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明日から輪行ダブルヘッダー
明日からの3連休は日帰りと1泊2日の輪行ダブルヘッダー。まず明日12日は中央本線南木曾まで輪行し、馬籠峠を越えて中津川へ、終電近くに帰ってきて翌早朝から鳥取方面に向かうという強行軍、機材も変わりますので予め準備はしておくのですが。
ようやく気候も良くなってきて遠征するにも絶好のシーズンなのですが、この季節には「18きっぷ」がありません、ただ10月の2週間程の間に「JR全線 秋の乗り放題パス」と云うのが発売されています、以前は「鉄道の日記念 JR全線乗り放題きっぷ」と云う名前だった事もあり、10月14日の「鉄道の日」を挟んだ土曜日から日曜日の約2週間の内3日、従って今年は10月5日~10月20日の間「18きっぷ」同様に利用できます(発売期間は9月13日から10月18日)。料金は7,850円とやや割高なのは良いとして、問題は利用できるのは発券時に指定した日にちからの連続した3日間のみ、バラバラに3回とか3人での利用はできません(但し小人料金の設定があり)。2日ならまだしも輪行サイクリストには非常に使いにくい設定なのです、確かに2日目を捨てるつもりで1日目と3日目に元が取れる処まで乗車すれば良いのですが、貧乏性の私には使える2日目を丸々捨てるのがなんとも許せません。
1泊2日を輪行で利用して、残り1日分で今神戸市立博物館で行なわれている「デ・キリコ展」へ行こうかと考えてみたものの、もちろん自宅の奈良桜井から神戸三宮までJR利用で往復3,040円ですから元は取れるのですが、近鉄阪神利用では2,500円で往復できるのであまり妙案とは…
そうこうしていると10月12日に中津川へ「栗きんとんめぐり」に行く事を兼ねて南木曾から馬籠峠を越えるプランが、そして10月13日から山陰本線鳥取~米子間で「鳥取うみなみサイクルトレイン」が運行される事を聞きつけ、1泊2日で鳥取へ向かう事にした次第。
煙管ロングライド「桜井~岐阜」(後半)
さて鳥居本駅を出発し岐阜の加納宿まで旧中山道を辿ります、鳥居本宿~番場宿~醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~関ヶ原宿~垂井宿~赤坂宿~美江寺宿~河渡宿~加納宿と約58キロの道のり。鳥居本宿は野洲で別れた中山道と朝鮮人街道が再合流し、中山道と北国街道が別れる交通の要衝。10月6日に「第16回とりいもと宿場まつり」が行われるとの事で、幟や飾り付けが始まっています。
中山道は鳥居本宿を出るなり摺針(すりはり)峠(170m)への登りが、距離は1キロ程ですが10%近い登りが。先日から左膝に少し痛みがあって調子が今一つなので心配だったのですが、どうにか降りずに登りきる事が。
反対側は緩やかに下って名神高速に沿った処から緩やかに登り米原トンネルの上で小摺針峠を越えます。
小摺針峠を下ると中山道62番目の「番場宿」、途中で正面に伊吹山を望む事ができます。番場と云えば「瞼の母」の番場忠太郎所縁の地ですが、あくまでも芝居の中の人物。旧中山道は次の醒井宿の手前から国道21号と並行する様になるのですが、嫌が上にも現国道を走らなければならない区間が幾つかあるのが。
61番目「醒井宿」、もう盛りは過ぎていますが名残りの梅花藻と彼岸花が… 平日とあって訪れる観光客もまばらです。
60番目「柏原宿」、最寄りに東海道線柏原(かしわばら)駅があるのですが、関西線柏原駅は「かしわら」、福知山線柏原駅は「かいばら」はご存知ですよね。そろそろ何処かでお昼でもと思ったのですが、既に13時半、中山道は見どころが多いだけに時間がかかります。
59番目「今須宿」の後、国道21号を旧中山道側に跨ぐ事ができずに国道21号で今須峠をショートカットしてしまいました。
県境のサインに気付かないまま岐阜県へ、不破の関から 1412 関ケ原駅前へ、岐阜駅までまだ35キロ、こんなペースだと明るいうちに辿り着けなくなりそうです、残念ながら関ケ原周辺の見どころは次の機会に。
56番目「赤坂宿」、この季節、旧街道沿いは何処も彼岸花が盛りです。
国指定重要文化財「旧揖斐川橋梁」で揖斐川を渡ります、現在は歩行者自転車専用となっています、隣は東海道線揖斐川橋梁。
宿場町巡りを端折って信号以外はノンストップで17時前には岐阜駅南側の中山道53番目の「加納宿」へ、と云っても現在の岐阜市街地のど真ん中ですので、宿場の面影はありません。
岐阜駅南口で今日のサイクは終了、ここで輪行支度を整え、晩飯を食って名古屋まで移動、近鉄特急で帰途に就きます。しかし旧街道巡りはErbaロードではなくマッドガード付きの自転車で走りたかったですね、延陽伯号で水口までの長丁場と摺針峠を登るのは厳しいとは思いますが。本日の走行は桜井〜水口城南駅と鳥居本駅〜岐阜駅で都合138.0キロ。中山道に拘らなければ巡見街道を南下したり、近江鉄道同様にサイクルトレインのある三岐鉄道や養老鉄道を利用しても面白いかも知れませんね。(前半にもどる)
煙管ロングライド「桜井~岐阜」(前半)
あまりに長過ぎた猛暑も終わり、10月になって走り回れると思いきや何という天気予報なんでしょう、走るより先に片付ける事があるでしょうとのお達しなんでしょうかね、確かにそうなんですが…
とにかく走るのは今日2日を外せません、北西側からお天気が崩れると云う事ですので、東の方角は今日1日は安心して走れそうですので懸案のプランを、和束から信楽経由で貴生川まで走り、近江鉄道のサイクルトレインを利用して米原までワープし、醒ヶ井から関ケ原と旧中山道で大垣岐阜方面へ走るプラン、題して「煙管ロングライド」端折る貴生川~米原間は約47キロになりますが、正味走る部分も130キロ以上にはなります。そう云えば昔「まんま亭」の常連さんに岐阜から走ってくる強者がいましたね。
ところで岐阜へは1998年と1999年に名古屋側から金沢までの「さくら道ネイチャーサイク」の途中で、2006年3月17日に近鉄名古屋線の白子駅から多賀大社経由で訪れているのですが、今回計画している米原~岐阜間は未踏区間なのです。
貴生川までは何度か走っているコースで、過去のログから判断して朝4時過ぎに桜井を出発、未明でも走り慣れている上ッ道(上街道)を北上し、猿沢池から県庁西交差点を経て奈良阪を越えます。県境を跨ぐ頃には明るくなってきて6時過ぎには木津川べりに出て恭仁(くに)大橋を渡ります。
井平尾で国道163号線を跨いで府道5号木津信楽線へ 0640 には近隣のサイクリストにはお馴染みの和束のローソンへ。
湯船にある八七瀬橋、周りの風景にちょっとそぐわない立派なRCローゼ橋(アーチ橋の一種)で、昭和28年の南山城大水害で流された橋を架け替えたものの様です。殆どの車が次の清水橋で朝宮方面へ向うので、府道をそのまま走る車は少なくなり静かな山村風景が広がります。
0747 には京都滋賀府県境になる峠へ、2020年6月「黄和田キャンプ」の折に4サイドで登って来た時より30分早く着いていますが、今回はロードのErba号ですからもっと早くても良い様な気もしますけど。
0822 信楽駅前へ、お馴染みの巨大狸は衣替えで「ハロウィン狸」に。
信楽駅前から雲井までは快適な線路沿いの裏道を走る事ができますが、小野峠への分岐までは交通量の多い国道307号を3キロばかり我慢の走行。旧道は相変わらず通行止、倒木こそありますが担ぎなしで無事通過、なんと云ってもかつては国鉄バス 近城線として路線バスが通った道です。1971年2月11日 小野峠で立ち往生している国鉄バス。
近江鉄道はJR草津線貴生川駅に乗り入れているのですが、自転車をそのまま持ち込むには北口に回る必要があります。サイクルトレインは八日市線を除く近江鉄道本線と多賀線で利用でき(彦根駅のみ利用不可)、休日は終日、平日は概ね9時から16時の間利用できます。利用するのは2006年8月、2009年6月、2019年4月、2020年6月に続いてこれで5回目かな。なお信楽高原鐵道の紫香楽宮跡-信楽駅間のみ自転車の持ち込みができる様ですが、貴生川駅までは利用できませんのであまり価値があるとは、町内をレンタサイクルで回る方向けかと。なお近江鉄道には金・土・日曜と祝日は900円の全線フリーパスがあり、有人駅で事前に購入できるならお得になる場合も。
次の米原行きは貴生川駅 1028発でやや時間がありますので、次の水口城南駅まで進みます、貴生川駅周辺にはコンビニが少ないのですが、水口城南駅の手前には大型スーパーとコンビニがあります、ただ駅の入り口が判り難いのが難点。ここまで78.84キロ。
水口城南駅 1033発に乗車、無人駅ですので整理券を取るのをお忘れなく。自転車を置くスペースは確保されているのですが、車両毎の差異があるのかも知れませんが、一畑電鉄の様に固定するベルトどころか何かで括りつける手すりの類もありません、米原まで乗車すると1時間以上かかるので、これはかなり不便です。走行中はかなり揺れますので固定できないと自転車を支えた状態で座席に座り続ける事になるかと。
今回は旧中山道に入るために終点の米原駅の2つ手前の鳥居本駅で下車しますが、無人駅ですので先頭車両に移動する必要があります、これは輪行の場合でもワンマン運行している路線の無人駅での下車のお約束ですね。なお夏場にサイクルトレインを長時間利用する場合、汗をかいた後に冷房に晒される事になるので、上着の様なものを準備しておいた方が良いかと。
手前の彦根駅で10分程停車した後 1201 鳥居本駅へ。なおユニークな意匠の鳥居本駅駅舎は2013年に登録有形文化財に指定されています。(後半につづく)
2024年9月のまとめ
今月は都合 647.3キロ、内訳はasuka 164.6キロ、Erbaロード 375.6キロ、延陽伯号こと片倉シルクグロワール24が 107.1キロ、今月もデモン太の出番はなし。
休足日が1回、来月からはどうなるでしょうかね…
青線は8月までの走行区間、赤線は9月の走行区間、なお自宅/職場周辺は割愛しています。
9月8日 東へ向かうか、西へ向かうか
9月14日 ゆるゆるCC「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」
9月21日 遠回り通勤「久しぶりに東吉野へ」
9月23日 ゆるゆるCC「彼岸花ライド明日香村」
9月29日 ゆるゆるCC「葛城山麓彼岸花のラン」に乱入
ゆるゆるCC「葛城山麓彼岸花のラン」に乱入
大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日はゆるゆるCCの「葛城山麓彼岸花のラン」、勤務明けからでは第2集合場所の道の駅「ふたかみパーク當麻」9時半には間に合いませんので、途中から合流させて貰う事にしましたが…
さて「ふたかみパーク當麻」からどのルートで来るかが、「一言主神社」を目指すだろう事は間違いないのですが、単純に山麓線を走るか、アップダウンと交通量の多さを避けて御所市まで下を来るか悩ましい処です。
とにかく九品寺に寄ってから山麓線の楢原交差点で待つ事にします。写真は楢原界隈の彼岸花。
楢原の交差点に出たの10時半、「ふたかみパーク當麻」からは10キロに満たない距離ですが、16名の大人数ですし小1時間はかかるでしょう。しかし一向にSNS等への書き込みがありませんので、実際どこをどう走っているのか判りません、ただここからならどっち方面へも短時間で向かう事ができます。そうこうしていると 1040 スミレちゃんを先頭にやってきました。(写真左は4倍デジタルズームでの撮影)
このまま一言主さんへ向かうのかと思いきや、国道309号を下って「わだきん」へ。まぁ本隊は朝8時柏原スタートで走ってきている訳ですから、開店前に並んでさっさとお昼にありつこうと云う段取りなんですね。(写真左 : タックさん)
開店と同時に1階と2階に別れて全員がすんなり入る事ができました。
1225 には「わだきん」を後にし「室ネコ塚古墳」とか訳の判らん処をウロウロしてから「一言主神社」へ。
asuka号が来月半ばまでドッグ入りですので、暫くErba号で出掛ける機会が多いです。(写真 : タックさん?
一言さんを後にし少し下った処で一行とお別れし、坊城の「だんご庄」本店で職場への差し入れを買い、荷物を取りに職場に立ち寄ってから帰途に。本日の走行48.1キロ、一昨日に続き今日も摂取カロリー>消費カロリーかも。
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9月27日の日記
「4’season」にて、勤務明けのモーニングも今日が最後、出勤は後2日あるのですが、最終日は「4’season」が定休日なもんで。
先月17日に塗り替えのために「ナニワ銀輪堂」さんにフレームを持ち込んだのですが、その時に外したヘッドパーツを忘れてしまったので、午後からヘッドパーツを持って大阪へ。ヘッドパーツだけなら送ればすむのですが、せっかくですからマッドガードも新調しようと。
ところで「ナ ニ銀」のある大正へはJR利用が最安なので桜井駅 1255 発に乗車、ところが高田駅で乗り換えた直後にヘッドパーツを鞄に入れ忘れた事に気が付きJR五位堂駅で下車、そのまま折り返しを待てば良いものを近鉄五位堂駅からの方が乗り換えなしで速いだろうと歩く事に、歩き出してから近鉄五位堂駅ってこんなに遠いの、それに南側には今だに出入口がないんかい、その上近鉄の方が運賃が高いときた、近鉄に乗ってから「乗換案内」アプリを見たら、そのままJR五位堂で引き換えした方が17分も早く帰る事が、おいおい何をやっているんだい。結局 1506 発で仕切り直して再び「ナニ銀」さんへ。
せっかく大阪へ出てきたんだから放出の「祝日麦酒」へ寄ろうと、Instagramを覗いたら何と19時から21時まで貸切営業、まぁ1時間位はあるかと大正から放出へ直行、まだ明るい商店街のアーケードを「祝日麦酒」へ、マスターの大迫さんに「19時から貸切やろ?」と云ったら「?貸切は昨日の事ですよ」やれやれ。オリジナルのクラフトビールを3種「梅黒サワー」「バイマックルーIPS」と看板の「楽天エール」と3杯飲んでおおさか東線に乗って俊徳道で乗り換えて各停で帰ってきました。本日の交通費2,540円、歩数11,303歩也。
今日の遠回り通勤は…
今日の遠回り通勤は、3年前にフルオーダーで作って頂いたフロントバッグの修理をお願いに西大寺の「Delft」に向かいます、しかし先日の雨からすっかり季節が入れ替わって随分と走りやすくなりました。久しぶりに北の方角に走りますので、一昨日もゆるゆるCCの「彼岸花ラン明日香」でご一緒したばかりの田原本のY氏に「お茶でも如何」と声を掛けておきます、実は行こう行こうとまだ行けていない番条町(大和郡山市)の「樹の実Cafe」に連れてって貰おうとの算段です。
職場を出て飛鳥川べりから下ッ道(中街道)、上品寺町の集落の中の迷路の様な道を抜け再び飛鳥川沿いの自転車道へ、しかし自転車道の一部は草ぼうぼうで走るのもままならない状況、途中から筋違道(太子道)に入るべきだったと後悔既に遅し、ようやく御幸橋で大和川を渡り富雄川沿いの自転車道へ、定番コースには違いないのですが…
そのまま自転車道を行くと郡山市街の登り下りが鬱陶しいので山田橋を渡って金魚田の中を抜けて下街道へ。
下街道は柳町商店街となり、菊屋の前で突き当たるので左へ、適当に走って秋篠川沿いに出ます。
11時過ぎには「Delft」に到着、20分程お邪魔して用件を済ませてY氏の待つ平城宮跡の「平城京いざない館」へ向かいます。
Y氏と合流して「丸源ラーメン」で今日の走行距離ではカバーできなそうな高カロリーなお昼を頂いてから佐保川沿いを走って「樹の実Cafe」のある番条町へ向かいます。
番条町も奈良盆地に点在する環濠集落の一つ、村内を探索。せっかくですので来月の「月の宝箱」での宴会用に「中谷酒造」で1本仕入れておきます。あと不思議なのは民家の勝手口にある三番叟の恰好をした金属製の猿の置物?
番条町の集落の中にあるセルフサービスのカフェ「樹の実Cafe」セルフどころか無人なのです。料金は1杯200円也(追加は150円)。詳しい事を書くとキリがなさそうなので、ぜひ一度行って見てください、佐保川沿いの自転車道すなわち京奈和自転車道からも見えなくはないのですが。あまりに居心地が良いのですっかり長居をしてしまいした。Y氏とは下ッ道(中街道)の庵治町(天理市)までご一緒し、大和川沿いを帰途に。本日の走行 61.7キロ。
ゆるゆるCC「彼岸花ライド明日香村」
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今日はゆるゆるCCの「彼岸花ライド明日香村」に橿原運動公園から参加させて貰う事に、本隊は大阪の柏原市役所前を7時に集合しこちらまで走って来られます。
9時丁度に橿原運動公園へ、この時点で参加者は20名で更に途中合流組がいるとか、地元橿原市民のつっちー氏が参加していますので、ここからコースリーダーをお願いする事に。(写真左 : タックさん)
畝傍山の西側を回り橿原神宮の境内を抜けて橿原神宮前駅へ。(写真左 : タックさん)
人数も多い事ですし、お昼は何処かの公園で弁当でも広げ様とスーパーへ買い出しに。写真の建物は最近飛鳥駅近くの国道沿いにできたエバーグリーン、明日香村全域は古都保存法・奈良県風致地区条例及び明日香村景観計画で建物の外観や色、看板などに規制がありますので、スーパーやコンビニもご覧の通り。
飛鳥駅前から鬼の雪隠、亀石、橘寺経由でマラ石まで、ところが若干名がはぐれてしまった様で、休憩所やトイレのある稲渕の棚田前で待機する事に。(写真 : タックさん)
暫く待っているとはぐれたメンバーと迎えに行った大ちゃんが。
案山子コンテストの投票日とあって棚田前は結構な人出です。棚田周辺は駐車禁止になってシャトルバスも運行されているのですが、とんでもない処まで入ってくる車も。
案山子ロードは自転車を押して行きます。(写真 : タックさん)
朝風峠の手前までやってきました。肝心の案山子コンテストの様子はどうぞこちらを。
案山子ロードを引き返すのも大変ですので、棚田を見下ろす事のできる回廊の様な小径を行きます、昨年でしょうかちゃんとした舗装になったのでロードでも快適に走る事ができる様になりました。(写真右 : タックさん)
今日は近場のポタリングと云う事で延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で来たのですが、奇遇にも片倉自転車工業の流れを汲む絹自転車製作所のTension Slik と並んで。(写真 : 山崎さん)
祝戸荘の手前の木陰の公園でお昼にする事に、四阿とトイレがありますが、あまり知られていませんし一般車は入ってこれませんので快適に過ごせます。(写真 : タックさん)
棚田を見下ろる事のできる一角で記念写真を撮ります。(写真 : タックさん)
途中合流組と連絡が取れないまま石舞台を見下ろす高台へ。(写真 : タックさん)
ところで肝心の彼岸花の方ですが昨年同様遅い上に、稲刈りの時期が近づくと刈られてしまう事もあり今一つ。藤原宮跡へ移動する事になったので、できるだけ彼岸花の咲いてそうなルートを縫って行きます。(写真左 : タックさん)
橿原市別所町にて、後ろは天香久山。
藤原宮跡へ、向こうに見えるのは耳成山、一応大和三山巡りもした訳です。キバナコスモスの咲いている一角で大阪から追いかけてきたF1さんとどうにか合流、ここで私とつっちーさんは橿原運動公園経由で大阪に帰る皆さんとお別れする事に。(写真 : タックさん)
一旦荷物を取りに職場へ引き返したものの本日の走行は34.5キロ止まり。
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遠回り通勤「久しぶりに東吉野へ」
勤務明けからの久しぶりの遠回り通勤、今日は芋ヶ峠を越え、吉野町から東吉野村、宇陀市へと反時計回りに走る定番コースを。asuka号が塗り替えのためにドッグ入りしていますのでErba号で。さすがにお彼岸ともなれば朝夕は多少過ごし易くなった様な気もしますが、陽が昇るにつれて暑くなってきますし、左膝を強く踏み込むと少々痛みが、Erba号も重く感じます、大丈夫かなぁ。
行者辻、通過して足付きなしで峠まで行けるかなと思いましたけど、やはり無理。暫し休憩、耳鳴りの様な秋の虫のユニゾンの上にツクツクボウシのソロが、暑くて長かった今年の夏の終わりを感じさせます。
0959 今年6回目ですが6月1日以来ですから久しぶりの芋ヶ峠です。夜食の残りのあんぱん1個を補給食に東吉野まで頑張ります。栢森から千股まで単車と行き違っただけで1台の車にも出遭わず、なお吉野側で路肩が崩れている箇所があって幅員が狭くなっている区間があるので注意。
津風呂湖畔経由はせずに吉野川べりまで下り、右岸の国道と左岸の県道を継いで東吉野へ。お昼は「よしの庵」のお蕎麦が定番だったのですが、すっかり人気店になったお陰か、今シーズンになって三タテまではゆかずとも二タテを食らって予約出来なかったので、電話する気もおこらずフロントバッグの 「あんぱん」頼りに一谷峠を目指す事にします。
1208「よしの庵」駄目元で覗いて見ると「本日売り切れ」の紙がありません。やった、久しぶりに美味しいお蕎麦にありつける。
確か開店したのが2014年ですから10年、まだ「月うさぎ」が谷尻(たんじり)にあった頃、キャンプに行く道中で皆んなで立ち寄ったり合流したのが懐かしいです。いつもと変わらず「変わりご飯とのセット」を注文。
1311 高見山を望むビューポイントに到着、もうすっかり秋の空ですね。
高見から全く車に出遭わず終いで 1400 には谷尻の三叉路へ、1404 には一谷峠を越えます。
1416「月うさぎ」に到着、お客さんは2組、しかし猫どもの姿が見えません、10匹はいるはずなのですが、ここの猫どもは職業意識がないかしてお客さんが来るとどこかへと姿をくらますのです、お客さんが帰るとどこからともなく現れます。まぁ涼しくなると膝の上に乗ってきたりするので、猫の気持ちも判らなくもないのですが。
実は明日から下の「月の宝箱」で第4.5回「番頭さんを囲む会」と云うな飲み会が行われるのですが、もろに出勤日と重なって不参加、次の第5回(10/26〜27)は参加しますので、皆さんよろしく。
ところで少々雲行きが怪しくなってきましたが、雨雲レーダーによると国中から大和高原へと雨雲が流れています、ゆるゆるCCに皆さんが大和高原の方を走っている様なのですが、大丈夫なのかな。
1526 雨の心配もなくなったので「月うさぎ」を後にします。いつもの様に芳野川沿いの道を走り、榛原西小の前の越えて篠楽へ。ふと思いついて篠楽の交差点(昔ローソンのあった)と西峠の間から桜井市吉隠(よなばり)へ下る道に入ってみる事に、ちゃんと舗装されていて車が来ないのは良いのですが、100m余りを一気に下る激坂、桜井からR165を吉隠まで登ってきて西峠まで後1.5キロのところまで来てこのルートを選ぶ意義はなさそうです。本日の走行 82.4キロ。
明日香村「案山子コンテスト 2024」
今年で29回目を迎える明日香村稲渕の棚田での「案山子コンテスト」、次の連休に行われる投票を前にそろそろ作品が出揃っているかと、久しぶりに延陽伯号こと片倉シルクグロワール24を駆って出掛けてきました、と云っても10キロ程の「遠回り通勤」なのですがね。
今年のテーマは「絆」、お馴染みのジャンボ案山子は、能登半島地震で被害を受けた「白米千枚田」と棚田繋がりで輪島市の伝統芸能「御陣乗太鼓」が。
と云う事で「能登」をテーマにしたものが多いのですが…
家族との「絆」や
ペットとの「絆」をテーマにしたものが…
…が多かった様です。
県道から案山子ロードは写真の「案山子路」の看板のある朝風峠の手前まで800m程の距離です。なお棚田は東に開けた地形ですので、写真を撮影するのでしたら、お昼頃までがベストかと。
「絆」とは関係ないですが「令和の米騒動」、明日香村の稲刈りはこれからです。
ところで肝心の彼岸花、棚田周辺は皆目ですが麓の方は来週位には見頃になるかと。なお左の写真の彼岸花は造花です。
しかし今年の「案山子コンテスト」常連さんの作品は相変わらず秀逸ですが、出展数とか毎年低調になってきている様な気がするのですがネェ…
2023年の模様 2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様
さてお昼になってしまったのでお馴染み「4’season」で久しぶりにランチを…
そうこうしていると「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが登場、明後日からの連休は営業ですから準備を兼ねて下りてきたのかな。
本日の走行 26.5キロ。
ゆるゆるCC「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」(前半)
ゆるゆるCCの「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」、13日の夜に出発し乗鞍高原、14日と15日の夜に松本市奈川の「ウッディ・もっく」でキャンプする企画、私は16日の夕方には出勤しないといけないので、フル参加は無理ですが1泊だけして、翌日木曽福島まで走ってヤマト運輸の営業所で荷物を託して中央本線の適当な処まで走り、輪行で帰る予定で参加させて貰う事にしました。
参加者は7名で滋賀のNさん、奈良のMさん、京都のKさんはそれぞれご自分の車で、私ほかタックさん、Dさんは大ちゃんの車に便乗させて貰います、4人とランドナー4台にキャンプ道具を載せるのは6月の「淡路島」の帰りにやっているのですが。
今回、荷物はテント、マット、寝袋、食器、着替えだけにして、火器類は持たずに他力本願で、サイドバッグ2つとサドルバッグに押し込みます。うちのasuka号は前後輪とリアのマッドガードを外してお迎えを待ってましたが、今回は前にもまして荷物が多いようで。
名阪国道を名古屋方面へ、当初は中津川経由の予定でしたが、工事やらの影響で東海北陸道から高山、安房トンネル経由で未明に乗鞍観光センター駐車場に到着。
私は車中泊が苦手なんで寝られないままグズグズしていたのですが、明るくなりだした頃には皆さん起き出して準備を始めます。(写真右 : タックさん)
さて上図が今回の予定コース、コースと云っても乗鞍観光センターから畳平までの約20キロ、長野県道84号乗鞍岳線一本なんですけど。ただ正直云って些かトラウマが、でも今は観光バスとタクシー以外は一般の車は入ってきませんし、5時間位掛けてのんびり行きますと大ちゃんも云ってますし、時間を掛ければ気圧差の心配も少ないかと、それに観光センターまで車に載っけて連れてって貰えるんですから、こんな美味しい話はないです。標高差に関しては今は便利なツールがあるので比較して見ると大迫ダムから大台ヶ原行くのとあまり変わらんやないの。
出発前の記念撮影、滋賀のNさんは次の三本滝からスタートすると云う事で写っていません、しかし最高のお天気ですなぁ。
さて 0619 出発です、お天気が良いだけに乗鞍岳がはっきりと望む事ができます、あそこまで登ると云いますか、登らなければならないのですよが、皆さん初っ端から結構良いペースで登って行きます。
0710 三本松レストハウスに到着、滋賀のNさんの姿は既にありません。ところで私、タックさん、Mさんとは期せずしてお揃いのポロ、最近RRCBで作ったバックポケットの付いた襟付きのポロ、乾さん(写真中央)がしきりにデザインが着ているBROOKSのジャージのパクリやとボヤいています、しかしBROOKSのジャージは貴重です。
三本松レストハウスの先にゲートがあって自転車を除く一般車両は通行止、観光バスが連なって登って行きます。上から三本滝レストハウスを見下ろしたのが右の写真。既に8時前ですが今年の猛暑を思うと、日向でも心地良いというのが…
0849 冷泉小屋、サイクルスタンドと山の水で冷やした飲料を販売しています。
まだ九十九折れが続きます。疑問に思わない方もいるかも知れませんが Image Composite Editor による合成なんです。
0915 標高2,400m、冷泉小屋の前後の九十九折れが終り位ヶ原山荘の手前までやってきました。距離標高ともに2/3を越えた計算になります。
0920 標高2,350mの位ヶ原山荘に到着。
森林限界を越えると周りの風景が変わります。ところでDさんどうしたのかな? タックさんも覗き込んでいます。
三本滝からスタートしたNさんですが、一向に追い付く処か姿も見えなかったのですが、ここまで来て先行していたMさんが追い付いた様です。(写真左)
大雪渓公衆トイレ(2,614m)のある沢を回りこんだあたり、眼下に位ヶ原の九十九折れを見通す事ができます。
標高2,633m この辺りが一番展望の良い処、天気が悪ければ雲の中で道路しか見えませんが、今日は南アルプスまで望む事ができます、県境まで標高差で80m程まで来ているのですが、写真を撮ったりして30分ばかり過ごしていました。
時間的には滋賀からのSさんや川崎からのHさんが追い付いてきそうな時間なのですが、デジタルズームで撮影してさらに拡大した画像を見てみると位ヶ原山荘を出て最初のカーブで停まっているのはフロントバッグとマッドガードを付けたランドナーの様です。10分余りで登ってきたのはやはり滋賀のSさんでした。
1113 長野岐阜県境「標高1,613mバス停」に到着です。乗鞍観光センター駐車場から約20キロ、所要4時間55分。iGPSports のログでは移動時間(実走行時間)は2時間34分となっています。
(後半につづく)
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大ちゃんのブログ「ランドナー補完計画」での乗鞍レポート
「乗鞍岳ヒルクライム」
「ランドナー軍団、乗鞍畳平へ」
岡山鳥取県境の峠周回は…
0645 湯郷温泉を後にします、しかし9月も9日だと云うのに今日も暑くなりそうです。今年4月に来た折は林野あたりから出雲街道を辿りながら津山へ向かったのですが、今回は岡山県道51号美作奈義線と同7号智頭勝田線を継いでまずは鳥取県との県境の右手(うて)峠を目指します。ただ通勤時間帯と重なってか思っていた以上に車が多いのが。
途中、国道429号を挟むのですが、コンビニがありますので補給を、この先は鳥取県側に越えて智頭までコンビニの類はもとより食料の調達は無理かと。国道と別れ県道7号となる頃には車も少なくなり、自転車にとって快適なコースに
巻頭の写真と左の写真は県道7号から梶並川を挟んだ対岸路、以前に右手峠を越えたFacebookのお友だちのブログレポートで雰囲気の良さげな道の 写真をみて Google Street View で探し出した次第、久賀ダムの下の辺りになります。今回ロードなもんで「自撮り」の準備をしてこなかった事を後悔。
久賀ダム、1973年に竣工した決して新しいダムでもないのですが、四阿やトイレは新しく整備された様です。
四阿で先のコンビニで調達した朝食を。余談ですがトイレの掲示がなかなか面白いのものでしてね。
「トム・ソーヤー冒険村」のある右手集落、右手峠に向かって最後の自販機です。県道7号はこの辺りからセンターラインのない広めの1.5車線に。
峠手前までこんな調子が続きます、標高が400mを超えた辺りから騒がしい蝉の鳴き声が途絶えて静かに、秋を感じさせる風情です。この辺り「木地師の里」と呼ばれています。
1038 峠に到着、岡山県側は比較的緩やかでしたが、鳥取県側は林間のワインディングロードに。
ただ県道296号西谷那岐停車場線への分岐から先は拡幅整備されて日陰のない道が国道373号まで続きます。「自転車峠おやじ」のナワールド氏によると「鳥取側の方が険しく、ヘアピン・急カーブが多い。岡山県側はなだらかなものだ」とありますが、なだらかまでとはね、2001年の記録ですから私と同い歳の氏はまだ40歳台のお話。
さて予定では国道373号を智頭まで下り、因美線に沿って走り物見峠を越えて再び岡山県側に戻るつもりだったのですが、智頭まで来て急遽予定を変更、鳥取市が39.4℃と最高気温の記録を更新し、正に危険な暑さにリタイアした先月22日のリベンジで鳥取市まで走り「鳥取うみなみロード(とっとり横断サイクリングルート)」の残りを山陰本線大岩駅まで走る事に。
千代川に沿って国道53号を走ります、下り基調と云うか殆ど平坦なのですが向かい風が些か余計です。鳥取市街まで10キロを切って時間を読める様になってきたので、先月も立ち寄った道の駅「清流茶屋かわはら」で一息入れます、しかしこの前後自転車道のルートが曖昧なのが…
源太橋(写真左)から因幡自転車道の専用道区間に入り、先月にも増して草ぼうぼうの河川敷区間を突破し鳥取大橋東詰で「鳥取うみなみロード」に合流、千代川河口の見えそうな処(写真右)まで北上し折り返します。
自転車道は住宅地の中を車道と交錯する様に登って行き、鳥取市街を見下ろせる高さまで。
県道319号鳥取砂丘細川線へ入り一気に観光地の雰囲気に、せっかくですので少しだけ覗いて見る事に。
以前は国道9号だった県道328号福部岩美線で駟馳山(しちやま)峠を越え、鳥取市から岩美郡岩美町へ。1505 には先月も立ち寄ったコンビニ(ファミリーマート 岩美町大谷店)へ、これで「鳥取うみなみロード」をほぼ完走した事になります。最寄りの大岩駅から帰途に就く予定でいたのですが、次の下りは 1641、輪行支度を含めても時間の余裕がありますし、走行距離が100キロにあと少し足りないので、次の岩美駅まで足を延ばす事にします。
1546 山陰本線岩美駅に到着、大岩駅と違って無人駅とは云え特急も停まる立派な駅です。
のんびりと輪行支度を済ませ 1646 発豊岡行きに乗車し帰途に。スムーズに行けば岩美1646→1833豊岡1834→1952福知山2033→2134篠山口2145→2252大阪2257→2313鶴橋(2318→2353桜井)となるのですが、岩美駅出発から遅延、遅れは福知山駅の待ち時間で吸収できたのですが、大阪近郊路線があちこちで遅れていて、鶴橋で近鉄の乗り換える事ができたのは榛原行き最終で、桜井駅に辿り着いたのは日付の変わった 0026 となり7時間40分乗車。
今日はJR区間4,830円分乗車して「18きっぷ」2014年夏シーズンを使い切りました。
1日目 2日目
東へ向かうか、西へ向かうか
「18きっぷ」残り2回分、まだまだ残暑が厳しい様でして勤務明けの今日8日は実質移動日として走るのは明日9日、少しでも標高の高いところを目指したいのですが、東西両方向のプランを用意しておいて、あとは天気予報次第。
【東案】は春に行った岐阜県恵那市の岩村をスタートし、大桑峠、根雨、折元峠、園村道路元標、東栄、七郷村道路元標を経て飯田線の三河大野または本長篠駅まで。愛知県に未収の道路元標は後3基、これをこなせば残るは名古屋市内の1基になるのですが。
【西案】はこれも春に行った湯郷温泉泊で右手(うて)峠を鳥取県側に越え、智頭で折り返して因美線沿いを走り物見峠で津山に戻るプラン、右手峠は7月末の山陰ツーリングで志戸坂峠経由の予備案として考えていたのですが、なんと岡崎のけったさんが津山デポで周回コースを取っているレポートを発見!
何れにせよ100キロ前後の距離になります。
お天気の方は似たり寄ったりだったのですが、結局【東案】は復路に名鉄~近鉄と使えますし敢えて「18きっぷ」のシーズンに行く事もないかと【西案】を採用して「西」へ向かう事とし、春にも利用した湯郷温泉の宿を予約。桜井1204発で奈良、大阪、姫路、播磨新宮、佐用と5回の乗り換えで林野1637着とかゆっくり目のスタートでも暗くなる前に宿に到着できます。ただ姫路駅は山陽本線と姫新線播但線の間には乗換改札があって「18きっぷ」ですと6分では些か危ないので1本早い桜井1136発に乗車する事に。
奈良で大和路快速、大阪から新快速、この時間帯ですと輪行袋の置き場所も確保できて余裕で座れます。大阪駅での乗り換えがスムースに行って1315発に乗車できたので姫路駅で36分待ちに、せっかくですので山陽本線ホームの立ちそばへ、実はここは今まで機会がなく初めてなんです、何やら「ごぼう磯部揚げそば」なるものを、ごぼうの風味と食感がなかなか良かったです。
余裕で姫新線ホームへ、播但線は姫路寄りは電化されていますが、姫新線は非電化で新鋭のキハ127の2両編成、321系や521系電車と共通化が図られているで、音以外は電車変わらないのがねぇ… 姫新線は終点の新見まで直通と云うのがなく、播磨新宮でキハ127の両運転台型キハ122単行に接続、更に佐用駅で関西線加茂~亀山間や芸備線や木次線でお馴染みのキハ120単行に、ただこいつは輪行袋の置き場所が困るんですよね。
のべ5時間1分の乗車で1637林野駅到着、桜井1136→1208奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1453→1527播磨新宮1530→1600佐用1603→1637林野 4,070円分乗車。
客待ちタクシーがいるとは云え美作市中心部の駅、湯郷温泉の最寄り駅と云うには寂れた駅前です。まぁ少し離れて国道沿いに行けばスーパーもホームセンターもドラッグストアも家電量販店まであるのですが。
ゆっくりと輪行支度を解いて湯郷温泉の宿まで走りますが、約15分4キロ余り、些か処かかなり物足りないです。前回は外食したのですが、今日は温泉に浸かってさっさと休みたいので、先に温泉街近くのスーパーで適当に買って済ませる事にします。
春に自転車仲間のダイバーてっちゃんに教えて貰った宿、楽天トラベルで3,990円也(税込み、入湯税200円は別)、別棟で個室ですがゲストハウス風の設えで、トイレとシャワーが共用、冷蔵庫やテレビは共有スペースに、本館の温泉大浴場が利用できますので一人旅には上等です。自転車は前回同様に本館ロビー奥の倉庫に入れさせて貰えました。
本日の走行は朝の通勤7.6キロに林野駅から湯郷温泉までの4.0キロ。
1日目 2日目
2024年 今年のジャンボ案山子は
久し振りの「遠回り通勤」明日香村稲渕の棚田までポタります、朝早くは幾分過ごし易くなってきたものの、時間とともに暑くなってきます。
毎年恒例の「かかしコンテスト」のシンボル「ジャンボ案山子」、8月の末には登場しているのですが、今年は何なのかな、県道から青い顔が見えるのですのですが…
「案山子ロード」に入るとコンテストの番号札が既に設置されていて1点だけですが気の早い展示作品が… 今年のテーマは「絆」展示期間は9月8日から11月上旬頃まで、コンテストの投票は9月22・23日に行われます。
「案山子ロード」の中腹あたりにある「ジャンボ案山子」、今年は「御陣乗太鼓」、能登半島地震で被害を受けた「白米千枚田」と棚田繋がりと云う事で輪島市の伝統芸能をモデルに。ところで色を添える彼岸花ですが、昨年は9月14日でも殆ど咲いていなかったのですが、今年はどうでしょうかね。
今年で29回目になるそうなんですが、私の撮った範囲で歴代の「ジャンボ案山子」たち。
2023年の模様 2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様
朝風峠の手前まで登り、棚田を巡る回廊の様な小径を走って祝戸に下ります。帰途ローディ御用達「4’season」でモーニングを頂いて帰宅、本日の走行18.8キロ。
今日は「18きっぷ」消化に…
酩酊台風のお陰で貴重な休みがつぶれてしまい、残り3回分「18きっぷ」が1回余る計算に、とにかく1回分を消化しておこうとJR利用で大阪へ…
市内で幾つか用事を済ませてから、お馴染み「ナニワ銀輪堂」さんへ …
SPDシューズのSHIMANOのCT5(SH-CT500)がだいぶよれよれになってきたので、いまさらですがOneMile瀬戸内のSPDシューズを、何でもモデルチェンジして値段も上がるそうなんですけど、旧モデルの欲しいカラーのサイズがあったのでGET、あと小物をほんの少々。さすがに大阪市往復だけでは「18きっぷ」1回分の元は取れませんので、神戸まで足を延ばします。
JR六甲道駅から歩いて15分程の武庫郡六甲村道路元標、兵庫県下でいつでも行けると残ってしまっていたもの。
R43沿いなんて自転車で行きたくないなと、ぐずぐずしていたら引っこ抜かれて近くの自動車整備工場の前に倒置、とは云え大切に保管?されています。これで1,186基目。せっかく出てきたのだから帰りにどこかへと思っていたら、月曜は「祝日麦酒」も「taverna aglioolio」もお休みかぁ… 尼崎で途中下車して食事をしていたら、差し歯が外れるアクシデントが (*_*) ミナミへ出る意欲も薄れてしまい、尼崎なら学研都市線直通に乗れば鴫野も放出も乗り換えなしだったのとFacebookでボヤいていたら、Tさんからお菓子販売があるからお店は開けているよとのお声が…
と云う事でTさんが鴫野に先月新しくOPENしたお店「taverna aglioolio」へ、大阪天満宮で途中下車して花屋さんでお祝いのお花を作ってもらい鴫野へ。
東口を出て5分少々かな、「alioli cutinalavigne」同様にこちらも隠れ家満点のお店、店内の造作は手作りとの事ですから凄い。原則火・木・土はお昼のランチタイムがあるので以前の「alioli dos」の様に気軽に立ち寄れるので有難いです。
話し込んでいたらIDOちゃんもやってきて、20時までお邪魔し職場への差し入れにIDOちゃんのクッキーを買ってお店を後にします、鴫野2012発のおおさか東線経由で22時前には帰宅できる予定が、桜井線(万葉まほろば線)に乗り継いだものの、上り列車が三輪~巻向間で鹿と接触事故を起こしたらしく、柳本駅で30分近く足止めされて桜井駅着は32分遅れ。桜井→奈良→天王寺→大正→大阪→芦屋→六甲道→尼崎→大阪天満宮→鴫野→久宝寺→奈良→桜井と途中下車しまくって 3,010円分乗車でしっかり元は取りましたけど。残り2回は8~9日と1泊2日輪行で出掛けます、方角はお天気次第。
2024年8月のまとめ
以前なら8月はキャンプツーリングやらロングツーリングやらと走り回っていたのですが、そう云う季節ではなくなってしまった様な。2015,2017,2018年なんか軽く月間1,000キロ超していたのですが、歳のせいだけとは云えない夏の暑さに降参。 従いまして今月は都合 410.2キロ、通勤がなければ200キロ割ってます、内訳はasuka 172.2キロ、Erbaロード 170.5キロ、延陽伯号こと片倉シルクグロワール24が 67.5キロ、今月もデモン太の出番はなし。
休足日が5回、来月もこんな感じになりそうです、「18きっぷ」がまだ残ってはいるのですが…
青線は7月までの走行区間、赤線は8月の走行区間、なお自宅/職場周辺は割愛しています。消化不良の日本海シリーズは何れにせよ通行止が解消されない限り繋がらないのですよ。
8月4日 RRCB 大和高原 真夏の早朝ラン
8月18日 輪行9時間26分 走行2時間53分 (^^;)
8月22日 日本で一番暑かった鳥取へ
8月25日 QCR「第39回 シマノ鈴鹿ロード」へ
QCR「第39回 シマノ鈴鹿ロード」へ
大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日は鈴鹿サーキットで行われてる「第39回 シマノ鈴鹿ロード」に参加しているQCR(Quansai Classic Racers)の応援に向かいます。実はコロナ禍を挟んだ事もありますがスズカに向かうのは2019年以来の5年ぶり、以前は鈴鹿まで自走したり、後にも先にも一度だけ参加した事もあったのですが、今回はお天気が怪しかったので撮影機材だけもって近鉄電車で…
車に乗らない人間にとって鈴鹿サーキットなんて不便な処でして、近鉄名古屋線の白子駅までは良いとしても、駅前から1時間1本の路線バスに20分余り乗らなくてはなりません、それも始発が0900 なんです。お天気も落ち着いてきたので、これなら柘植駅まで始発で輪行して暫く走っていない加太越と関宿経由でたとえ30キロでも走って来れば良かったと後悔。
終点の鈴鹿サーキットバス停から1キロ近く歩いて28番ピットに着いたのは10時前、皆さんショートコースで行われているレースに出張っていて空っぽ、20分位たってようやく皆さんが戻ってきました。
28番ピット前に並ぶクラシックロード。
写真係で来たものの、全く今日のタイムスケジュールを把握できていません、なんでも次に参加するのは14時30分スタートの「2時間エンデュランス カルテットB」だそうで、それまで待たないといけないのだとか。しかしお天気がエラく良くなってきました、それにエンデュランスってエンデューロと違い、交替せずに周回遅れにならない様に4人で走り切らなければならないのだとか、この炎天下になんと過酷な。QCRは3チームがエントリーしています。
Aチームで出走するVIVVAさんのエルスにトラブルが、リアディレーラーのシフトワイヤーがスムーズに動いてくれません、ビンテージレーサーだけに交換できるパーツもありません、今月になって頑張って朝練してきたのに…
さて、そろそろ出走のお時間です。Aチーム:kattonさん、vivva2000さん、Nakadexさん、ResEditさん、Bチーム:UGの兄♭♭♭さん、もりやすさん、タックさん、まえださん、Cチーム:kiyaさん、たきちゃん、けんちゃん、Y本さん。
14:30 さぁスタートです。
ええっ、交替せんと2時間走らなアカンのとボヤいているデローザのたきちゃん。
スタートを撮ったら私はシケインに移動しますが、日影がなくて暑いのなんのって、走っている方が涼しいかも、登りがなければ。14:44 2周目のBチーム、続いてCチームを補足できましたが、Cチームは既に崩れています。
ダンロップコーナー 14:49 Aチーム。
同じく 14:51 Bチーム、14:54 Cチーム、たきちゃん来ないよ~
15:17 たきちゃん、頑張る。
余談ですが、エンデューロと違って全員の写真を押さえるの楽やわ〜
15:34 / 15:40 皆んなが嫌がる正面ストレートが異常に速いもりやすさん。
16:28 最終盤10周目に入ったAチーム、なんかリラックスしてまんな。
16:37~16:42 お疲れ様でした、全員無事に熱中症で倒れる事なく生還しました。
皆さん既に心は「反省のない反省会」の行われる「みさきや」の焼き肉へ。
ところで何やら賞を貰えると云う話が、シニア賞かな、多人数のオレンジ色のジャージがめだつのでベストドレッサー賞とか、そら無いか。
なんと「2時間エンデュランス カルテットB」で入賞しているとか、それもAチームが1位優勝。
まぁ新設カテゴリーでエントリーしたチームが少なかったと云う事もありますが、ロートル親父達が旧車を駆って今どきロードを抑えて優勝したのですから立派なものです、チームCは周回遅れでDNFでしたが、チームBが後3分37秒詰められていれば3位入賞していたのが…
とにかく苦節?十何年初めての入賞、今年はウィナーズジャ-ジが色を添えてくれました。
さて恒例の「みさきや」での「反省のない反省会」です。焼き肉をたらふく食って1,500円也は… カンパを寄せて頂いたK氏に感謝です。
日本で一番暑かった鳥取へ
2024夏「18きっぷ輪行旅」第3弾は城崎温泉から鳥取市の間の未走行区間を走ろうと山陰本線浜坂駅から風光明媚な海岸沿いを走り鳥取駅を目指します、距離は42キロ程ですが、時間的にお正午から走り出すので。
実は昨日今日と連休でしたので、昨日鳥取市まで走り今日は物見峠または右手(うて)峠で岡山県側へ越えようかと考えていたのですが、些か疲れが溜まっているのと、鳥取市界隈で適当な安宿が無かったので今日1日の日帰りに。
浜坂駅は兵庫県の北西端、美方郡新温泉町、普通列車にしか乗れない「18きっぷ」ではかなり遠いです、桜井駅スタートですと1256着、近鉄利用でも変わりません、そこでJR奈良駅までの20キロを未明に自走する裏技を、JR王寺駅と云う手もあるのですが、桜井から天理を経て奈良への旧街道上ッ道(上街道)は旧くからの町並みを繋いでますので途切れる事なく街灯があり、信号も車も少くて、まして日頃から走り慣れたルートです。Erba号で0333に桜井の自宅をスタートし0445にはJR奈良駅前に、ここまで走行19.9キロ。
輪行支度を解いて奈良0522発の京都行に、その後園部、豊岡と乗り継いで浜坂1121着。所要時間も長いですが、京都駅での奈良線から山陰本線への乗り換えが大変なのと、平日故に通勤通学の時間と重なるのと、園部から先は2両編成となるので、結局綾部までは座る事はできませんでした、まあ輪行袋がなければ要領よく座れなくもないのですがね。
6時間掛りで浜坂駅へ、輪行支度を解いてくずぐずしているとお正午になってしまいました。走り出す前から食事と云うのも何ですし、この先鳥取市の手前までコンビニの類はないので、予め携行食を多めに持ってきています。しかしこの時間から走り出すのは大変、やはり真夏は前日に現地入りして早朝から走り出すのが正解の様です。
浜坂を出ると2駅先の居組までは国道178号線を、幾つかあるトンネルは片側の歩道が広くとってあるのと、旧道と思われる部分も幾つか通行止になっている様ですので、そのまま国道を行きます。居組から先の鳥取県との県境となる区間は東浜居組道路(山陰近畿自動車道)の開通で国道指定から外れ、現在は兵庫県道128号居組港居組停車場線、新温泉町道・岩美町道七坂八峠線、鳥取県道256号陸上岩井線となっています。東浜居組道路が無料ですのでこちら側を走るのは観光の車と地元の車だけで至って空いています。
多少のアップダウンがあるのですが標高113m程でピークを越え、鳥取県側に1キロ程下った処で県境となり、東浜の海岸線を望む事ができます。
山陰本線東浜駅、先月末に境港から鳥取まで走った「鳥取うみなみロード(とっとり横断サイクリングルート)」の東の終(起)点、鳥取県最東の駅と云う理由だけで「紀の川サイクリングロード」の隅田駅とさして変わらないだろうと思っていたら、無人駅ににしてはなんとモダンな駅舎で天井は鏡張り、「トワイライトエクスプレス瑞風」停車の為に改修されたそうです。
残念な事に「鳥取うみなみロード」は町道陸上(くがみ)中央線が現在全面通行止で国道178号旧道を迂回しなくてはなりません。迂回路へショートカットしようとしたら日影のないコンクリート舗装の激坂が…
田後漁港から浦富海岸へ、標高こそ100mに届かないのですが、それなりのアップダウンをこなして網代漁港へ下ってきました。予定ではこの先内陸側へ、駟馳山(しちやま)峠を越えて鳥取市域に入り、鳥取砂丘の南側を走り千代川河口近くに出て因幡自転車道へ入るのですが、海岸を離れて風がなくなるのと、強烈な西日に木陰も少なそうな様子、この付近では貴重なコンビニに入ってアイスを齧りながら暫し思案。鳥取1800発で智頭急行を経由して帰途に就く予定、残り20数キロ、輪行支度を含めても3時間は余裕なのですが、この暑さは尋常じゃないです。結果的に最寄りの大岩駅に向かい帰途に就く決断を、奈良駅までの自走を別にすれば27.6キロ走っただけでギブアップする事に。
鳥取駅の2駅手前の大岩駅、事前にwikiとストリートビューで調べてはいたのですが、無人駅でスロープでホームまで行けるものの、回りに民家もなく自販機どころかトイレもなくて小さな待合室があるだけ。次の上りまで小一時間ありますのでのんびりと輪行支度をして、無人を良い事に着替えも済ませてしまいました。待合室は風が抜けて心地良い上に忘れ物?の団扇が、拝借して蝉の声を聴きながら列車を待ちます。
1641 の上り豊岡行きに乗車、山陰本線経由ですので智頭急行経由の別料金を払わずに「18きっぷ」で大阪鶴橋まで帰る事ができます。ところで今日の暑さ、気象庁のサイトを覗いてみると… 鳥取市は1404に39.4°を観測、鳥取市での観測史上1位を更新して、今日日本で一番暑い処へ走りに来ていたのです。
今日走ったのは赤線部分、城崎温泉から鳥取市の間の未走行区間は断続的に4ヶ所を残したままです、餘部~浜坂間は海岸沿いの林道三尾御崎線に加えて町道久谷桃観線(桃観峠)が通行止で自転車は20キロも内陸の国道9号春来峠まで迂回しなくてはなりません、「鳥取うみなみロード」の迂回区間も含めて、先の長い宿題になりそうです。
福知山駅での41分の待ち時間にコンコースに出てコンビニで夕食を調達。宝塚線、神戸線の遅延が心配でしたが定刻に大阪着、鶴橋から近鉄利用で桜井2353着、日付の変わった頃に無事に帰宅する事ができました、本日の走行47.6キロ(桜井→奈良を含む)。
奈良0522→0622京都0637→0721園部0725→1010豊岡1013→1121浜坂 5時間59分乗車 4,070円分乗車
大岩1641→1833豊岡1834→1952福知山2033→2134篠山口2145→2252大阪2257→2313鶴橋(2318→2353桜井) 7時間12分乗車 JR区間5,270円分乗車
都合輪行13時間01分は鳥取の手前までの「18きっぷ」での日帰りですから仕方がないですよね、それでも2015年4月7日に王寺から益田まで15時間余り、山陽本線大畠駅で途中下車して周防大島へKHSで渡った記録には及びません。
輪行9時間26分 走行2時間53分 (^^;)
「18きっぷ輪行旅」2024年夏のシーズン第2弾は日帰りで京都府の宮津駅から海岸沿いに東舞鶴駅まで走ります、実はこの区間を走ると城崎温泉から富山新潟県境まで轍が繋がるのです。
さて「18きっぷ」だけですと宮津到着が遅くなりますので、大阪鶴橋まで近鉄利用、福知山から先は京都丹後鉄道となります。今回は距離も知れていますので延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で向かいます、ヘッド抜きができてコンパクトになりますし、小柄で軽いので輪行支度も楽です。
桜井 0527発、近鉄の始発に乗車、順調に乗り継いで1001に宮津駅に到着。宮津駅は丹後半島を走って帰途に何度も利用していたのですがここからスタートするのは初めて、無人駅と同じく前扉からの下車となり、輪行袋を担いでクロスシートの車内を移動する羽目に、おまけに3番ホームに着くので階段を昇り降りしないといつもの北側に出られないのです、0730~1930まで利用できる南口に出たものの、日影のない処で輪行支度を解く事に。「宮福鉄道 開通記念 京都府知事 荒巻禎一」いましたねそんな名前の知事。しかし石碑として書いたものが未来永劫残るって羨ましい気が、まぁそれなりのものが書けないと駄目ですよね、ちなみに祖父の書になるものが甘橿丘の頂上近くに残っているのですが。
折角ですので北側へ回ってみますと、何やら駅舎の改装工事が行われていて手狭になっていますし、お盆休みは過ぎたとは云え、観光客で結構賑わっています。
宮津市街から国道178号の旧道を暫く走り、栗田半島を巡る京都府道605号栗田半島線へ、対岸には天橋立や丹後半島を望む事ができ、その丹後半島の世屋地区からこちらを見た風景、2008年の映画「天国はまだ遠く」のロケ地です。ところが府道は半島の先端、田井と島陰の間が通行止になっています。通行止の原因が書かれておらず、期間も7月1日から8月31日と何やら曰くありげな。 どうやら京都府丹後土木事務所によると「府道栗田半島線の島陰から田井の区間は、車道の幅が狭く離合が困難な箇所がありますが、夏期には多くの海水浴客などが路上駐車し、交通に支障を来す場合があります。接触事故や転落事故の発生、急病人等が発生した場合に緊急車両が通行できないなど、安全な通行が確保できないおそれがありますので、下記のとおり全面通行止を実施します。」との事で毎年実施されている様です、だったら歩行者と自転車は通してくれても良さそうなものを。
とにかく少し引き返して半島を横断する市道で栗田湾側へ、奈具海岸の手前まで海岸寄りに旧道が続いているのですが橋梁工事で通行止、国道178号線を迂回するつもりがそのまま行ってしまうとなんと歩行者通行止の標識が、自転車だから乗ってれば問題ないのでしょうが、側道が平行して登って行きますのでそちらに入ると、なんと国道を山側に跨ぐ処まで登らされた挙げ句、どうもこの先で行き止まりの様です。結局は海側の旧道まで戻る事に。写真の対岸に見えているのは先程回りきれなかった栗田半島。
国道178号線に戻り奈具海岸へ、国道より一段高い処を京都丹後鉄道宮舞線が走っているのですが、左の写真は1970年当時の国鉄宮津線で貨物列車を牽く9600、撮影したのはこの場所の様です、ネガを調べてみると撮影日が1日違いの1970年8月19日、なんと奇遇な。
奈具海岸を抜けて由良海岸へ、2017年7月29日に桜井から185.8キロを走ってこの駅へ、目標は天橋立だったのですが、ここでギブアップして丹後由良駅から帰途に就いてしまいました。休憩がてらその丹後由良駅へ立ち寄りますが、なんと駅舎は「駅Cafe Anne Shirley」に様変わり、食事もできる様で12時を回った事ですしここでお昼に。しかし最近は地方の駅舎を再利用したお店が増えているのですね、先日の「糀まち食堂」の様に料理に拘っている様なお店でもなさそうですし、とにかく雑然としていて、鉄ちゃん向きなお店かも。メニューに「豚カツ定食」があったのでので即決、豚カツはともかく何故か大きなシシトウの天ぷらが付いていて、それが妙に美味かったりして、ボリュームは十分で1,180円也。
1320 丹後由良駅を出発、京都丹後鉄道宮舞線は由良川河口近くの由良川橋梁で舞鶴市側に渡っているのですが、道路は5キロ以上由良川左岸を遡らなければ橋がありません。
由良川最下流の道路橋の八雲橋を渡り府道571号西神崎上東線へ入ります、「念仏峠」標高50mにも満たない峠ですが、R178をショートカットしているので結構交通量があります。峠名の所縁のものがなにか無いかなと思ったのですが、何もありませんでした、しかし峠の名前がそのまま都道府県道名になっているのは見珍しいのでは。峠おやじナワールド氏はちゃんと履修済。
国道178号は国道175号と合流し舞鶴市街へ入り舞鶴港へ、何も残ってない様ですが舞鶴線支線(舞鶴港線)の跡を走り、かなりくたびれた国道177号の標識、総延長0.7キロ日本で4番目に短い国道だそうで、まだ上があるんだ。
北前船の時代から商業港として栄えた西側と軍港として栄えた東側の間の半島を府道565号号余部下舞鶴港線で巡ります、舞鶴湾の出口が見えるポイントです。ちなみに道路元標は舞鶴市と東舞鶴市の両方が現存しています。
現在は海上自衛隊のある中舞鶴と東舞鶴を結んでいた舞鶴線支線(中舞鶴線)が昭和47年(1972年)に廃止となった後、自転車歩行者専用道路の舞鶴市道北吸桃山線として整備されています、北吸トンネルは国の登録有形文化財、近代化土木遺産にも指定されています。実は今日は「自撮り」の準備もしてきたのですが、旧北陸本線の樫曲隧道と違って結構人通りが多いのですよ、断念。
15時半には東舞鶴駅前へ、ベンチとトイレのある南口へ、次の上り列車は1613発、それを逃すと1747になってしまいます、日陰になっているベンチで輪行支度を始めますが、入れ替わり妙に人が集まってきます、何と喫煙コーナーだったのです、私自身元喫煙者ですし、傍で煙草を吸われても気にならないのですが、貴重な喫煙コーナーを占拠してしまって申し訳ない様な。
輪行袋を担いで階段をか駆け上がりどうにかぎりぎりで 1613 発綾部行きに乗車。夏休み期間中の日曜とあってか綾部から園部までは座れず仕舞、京都駅では北西端の山陰線ホームから南東端の奈良駅ホームへ、今回は輪行でくたびれました。帰宅は遅くなりますが敦賀回りで帰れば座れていたかも、今回は下調べ不足もありましたが、モチベーションの上がらないままの1日でした。
本日の走行49.3キロ、(桜井0527→0612)鶴橋0623→0639大阪0643→0857福知山(0909→1001宮津)、東舞鶴1613→1643綾部1707→1812園部1820→1904京都1935→2031奈良2036→2105桜井、JR 5,390(2,310+3080)円分乗車、なんと往復の輪行時間9時間26分に対して、走っていたのは2時間53分(所要5時間)。
君子危うきに近寄らず
RRCB 大和高原 真夏の早朝ラン
大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
毎年8月の第1日曜に行われる RRCB の恒例行事「大和高原 真夏の早朝ラン」、朝7時に名阪国道針テラスに集合、大和高原の約50キロ程の周回コースを午前中に駆け抜けます。今回で16回目と云う事ですが、私は2020年以来久しぶりの参加になります。実は今日も夕方からの出勤ですので、お昼もゆっくりご一緒できないのですが…
些か早過ぎるのですが、涼しく車の少ない内に登ってしまおうと、まだ薄暗い4時半に桜井を出発、R165を長谷寺へ向かって出来るだけ旧道を縫って行きます。大和朝倉あたりを走行中、胸にボールの様なものぶつかる衝撃が、鳥?なんと自転車に乗っていて「バードストライク」、雀や燕やコウモリしては大きかった様な、烏にして小さかった様な、なんだろう鳩かなぁ…
その後は順調に、初瀬ダムに取り付いて小夫から藺生へ、7時には余裕なので「都祁山の道」へ、朝の空気が心地良いです。
R369沿いのコンビニで補給食を調達して針テラスへ、まだ6時半過ぎなのですが殆どの参加メンバーが顔を揃えています。山ゆさんは昨夜のうちに到着してキャンピングトレーラー泊だったそうです。
さて7時を回ったので出発です、本日の参加者は15名、うち女性は2名。
まずはR25旧道を西へ、一本松ICの先で小野味川沿いの市道に入り山田町へ、奈良市田原へ越える無名の峠(523m)を越えます、距離は短いもののこれが一番の難所。(写真右 : UG兄さん)
摩崖仏の前で小休止した後、県道47号と合流して県道80号を跨いで大柳生へのダウンヒルです。
大柳生の里を見下ろすポイントで恒例の集合写真の撮影。2020年、2019年、2018年。
須川貯水池まで下り県道33号へ、狭川バス停前のよろづ屋さん、お店はやめてしまった様ですが自販機は健在、怪しげなFANTAのお味は? 毎年8月の第1日曜に現れるオレンジ色の集団は地元の人にもお馴染み、どうやら村の草刈りの日と重なっているみたい。
京都府との府県境まで後2キロの処まで下って、折り返す様に県道173号へ入り、白砂川に沿って遡ります。
柳生を経て興ヶ原の沈下橋を渡ります。
周回コースのほぼ2/3を走って布目ダムへ、ここでは毎年UG兄さんがエイドの準備をしてくれています、早朝針テラスでの集合前に、車で氷と水とスイカを入れたクーラーボックスをここの休憩所にデポしてくれています。
先頭グループから少し遅れて到着してみると何やら様子がおかしい、どうもそのクーラーボックスが無いらしいのです。ダムの管理事務所に訊ねると、不審物か遺失物として届けられ警察が持って行ったと云うのです、これは一大事。自転車ばかりの集団がクーラーボックスを引き取りに行く術はありません、幸い警察が持って来てくれると云う事になり一段落。ただ最寄りの交番なら良いのですが、ここは曲がりなりにも奈良市域、本署なら時間が掛かります。結局何処まで連れて行かれたのかは知りませんが、30分程かかってパトカーに載せられてクーラーボックスは帰ってきました。
そこからがまた大変、鍵を開けて中身を確認、物騒な物が入っている訳でもない… 包丁はスイカとセットですもんね。UG兄さんが事情を説明するのですが、お巡りさんが経緯をなかなか理解してくれません、どうも自転車で走っているのにわざわざここにクーラーボックスを置いているのかを納得できない様です。
まぁ結果的には冷えたスイカと氷水を私たちは頂く事ができたのですがね。
この一件ですっかり時間が押してしまいましたが、11時前に布目ダムを出発、いつものビューポイントでも長居はせず、県道127号経由で針テラスへ。
1159 小倉ICの手前での1回の休憩を挟んで針テラスの手前まで戻ってきました。ここで帰途に就かないといけない私は皆さんとお別れ。
その後の一行はお昼はミモザガーデン、そして車で大宇陀へ移動して葛の舘と羨ましい限り、夕方には伊賀で有志がスズカの練習会との事。
ほぼ朝登ってきたルートを初瀬ダムへ下り13時前に無事帰宅、ここまで95.7キロ、夕方にはasuka号で7.1キロ走って出勤、本日の走行100キロ超に。
まえださんのブログレポート
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2024年7月のまとめ
どう考えても今年の夏の暑さは尋常じゃないですよね、遠回りして帰ろうなんて気持ちは全く起こりません、休日=休足日に、やはりこの季節は早朝からの朝練が、”練”でなくても朝の爽やかな空気の中を走れば、ただ生活のサイクルをそうは簡単に変えられません。結果的には最後の3日間「山陰ツーリング」で333.6キロ走って帳尻を合わせたって感じです。都合 679.3キロ、内訳はasuka 253.7キロ、Erbaロード 425.6キロ、今月も延陽伯号こと片倉シルクグロワール24とデモン太の出番はなし。
休足日がなんと6回、の3日連続100キロ超は2015年3月以来。
青線は6月までの走行区間、赤線は7月の走行区間、なお自宅/職場周辺は割愛しています。道路元標が残っていない故に走る機会の無かった鳥取県の境港市から鳥取市まで走ったので、あと兵庫県の豊岡市から鳥取市まで走れば、日本海側は新潟富山県境から出雲市まで輪跡がほぼ繋がるのですよ。
7月7日 ゆるゆるCC「大和郡山ゆるポタ」へ
7月20-21日 この夏も「月の宝箱」へ
7月28-31日 久しぶりに山陰へ
道路元標
【1185】 2024/7/31 佐用郡 石井村(現 佐用町)
久しぶりに山陰へ(4日目)
いつもの事で朝暗いうちに目が覚めます。のんびりと準備を始めながらスマホを覗くと、なんと天気予報が今日まず向かう鳥取市を中心に、朝9時頃から夕方にかけて雨予報、ここ連日の猛暑で降られるとしても短時間の夕立ち位かと高を括っていたのですが… 雨雲レーダーの予想もピンポイントで鳥取市だけ、目的地の兵庫県佐用町は晴マークなんです。何れにせよ今日は何処かの駅から輪行で帰途に就く予定ですが、少なくとも鳥取駅までの40数キロだけは走っておきたい処。
雨が降って来ない内に鳥取市へ向かおうと 0524 倉吉駅前の宿をスタートします。倉吉東郷自転車道と云うのもある様なのですが、明らかに遠回りですので線路沿いに東郷池へ。
海側を回ってきた倉吉東郷自転車道の終点に出た処から県道22号倉吉青谷線をR9方面へ。東郷池には能登の「ボラ待ちやぐら」の様なものが、ボラではないと思いますが。
R9に合流した処から「鳥取うみなみロード」のサインが現れます。山陰海岸に出た辺りから細かなアップダウンが続き、この辺りで鳥取市域に入りますが、時折雨粒がパラパラと。青谷から岬の方へ少し遠回りして夏泊海岸へ(写真右)、姉泊海岸から浜村海岸と展望ポイントが続きます、やはり「鳥取うみなみロード」は海側を走る東行きが正解です。
ところが「鳥取うまなみロード」は鳥取市気高町で南へ大きく迂回します、なんと10キロ近く遠回り、R9をそのまま走ると再合流する白兎海岸まで4つのトンネルがありますが3つは旧道で迂回する事が可能です。私は水尻池側の小さな峠を越える事に。山陰本線と並行する区間で踏切の音がが聞こえてきたので少し鉄分を、ただこの後R9に合流するのに難儀する事に、信号も横断歩道もない上に交通量が多くてなかなか渡らせて貰えません、まさか南側に大きく迂回している訳がこれだとは思えませんが。
鳥取空港から賀露海岸へ迂回する「鳥取うみなみロード」には付き合いきれませんのでR9に沿って走り 0831 千代(せんだい)川の最下流に架かる鳥取大橋を渡ります。ところで「鳥取うみなみロード」のサインには、英語に加えて中国語とハングルが。
鳥取大橋東詰から千代川の河川敷に下り因幡自転車道を南へ、とにかく鳥取駅近くまでやってきました。雨雲レーダーによるとなんと「しばらく雨は降りません」との事、まぁ天気予報のフェイントのお陰で思いの他早く鳥取市までやって来る事ができました。
と云う事で因幡自転車道を南下、ただ河川敷のコースはご覧の有様、堤防上も走り抜けられそうなんですが。
因幡大橋をくぐって自転車道が堤防上に上がり源太橋を渡る辺りからはなかなかの快走路に、岡山へのサインが気持ちをくすぐりますが、専用道は限られているのですよね。
再び千代川右岸に戻り10時前に道の駅「清流茶屋かわはら」へ、早朝から携行食だけ持って走っていたのですが、ここで遅い朝食に、ただ食堂がお休みなので併設のコンビニでおにぎりを調達して食堂のテーブルで頂きます、とにかくクーラーの効いた処で一息入れられ満足です。
さて再び千代川とJR因美線に沿ってR53を南下します、目の前で鳥取自動車道の高架が谷を跨いでいますが、少なくともあの高さまで登って志戸坂トンネルで合流するのですね。
22 ? 智頭駅に寄り道して小休止の後、黒尾峠を越え津山に向かうR53と別れてR373へ、前を走る軽トラの荷台に飼っているのかな、食べられちゃうのかな… (智頭町内にて)
智頭で因美線と別れた智頭急行の線路が見え隠れします、今日のルートはこの先R志戸坂トンネル経由のプランと西側の右手(うて)峠を越えるプランも用意してあったのですが、やはり倉吉スタートでは次案は厳しいですね。智頭往来(因幡街道)は江戸時代に整備された脇街道の一つで姫路と鳥取を結んでいたのですが、最近「智頭往来志戸坂峠越」が国史跡に指定され、整備が進められるそうなんですが、サイクリストとしては旧道の志戸坂隧道を通れる様にして貰いたいものです。
14時過ぎに志戸坂トンネル(1,630m)に到着、トンネルそのものは一般道路のR373で歩行者やR125以下の車両の通行が可能、制限速度も50キロなのですが、鳥取自動車道と共用していて通る車は高速の感覚で走っているので車道を通るのは自殺行為。東側の歩道は自転車が乗って走れるだけの幅があり、車道との間に柵が設置されています、サイドバッグを付けていてもどうにか走れると云う感じですね。処でこのトンネルの入り口の歩道側には歩行者用ボタンが設置されていて押すと30分間「歩行者」がいる旨の表示が出るとの事ですが、この状況で意味があるのでしょうかね。鳥取道が合流していて交通量も多くて騒音も凄いのですが、表示が出ていても減速してくれる気配もありません。でもこのシステム、わ奈良県の新天辻トンネルや新伯母峯トンネル、黒滝村と天川村の間の新笠木トンネルや新川合トンネルに付けて貰いたいものですね。ともあれ約7分で通り抜ける事ができました。
志戸坂トンネルを抜けると岡山県英田郡西粟倉村となります。ところで今回最終目的地を兵庫県佐用町にしたの 2021年に佐用郡石井村の道路元標の現存が確認され未収になっていたためなのです。
岡山県から兵庫県側へ智頭往来は鎌坂峠を越えるのですがR373は北側のさっこり峠を越えます。ただ殆どの車はR429か川沿いに下る岡山県道5号作東大原線に入ってしまいます。残念ながら石井村道路元標は倒置された状態のまま、2002年に発行された藤原勝永著の「兵庫県の道路元標」で所在は「道路拡幅で不明」となっていました。ところで石井村は明治22年(1889年)の町村制施行時には岡山県吉野郡に属していますが、明治29年(1896年)に兵庫県佐用郡に編入されています、地理的には千種川水系に属していますので理に適っているのですが。
再び智頭急行の線路と並行するに走り 1545 には平福へ。輪行で帰途に就く時間には余裕がありますので旧い宿場町の中を少し散策します、平福へは2016年4月以来になります。
智頭急行の平福駅はなかなか立派な設えの駅ですが、無人駅で「スーパーはくと」等の特急は停車しません。待合室や多目的トイレもあって輪行支度するのも都合が良いのですが、駅前にはお店どころか自販機すらありません。補給が必要なら姫新線と接続する佐用駅まで足を進めた方が良いかと。次の下り 1803 発まで十分に時間がありますのでのんびり輪行支度をして、水道をお借りして身体を拭いて着替えも済ませてしまいます。
慌ただしくせず山峡の無人駅でヒグラシの鳴き声を聴きながら過ごすのも良いものです。1803 発では佐用での姫新線への接続が悪いので智頭急行に630円を奮発して山陽本線の上郡まで向かう事に。(平福1803→1846)上郡1855→1927姫路1941→2043大阪2057→2156奈良2204→2234桜井 上郡から3,410円分乗車。
本日の走行119.4キロ、年甲斐もなく2015年3月と2015年2月以来の3日連続100キロ超を果たしました。
【1185】 2024/7/31 佐用郡 石井村(現 佐用町)