「風の森」へ

 御所市鴨神 風の森にて

 今日はお昼過ぎまで快晴との予報、asuka号の試運転もかねてのんびりと走る事に。大和高田からR24に沿った旧街道下街道を南下します。南葛城郡忍海(おしみ)村道路元標にて。


 少し寄り道して、最近になって現存が確認された南葛城郡御所町道路元標。解体された前の御所市民会館跡に放置されていますが、フェンスに囲まれていて敷地内に入る事ができません。


 西に水越峠の鞍部を見上げながら南下します。小殿のセブイレの裏からは旧道の雰囲気の残る道が峠まで残っています。
 峠の鞍部でR24と合流、現在「風の森峠」と呼ばれる場所は風の森神社の裏手で、信号を西へ急坂を登ると金剛山を見上げる開けた場所に出ます。(写真は2009年8月23日、南側から)

 近くにある三角点で標高272.4m、大和川水系と紀の川水系の分水嶺になります。葛城古道の南端にあたり、下街道以前の奈良と和歌山を結ぶ主要なルートだったのでしょうね。賀茂氏ルーツの地とか稲作発祥の地とも云われています。
 五條へ下ってオークワでお昼を補給、吉野川沿いに戻るつもりだったのですが、せっかくですので県境を越えてWAKAYAMA800のポイントになっているJR隅田駅経由で一昨日10時に供用されたばかりの恋野橋へ。

 2018年11月に橋台が傾き通行止となり撤去された恋野橋、1年あまりで新しい橋に架け替えが行われましたが、右折レーンに広い歩道とはオーバースペックでは。和歌山県のサイクリングルートにもなっているのでブルーラインも引かれています。
  以前の恋野橋、趣のあるトラス橋がまた一つ姿を消しました、1952年製だったとか。(撮影 2006年11月17日)

 

 恋野橋で紀の川(吉野川)を左岸に渡り県道55号で五條へ。市街をパスして栄山寺橋へ。まもなくここに栄山寺トンネルの坑口がぽっかりと口を開けるのかと。


 県道39号に入って、芝崎河川公園の四阿でお昼にします、予報通り少し曇ってきましたね。ところでクランクアームを170から172.5mmに交換したasuka号、やはり少々違和感が、サドルを少し後ろに動かしてみました。
 千石橋南詰を経て椿橋から壺阪峠の定番ルートで帰ってきました。本日の走行84.5キロ。


asuka号とerbaロードのメンテナンス

 ここ暫くマトモに走れない日が続いています、今年はもう雪遊びの機会もなさそうですし、asuka号のメンテナンスをば。チェーン、プーリーの交換に加えて、クランクアームを170mmから172.5mmに交換する事にしました。
 実はerbaロードのクランクのペダルのネジ穴をなめてしまい、輪行時に一旦外すと正しく締めこむのが少々厄介な状態になっています、そこで以前に某氏から譲って頂いた同じSHIMANO ULTEGRA FC-6503、それが172.5mmなんです、それならasuka号に172.5mmを付けて、外した170mmをerbaロードに付けようとの企て。しかしクランク長170と172.5の差はあるのでしょうかね、S氏はあっさり「そんなん素人には変わらんで」と云われ、V氏には「そらちゃうで」と云われますし、まぁものは試しに、膝を痛めるなんてオチがつくかも。せっかくですからBBも外してハンガー部のグリスアップも、BB-6500はシールドタイプですのでこれ以上はバラせません。
 無事にクランクアームの交換終了、ブレーキシューもウェットな環境に強いM50Tから、効きがしなやかでリムアタックな少ないR50T2に交換、ついでにバーテープ、シフトワイヤー、アウターを交換しました。
 足回りを触ったので少し試運転を、大和川べりを走っていたのですが、坂道も取り入れようと箸中へ、檜原神社の前後の道の舗装工事が始まっています。ここは山の辺の道の一部ですし、東海自然歩道にもなっていますので、自転車には鬱陶しい石畳様にするのかと思っていたのですが、工期が今月13日までとなってますので残り工期からするとカラー舗装かな。気になったのは「農村周遊自転車ルート整備事業」との表示、なんか訳の判らん事をやっているのですね、ググってみると田原本町と広陵町では既に整備されているとか。
 さて帰って次はerbaのメンテナンス、クランクアームの入れ替え他、asuka号とerbaロードの駆動系はリアディレラーとスプロケット以外は共通の6500系なんです。スプロケットは以前間違ってポチった13-25が付いていたのですが、些か辛いので以前から使っていた11-28に換装、asuka号と同様にチェーンとプーリーも交換しますが、チェーンは思い切ってCN-HG53から安いFSCの物を試してみる事に、さすがにasuka号には躊躇いますがね。自分で交換するなら安いものをマメに変えて行く方が良い様な、モノにもよりましょうが、
 タイヤはパナのTOURER 700x26Cが長らくお気に入りだったのですが、コスト面から同じくパナのCLOSER PLUS 700x25Cを一昨年から履いてみたのですが、あまり耐パンク性は良いとは、昨年高野山でサイドカットした折には走行距離が短いので切れた前輪だけ交換してローテーションしてきたのですが、そろそろ交換時期かと。TOURERといきたいところなんですが、コスパが良いと某氏オススメのIRC JETTY PLUS 700X25Cを試してみる事にペアで送料込み3,899円で手に入ったのは魅力です、IRCのタイヤを履くの2004年以来、以後ロードにはパナの25か26をずっと履いてきました。

 その他にブレーキシュー、ワイヤー一式も交換。
 後は「延陽伯」号のギドネット化が残っているのですが、明日の心だ。それより走りに行きたい。

 

 

自転車人生10個目の輪行袋

左から2代目、5代目、6代目、8代目、9代目、10代目

 暮れにやってきたデモンタ用に筒型タイプの輪行袋を新調しました。なんと自転車人生10個目の輪行袋になってしまいました。マルトのRINKO BAG ZDですが探してみるとモノタロウが一番安かったのですが、箱が傷んでいると云う訳あり品で送料込み3,300円で手に入れる事ができました、しかし箱入りの輪行袋って初めてですわ。
 9代目なんと1970~80年代でしょうかSS印ヤングマン輪行袋、非常に状態の良い新品を今年の正月にTさんから頂きました。このサイズの輪行袋、asuka号をヘッド抜き輪行ができる様に改造してから、私も今の処は使い道がないのですが、輪行袋より収納袋が簡易サドルバッグに使えそう。
 8代目は2018年10月の「紀伊半島ツーリング」の折に輪行袋を忘れていって、紀伊田辺で買い求めたオーストリッチの巾着タイプのL-100、それまで使っていた同じくオーストリッチのemu(左から3番目)の縫製があまりに酷くてファスナーの縫い付け部分が次々とほつれてきてファスナーに噛みこむので、輪行の度に買い替え様と思っていた矢先でした。しかしこのemu、同じカラーを使っている人がFacebookにいて、やはりほつれてきているそうでロット不良でしょうね、昨今の中国製品の方がずっとマシと思える品質ですね、収納袋の底も抜けてしまいました。おかげで今はL-100が主力になっています。
 実は2015年に「自転車人生6個目の輪行袋」なる記事を書いたのですが、実はオーストリッチの紫色の前に青色のものを使っていたので、その時点で7個目だった計算に。
 写真は1991年8月に紀勢本線賀田駅にて、R311の全通前で賀田~二木島駅間の一駅だけ輪行した思い出が、輪行には手回り品切符が要った時代ですが、車掌さんに料金だけ払った記憶が。
 さてデモンタ用の筒型輪行袋、本来は小径車用の様ですが、650Aのデモンタもすっぽり被さります。3本のコードで縛る様にできていますが、ファスナーもマチもないのでミシンさえあれば誰でも作れそうな気もしますけど。自転車の一部が出ている輪行は駄目だなんて野暮は云わないでね。

 

 

大人の絵本「黎明期の国産ツーリング車」

 タイトルから変な本を想像した人は残念です、2月2日に伊賀上野で行われた「黎明期の国産ツーリング車観賞会」の写真集が出来上がりました。参加車両29台の写真と中出氏のイラスト4枚が掲載されています。当日参加された方にはUG兄氏から既に発送され到着されているかと思いますが、住所の判らない方はお知らせ下さいとの事です。多少の在庫がありますので参加できなかった方もRRCBメンバーの方には有償で配布するとの事です。


‘Ride with GPS’を使ってみました③

 前回「ルートラボ」で作ったデータを「Ride with GPS」にインポートしたのですが、その中で主にR169を経由した桜井駅~新宮駅のルートを、細かな処まで同じになる様に「Ride with GPS」で作成してみましたら、なんと獲得標高が+5,769m/-5,844mと「ルートラボ」で作ったもの+2,139m/-2,213mと倍以上どころか3倍近く違うのです。
 試しに同じルートを「Strava」で作ってみましたら、こちらは+3,038m/-3,109mとなりました。距離に関しては「ルートラボ」が148.3km、「Strava」が149.3km、「Ride with GPS」は148.6kmと充分に許される誤差の範囲はなのですが、獲得標高の極端な違いはこれをルートの難度の尺度にする人が多いだけにとても許容できるとは云えません。それぞれベースにしている地図データが違い、プロットされているポイント数も違うのである程度の差異は想像していたのですが。

 コースがコースだけに原因は想像できたのですが、判り易い様にそれぞれのデータが「カシミール3D」にインポートしてグラフ表示させてみました、左から「ルートラボ」「Strava」「Ride with GPS」で赤線がそれぞれの標高データで、薄緑の部分が国土地理院の標高データです。このルートは長大トンネルが幾つもあって全行程の一割近くがトンネルで、その部分の道路と地表面の標高差がかなりになります。「ルートラボ」は新鹿路、新伯母峯、不動トンネルにおくとろ道路のトンネル群で道路の標高になる様な処理がされていますが「Ride with GPS」ではほぼ地表面の標高をなぞっています。
 この問題は橋梁でも発生するので、桁高のある伯母谷ループ橋とかでグラフに現れています。寡聞にして「ルートラボ」や一部で補正されている「Strava」ではどの様なデータや処理がなされているのか私には判らないのが。
 さてこれらを今更比較しても仕方がないのですが、やはり道路の標高に沿ったデータや獲得標高がほしいものです。従来から「ルートラボ」で作ったデータを「カシミール3D」や「轍」にインポートして標高値の書き換えを行うと「Ride with GPS」と同様の結果になってしまうのでトンネル部分のポイントを間引いたり、ポイントの標高値を書き換えたりしたりするのですが、前者の方法ではカーブしているトンネルとかでは距離に誤差を発生させてしまいますし、標高値の編集も結構な手間になります。
 ところで「Ride with GPS」にはプロフィールマップ上で標高を編集する機能があります、図は先のルート中の伯母谷道路部分をアップしたもので、大台ヶ原へ登る途中大迫ダムから新伯母峯トンネルの手前、4つのトンネルと伯母谷ループ橋があり、図ではその部分を選択しています。ここで[Flatten elevation]機能を利用して選択部分を平坦化する事ができるのですが、残念ながら現在では有償版の機能となっています。同様に[Add POI][Add to Cuesheet]と云った機能も有償化されています。先年GoogleMapも有償化され二次利用するサービスも相応のコストが発生するので無償サービスだけでは成り立たないのは判るのですが、ある日突然機能が有償化される様ではなかなか手を出しにくいですよね。
 ちなみに「Ride with GPS」の有償版はBasicが$6/月 $50/年、Premiumは$10/月 $80/年と機能が豊富だとは云え決してお安くはないですよね、1週間のお試しもあるので、時間のある時に他の有償機能を試してみようかと。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました①
‘Ride with GPS’を使ってみました②


‘Ride with GPS’を使ってみました②

 「ルートラボ」で作成した主にR169経由で桜井駅から新宮駅までのプランをインポートしたもの、「Ride with GPS」からは[Upload]となります。
 「Ride with GPS」そのものの機能では無いのですが「ルートラボ」のサービス終了が今月末に迫っているので、「ルートラボ」から「Ride with GPS」へのデータのコンバート方法について説明しておきます。現在「ルートラボ」では「マイページ」にログイン後「ルートデータの一括ダウンロード」機能が準備されています、従来から個々のデータをKML,GPX,TCXそれぞれのフォーマットでダウンロードする機能はありましたが「一括ダウンロード」機能で一度にGPXデータとしてダウンロードできます。
 ダウンロードするとデスクトップ上に「route_posted」フォルダが作られ、ZIPファイルで出力されます、但し「ルートラボ」上の名称にはファイル名に使えない文字が含まれている可能性や重複を避けるために、解凍されたGPXファイル名は一意な文字列を自動生成されたものになっています。
 自動生成されたユーザーには無意味なファイル名では困りますので「メモ帳」等のテキストエディタで開き<name>タグとして保存されている元の名称である<name>~</name>の間をコビーしファイル名を変更して下さい。それでも<name>タグに化けて格納されている名称が散見されますので、ここまでの作業は「ルートラボ」のサービスが提供されている内に片付けておいた方が良いでしょう。
 「Ride with GPS」のトップメニューから[Jamp To]→[Upload]と選択するか、左サイドメニューから[Upload]を選んで下さい。ファイルを[UPLOADED]内にドラックするか[Select files]を使って下さい、複数ファイルを同時にアップロードする事も可能です。
 アップロードできたファイルは[Routes]から見る事ができます。「Routes」画面では[Distance][Elevation gain]と云った条件で下の一覧をフィルタリングする事ができます。
 一覧へマウスを持ってゆくと[編集][ピン止め][削除]アイコンが表示されそれぞれの操作が実行でき、地図アイコンをクリックするとサムネイルが、[∨]で地図(右)が表示され、さらに[View Full Details]をクリックする地図が大きく表示されます。
 同様に他のソフトから出力されたGPX, TCX, FIT,  KMLファイルをアップロードする事ができます。なお時間データを持たないファイルは「Ride」ではなく「Route」として格納されます。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました①
‘Ride with GPS’を使ってみました③


‘Ride with GPS’を使ってみました①

 先日の記事「ポストルートラボは…」を受けて、とにかく「ルートラボ」の代替として「Ride with GPS」を使ってみる事にしました。日本語化はされていませんがどうにかなるでしょう、なんならGoogle翻訳を使って首をかしげたり笑ったりしながら操作方法や解説を類推するのもの面白いかと。
 まずは「Ride with GPS」のサイトへ行くとアスリートをターゲットにした「Strava」とは趣の違うツーリストを意識した写真が出迎えてくれるのが嬉しいのですが、何と偶然にもうちのHPと同じWordPressのテーマ「Sydney」を使っているではありませんか、ボタンの色までもオレンジ色。さて初めて利用するにはそのオレンジ色の「Sign Up」から…
 Facebookのアカウントをお持ちでしたらそちらを使用する事もできますが、[Your display name (表示名)]、[Email address (メールアドレス)]、「Email confirmation  (確認用のメールアドレス 先と同じもの)」と任意の[Password (パスワード)]を入力します。[Your display name]は[Ride]を公開すると表示されますので、Facebookアカウントを使用する場合は注意して下さい。
 Log In(ログイン)画面です。「Sign Up」での登録手続きを済ませれば、次からはメニュ-バーの[Log In]からになります。

 ログインすると上のどちらかの画面が表示されます。ログインした直後のこの画面が「Dashboard」になります。「Dashboard」画面の「Stat」やサブメニューの「Calendar」や「Frlends」は日々のトレーニング記録を意識したものですから、ツーリングのルート作成を目的としている者にあまり関係ないですね。できれば[STAT]あたりはたためる様にしてほしいです。

 上端に[Jump To][Find][Route Planner][Ride Reports][Help][Search][Upgrade][とメニューバーが表示され、右端には通知アイコン他があります。
 [Jamp To]をクリックするとプルダウンメニューで[Dashboard][Calendar][Routes][Rides][Analyze][Upload][Friends][More]を選択する事ができます。なお同様のメニューが画面の左側(左サイドメニュー)にも表示されますが、そちらは画面サイズが小さい場合などに折り畳むと見えなくなってしまいます。「Analyze」は有償のプレミアム版での機能になっていますので良く判りませんが、[Upload]ではGPX, TCX, FIT, KMLファイルをインポートする事ができ「ルートラボ」で出力したデータを取り込めます。[Friends]は友達の登録、データを公開する場合に公開範囲としたりできます。
 メニューバーに戻り「Find」では公開されている「Ride」データを様々な条件で検索する事ができる様です。
 「Ride to GPS」の概念として机上で作成した軌跡の様に時間情報を持っていないものを「Route」、GPSのログなど時間情報を持つものは「Ride」と呼びます。「ルートラボ」で作ったでインポートしたデータには時間情報がありませんから「Route」になります。
 メニューバー右端のアイコンをクリックしプルダウンメニュー[Profile][Messages][Settings][Upgrade][Help][Sign Out]から[Settings]を選択すると「Profile」画面「Display Name(表示名)」などを編集する事ができます。

 

 まずは[Settings]で是非やっておきたい事、サイドメニューの[Location]から地図のデフォルトの位置を登録しておけば、地図を開いた時の中心となりますので、地方に暮らす人にとって毎回東京からスタート地点までドラッグするストレスから開放されます。
 [Settings]→[Private Zones]、「轍ONLINE」でルートを公開されている方にはお判りになると思いますが、公開される「Ride」データから「Private Zones」で指定したエリアを見えなくする機能で、走行データを公開しても自宅等の位置を知られない様にできます。なお機能するのは「Ride」データに対してで「Route」データには有効にはならない様です。なお有償版では「自宅」と「職場」「妾宅(^_^)」と云った風に「Private Zones」を複数設定できる様です。
 さて最低限の設定を済ませれば、早速ルートの作成に挑戦。トップメニューの[Route Planner]をクリックすると左の画面が、[Location]が設定されてあれば、その位置を中心に地図が開きます。地図はGoogleMapが標準で[航空写真][RWGPS][OSM][OSM Cycle][OSM Outdoor][Esri topo][USGS Topo][USGS Scans]が一応選択はできます。なんと云っても情報量の豊富な「GoogleMap」が魅力ですが、他の地図に切り替えながら使用する事も可能です。
 ルート作成の基本的な操作は「ルートラボ」とさほど変わりません。[右サイドメニュー]の[Follow Roads]が「ルートラボ」の「道ピタモード」、[Draw Line]が「直線モード」に相当しますが、先の「Location」が設定されていれば左サイドメニューの[Jump to a location]の下にある[Jamp to home]で起点として緑色のアイコンが表示されます。編集は[Add/Remove Control]から行い、既に引かれたラインやポイントを新たなルートへドラッグする事でラインを引き直したり、ライン上にポイントを追加したりする事ができます。ラインを引き始めると起点に緑のアイコンが表示されます。少々判り難いですが地図右下の[Undo][Redo]で一つずつ戻したりする事ができます。
 なお「Route with GPS」を紹介している日本国内のサイトで[Add/Remove Control]モードでポイントをクリックすると、そのポイントが削除できるとあるのですが、私の環境ではその操作ができたりできなかったりします、[Undo]が使えるから取りあえずは間に合うのですが、些か不便です。
 右サイドメニューの[Optimize for:]で[Walking][Cycling][Driving]を選択できる様になっていますが、日本では自転車道のデータが未整備で[Cycling]では殆どの場合エラーになってしまいます。[Walking]と[Driving]を使い分けながらラインを引いて行く事になります。[Avoid Highways]チェックボックスで高速道路の使用可否を、自転車ならチェックですね。
 左サイドメニュー内に[OverView][Options]のタブがありますが、[Options]では距離の単位を選択する[Units]の他に幾つかのチェックボックスがあり、[Auto Center]をONにしておくと、新しいポイントをセットすると地図の中心が移動します、「ルートラボ」ではドラッグ~クリックの繰り返しで尺取虫の様な操作が必要でしたが、次に打ちたいポイントが地図内ならドラッグなしで効率よくルートを引いて行く事ができます。その他キーボードショートカットの一覧があります。
 [OverView]タブに戻り[Line color]でラインの色を変える事ができますが、地図によっては見え難くなる色もあります。残念ながら下のプロフィールマップ(「Ride with GPS」ではどう呼ぶのかな)の色は変わりません。
 GoogleMapを使っている強みは[Jump to a location]で目的地を検索し一気にルートを引いてしまえる点で、一歩一歩ラインを繋いで行く手もありますが、後から経由点を動かして行く手法も使えます。
 ルートができたら左サイドメニューの[Save]でルートを保存、必要に応じ[Title][Description][Visibility]を設定して保存します。なお[Clear Map]で描画中のルートを全て削除します。面白いのは[Reverese Route]、起点終点を入れ替える事ができますので帰りのルートが一発で出来上がり。
 残念ながら右サイドメニューの[Add POI]と[Add to Cuesheet]は有償版のみの機能です。この辺りそのうちに1週間のお試しを使って探ってみようかと。
 以上、私が「ルート作成」のみを目的に適当に使ってみた報告で、英文のマニュアルやヘルプを読み解いて解説している訳ではありませんので、エエ加減な点はご容赦を、明日になったら云っている事が変わっているかも知れません。タイトルが「’Ride with GPS’を使ってみました①」となっていますが②に続くかどうかは如何とも。なお指摘いただける点がありましたらコメントなと頂けると有難いです。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました②
‘Ride with GPS’を使ってみました③


今月二度目の武装解除と’自撮り’新兵器

橿原市上飛騨町 飛鳥川河畔にて

 「日照り雨」ならぬ「日照り霙」、自転車道の対岸なのですが、いつもと違う道を走ると何か新鮮です。天気も体調も回復する見込みがないので明日からの「南の海へ」キャンプツーリングは止めておく事に。
 せっかく準備を済ませたのですが先々週の山添村に続いて今月二度目の武装解除、暫くキャンプツーリングに行ける様な連休がないのが… 今年の初キャンプはいつになるのでしょうね。
 新兵器と云う程のものでもありませんが、今回はゆとりのある行程でスランプの続いている「自撮り」にトライしようと、外部タイマーを新調(右端)、従来から使っている中華ブランドのJJCの製品なので使っているチップが同じかして機能は全く同じでエツミから出ているのもので、従来から使っているものの数倍の値段がします。少し厚みは増しますがコンパクトになって使い勝手が良さそう、たまたま新品同様の中古がでてきたのでポチった次第。古だお値段が。中華ブランドの。ちなみに真ん中のものはジョグダイヤルになっているのですが、操作性がチープで非常に使い難くおまけに液晶表示も小さくて電池はCR2023で持ちが悪く実用になりませんでした。
 今回のものは従来になかった電源スイッチがついています、電池を入れっぱなし状態でも相当電池が持ちますし、単4×2本ですからいざとなれば私の場合、テールランプの電池を代用する事も可能なのですが、あまり精神衛生上良くはありません、ところがこれが食わせ物でスイッチを切ると設定値も消えてしまいます、せっかくスイッチをに付けたのだからメモリ機能もつけてほしかったと。操作方法は以前と変わりありませんから「自撮りのすゝめ」③をご覧頂ければ。
 ところでこの外部タイマーを使っても、最近のコンデジでも搭載されているタイムラプス機能を使っても撮影できる間隔は短くても1秒、これ以上短い間隔でシャッターを切るにはこのタイマーをバルブモードにしてカメラ側の連写機能を使う手があるのですが、実際のところバッファメモリが一杯になってしまいカメラのスペック通りに行かないのです。想像はしていたのですがメモリカードによって差が結構大きいのですね。クラスにも拠りますし、カメラ側のフォーカスモードに拠っても変わってくるので、具体的に数字を出してどうのこうのと云えないのですが。

 

「南の海へ」の予定なんですが…

 令和の天皇誕生日の連休は走りに行けなかった替わりに次の週末は南紀まで「南の海へ」キャンプツーリングを予定していたのですが… 図は「Ride with GPS」で作ったもの。
 例年の「東西南北の海へ」はロードバイクでのファストラン的な要素があるのですが、今年の「南の海へ」と「北の海へ」はのんびりとキャンプツーリングで行こうかと思っているのですが。

 ここ暫く3日位の周期で天気が崩れているので嫌だなぁと思っていたら案の定、14~15日も山添村へのキャンプツーリングが流れたばかり、はてさて。


ポストルートラボは…

 昨年7月、サイクリストにとってルート作成サービスの定番だったルートラボが2020年3月末を以てサービスを終了する旨のアナウンスが、事実上これしかないと云うサービスだけに、些か困った事に。なにしろ目的地までの距離やコースを検討吟味する事はサイクリストにとって重要な作業なんです。
 今の様にインターネットでの地図サービスやGPSが無かった時代は国土地理院の地形図を読んで距離を計ったり、等高線の間隔から勾配を予測しながらプランを練ったものです、キルビメーターなんてのもありましたね。ツーリングの愉しみはプランを練るところから、地形図を眺めながら、まだ見ぬ土地に思いを馳せる、これは今のネットの時代になってもツーリストにとっては変わらぬ愉しみかも知れません。ルートラボにおいてもこの愉しみは変わらないかと思いますが。
 ハンディなGPSが生まれ自転車での利用が可能になり始めた頃は、GPSも非力だったのでナビゲーションどころか現在位置の緯度経度の座標に高度と云った値の表示と、移動ログを取るのが精一杯だったのですが、それでも走行ログを記録、蓄積、公開するといった事も可能になりました。
 私の場合、ツーリング中に紙の地図を見たりスマホでGoogleMapを見る事はあってもナビゲーション機能を使う事は殆どありません、それはナビに「次は右だ、左だ」と云われるままに走っていては地理や道順が頭に入らないからで、地図から得られた方角や距離と云った情報を頭の中に展開しながら道を進めてゆくある意味での知的ゲームが愉しい事に他ならないのです。
 ルートラボでプランを練って、必要があればプリントアウトするかスマホで見る事ができる様にMyMapにしてGoogleMapで参照する。ツーリングを終えた後にGPSログはカシミールで管理、ブログ等で公開する為に必要ならエクスポートして「轍」で利用すると云ったパターンになります。加えて道路元標の位置やスタンプラリーのポイントをルートと併せてGoogelMap上に表示したいと云う事もあるので、複数のサービスやソフトを使い分けるのも大変なのですが、そこは適材適所と云いますか一つにまとめられない現実が。
 さて前置きが長くなりましたが、とにかく「ルートラボ」の代替を探さなければなりません。20数年来の盟友である「轍 ONLINE」の作者K氏、そう云いながらここ最近一緒に走る機会もないのですが、一時「轍」にルート作成機能を実装したのですが、残念ながらGoogleMapの有料化でさっさと手を引いてしまいました。「代替」とかのキーワードをつけてググってみると候補として「Starava」「Runtastic」「Garmin Connect」「RouteHub」「Ride with GPS」あたりの名前がでてきます。「Starava」と「Runtastic」はスマホアプリを少し試してみた事はあり、ローディに人気の「Starava」が一歩抜きんでている感じもあって先のK氏も推しているのですが、トレーニング・ツールである事が売りで、SNSとの連携はともかくとして、ネット上でコースタイムを競い合うゲーム感覚がどうも好きになれませんし、ログ管理サービスに無理無理ルート作成機能を後付けした様な感もなきにしも。「Runtastic」はWebサービスを終了するアナウンスがありこの際除外。「Garmin Connect」20年来のGARMINユーザーなんですが今回はパス。「RouteHub」見た感じから期待度は高いのですが、ルート作成機能は秋にβ版がリリースされたばかりで現状では使い物になりません。「Ride with GPS」日本語化されていないのが語学力に乏しい私には些か敷居が高いのですが。

 今月末に南紀へキャンプツーリングの計画があるので、試しに「Strava」(左)と「Ride with GPS」(右)でルートを作ってみました。いずれも「ルートラボ」でルートを作成した方なら抵抗なく使えるかと、ただ「Ride with GPS」はGoogleMapを使えるために、情報の豊富さからルートを検討しやすく、作っていて愉しみが拡がります。「Strava」はOSMを使用している為に、地図がまだまだ不完全で、紀伊半島の山間部で県道を辿らずにとんでもない山の中にルートを引いてしまいます。
 どうやらアスリートをターゲットにした「Strava」より私には「Ride with GPS」の方が向いている様です、またキューシート機能もあるのですが、私はブルベをやらないので、このキューシートがそのまま役立つものなのかは判りません。正直云ってルートラボの使い勝手はさほど良いものでもなかったのですが、両方のルート作成機能に関して充分にそれを上回るものです。ただ「Ride with GPS」はトンネル等でそのまま地形の標高をなぞっている様で、この例では標高のもっとも高い新天辻トンネル付近で標高798m、対して「Strava」はトンネルの実際の標高に近い655mを示しています。以前はこの点を編集する機能を「Ride with GPS」は無償版でも持っていたらしいのですが、現在は有償版での機能となっている様です。同様にウェイポイント等を加える機能も現在は有償版となっています。「Ride with GPS」の有償版はBasicでも6ドル/月 50ドル/年、Premiumでは10ドル/月 80ドル/年とアマゾンプライムより高い様では私にはちょっと手が出ませんね、インポート、エクスポートの機能が使える限りは無償版で充分なのですが、今までの経緯から使えた機能がある日突然有償化と云うのもあり得るのが。

‘Ride with GPS’を使ってみました①
‘Ride with GPS’を使ってみました②
‘Ride with GPS’を使ってみました③


山之辺の道へ「自撮り」ポタ

山之辺の道(桜井市穴師)にて

 最近トンとご無沙汰の「自撮り」、お天気も良いので買い物のついでに久しぶりに三脚を積んで出掛ける事にしました。
 向かったのは山之辺の道、行楽シーズンはハイカーで賑わうので自転車で踏み込むのも憚られるのですが、この季節の平日となると静かなものです、梅の他に気の早い桜もちらほら。
 桜井市域の北の端、景行天皇陵の手前、振り返ると三輪山の見えるポイントまでやってきました。三脚は横着してゴリラポッド、やはり高さを稼げないのは不自由ですね。


 小一時間ばかし時折やってくるハイカーの合間を狙って数テイク、もう少し北の方へ行けば見事な菜の花のポイントもあるのですが、あまり時間もないので上街道経由で帰ってきました。本日の走行15.5キロ。

 過去に山之辺の道周辺で撮った写真。

 

今年最初の東吉野サイク

東吉野村小(おむら)「麦笑」にて

 今日明日と予定していた山添村の「カントリーパーク大川(おおこ)」へのキャンプツーリングが雨の予報に中止となり、今日1日だけでも走ろうに出かける事に、FaceBookに告知したら釣れたのはチネリ怪人Vivva2000さん、9時に明日香村のセブイレで待ちあわせします、やってきたのは2017年12月に発売された「旅する自転車~ランドナーの本~」の表紙を飾ったエルス。予報では奈良県北部は晴のち曇りなのですが、今一つお天気はすっきりしません、路面は交通量のある処以外はほぼウェットな状態が続く中を芋ヶ峠に向かいます。気温はこの時期としては高めで登りになると結構汗をかくので気を付けないと。暮れには柴が散乱していた芋ヶ峠、吉野町側は綺麗に整備されています。
 殆ど休憩なしで1020には吉野町河原屋のローソンに到着、少々補給をば、この先コンビニの類は皆無です。
 宮滝と窪垣内の信号にもかからなかったので1138には小(おむら)のパン屋さん「麦笑(むぎわら)」に到着、ここは座敷がイートインコーナーになっていて、コーヒーと紅茶をお願いする事ができ、オーブントースターがありますのでピザ系のパンとか温める事もできます。
 このコース、吉野川(紀の川)の支流高見川に沿って遡上する快走ルートですが、Vivvaさんを先に走らすとどんどん行ってしまいますので、抑えながら引っ張るのが精一杯、デジカメも持ってこなかったので走っている写真は全くありません。13時丁度にはR166との交点に到着、高見山の眺望は期待していなかったのですが、出迎えてくれました。
 県道251号谷尻木津(たんじりこつ)線に入り、標高609mの一谷峠を越えると宇陀市菟田野岩端(いわはし)です。
 お馴染みの古民家カフェ「月うさぎ」で番頭さんと4月4~5日に予定している企画の打ち合わせ、12月は初めての試みと云う事もあって「酒池肉輪会」の行事だったのですが、次回は他の皆さんにもご案内できるかと。写真は少し下の方でリフォーム中の古民家、3月末にはこちらも使える様にするとか、五右衛門風呂もあります。
 15時には岩端を後にし女寄峠をバヒュンと下って1時間ほどで桜井へ下ったきました。DST 82.2km、TM 5:11:47、AVS 15.8km/h、MXS 56.3 km/h。

武装解除


 明日明後日と山添村へキャンプのお誘いを受けていたのですが、予報は一旦持ち直したので準備を進めていたのですが、やはり日曜は80%の降水確率になってしまい、今朝中止の知らせが、残念ながら武装解除です、しかし今まで何度も雨でキャンツーが流れたなぁ…「白崎海岸」「丹後半島」「余呉湖」。ここ暫く「石川ポタ」とかで4サイドで出動する事はあってもキャンプは昨年10月の「大隅半島キャンプツーリング」以来行けていません。

今夜は能登牛ですき焼き

 先日、石川県土木部道路環境課からinstagramの方にメッセージが届いていてうっかり見落とす処だったのですが…
 昨年度の「いしかわ里山里海サイクリングルート」のInstagaram投稿で当選したとかで「能登牛400g」を頂ける事に。件の写真は2018年7月の「能登半島キャンプツーリング」の途上に木の浦海岸で撮影したもの。昨年は加賀地方を少し走っただけなんで、今年はまた能登へ行ってみたいなぁ。

 昨日クール便で届いたので早速すき焼きで頂く事に、久しぶりのすき焼き、柔らかくて美味しくて満足、満腹。
 「いしかわ里山里海サイクリングルート」では2018年度のスタンプラリーで「エリアクリア賞(羽咋)」が当って醤油とドレッシングのセットを頂いたのですが。サイクリングをターゲットにしたこう云ったイベントって応募者の絶対数が少ないかして、結構良い思いをさせて貰っているのです、和歌山県では「3万円相当とかのペア宿泊券」とか奈良県では「金魚ロールケーキ」とか。

 

西の海へ 2020

浪早ビーチ(和歌山市田野)

 昨年11月からの毎月の走行距離は500キロ前後、パソコンのWindows10への移行とか、恒例のカレンダー作りとか、突然やってきたデモンタを弄ったりと、部屋の中でぬくぬくとしている事が続きましたからね。ただ今日走らんかったら何時走るねんと云った予報、暗い内からスタートして和歌山方面へ向かう予定が、昨夜フォトブックの編集で夜更かししてしまったせいで少し寝るつもり目が醒めたら7時45分、モチベーションも下がってしまったのですが、走らんかったら絶対後悔するととりあえず走り出す事に。
 8時半に桜井をスタート、明日香村を抜けて近鉄吉野線の飛鳥駅前から吉野口駅へ、しかし最高のお天気ですね。
 県道120号五條高取線で重阪(へいざか)峠を越える、五條方面への定番コースです。
 古い街並みの残る五條新町へ、一昨年の暮れに廃業した「餅商一ツ橋」ですが、暖簾が掛かっていて饅頭が並んでいます、再び営業を始めたのかな、それに以前は休日は休みだったし。
 いつもは新町通りを西へ抜けるのですが、お天気も良いので吉野川べりに出ます。五新線の遺構もこちらから見るとこんな感じに見えますよ。
 JR和歌山線の隅田(すだ)駅から架け替え工事中の恋野橋の仮設橋を渡って紀の川左岸の県道へ出ますが、その先の紀の川自転車道線の橋本橋と学文路(かむろ)の間の区間が工事で3月末まで通行止で通れません。九度山で9さんを呼び出してカレンダーをお渡しして、今日の一つ目のミッション完了、既に12時ですがこのまま和歌山市方面へと進む事にします。
 九度山町以西のお紀の川自転車道は三谷橋から麻生津(おうづ)橋の間と井阪橋より紀の川河口までは右岸を走りますが、三谷橋から麻生津橋までは右岸に渡って自転車道を走るよりそのまま左岸の県道とかを継いで走った方が2キロ余り距離が短くなり、和歌山市方面へ急ぐ時はそのまま走った方が早いかと、写真はかつらぎ橋を過ぎた辺りの左岸の堤防路。
 左岸を走ると紀の川に浮かぶ島、船岡山へ吊橋で渡ることができます、島を一周できる遊歩道も整備されています。
 麻生津橋南詰で再びブルーラインの引かれた紀の川自転車道(なおこの区間は専用道ではありません)となり井阪橋へ。上流側から来ると案内が不十分なのですが、紀の川河口へはこの井阪橋を右岸に渡ります、このまま左岸を進むと県道804号貴志川自転車線となり、紀の川左岸から支流の貴志川右岸に回りこむ事になりますので注意。今日は貴志駅へ向かいますのでこのまま真っ直ぐ行きます。
 桃山橋北詰から貴志川右岸に入り6キロ程で自転車道は終わります。なお3月3日まで舗装工事中で迂回する必要があります。
 諸井橋の架替工事も終わり、曲弦プラットトラスの古い鉄橋も姿を消すかと、既に通行止となっています。
 お馴染みタマ駅長の和歌山電鐵貴志駅は休日とあって観光客で賑わってます。
 貴志川線の撮影ポイントと云えば大池、フロントバッグに押し込んできたカレーパンをかじりながら10分程待つ事に、今朝お茶漬けをかきこんでからお昼抜きでここまでやってきましたから。
 既に2007年3月に履修済みですが海草郡西山東村道路元標の生存確認、紀伊国の一宮は三つもあってその一つ伊太祁曽神社の鳥居の前に道路元標はあります。
 今日二つ目のミッションは和歌山県道157号山東停車線のヘキサ、和歌山県で後存在するだろうヘキサはあと二つ。県道はこの三叉路は伊太祈曽駅までの数10m、路線延長の短さでは県道114号九度山停車場線とエエ勝負です。なお山東駅は隣の駅なのですが、前身の山東鉄道開業時の山東駅が延伸時に伊太祈曽駅と改称した名残です。
 伊太祈曽駅には和歌山電鐵本社があり駅長は「ニタマ」が貴志駅長に栄転したので一昨年から「ヨンタマ」が、和歌山電鐵の猫駅長は何れもふてぶてしいのが。初代貴志駅長「たま」(2007年3月)二代目貴志駅長「ニタマ」(2015年10月)
 今日三っ目のミッションは「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」のチェックポイント海南市の「うるわし館」、正直云って昨年度と変わり映えしないポイントを巡るのも面白くないのですがネェ。
 次のポイントは和歌浦ですので土木遺産になっているトンネル「鵬雲洞」(昭和42年に廃止された南海電鉄和歌山軌道線の廃線跡)を抜けて紀三井寺へ。
 以前の場所にチェックポイントがなかったので少々焦りましたが、無事に23ヶ所目をゲット、今年も昨年以上にパーフェクトは無理かな、まぁパーフェクト賞のTREKのロードバイクなんか当たっても要らないんで、再び30ポイント賞を狙います。

 四つ目のミッション「東西南北の海へ」の内「西の海」到着、和歌浦と雑賀崎の間の「浪早ビーチ」にて。
 和歌山市の臨海部を和歌山港駅まで北上し、青岸橋と紀の川河口大橋(写真:現在は無料)を渡り紀の川右岸へ、新しくできた土入(どにゅう)川大橋(写真右上)を渡ると紀の川自転車道の起点に出ます。南海フェリーで四国へ渡る時に使えるかと思ったのですが、このルートを取ると桁高のある橋を三つも渡らなければならないのと、乗船前に補給をするにもコンビニ等がないので、やはり紀の川大橋から和歌山市街を経由した方が良さそうです。
 紀の川自転車道起点付近から見た紀の川河口大橋(写真左)と自転車道から見た南海本線の鉄橋(写真右)。人口35万人の県庁所在地にあるとは思えない素晴らしい自転車道です、京奈和自転車道の一角を成すのですが、京都府や和歌山県と比べると奈良県下の整備状況のお粗末さにはね。
 元より自走で帰るつもりはないのですが、とにかく陽が暮れるまで走ろうと自転車道をひた走りますが、風向きが変わって帰りも向かい風に。井阪橋で左岸に入りますが、竜門橋で右岸に戻り、粉河のオークワで補給と一息入れて、一駅進んでJR和歌山線の名手駅から輪行で帰途に就く事にしました。盛り沢山の本日の走行143.1キロ。高田乗換でJRのまま桜井まで帰れるのですが、近鉄の吉野口、橿原神宮前、大和八木乗換の方が安くて早いのでそちらで(発駅の関係で一概には云えないかも)、乗り換え3回は大変ですがasuka号に比べると軽いロードなんもんで。

 

黎明期の国産ツーリング車観賞会

(写真 : UG兄さん)

 市内のコンビニで買い物して10時少し前にはヒルホテルサンピア伊賀に到着。駐車場では到着した皆さんが運び込む自転車を囲んで既に自転車談義が始まっています。サンピアと云うのは以前は厚生年金事業振興団が運営していた施設ですが、今は地方自治体の外郭団体が運営してたりします。2015年10月の「ヴィンテージレーサー鑑賞会」以来毎年使わせて貰っていて、昨年は「イリベオーナーズミーティング」も行われました。伊賀市は2004年に上野市と周辺町村が合併した人口10万人に満たない小都市、合併して15年過ぎましたが今も伊賀上野と云った方が通じやすいかと、忍者で有名ですね。大阪と名古屋の丁度中間にあたり名阪国道のインターが近くて、大都市の施設に比べると会場代もリーズナブルかと。特別の施設がある訳でもなく、ロビーからフロントの前を通ってそのまま宴会場に運び込ませて貰ってます。まぁもっこりパンツにクリートをカチカチ云わせて闊歩する輩と比べると至って普通のいでたちの集団なんで。
 今回は50~60年代の国産ツーリング車がテーマ、正月の「新春ラン」の帰りの車の中で10台集まるかどうかなんて話も出ていて、その上日程がマッドガード付き自転車の愛好者の間では良く知られた「御前崎オフ」とバッティングしている始末。ただ蓋を開ければ参加43名に30台と大盛況で、会場代で赤字にならずに済んだと主催者は一安心、午後からのプレゼンテーションの時間が足らないとの事で16時までと1時間延長となりました。
 さて私の方はもとよりそないな年代の自転車の持ち合わせはありませんので、せめてうちで一番古いので参じようと先日やってきたばかりのデモンタ(1976年~)で走ってきたのですが、50~60年代縛りですので人と自転車で満杯の中には入れて貰えません(^_^;)
 次々と往年の名車やら曰く付きの車やらが会場に運び込まれますが、人の方も輪界の著名人が続々と。
 台数的にはさすがに東叡社が多いですが5台のアルプスが目を引きますし、関西圏とあって城東輪業のワンゲルも数台。
 自転車そのもの以外のグッズや資料も。
 純正?展示スタンド付きの片倉シルク、七宝のヘッドバッチが。
 午後のプレゼンはUG兄さんのキングスピードから。
 1961年のワンゲルを前に熱弁を奮う京都のBLKさんと、奈良の伊藤さんが高校の時に買って貰ったTOEIも還暦。
 プルベな人にもお馴染みのKさんも今日は、ある自転車との因縁話を披露。

 



 個々の自転車の解説は不勉強な私がどうのこうの云えませんので、そのうちMさんがやってくれると思います。
 私の任務は例によって集合写真、なお大きなサイズの画像は例によって「サイクリングの記録」(要認証)の方にアップしてあります。
  予定通り16時前には全てのプレゼンも終わって無事に「黎明期の国産ツーリング車観賞会」は終了。この季節ですので桜井まで自走で帰るのは厳しいので日没までに15キロばかし走って名張市域に入り近鉄美旗駅から些か手こずりながらデモンタでの初輪行で帰ってきました。

伊賀上野へ

上津ダム(奈良県山辺郡山添村)にて

 今日は伊賀上野(三重県伊賀市)のヒルホテルサンピア伊賀で行われるUG兄さん主催の「黎明期の国産ツーリング車観賞会」に参加する為に暗いうちから自走で向かう事に。時間的に帰途は輪行になりますので、昨日ブレーキを入れ替えたばかりのデモンタで向かいます、別にロードでも延陽伯号でも構わないのですが、会が1950~60年台のマッドガード付きツーリング車がテーマですので、一応うちで一番古い(1976年~)を。
 0510桜井を出発、伊賀市までのルートは幾つかあって、往路は大和高原を経由する事が多いですが、今日は主にR25旧道を辿る事にします、概ね併行する名阪国道の騒音が鬱陶しいとはいえるのですが。まずはR165を長谷寺まで走り県道38号桜井都祁線で針へ向かいます。深夜も含め走り慣れた道で不安はありませんが、難所の初瀬ダムへの登り、この気温で汗をかきたくないので中程でさっさと諦めて押す事にします。小夫(おぶ)辺りまできてようやく明るくなり暫くで奈良市域となる旧都祁村へ、ミモザ・ガーデンの前の並松池は凍っていました。標高500m近い針インターの中のファミマで小休止、後30キロ余りですから予定の10時には余裕ですね。
 針からは自動車専用道の名阪国道を縫うように走るR25旧道を、このままでも伊賀上野へ行けるのですが、山添村勝原から上津ダムへ入ります、少し判り難い処もありますが、こちらの方が無駄な登り返しが少ないかと、上津ダムで用を済ませて下ります、県道80号奈良名張線と交差し県道181号遅瀬西波多線に入り五月橋へと下ります。
 まだ供用はされていませんが新しい五月橋はほぼ完成しています、1928年に供用された五月橋が姿を消すのは残念です。
 五月橋の手前でR25に戻り名張川を渡ると伊賀市。しかしサイクリングには最高のお天気になってきました、伊賀盆地からは三重県と滋賀県との境界になる山々と御斉(おとぎ)峠を望む事ができます。大野木橋では上野城が出迎えてくれました。桜井から4時間半あまり56キロばかり走ってサンピア伊賀に到着です、正直云ってもう少し走りたいのですが。(つづく)

デモンタあれやこれや


 うちにやってきてから既に100キロばかり走ったデモンタですが、思う処あってせっかく新たに買ってまで付けたサブレバー仕様のブレーキ回りをセフティレバーに変更する事にしました。デモンタの場合は分解時にリアブレーキのインナーケーブルが緩むために、現在入手できるダイアコンペの復刻版セフティレバーはクイックレリーズになっていない為、ブレーキレバーの割りの入ったタイコ故に外れると結構出先では少々難儀な事になるのです。延陽伯号こと片倉シルクグロワール24に付けているのは浅麓堂のN氏から頂戴したセフティレバーはクイックレリーズになっているのです、ヘッド抜き輪行のできる延陽伯号からは同様の理由で外したくなかったのです。各々の使い道とか考えてみたら延陽伯号には元々デモンタに付いていたギドネットでも良いかもと云う結論に至ったのです。即ちデモンタと延陽伯号のブレーキを入れ替えるだけの話、最初からこうしておけばムダな買い物をせずに済んだものをと後悔しきり。まあ延陽伯号にブルホーンと云う訳にも行きませんのでダイアコンペのハンドレストを手配する事にしたのですが。

 フロントバッグの固定方法ですが、とりあえずはリクセンカールのアタッチメントを付けてありますが、リーズナブルでこやつに似合う方法がないものでしょうかね。あとサドルバッグも、前後輪を金具でジョイントする形だとハンドルに干渉するので、簡単に着脱できるものがほしい処です、加えて輪行時に余計な持ち物にならない様にフレームの何処かに固定しておく工夫も。

帳尻合わせ

吉野川橋梁を渡る近鉄吉野線の観光特急「青の交響曲」と

 過去の実績を見ても1月はなかなか距離が稼げないものでして、連続月間1.000キロ走行が途切れたのも2016年1月でしたもんね。昨日までの今月の走行距離が445.8キロ、月間1,000キロに年間10,000キロはもう無理としても、一年の計は元旦に…とか云いますから、まずは500キロは走っておきたいものです。
 朝から寒々しい曇り空に北西の風が、お昼前位から時折晴れ間も出てきたので、意を決して走り出す事に。とりあえず五條方面へ向かう事にしたのですが。高取町に入った頃からパラパラと、北西から南東に流れる雨雲にかかっている様です、それさえかわせば快方に向かう様なのですが。
 関西で云う処の「狐の嫁入り」即ち日照り雨の中の古い街並みを抜けて吉野口駅へ、少し雨宿りを。この季節としては気温は高い方なのですが、休んでいると流石に寒くなってきます、この先重阪(へいざか)峠を越えて五條市へ下るつもりだったのですが、すっかりテンションが下がって薬水から車坂峠の上に出て下市へ下る事に、裏芋を越えて帰れば目標の55キロには少し足らないかなぁと考えながら、千石橋を渡って吉野川左岸の県道を東へ。
 椿橋あたりまで来ると陽射しがでてきて良いお天気に、近鉄吉野線が吉野川を渡る吉野川橋梁ではタイミング良く「青の交響曲」がやってきました。巨大なアンダートラスの吉野川橋梁ほどの威容ではありませんが、吉野川から紀の川にかけて道路橋にも幾つかのトラス橋が健在、写真は桜橋ですが、鉄橋のある風景はどこか旅ごごろを誘うものがあります。拡幅がままならない事もあって徐々に姿を消してゆくかと、最近では橋本市の恋野橋が橋脚が傾いてきたとかで架け替えら姿を消しましたね。
 陽射しが出てくると現金なものでテンションも回復、せっかくですので日頃あまり走らないルートで行こうと妹背大橋で右岸に渡り、津風呂ダムへ取り付き、平尾吊橋を渡って小島峠の東側に出ます。
 県道28号を走りR370の三茶屋交差点へ、いつもは入野峠から来て小名方面へ入るのが定番コースなのですが。
 17時には関戸峠(402m)へ、このまま「おごぽご」の手前まで行けば女寄経由で楽に帰る事ができるのですが。
 宮奥ダムから標高600m近い大峠トンネル(1,806m)へ。ここまでくれば殆ど漕がずに桜井市街まで下れるはずなのですが、強い西風のせいで下り基調にも関わらずトンネル内は風洞実験をさせられている様な具合で漕がないと進みません。ともかくすっかり暗くなった18時過ぎに無事に今日のノルマを果たして帰ってきました、本日の走行64.8キロ。

半月ぶりにasuka号で

 大和川河畔にて

 今日から4連休、恒例の「御前崎オフ」に伊勢湾フェリーを利用して往路自走で2日目だけにでも顔を出そうかと企んで一応休みをとってあったのですが、なかなか日程的に厳しいのと、2月2日に伊賀上野で「黎明期の国産ツーリング車観賞会」が行われ、そちらに顔を出す事にしたので時間の余裕が。

 さて先月フリーボディを交換したasuka号ですが、手持ちのお古パーツの流用で不安ですし音が些か嫌な感じ、ベアリングはともかく9速用の互換パーツが今なお入手可能なのは有難いです、早速取り寄せて交換する事に。この手の作業ではカップ入りのグリースを詰めるのも不自由ななのでそろそろ簡易なものでもグリースガンを買おうかな…
 昨日から天気は不安定ですが温かい日が、最高も最低も3月並みの気温だとか。試運転を兼ねて大和郡山まで献血に向かう事に、帰りに買い物もあるのでフロント2サイド支度で、橿原から下ッ道(中街道)をのんびりと北上します。
 血小板成分献血、いつもより時間がかかったのはスタミナ不足? 相変わらず変わり映えのしない粗品。
 帰りは大和川河畔を走ります、正面に見えるのは多武峯、左は三輪山ですね。橿原~田原本~大和郡山~天理と回って30キロ少々、今月はデモンタに構っていた事もあってasuka号の走行は稀な事に100キロ未満、明日ももう少し走ろうかな。

晴耕雨読

 昨日の予報より少しはマシなった様ですが暫く鬱陶しいお天気が続くとの予報、26日(日)にスミ旦那率いる輪音RUNの「吉例!大阪市内七福神めぐりポタ」に顔だけでも出そうかと思っていたのですが、無理そうですね。
 そうなると自転車なぶりと一向に進まない部屋の片付け、部屋を見渡しすと相変わらず15パズルの如く1駒抜かないと何も動かせない状況なので、例によって貯めこんだコンピュータ関連書籍の処分、「雨読」ならぬ「雨捨」。MovableTypeからWordpressに移行して早3年、もう絶対に必要にならないよね。ところで本棚の一角の自転車関係の雑誌やムック。資料やマニュアル的なムック本はともかく月刊雑誌の類は…

 YAHOO!JAPAN 2003年4月号 もう休刊(事実上の廃刊)してから12年、峠おやじナワード氏が載っています、彼のホームページ「自転車・峠おやじ」は24年を迎え今も健在。写真の「祝 千峠達成」の幟は私が作ったもの、文字の下のイラストは乾さん作。
 CYCLE SPORTS 2009年7月号 誰の紹介だったのかサイスポ編集部から同行取材の依頼があったのですが、仕事が忙しかったのか気が乗らなかったのか、お勧めコースだけ紹介してお断りしたら、NCAのSさんの処へお鉢が回ったもの。取材一行はお勧めの一つ「牛廻越」へ、記事中に「CanCanさんオススメの峠」云々とあります。

 2010年5月発行の自転車人 vol.19では我等が鉄人児玉さんが、この翌年には年間20,000キロを達成されたかと、最近ご一緒する機会がありませんが、お元気なのでしょうか。

 2011年5月発行のCYCLO TOURIST Vol.2、日本の峠100選でナワさんが大阪和歌山府県境の蔵王峠を紹介している、写真に写っているのは鉄人児玉さんとYさん、マイナーな峠ですが2009年6月の「ナワ弐千峠記念サイク」の折の印象が良かったのかな。

 2011年12月発行のCYCLO TOURIST Vol.5、街道特集で鈴鹿のあびさんの紹介で2日目だけご一緒させて貰いましたが、雨に祟られた一日でした。

 2012年8月発行CYCLO TOURIST Vol.7では「月うさぎキャンプ」のレポートが8頁にわたって。
 同じく2012年8月は発行の自転車人 Vol.28では、今は造り酒屋の女房となった園原さんが。ツーリング系自転車雑誌は山と渓谷社をしても継続は難しかった様で2014年秋号で休刊に。

 自転車雑誌にとって「峠」特集は売れるネタの様で、2013年8月発行のCYCLO TOURIST Vol.10では「日本の峠200選+ベスト20」が。

 2017年12月発行のBICYLE CLUB別冊「旅する自転車 ランドナーの本」、美山で行われた「なおちゃんTOEIお披露目ツーリング」の折に某所で撮影が行われたのですが、外に置いてあったasuka号が編集者に見つかり俎上に載せられる事に、ボツになると思っていたらおつねさんのTOEIと同じくドロドロのサイドのまま掲載される事に。表紙はチネリ怪人Vivva氏のエルス。
 他にUG兄さんの記事がどこかにあったのですが、見つかりませんでした。と云う訳で「雨読」となって片付けものは捗らなかった訳でして…

ちょっと試運転に


 週間予報をみると今日明日と走っておかないと、その後は来週にかけてお天気が良くないらしい。朝からバーテープを巻き直し、メーターにタイヤ周長をセット、念のために工具類をしょって明日香村へお約束のデモンタの試運転に。
 耳成山と昆虫館の間を抜けて明日香村へ、時折陽射しもあって気温も暖かいのですが、西よりの風を強くて参ります、いつもの大官廃寺跡にて。初めて使うQCRのボトルのカラーがマッチしてます。
 この季節の平日、観光客やハイカーもまばらで静かな石舞台を経て稲渕へ、昨秋に整備された棚田を望む休憩所で小休止。
 栢森まで往復、芋ヶ峠へはまだまだです。インナー28Tは楽チンなのですが、リアディレラーのキャパ(いったい幾らなんだろう)からは厳しいのかして、インナートップが危なっかしいのが課題です。

 棚田の中の案山子ロードを登り、回廊の様な小径を走り祝戸へ下り帰途に就きました。
 本日の走行30.3キロ、今月はまだ300キロを超えたばかり。