次期ヘッドライトは


 
 以前からヘッドライトには自転車用として販売されているものではなく、いわゆるハンディライトとかフラッシュライトと呼ばれるものを取り付け方法を工夫して使用しています。

 長い間ジェントス製のNEX-903Dを使用、TOPEAKのインフレーターのブラケット(写真右)を流用、ホムセン等で入手できる市販の金具を組み合わせて使用していました。
 NEX-903Dは既に生産終了でスペック的に後継と云えるものが出てこないので、メルカリとか適価なものがあれば買い換えたり買い足したりしていたのですが、さすがに手に入りにくくなってきました。必要なスペックはズーム機能(照射角を変えられる)、点滅機、単3×2本タイプ、できるならシルバーのボディ、明るさを云々するのが普通だと思いますが、最近のものは充分な明るさと防水性能を持っていますからネ。


 ジェントス製は長年使って信頼していたのですが、なかなか適当な後継品が出てきません、そこで見つけたのがオーム電機製の LHA-KS321ZI-S (画像はメーカーHPから拝借) 必要な条件は満たしていますが、メーカーのサイトでは既に販売終了となっています。マイナーチェンジをしている様で良く似た品番の商品が出回っていますが、1,980円で入手。なお同シリーズの最新モデルKS321ZSI-S2は600lmで電池残量表示付きでAMAZONで3,500円近くします。
 NEX-903Dのボディはシルバーと云うよりチタンカラーなのでこちらの方は感じが良いです、違いはズームが回転から前後へのスライド、スイッチは側面からお尻に、明るさは2段階から3段階へ、防水はIPX6に。

 一番気になるのが照射角なのですが、LED素子のばらつきがまだまだあるかしてメーカーが明示している例は少ない様です。広角側にして写真左の右がNEX-903、左がLHA-KS321ZI-S、写真右は実際にフロントキャリアに並べて取り付けてLHA-KS321ZI-Sの明るさを中にしています、明るい小さい円がNEX-903ですから、充分な照射角で、ムラも少なく製品の世代の差が出ていますね。
 ただボディの形状の違いでTOPEAKのブラケットがきっちりと収まりません、ありあわせの金具で固定しましたが、簡単に外せませんので電池の交換がしにくく、固定方法はこれからの課題です、暫くはNEX-903Dと併用と云う事で。

せっかくのお天気なのに… 試運転


 貴重な日曜の休み、それも最高のお天気なのですが… 来週の大隅半島に向けてasuka号の準備をしなくてはなりません。

 キャリアを取り付け、ホームセンターへ買い物に行くついでに彼岸花が盛りの田園風景の中を試運転。今日は「ゆるゆるCC」とモゼールさん一行が葛城山麓へ、他にも「あらぎ島」へ走りに行っているメンバーがいる様で… ちょっと損した気分。
 「4season」で遅めのお昼を頂き、職場に少し顔をだして、本日の走行18.3キロ。さて週末の天気は上々の様ですね。

 

ゆるゆるCC「交通安全キャラバン隊」

  
 今日は「ゆるゆるCC」のメンバーのもりちゃんのお声掛けで「秋の交通安全週間」の一環として、なんと「ゆるゆるCC」が奈良県警の「交通安全キャラバン隊」として明日香村で啓発活動を行なう事となり、橿原警察署へ集合しました。

 つっちーさん夫妻はエルスタンデムで(写真左)、向こうを張って私は4サイドで来るつもりだったのですが、昨日の雨で予定が狂ってデモン太で、出口さんと来週の大隅半島の打ち合わせ中(写真右)。
 なんと「ゆるゆるCC」管理人の我らがイヌイダイスケが奈良県警橿原署長から「交通安全キャラバン隊」の隊長を委嘱され宣誓文を読み上げる事に、さすがに今日はすみれちゃんではありません。

 さて明日香村に向かって「交通安全キャラバン隊」の出発です、片道10キロに満たない道のり、日頃は自転車道や田んぼの中ばかり走っているのですが、今日は後詰めにパトカーがいるので結構交通量のある道を走って行きます。さすがに20台の自転車が連なって走る訳にも行きませんので、4つのグループに別けて私は3番目のグループを率いる事になりましたが、なんと今回女性の参加者は半分近い9名だとか。
 残念ながら諸般の事情で走行中の写真がありません。明日香村に入り一旦「あすか夢の楽市」に集まりますが、なんと出口さん率いる1番目のグループがいません、なんでも石舞台まで行ってしまった様です。ここはお客さんもあまり多くもいませんので、早々に石舞台近くの「あすか風舞台」へと移動する事に。
 「国営飛鳥歴史公園 石舞台地区」の中の「あすか風舞台」前に到着、全員が揃いました。紙コップみたいのがいっぱい転がっていますが、昨夜と今夜は「飛鳥光の回廊 2022」が行われています。近いとは云えあまり自転車で来るイベントでもないので暫く覗いていませんが2014年の模様です。                                                                                                       

 奈良県警のマスコットキャラクター「ナピちゃん」と「ナポくん」、「いかのおすし一人前」は流していませんでしたが… 知らない?奈良を走るサイクリストとしてはそれはモグリです。「いかのおすし」はともかくとして、こちらの動画に是非’いいね!’をお願いしますとの事でした。しかし「笑ゥせぇるすまん」ってお金かけてますねって聞いたら、これは警察庁がお金だしてるとの事。

 と云う事で、行楽客でいっぱいの石舞台周辺でお昼まで安全グッズやらティッシュ配りを。橿原警察署の皆さん、ゆるゆるCCの皆さん、お疲れ様でした。
 女性陣に囲まれてご満悦のイヌイダイスケ(写真右)、あの「ランドナー補完計画」から20数年を経て誰がこのシチエーションを想像できたでしょう、こんど癌になってももう思い残す事ないよね。
 この後は昼食を済ませて、稲渕の棚田で行われている「案山子コンテスト」やらいま盛りの彼岸花を観に回る予定なのですが、昨夜はあまり仮眠ができなかったのと、人出の多さにちょっと参ってしまったので、午後の部は遠慮させて貰い帰途に就かさせて貰いました。本日の走行23.9キロ。

乾さんのブログレポート

※集合写真の大きなサイズのものは後日うちのHPの「サイクリングの記録」(要認証)にアップする予定です。

Sonny Red と大塚親分


 久しぶりにこのカテゴリーの記事、最近はネットで何でも聴けますからネェ… ソニー・レッド(1932-1981)は1950年代後半から1960年代にかけて活動したデトロイト生まれのアルトサックス奏者、いわゆる典型的なパーカー系アルト。プレステッジ他に数枚のリーダーアルバムを残しているが、時代が移ってもスタイルを変える事なく1971年の本作が最後のリーダー作品となっている。「Shadow of Your Smile」で知られるなジョニー・マンデルの「 Time For Love 」や「My Romance」を収めているあたりにコマーシャルな選曲を感じさせるが、さりとて他の曲に全盛期の覇気は感じられない。結局は1960年代のポピュラーな曲に秀逸なリズムセクションが光る1枚にはなっていますが、フルートに持ちかえたソニー・レッドでなくても良かったと云うのが正直な処。
SonnyRed(as,ts,fl), Cedar Walton(p), Herbie Lewis(b), Billy Higgins Hayes(ds) 1971

 ソニー・レッドとの出会いはLP時代、カーティス・フラーの「Curtis Fuller With Red Garland」(Prestige)(1957)にサイドメンとして参加していた、フラーが抜けた(最後に少し顔を出すが)ヴァン・ヒューゼンの佳曲「Moonlight Becomes You」ではとにかく良く唄う。ガーランドも傑出している、プレステッジでホーンにガーランドの加わった作品はコルトレーンとの3部作が有名だが比べ物にならないノリの良さ。最近ではJAZZは殆んどiTunesに放り込んで聴いているが、この「Moonlight Becomes You」はなんと再生回数ダントツの1位、「私を構成する9枚と9本」でも不動の1枚ならぬ1曲になっている。

Curtis Fuller(tb), SonnyRed(as), Red Garland(p), Pual Chembers(b), Louis Hayes(ds) 1957/5/14

 そのソニー・レッドがリーダー作としてBlueNoteに残した1枚、今は亡き「サイクルハウス アビィ・ワン」の大塚親分に教えて貰ったアルバム、氏はオーディオマニアであり、店の名前から判る様に大のビートルズファンでもあったが、なぜこんなマイナーなJAZZの1枚を私に薦めてくれたのか、意外と云うより不思議でしかたがない。LPのコレクションを処分してあらかたはCDに買い替えてしまった後も手元に残っていた「With Red Garland」、せっかくだから「ソニー・レッドはこれが良いよ」と親分にプレゼントがてらご自慢のセットで聴かせて貰おうと思いながら、なかなかLPレコードを提げて伺える機会がないまま、訃報を耳にする事になった。

Sonny Red(as), Wynton Kerry(p),  Pual Chembers(b), Roy Brooks, Jimmy Cob(ds) 1959/12/5,1960/1/23

案山子コンテストと彼岸花


 明日香村稲渕の案山子ロードで行われている恒例の「案山子コンテスト」を覗いてきました。
 正直云って昨年2021年に続いて低調だなぁと云う印象です。
 時節を反映して今年のテーマは「世界平和」、と云う事で’鳩’とか’万国旗’とかのモチーフが多いです。
 視点を変えて撮ってみると面白いものです。
 テーマを反映させたと云う点ではやはりこれが一番かな、知っている人には…
 毎年完成度の高い作品を出される常連さんの作品、これが案山子かと云う意見もある様ですが… FishEyeを持ってきていていたので、この作品の雰囲気判るでしょ。

 彼岸花もあちらこちらで咲いております。

 朝風峠の手前までで上がり、稲渕の棚田を見下ろす回廊の様な小径を走ってお昼までには帰途に就きました。コンテストは今週末までですが展示は暫く続いています、案山子ロードは東側に開けた棚田ですので、写真を撮られるなら午前中の方が良いかと。

 例年の「案山子コンテスト」の模様は…
2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

9月18日の日記

 この連休は台風襲来で予定が吹き飛んだ人が多いみたいでして… 彼岸花、今年は遅いのかなと思ったら、途端に咲き始めました、通勤コースにて。
 一昨日の朝の事です、歳なのか習慣なのか朝4時台に必ずと云って良いほど一旦眼を醒まします。テレビを点けたりスマホを覗いたりして何事もなければ、たいがいはそのまま二度寝してしまうのですが… 今度起きたらメガネが見当たりません、気が付いたら身体の下敷きに、何時もなら少し曲がった位で済んでいたですが、ものの見事にテンプルが折れています。昔は結構予備も持っていたのですが、度が進んでからはネェ、他のはかなり不自由なんです。行き付けのメガネ屋が開く時間に駆け込みます、昔からRay-Banの枠を愛用していて、決して安くはないのですが、古くなってもパーツの入手性が良いのですよね。ただこのテンプルは海外からの取り寄せで最低2週間はと云われます、フレーム丸ごと替えるのだったら他店に在庫があれは遅くとも連休明けには入ってくる、但し18,000円也、安いのだったらメガネ一式が。これは痛いけどとても2週間は待てない、余ったフレームは予備パーツだと思うしかないか、先日思いがけず国保の還付金が返ってきて先日の「ゆめしま」の分にお釣りがきたと喜んでいたのに… 背に腹は代えられんよね。
 幸い翌日にはフレームが届いたとの連絡が、明日取りに行く事にして、痛いけどとにかく一件落着。
 昨夜は最悪のパターンで仮眠が取れず、1時間程は横にはなっていた気するのですが… ここ暫く廻り合わせの悪い同僚の事をとやかく云ったらこれだもんね。ねむだるい身体でデモン太を駆って勤め先を後に、台風が九州まで来ているのに、午前中は雨も大丈夫らしい、4seasonでモーニングを頂いて時間調整してメガネ屋さんと明日は部屋に籠ってられる様に買い出しをして帰宅、さあ大隅半島のコースを考えなくては…

大隅半島へ船の旅

 この週末は台風襲来で色々と計画が吹き飛ばされて残念な事になりそうですが、先月ご紹介した大阪南港から九州志布志港まで往復タダで連れてって貰える企画「目指せ!自転車の聖地 大隅半島を走ろう!!」、先日「現地1泊プラン」9月30日~10月3日の日程で当選の連絡を受けました、3年前は一部定員割れしていたそうなんですが、今回は「現地1泊プラン」も「弾丸プラン」も定員の25名を上回る応募あったそうで、抽選の結果「ゆるゆるCC」の方から4名応募して2名が、私の聞いた範囲ではFacebookの「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の方で1名、「大和川CC」の方では4名が当選している様です、前回は見知った顔が全くいなかったので往復の船の旅は些か寂しかったのですが、今回は賑やかな事になりそうです。ただ私同様にキャンプツーリングの予定で申し込んでいたタックさんが外れたので現地では前回同様ソロツーリングになりそうです。
 前回の2019年10月は道の駅「すえよし」を回らなくてはならないと云う条件があったので、志布志から半時計回りに旧国鉄志布志線の廃線跡に沿って北上してから錦江湾沿いまで走り、桜島の見える道の駅「たるみず湯っ足り館」でゲリキャンして翌日には同じく一部が自転車道となっている大隅線の廃線跡を辿って志布志港へ戻りました。今回も現地での時間を考えると佐多岬は少々難しいので、飫肥や都井岬を考えてみたのですが、鹿児島県大隅地域振興局に主催して頂いているのにそれはないだろうと、前回見えなかった開聞岳を期待して根占方面へ向かう事にしました。ただ復路は前回同様としても往路はR448でしょうかね、鹿児島県道74号内之浦佐多線なんて魅力的な険道もあるのですが…
 ここからは前回の反省と参加される方には船旅で参考になりそうな点をご紹介… 
 前回志布志港到着後、自転車の下船が最後だったり出発のセレモニーがあった上に志布志駅や志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所に立ち寄ったりしたものですがから、結局志布志を離れたのは11時前になってしまいました、翌日帰りの便に乗り遅れると大変ですので、余裕を持って志布志に戻って来なければなりません、その辺りを考えると「志布志…」は志布志に戻ってきてからにしておけば良かったのですね。
 今回も私は4サイドで行く予定にしています、5月の「琵琶湖キャンプツーリング」で破損してリアのサイド枠がそのままなのですが、ショコラさんの応急処置が完璧なんで、取り敢えずこのまま行こうかと…

  「現地1泊」組は往路と復路で船が変わります、前回は自転車の積載方法が行きと帰りでは違いました、往路はマットの上に寝かせ、復路はバイクラックでした、これは天候によって変わったのかも知れませんが、なお4サイドの私は壁に立て掛けて固定して貰いました。もちろん航行中に車両甲板には入れませんので、船室での1泊や入浴される方は予め荷物を揃えておいた方がが慌てずにすみます。
 前回2019年10月はコロナ禍の前で船内のレストランはバイキング形式だったのですが、その後なにやら弁当になった時期もあった様ですが、今はどうなんでしょ。写真はフェリーさんふらわのプライベートベット、もちろん個々にコンセントがありますので充電等が可能です。
 クリートシューズでなくても重宝したのが、WORKMANのスリッポン、ソールや踵が柔らくて使用しない時はコンパクトになります。それでも今時ロードの人には現地で走る時には余計な荷物ですよね、志布志港にはコインロッカーがあったと記憶しています。なお昨年から部屋に備え付けられていた共用スリッパも廃止されている様です。

 ところで志布志行きのフェリーさんふらわの出港する「大阪南港コスモフェリーターミナル」へのある南港北へは2本の海底トンネルと2本の橋が架かっているのですが、うち3つは自転車(125cc以下の単車や軽車両、歩行者も)が通れないので、ニュートラムかバスで輪行しない限り自走で行くには南側の南港大橋が唯一のルートなんです、私の様に奈良から大和川に沿って行くにはどうって事はないのですが、大阪市の中心部や北部から走られる人には結構遠回りなんですよね、それと南港大橋の西側はとても乗っては登れない写真左のスロープが、ただ東側は写真右の様になっています。写真はいずれも北から南に向かって撮っています。
 さて後2週間、走るコースをあれこれ考えるのも自転車ツーリングの愉しみです。
続きを読む 大隅半島へ船の旅

「ゆめしま海道」へ (おまけの2日目)

  予讃線 伊予桜井駅にて

 今日の予定はタイトルの「ゆめしま」とは全く関係なしで、愛媛県と香川県の未修の道路元標を巡って帰途に就く予定なのですが、案の定降ったり止んだりの雨模様に、香川の分は諦めて「シクロの家」の隣の食堂「二葉」(本来は駅弁屋さん)で朝定食を頂いて、のんびりYさんにコーヒーを淹れて貰って8時過ぎにスタート。

 伊予桜井駅までの数キロ、雨雲レーダーを見て、雨雲の間隙を縫って走り出したつもりが、やっぱり降られてしまった。

 愛媛県越智郡の桜井町道路元標があるのは今治市立桜井小学校、敷地内と云っても道路から見える位置に保存?されています。この場所2016年3月に通りすぎているのですよ、2009年まで愛媛県は道路元標が全く現存しない県の一つだったのですが、現在は此処を含めて5基の現存が確認されています。この様に学校敷地内に逃げ込まれてしまう?例は多いのですが、そうなると一般人の目に触れにくくなってしまいます。道路元標が設置された時代の地方自治体としての町村は少なくとも小学校の一学級が構成できる人口規模(交通手段をも考慮)であったとする考えがあり、郵便局や駐在所も同様ではと類推できます、つまり村長さんと校長先生と局長さんと駐在さんの世界、そして昭和や平成の大合併を経た後も、旧町村名を冠した小学校、郵便局、駐在所が多く残っています。また昭和27年施行の新道路法で法的根拠がなくなり行き場を失なった道路元標が旧町村名を同じくしていた事で、それらの敷地に移された例が多いのです。大正道路元標が測距の基準であった事には違いないのですが、マイルストーンであった明治里程標とは異なり、シンボルになり得たと云うのが持論です。

 現在は無人駅となった伊予桜井駅、大正から昭和へと国鉄予讃本線が西へ向かって延伸する中で、1923年(大正12年)12月21日から翌1924年(大正13年)2月11日までの僅かの間、予讃線の終点でした。

 降ったり止んだりのお天気、10キロにも届かない僅かな距離を走っただけで伊予桜井駅から帰途に就くしかなく、のんびりと輪行支度を始め1115発の高松行きに。2両編成と思いきや、後ろの車両は回送車両、前の1両は立っている人がいてほぼ満員、おまけにトイレなし車両を延々何時間も走らせると云うアコモ化に逆行するJR四国の普通列車、特急列車の方が本数が多いので結果的に抜かされる毎に長い停車時間となっている訳ですが、お腹の弛い人に四国は「18きっぷ」輪行旅はお勧めできません。幸い新居浜辺りから座る事ができウトウトしていて暑さに眼を醒ますと、青い空に青い海!ここは何処?箕浦駅! 当初下車予定の観音寺の手前やないですか、今からでも下車して岡田村道路元標を回って桜井まで帰れるかどうかと今後の天気を調べます、鶴橋から近鉄経由ですが帰る事ができますし、お天気は16時過ぎまで大丈夫そうなので、観音寺駅下車決定。

 輪行支度を解いて13時半には再び走り出します、この辺りデモンタブルの機動力、ロードバイクでも輪行は楽ですが、ホイールを掴む事なくできますから雨天走行の後でも手を汚しません。コースは丸亀琴平観音寺自転車道いわゆる土器川自転車道をなぞるのですが、観音寺側からだと財田川沿いに遡上しR377で丸亀側に越えて土器川左岸を下る約36キロ、せっかくですので自転車道の起点(終点)を目指しましたが、何の案内もありません。とにかく地図を見ながら自転車道らしき処を走って行きます。

 金比羅五街道の一つである伊予土佐街道、現在のR377で三豊市と仲多度郡の境界伊予見峠(162m)を越えますが、自転車道として整備されてはいませんし、ただ車の多い国道をだらだらと登らされます。

 土器川近くまで下った処で、自転車道のルートから離れて岡田村道路元標へ、1119基目今回のミッションを果たす事ができました。

 飯野山(讃岐富士を見上げながら土器川べりの自転車道へ戻ります、こちら側は財田川沿いに比べると利用者はある様です。丸亀駅まで走る予定でしたが、もう少し頑張って坂出駅まで走れば乗換を1回パスできます、幸い雨雲に追い付かれる事もなく坂出駅へ。

 坂出駅では「CYCLE PIT」なる案内がありました、改札口のあるコンコースを挟んで反対側(高松側)でサイクルラックがあるだけで、おまけに空調の排気ダクトの真ん前、これは配慮されていると云う感じではありませんね。

 坂出駅1754発に乗車、もう1時間早ければ「18きっぷ」だけで桜井まで帰る事ができたのですが、スタートが遅かったので仕方ありませんね。

 岡山駅で姫路行普通まで45分待ち、山陽本線、伯備線、津山線、吉備線と旧国鉄時代の車両がまだまだ活躍しています、復活した国鉄色「やくも」ですが2024年春には381系引退と云う事で鉄ちゃんの姿が…
 22時前には大阪へと戻ってきましたが、JR、阪急、近鉄でダイヤが乱れていた影響が、ともあれ日付が変わる直前に桜井に辿りつく事が、さすがもう輪行支度を解く事はせず転がしたり担いだりしながら帰ってきました。本日の走行55.8キロ。

プロローグ 1日目前半 1日目後半 2日目

「ゆめしま海道」へ (1日目 後半)

岩城島を後に

 小漕港を後に岩城島を反時計回りに走ります、上島町では防波堤アートなるものが行われているのですが、生名島では気付かずに通りすぎてしまい、岩城島では見つけたもの10mあるかないかのものでちょっと物足りなくて残念。

 岩城港から今治港への芸予汽船は7往復/日運航されているのですが、自転車を載せられない便があって、次に利用できるのは1620発、充分過ぎる時間があって「自撮り」の準備もあるのですが、良さげなポイントも見つけられずに14時前には岩城港に着いてしまい、こんな事なら午前中に弓削島を一周しておけば良かったなと考えつつ岩城島を一周して岩城橋まで戻ってきました。

 GoogelMapによると何やら「ゆめしま海道開通記念モニュメント」なるものがあるとの事ですので、岩城橋の下をくぐって海岸線に。

 新しく開通した岩城橋をバッグにモニュメントがありますが、上の2枚の写真の反対側から見ると草むらの中でなんとも殺風景な事になっています。ここには島を巡る県道とは別に岩城港への道が続いていますが何の案内もありません、「しまなみ」や「とびしま」の向こうをはって「ゆめしま海道」と謳っているのですから、この僅かな区間だけでも海岸に沿って自転車道と四阿くらい整備してもバチは当たらないと思いますけどね。将来的にも生口島と橋で繋がり「しまなみ」側からのアクセスが良くなったとしても、今のままでは橋と橋の間の通過されるだけの島になってしまいますよ。

 再び岩城港へ戻ってきました。岩城港務所(岩城観光センター)内には乗船券売り場に待合室、土産物売場、軽食喫茶があり、出発まで過ごす事にし「レモンポーク丼」を頂きます、青いレモンの島がキャッチフレーズに、今治の「焼豚玉子飯」をアレンジしたのでしょうか、しかしキャベツの食感がいけません。

 さて1620発今治行きがやって来ました、ベンチにカメラを置いて安直に「自撮り」を。この芸予汽船は因島土生港から生名島、弓削島、佐島、岩城島、伯方島木浦港、大島友浦港に立ち寄りながら今治港までを1時間10~20分程で結んでいます。運賃は今回の乗船した岩城港~今治港間で1.360円、自転車は区間にかかわらず一律580円ですが、現在上島町への航路へは小さな用紙に必要事項を記入して乗船券と一緒に渡すと自転車の料金が免除されます。自転車は後部デッキに載せられますが、潮を被ったりする事もありますし結構荒っぽいです、フェリーの車両甲板の様にロープで固定してくれるのかと思いきや、たまたまでしょうが倒れない様にペール缶で押さえつけられてました、なお航行中はデッキへは行けません。その割りに乗り場にはクリート付きのシューズで乗船するななんて厳しい事も書いてあります。
 港をでると凄い加速で「ゆめしま海道」を後に、2度目の「ゆめしま」辛口の内容になってしまいましたが、因島が対岸近くだけに造船所のクレーンばかりが目立って、ひなびた感では「とびしま」に及びませんし、御手洗地区の様な見処にも欠けます。今のままではリピーターが来ないでしょうね…
 と云いながら次の機会には因島東岸を走って今回取りこぼした弓削島外回りを走り、佐島の「汐見の家」にでも泊まるのも良いかなと、来春まで「かみじま応援割」をやっているそうですし。緑色は過去に赤色は今回走行コース。

2016年1月に走った大島東岸の険しい道や亀老山を見上げ来島海峡を渡るともう今治港です。港から市街を抜けて今治駅前のゲストハウス「シクロの家」へ。


 「シクロの家」に泊まるのは2016年3月以来、ムラマサ君とは2017年7月の「しまなみキャンプライド」で会っているのですが、その折は今治入りしなかったので。もちろんシャワーがあるのですが、5分程歩けば昔ながらの銭湯「宝来温泉」がありますのでそちらへ。お昼が遅かったのでコンビニでおかずやつまみを買ってきて3人で愉しいプチ宴会。

 他のお客さんもいるのですがミックスドミトリーは私1人の貸しきりでした。本日の走行62.3キロ、気になるのは明日のお天気、愛媛県越智郡の桜井町道路元標と、予讃線で観音寺まで輪行し丸亀琴平観音寺自転車道を走って香川県綾歌郡の岡田村道路元標を経て丸亀駅から帰途に就くだけなのですが…

プロローグ 1日目前半 1日目後半 2日目

「ゆめしま海道」へ (1日目 前半)


弓削島 法王ヶ原

 今日の予定は因島に残る中庄村道路元標へ立ち寄る以外は、尾道から今治まで適当に「しまなみ海道」を走ればと行き当たりばったり、三原に着くまで何にも考えていませんでした、まぁ何度も走っている「しまなみ」ですからね。
 当初単純にR2を尾道へ戻るつもりでいたのですが、よくよく考えると目の前の三原港から因島へは航路があります。因島重井港まで自転車込みで1,290円は決して安いとは思えませんが、0620発の1便に乗れば因島西岸の重井港まで20分ほど、しかし自転車込みで20分で1,290円は高い、なんと因島土生港まで乗れば1,800円にもなります、またせとうちサイクルーズPASSの割引対象航路にもなっていない様です。

 とにかく一度は乗っておくのもと良いかと… 途中佐木島の鷺港に寄港しますが、あっという間に重井港へ。
 向島を飛ばした処で大して見処がある訳でもありませんし、時間に余裕ができたので今年3月に開通した岩城橋を含めて「ゆめしま海道」4島を走り小漕港から生口島の州江港へ渡る事を考えてみました。

 「しまなみ海道」のブルーラインの引かれた広島県道366号西浦三庄田熊線を少し尾道側へ戻り県道367号中庄重井線へ入り内陸部を走るR317へ。御調郡の中庄村道路元標はこざっぱりとした住宅地の中に残っています、通算1117基目。広島県下の道路元標は現在までに7基が確認されているのですが、今まで2007年、2009年、2015年と足を運んでいます、そうは一気に見つからないだけに大変です。
 R317を因島南岸に出ても朝の通勤時間帯で混んでいるだけですので県道120号中庄土生線の大山トンネルを抜けます、下った処の三差路を右に折れると自転車神社として有名な大山神社、そこを左折して少し登ると弓削島へ渡る家老渡(かろうと)フェリーのりばへ行く事が、結局因島は重井港から家老渡港まで内陸部を横断してしまいました。


 出港直前の家老渡港0820発に滑り込み、自転車込みで180円也、せとうちサイクルーズPASSを持っていれば160円で乗船できます、僅か数分の船の旅ですが「ゆましま海道」の佐島と生名(いきな)島の間に架かる生名橋を望む事ができます。
 弓削島の上弓削港に到着、ここはもう愛媛県です、休憩所とかがあるので小休止。弓削島の東岸を回る事も考えてみたのですが、少々険しそうなのでパス。

 2017年7月の「しまなみキャンプライド」の際にキャンプした法王ヶ原へ立ち寄ります。当時は無料のキャンプ場でしたが、現在は一部が決して安くはない有料のキャンプ場となっている以外はキャンプ禁止だとか。
 弓削大橋を渡り佐島へ。いま「ゆめしま海道」と呼ばれているのは愛媛県越智郡上島町の弓削島、佐島、生名島、岩城島の4島を弓削大橋、生名橋と今年3月に開通した岩城橋によって結ばれたルートですが、本土側とは架橋によっては繋がっていない離島です。

 
 佐島には南端までの道にブルーラインが引かれていて終点が「Uターンブルーライン」として知られる様になったのですが。
 佐島の周回コースから別れて片道3キロほど、幾つかアップダウンがありますが、思っていたより楽に着きましたが、思っていたよりしょうもなかったと云うのが正直な処です、「長磯の浜」と云う静かなビーチがあります。
 佐島西岸から見た生名橋。

 今年3月に開通した岩城橋、歩道がない上に桁上も5%の勾配が、GPSの値で56mまで登らされてます。岩城島は周囲30キロ程の島で北岸の小漕港から生口島の州江港へ、南岸の岩城港から今治港までの航路があります。
 岩城橋を渡り北岸の小漕港へ向かいます、1時間に2~3本の便が出ているのですが、1230発が出た後、この間だけ1時間待ちの1330発、お昼休みなんですねぇ。所要5分対岸の生名島が目の前、州江港に渡れば「しまなみ海道」のルート上で今治まで約40キロ、1時間待って今日はやや向かい風、それに左膝の調子がいまいちと意気消沈。初めての岩城島にせっかく来た事ですし、岩城港まで走って1620発の今治港行きで横着するのも良いかな… (後半につづく)

プロローグ 1日目前半 1日目後半 2日目

北陸か’しまなみ’か…

 先月ヤフオクで落とした「18きっぷ」残2回分、8月30,31日と石川県に残している道路元標を3つ4つ巡ろうと画策していたものの、天気が悪くて動けず、有効期限は9月10日と迫ってきました。8日朝の勤務明けから11日夕まで休みなのですが、やはり当初予定の北陸地方の天気は思わしくないし、前回同様に明日9日未明に奈良駅始発に乗るための自走すら降られる確率が高いのです。ただ西日本の方が天気が良さそうなので、考えてみた代案が…
 尾道まで移動し久しぶりに「しまなみ」を走って因島に残る中庄村道路元標を拾って今治へ、翌日は愛媛県越智郡の桜井町道路元標、予讃線で観音寺まで輪行し、丸亀琴平観音寺自転車道を走って香川県綾歌郡の岡田村道路元標を経て丸亀駅から帰途に就く案。何れにしても往復に加えて途中で輪行での移動があるのですが、北陸案は金沢から谷峠を越えて勝山か越前大野まで走らなくてはならないのでerba号のつもりなのですが、2018年8月10日に加賀温泉から牛ヶ首峠を越えて北鉄鶴来駅まで走った折、途中で思いっきり降られてドボドボに、ほんとロードで雨の中は走りたくないです。「しまなみ」なら大した坂もないのでデモン太の出番、ただ9日夜に今治の旧知のゲストハウス「シクロの家」と泊まるとすると、8日夜には尾道あたりで前泊をしておかなくてはなりません。とにかく昨日の内に両方の準備だけはしておく事に。


 結局8日朝の勤務明けまで迷っていたのですが、北陸方面の天気はやはり思わしくないので矛先を西へと変える事に。9時過ぎに帰宅して余裕でJR桜井駅1237発に乗車、1829に尾道に着くこのスジは所要時間が短くて、相生で直通の三原行きに乗るので、夕方の通勤通学の時間帯に岡山駅で乗り換えないで済むと云うメリットがあります。実のところ桜井1254発の高田回りでも同じスジになるのですが、王寺駅より奈良駅の方が乗り換えが楽なんで、それに久しぶりのデモンタ輪行なんで余裕をみて。

 ところで今回初めてロック機構付きの「カンビックス」を使いました、使い勝手がとても良くなりました、kanbiさん感謝! デモンタ前後輪連結金具「カンビックス」については「ナニワ銀輪堂」さんにお問い合わせを。


 桜井1237→1305奈良1315→1407大阪1415→1518姫路1534→1553相生と乗り継ぎ三原行きに乗車。ところで尾道での適当な宿が見つかりません、結局は三原で安ホテルを見つけ、尾道の2駅先終点の三原駅まで乗車する事に。


 三原1841着、駅前で組み立てて三原港近くの「ナイスイン三原」へ、幸い自転車はご覧の様にロビーに入れて貰えました。ヤフー!トラベルで税込3,900円也、値段から期待はしていなかったのですが、建物や設備は古いものの部屋も決して狭くなく清潔に保たれています、泊まるだけなら必要充分、今は三原も立派なホテルが幾つもありますからね。尾道でゲストハウスとか取れないと他に安い処がないので手前の福山で捜す事になりますが、翌朝尾道へ移動するにしても三原の方が近くて平坦ですからね、それに三原の旧市街は駅と港に挟まれた狭いエリアですから、食事できる場所とか探しやすいです。多くの宿泊予約サイトで広島県東部は福山・尾道エリアと呉・三原エリアで括りにしているので、ちょっと盲点でした。
 本日の走行、朝の通勤を含めても10キロ未満でした(^_^;) 18きっぷで5,720円分乗車、所要6時間04分。

プロローグ 1日目前半 1日目後半 2日目

クリート交換

 コロナ禍以降自転車部品の生産や流通が滞っていているかして、気を付けないと消耗品もなかなか入ってこないし心持ち販売価格も上がっている様な、ウクライナ侵攻以降は自転車部品にかかわらずですが、SPDのクリートが到着、他に早めにとブレーキシューを2種類頼んでいますが今月中旬から来月らしい。クリートはシングルモードの手持ちがありましたが、初めてのビンディングはLOOKでしたが、SPDでも今さらシングルモードを使ったら咄嗟の時に外せなかったりして(^_^;)


 現在SPDシューズはシマノのMT502CT5と2足あって、主にMT502はerba号とasuka号、CT5はasuka号を通勤に使う時とデモンタと延陽伯号に使っている、フロントトリプルのerba号とasuka号と、ダブルのデモンタとかでは当然Qファクターが違いますからクリート位置が変わってきますからね。しかし今年2月に買ったMT502ですが、値段相応と云いますか良くありません、ベロの部分がぺらぺらで履きにくいし、履いていてもしっくりきません、CT5の方は先のリンクでぼやいている様にクリート位置が従来品より後寄りで、がっつり踏み込めません、ただこのシリーズ歩きやすいので輪行とかポタリングの時は良いのですが。


 バイクパッキングは好きではないのですが、後学の為に買ってみましたが、特集と云っても建前数ページに製品カタログみたいな僅かなページだけでしたけどね。ところで初めてのフォーク部分に荷物を固定する仕掛けを見たのは2019年5月の琵琶湖キャンプツーリングの帰り、宇治田原で出会った外人さんのペアでした。

明日香村と高取町の案山子イベント

 今日の「遠回り通勤~」は明日香村と高取町で始まる案山子イベントを覗きに行ってきました。


 毎年恒例明日香村稲渕の案山子ロードの「かかしコンテスト」、コンテストそのものは9月24日に行われますが、既に展示が始まっていますが、今週は台風襲来と云う事もあってか出揃っていない様です。

 例年時節を反映したテーマが与えられるのですが、今年は「世界平和」と云う事で「鳩」のモチーフがちらほら、ちょっと優しげな Little Me 鳩と云うよりトサカがあったら白い鶏。
 現時点で極め付けは「ヨーコ&レノン」、判る人には一目で判るけど、もう知らない人は多いのかも。

 写真を撮りながら案山子ロードを登っていくと上からなんとkitanoさんが、せっかくですので「ヨーコ&レノン」の横で写真を撮って貰います。

 高取町からこちらの方に来たとの事、逆回りしているのでここでお別れし、朝風峠を越えて檜隈から高取へ向かいます。
 お隣の高取町の土佐街道で行われる「町家のかかし祭り」は10月1日からで、棚田と違い日常生活が営まれている街並みの中なので展示はまだまだこれからです。

 その町家の軒先には3人の小僧さん、「街の駅 城跡」の奥の倉庫では春に行われている「町家の雛祭り」の巨大なお雛さんの前で2匹の狸が出番を待っています。

 11時前になったので線路沿いに北上して橿原の「よろづ」へ向かう事に、「とりからあげなす」のつもりでいたのですが、今日のサービス定食は「とんかつ」3日にあげずまでは行かない?3日おきの「とんかつ定食」、呼ばれたんですかね「とんかつ」に。本日の走行27.4キロ。

 例年の「案山子コンテスト」の模様は…
2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

9月2日の日記 遠回り通勤ポタ


   勤務明け、先日S先生処で受けた検査結果を伺いに行かなければならないのですが、雨雲レーダーはお昼前後に降る様な降らない様な… でも今日行っておかないと明々後日は台風が近づいてきているはずやし、一応バッグにはポンチョが入っているし、一路西へまずは腹ごしらえ!

 決して安心してられる値やないみたいで… って朝からご飯大盛りのトンカツ定食食うか、最近は’薄皮あんぱん’も’おはぎ’も’きんつば’もたとえ値引きシールが貼ってあっても我慢して、替わりにマンナンライフの蒟蒻ゼリーにしてますから。

 雨雲レーダーから雨雲は消え失せ青空が、やはり「ふるふる詐欺」かい、トンカツの分は走ろうと葛城川ぞいの京奈和自転車道を北上、春なら桜並木なんです。さて脱水に気を付ける様にと云われているので、三宅町のローソンで飲み物を補給して、すみません’がりがり君マンゴー’が余計でした。

 自転車道には戻らず、真っ直ぐ東へ、田原本でR24を跨ぎ更に東へ、法条橋で大和川に出ていつもの左岸を桜井へ、途中の公園のベンチでゴロっとなったりしながらお昼過ぎには桜井へ、陽射しはまだまだ厳しいですが、風に秋を少し感じられる日でした。本日の走行34.6キロ。

9月1日の日記 献血と秋雨前線

 お天気に振り回され連休をとってあった30,31日を無駄にしてしまった、昨日は大和高原辺りへ走りに行ける位の余裕があったのですが、しょうもない理由で出掛けられなくなってしまった。それならそれで停まっているリニューアル中の道路元標DBを触る位の時間は充分にあったのだけど…
 今朝は生憎の雨模様なのですが、献血バスが桜井市役所まで来ると云う案内が来ていたので、奈良に来て初めて歩いて献血会場へ。献血は歳をとってから再開したので、回数はまだ26回目、さすがに30何年前のに記録は残っていないらしい、献血の定年まで1年と3ヶ月、成分献血でもしない限り30回目はぎりぎりだなぁ。

 本日の戦利品、ボックスティッシュ2箱にスティック状の大判ウェットティッシュ、これはなかなか重宝しそう。桜井ライオンズクラブ提供の歯ブラシ、歯ブラシ?柔らかめでないとダメっす。しかし何度も云うけどボランティア依存の献血って、どうにかならんのかい。例えば健康保険料安くなるとか、まぁ身体的に出来ない人もいるから不公平になるけど、それから記念のあの盃も、ゴミにしかならないよ。な事で粗品がなかったら意地でも行ってはやらないよ。

 秋雨前線で鬱陶しい天気が続きますね、その上台風11号が転進して北上し、来週には日本海へ進むとか、3日と6日の休みは大人しくしておくから、せめて連休にしている9,10日位は走らせて下さいな。

2022年8月のまとめ

 8月の走行は467.4キロ、内訳はasuka 259.0キロ、démonta 86.7キロ、erba 121.7キロ、2022年累計は4,367.0キロ。もう少し走るつもりだったのですがネェ…

 赤線は8月に走行した区間、青線は7月以前。

8月30日の日記

 昨日朝帰宅したら、ななんと冷蔵庫の扉が半ドアになっていた(*_*) 出掛けてから18時間余り、幸い肉類は入っていなかったし、昨夜は涼しかったのが幸いしたかもと考え、それでも無駄な電気代を使ったなと思ってメーターを見ると前日16時から2kw/h位しか使用していない計算(可能な限り毎日16時にメーターを記録している)、なんぼなんでもおかしいと冷蔵庫の傍で聞き耳をたててみたが、コンプレッサーが動いている気配がない。これはヤバイと冷凍庫を開けてみると、充分に冷えていると云う感じではない、ちゃんと閉まっていた冷凍庫には保冷剤が入っていたので一気に温度があがる事もないだろうが…
 部屋のクーラーを目一杯入れて、クーラーボックスに保冷剤と冷凍食品を移動させてから、冷蔵庫のマニュアルをネットで検索すると、半ドアやとかでコンプレッサーが過負荷にならない様に停まるらしい、電源プラグを入れ直すのは6分程待て、再投入後動き出すのは5分後とある、故障していたら難儀やなぁと思いつつ、暫くすると動き出し様で一安心。しかし一から冷えるのってエラく時間がかかるもんですねぇ。
 さて30日31日と連休、当初石川県まで「18きっぷ」を利用して往復するつもりだったのですが、お天気がねぇ… 替わりに30日だけでもと未踏の舞鶴~敦賀を海岸沿いに走ろうかと考えてみたものの、そちら方面の天気も今一、鳥取、津山、新見方面は降られずに済みそうだと矛先を替えてみて、始発に乗るために王寺駅まで走ろうかと算段していたら、未明4時頃から降りだすと云う。
 まだ忌中だしね、お天気も親不孝をさせてくれない様でして…

ゆるゆるCC「おふさ観音風鈴まつりサイク」

橿原市小房町「おふさ観音」

 昨日に続いて「ゆるゆるCC」の「おふさ観音風鈴サイク」に、またまた午前中だけ参加させて貰いました。なんと参加者は20名前後との事、大阪の柏原市役所に集合の後、王寺駅北口で奈良組が合流の予定。橿原のつっちーさんと下ッ道沿いの天理市庵治町の地蔵尊で合流し王寺駅までお迎えに向かいます。
 0930 合流予定ですがパンクトラブルで少し遅れてスミレちゃんが到着です。総勢19名、今風ロード、ランドナー、小径車とごっちゃまでです。この先御幸(みゆき)橋で自転車道に入るまで、普通車すら離合困難な道やら交通量の多い道がありますので、3グループに別れ、先行グループを御幸橋まで私が牽きます。
 御幸橋にて、追いつかれない様にとそれなりに飛ばしたのですが、あっと云う間に追いついてきました。
 西名阪の下で再び全員集合、今日も初参加の方がおられますので簡単に自己紹介。初参加の人でなくても「ゆるゆる」は人が多いので顔と名前、ハンドルが一致しません。なんと今日はものほんの女性がなんと5名。ここからは「飛鳥葛城自転車道」と「大和中央自転車道」を継いで大和八木まで行きますので8割方は自転車専用道です。
 田原本町富本の県道14号桜井田原本王寺線を渡る処、交通量も多いのに信号も離れていて横断歩道もないのでなかなか渡れません、どうにかして貰いたいものです。なお県道14号は概ね大和鉄道の廃線跡なんです。
 県営福祉パーク前で休憩、ここには休憩スペースやトイレ、自販機があります。右の集合写真には拡大画像はありません、参加者で必要な方は「Cycling Reports」からどうぞ(要認証)。

 中和幹線の陸橋を潜った処で自転車道と別れ、近鉄新ノ口連絡線と保線基地を跨いで上品寺の集落の中を抜けて行きます(写真は「ゆるゆる」のアルバムから引用、恐らくタックさん撮影かと。
 上品寺を抜けると近鉄大阪線の激狭アンダーパスも八木駅前も通らなくて済んだのですが、下ッ道に入りR24を渡って、ここから「おふさ観音」まで一本道と云う処でアクシデント発生、幸い大事には至らなった様です。
 下ッ道を行きます、しょっちゅう走っている道ですが、貴重なショットです(左は乾さん、右はタックさん撮影かと)。
 何はともあれ12時前に「おふさ観音」に到着、休日あって結構な人です、幸い19台もの自転車は西側のお寺のガレージの前に置かせて貰う事ができました。


 すみれちゃんと2ショット。(ゆるゆるアルバムより引用)。すみません私はここでお別れして帰途に就きました。皆さんこの後、耳成山の南側の公園でお昼にされたとか…
 この日の模様は乾さんのブログ「うっとこの自転車」へ。
 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHP「サイクリングの記録」に順次UPしています、なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

ゆるゆるCC「五條ひまわりサイク」乱入他

京奈和自転車道(三谷橋)にて

 ここ暫くおかしな天気が続いていますが、この週末は割りと安定している様な予報、特に予定はなかったのですが、走りに出掛ける事に。ゆるゆるCCの何人かが五條市の上野公園のひまわりを見に行くという事ですので、集合場所の中央公園に顔を出してから和歌山方面に走る事にします。朝起きて雨雲レーダーを見ると7~8時頃に雨雲が通過する予報、些か挫けそうになりましたが、雨宿りを考えて30分ばかり早くスタートする事に。少しパラってきた様な気もしましたが、なんの事はない吉野口駅に着く頃にはご覧の青空。

 少し曇ってきましたが、いつものコースで重阪峠を越えてR24に入ります。

 輪行で五条駅まで来るメンバーがいる様ですので、中央公園へ入らず五条駅へ。輪行支度を解くのを見ながら、スルーアクスルってこないか風になっているんやと納得。もし次期キャンピングを作るならディスクブレーキだとは思っているのですが…

 0945 中央公園からの一行が到着、今日はすみれちゃんがいなくて、いるかっぱさんがコースリーダーです、なんでも五條市出身だとか。

 ゆるゆるCC、今回も初参加の方がおられますので、各自簡単に自己紹介を。ちなみに駅横のこのスペースは五新線跡?を走っていたバスの乗り場でした、

 いるかっぱさんによると近くに「まことちゃん地蔵」なるものがあるとの事、五条駅の和歌山側の踏切の傍と云う事で、まずはお詣りに。楳図かずおさんって隣の和歌山県橋本市の人かと思っていたら、五條市で育ったそうです、ただ生まれは高野町だとか。

 お次は未成線の五新線(阪本線)が和歌山線から分岐する計画だった場所、そして五條市民俗資料館(旧五條代官所長屋門)へ、幕末に天誅組が襲った処ですね。ここには旧国鉄のSL 78675(8620形式)が保存されています。78675は昭和に入って新見区→糸崎区→三次区と転属、晩年は福塩線の貨物に牽いていた様ですが、1970年秋に和歌山区に転属していますが半年程で休車となり、1972年に五條市に譲渡されています。

 お決まりの五條新町を抜けて、五新線の遺構へ。

 皆さんスーパーオークワでお昼ご飯の買い出しです、私はここでお別れして紀の川沿いの自転車道を和歌山の方へ向かいます。表題が「ひまわりサイクリング」なのですが、上野公園の前を通ったのですが、結構人が多かったのと、もう盛を過ぎているのではと通過してしまいました。

 せっかくですので「ゆるゆるCC」のメンバーがLINEグループのアルバムにアップされたものを拝借してきました、右は今回初参加の某女子とDEROSA

 いつもの様に和歌山線沿い小径へ、なお車は小特しか通れません、電車がまもなく来る時間だったので待ってみました。この区間は廃止された和歌山線唯一のトンネルの河岸側になります。トンネルそのものは遺構として残っています。

 和歌山線が和歌山県に入って最初の駅隅田駅、紀の川サイクリングロードの終点になっています、実は和歌山県へ踏み込むのは今年初めてなんです。なんと汚かったトイレが新しくなっていると思ったら、9月1日から供用される新しい駅舎ななんです、トイレそのものは廃止されます。

 新しい恋野橋を渡り紀の川左岸へ、九度山の道の駅を経て、三谷橋を渡り再び右岸へ。このまはま紀の川河口まで走っても100キロに少し届きません、岩出辺りから輪行で帰ろうかと考えていたのですが、道の駅「紀の川万葉の里」まで来た処で雨雲レーダーを見ると、なんと14時頃から降りだす予報、簡単な雨具の用意はしてきたものの、降られたくないなと云う事で、R24を少し引き返して適当な処から輪行する事にします。高速ができてからR24の交通量はずいぶんと少なくなりましたね。

 少しだけ山側に登りますが、大谷駅から帰途に就く事にします。片面ホームの無人駅で階段を使わずに乗車できます。1340発の王寺行きまで20分あまりロードなら充分な時間です、以前は日中の時間帯は桜井線経由奈良行きなんておあつらえ向きななスジがあったのですがね。輪行支度を整え再び雨雲レーダーを見ると雨雲は消えて降りだすのは今夜に、また騙された。本日の走行62.8キロ、今日の目標は70キロ以上だったのですかね。車内とは云え五条と高田で待たされて桜井着1539、再び組み立てて16時丁度に帰宅しました。なにやら不完全燃焼の今日のサイク、ゆるゆるの皆さんと一緒に走っていた方が愉しかったかな、リベンジに明日も走るゾ、当直勤やけど。
 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHP「サイクリングの記録」に順次UPしています、なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

8月26日の日記

 勤務明け大和高田のS先生の処へ、いつもなら東室の「松のや」まで走り「得朝とんかつ定食」食ってから向かうのですが、今日は検査があるので昨夜から絶食。午前中に何回かの採血をするつもりでいたら検尿もあるとの事、これには参った。済ませてから出てきて数キロの道のりで汗もかいているから、とても無理~、結局30分おき5回の内最初の2回は採れず、しかし2時間で採血5回とは、注射が苦手な人には拷問だろうな。
 お昼までに水とお茶ばかり飲んでお腹はちゃぷちゃぷ、空腹なのか良く判らないけど、ハンガーノック起こしたら笑えないので橿原のmillonさんのお店「よろづ」へ。久しぶりに「揚げナスと鶏カラのあんかけ丼」+うどんのセット。「揚げナス」が美味しいんだよね、茄子が大好きなんだけど、自分でなにを料理しても美味しくできない。途中スーパーで買い物をして14時過ぎには帰宅、本日の走行29.4キロ、今月はまだ300キロを超えたばかり、来週はお天気が悪そうなので週末は頑張って走ろう…

8月24日の日記「凪の島」と「ハウ」

 先日、たまには映画館の大きなスクリーンで映画を観てみたいとボヤいたら、ひょんな事でなんばパークスシネマの無料クーポンを賜った、今ではシニア割引で1,200円で観る事もできるのに、大阪なんばまで往復1,400円の電車賃をついでもないのに出してわざわざ出掛けるのも、なんだかなと思いもしたが、奈良では上映予定のないマイナーな邦画が架かっているので、お昼から出掛ける事に。

 なんば高島屋前、御堂筋に自転車レーンが、梅田から続いているのなら価値あるけど。ぐぐってみるとなんでも2018年に期間限定で社会実験として「御堂筋の南側の東の側道を閉鎖して、自転車、歩行者専用道としています。道頓堀橋北詰~難波西口交差点間の400mの区間」とありましたが… 

 「青空のゆくえ」(2005)、夜のピクニック(2006)の長澤雅彦監督の最新作「凪の島」、舞台は瀬戸内海に浮かぶ「深浦島」(仮名)、ロケは主に山口県下松市沖の笠戸島で行われていますが、瀬戸内と云うより周防灘を挟んで国東半島を望む辺りになります。いわゆるご当地映画な処もあって柳井市の白壁通りの「金魚提灯まつり」なんかもでてきますが、同監督の「天国はまだ遠く」(2008)やチアン・ショウチョン監督、永作博美主演の「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」(2014)の様に、この風景を見てみたいとか、この土地を訪れてみたいと思わせる力はない。観ようと思ったきっかけは主人公の少女’凪’の離婚した両親役に「天国はまだ遠く」で共演したチュートリアルの徳井義実に加藤ローサが出演していた事、それに期待したらしっかり裏切られます、役としては好演だったとは思いますが。瀬尾まいこ原作の「天国」との物語の差は大きいですが、良くも悪くもどこを切っても長澤作品ですが、映画館のスクリーンで観る程の作品ではなかったです。

 些か物足りないので、劇場の予告編で観た「ハウ」がなかなか面白そう、せっかく大阪まで出てきた事ですしハシゴする事に。ただ1時間ほど時間がありますし時間もじかんです日本橋の「松のや」まで往復して「ダブルロースカツ定食」を、日頃は激安の「得朝とんんかつ定食」ですからね、それでも880円は安い!

 「ジョゼと虎と魚たち」「眉山-びざん-」「のぼうの城」の犬童一心監督の最新作「ハウ」白い大型のムク犬「ハウ」のロードムービー、だけならありきたりですが、やはりこの手の動物ものは泣けますね、特に大型犬を飼った経験のある人にはお勧め。主人公が「ブン」になった「ハウ」と別れるシーン(ネタバレ?)に食らったけど。宮本信子、石橋蓮司、最後の最後に田畑智子と脇役陣が良いねぇ、修道女役の市川実日子が「八日目の蝉」とかぶりますね。

 映画の後、法善寺横町へ、家族一同親子二代の付き合いもあった事ですし、母の亡くなった事の報告がてら法善寺の「TARO」に寄って少し飲んで帰ろうかと思ったら何故かCLOSE、先代のマスターはまず休む事なんてなかったのですが… 大阪難波2110発の松阪行き近鉄特急で帰途に就きました。

今回も申し込んでみようかな

 3年前とある企画に乗っかって参加した九州鹿児島は「大隅半島」へのフェリーの旅、今年も同様の企画で「目指せ!自転車の聖地 大隅半島を走ろう!!」があるとの知らせが、なにしろ大阪南港から志布志港まで往復タダで乗せてもらえる美味しいお話ですからね。
 前回は志布志港を出発して1987年に廃線となった旧国鉄志布志線の廃線跡(一部自転車道)に沿って北上してから桜島を望む錦江湾べりまで西進、桜島の見える道の駅でゲリキャンの後、同様に旧大隅線跡に沿って志布志港に戻る現地1泊2日170キロ余りのキャンプツーリングでした。もし参加できたら前回は県道通行止で行けなかった「中茶屋公園」にリベンジしても良いですし、1泊2日で佐多岬は少々厳しいですが、都井岬とか2011年に訪れた飫肥とかを巡っても良いかも。まぁ抽選なんで捕らぬ狸の皮算用ですが、前回は15名の自転車枠に応募が7名で無抽選、今回は25名の募集枠だとか。

8月15日の日記

 盆も正月もない業種ですので、変わらず業務に就いているのですが、今日はたまたま休日、お天気も悪くなさそうなんですが、疲れがたまっているのか体調がすぐれません、先日の「東吉野サイク」は良いカンフル剤にはなったのですがね。先月から手を付けている道路元標DBの改修作業は停まったまま、マップの方は概ね巧く行ったので後は画像の転送とスタイルシートなんですが。この8月27日で意識して道路元標を巡りはじめて16年、それまでに格好をつけたかったのですが…
 な訳で休みはごろごろとAmazon Primeで映画三昧、見たいものは有料コンテンツだったりして悩ましい処ですが、「マジェスティック」(2001)「レリック」(1997)「J.エドガー」(2011)「ミスト」(2007)「スタンド・バイ・ミー」(1986)「ニューヨーク東8番街の奇跡」(1987)と洋画三昧。「マジェスティック」と「レリック」はお気に入りの名脇役 James Whitmore 繋がり、「マジェスティック」はF.ダラボン監督の「ショーシャンクの空に」(1994)「グリーンマイル」(1999)に続く作品で、名作だと思うけど記憶を失った男に廃れた映画館、戦後ハリウッドでの赤狩りとお題が揃って筋書きができすぎなのが評価が今一の理由なのかな。「レリック」SFホラーは「エイリアン」でできる事は全部やっちまったからね。「J.エドガー」C.イーストウッドが監督を務めたFBIフーバー長官の伝記もの、展開が冗長で途中で寝てしまった、有料コンテンツなのでもう一度見直したけどやはり今一つ。「ミスト」と名作「スタンド・バイ・ミー」は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」同様S.キング原作の映画化。
 ところで James Whitmore って1953年のミュージカル「キス・ミー・ケイト」の頓馬なギャング役で初めて知ったのだけど若いころは西部劇や戦記物で活躍、晩年は前述の通り。ところで輪友のつっちーさんに似てるよね。
 自宅でゴロゴロしながら見るのも良いけど、映画館のスクリーンで見たいよね、映画。

真夏の東吉野サイク(後半)


 蟻通橋のツルマンリョウ自生地のベンチに着いたのが12時少し前、ここから宇陀市菟田野岩端の「月うさぎ」まで一谷峠を挟んで15キロ程、時折涼やかな風の通る木陰で30分程休む事にします、それに少しお腹に何か入れておかないと持ちませんからね。しかし蟻通橋の下は水遊びの家族連れとかで大賑わいです。暫くすると明日香村のチネリ怪人Vivvaさんが水色のエルスを駆って登場、Facebookの方に遅れてコメントを入れていてくれたそうなんですが… しかしスズカの練習を兼ねてと云ってますが、1時間遅れのスタートで追い付いてくるとは流石。それよりエルスの登場にきんなん君が大喜び、眼福、眼福。(写真右)
 ここからは5台のランドナーで、県道221号小村木津線を行きます、R166号に繋がっているのですが、狭隘な区間もあるので車は少なくなります。蟻通橋まで頑張ったのと残り時間も読めますので、気持ちゆっくりと。

 13時前にはお馴染み高見山を見上げるポイントへ。木津(こつ)と高見集落を抜けて県道251号谷尻(たんじり)木津線へ入ります、ここまで来ると他所からの車は全くと云って良いほど入ってきません、標高も400mを越えて渓谷沿いの木陰の道は快適です。しかしMikaさんのパワフルな事、結構重いギアでもがんがん行きます。

 谷尻の三叉路を右へ一谷峠への最後の登りです、1345 峠に到着「月うさぎ」に連絡を入れて岩端へと下ります。岩端に引っ越した「月うさぎ」は坂を登った集落の奥、ここまで頑張ってきましたが、ついに脚が吊り出してダウン、最後に皆に抜かされてしまいました。

 お約束の14時丁度に「月うさぎ」に到着、4月2日の「いわっし村 さくら祭」以来です、板の間に転がって扇風機の風の気持ち良い事と云ったら、このまま暑い下界へ戻らず、泊まって行きたいです。
 帰りは下り基調で1時間少しで帰る事ができるのですが心配なのはお天気、昨日まで毎日の様に雷雨が、それに予報もあてになりません。そのあてにならない予報では宇陀界隈は17時頃に降るとか。下界の暑さを考えるともう暫くゆっくりしたい処なんですが、15時過ぎには「月うさぎ」を後にする事に。写真はVivva さんに撮って貰いました。
 僅か菟田野まで下ってきただけで暑さが、いつもなら女寄トンネルを避けて篠楽から県道198号粟原榛原線を走るのですが、殆ど休む事なく女寄トンネル経由で一気に桜井まで帰ってきました。本日の走行80.6キロ。

古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。