明日は琵琶湖へ

 Mt.なおじさんとショコラさんと月末までにasuka号が治ったら琵琶湖畔へキャンプに行こうと計画したものの、先週辺りが体調が今一つ、咳もしなければ熱もないし鼻水もでる訳でもなし、もちろん臭覚も味覚も異常なし、ただ風邪をひいた様な倦怠感が。ここ最近ストレスがたまる事が続いているし、もうこれはあれだなぁとS先生から処方して貰っている薬を半日量だけ使う事に。asuka号も火曜には「ナニ銀」さんから引き取る事ができて、お天気次第でいよいよ行くしかない状況に、木曜のうちにキャリアの取り付けなど自転車本体の準備が完了、金曜の朝には薬のお陰かずいぶんと気分も良くなって食料以外の荷物の準備を済ませる事が…

 ところで新しいフロントバッグをasuka号仕様の取付け方で実際に使うのは今回が初めて、VeloOrange製のサポートを輪行ヘッドで使うのは首を振る事は必須ですので底面をEB金具で固定しています。なおバッグ側のプレートは自作です。
 お天気の方は日曜朝の予報がコロコロ変わっていたのですが琵琶湖周辺はほぼ大丈夫そう、16時には試運転も兼ねて藤原宮跡をうろうろしながら出勤、なかなか快調です。食事に関してはショコラさんが来るから心配なかろうと、明朝に酒と携行食だけ買って向かう事にします。

前日 1日目 2日目

 

 

asuka号復帰

住吉大社前にて

 8月の末に曽爾高原の帰りに事故に遭って大阪の「ナニワ銀輪堂」さんにドッグ入りしていたasuka号を引き取りに行ってきました。丸2ヶ月、旧車の修理は保険屋とのあれやこれやで着手するまでに時間が掛かるのですよね。
 昨日が休みだったので予定していたのを、悪天候で今日にした為に夕方の出勤までに帰らなくてはなりません、ゆっくりとお話ももできずに 1440 には「ナニ銀」さんを後にします。
 大正区と東隣の西成区の間の木津川には3本の市営渡船が通っているのですが、落合上渡船で渡って住吉大社の方へと市街を抜けて行きます。いつも通り過ぎるだけが悪いのかもと、今日は「安全祈願」で一枚。
 我孫子道で紀州街道と別れ東へ、所縁のある浪高の前を通り過ぎ、行基大橋の西側で大和川べりにでますと、断続的に自転車歩行者道が続いています。柏原市役所前に着く頃には既に16時半、去年の記録だと2時間半程で桜井に帰ってますが、よくよく考えると停車時間を含まない実走行時間、信号待ちの多い市街地走行を考えていませんでした。
 亀ノ瀬から王寺へとR25を爆走、時間的に橿原市の勤務先に直行するために飛鳥川沿いの自転車道へ入りますが、その頃には陽が暮れてしまいました、真っ暗な自転車道ってポールとか見えなくて危なくてスピードが出せません、これで事故ったら笑い話にもなりませんので、田原本に入った辺りで遅れる旨の連絡を、そんな時に限ってスマホのバッテリーがあがるんですよね、そう云えば渡船も出た直後だったし、JR和歌山線の踏切も待たされたしこれは「弱り目にたたり目、泣きっ面に蜂、貧すりゃ鈍する、藁打ちゃ手ぇ打つ、便所に行ったら入ってる。」の口ですな。リタイア後今の職場にお世話になって4年で初の遅刻、まあ連絡もついたので無理はせず急ぎます。

 20分遅れですが無事に出勤、走行52.2キロ、実走行時間2時間54分ですが所要時間は3時間40分掛かってますよね。お陰で夜食を買い込んでおくゆとりはなし、こんな時に限って買い置きのカップ麺とかも切らしてるんですよね、一応院内にはパンとかお菓子の自販機はあるのですが、カップ麺が180円とかで高い。まあ今夜は1つだけ残っていたフリーズドライの野菜スープとお菓子と、フロントバッグに入れてあって塩羊羮4つだな、あとは朝まで何事もない事を願うばかり。



泥沼に

 ネットでデスクトップの壁紙にちょうど良いアスペクト比のデ・キリコの良さげな画像を見つけたので入れ替えてみました、なんて気楽な事を合間にやっている内は良かったのですが…
 ここからはwordpressと云うブログ作成ツールのお話し、先日も少し書いたのですが http://canpal .info のSSL化の企み、まずはブログ内の不具合を片付けなくてはなりません。来週にもasuka号が復帰したら色々と計画がありますのでやるなら今しかありません、この機会に着手する事にしたのですが、運用中のブログを下手にさわるのは危険ですし、バックアップだけでは不安ですのでミラーサイトを用意してテストをしながら作業をする事に。なにしろあちこちでリンク切れを起こしている MovableType 以前の画像を除いても5G近い容量だけにプラグインで一発と云う訳には行かないだろうと、FTPソフトと「phpMyAdmin」と「Search Replace」と云うツールを使って進める事にしたのですが、これがなかなか巧く行きません、エラーを起こす原因を絞れないのです。
 結局は MovableType 時代の残骸である assets_cフォルダを除外して WordPress のプラグイン「Duplicator」を使ってみる事に。案の定「size」「name」の2項目他でエラーが、サイズに関しては「Duplicator」無償版での上限500Mbyteに4.5G突っ込んでいる訳ですからね、他に個々に3M以上のファイルは警告がでます。ネームは日本語ファイル名が引っ掛かっています、あえて日本語ファイル名は使っていないのですが、画像ファイルに名前を付ける際に全角アルファベットになっているものが結構あったりして。とにかく一つ一つ手作業で修正、使っていないテーマとか不要なファイルを削除し画像の入ったフォルダを省いて再度挑戦、どうにか複製を作る事ができ、別途膨大な画像ファイルを寝ている間に転送させ、無事にミラーサイトを動作させる事に成功して一件落着、とは云え準備作業程度の事に2日を費やしてしまい、DoblogやMovableType からの移行でのリンク切れや親CSSに手を入れてしまっていると云う問題の解消どころでは。
 とにかく問題を起こしていたプラグイン「BrokenLinkCheker」を強引に削除してもブログは正常に動作する事を確認、滞っていた他のプラグインの更新を済ませる事もできたのですが、なんとClassic Editerでテキスト編集モードに入れなくなってしまったのです。
 wordpressでは5.0以降Gutenbergなるエディタが導入されたのですが、これが頭の固くなった私には使いにくくてClassicEditerを使い続けているのですが、どうやらいつまでも使わせて貰えなくなってきました、テキスト編集に入れない等の不具合への対策が色々ネットに挙がっていてEnableJQueryMigrateHelperを当てれば直ると云う情報もうちには当てはまらず、このまま解決策がなければ、否が応でもGutenbergに移行するしかありません、そうなると習熟するまでブログを書く能率が落ちる事は必須です。今この記事はClassicEditerで書いていますが、まどろっこしいですが必要ならGutenbergのテキスト編集を使うしかありません。とにかくこの1週間と云うものこの泥沼にはまってしまい、はてさて肝心のSSL化に手をつけられるのやら。
 世間はいっぺんに秋を通り越して、連日11月並みの気温に初冬の趣。それでも緊急事態宣言から解放されて皆さんあちこち走り回っているご様子、この泥沼をどうにか脱出しなければ。



モゼールさんの「コスモス巡り」に

橿原運動公園駐車場にて(写真 : Moserさん提供)

 今日はkanbiさんから受け取るブツがあるので、Moserさん主催の「秋のツィーラン/斑鳩のコスモス巡りと町屋巡り」に少しだけ顔を出させて貰う事に。当初危ぶまれたお天気ですが、結局夜までは大丈夫な予報、と云うより最高のサイクリング日和に、国中のコスモスの名所を巡ります。参加者はMoserさん、kanbiさん、dendenさん、setoroさんに私の5名、「ツィードラン」には些か暑すぎる陽気で、ツィード支度の方は上着を脱いで走る事に。
 曽我川沿いを少し走り松塚駅の北側辺りを葛城川沿いの飛鳥葛城自転車道(写真)に出て北上します、曽我川沿いは私はあまり走らないのでなかなか新鮮です。

 最初の休憩は「奈良県第二浄化センタースポーツ広場」、いつも外周の自転車道を走り抜けるので中に入るのは初めてです、自販機やトイレもあるのですね、当然か。(写真左 : Moserさん)
 飛鳥葛城自転車道に戻り高田川左岸へ、高田川は曽我川に合流しますので、再び曽我川べりを北上し大和川左岸へと。土曜でこの爽やかなお天気とあって行き交うサイクリストも多いです。

 10時前には大和川に架かる御幸橋を渡り、一行は富雄川沿いの自転車道で法起寺方面へ走るのですが、私は午前中には桜井に戻りたいので、残念ですがここでお別れする事に。

 桜井へは大和川沿いを辿る快適なルートですが、馬場尻橋北詰まで来た処で、前方道路上に茶色いものが、橋の北詰で道路が少し高くなっているので自転車の視線でも良く判りません、一瞬大きな犬が転がっているのかと思ったのですが、なんとセメント袋が。一旦通り過ぎたものあまりに危ないので引き返して対処する事に、以前東吉野で狸の屍骸を片付けた事はありますが。戻るとセメント袋は3袋、落下した時に裂けたのか車に轢かれたの既に3袋とも破けています。見通しの良い堤防路で結構車が飛ばして来るので危ないのですが、急ぎ引きずって路肩へ移動させますが、道路上はセメント粉が散乱したまま、今夜は雨の予報ですから、このままでは。
 とにかく落下物の通報しようにも、さてここは何町なのかな、管轄土木事務所は郡山なのかなぁ、それに土曜日だし、この付近は大和川の改修で境界がややこしいし、やはり警察しかないですよね。道路に落下物があると云う事で場所と状況を伝えておきました。後で調べたら道路緊急ダイヤル(#9910 24時間 無料 )と云うのがある様ですね。お陰でSPDシューズはセメント粉で真っ白ならぬ真っ灰色。
 11時には桜井市街を望む処まで帰ってきました、大和川べりの田園風景は稲刈りも進んで晩秋の趣です。
 Moserさんのブログ「明日香の風」 そうそうkanbiさんから頂いたブツはこれ、デモンタの前後輪連結用のカプラー、以前頂いたものの私の使い方が悪くてベアリングを痛めてしまった様で、修理の機会にロック機構を付け加えてくれました。感謝、大切に使わせて貰います。

10月15日の日記

 今日は休日、予報が外れて良いお天気になったけど… 休足日に。朝方までブログのメンテナンスの為にクローンを作る作業、何しろ17年目になるブログだけにデータの量が半端やないんで時間ばかりかかる。お昼まで寝て午後から「ナニ銀」さんまで往復。緊急事態宣言が解除されたとは云え午後の大阪環状線は空いてます。
 asuka号は再来週には復帰できそうなんで、月末にはご無沙汰のキャンプツーリングを企んでいるのですが…

 大阪の実家へまわる予定がなくなったので、新今宮で降りて日本橋までぶらぶら歩く事に。往年の市電車庫は今ではパチンコ屋とドンキホーテに(写真左)。久しぶりに通天閣を見上げた(写真右)。

 南海阪堺線の恵比須町駅が南へ100m程移転し、交差点の南西角の前の駅舎は入り口だけ残して解体されてしまっている、かつての駅構内は駐車場になっているけど、再開発とかの話があるのかな。

 昭和40年代のラジオ少年はオーディオ、パソコンと時代を経てこの街に通い続けた、二宮無線本店の2階の木の床が懐かしい。一世を風靡した家電の店は殆ど姿を消したけど、シリコンハウス共立、シマムセン、河口無線とか健在なんだ、裏通りのアサヒステレオセンターってあるのかな、結構マニアックな店は残ってる。日本橋三南の三叉路から東へ夕陽ヶ丘を経て松屋町筋までの道が異様に広かったのが、今では両側にマンションに林立しているま、東北角のヤマギワは移転したんだ。まもなく100年になる旧松坂屋(高島屋別館)は良くも残ったと思うけど、重要文化財に指定されたんだ。
 阪町の飲み屋街の路地を縫って千日前通りに、通勤で混むだろう17時前には日本橋駅に着いて近鉄電車の人となりました。

 

 

藤原宮跡のコスモス他諸々

藤原宮跡(奈良県橿原市)にて

 今朝の藤原宮跡です、最高のお天気で「遠回り通勤ライド」と行きたい処なのですが、昨夜は皆目眠れなかったので少しだけ寄り道して帰る事にします。平日にも拘わらず、三脚を立てたアマチュア写真愛好家がぞろぞろ。
 北西側が橿原市街、南東側が明日香村や音羽龍門の山並みになるので、写真を撮るなら午後の方が良いかもね。

 さて来年(2022年)のCanCan謹製カレンダーですが、去年や今年の様に祝日移動の心配がないので先月には着手したのですが、それも「玉」だけで肝心の写真が。「コロナ禍」で皆さんと走る機会まして綺麗どころに至ってはね、従ってネタ切れ状態。まぁ専属カメラマンのS翁は凸凹コンビを連れて兵庫県内を走り回っている様ですが。それで来年は「自撮り」写真集にするしか、それも新作かないので撮り下ろしとか格好の良い事もできず、旧作を並べる事になりそうで、A4/3判になって1999年以降に使ったものは省いて再掲を含めて選考中です。
 ところでカレンダーの表紙を見ていて思ったのですが、うちのホームページのアドレス、いつまでhttp://やねん、別にSEO対策が必要なサイトでもないのですが、セキュリティ上もSSL化はいずれやらないとね、するなら2022年カレンダーの表紙はhttps//canpal .info と行きたい処なんですが、うちのブログには色々と問題が山積しているのです。2017年1月にMovableTypeから現在のWordpressに移行したのですが、横着して子テーマを作らずにテーマに手を入れたりしていた事とか更新もままならず、気が付いたら色々な箇所で不具合がでていて、記事こそ書けるものウィジェットやプラグインをさわれない状況が続いているのです。Movable Typeの前にはNTTデータが投げ出した悪名高きDoblogを使ってたたので、移行時のリンク切れを引きずっている始末、SSL化するにはその前にやらないといけない事が… はてさて。



ベロオレンジのサドルループ


 サドルループと云うのはサドルバッグ等をサドルにぶら提げるための金具部分でBROOKSなどのサドルには標準で付いているのですが、今どきの多くのサドルにはそんなものは付いてませんので、必要ならサドルレール部分に後付けするパーツを使うのです。asuka号がドッグ入りしているので、デモン太に大きめのサドルバッグを付けたいもののサドルループがありません。
 サドルループと云えばVIVA製が定番と云うか殆んど選択の余地がありません、事実私も2つばかり持っているのですが、安いものですが造りもチープ、 付けたみたもののしっくりこないと云うか、サドルレールの形状もありますが、かなりシートポスト寄りで低くなるのですよね。
 ご覧のVeloOrange製もあるのですが流通経路のせいか入手製が悪いのですよね。たまたまヤフオクに即決1,700円(送料198円)で出ていたので早速ポチる事に。VIVA製の倍の値段がするだけに見栄えもなかなか良いのです。
 画像は比較のために向かって左にVeloOrange製、右にVIVAを製を付けてあるのですが、期待に反してVIVA製より更に低くなってしまいました。サドルレールの形状にも依るのでしょうが、望ましい結果には、ただ固定方法がVIVA製と異なりしっかりしてますので、とりあえずVeloOrange製を付けておきます。デモン太は650Aでガードとのクリアランスがあるのでペンドルなら使えそうです。

 



10月10日の日記

 朝夕は涼やかですか日中は10月とは思えない陽気が続きますね、久しぶりに芋を越えて東吉野にでも行きたいのですが、やはりデモン太では脚が重いです、昨年秋に極楽橋駅まで登っているんですがね、その日の87キロがデモン太で最長距離/日かと。結局、明日香村界隈をうろうろして戻りますが、彼岸花の終わった明日香村は少しは静かですよ。
 そうそう先月の「案山子コンテスト」の写真掲示が今年の分になっていました。今年の優秀賞は4点、妥当なところでしょう、他に村長賞と佳作が何点か。案山子ロードではまだ展示物の多くが残っています。
 橿原市街を少し買い物に回ったのですが、真菅のWORKMANでよさげなアノラックを見つけたのですが、この陽気では秋冬ものを買うのも、次にします。4’Seasonでランチしてバイト先に差し入れして帰る事に。

 



新しいフロントバッグをレビュー ②

 8月27日、待望のフロントバッグがようやく形になりました、フルオーダーだけに始めて自転車工房「Delft」さんに伺ってから4ヶ月半も掛かってしまいましたが、ああだこうだとやり取りしながら作って貰っただけに感慨一入です。なお既製のデザインでしたら混み具合にも依るでしょうが、2週間程度で製作して貰えますので、念のため。
 バッグそのものは従来の帆布製バッグとは異なり、天-前-底部と右-後-左部各々をコの字形にしたものを90度ひねって入れ子に組み合わせた形になっています。
 正面から見ると、ネームと差し込み錠前が大振りなので、バッグそのものが小さく見えますが、決して小さくはありません。ネームは私がデザインして古くからの自転車仲間の輪童さんにお願いし、皮にレーザーで焼きこんで貰いました。皮を焦がしてるだけですので濡らしたりとか対候性は未知数ですが。
 前面ポケットはレインカバーや肩掛けベルト、ワイヤー錠程度は入る大きさを考慮、今回左右のポケットはあえて付けませんでしたが、嵩張らない厚みのポケットならあっても良かったかも、輪行の時なんかに便利ですよね。

 蓋部分には取り外し可能なマップケースを、マップケースのビニール部分は最も劣化や破損しやすい部分ですから本体に縫い込んでしまうと補修が大変ですから、封筒状のマップケースを4つのスナップボタンで蓋部分に止める様にしています。最近は紙の地図を使う事も少なくなりましたが、自分の折り方に合わせたサイズで片側から出し入れできる様に作って貰いました、ほぼA4三ッ折サイズです。地形図に関してはミウラ折りとかされる方もいるのかな、

 あとマップケースの下、蓋部分に8吋タブレットをセットできる様にしています。写真は8吋サイズのLenovo TAB3ですが、既製のブック型ケースの扉部分を後ろ側から差し込める様にしていますが、タブレットのサイズも様々ですから、この辺り現物合わせするしかありませんね。

 内側ですが、帆布製フロントバッグに良く見られる左右からのフラップに加えて、さらに内側にキャラダイスのサドルバッグの様な巾着を併用しています。私の場合フロントバッグは貴重品にカメラやらスマホやらバッテリーとか付属品やらと細々としてものが多くて、飛び出し防止と防水に。巾着は不要なら内側に折り込んでおけます。
 一番頭を悩ませたのが天蓋部分の固定方法です。後ろ開き、2種類のマウント方法、高さを低くしたデザインが固定方法を難しくしてしまいました、リクセン互換のフレームが抜けない工夫も必要ですし。量産品ならファスナーと云う手もなくはないのですが「Delft」さんも色々工夫して下さった結果、本体後側の両端端部分からベルトを出して天蓋側でスナップ止めすると云う形に落ちつきました。この辺りに関しては実際に使いながら今後も工夫する必要があるかも知れません。

 自転車のフロントバッグ、クロスバイクやミニベロのハンドルにぶら下げる程度の小型のものならともかく、ランドナーを始めとしたフロントキャリアが付いたツーリング車の場合、ハンドルとキャリアの高さ、ステム長による差、キャリアの形状、様々なバッグサポーターの取り付け方法により、バッグに求められる寸法に同じものはないと云っても過言ではありません。本来自分の身体やポジションに合わせた自転車ですから、バッグも多様な寸法になる訳で、その条件で無駄のない収納力と使い勝手を実現させたいものです。今回フルオーダーと云う事で自分でプロトタイプを作ってみたものの、作る側の立場からは縫製上の可否、強度、そして布でできた箱故にひねりや突っ張りと云った変形を考えるとなかなか一筋縄で行くものではないとつくづく感じました。既製のフロントバッグがややもすると画一的に思えるのですが、それはそれで一つの完成形なのでしょうね。
 既に取り付けて走ってみて、満足できる点や既に不満な点も見えてきましたが、ほぼ85点位の出来かなと思っています。長い時間色々と我儘に付き合って下さり製作して頂いた「Delft」さんに感謝です。

 



新しいフロントバッグをレビュー ①

 新しくオーダーしたフロントバッグ、8月下旬には一応完成してはいたのですが、asuka号への取り付けは私自身で細工するつもりでいたのと、少々修正をお願いしていた部分があったのですが、肝心のasuka号が事故で「ナニワ銀輪堂」さんにドッグ入りしてしまった事もあって、レビューがすっかり遅くなってしまいました。
 今回お世話になった自転車工房「Delft」さんへ初めてお伺いしたのは4月11日の事。以前から西大寺にマスプロランドナーを積極的に扱うお店があるとは耳にはしていたのですが、何でもオリジナルのフロントバッグを作られているとの事。asuka号で使っているTOPEAK Tour Guide HandleBar Bag DXは2代目がもうボロボロに、デモン太と延陽伯号で使っているモンベルのツーリングフロントバッグも2代目でマップケースが破れてしまい剥がしてしまった状態、そろそろ買い替えを検討していた処だったのです。
 店内にはフロントバッグの他、サドルバッグやサイドバッグも並んでいて、既成のデザインですと結構リーズナブルなお値段で手に入れる事ができます。製作は店主の息子さんが此処で作られているとの事で、オリジナルのデザインにもある程度応じて貰えるとの事です。
 従来からのクラシックな帆布製バッグもそれなりの魅力はあるのですが、使い勝手を考えると今一つ納得できない点もあって躊躇していたのです。オリジナルのデザインに応じて貰えるとの事ですので、自分なりのノウハウを盛り込んだフロントバッグを早速考えてみる事にしました。
 要求仕様は後開きで、ポケットは前面と蓋部分の裏側に。asuka号とデモン太で兼用できる様に異なる2種類のマウント方法に対応させる事、容量は大きいに越した事はないのですが、モンベルで入手できるリクセンカール互換のフレームを使いますから、幅に関してはモンベルのツーリングフロントバッグ(リンク先は現行モデル)と同程度となります。先のフレームに沿う様にバッグの後側をカーブした形状にし、セフティレバーやギドネット(asuka 号の場合は今どきのサブブレーキですが)を使って上ハンを持つ場合にもゆとりを持たせ、バッグそのものを無駄に前に出す必要をなくします。素材はパラフィン加工した6号帆布、カラーはキャラダイスのサドルバッグや一昨年に作ったサイドバッグに合わせたグリーンと云うかオリーブ色に黒の縁取りとします。
 早速プラダンとガムテープでプロトタイプを作って「Delft」さんに持ち込みました。
 (写真左) 「Delft」さんも後ろ側がカーブしたデザインは今回が始めてと云う事で早速作られた試作品。(写真右) 私が作ったプロトタイプの最終形。可能な範囲で背を低くし前へ伸ばしたデザインに、既成品で容量の大きいものはどうしても背が高くなっているのですが、うちのasuka号の様に700Cでフレームサイズが小さいと、ハンドルより上に飛び出して私的には不細工に思えるのですよね。なおヘッドランプをマッドガードに取り付けるつもりはありませんので、奥行きが大きくなっても前に出す事は可能です。

 2種類のマウント方法ですが、従来asuka 号には自転車仲間のMさんが作ってくれたサポーターを長年愛用していたのですが、補強部分の溶接が外れたりとかなり痛んできたのでこの機会に入れ替える事に、この手のサポーターは日東の蔵王を始め結構良いお値段がします。それにフロントバッグの高さを抑えた上に後開きと云う事で、ヘッドパーツ部分に固定するベロオレンジ製のサポーターを使用する事にしました。ただこのサポーターもなかなか曲者でして、ヘッド部に固定するだけにステム長が90mm以上だと使いものになりません。加えてasuka 号はフォーク抜き輪行仕様のため、スパナでヘッドをしっかり締める事ができず、舌も付いていませんので緩んで首を振ってしまう可能性があります。ただ最終的にEB金具でバッグ底面を固定するつもりですので回避はできると思っているのですが。あとフロントキャリアのワイヤーガード部分と干渉するので高さを詰めています、結果的にはサブブレーキのアウターの取り回しに無理がなくなったのですが、写真右を良く見て頂くと判ると思います。
 この手のサポーターの多くがそうである様に、ベロオレンジ製のサポーターのバッグ側のマウントは横長で、背面がカーブしたこのバッグにはそのままでは使えませんので別途自作する事にし、革製の背の部分にナッターを埋め込んであり固定します。支点部分が狭くなりバッグを支える強度的には不利ですが、キャリア上に載るものですし、最終的にバッグ底部をEB金具で固定する予定です。ただ皮部分にもう少し幅を持たせた方が格好は良かったかも。また加工が可能ならマウントをカーブに合わせて曲げる手もあるかと。

 デモン太の方はおよそ似つかわしくない今風のリクセンカールのマウントを使用しているのですが、これはデモンタ輪行時に邪魔になるサドルバッグをフロント側に付け替えると云うアイデアを実現させるための工夫ですので致し方ありません。こちらもまたマウント位置を下げるためにオプションのアダプターKF803を使用しています、但しKF803は従来のものとは幅が違うので加工が必要です。
 なおリクセン互換のフレームを使う場合は先のマウントを外して、フレーム両端をバッグ左右のループ部分に差し込みます。こちらの場合は首を振る事もありませんし、上へ飛び出す心配もありません。
 さてこう云った仕様が煮詰まるまで桜井から西大寺の「Delft」さんまで片道30キロ近くを何往復した事やら、まあ旧街道やら川べりの自転車道を継いで行きますので、なかなか快適なサイクリングルートでもあった訳ですが。(つづく)



乾さんの「龍王ヶ渕サイクリング」に乱入

龍王ヶ渕への道 宇陀市室生向渕

 今日は乾さんのゆるゆるサイクリングが宇陀市の「龍王ヶ渕」に行くので追いかける事に。集合場所の天理のファミマには間に合いそうにないのと天理ダムを登るのが苦手なので初瀬ダムから登る事にします。デモン太でこの坂を登るのは初めてなんですよね、どうにか推さずに登れましたが。
 さて11時にはR25下道の福住に出て待ち構えますが、一行は一向にやってきません。1138 LINEに書き込みが、三陵墓古墳群史跡公園で休憩しているとの事、どうやら広域農道を走った様です、長滝経由はあるかと思ったのですが、まさか広域農道を走るとは…
 ゴルフ場の間を抜けて山辺高校の裏に出て20分で三陵墓古墳へ、無事に捕捉する事が、今回の参加者は8名。

 大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)にあります。
 三陵墓古墳から龍王ヶ渕へ入る向渕(むこうじ)まで私がご案内する事に。県道781号を多田まで走り、満寿寺薬師堂の横を抜けて県道28号に出ます。さすがに遅咲きの百日紅は花を落としていましたが。

 向渕の交差点で出口さんと先導を交替、ここから10%前後の坂が1キロ余り続きます、何度来ても嫌です。
 「龍王ヶ渕」に来るのは2017年2月以来、話には聞いていましたが、最近は人気スポットだとか、休日と云う事もありますが、駐車場には車が並んでハイカーも結構います。以前は不気味な位に人の来ない処だったのですが。

 夕方から予定がありますので戒長寺の下まで来た処で、一行とはお別れし一足先に帰途に就く事に、山部赤人の墓所からR369の玉立(とうだち)橋に出て西峠を下り、14時半には帰投できました、本日の走行54.6キロ。




久しぶりの「遠回り通勤らいど」

秋篠川沿いの自転車道から薬師寺を望む

 久しぶりの「遠回り通勤ライド」です、西大寺の自転車工房「Delft」さんまで往復します。大和八木から下ッ道(中街道)を北上します。写真はR25との交差、ここから下ッ道は近鉄橿原線とR25に挟まれた集落を縫って行きます。
 田原本町から天理市に入った辺り。
 (写真左) 天理市二階堂、この三叉路から東に行くのが丹波市(現在の天理市)への旧い道です。立派なお堂のありかつては交通の要衝だったんですね。(写真左) 近鉄天理線を跨ぎ、京奈和自動車道をくぐります。下ッ道は更に北上しますが、菅田神社参道に入り西へ。

 三郷橋から京奈和自転車道へ入りますが大師橋から郡界橋の間の工事通行止は相変わらずです、来年1月末までと云う事ですが。
 緊急事態宣言明けの最初の週末にこのお天気とあって、最高のサイクリング日和、自転車道を行き来するローディも多いです。秋篠川沿いの自転車道を「Delft」さんまで往復して、大和川河畔沿いを走って14時過ぎには無事帰投。平坦なコースですが本日の走行56.7キロ。



2021年9月のまとめ

 9月は走行320.4キロ、通勤以外は皆目走ってませんもんね、ワースト記録とはならないまでも今年1月の369.9キロを下回ってしまいました。内訳はdémonta 255.7キロ、erba 64.7キロ、2021年累計5544.6キロ、一応の目標だった昨年(2020年)の走行距離7,412.1キロ以上も厳しくなってきました。
案の定、体重は… とにかく公私にわたりストレスの多い9月でした。

 



2022年カレンダーに着手


 まだ9月だと云うのに来年(2022年)のCanCan謹製カレンダーの製作に着手してしまいました。ご存知のように20年来、主に自転車で遊んで頂いた皆さんにお礼の意味を込めてお配りしています。

 昨年は11月も末になってようやく「五輪祝日移動法」が成立し慌てさせられましたが、まぁ今年はそんな心配もないでしょうし、他があるとは云え主戦力のasuka号の復帰にはまだ時間が掛かるでしょうし。しかし「コロナ禍」のせいで昨年から皆さんとご一緒する機会がめっきり少なくなってしまい、肝心の写真のネタ不足が… 最悪は「自撮り」写真集になったりして(^_^;)

 なお[CanCan HomePage]の[Gallery]→[カレンダーに使った写真から]で過去にカレンダーで使用した写真をご覧頂く事が可能です。

 



9月25日の日記

 すっかり秋らしくなったと云うか、今朝なぞは半袖では肌寒い位、駐車場の車の窓には夜露が下りてました。いつの間にか蝉の声も聴こえなくなって、おかしな夏でしたが終わってたんですね。さて今日はゆるゆるサイクリングの「風の森峠 彼岸花の乱」参加はできないのですが、定時にあがれれば橿原運動公園駐車場9時に間に合いそうですので、お見送りだけでもと走る事に。
 今日の参加者は私を別に9名、内2名が家庭の事情?で途中離脱の予定、乾さんが不参加で出口さんとスミ旦那がコースリーダーを勤められます。運動公園から数百mだけ御一緒してお別れ、私は大和高田方面へ向かいます。皆さんのその後の様子はスミ旦那のブログ「走門来福」でどうぞ。

 「松のや」で朝飯「得朝ロースかつ定食」、11時までの限定ですがこれで490円、以前は豆腐と海苔がなくて400円だったのですが… その後、S先生の処へ向かうのですが、あちゃ第4土曜は休診だったんだ。

 大和高田から葛城川沿いの飛鳥葛城自転車道を北上し西大寺の自転車工房「Delft」へ向かいます、御幸橋(写真左)で大和川を渡り富雄川沿いに入ります。大和郡山市街を抜けて奈良口から秋篠川沿いに入りますが、写真はここまで。実はお尻のポケットに入れていたスマホが温度上昇で動かなくなってしまい、以降写真が撮れず。
 「Delft」で用件を済ませ秋篠川~佐保川~大和川べりを走って帰途に就きましたが、良いお天気でしたね、夕方少し降った処もあったそうですが… 幸いスマホは冷えると戻ったのですが、昔から夏場には温度上昇でカメラが使えなく事はたびたびあったのですが、気を付けなくては。
 本日の走行70.7キロ、デモン太では結構な距離なんですが、今月はまだ300キロにも届いていません、月末には台風も接近するとか、このままだとワースト記録更新するかも。

 



乾さんの「稲渕棚田のカカシと彼岸花の乱」へ


 時節柄皆さんとご一緒する機会も少ないのですが、乾さんの「稲渕棚田のカカシと彼岸花の乱」に少しだけ顔を出してきました。何人かは大阪柏原から走ってきているのですが、第2集合場所の橿原運動公園へ向かいます。
 お馴染みの面子にも久しぶりにお逢いできました。
 些か人数が多いので3分隊に分かれ、要食料調達組を率い、畝傍山の北側を回ってオークワ橿原畝傍店へ立ち寄って、甘橿丘の北側の豊浦休憩所へ。
 再び分隊を率いて、入鹿の首塚から板蓋宮へと抜けて行きます、さすがに人が多いですね。稲渕の棚田を見上げる新しい休憩所までご案内して、すみません私はここで引き上げます、このまま帰途に就くのが勿体無いお天気でしたね。肝心の案山子や彼岸花の様子はそのうち乾さんスミ旦那のブログにアップされるかと思いますので、よろしく。

 集合写真もありませんし僅かな枚数ですが、大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています。参加者は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。



9月22日の日記

 朝、十五夜の月が葛城の山並みに沈んで行きます「中秋の名月」が満月になるのは8年ぶりだとか、単純に旧暦との差だと思っていたら月の公転周期だとか結構難しいんですね、次は2030年だとか。
 10年前の9月10日は大黒屋さん、天神橋五丁目さん、kiki君とかと敦賀の気比の松原で「お月見キャンプ」していたんですね。昨夜は雲が多くてお月さんは見え隠れしていましたが、月明かりの明るさに久しぶりにナイトランしたくなりましたが、今月になってからテンション下がりっぱなしで体調も良くありません、なんか走らないと生活のリズムまで狂ってしまった様で…

 新しいフロントバッグをasuka号に取り付けるためのブラケットがようやく形になりました。最終的にアルミで作るつもりでMDF材から削りだしていますが、サイドバッグの時と同様、強度的に問題がなければこのまま使い続けるかも。ベロオレンジのバッグサポーターに対応させています。



彼岸花パトロール


 昨年は遅かった彼岸花ですが、今年は順調に咲き始めました、咲き出すと一気に拡がります。勤務明けですが「案山子コンテスト」も開かれていますので明日香村稲渕の棚田へ向かいます。


 正直云って今年はパッとしませんね、先週に紹介した分は省いていますので先の分も合わせて見て下さい。休日ですので人が増えてこない内にさっさと引き上げる事にします。


 まぁ彼岸花の方はなかなか見応えがありそうです。葛城古道あたりも行ってみたい気もするのですが、観光客やらアマチュアカメラマンが押しかけて密なんでね。「彼岸花の乱」こと葛城ポタ (2016年9月25日)

 



113キロで折り返し

 1日の話やないんです、今日は折り返しの15日、なんと今月の走行距離はなんとまだ113キロなんです。記録のある過去20何年でワースト記録を更新しそうです。asuka号の戦線離脱とすっきりしないお天気続き、何より事故に訃報と気分的にも落ち込んでます。実は昨年9月(2019年10月~2020年9月)も逆突事故のせいでasuka号がないのですが800キロ超、コロナ禍第2波と第3波の合間にGOTOトラベルを活用してErba号とデモン太の輪行くで走り回ってましたからね。
 いつもの通勤ルートですが彼岸花が咲き始めました、今年は早いのかな、と云うか去年が遅かったですもんね、暫くは路傍の鮮やかな緋色が愉しみです。そんなこんなで遠乗りが出来ませんが、ご近所ポタで9月は過ごしますかね、ライフワークの「自撮り」も暫く御無沙汰ですし。2020年9月28日 彼岸花「自撮り」ポタ
 さて昨日買ってきたワッシャ-を何枚か重ねてリーマーで内径をごりごり拡げます、真鍮製とは云えしっかり掴めないのでなかなか作業は大変です。そしてフロントバッグの背面にナッターを4つ埋め込み完成(写真右)、写真はデモン太ですがasuka号の時はリクセンカール用のフレームを外して、これに自作のマウントを固定します、asuka号が帰って来るまで出番がないのですがね。



9月14日の日記「ナニ銀」さんから日本橋へ

 1日中雨の予報なんですが、先日事故に遭ったasuka号を担いで「ナニワ銀輪堂」さんへ。見た目だけではリアのホイールとマッドガードの損傷ですが、芯出しをして貰わないといけませんので、困った時の「ナニ銀」さん頼みです。さて車に乗らない人ですから、誰かに無理をお願いでもしなければ担いで行くしかありませんが、バッグやら余計なモノを外していると案外とasuka号も軽いものだと感心したりして… 自宅から桜井駅へ歩いて数分ですが、雨の止みまを狙って出掛けます。自分の休みと「ナニ銀」さんの休房日を考えると無理してでも今日行っておかないと。
 鶴橋で寝過ごして上本町まで行って引き返すと云う失態をやらかしますが、大正駅からはあまり降られずに「ナニ銀」さんに到着、Nさん曰くもっと酷い事になっているかと心配して頂いていたとか。とりあえずパーツは揃いそうですが、リアディレーラーがちょっと心配かな。9速ロングケージのシルバー筐体って今はないですからね。
 「ナニ銀」さんもなかなかお忙しい様ですが、見積りがでたら保険会社のやりとりもありますし、色々と無理をお願いしてお店を後にします。

 緊急事態宣言下の大阪ですが、せっかくですのでちょっと買い物で日本橋へ、お天気なら新今宮からぶらぶら歩くのですが、市バスでなんばへ出ます、結構人歩いてますね。朝4時から食っていなかったので、なんさん通りの「松乃家」でタブルロースカツ定食を食った食った。大満足で日本橋界隈へ、ラジオ少年時代からオーディオ、パソコンと50数年通った街ですが、寂しくなりましたね。

 実はM7の平ワッシャ-を探しているので、日本橋の「ナニワネジ」へ。AMAZONやモノタロウになくはないのですが量がね、必要なのは正味4枚だけ。しかしさすがの「ナニワネジ」にもM7やM9は置いていません。ただM7のネジを使う訳ではなくて内径7.1mm以上のワッシャ状のものが欲しいのです。売場のベテランお姉さん(^_^)とやりとりしたのですが、M8では大きすぎるし、W1/4は1.6mm厚しかない、結局0.8mm厚の加工のしやすそうな真鍮製のM6ワッシャ-を買ってヤスリかリーマーで拡げる事に。レジでお姉さんに「頑張ってや」と、浪速の老舗やわ。
 処でなんで内径7.1mmのワッシャーやねん。Delftさんにお願いしたおニュ-のフロントバッグ、既に出来上がって使ってはいるのですが、本来はリクセンカールのアダプタを使うデモン太とベロオレンジのサポーターを使うasuka号の両方で使う構想で、現状はどちらもリクセンを使っていて、ベロオレンジに対応できたら皆さんに詳しくレビューをしたいと思っているのです。
 まったく異なる固定方法に対応させるのが悩ましい処なんですが、バッグ側のマウントをスピーディーに脱着させるために背面の革のプレートにM5のナッターを付けるのですが、金属や樹脂板と違い革とかではかしめる時に逃げてしまうのでワッシャ-をかませる事にした次第、これが7.1Φなんですよね。



今年のジャンボ案山子は

 明日香村稲渕の「案山子ロード」で行われる恒例の「案山子コンテスト」、シンボルとなるジャンボ案山子、今年は大谷選手が登場。
 ここ数年、話題の人がジャンボ案山子のモデルになっているのですが、過去の登場人物です。


 今年で26回目になるのでしょうかね「案山子コンテスト」の出品も始まっていますが、まだまだ半分位かな。今年のテーマは「マスクの似合う案山子」だそうなんですが… やはりコロナ絡みやオリパラ関連が多くなるのですかね。

2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

 暫くasuka号が使えないので最近はデモン太の出動が多くなってます。「案山子路」の看板が新たに中腹にも建っていました、以前からの朝風峠の手前のもありますよ。

 

輪友の訃報

 残念な話題が続きますが… 4日未明に訃報が入ってきました、三重県在住の自転車仲間の細川隆(TABOO)さんが亡くなられたとの事です。名古屋の「新春ラン」とかで毎年お逢いしていたのですが、今年は「コロナ禍」で参加がかなわず、2020年の「新春ラン」が最後となってしまいました、その時頂いた輪行袋が形見になるとは…
 (左上) 2013年6月22日 榛原「廣栄堂」にて、(右上) 2011年12月11日「シクロツーリスト」誌寄稿者が顔を揃えた「第12回 あすか鍋サイク」明日香村「めんどや」にて、左から細川さん、土田さん、小島さん、私、(左下) 2015年5月5日「月うさぎ」にて、(右下) 2019年11月9日 「鈴鹿8時間エンデューロ 2019」 での審判員姿。

 (左上) 2018年3月11日「さんぽdeサイクリングin天理」にて 、(右上) 2019年1月3日「第24回 新春サイクルミーティング」にて、(左下)2015年1月3日「第20回 新春サイクルミーティング」にて、(右下) 2018年1月3日「第23回 新春サイクルミーティング」にて。奈良県に縁のある方でNCAを始め県下でのイベントにも良く顔を出されてました。
 2019年1月3日「第24回 新春サイクルミーティング」にて、通称K三峠を登って行く細川さん。TOEIランドナーは勿論ですが、三重車連の審判員をされたり今風ロードも乗りこなす間口の広い温和な方でした。3年前の夏に亡くなられた大塚さんもそうですが、同世代の輪友の不慮の死、まだまだ走れるし、走りたい処が一杯あった筈、もうご一緒する事がかなわないとなると、もっと機会を作っておればと後悔するばかりです。心よりご冥福をお祈りします。



事故の顛末

 さる8月31日、曽爾高原へのサイクリングの帰り道、R369で帰途に就いていた時の事なのですが…
 気が付いたら救急車の中、曽爾村山粕の集落を出て栂坂トンネルへ向かって走っていた処から後の記憶がありません、自転車の後ろの方に衝撃があった記憶がかすかにあるのですが、右からなのか左からのなのか、自分で転倒したのか車と接触したのかも判らないのです。救急車の中で救急隊員と会話をしている辺りから記憶が戻ってきます、痛みはあまり感じず、桜井の済生会中和病院へ行きますからと云われた事や、今日は何月何日なのかと云う質問に答えられなかったりと、徐々に今どの辺りを走っているのかなぁと記憶は鮮明になってきます。最初に住所氏名や勤務先を聞かれて答えていた様で、ただ携帯の番号は2ヶ月程前に変更した前の番号を云っているのが。
 とにかく済生会中和病院に救急搬送され、コロナの検査で暫く待たされましたが、CTとレントゲンの撮影と、擦過傷部の手当てを受け、取り敢えず格段の心配はないから、今日は一旦帰って良いから、明日、整形外科と脳外科を受診する様にとの事で病院から10分位歩いて帰宅しました。
 翌1日朝、整形外科と脳外科を受診、脳に異常や骨折はないとの所見で「右肋軟骨損傷」「頭部外傷、右前額部挫創」との診断を受けて帰宅。宇陀署に連絡を入れて後続車と接触した事とasuka号は宇陀署で保管されている事を知ります。とにかくたんこぶができているのと咳をすると胸が少し痛い程度なので、1日夜は通常通り出勤。一人住まいですからね病院にいる方が余程安心なんです。
 くたびれてぐっすり仮眠していたら深夜 0314 STで叩き起こされる事になるのですが、なにやら右目のまわりが腫れぼったいので鏡を見ると青く晴れ上がっています。朝出勤してきた院長(整形外科医)に診て貰ったら、血が下りてきているみたいやね、あまり心配はいらんやろとの事。とりあえず帰宅の足で済生会中和病院眼科を受診、精密検査の結果網膜はく離等の所見はないけど、1週間程は視野の欠損や酷い飛蚊症状がでないか経過観察との事。目の周りの腫れはひくのを待つしかないねとの事。
 宇陀署の交通課の婦警さんから電話があって自転車を自宅まで持って行きますよとの事、エラい神対応やなぁ誰か事故と知った知り合いが気を使ってくれたのかなと思っていたら、宇陀署では証拠品保管ができないのと、相手車両のドライブレコーダーのメモリーカードが読めないので桜井へ下りるついでがあるとの事。
 asuka号は手元に戻ってきましたが、見た限りでは後ろのリムとマッドガードの変形程度、あとベルクロ止めのヘッドランプが無くなってますがGPSとメーターはちゃんと付いていました。おニューのフロントバッグが無傷だったのは幸いです。まぁハンドルとサドルはあさっての方を向いてますががね。
 asuka号を持ってきた貰った時に現場写真と見せて貰いましたが、道路センターライン付近に転倒していたらしく、相手車両の右前部に接触痕があるそうです。相手車両(マークXだとか)の運転手の談に拠ると、自転車が路側帯付近を走行しているを視認、先行車が過ぎた後に右折しようとしたのか道路中央に入ってきて接触してきたとの事です。ただ栂坂トンネルに向かって登っていたので、この時間から旧道に入るつもりもなく右折する必然性がないのですがネェ。ただこちらの記憶がないのと、相手のドライブレコーダーのメモリーカードが桜井署でも読めなかった様で、車や道路のキズ、転倒していた位置から現時点では右折時に接触との判断の様です。こちらの事情聴取がまだなので、まだなんとも云えませんが… (画像はGoogleMapから)
 asuka号の修理見積等は「ナニワ銀輪堂」さんのお世話になるしかないのですが、作業が立て込んでいたり、Nさんが手を怪我されていたりと、asuka号の復帰には時間がかかりそうです。「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のスタンプラリーは残り9ヶ所、全24ヶ所をマッドガード付きで走ろうと思っていたのですがねぇ、残るは吉野郡の山間部ばかり、非力なデモンタと延陽伯号では大台ヶ原はネェ… スタンプラリーそのものは来年2月末まで行われているのですが、奈良県道40号大台ケ原公園川上線は例年11月下旬から4月下旬まで閉鎖されるのですよね。それにせっかく80kgをきった体重がまた戻りそう…



2021年8月のまとめ

 8月は走行703.3キロ、内訳はasuka 625.3キロ、démonta 43.4キロ、erba 34.6キロ、2021年累計5224.2キロ。

8月 2日 芋ヶ峠~東吉野~一谷峠~女寄峠
8月 5日 初瀬ダム~「ミモザガーデン」~満寿寺薬師堂~室生ダム
8月 8日 竹之内峠~柏原市役所~峠八幡神社~
8月24日 芋ヶ峠~津風呂湖畔~菟田野~室生ダム湖畔~
8月31日 曽爾高原へ

スタンプラリー
「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」 15/24ポイント 47点

 瞬間風速では77kg台と順調に下がってきたのですがネェ…

 



古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。