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西吉野「桃源郷」へ (前半)

五條市西吉野町川岸にて

 一昨日土曜にゆるゆるCC一行が急遽イベントを立ち上げて向かった西吉野のいわゆる「桃源郷」そう云えば2019年4月以来ご無沙汰、よし行こうと直前にSNSで呼びかけたものの一人も釣れず、まぁ皆さん昨日の日曜に走り回っていた様ですからね、実は私今日から3連休「使えない改悪18きっぷ」3日版を駆使してどこかへと企んではみたもののやはり使えないヤツでした。


 やはり約束がないとダメなもんで、少々寝過ごして桜井を出たのが8時前、少々雲が多い様ですがまずまずのお天気。明日香村を抜けて近鉄飛鳥駅前へ(写真左)、ご覧の様に駅の回りの桜は満開間近。県道120号高取五條線へ入り 0907 吉野口駅前。

 0927 薬水まで来ました、さて福神から下市に越えて、役場の処から県道20号下市宗桧(むねひ)線で樺の木峠を越えて行くか、五條回りで五新線沿いに行くか… 一息入れながら思案… 云う程の事でもないのですが。
 距離的には下市回りの方が近いのですが、光円寺の枝垂桜ももういいかとこのまま県道120号を走り重阪(へいさか)峠を越えて五條へ下り大川橋を渡ります、もう鯉のぼりですかぁ…

 吉野ストアを過ぎた処から五新線廃線跡に沿った道に入ります、その辺りの経緯はこちらを。はい、単に天の邪鬼なだけなんです。


 廃線跡と別れ丹生川右岸の旧十津川街道と思しき道を行きます、強引に丹生川第1橋梁を左岸側に渡っても生子(おぶす)トンネルが封鎖されているので、激坂を押し上げて国道168号に取り付くしかありませんので、私の定番ルートはこちらです。最初の内は軽トラの轍の残る道で乗車可能ですが、明治時代に建てられた「法華経一字一石塚」「為川筋往来安全也」と記された石碑の建つ辺りから落石と落ち葉に覆われた状態になります。ちなみに石碑の付近が以前の五條市と西吉野村の境界、昭和の大合併以前は宇智郡南宇智村と吉野郡賀名生村との境界でした。

 以前より状態は悪くなっている様です、最後は担ぎとなり滝集落へ、梅の花はもう散っていますが、ほっとする風景です 2017年2月28日、今回も一応「自撮り」の準備はしてきているのですが…

 賀名生(あのう)バス停跡へ、河瀬直美監督の代表作「萌の朱雀」で「恋尾」とされていた停留所です、尾野真千子が兄役の国村隼のカブの後ろに乗せて貰って学校へ通うシーンがありましたね。


 賀名生から向加名生にかけての廃線跡。

 第7丹生川橋梁の手前で廃線跡を離れ、一昨日ゆるゆるCC一行が立ち寄った3月20日にOPENしたばかりの「HaniCafe」へ、平日ですが先客にローディがお二人。一応菓子パン2個他を積んできているのですが、ランチボックスがあったのでそちらを頂く事に。お味もなかなかで食器に紙トレーとシートは好印象なのですが、別メニューでそれなりのお値段のコーヒーまで紙コップとは残念です。
 1211「HaniCafe」を後に、ごちそうさまでした。橋を渡って左岸の国道168号へ、国道から青色のお店が目立ちますが、五條側から国道を走ってきて見えたら行き過ぎ、手前の橋を渡らなくてはいけません、右奥に見えているのは五新線の第7丹生川橋梁。

 西吉野トンネルを避けて発電所から先年廃校になった賀名生分校側の道を越えます、城戸の三叉路を左折し県道20号へ、1キロ少し走れば目的地です、サンシュユも桜も今が一番見頃、ただ曇り空が残念、昨日同様に国中の方は青空が出ているのに南の方は曇っている様です。平日とあってかわざわざ見物や写真を撮りに来ている人は見かけませんでしたが、通りすがりに車を停めて観て行く人が少なくないです。最近は結構人気だそうですが、ここ川岸と下市町西山界隈を最初にネットで取り上げたのは輪友 SORAさんだった様な気もするのですが、少なくともサイクリストでは彼が最初だったはず。

(後半に続く)

水曜ラン「芋越えて津風呂湖畔」(後半)

集合写真を含む大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。


 「みかえり橋」と云う名の吊橋を渡り対岸の「木ノ子広場」へ、ここでお昼にします。ただ食事中の写真を誰も撮っていないのですよね (^^)

 1220 木ノ子広場でのんびりした後、津風呂湖畔の道を時計回りに入野(しおの)へ向かいます。何度も走ってレポートしてはいるのですが… 津風呂ダム南岸には県道256号入野河原屋線としてダムの天端道路から平尾へは昔から車道があるのですが、平尾から入野への北岸は近畿自然歩道に指定されていたものの未整備な状態でした (2006年当時)。その後かなり時間がかかりましたが、離合困難な1車線なものの舗装とガードレールの設置が進み2015年春頃から香束から入野まで利用がで繋がり津風呂湖を車でも一周できる様になりました。津風呂湖には3ヶ所に吊り橋があるものの車は渡れないために、離合困難な北岸側に車が入ってくる事は少ないものブラインドカーブが多いので注意。

 途中「津風呂村懐古」と記された立派な碑のある駐車スペースで小休止。津風呂ダムの建設では竜門村津風呂の50戸と国栖村入野の21戸が沈んでいます。
 再び湖岸に沿って、ちなみに北岸側は入り組んだ沢をなぞって道がついているので木ノ子広場から入野まで8キロ程あります。

 1308 ようやく入野に到着、途中15分程休憩していますが木ノ子広場から30分以上かかっています。
 入野の桜並木はまだですが、結構な老木で咲いても昔の勢いはありません (2006年4月9日)。子安地蔵の横の激坂に取り付き国道370号へ、三茶屋(みちゃや)まで国道を往きますが、この区間の交通量を少ないです。

 三茶屋「吉野見附三茶屋」で一息入れて県道28号へ入り小名トンネルを抜けます、道は宇陀市へ抜けているのですが、県道28号が東吉野へ越える区間が未開通のため県道としては途中で終わっているので三茶屋の道路標識は通行不能となっています。

 無名の峠を越えて大宇陀へ下り、帰途はどうするかと云う事にあり、久し振りに大峠トンネルを越えることに。途中宮奥ダムで小休止。このルート2022年6月以来です。
 宮奥ダムから最後の登り、国道370号から標高差200m近くあります。

 1525 大峠トンネル(1,806m)に到着、トンネル内は桜井側に向かって下り、多武峰の下の八井内交差点まで170mのダウンヒルです。

 八井内で県道37号桜井吉野線に入ります、百市の新しく供用された区間(写真左)、このルートを新鹿路トンネルを抜けてきた車が結構飛ばすのであまり好きではないのですが、できるだけ旧道を選びます。
 このまま桜井駅近くまで下ると大和八木へ戻るお二人にはロスになるので「談山」の西内酒造の前を通り過ぎた処で、このまま下るきんなん君とはお別れ、横大路の香久山駅近くまでお送りし、帰途に就きました。本日の走行73.5キロ、お天気にもメンバーにも恵まれ快適に走る事のできた一日でした。
 一部にタックさん、きんなん君の写真を使わせて貰っています。(前半へ戻る)

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2025’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字ですが、当分の間は2024年版のログインとパスワードの組み合わせも有効です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

水曜ラン「芋越えて津風呂湖畔」(前半)


Photo : タックさん

 新しい職場ではシフトの関係で水曜日が休みになる事が多いのですが、リタイヤ組はもとよりゆるゆるCCでも平日走る事のできる人が少なくないので、先月26日の「布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク」に続いて「水曜走りませんか?」と平日ランを企画する事に…  今回は津風呂湖畔へ、
 呼びかけに集まってくれたのは私を含め4名、ゆるゆるCCのイベントとしては少人数ですがね、縛りはしてなかったものの結果的にはランドナーサイクに。朝起きた時は凄い黄砂だったのですが出掛ける頃には青空が、まずは kobaさんとタックさんをお迎えに大和八木駅北口に向かいます。明日香村のの方へ向かうので南口の方が良さそうなのですが、北口にはベンチのある広場があって、輪行支度に丁度良く眼の前にコンビニもあります。
 話し込んでいたら予定の8時半を回ってしまっていて慌ててスタート、国道24号を跨いて下ッ道へ、おふさ観音まで南下します。

 飛鳥川沿いの自転車道へ、万葉まほろばセンター裏手の河津桜が出迎えてくれますが、 その先の桜並木はまだこれからです。

 甘樫丘の回りも菜の花は咲いていますが桜はまだ。
 2分遅れで明日香村亀石前のセブイレに到着、ここできんなん君と合流し今日の参加者4名が揃います。0911には出発、いつもは橘寺の北側を回って祝戸のマラ石を経由するのですが、今日は「河津桜の丘」を越えて行きます。
 稲渕まで距離的にはショートカットになるのですが標高差70m程を登らなくはなりません、平日ですので見物客も少ないですが、河津桜の方も葉が出てきてピークを過ぎています。

 朝風峠の新道と云うには離れていますがピークを越えて案山子ロードへ抜ける小径へ入ります、舗装が良くなって走りやすくなりました。この区間のタックさんの動画(Instagram)

 稲渕の集落へ下り県道15号桜井明日香吉野線へ、案山子ロードを下ってくると現在男綱の下の橋が通行止ですので、いつもの旧道ではなく新道へ上がります、ここの桜もまだまだこれから。
 0947 栢森に到着、これりより先は峠を越えて千股まで踏み込む車は少なくなります、今日はサイクリストが1人と軽トラが1台、ただ休日はランニングの人がいるので注意。。

 お馴染み芋ヶ峠への道。3日前に下ったばかりですが、この路面ですから明日香村側に下るのはなかなか大変です。
 役行者の辻で小休止。

 1033 芋ヶ峠(488m)に到着、寄り道した割には早く着いたような…

 標高差250m程を10分で下り 1043 千股の水辺公園へ。
 旧龍門村の旧い街並みの中を行きます、現在の県道28号吉野室生寺針線の旧道にあたります。

 1125 津風呂湖に架かる吊り橋「みかえり橋」に到着、対岸に渡ってお昼にします、サイクリング車通行可が嬉しい吊り橋です。

 一部にタックさん、きんなん君の写真を使わせて貰っています。(後半へ続く)

「桜」動画集

今年の桜は些か遅い様ですね、あまり動画は撮らないのですが貴重な (^^;)「桜」動画集です。

2018年3月24日「四国の右下ツーリング」より

高知安芸自転車道 赤野休憩所付近(28)

2018年3月26日「NLC 4season 春のサイク」より

5分23秒 (72)

2018年3月29日「今年も東西南北の海へ、まずは北へ」より

 自転車道を京川橋まで北上し鴨川左岸に入ります。鴨川べりの桜も今が盛りです、R24勧進橋で右岸に入り、塩小路橋で再び左岸に入ります。(20)

2018年4月4日「今日は和歌山へ、高野山から蘭島」より

二川(ふたがわ)ダム湖畔を行く(60)

2024年4月6日「津山から片鉄ロマン街道へ」より


 苦木駅跡手前から天瀬駅まで(2分19秒)(30)

今日の遠回り通勤は 明日香方面

 勤務明けの朝、あまりに良い天気ですので一昨日空振りだった明日香村立部の「河津桜の丘」に向かう事にします。
 逆方向ですが大和八木の方へ用事があったので往復してから明日香村へ向かいます。一昨日と同じコースも面白くないので稲渕の棚田の方から回り込みますが、現在男綱の下の橋が補修工事中なんで県道の新道側から入ります。
 弁当持ちで来れば良かったかなと思いながら棚田を見下ろす回廊の様な小径を走り広域農道で峠を越えます。少し下ると眼下に見える… やはりまだ早い様ですね。

 それでも近くに行ってみると一昨日に比べると今にも咲きだしそうな蕾があちこちに、明日明後日は雨予報ですがその後気温も上がるそうで週末には満開近いかな。本日の走行37.3キロ。

今年最初の「よしの庵」東吉野サイク

 東吉野村木津川(こつかわ)のお蕎麦屋さん「よしの庵」さんが今日から今年の営業を始めると云う事ですので、芋ヶ峠を越えて今年最初の「東吉野サイク」に向かう事にしました。例によってSNSで募りますと5人の方が、水曜日の「大和高原縦断」に続いてタックさんが大阪から輪行で来られますので近鉄大和八木駅北口8時集合と云う事に。

 まずは下ッ道に入りおふさ観音近くまで南下。

 飛鳥川に沿って走り飛鳥葛城自転車道に入ります、進むにつれて霧が…  展望台からだと雲海に見えるかも。
 棚田を望む稲渕の休憩所にて、ここで明日香村在住のVivvaさんが追いついてきて今日のメンバー6名が揃いました。
 栢森から芋ヶ峠への道へ、登るにつれ路肩の処々に雪が残っていますが、思っていた程でも。0940 前後には芋ヶ峠(497m)に到着。
 芋ヶ峠を下り千股水辺公園で小休止、キリッとした空気に青空が拡がり最高のお天気になりました。ここで「よしの庵」さんに予約の連絡を、無事予約完了。

 吉野川右岸の国道169号まで下りコンビニで補給を兼ねて休憩、このローソン吉野リバーサイド店は熊野方面に向かって最後のコンビニになります。

 ローソンを出てすぐの妹背大橋で吉野川左岸に渡り県道39号五條吉野線へ、途中で1台のローディに抜かされますが、F1さんの同僚だったとか。宮滝大橋を渡り再び右岸に戻り国道370号へ。

 吉野川沿いの道は窪垣内で県道16号吉野東吉野線に入り高見川右岸を走ります、ここまで結構良いペースで走り、東吉野村に入って暫くの処で小休止。
 ニホンオオカミ像の直前で対岸路に入ります。

 東吉野村役場の前を通り県道220号大又小川線の対岸を走ります、こちらの方が車が少なく川岸側で走っていて快適です。

 お馴染みのパン屋「麦笑」さんは現在日曜のみの営業です。店の前で一息入れていたら和代さんが。

 丹生川上神社中社前を通過し、「よしの庵」さんの予約時間に少し早いので蟻通橋前で小休止。

 予約の 1215 直前に「よしの庵」さんに到着、Yさんはざるの大盛りを頼んだ以外は定番の変わりご飯とお蕎麦のセットを、大将の計らいで今の季節ならではの蕗のとうのてんぷらを付けて貰えました、ほのかな香りと苦味が春を感じさせます。なお「よしの庵」さん今年から祝日の営業はなくなり土日のみの営業となるとの事です。

 「よしの庵」の後は再び高見川に沿って県道221号小村木津線を緩やかに登って行きます。
 1333 国道166号を跨ぐ手前が高見山を見上げるビューポイント、冠雪はしていますが先日の平野部にも積もった雪の事を思うと意外とにして少ない様な。

 国道166号の旧道を少し走り県道251号谷尻木津線へ。

 1426 谷尻の集落を抜け宇陀市との境界になる一谷峠(609m)へ。

 1435 菟田野岩端の「みんなの森公園」に到着、Yさんが用意してきてくれたコーヒーを頂いていたら、ウォーキング中の「月うさぎ」の番頭さん、毎日5キロのウォーキングをしているそうです、来月5日にはまた「月の宝箱」での「番頭さんを囲む会」でお世話にになります。(前回の模様)

 1508「みんなの森公園」を後にし帰途に就きます。

 一谷峠の手前、谷尻(たんじり)の三叉路から榛原まで県道31号榛原菟田野御杖線として続いているのですが、可能な限り芳野川に沿った道を縫って行きます、ちょっと危なっかしい場所もありますが。

 榛原の手前で宇陀川側にショートカットし、篠楽から県道198号粟原榛原線へ、3キロばかり適度な登りをこなすと女寄トンネルの桜井側に抜ける事ができます。見通しも路面状態も良くお薦めです。結構良いペースで牽いていたらくたびれてしまい笠間の簡易郵便局の近くでVIVVAさんに交替して貰ったら、あっと云う間に離されてしまいました。1617 市界を越えて桜井市へ。
 女寄峠の下りの途中から旧道に入るのですが、Yさんが真っ直ぐ行ってしまうアクシデントがありましたが、忍阪(おっさか)で無事合流、宇陀ヶ辻から横大路(初瀬街道~竹内街道)に入り、1645 桜井駅近くで八木方面へ戻る皆さんとお別れし今日の東吉野サイクを終えました。本日の走行93キロ、例によってF1さんは大阪東住吉まで自走して140キロだったとか、お疲れ様でした。東吉野へは新緑の頃にまた行きたいですね。(一部にタックさん、VIVVAさんの写真を使わせて頂いています)

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2025’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク(後半)

 1330 布目ダムを後にし布目川沿いを更に下ります。ここまででも結構下ってきたのですが、山辺高校裏の源流部が標高で478m、布目ダムが290m、木津川に合流する木津川潜没橋が49mですのでまだ半分も下っていない計算。
 ダム下で県道25号月瀬針線を跨いで左岸側の旧道を行きます。
 お馴染みの興ヶ原の沈下橋を見ながら布目川右岸の県道4号笠置山添線を下ります。
 県道は興ヶ原から登り返しがあって、小さな峠を越えて柳生から笠置に下るのですが、手前を右折し布目川に沿う道に入ります。
 この道は地形図では幅員3m未満を示す実線で表されていて車では離合困難な道が続きます。ただ発電所と飛鳥路集落へ繋がり、木津川潜没橋が増水などで通行できなくなるとこの道が唯一の車道となります。途中に一か所分岐がありますが、発電所への道で車道は行きどまりです。

 飛鳥路の集落を抜けて木津川潜没橋、対岸を国道163号が走っています。なお一つ上流には恋路橋と云う名の沈下橋があります。
 大型車の多い国道163号線を少し我慢してと走らなくてはなりません。

 ただ笠置トンネルには木津川側に旧道が残っていまして、関西有数の心霊スポット「笠置観光ホテル」の真下を通ります。山側に伊賀街道の笠置峠もありますが標高で100m近く登らなくてはなりません。

 笠置大橋を渡ります。ご無沙汰の笠置キャンプ場、平日ですが利用者も。

 JR関西本線笠置駅前で小休止。桜井からここまで約52キロ、本数は少ないですがここから輪行で帰途に就く事も可能です。
 府道33号奈良笠置線に入りますが、1キロも走らない内に奈良市域にはいってしまいます。奈良交通のバスが広岡バス停まで来ているのですが、後少しの笠置町まで乗り入れていません。

 西狭川町で県道33号線と別れ安郷川沿いの道に入り、ご覧の様な道を登りきり県道47号と752号を継いで再び県道33号線に入ります。距離的にはショートカットにもなりませんが、車の多い登り区間を避ける事ができます。

 国道369号を下り川上町で左折し、正倉院の裏側から大仏池の西側に出る事ができます、ここで最後の休憩。

 1625 県庁西交差点で近鉄奈良駅から帰途に就くタックさんとお別れです。

 上ッ道を南下し天理から布留川南流沿いの道に入り、中ッ道と交差する処で田原本へ帰るYさんとお別れ。天理から上ッ道を走る方が近いのですが、お陰で二上山へ沈む夕陽を見る事ができました。本日の走行91.0キロ。
(タックさんに撮って貰った写真を使わせて貰っています。)

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布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク(前半)


奈良市都祁馬場町(Photo : タックさん)

 今日は初瀬ダムから大和高原に取り付き、布目川沿いに笠置町まで下り山越えで奈良市街に戻る周回コースを走る事にしました、SNSで募るとタックさんとYさんがご一緒してくれる事に、Yさんとは昨年6月12日にも同様のコースを走っています。このコース山辺高校の裏から布目川の源流部に入り、後は木津川合流部まで布目川に沿って延々30キロを下り続けるのです。
 お昼の食事ですが、今日は水曜日で「ミモザ・ガーデン」はお休み、手前の「杉の家」でも良いのですが、お天気も良さそうですので弁当持ちで布目ダムでしようと云う事に。桜井駅南口で輪行で来られたタックさんと合流後、まずは上ッ道を買い出しに向かいます。

 出来るだけ旧街道を選びながら長谷寺へ。
 初瀬ダムへの取り付き、大和高原へ行くには天理ダム経由の国道25号に比べてここさえ登れば後は楽なものです。

 まほろば湖畔を行きます。

 一昨日の大雪もこの陽気に下界ではすっかり解けてしまいましたが、さすがに標高が上がるにつれ路肩に残る雪の量も増えてきます。小夫集落にある自販機で一息入れます。
 「杉の家」の角で広域農道を跨ぎ 1125「ミモザ・ガーデン」の手前で左折、山辺高校の裏手に回り込むと布目川の支流小野味川の源流部に入ります、ここから布目ダムまで延々と下りが続く事に。
 陽射しは暖かくなってきたとは云え、少し下りに入った処で長谷寺で脱いだものを再び着込む事に。
 名阪国道をくぐり国道25号旧道を跨いで天理市山田で県道47号へ。

 天理市山田から奈良市都祁馬場にかけて田園風景の中を往きます。

 天理市山田から奈良市都祁馬場にかけて田園風景の中を走り県道25号月瀬針線へ入ります。

 旧添上郡の東山村道路元標の残る大橋交差点を左折して県道80号へ大矢商店で補給、弁当とかはありませんが菓子パンやカップ麺程度は手に入ります。大橋から布目ダムまで右岸側は山辺郡山添村になります。

 布目ダム湖の右岸路へ入り1222 布目ダムに到着、距離的には桜井駅から38キロ程です。

 布目ダム東側の広場の藤棚の下でお昼にしますが、風が強くてうっかりしていると何やかや飛ばされるので大変です。

 後半に続く

今日の遠回りは「雪中行軍」

 再び寒波襲来と云う割には穏やかだった昨日、暗くなってから降り出した雪はみるみる積もって橿原市でも5cm以上に…

 1月からお世話になっている新しい職場から飛鳥川沿いの飛鳥葛城自転車道までは僅か250m(前の職場は700m)、今日の遠回り通勤は雪の明日香巡りと云う事に。自転車道はご覧の通り、雪景色になると見慣れた風景も新鮮です「自撮り」の準備をして明日来ようか… でも雪は解けてるでしょうね。。
 蘇我入鹿首塚を過ぎた辺りの明日香村の田園風景、青空も出てきてなかなか爽快です。

 再び自転車道へ戻り終点の祝戸から芋ヶ峠越えの県道へ、「雪の明日香村」狙いかアマチュアカメラマンがエラく多いなと思っていたら、今日は世間では休日なんですね。
 稲渕の集落を過ぎ進むにつれて路面も結構厳しくなってきましたがまだまだ乗車可能、女綱にて。

 栢森までやってきました、さすがにこの先芋ヶ峠への道は車の轍も踏み跡もありません。峠を越えて壺阪を越えて帰ってくるコースも考えてみましたが吉野川沿いの車道と壺阪峠の北側を考えるとかなり厳しいかな、芋ヶ峠までのピストンもこちら側の雪に隠れた酷い路面を想像すると行きも帰りも押し続ける割合が高そうなのでここで引き返す事に。
 下る途中から再び降り出した雪が酷くなってきましたが、せっかくですので石舞台を回って行く事にしましたが… 栢森から進まず正解だったかと。

 酷くなる降りが収まりそうにないので「めんどや」さんに避難、11時の開店には少し早いのですがね。店の前はしょちゅう通るのですが入るのはずいぶんと久し振りです、2017年まで15回も続いた「あすか鍋サイク」もマンネリ化とコロナ禍でご無沙汰になってしまいました、今では休日だとなかなか入れない人気店ですからね。今日は「具だくさんにゅうめんと柿の葉寿司のセット」を頂きます、ガボチャが入ってなくてナスが入っているぞ、お嬢に問い詰め様と思って世間話をしていたら忘れてしまった。ところで親爺さんここ暫く見かけないなぁと思ったら一昨年10月に亡くなっていたそうなんです、うちの母と同窓だったのかな。
 暖まった事ですし雪も小降りになってきたので「めんどや」を後に、大官大寺跡経由で帰途に就きますが、桜井に近づくにつれてみぞれ混じりとなり結構濡れてしまいました。本日の走行24.0キロ。

今日の遠回り通勤は106キロ

 お天気に恵まれた先の土曜日を無為に過ごしていまい後悔していた日々、今日は一念発起、勤務明けからご無沙汰しているヤマタンさんの処へお見舞いに向かう事に。大和八木駅近くの「だんご庄」で手土産を買って向かう事にしましたが、畝傍駅まで来たら雨が… 「だんご庄」八木店は9時半開店の様ですのでスーパーの前で雨宿りしながら時間調整、どうやら通り雨の様で京都方面は午後から晴れ間も出そうな予報。0925には「だんご庄」は既に開いてましたけど。
 いつもなら下ッ道を北上するのですが、飛鳥川沿いの「大和中央自転車道」(奈良県道273号大和郡山田原本橿原自転車道線)へ、結構濡れた路面も北上するにつれてドライに、あとひと月半もすれば桜並木になるのですよね。

 自転車道をそのまま走ると西に振りすぎるのと西寄りの風が強いので田原本から太子道(筋違道)へショートカット、三宅村道路元標の生存確認をして面塚の西側で寺川を渡り進路を真北に、さらに大和川と佐保川を跨ぎます。

 佐保川沿いの京奈和自転車道へ、近鉄橿原線と天理線のアンダークロスでは新型車両の8A系かな。

 1107 平城宮址で小休止して歌姫街道へ、奈良市街から一番楽に京都府側に越えられるルートなのですが、車が離合困難な箇所のある割には車が多いのがネェ。
 平城相楽ニュータウンから山松川沿いに下って 1141 お馴染み京都八幡木津自転車道へ、些か雲行きが怪しいですがこのまま北上して大丈夫かなぁ… 案の定川べりの自転車道は強烈な風が特に山城大橋手前の「ふ船休み」からは10km/hが出せない有様、一筆書きの周回コースに拘ってしまい、木津川べりの自転車道は復路にとるべきだったと後悔。
 ともあれ13時半にはヤマタンさんの営む「山下弘栄堂」に到着、八木から50キロ少しに4時間も掛かってしまいました。お元気そうでなによりです、少しは自転車も乗りたいとの事ですが、お店に組合、教会と色々とお忙しいそうです、それだけ忙しかったら病んでいる暇がありませんよね。

 帰りは富野荘まで大久保バイパスを南下、適当に走って大和街道へ入ります。泉大橋で木津川を渡り 1619 奈良県側へ、奈良阪を越え上ッ道経由で18時過ぎには無事桜井に帰投。本日の走行106.1キロ、 昨年12月11日以来の100キロ超、山越えはないものの往路の向かい風にはほとほと参りました。

昨日に続き不完全燃焼サイク

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今日はゆるゆるCCの「ミニベロオフ 大和郡山城番屋カフェでランチ」に参加するため、第2集合場所の新王寺駅前に向かいます。しかし長いタイトルですね。
 集合時間は柏原市役所前9時、新王寺駅前10時ですので8時過ぎに桜井を出発、今年初めての延陽伯号出動です、ほぼ大和川に沿って王寺へ向かいます。
 0935 には新王寺駅前へ、21キロ、所要約1時間半、同じ奈良県内と云え大阪府の柏原市役所前からより距離はあります。王寺町のゆるキャラ「雪丸(ゆきまる)」です。聖徳太子の愛犬だとか、

 0943 には柏原からの一行が到着、ここで都合10名なのかな…
 龍田神社近くまで国道25号に沿って走りますが、正直云って集団では走り難いです。

 藤ノ木古墳側から法隆寺境内へ。

 1020 には法隆寺南大門前へ、ここでMikaさん他と合流して12名に、一応揃った処で集合写真を。(写真 : ゆるゆるCCの誰か)
 10分程の休憩で走り出したのですが Hanaちゃんがスローパンクした様で、東大門前で再び停車、スペアチューブ(18吋)を忘れてきていて、とりあえずエアーを足して走り出しますが…
 法輪寺までやってきたのですが、やはりエアーが抜けると云う事でパンク修理をする事に。さすが Hanaちゃん鮮やかなものですが、結論としてスローパンクではなくバルブコアの不良だった様で、半ば強引に締める事に。


 富雄川沿いの自転車道から大和郡山市街へ。

 1149 には郡山城追手門までやってきたのですが「番屋カフェ」を目の前にして急用ができてしまい、急ぎ帰らないといけない事になってしまいました。一時間半程で桜井に帰宅、本日の走行55キロ、昨日に続き不完全燃焼のサイクになってしまいました。

大ちゃんのブログレポート「ミニベロオフで大和郡山城」

久しぶりの遠回り通勤は初落車

   新しい職場へ移ってから初めての「遠回り通勤」です、今年初めてのErbaロード、国中(くんなか)を軽く50キロ程走れればと…

 まずは西へ走り「松のや」へ、激安の朝定食530円もキャベツ高騰でとんかつ屋さんも大変ですよね、少しキャベツの盛りが少ない様な… ちなみにコロッケはサービス券でのおまけです。
 高田バイパスの下を少し戻って京奈和自転車道に入ろうと出(いで)交差点を北方向へ左折しますが… 車道と自転車道の間で転倒、なんとグレーチングが途切れていたのです。被害は左手の手の平に擦り傷、グローブ、ブレーキレバー、幸いと云うか中堀さんに頂いた貴重なクイック付きのセフテイレバー付きではなくタイアコンペの復刻版で良かったって… それなりの値段するやん。曲がった部分を強引に戻して、とりあえす走って停まれる様になったので「遠回り通勤」を継続する事に。しかし転倒するのは一昨年8月に「月の宝箱」の帰りに菟田野のローソンの駐車場で4サイドで立コケして以来の様な、それよりErbaでコケるのは2015年にうちにやって来て17,000キロ以上走っていますが、初めてかと。
 京奈和自転車道を浄化センターまで北上し、自転車道を御幸橋へ、写真は田原本線のアンダーパスの手前にて。御幸橋北詰から大和川右岸を下ッ道まで走りお昼すぎには帰宅、なお広瀬神社の対岸で樋門工事?の為に安堵町町内まで極端に迂回しなければならないのは解消されていました。本日の走行40.9キロ。

名古屋シンフォニア管弦楽団 定期演奏会へ


 昨日同様の冬晴れ、自転車に乗らないのが些か勿体無い気もしますが、今日は1月3日の名古屋の新春ランでご一緒したブログ「海へ♪」のたっしーさんの所属するアマチュア・オーケストラ 名古屋シンフォニア管弦楽団 の定期演奏会で名古屋へ向かいます。演目はヴェルディの序曲にモーツァルトの30番、そしてブルックナーの第4交響曲、たっしーさんはなんと1stホルン、これは行かない訳には参りません、近鉄の優待乗車券を年末に使い切っていたので急ぎ入手。
 会場は名古屋市栄の愛知県芸術劇場コンサートホール、開場 1245 開演 1330 ですから急ぐ事もありませんので急行を乗り継いで行く事にします。ただ所要3時間近くを4扉ロングシートの車両に乗り続けるのは苦行ですが、丁度桜井0918発伊勢中川行は1日数本の運用がある3扉クロスシートの5200系、これなら快適です。

 榛原を出ると昨日走った額井岳の山腹を望む事ができます、クロスシート車ならちょっと旅気分、同じく三本松から海老坂峠への阿保越伊勢街道、昨日同様の青空がちょっと恨めしい。
 このスジですと伊勢中川で12分待ちで名古屋行急行に、こちらも後寄り4両が5200系。ちなみに大阪線の5200系運用は2編成7往復、名古屋線では10数往復運用されている様です。

 近鉄名古屋駅には定刻の 1204 着、地下鉄東山線に乗り換えて栄へ。実はきしめんが大好きなので、遠征の折はJR名古屋駅ホームの立食い「住よし」で頂く事が多いのですが、今日は栄で「四代目一八」へ、丼が金色なのは、さすが名古屋。

 テレビ塔を見上げるのは何年ぶりでしょうね、愛知県芸術劇場は目の前です。

 13時にはホールへ、初めてのオケとホールはわくわくしますね、愛知県芸術劇場大ホール(1,800席)、パイプオルガンは国内最大級だとか。一部が指定席になっていますが、殆どが自由席になっていますので、オケの配置を見ながら良さそうな席を選べるのは嬉しい、ここならホルンはばっちりかな。アマオケと云ってもホール内での撮影は禁止されていますが、演奏前後にちょっとね、一応全く音を出なくできるDMC-TZ85を持ってきてますんで。

□ ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
□ モーツァルト:交響曲第30番「パリ」
□ ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
指揮:高橋隆元

 ブルックナーの交響曲は8番が一番好きで何枚ものCDを持っているのですが、4番はハイティンク位かな、生は随分と昔に朝比奈隆/大フィルを聴いた様な曖昧な記憶が、第4番もいわゆる「ブルックナー開始」で弦のトレモロの上で金管が現れるのですが、ソロをとる 1stホルンにとっては大役。
 とてもアマオケとは思えない素晴らしいブルックナーでした、個人的には端正過ぎる演奏のブルックナーはあまり好みやないんで、高橋隆元さん指揮の今日の演奏はとても良かったです、たっしーさん 1stホルン お疲れ様でした。

 帰りは些か距離はありますが、広小路本町南東角にある名古屋市道路元標の生存確認がてら名古屋駅まで歩く事に。2007年6月に訪れて以来で、材質からして復元されたものの様で、残念ながら解説の銘板が植木に覆われてしまっています。
 旧道路元標 道路元標は、国・県道の起終点を示すもので、大正8年に制定された旧道路法により、大正9年の愛知県告示により「中区鉄砲町1丁目18番地の1地先」とされ、この付近に設けられました。昭和27年の新道路法の制定まで、その役割をはたしていました。この道路元標は、本町通の整備にあわせ往時のものを復元したものです。

 近鉄名古屋 1701 発松阪行きに乗車、アーバンライナーを横目に帰りも伊勢中川までは5200系、輪行の時は早朝や深夜が多いのであまりめぐり合えないのが残念。さすがに伊勢中川からの大阪上本町行きは4扉ロングシート、急行と云っても榊原温泉から桜井まで各駅に停まってくれて寒くても扉全開。後で調べてみてみると名古屋 1741 発だと中川接続で 5200系だった様です。 
 ともあれ名古屋まで往復6時間、滞在5時間、20時には無事帰宅。本日の歩行10,406歩。

大和高原南端から旧室生村

道の駅「宇陀路室生」にて

 再びシフト勤務の生活となり貴重な土日祝の休み、お天気も良さそうですのでゆるゆるCCとFacebbookで緩く募るとタックさん、きんなん君、もりやすさん、kitanoさんがご一緒してくれる事になりました。期せずしてランドナーとスポルティーフが5台と、マッドガード付きが揃って走る事になりました。コースは最初に声を掛けて頂いたタックさんがあまり走った事のない方角が良いかと、大和高原南端から旧室生村北域を走る事にしました。

 大阪市内から輪行で来られるタックさんと合流しやすい様に桜井駅南口を集合場所とし、9時にはスタートでできる様に集まって貰います。奈良市のもりやすさんは車載で駅近くのパーキングにデポ、なんでも近くに1日330円の処があるそうで、地元とは云え車を運転しないのでトンと知らない情報。kitanoさんは御所市から自走、もちろん徒歩圏内とも云える私ときんなん君は自走です。
  ドタ参の人がいない事を確認し9時にスタート、まず国道をできるだけ避けながら旧街道を初瀬へ、県道38号桜井都祁線に入り、長谷寺門前から初瀬ダムに取り付きます。10%勾配ですが距離も短く、ここさえクリアすれば後は楽なものです。(写真左 : タックさん)

 初瀬ダム(まほろば湖)で小休止。

 お昼は山辺高校近くの「ミモザ・ガーデン」へ、現在は奈良市の一部になっていますが旧都祁村、今日はマスター一人でてんてこ舞い、そんな時に限って次から次にお客さんが来るのですよね。私たちは後の行程を考え桜井から所要2時間、11時に着ける様に考えて正解でした。並松池を見下ろす窓際に並んで戴くことにしますが、店内には暑いくらいの陽射しが。
 食事の後は並松池をバックに愛車の撮影会。

 県道38号を少し戻り県道781号都祁名張線へ「都祁山の道」と呼ばれる古くからの道で、東大寺二月堂の「お水取り」の松明を赤目から運ぶ道として伝わっています。道路としては名張へ繋がっているものの笠間峠より先はかなりの悪路です。途中三陵墓古墳群史跡公園に寄り道(写真右)しますが、四阿のベンチが変わっています、やはりトイレは冬季閉鎖の様です。
 旧室生村に入り、染田、小原と山間の集落を縫って上笠間で県道は右方向へ、さらに笠間峠への道と別れて県道242号上笠間三本松停車場線へ入ります。

 途中やまなみロードと重なる部分があって、少し登り返して地蔵峠に到着。

 地蔵峠から三本松まで標高差150mを九十九折れの激坂で下ります。道の駅「宇陀路室生」へ立ち寄る事になりショートカットしたら後続が迷子になるアクシデントがありましたが無事回収。
 国道165号沿いの道の駅「宇陀路室生」で小休止。

 阿保越伊勢街道に戻り三本松の旧い街並みを海老坂峠を目指します、峠と云ってやまなみロードの高架が上を跨いでいて峠の風情もなにもないのですが。ここから旧街道と離れ更に登るのですが天文ファンの kitanoさんの話ですと、近くに私設天文台があるのだとか、ただルートから更に登らなければない様子なので今回はパス。

 かわりに旧知の私設展望台で小休止。もう少し暖かくなればここでお湯を沸かしてコーヒータイムにするのも良いのですが… 調べてみると、なんと2018年1月21日にsetoさんとここでお昼をしているのですね。
 更に登って向渕(むこうじ)へ、道の駅から標高差で200m程になるのですが、このルート南斜面を斜めに登って行くので意外と楽なのです、実は2018年2月12日にはUG兄さんと雪の中を登った事もあります。

 予定では向渕で県道28号吉野室生寺針線を国道まで下るプランだったのですが、時間が押してきているのにも関わらず龍王ヶ淵へ向かう事に、車の多い国道の緑川半焼の坂を登るのが嫌だった事もありますし、距離的には変わらないのですが、やはり龍王ヶ淵への道は激坂です。その上消防団の訓練があったかして上から何台も車が下りてきます、離合するのに一度足を付いてしまうと二度と走り出せないのです。
 2021年10月3日以来の3年ぶりの龍王ヶ淵です。個人的には大した処でもないと思うのですが、
2017年2月15日 雪の龍王ヶ淵。昨今はインスタ映えするとかで県外からわざわざ訪れる人もいる様です。喉元過ぎればなんとやら今度訪れるのは、激坂の記憶が冷めた3年後位かな、ただ3年後も自転車に跨っていられるかの方が疑問ですがね。

 龍王ヶ淵まで往復したのち西へ、額井岳(大和富士)の山腹を西へ、戒長寺の下で分岐があり、真っ直ぐ行くと山辺の赤人の墓を経て榛原へと下れるのですが、左折して室生ダムへとかなりの激坂を下ります。山辺三で国道を跨いで近鉄の線路をくぐり室生ダム湖に架かる赤人橋へ。途中にある「濡れ地蔵」が知られるのですが、水位の高い今は水没していて「溺れ地蔵」になってしまっています。赤人橋の上で西日を受けながら最後の休憩です。
 当初の予定では榛原駅で解散のつもりだったのですが、5名全員が女寄辻経由で桜井へ下り、朝スタートした桜井駅南口に戻ってきました、お天気にも恵まれ気心の知れたメンバーで足並みも揃って快適なサイクリングの1日を過ごす事ができました。本日の走行距離、私は自宅から桜井駅往復を含めて70.2キロ、御所市から自走のkitanoさんは久し振りの100キロ超だったそうです。ご一緒頂いた皆さんお疲れ様でした、次の機会もよろしく。

もりやすさんのブログレポートもりやすさんのブログレポート

第30回 新春サイクルミーティング

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今年で30回目を迎える愛知県豊田市の「昭和の森」で行われる「新春サイクルミーティング」に参加してきました。名古屋を中心に活動している「サイクリストクラブ はづき」カトーサイクルさん他の有志により開催される、いわゆる「名古屋の新春ラン」です、ドレスコードはマッドガードの付いた自転車である事。コロナ禍の渦中だった第26回を除き2008年の第13回から顔を出させて貰っていて、今回で17回目の参加になります、と云う事で中京圏の方々とご一緒する貴重な機会になっています。
 さて例年通り asuka号で参加の予定でいたのですが、暮れのゆるゆるCC「走り納め 芋ヶ峠~壺阪峠」の芋ヶ峠の登りで柴を巻き込みリアのマッドガードを潰してしまい、幸い部材が揃っていたので元旦早々マッドガードを組みなおした次第。
 例年同様UG兄さんのハイエースに便乗させて貰いますが、大阪からY本さん、ResEditさんとescargotさんに奈良桜井から私が、都合5人5台を載せて「昭和の森」へと向かいます。他に大阪から大ちゃん率いるゆるゆるCC一行、ofはやまさん一行、京都からtamzorthoさん一行も向かっている様です。

 名阪国道から東名阪、伊勢湾岸、愛知環状と辿るのですが、最高のお天気の中を一路東へ、ところが東名阪で大ちゃんの車が事故に巻き込まれたとの情報が、一時情報が錯綜して心配していたのですが、大ちゃんの車に同乗していたタックさんの書き込みで、事故は軽微で遅れますが「昭和の森」へ向かいますとの事で一安心。時間的に一番後ろを走っていた私たちも無事に事故渋滞をクリアして伊勢湾岸へ、集合時刻の10時丁度に「昭和の森」へ。
 既に多くの人が集っており、受付を済ませた後、主催者側からのご挨拶。今回は新たな南側を回る新たなコースが設定されて2つに別れて走る様です、過去に南回りのコース設定があって余り面白くなかったので、例年通りのK三峠(通称)経由のコースを走る事にします。また今回は30回の節目と云う事で記念のサコッシュが頒布されていましたので1枚入手。
 初参加の方の自己紹介、関西からはゆるゆるCCのハナちゃん、意外な処でCogさんともりやすさんが初参加。中にブログ「海へ」のたっしーさんが、リアルでお目に掛かるのは初めてです。

 主催者によるブリーフィングの後は全員揃っての記念写真。ここ何年かオフィシャルの写真係はおつねさんが務めてくれています。千葉さんのセルフタイマーとタイミングが揃わず撮り直しになって大爆笑。
 関西勢での集合写真(kiyaさん提供)の後、走り出す前に食事を済ませます。
 若干関西でない人が紛れ込んでますが…(笑) 陽射しが入ると暖かくて気持ちが良いです。

 11時半頃からぼちぼちスタート、殆どの参加者がコースを熟知していますからね。若干レギュレーションすれすれ?の強者が…

  小さな峠を越えて県道350号北一色東広瀬線まで快適なダウンヒル。
 県道350号を下りを下り広梅橋で矢作川を渡ります。

 広梅橋を渡ると最初の休憩ポイント、2004年に廃止となった名鉄三河線の三河広瀬駅跡、現在は登録有形文化財となっています。線路が残されているので往時の雰囲気が… 新春ランで毎年訪れていますが春になるとご覧の様に。

 三河広瀬駅跡からいつもは矢作川左岸の県道355号島崎豊田線を上流の加茂橋まで走るのですが、三河線廃線跡をショーカットします。(写真左 : UG兄さん)

 県道に戻り矢作川左岸を、阿摺ダムにて。

 加茂橋を渡りで矢作川の右岸側へ。
 2番目の休憩ポイントは加茂橋北詰の「川澄屋」。(写真左 :タックさん)

 「川澄屋」に入った何人かそろそろ出てきそうなので、K三峠への道へと先回りして、今年も木登りして一行を待ちます。一行が通り過ぎた処で陽射しが入ってきました、Mikanさんとこっしーさんの後ろ姿に場違いな邪魔者が、良いショットだったのに…
 K三峠に到着、過去には一度登り切った事があるのですが、今年も押してしまいました。(Photo : タックさん)

 全員が到着した頃にパラパラと降り出してきました。晴れたり降ったり結構気まぐれなお天気です。御作小学校を経て県道486号木瀬富田線までのダウンヒルへ。
 最後の休憩ポイントなのですが、些か寒いので揃った処で再び走り出します。
 最後の登りをこなした処を左折して「昭和の森」に入るのですが、escargotさんが行きすぎてしまうアクシデントが。
 ともあれ15時には全員無事に戻ってくる事ができました。ところで今回の南コースは前回とは違い推し担ぎもあるアップダウンのあるエグいコースだったとか…
 関西勢による恒例の「Cafe HiAce」のOPEN、お菓子の差し入れも毎年増えてきました。なかなかヤカンだけではお湯が間に合わないので皆のJETBOILを総動員。
 16時には再び5人5台を積んで帰途に就きました。今年正月早々お付き合い頂いた皆様有難うございました、今年一年よろしくお願いします。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字ですが、当分の間は2024年版のログインとパスワードの組み合わせも有効です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

第23回「年末恒例 石川ポタ」前半

 実は「第6回 番頭さんを囲む会」の翌日の今日22日は今回で23回目となる年末の恒例行事「石川ポタ」、昨夜は日付の変わるまで飲んでこれだけ空瓶を空けたにもかかわらず二日酔いにもならず、私と川崎のSさんとK君が連荘で参加します。さすがに走って行く訳には行きませんのでバクローさんの車で柏原市役所まで運んで貰います。
 6時前には起きて後片付けと準備を済ませて8時過ぎには「月の宝箱」を後にします。一旦桜井の自宅に寄って貰い荷物を入れ替えてasuka号を4サイドから2サイドに換装します。

 集合時刻の10時前には柏原市役所前に到着、今回の参加者はタンデムを含む16台17名、幹事役のUG兄さんがガスボンベを忘れてきたとかで引き返しているそうで、少々スタートが遅れそうですが、お天気の方は昨日同様何とか持ってくれそうな按配です。(写真左 : タックさん)
 さて全員揃って出発できそうなんですが… 例によって自転車談義が始まって動きません、さて今日の話題の車はBLKさんが持ってきたWILLのミニベロ、バッグも純正だとか、皆さん「WILLプロジェクト」って覚えています?(写真右 : UG兄さん)
 1035 スタート、しかし4サイドのタンデム、この先の車止めポールを直角に曲がって橋の入り口のコンクリートブロックをかわせるのだろうかと思っていたら、目の前でUG兄さんのリアサイドがブロックに接触、もう少しで追突する処。(写真 : タックさん)
 石川べりのサイクリングロードに入るとUG兄さんがいつもよりハイペース、WELL苛め?

 片道10キロにも満たないコースを半分も行かない内に最初の休憩、今日は風がないので陽射し入ると暖かくなってきて気持ちが良いです。タイミング良く近鉄南大阪線の電車がやってきました、2両編成なのは古市~橿原神宮前間の普通列車。
 さて20分余りの休憩の後再び走り出します。

 最近キャンプツーリングの機会がないのでサイドバッグ装備 の自転車を連ねて走るの久しぶりの様な。

 1128 通称「OHCHOの森」に到着、ここで各自思い思いに店を拡げます。(後半に続く)

今夜は「番頭さんを囲む会」

 今日は宇陀市菟田野岩端の「月の宝箱」で「第6回 番頭さんを囲む会」を囲む会、「月うさぎキャンプ」→「酒池肉輪会」の流れを汲む自転車仲間の宴会です。バクローさんが幹事役を務めてくれています。

 今日明日となにやら微妙な天気予報なのですが、朝9時前に桜井の自宅を出発します。西峠を越えて榛原のスーパーで買い出しをしてからお昼過ぎに「月の宝箱」に着ければと、同じ桜井のK君はお昼から出るとの事。長谷寺を過ぎると雨がパラパラと、本降りにはならなさそうですが… 1030 には西峠に到着、7月20日に勤務明けから夏の真昼間に休み休み2時間かけて登った事を思えば楽なのですが。
 今夜はほうとう鍋とおでんを振る舞う予定で、オークワで買い出しを済ませ外に出るとなんと陽射しが…

 雨上がりに陽射しが輝く芳野川沿いのいつものコースを菟田野へ向かいます、今月1日にゆるゆるCCの「宇陀かえでラン」で走ったばかりなのですが。12時半には菟田野松井橋のローソンへ、向かいの「菟田野アグリマート」で少し野菜を買い足します、大根も形は悪いけど安かったなぁ… 途中、滋賀からのniwa-chanさんの車に抜かされて 1309 には岩端の「みんなの森公園」前に到着、紅葉と銀杏の並木もすっかり葉を落としています。「月の宝箱」到着、本日の走行 27.3キロ、2024年の累計走行距離7000.7キロで昨年に続いて7,000キロを超えました。
 ぼちぼちとおでんの仕込みをしながら皆さんの到着を待ちます、幹事役のバクローさんは大阪鴫野の竹元さんのお店「taverna aglioolio」でオードブルとケーキを受け取りこちらに向かっています。 
 Mt.Nさんも榛原から自走して到着、バクローさんも到着、番頭さんとさっちゃんも「月うさぎ」から下りてきたのですが、まだはるばる川崎から来られているSさん、Vさん、K君が到着しません。

 全員がようやく顔を揃えたのは暗くなってから、K君は最後ナイトランに、「みんなの森公園」はちゃんとライトアップされるのですね(写真はK君)、知らずに走ってくるとちょっと不気味かも。恒例の持ち寄った酒を並べての写真。

 本格的に宴の始まりです。いつもは勤務明けからの参加だったのですが、今回はしっかり仕事させて貰いました、ほうとうは本場山梨から毎年取り寄せているもの(AMAZONでも買えますけど)、それに今日は冬至ですので南瓜はぴったりですね。
 そして今回の主賓はMt.Nさんのうん歳のお誕生なのです、大黒屋さんから言付かったプレゼントや、いどちゃん謹製のケーキが。
 夜遅くになって外では本格的に降り出してきましたが、宴は続きます。

2024年10月7日「第5回 番頭さんを囲む会」
2024年7月20日「第4回 番頭さんを囲む会」
2024年5月18日「第3回 番頭さんを囲む会」
2023年8月5日 番頭さんを囲んで「月の宝箱」宴会
2021年7月10日 久しぶりのキャンツーのつもりで…
2020年11月23日「月の宝箱」でミニ酒池肉輪会
2019年12月14日「月うさぎ 酒池肉輪会」
2018年4月27日「最後の月うさぎキャンプ」

次回は2025年4月5-6日だとか…

今年最後の100キロ超かな

 寒くなると約束でもなければ、なかなか走り出せないものでして、カレンダー配布サイクに東吉野方面に走りたい処なんですが、ぐずぐずしているとお昼になってしまう事もしばしば…
 ゆるゆるCCの方に書き込みをしてみますと、奇特が方がおられるものでして F1氏が釣れちゃいました。ロードで来られるとの事ですので、私も合わせて Erbaロードで出掛ける事にして、明日香村のセブイレ前に9時に落ち合う事に。9時前に着くと既に氏は大阪から30数キロ走って既に到着済。今日は夕方から崩れる可能性もあるので輪行袋携行との由。
 他のドタ参される方もなさそうですので、9時を待たずにセブイレを後にします。行者辻で一息入れる事もなく 0953 には芋ヶ峠に到着。さて吉野側に向かって下ろうとすると F1氏はどこかに眼鏡を落としたとの事、この先誰かと約束がある訳でもないので探しに引き返す事に。幸いにも栢森を出て2つ目の激坂の手前で道に落ちている眼鏡を先行していたご本人が発見、幸い栢森以降は1台の車にも出遭わなかった事ですし、踏みつぶされる事もなかったのがなにより。20分程のロスタイムで今日2度目の芋ヶ峠に。

 吉野町河原屋のローソンで補給の後、国道370号から県道16~220~221号と走る定番コース、途中「麦笑」さんと「よしの庵」さんのポストにカレンダーを投函して本日のミッション終了。
今日は高見山は見えないかと思っていたのですがご覧の様に、北側斜面には少し積雪も見えます。
 高見集落から県道251号に入り一谷峠を宇陀に越えるのがいつもコースなのですが、結構良いペースで走ってきましたし、晴れ間も見えてお天気も持ちそうですので、染谷峠を越え様と云う事に。国道166号旧道を走りますと、以前酒屋のあった処に地元のコミニティスペースの様なものが出来ていて食事もできる様です、焼そば、焼めし、うどんが一律300円也、パンと携行食で走っていますので、温かいものでも戴こうと云う事に。私たちにはボリュームが少なめですが、平日に東吉野村で食事のできる処は鷲家周辺ににしかありませんから貴重です。「コーヒーお茶ハウス あいの家」旧国道沿い高見郵便局の少し東側、原則月火水曜営業の様です。
 出合橋で旧国道と別れ県道28号へ。

 出合橋から1時間足らずで染谷峠(710m)に到着。北側は結構な斜度と悪路ですが少し下ると国道369号の旧道大内峠へ、弁財天トンネル(以前は開路トンネルの名称だったのですが)の上にあたります。国道を榛原側に下っても面白くないので、引き続き県道28号を室生寺方面に下る事にします。
 長い下りに震えながら室生寺門前へ、さすが観光地ですね冬場の平日ですが愛想の良いおばあちゃんのやっている「よもぎ入り回転焼」のお店は営業中、ストーブで暖をとりながら2個平らげます。
 日没まじかですが室生口大野の手前で室生ダムに取り付くと、名残りの紅葉が夕日に輝いています。そろそろ時間も押してきたので赤人橋を渡り国道165号へ。無事西峠を越えますが、大和朝倉駅近くまで来てポツポツと雨が、F1氏は近鉄南大阪線沿線ですので橿原神宮前駅か尺土駅まで走れば乗り換えが楽なのですが、桜井駅から輪行するとの事。南口までご案内して 1652 無事帰投、本日の走行へ108.3キロ、F1氏のお陰で私としては久しぶりにがっつり走る事ができました。

芋ヶ峠で引き返した部分はカットしています。

「デ・キリコ展」へ

 今日12月3日は70うん歳の Birthday なのですが、12月8日まで神戸市立博物館で行われている「デ・キリコ展」を観に神戸へ行ってきました。輪行袋を担いで通過する事はあっても神戸の街中に降り立つのはずいぶんと久し振り、調べてみると2009年4月24日に家島の帰りに当時新神戸にあったニッカホースのHALISONの直営店を覗いて以来の様な。さて Giorgio de Chirico の展覧会は規模の大小や会場はともかく10年おき位には開催されていると思うのですが、私自身は1973年11月から12月にかけて鎌倉近代美術館で行われた時以来、なんと51年ぶり、これは冥途の土産に是非とも観ておかなくてはと…
 嬉しい事にDさんがご一緒して頂ける事になり展覧会の後は毎年カレンダーでお世話になっている skuram氏から貴重なブツを受け取る手筈に。阪神三宮でDさんと落ち合い、お天気も良いのでデパ地下でお弁当を買って東遊園地で食べ様と云う事に。お弁当を広げた処になんと自転車を推したskuram氏が登場、出番が早いんやないのお邪魔虫。
 ともあれ貴重なブツ(SHIMANO Dura-Ace SL-7700)を格安で譲って貰った上に Birthday Present にB-17 まで頂いちゃいました、感謝。
 「デ・キリコ展」の行わている神戸市立博物館は元銀行のレトロな建物、skuram氏は既に観覧済との事でここでお別れ、65歳以上の神戸市民は半額なんですよ、シニア割引やペアチケットはなかったもののなんとマイナ割引が。さて預言者のご託宣は…

 会場ではなんと何点かが撮影可となっています、でもロクに絵も観ずにカメラを構えてばかりの人がいるのがなんとも。決して大きくはない博物館で展覧会場は2階と3階に、螺旋階段が De Chirico に相応しい様な…
 閉幕まじかですが平日とあってゆっくりと観る事ができ冥途の土産もできたと云うものです、図録やポスターを買い込んで大満足。
 展覧会の後はメリケンパークや南京町をDさんに案内して貰える事にBE KOBEも初めて、若い頃もちろん震災前ですが須磨のハーバーに通った事もあったのですが、三宮元町界隈は通過するだけで中華街にも行った事がなく、綾瀬はるか主演の2009年の映画「僕の彼女はサイボーグ」のロケ地にもなった街並みへ連れてって貰いました。
 と云う訳で、中華街から元町、三宮と終電まで3軒はしご、3日の夜にクシャミが止まらなかったDさんとの共通の友人は酒の肴の俎上の上に載っていたかと… と云う事で70うん年の人生で最高に愉しい Birthday を終えました。

天理~「Delft」~「ミジンコブンコ」

天理の銀杏並木


 昨日に続いて奈良市方面へと向かいます。その前に正暦寺へ向かうゆるゆるCC一行を捕まえて、出来たばかりのカレンダーをお渡ししようと天理市へ向かいます。途中、黒塚古墳(写真左)と夜都伎神社(写真右)に立ち寄ります。

 ゆるゆるCC一行はきっと天理教本部の前の銀杏並木を通るだろうと待ち構える事にしますが、古い輪友のYさんにばったり、以前は大和高田におられたのですが兵庫県へ引っ越されたのですが、今日はお仲間2人とこちらへ走りに来られたとの事。ところで銀杏並木を見下ろす陸橋はなぜか西側にフェンスが取り付けられてしまっています。一行はもう少し時間がかかるだろうとのんびりしていると、意外に早くやってきたので上手く撮る事ができず仕舞。
 休憩ポイントのファミマで合流するつもりが陸橋の上の私に気付いてくれて、無事合流。
 カレンダーを皆さんにお渡しして、白川ダム方面へ向かう皆さんと天理市街を少しだけご一緒してお別れです。
 櫟本から西へ走り西大寺の自転車工房「Delft」さんへ、お願いしていたフロントバッグの修理と追加工作がようやく出来上がってので引き取りです。
 帰りは西大寺駅前から奈良自転車道を遠回りして奈良市街へ下り、Dさんに教えて貰った東笹鉾町の「ミジンコブンコ」へ。凄い建物でしょ、ちょっとひいてしまいそうですがコーヒーとカレーのお店です。

 カレー皿とスープはホーロー製、天理の「珈琲雨読」同様に読書好きのお店です。
 帰りは上ッ道経由で本日の走行65.2キロ、700キロには届きませんでしたが後半の追い上げで今月は685キロ。

ゆるゆるCC ランドナーオフ「あまの街道」

狭山池(大阪府大阪狭山市)にて

 今日はゆるゆるCCのランドナーオフ「あまの街道」に参加する為にK君と集合場所の柏原市役所前へ向かいます。集合時刻が8時ですので桜井を6時には出なくてはなりません、この季節になると6時はまだ真っ暗なんですよね。横大路を西へ関屋越からR165田尻峠を越え国分へ下ります。

 0600 丁度に出発、快調に走り 0730 には大阪と府県境を越え 0747には柏原市役所前に到着、既に殆どのメンバーが揃っている様です。今回の参加者は20名、ゲストの今時ロードが1台参加されていますが19台マッドガード付きが集まりました。なんと云っても話題の車はOさんの後付けアシストランドナー、ボトルケージ部分に付いているのがバッテリー、少し走らせて貰いましたが、異次元の車ですなぁ…
 スミレちゃんのブリーフィングの後 0823 スタートでう、今日は狭山池から天野街道と回るのですが、全くコースが理解できていません。

 大和川右岸を西へ、今回お2人のランドナー女子が花を添えてくれます。

 新明治橋を渡り松原市へ、大和川の支流東除川沿いに走ると云う事なのですが全く以って何処をどう走っているのやら判りません。
 お昼は狭山池で食べると云う事で、途中のスーパーマーケットでお弁当を調達。




 狭山池に到着、日本最古のため池として教科書にも載っていた様な気が、実は隣町の堺市で育ったのですのが来るのは初めてかと。

 19台のランドナーを並べて写真を撮ったり…

 並んでお弁当を広げます。

 1146 狭山池を後にします、シーズーがいたのでちょっと脱線。
 次の目的地は天野山なんですが、良く判らない処を付いて行くだけです。「亀の甲」何やら記憶にある地名が。

 ハイキングコースになっている「あまの街道」良く締まったダートが続きます、なんとなく走った記憶があるので調べてみると2005年6月に逆方向に走っている様です。
 結局、時間も押してきたので天野山までは行かずにニュータウンの中を抜けて河内長野の「長野遊輪堂」へ。ここで奈良組は一行と別れてofはやまさんの先導で石川沿いのサイクリングロードへ、最後は柏原市役所前からK君と2人でR24をほぼ大和川の沿って桜井まで帰ってきました。本日の走行114.0キロ。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

12年ぶりにシクロジャンブルへ

 今日は久しぶりに大阪豊中は服部緑地で行われるシクロジャンブルに向かう事に、知る人ぞ知る自転車のフリマですが、なんと顔を出すのは2012年12月2日以来12年ぶり、特に買いたいものがある訳でもないのですがね。さて今月はあまり走れていませんので頑張って自走したい処なのですが、9時に始まってめぼしいブツがなくなると皆さん早々に帰ってしまいますので、遅くならない様に最寄り駅まで輪行で、帰りは走れるだけ走ろうと延陽伯号で出掛ける事に。

 最寄り駅が北大阪急行の緑地公園駅ですので、近鉄で大阪難波で地下鉄御堂筋線に乗り換えるのが一番楽なのですが、土曜日とは云え混みそうな時間帯ですので、JRで新今宮へ行き動物園前駅で御堂筋線に乗り換える事にします。桜井0622発、奈良で大和路快速に乗り換えますが、最後尾の車両は一部が有料指定席の「うれシート」に、利用者は皆無。地下鉄こと大阪メトロに乗るのも久しぶり。
 0819 には緑地公園着、のんびりと輪行支度を解きます、先日分割式マッドガードの接続部分に手を加えたのですがばっちりです。

 今回から会場は東中央広場になりましたので、駅から自転車で5分と掛かりません。あっちこちで知った顔ぶれが店を拡げています、結構遠方からも、岡崎のKさん、滋賀のSさん。
 UG兄さんのお店の後ろに延陽伯号を置かせて貰って見て回ります、会場はまるで同窓会の様相、スミレちゃんではなく大ちゃんは色々と仕入れている様です。面白そうなブツが色々とあるのですがね…

 PROGRESS の三島御大のブース、両側にアイズとナニ銀さん。

 京都のEさんがフロントバッグを2つ並べています、滅茶格安で畳めば持って帰れそうなんで思わずGET! 何に付けようかは後から考えます、青色系なら延陽伯号にぴったりなんですけど。
 なんと隣村の明日香村からVさん(左)が自走で、René Herse と一緒に帰るはおこがましいと云うより些か厳しいのですが… 私自身大阪生まれなものの北大阪地域は全くと云って良いほど不案内、淀川べりまで地元のKさん(左)に道案内をして貰い連れ持って帰る事に、それも距離が倍以上の「さくらであい館」経由で。(写真 : UG兄さん)

 ちと早い気もしないでもないですが 1042 服部緑地を後にします、Kさんの先導で市街地を15分程走って神崎川左岸の自転車道へ、正露丸の臭いは笑えます。
 淀川右岸を遡り鳥飼大橋で左岸へ、Kさんには仁和寺大橋の手前まで道案内をして頂きました、感謝。
 淀川べりのサイクリングロードは2017年の「猪名川キャンプツーリング」の帰りに枚方大橋以東を走った事がある位で些か不案内、向かい風と嫌らしい車止めには辟易させられます。佐保川沿いの京奈和自転車道にも1ヶ所あったのですが、撤去された様ですね。
 サイクリングロードをちゃんとなぞれず、牧野以東は府道13号を走ってしまいましたが、1235 には「さくらであい館」に到着、15分ばかり休憩。

 1250 には再スタート、再び御幸(ごごう)橋を渡り京奈和自転車道へ、向かい風ではなくなった分快適この上ないのですが、24吋の延陽伯号では巡航速度25~27km/hが精一杯、今年8月の鈴鹿ロード「2時間エンデュランス カルテットB」1位優勝のVさんの René Herse を先導します、当の本人は一向に先に出ようと云う気配はない様です。
 1303 流れ橋通過、ノンストップで 1355 木津の三角公園(正しくは樋門公園)へ。数分休憩してそのまま京奈和自転車道でならやまを越えて奈良市街へ、二条大通りの「ザ・めしや」で遅いお昼を頂き、佐保川三郷橋から下ッ道に、Vさんとは庵治町でお別れして大和川沿いを帰途に、16時半には無事桜井へ帰投、本日の走行91.9キロ。明日はゆるゆるCCの「ランドナーオフ」柏原市役所前8時集合、大丈夫かなぁ…

2ヶ月ぶりの’芋’

吉野川 上市橋から近鉄吉野線吉野川橋梁を望む

 今日は風もなく穏やかな小春日和の一日だと云う事で吉野から東吉野、宇陀方面へ走ろうと考えていたのですが… 昨夜来年のカレンダーの準備で夜更かししてしまい、一旦起きたものの二度寝をしてしまい、しっかり出そびれてしまいました。結局動き出したのはなんとお正午前、とにかく芋ヶ峠へは向かおうと明日香村へ、
 途中、稲渕では9月に行われた「案山子コンテスト」の結果が発表されていました、優秀賞が4点、村長賞が1点他、例年の事ですが、センス、テクニックに秀でた常連さんの顔を立てながら、選んでる感がネェ…
 とにかく芋ヶ峠へは向かおうと栢森へ来たものの、ずいぶん陽も短くなってとても東吉野へ向かう時間はありません。昨夜ゆるゆるCCのイベントに12月29日「走り納め芋峠~壺阪峠」が上がっていたので、久し振りに「あすか鍋サイク」の定番ルートだったそのコースへ向かう事に。

 栢森から1台の車に遭う事もなく 1322 芋ヶ峠へ。9月21日以来ですが今年7回目(吉野側からのいわゆる’裏芋’が1回)。
 吉野町千股の水辺公園。

 上市橋で吉野川左岸へ渡ります、吉野山も考えてみたのですがやはり時間が足りません、県道39号五條吉野線を西へ、椿橋で右岸へ戻ります。

 1512 には壺阪峠へ。
 土佐街道、高取町の旧い街並みを抜けて飛鳥経由で帰途に、少し買い物をして17時前には無事帰宅、しかし陽が短くなりましたね、調べてみると今日11月13日の日没は1653(奈良市)、12月上旬に最も早くなって、12月26日と同じ日没時刻なんですからね。本日の走行51.4キロ。

ちょっと針まで

 asuka号の微調整を兼ねて大和高原へ向かいます、横大路(初瀬街道)を東へ。
   長谷寺から県道38号桜井都祁線で長谷寺門前から初瀬ダムへ。

 のんびりしすぎて旧都祁村域に入る頃には13時を回ってしまいましたので、久しぶりに「ミモザ・ガーデン」へ、8月4日の「RRCB 真夏の早朝ラン」の折は夕方から出勤でしたのでパスしてしまいましたので。

 久しぶりとは云えいつものアボカドの焼きカレーを。
 もう少し足を延ばしたかったのですが、なかなかサドルに馴染めないので天理ダムへ下り帰途に就きます。新品でもないのですがそれなりの距離を走りたい時は暫くインナーパンツが必要かなぁ… 本日の走行50.1キロ。