12月29日の日記

 今日は寒波の合間でお天気もまずまずですしカレンダー配達サイクを兼ねて走り納めと行きたい処だったのですが、色々と年内に片付けておきたい事は溜まってしまっているので休足日に、と云っても自転車は生活の足ですので少し買い物に出掛けたのですが、部屋の中にいるより暖かな陽気に些か後悔。年内は明日明後日と職場まで往復して終わり、昨年の7,419キロを少し上回って7,500キロ台で締める事になりそうです。
 恒例の「CanCan謹製卓上カレンダー」、まだお渡しできていない方が多いのですが、別途FDケースサイズ版ケースなし(写真上)が少々残っていますので、ご入用の方は声を掛けて下さい。
 2021年の足跡です、今年も自走での’北の海’どころか’西の海’へも行けませんでした、近畿圏を出たのは緊急事態宣言の合間に「富山湾岸」「吉備路」「渥美半島」に遠征しただけ、京都府や和歌山県ですら皆目走っていないのですよね、来年こそもう少し走れる状況になって貰いたいものです。

1月31日 「東吉野サイク」
2月21日 「迷走 賀名生から広橋へ」
2月24日 「齋藤電鉄氏護送サイク 2021」
2月27日~3月1日 「川湯温泉キャンプツーリング」
3月10~11日 「吉備路サイクリング」
3月14日 乾さんの「雛巡り乱」
3月27日 乾さんの「お花見乱」
3月29~31日 「富山湾岸サイクリング」
4月3日 乾さんの「ゆるゆるサイク 宇陀」
4月24~27日 「齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ」
5月14日 「二つの丹生川を遡る 2021」
6月10日 「梅雨の中休み 信楽へ」
7月22日 「東の海へ 2021」
7月30日 「伊良湖へ」
8月 2日 芋ヶ峠~東吉野~一谷峠~女寄峠
8月 5日 初瀬ダム~「ミモザガーデン」~満寿寺薬師堂~室生ダム
8月 8日 竹之内峠~柏原市役所~峠八幡神社~
8月24日 芋ヶ峠~津風呂湖畔~菟田野~室生ダム湖畔~
8月31日 曽爾高原へ
10月 3日 乾さんの「龍王ヶ渕サイクリング」に乱入
10月 16日 モゼールさんの「コスモス巡り」に
10月30~31日 琵琶湖キャンプツーリング
11月 3日 久しぶりの面子で津風呂湖畔を
11月15日 17年ぶりの大台ヶ原
11月20日 乾さんの「ゆるゆるツィードラン奈良」に
11月23日 乾さんの「ゆるゆるランドナーオフ」に
11月26日 高野山から鈴懸ライン
11月29日 中2日で天川村
12月5日 「東吉野サイク」
12月9日 「リベンジ上北山」
12月19日 20回目を迎えた「石川ポタ」



20回目を迎えた「石川ポタ」②

通称「OHCHOの森」にて 大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)へ

 概ね3つ位のグループに別れて柏原市役所前を出発、写真を撮る側にとってもその方が有り難いです、第1グループを追いかけて自転車道が河川敷に下りた処を撮り(写真下)、堤防上を走って来る第2グループを待ち構えます(写真左)。
 毎年参加しているとおのずと撮影ポイントは決まってくるのですがね。
 さて第2グループを追っかけて合流します、写真右2枚はタックさんに撮って貰いました。
 片道10キロに満たない距離ですが、最初の休憩ポイントへ。(写真 : UG兄さん)

 停まると自転車談義が始まります、寒くても誰かが動き出さないと、いつまでも続きます。写真は参加車両の一部ですが、今年話題の的だったのはタックさんの小径車。(写真右下)
 暫し歓談の後「OHCHOの森」に向かって出発、昨年一昨年と女子のいない「石川ポタ」でしたが、今年は4名も。

 「OHCHO の森」に着いて現地直行組と合流、今年は「ゆるゆるCC」との合同とあって久しぶりの大所帯、総勢29名。皆さん早速食事の準備に取り掛かります。昨年に続きバクローさん親子(写真左上)、初参加のkanbiさん他(写真右上)、ショコラシェフは粕汁、これが絶品(写真左)。
 今回私は食べる側に、一応お湯を沸かせる準備はしてきているのですが、シェラとお箸を持って炊き出し部隊を巡ります、まずはVIVVAさんのお手伝い。(写真左 : UG兄さん)
 なおちゃんことofはやま氏夫人以外の女子3名は食べる側に、段取りをつかんだら来年はよろしくね。

 食事が済んだら恒例のビンゴゲームでのプレゼント交換、各自持ち寄るプレゼントは千円以上上限なし。プレゼントをゲットしたら中を開けて見せて、自己紹介が習わしです。(写真左上 : ショコラさん)
 なかなかビンゴにならず最後の2人のうちの1人になったsetoroさん、残った2つのプレゼントはなんと1つは自分の持ってきたプレゼント、もう1つは新聞紙に包まれた怪しげなブツ、でも自分の持ってきたものを選ぶ訳にも行かず… なんと怪しげなブツは、お宝パーツ詰め合わせの特賞もの。(写真右 : UG兄さん)
 時折強い風が吹くものの降られる事もなく撤収完了、私とVIVVAさんは一足お先に帰らせて貰う事に。(写真左 : 乾さん / 写真左 : タックさん)
 柏原市役所前まで戻りR25亀瀬経由で奈良県へ、大和川べり(写真 : VIVVAさん)から飛鳥川沿いの自転車道を走り八木札の辻で明日香村へ帰るVIVVAさんとお別れします。桜井へ帰ってもゆっくりもしてられないので買い物をしてそのまま出勤、本日の走行79.9キロ。
  本隊の方も柏原市役所前に戻り解散したとの事、20年20回目の区切りの「石川ポタ」を無事に終えられた様です。2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年

 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん、乾さんの写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2021年版の組み合わせも暫く使用可能です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

kanbiさんのブログ「Ride & Smoke」から「20th 石川ポタに初参加」



20回目を迎えた「石川ポタ」①

柏原市役所前にて 大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)へ

 毎年、年の暮の日曜に柏原市役所前に集合し大和川の支流石川沿いのサイクリングロードを片道10キロ程往復するポタリング企画、車種不問で奥さんやお子さんも一緒に走ってサイクル橋の手前の通称「OHCHO の森」でアウトドアクッキングを愉しみます。最初は乾さんの「ランドナー補完計画」の行事でしたが、その後UG 兄さんのBBS RRCB(Restoring and Riding Classic Bicycles) 要認証によって引き継がれて開催されてきました。2002年より数えて20回目となる今回はRRCB と乾さんが主宰するLINEグループ「ゆるゆるCC」との合同で行う事となりました。
 私は2013年だけを除いて毎回参加させて貰っていますが、今年もあるなら12月26日と踏んで12月の勤務ローテーションを組んでしまったのが19日は夕刻から出勤、天気次第ではお昼には引き上げて一旦桜井へ帰宅しなければならない処。今回は参加人数も多いですし、お配りするカレンダーの嵩もあるので「賄い部隊」は遠慮して身軽にフロント2サイドで向かう事にしましたが、週末に降雨の予報が…
 桜井は未明まで霙混じりで降っていた様で路面が濡れています。集合時間の1000 には些か早すぎますが明るくなってきたので7時前には桜井を出発、横大路(初瀬街道)を西へ、高田からはR165に沿って裏道を行きます。関谷では逢坂越と呼ばれる旧街道を越えますが雪がチラホラ、幸い予報も良くなっていますし西の空には少し青空も。R165田尻峠に出て 0835 府県境を越えます。以前は近鉄線に沿って県界標のある旧道が通れたのですがね。
 近鉄国分駅前でトイレ休憩したりして0909 には今年春に完成した柏原市役所の新庁舎前に到着、一番乗りかなと思っていたらsyokoraさんやofはやまさんの姿が。
 その後ぞくぞくと自走やら車載やらと集まってきます、「賄い部隊」のキャンピング車も何台か。
 明日香村のチネリ怪人VIVVAさんも東叡キャンピングで滑り込んできて、約束通り10時には大方の面子が揃いました。横一列に並んで出陣の集合写真を撮って、UG兄さんのエルスキャンピングを先頭に出発しますが、今回は人数も多いですし時節柄と云う事もありますので、いつもの大名行列にならない様に、分散して走る事にします。
 新庁舎には「かしわらテラス」と云うオープンスペースが駐輪場上に出来て、国道24号を挟んで大和川べりの自転車道を見通す事ができます、さて私も追っかけて出発する事に。(つづく)



12月17日の日記 元旦は国民の祝日

 お馴染みの「CanCan謹製卓上カレンダー」2019年から横長のA4/3サイズで作成しているのですが、従来のFD(フロッピーディスク)ケースサイズも有り難い事にファンがいるので少し作っています。今年は「自撮り」集になってしまいFDケース版時代に使った写真を再使用している事もありあまり作る気がなかったのですが、「石川ポタ」を前に数部だけ作る事にしたのですが…
 FDケース版の原稿を作っている時にA4/3版の2022年1月1日の「玉」が祝日の赤色になっていない事に気がついたのです、あちゃ~8月のQRコードに続いてのミスです。地色があるだけにQRコードの様に普通のラベルでと云う訳に行きません。地色に微妙にグラデーションがついているし、印刷とインクジェットプリンタでは上手く色が合いません。
 とりあえず思い付いたのが手持ちのピータッチ(ブラザーの出しているテープライター)の透明地に赤色印字のテープを使う事を思い付き、試しに作ってみたのですが、実際貼ってみると、透けて見えるしテープの厚みがある、それにこの色は12mm幅しかなくて大き過ぎるので、カットする手間も大変になりそうです。
 結局は半透明のラベル用紙をポチる事に、7×8mmの小さなものですので、後々使い道のある12面ラベルを、1枚で55片も取れちゃいます。実際貼ってみるのも半透明でも透明でも中途半端、まぁ気にしないで下さい。



12月12日の日記 第九とほうとう

 今日はS先生が代表を務める「やまとたかだ第九の会」の演奏会に大和高田市の「さざんかホール」へ、毎年12月はsyokoraさんのご招待で大阪芸術大学の特別演奏会に伺っていたのですが、syokoraさんの現役引退でその機会もなくなり寂しくなってしまいました。「やまとたかだの第九」昨年は「コロナ禍」で中止のやむなきに至ったのですが、今年は開催するとの事で寄せて頂く事にしました。
 大和高田は自転車で時々通りますが、電車で行くのは随分と久しぶり、昔10年ほど広陵町に住んで市内の会社へ通っていた時代がありましたが、賑わいがなくなり随分と寂しくなりましたね。ちょうどJR高田駅前の奈良県産業会館で県の道路建設課が12月6~17日の間「道路×開通」パネル展と云うのをやっているとかで自転車道関連もある様なので少し早めに出かけたのですが、産業会館のロビーに入ったら停電がどうのこうのと云って今日はやっていないとかと云われてガードマンに追い出されてしまいました、なんちゅうこっちゃ。まぁ私は県の道路なんとか課には危険人物ですからね、と云う訳で少し早めに会場へ。
 当然「第九の会」ですからプログラムは言わずと知れたベートーベンの「合唱」なんですが、その前にサン・サーンスのチェロ協奏曲が、もちろん第1番の方、第2番って聴いたこともLPやCDを見たこともないです。
 ロビーでうろうろしていると輪友のkitano氏が、実は「やまとたかだの第九」のソプラノ独唱は娘さんが務めています、拝見(拝聴)するのは一昨年のフェスティバルホールでの「メサイア」以来ですが、その間に結婚されご出産、今日k氏は楽屋で朝からお孫さんの子守りで大忙しなんだとか。
 入れ替わりにS先生が、代表と同時に合唱団の一員なんです。恒例のカレンダー交換、S先生とは「自転車」以外に「鉄」と「クラシック音楽」と云う共通の趣味が。そうこうしているうちに開演時刻が迫ってきました。
 話には聞いていたのですが、合唱が変則的な配置です、ステージのオーケストラと指揮者独唱者の前、オケピットと客席前列に合唱団が、合唱指揮?役が2階からペンライトでタイミングをとるのだとか。
 すいませんサン・サーンスは取っ掛かりだけであまり覚えてません、なにせ昨夜は当直勤務であまり寝てなかったもんで、途中寝てたかも、あまり生で聴く機会がない曲やったのにね。ところで肝心の「第九」ですが「コロナ」対策と云う事で合唱団はコーラスマスクって云うんですね、下の方が開いているイスラムの女性が顔を隠すニカブみたいのを付けて歌うのです、正直云って視覚的に怪しげな新興宗教の集会みたいなんで、目をつぶって聴いてましたよ。管楽器奏者は仕方がないとしても独唱者も指揮者もノーマスクでしたのに、そこまでせんでも。S先生は合唱が前にいるのでどんな響きになるやらと心配してましたが、思っていた様な違和感はなかったかと、ただオケが合唱の声量を計りにくいのか、指揮者が合唱が入ると合唱つまり客席側をみながら半身で指揮をしているせいか、なにかバランスの悪さを感じましたが。
 K氏の娘さんは出来が悪かったといってるそうですが、充分愉しまさせて貰いました、26日はシンフォニーホールで「第九」だとか、頑張って下さい。
 さて今夜は「ほうとう鍋」に、たっぷりの野菜ときのこ、ほくほくのかぼちゃともちもちのほうとうが暖まります。お肉はあえていれてません、1人だとどうしても量が多くなりますし、お揚げさんを入れたらタンパク質も充分でリーズナブル、最後はかぼちゃの和風シチューみたいになって最高。でも近所のスーパーで売っているうどんみたいなほうとうは駄目よ。横内製麺 手もみほうとうパック 500g

 

今年も出来上がりました。

 毎年恒例の「CanCan謹製卓上カレンダー」が今年もできがりました。何しろカッティング作業は手作業ですので、順次お配りする事になります。なお「コロナ禍」とあってあまり皆さんと走る機会が少なくなって、肝心の写真がネタ切れと云う訳で、すみません2022年は「自撮り」集になってしまいました、あしからず。
 20年近くFDケースサイズで、2019年からはショコラさんのご好意でご覧のサイズになっていますが、この横長サイズもケースの関係で今年で最後になるかも知れません。もしまだ使えるケースをお持ちでしたら、省資源の意味からも中身だけお渡しする事も可能です。
 例年ですと年末の「石川ポタ」や「新春ラン」の機会にお渡しできる事が多いのですが。近々にはお目に掛かれる予定のない方に関して、申し訳ありませんが送料のみ負担して頂く事でお送りさせて頂いております。 季節のご挨拶に送料を頂くのも恐縮なのですが、却って過分なお礼を頂いたりして当惑する事もございますので、この様にさせて頂く事に致しております。 発送は定形外にて送らせて頂きますので料金は140円となります(ケース不要でしたら94円)、できれば次の方法でお願い致します。なおお一人様1部、面識のある方のみとさせて頂いております。 AMAZONギフト券、日頃AMAZONでお買い物をされている方なら手数料なしで任意の金額を、ギフト券として頂く事ができます。 金額欄に140円(または94円)を入力、受取人欄に(cancanアットマークcanpal.info)、送り主欄とメッセージ欄に送付先を忘れないようにご記入下さい。
Amazonギフト券- Eメールタイプ

 なお今年で20回目となる恒例の「石川ポタ」ですが12月19日に行う旨の告知がありました、RRCBと乾さん「ゆるゆるCC」との共催で行うとの事です、RRCBでのUG兄さんからの告知を以下に転記しておきます。

 年末恒例石川ポタのご案内
日時:12月19日(日)
集合場所:柏原市役所(無料Pあり)
集合時間:AM10:00
目的地:OHCHOの森(石川サイクル橋のたもとです)
・距離10kmの真正ポタリングです。女性や子供でも楽に走れます。
・自転車ツーリングを愛する方なら参加資格は一切ありません。
・プレゼント交換をしますので、千円程度(上限不問)のプレゼントを各自ご用意ください。
・料理ボランティアでみなさんにごちそうしてくれる方を歓迎します。おれは食べるだけ、という方はプレゼントをフンパツしてくださいね。
・ドタ参歓迎ですが、なるべくなら参加表明をお願いします。
 昨年はコロナ禍のため、制限した形で行いましたが、今年は例年通りの内容で行いたいと思います。しかし感染防止対策(会話時のマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、手指消毒)は各自抜かりなくお願いします。
 このイベントは、最初BBS「ランドナー補完計画」での会話からはじまりました。写真は2004年のものです(みんな若い!)。その後RRCBが引き継ぐ形で継続してきました。今回は「ランドナー補完計画」の管理人であったいぬいだいすけ氏(だいちゃん、大桝柿之介、栗取すみれ)が現在主宰している「ゆるゆるサイクリングクラブ」との共催で行います。

リベンジ上北山(つづき) R425へ

国道425号 上北山村白川 不動滝

 とりあえずの今日のミッションを済ませ道の駅「吉野路上北山」を後にします、時間的も適当に食事の摂れる処があれば良かったのですが国道沿いに営業している処が見当たりません、対岸の上北山温泉「薬師湯」に行けば良かったかなと思いつつ、充分な携行食もありますし先へと進む事に。
 暫く行くと北山川の流れは池原貯水地の湖面となります。交通量も十津川筋のR168に比べると少ないですし路面も綺麗、緩やかなアップダウン、でも単調なのかここまで数十キロ走って来ていると結構だるいんですよね。
 1237 下北山村に入り前鬼橋を渡った処に日本の滝100選「七重不動滝」への分岐があり、「前鬼口」バス停と自販機、古びた休憩所とトイレがあります、夏場は涼しくて良いのですがこの季節は日陰は寒いかな、とりあえず温かい缶コーヒーで一息。
 1317 音枝(おとし)峠のトンネルへ、峠と云っても上北山村側が池原ダムで道路が付け替えられた為に今ではほぼ片峠に、現在はバス停の名前からも「峠」が外れたみたいですね。トンネルを抜けるといわゆる三大酷道の1つR425尾鷲方面への分岐に出ます。当初このままR169~R309~R42と熊野市まで走り、1泊して新宮方面へ走るつもりでもいたのですが、R425が通れる事が判り久しぶりに走ってみようかと、過去に何度か走ろうと思いたってもその時に限って通行止になってるんですよね。ここ音枝峠からだと熊野市駅まで35キロ、登りも佐田坂のこちら側で少しあるだけ。R425で尾鷲だと坂本ダムから標高で570m程の八幡トンネルで峠を越えてクチスボダム経由で44キロ。先日の大台ヶ原のついでだと時間的に厳しかったのですが、今日なら久しぶりに走る絶好のチャンス、三重県側も問題なさそうですし、このままR169を走るよりずっと愉しそうで有意義なコース、尾鷲で泊まれるなら明日は紀伊長島からR260を賢島方面に走り抜けても好し。ただR425に入ると延々40キロ近く無住地帯が続き携帯電話はdocomoすら圏外ですので、ここで明日の天気と尾鷲での安宿を当たってみますが、いずれも思わしくありません。今日のうちに輪行で帰るとしても尾鷲駅1910ですから、仮に多少のトラブルを食らっても大丈夫でしょう。
 池原ダムはアーチダムとしては国内最大の貯水量と湛水面積、変わっているのはダム堤体に洪水吐はなく、対岸に洪水吐と発電の取水設備がり(写真左)、天端道路をR425が通じています。ダム堤体の下流側はキャンプ場もある「下北山スポーツ公園」になっています。(写真右)
 池原ダムから8キロ少しで備後川林道への分岐へ、大又林道を経てR42へと繋がっています、1990年代に紀伊半島の多くの林道を走りましたが、この備後川林道は走らず仕舞いでした。現在では全線かどうかはともかく舗装がされている様です。11キロ程で再び上北山村域へ、道の駅を出てからずっと池原貯水地を廻っている訳ですから、アップダウンはあっても標高は稼いでいません、標高300m台を登ったり下りたり。路肩には100m毎に道路番号と数字の書かれた標識がありカウントダウンして行くのですが、R425の起点の尾鷲市までの距離とは計算が合いません。
 一段上がると云う感じで標高を上げ、約17キロで 1500 坂本ダム到着、2011年6月にT御大とUG 兄さんと走ったサンギリ林道以来、ダムと云っても無人でトイレだけが新しくなっていました。これより先の尾鷲側はクチスボダムまでなんと1992年8月以来29年ぶりです。上北山村に入ってから写真右の「ならくる」の標識が時折ありますが、所謂「ならくる」のコースにも掲載されていませんし、公式の案内も見聞きした事がありません。なんなんでしょお得意の無駄な標識
 1519 約19キロで出口橋を渡り三叉路に突き当たります。県道228号東川河合線が左へ分岐していますが、村役場のある河合へは繋がる事もなく東川は廃村となっています、かつて宮の平には東川簡易郵便局があり電話が通じていなかった為に全国唯一のオフライン局としてマニアの間で知られていました、つまり郵便貯金の出し入れをしようとするには近隣の局でオフライン手続きを行う必要があったのです。wiki によると2005年まで営業していたとの事ですが、私が宮の平を訪れた1991年8月16日には人影すらなかったのです、念のために調べてみてもその日は金曜日だったので、謎です。なお宮の平へは後年(2014年)物好きな盟友SORA氏が行っています。
 余談ですが川上村の東川は「うのかわ」ですが上北山村のは東川は「ひがしのかわ」、ついでに五條市にあるのは東川(うのかわ)酒店、御所市にあるのは東川(ひがしがわ)酒店です。
 寄り道する余裕はありまんので、三叉路を右へR425を行きます。ところで紀伊半島は多くの滝がありますが、道路から見える滝も幾つか、その中でも屈指の名瀑はこの「不動滝」ですね。坂本ダムの湖面と別れ、支流の古川に沿って高度を上げて行きます。途中に字ナゴセと云う土地があり林業関連の施設があって、以前通った際に犬の鳴き声がすると思ったら数匹が道路に出てきて追いかけてきます、キャンプ装備の自転車で必死で坂を登った苦い思い出が。ところでカウントダウンして行く標識はいよいよ1桁に、距離の起点が尾鷲でなく県境ではと想像がついていたのですが、八幡トンネルのある標高を考えると10%勾配が続く計算に、30年前の曖昧な記憶でもそんな坂はなかった様はず。
 1552 池原ダムから24キロ走った処で唐突に奈良三重県境が、しかし登り坂は続きます。
 県境から更に2キロ走り 1605 八幡トンネル(469m)に到着。トンネルを抜けるとクチスボダムまで標高差400m超のダウンヒル、今の季節16時を回ると陽射しの入らない谷あいを下るのは寒いだけです。
 クチスボダムの手前まで来ると公園が整備されていて自動販売機もあります、確か以前はなかったかと但しまだ圏外。1653 記憶のあるダム下の三叉路へ(写真左)、2004年5月に大台町経由でここまで来ています。R425はここから坂下トンネルまで登り返して尾鷲市街へ下りますが、左折し川沿いに三重県道760号南浦海山線で紀北町へ下る事にします。途中魚跳渓(2004年5月)を通りますが、清流銚子川の支流だけあって渓流の見事さは一見の価値がありますよ。延々と紀伊半島の奥深い無住地帯を走り、陽が暮れた頃に三重県北牟婁郡紀北町便ノ山(びんのやま)木津地区へ、道の駅のある上北山村河合をでてから5時間ぶりに生活感のある集落にでてきました、何しろ池原ダムを出てからここまで出遭った車は路肩を清掃しているブルドーザーとブルドーザーを積んだトラックだけ。道路が途端に広くなり紀勢道の高架をくぐりR42を跨いで 1737 には一旦相賀駅に着きますが、次の上り1743発には輪行準備がとても間に合いませんし、何か食べないと桜井までの3時間半の長丁場が持ちません。次は1920発の多気行き最終、R42をもう少し走ればスーパーもコンビニもありますので、次の船津駅まで進む事にします、運賃も180円安くなりますし。
 ファミマで小さめのお弁当と菓子、飲料を調達しておきますが、船津駅までの途中の国道沿いに食事の出来そうな店が何軒か、手っ取り早くて温まりそうな「中華そば」のお店へ。船津駅には50分前に到着、ランドナーのヘッド抜き輪行には慌てず作業のできる良い時間です。駅舎がえらくモダンになっていますがちょっと狭い、まぁ乗車する1925発まで下り列車もありません。
 船津駅には50分前に到着、ランドナーのヘッド抜き輪行には慌てず作業のできる良い時間です。駅舎がえらくモダンになっていますがちょっと狭い、まぁ乗車する1925発まで下り列車もありませんしね、本日の走行136.7キロ。
 無事に輪行支度を済ませ 1925 発の多気行きに乗車、JR東海のキハ25系、キハ58系が走っていた時代を知っているものには輪行袋を担いで乗り降りし易くなりましたが、電車と変わらない車体ととロングシートはね。→2054多気2104→2114松阪2141→2150伊勢中川2156→2238名張2339→2306桜井と所要3時間41分、乗換4回内3回階段は辛いものがありますがこの時間の松阪経由は「密」にならないです。日付が変わらないうちに帰宅、明日一日休みなので気楽なのですが、136キロ走って3時間半輪行して帰ってくるのもくたびれますし、せっかく尾鷲まで行ったので1泊して明日も走らないのは勿体なかったな。



リベンジ上北山

国道169号 吉野郡川上村大迫にて

  「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリー15日に取りこぼした「道の駅吉野路上北山」のリベンジに向かいます。上北山村側に下ってしまうと私の脚力ではとても戻ってこれないので、前回同様熊野へ抜ける事を考えていたのですが9日10日と連休で天気予報もまずまず、それに10日からは「18きっぷ」の利用期間も始まりますので、色々とプランを練りながらとにかく輪行と1泊の準備をして出掛ける事にしました。
 前回15日より15分遅れて5時過ぎに桜井を出発。0610には新鹿路トンネル(2,466m)の手前に到着、まだまだ暗いとは云え6時を回ると早い通勤の車は結構います。一瞬旧鹿路トンネルも考えてみたのですが心霊スポットなんて事より、暗い中吉野側の激坂と悪路を考えるとね。
 無事に新鹿路を通過しますが、下りに入ると一昨日の左指の怪我が冷たさで疼きます、とにかく使い捨てカイロを手袋に押し込んで少しでも暖めながら血のめぐりが良くなる様にして走る事にします。先日は小島峠から三茶屋経由だったのですが、久しぶりに津風呂湖南岸の県道256号入野河原屋線を走ってみる事に、距離は僅かに短くなりますが、速度が出ないので時間は掛かるかと、ただ夜明け前の湖の風景がなかなか幻想的で、写真を撮っていた分で時間が掛かっていたかも。
 1716 入野(しおの)峠を国栖の村を見下ろすビューポイントへ。三茶屋で休憩していた前回と比べて11分遅れ。
 一旦は県道262号国栖大滝線へ入りますが川上村に入った処で吉野川右岸へ、前回と違って大台ヶ原までの往復がないだけに時間の余裕が、可能な範囲でR169の対岸路を走る事にします、お陰で嫌なトンネルを幾つかパスできました。写真左は川上村役場や道の駅の対岸、写真右は白川渡から北和田にかけて。
 例によって柏木の旧道に入って自販機で温かい缶コーヒーを買って大迫ダムで休憩にします。大迫ダム到着が30分遅れ、やはり国道を車に追い立てられながら走っていると早いのかな。実はフロントバッグのマウントのピンが抜け落ちると云う珍事?が、幸い落ちた時の金属音に気が付いて拾ったのですが、固い様でも振動で緩んでくるのですね、帰ったらネジか接着剤で固定しておかなくては。
 1005 ループ橋を挟んで5本のトンネルが続く伯母峯道路の旧道が分かれる伯母谷口バス停に到着、2003年1月の伯母谷道路全通以来通行止の看板が出たままの旧道ですが、村のゴミ収集車が出入りしていますし、先日N女史が問題なく突破したとの事、今日は時間もありますし、踏み込まない訳には行きませんよね。
 入るなり「猛犬注意」の看板のある作業所?とかがあったりしますが問題なし。落ち葉に隠れた尖った落石片には注意が必要、旧道区間の標高差は160m程ですが単純に登り基調ではなく少しアップダウンがあります、1998年に北半分が部分供用されてから旧道を全線走るのは30数年ぶりかと、ループ橋の下辺りが一番荒れていて、あの高さまで登るのかと思うとぞっとします。実はぞっとするのはループ橋直下旧道上に落ちている枯れた花束、まぁ経緯は耳にしていませんし想像にお任せしますが、手向けられた品ですので手を合わせて先に進みます。
 部分開通した北半分とを結んでいた仮設道路との合流部分に出ます(写真左)、新道側の入り口は完全に塞がっていましたね。ここからが大変だった様な記憶があったのですが、全通する2003年まで使われていただけに幅員もあり路面状況も比較的良くて、車の来ない広い道を蛇行しながら登ると意外と簡単に大嶽トンネルの南側に出てしまいました。写真を撮りながらですが所要37分。先日は新道を20分少々で抜けてますから、高速で背後から迫ってくる車に怯えながら走るか、一応通行止とは云うものの「猛犬注意の看板」と「枯れた花束」と「パンクのリスク」を天秤にかけるとね。
 1103 57分遅れで新伯母峯トンネル(1,964m)へ、もちろん右側の県道40号大台ケ原公園川上線は冬期閉鎖がされています。ところで工事関連かの車が南行きの車を規制しています。ここにくるまで車を前後に従えて走って行った大型トレーラーの車列の様ですので、どうやらトンネル内で離合困難なトレーラーが出てくるまでの間規制している様です。自転車は通らせて貰えそうですが、後から追っかけてくる車列を考えると、その後ろを行く方が賢そうです、案の定大型のブルドーザーを積んだトレーラーが出てきました。
 新伯母峯を抜けても2012年に出来た和佐又トンネル(924m)も嫌です、旧道は通行止、大台口トンネルの上北山村から下りている新伯母峯の旧道は和佐又トンネルの旧道に出るのですが、今の季節はともかくどうなっているのでしょうかね。新伯母峯トンネルから標高差400m以上のダウンヒルをこなし 1209 今回の目的地である22ヶ所目のチェックポイントの道の駅「吉野路上北山」に到着、コンプリートまで残り2つです。
 さてR169の対岸路や伯母谷道路の旧道も面白かったのですが、実は今回のツーリング、この後の方が愉しかったのです。(つづく)



12月6日の日記

 昨夜「CanCan謹製カレンダー」の表紙,1,8~11月分が刷り上がってきたのですが…
 あちゃ~、8月のQRコードが間違っています、原稿作成の時に位置合わせの為に昨年のQRコードの上に重ねたのですが、昨年のを消し忘れて何かの拍子にレイヤーが入れ替わってしまった様です。さりとて刷り直す訳にも行かず訂正シールを貼るしかありません。ofはやま氏の顔も浮かんだのですが、既製の薄手のタックラベルでも透けてミスリードの心配は無さそうですので、今朝慌ててノーカットのラベル紙を密林に発注。
 QRコードを並べた原稿を作って試しに手持ちの宛名用とかの12面ラベルで印刷、必要枚数を考えたらミシンの被る部分を捨ててもこれで間に合うんやった。しかし貼るのに切手用ピンセットがほしいな。
 ところでカレンダー本体のカット作業をやっていたらカッターの刃先が滑って左手人差し指をザクッとかなり深いくて血はなかなか止まらず、まエグい写真は遠慮しときます。以前のラミネート加工したものや製本タイプで切った事があるのですが、比べるとずっと楽なんですが、気の緩みかな。カット作業は暫し中断。
 9日には残る12月と裏表紙が刷り上ってくるので、今週末には何十部かは出来ると思っていたのですが。



今年最後じゃないよ「東吉野サイク」

東吉野村木津川(こつかわ) 「よしの庵」にて(写真 : タックさん)

 今年は一度も行けてなかったお蕎麦の「よしの庵」、年内の営業は来週までと云う事、お天気もまずまずなので定番コースで東吉野へ向かう事に。例年ならカレンダー配達サイクとなるのですが、今回は間に合わないので年内にもう一度回る事になると思うのですが… と云う訳で一昨日夜に「明後日走ります」と募ったらまたまた4人釣れちゃいました。
 約束の朝9時に明日香村亀石前のセブイレに集合したのは、vivvaさん、kitanoさん、タックさん、冨士原さんと私の5名、冨士原さんのニューマシンARAYA EXCELLA Sportif(写真右上)とご一緒するのは今回が初めてです。タックさんの他はフロントバッグにマッドガード付き、そのタックさんもTOEIパスハンター。

 まずは芋ヶ峠を目指します。今回もカメラはスマホだけ、壊れたTZ85の代わりを探しているんですがね、出来れば操作に慣れたTZ85が良いのですが。スマホではなかなか走りながら撮るのは、今回はタックさんがいっぱい撮ってくれましたんで。(写真 : タックさん)
 行者辻でほっと一息、さっき祝戸で先を走っていたローディが下ってきました、峠ピストンだけで愉しいのかな。
 10時過ぎには標高487mの芋ヶ峠に到着、冷えないうちにフリースを着込んで下る事にします。(写真左 : kitanoさん/右 : タックさん)
 1038 吉野町河原屋のローソン「吉野リバーサイド店」この先は東吉野に向かっても熊野に向かってもコンビニはありません。
  いつもの様に妹背大橋を渡り吉野川左岸の県道39号五條吉野線を走り、柴橋で右岸の国道に戻ります。(写真 : タックさん)
 ローソンの後は窪垣内の信号で足を付いただけでノンストップで東吉野村へ 1149 「ニホンオオカミ像」前へ。「よしの庵」へは予め行くと云ってあるのですが、ここで人数と到着時間の連絡を入れます。

 東吉野村役場のある小川から高見川左岸の村道に入り小(おむら)へ、手前の橋を渡る処をkitanoさんに撮って貰いますが(写真上)、幅がないので津風呂湖の吊り橋を渡るより難しいかも。
 小の自然酵母のパン「麦笑(むぎわら)」さんへ、年内の営業は26日までの土日との事です。大きなカンパーニュを調達。
  「よしの庵」の予約時間が13時過ぎですので蟻通橋付近で時間調整しながら県道221号小村木津線をのんびりと行きます。(写真 : kitanoさん)

 5人揃って「替わりご飯とのセット」を注文、それも全員温いお蕎麦を、ざる食べたいんですけど、寒かったもんね。vivvaさんと噂話をしていたらなんとそこにに「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが、番頭さん曰く忘年会がダメなら新年会を、要するにみんなでわいわい酒が呑めればって事、前向きに考えます。
 今回5人揃った写真がないのです、最初の写真と入れ替わってkitanoさんに撮って貰いました。

 1415 関西のマッターホルン(^_^)高見山を見上げるポイントへ。(写真 : タックさん)
 新旧国道に挟まれた木津(こつ)の集落の中を抜けて行きます、鄙びた風景の先に高見山が見えます。(写真 : vivvaさん)

 県道251号谷尻(たんじり)木津線で一谷峠(600m)を目指しますが、谷尻集落までは緩やかな登りの川べりの道です 1459 一谷峠に到着。

 一谷峠を越えると宇陀市岩端(いわはし)、芳野(ほうの)川べりを行きます。(写真左 : vivvaさん)

 女寄トンネルを避けて県道198号粟原榛原線でトンネルの桜井側に出ます、この季節16時を過ぎると陽が傾いて行くのが早く空気が途端に冷たくなりますね。女寄の坂を下りきると初瀬街道(横大路)に入り桜井駅前で輪行で帰るタックさんと別れて後はそれぞれの帰途へと流れ解散、私は「4season」までカンパーニュの半身?を届けに往復して今夜の鍋の材料を買って、暗くなった頃に桜井に帰投しました。本日の走行91.3キロ。

 大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、今回は私の撮った写真が少ないですが私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

kitanoさんのブログ「アルプスと86-part2」から



12月3日の日記

 本日はSNS等で多くの皆さんから誕生日のお祝詞を頂き有難うございます。二捨三入七捨八入ではなく切り捨て六十歳で頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します。
 しかし朝イチに本籍地和歌山県日高郡から地震のプレゼントが届いたのには参りました。
 しかし何やら予定が目白押しで忙しい12月になりそうです、恒例の「CanCan謹製卓上カレンダー」は2~7月分が刷り上ってきたばかりですが、12日頃からお配りできそうです。



2021年11月のまとめ

 11月は走行900.6キロ、内訳はasuka 784.6キロ、démonta 116.0キロ、2021年累計7.049.2キロ。

11月 3日 久しぶりの面子で津風呂湖畔を
11月15日 17年ぶりの大台ヶ原
11月20日 乾さんの「ゆるゆるツィードラン奈良」に
11月23日 乾さんの「ゆるゆるランドナーオフ」に
11月26日 高野山から鈴懸ライン
11月29日 中2日で天川村

スタンプラリー
「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」 21/24ポイント 86/100点(ゴールド)

 900キロ/月に後3.4キロ残して30日は休足日のつもりでいたのですが、「お客様感謝ディ」で5%引きのイオン他に買い物に出かけたので900キロに届いてしまいました(^_^) 12月に370キロ走れば前年の7,419.9キロに届くので5年連続前年割れは免れそうです。



中2日で天川村へ

旧国道309号 旧川合トンネル

 「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリー15日の「道の駅吉野路上北山」に続いて一昨々日は「五番関」を取りこぼしたのは痛い、まぁこの季節に高野山に登ってから「五番関」まで走ろうなんて身の程知らずなんですがね。しかし勤務シフトの休みとお天気がシンクロして、今日の休みも走らないと後悔するお天気になりそう、雪が積もりだすと踏み込めなくなる高原洞川林道の「五番関」(標高1,162m)に向かうには貴重なチャンス。しかしR309の長大トンネルはくぐりたくない、頼みの吉野大峯林道は平日は通れない可能性大、標高差で600m以上激坂の続く小南峠も高原洞川林道も登りたくない。そこで考えついたのは下市から樺ノ木峠を越えて旧西吉野村へ入り、少しだけR168を走り県道49号勢井宗川野線で天川へ抜ける大回り案、最近走っていなかった道を選んだ気もしないでもないが、遠回りと云っても暗いうちに出ればお昼に天川にはたどり着けるだろうと…
 4時過ぎに起きたもの外の寒さに挫けそうになりながらどうにか 0540 に桜井を出発。まだ11月と云いながら尋常な寒さでは、明日香村に入り一昨日も走った飛鳥駅前から吉野口駅前を経由する定番コース、今日は薬水から福神駅前を通ってほぼ京奈和自転車道のルートで吉野川を渡ります。梁瀬橋を渡った処で左折し下市町役場前から県道20号下市宗桧線に入り樺ノ木峠を目指します、もちろん梁瀬橋から農免道路に入れば距離的には近い事は判ってはいるのですが。
 0850 樺ノ木峠へ、旧道側に残る標柱、左側は樺ノ木と読めますが、右側は判然としません。暖かい朝の陽射しに当たりながら暫し自販機休憩を。
 0942 宗川野で県道49号に入ります(写真左)。立川渡(写真右)ここを右折すると旧R168、西吉野大滝を経て西吉野トンネルの南側に出る事ができます。県道は川沿いに緩やかに登って行きます、至ってマイナーな道だったのですが、距離的に五條から天川への最短ルートになるかして、最近は他所の車も入ってくる様に、カーナビの功罪かな。
 平雄には河瀨直美監督の「萌の朱雀」のロケ地の一つで作中の田原家があり記念碑が建っているそうなのですが今だに行けていません、何しろ県道から標高で200m以上登らなくてはなりません。西日裏(写真右)の簡易郵便局の前の自動販売機がなくなっていました、この先天川村か黒滝村へ越えない限り何もないのですよね。
 11時丁度にR309の新笠木トンネル(1,693m)と新川合トンネル(2,751m/奈良県下最長)の間に出ますが、結構車が飛ばして走るので、あと標高で300m程頑張って旧道の川合トンネルまで登る事にします。
 30分程で旧道の笠木トンネル口へ、ここまでで標高で6割方登った事に、この先一昨々日に下ったR309旧道を登ります。ところでご存知でしょうか、黒滝村と天川村を繋いでいるR309、新旧ともに2つのトンネルの間は実は五條市(旧西吉野村域)だって事を。
 消えかけていますが元は国道だった名残りのセンターラインが、笠木トンネルから川合トンネルまで登るのは日当たりが良くて夏は暑くて辛かった事を思い出します、今日は初冬の陽射しが暖かいです。30年以上前テントを積んでこの峠を往復した事が懐かしいです。
 12時前には川合トンネルに到着、中2日で天川村に足を踏み入れることに。15分程で天川川合の信号へ(写真左)。一昨々日諦めた洞川方面へと左折「モーソン」の名前はなくなりましたが「森田商店」は健在(写真右)。
 天川川合の信号から標高差約160m、虻トンネルに。左コーナーのイン側が激坂でほんと嫌な登りです。旧峠は更に100m程上にあるのですが、虻トンネル(275m)を抜けても旧峠とさして変わらない高さまで暫く登りが続きます。
 1250 「もりそい」へ、新しい店も色々出来ている様ですが、やはり昔からの「もりそい」か「きらく」ですね、ソロサイクリングでは久しぶりの外食です。
 洞川の旅館街の中を行きます、「みたらい渓谷」の紅葉も見頃を過ぎたのか観光客の姿もまばら、母公堂(写真右)を過ぎると五番関まで1台の車にも出合いませんでした。
 五番関へはこの三叉路を左へ、吉野大峯林道の規制に関して何も出ていませんでしたが。
 標高で1,000mを超えた辺りから路肩に雪が(写真左)。毛又谷を詰めて五番関へ向かう橋はご覧の通り、午前中なら下りて推しますが、乗ったまま無事通過。
 1411 五番関トンネルに到着、21ヶ所目のチェックポイント、ところが圏外でネットに繋がらない、2台のスマホは両方ともキャリアはdocomo、チェックポイントの中には切通しの芋ヶ峠の様に微妙に繋がらない処があるのでウロウロしてみたのですがここは全くダメ、試しに一旦川上村側に出てみたのですがやはり繋がりません、既にコンプリートした人達はどうしたのかな、尋ねようにも当然電話すら掛けられない。2次元コードは読んだので圏内に入ったら接続してみるしかないのですが座標はチェックされないのだろうか。
 再び川上村側へ出て下り始めたのは 1432 午後は日陰になるこちら側はご覧の通り。
 大天井滝の下の橋もかなりやばい状態、そこは32Cを頼りに、正直云って靴を濡らしたくないのですよね。結果的に高原へ下るにはこんな状態の橋を後2つ渡る事に。
 1445 吉野大峯林道との分岐に、実は21日の日曜に明日香のチネリ怪人V氏が通過しているのと天川村側の案内板になにも無かったので期待していたのですが、吉野側にはチェーンが掛けられていて、先の方で伐採作業の音が聞こえていて、来年1月末まで法面工事の看板も。遠回りになるのは確実でもこれ以上時間をロスしたくないので、素直に高原(たかはら)側に下る事にします。なお以降の写真は全くなし、やはりコンデジがないと余裕がなくなるとマメに写真が撮れないですね。
 さて三叉路から高原へ下るのは2004年8月7日以来、崩れて通れなかった時期が長かったですからね、相変わらず高原集落までは下へ行く程路面が悪くなります、集落の手前まできてようやく圏内と入り、無事にチェックインを完了。
 1528 道の駅「杉の湯川上」へ、15日にも走ったR169に入りますが、今日は五社トンネル(1,360m)を避けて県道262号国栖大滝線の対岸路へ入ったのですが、東川(うのかわ)で些か道を間違って激坂を登らされて1620 国栖へ、なんと入野(しおの)峠を登って 1710 関戸峠を越える事に。後は女寄峠を下って18時過ぎに桜井へ無事帰投、本日の走行124.3キロ。さて残り3ヶ所「吉野山 下千本駐車場東屋」はどうにでもなるとして「道の駅吉野路大塔」と「道の駅吉野路上北山」の2ヶ所はどうしたものか、実は「道の駅吉野路大塔」には今年スタンプラリーの始まる前の2月27日に川湯温泉へのキャンプツーリングの途中に立ち寄っているのですがね、さてことしも行きますか。



高野山から鈴懸ライン

高野森脇林道を往く 和歌山県伊都郡高野町

 今日はスタンプラリー絡みで高野山経由で天川村を目指す事に。和歌山県高野町から奈良県野迫川村、旧大塔村経由で天川村洞川に至る県道53号高野天川線(約47.7キロ)は高野大峯街道と呼ばれた2つの霊場を結ぶ由緒のある道で、最近は「鈴懸(すずかけ)ライン」と呼ぶ事も。「鈴懸」とは行者の羽織る法衣の事ですが、現在の県道はほぼ川べりを走っていて古来の修験道の道は違う、野迫川村同様旧大塔村篠原の稜線沿いにも高野辻と云う地名があります。2001年から2005年頃にかけて奈良交通と南海りんかんバスがジョイントして高野山と洞川間に夏の週末だけ「鈴懸ライン」と云うバス路線を運行していた事があったのですが、旧大塔村が五條市に編入され補助金がなくなり運行が打ち切られたとか、実際旧大塔村を走る距離は僅かですからね。残念ながらその「鈴懸ライン」には路線バスの車内吊り広告を見ただけで乗る機会はなかったのですがね。野迫川村村史でしたか高野山と洞川を結ぶ鉄道計画があったとか、その名も「霊山鉄道」ほんまかいな。
 ところで県道53号は全区間走った事はありますが、通して走った事は…
 0444 真っ暗な桜井を出発、明日香村~吉野口駅前~重阪(へいざか)峠と越える県道120号五條高取線経由の定番コースを、五條のオークワ(24時間営業)で食料を調達し、阪合部橋で紀の川(吉野川)を渡り県道55号橋本五條線へ、ほぼ京奈和自転車道(写真左)を走り 0825 には九度山からR370へ入ります。(写真右)
 普通の人はそのまま花坂経由で大門へ上がるのですが、九度山の交差点から6キロ余り、紀伊細川への分岐(写真左)から極楽橋経由が私のここ最近の定番コース、分岐はまでは我慢しなくてはなりませんが、分岐からは長閑な「エエ道」。大銀杏の黄葉は既に葉を落としていますが「細川の祇園さん」と呼ばれる八坂神社にお参りとトイレを拝借。(写真左)
 南海高野線が近くを走っているので旧カーブをきしませながら走る音が谷にこだまします、写真は紀伊神谷へ分岐、極楽橋方面は右へ。
 1009 新極楽橋を渡ります、南海極楽橋駅はこの谷を更に少し行きます。ケーブルカーとの乗換え駅で構内は賑わいますが改札を出入りする人は殆どいません。南海高野線をオーバークロスして神谷方面に折り返し気味にゆっくりと標高を稼ぎます。橋に上に無粋なフェンスが出来てしまいましたね。
 由緒ありそうな切り通しを抜けて再び折り返し気味に高野森脇林道へ、名残の紅葉が。

 1105 845m程のピークを高野町役場の前に出ます、大門を経由しませんし、最後は道も広くなって学校や住宅地なんで、高野山に登ったと云う風情はないのが、このルートの欠点、寄り道せず奥の院前へ。
 奥の院から桜峠へ登り返し、お昼時に「とんかつ定」の前を無念の通過、実は県道53号は平日工事通行止、日中通れるのは1200から1300の一時間だけなんです。これを外すと高野龍神スカイラインから野迫川役場経由しなくてはなりません。
 12時まで少し時間がありますので摩尼トンネルを往復します。
 通行止が解除された12時丁度に県道53号へ、1224 標高1,000m超の天狗木峠に到着、先の「鈴懸ライン」は奈良交通と南海りんかんバスの乗り継ぎがここで行われました。県道53号はここを右折して高野辻経由で野川谷に下るのですが、工事中ですので左側の林道上・高野線を下ります、道そのものは悪くないのですが激坂、20~30年ぶりに通ります。
 野迫川村上で県道53号に戻り 1239 スタンプラリーのチェックポイント「野迫川村公民館」に到着。
 県道53号は旧大塔村に向かって熊野川の支流中原川に沿ってはいるのですが、今井集落(写真)から嫌な登り返しがあるんですよね。
 1312 中原橋を渡ると小代下でR168に入り、阪本まで少し走る事に。
 阪本から再び県道53号となり、暫くで天川村域になるのですが、ここからが長いのですよね、2018年7月以来になります。
 天ノ川とも呼ばれますが熊野川本流です。県道は何度か橋を渡り右岸左岸と入れ替わります。阪本から緩やかな斜度で続くのですが、九尾(つづらお)ダム辺りから少し急な部分が出てきます、距離も100キロ超えましたし。
 1444 今日2つ目のチェックポイント「天川村役場」。24ヶ所あるチェックポイントの内これが19ヶ所目、残すは「道の駅吉野路大塔」「吉野山 下千本駐車場東屋」「道の駅吉野路黒滝」「五番関」「道の駅吉野路上北山」の5ヶ所、残り期間と季節を考えると「五番関」はこの後行っておきたい処なんですが…
 15時前に県道53号の終点ん天川川合交差点へ、やはりこの時間から虻峠を越え標高1,162mの「五番関」へ向かうのは、たとえ辿りつけても真っ暗な林道を下るのは自殺行為。元より効率を考えるなら「野迫川村公民館」と「道の駅吉野路大塔」、「道の駅吉野路黒滝」「天川村役場」「五番関」を2回で走るべきなんですが、スタンプラリーだけではなく車の少ない長閑な道や、暫く走っていない道を走りたいですからね。R309に入り奈良県下最長の新川合トンネル(2,751m)を避けて旧道の切抜トンネルを目指します。
 1529 旧川合トンネルを抜け旧国道の雰囲気を残す道を下り 1536 笠木トンネルへ。
 新笠木トンネル(1,693m)の北側へ下り、16時過ぎに「道の駅吉野路黒滝」へ、今日3ヶ所目都合20ヶ所、チェックポイントが判りにくくて些か迷いましたが、トイレと自販機の並ぶ奥なんですね。
 R309を避けて県道138号赤滝五條線と県道48号線洞川下市線経由で地蔵トンネル(1252.5m)へ、才谷から吉野山経由で先日の「大台ヶ原」の帰りの様に芋ヶ峠を考えていたのですが、月夜でもないし職場へ立ち寄りたい用件を思い出して、下市へ出て千石橋を渡り下市口駅裏から車坂峠に取り付く事に、そうなら黒滝から旧道の広橋峠を越えるべきだったと。
 1845 橿原市の職場に1時間ばかり立ち寄り 2015 無事に桜井に帰投。本日の走行164.9キロ、2019年6月のリベンジ’あらぎ(蘭)島’以来のセンチュリーランとなりました。先日の事もあって「芍薬甘草湯」を忘れず入れておいたのですが、持っているとつらないんですよね。
 ところで今朝五條のオークワで買ったお弁当、結局パンとかお菓子を食い繋いで走っていたので食べずに持ち帰ってしまいました、冬でもなければとんでもない話ですが、汁物だけ用意して今夜の晩御飯になったのが、本日のオチ。



乾さんの「ゆるゆるランドナーオフ」に

奈良市菩提山町 正暦寺にて 大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)へ

 今日「勤労感謝の日」は先週土曜日の「ゆるゆるツィードラン奈良」に続いて乾さん主催の「ゆるゆるランドナーオフ」に参加してきました。お馴染み橿原運動公園駐車場に集合し、昨年11月14日にも行った紅葉で知られる奈良市菩提山町の正暦寺へ向かいます。なんでも参加者は20名前後、そしてなんとランドナー女子が4名と云う快挙、当初この日に参加を予定していたイベントが中止になって良かったと云う大きい声では云えないお話(^_^;)
 お昼は昨年同様に正暦寺の下の広場で云う事ですので火器を準備、先日は荷物の収納に不自由しましたので、今回はフロント2サイドでの出動。集合場所の手前のオークワ橿原畝傍店で弁当とフリーズドライの味噌汁等を仕入れてから向かいます。
 約束の時間の15分位前に着いたら既に大方の参加者が到着して準備中、あまりに人数が多いので2つのグループに別けて、B班?を私が引率する事に、ただ時刻を過ぎても若干2名程が現れません。(写真右 : 乾さん)
 再集合場所を田原本町の道の駅「レフティ唐古・鍵」として敢えてルートは合わせず、面子の揃ったB班を率いて出発、私を含め11名それでも多いです、やはり6~7名まででしょうか、しんがりを奈良県民のもりやすさんにお願いします。さて皆さん食糧調達がまだですので再び畝傍山の北側を回ってオークワへ。
 食糧調達を終えて駐輪場へ戻ってくると初ランドナーのM嬢のフロント変速ができないとの事、自転車ははやま夫人のなおちゃんが前に乗っていたダボス、はやまさんが昨夜急遽整備したのですが急ぎ再調整を、こちらB班にはプログレスの三島さん(アテネオリンピックトライアスロンチームメカニック)がいるのですが、どうもSTIの問題らしく変速は無理な様で、アウター縛りで走って貰う事に、まぁ今日のコースなら正暦寺の手前を除けば大丈夫でしょう。(写真右 : タックさん)
 トラブルで30分程時間をロースしてしまったので再集合場所の田原本の道の駅へ急ぎます。「飛鳥葛城自転車道」を少し走って「おふさ観音」近くから下ッ道(中街道)へ、橿原市街を抜けると寺川左岸を快適に走れます。
 1045 道の駅に到着したのですがA班?はいません、さては待ちあぐねて先に行ってしまったかと思っていると遅れてやってきました、どうやら遅れた参加者を待っていたのが来ないので30分程遅れて出発し今井町経由で下ッ道に入った様ですが、まぁ結果良しと云う事で。(写真 : 乾さん)
 次のポイントの長柄駅までは比較的車の少ない道を走るので全員揃って走る事に、全長1キロ位に伸びてますが。
 JR桜井(万葉まほろば)線長柄駅に到着、無人駅ですがここには結構広い休憩所とトイレが隣接しています。(写真右 : 乾さん)
 長柄駅の後は大和神社に立ち寄る予定でしたが、時間が押しているのでA,B班に別れて正暦寺を目指す事にします。A班は白川ダム経由で、私の率いるB班は上ッ道(上街道)を北上して高井病院の角から東に進む事にします。
 天理市丹波市、ここで上ッ道はR25と交差します、ここで別行動のそのまんま成田さんとお別れします。(写真 : タックさん)
 県道187号福住上三栖線を東へ進み奈良市高樋町の交差点から正暦寺への参道へ入ります。
 12時半には正暦寺に到着、やはりアウター縛りはキツかった様ですね、A班も暫くして到着、白川ダムへの途中、天理教本部前の銀杏並木(写真 : 乾さん)もまだ観る事ができたそうです。
 昨年同様に正暦寺下の広場でお昼にします、昨日降ったのでシートを用意してきて正解。(写真左 : タックさん)
 わいわいがやがやと1時間程過ごして、帰途に就く事に。
 下りはダートのハイキングコースを山越えするグループ「広域なんとか団山越組」と素直に来た道を下るグループに別れ、帯解(おびとけ)駅で再集合する事にしますが、なんと女性3名が「山越組」に参加(写真左)。「山越組」を見送る私たち。(写真右 : 乾さん)
 上ッ道に戻ってJR帯解駅へ、近くには皇室御用達の安産腹帯をロロで知られる帯解寺があります、三島さんはローカル線のノスタルジックな雰囲気がエラく気に入られた様です。暫くすると「山越組」も到着、意外と泥まみれにはなっていない様で、女性陣もなにやらご満悦。
 再び全員が揃い帰途に就く事に、丹波市辺りから布留川南流沿いの道でショートカットして貰おうかと思っていたのですが、上ッ道を桜井まで南下して横大路(初瀬街道)で帰ると云う事ですので、途中往きに端折った大和神社に立ち寄る事に、戦艦大和所縁の神社と知られていますが、元は遣唐使の航海安全を願ったのだとか。
 長閑な風景の中、上ッ道を桜井へと、晴れたり曇ったりのお天気でしたが、風がなく陽射しが入ると少し暖かになる一日でした。
 JR桜井線の巻向(まきむく)駅の南側で線路を渡り纒向遺跡へ、綺麗なトイレも整備されていて此処が最後の休憩ポイントかな、写真右の奥に見えているのが卑弥呼所縁の箸墓古墳です。
 私は桜井まで帰ってきてしまったので、皆さんとは横大路に出た処でお別れする事にさせて貰いました。(写真 : タックさん)
 私の走行62.7キロ、桜井発着の距離ですから皆さんほぼ同様の距離を走られたかと、日没直前に無事に運動公園に到着されたとの事、今日は有難うございました。
 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん、乾さんの写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

スミ旦那さんのブログ「走門来福」から
kanbiさんのブログレポート「ゆるゆるツイードラン」



乾さんの「ゆるゆるツィードラン奈良」に

奈良県奈良市忍辱山町 園成寺にて 大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)へ

 今日は乾さんが主宰する「ゆるゆるサイクリングクラブ」の「ゆるゆるツィードラン奈良」に参加してきました。今年になって乾さんの「ゆるゆる乱(RUN)」には3月の「雛巡り乱」「お花見乱」、4月の「ゆるゆるサイク 宇陀」、9月の「稲渕棚田のカカシと彼岸花の乱」、10月の「龍王渕サイクリング」と何度か参加させて貰いましたが、いずれも仕事とかの都合で一部しか参加できずにいたのですが、今回初めて集合から解散までフル参加させて貰う事が叶いました。
 今回はコースは奈良市のロートフィールド奈良(以前の鴻ノ池陸上競技場)駐車場に集合し、奈良公園から春日山原生林の中を登って石切峠を越えて円成寺まで往復して戻り、旧奈良少年刑務所跡を経て戻る約30キロ。イチオウ「ツィードラン」と銘打ってますが、そこは「ゆるゆる」、でなくても参加OK、私しもハンチングとニッカだけがツィードの出で立ちで向かいます。先日の「大台ヶ原」はリアが分割式マッドガードで向かったので、昨夜大急ぎで交換作業を済ませた次第。
 朝6時に桜井を出発し上街道を北上し、京終(きょうばて)駅前を経て「やすらぎの道」を北へ、先にお昼の買い出しを済ませてから集合場所へ、丁度良い加減の時間に到着する事ができました。参加者は女性3名を含む14名、三重から賢ちゃんも来てくれました。今日のコースは奈良公園を抜けて春日山原始林の中を峠の茶屋で知られる石切峠を越えて、紅葉の園成寺まで往復しR369で奈良市街に戻って旧少年刑務所跡に立ち寄って戻る約30キロのコースで、何故か春日原始林の入り口まで私が道案内をする事に、新薬師寺の辺りから入ると云う事なんですが、春日大社の辺りがあまり自信がないのですがねぇ。
 最初のポイントは大仏池、東大寺大仏殿を池越しに斜め後ろから望む事ができます、奈良公園の紅葉は今が盛りですね。

 ツィードスタイルでの記念写真撮影大会ですな。
 せっかくですから大仏殿を真裏から見るポイントへ。イチョウの落ち葉が積もる此処は「ならクルコレクション2014」のフォトコンテストで最優秀賞を頂いた写真の撮影場所なんです。
 二月堂から若草山の麓を通って春日大社の中を抜けて行けば良いと思うのですが、この辺りがよく判らないのですよね、反対側からなら行けそうなんですが。結局は飛火野の周りを巡って写真美術館の北側へ、懐かしい今はなき「まんま亭」への道ですね。(写真右 : タックさん)
 遊歩道の入り口へ、遊歩道と云っても車の走れる幅員のあるダートがドライブウェイの芳山交番まで続いています、交番と云ってもおまわりさんいる交番じゃないのですが。北側の月日亭の道は何度も通ってますが、この道は記憶がないんですよね。写真はきんなん君のエンペラーと賢ちゃんの新しい東叡(写真 : 土田賢一さん)。
 
 斜度は知れているのですが、ダートですので推したり乗ったりを繰り返します。
 (写真 : タックさん)
 キャラダイスのサドルバッグが6つも並ぶのもちょっと見ものです。
 芳山交番を過ぎてドライブウェイ(と云ってもダートの車両一方通行なんですが)を少し進んで峠の茶屋で有名な柳生街道の石切峠へ。
 石切峠の「峠の茶屋」、もう辞めちゃったのかと思っていたら営業しているのですね。
 お昼は誓多林に公衆トイレの向かい側の神社(八柱神社)でとる事に。結局火器を持ってきていたのは私だけでして。
 少し下って県道184号須山西狭川線に出ます、長閑な山あいの田園風景です。
 R369に出て忍辱山の園成寺境内の紅葉を愛でます。
 ここで帰宅を急ぐ賢ちゃんとお別れ。R369を戻り奈良市街まで標高差250mの豪快ダウンヒル。向こうに見えている山並みは童仙房辺りですね。

 奈良阪まで下り旧奈良少年刑務所跡へ立ち寄ります(写真右 : HIROMIさん)。
 15時前に無事集合場所の「ロートフィールド」に戻ってきました、走行距離は約30キロ。ところで園成寺で別れた賢一さんの車が停まったまま、万が一の事はないでしょうが、車載で来た事を忘れた走って帰ったんとちゃうかと噂をしていたら… 酒「春鹿」を買いに寄り道してたんだって。1516 皆さんとお別れし上ッ道(上街道)を南下、1642 無事に桜井へ帰投しました。本日の走行73.6キロ。

 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん、賢一さん、KENさん、HIROMIさん、乾さんの写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

 

 

17年ぶりの大台ヶ原②

 10時過ぎに県道40号大台ヶ原公園川上線へ、終点の大台ヶ原駐車場まで約16キロの道のり、大台ヶ原を起点に概ね100mおきに起点までの距離が100m単位即ちデシメートルで書かれた標識がある、国道や府県道によくある標識ですが、ここでは丁度大台ヶ原までのカウントダウンになっています。R169から別れて約3.6キロ、標高差280m程曲がりくねった1.5車線路が大台口トンネルまで続きます。1964年に新伯母峰トンネルができるまでこれが国道であった訳で、今は吉野側は県道となっていますが、熊野側は元国道とは想像できない思1車線の村道に。私が始めて伯母峰を越えたのは1980年前後ですから既に新伯母峰トンネルは開通していたので記憶にはないのですが、伯母峰峠前後は毎年何処かで車が谷に落ちたニュースがある様な道でした。
 1052 大台口トンネル(85m)に到着、稜線直下を貫いている大台口トンネルですが、これは旧道の伯母峰トンネルではないのです、旧トンネルは少し手前にあったそうで現在は存在しません。トンネルを抜けると左へも道が伸びていて村道和佐又伯母峯線として新伯母峰トンネルの熊野側へ下る事ができますが、ホイールベース2.5m以上の車両通行困難と記された険路です。ここまで17年前に走った時の記憶も曖昧ながらあるのですがその時より長く感じました。
 大台口トンネルを抜けると晩秋の陽射しが暖かい稜線の南側斜面を登って行く片側1車線路となります。最初は「大台ヶ原ドライブウェイ」と云う有料道路として開設されました。
 ただ標高が1,000mを超えるだけに紅葉には些か遅かった様です、やはり10月のうちに来るべきだったなぁ。それとここまで調子よく走ってきたのですが、些か脚がつりだしてきました、昔は殆どつる事なぞなかったのですがねぇやはり歳かな。そんな時に限って「芍薬甘草湯」を忘れてきたのですよね。
 12時前には県道226号大台河合線への分岐に出ます。先月工事が行われていたのは知っていたのですが、まだ時間制限が続いていたとは、それも通行可能時間は日中は1100~1130と1330~1400の間だけ、ここから大台ヶ原は往復20キロ弱で標高差300m強、ただ西大台からのアップダウンが無ければ30分足らずで戻ってこれるのですが、つり出した脚で登ってチェックインを済ませて戻ってくるのはかなり厳しいです。
 標高で1,200m近くまで登ると稜線に取り付き北側の視界が開けます(写真右)。
 結局大台ヶ原駐車場に辿り着いたのは13時半、大台河合線を使えないと熊野へ下るにはトンネルまで戻らなくてはなりません。下り基調とへ云えざっと10キロ近く遠回り、村道経由でも新伯母峰トンネルをくぐらなくて良いだけで距離的に殆ど変わらない様です。熊野市駅から輪行で帰るには松阪経由で最終1827、最悪1駅手前で跨線橋を渡らなくて良い大泊駅でも1830、明日が休みなら1泊して尾鷲か新宮へでも海沿いを走ってみるのも良いのですが、後ろは分割式マッドガードにしているとは云え輪行支度で間に合わないリスクを考えると、熊野へ下るのは諦めた方が賢そうです、実際桜井へ帰る方が僅かに距離が長いですし、最後に吉野から何れかの峠を越えなくてはならないのですがね。諦めてしまうとお腹がすいてきたので食堂へ、あまり美味しくなさそうなメニューの写真からなんとかチキンカレーを選ぶ事に、ルーはまぁまぁなんですがごはんがねぇ… 850円は山岳料金、まぁ自販機の飲料が170円ですからね。

 サドルバッグにはG3も入っているのですがTZ85がないと不自由ですね、帰りは全くと云って良い程写真はなし、交互通行で停まらされた以外はノンストップで五社トンネルもを突っ切って吉野まで下ってきました。1658 ようやく吉野町千股の水辺公園でトイレ休憩、虫養いの補給食。月明かりの裏芋を登り 1740 真っ暗な芋ヶ峠を越えて19時前には桜井の自宅に無事帰投する事ができました。本日の走行149.2キロ、またまたセンチュリーランには届きませんでしたが久しぶりの100キロ超えとなりました。



17年ぶりの大台ヶ原①

 今日は「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリーでチェックポイントの大台ヶ原へ向かう事にします、実は24ヶ所のチェックポイントの内15ヶ所をクリアしたのですが、8月末に主力のasuka号で事故に遭い、asuka号が2ヶ月近く使えない事に。erbaロードもデモン太もあるのですが、ロードバイク一辺倒の風潮に「ガード付き自転車で全てクリア」してやろうと企んでいたものの、残しているのが吉野郡の山間部ばかりてデモン太や延陽伯号には辛い処、asuka号の復帰を待たざる得ません。処が残るチェックポイントの内「大台ヶ原ビジターセンター」への県道40号大台ヶ原公園川上線は例年冬季は閉鎖され11月下旬から4月下旬までの間は通行できなくなります(今期は2021年12月1日15時 から2022年4月18日15時までとの事)、ところがスタンプラリーの開催期間は来年2月末まで、従って「大台ヶ原」のチェックポイントをクリアできるのは残り半月限りなのです。そこでR169線沿いの「道の駅杉の湯川上」「道の駅吉野路上北山」もクリアして紀伊半島を縦断し紀勢本線の熊野市駅まで走り抜け輪行で帰ってこようと云う作戦、標高1.000m超の稜線沿いのルートを往復するだけに、穏やかな天気をと、天気予報と勤務シフトを睨んでいたのです。
 ところでその大台ヶ原へ自転車で向かうのはなんと2004年5月7日以来の17年ぶりなんです、吉野上市まで自走し9さんの車に便乗させて貰い大迫ダムから往復したのでした。元来同じルートを往復するのが嫌な質でしてね、今回もそのまま帰らず、終点までの10キロ程は往復し途中から県道226号大台線で上北山村河合に下るプランなのです。実際R169~R309経由で熊野市駅まで走るのと桜井へ戻るのは距離で数キロと違わないのです。
 そしてせっかく大台ヶ原まで登るのですからどんな素晴らしい「自撮り」向きのシチエーションに出合うかも知れないとG3一式をキャラダイスのバーレイに、三脚と輪行袋と衣類をサイクルスミスのランバーバック(いわゆるヒップバッグ)に押し込んで出かける事に。
 未明4時には出発したかったのですが、少々寝過ごして0458に自宅をスタート、さすがに寒いです、今日は標高1,600m近くまで登って下らなければならないのでそれなりの準備はしているのですが。さて旧道の多武峯街道から県道37号桜井吉野線へ、新鹿路トンネル(2,466m)が開通するまで車も少なかったのですが、今では夜中でも結構車が。0556 新鹿路トンネルの入り口に到着、このトンネルは吉野側に向かって下りですので入ってしまえば楽勝、従って逆は。その上北風の強い日は車の排気ガスがこもってしまう事があって最悪です。
 そのまま吉野川べりまで下れば早いのですが五社トンネル(1,360m)を通りたくないので、遠回りですが小島峠を越えて三茶屋へ、ここにもチェックポイントがあり、既に履修済ですがテストを兼ねてチェックイン。0706 先々週に続いて入野トンネルを抜け「紙漉きの里」国栖を見下ろすビューポイントへ。
 0802 チェックポイントとなっている道の駅「杉の湯川上」へ、R169ですが平日ですので相変わらず工事関係の車が多いです。
 0842 川上村柏木、かつて大峯登山や東熊野街道の宿場として賑わい、奈良交通の営業所があった程。新しい道が川よりにできているためここだけ昔の佇まいを残しています。分岐が判りにくいので知らなければ通り過ぎてしまいます。1台の自販機で温かい缶コーヒーを調達。
 0855 大迫ダムへ、天端道路を渡って対岸へ、先程買った缶コーヒーを飲みながら持参のパンをかじります。伯母谷の紅葉が美しいです。
 朝陽に輝く伯母谷ループ橋を見上げるポイントへ、この先ループ橋を挟んで伯母谷(445m)、栗の木(1,297m)、滝の脇(207m)、一ヶ山(440m)、大獄(1,030m)の5つのトンネルが連続しています(写真左)、この写真の横に自販機があるのですが、新伯母峰トンネル手前のが無くなったので、大台ヶ原までの20数キロは自販機すらありません。0928 伯母谷トンネル手前の伯母谷口バス停、水源地街道なんて名前を付けたんですね(写真右)、ここから旧道が分岐しているのですか相変わらず通行止の標識が、さて陽射しも入って暖かくなってきたので、ここでアノラックの下のフリースを脱ぐことにします。
 一ヶ山トンネルと大獄トンネルの間にあるループ橋を渡ります、ここで停まって写真を撮れるのは自転車ならではの特権です。ただ一ヶ山トンネルはループそのものの一部で左に大きくカーブしていて路肩寄りを走る自転車は車から死角になりやすいのです、正直云って気持ちの良いものではありません、今回もマッドガートとバックに付けた3つの点滅灯に命を託す限りです。最近つくづく思うのですがこのR169にしろ十津川沿いのR168にしろ道路の改良と長大トンネルの供用が進み走る車の速度は増すばかりです。人のいない山間部では自転車が安全に走れる幅のある歩道も設置されていません。例えばですが入り口で押しボタンを押すと一定時間「自転車走行中」と表示される仕掛けなどできないものでしょうかね。
 1002 無事に5つのトンネルをクリアし新とは名ばかりの新伯母峯トンネル(1,964m)へ到着、17年ぶりに県道40号大台ヶ原公園川上線へ踏み込みます。(つづく)

 

 

11月6日の日記


 奈良のサイクリストにはにはお馴染み「4’season」へは勤務明けに時々行くのですが、今日の予定は10時に「メガネの三城」へ行ってから西大寺の自転車工房「Delft」まで、時間調整を兼ねてモーニングを。なにやら東側が明るくなったなぁと思ったら住宅が建つとかで整地作業中、暫し見通しが良い様で。
 8月の事故でひん曲がった眼鏡を補償して貰えるので「めがねの三城」へお願いしていたのを引き取りに、中和幹線沿いに移転してからは初めて。しかし眼鏡って体の一部として治療費同様に補償して貰えるんだって、怪我をしていない場合とか、装飾的要素の高いものは物損扱いになるそうですけど。
 大和川べりに出て北上し下永橋からショートカットして佐保川の三郷橋までショートカットし京奈和自転車道、しかし大師橋から北の工事通行止本当に来年1月末なんでしょうかね、今年7月末までの予定だったのにまた延長されたりして。今年5月2日に「京奈和自転車道全通」が報道された時から通行止のままです、なんなんだ。
 奈良口から秋篠川沿いに入り、尼ヶ辻駅の北側の暗越奈良街道(R308旧道)から抜けて行きます、菅原神社へ阪奈道路をアンダーパスできるのでこれが一番早いみたい、1220 到着。
 asuka号とerba号で使っている9速用ダブルレバーSL-7700のSISユニット(図②)をダメ元でお願いしていたけどやはり無いみたい、SL-7700はぼったくり価格でネットにでているけど、10速化か8速化も考えておかなくては。写真右のRIGHT PLATE(図⑤)は以前に常識的な価格でヤフオクに出ていた頃に落札したら欠品していたもの、問い合わせたら「写真に写っているものが全て」とのたまう、今だから云うぞ「お前はアホか!」。
 さて「Delft」さんにちょっと長居してしまいましたが同様のルートで桜井への帰途に、佐保川沿いの京奈和自転車道の何ヶ所かで交通量調査が行われています、土曜とあってそれなりに自転車は行き交っているけどあちこちズタズタの奈良県下の自転車道、お隣の京都八幡木津自転車道とかとは比べるべくもないけど、まぁお役所も成果を検証はしておかなくちゃならないしね。本日の走行58.9キロ。



久しぶりの面子で津風呂湖畔を

津風呂湖畔木ノ子広場にて

 勤務明けですが久しぶりに芋を越えて東吉野へ行こうと思ったのですが、祝日なのになんと「麦笑」「よしの庵」も休みじゃありませんか、では津風呂湖か吉野山でも回ろうと「明日走りに行きます!明日香村セブイレ9時」と幾つかのSNSに書き込んだら、5人も釣れちゃいました。
 9時丁度に集合場所に着いたら既にお揃い、タックさんを除いてランドナー、そのタックさんもガードを外したTOEIフレームにラダーハンドル、パスハン仕様?と今時ロードバイクとは一線を画した集団。 集まった面子はまえださん、oooka さん、kitanoさん、そのまんま成田さんに乾さんの「ゆるゆるSC」からタックさん。私自身はそないに久しぶりでもないのですが、タックさんを除けばそれぞれが結構久しぶりの再会なんですね。なんでもまえださん、kitanoさんとは15年ぶり、oookaさんとは10年ぶりだとか。ちなみに私がまえださんとoooka さんと初めて一緒に走ったのはこの時、2001年8月24日の全通間もない吉野大峯林道だったかと、まだSNSもブログも無かった時代、乾さんの「ランドナー補完計画」のBBSで集った縁でした。さて芋越えで津風呂湖畔に異存はない様ですのでここでお昼を調達しておきます。
 「セブイレ」をスタートすると明日香の怪人のお家の前を通るのですが、タイミング良くと云うか待ち構えていた様に赤いアルファロメオが爆音をあげて飛び出してきます「あんた痛風で死んでるんとちゃうの」。さて稲渕の棚田を見上げる休憩所で停まっただけで、栢森も通過し快調に芋への道へ踏み込んで行きます。
 県道と古道が交差し役小角の祠がある行者辻でストップします。なにやらまえださんがエアーを入れ直してます、なにやらタイヤがちゃんと嵌まっていなかったみたいだとか、危ない危ない。

 1025 芋ヶ峠に無事到着。
 吉野へのダウンヒルをこなし水辺公園のある千股まで下りて来たら後から金属音が、oookaさんが前輪バーストです。サイドが切れていますが、成田さんがタイヤブートを持っていて走行は可能に。
 山麓の県道を登ったり下りたりしながら津風呂湖畔へ、津風呂湖には山口、平尾、入野の3つの吊り橋がありますが、いずれも車は渡れませんので、先年整備された対岸の道へは車はぐるっと回って来なくてはなりません。この平尾の「みかえり橋」(149m)はサイクリング車の通行が公認されている有り難い吊り橋です。
 その「みかえり橋」を渡った処の「木ノ子広場」でお昼にします、湖を見下ろす四阿があります。
 津風呂湖は吉野川の支流津風呂川をせき止め1962年に完成した人造湖で観光地としては廃れてしまいましたが、へらぶな釣りのメッカとして人気があります、南側を県道が通じていますが、北側は谷が切れ込んだ地形の湖岸をなぞる様に道が付けられています、現在は舗装されガードレールも整備されていますが、以前はこんな道だったのです(2006年12月)。入ってくる車は少ないとは云えブラインドカーブの連続ですので、対向車と落石に注意を。また幅員がないので所々に退避所が設けられています。写真右は半島部分をショートカットする峠? 結構激坂です。
 その峠を越えて暫く行くと広場になっていて、湖に沈んだ村を偲ぶ石碑や案内があります。
 先日の「琵琶湖キャンプツーリング」のブログレポートにも書きましたが、8月の事故でコンデジを潰したので、スマホでのバックショット!は難しいです、早く代わりを手当てしなくては、操作が変わるとまた覚えなおさなくてはならないので同じTZ85の中古を探しているのですがね。
 木ノ子広場から数キロ走って入野(しおの)集落へ、ここの桜並木がなかなか見事だったのですが、木が老いてきたのか以前の迫力は無くなってしまった様な、R370から見下ろした桜並木、2011年4月の模様
 桜並木を抜けて激坂を登りR370に取り付き、南へ折れて入野トンネルを抜けると、紙漉きの里「国栖」と蛇行する吉野川を見下ろすビューポイントです。

 窪垣内の三叉路からR370を西へ、宮滝で吉野川左岸の県道に入ります。途中近鉄吉野線の上路トラス橋を見上げる事のできる川縁の道を走ったりしなから椿橋へ。
 椿橋は現在では車が通れませんが、かつて吉野には「桧の渡し」「椿の渡し」「柳の渡し」「桜の渡し」の4つの渡しがあり「椿の渡し」に代わりこの椿橋が架けられました。
 椿橋まで来た処で成田さんのフィキシングボルトが緩んできている事が、誰も14mmのボックスを持っていないので近くのコメリへ走ります。まえださんがハンドルを持っていたのでボックスだけ買って締め直して一件落着。
 R169を椿橋の北まで戻り大淀古道に入り壷阪峠を目指します。
 壷阪峠を越えて葛城の山並みと壷阪寺を見下ろすポイントへ、二上山の向こうにはかすかに大阪の高層ビルと六甲山を望む事ができます。この後土佐街道で御所へ帰るkitanoさんと判れ4人と檜股の集落の中を引っ張りまわして無事に明日香村のセブイレ前に帰ってきました。
 コスモスを見たいと云うまえださんを藤原京の西側へ、タックさんを大和八木駅まで案内し、桜井へと帰途に就きました。本日の走行76キロ。

 今回はスマホで撮った写真しかないのでまえださんとkitanoさんのブログから何枚も拝借しました、谢谢!!
まえださんのブログ「自転車趣味+α2」
kitanoさんのブログ「アルプスと86-part2」



琵琶湖キャンプツーリング(2日目)

琵琶湖岸緑地(志那1)にて

 微妙な予報だったのですが未明から降り出した様です、雨雲レーダーによると10時頃まで断続的に降る予想です、Mt.なおじさんとショコラさんの声がするのでごそごそとテントから這い出します。
 「湖岸緑地志那1」には北端に写真の様に一部屋根のあるベンチがあって駐車場からも比較的離れた位置なのでサイクルツーリストにもうってつけです。10時頃に軽く朝食を済ませて撤収準備もほぼ完了。
 今回カメラはスマホとG3、実はコンデジのTZ85を事故の時にウェストポーチに取り付けていて壊してしまったのです。せっかく持ってきたのでG3を取り出して「湖岸緑地志那1」内でやらせ写真を何枚か…
 右はショコラさんに撮ってもらいました、実は今回三脚を持って来なかったのです、あれば公園内の通路ですから3人で「自撮り」にトライしても良かったかも。

 11時過ぎに「湖岸緑地志那1」を後にし、Mt.なおじさんはデポ地の琵琶湖大橋、ショコラさんは大津へとそれぞれ帰途に就くのですが、軽く腹ごしらえに「JA草津市 あおばな館」に併設されたカフェ「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」へ、湖岸道路から500m程入りますがサイクルラックもあって「びわいち」の立ち寄りポイントにもなっているようです、「あおばな館」では地場の野菜とかが安く買えるので賑わっています。
 Mt.なおじさんはメロン街道経由で戻るのでここでお別れです。
 私とショコラさんは湖岸道路へ戻り近江大橋へと、帰帆島前後の橋とかでアップダウンのある区間なのですが、結構良いペースで曳いてくれます、こっちは先が長いんですけど(^_^;) 近江大橋東詰で走りながら再会を約束してお別れです。
 近江大橋を過ぎた処のトイレのあるベンチで小休止、荷物を整えます、ここからまだ70キロは走らなければなりません。今回帰途に大津から逢坂越とかも考えたてみたのですが、やはり走りなれた瀬田川沿いの府道を宇治に下る事にします。久しぶりに石山寺の「茶丈藤村」に寄ってみたかったのですが「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」でサンドイッチを食べたばかりですからね。

 14時には天ヶ瀬ダムへ、平等院から奈良街道へ入ろうとするのですが、どうも宇治界隈は苦手です。どうにか奈良街道にはいったものの、JR奈良線と平行する辺りでは踏切待ちの車が交差点を塞いでしまうので、なかなかスムースに走れません。結局R307に出た処で山城大橋を渡って木津川べりの京都八幡木津自転車道に入る事にします。ところで山城大橋東詰のセブイレが11月15日で閉店するとか、結構賑わっていたのにね。
 自転車道終点の泉大橋南詰の三角公園で小休止、ここから京奈和自転車道のルートに入りますが、平城宮跡へは向かわず奈良自転車道(県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)で奈良市街へ、京終駅前まで車の多い市街を走りに抜けて旧街道の上ッ道へ、後20キロ途中で陽も暮れますが、ここまで来れば帰ってきた様なものです。18時半には桜井の自宅に帰投、久しぶりの4サイドでの1泊2日約170キロをどうにか無事に走り終えました。本日の走行88.4キロ。

前日 1日目 2日目



琵琶湖キャンプツーリング(1日目)

木津川河畔にて 京都府木津川市加茂町

 0850に職場を出発、4月に琵琶湖に向かった時は下ッ道(中街道)を北上したのですが、買い物に寄り道したために上ッ道(上街道)を北上する事に、写真は天理市丹波市にて、念のためにキャリアのネジの点検をしておきます。
 奈良市街を抜けて奈良阪を超えます、丁度11時に元の奈良少年刑務所前へ。
 
 隣に新しい道ができているのにわざわざ通る事もないのですが大仏線跡を(写真左)。木津川べりに出て恭仁大橋の見える処へ(写真右)。1143 恭仁大橋を渡ります、スタートから10分遅れですが、4月に比べて35分遅れです。
 和束清水橋で府道5号木津信楽線と別れ県境越の町道へ、町道と云っても和束から信楽方面へのメインルートになっています。1311 京滋県境の無名の峠を越えます、和束ローソンでの休憩時間が短くした分で6分短縮。県境を越えると直ぐにR307の旧道の裏白峠の東側に出て暫くでR422に入ります。ここから大津市大石まで標高差200m程のダウンヒル、と云っても車が多いのであまり快適でもありませんが。土曜とあって登って来るサイクリストが結構います。1354 鹿跳(ししとび)橋、4月より28分遅れ。
 1419 瀬田の唐橋東詰、1429には近江大橋の手前へ、休憩もあったのですが向い風に苦しめられた4月の時間に追いついてしまいました。現地では飲料水がないのでイオンモール草津で飲料水2リッターを調達しますが、「お客様感謝デー」とあって店内は大混雑、他の買い物もあったのですが所要40分。1520 帰帆島の北側の橋を越え 1535 無事に集合場所の「湖岸緑地志那1」に到着、走行84.8キロ。

 4月はここからまだ50キ先の「六ツ矢崎浜キャンプ場」まで走ったのですが、9月10月と通勤以外ではロクに走っていなかったので、今日はこれで目一杯と云う感じです。Mt.なおじさんとショコラさんは既に到着して設営も済ませています。
 昨日地元のniwa-chenさんに声を掛けたのですが、「今回は遠慮しときます」とつれない返事をしていた割にちゃんと居るではありませんか、泊りはなしで芋煮と柿を差し入れに持ってやってきてくれました。

 メインはショコラさんが準備してくれたもつ鍋です、焚き火を囲んで夜遅くまで酒宴は続きます。(写真右 : Mt.なおじさん)

前日 1日目 2日目



古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。