湖も賑やか、釣りのボートに加え近年カヌーの設備が充実したので、カヌーもずいぶんと増えました。

 さてお昼の後は津風呂湖北岸を入野へ向かいます。南岸即ち津風呂川左岸路は県道256号入野河原屋線になっているのですが、北岸は古くから近畿自然歩道に指定されている未舗装の小径が続いていました(当時の写真)。2006年頃でしょうか整備が始まり2015年には全線舗装され供用されました。車も通れる様になったもの幅員がない為に数100mおきに離合場所が設けられています。対岸とには3つの吊り橋が架かっていますが、いずれも車は渡れず両端の香束か入野からしか入れないために、釣り人か余程の物好きしか入ってくる事はありません、ただ深い沢をなぞって道が付いているので南
岸より相当遠回りになります。
 途中「津風呂村懐古」と記された立派な碑があり、津風呂ダムの建設で竜門村津風呂の50戸と国栖村入野の21戸が沈んだと記されています。

 それでも休日とあって数台の車とでくわしましたが 1243 には入野(しおの)へ。
 R370 を2.8キロ程走って三茶屋へ到着。サイクリストが一人いるなぁと思ったら、なんと久しぶりの輪童さんMBGFのスタンプラリーのチェックポイント巡りの途中だそうです。三茶屋にある「吉野見附茶屋」平日は無人ですが、土日休は地元のお母さん達がお店をだしています、今日はたこ焼きやみたらし団子なんかを焼いています。

 三茶屋でR370を離れ県道28号吉野室生寺針線へ、小名隧道を抜けて暫くは長閑な里山風景の中を緩やかに登って行き、最後に急坂となりますが 1355 吉野町小名と宇陀市大宇陀大熊の境界になる標高447mの無名の峠に到着。R370 関戸峠より標高で50m程高くなりますが、車が殆どやって来ないのでサイクリングには快適なルートです。
 無名の峠を下り突き当りを左に、右に行くと R166佐倉峠へでる事もできます、左へ進み県道219号佐倉大宇陀線を大宇陀へ下り松山街道へ。

 松山街道の映えスポット、気が付かないで通り過ぎてしまう人が多いのですよね、早速やらせ撮影会です。
 大宇陀の旧い街並み松山街道、昔の事を思うと最近は観光客やハイカーも増えて、お店も幾つか。



 宇陀川に沿って北上し、馴染のお店「おごぽご」へ、私自身は20数年の付き合いになります。

 「おごぽご」を後にし帰途に就きますが、女寄トンネルを避けて、宇陀川に沿って更に北上し篠楽から県道198号粟原榛原線へ、旧女寄峠への分岐になる笠間辻を経て女寄トンネルの桜井側に出る事ができます。16時過ぎには桜井に下り流れ解散と云う事になりました、ご一緒して頂いた皆さん有難うございました。本日の走行68.7キロ。

 CBRC 「大和高原ランドナーオフ」集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

帳尻り合わせに遠回り通勤

平城宮址 朱雀門にて

 明日はお天気が悪いと云う事ですので、今日は帳尻合わせに遠回り通勤へ…
 まずは橿原神宮の境内を抜けて西へ、深田池の向こうに金剛葛城のやまなみが。
 例によってまずは腹ごしらえ、1月ぶりに来たら「松のや」さん改装されて他店同様セルフ計形式に、それは構わないのですが外側も改装されて自転車が置きにくくなってしまいました。
 葛城川沿いまで戻り京奈和自転車道を北上します。


 ここのトラップは相変わらずです、奈良県道路マネジメント課は危険性を認識していないのでしょうか、まぁ彼らは机上でした物事を考えていませんからね。

 いつまでやってんの、とにかく迂回路が難解、北行きに関して土庫川と葛城川の間を鳥居大橋まで走るのが良いかと、どうやら6月28日までの様ですが。
 桜橋西詰で京奈和ルート
から離れ飛鳥葛城自転車道を、大和川右岸太子橋北詰から御幸橋北詰近くまでの通行止区間を対岸から見ると、巨大な遊水地でも造っているのでしょうか。
 御幸橋南詰までやってきました。さっきから目に付く新しい標識「世界遺産周回サイクルルート」、何なんでしょうね。まずは標識ありきは毎度の事で、南部一周コースや不動七重の滝コース、東ノ川・薬師コース、はどうなった!

 御幸橋を渡り富雄川沿いの自転車道に入ります、治水上の問題もあると思いますがR25と交差する米寿橋とかJRとの様にアンダーパスにしてほしいものですよね。
 近鉄大和郡山駅北の立体交差、もう長い事やってますなぁ… 後何年掛かるのでしょうか。

 秋篠川沿いに入ります、再び京奈和ルート、歩行者自転車専用道路とは云え、狭い上に散歩する高齢者やランナーが多い。
 とにかく平城宮址までやってきました、水上池あたりまで北上しようかと思っていたのですが、予定の50キロはクリアするので帰途に、みやと通りを南下し柏木町から佐保川河畔へ。

 京奈和ルートへ。
 三郷橋を渡り菅田神社参道下ッ道(中街道)へ、天神橋で大和川を渡り、庵治町でR24を跨いで大北橋西詰で再び大和川河畔へ。桜井イオンで買い物を済ませ 65キロ程走って14時半には無事帰宅。昨年5月の910キロをクリアして「帳尻合わせ」もできました。

ゆるゆるCC「紀見峠の棚田」サイク

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。(Photo : タックさん)

 今日はK君とゆるゆるCCの「紀見峠の棚田」サイクに顔を出してきました。一昨々日に150キロ近く走ってますし、来週火曜日にF1氏とロングライドの計画をしていたのですが、火曜のお天気が最悪の予報になり、大ちゃんやタックさんとキャンプの打ち合わせもしておきたっかたので、急遽の参加となり、K君まで引っ張り出す事に…
 ところで集合場所の柏原市役所前経由で紀見峠まで行くと五條経由で帰る方が近くなるので、石川サイクリングロード~高野街道~トトロ街道と走り紀見峠を越えて「芋谷の棚田」と「細川柱本隧道」までご一緒してお別れる計画です
 集合時刻は 0730 さすがに1時間半では厳しいかとK君とは 0545 と約束していたのですが 0538にスタートができました。大和川河畔から寺川沿いにショートカットして太子橋の手前で再び大和川河畔に入るコースです。なお現在太子橋北詰から西名阪の下まで通行止となっていますので、南側の新保田橋へ迂回します。
 お約束の15分前には集合場所の柏原市役所前に到着、本日の参加者は私たちを含めて11名、紅一点はけいこさんに…(写真右 : タックさん)
 0744 紀見峠に向かってスタートです。(写真 : タックさん)

 年末恒例の「石川ポタ」でお馴染みのサイクリングロードへ、土曜日とあってローディやランナーの多い事。(写真右 : タックさん)

 先頭は大ちゃんの様ですが、何やらペース良すぎ… (写真右 : タックさん)

 サイクル橋を渡った処で小休止。(写真右 : タックさん)
 河内長野へ、駅裏と云うか横を通って激坂だよね。

 高野街道を往きます。(写真右 : タックさん)

 南海高野線三日市町駅、駅前のスーパーでお昼を調達します。(写真右 : 大ちゃん)

 「トトロ街道」へ、南海高野線の河内長野以南が複線化される前のルートの廃線跡ですね。新緑と木漏れ日が心地良いです。(写真右 : タックさん)
 天見駅前にて、2019年9月に来ていますが、「あまみ庵」が廃業して久しいですね、2005年の「天野街道ポタ」
 再び「トトロ街道」上の高架はR371石仏バイパス。後ろ姿ですが左から大ちゃん、私、ヤマタンさん(写真 : タックさん)、同じ順序で25年前の3人
 少しばかり(1.4キロ)国道を我慢しなければなりませんが。この6月2日には新しい天見紀見トンネル(自動車専用道)が供用されるので、この区間の交通量も減って少しは快適になるでしょうね。(写真 : タックさん)
 峠への旧道に入った処の木陰で小休止。

 紀見峠に到着。右の旧い方の標柱には標高400mとありますが、現在の車の通れる峠(旧R371)は387m程です。
 和歌山県側に少し下ると「芋谷の棚田」への分岐を記した標柱が。

 「芋谷の棚田」に到着、大きなものでもありませんが案内板によると138枚あるとか。

 棚田と里山風景を見ながらお昼にします。

  お昼の後は、今は崩落の危険がある為に踏み込む事はできませんが「細川柱本隧道」へ。案内板によると隅田(すだ)村(伊都郡、 現在の橋本市)から生糸や葉タバコと云った産品を大阪方面へ運ぶために為に明治中期に開削された隧道とあります。しかしこの時点では西側に古くからの高野街道があるのにと、些か納得が行きません。
 隧道で行きどまりですので、再び「芋谷の棚田」へ通って引き返します。
 狭い山間の棚田ですので、棚田を入れて記念写真を撮るのも一苦労。(写真 : 大ちゃん)

  私とK君を除く一行は、再び紀見峠を越えて千早方面の棚田へ向かうと云う事ですので、ここでお別れです。(写真 : タックさん)
 一行とお別れしK君と高野街道を御幸辻駅近くまで南下します、五條方面へショートカットする県道731号二見御幸辻停車場線に入る為で、2019年9月に逆方向に走ったログをなぞります。周辺は住宅開発で地形が変わり随分と新しい道もできていますので、厳密に県道731号をなぞっている訳ではありませんし、細かなアップダウンが結構堪えますが、JR和歌山線の五条の一つ手前の大和二見へ下る事ができます。
 その途中で橋本市細川と云う地名が現れます、つまり「細川柱本隧道」の細川なのです、隧道がある事で御幸辻まで下り遠回りせずに紀見峠方面へショートカットできた訳です、県道731号の存在の不可解さと共に、納得した次第。

 ここから見上げる金剛山は奈良側から見るのと随分と形が異なって見えます。県道731号は紀の川の支流落合川を渡って奈良県へ。

 大和二見駅前を過ぎて五條新町へ、今日は土曜ですの「鉄道模型や」がOPENしています、K君も興味があるかもと立ち寄ってみる事に、しっかり2人で半時間近くはまっていました。(写真右 : K君)

 せっかくですので「グランフォンド in 奈良・吉野」のモバイルスタンプラリーのチェックポイントを2ヶ所回って吉野川沿いに阿田へ。大阿太高原を越えて薬水に下るのが定番コースなのですが、椿橋まで遡り壺阪峠を越えて帰途に就く事に。
 と云う事で最後に少し遠回りしましたが、116キロ走って、17時丁度に無事に桜井に帰投しました。半日でしたがご一緒頂いた「ゆるゆるCC」の皆様、有難うございました。
 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。

久し振りに「二つの丹生川」へ(後半)

西吉野大滝


 さて和歌山と奈良の県境「鳩の首峠」?を越えて奈良県側へ、奈良の丹生川の支流永谷川沿いに3.5キロ程下り R168へ入り、旧道への分岐(写真右)まで1.2キロ程下ります。

 西吉野大滝を経て立川渡へ、県道49号勢井宗川野線に出て左折(写真左)、宗川野で再びR168へ、鉄道橋としては珍しい方丈ラーメン橋は五新線のもの、バス専用道としても供用される事はありませんでした(写真右)。

 西吉野城戸で丹生川本流へ入ります。城戸はかつてのバス専用道の終点になります(写真右)、久し振りに停留場跡まで行ってみようかと思ったのですが、右折するなり「通行止」の看板が。
 なんと県道20号下市宗桧線が城戸と十日市の間で時間通行制限、時間通行制限と云っても9時から16時までの間で通行できるのは6回だけ。次は1430からの僅か5分間、ガードマンの話では通行止めになっているのは2.5キロ先との事、現在時刻 は 1417  緩やかな登りですが計算できない距離でもありません。
 少し頑張って規制区間に 1423 に到着、木材を満載したトラックの前ではローディが一人待っています。話を交わしてみると奇遇にもFacedbookの「友達の友達(Al-Qaedaではない) 」のC.Kさんでした。
 丹生川沿いの県道138号赤滝五條線を丹生川上神社下社まで行くとの事ですのでご一緒する事に。彼女によると丹生神社には2頭の馬がいるのですが仔馬の方のクロが毎日17時のチャイムをきっかけにある芸?をするのだとか、それを見に行くのが彼女の今日のミッション。
 県道138号に入ると平日だけに全くと云って良い程に車と出遭う事がありません。旧丹生小学校の木造校舎も解体されて久しいですし、桜とサンシュユが咲き競う西山の桃源郷、この春も来れませんでしたね。

 15時過ぎには丹生川上神社に到着、しかし名前がシロとクロとは何とも安直な、せめて「白鵬」とか「黒海」とかネ。
 17時まではただ私はまだまだ時間がありますので、時間調整に道の駅「吉野路黒滝」まで進む事にします。(写真 : C.Kさん)

 ただ私は暗くなる前に裏芋を越えて帰りたいので、残念ですが C.Kさんとは道の駅でお別れ、黒滝村役場のある寺戸から県道48号洞川下市線へ、地蔵トンネルを抜けます。
 下市町才谷まで下ってきましたが、県道257号線才谷吉野山線へ登り返します。登りはもう結構と云う御仁はこのまま県道48号を走って頂ければ下市の千石橋にでる事ができますので、輪行なら近鉄吉野線下市口から帰途に就く事ができます。

 県道は勝手神社の横に出ますが、平日の吉野山は静かなものです、それでもインバウンドの方が多い様で。「静亭」が営業していたのですが、時間もありませんし今日は失礼して更に登って如意輪寺側から下ります。

 17時丁度に近鉄吉野線の吉野駅に到着、0945 に九度山駅をスタートしてここまで約75キロ、休憩を含め7時間余りの行程です。

 1712 上市橋を渡り 1736 に吉野町千股から峠道へ、 1815 芋ヶ峠(写真左)を越え明日香村栢森へ下り(写真右)。148.3キロ走って 1916 無事桜井の自宅に帰投する事ができました。(前半に戻る)

2泊3日の予定で四国の右上に (3日目)

吉田港を見下ろす、福田港へは対岸の岬を越えなくては…

 高松では昼から本降りになる予報どころか夜のうちに少し降った様です。このまま走らずにJR高松駅から瀬戸大橋線経由で帰途に就くか、予定通り小豆島に渡るか悩ましい処で、ただこの時点で路面は乾いていて、南回りではなく午前中に小豆島北岸を走り抜けるなら、あまり濡れずに福田港へたどり着けるかも知れません。
 意を決して高松港 0625 発の土庄行きに乗船。
 定刻の 0725 前には土庄港に到着、霧雨の様な状態ですが路面は左程濡れていません。
 海岸沿いの香川県道253号屋形崎小江渕崎線を行きます、四海漁港を過ぎ岬を回り北岸に入る頃には霧雨も収まります。大部港と記されたブルーライン、日生大部航路は昨年12月に休航になっています、4便/日でもあれば最悪は日生へ渡る事ができたのですが。0823 には山越えしてきた県道26号土庄福田線に合流しますが、交通量が些か増えてきます。
 0844 大部に到着、休航と云ってもこの港にフェリーが入る事はもうないでしょうね、日生港は日生駅から歩いて行けるだけに便利だったのですがね。
 シロウト予想ながら小豆島北岸は降られる確率は多少低いだろうと考えていたのですが正解だった様です。 フェリーの時刻には余裕もありますし、降られる心配さえなければのんびり行きたい処なのですがネェ…
 0930 吉田港に到着、43年ぶりですが、昔接岸した場所とは少し違う様です。
 接岸した浮桟橋はどうやら川を挟んだ南側のリゾート施設の敷地内の様で、桟橋の処まで行く事はできませんでした。写真右は1981年9月14日、左から27歳の私、その後「一点鐘」を創業するE氏、日本に初めて Herry Hansen の商品を輸入したT氏。
 0946 には福田港へ、次の姫路行きは 1140 発、0920に出たばかりなのですがね。少し南に走った処にある木原食堂が営業していたので入る事にし、かつ丼とすうどんを注文。朝食は取らずこの天気の中を携行食だけで走ってきただけに、温かい食事が助かります。
 姫路港から最寄り駅の山陽電鉄飾磨駅までは約3キロ、さすがに輪行袋を担いで行く訳にも行きませんのでそのまま乗船するつもりでいたのですが、出航30分程前に乗船券を買いに窓口に行くと、今日は海が荒れているために自転車や二輪は載せられないとの事、特に乗り場に掲示とかには気が付かなかったですが、「海上風波による悪天候時、風速計が7m/sを観測した場合、特殊手荷物(自動二輪車および自転車)の乗船をお断りいたします。※自動二輪車については、トライクまたは、サイドカー付を含みます。上記以外の海上荒天時にお断りすることもあります」と云う事らしいです。自転車は輪行袋に入れれば良いと云う事ですので大慌てて輪行支度をする事に。
 とにかく無事乗船する事ができましたが、そんなに揺れなかったですがね。輪行袋を持たずに自走のつもりで小豆島へ渡られる方は要注意、姫路港では小豆島へ渡れずに困惑している単車のグループが。

 路面はかなり濡れていましたが幸いにも降られずに飾磨駅へ。前回勝手が判らず駅南側の狭い通路で輪行支度をしたのですが、北側にはエレベーター前にお誂えのスペースが、ただ姫路港側から来ると北側の駅前広場ってちょっと判り難いのですよね。時間もある事ですし写真を撮ったりしながら、のんびり輪行支度
 姫路からJRで新快速利用で帰る方が時間的に早いのですが、阪神なんば線のお陰で山陽~神戸高速~阪神~近鉄と乗り換えで改札を通る必要がありません。
 しかし先の場所、駅の下りホームから丸見えですね。この時のんびり写真など撮らずに 1427 発の阪神梅田行き直通特急に乗っていれば良かったのですが…
 次の 1442 発に乗車するなり白浜の宮付近で踏切障害で10分近く停車、尼崎で 1634 発の阪神なんば線経由東花園行に乗り換える事になり、鶴橋発 1708 発名張行急行に乗り継ぐ段取りだったのですが、16時半頃に久宝寺口駅で発生した人身事故で近鉄大阪線上本町-高安間は運転見合わせに。休日とは云えこの時間ですから狭い鶴橋駅下りホームは溢れかえる事は目に見えています、その上輪行袋を担いだ身の上、その内やってきた大阪線下り電車には「回送」のサボ、上本町駅は入ってくる上りで一杯、運転再開の目途が付かないので下りを回送で出さないといけない状況である事が想像できます。飾磨駅をICOCAで乗車しているので振替輸送の対象にならないのですが、JR天王寺経由で迂回した方が賢明との判断で大阪環状線へ。
 天王寺 1747 発大和路快速に乗る事ができ王寺乗換で無事に桜井 1839 に到着、ところがICOCAがエラーになって改札を出る事ができません、どうやら鶴橋駅での乗り換えで前の人がエラーになっていたのが災いしたかして、鶴橋駅で正しく通れてなかった様です。 精算を済ませ、こんなのを貰って無事出場。

 どうやら近鉄も運転は再開している様ですが、まだマトモには動いていない様子、とにかく影響を受けた1万4千人の一人となり、270円余分な運賃を払って予定より2時間近く遅くなって桜井の自宅に帰投しました。
 本日の走行、宿→高松港1.7キロ、土庄港→福田港32.6キロ、姫路港→飾磨駅3.0キロ、都合37.3キロ。3日間では218.8キロ走った事に。

1日目 2日目 3日目

遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(後半)



 R166との合流点手前が高見山を望むビューポイント、誰が云ったか関西のマッターホルン、まぁ東吉野のシンボルには違いないです、峠の向こうは三重県。
 先月の「高見の郷」への人出も落ち着いて静かなものです、県道251号谷尻木津線に入り 1319 には宇陀市との境界になる一谷峠(600m)を越えます、岩端に下るまで1台の車にも出遭わず。なかり良いペースでやって来ました。

 岩端に下りお馴染み「月うさぎ」へ、連休でお忙しかった様で番頭さんも少々お疲れのご様子、猫たちも接待疲れか姿を現しません。

 ランチの予約もしてなかったのですが、最後のを頂く事ができました、連休とあってか入れ替わり何組かのお客さんが、1420「月うさぎ」を後にします、手前の「月の宝箱」ではソロテントを張っている方が、再来週1泊でお世話になります。
 菟田野松井橋ローソンの向かい「菟田野アグリマート」に立ち寄った後、走り出した途端に嫌な音が… リアのスポークがクロス部分で破断、ほんの少しテンションを調整して取り敢えず走る事は、テープもケーブルタイも持っていなかったので、ニップル側を緩めて外したのですが、折れたのがスプロケット側なので外せません、ローに入れて万が一にジャムるとまずいので、緩いコースで帰途に就く事にします。ただ今週金曜の勤務明けからこのErbaロードで和歌山港まで走り南海フェリーで徳島へ渡る計画をしているので、取り敢えずでもスポークがあるかなぁ、それに長さも判らんし。

 芳野川を宇陀川の合流点まで下り、宇陀川べりを篠楽まで戻り県道198号粟原榛原線で笠間辻へ、市境を越えて少し下ると女寄峠の桜井側に出ます。
 「麦笑」のパンのお裾分けを「4’Season」に届け、スーパーで買い物をして 1723 無事に帰投、心地よい気候の中を久しぶりにがっつり走れた1日でした、スポーク折れを除けば、本日の走行93.5キロ
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