ちょっとそこまでのつもりが…

吉野町入野(しおの) 津風呂湖畔にて

 急遽時間が取れたので明日から1~2泊のつもりでキャンプツーリングに出掛けるので準備をしなくてはならないのですが、あまりにお天気が良いのでerba号でちょっとそこまでと出掛けたのですが、身軽だとついつい足が進んで五條まで来てしまいました。さすがに五條新町で折り返して吉野川沿いの県道39号五條吉野線で戻ります。写真は滝町の公園にて、この辺り国体のカヌー競技に使われた処で四阿やトイレが整備されています、弁当でも買ってくれば良かったと思いますが、近くにはコンビニもお店もありません。
 何処を越えて帰ろうかと考えている内に、さすがにお腹が空いてきたので上市の吉野ストアで弁当を買って宮滝でお昼にします。

 

 窪垣内から入野(しおの)峠へ、吉野川と紙漉きの里を見下ろすお馴染みの風景です。

 

 津風呂湖畔に出ます、ここ暫く北岸(右岸)を走る事が多かったのですが、久しぶりに南岸(左岸)の県道256号入野河原屋線に入ります、元より午後の時間帯に西向きに走る事もなかったので、きらきらと光る湖面の風景が新鮮です、コンデジは持ってきていたので、暫し遊んでみます。
 津風呂ダムの天端道路を走って北へ、裏芋で帰る事に。

 

 明日の準備もまだ残っているのに芋ヶ峠を越えたのは1640、栢森まで下ってきた処で1台のロードが、横目に一旦通り過ぎたものの、おやあれはIRIBEではと引き返しますと確かに白いスターシップです。去る5月3日に奈良県の誇るフレームビルダー入部正紀さんが亡くなられたばかり、オーナーのH氏は橿原市在住だそうなのですが面識はなく、同じくスターシップオーナーのT御大とも面識はないそうです、暫し歓談の後お別れしましたが、なんと云う引き合わせなのでしょう。本日の走行92.3キロ。

ナイトランを安全快適に(フロント編)

 遠くへのロングライドを考えた場合に未明からのスタートや、車の少ない時間帯に都市部を抜け出したいとか、夏に向かってのこれからの季節は早朝に涼しい時間帯に距離を稼いでおきたいとか、また私の場合は輪行時に奈良駅や王寺駅からの始発に乗りたいがために暗いうちから自走すると云った事もあります、もちろん日が暮れてナイトランとなる場合もあり、法的にもヘッドライトは必需品なのですが。
 残念な事に自転車用ライトはハンドルマウントのものが殆どでフロントバッグを使用するツーリング車の場合にはそのままでは死角ができると云う課題があり、何らかの形でフロントキャリアやフォークに固定する方法を工夫する必要があります。
 2015年3月にTOPEAKのポンプホルダーを流用するアイデアで汎用のLEDライトで2灯化したasuka号なのですが、使用していたGENTOSのNEX-903Dが故障、替わりに使ったMG-732Gが点滅モードがないのと、どうも振動で接触不良を起こすのか消えてしまう事がままあります。既にNEX-903Dは廃番で入手困難、替わりになるものを物色していたのですが、ホルダーの関係から単3×2本タイプで適当なものが見当たりません、やはり903Dがベストチョイスだったようです。
 ところで903Dと同じシリーズ単2×2本使用の905Dは現在も入手が可能な様です、903Dの180ルーメン10時間点灯に対して905Dは280ルーメン14時間点灯と強力ですが、単2仕様だけに真ん中のやや細くなった握り部分で直径が約28mmφと太くなり、せっかくのクランプ方法のアイデアが使えません。また充電式のニッケル水素電池を使ってきているのに単2用は充電器から用意しなくてはなりません。それにツーリング時に携行する予備電池、単3、単4、CR2032とこれ以上種類を増やしたくもありません。
 懐かしいナショナルの探見灯用のクランプが使えないかと引っ張り出してきましたが、同じ単2仕様とは云えブリキの筒用ですから細過ぎます。たまたま百均で見つけたライトホルダーが寸法的に使えそう、本来は単4が並んで3本入るライト用らしいのですが、試しに1個買って帰るとこれがぴったり。
 やや重々しいですが2個使って内側にゴム板で適当に切って貼り付けパチンと嵌めるとしっかり固定されます。903Dの時と同様に汎用のジョイント金具を介して角度調整ができる様にフロントキャリアに取り付けます。
 電池の方は単3を単2サイズに変換するスペーサーが手元にあったので、これを使ってみる事に。通常は単3のニッケル水素電池を使い、長時間のナイトランを想定される場合は使い捨ての単2アルカリ電池とかを使っても良い訳です。

 クランプなどの問題が解決したので2灯とも905D化しても良いかと思ったのですが、残念な事に何故かしら903Dの方が照射角度が広い(写真右:両方ともワイド側で)と云う謎、とりあえずはこの組み合わせで使ってみようかと。なお903Dも905DもIPX4準拠の防滴仕様で防水仕様ではありません。
 百均ネタがもう一つ、フロント用で黄色点滅のライトって以前はキャットアイでもありましたが、最近は見かけませんね。ハンドルに取り付けて使うシリコン製のライト、白色ですが点滅モードもあります、ばらしてアクリル製のレンズ部分にクリアーイエロー色のプラ用スプレーの吹いてみました、濃度を出すのに何度か重ね塗りの必要がありますが。試しにフォークに取り付けてみましたが、照射角が広すぎて視線に入る位置に取り付けると些か目障りなので、取り付け位置に工夫が必要です。
 そして自転車ではなく人間に付けるヘッドライト。キャンプ用品としては必需品とも云えますが、自転車ツーリングでもナイトランや結果的に夜間走行になった際のパンクなどトラブルを考えると両手が自由に使えるライトは助かります。また真っ暗な山道を走る際に進行方向しか照らせないヘッドランプと違い、視線の先を照らせるライトは有用です。
以前は左のGENTOS HW-999Hを使っていたのですが、百均の安い電池を使っていたら液漏れが起きて接触が悪くなってしまいました、機能性能的には満足していたのですが、単3/3本とあってやや重いのが負担でしたので、同社のCB-200D(単4/3本)を買ってみみました、重量など満足できるものだったのですが、頭に付けて走ってみると、仰角の調整範囲が狭く、姿勢にもよるでしょうが走行中に前方を照らすのに適した角度にセットできないのと、角度調整部分のヒンジが外れ易いと云う問題があり、お薦めではありません。

 

滝畑ダムから蔵王峠

滝畑ダムにて

 今日はいつもとは趣の違ったコースを走ってきました。
穴虫峠で大阪府へ入り、滝畑ダムから源流部の蔵王峠(約560m)を越えて和歌山県へ向かいます。実は昨年度の「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」で道の駅「くしがきの里」を回るコースとして考えていたのですが果たせず終い、今年度「2nd Season」として始まったのでリベンジです。
 さて穴虫峠の県道703号香芝太子線は拡幅改良されてからは初めて、近鉄南大阪線と並行していて峠で線路をオーバークロスするのですが、横を電車が走っている割には登らされる様な。
  大和川の支流石川に沿って、毎年暮れの「石川ポタ」でお馴染みの南河内サイクルラインを行きます。しかし休日とあって河原や公園でバーベキューを愉しむグループだらけです。
 河内長野の市街を抜けて府道218号河内長野かつらぎ線へ、緑が眩しいです、そして藤の花も。
 滝畑ダムに来たのは2015年11月の「光滝キャンプ」以来になります。ダムの天端道路で右岸に渡ります、車が入れないので静かな事この上なし。ダム湖が終わる辺りで府道61号堺かつらぎ線と合流します。
 石川の流れは再び渓流となります、光滝キャンプ場を過ぎるとキャンプ客の喧騒はなくなりますが道の方は凶悪に、例のドーナツ型の滑り止めがされたコンクリート舗装の激坂が断続的に続きます、峠まで緩急があるのは良いのですが、ここのは些か極端過ぎます。ただれっきとした地方主要道、休日とあって物好きな車が数台やってきます。
 峠まで渓流沿いに登り最後の橋を渡り小さな切通を過ぎると和歌山県かつらぎ町となり「蔵王峠」と記した立派な案内板が立っています。せせらぎの音の聴こえる峠は他にもありましたが、先の橋はその名も「蔵王峠橋」、峠の名を冠した橋は他に例を見ないかと。大阪府側からは今回は2度目ですが、和歌山県側からは何度か登ってきていて、2009年に行った峠おやじナワールド氏の「二千峠達成記念サイク」もここと七越峠、鍋谷峠の縦走コースでした。
 蔵王峠からはそのまま下らずに、堀越観音への稜線沿いの道をさらに登ります。いつもは三国山から鍋谷峠へ下る道(ダートあり)を走っているのですが、今回は四郷の道の駅「くしがきの里」が目的地ですので、堀越観音から下る事になります。
 和泉山脈の南斜面、東谷を挟んで平集落を望む絶景です。

 

 道の駅「くしがきの里」へ下ると凄い人出に圧倒されます、やはり世間は十連休なんだ。「WAKAYAMA800 2nd  Season」最初のポイント獲得、その後は紀の川べりのサイクリングロードへ出ます。

 「紀の川 万葉の里」「柿の郷くどやま」と回って帰途に就くのですが、些か雲行きが怪しくなってきました。
 結果的には雨雲を追っかけて走っていた様で、阿太を越えたあたりから路面は結構濡れていたのですが、そこはそのマッドガード付きの強み、全く濡れる事もなく帰ってきました。本日の走行137.7キロ。

和歌山と石川 今年のスタンプラリー

 昨年度参加した2つのスタンプラリー、今年度も開催が発表されていますね。
 和歌山県の「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」は2nd Seasonとして2019年4月27日(土)~2020年3月22日(日)の間に開催されます。昨年は8月1日スタートでしたから開催期間が3ヶ月以上長くなっています。

 ポイントは新たに「市民スポーツ広場」(和歌山市/紀北)、「いわで御殿」(岩出市/紀北)、「はなぞの温泉 花圃の里」(かつらぎ町/紀北)、「広川町立ふれあい館」(広川町/紀中)、「平佐館」(由良町/紀中)、「道の駅 Sanpin中津」(日高川町/紀中)、「道の駅 龍神」(田辺市/紀南)、「道の駅 紀州備長炭記念公園」(田辺市/紀南)、「えびね温泉」(白浜町/紀南)、「佐本渓谷(佐本公衆トイレ)」(すさみ町/紀南)、「道の駅 虫喰岩」(古座川町/紀南)、「小和瀬の渡し場跡」(新宮市/紀南)、12ヶ所が増えて、「稲むらの火の館」と台風禍で閉鎖され番外となった「道の駅 白崎海岸」が外れ都合55ヶ所ですが、山岳ポイント5ヶ所(従来通り)が分離して、紀北・紀中・紀南エリアの50ヶ所クリアでパーフェクト賞の抽選対象になる様です。しかし県外や近畿圏外からの参加者を考慮するとポイントがあまり増えるのも何だし、コースを考えるのに毎年同じコース取りになるのも面白くないので、継続的に行われるなら幾つかは年度替りにして減らす事も考えてほしいものですね。

 今年で4年目になる石川県の「いしかわ里山里海サイクリングルート」は同じく2019年4月27日(土)からのスタートですが雪国とあって11月30日(土)までの期間となっています。

 毎年増えてきたポイントですが、さすがに多いかして昨年と同じ内容の68ヶ所のポイントで行われます。
  昨年「能登半島キャンプツーリング」他で少し回って20ヶ所をGET、幸運な事に「エリアクリア賞(羽咋)」の抽選に当たりました。ところでWAKAYAMA800の方「パーフェクト賞」とかの資格はないのですが、いまだに当選者の発表がありません、ステッカーくらい貰えないかと待っているのですがね。

 と云う感じで今年も挑戦するかは決めかねているのですが、車を持っていない事もあり、少なくとも往路自走か輪行に拘る事には変わりはありません。ところでなんと参加料8,000円(オリジナルジャージが貰えますが)が必要ですが四国4県を舞台に「四国一周サイクリング CHALLENGE 1,000km PROJECT」のスタンプラリー行われているのです、エントリー後3年以内に29ヶ所(いずれも道の駅)のうち、愛媛県内3カ所以上・香川県内3カ所以上・徳島県内2カ所以上・高知県内3カ所以上の合計15カ所以上または四国4県を通過している500キロ以上のGPSデータ(TCX形式)の提出が完走証を貰える条件です。

参加料8,000円払って私の場合あまり着る事もないだろうロードジャージを貰って、和歌山や石川の様な賞品がある訳でもないのに、参加はちょっとあり得ないですね。まぁ四国一周1,000キロと云うのはなかなか魅力的なテーマですがね。
 3つの「轍マップ」からポイントのGPXデータをダウンロードする事が可能です。なお個人的作成したもので、内容の正確さを保証するものではありませんので、ご了承下さい。

2019年4月のまとめ

 走行1061.1キロ、8ヶ月ぶりの月間走行1,000キロ超、2019累計2,849キロ、今年も10,000キロには届かないだろうな。
 4ヶ月の軌跡、昨年は行けなかったけど、今年は行きたいな東西南北の海(往路自走)。

 

 やはり走行実績には比例する様でして。

 

平成最後の東吉野サイク

 先日の琵琶湖から帰ってきた時点で今月の走行距離は893キロ、予報では27日の天気予報が良かったので早駆けでロングライドを企てていたのですが、予報はだんだん悪くなってきて…
 朝まで雨が残るようなお天気になってしまい、ゆっくりとスタートする事に。ここ最近は毎月恒例でなくなってしまったのですが、定番コースの「東吉野サイク」へ、早朝なら散り始めている奥千本を覗いてからと云う案もあったのですが、自転車を置いて雨上がりの地道を歩いて行かなければならないので今年は諦める事に。
 まずは芋ヶ峠を越えて吉野へ向かうのですが、リアディレーラーの調整がしっくりいってなくてチェーンを落としたり、フロントバッグのマップケースにはさんでおいたハンチングを落として引き返したり、その上指ぬきのグローブを持ってきていて、下りで寒いやら冷たいやら、あまけに雨粒が…
 本降りにはならなかったのですが、吉野川沿いのローソンで軍手を買う事に、新品の軍手は仕上げ用の樹脂かが残っていて少々滑りやすいのですが、帰りのダウンヒルの事を考えると指ぬきグローブでは持ちません。
 やはり連休とあってR169の交通量は予想通り、いつもの様に左岸の県道39号五條吉野線を走って宮滝まで、R169を南下する車は多いですが、意外に東吉野方面への車は少ない様です。高見川の川面を渡るカジカガエルの声が涼やかなはずなのですが、些か寒々しいです。これからの新緑の季節の東吉野が一番好きなのですがね。
 この先雨の心配はなさそうなのですが風の強い事、その上冷たくてとても4月下旬とは。11時にはニホンオオカミ像に到着、お昼を予定している「よしの庵」に予約を入れておきます。
 小(おむら)にて、お馴染みの「麦笑」で大きなカンパーニュを一つ買って帰ります。
 高見川沿いに走って行きますが、これからの時期路傍に見かける白い花が「シャガ」。

 


 12時前に「よしの庵」に到着、いつもの「変わりご飯とのセット」をお願いしますが、昨年の「最後の月うさぎキャンプ」以来ご無沙汰していた様な… やはり美味しいですよね。こごみ、たらのめ、こしあぶら、季節ならではの山菜の天ぷらも最高。
 お昼を回り少し青空も見えてきたのですが、相変わらず風が強いです。

 

 木津(こつ)でR166と旧道を結んでいた橋の北詰の崩落、ようやく通れる様になってました、さて何処経由で帰ろうか。
 たかすみ温泉の前から染谷峠(713m)を越える事に。
 R369を榛原へ下るのも寒いだけなので、室生寺からダム経由で、意外に遠回りじゃないのです、ダムまで登り返す必要はありますが。栂坂バイパスの温度表示が5℃になっています、カメラを構えてりるうちに6℃になりましたが。
 石楠花の季節が始まったので人の多い室生寺門前をすり抜けて
室生ダムへ、先日とは反対の寒々しい湖面の風景です。
 すっかり緑色になった「猟路の桜」の並木を抜けて女寄を下り。ちょっと寄り道をしてから無事に桜井へ帰投しました、本日の走行114.7キロ。8ヶ月ぶりに月間1,000キロ超となりました。

琵琶湖へ (2日目)

大津市小松浜にて

 さすがに昨日の疲れで夜中に一度目が醒めただけで4時過ぎまで爆睡、なにやらキャンプに来ている方がソロの時は睡眠時間が長い様な、今回テントのインナーがメッシュですし、冬用の寝袋を持ってきたのですが、標高が低いだけに少々暑かった位でした。
 さて今日の予定は石山寺の「茶丈藤村」でお昼を頂くと云うミッション以外は、走って帰るだけです。明るくなる前に撤収を始め、琵琶湖に朝日が昇るのを期待したのですが、雲が取れそうにもないので日の出時刻を回った5時20分には針江湖岸緑地公園を後にします。目の前が「びわいち」のルートなのですが、少し内陸側に入ります。
 目的は昨日Facebookのグループで知ったばかりの「針江 生水の郷」、早朝なので人影も見えず静かすぎる佇まいでした。
 安曇川大橋を渡り旧R161の県道558号高島大津線を南下、近江高島駅近くでびわ湖レイクサイド自転車道(県道601号守山大津志賀自転車道線)に戻りますが、R161との区間は時間帯にもよるのでしょうが交通量が多くストレスになりますね、逃げるように小松浜へ。ここにもキャンプ場があるのですが、やはり一人だと2,000円になってしまう計算です。
 湖水浴で賑わう季節を除けは釣り客だけの静かな処です。「自撮り」にも挑戦してみたのですが、雲がなかなか取れずに8時には小松浜を後にします。
 自転車道のカラー舗装や案内が良く整備されているのですが、素直に従って行くと右へ左へ結構ウロウロさせられます。
 9時過ぎには琵琶湖大橋を渡り東岸へ。
 昨日からサイドバッグやパニアバッグを付けた旅支度の自転車に出遭ったのは2,3台、日本一周中の1台を発見「三重県伊勢発538日目」と読めますが、2年も走っているの。この後オルトリーブのサイドバッグの外人さんのペアともすれ違いますが、クロスバイクとかばかりでマッドガード付きは1台も見かけませんでした。
 11時少し前に「茶丈藤村」に到着、ローディ御用達の甘味処です。お昼に「ふじおこわ」を確実に頂こうとすると、時間を狙い澄ましての到着です。奈良からもローディの皆さんが来れらているのですが、天ヶ瀬ダムは嫌、R307は嫌、犬打峠を南からは嫌と我儘を云っている私はなかなか来れなかったのです。
 大粒の丹波黒豆の入ったおこわと地元食材の「ふじおこわ」のお菓子を付けて貰って1,200円、自転車で来るとお菓子のサービスも。
 さて目的は果たしたので帰途に就きます、桜井へは宇治川沿いから田原へ抜けてR307を山城大橋に下るのが最短最速なのでしょうが、宇治川沿いに宇治へ下ります。時間的に12時台はトラックとかが比較的少なくなるのでね。
 緩やかに下り基調の道を快走し小1時間で天ヶ瀬ダムへ、ところがダムを下り出した辺りで前輪に違和感が、どうやらスローパンクした様です、下りきるまで安全に停まれる処がないのですよね、とにかく運動公園への三叉路でエアーを足し、宇治市街へ入る手前でチューブ交換をする事にしたのですが。5,300キロをパンクは後1回だけと云うパセラジャケットを先日新調したばかりで走ったのは正味2日、それもフロント2サイドの時に前輪とはね。それに前輪のクイックレリーズがサイド枠に当たって起こせません(写真右上)。スローパンクの原因はタイヤ交換した時にチューブに貼ったパッチが剥がれかけていたのかも知れませんね。
 とにかくチューブ交換を済ませて再び走り出しますが、宇治市街まで下ってくると奈良へ帰るにはどこかを登るか北西側に迂回するかなのですが。小倉駅前から大久保バイパスへ、信号も車も多くて結構時間を食われます、ここまで来たのですからと、新元号できっと忙しいだろうY氏のお店へ邪魔しに行くと、世間話と自転車談義ですっかり遅くなってしまいました。久津川病院の裏から木津川右岸に取り付き自転車道をぶっ飛ばし、お陰で木津に着いた時にAVSが20km/hを超えていたのは内緒。奈良坂を越えて上街道をひた走り日没直後に無事桜井に帰投しました。本日の走行141.2キロ、3日連続100キロ超とかありますが、140キロ以上連荘は記録にないです、まぁ4サイドで荷物満載でもなかったし、コース的に峠と云う峠はなかったですからね。300キロコースをキャンピングで1泊2日ですから駈け足は仕方がないですが、せめて2泊3日で2日目に余呉湖なんかも絡めて魅力的な湖北を走りたいものです。

琵琶湖へ (1日目 後半)

滋賀県道514号飯浦大音線 長浜市木之本町飯浦

 終点の米原まで乗車のつもりだったのですが、せっかくですので2つ手前の鳥居本駅で下車する事に、なおワンマン運転ですので無人駅では先頭から降車する必要がありますので、1つ手前の彦根駅で停車中に移動しておきました。
 レトロな鳥居本駅は国の登録有形文化財に指定されています。駅の前のR8をはさんだ反対側に中仙道鳥居本宿があります。
 湖岸道路へ出ようとして却って手こずってしまった様な、とにかく1240には琵琶湖湖岸へ。「びわいち」とおぼしきローディの多い事、スタート地点にもよるでしょうが、この辺りをこの時間に半時計回りしている様では遅いですね、さすがに時計回りで走ってくる連中は速そうです。さて今夜の幕営地ですが、琵琶湖の湖岸緑地公園は24時間以内であればキャンプ可となっているそうで、西岸の高島市まで走り適当な処を見つけようかと、ただ湖岸緑地公園と云っても四阿やトイレ、水道とかの有無など様々で、東岸の中主や姉川河口は情報があるのですが、西岸の幾つかについての情報がありません。もちろん正規のキャンプ場もあるのですが、オートキャンプ場をうたっていたりグループやファミリー向けの料金体系で、1人1泊で2,000円では頂けませんね。
 1430には県道514号の賤ヶ岳隧道へ、現在この旧道トンネルは補修工事中で県道飯浦大音線の殆どを含めて通行止なのですが、自転車歩行者のみ通行可となっています。「びわいち」がこれ程知られ滋賀県にとって観光資源ともなっている現状では、工事の邪魔になっても大型車が多く危険なR8の賤ヶ岳トンネル(850m)へ迂回させて事故でも起こったら非難を受ける事は目に見えていますからね。

 1512に西浅井のローソンに到着、しかし空模様が怪しくなってきました、今夜降る予報があるのですが、幕営地まではどうにか持って貰いたいものです。

 

 桜で知られる海津大崎も桜が終わってしまうと静かなものです。

 

 1645 「マキノ湖のテラス」着、時間とお天気の心配がなければメタセコイア並木までまわりたい処なのですが、その余裕はありません。湖北へ来る度に次はゆっくりと訪れたいと思うのですが、なかなか果たせません。さて今津で夕食の調達をしようとローソンに入ろうとしたら雨が、幸い直ぐに止んで、雨雲レーダーによると、この先も心配なさそうです。
 湖岸緑地公園ですが、角野浜はグークルで四阿に見えていたのは野鳥観察小屋だったり、適当なスペースもなく幕営向きではないので、針江浜まで南下する事に。
 針江浜湖岸緑地公園(写真)は、コンクリート製のベンチとテーブルがあり、屋根は藤棚状で雨露はしのげないのですが、もう降る心配もなさそうですので、ここで幕営する事に。ただこの周辺の湖岸緑地公園は県道333号安曇川今津線がすぐ傍を走っていてかなり騒がしく、決してお勧めではありません。コンビニ弁当とカップ麺の夕食を済ませ、さっさと休む事にします。本日の走行145.1キロ。

琵琶湖へ (1日目 前半)

旧R307 小野峠(Photo : niwa-chanさん)

  20日から23日にかけてフリーなので急遽キャンプツーリングに出掛ける事に、南海フェリーで徳島に渡って「四国の右上」を走ろうか、鳥羽まで走って伊勢湾フェリーで伊良湖に渡り渥美半島を走って適当な処から輪行で帰ってくるとか考えてみたのですが、先日からasuka号の足回りの整備をしたばかりだし、20日から飛び出すには色々と準備不足なので「手抜き自走びわいち」を企んでみました。うちの近所からでも「よろづ」のmillionさんとか「自走びわいち」を達成している人はいるのですが、さすが1日で300キロ以上を走るお歳でもありませんので、1泊2日のキャンプツ-リングで、それも貴生川駅(甲賀市)から米原駅まで近江鉄道のサイクルトレインで手抜きをするプランを考えてみました。
 1泊2日で料理をするつもりもありませんので、火器類はお湯を沸かすだけの装備、ただ気温差が大きい時期ですので柔軟性のある衣類の選択と準備が肝要ですね。今回はフロント2サイドにサドルバッグはキャラダイスのネルソンロングフラップを。ネイチャーハイクのソロテントが余裕で入ってしまいます。
 フラップを伸ばせば三脚も巻き込む事も出来そうですが、出し入れが面倒なので別途ベルトで括り付け、余裕部分に雨具類と工具袋を詰めています。
 貴生川駅までのルートは加茂から県道5号木津信楽線とR307に沿って走る定番ルート、2016年6月にも「黄和田キャンプ」に参加するために4サイドで走っています。今回は貴生川駅から米原まで直通のスジである貴生川発1028に乗るつもりで桜井の自宅を4時丁度に出発、奈良から加茂へ越える辺りで夜が明けます。
 6時28分には地元ローディにはお馴染みの和束のローソンへ、土曜ですがさすがに早いかして一人見かけただけ。なおここのイートインコーナーのテーブルには100VとUSB給電コンセントがついています。
 8時過ぎには京都府と滋賀県境の無名の峠(356m)と越えます。
 0828には信楽駅前に到着、貴生川までは下り基調の15キロ、時間の余裕もあるので一息入れます。
 出来る限りR307を走りたくないので川沿い、線路沿いの道を走り牧東の交差点にでると、なんとniwa-chanさんが小野峠を登ってKHSでお出迎えに来てくれていました。さすが地元民だけに新旧どの道を走ってもここへ出ざる得ない事が判っています。牧東から旧道への分岐までのR307はだらだら登りで車が多く一番嫌な区間です。庚申山広徳寺への分岐が旧道への入り口です。参道から先は一応通行止で木っ端が散乱して湧水が流れていますが自転車なら充分走行は可能です。この辺りは40数年前に当時の国鉄信楽線のSLを撮りに通った思い出深い土地です。
 かつては国鉄バス近城線(奈良~水口)も走った道です。

 



 小野峠を下ります。(写真はniwa-chanさん)
 niwa-chanさんの先導で0952には貴生川駅に到着、ここまで約75キロ。JR草津線との接続駅でもあるので、JR側からでも乗車できますが、自転車を持ち込むには東側に回ってのエレベーターを利用した方が良いでしょう、近くにコンビニもあります。KHSとasuka号との再会、延陽伯号が来て不遇を囲っていたうちのKHSはniwa-chanさんの処で余生を送るどころか大活躍しています。
 エレベータですが普通の自転車なら問題ないのですが、サイドバッグが付いていると乗り込むには工夫が必要です、もしかすると4サイドではバッグを外さないと載らないかも。米原までの普通運賃は1,130円ですのでフリーきっぷの「1デイスマイルチケット(年末年始を除く金土日祝発売)」880円を利用した方がお得になります。このサイクルトレインに乗るのは確か3度目、貴生川駅は琵琶湖岸からも離れていますし、車や信号の多くさしたる見所のない米原方面へのルートをワープできるので重宝しています。
 近江鉄道のサイクルトレインですが土日祝日は終日、平日は概ね9時から16時の間利用可能で別途料金は要りません。但し支線の八日市線と多賀線への乗車と彦根駅での乗降ができません。八日市線の近江八幡駅へ行ければ利用価値は高いと思うのですがね、なおロードバイクや小径車なら良いのですが、階段しかない駅もあるのでキャンピング支度など担げないと乗降できない駅もありますので注意が必要です。
 あと貴生川から米原までの所要時間は約1時間半、日中の運行本数は1時間1本程度ですから、時間を良く見ておかないと50キロ弱を走った方が早いと云う御仁もいるかと。ただ今回の私の様にツーリングの中盤だとかお昼時だと、丁度良いブレイクタイムになります。
 今回固定用のベルト類を持って来なかったのは失敗、1時間半近く走行中はasuka号を支えておく必要がありました。

 

行き当たりばったり

 奈良市都祁南之庄 三陵墓古墳群史跡公園にて

 ここ最近、フリーの日とお天気の巡り合わせが良い様で、今日は久しぶりにロングの挑戦してみようとFacebookの方にも「このところ休みと天気の巡り合わせが良いなぁ、誰か火曜日ロング行きませんか、海の見える処まで復路輪行で。」と告知はしてみたのですが、誰も釣れず。一応昨年は行けなかったお伊勢さん経由で「東の海へ」を考えていたのですが…
 ところが昨夜は何の準備もせずに寝てしまい、情けない事に誰とも約束がないと朝の寒さ(奈良市の最低気温4.6℃)になかなか起きられず、すっかり出遅れてしまいました。とにかく7時過ぎには出発したのですが、平日とあって通勤時間帯の車の多いR165西峠を登る気になれず、土曜日と同じコースを初瀬ダムから都祁への道へ入る事に。
 先々週でしたか「にっぽん縦断こころ旅」で紹介されていた桜井市小夫(おぶ)地区、桜井ってどんな田舎やねんと思われたでしょうね、小夫地区は元の上之郷村になります。

 都祁から県道781~782号を継ぎ、三陵墓古墳で小休止の後、多田、小原、笠間、毛原と素晴らしい山里風景の中を走ります。

 

 名張川河畔まで下り県道80号奈良名張線へ、奈良三重県境の橋を渡りますが、それぞれの県道標識が同じ方向を向いているのは珍しいかと。

 

 県道80号はこの辺りでは名張川に沿っているのに、下流に向かって無駄に登らされます。最高のお天気ですが、気温がどんどん上がってきて、朝との気温差が18℃だったとか。

 行き当たりばったりで走って伊賀上野でも行こうかと思っていたのですが、広瀬まで下った処で、県道785号山添桔梗ヶ丘線の奈良県側のヘキサが未収だったので、名張方面へ向かう事に。

 桔梗ヶ丘まで下って県道57号上野名張線へ、蔵持バス停の傍に石碑や古い橋の親柱が保存されている一角が、なかなか参考になります。

 

 初瀬街道(阿保越伊勢街道)を辿りながらレトロな名張の街中を抜けます、村外れの橋と桜の木に石碑、風情がありますね。

 

 初瀬街道、名張市赤目町丈六にて。

 

 初瀬街道はほほ近鉄大阪線と並行しています、宇陀川を渡ります。

 

 道の駅「宇陀路室生」で一息入れて、三本松宿から海老坂峠を越えて大野、室生ダムへ。
 室生ダム湖畔は土曜日にも走っていたのですが、時間が違うと印象も変わっています。
 「平成榛原子供の森公園」ダムの湛水期と満開の桜でこんな風景に。

 

 榛原町の町から宇陀川沿いの「猟路の桜」を走ります。先週二度も来ていたのですが、一応インターバル撮影のできるDMC-TZ85とゴリラポッドを持ってきていたので、ブログとTwitterのヘッダー画像用にレイアウトを意識した「自撮り」撮影にトライ。結局は行き当たりばったりで走っていたのですが、夕方までうろうろと本日の走行98.6キロ、今月の累計572.6キロ。

桜三昧 宇陀の桜巡り


宇陀市大宇陀平尾 宇陀川河畔の桜並木と大和富士(額井岳)

 今日は先々週に「片鉄ロマン街道」へ行こうと云う予定が流れたNちゃんと、宇陀市岩端の「いわっし村桜まつり」に行く事に。枚方から三山木駅まで自走して、室生口大野駅まで輪行するNちゃんを私と橿原のつっちー氏が迎撃する事になりました。R165を西峠を越えて室生口大野まで真っ直ぐ行くのも面白くないのと到着時刻が前後しそうなので、7時過ぎに桜井をスタートして、初瀬ダムから旧都祁村経由、県道781~127~28号で大野へ下る事にします。雲一つない朝空が爽やかですか、ちょっと寒いかな。
 到着時刻が0959とはっきりしたので、うろうろしている間もなく向渕から大野へ爽快ダウンヒル、5分前に到着するとすでにつっちー氏が到着済み、昨日のショコラさんに続いて今日もTOEIランドナーのお供です。
 今日のお昼は「いわっし村」こと岩端の「月うさぎ」でのランチですので、時間的には榛原駅が丁度良いのかも知れませんが、大野寺の垂れ桜や室生ダム湖畔も経由したいのと、室生口大野駅と次の三本松駅は小さな駅で輪行での乗り降りがしやすいのと、室生口大野駅ではこの時期は、駅構内の桜がお出迎えしてくれます。

 大野寺の枝垂桜を外からタダ見しながら、右岸側(向かって左)から室生ダムへ登り、暫く湖畔を走って赤人橋で対岸(左岸)へ渡り「濡れ地蔵」へ向かいます。

 残念ながら湛水期とあって「濡れ地蔵」は完全に水没していますが、手前の公園の桜が満開です。
 榛原の町で宇陀川河畔に戻り右岸の桜並木を行きます、「猟路の桜」と云う桜の名所なのですが見物の人もちらほら、時間帯にもよるでしょうが自転車で走り抜ける事ができました。サイクリングロードに沿って桜並木は五津辺りで少し途切れますが平尾まで続いています。
 「月うさぎ」でのランチの予約が14時、余裕がありますので野依の馴染みのお店「おごぽご」でコーヒータイムに。なお五津(左岸)や「おごぽご」の対岸にも四阿があり良い休憩ポイントになります。
 宇陀川、野依より南は大宇陀の町中へ入って行きますので、松山街道の古い町並みを訪れるならともかく、今日は花見がメインですので県道127号で芳野(ほうの)川側へ越えます。芳野川河畔も宇陀川同様に桜並木と道が整備されています、元郵便局だった建物を改装した「伊那佐郵人」が対岸に見えます。
 芳野川に沿って菟田野の町中を抜け、岩端への谷あいへと入って行きます。他に比べて少し遅かった岩端の桜も満開、谷に鯉のぼりが泳いでいます。
 「月うさぎ」では1300からのライヴが始まっていて、自転車仲間のvivvaさんや、TABOOさん、いまやんさんが既に到着、そこに山王Sさんが乱入してきました。

 ライヴの途中で申し訳ないのですが、Nちゃんのリクエストで宇陀で一番有名な「又兵衛桜」へ向かうために15時過ぎには「月うさぎ」を後にします。
 案の定、又兵衛桜は見物客だらけなのですが、さすがに迫力があります。
 再び宇陀川河畔を走り、篠楽で榛原駅へ向かうNちゃんとお別れし、県道198号で女寄へ、なんとR166女寄峠の桜井側は渋滞、今日はこの春一番のお花見日和、それに明日は雨の予報、花見客、行楽客がどっと出てきたのでしょうね。本日の走行93.4キロ

桜三昧 吉野山

吉野山上千本からの展望

 今日はショコラさんのお誘いで急遽吉野山へ花見に行く事に、輪行で0855吉野着との事ですので、急ぎ明日香村から芋ヶ峠を越えます。0920スタートしますとの連絡、芋ヶ峠を1005に通過、1時間半程先行されているので果たして追いつけるのか心配なのですが。
 蔵王堂で大名行列に足止めされているとの連絡が、吉野駅から県道37号を登っていると思っていたので蔵王堂とは位置関係が何か変ですが、栢森からノンストップで1030に吉野駅前を通過。

 如意林寺の駐車場の手前辺り、満開との事ですが中千本は処によってちらほらと散り始めています。
 中千本から上千本の方角を見上げる辺り。
 1105 なんと上千本口でショコラさんを捕捉、何でも一駅手前の吉野神宮駅からスタートして県道167号から15号を登ってきたそうです、そら花見客だらけで前に進みませんよね。

 上千本口から先は水分神社前しか自販機はありませんので補給して上千本へ向かいますが、殆ど押しになります。
 上千本から蔵王堂を見下ろします、九十九折れの一番上辺りが一番のビューポイント、西側の林道経由で楽に金峯神社まで行けますが、激坂を押してでもここは外せませんよね。
 12時過ぎに金峯神社仁王門に到着、今年の年賀状やCanCan謹製カレンダーの1月の撮影場所ですね。ここが奥千本の入り口に当たるのですが、まだまだ蕾膨らむの段階、上千本口からのバスに並んでまで乗ってこられた方も、係員に車を駐車させて貰えない車の方もご苦労様です、ここで標高は700mになります。
 金峯神社への参道の途中から稜線に取り付くと高見山が見えるポイントが、ショコラさんに教えて貰いましたが、北側には一昨日見上げた宇陀の大和富士も見えますね。
 金峯神社の休憩所で持参の弁当でお昼にします。この後は林道経由で上千本口まで戻り、勝手神社まで下りですが人ごみの中を押し歩く事になります、馴染みの「静亭」で温かいものでも頂きたい処ですが、この時期の吉野山はどこも満員。さて県道257号才谷吉野山線に入ると1台の車にも人にも出遭う事もなく県道48号へ下る事ができました、なお途中から吉野脳天さんへ下る林道は通行止になっています。
 下市から千石橋を渡り車坂峠を越え、まだ早いので大阪へ自走で帰ると云うショコラさんとお別れして帰途に、本日の走行距離72.1キロ、GPSデータでは獲得標高1,392mとなってました。
 予報では明後日からの雨が花散らしの雨になりそうですが、上千本は来週は大丈夫かと。3年前の4月12日は満開だった奥千本はこれからですよね。

桜三昧 芳野川河畔

 宇陀市榛原栗谷 芳野(ほうの)川右岸にて

 昨日帰途、芳野川河畔で気になったポイント、明日水曜は雨との予報、夕方から予定があるので丸1日は無理ですが「自撮り」の準備をして向かう事に。ただasuka号が整備中なもんでErbaロードで、ヒップバッグにミラーレスに三脚やら長玉(-200mm換算400mm)押し込んで、重い事。

 さて今日も時間がないので最短コースで行きたい処なんですが、交通量の多いR165西峠やR166女寄峠は登りたくないので、大峠ルートで宮奥ダムへ抜ける事にしましたが。
 桜井から多武峯までが結構しんどいのですよね、その先八井内トンネル(475m)から大峠トンネル(1,806m)まで日陰がないので真夏は辛いのですが。さて宮奥ダムまで下った処で一息入れます。
 せっかくですので才ヶ辻三兄弟と呼ばれる枝垂桜へ立ち寄りましたが、少し遅かった様な。右端の立派なおうちは簡易郵便局なのです。
 芳野川支流母里(もり)川河畔の桜並木。
 お昼前に目的地の芳野川河畔に到着「芳野川さくら広場」として四阿やトイレが整備されているのですが、地元の人以外にはあまり知られていません、元の郵便局を改装したカフェ「伊那佐郵人」の対岸に当たります。丁度お昼の時間なので地元の人がお昼がてらに花見に来ていましたが、車が入ってきにくいので静かなものです。持参のコンビニ弁当を食べながら、のんびり「自撮り」にトライ。
 まだ少し時間があるのでs県道217号高塚野依線で宇陀川側へ越えます。大和富士をバッグに宇陀川河畔の桜並木。
 宇陀川に架かる橋の前後で再び「自撮り」にトライ。

桜三昧 飛鳥~津風呂湖~宇陀

 お花見サイクの話がまとまらず、お天気も良いのでErbaロードを駆って1人で出掛ける事に、「WAKAYAMA800 2度目の南紀へ」でダメージのあったタイヤを交換し、バーテープとシフトワイヤーも交換、とりあえず芋ヶ峠を越えて津風呂湖畔へ向かう事にしますが、お昼の弁当を仕入れてまずは明日香村は石舞台へ。
 石舞台界隈の桜は今が盛りです。稲渕から栢森とのんびりと写真を撮りながら芋ヶ峠へ、身軽なロードですがまだまだ本調子じゃない様でして…


 平尾吊橋を渡って木の子広場で早めのお昼にします。北岸の入野まで続く道は先年整備された道ですが、車が入れるのは両端と離合できる幅員がないので、釣り客の車と山仕事の軽トラしか入って来ません、但しカーブの連続に落石が多いので注意です。なお入野までダムと県道経由より距離は倍程にもなります。
 津風呂湖北岸を行きます。
 入野の桜並木ですが、桜の木の高齢化?かして勢いと云うかボリュームがなくなりましたね。
 坂を登ってR370に取り付き川上村へ向かおうかと思っていたのですが、ヘッドライトを忘れてきたので入野トンネルを避けて北へ、と云っても短いトンネルが2つばかりあるのですがね。
 三茶屋の交差点を右折して県道28号吉野室生寺針線へ、この県道日の森峠の部分が車道未開通ですが、町道経由で宇陀市へ抜ける事ができます、交通量が少なく快適なルートです、写真は小名にて。
 宇陀市へ入ったものの、何のプランもなかったので行き当たりばったり、桜の咲いている方角に向かって適当に、大熊で県道219号に入り佐倉峠へ抜けて、R166を松井橋へ下り県道31号へ。写真は下芳野の旧道沿いの枝垂桜。
 芳野まで入ってきたので、せっかくですので昨年岩端に移転した「月うさぎ」へ顔を出す事に。まだ平日営業はしていなくて、番頭さんも出掛けていたのですが、コーヒーを頂く事に。
 東吉野の時の様にキャンプをするスペースがありませんが、立派な古民家カフェになりました。
 今週末に第1回の「いわっし村」さくら祭が行われ「月うさぎ」でもライブがあります。岩端の桜は咲きだしたばかり、週末が身頃かと。



 芳野川に沿って帰途に就きますが、伊那佐文化センターの前から右岸の桜並木に入ります、桜の頃にこちら側を走るの初めてですが、なかなか見事なものです。本日の走行81.8キロ。

桃源郷へ

 風邪のせいで棒にふった半月、ようやく体調も回復してきたので、昨年タイミングを逃した下市町西山のいわゆる桃源郷へ向かう事に、毎年の様に出掛けているK氏の情報では今週を逃す訳には。昨年からスランプ続きの「自撮り」、重い三脚を積み満を持して出発。
 さてキャラダイスの大型サドルバッグ、ネルソンのロングフラップモデルに取り付けられる様にした三脚ですが、脱着が楽でこれはなかなか重宝しているのですが…
 昨年同様、下市から県道20号下市宗桧(むねひ)線で樺の木峠を目指しますが、峠手前の光円寺の枝垂桜が盛りです、せっかくですので「自撮り」に挑戦しようと三脚を準備したのですが、しょっちゅう車がやってきます、その上地元では知られた枝垂桜だけに、車を停めて写真を撮ったりする人が、お陰で「自撮り」をする間合いがありません、その上外部タイマーが上手く動作しません、間違って調子の悪い方のタイマーを持って出てきた様です、仕方がないので内蔵タイマーでピンポンダッシュするか、コンデジのタイムプラス機能を使うしかなく、先が思いやられます。
 とにかく撮るには撮ったのですが、道が広いせいか何やら雰囲気のない写真になってしまいました。そんなこんなで40分余りを浪費してしまいました。


 普通なら昨年同様に十日市から丹生川沿いの県道138号赤滝五條線に入るのですが、昨年「自撮り」向きのポイントが見つけられなかったので手前の尼ヶ生から山に取り付き町界を越えて西山に向かう事にしたのですが、とんでもない激坂の連続を推す羽目に。ただ植林された針葉樹の合間に点在する農家の回りには桜、梅などに混じってサンシュユを見る事ができます。しかし標高400mを超えるこの斜面に暮らされているのには驚きです。
 サンシュユこそありませんが良さげなポイントでトライ。
 山腹を縫ってゆく道の途中でピンクとサンシュユの黄色が織り成す彩りが良いポイントがあったのですが、金属製の猪垣と電柱が目障りでパスしたのですが、結局今日一日この様なロケーションに出遭う事はありませんでした、後になってここで撮っておくべきだったと後悔先に立たず、ましてこの画像を見ると灰色の猪垣や電柱は殆ど目立たないのでは、ただ再びここまで登る気持ちは。
 下市町に入ったと思われる辺りからはやや緩やかな下りとなり、昨年反対側から登ってきた辺りまでやってきました。眼下には素晴らしい風景が拡がるのですが、別にネイチャーな写真を撮りに来た訳でもないので程々に。
 丹生川沿いの谷あいには箱庭の様な風景が、ただ下西山では目ぼしいポイントを見つけられずに県道まで下り上西山へ。
 上西山では貝原の枝垂桜を見下ろす反対側の山腹へ、写真では平坦にも見えるのですが、実は激下り、お陰で真っ直ぐ下る事ができずコース取りが不自然になってしまったのが気に入りません(写真左)。
 何やら消化不良のまま遠目にも満開の貝原の枝垂桜へ向かう気にもなれず、丹生小学校跡で一息入れて、黒滝から地蔵トンネル経由で帰途に就く事に、本日の走行90.8キロ。ここ2~3週間はまともに走っていなかったのと、結構風のきつい一日だったので、最後の裏芋には些か参りましたが、樺の木峠を越えてからの道筋に沿って里山を彩る桜や木蓮や色とりどりの花木が、国中の川筋の桜並木に些か食傷気味な身には新鮮だったかと。

20年の軌跡

  残り僅かの平成の時代、その30年間に走った軌跡だったら面白かったのですが、GPSのログが残っているのが2006年以降、走行記録が残っているのが1998年以降、と云う訳で1999年4月以降20年間の足跡をプロットしてみました、実のところ1980年代から1990年代にかけては働き盛り、バブル景気から崩壊の時代、あまり自転車乗ってなかったのですがね。GPSのログのないルートは記録や記憶、写真画像の残っているポイントを繋いでいるので、細かい処で差異はあるとは思うのですが、また細かい区間や近隣は錯綜するので端折っています。なお緑線は1999年4月~2009年3月、青線は2009年4月~2019年3月です。
 随分ご無沙汰の処もあります、近い処では行者還林道とかR425の十津川村以東は20年以上ご無沙汰しています。再訪したい処もあればまだ見ぬ土地も、行ってみたい処は数え切れない程ありますが、残りの人生で後どれ位行けるのでしょうかね、そう考えると日本は広いです。

 

好事魔多し、幻の「四国の左下」に

 リタイア後はのんびり自転車三昧、とはなかなか行かないもので、晴れて前期高齢者、年金受給者となっても、食い扶持は賄えてもなかなか遊ぶお金にまで余裕がないのが現実、月に10日程のアルバイトに精をだしているのですが、そうなるとなかなか連続した休みが取れないのが現実。以前なら急遽呼び出しのかかる可能性があるものの、6日程度の休みを取る事ができたのですが、今は4日程度が限界、なかなか遠出はできなくなってしまいました、それでも現役バリバリの人達には羨ましい話なのでしょうが。
 ところで今月は新人さんの研修が順調に進めば、26日から31日と6連休が取れる話になったのです、31日は別件で「片鉄ロマン街道」へ走りに行く約束があったので、淡路島か四国辺りを少し走ってから直接乗り込もうかと企んでいたのですが、そちらが中止になってしまいなんと丸々6日の休みが使える事に、となれば何処まで走る事がてきるか、「18きっぷ」での移動を絡めて、ああだこうだとプランを練るのもツーリングの大きな愉しみの1つです。
 まず思いついたのが四国のヨサク、知る人ぞ知る国道439号はラ系サイクルツーリスト憧れの道です、徳島から四国を横断して高知県は中村(現四万十市)に至る延長348.9キロ、日本3大酷道の1つなのですが、ただ距離はともかくとしても、自転車ではなかなか時間の読めない険しい道が続く上に泊まれる処や補給できる処が限られています。そうなると最悪どこでも野営のできるキャンプツーリングがベストなのですが、3月下旬とは云え標高のある見ノ越(1,410m)と京柱峠(1,123m)を挟んでいるだけにそれなりの準備が必要です、
 2016年10月に川崎のS氏が6泊7日で、それも紀伊半島を横断する同じく3大酷道の1つR425に続けて走っているのですが、とても私には真似のできない話です。2018年4月には鈴鹿のA氏が挑戦していますが、徳島から1泊2日で見ノ越と京柱峠をこなしながらも豊永でリタイヤしています。
 なお私自身はR438との併用区間ですが2016年3月の「四国(中央構造線)ツーリング」の折に少しだけ走っています。」(参考までにS氏は有田市~和歌山港‥徳島港~道の駅神山66.2km、~川井峠~見ノ越52.6km、~京柱峠~道の駅土佐さめうら96.6km、~郷の峰トンネル~大峠トンネル~しもなの郷73.3km、~矢筈峠~道の駅四万十大正93.4km、~杓子峠~中村41.5km)
 季節的に標高の高い前半を端折って豊永駅から西半分を走る事も考えたりもしてみたのですが、実は高知県には未収の道路元標が4ヶ所残っていて、そこで四万十川流域とアクセスの大変な「四国の左下」の2ヶ所の道路元標を海沿いになぞってみようと云う事にしたのです。

 結局落ち着いたプランはヨサクを走る事はなく、窪川(四万十町)をスタートし四万十川に沿って中村(四万十市)を経て、足摺岬を含む「四国の左下」を巡り、宿毛から宇和島まで北上する約300キロを4日程度で走るプラン。徳島から室戸岬を巡り高知まで走った昨年の「四国の右下」と対を成すプランに、四万十川沿いの江川崎から中村までは2009年9月に走っていますが、他は概ね未踏の土地です。前後1日ずつは「18きっぷ」での移動となり丁度6日の日程。窪川のクロネコヤマトまでサイドバッグ分の荷物を送り、中3泊をキャンプとして前後1泊ずつを宿利用、帰りは宇和島から荷物を送ると云う昨年の「能登半島ツーリング」と同じパターンになりました。しかし2.370円(11,850円/5回)で1日普通列車乗り放題とは云え、普通列車より優等列車の本数の方が多い様な地方幹線では、殆ど嫌がらせの様に接続の悪い普通列車を乗り継いで行くのは、好きでないとなかなかできない苦行です。さて走るコースも煮詰まった処で色々と荷物の準備やら情報収集とかをしていたのですが…
 12~13日の「南紀ツーリング」から帰ってきてからひいた風邪が一向に良くなりません、いつもなら市販薬を飲んで2,3日大人しくしていれば治ってしまうですが、今回はどうにも良くなる様子が見えてきません、ましてキャンプを含むツーリングに無理を推して出発する訳にも行かず、1日短縮してのタイムリミットだった27日に今回の「四国の左下キャンプツーリング」は中止する事にした次第、滅多とないせっかくの6連休がよりによってこんな結果になるとは。
 今回は野営できる最小限の装備にして、原則自炊はせず少なくともお湯を沸かす以上の事はしないスタイルで軽量化して、フロント2サイドにサドルバッグ、そのサドルバッグは最近UG兄さんから譲って貰ったキャラダイスのネルソンロングフラップモデルを、この3点で50リッター程の容量になります。これにフロントバッグも加わる訳ですが、これはカメラや細々としたものに占領されるので、容量的にあまり当てになりません。最近スランプが続いている「自撮り」にも頑張ろうとデカい方の三脚もしっかり括り付けて行く事にしていたのですが。

 

パーフェクトは断念 WAKAYAMA800

 昨年夏から挑戦していた「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」、2014年の「Tour de 紀伊 」、2015年の「ならサイクルスタンプラリー」に続きパーフェクトを目指したのですが、3月24日の終了を前に「道の駅 ねごろ歴史の丘」「道の駅 くしがきの里」「山の家おいし」「千葉山」の4ヶ所を残してパーフェクト達成は断念しました。元より車載と云う飛び道具を使えない私ですが、少なくとも往路は自走にこだわる位に最初は余裕だったのですが、12月から1月にかけてカレンダー作成とホームページのリニューアルに時間を取られたのと、最後は休みと天気の巡り会わせが悪く、その上風邪をこじらせてしまったのが。まぁ結構プロセスは愉しませて貰いましたので、これはこれで良しとして、次回があれば再挑戦と云う事で。

 

2018/8/28~「JR隅田駅」~「道の駅 柿の郷くどやま」~「高野山観光情報センター」~「道の駅 あらぎの里」~「みやまの里」~きのくに中津荘172.8km
2018/8/29きのくに中津荘~「日高港新エネルギーパーク」~西御坊駅26.9km
2018/8/31~R168~「世界遺産熊野本宮館」~「熊野川物産販売所 かあちゃんの店」~「熊野速玉大社」~太地町(泊)180.2km
2018/9/1太地町(泊)~「太地町立くじらの博物館」~「道の駅 なち」~那智駅16.9km
2018/9/19~九度山町~「くぬぎの里」~五条駅82.3km
2018/10/2~「道の駅 紀の川万葉の里」~「しおん」~「うるわし館」~「和歌浦漁港おっとっと広場」~「加太海水浴場管理事務所」~ゆる風~淡輪駅141.7km
2018/10/16~R169~「おくとろ温泉」~おくとろ公園117.5km
2018/10/17おくとろ公園~「道の駅 熊野古道中辺路」~「稲葉根王子」~岩田橋85.1km
2018/10/18岩田橋~「ホテルシーモア」~「田辺市観光センター」~「国民宿舎 紀州路みなべ」~御坊市(泊)95.4km
2018/10/19御坊市(泊)~「日の岬」~「みちしおの湯」紀伊由良駅34.6km
2018/11/6~九度山~高野山~天狗木峠~高野辻84.0km
2018/11/7高野辻~野迫川温泉~箕峠~「道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー」~笹ノ茶屋峠41.5km
2018/11/8笹ノ茶屋峠~奥千丈林道~谷瀬~猿谷ダム63.9km
2018/11/9猿谷ダム~高野町富貴~五條市~75.1km
2019/2/21~五條市~「丹生都比売姫神社」~「たまゆらの里」~和歌山市(泊)122.8km
2019/2/22

和歌山市(泊)~「テスティモーネ アリダ」~「湯浅うまいもん館」~「稲むらの火の館」~「有田川町鉄道交流館」~粉河駅

109.7km
2019/3/9~王寺駅/御坊駅~「奥真妻活々倶楽部」~「水の郷 日高川 龍游」~南部駅96.1km
2019/3/12~高田駅/紀伊日置駅~「道の駅 志原海岸海来館」~「道の駅 すさみ」~「トルコ記念館」~「潮岬観光タワー」~太地町(泊)115.9km
2019/3/13太地町(泊)~「道の駅 一枚岩」~滝の拝~那智高原公園~「那智の滝」~那智駅104.2km
合計 1,766.6km

 和歌山県外からの自走と云う事もあって「WAKAYAMA800」がらみの総走行距離は1,766.6kmに。
 R168やR169を使って南紀にアプローチしているのですが、和歌山県内陸部を南北に走るR371を久しぶりに縦走したかったです。

WAKAYAMA800 2度目の南紀へ (2日目)

 7時前には太地町の宿「小さな宿 Nieche」を後にします。ライダーハウスやゲストハウス風でトイレやシャワー、バスは共用ですがドミトリーの設定はありませんが、3.000円(税込)はリーズナブルです。WAKAYAMA800のサイトでも「サイクリストにやさしい宿」とかが紹介されていますが、あまりお財布にやさしい宿はないようでして、昨夏同様に自転車はダイニングに置かせて貰えました。
 さて今日は「道の駅 一枚岩」と「那智山」を回る予定ですが、太地町まで来てしまったために、かなり戻らなければならない上に、昨日推してもらった西よりの風に逆らう格好に。田原までR42を戻った後、山越えの県道227号田原古座線地蔵峠を越えて古座川町へ、距離的にショートカットにもならないのですが、車の少ないコースです。2つのピークがあって、なぜかお地蔵さんのない方(写真右)が町界になる地蔵峠です。
 国の天然記念物「高池の虫喰岩」の下を通って古座川町役場の前にでます、太地から浦神の湾、古座の一枚岩に至る弧を描くラインは、熊野カルデラの縁に沿っているのですね。余談ですが古座川町は平成の大合併で中辺路町、本宮町、龍神村、大塔村と合併して巨大な田辺市(近畿地方最大)や有田川町が生まれるまでは和歌山県で最も広い面積を持つ市町村でした。
 清流古座川を見ながら県道38号すさみ古座線を西へ。
 0840 一枚岩に到着、風が強いですが自販機で一息入れます。今回は往復輪行での南紀となりましたが、一枚岩へは和歌山県の最奥を南北に貫くR371を走り、木守平井林道経由で下って来たかったですね。
 今では蛇行する古座川を貫く様に幾つかのトンネルと橋が供用されていますが、せっかくですので帰りは懐かしい旧道を継いで鶴川橋まで戻る事に。さすが南紀あちらこちらで桜が咲き始めています。
 明神橋から県道43号線那智勝浦古座川線へ入ります、小森川まで古座川支流の小川に沿っているのですが、上流にダムがない事もあって小川は流れの美しさでは南紀随一です。
 10時過ぎにポットホール(甌穴)やボウズハゼの岩登りで知られる天然記念物「滝の拝」に到着、数年前に道の駅「滝之拝太郎」ができたのですが、極めて小規模ですし閑散としています。なお今回は仕方がありませんが、午前中は日陰になるので「一枚岩」と「滝の拝」は午後に訪れるのがお薦めです。


 下流側より滝の拝まではずいぶん改良が進んだのですが、以北は昔と変わらない道が続きます。以前の熊野川町(現新宮市)から県道44~45~43号と続くルートは紀伊半島の奥深さを堪能できる私の好きな道の一つです、気持ち良く走っていたのは良いのですが、もろに小石を踏んで後輪がパンク。
 12時過ぎに小森川への分岐に到着、ここから県道は標高差300mの激坂が待っています。

 

 ピークらしき稜線が見えてきた頃に唐突に那智勝浦町の標識が現れるのですが、ここはまだ半分を過ぎたあたり、見上げる稜線の鞍部も県道のピークではないのです。
 13時前にようやくピークに到着、無名の峠ですが立派な石碑が建っています、小森川からここまでの区間を昭和46年から49年にかけて自衛隊美浜駐屯地の施設隊が開削してくれた事への謝辞が記されています、そんな訳で地元ではこの道を「自衛隊さんの作ってくれた道」と呼んでいました。
 ピークからは幅員1.7m制限の狭窄路となり、車が離合のできる場所も皆目ありません、ただ滝の拝から出逢った車は軽トラ2台だけ。暫く進むと南側の展望が開けて熊野灘を遥かに望む事ができます。ところが後輪に違和感を感じて確認してみると何とスローパンク、この先も篭集落まで悪路が続くので、さっさとチューブ交換をする事にしたのですが、これが2本目のスペアチューブ、次がないのは承知の上なのですが、なんとパッチがありません、その上に先のパンクの折でしょうか、タイヤそのものにもダメージが見つかりました。ただ糊と補強用のゴム板があるので時間があれば応急措置は可能ですが、ここまでで結構時間を食われている事もあって、最悪は那智山を諦めて下里辺りに下らなければ帰る事ができなくなります。
 丁度14時に田垣内篭に到着、田村商店の前までやってきたのですが、昔世話になったおばあちゃんがホームか何かに入所されて店は閉まっている事は知っていたのですが、お店も向かいの倉庫も取り壊されて自動販売機1台だけがポツンと残されていました。
 南側に開けて明るい斜面に点在する色川の村の中を走り、那智高原公園への分岐までやってきました、ここから公園まで10%勾配が2キロ、ただ公園まで登れば後は那智の滝へは下るだけ、そのポイント設置場所は16時半までと云う条件があるのですが、16時半を回る様では那智駅1725発の新宮行きに乗車する事すらおぼつきません。
 とにかく後輪に爆弾を抱えながらも、トラブルさえなければと云う楽観的判断で那智高原公園へ。
 かつて熊野交通が管理していた有料道路那智山(妙法)スカイライン、現在は県道46号那智山勝浦線となっています。スカイラインと銘打たれていただけに展望はなかなかのものです、途中「見晴台」と云う展望台があるのですが、高原公園から下ってくると更に上からの展望が望めます。
 「那智の滝」のポイントはWAKAYAMA800の44ヶ所のポイントの内、唯一自転車を置いて歩いて行かなければなりません、それも石段を5分ばかり。SPD-SLなどのビィンディングシューズの方には些か危険です。 余裕があれば温泉とまぐろ丼なんて考えていたのですが、とてもとても16時半過ぎに那智駅に到着するのが精一杯でした。既に大阪鶴橋から近鉄利用でも西回りで桜井に帰る事のできる時間は過ぎていますので、東回り即ち松阪駅から近鉄利用で帰途に就く事になります。5時間半の長帳場ですので近くのローソンで買出しを済ませておきますが、なにやらホームに流れるアナウンス(無人駅ですので新宮駅から放送しています)によると、地震の影響で下り列車が大幅に遅れているとの事、13時48分に紀伊水道で震度4の地震があった事をこの時始めて知った次第です。新宮、多気、松阪、伊勢中川、青山町と5回の乗換えを無事にこなして、無事に2252桜井着、JR2,590円分利用、本日の走行104.2キロ。

 南紀で残していた6ヶ所をクリアできて残り4ヶ所、残り10日間、休みとお天気との巡りあわせ次第とかなり微妙なのですが、昨日今日と天気にも恵まれとても充実したツーリングを愉しむ事ができたので大満足です。

WAKAYAMA800 2度目の南紀へ (1日目)

 9日に続いて「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」、南紀に残る6ヶ所を1泊2日で回る事に、昨年8月31日にR168を自走で南下したのですが、2日に雨で那智駅でリタイヤした残りです。丸1日あれば回れない事もないかとも思えるのですが、18きっぷでは始発に乗車しても紀伊日置駅に着くのはお昼、昔は夜行があったのですがね。1999年10月2日までは新宮行、2000年9月30日までは紀伊田辺行で臨時で新宮まで延長運転、2002年3月22日発までで延長運転は廃止、2010年3月13日から紀伊田辺行から御坊行に短縮。
 1日では無理なので2017年8月の「南の海へ」の時の様に、ヤマト運輸の串本営業所までキャンプ道具を送っておいて潮岬でキャンプをする事も考えたのですが、往復の送料を考えると、前回泊った太地の「小さな宿 neiche」を利用した方が楽チンで安上がり、ただ潮岬と太地ではコース的には無駄がでてくるのは仕方ないですね。
 今日は紀伊日置駅からスタートしたいので、紀伊田辺以遠へできるだけ早く行ける様にと高田駅まで自走する事に、鶴橋まで近鉄で行けば10キロ余りを自走する事もないのですが、そこはせっかくの「青春18きっぷ」ですから、有効に使わなくてはね。先日の王寺まで自走する事に比べれば街灯の明るい街並みの続く旧街道ですから楽なものです。
 高田0529→0545王寺0554→0624天王寺0645→0837湯浅0852→0955紀伊田辺1041→紀伊日置1113、紀伊田辺行きは和歌山始発ですので和歌山で乗り換えても良いのですが、乗り換えの楽だろう海南で待つ事にします。
 やってきたのは3月16日のダイヤ改正で姿を消す117系。
 国鉄時代1972年から東海道山陽線の新快速「シティライナー」として活躍した車両、現在はセミクロスシート化されています。湖西線草津線では緑色のがまだ暫く残る様です。
 紀伊田辺では待ち時間がたっぷりあります鉄ちゃんモードです。
 さて 1113 4時間半以上掛かって紀伊日置駅に到着、平成の大合併で日置川町は白浜町の一部となっています。
 まずはポイントのある「道の駅 志原海岸海来館」に移動、白浜日置川自転車道が海岸沿いを走っていますが、この付近以外は殆ど利用されていません。2006年9月9日にDさんとNちゃんと走っています。(写真右)
 いつもなら岬回りの旧R42である県道243号日置川すさみ線(写真右)を走るのですが、今日は先を急ぐので初めて日置トンネル(1,184m)と朝来トンネルを抜けます。
 暫くは風光明媚な枯木灘海岸を見ながら走る事ができます。阪和道がすさみ南ICまで開通しているので、交通量もずいぶんと少なくなりました、その上追い風に乗って快調に。

 今日2つ目のポイント、道の駅「すさみ」、以前からの道の駅「イノブータンランドすさみ」と紛らわしいですね。すさみ町には違いないのですが「えすみ」とかにして貰った方が。

 道の駅「すさみ」を過ぎると高速から下りてきた車や工事のダンプとかが多くなるのが難点。ようやく潮岬が見えてきました。
 串本町域には「潮岬観光タワー」と大島の「トルコ記念館」の2つのポイントがあるのですが、大島東端の樫野崎近くの「トルコ記念館」まではループ橋と島の中央部を東西に走るアップダウンの多い県道を往復しなければなりません。
 ポイントの「トルコ記念館」とせっかくですので樫野崎灯台へ。
 一昨年8月以来の本州最南端潮岬、過去に何度も来ていますが、意外にもロードでは初めて。無料の「望楼の芝」キャンプ場、最近は有料期間(繁忙期)もある様ですが。
 今日予定していた4つのポイントを無事に巡り終え、今夜の宿のある太地町まで30キロ弱、明るい内に辿り着く予定だったのですが、古座(現串本町)のJAZZ屋「イワシの目」を覗いたのが… レコード4,000枚、コーヒー300円お替り自由、マスターは青春時代に自転車で北海道東北のJAZZ喫茶巡りをしたと云う猛者、今は亡き札幌のJAZZ喫茶の名前で盛り上がりました。で結局はナイトランになってしまいました。本日の走行115.9キロ。

WAKAYAMA800 日高郡へ

 昨年8月から挑戦中の「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」、台風禍で閉鎖されたままの道の駅「白崎海岸」が正式にポイントから除外されて計44ヶ所、残りは12ヶ所なのですが、パーフェクト達成はかなり厳しいです、やはり昨年9月の「十津川~南紀ツーリング」の2日目、雨で切り上げたのが堪えます。今日は青春18きっぷのシーズンが始まりましたので、日高郡の2ヶ所を回る事に。
 ただ普通列車より優等列車の方がはるかに多い紀勢本線、JRだけで桜井から御坊まで行こうとすると始発に乗っても10時をまわってしまいます。王寺駅までの約20キロを未明に自走したので、3月とは云え温度計は0℃、この冬一番の寒い思いをさせられる事に。とにかく王寺駅0436発の関西本線で天王寺へ。
 天王寺、和歌山で乗り継いで御坊到着が0756、輪行準備とトイレを済ませて0816、R425の分岐する塩屋まで南下するのですが、県道186号日高港線のヘキサや食料調達に時間を取られてしまいます。
 結局R425に入るのは085に、尾鷲から紀伊半島を横断してきたR425、日本三大酷道と云われたこの道も御坊側は幾つものトンネルや橋が供用されて車には走り易い道となっています。実は旧龍神村の小家谷から西を走るのは10数年ぶり、改良のお陰で里山の中を緩やかなアップダウンが続き、自転車にも走っていて気持ちの良い道です。そのせいかWAKAYAMA800でもおすすめルート「切目~塩屋ルート」として紹介され、ブルーラインも引かれています。
 ただ昔ながらの道への拘りもあって、旧道トレースモードに。印南町田ノ垣内、ここには日高郡の真妻村道路元標があったはずなのですが、JAも幼稚園も今は閉ざされ、人影すら見えません。
 2014年に竣工した切目川ダム、もちろん以前通った時は建設中でした。付近の旧道部分も幅員こそあまり変わりませんが整備されています。
 上洞(かぼら)にある「奥真妻活々倶楽部」が今日1っ目のポイント、元は商店だったのでしょうか、集会所の様になっていますが、食料品とかも売られている様です。
 規模は小さいですが棚田が、この辺りでは「けさがけ」の事を「なるがけ」と云う様です。
 標高440mまで登り詰めて唐尾隧道、今は田辺市となりましたが、旧龍神村域に入ります。

 

 小家谷口でR424と合流、上洞からは1台の車にも遭わずにやってきましたが、R424との併用区間に入ると交通量が増えます。御坊から龍神へは県道とR424を継いだ日高川沿いのルートがメインになっています。

 

 1150 道の駅「水の郷 日高川 龍游」にて2っ目のポイント。
 今度はR424を使って海側に戻る格好になります、切目辻トンネルを抜けて南部川沿いに下ります、こちらのルートを走るのも10数年ぶりです。
 みなべ町にて、南部町道路元標(写真左)、県道201号南部停車場線、熊野街道沿いにあるのですが、後ろの商店は店仕舞いしてしまった様です。
 南部駅に到着したのが1352、この先紀伊田辺以遠へ行ける接続は1558までなく、帰途に鶴橋から近鉄を利用するなら、紀伊日置駅もよりのポイント「道の駅 志原海岸海来館」まで往復する事もできなくないのですが、輪行支度や待ち時間を考えるとあまりにロスが大きいので、今日はここでお開きにして帰途に就く事に、時間的には少々物足りないですが恵まれた天気の下、久しぶりの道を走る事ができて満足です。本日の走行96.1キロ。
 通勤時間帯の天王寺を経由するのを避けて、余分に時間が掛かりますが和歌山線経由で、乗り心地最悪の105系に乗れるのも後僅か。南部1432→1508御坊1533→1636和歌山1651→1824五条1901→1940高田1944→1957桜井と所要5時間25分の旅、往復で5,620円分乗車。五条駅ではへこちらも3月16日のダイヤ改正で姿を消す117系と交換(写真右)。

 WAKAYAMA800は2ヶ所回って都合34ヶ所、残りは紀北に4ヶ所、南紀に6ヶ所はどう考えても厳しいです、と云いますが千葉山と生石山ってあまり気がすすまないのですよね。

 

困ったSPDシューズ

シマノ AM5(写真左)とCT5(写真右)

 2年半程履いてきたSPDシューズ(SH-CT80)のソールが裂け始めたので買い換える事にしたのですが、なぜシマノのSPDシューズってころころモデルチェンジをするのでしょうね、気に入ったモデルでも買い換える頃には旧製品になっていて入手不可能。30年位前にロードでLOOKを使った事もあるのですが、以降車種を問わずずっとSLでないSPDを使い続けています。ラ系の人はいまなおトゥークリップを愛用している人が多いのですが、昔からトゥークリップは苦手でどうもいけません、がっつりロードに乗る人はステータスの様にSPD-SLモデルを履いていますし、確かにしっかりしたホールド感は魅力ですが、どう見ても引き足が生かされてない様な人もちらほら。まぁ私の場合は輪行も多いのでSLでないSPDが唯一の選択肢になっているのです。
 SH-MT40 こいつは2足履き潰しましたね(写真左)、SH-CT80 クリッカーシリーズってあまり差を感じてないのですがネェ、なおシューレースを交換しています。
 一度GIROのSPDシューズを買った事があるのですが、評判のVibramソールを使っているものの、アッパーの作りがちゃちであっと云う間に履き潰してしまいました。やはりSPDシューズはシマノだなと認識した次第。 
 間違いの元はそこだったのですが、価格優先でスニーカータイブのCT5をポチったのですが…

 

 なんとクリート取り付け位置がかなり後寄りなのです、元より目一杯つま先寄りでセットしていた私にはかなりの違和感が、実際使ってみるとのんびりポタるならともかく、これではとても踏み込めません。造りが値段相応なのは仕方がないとしても、クリート位置の違いについてはシマノ自体やネット上の提灯記事にも見当たりません、店頭で現物を見てもこの違いを比較なしに気付く人もそうはいないかと、信用ならないAMAZONのレビューにはクリート位置の違いを指摘するコメントが… サ クラや中傷が見られるとは云えAMAZONレビューには目を通しておくべきだったと反省。とにかくこやつは延陽伯号(片倉シルクグロワール24)用にする事にして(Qファクターも違う事ですし)で使う事にして、別のモデルを物色する事に。なおクリート取り付け穴はあのSH-MT90の様に貫通していません。

 ソールのパターンからMTシリーズは除外するとして見つけたのはAM5、オリーブと黒の2色展開、グラビティビンディングシューズなんて記述があり、以前のCT80の様なクリッカーシリーズとも違う位置付け、同じAM5でも海外通販にはベルクロのカバーの付いているモデルもある様(2018年モデル?)で今一つ良く判らないのですが。
 グレー系があれば良かったのですが、黒色は遠慮してオリーブ色を、靴紐は黒と黄色が付属していますが、クイックシューレースに交換して早速使ってみました。使い込んだCT80に比べるときつく感じましたが、充分満足できる感触。ただ踵のループは付けておいてほしかった様な。
 ところでカバーのない紐タイプのサイクリングシューズには危険防止の為にいわゆるクリックシューレースに交換しているのですが、概ね付属しているのは伸び縮みするゴム紐、SPDシューズではロスになるので適宜交換しています。
 さて明日はニューシューズで頑張って走ってきます。

今年最初の酒池肉輪キャンプ(2日目)

帰途に就く自走組2台のALPS

 今回のキャンプ、2日目の降水確率に一喜一憂させられ、明るいうちに持ちそうな予報の時もあったのですが、やはり甘いかな。すっかり明るくなった頃に周りの気配で目が覚めます、時折雨粒がフライを叩く様な音が聞こえた様な、あまり寒くない朝です。愛用の湯たんぽを忘れたのは失敗でしたが、寝袋の中に入ればばっちりですが、冬キャンプでは積載量に余裕がある時はエアマットの併用は考えても良いかなぁ。 
 9時前には朝食も撤収も完了、さて集合写真を撮って解散です、峠さんのALPSフロントバッグ上の銀マットは拘りだそうです。
 参加者11名中、3名が自宅から自走、4名が適当なデポ地からの自走です。0905 風の森峠経由で帰途に就くショコラさんが出発、0925 宇陀市のデポ地まで戻る峠さんと共に4人でカルディアを後にします。
 吉野川左岸の県道を遡上する峠さんとは阿太橋でお別れし、3人で大阿太高原を越えますが、登りではしっかり置いていかれます。
 福神から薬水、吉野口駅前と近鉄吉野線に沿って休む事無く突っ走り、飛鳥駅前でつっちーさんと、明日香村のセブイレ前でvivvaさんとお別れし1113には桜井に帰投、走行14.0キロはかなり物足りないのですが、案の定雨がパラパラと、やはり正解だった様です。
 なお集合写真を含む写真を順次アップしております「ツーリングの記録」→「2019」からご覧下さい、参加の方は再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧頂けません。ログイン名は’2019’、パスワードは2019年CanCan謹製卓上カレンダーの裏側右下の4桁の数字です、なお2018年のログイン名、パスワードの組み合わせも2019年3月末まで利用可能です。(2017年以前は不可)