第12回月うさぎキャンプ(3日目)

 3日目朝の集合写真。今回期せずして「旅する自転車 ランドナーの本」に掲載された自転車が3台揃ったので、掲載誌を入れて記念撮影を。(大きな画像はうちのHPの「ツーリングの記録」でご覧頂けますが、認証が必要です。

 「月うさぎキャンプ」最後の朝です。色々なソロ用テントが見られるのも愉しみ、おつねさんのおニューのMSRいいなぁ….
 名残惜しいですが撤収作業を始めます。
 10時には「月うさぎ」を後にし出発です。
  恒例の写真撮影、横一列に並んでスタートするのですが、重いキャンピング車だけにこれがなかなか難しいのです。第8回は7台、第9回は9台だったのですが、今回は14台、とても無理ですのでクラシック組8台とモダン組6台に分けたのですが、つっちーさんが遅れてしまいました。(写真左 : バクローさん、写真右 : ダイバーてっちゃん)
  続いて今時のスタイルのモダン組、6台全てがオルトリーブとは。さぁスタート、6台が上手く揃いました。(写真右 : バクローさん)
 川崎のS氏はここでお別れです。初参加それも遠路はるばるご参加頂き感謝です。マグロとアボカドのカルパッチョも大好評でしたね。



 帰り道新しく宇陀市菟田野岩端に移転する「月うさぎ」を見学させて貰う事になり、一谷峠を越えます。
 一谷峠を駆け下りる。
 岩端に下り三叉路を右折し新しい「月うさぎ」への道を行きます。





 新しい「月うさぎ」は岩端の三叉路を東へ800m程少し登った処、集落の外れにあり、立派な古民家を改修したものです。ただ山あいの民家なので今までの様にキャンプができる様なスペースがないのです。

 第一印象はとにかく広いです、加えて奥に離れが続きます。
 一同キッチンからお風呂までおちこち見学させて貰います。番頭さん曰く宴会大歓迎、結構泊まれますよと、皆さん乗り気ですが私としてはキャンプができないとネェ… まぁ新しい形でのツーリングの企画が考えられるかとは思いますが。
 新「月うさぎ」から見下ろす岩端の風景、標高は490m程。

 見学を終え帰途に就きます、アリオリ組は再び一谷峠を越えて「よしの庵」へ、本隊10名は芳野川に沿って下る事に。(写真 : バクローさん)
 菟田野で関戸峠経由で吉野へ下るタモさん、二本杉橋で榛原へ向かうniwa-chanとLibertyさんとお別れ、女寄峠を下って明日香村のデポ地へ戻るのですが、Nakamuraさんと夕方から所用のある私は桜井でお別れする事になり、第12回 月うさぎキャンプを終える事となりました、「月うさぎ」の瀧口夫妻を始め参加の皆様有難うございました。本日の走行31.3キロ。

 集合写真を含む「第12回月うさぎキャンプ」)の写真をうちの HP にアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、一部にバクローさん、setoさん。skuramさん、佐々木さん、ダイバーてっちゃん、UG兄さん、ショコラさん、Nakamuraさんの写真をお借りしています。私の分に関しては大きなサイズ(1920×1280)の画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。

ショコラさんのブログ「四半世紀の時の流れ 自転車」

前夜まで 1日目 2日目 3日目 まとめ

第1回 2010年10月10~11日  第2回 2011年 4月29~30日  第3回 2011年10月8~10日  第4回 2012年 4月28~30日  第5回 2013月10月12~14日  第6回 2014年10月11~12日  第7回 2015年 5月4~6日  第8回 2015年10月10~12日  第9回 2016年5月3~5日

 

第12回月うさぎキャンプ(2日目)

月うさぎの朝

 「月うさぎキャンプ」は原則2泊3日で行われてきていて、2日目は東吉野村々内をサイクリングしています。今回は第11回に続いて三重県との県境高見峠(899m)まで往復し、シュコラさんの音頭で「峠の釜飯」をやろうと云うものです。
  出発までまったりと朝の時間を、2泊ならではのゆとりの時間を。
 シュコラさんが準備してくれた「峠の釜飯」セット、限定16食。下ごしらえをした材料とお釜、シングルバーナーは各自で運びます。

 

 さて高見峠に向けて出発です。
 ところが出発するなりアクシデントが、タモさんのオルトリーブのフロントバッグの取り付け部が破断してバッグを巻き込んで点灯、幸い悪路の下り始めでスピードも出ていなくて、少しを腰を打った程度で外傷もないとかで、バッグを外して応急処置で走行可能に、百戦錬磨のメンバーが揃っているので対応もあざやかなものです、ただオルトリーブが…と云う声しきり、今回でも6台かが使用しています。
 県道28号からR166を走り高見山登山口バス停へ。こごが奈良県側最後の自販機だったのですが撤去されてしまった様です。ここから暫くR166を、GWとあって車や単車が多く峠への旧道の入り口まで我慢の走行です。
 峠への旧道分岐へ到着、ここからは車に気を使う事なくのんびり走る事ができます。
 高見山を見上げるポイントにて、どうやらこの先は通行止になっている様で、情報がないので果たして峠まで行けるのでしょうか。
 今登って来た道を見下ろせるビューポイントにて。
 今回、初参加で川崎から駆けつけてくれたS氏、脚が吊ったとか云ってますが、満面の笑顔で峠道を登ってきます。
 通行止めにする程でもなさそうな崩落箇所がありましたが、問題なく高見峠に到着、登山客とみられる車が数台停まっているので、三重県側からのアプローチには問題ないのでしょうね。さてショコラさんから「弱火で10〜11分炊いて12〜13分蒸らして下さい。」と指示があって各自釜飯を焚き始めます。今まで高見峠では風が強くて難儀したので各自風防を準備してきたのですが、今日は穏やかです。
 火を止め蒸らす間が待ち遠しい事、どうやら皆さん上手く炊けた様です。上手く炊け過ぎてお焦げが欲しいとの声も。しかし各自一人用のお釜と材料と火器を積んで峠まで釜飯を炊いて食べに行くなんて、遊び心満点と云うか。
 帰りは標高差うん百mのダウンヒル、あっと云うまに木津(こつ)まで下ってしまいました。
 私は今夜の食材の補充に鷲家(わしか)の「ひよしの里」まで往復します、豚バラ肉とえのきに、椎茸があるので、ほうれん草と豆腐、それに地元産のポン酢があったので、常夜鍋を振る舞おうかと。そんなこんなで少々遅れたのですが、前後して後半1泊2日のアリオリ組と麦ことLibraryさんが到着します。
 昨日同様に「たかすみ温泉」まで往復して夜の宴が始まりますが、注目は昨夜のショコラシェフに代わって今夜は「アリオリドス」の竹元シェフです。
 今夜もと云うか「月うさぎキャンプ」最後の夜は長いです。本日の走行43.9キロ(買い出しで木津から鷲家まで往復したので高見峠往復の距離より長くなっています。)

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第12回月うさぎキャンプ(1日目)

東吉野村高見川河畔を行く

 本隊と云いますか明日香組は朝8時に出発できる様に、明日香村の某所に集合、芋ヶ峠を越えて吉野川~高見川に沿って遡上するルートで「月うさぎ」を目指します。距離的にはR166女寄峠経由が最短になる訳ですが、交通量が多く急坂の続く西峠や女寄峠を避け、距離で倍近くにもなるこのルートを敢えて選択するのは、芋ヶ峠を含め自転車ツーリングにはお奨めのルートなんです。
 明日香組往路はvivvaさん、setoさんとつっちーさんに私の4名、vivvaさんがフロント2サイドで他は4サイドの構成、なんとsetoさんは大学以来34年ぶりの4サイドとか。さて顔ぶれが揃って出発準備も整ったので些か早いですが7時半にはスタートする事に。
 県道15号桜井明日香吉野線は昨年秋の豪雨禍で吉野側で路盤の崩落があり、以来芋ヶ峠を挟んで明日香村栢森(かやのもり)~吉野町千股の間が通行止となっていますが、歩行者や二輪なら通れる幅が残っています、恐らく復旧工事が始まれば通して貰えないかと思われますが、幸いと云うか今だ手付かずの状態です。山仕事の車以外は車が入って来ない状況ですので、柴や細かい石が散乱していて路面状況は良くありませんが、下りで気を付ければどうって事はありません。崩落箇所(写真右)も乗ったまま通過、皆で渡ればちょっと怖そうです。
 吉野川河畔のR169旧道を走って河原屋のローソンにて小休止。今回神戸からのタモさんは吉野神宮駅付近でデポしての出発、幸い対岸路を走っているのが見えましたので、早めに合流する事ができここから5台で走る事に。R169を避けて妹背大橋を渡り対岸県道39号五條吉野線を走り、柴橋で再び右岸に戻ります。
 宮滝からは高見川右岸のR370と県道16号吉野東吉野線を行きます、新緑と清流と最高のロケーションです。東吉野村域に入り約5キロで最後のニホンオオカミ捕獲地を記念した「ニホンオオカミ像」ここで小休止、ここまで先頭をお願いしたvivvaさんが引っ張ってくれましたが、些か調子良過ぎ。東吉野村役場近くで京都からのわしはGTさんが待ち構えていました、ここからは6人で高見川左岸を行きます(巻頭写真)。
 お馴染みのパン屋さん自然酵母「麦笑」で取り置きして貰っているバゲットとカンパーニュを受け取ります、ここまで結構良いペースでやってきたので縁側を借りて時間調整。
 UG兄さんが登場、明日京都で行なわれるアイズバイシクルの「コッパ・デ・バケッタ」に参加する為に今回の「月うさぎキャンプ」は不参加ですが、練習を兼ねてカンビオコルサで津風呂湖から走ってきはりました。続いて遠路川崎からのS氏が「月うさぎ」にデポして下って来ました、せっかくですのでUG兄さんの案内で「ニホンオオカミ像」まで往復されます。
 お昼は例によって手打ち蕎麦「よしの庵」で頂きます。「月うさぎ」デポで戻ってきたD女史とダイバーてっちゃんも加わって11名でお邪魔しました。徐々に走りながらメンバーが増えてくるのが最近の「月うさぎキャンプ」の面白い処です。
 東吉野村木津(こつ)、関西のマッターホルンとか云われる高見山を見上げるポイント、雲一つない空に高見山をバックに記念撮影を、すみません今回三脚を忘れてきて、日帰り参加のお二人の交替で撮って貰いました。
 R166を跨いで県道251号谷尻木津線へ、10名の大所帯になったので適当にバラけて走る事に、谷尻の三叉路では神戸からのskuram組が待ち構えていました。(写真:skuramさん)
 14時半には月うさぎに到着。元は分校だったこのスペースがグループでのキャンプを可能にしてくれました。既に着いている面々はテントに設営や料理の準備に余念がありません。 大阪から初参加のnakamuraさん(写真:左)、名古屋を一昨昨日に出発しのんびり走ってきたおつねさん(写真:右)と次々に到着。先に合流した川崎のS氏とおつねさんとは2月の「御前崎オフ」でもご一緒して貰っています。滋賀から自走のniwa-chanにも到着して、本日参加の18名が無事揃いました。
 設営と料理の下準備ができた処で、車載組の車に分乗して近くの「たかすみ温泉」まで往復します、距離5.5キロはともかくも標高差が180m程ありますので、さすがに自転車では往復できませんね。
 さて温泉で汗を流してさっぱりして宴の始まりです。「月うさぎキャンプ」は自走であれ、何か一品がお約束、料理の苦手な人は何か一本。GWの「月うさぎキャンプ」は陽が長くて良いですね、朝が寒いですすが。


 写真はほんの一部です、正直撮ってるヒマがありません。「月うさぎ」からはピザの差し入れ、ここには石窯もあります。(写真はバクローさん、ショコラさんからお借りしました。)
 ここでちょっとしたサプライズ、9年間12回の「月うさぎキャンプ」でお世話になった番頭さんとさっちゃんこと「月うさぎ」の瀧口ご夫妻へ参加者一同からお礼のプレゼントを。
 
 所用で参加できない由の「月うさぎキャンプ」常連ヤマタンさんが登場、次々とSNSで状況が流れるので、仕事にならないとか、京都から今夜だけのとんぼ返りです。
 陽も暮れて盛り上がってきた処でキャンプファイアーに点火、毎回番頭さんが準備してくれます、多くのキャンプ場では直火禁止の昨今、大きな火を囲めるのも「月うさぎ」ならではです。宴は日付が変わるまで続いていた様な、明日は恒例の村内サイク、高見峠で「峠の釜飯」です。(写真左:川崎のS氏)
 なお自宅桜井から明日香村の集合場所までを含めて本日の走行66.8キロ、AVS14.6キロ。

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最後の「月うさぎキャンプ」へ


 2010年10月から足かけ9年、今回で12回目(番外編を加えると13回目)を迎える「月うさぎキャンプ」ですが、場所をお借りしている古民家カフェ「月うさぎ」が東吉野村谷尻(たんじり)から宇陀市菟田野岩端へ移転する事となり、ひとまず今回を以って最後と云う事になりました。今では決してメジャーとは云えない自転車キャンプツーリングですが、キャンプ支度の自転車で山深い「月うさぎ」に集おうと云うもので、年1回か2回をGWと10月の連休に原則2泊3日で行なっていて、今回は4月28日から30日の日程となりました。
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月例 東吉野サイク

東吉野村滝野 県道28号 染谷峠にて

 週末に「月うさぎキャンプ」で同様のコースで東吉野村へ向うのですが、昨日に続き「自撮り」の準備を整え下見も兼ねて出発です。
 ところで昨日動作不良で上手く使えなかったタイマーですが、新型なのに使い勝手が悪くて出番のないモデル(写真左)を代わりに持って行く事に、ジョグダイアル風のスイッチが使い難いのと、動作中表示がLEDから液晶になっているのです。
 芋ヶ峠で「自撮り」にトライ、しょっちゅう越えている峠ですが、季節や陽射しが変わると、新しい発見も。
 吉野川河畔に下ると妹背大橋から柴橋までは対岸の県道39号五條吉野線を走り、後は遠回りにはなりますが五社トンネルを避け、吉野川から高見川に沿ってR370と県道16号吉野東吉野線を行きます。鮮やかな緑と高見川のせせらぎ、カジカガエルの鳴き声が川面を渡る、このルートで一番好きな季節です。
 例によって自然酵母のパン屋さん「麦笑」に立ち寄り、週末の取り置きもお願いしておきます。

 手打ち蕎麦「よしの庵」案の定と云うか売り切れ、やはり予約しておかなあきません、週末には一同揃って寄りますので、それまでお預けと云う事で。
 高見川に沿って緩やかに高度を上げて行きます。
 現在、東吉野村木津(こつ)で旧R166が普通になっています、自転車なら谷尻(たんじり)方面なら通れますが、車では現在のR166を次の信号まで迂回しなければなりません。
 今日はいつもの様に谷尻から一谷峠へ向わずに、県道28号吉野室生寺針線で染谷峠(標高713m)を越える事にします。
 峠近くで3回ばかり「自撮り」にトライ。
 染谷峠を越えR369旧道の大内峠に下ったのが16時前、コース的には室生寺から室生ダムと走りたい処ですが、時間も推して来たので車が多いのですがR369で帰途に就きました。本日の走行100.9キロ。

 

大和高原あみだサイク


奈良県山辺郡山添村峰寺にて

 今日はasuka号で「自撮り」の段取りを整え、高野山から野迫川方面へ走ろうか企んでいたのですが、昨夜になってお腹の調子が悪くなり大人しく休んでいたので、すっかり出そびれてしまいました。ともあれそっちの方は落ち着いたので出掛ける事にしたのですが、この時間から高野山は後が厳しいので、昨日同様大和高原へ向かう事にしてまずは初瀬ダムへ。昨年秋に土砂崩れで通行止になっていた対岸路ですが、いつの間にか復旧した様で、あちこちで県道が通行止になったままの中、緊急性のないだろうダムの周回路が復旧するとは、予算の出所が違うのでしょうかね。
 今日も昨日と同様に小夫(おぶ)から藺生(いう)町へ。田んぼには水が入り鯉のぼりが、もうすぐ5月なんですね。

 

 昨日お昼にした「ミモザガーデン」の前の並松池の回りを、隣のヤマト運輸の営業所がなければ、なかなか良いロケーションなんですが。

 

 名阪国道を跨いで天理市山田町へ、県道47号と県道246号を継いで、布目川上流域の穏やかな里山風景の中を走ります、実は或るサイクリングのプランを相談されているので探索も兼ねてなんです。

  県道127号北野吐山線を北へ、県道80号奈良名張線に出た処、RRCBの皆様にはお馴染みの箱庭ポイント、橋のたもとでお昼にします、コンビニ弁当ですが、里山の風景と川のせせらぎは最高のご馳走です。右の写真は昨夏に県道から撮ったもの、電線が邪魔するんですよね。
 と云う訳で、田んぼのあぜから狙ってみました、電線はかからないのですが、やや低すぎて手前の欄干が。ところが本番になるとタイマーが動作しないのです、1時間余り行ったり来たりを繰り返しどうにか1テイクだけは何とか、どうもコネクタかケーブルが接触不良を起こしている様です。
 タイマーがあてにならないので「自撮り」は諦め、小倉まで戻って旧R25を切幡まで走り県道244号で毛原へ越えます。県道782号と781号、笠間~小原~多田~白石と定番コースを逆に走りますが、見慣れたはずの風景が新鮮に見えます。
 17時前には三陵墓古墳群史跡公園へ、ここへ午後にくるの初めてで、石像も違った顔に。後は朝登ってきた長谷寺へ下れば良いのですが、気忙しい車の多いR165を避けて、笠山荒神へ登り返して巻向へ下り上街道で帰途に。本日の走行91.3キロ。
 ところで何故「あみだサイク」なのか、今日は走った県道246号馬場針ケ別所小倉線、県道245号助命下荻線、県道244号毛原切幡、これら並行する国道や主要な県道をあみだクジの様に結んでいるのでそう呼んでいるのですよ。
 

緑が眩しい季節に

天理市下仁興町にて

 駆け抜けて行った桜前線、でも気候も良くなってきて色々と行きたい処が山積みなんですけど… ところが来月再来月と仕事の都合であまり時間がとれない事態に、梅雨入りまでずれこんでくれないかと期待していたのですが、そうは上手くは行かない様でして。月末には最後になるだろう「月うさぎキャンプ」が控えてはいるのですが、今日明日とお天気が良さそう、走れるうちに走っておこうと。
 好事なんとかで、昨晩はあまり眠れなかったりとか、所用を済ませ立ち寄ったドコモショップで思いの他時間を取られたりして、牡丹見物で賑わう長谷寺門前を過ぎ初瀬ダムに取り付いたのは11時をまわってしまいました。
 まぁ別どこまで走るなんて目的も決めている訳でもないいので…
 小夫集落の先、名残の桜が見えたので久しぶり旧道へ入ってみましたら、こんな長閑なポイントがあったんだと再発見。県道38号桜井都祁線、昔はこの区間で信号機があって長らく交互通行の時代があったんですよね。
 旧都祁村域に入った処で藺生(いう)町へ寄り道、桜並木は終わって紫陽花ロードになるまで路肩にはタンポポの列が。
 結局お昼時になってしまったので県道沿いの「ミモザガーデン」へ行く事に。ランチは魚だったので、焼カレーを注文、トッピングに玉子とアボカドがあるそうなんですが、次はアボカドに挑戦してみるかな、サラダが付いて850円也。ここのお店、時間のない時にはお勧めできません、窓から見る風景同様、時間がゆっくりと流れています。
 明日も走るつもりでいるので、これ以上北へ行っても何なので旧R25を天理ダムへ下る事に。旧と行っても車も結構走ってるし、路肩に砂が浮いていたりして、ヘルメットを被ってロードに乗っているいるとついつい、お陰でその砂にタイヤを取られて危ない局面も、大和高原から国中へ下るのは県道80号奈良名張線の方がお勧めです。ダム湖畔まで下った処で対岸の風致公園の方へ入ります。

 以前にも来て「自撮り」もしている場所なんですが、今の季節萌える緑が眩しいです、天理から上街道で戻って本日の走行61.2キロ。ブログのキーカラーも「もえぎ色」に変えてみました。さて明日は何処へ行こうかな。

 

吉野不発サイク

奈良県吉野郡下市町 県道138号赤滝五條線

 今日は風もなく穏やかな晴れの天気との事、1日フリーなのでさて何処へ行こうかと、思い付いたのが「桃源郷」、SORAさんがこの季節になると通っている下市町から旧西吉野村にかけてピンクの桜と黄色のサンシュユの織り成す素晴らしい風景があるとの事、年に何回かは通る土地で先月も福寿草目当てで行ったばかり、ただ桜の時期には行った事がないのです、例年通りなら良いタイミングだったのかも知れませんが、駆け足で西日本を駆け抜けて行った今年の桜前線、やはりもう遅いよなと思いつつ「自撮り」と何処かでのんびりと弁当でも拡げようと火器の準備も整えて出発したのであります。
 下市から樺の木峠を越えて行くつもりですので、まずは明日香村から芋ヶ峠を越えます。例の吉野側の崩落箇所ですが、相変わらずと云うか手付かずままの状態、今月末の「月うさぎキャンプ」は遠回りにはなりますが、キャンピング車を連ねて皆で芋ヶ峠を越え吉野川~高見川沿いに遡上して行く定番ルートを走るつもりなのですが、工事が始まれば恐らく自転車を推してですら通して貰えなくなる公算が大、勝手な話ですがそれまではこのまま手付かずの方が。しかし車が通れなくなってからもう半年、落石や木っ端が散乱してロードでは厳しい状況になりつつあります。
 上市のローソンで弁当とカップ麺を仕入れてから、吉野川左岸を西へ、下市町から県道20号下市宗桧線で樺の木峠へ向います、対岸の大阿太にかけての果樹園と金剛葛城の展望が拡がります。ただ栃原の光円寺の垂れ桜は既に終わっていました。西山地区へは素直に行っても面白くないので、手前の下西山から上西山へ抜けてみようかと企んでみたのです。古い地形図では点線道ですが、GoogleMapによると行けそうな案配なのですが。
 下市町下西山、想定以上の激坂を、眼下に見える県道から標高で200m近く登ってきたのですが、舗装路は廃屋で行き止まりとなり、asuka号を置いて山道を探索してみたのですが、路面は悪くないのですが、倒木があってasuka号を担いで突破するのは難しそうです、木々の向こうには上西山の集落が見えているのですが、もと来た道を県道まで下る事に。
 桜も盛りは過ぎたようですが、所々でサンシュユとの彩りを魅せてくれます。
 「自撮り」の背景となる様なポイントを見つけられないままうろうろしただけの様です。ただの風景を撮るつもりもないので、結局は重い三脚を出すどころかG2すら出さず、スマホで済ませてしまった次第。帰ってからスマホの写真を見ながら花に拘らなかったら、それなりのショットは撮れていたかも、最近「自撮り」低調ぎみなんですよね。
 西山地区とは丹生川を挟んで南側の貝原地区、善徳寺の枝垂桜が有名らしいのですが、こちらの方はまだ蕾なんです。

 


 結局は「自撮り」の成果はなく、旧丹生小学校の校庭でお湯も沸かさずお弁当だけ片付けて帰途に就く事に。

 


 広橋峠の学校跡の桜もご覧の通り、旧道を降りて後数100mで新道との交差点と云う処で、見事に崩落しています、確かに通行止の標識はあった事はあったのですが、さすがにこの状況で突破できませんので少し戻って旧々道とも云える黒線道を使って下市温泉秋津荘の処へ無事に下ってきました。千石橋を渡り大淀町の「ライダーズカフェ ヴィンテージ」が最近サイクルラックを設置したと云う事なので、ハンバーガーでも食べて帰ろうかと思いきや火曜定休日。不発続きで車坂峠を越えてすごすごと帰ってきました。距離だけはそれなりに本日の走行97.9キロ。