昨日の疲れが多少残っていますが、今日もお天気が良いので走る事に、走れる時に走っておかないと3月みたいになりますからね。久しぶりに「自撮り」の準備をして出掛ける事にします。ところで今日は滋賀三重県境の「余野公園」集合で「タンデム学会」が行われるので、K君がソロで往路輪行、復路自走で参加との事、その復路は昨年5月に行った信楽からの帰りのコースをなぞるとの事、ならばと名張伊賀上野方面へと足を向けたのですが。
かなり遅めのスタートで長谷寺から初瀬ダムへ取り付きますが、長谷寺は大変な人出、一方通行になってないとは云え狭い参道に突っ込む他府県ナンバーの車が詰まっています。写真は真夏は有り難い天神社笛吹奥宮の水場。
奈良市域(旧都祁村)に入った処で藺生(いう)町へ、一昨年でしたか桜並木が伐採されてしまったのですが、新たに桜の苗木が植えられています「公益財団法人 日本さくらの会 令和五年度宝くじ桜寄贈事業」の標柱が建っています、そんなのがあるのですね、5年後位には観られるかと。桜並木の下にあった紫陽花は今も残っているのですが、桜並木の木陰がないと紫陽花も辛いのでは。
県道781号都祁名張線へ、古来赤目から東大寺二月堂へ修二会の松明を奉納する道として知られ「都祁山の道」と呼ばれます。
来迎寺の琴平大神、桜の大木と鳥居、逆光ですが絵になるので「自撮り」の準備をしていたら、何やら祭事があるのか次々と車や人がやってきました、こりゃ駄目だ、とにかく撮った1枚がこれ、逆光ですし来年への課題としましょう。
ところで三脚の脚を開こうとした時、脚の開閉を抑えているパーツが外れてスプリングが飛び出している、手で押し込んでも固定できない、現場では治せなそうにないし、とりえあず三脚として使えなくないのですが、困った。
「三陵墓古墳群史跡公園」なお四阿は点検とかでロープが張られて立ち入りできません、トイレも冬季閉鎖のまま。
奈良市から宇陀市へ、旧室生村多田、桜は葉が出始めています、サドルバッグが歪んでますネェ… 田んぼに水が入った頃にもう一度来てみよう。宇陀市は近々選挙が行われるので、少々賑やかです。
同じく多田にある満寿寺薬師堂、やはり百日紅や雪景色には敵いません。薬師堂でR369沿いのコンビニで調達しておいた弁当を広げます。
上笠間で県道781号から県道782号上笠間八幡名張線が分かれます、県道781号は笠間峠を越えて赤目へ下るのですが、左折して県道782号へ入ります。朽ちた白看の案内が「中峯山」になっているのが興味深いです。
この後名張川沿いの県道80号へ下り名張市街へ、イオンのフードコートで休憩していたのですが、K君から「タンデム学会」がお開きになったから帰途に就く旨の連絡もなく、余野公園から桜井まではロスなく走っても3時間は下らないので、帰途は輪行か誰かに送って貰うだろうと、15時過ぎには名張を後にします。
名張からはいつもの初瀬街道をなぞるのですが、以前から目をつけていた赤目丈六の村外れ、赤目四十八滝から流れてきている名張川の支流滝川を渡る処なのですが、ここもこの時間ですともろに逆光でその上電線が煩いのですね。と云う事で「自撮り」の方はこれと云う収穫もなく帰途へ 1605 海老坂峠、1631 白坂峠、1653 西峠を越えて1715には無事桜井へ、本日の走行81.5キロ。
ところでK君、ナイトランを敢行して 2023 には無事に自走で帰ってきた様です、お疲れさまでした。
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久しぶりの定番コース「東吉野」へ
「18きっぷ」の期間も終わって、春の輪行旅も一段落。今日は勤務明けですが貴重な週末休み、お天気も良い事ですし3月下旬まで通行止になっていた芋ヶ峠と東吉野村の県道小村木津線が通れる様になったので、久しぶりに定番コースで東吉野へ、お昼は土日祝営業の手打ち蕎麦「よしの庵」の予定です。実は東吉野へは2月に行っているのですが、その時は鷲家〜染谷峠経由でした。今回急に思い立ったのですが「ゆるゆるCC」の方に書き込んでおいたら、大ちゃんが釣れました。
待ち合わせは明日香村亀石前のセブイレ9時、職場から10分の距離です。既に大ちゃんは到着していて、他にドタ参の人もいない様ですので出発します。大ちゃんと2人だけで走るのは随分と久しぶりで、20年ぶりかも。
栢森も停まらず行者辻まで一気に、1010 芋ヶ峠着、吉野川河畔まで下ります。
少しR169を走って妹背大橋を渡り柴橋まで左岸の県道39号五條吉野線を走り、R370から県道16号吉野東吉野線へ。東吉野村へ入った処で1127「よしの庵」へ予約の電話を入れますが、何と既に売り切れとの事。
東吉野村には食事のできる処は少ないので頼みの綱は「麦笑」のパン、ところが今月の営業は日曜のみ。お互い携行食のバナナカステラで虫養いして一谷峠を越え「月うさぎ」まで頑張るしかないと思っていたら「麦笑」の和代さんが出てきて、最近近くに食事のできる処ができたチラシを貰いました。なんと今走ってきた高見川の左岸、そんなのあったっけ?
気付かなかったはずです、道路から駐車スペースをはさんで少し奥まった処にある古民家、外装は殆ど手が入っていません。3月31日にOPENしたばかりで、定食とかおばんざいが用意されています。川を挟んで「麦笑」が見える距離です。
無事にお昼にありつけ、先月まで通行止だった県道221号小村木津線へ、一体どこが通行止だったのが判らないままいつものビューポイントへ、「高見の郷」のお陰でしょうかR166も車の多い事と云ったら。
R166 を跨ぎ木津の集落を抜けて旧R166に入りますが、なんと診療所も旧高見小学校も郵便局の隣も「高見の郷」への臨時駐車場になってシャトルバスを待つ人の行列が…
県道251号谷尻(たんじり)木津線へ、こちら側は全く車がやって来ず静かなものです。
谷尻集落は標高が500mを超えるだけに桜が満開です。
1424 一谷峠(586m)に到着です。
一谷峠を越えると宇陀市菟田野岩端、大ちゃんは先週も「ゆるゆるCC」のイベントで来ているのですが、今週は桜吹雪の中を泳ぐ鯉のぼりが。
そうそう「月うさぎ」までは行きませんが手前の「月の宝箱」に少し手が入ったそうなので覗いてきました。北側のスペースがこんな風に、来月18~19日に来るので愉しみです。
いつもの芳野川河畔の道で帰途に就きます。
「おごぽご」は失礼して今日は女寄トンネルでショートカット、女寄峠の下りは桜井に入る処で渋滞ぎみ、忍坂(おっさか)街道から横大路(初瀬街道~竹内街道)へ出て桜井町道路元標の前で明日香村のデポ地に戻る大ちゃんとお別れして16時過ぎには帰宅。本日の走行82.7キロ。
(殆どの写真は大ちゃんから頂きました)
大ちゃんのブログレポートはこちら
18きっぷ輪行旅「岩村から猿投へ」
8時半には岩村を後にします、朝の岩村の古い街並みは至って静かなものです。今日もお天気には恵まれそうです。
次の目的地明智へは小さな峠を2つ越える事になるのですが、実は現在は同じ恵那市となっている岩村町と明智町ですが、岩村は木曽川水系、明智は矢作川水系にあたり、国道を行くと2つ目のピーク(543m)が分水界になります。(写真右)
0930 明知鉄道の終点明智駅に到着、標高400m超の明智は今が満開です。
明智の町に入った処にあったコンビニで少し食料を調達しておいたのですが、明智駅の隣りにお洒落なカフェがありましたのでここでモーニングを、これで550円也。
食後、丁度下り列車が入ってくるのを待って明智駅を後にします。
光秀所縁の地だけに幾つか見所や大正村とかあるのですが、旧街道筋の明智西宮恵比寿神社(写真左)と逓信資料館(旧明智郵便局)だけ覗いて先に進みます。
国道363号と別れ県道11号豊田明智線へ、矢作川との合流点まで約250mのダウンヒルです。1044 岐阜愛知県境を越え愛知県豊田市へ入りますが、左岸側はまだ岐阜県です。2005年に豊田市になるまで東加茂郡旭町の役場があった小渡へ、毎年正月の「新春ラン」でお馴染みの「川澄屋」まで矢作川沿いに走れば後12キロ程の処まで来ているのですが。今回の一つのミッション道路元標の残る豊田市御蔵町へ行くために東側へ迂回する上に300m以上登り返さなければなりません。
これがとんでもない激坂でとても延陽伯号の手に負える坂ではありません 1キロ余りを押し上げる事に、登り切った豊田市太田町はまさに桃源郷。
愛知県東加茂郡に属していた阿摺(あすり)村道路元標、御蔵小学校への道沿いにあります。これで1183基目、愛知県には現存が確認されているもの116基の内3基が未収です。
毎年正月3日に「新春ラン」で渡る加茂橋まで下ってきました。その折には満員で入れない「川澄屋」でお昼にする事にします。
「新春ラン」の折は矢作川左岸の愛知県道355号島崎豊田線を広梅橋から遡ってくるのですが、左岸の県道11号を走る事にしますが、やはり車が多いのが、対岸に県道355号が見えています。
広梅橋を渡って名鉄三河広瀬駅跡へ、時折吹く風で桜吹雪が。
岩村から59.1キロ走って名鉄猿投駅に到着、今回のミッション終了。時間もあるのでのんびり輪行支度を済ませ知立経由で名古屋へ、近鉄で帰途に就くことにします。チューブを1から1 1/8に交換したのが功を奏したのか4日/223キロを無事に走り終えました。
18きっぷ輪行旅「中津川から岩村へ」
4月10日「18きっぷ」春のシーズンの最終日、最後の1回分です、3月はお天気と休みが嚙み合わず、未使用のまま払い戻しかとも思っていたのですが、富山~信州を除いて当初計画していたコースを走る事ができそうです。今日は名古屋経由で中津川へ向かいます。米原経由の方が早いのですが、乗換回数の少ない関西線経由にしたのですが、加茂から亀山までのキハ120 1両編成は満員、加茂駅ですんなり乗換できないと立ちっぱなしになる処でした。桜井0543→0616奈良0637→0652加茂0653→0816亀山0826→0956名古屋1018→1137中津川 4,070円分乗車。
名古屋駅の接続は22分間、並んでいると少々厳しいですが、空いていたので例によって「きしめん」、季節限定「タラの芽と姫竹の入った春きしめん」昨年より20円値上がりして550円になってます。
定刻に中津川着、輪行支度を」解きますが、この陽気は… 今日は恵那(大井宿)まで中山道を辿り、明知鉄道(旧国鉄明智線)に沿って城下町岩村を目指します。田切地形とまでは云いませんが、木曽川に流れ込む支流の浸食でこの辺りの中山道って細かなアップダウンがあります。
「こでの木坂」車道は九十九折れで上ります。
飛騨へ向かう苗木道への分岐だそうです、こんなのばかりで前に進みません。
どれが「双頭一身道祖神」かが判りません(-_-;)
恵那山を背に中山道を西へ向かうと目立つのが笠置山(写真左)、また下って上って。
恵那へ越える最後の坂「甚平坂」、振り返ると冠雪の御嶽山が、この春は冠雪の北アルプスを見たかったのですがね。
中津川から1時間半程かけて恵那(大井宿)へ下ってきました。
恵那から岩村へは標高差約230m、阿木川沿いにR257が通じているのですが、交通量も多く途中に阿木川ダムがあり勾配とトンネルを避けて、東側に大きく迂回する明知鉄道に沿って走る事にします。(写真左)県道407号阿木大井線から見上げる明知鉄道。(写真右)飯沼駅は普通鉄道としては日本一急勾配(33‰)にある駅。
岩村駅の一つ手前の極楽駅、明知鉄道となった以降に開業した駅ですが、あまり趣味が良いとは… 暫くすると下り列車がやってくるので待ってみましたが。
16時前には岩村駅に到着、明知鉄道の写真を撮るならこちらの方が良かったですね。城下町岩村 2004年に恵那市と合併するまで岩村町でした、関西人にはあまり馴染みがないのですが、岩村城は高取城、備中松山城と並んで日本三大山城だそうです。
宿にチェックインするには時間もあるので、坂の城下町を散策します。電線が地中化されていて風情が感じられますね。
岩村城は標高721mにあり、太鼓櫓にある歴史資料館まで行く事に、ここまで自転車で行くのはさして苦でもありませんし、名残りの桜が出迎えてくれます。城址までは更に30分は歩かなければならない様です。
今夜の宿は古い町並みの中にある染物屋さんをリニューアルしたゲストハウス「やなぎ屋」。ところで町中で食事のできそうな店は本日休業となっている処が多かったのですが、この町水曜定休が多いそうです、洋食屋ですが宿で教えて貰ったお店へ行く事に。R418沿いに出ればローソンがあり、先の極楽駅傍にファミマもありました。
ゲストハウスの中はこんな感じ、一部が吹き抜けになっています。
2段ベッドが4組ある男女兼用と女性専用のドミトリーがあります、台所他共用スペースがあって、シャワールームだけが別棟になっていますので、冬はちょっと辛いかな。今夜のお客さんは姫路から来た女性が一人のみ。
本日の走行36.9キロ、走ったのは半日ですが距離の割に疲れました。(つづく)
津山から「片鉄ロマン街道」へ (後半)
ゆっくりと資料館を見学し13時過ぎに吉ヶ原を後にします。8年前に訪れた2016年4月9日は吉ヶ原を出たのが17時過ぎで和気まで走る抜けるのが精一杯でしたが今回は余裕です。
自転車専用道の入り口はここ、途中専用道でなかったり R374の歩道部分だったりする部分もあります。
概ねR374と吉井川と並行していますし、ブルーラインや案内が充実していますので道を誤る事はないでしょう。なお片上鉄道は吉井川に支流吉野川が合流する直前に左岸から右岸に渡っていたのですが、その鉄橋は撤去されたので自転車道は吉野川を1キロ近く遡った処の鷺橋を経由しています。しかし沿線は何処も桜が満開です。
桜の季節でなくとも「片鉄ロマン街道」での見所はこの苦木駅跡でしょう、木造のホーム上屋が良い状態で維持されています、サイクリスト以外にも車を路駐して見物に来ている人も少なくない様です。でもプラットホームにアスファルト舗装された路盤の自転車道、どこか違和感がありますよね、「新春ラン」でお馴染みの三河広瀬駅の方が良いかも。
苦木駅跡手前から天瀬駅まで(2分19秒)
和気の3つ手前にあった天瀬駅跡もホームと上屋が残っており、そして桜を見る事ができます。なお途中にトンネルは和気以北に2つ、以南に峠清水トンネル(203m 照明有)があります。
1443 和気駅南口に到着、こちら側からは乗り降りできず、北口へ繋がる地下道と駐輪場とトイレだけがあります。前回は和気駅に辿り着いたのが暗くなってからでしたので、北口に出て輪行支度をして帰途に就きましたが、今回は日生まで走る予定です。ロータリーを挟んだ南側にドラッグストアがありましたので、飲み物を補給し西片上へ向かいます。
和気から西片上へは傍示ヶ峠があり峠清水トンネルが抜けています。西片上からスタートするとトンネルまでだらだらと登りが続くのと、輪行で関西方面に帰途に就くなら山陽本線和気駅より赤穂線の西片上駅の方が便利が良いので「片鉄ロマン街道」を往復されるなら和気駅スタートで赤穂線の駅をゴールにした方が良いかと。
赤穂線をアンダーパスした処で自転車専用道は終わります。最寄り駅は西片上ですがR250を日生まで走ります。交通量が結構あるのと2度ばかりアップダウンがありますのでせっかくだから「カキオコ」食って帰ろうと云う向き以外はお勧めしません。ちなみに私は牡蠣が駄目で「かきおこラン」で一人「豚玉」食ってた人なんで、単に日生以西は西大寺まで未踏だと云う理由なんです。
16時には日生駅前に到着、昨年12月まで近くの桟橋から小豆島大部港行きフェリーが1日4便出ていたのですが休航となってしまいました、実質的には廃止の様で色々とプランを練っていたのですがついに乗る機会がないままでした。
日生 1652 発播州赤穂行きに乗車、播州赤穂では概ねすぐの接続で多くは大阪以東へ直通の快速となります。播州赤穂、大阪、奈良と最小限の乗り継ぎで 2029 無事桜井駅に、3,410円分乗車、本日の走行 95.8キロ。
津山から「片鉄ロマン街道」へ(前半)
7時半には宿を出発、「片鉄ロマン街道」の吉ケ原へは川沿いにR179を走れば14キロ程なのですが、津山を回って行きますので結構遠回りになります、 林野駅近くまで戻り出雲街道に入ります。
できるだけ国道を避けて旧街道を行きます、写真は出雲街道勝間田宿、どこかに道路元標落ちていないかなぁ… ちなみに道路元標の根拠法である大正の道路法が施行された大正8年(1919年)当時は405もの市町村があった岡山県、現在道路元標は18基しか現存が確認されていません。
9時には津山市へ、岡山県では3番目の規模の市なんですが、今一つ印象が薄いですよね、桜の名所ですし丁度「さくらまつり」が開催されていますので、中心部を東西に走る旧街道も朝から結構な賑わいです。
さて津山の市中心市街地を横切って、先週リタイヤした津山口駅へ、これで近畿と中国地方の足跡が繋がった訳です。タイミング良く国鉄色のキハ40を先頭に下り列車がやってきました、これを見送って 1020 津山口駅をスタート「片鉄ロマン街道」の吉ケ原駅を目指しますが…
今日は時間の余裕もありますので「津山まなびの鉄道館」へ、元の津山機関区の敷地、施設を利用した展示施設、非電化路線の集まる津山だけにDLやDCの展示が中心でSLは1台のみ。JR西日本と云う事で大糸線のキハ52やDD16があったり。こちらも好天の土曜日とあって家族連れの多い事。
左の一番手前は珍品のキハ33、やはり短命に終った客車改造気動車。1988年から2010年にかけて米子界隈で使用されていた様ですが、お目にかかった事はないかと。他にジオラマもあったりして「鉄」な人は充分愉しめるかと。
「津山まなびの鉄道館」を後にして吉井川右岸の県道26号津山柵原線で吉ケ原へ向かいます。対岸路も断続的にあるのですが、確実な処で羽仁橋まで県道を走り対岸に渡ります。吉ケ原まで少しアップダウンがありますが、吉ケ原まで殆ど車の来ない自転車には快適な道が続きます。
12時半には吉ケ原駅に到着、正しくは「柵原ふれあい鉱山公園」に保存されている同和鉱業片上鉄道吉ケ原駅跡です、現在では駅舎が登録有形文化財に指定されています。構内にはキハ702と客車が、キハ702は元の国鉄キハ42000系、運転台窓とシールドビームが窓下に付いていて国鉄時代とは趣が変わっていますが。
ここ「柵原ふれあい鉱山公園」が「片鉄ロマン街道」(岡山県道703号備前柵原自転車道線 34.2キロ)の終点になります。好天の休日それに沿線の桜並木が満開とあって訪れているサイクリストの数も結構な、ただ「さくらであい舘」程ではないのでご安心を。ガチで走る今時ローディより女性を含むグループやミニベロだとかが多い様です
「柵原ふれあい鉱山公園」には資料館(入館料520円)があって鉱山や鉱山を支えた町や人々の生活を紹介しています、なかなか見応えがあり、1999年に「ディスプレイデザイン優秀賞」を取っている様です。ただ吉ヶ原へやってくるサイクリストが多くてもここを訪れる人は少ない様なのが残念です。
1日目 2日目前半 2日目後半
津山リベンジへ
「18きっぷ輪行旅」この休みは先週の「姫新線に沿って」のリベンジに向かうか恵那市方面へ向かうか、天気予報を睨みながら昨夜まで迷っていたのですが… 次の休みとか晴れ具合を考えて津山へ向かう事にし、勤務明けから一旦帰宅後、準備してあった輪行袋を担いで桜井駅へ。
桜井1013→1041奈良1045→1137大阪1145→1247姫路1325→1356播磨新宮1358と乗り継いで佐用に向かいます。写真は姫新線が播磨新宮の手前で揖保川を渡る処を車内から、反対に川岸から1970年8月17日、2007年4月27日に撮っています。
佐用駅1427到着、智頭急行経由の特急が出て行きますが直通の「スーパーはくと」なら大阪から1時間半で来るんですよね。ところで当初の目的を果たすためには4駅先の林野駅までこのまま輪行すれば良いのですが、次の津山行には1時間半もありますので、ここから走り出す事にします。
今日は杉坂峠を越えて湯原温泉までの約30キロを走るだけですので、のんびり輪行支度を解きます。R373から県道124号宮原力万線と走り旧佐用郡幕山村域へ、曇り空が残念ですが行くところ行くところ桜が満開です。ここには藤原勝永氏著の「兵庫県の道路元標」によると道路元標が残っていたのですが、行方知れずになっています。
旧街道の美作道を辿り杉坂峠へ向かいます、2016年4月9日に来ていますが、途中登録有形文化財の石堂家住宅にて。特に「自撮り」の準備はしてきていなかったので、ゴリラボッドとTZ85のインターバル撮影機能でトライしますが、何分何秒後ではなく何時何分からと云う設定で、なかなかタイミングを取るのが難しいです。
どうにか17時前には県境の杉坂峠(247m)に到着、以前にはなかった鳥居が並んでいるので、作業をしている地元の方に尋ねてみると、なんと「お遊び」で造ったんだとか。
1720 美作江見駅へ、ここから国道を避けて出雲街道を辿る事にしたのですが…
ところが途中からよく踏まれているとは云えダートに、耐パンク性のない延陽伯号故にここでパンクされるとね、ただ夕暮れ時とは云え横を中国道が走っているので不安感はないのですが、旧街道の雰囲気はありません。
2キロ近くもダートを押して林野側に下ります。30キロ程の距離とは云え、些かのんびりし過ぎました。
暗くなる直前の18時半には湯原温泉に到着、車でないと不便な処ですので外国人観光客の姿は皆無、宿は温泉旅館の別館で格安のホステル風、シンプルですが清潔で本館の温泉が何度でも利用できますので、久しぶりに温泉でゆっくり。本日の走行31.6キロ。
1日目 2日目前半 2日目後半
CBRC 「大和高原ランドナーオフ」へ
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
1月にスタートしたFaceBookグループ CBRC(クラシックバイシクルライダースクラブ)の記念すべき第1回オフ、当初の予定が2月25日、3月20日と最悪の天気予報に2度の順延で3月31日に、3度目の正直でお天気には恵まれそうなのですが、私は勤務明けでとても集合場所の針テラス 9時には間に合いませんので、お昼に予定している布目ダムへ向かいます。
0848 職場をスタート、自宅のある桜井は通過して長谷寺から初瀬ダムに取付きます。長谷寺門前 0938 遅れていた桜も今日の陽気に一気に進み出した様です。10時には初瀬ダムの堰堤を渡りベンチで15分ばかり休憩。
針テラスに立ち寄る必要はないので山辺高校の裏から布目川の支流小野味川の上流部に入ると、あとは殆ど下りで布目ダムまで行く事ができる自宅から布目ダムへの最楽コースです。天理市山田町で県道47号天理加茂木津線に入り、都祁馬場でR369を跨いで県道246号馬場針ヶ別所小倉線に入り 1131 県道25号月ヶ瀬針線に入ります(写真左)。1144 大橋西詰で県道8号奈良名張線と交差、少し右に入った処の大矢商店で少し買い出ししてから再び県道25号を北上(写真右)。
布目ダム左岸を走りしばらくでダム堰堤が見えて予定通り10時丁度ダムに到着、天端道路を渡り東側の藤棚へ、車でサポートに来てくれたダイバーてっちゃんが既に到着していて「たこ焼き」の準備中。
恒例の「真夏の早朝ラン」が針TRSを7時にスタートし、ロードレーサーで同様のコースを走って布目ダムまで戻ってくるのが10時ですから、20台余りのランドナーの集団ですから到着は13時頃かな。
思ったより早く1245 にはCBRC一行が到着です。
早速、藤棚のテーブルを囲んで思い思いにお昼が始まります。
てっちゃんは「たこ焼き」を焼き始めます。
食後のコーヒータイム。
そのまんま成田さんがここで離脱と云う事ですので、集合写真を撮って出発する事にします。
今日のコースの1/3程ですが、ここから針テラスまで皆さんとご一緒する事に。てっちゃん「たこ焼き」ご馳走様でした。
ダム湖右岸を南下し、県道127号北野吐山線に入るために県道8号を少し登らなくてはなりません。
箱庭の様な里山風景を見下ろすビューポイント。
布目川の支流深川沿いを遡る県道127号北野吐山線を行きます、奇遇にも参加者にはkitanoさんとhayamaさんが。
小倉インターの手前で自販機休憩、鹿児島から帰ってきたばかりのvivva2000さんがここで乱入。
16時過ぎには針テラスに戻ってきました。
針テラスで解散の後、Vivva2000さんときんなん君と3人で県道38号桜井都祁線を爆走して長谷寺門前まで下ってきましたが、満開直前とあって門前は結構な人出です。17時過ぎには無事桜井に帰投、本日の走行80.6キロ。
CBRC 「大和高原ランドナーオフ」集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。
姫新線に沿って
倉敷 0543 発の伯備線始発に乗車します。道はまだ濡れていますが、予報通り雨は上がり天気は回復に。写真は姫路行きの始発、山陽本線相生以西は広島前後を除けば旧国鉄型がまだまだ活躍しています。伯備線は4月に特急「やくも」の車両が新しくなるかして、鉄な人の姿もちらほら。
新見で20分程待って 0718 発の姫新線津山行きに乗車、実は当初のプランでは新見泊でここから走りだすつもりだったのですが、刑部駅から新見へは2009年3月に走っていて、こちらからだと登りが続くので刑部駅スタートにした次第、延陽伯号には119キロはちょっと辛いですからね。姫新線は姫路から津山を経て新見に至る158.1キロの路線、新見側は1日7往復の超の付くローカル線。50何年前「鉄」だった頃、当時から天邪鬼だった私は三重連で騒がしい隣の布原信号所を避けて、この姫新線に通ったものです、当時の写真。
0742 刑部駅下車、他に乗り降りする人は全くいません。ここで下り列車と交換しますが列車が出て行くと次の上りまでの2時間半静かな駅に。姫新線では幾つかの駅が地元自治体の出資で山荘風にリニューアルされていますが、刑部駅もその一つ、公民館的なスペースも併設されています。2つ手前の岩山には絵に描いた様な木造駅舎も残っていますが。
のんびりと輪行支度を解き出発準備、寒くも無く青空が広がり清々しい空気と、最高のツーリング日和です。
岡山県道32号新見勝山線に入り真庭市との境の傍示峠(390m)へ、本日の最高標高点ですが、刑部駅までで結構登っ てきていますんで。
峠を下ると再び線路に沿って県道を走ると、線路沿いに桜の木が、標高のある山間にも関わらず満開近いです。向こうに富原駅のホームと駅舎が見えていて絶好のロケーションなのですが、次の列車が来るまで1時間はあります。
とにかく富原駅へ、こちらも山小屋風にリニューアルされていてます。ところでSNSを見ていると輪友のダイバーてっちゃんが輪行で津山に向かっているとか、今夜は湯郷温泉に泊まって明日は「片鉄ロマン街道」を走るんだとか。佐用へ向かわずに津山から吉ヶ原へ向かっても走行軌跡は繋がるのですよね、ただ片鉄ロマン街道は良いとしても山陽線の和気か赤穂線の西片上まで走り抜けなくてはなりません。
さて次の列車は 1023 の津山行、桜に1日7往復の姫新線、これも一期一会の機会だと富原駅のベンチで待つ事に、トイレをお借りしたり、吉ヶ原から和気、西片上へのルートを計算したりしながら山峡の駅で小一時間を過ごします。
そろそろ上りの津山行がやってくる時刻ですので、撮影ポイントへ戻ります。写真左の様に反対向きは殺風景なんです、追っ掛けて撮る格好になりますが、後ろだって事は普通の人は気付きませんよね。
無事に撮影を済ませ富岡を後に、県道32号からR181へ入り 1055 には2010年8月以来の中国勝山駅前を通過、旭川沿いの道へ。
R181は久世から美作追分までショートカットするのですが、姫新線に沿って川沿いを迂回し1144 美作落合駅にて(写真左)、岡山県道411号垂水追分線に入り 1225 美作追分駅(写真左)へ、旭川水系と吉井川水系の境にあたるために小さな峠になっています。追分の由来は出雲街道と旧津山備中松山往来の分岐にあたる処から。
再びR181に戻り1228 津山市域に入ります。
国道を避けて旧出雲街道を辿ってみます。
小さな峠になっていて案内板によると「鶴坂」となっています。下ると出雲街道坪井宿。
院庄駅前を過ぎ津山まで後1駅の距離の処まで来た処で路面の酷く傷んだ部分を越えた途端パンク、すぐの美作國二ノ宮髙野神社の門前でチューブ交換。パンク耐性が弱いのが判っていながら予備チューブ新品とは云え1本しか入っていません、封を切って交換しますが一向に膨らみません、インフレーターもそろそろパッキンが心許ないので、最初はそのせいかとも思ったのですが、一旦チューブを取り出したものの、チューブにピンホールがあるかして膨らみません、場所が判らないので、パンクした方のチューブを見てみると、そちらは少なくとも1ヶ所の場所は確認できますので、パッチを当てする事にしますが、ところがゴム糊が渇いてしまっていて使い物になりません、そう云えば暫くはチューブ交換だけで済んでいたしね。とにかく津山市街が目の前ですし自転車屋とかを探すしか、1キロ程でコーナンがあるので押し歩き。ゴム糊は缶の他はパッチと紙ヤスリとのセットものが、24インチのチューブはあったものの1.5サイズの英式バルブ、当然ですよね。ゴム糊を買ったものの店の周りには適当な場所が見当たりません、水道の使えるトイレのある公園とかあれば良いのですが、ただ津山線の津山口駅が1キロ程先に。
津山口駅に辿り着いたものの、なんとご覧の様な簡易駅舎、トイレすらありません、すっかり意気消沈。この時点で既に15時半をまわっているのですが、何故か次の上りは 1505 だと1時間勘違いして再び走り出せる保証のないチューブ修理を諦めて、急ぎ輪行支度を始めます。
ところがヘッド抜き輪行しようにも上玉押しが緩んでくれません、輪行袋のサイズには余裕があるので、前後輪とリアガードを外して輪行袋へ、ご覧の様に。
しかし津山線って結構本数があるのですが、日中は半分近く快速「ことぶき」、津山口駅には停まらないのですよね、上り下りそれぞれ快速が通過した時点で時間を1時間見誤っている事に気が付いた次第、そうなると次の上りは 1640 の岡山行き、下りは 1703 の津山行き、1640 で岡山回りだと18きっぷだけでは桜井には辿り着けません、津山回りだと18きっぷだけで帰り付く事も可能です。とにかくパンクしてから津山口駅まで2時間のロスタイムがあった訳で、加えてこの何の風情もない駅で1時間半を過ごす事に。まぁ後40キロは走るつもりでいたのですからそうなりますよね。
混雑時の岡山駅での乗り換えと待ち時間を避けて津山口 1703 発津山行に乗車、津山から佐用行に、佐用で予定通りに走れば乗る予定だったで 1808 発姫路行に、数少ない姫路直通なのですが1両編成なので姫路に近づくにつれて満員に、姫路駅では姫新線と播但線から山陽線には乗換改札があり、無事に4分の乗換時間をこなしたものの、さすが奈良での47分待ちでの桜井 2325 着は辛いので、鶴橋から近鉄利用で桜井 2216 に無事帰投。
今回は津山口でリタイアとなり本日の走行は60.2キロ。走行軌跡が繋がらなかった上に、今月の走行距離は400キロにも届かない事が確定、成果は富原駅での写真のみですが、半日は気持ちの良いお天気の中を走る事ができました。津山口1703→1706津山1731→1831佐用1848→1952姫路1956→2058大阪2106→2122鶴橋 3,410円分乗車
岡山の奥の方へ向かいます
先月20日の発売間もなく買ってあった「青春18きっぷ」、休みとお天気の巡り合わせが悪く使えず、有効期限の4月10日まで丸々1日の休みは 3/29 4/1,6,9,10 だけ、手付かずですので払い戻しもあるかなと思っていた処、28日午後から降り出し29日朝には西から回復する予報、以前から計画していた岡山県の新見から兵庫県の佐用まで走るプラン(上図赤線)、28日勤務明けですが倉敷まで輪行し倉敷泊、翌朝伯備線の始発で新見まで移動して走り出す事に。
今回道路元標とか特に目的がある訳でもないのですが、これを走ると近畿と山陽の走った軌跡が繋がるんですよね。新見から佐用駅まで走ると約119キロ、延陽伯号こと片倉シルク グロワール24で出掛ける事にして、前日に輪行支度を済ませておきます。
9時過ぎには帰宅、ただ昨夜は全くと云って良いほど仮眠ができず仕舞、まぁ今日は倉敷までの移動だけですので。乗り換えが楽で一番空いてそうなスジを、桜井1137→1205奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1434→1453相生1525→1656倉敷 (所要5時間19分)、相生での待ち時間が長いですが、「18きっぷ」利用者にとって相生〜広島間は東海道山陽本線のボトルネックですからね、それと岡山駅での乗り継ぎが結構ウザいのですが、何本か直通するスジがあり、相生1535発は伯備線の備中高梁行きです。
相生にて、ここまで少なくとも8両編成だったものが、山陽本線側が2両から4両編成になり、接続時間がタイトだと「18きっぷ」のシーズンはちょっと大変な事になります。
倉敷に泊まるのは3度目だと思うのですが、降られるのが判っているので、駅チカの安ホテルを昨夜予約しておきました、駅前のAPAホテルだと駅から全く濡れないのですが、安くはないのでね、予約したのはAPAホテルの裏側であまり濡れずに行く事ができたのですが、カプセルでないホテルでは今までで最狭、どうにか輪行袋が収まりましたが、バスタブはなしでシャワーとトイレのみ、テーブルもないのでコンビニ弁当を買ってきてと云うのも不自由、それで楽天トラベル経由で現金決済のみの4,600円ですからね。まぁ輪行袋担いでの移動ですからね駅チカがなにより。
はなから食事は外へ行くつもりだったのですが、倉敷駅前だけに不自由はしません。APAホテルが入っているテナントビル、昭和の香りのする結構古いビル、1Fにドラッグストア他、地下と2Fの食事のできる店や飲み屋が入っています。明日は新見駅スタートではなく姫新線で3つ先の刑部駅スタートとしたので、朝食と津山までの携行食を準備しておきます。
地下の「れんが亭」と云う店でハンバーグオムライスを頂きます、950円でハンバーグがなかなか美味しかったです。ところで地方都市で泊まる時は時間があればJAZZ屋を探す事にしていて、今まで松江、益田、大崎、宮崎、今治と色々行きましたが、ビルの店舗案内を見ていて見つけましたよ「SOMETHING」、ちょっと入りにくそうな扉の横には大きな Sonny Clark の「Cool Struttin’」のアルバムジャケットが、JAZZファンならそれでOKです。同世代と云うか少し上の喜寿のマスターとすっかり意気投合して水割り2杯飲んで帰ってきました。家飲みしない私には暮れの「祝日麦酒」以来3ヶ月ぶりのアルコールでした。本日の走行通勤の6.5キロのみ。
(つづき)
ゆるゆるCC「町家の雛めぐり」ラン
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
お天気とお休みが重なったこの週末、昨日はゆるゆるCCの「西吉野の福寿草サイク」に出遅れて追撃がかなわなかったのですが、今日は「町家の雛めぐり」ランに参加しようと第2集合場所の橿原運動公園に向かいます。
集合時刻の9時前には運動公園に到着、地元橿原市のつっちーさんが既に到着、少々遅れて大阪組が到着、今日は総勢8名と云う事です。
概ね曽我川に沿った道を南下します。
高取町域に入った辺りで乾さんから近くに上に登れる古墳があるので行ってみようと云う事に。市尾墓山古墳、国指定史跡になっている前方後円墳です。五條方面への定番コースに県道120号沿いなのですが、民家の陰になっていて見えずこんな立派なものがあるとは今まで気が付きませんでした。
さて「町家の雛めぐり」の行われている高取町土佐街道へ向かいます。写真左、バックは金剛山ですが電信柱がなければ良いのですがねぇ…
高取町のメインストリート土佐街道に到着です、写真左の端っこに高取町道路元標が写っていますね。
今年で18回目となる「町家の雛めぐり」ですが秋に行われていた「高取かかし祭り」同様に今回が最後になるとの事です。休日、お天気、それに3月3日ですので結構な人出です。昨年10月の「高取町かかしライド」の時と同じく街の駅で売っている弁当を買って頂く事にしました。ここで追っかけてきた笑雲さんが合流して9人に。
「町家の雛めぐり」の後はつっちーさんの提案でキトラ古墳壁画体験館「四神の館」へ。
「四神の館」明日香村の多くの史跡からは離れていて回りに何もないのですが、入館料が無料です。
近鉄飛鳥駅前の道の駅「飛鳥」へ立ち寄り。
猿石が保存されている吉備姫王墓。
ローソン明日香奥山店の東隣、いちご農家がやっているいちごパフェのお店「Adele」、中途半端な場所ですが、価格に幅があってリーズナブルでお薦め。
ローソンでPINK SAPPHIREさんと大原さんが合流、メンバーが入れ替わって 4’Season へ向かう事に。
田圃の中を走り抜けて4’Seasonへ向かいます。
昨朝立ち寄ったばかりなのですが、乾さんが「初詣ライド 石上神宮」の折のお礼だとか云って。お茶と歓談の後、大阪へ帰る皆さんをお見送りして帰途に就きました。本日の走行35.9キロ。
一部に乾さんの写真を拝借しています。
試験的に「Relive」を使用してみましたが「吉備姫王墓」の位置がズレています。
遠回り通勤サイク「吉野山へ」
明日の休日はお天気が悪そう、今日のお天気に走らない訳には行きません、と云う事で「遠回り通勤」へ。各段の目的もなく、橿原神宮前駅付近から線路に沿って裏道を南下します。写真は高取中学付近から望む金剛山。
県道120号五條高取線へ、近鉄大阪線とJR和歌山線の間を重阪峠(200m)を目指します。この付近は京奈和自転車道の一部になっています。
宇智でR24に一旦合流しますが、昨年供用された栄山寺トンネルへ、こちらを経由する事で五條市街を通らずに十津川方面にショートカットできる様になりました。622m程のトンネルなのですが真ん中でSカーブになっています。
トンネルを抜けると栄山寺橋北詰に出る訳ですが、左折して県道39号五條吉野線へ。
下市の町中を抜けて県道48号洞川下市線へ、才谷で県道257号才谷吉野山線に入ります、遠回りですが車に煩わされなく走れる吉野山へのお気に入りのコースです。
「蓮如上人御手植之杉」のある小さな峠を下ると吉野町に入ります。脳天さんへ下る道は相変わらず通行止の様です。
1234 勝手神社の角へ「静亭」でお昼にでもしようかと思っていたのですがなんとお休み、それに水曜日ですので吉野山では定休日の店が殆んど。人もまばらな吉野山を下ります。後1ヶ月もすると自転車を推すのも憚られる状況になるのですが。ところでロープウェイの駅から吉野神宮に向かって少しの処にある無料休憩所、ここから近鉄吉野駅が見下ろせる事に初めて気が付きました。
3月25日までは芋ヶ峠が越えられないので椿橋から壷阪峠へ経由で帰途に就く事にします。
近鉄吉野線とR169を跨いで壷阪峠へ、大淀古道と呼ばれる壷阪峠から椿の渡しへの吉野山参詣の道です。安産の滝の手前から県道269号馬佐清水谷線となりますが、暫く暗い1車線路が続き峠の手前1キロにも満たない部分だけが拡幅されています。30年近く前でしょうか工事が行われていたのですが、その後中断されてしまっています。
1413 壷阪峠(367m)に到着。
高取町で3月1日から始まる「町家の雛めぐり」の準備が始まっていますが、今回で18回目を迎えるこの催しですが、昨年10月に行われた「高取かかし祭り」同様、今年で終わりだとか。
明日香村経由で74.3キロ走って 1552 無事に桜井に帰投、少し風がありましたが走っていて気持ちの良い一日でした。
久しぶりの遠回り通勤ポタ
年末から 0時〜24時を1日とすると、マトモな休日がない状況から解放され、明日25日は CBRC の第1回オフの予定だったのですが、高い降水確率に敢なく中止の決定が。何れにせよ明日は出掛けられそうにありませんので、勤務明けの今朝は軽く「遠回り通勤ポタ」に。大和八木で少し買い物をした後、飛鳥川沿いの自転車道へ。田原本町域に入り落合橋東詰から筋違道(太子道)へ向かいます。
国中(くんなか)の多くの道が南北に走っている中で、法隆寺と飛鳥を結ぶこの古道は斜行している事から筋違道とか、聖徳太子所縁の道として太子道と呼ばれます、残念ながら田原本町薬王寺、保津、黒田で部分的に失われてしまっています。歴史のある道だけに、上ッ道同様に道路元標も幾つか現存しています。都村道路元標(写真左)、三宅村道路元標(写真右)
筋違道が大和川の支流寺川に突き当たった辺りにある史跡「面塚」後1ヶ月もすれば川べりの桜が見事です。ここを東へ向かう事に。
「面塚」からは1月4日のゆるゆるCC「初詣ライド石上神宮」の折に走った道です、国道24号と大和川を跨いで布留川沿いに入ります。
天理市街までは行かず国道169号と県道51号天理環状線を跨いで鳥居をくぐり山の辺の道沿いの夜都岐神社へ。休日とあってハイカーが目立ちます。
お昼には少し早いですが「サマナラガーデン」へ、今日は「原木しいたけと自家製ベーコンのピザ」をお願いしましたが自家製ベーコンが絶品、ただ一人で1枚なら他のトッピングとハーフ&ハーフにして貰った方が良いかも。暫くすると予約の人とかで満員に。
些か行き交うハイカーが多いですが山の辺の道を南へ辿ります、菜の花も満開。途中ダートや石畳がありますが、長岳寺、崇神天皇陵、景行天皇陵と辿って桧原神社へ。南へ下ると狭井神社から大神神社へと続くのですが、狭いのでパスして山の辺の道を離脱し西へ下り帰途に。距離的に物足りない気もしますが、本日の走行34.9キロ。
2024年の「青春18きっぷ」
例年通り3月20日から発売が始まった2024年春のシーズンの「青春18きっぷ」、例年は2月頃には春と夏と冬のシーズンの発売期間と利用期間がまとめて発表されるのですが、今年は何故か春の日程のみ1月に発表されたので、ネット上には「もしや廃止」なんて憶測も流れたり、一説によると年間80億円に及ぶと云われる売り上げ、そう簡単に止められる訳がありませんよね。なおネット上には2月8日に残りの期間も発表されたと云う書き込みがありましたが、JRの公式のサイトでは確認できていません。
発売期間 | 利用期間 | |
春季用 | 2024年2月20日(火)から2024年3月31日(日)まで | 2024年3月1日(金)から2024年4月10日(水)まで |
例年通りだとすると… | ||
夏季用 | 2024年7月1日(月)から2024年8月31日(土)まで | 2024年7月20日(土)から2024年9月10日(火)まで |
冬季用 | 2024年12月1日(日)から2024年12月31日(火)まで | 2024年12月10日(火)から2025月1月10日(金)まで |
… となる訳ですが。
今年は北陸新幹線敦賀延伸による敦賀~金沢間の3セク化に拠る乗車可能区間の変更が春のシーズンの途中の3月16日から行われるだろう事は予想の範囲だったのですが、従来からJRの飛び地路線となっている七尾線、氷見線、城端線への特例として金沢~津幡間と富山~高岡間の乗車が認められていたのですが。越美北線が飛び地路線に加わるとともに特例措置に大きな変更(やや難解)が加わっています。
左図は青色がJR、黒線が「18きっぷ」で乗車できない第3セクターの区間、赤色が通過を認められる特例の区間(途中下車は不可)で。3月15日までは従来通りで金沢~津幡間(11.5km)と富山~高岡間(18.8km)が特例の区間となっています。
3月16日以降は「あいの風とやま鉄道」富山~俱利伽羅間( 富山、高岡駅のみ途中下車可能)と「IRいしかわ鉄道」倶利伽羅~津幡間( 津幡駅のみ途中下車可能)の計30.0km、「ハピラインふくい」越前花堂~敦賀間( 越前花堂、敦賀駅のみ途中下車可能)の51.4kmの、それぞれの区間が「青春18きっぷ」で乗車可能となるとの事。難解と云えば難解、理に適っていると云えば理に適っているのですが。要するに関西や中京地区からだと福井の一つ手前の越前花堂(朝を除いて無人駅)で乗り換えるなら「18きっぷ」だけで越前大野方面へ行け、高山線経由なら津幡乗り換えで同様に和倉温泉まで行けると云う事です。従って金沢駅と福井駅は「18きっぷ」だけでで行けない県庁所在地の駅となってしまいました。
ちなみに2016年まで発売されていた「鉄道の日記念JR西日本一日乗り放題きっぷ2015年に北陸新幹線開業により経営分離された北陸本線一部区間(IRいしかわ鉄道線全線、あいの風とやま鉄道線全線、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン市振駅 – 糸魚川駅間)が利用できたのですが、その1年だけでその後は発売されていません。
今回は発表スケジュールがいつもと違ったのは、正月に起こった能登半島地震による北陸離れと3セク区間への特例措置が営業的に現時点で妥当かどうかが見極められないではと私は勝手に想像しているのですが。
能登半島は何度も走っている地域で、見知った風景の地震での惨状は、実は石川県には未収の道路元標が幾つか残っていて、昨年秋から敦賀延伸までにと色々画策していたのですが、能登半島地震で暫くは自転車で踏み込む事は厳しくなってしまいました。
第0回 CBRCオフ「宇陀クッキングポタ」(後半)
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
「宇陀クッキングポタ」(前半)からの続きです、さて「すき焼き」が出来上がってきました。お鍋は昨年と同じモンベルの「アルパインフライパン 20 ディープ」ですが、さすがに9人には小さいかな。従来型のパンより深くて使い勝手が良いので私も16型を買ってしまいました、スタッキングすると嵩は変わりませんからね。
決して大きくない鍋に9人ですから、あっと云う間になくなりますが、次々と具材が投入され、そして最後は〆にうどんが…
食後にはコーヒーとか餅入りぜんざいが待っています。
さてお腹も一杯になりましたし撤収作業、後始末をしてテーブルも拭いて、もちろんゴミは持ち帰ります、来た時より綺麗に。1310 岩端の「いわはし みんなの森公園」を後にし帰途に就きます、前回より少し早いですから、このまま皆さんとご一緒して走って帰れそうですね。
松井橋に向かって走っていると、向こうからフロントバッグ装備のサイクリストが、なんと滋賀大津から syokoraさんが用事を済ませて駆けつけてくれました。
菟田野松井橋のローソン前で小休止の後、R166を走って大宇陀の街並みへ、syokoraさんが来ているのでここへ立ち寄るのは欠かせません「久保本家酒造」。
近鉄の駅張りポスターにもなった松山街道を行きます、ロケ地の路地(モデルは大黒屋さんとギンタロさん)を行き「きみごろも」の「松月堂」にも立ち寄ります。
大宇陀の街並みを抜けて宇陀川河畔を行きます、こちら側は芳野川同様と云う以前からサイクリングコースが設定されていて正面に大和富士(ちょっと云い過ぎ)と呼ばれる額井岳を望む事ができます、「山」と云う字はこの山の姿から生まれたと云うのはもちろん嘘。さて前回は榛原篠楽でお別れしたのですが、余裕の今回はデポ地の榛原まで戻ります。(Photo : UG兄さん)
1440 無事に榛原の「タイムパーク大昭」に戻ってきました。この時間ならUG兄さんのお手を煩わす事なく桜井に戻る事ができますので、きんなん君と西峠経由で帰途に就きます、もちろん西峠までは登らなくてはなりませんが、距離が知れていますので。
1440 には西峠を越えて 1512 には一旦帰宅、着替えと荷物を入れ替えて2サイドのまま 17時前には無事出勤。本日の走行65.1キロ、集合場所への(桜井→榛原/榛原→橿原を含んでいます。)
🔗 Mさんのブログレポートです。
🔗 ofはやまさんのブログレポートです。
第0回 CBRCオフ「宇陀クッキングポタ 2024」、集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも3月末頃まで使用可能です。
第0回 CBRCオフ「宇陀クッキングポタ」(前半)
2月8日未明にLINEのRRCBグループにUG兄さんが「12日にすき焼きランしませんか」の書き込み、どうやら一昨年12月18日の「宇陀クッキングポタ」の様な企画をやろうと云う事なのですがあいにく8日は夕方から勤務の日。
も「どこを走るのでしょうか。昨年の宇陀ですか。その日は予定がないので参加希望です。」
ま「空けときますわ。ちなみに、どの辺走るんですか?」
ユ「去年のコース良かったけど、can canさんがいないとよくわかんない」
私「12日17時半までに橿原に送り届けて貰えるなら、参加可能」
と云う経緯で「宇陀クッキングポタ」に参加する事になりました、皆さん昨年とか去年とか云ってますが一昨年ですよ~。前回は6名でしたが今回は参加者は10名に。
丁度UG兄さんが Facebook に新しいグループ「CBRC クラシックバイシクルライダースクラブ」を立ち上げ中、今日の参加者全員が既にメンバーですので、勝手にタイトルを「第0回 CBRCオフ」にしてみました。
朝8時前にきんなん君と桜井を出発、フロント2サイドで集合場所の榛原へ向かいますが、R165 西峠を登らなくてはなりません、そんなに重い荷物は積んではいないのですが、やはり西峠に向かうのは気が重いです。
初瀬で一旦旧街道を回り込み、二度ほど休みながらR165を走って 0905 西峠(348m)到着、登っている時は暑いものの、桜井より標高で300m以上高い宇陀はやはり寒いです。(写真左 : きんなん君)
0911 集合場所の「タイムパーク大昭」に到着、既に車載のメンバーが到着していて準備中、残念ながらタックさんが欠席で9名で走る事に、しかしタックさんがいないと動画の愉しみが…
さて 0929 準備ができたので出発、コースは芳野(ほうの)川沿いに旧菟田野町へ向かい、帰途はR166を走って旧大宇陀町、宇陀川に沿って旧榛原町へ戻る、室生村を除く宇陀市旧3町を巡るポタリング向きのコースです。川沿いの道は専用道ではありませんが、控えめにサイクリングコースの案内があります、通学路としても使われている様です。仲間内では定番コース、2020年11月の「タンデムラン」や昨年11月にはゆるゆるCCの仲間とも走りました、車も少なくポタるには絶好のフィールドなんですがここまで来るのがね、大阪市内や奈良国中(くんなか)から近鉄がサイクルトレインでも運行してくれれば最高なんですがね。
少し県道31号榛原菟田野御杖線(東吉野村滝~御杖村間は未供用)を走り、榛原栗谷で芳野川べりののどかな道へ、ご機嫌のまえださん、春には見事な桜並木(モデルはなべちゃん)が続きます。
榛原石田の文化センターの対岸辺りで、舗装はされていますが未整備の区間があります、2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」12月にも登場したポイントですが、ちょっとデンジャラス、でも整備されても鉄製の柵はやめてほしいですよね。(写真 : UG兄さん)
時折陽射しが入ると気持ちが良いです。一度県道31号を跨ぎますが、こちら側も桜並木が、3月末から4月が愉しみですね。(写真右 : UG兄さん)
菟田野の古い街並みを抜け 1018 松井橋のローソンに到着、並びに地元野菜とかを売っている「菟田野アグリマ-ト」があり、そちら側に観光客向けトイレもあります。玉子や豆腐とかも置いているのですが、既に準備してきていますので、虫養いに草もちを調達。15分ばかり休憩。(写真左 : UG兄さん)
再び県道31号へ、路肩に雪の残っていた一昨年の事を思うと今日は暖かいです。一谷峠を経て東吉野村谷尻(たんじり)へ越えるルートですが、特にこの季節の交通量は限られています。
銀杏並木(モデルはりょうママ)が見えると目的地は目の前 1058 岩端の「いわはし みんなの森公園」に到着、榛原からですとここまで約15キロ、標高差は180m程です。なおここには水道やトイレと云った設備はありません。
岩端ですから古民家カフェ「月うさぎ」や昨年夏にも利用させて貰った「月の宝箱」のほん手前なのですが、寒空の下アウトドア料理の始まり、早速「すきやき」の準備に取り掛かります。
(後半に続く)
迷走 ゆるゆるCC「葛城古道」
今日はゆるゆるCCの女性サイクリストのねこさんの平日企画「葛城古道」、平日ですので何人集まるかなと思っていたら、8名の参加表明が。コースは近鉄新王寺駅に9時集合〜一言主神社〜高天原〜高鴨神社〜風の森〜船宿寺〜と云う事で、お昼は高鴨神社の近くの蕎麦屋との事。当直明けですので橿原9時スタート、高天原へ登るのを端折れば高鴨神社で追い付けそう、と走り出す事に。
1045 葛城市と御所市の境界付近で県道30号御所香芝線いわゆる「山麓線」に取り付きます、さて前にいるのか後ろにいるのか、とにかく一言主神社へ、しかしまったく気配はありません。
山麓線に戻り高天原はパスして南へ、1123 御所市北窪、旧県道30号との分岐に到着、しかし山麓線は車も多いしアップダウンがあるので嫌ですわ。一行は高天原へ登ったとすると前にいるとは考えられません、LINEへの書き込みを覗いてみると、極楽寺や笛吹神社だとか、遥かに後ろではありませんか。
1時間近く先行している事になるのですが、とにかく高鴨神社へ向かう事に。1132 神社前に到着、お昼は近くと云うより隣の「鴨神そば」と云う事です、平日ながらお昼時ですので、結構お客さんがやってきます、時々陽射しの入る天気とは云え、この季節何もせずに待っていると寒いだけですので、先に入って食べるかぁ… 高鴨神社には何度も来ていますが、このお店には入った事はないのです。
ざる以外は季節柄、温かいお蕎麦が3種類、ご飯ものは皆無、しかしきのこそばが1,300円は決して安くはないです。正直云って私には美味しいとは思えません。そう云えば過去に御所市在住のサイクリスト仲間に美味いよなんて話を聞いた事はありません。お店で小一時間待ちましたが一行が来た気配は一向にないまま店を出る事に、と云うより山麓線を走ってお腹を空かせた一行に相応しい店でもありませんし。1237 高鴨神社を後にしますが、風の森へは下らずに山麓線に戻ります。「かもきみの湯」へ下る分岐を過ぎた処で前から一人のサイクリスト。なんと笑雲さんが、何でも皆とはぐれてしまったとの事。とにかく二人で高鴨神社に再び戻ります。LINEを覗くと「わだきん」に行くとか「蕎麦屋に向かっている」とか混乱しています。
そうこうしている内に、一行がこちらへやってくる事なく「わだきん」に向かう事が確実そうです。せっかくここまで来たのですから笑雲さんと風の森へ下り、鴨神の信号から旧道を北へ下ります。
1315「わだきん」に到着、しかし一行の姿は、まったく何処をどう走っているのか想像がつかなかったのですが 1329 室交差点の方から登場、どうやら笑雲さんと出遭った付近から「かもきみの湯」へ下ってR24を走ってきた様です。例によって人気店の「わだきん」ですので何組が待っていますが、半時間程待って9人全員が入店する事にできました。私は2度目のお昼ですが、しっかり。
結局はゆるゆるCC一行の皆さんと連ねて走る事なく「わだきん」前でお別れし、きんなん君と桜井に向かって帰途に就きました。本日の走行50.6キロ、下図の赤線はきんなん君、青線は私の走行ログです、これに途中はぐれしまった笑雲さんの分も重ねると面白いのですがね。
Googleでもその手のサービスはあるのですが位置共有アプリを使ってみても良いかも。良くリスク云々を云われますがイベント開催中に時間とメンバーを限って運用すれば問題はないかと。昔「月うさぎキャンプ」の折、スタートもまちまちで上り基調のコースを重いキャンピング車で東吉野村を目指すために往路は其々で走っていたのですが、お互いの現在位置や到着時間を知るために「みんなで位置共有」と云うスマホアプリを使用した事があります。現在は提供されていない様ですが、同様のものは幾つもある様です。
上図は2015年10月10日の「第8回 月うさぎキャンプ」へ向かう途中の模様を時系列に4つ並べたものです、女寄峠の途中で停まったまま動かないヤマタンさんのアイコンが見えます。
追撃 ゆるゆるCC「白馬寺・染谷峠サイク」
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日はゆるゆるCCの「白馬寺・染谷峠サイクリング」、当直明けですが2012年12月の時の様に芋ヶ峠を越えて吉野町河原屋のローソン吉野リバーサイド店で合流を企んでいたのですが、今回は染谷峠まで足を延ばすと云う事で、大阪柏原を出発するのが6時と1時間半も早い上に、芋ヶ峠が明日香村側で工事通行止、自転車は通れたと云う情報もあるものの、通れても時間的にかなり無理があります。まぁお天気も良さそうですし、とにかく様子見も兼ねて栢森まで向う事にしておいたのですが、そんな時に限ってマトモに仮眠ができないのですよね、仮眠2時間半、9時前にスタート。
飛鳥川沿いのサイクリングロードを走っていると、後から呼ぶ声、長玉で野鳥狙いのkitanoさんと遭遇。(Photo : kitanoさん)
ところでゆるゆるCC一行は 0745 に近鉄御所駅前、0830 に車坂峠、0900 には椿橋と云う事ですので、とても合流できそうにありませんね。
さて 0936 には芋ヶ峠への取付きにあたる栢森に来たものの、番人?が二人も立っていて通して貰えそうにありません。しかしここまで何の案内表示がないと云うのも不親切な話です、なお工期は3月25日までとの事。ここまで来てすっかり走る気になっているのですが、多武峰へ登って鹿路を越えるか、さらに大峠トンネルまで行けば先回りも可能かも、しかし近隣のヒルクライマーのメッカ多武峰を登るのも気が進みません。工事箇所は1キロ程先との事、それなら小峠があるではありませんか、もう20〜30年通っていませんが、最近では芋ヶ峠みちの旧道としてハイカー向けに整備され、行者辻で一旦県道に合流しますので、ダメ元で向かってみる事に。
栢森から入谷への手前側の道に入ります 0945「作業道小峠線 終点250m」と記された分岐へ、ここまでは十分乗れますがこの先は押し担ぎの世界、どうにか 1008 には小峠に到着。昔は無かった案内板やベンチが、歴史のある古道だけに石仏も幾つか、小峠から先の下りは傾斜も緩やかで乗れなくもないのですが、柴が散乱しているので大人しく押して行きます。1017 無事に行者辻に到着、県道にはしっかりゲートがしてありますが、この先の峠にも千股にも通行止となっていますが、車の通れるだけの幅は開いてますので、通れるかもと裏芋を越えてくるとエラい目に遭う事に、吉野側には係員はいませんでしたし。なお小峠を自転車を担いで栢森側に下るのはかなり危険です。
1030 芋ヶ峠に到着、写真だけ撮ってすぐに下り始めます。千股へ下り三叉路を左折して佐々羅へ越えます、あまり何も考えずに山口神社から県道28号吉野室生寺針線を小島峠〜香束〜柳と走ります。
1124 1月29日にも来た三茶屋の「吉野見附」へ、暫し自販機とトイレ休憩、今日は土日とあって地元の人が野菜やらを販売しています。この先県道28号線の未開通区間にあたる小名峠を越えれば一気に鷲家へ抜けられるのですが、以前にSORAさんからか越えられると云う話を聞いた気もするのですが、最近越えられたと云う情報を耳にしていません。さて先週とは逆にR370を入野峠へと下りますが、良く良く考えると小島峠より津風呂湖南岸を走った方が早かったかも。
1142 に窪垣内に下り、信号で一旦停まった後はノンストップでひたすら一行を追いかけます。 1204 「ニホンオオカミ像」前を通過。この先は現在県道221号小村木津線が木津川〜小豆尾間で通行止めですので、小川から先は鷲家経由しかありません、この季節ですから鷲家の「あしびき」か「ひよしのさとマルシェ」で食事にするだろうと踏んでいたのですが 1224 「マルシェ」にも姿は見えません。ゆるゆるCC一行のLINEへの書き込みを見ると 1129 「ニホンオオカミ像」、1207〜1213 「マルシェ」でトイレ休憩中となっています、となるとすぐ目の前ではありませんか。
そうなると新木津(こつ)トンネルを抜け高見山を望むポイントでお昼かなと思いきや、トンネル手前の四阿でお昼の休憩中、無事に追い付く事が叶いました。
今日参加の面々、全員がロードバイクだったとは。
お昼を済ませて新木津トンネルを抜けます。雲一つない青空に北側に少し冠雪した高見山を望む事ができました。
高見山を正面に見ながら少しR166を走り旧道の出合橋から染谷峠への県道へ、実はこの道も県道28号吉野室生寺針線なのです。
県道28号に入る前後からリアの変速が不調、ロー側に止まってくれません。最初柴だらけの小峠を押したのでリアディレーラーにダメージがあったのかと思ったのですが、思いつく節があったので確認すると、案の定ダブルレバーを台座に固定しているネジが緩んでいるのです、早く気付けば絞め増すだけで済むのですが、ツメが外れてずれるまで回っているとやっかいです。「たかすみ温泉」の前で停まりますが、こんな時によりによってマイナスのドライバーがありません。幸いコッシーさんがコンビ工具を持っていたので、お借りして一行には白馬寺「投石の滝」のある滝集落まで先に行って貰う事に、一旦シフトワイヤーを緩めてダブルレバーを付け直して、ドンビシャとは行きませんが、ロー側にちゃんと落ち着いてくれる様に。回復運転で滝で追い付く事ができました。
何度も来てはいますが白馬寺の奥にある「投石の滝」、あまりこの季節に来る処とは思えませんね。あまり大きな声では云えませんが、ドボンしていた「よろづ」のmillionさんや鉄人児玉さんが懐かしいです、もう時効ですよね。
さて染谷峠への登りです、2013年に発売されたシクロツーリスト 旅と自転車 Vol.10 特集「日本の峠200選」では私が染谷峠と芋ヶ峠を執筆させて貰いました、訪れる機会がありましたら夏の午後がお勧め、よく手入れされた木立の間から差し込む陽射しが美しいです。峠の手前まで大ちゃんと一緒に走っていて、後続の人の写真を撮ろうと待ち構えていたのですが一向にやってきません、寒くなって諦めて峠へ向ったら、自分が一番しんがりだったと云うオチ。
お待たせしました、染谷峠(710m)からの展望です。
染谷峠の北側、一谷峠に比べると短いですが、結構な急坂ですので積雪や凍結の心配のある季節は要注意です。染谷峠を下るとR369旧道の大内峠、開路トンネルの上になります。右折する室生寺ですが、今日は時間もありませんし、左折してR369に出て榛原へ向かいます。榛原までの長い長いダウンヒル、この寒いのにカッ飛び先頭グループは見えなくなってしまいました。
墨坂神社まで下ってきたのですが、先頭グループが見えません。私は篠楽から女寄経由で帰りたかったので、ここで西峠へ向かって直進する大ちゃんとお別れ、ところが先頭グループが宇陀川沿いを走る私を見て追っかけて来たのです、しかし大ちゃんがいません。とにかく西峠へ向うと云う事でお別れしましたが、無事に合流できた様ですね。紛らわしくてお騒がせしました。女寄峠を下り少し買い物をして17時には無事に帰投しました。本日の走行82キロ。
なお文中でDeGucciさん、いぬいさん他の画像を利用させて貰っています。また集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも暫くの間は使用可能です。
久しぶりの遠回り通勤「吉野から宇陀」
久しぶりの遠回り通勤サイクです、ここ最近明日は天気が良さそうだと準備していたら全く仮眠できず と云うのが続いていたのです … と云う訳で定番の東吉野と行きたい処だったのですが、芋ヶ峠が工事で通れなさそう、休日なら休工で通れる事もある様な話も聞いているのですが、栢森まで行って通れず引き返すのもなんなので。飛鳥駅前から県道120号五條高取線を五條方面へ向かいます。
吉野口駅の手前で近鉄吉野線をアンダークロスするのですが、丁度特急が来る時間なので待ってみる事に、吉野口駅で1000に下りのさくらライナーと上り特急が交換します。今日は先日のオートホワイトバランス云々のG3を担いできました。
吉野口駅、JR和歌山線と近鉄吉野線が接続する山峡のレトロな駅です、吉野口と云ってもここは御所市なんですが。薬水で県道120号を離れの土木遺産になっている薬水拱橋(きょうきょう)を抜けて福神へ、車坂峠へ下って下市口駅前から千石橋を渡ります。期せずして昨年1月29日はここまで同様のコースを走り遠回り雪中通勤ライド「吉野山」へ、今日は吉野川左岸を遡ります。
上市橋まで来た処で今度は「青の交響曲」がやってくるので待ってみる事に、遠目には色合いが地味なので、色鮮やかな特急やさくらライナーのシルエットの方が絵的には。引き続き吉野川左岸を、車は通れませんが吉野高校の下までは走って行く事ができます。
丁度お昼時ですので「里」でお昼にしようかと楢井不動橋を右岸に渡りR169に入りますが、なんと「里」は定休日でした。
窪垣内まで来ましたが、この先東吉野村の県道221号小村木津線が木津川(こつがわ)と伊豆尾の間の通行止が続いている様なので、R370を入野(しおの)峠へ向かう事にします。
さすがにお腹がすいてきたもののこの先は大宇陀の道の駅まで食事のできる処もコンビニの類もありません。「吉野見附三茶屋」の自販機の缶おしるこで虫養い、休日なら柿の葉寿司とか売っている時もあるのですが、平日は無人です。
R370を黙々と登り、13時過ぎに関戸峠(402m)へ。
大宇陀の街まで下り、松山街道に入ってお馴染み「おごぽご」へ、ランチが売り切れだったので、今日はカレーに。
1420 には「おごぽご」を後にし、桜井に帰るには少し遠回りですが宇陀川沿いに榛原駅前へ、後2ヶ月もすれば桜並木が見事です。西峠(353m)を下り16時前には桜井に戻ってきました。本日の走行71キロ、陽射しもあり風も穏やかで快適に走る事にできた1日でした。
遠回り通勤ライド初め
新春3日の「第29回新春サイクルミーティング」と4日のゆるゆるCC「初詣ラン石上神社」以外は片道7〜8キロの通勤ライドのみ。当面休みが無いので暫くは休足日は無さそう。今日はお昼過ぎまで陽射しもありそうなんで、今年初めての「遠回り通勤ライド」に、今日はErbaロードで出てきています。まずは腹ごしらえで向かい風をおして西へ、今年の「とんかつ初め」です、530円也にサービス券でコロッケ付き。
「松のや」でお腹が一杯になった処で葛城川沿いの京奈和自転車道(この界隈は飛鳥葛城自転車道)を北上しますが、想像以上に風が強くて遮るもののない川べりの土手では煽られる事煽られる事、陽射しはあたたかいものめげてしまいます。春が愉しみの桜並木の下を走り(写真左)、近鉄田原本線をくぐります(写真右)。
第二浄化センターの手前の桜橋で一旦自転車道を離れ太子橋まで北上し大和川右岸を追い風に乗って板屋ヶ瀬橋まで走ります。このまま真っ直ぐ行くと佐保川べりに入ってしまいますので、左岸に渡り庵治(おうじ)町でR24を跨いで再び大和川河畔を帰途に就きました。本日の走行37.4キロ、ちょっと物足りない距離ですが、さすがに風がね。
ゆるゆるCC「初詣ライド石上神宮」(後半)
11時15分には石上神宮に到着、境内を山の辺の道が横切っている事もあって、春日大社や三輪神社に比べると大鳥居の内側楼門近くまで自転車を推して行く事ができますし、駐輪場ではありませんが休憩所横の池の傍に自転車を立て掛けて置ける場所もあります。石上神宮と云えば境内の鶏が人気ですが、今日は人出が多いからかお天気が良くないなのかして鶏たちは小屋の中に。
何人か毎にまとまってお詣りに。今日は久し振りにNちゃんが天理まで輪行で来て合流してくれますのて、到着を待って一緒にお詣りに、珍しくおみくじ何ぞを引いてみますと「中吉」、結構厳しい事が書いてあって良いのやら悪いのやら、転居「動かぬが吉」、待人「来たれど遅し、忘れるが吉」何とな。
お詣りから戻ってきますと、皆さん焚き火を囲んで暖をとっています。この後には山の辺の道を少し走り内山永久寺跡から夜都岐神社へ下り、R169沿いのお店で分散してお昼にして貰うつもりでいたのですが、走り出すなり雨が、R25をくぐる処でストップ。この先少しダートと激下りもある事ですし、りょうママの提案で道の駅「なら歴史芸術文化村」へ。
ここの売店でお弁当とか売っていて、階上のミーティングルームみたいな部屋に持ち込んで頂く事もできます、常ではないかも知れませんが屋台も出ています。と云う訳でここに落ち着いたら陽射しが出てくるとは…
道の駅まで下ってしまったので、親里ホッケー場の西側を回って夜都岐神社の前へ。
山の辺の道へ戻ったのですが、分散してお昼を取るつもりで巻き過ぎたせいか時間に余裕が、先日お邪魔した「サマナラガーデン」に寄る事に、席数はあるのでお茶だけならこの人数でも大丈夫でしょう。
テラス席には2,3組のお客さんがいましたが、奥のスペースを占拠させて貰いました。
再び集合写真、本日の参加者はゲストを含めて22名かな、さて「サマナラガーデン」を後にし再び山の辺の道へ。
長岳寺の手前まで南下しますが、正月休みとあってハイカーの姿も、春や秋の行楽シーズンは自転車で踏み込むのは憚られます。柳本から向きを西へ。
田原本町へ入り寺川べりまで戻ってきました、唯一のミニベロで頑張るハナさん(写真左)。西田原本から新王寺までサイクルトレインを利用して戻って貰う時間の設定でいて、ただサイクルトレインが1列車15台までですので、一駅先の黒田駅へ向うグループと、西田原本から1本遅れて乗車して貰うつもりでいたのですが、走り足らない人が多い様で、りょうママを含む全員が新王寺方面へ走る事になり、ここで輪行で帰途に就くNちゃんと私がここで離脱する事に。
田原本の古い町並みを少しウロウロして田原本駅へ。私は今夜勤務ですので橿原へ直行するつもりでいたのですが、中途半端に時間の余裕があるので、一旦桜井へ戻る事にして、ここでNちゃんを見送ります。桜井→新王寺→石上神宮→田原本→桜井と走ってから出勤し本日の走行67.5キロ。
なお文中でDeGucciさん、いぬいさん他の画像を利用させて貰っています。また集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも暫くの間は使用可能です。
青線がゆるゆるCCの皆さんとご一緒した新王寺駅前~石上神宮~田原本のコースです。
ゆるゆるCC「初詣ライド石上神宮」(前半)
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日はゆるゆるCCの「初詣ライド石上神宮」に途中参加します。ゆるゆるCCのの皆さんは例によって柏原市役所前に集合後、奈良組が新王寺駅前で合流、天理市の石上神宮に向います。今回は新王寺駅前から石上神宮、復路田原本付近まで私がコースリーダーを務めさせて頂きます。
新王寺駅前での集合時刻は9時ですが、柏原市役所前8時集合の一行はいつも早く着くので7時過ぎにはスタートし、大和川沿いのコースで新王寺を目指します。写真は大和川河畔の関西本線の踏切。
0835 には新王寺駅前に到着、既に先行組のだいちゃんとDeGucchiさん、ゲストの4’Seasonのりょうママが到着しています。暫くして後続組が到着。
少し早いですが9時5分前には新王寺駅前をスタート。
大和川河畔に出てから御幸橋南詰まで右岸の堤防上の道路を行きます。この辺りはお馴染みのコースですね、大和川唯一の沈下橋が見えます。
御幸橋南詰からは自転車道へ入らず、河合町の旧い町並みの中を抜けて一旦県道36号天理王寺線に入り曽我川と飛鳥川を跨いでから再び大和川左岸にでます。自転車道を行くとアンダーパスとゲートで県道に入れません。
このコースのミソ、大和川左岸から寺川左岸へ、川西町の面塚の横を通過、ここの桜並木が、2024年版CanCan謹製カレンダーの4月の写真の場所なんです。
寺川と別れ近鉄橿原線の結崎駅の南で軽自動車が精一杯のアンダーパスを抜けます。
庵治町の一つ南の二階堂養護学校前の感応信号でR24を渡ります。北へ右折する対向車が殆どの庵治町で20台以上の自転車が直進しようとしたら大顰蹙、それでなくとも東西は時間が短い信号ですからね。
この辺り磯城郡田原本町と天理市の境界が錯綜しているのですが、田原本町八田の集落の中を抜け大中橋で大和川を渡り布留川沿いに入ります。途中から少しの距離ですが自転車道に設定されています。
天理市役所近くまで信号は6つだけ、葉を落としたポプラ並木を抜け天理ダムから大和高原方面へ向かうローディにはお馴染みのファミマで後続を待ちます。 1115 には石上神宮に到着、新王寺駅前から1時間20分程でやってきました、実走行時間は1 時間以内かと。(後半につづく)
なお文中でDeGucciさん、いぬいさん他の画像を利用させて貰っています。また集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも暫くの間は使用可能です。
第29回 新春サイクルミーティング
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今年で29回目となる愛知県豊田市の「昭和の森」で行われる「新春サイクルミーティング」、名古屋を中心に活動している「サイクリストクラブ はづき」とカトーサイクルさん他の有志により開催される、いわゆる名古屋の「新春ラン」です、ドレスコードはマッドガードの付いた自転車である事。コロナ禍の渦中だった第26回を除き2008年の第13回から参加させて貰っていて、今年も例年同様UG兄さんのハイエースに便乗させて貰いますが、大阪からタックさん、Y本さんとResEditさん、奈良桜井から私が乗り込み「昭和の森」へと向かいます。天気は当初芳しくない予報で他の関西組の参加が微妙だったのですが、降っても午後3時頃からと云う事で、大ちゃん率いるゆるゆるCC一行とofはやまさん他も向かっている様です。
名阪国道から東名阪、伊勢湾岸、愛知環状と辿るのですが、気色が悪い程に空いていて2時間半足らずで到着、既に多くの人が集っており、中京圏の方々とご一緒する貴重な機会となっています。主催者側からのご挨拶と初参加の方の自己紹介。
参加費は無料なのですが、なんとくじ引きで景品を頂けます。なぜか欲のない処にお宝が来る様で、昨年はマビックの28Hチューブラーリム、今年は貴重品の報国の3/32チェンを引き当てたのですが、UG兄さんから「あんたには猫に小判やからタックさんにあげ」と、まぁ昨年のリム同様に私が持ってても仕方がないのですがね。(写真はご満悦?のタックさん)
そして集合写真の後、各自食事などを済ませて11時頃にはスタートすると云う流れです。今年の参加者は80名程とか、女性の参加者が例年より多い様です。
ところで走るコースは「昭和の森」と矢作川との間の丘陵地帯を巡る約25キロ程のコース、4ヶ所の休憩ポイントが設定されています。ここ10年コースの変更はなく、多くの参加者がコースを熟知しています。
レースではありませんので 1120 頃からぼちぼちと適当にスタート、「昭和の森」から小さな峠を越えて、県道350号北一色東広瀬線を矢作川に架かる広瀬橋まで下ります。
広瀬橋を渡ると2004年に一部が廃止された名鉄三河線の三河広瀬駅跡があり、ここが1つ目の休憩ポイント、駅舎やホーム、線路が残されています。名鉄と云ってもこの区間は非電化で晩年はレールバスが走っていました。
コースは矢作川左岸の県道355号島崎豊田線を遡るのですが、何人かが三河線の廃線跡に入って行きましたので、先回りして待ち構えますが、距離的にはショートカットしているものの、線路跡だけに結構待たされる事に。
矢作川左岸の県道を加茂橋まで遡り、矢作川を渡ってすぐの茶房宿「川澄屋」さんが2番目の休憩ポイント。
と云っても全員が入れる訳もなく、殆どの参加者が店の前でたむろするのが毎年の光景になっています。
「川澄屋」の後は通称K三峠(標高213m)を越える林道、これがなかなかの勾配で特にコンクリート舗装に変わってからの激坂、ちなみに推さずに登り切ったのは一度だけだった様な。
K三峠に到着、おのずとここが3つ目の休憩ポイントになります。
K三峠からの激下り。
4番目の休憩ポイントは名古屋グリーンCC北側の市道のピーク、「昭和の森」までもうすぐなのですが、心配していたお天気が、雨がパラパラと…
14時半には「昭和の森」に戻ってきました、所要時間は3時間以上掛かっていますが、実走行時間は1時間45分程、走行距離は26キロ程です。一応の解散の後に最近恒例になっている「カフェ・ハイエース」のオープンです、雨も通り過ぎた様ですので、お茶とお菓子で暫し歓談。帰りも渋滞に巻き込まれる事なく、無事に帰ってきました。
なお文中でKiyaさん、いぬいさん他の画像を利用させて貰っています。また集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも暫くの間は使用可能です。
今日は「21世紀の第九」と「祝日麦酒」
今日は輪友のK氏からの有難いご招待でザ・シンフォニーホールで「第九」を、今年は「やまとたかだの第九」に続いて2回目、
K氏のお嬢さんがソプラノ独唱を務められます。
ところが先日職場で不幸な出来事があって暫く欠員状態が続くので、当面の間休みが取れず思うように走れなくなるかと。とにかく新春3日の名古屋の「新春ラン」と4日の「初詣サイク石上神宮」は新王寺駅前合流から大阪へ帰る皆さんをお見送りできる処までご一緒させて貰います。と云う訳で本来休日だった今日は一昨日からの連勤明けとなってしまいました、良いお天気に遠回り通勤と行きたい処ですが、少しでも仮眠しておこうと帰途を急ぎます、今月の走行距離は700キロ超に。
今年冬のシーズンの「青春18きっぷ」での輪行旅は諦めたもの、残り2回位のものを探して年明けに少し利用してと企んでいたのですが、それも叶わなくなってしまいました。その上12月末期限の近鉄株主優待乗車券が1枚、ヤフオクで購入した金額を割ってしまうので、勿体無いですが今日の大阪行きで使ってしまいます。
最寄りの福島駅からの道順も忘れてしまった位随分と久しぶり、最近はフェスでの機会が多かったですからね、記録がないのですが故朝比奈隆指揮の「英雄」と「ハイドン変奏曲」をいわゆるオルガン席で聴いて以来かと、ですから相当昔です。既にK氏は席に今夜の1階K21って最高の席です。
2019年12月の「メサイア」以来何度か聴かせて頂いてますが、素晴らしい歌唱で年の暮れの良い機会となりました。写真はK氏からの頂き物。
12日に続いてですがせっかくの大阪ですので新福島駅から東西線で放出の「祝日麦酒」へ。
定番の花天ビールとゲストビールの「南信州デュンケルヴァイツェン」を頂きます、家飲みしない人ですから、これで暫くはアルコールはお預けかな。なお「祝日麦酒」は年末年始頑張って営業されるそうで、お近くの方は初詣の帰りにでも寄ってみて下さい。12/30(土)15:00~23:00、12/31(日)15:00~深夜2時ごろ、1/1(月)~1/3(水)15:00~23:00、1/4,8,9はお休みとの事です。
俊徳道経由ではなく河内永和→布施経由の方が早く日付が変わる直前に無事帰宅。