「四国の右下キャンプツーリング」他、今月は良く走りました。昨夏以来の1,000キロ超えで1,244.7キロ。
昨年は3月がピークだったけど、今年は…
道路元標
【1057】2018/3/24 高知県安芸郡津呂村
【1058】2018/3/25 高知県香美郡岸本町
【1059】2018/3/25 高知県長岡郡大津村
今日はモゼールさん主催の「お花見/桜ロードポタ」に延陽伯号こと片倉シルクグローワール24で参加してきました。集合場所はいつもの橿原運動公園、いぬいさん、kitanoさん、setoさん、kanbiさん、スミ旦那他顔馴染みの面子が私を含めて7名集合、後初参加の方が1名来られる筈なのですが、約束の時間を過ぎても現れないので出発する事にします。マッドガード装着率100%、ヘルメット未装着率100%のポタリングです。
走るコースに関してはモゼールさんにお任せで把握していません。まずは東に向って明日香村へ、飛鳥川沿いに出ます。
飛鳥川沿いに北上します。
橿原市に戻って今井町界隈へ。
さらに飛鳥川沿いに北上し田原本町へ、県営福祉パーク付近。
お昼は川西町唐院のレザンに。
さて出発、午後からは曽我川、葛城川、高田川沿いに南下する様です。(PHOTO : setoさん)
高田川と云えば大和高田市大中界隈が有名ですが、広陵町箸中界隈もなかなか見事です。
さて広陵町内を南下中、嫌なグレーチングだなぁと思った瞬間パンク、24×1の延陽伯号はエアーが抜けるのも一瞬です。
曽我川沿いを行きます。この後、今朝落ち合えなかったM氏と殆ど偶然に合流する事ができました。
今度はJR桜井線をアンダーパスする部分、舗装路面が粗くなっているのですが、ここでもヤバいと思った瞬間パンク、スぺアチューブは1本しか持ってきていなかったので、パッチ当てからです。今日は2度目、今年3度目のパンクですが、何れも延陽伯号、リムテープも悪くなってきているのかなぁ。タイヤも2,000キロ超えましたし、リムはどうしようもありませんが、そろそろ交換ですね。(PHOTO : いぬいさん)
本日参加の面々、最後に合流できたM氏はイリベのデモンタミニベロ。
橿原市まで戻ってきて千塚古墳へ、若い木が多いですがここもなかなか桜の名所になりつつあります。2度目の集合写真を撮って、ここで一応の解散と云う事ですので、この後のお茶は遠慮させて貰って桜井へと帰途に就きました。本日の走行距離約50キロ。
例によって撮ったものを繋いだだけですので、あしからず。
集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。
今年も鉄人児玉さんを見習って「東西南北の海へ」走ろうとは思っていたのですが… 先週の「四国の右下キャンプツーリング」で買った「青春18きっぷ」の残り4回分、4月初めまでに2回使って残り2回分をヤフオクで売ってしまおうと企んでいたのですが、D女史が4月8日に滋賀県で行なわれるアイズバイシクル主催の「タンデム学会」へ往復するために1回分ほしいとの事、そうなると1回分余ってしまう、そこで誰か1人誘って走りに行こうと募ってみると、F1さんが釣れましたネェ。昨年8月にNちゃんと走った朽木経由の鯖街道で小浜へ走る事にしました。
大阪市内から走ってくるF1さんとは御幸(ごこう)橋の「さくらであい館」で落ち合う事にし、桜井を未明0416にスタートしますが、上街道を北上して奈良阪を越えて木津川沿いの京都八幡木津自転車道に入ったのが0606、ここから御幸橋まで25キロ、ちょっとのんびり走り過ぎたかと。
平日の早朝とは云え満開の背割桜で賑わう御幸橋に到着したのが0703、F1さんは既に到着、3分遅刻とは云えノンストップで1時間を切る事に。さんい
自転車道を京川橋まで北上し鴨川左岸に入ります。鴨川べりの桜も今が盛りです、R24勧進橋で右岸に入り、塩小路橋で再び左岸に入ります。
信号以外はノンストップで大原へ、御幸橋から1時間半程で走ってきました。ファミマで最初の休憩です。
途中越えと経て花折峠は今回も旧道を行きますが、すっかりF1さんに置いて行かれました。
朽木宿には1143着、前回Nちゃんとは「丸八百貨店」で簡単に済ませたのですが、今回はオヤジ2人でがっつり行こうと道の駅「くつき新本陣」でバイキング、と云うかここのレストラン、お昼時は1,080円(税込)也の「田舎仕立てのバイキング」しかないのですが、田舎仕立てと云うだけに「竹の子」とか「揚げ出し豆腐」とか、フライもんの類はありません、でも結構元は取ったと云うか満足できましたよ。
13時過ぎに朽木宿を後にして水坂峠経由でR303へ、ただ強烈な西よりの風が、熊川宿で一息入れて小浜へ向いますが、最後まで向かい風に苦しめられました。
15時過ぎに海の見える小浜公園に到着。少々忙しないですが1621発で帰途に就く事にして小浜駅へ、本日の走行151.8キロ、昨夏と比べると実走行時間で1時間、平均速度で1.8キロ少ないだけですが、結構くたびれました。
奈良県高市郡明日香村 飛鳥川河畔にて
今日は昨年春に続いて「NLC 4season」の従軍カメラマンをご下命頂いているのですが、昨夜遅22時過ぎに高知から青春18きっぷ輪行で10時間6分かけて帰ってきて、送っておいた宅急便を受け取らなくてはならないので、馳せ参じるんはちょっと難しいなと諦めていたのですが、クロネコヤマトの顔馴染みのドライバーが8時半には届けてくれました。重量22キロ、よくもこれだけの荷物を高知まで積んで行ったものだと我ながら感心します。そうなると充分待ち合わせ時刻に間に合います、急ぎErbaロードを駆って出撃する事に。
今日集まったのは4名、五條新町を目指して走り、吉野川沿いに戻ってくる予定だそうです。その前に明日香村界隈を走って貰う事に
川原界隈と橘寺、桜はまだ少し早い様ですが、橘寺境内の桜は満開が近いかな。
甘橿丘の菜の花、少し範囲が狭くなった様ですが、自転車を降りて少し歩いて貰います。此処は一応自転車進入禁止なもんで。揃いのジャージを着てヘルメットが被っていますから、それなりの絵にはなります。
しかしこの季節、奈良盆地の川沿いは何処へ行っても桜を満喫できます、国中(くんなか)は今週末位がピークかな。
4日前にもキャンピングで通ったルートですが、近鉄飛鳥駅前から高取町森へ越えて県道120号五條高取線へ、五條市は最短ルートになるのですが、御所市奉膳(ぶんぜ)界隈が狭いために車が少なく自転車向きなのです。
夕方には所用もありますし、片付けなければならない荷物が山積み。重阪(へいさか)峠の手前、御所市重阪までご一緒して引き返す事に、女子会ライドのお邪魔をしても何ですからね。
例によって撮ったものを繋いだだけですので、あしからず。
4日目の朝、昨日までの3日間で都合300キロ余り走ってきたのですが、まだまだ余力はありますので、右下どころかこのまま左下まで走って行きたい処なのですがそうも行きません。今日中に帰らなければならず、それも「青春18きっぷ」で。高知から土讃線経由で帰ってくるにも徳島香川県境を越える普通列車は1日4往復、高知から1日で奈良桜井へ帰れるスジは高知発0510と1047の2本しかなく、現実には1047が唯一と云って良いのです。今日のミッションは香美郡岸本町と長岡郡大津村の道路元標を回り、キャンピング支度のこのままではとても輪行はできませんので、サイドバッグ他の荷物を送らなければなりません、箱を買う事を考えると今日は日曜日ですから郵便局のゆうパックは使えず、ヤマト運輸の営業所頼り。そして一番遠い大津村道路元標の最寄駅は土佐大津駅、高知駅から4つ手前の駅ですが無人駅ですので、予め手前の御免駅で「青春18きっぷ」を買っておかなけらばなりません。琴が浜~(自転車道)~夜須~岸本村道路元標~ヤマト運輸高知香南センター~御免駅~大津村道路元標~土佐大津駅と旨く回れば25キロの距離ですが、荷物を作る時間や長丁場に向けてしっかり輪行支度を整える時間が必要です。
琴ヶ浜は土佐湾に面した海岸ですから朝日も夕陽もありません、日曜とあってジョッギングの人の姿がちらほら、7時前には撤収完了です。当然今日もゴミは持ち帰りましょう。
昨日走ってきた高知安芸自転車道は道の駅「やす」まで続いていますが、夜須川を渡る橋が工事中で通れなくて引き返して迂回する必要がありました(GWを除く5月末まで)。
香美郡岸本村道路元標。現在の香南市香我美町岸本、岸本小学校南側にあります。高知県で現存が確認されている道路元標は24基。
計算通り窓口の開く8時前に到着、クロネコボックス14(税込324円)を購入、この箱ならサイドバッグ3つと平たく潰したサイドバッグ1つ、他に三脚とかの荷物も入れる事ができます。一昨年3月はしまなみの瀬戸田の営業所で140サイズの箱の在庫がなく一回り小さな箱で2個口で高くついてしまった事があります。しかし140サイズの箱はデカいです、荷物を詰め込むと何と22kg、これだけの荷物を奈良から積んできたのかと思うと我ながら感心します。
荷物の箱なんか宅急便やゆうパックを取り次いでいる商店なんかでタダで貰えるだろうと簡単に云う人もいますが、小さな荷物ならまだしも、サイドバッグを入れようなんでサイズの箱って意外にないのですよ、そんな事で気を使ったり時間を食ったりではね、当然ガムテープなんかも必要になります。
22kg分身軽になって御免駅へ走り「18きっぷ」を、事前に買っておけば済む話なんですがね。昔JR西日本のフリーきっぷを買うために呉線の仁方駅が無人駅とは知らず、広駅まで急いで走った事がありました。今ヤマト運輸の営業所や郵便局やら、色々な情報がネットで得られるので便利なのですが、キャンプツーリング故に電源の心配をしなくてはならない様になりました。
後免駅から大津村道路元標までは概ねR195を行きます、とさでん交通(元土佐電気鉄道)御免線が並行しているのですが、写真を良くご覧下さい。これは併用軌道なのか専用軌道なのか、この辺りのR195は南国バイパスと高知バイパスが出来て交通量こそ知れているのですが、西に向いて白線の外側を走っていると正面から電車が、なんとこれは軌道内なのです。東行きの下り軌道のレールの外側すなわち道路側が舗装されてあたかも道路側の路側帯に見えます、これにはちょっと驚き。
ちょっと探しましたが長岡郡大津村道路元標に到着、1059基目の道路元標になります。
土佐大津駅には0951に到着、本日の走行24.1キロ。マッドガードにヘッド抜きですから少々手間が、1059発の多度津行きですから、ゆっくり落ち着いてできる時間があります。サドルバッグとサブブレーキが付いていますのでちょっと変則的ですが、かなりコンパクトになります、重さだけはどうしょうもありませんが、コンパクトな分担ぎ易いです。
乗換案内で普通に検索すると土佐大津1059→1446多度津1510→1533児島1540→1603岡山1612→1717相生1719→1738姫路1741→1843大阪1858→1952奈良1959→2030桜井となりますが余計な乗換が多いので、児島で先発する岡山行きには乗り換えずにそのまま乗車すると →1629岡山1644→1809姫路1810→1913大阪1928→2021奈良2036→2105桜井となり、桜井駅帰着が35分遅くなりますが、岡山始発に乗れる事と相生乗換がなくなります。
8時間近くかけてようやく大阪駅へ、大和路快速に乗り込めば奈良まで1本、21時過ぎには無事に帰宅しました。96.4キロ/128.1キロ/99.5キロ/24.1キロと3泊4日で348.1キロのせわしないキャンプツーリング、見所も多いコースですので、できる事ならのんびりと1週間位かけて走りたかったものです。
プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目
国道だけあって夜遅くまで車が行き交っていましたが、さすがに疲れていたのかぐっすり寝てしまい、目が醒めたのは5時位だったでしょうか。しかし決して良いとは云えないロケーションでのゲリキャン、実は今回おニューのテントを積んできてまして、その件についてはまたの機会にしますが、昔からおニューのテントの初張りはキャンプ場でない処でのゲリキャンが多いのです。古くはヨーレイカのライジングサン2は高野龍神スカイラインの笹の茶屋峠の駐車場、モス/アウトランドは秋葉街道上村の道端だった様な、一昨年のナチュラルハイクの夏用は十津川村の「昴の郷」の駐車場でしたし。
さて用を足しに表に出てみると、道路を挟んだ東の空がしらみ始めてきていて、雲一つありません、海からの日の出が拝めるかも知れない、撤収どころか急ぎカメラの準備とモデル役のasuka号の準備を整え国道の海側のガードレールまで運んで行きます。最低のロケーションは一転特等席に。
ここ東洋町は「だるま朝日」の見える町として売り出しているのですが、だるま状にこそはならなかったものの、なかなか荘厳な朝日を拝む事ができました。昨年の淡路島や野迫川村と最近素晴らしい朝日夕陽を見る機会が、キャンプツーリングならではでしょうか。
もちろん自転車を入れたショットも何枚か。
7時半、今日は高知市の手前香南市辺りまで走る予定ですが、まずは20数キロ先の室戸岬を目指します。昨年の「淡路島キャンプツーリング 2日目」の「南淡路水仙ライン」に似た雰囲気ですが、些か車が多いのが。歩き遍路の姿も、徳島県最後の23番薬王寺から高知県最初の24番最御崎寺の間は交通手段を問わずこのルートしか無いようなものですから。
室戸岬到着、灯台は背後の崖の上にあるので国道からは少々見えづらいのです、灯台まで上がろうと云う気持ちは更々ありません。
今回のツーリングの目的の一つでもあるのですが、高知県に残る道路元標の内、県東部の未収の3基を巡る予定です。津呂村は津呂町、室戸岬町と変遷した後、昭和34年に室戸町・吉良川町・佐喜浜町・羽根村と合併して室戸市となっています。道路元標は津呂漁港の南側「岬屯所前」バス停傍に現存しています。。
室戸市街のスーパーマーケットでお昼用にお弁当を他を調達、少し走って道の駅 「キラメッセ室戸」の裏、海の見えるベンチで早いお昼にします。
吉良川の町並み。R55の山側に旧街道が残されています、土佐浜(東)街道の宿場と云うより、木材や炭の集積地として栄えたそうで、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
吉良川の町並み近くに八幡神社があるのですが、さすが南国土佐、境内の桜も満開間近。
安芸市市街を抜けると高知安芸自転車道に入ります。土佐電気鉄道安芸線の廃線跡を活用したもので、高知市までは行けませんが、香南市の道の駅「夜須」までの約15.5キが整備されています。ただ難儀な事に安芸側の入り口が単車対策でしょうかご覧の様に、サイドバッグがついてますと、そうは簡単には通れません。香南市までの途中幾つか車道との共用区間もありますが、幸い通過困難なものはここ一ヶ所でした。なお古来の遍路道ではないのですが、お遍路の方が歩いている事があるので、注意が必要です。
廃線跡のトンネルを抜けると見事な桜並木が、今回2度目「自撮り」にトライします。赤野休憩所は並行するR55からも入れますので、土曜日と云う事もあって花見の人も時折入ってきます、間隙を縫って数テイク。
高知安芸自転車道
さて今夜の夜営地ですが、自転車道をGoogleMapではキャンプ場となっている香南市の住吉海岸まで走ったのですが、四阿や駐車場、トイレ、水道はあるものの、設営できそうな場所は砂浜位しかありません、結局は自転車道の途中にあった芸西村の琴ヶ浜休憩所まで戻る事に。芸西村は安芸市と香南市に挟まれた人口3,700人程の村ですが、海岸沿いの自転車道からは阿佐海岸鉄道を挟んだR55に出れば、コンビニやスーパーマーケット、コインランドリーもあります。琴ヶ浜休憩所、車も入ってこれますし夏場は騒がしいかも知れませんが、海岸の防風林の中に四阿やベンチ、トイレ、水道と整っていて最高のゲリキャンポイントです。本日の走行99.5キロ。
プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目
南阿波サンライン(徳島県道147号日和佐牟岐線)にて 続きを読む 四国の右下ツーリング(2日目)
月末にかけてまとまった時間がとれたので、今年最初のキャンプツーリングに出掛ける事に。22日からの4泊5日と27日からの3泊4日なのですが、さてプランは。
今回も往路自走で帰りは荷物を宅急便にして輪行で帰ってくる計画です。先月の「御前崎オフ」でお蔵になった、鳥羽まで走り伊勢湾フェリーで伊良湖岬へ渡り渥美半島を走り、御前崎ではなく奥三河へ向かう案、伊勢湾フェリーは過去にも、二度ばかり利用しています。今一つは同様な和歌山まで走り南海フェリーで徳島へ、ただその先が悩ましい、念願のヨサク(国道439号線)を走りたい処ですが、中村までの山岳ルートを350キロ走り抜くには些か日にちが足りな過ぎます。
天気回りは西から回復してくるので、四国行きの方が良さそう、渥美半島と奥三河に残る道路元標も回りたいのですが、18きっぷの使えるこの時期こそ四国行きのチャンス、高知県にも未収の道路元標が幾つかあるので、徳島から国道55号を走り室戸岬回りで高知市の手前まで走る案、南海フェリーは一昨年の「四国(中央構造線)ツーリング」で利用していますが、高知県へは2009年以来ご無沙汰しています。なお2008年に牟岐線を浅川駅まで輪行し、室戸岬は回らずに四郎ヶ野峠で奈半利町へショートカットして高知県下の道路元標を幾つか巡っています。
結局、両案を抱えたままキャンプツーリングの準備を進めたのですが、高知県の方が暖かそうで良いかなと云う事で四国案に決定。明日夜の深夜便で徳島へ渡る為に、お昼頃から和歌山港に向かって自走する事にしました。ただ四国高知から18きっぷで帰ってくるのは一日仕事、26日の夕方には帰って来なくてはならないので、そうなると25日で切り上げなくてはならない、25日は日曜だから郵便局が使えないので、箱の入手を考えるとクロネコヤマトの営業所へ向かわなくてはならない。それに18きっぷの残りの使い道も考えなくては、2回分位ならヤフオクでさっさと売ると損にはならないかと。
プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目
1月こそ行けませんでしたが、先月18日に続いての東吉野サイクです。
例によって芋ヶ峠で吉野へ、崩落箇所もその手前の倒木も未だ手付かずの状態です。
今日は真っ直ぐ吉野川河畔へは下らずに、昨年10月以来の津風呂湖へ向かいます。以前から何やら工事が行われていた場所には「津風呂村懐古」と云う石碑が、ご存知の様に津風呂湖は人造湖で津風呂村と云う村は無かったのですが、龍門村津風呂と国栖村入野(しおの)の数十戸がダム湖の底に沈んでいます。
入野の桜並木はまだまだこれから、少しR370を走り入野トンネルを抜けて国栖(くず)の家並みを見下ろします。
東吉野村域に入り、いつもなら高見川に沿った県道小村木津線に入るのですが、今日は平日で「よしの庵」も「麦笑」も休みですので、珍しく鷲家(わしか)経由で谷尻(たんじり)を目指します。鷲家には新しく「小さな道の駅 ひよしマルシェ」と云うのがR166沿いに出来ています、中には東吉野村初のコンビニが、黒滝村の道の駅同様ヤマザキショップで、営業時間は0630~2000。
さて東吉野村谷尻(たんじり)柿木平、いつもキャンプでお世話になっている古民家カフェ「月うさぎ」ですが、この夏にはあたらしい場所に移転する事になりました。恒例の「月うさぎキャンプ」、次回は4/28~30に予定しているのですが、恐らく谷尻では最後の「月うさぎキャンプ」になるかと。グループでのキャンプにはとても恵まれたロケーションだったのに残念ですが、滝口さん一家が暮らすには過酷な環境です。
新しく「月うさぎ」が移るのは一谷峠の北側、宇陀市菟田野岩端(いわはし)、県道31号の三叉路を東へ約800m程登った集落の外れ(三叉路からの標高差35m程)にある古民家、里山の中の素晴らしい環境です、今までの「月うさぎ」より標高で100m程低いとか。ただ以前の分校跡と云うロケーションではないので、現状ではグループでのキャンプが行える様な場所ではないのです。
いつもの芳野川沿いのルートを走り、笠間辻から女寄(みより)を下り無事帰投、本日の走行88.5キロ。
ツーリングの愉しみはプランニングから、走るルートは自分で決めるのが身上の私は、自転車イベントには殆ど参加しないのですが。今日は天理市を中心に25ヶ所のポイントを回る「さんぽdeサイクリングin天理」に参加してきました。いわゆるスタンプラリーなのですが、その25ヶ所は当日発表、それぞれのポイントを実際に回らないと判らないだろう設問に答える必要があります。ポイントを15ヶ所以上回る事で完走証が貰え、各ポイントに付いた点数の合計で賞品が貰えるそうです。参加費はグループが1,800円、個人が2,000円、入賞賞品はグループ単位との事です。 スタートは天理市役所前、受付を済ませるとポイント他を記した地図が配られます。25箇所のポイントには必修ポイント2ヶ所と賞品の貰えるお宝ポイントが1ヶ所含まれています。その他にお菓子などが貰えるグルメポイントが2ヶ所あって、引換券が付いています。私の予想ではポイントは天理市内では端っこの二階堂の地蔵堂とか福住の氷室等が入ってくるかなと思いきや、桜井市や田原本町の5ヶ所が含まれていて、なんと桜井市では「笠そば処」(標高約500m)が。地元の利で「西山古墳」とか幾つかを除くポイントの場所は特定できたので、如何に効率よく回るかが課題になります、とにかく「笠そば処」はパスする事に決定、「桃尾の滝」と「天理ダム」は後回しにして、とにかくまず15ヶ所を先にクリアする作戦でコースを決めます。(すみません、マップの写真は横着してSORAさんのブログから拝借しました。)
90組近いエントリー、総勢180名程の参加者があったそうですが、知った顔では地元も地元、天理市民のSORAさん、郡山のO氏一族、はるばる三重県からTABOOさんのグループの姿が見えます。ゴールで知ったのですがアリオリドスの竹元さんも参加していました。しかし参加者の大半は今風のロードバイクか小径車、マッドガードの付いたラ系の自転車は見当たらず、私一人。走らなけらばならないコースの距離やダートや石畳のあるだろう道路状況を考えると最良の選択なのですがね。
主催者からの説明と注意事項に続いて、なんと天理市長のご挨拶、2期目ですが39歳とか、天理大学とかがあって若い人が多く生き生きとした町ですが、その辺を含めて桜井から見ると羨ましい次第です。
さてスタートです、レースではありませんので、混乱しない様に適当に区切ってスタートさせて行きます。(Photo : SORAさん)
コースですが、とにかく集団からは離れたいので急ぎ上ッ道を南下して丹波市から始め、一気にお宝ポイントの「長柄総合運動公園」と「大和川左岸の「はせがわ展望公園」(田原本町)を回りますが、展望公園ではクイズの答えを出すために展望台の4階部分まで登る必要があります。
柳本界隈に戻りまずは防空壕跡へ、殆どの人は知らないだろうポイントですが、クイズの設問は「西南側の防空壕の柿の木の数は?」おいおい。柳本駅と黒塚古墳をまわってグルメポイントになっている「だるまのパン屋さん」へ、袋に沢山のクロワッサンとカステラが、これで充分半日走れそうです。この後、桜井市域まで南下し纒向(まきむく)古墳、箸墓(はしはか)古墳、大神(おおみわ)神社界隈を巡ってから、山之辺の道を北上する作戦です。
山之辺の道、竹之内環濠集落近くでは今年も菜の花畑が。
夜都伎(やとぎorやつぎ)でノルマの15ヶ所をクリアして天理市街を抜けて櫟本(いちのもと)界隈へ、その後少々コースミスをしてしまい廃墟になりかけているシャープの天理事業所に阻まれてしまい、やむなく迂回しましたが、12時37分には「白川ダム」で20ヶ所目を達成、ゴ-ル時刻は14時半から15時半ですので余裕で「桃尾の滝」と「天理ダム」(標高273m)を回って帰って来れる計算です。
激坂もありますが「桃尾の滝」と「天理ダム」と必修ポイントの「石上(いそのかみ)神社」を回って天理市街に戻り、もう一つのグルメポイント「倭の里」へ、幾つかの和菓子を選んで頂く事ができます。
ゴールは天理駅前、最後のポイントで24ヶ所をクリアして14時20分にはゴールしてしまいました。これなら「笠そば処」も回れたかな。
ゴール締め切りの15時半を待って順位発表との事なのですが多少手こずっている様です。25ヶ所の内24ヶ所を回っている訳ですから、それなりの順位が付くはずですが。何やら様子が変です、順位をアナウンスした女性スタッフが30位からの参加者を10位からと紹介して商品を渡し始めていたのです、間違いは間違いで仕方がないのですが。改めて発表された私の順位が9位、同得点がいますので6位タイと云う事なのですが、ポイント個々に付けられたユニークな点数を加算した得点合計、後1ヶ所残した私が53点は良いとしても、上位に56点、58点、59点と3段階存在します。そうなると「笠そば処」以外を選んだ組が2組存在するか、得点計算の基礎となる15ポイントの選択がランダムみ行なわれたか、私のクイズの答えが間違いがあったとしか考えられませんが、どうもクイズは全問正解の様です、しかし横に「ABCAB」と並んだ答え、安直としか云えませんね。
所詮スタンプラリーと云うゲームイベントですから、順位は二の次なのかも知れませんが、ロゲイニングに似たこういったラリーは短時間にコースを選んで状況判断をして行くと云う頭脳ゲーム的な愉しさや意義もあるはずで、獲得ポイントを評価する事が当然であるべきです。日頃レースまがいのイベントを主に行なっている主催者が、所詮ゲームイベントだよとエエ加減な舐めた運営をしている様では困ったものです。「ならクル」が中心となって行なわれた「ツールド紀伊」や「ならスタンプラリー」がその後続かなかったのも、何かやってれば良いなんてお役所仕事でイベントに魅力を持たせられなかったからに他なりません。また限られた時間と範囲で多くのポイントを回る事は事故の原因となる事も充分考えられますが、しかし15ポイント以上幾ら回っても同じですよと、事前のアナウンスがなければ、何の抑止効果もありません。
それなりの参加者もあり次回もある様な話を耳にしましたが、正直云ってこれではねと云う印象しきりで、同じ事を繰り返すならお勧めもできません。同様に参加した地元のSORAさんもブログで幾つか意見を述べていますが、私としては採点基準を明朗にして正確にして貰いたいものです。どだい15時半ゴールですぐに順位発表なんてタイムスケジュール、端から無理でしょう。
グループ参加ではポイントを分担して回る事はロゲイニングでは行なわれる事なので不正とは云えないのですが、これを認めた上で個人参加とグループ参加では評価基準を変える事が必要なのでは。それでも不正は可能なのですが、そこは参加者のマナーと云う事で。
私は一人だったのでお店等で食事は採らなかったのですが、後援として自治体が参画している以上、地元にお金を落として貰いたいもの、グルメポイントに協賛して頂いたお店以外に割引券など発行して食事のできる場所を紹介して貰えれば良かったかも。 な訳で不満もありましたが、私の知る範囲でも参加した方々はそれなりに愉しんでおられた様で、自転車イベントと云えばがむしゃらに走らせるレースまがいのイベントばかりの中で、2,000円と云うお手軽な参加料で2ヶ所のグルメポイントでのパンや御菓子、コースを考える愉しさ、地元とは云え再発見もあり、家族やグループで頭とチームワークを使って愉しめるこう云ったものがもっと普及する事を期待したいものです。
ゼッケン代わりに配られたサコッシュ、他でもあるのか知れませんが、なかなか良いアイデアですね。実際規制のない公道をゼッケンを付けて走る事は警察が良い顔をしなかったかも知れません。古くは1998年から行なわれていた「さくら道ネイチャーサイクリング」でも岐阜県警かがOKしなかった前例もありましたしね。
本日の走行、集合場所までの往復約20キロを含めて82.6キロ、思いの他走り回った一日でした。
この季節恒例の「福寿草サイク」、五條市西吉野町津越の自生地へ行きます。最初は2/25の予定だったのですが、天気が思わしくない事もあって延期、福寿草と云うのは陽射しがないと花が開いてくれないのです。
集合場所は五條病院前の吉野ストア前に9時、開店を待ってお弁当を買って現地で広げる段取りです。自宅から約27キロの道のり、丁度7時に出発、明日香村を経て高取町から県道120号とR24を行きます。
集合場所に集まったのでは4名、輪童さんと昨日もご一緒したsetoさんとkitanoさん。五條からは五新線跡に沿って南下、生子(おぶす)の手前から丹生川沿いの旧街道を行きます。
旧街道は軽自動車が通れる位の幅員があったのですが、崩れてもほったらかしの状態が続いて現在は旧西吉野村との境界前後が通行止になっています、自転車なら担ぐまでもなく推して通行する事が可能で、昨年10月にも4サイドでも通りました。
賀名生(あのう)バス停跡で小休止、映画「萌の朱雀」では恋野バス停と云う設定でした。近くには有名な賀名生梅林があるのですが、今年は少し開花が遅いかと。
向加名生(むかいあのう)から少しR168を走らなくてはなりません、後ろの橋は五新線の遺構です。
城戸(じょうど)から県道20号に入り、今回は陰地(おんじ)経由の道へ取り付きます、県道から津越までは標高差250m、激坂の連続に推しも入ります。
まぁ写真でも撮りながらのんびり行きます、今回は4人どもミラーレス持参。標高の高い処ではまだまだ蝋梅が見られます。
自生地は称名寺と云うお寺の傍にありますが、ここまで来れば後一息、写真右の後ろのお宅は「萌の朱雀」でデビューした尾野真千子さんのご実家だったりして。
称名寺、なぜか山門が無くなってますね。自生地、自転車を入れて撮れる様なロケーションではないのが残念。
門前をお借りしてお昼にします。福寿草目当ての車が時々登ってきますが、なかなか車でここまで登ってくるのも道が道だけに大変でしょうね。
津越の後、もう一つの自生地のある大峯へ向ったのですが、猪垣のフェンスが設置されて近寄る事ができませんでした。 県道まで下り十日市までご一緒した後、このまま県道を樺の木峠に向う一行とお別れして、丹生川沿いに県道138号赤滝五條線を行く事にします。
道の駅「吉野路黒滝」に立ち寄るとO嬢とばったり、反対にこれから賀名生へ行くそうです、おニューのピンクのデローザを入れて一枚。
黒滝村からの帰路は地蔵トンネルを抜け、先週も来た才谷から県道257号才谷吉野山線へ入り、吉野山へは登らす脳天さんへ下ります。さて何処を越えて帰ろうかと思案した挙句、長い事通っていない旧い鹿路トンネルへ、吉野側は超激坂で知られる県道37号の旧道区間、案の定推しが入ります、吉野からの帰りに使うルートではない事を再認識しただけの様な。鹿路トンネルは激坂の他にも出るとか焼身自殺とか話題に事欠かないトンネルですが、路面がアスファルトで改修されていました。吉野町の三津集落へアクセスが桜井市側からの方が良く、吉野町三津の郵便は桜井局が受け持っている位で、旧トンネルが健在な訳なんでしょうね。トンネルを抜ければ桜井までは下るだけですが、後半の遠回りが効いて本日の走行106.0キロ、結構くたびれました。
例によって写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です、一部に輪童さん、kitanoさんの写真を拝借しました。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。 なお3月末まで2017年のパスワードも使用可能です。
奈良県高市郡高取町「町家の雛めぐり」にて
今日は乾さん主催の「ひな祭りツィード乱」に参加してきました。毎年3月に高取町土佐の古い町並みで行われている「町家の雛めぐり」へレトロなファッションでポタリングする企画です。自転車もランドナーと小径車が中心、私は延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で、ただツィードファッションの用意はないので、ハンチングとニッカだけツィードで参加させて貰います。別にツィードでないと駄目よなんて事でもないのですが。車載組の集合場所は橿原運動公園の駐車場、dendenさんは竹之内峠を越えて自走。
京都からの輪行組とは橿原神宮前駅に近い橿原市博物館で合流する事になり、モゼールさんの案内で新沢千塚古墳群の中を抜けて行く事に。
道中「cancanさ~ん」と呼ぶ声、バリバリのローディの集団を率いるまんま兄さんが手を振ってます、久しぶりにお元気な姿を拝見しました。交差点を挟んでツィードランとチームまんまの皆さん、妙な光景だったでしょうね。
さて無事に輪行組のWI-FujiさんとNBsunに合流、なんと「雛めぐり」はまったく色気なしのおっさんばかり12名になりました。
お昼はどうしようかと云う事になりましたが、節句で土曜日とあって土佐街道沿いのお店は一杯でしょうし、広場では何かしらイベントが行われているいる様ですので、土佐街道への入り口の吉野ストアで弁当を買って、近くの明日香村多目的グラウンドで頂く事に。ゲートボール場の隣におあつらえ向きの四阿があります。
さて食後再び土佐街道へ戻りますが、推し歩いていたらなんと私がパンク、皆さんには先に行って貰ってお寺の門前でチューブ交換していて、お雛さんの写真は撮れず仕舞い、setoさんとなかおさんから写真を拝借しました。
お昼過ぎには一通り回り終え、午後はなかおさんの強いリクエストで「4season」へお茶しに行くとの事ですが、あまりに早すぎるので明日香村を一回りする事に。
鬼の雪隠~亀石~石舞台~稲渕の棚田~入鹿の首塚~大官大寺跡と回ります。写真は石舞台を只で見下ろせる高台にて。
ツィードランの一コマ (Photo : setoさん)
結局15時までには「4season」へ、ローディ御用達のお洒落なお店も今日はおかしな集団が占拠。1536にはお店の前で一応解散、NBsunも走り足りないかして自走で帰途に、私も輪行組を大和八木駅までお送りして帰途に就きました、本日の走行46.4キロ。
例によって集合写真を含む「ひな祭りツィード乱」の写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。 なお3月末まで2017年のパスワードも使用可能です。