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道路元標蒐集の旅(2011九州篇 3日目)

 在来線の新八代駅前から100円均一料金の「みなバス」と云う名の市内循環バスに乗って八代市街へ。 八代駅は何度も来ていますが、市の中心部へ来るのは初めてです、思っていた以上に大きな町で、確かに熊本県第二の都市には違いないのですが。 休日の早朝とあって閑散としていますが、八代町道路元標は大きな商店街と八代城址大手門からの道の交差する処にあります。 この一等地にしっかり建っているのですが、最近まで知られてなかったのは、道路元標の認知度の低さを表している様です。  

 八代町道路元標の後、今日は「18きっぷ」最後の1日を利用して宮崎へ移動します。 肥薩線経由で吉松、都城とでるのを一応は最短ですが、「いさぶろう・しんぺい」を加えても5往復の矢岳越えを通るので1日掛かりです。 どうせならと未収の宮地町道路元標を拾って大分経由のコースをとる事に、しかしこちらも1日5往復の豊肥線宮地~豊後竹田間と3往復の日豊本線宗太郎越えを経由しなければなりません、宮崎着は22時半です。 八代、熊本と決して天気は良くなかったので阿蘇はもっと悪いかと思っていたのですが、阿蘇外輪山を越える立野は晴れています。 雄大なスイッチバックも健在です。  

 宮地町道路元標は菓舗「さとう」の前に、実は宮地へは2008年にも訪れて乗り継ぎ待ちの間に道路元標を探してみたのですが、その時は見つける事はできませんでした。 今は町史跡「宮地道路元標」として案内板にも記されています。 大分方面への乗り継ぎへはまだ時間がありますので、甘味処でもある菓舗「さとう」でぜんさいを頂く事に、時々雪まじりの雨の降ってくる中で暖かいせんざいは格別です。    

 駅への帰途に阿蘇神社がありますので、今年は初詣に行っていなかったので、ここでお参りさせて貰う事に、「今年も未知の道路元標にご縁があります様に…」

 宮地1310発豊後高田行きに乗車、阿蘇外輪山の坂の上トンネルを抜けると回りは雪景色、波野駅は標高754m九州で一番高い駅との案内標が立っている。 分水嶺を超えているのですが、次の滝水駅まで熊本県です。

 大分県道路元標、いわゆる大正道路元標と同様の様式で、裏面に「位置大分県大字大分一番地 東経一三一度三九分 北緯三三度一四分」とあります。 山梨県道路元標とともにこの大分県の県道路元標と云うのは、大正の道路法に依って建てられた市町村の道路元標とはある意味矛盾すると云うか根拠に欠ける点があるので、私としては番外と云う事にしました。 そうなると東京日本橋の日本国道路元標も番外となるかも知れないのですが。

新八代駅前~市役所前~八代駅前
八代0842~0927熊本0957~1034肥後大津1040~1145宮地1310~1353豊後高田1357~1624大分~佐伯1924~2056南延岡2101~2229宮崎 7040円分乗車

道路元標蒐集の旅(2011九州篇 2日目)

 今日は午前中に伊万里周辺で駅から徒歩圏内、西松浦郡の3基の元標を回り、熊本県へ移動の計画。 まず唐津線と筑肥線で伊万里へ向かいます。
← 唐津駅、左は筑肥線の博多方面、JR九州ですが直流電化されています、4つの両開き扉だけが真っ赤なJR九州らしいカラーリングですが103系です。  

 松浦鉄道で里まで往復し東山代村道路元標をGETして伊万里駅へ戻りますが、休日の朝にしては人が多いなと思っていたら、今日は「新春古伊万里ロードレース」と云うマラソン大会が行われる様です。  

 牧嶋村道路元標の保存展示されている伊万里市歴史民族資料館へ向かうと、こちらでは消防出初め式が。

 伊万里駅はかつて国鉄筑肥線と松浦線の接続駅で、博多~佐世保のDC急行「平戸」とかも走っていたのですが、民営化後松浦線が松浦鉄道となった今、両線は完全に分断され、道路が貫通しています。
 再び松浦鉄道で大木駅まで往復し大山村道路元標をGET、三度伊万里駅に戻り、筑肥線経由で佐賀に戻ります。 佐賀駅で佐賀市在住の道路元標ウォチャーのそーつく氏にお目にかかり40分程の短い時間でしたが、お昼をご一緒しながら元標談義。 佐賀県下にはまだ未踏の道路元標を残しています、再びお目にかかれる事を願って熊本へ向かいます。

 熊本県に入り玉名駅周辺の元標を巡りますが、結構離れているので路線バスを利用して伊倉町道路元標まで、帰りもそう上手い具合にバスはありませんので、帰路は歩いて豊水村道路元標弥富村道路元標と巡りましたが、5~6キロは歩いた様な。

← 弥富村道路元標は42cmは常識外れの巨大サイズ。

20110109f.jpg今夜は東横イン新八代駅前店泊、通常料金4480円にメンバー日祝割引で3136円、ただ九州新幹線の駅として開業した新八代駅周辺は八代市街から離れている上に駅周辺に食事のできる処やコンビニすらありませんので、熊本で途中下車して補給後、新八代に向かいます。

佐賀0525~山本~0734伊万里0743~0750里0805~0811伊万里0945~0959大木1035~1047伊万里1105~1143山本1144~1240佐賀1320~1348鳥栖1355~1521玉名1748~1816熊本~新八代  5130円分乗車(JRのみ)

道路元標蒐集の旅(2011九州篇 1日目)

 Yahooオークションで3回分を6,349円で落札した「18きっぷ」が昨日届いた。 8,9,10日の3日間で使いきって11日の夜に宮崎からフェリーで帰ってくる計画である。 天気予報は相変わらず思わしくないので、自転車は持っていない事にしたが、1泊目を佐賀にするか八代にするかをまだ決めかねている、とにかく山陽本線を一路西へ向かう事に。
 「18きっぷ」で山陽本線を西に行く上でネックになるのが姫路~岡山間、一時間に1~2本は運行されているものの編成は3~4両になるので、「18きっぷ」の季節はどうしても集中してしまう、まして姫路駅乗り換えで発着ホームが異なると大変な混雑になってしまい、輪行だと余程余裕をみておかなければならない。 できればホームを跨ぐ可能性のある姫路、岡山、広島での乗り継ぎを避ける必要があるのと、長丁場なので食事や食料等の補給も考えておかなければならない、これが相反する課題なのだが。
 平日なら鶴橋まで近鉄利用で大阪0652発の新快速があるが、土日祝日は大阪0800発以降のスジしか選択できないので、桜井からJR利用でのんびり向かう事にする。 それでも長崎、八代、大分まで行こうと思えば2300円で行けてしまうのだから凄い、後は忍耐力だけ。 本屋へ行けば「18きっぷ」ガイド本も並んでいる位だから、一体1シーズンに何枚位売れるのだろう、「18きっぷ」を利用する客の多くは「18きっぷ」のオフシーズンや日頃は旅行でJRをあまり利用しないだろうから、それなりに売上げに貢献しているのだろう、少なくとも「18きっぷ」の存在がマイナスになってはいまい。 ただ日頃閑散としているローカル線は、この時期だけは何か訳の判らない連中が席を埋めてしまうのは、迷惑な話かも知れない。 しかし利用者らいしき人達を見ていると女性はグループ、男性は一人と云うのが圧倒的なのが面白い。

 長旅の必携品iPodで使っているBoseのヘッドフォオンのイヤーパッドが片側外れていたのには困ったが、季節柄耳当て付きの帽子を被っていたので不自由はなく、音楽を聴いたり居眠りしたり、倉敷を過ぎる頃には「18きっぷ」組も姿を消してしまった様である。 広島前後と北九州の通勤圏に入るまではほぼ1ボックス占有状態で下関まで行ける。
↑ 大畠水道に架かる大島大橋、周防大島にも道路元標があるので一度路線バスで渡ったが、もう3年にもなる。

 新山口で7回目の乗り換え、いまだに「小郡」ではなく「新山口」と云う駅名がどうもピンとこない。 JR西日本の塗色標準化だろうか、117系まで黄色に。
 天気予報を確認、目的の伊万里周辺も酷い降りにはならなそうなので、とにかく佐賀へ向かう事に、少し時間の余裕があるので小倉で一本遅らせて改札を出て食事をする事に。

 鳥栖で長崎本線に乗り換えて無事、佐賀駅2123着、宿はもちろん東横イン、ホームから見えている位だから殆ど濡れずに行ける。 駅構内にファミマができていたので、買い出しをして向かう事にする。 以前は九州内の東横インの中でも割安な価格設定だったが、今は4980円になってしまった。

桜井~奈良~大阪0800~0929相生0933~1037岡山1040~1207糸崎1216~1434岩国1441~1635新山口1647~1801下関1806~1812小倉1917~2054鳥栖2100~2123佐賀 10,400円分乗車。

九州へ…

 今シーズンはついに「18きっぷ」を買わなかったが、手元にこんなのが届いている、宮崎フェリーのメンバースカードの特典で、誕生月に前後月を合わせた3ヶ月間、運賃が5割引になる、つまり2等大部屋なら5,000円で乗れる訳、つくづく12月生まれだったのが恨めしい。 これだけなら無理して使うの必要もないのだが、件のメンバーカードの有効期限は最後の利用から2年間なので、3月末には失効してしてしまう、入会金の2000円は一度乗ればペイしているが、乗船当日入会できないだけに、ちょっともったいない気もしないではない。 そこで仕事も一段落しているので、往路に1/10まで有効の「18きっぷ」を金券ショップかオークションで入手し、帰路にフェリーを利用して帰ってくる作戦。 ただこの特典は年末年始などの繁忙期は利用できなくて、その期限が宮崎発1/10まで、そうなると「18きっぷ」の使えない日が1日できてしまう。 JR九州の発行する「旅名人の九州満喫きっぷ」と云うのが3/31まで有効で発売されているが、九州内の第3セクター他従来私鉄も乗車できるが、3回分10,500円とやや割高。 とにかく入手できる「18きっぷ」の日数と相談と云う事で、とにかく1/8に山陽本線を西へ向かうことになりそう。 もちろん暫くご無沙汰の道路元標が目当てですが、問題は自転車を持って行くか行かないか、天気予報と、バス等の公共交通機関を含めて徒歩圏内の道路元標の位置を確認しながら作戦を練っている。

18きっぷの旅

 今シーズンの「青春18きっぷ」の利用期間は今日が最終日、最後の一回分をきっちり消化しに行ってきました。 自転車抜きですが、元標を2基ばかり拾いに北近畿へ向かいます。
 今回は京都府天田郡の2つの道路元標、中夜久野村と福知山町を、いずれも近くを通過したり、探索したりもした事があったのですが、見つけ出す事ができませんでした。 自転車でR9や市街地をあまり走りたくはなかったので、この機会に訪れる事にしました。 京都から山陰線、福知山で乗り継いで下夜久野駅へ、中夜久野村道路元標は上夜久野駅から2キロ程の距離ですが、数少ない市営バスの時間を見計らって利用する事に。 市営バスと云っても、民間が撤退した後をカバーしている福祉バスの様なものです。 運賃は均一200円で乗客は私一人、車内はアナウンスも表示も無いマイクロバス、よそ者が利用する事は前提にない様です。

 上夜久野駅は雰囲気の良い山峡の駅です、峠のトンネルを越えると兵庫県です。
 和田山駅まで往復します。 播但線ホームにいたのは珍種のキハ41、片運転台のキハ47を両運転台化したもので、通常見せる事のない回送運転台ならともかく、切妻断面がそのままと云った感じです。 この様な例は湘南型サロ85のクハ85改造や、キハ44200からの改造車でも見られましたが、これはそのままと云う雰囲気ですね。
 この時間、福知山駅のホームには「たんば」「文殊」「きのさき」「北近畿」が並んでいます。
 せっかくの「18きっぷ」なので久しぶりに小浜線を「乗り鉄」して、敦賀経由で帰ろう考えて東舞鶴へ向かいます。 Twitterを見るとランニングバギーを押して日本縦断をしているKAY.Tさんが小浜を出発して舞鶴へ向かっているとの事、R27を走っているには違いないものの、舞鶴市街に入ってしまうととても判らないので、小浜線とR27が接近している松尾寺で待ち構えてみようと。 松尾寺1649着、R27へ出た処で20分程待ってみたが一向にやってこない、県境トンネルに入る直前の書き込み時間からすると、タッチの差ですれ違ってしまった様です、そうこうしていると舞鶴市街へ入った様な書き込みが。 敦賀経由で帰れる時間はもうないので、東舞鶴へ戻り、履修済みだが東舞鶴市道路元標を確認して、食事でもして帰ろうとしていると、駅付近にいるとの書き込み、2度のニアミスをしていた様です。

【914】 京都府 天田郡 中夜久野村 (現 福知山市)
【915】 京都府 天田郡 福知山町 (現 福知山市)

信州ツーリング(3日目)

 予定では今日は軽井沢から碓氷峠を越えて群馬県へ、高崎でもう一泊すれば群馬県下の道路元標を結構回れるのですが、ちょっと天気も仕事も気がかりな事で。 とにかく佐久平からは浅間山を見ながら中仙道を行きます。
  中仙道の宿場を辿って行くつもりだったのですが、途中御代田駅近くでレタス畑と別荘地に迷い込んでしまいましたが、どうにか軽井沢へ。 浅間山をこれだけ綺麗に見たのは始めてです。

 旧軽井沢駅舎、既にJRとしての在来線はないのですが、裏側にEF63が保存されています。

 軽井沢駅から碓氷峠までは僅かの距離、新幹線の駅から最も近い峠では、碓氷バイパスの開通でR18もこの区間は非常に車が少ないです。

 旧道と云っても、今もちゃんと整備が行われていて、最近アスファルトを引き直した区間もありました。 ただ台風の影響で風が強くて、木の枝が散乱しているのには参りましたが、木陰が多くてなかなか魅力的なコースです。
 碓氷峠に来た目的の一つにこのめがね橋こと旧信越線の第三橋梁、他にも幾つかの橋梁が保存され案内板も設置されています。

  第三橋梁へは「アプトの道」として遊歩道が整備されていて登ってくる事ができます。

 自転車を置いて階段を上まで登ってきましたが、旧線上を遊歩道が横川まで続いています、自転車はダメとは書いてありませんでしたが、どうなのかな。

 横川では「碓氷峠鉄道文化むら」へ寄って帰ろうと思っていたのですが、火曜は定休日(>_<)。 夏休みはやっていたので先週なら開いていたそうです、とにかく周わりを一周して外側から展示車両を遠目に見てきました。
 関門で活躍したEF30とお馴染みEF58。
  他にEF53かなEF59かなも見えました。

 横川駅、ここから碓氷峠を目指すのでしょうか、輪行でやってくる人が結構多い様です。




 有名な「峠の釜めし」は健在、駅前には「資料館」まであります。

 幸運な事にSLイベント列車の試運転に遭遇しました、なぜか後藤デフにされたD51が。







 SLや古い駅名標と、昔の佇まいが。

 横川からは「18きっぷ」で高崎、籠原、二宮、熱海、浜松、豊橋と乗り継ぎ、JRのままでは桜井には辿り着けませんから、名古屋から奮発して近鉄特急に。

 横川駅で買った「峠の釜めし」、高崎線~東海道線とローカルの乗り継ぎでは店を」拡げるのははばかられ、ようやく近鉄特急の中で晩飯がわりに頂きました。

本日の走行45.8キロ

【904】 長野県 南安曇郡 小倉村 (現 安曇野市)
【905】 長野県 東筑摩郡 入山辺村 (現 松本市)
【906】 長野県 小県郡 和田村 (現 長和町)
【907】 長野県 小県郡 大門村 (現 長和町)
【908】 長野県 小県郡 長久保新町 (現 長和町)
【909】 長野県 小県郡 長窪古町 (現 長和町)
【910】 長野県 北佐久郡 三岡村 (現 小諸市)
【911】 長野県 北佐久郡 西長倉村 (現 軽井沢町)
【912】 長野県 北佐久郡 軽井沢町 (現 軽井沢町)
【913】 群馬県 碓氷郡 坂本町 (現 安中市)

信州ツーリング(1日目)

 今回は奈良発0503に乗車するために、夜中の3時半過ぎから自走で奈良駅に向かったのですが、暗いとは云え天理辺りまでのんびりと走り過ぎたせいか、奈良駅に着いたのは発車15分前。 大慌てで輪行袋に押し込み、汗だくになってホームに上がる事に。 今日は基本的に移動日のつもりですから、桜井始発でも良かったのですが、後の接続があまり良くないので、暗いうちから頑張ってこの時間にしたのですが。 加茂で亀山行きに、亀山で名古屋行きにと関西線を乗り継いで行きます。

名古屋駅では29分の待ち時間、ホーム上の立ち食いきしめんを頂きます。 最近ではホームの立ち食いも少なくなりましたが、一人での輪行ではあまりあちこち移動したり、荷物の置き場所にも困りますので、ホームでと云うのは非常に重宝します。  
 まぁ、輪行袋を持って逃げるヤツもそうはいないと思いますが、目の届く処に置いておけるのは安心です。

 名古屋から中津川行き、中津川から松本行きと乗り継ぎますが、中津川からは編成両数も少なく、’18切符’の期間に日曜日とあってハイカーだらけでほぼ満員、座る処か乗り込むのが精一杯、南木曽あたりで空いてくると期待していたのですが、輪行支度では何かと不自由で結局松本まで座れず仕舞いでした。
 松本駅で大糸線へ、ここでは41分待ちです。
 今日は松本近辺で残っていた南安曇郡の小倉村道路元標だけ回る予定です、しかし標高が600m以上ある信州でも、午後のこの時間の暑さは…
 16時には松本駅前の東横インに到着、ここはレンタサイクルを置いている位ですから、自転車を置いておくスペースはどうにかあります。 東横インでも新潟駅前や富山駅前の様に東横インそのものがビルのテナントの様になっていて、フロントも階上にある処もありますので、そう云った処では置き場所に困る事があるのです。 松本は信州と云う場所柄、自転車での利用を良く見かけますが、今日も何台かが、中にSTAGE AZUってランドナーが、関西のどっかのショップブランドですよね。
 さて昨夜はあまり寝ていないので、洗濯して、コンビニ弁当を買って食らったら、ウロウロ出歩かずに、早々に休む事にします。 と云いながら今夜は0時からNHKで酷道R439の番組をやっているので、一旦寝ていたものをまた起きて観ていましたが。

本日の走行41.6キロ

道路元標蒐集の旅 山陰篇四日目

 一応今回のノルマはこなしたので、今日は帰途に就くだけです。 軽いものの靴ずれもありますし、無理のない時間で輪行して帰ろうと思っているのですが、懸案だった岡山県真庭郡の八束村道路元標を目指してみようかと企ててみます、しかしなんと云うか蒜山高原南麓にあるのです。 米子からだとR181を南下し伯備線江尾駅付近からR482に入り標高650mの内海乢を越えなくてはなりません。 ただ峠さえ越えてしまえば、後は下り基調で姫神線中国勝山まで走り抜けてしまえば良い訳です。 行程は約85キロ、中国勝山駅を津山回りで1538、最悪新見回りで1652がタイムリミットです。 とにかく6時前には米子を出発しR181を南下します、しかし結構大型車が多いのには参ります。 7時に江馬のローソンに、これより先中国勝山までコンビニは皆無です。 R482に入った途端、ヘアピンカーブの激坂で、靴ずれは乗っている限り問題はないのですが、押しが入るといけません。 最悪は江尾駅まで引き返して輪行で帰途に就く事にします、と腹を括っていると登れるもので、標高380m程の南大山大橋までやってきました、ここから大山が望めるそうなのですが、残念ながら全貌は。 新しい下蚊屋ダムでもう一度休憩して9時半に内海乢(峠)に到着、標高差500mを2度の休憩込2時間半程で登ってきたので、私にしては快挙です。 蒜山高原道の駅「風の家」にて、山ぶどうシャーベット食ってます、さすがに500mの高原は涼しいです。 R482を一路東に途中八束村道路元標に立ち寄ります。 ここまで来たのですから、有名な山麓の自転車道も走りたいのですが、もうそこまでの余裕はありません、後ろ髪をひかれる思いで蒜山高原を後にします。 湯原温泉まで下ってきた処で、余分な荷物をゆうパックにしていまいます。 湯原温泉局は温泉街の中にあって少々判りにくかったですが、対応も良くてタオルの粗品まで頂きました、倶利■■局のおばはんとは大違い。 ゆうパックの箱込で940円、それだけで幾らかでも身軽になると随分違うものです。 ところで湯原温泉はカジカガエルで有名と云うか売りなのですが、足湯で休憩しているとどこからともなく鳴き声が… でもどこか不自然、テープでも流しているの? 中国勝山駅までは下りとは云え約20キロ、先の郵便局で教えて貰った足(たる)温泉に立ち寄る事にします、ここなら後10キロです。 思いっきりのんびりして、後はできるだけ汗をかかない様にR313を転がして行きます。   無事、中国勝山駅に到着、近くのローソンで買い出しをして、輪行支度でしっかり汗をかいてしまいました。 津山、佐用、姫路と乗り継ぎ、尼崎からおおさか東線経由の奈良行き直通快速に乗車、通勤時間帯に大阪での乗り換えをせずに奈良まで来て桜井線に。 できるだけコンパクトにしようとペダルも外して、サドルも下げ、ハンドルも抜いているので、もう組み立てる気力もなく、靴ずれの足を引きずりながら、輪行袋を数100m担いで汗だくになって帰宅しました。 本日の走行 88.4キロ、1日目の桜井~王寺の自走も含めて4日間で353.5キロになりました。 中国勝山1538→1623津山1631→1731佐用1734→1838姫路1842→1937尼崎1943→2051奈良2118→2148桜井 4,940円分乗車 本日の収穫 【903】 岡山県 真庭郡 八束村 (現 真庭市)

道路元標蒐集の旅 山陰篇三日目

 6時前にはゴールデンユートピアおおちを飛び出し、早速三瓶山麓の登りに入ります。 粕淵スタートだとウォーミングもなしに途端に登りですが、早朝とあって少しは涼しいのが救いです。 しかhし昨日90キロ近くも走ってからこの登りでは大変だったと。 三瓶温泉の中を通ってようやく<30>三瓶山公園線に、標高400m台の山麓を巡る道路で、ご覧の様なご機嫌な道ですが。 早朝とあってか三瓶山の全容は見えません、晴れるまでは待ってられないのが残念です。 佐比売村道路元標に寄って県道<286><56><281>と継いでR184へ下ってきましたが、コース設定はまずかった様で結構アップダウンに苦しめられました。 立久恵峡にて。 R184は意外と交通量が多いです。 朝山村道路元標、これで道路元標900基達成です。 出雲市~松江~米子の間は宍道湖と中海の南岸を走る限りR9しかありません、断続的に旧道や裏道も無くも無いのですが、半分位はR9を走らないとどうにもなりません。 とにかくR9を東にとり神立橋で斐伊川堤に出たところで出雲路自転車道に、路面状態が非常に良く、なかなかご機嫌な自転車道です、遠回りにはなりますが宍道湖北岸を回る事にします。 出雲路自転車道は出雲大社付近からスタートしていて、先に一度交差していた様なのですが、その時は気がつきませんでした。 もうすぐ宍道湖、少し風もありますが30キロ前後で快調に飛ばします。 しかし堤防上の自転車道に日陰の少ないのは仕方がないとは思いますが、本当にここは何もないです。 平田市街へ寄らないのであれば、少なくとも神立橋以東はおすすめルートです。 まもなく終点(起点)   映画「RAILWAYS」で話題の一畑電鉄、自転車道は園駅と一畑口駅の間に出てきます。 一畑電鉄は休日と平日の日中、有料ですが自転車持ち込みが可能です。 一昨年に雲州平田駅から松江しんじ湖温泉駅まで利用しましたが、今回は線路に沿って湖岸のR431を松江に向かいます。 こちらにも宍道湖湖北自転車道と云うのがあるそうですが、未整備なのか評判は良くない様です。 しかし一番暑い時間帯に日陰の殆どないこのルートを走り続けているのはかなり堪えてきました。 松江市街が宍道湖の向こうにはっきりと見えてきた頃に、コインランドリーを見つけたので、休憩がてら利用する事にしました。 コインランドリーと云ってもここは普通のクリーニングの取り次ぎもやっていて、受付のお姉さんがいました。 松江大橋南詰めでしばし休憩、そう云えば2階から大橋を見下ろす、夜景の綺麗なJAZZ屋はこの近所でしたっけ。 松江の東横インはシングルは満室だったので、米子まで進む事にし、中湖南岸を東へ荒島駅付近から南に入り、飯梨村道路元標と広瀬町道路元標をも回る事にします。 これで昨日の遅れを取り戻して、予定の道路元標を巡る事ができました。
本日の走行150.8キロ
本日の収穫
【899】 島根県 安濃郡 佐比売村 (現 大田市)
【900】 島根県 簸川郡 朝山村 (現 出雲市)
【901】 島根県 能義郡 飯梨村 (現 安来市)
【902】 島根県 能義郡 広瀬町 (現 安来市)

道路元標蒐集の旅 山陰篇二日目

 益田0539に乗車し石見福光に向かいます。 今日の予定は山間部の道路元標を巡って出雲市まで、予定の距離が100キロ以上ですが、後半に三瓶山麓を越える山越えコースで、石見福光発が7時半以降ですからかなり厳しいです。 今回はKHSで気軽に輪行を繰り返す機動性もなく、日曜と月曜に東横インを利用しようとしているのですから、プランに無理もでてきますが。

 7時45分をまわってようやく石見福光駅を出発します。 ここから井田村、谷住郷村、川戸村と道路元標を巡りますが、結構アップダウンがあって堪えます。

 4つ目の日和村道路元標は江の川の支流日和川の上流の盆地にあるのですが、川沿いに辿る一般道はなく県道は峠越えで迂回して行かなくてはなりません。 川沿いは千丈渓と云う景勝地になっていて遊歩道と平行して林道が通じています、自転車ならばこそこれを利用しない手はありません。
 千丈渓の下流側の入り口まで来ると、林道は邑南町側で崩落のために当分の間は通行止との案内板、ここまで来て引き返して峠越えをすればとても予定をこなせません、とにかく進む事に。 林道は緩やかな登りが続いて舗装されていていますが、落ち葉に小石が隠れていて、ちょっと乗って行くのはためらわれます。 幸い涼しい木陰の道が続くののんびりと押して行く事にします。
 しかし道はだんだん悪くなり、2キロ位でダートになり、ご覧の様な断崖の下を行きます、ブッシュこそありませんが、かなり草が生い茂ってきていて、この季節レーパンではちょっと。 崩落区間は4輪こそ無理ですが問題なく通れました。 ただ眼下に見えるだろう千丈渓は殆ど云って良い程に見えず、音だけが聞こえてきます。
 崩落区間を過ぎるとまもなく遊歩道と合流して再び舗装路に、渓谷の展望もあって幾つかの滝を見下ろす事もできます。 紅葉の頃なら見事かも知れませんが、残念ながら上流の集落の生活排水が流れ込んでいる様で、淵などでは泡立っている処もあり、決して清流とは云えません。
 なお上流側から来ると崩落や通行止の案内はなく太めのタイヤやMTBなら乗車率100%のご機嫌なコースです。
 日和村道路元標は一昨年の秋に峠おやじナワールドさんに教えて頂いていたのですが、やっと訪れる事ができました。 殆ど片峠となる谷峠を13時前に越えて江の川沿いに下り三江線に沿って走ります、この付近でも一日たった5往復の三江線を一往復捕らえる事ができそうなタイミングなので、先の事は忘れて狙う事に。
 石見川本駅で休憩しながら今日のプランを再検討する事に、川本は三江線沿線で一番大きな町で駅も立派なのですが、無人駅ばかりの三江線唯一の業務委託駅なのですが一日5往復では人影も見えません。 とにかく出雲市へ越える事ははっきりと諦める事に、それにダートを押し歩きしたせいか、軽い靴ずれをしてしまった様です、漕いでいる限り問題はなさそうなのですが。 実際無理に越えても朝山村道路元標へ明るいうちに辿り着くのは不可能です。 粕淵の辺りで旅館があれば一番良いのですが、最悪は昨日の様に駅に自転車だけを置いて、江津か益田あたりで宿をとり三江線で往復する手もなくはないのですが。 しかし江の川沿いのR261や県道40、R375は交通量も少なく、自転車にはなかなかご機嫌な道です。
 とにかく16時までに出雲市の東横インをキャンセルし、粕淵で宿を探します。 昔は日本中、小さくても町と云えるような処の駅前にはかならず駅前食堂や駅前旅館があったり、安い商人宿もあったものですが、駅前はすっかり寂れてしまって自動販売機すらありません。 町内には適当な旅館こそなかったのですが、ゴールデンユートピアおおちと云う公共の宿を教えて貰いました。 現在の美郷町役場の上で温泉(チェックイン日は無料)やクアプ-ル(別料金?)もあるご覧の施設です。
 宿泊はゲストハウスと呼ぶバンガロー風の建物で、自転車ならそのまま玄関脇まで入って行けます。 私にとってご機嫌なのはヒグラシの鳴き声に囲まれ、先にシャワーだけ浴びて暫しのんびりとしました。 朝もヒグラシの声で起きました。
 さすがにシングルルームと云うのはありませんが、ご覧のツインルームを一人使用で4,725円です、内風呂もあり、近くの研修施設の建物脇に洗濯乾燥機機もあります(有料)、屋外設置なのでくもの巣がかかっていたり、乾燥機の扉を開けても止まってくれないので、途中で取り出すのが困難ですが、まぁ我慢のできる範囲です。 6人定員のグル-プ棟は高校テニス部の合宿が利用している様で、ツイン棟は引率の先生かコーチが使ってる様でした。 日曜なのか当日でも泊まれたのは幸いでした。 なかなかお奨めです。
 敷地内のレストランからの展望。 この手の施設に良くある事ですが、自転車にとって難なのは短いものの最後に激坂が待っている事、粕淵駅からの標高差は100mもありませんが。 レストランは18時半がラストオーダー、温泉施設もこの季節も20時台までの様です。 粕淵にはこの近辺では貴重なコンビニがあります、中国地方に多い「ポプラ」ですが、施設内には飲料の自販機しかありませんので、買い出しは事前にしておいたほうが。

本日の走行89.1キロ

本日の収穫
【894】 島根県 邇摩郡 井田村 (現 大田市)
【895】 島根県 邑智郡 谷住郷村 (現 江津市)
【896】 島根県 邑智郡 川戸村 (現 江津市)
【897】 島根県 邑智郡 日和村 (現 邑南町)
【898】 島根県 邑智郡 川越村 (現 江津市)

道路元標蒐集の旅 山陰篇一日目

 まずは関西本線王寺駅0430発の始発に乗るために3時過ぎに出発します、距離は20キロ足らず、知らない道でもありませんが、夜間ですしできるだけコンパクトに輪行しようとすると支度にこれ位の余裕はほしいです。 しかしサイクリングには桜井は非常に便利な処ですが、こうやって始発で旅に出るには不便な事が、輪行前に大和八木や天理、奈良まで自走したり、昔名古屋からのツーリングイベント「さくら道」に参加するために名張まで真夜中にR165を自走した事もあります。
 ところで姫路0732発の新見行きに乗車するには1本後の0447発でも間に合わなくもないですが、姫路での乗り継ぎが7番ホームと向かいの8番ホームとは云え2分では、ちょっと座れそうにはありません。 そこで考えたのが大阪0540発の西明石行きに乗車し、西明石で0647発の姫路行きに乗り継ぎます。 ただこれも西明石での乗り継ぎが1分、西明石での発着番線が判らないので、ここでの乗り換えが間に合わないと元の木阿弥なのですが。
 なおこの乗り継ぎはいわゆる東海道緩行線を利用しているせいでしょうか、「乗換案内」では検索できませんでしたが、18きっぷでの旅はこうやってプランを練るのも愉しみなのです。 なお土休日ダイヤでの話です。
 結果的に西明石での乗換は向かい側ホームで、姫路では余裕たっぷり、乗り換えで階段を登り下りしたのは大阪駅と米子駅のみ、全線座って1634温泉津駅まで辿り着きました。  今夜の宿泊は益田なのですが、明日は温泉津付近からスタートしたいので、温泉津温泉に立ち寄った後、隣の石見福光駅まで走り、自転車だけを自転車置き場において1840発で荷物だけ持って益田へ移動します。 こう云った時にWikimediaのマニアックな情報は便利です、知らない駅でも検索するとしっかり駅の写真に屋根付きの自転車置き場が写っていたりします。
 新見駅にて、撮り鉄子発見!! 4月の東北遠征の帰りに見かけた子と良く似てたけど。
 最近、輪行する人を良く見かける様になり、休日とは云え朝から5人も見かけました。 新見駅では先の特急「やくも」から降りてきた彼と少し話をしましたが、生山で下車し「砂の器」で有名になったあの木次線の亀嵩まで走るそうです。

 米子から益田行きを待ちますが、やってきたのは姫新線を追われてきたキハ47、まだ以前の塗装のままです。 写真は温泉津駅にて。
 温泉津駅で輪行袋を開けて、困った事に前輪がパンクしています。 温泉に立ち寄り石見福光駅まで移動する予定はもともとタイトですし、温泉津駅では安心して置いておけそうな場所もありませんので、温泉は諦めるしか。 温泉津温泉は温泉津町道路元標を訪れた折りに徒歩で温泉街の入り口まで行ったのですが、今回も入らずに引き返す事に。

 温泉津駅から隣の石見福光駅までは山陰本線でわずか3キロ程の距離なんですが、道路はR9へ回る必要があります。 ただ地図上には山越えの黒線道があり、温泉津で尋ねると自転車なら問題なく通れる道の様です、実際行ってみると砂防ダムの工事で歩行者も含め全面通行止め、ただ今日は「休工日」で通る事ができました。 峠を越える日本海と岬を穿つトンネルが、日本海だと何かピンときませんが、ここの海岸にはサーファーが結構来ていました。
20100731f.jpg益田へ昨年3月に来た時に見つけたJAZZの店「マルフク」、ケーキの店だったりもするのですが、ライブもあるお店です。 実はこのお店の上はターミナルホテルとらやと云うビジホになっているので、今回はこちらにお世話になりました。 新見から予約の電話を入れた時にも気がついたのですが、予約を受けたのは店のマスター、フロントとの受付もマスターが下から上がってくるのです。 ホテル内の廊下や部屋にもJAZZのアルバムジャケットが飾られてます。 まぁ宿泊客の殆どは普通の人でしょうが、JAZZファンにはたまりせんね。  シャワーを浴びて、最近できたローソンで買い出しをして、下のお店へ、明日の事も考えず飲み過ぎました(^_^;)

本日の走行 24.3キロ

王寺0430→0503新今宮0512→0530大阪0540→0646西明石0647→0720姫路0732→1100新見117→1320米子1347→1634温泉津 7,670円
石見福光1840→2020益田 1,280円
8,950円分乗車

明日から山陰へ …

 明日から、山陰島根へ行ってきます。 明日31日は「18きっぷ」で一日輪行で温泉津へ、1日は江の川を巡り、三瓶山を見上げながら、7つの道路元標を巡って出雲市へ、2日は道路元標は2つだけですが米子方面へ抜けます。 道路元標蒐集の旅として山陰は3度目になると思いますが、いつもはKHSで頻繁に輪行を繰り返したのですが、今回はasukaでそこそこのコースと距離を走る計画です。 いつもの様に主に宿泊は勝手知ったる東横イン、メンバー日曜30%、月曜20%割引を有効に使います。 問題は土祝ダイヤでは大阪駅0652発の姫路行き新快速が無いのです、たとえあっても姫路駅で6分間で輪行袋を担いで6番のりばから7番への乗り換えは至難の業で、それに「18きっぷ」シーズンだけなんでしょうか、このスジは良く込むのです。 そこで思いついたのは未明から20キロ、関西本線王寺駅まで走り始発に乗ると姫路0732発の新見行きに乗車できるのです、折々にTwitterや輪童さんの「風のたより」に書き込みますのでよろしく。 では \(^o^)/

するっとKANSAI3Dayチケット

今日から「するっとKANSAI3Dayチケット」の夏の利用期間(7/16~8/31)が始まったので早速買ってきました。 なにしろ関西の私鉄や大阪地下鉄が乗り放題(近鉄は一部)が3日分で5,000円ですから、どう考えてもお得です、とりあえずの予定はありませんが、京都の客先へ行って大阪へ回って帰って来ても元が取れますから余る心配はありません。 大黒屋さん高野山まで避暑に如何(^_^)/

道路元標蒐集の旅

  「三日にあげず」とはこの事か、今日が使用期限の「18きっぷ」、2回分なら誰かを誘って敦賀まで輪行して河野海岸道路と旧北陸本線廃線跡なんて事も考えたりしていたのですが、1回分なのでかねて懸案の和歌山県西牟婁郡の周参見村道路元標を確認に行ってきました。

 近鉄大阪線の始発で鶴橋へ出て天王寺0650発の紀勢本線直通に乗っても紀伊田辺からの接続がないので、のんびりと桜井線から和歌山線経由で向かいます。 前出の「熊野 その表層と深層」では岩出町道路元標が見つからなかったとあり、消息が気になったので岩出駅で途中下車します。

 何の事はなく、岩出町道路元標は以前からの場所にちゃんと鎮座していました。 駅へ戻る途中でいわゆる「昔ながら」のパン屋さんで菓子パンを2個、おばちゃんがその朝に売れる分だけ作って並べていると云う雰囲気です。

 和歌山、御坊、紀伊田辺と乗り継ぎ周参見駅1132着、町名はすさみになっても駅名は周参見のままです。 ここで京都発のオーシャンアロー3号に抜かされます。 しかし南紀だけあって暖かく、桜もすっかり葉桜になってしまっています。

 周参見村道路元標はすさみ町立歴史民族資料館の建物内に保管されています、なお開館日は火曜と土曜のみ、事前に確認されてから行った方が良い様です。 元建って場所を見ていて判っていた事ですが、地上部分だけが切断されています。

 限られた時間では他に回る処も
ないので1310発紀伊田辺行きで帰途に、写真は岩代駅付近です。

 御坊で下車し元の御坊臨港鉄道、紀州鉄道に久しぶりに乗車する事に、距離だけでは芝山鉄道と云う事になるのですが、延長僅か2.7キロのミニ私鉄、最近まで大分交通のお古が走っていたのです、現在は北条鉄道のお古、なんと云っても現在運用されている唯一の2軸気動車が走っています、まさにレールバスそのものです。

 かつての国鉄のレールバスよりは天井も高いはずですが、中もバスそのもの、乗り心地2軸故に推して知るべし、と云うか軌道の方もかなりのものなんですが。 野上電鉄や有田鉄道無き今、和歌山県内の私鉄は今ではあの「たま駅長」で有名になった和歌山電鉄とこの紀州鉄道のみ、西御坊まで片道180円、紀勢本膳と時間を合わせたダイヤとなっていますので、機会があればこちらにも一度乗ってみてやって下さい。

 御坊は父方の郷里に近い事もあって、昔からこの路線は良く知っています、昔は乗客も多く、朝夕は国鉄の機械式気動車に準じた車両が2両連結で走っていました。 制御が機械式のため総括制御ができず、それぞれの車両に運転士が乗り込んでベルを合図にギアチェンジをしていましたが、運転士を足りないかで、運転の資格のない整備の人間が運転していたとかで、陸運局からお咎めを受けた事も。 現在は写真の西御坊駅が終点ですが、以前は日高川駅まで伸びていました、と云っても廃止されたのは1キロ足らずですが。
 桜井0552→0608高田0610→06441五条0648→0748岩出 1,280円
岩出0809→0831和歌山0837→0947御坊0958→1040紀伊田辺1051→1132すさみ 2,420円
すさみ1310→1359紀伊田辺1415→1459御坊 1,280円
御坊→和歌山→新今宮→JR難波 1,890円
JR難波→高田→桜井 820円
7,690円分乗車

本日の収穫
【891】 和歌山県 西牟婁郡 周参見村 (現 すさみ町) 

道路元標の旅(東北編6日目)

 素直に東北本線ではなく千葉方面を少し回ってから帰途に就きます、天気も思わしくない様ですし。  小山駅0559発水戸線、常磐線高萩行きに乗車、今日は珍しく始発ではありません。

茨城県西茨城郡の岩瀬村道路元標に寄って、友部で常磐線に乗換え、平日とあって結構通勤通学客で混んでいます、この時間帯の普通列車に気楽に遊び半分の旅行をしている方が普通やないのですが。 遠回りですが「18きっぷ」利用なので我孫子経由で成田へ向かい成田町道路元標へ、浦安村道路元標をとも考えたのですが、いつ降り出してもおかしくない雲行きなので諦め、コンビニでの食料補給も兼ねて市川で下車、市川町道路元標へ、さすがにこの時間帯では郡山の様には行きませんので、遠目で今回の旅行での30基目を。

 

「18きっぷ」を利用したタイトなスケジュールでも、首都圏を跨ぐときは要注意です、余裕をみて東京駅1333発熱海行きの快速「アクティ」に乗る予定で動きます。
 これが現在の湘南電車の顔です。

熱海で浜松行きに乗換え、熱海~豊橋間は概ねロングシート車となる様です、確かに静岡から浜松にかけて乗降客は多いので致し方ないのですが、一部にトイレなしの編成もあります。
 熱海から隣に座った女性は時刻表と首っ引きで予定を練っています、北近畿タンゴ鉄道の時刻をプリントアウトした紙を拡げているので、どうやら今日はこのスジを乗り継いで京都か大阪まで行き、明日に丹後方面へ向かうのでしょう、そう云えば北近畿タンゴ鉄道は円山川橋梁の架け替え工事やってましたよね。

浜松までは乗車せずに掛川で下車sし、次ののスジの豊橋行きを待ちます。 豊橋で特別快速大垣行きに、このまま京都まで行っても、JRのままで桜井へは帰れませんので、名古屋から株主優待券を利用して近鉄で帰る事に、さすがに別途特急券を買わなければなりませんが、デラックスシートとまで行きませんが最後位は贅沢をして2000発のアーバンライナーに、この時間は津と大和八木に停まってくれます。 近鉄は携帯かたチケットレスで特急券が買えますので、名古屋駅で広小路口から近鉄乗換口に出れば、結構タイトな乗換えもこなせます。

大和八木2138着、桜井よりは急行で一駅分行き過ぎてはいるのですが、株主優待券のお陰で大きな顔して引き返し、桜井2152着、6日間の旅を無事に終える事ができました。
 

小山0559→0630岩瀬 480円
岩瀬0704→0734友部0738→0851我孫子0916→0959成田 2,210円
成田→四街道 400円
四街道→市川 570円
市川→東京1333→1507熱海1513→1731掛川1740→1842豊橋1847→1938名古屋 6,300円
9,960円分乗車

本日の収穫
【887】 茨城県 西茨城郡 岩瀬町 (現 桜川市) 
【888】 千葉県 印旛郡 成田町 (現 成田市) 
【889】 千葉県 印旛郡 千代田村 (現 四街道市)
【890】 千葉県 東葛飾郡 市川町 (現 市川市)

道路元標の旅(東北編5日目)

 一応、郡山泊りまでは詳しくプランを組んであったのですが、今日からは適当に帰途に就くと云うだけしか考えていません。 「18きっぷ」で今日中に桜井に帰り着くには、たとえ名古屋から近鉄を利用するとしても、福島駅0843発がタイムリミットです、今夜の「ムーンライトながら」も何度か当たってみましたが、どうやら満席の様です。 まぁ帰りが明日になっても大丈夫そうなので、幾つか道路元標を拾いながら南下して行く事にします。

まずは山形駅0630発の始発に間に合うように山形市道路元標の建つ七日町へ急ぎ足で向かいます。 早朝故にこんな無茶な写真も撮れます。

 


二本松には二本松町道路元標他、現在の二本松市域の内4つの道路元標がまとめて保存されています。 有難いと云いますか、ちょっと複雑ですが、福島県は100以上の道路元標が現存していて、それなりに認知されて保存されている訳なのですね。

郡山市、乗換えとかで降りた事はありますが、駅から出るのは始めて。 福島県第二の都市、第一は県庁所在地の福島市でなくいわき市なんですね。 郡山市道路元標は駅から少し歩いた繁華街のど真ん中に台座付きで保存されています。 案内の文面は説明不足と云うか、いささか誤解される様な記述ではありますが。

二本松、郡山、須賀川と東北本線を途中下車しながらいわゆる東北地方を離れます。 小山駅で両毛線に乗り換えて栃木県を回り、10ポイントの無料宿泊もあるので今夜は小山か水戸の東横インに泊まり、明日帰途に就く事にします。
 岡山界隈にも少し残っていますが、湘南色と云うか東海色と云うかこの塗色も少なくなってきました。

栃木県とか茨城県と云うのは関西人には、あまり縁がないと云うか、確かに観光地の日光は栃木県なんですが。 結構地理には強い私でさえ、栃木市なんて云われても、県庁所在地は宇都宮だし、足利市位は知っていても栃木市ねぇ、合併でできた新設市なのかねぇ… すみません栃木市民の皆さん、結構歴史のある街なんですね。 道路元標へは大通りの1本隣の古い通りをブラブラと歩いて行く事に、案内板もあったりして案の定これが旧街道の様です。

栃木町道路元標の建つ三叉路のそば、栃木市の一等地と云える様な場所ですが、「あずきアイズ」「志゛まんやき」と大きく書かれた幟や暖簾のお店が、結構賑わっている様で、お上品な和菓子店と云う佇まいではなく、店頭で関西で云うとこの回転焼きを焼いているお店です。 次の移動時間も迫っていますが、どうせ小山での乗り継ぎもタイトだし、ここで一服と、店内で戴く事にします。

回転焼は「志゛まんやき」と云って、つぶ餡の他に、こし餡、白餡、うぐいす餡があり、つぶ餡とうぐいす餡を頂きました、私の事ですから各一ずつ平らげる事位どうって事もないのですが、さすがに店内でエエ歳したオッサンがペロっと4つも5つも平らげるのはばかられたので遠慮しました。 少しあっさり目の餡でなかなか美味しい、これだったらと少し後悔。

大通りを戻るのはやめて、元来た古い通りを戻る事にします。 時間も時間なので、銭湯もあいてます。

 

水は決してきれいではありませんが、古い橋からは季節柄こんな風景も、美味しい「志゛まんやき」と街並みに満足して、この街がちょっぴり好きになって、小山へ向かいました。


小山駅で水戸線へ乗り換え、一旦茨城県へ入り結城町道路元標を目指しますが、クライアントから出発前からぐずっていた中国の現地法人でのメールの送受信がおかしいとの連絡が、原因はこちらのサーバーには無いとははっきりしているのですが、それなりの対応をする必要が出てきました。 と云って携行しているノLet’sNoteはネットは接続できないまま。 とにかく小山の東横インでレンタルパソコンをj借りて対応する事に。

東横インのレンタルパソコンはHP製のノートPCにOffice互換ソフトをインストールしたものですが、Outlook等のメールソフトは入っておらず、メールに関してはWebMail等が使える環境を持っている必要があります、ブラウザもIEとは違いますし、ロビーのパソコンと同様、「コマンドプロンプト」や「ファイル名を指定して実行」とかは実行できず、システムを触って悪さをできなくしてあります。 またセキュリティの点から、一旦シャットダウンすると初期化され、ユーザーが保存したデータや設定は失われます。 東横インの客室はルームキーが室内の照明やコンセントのスイッチになっているので、部屋を出るときには電源が切れてしまいます。 ノードPCですからバッテリが着いていますが、所詮はレンタルパソコンですから、貸出時に充分にチャージされているとは云えません。 ですから貸出時のその旨とデータは保証されない事を記した書面にサインを求められます。 技術的に全くサポートできないと云う点では、ネットカフェ以下ですから致し方ない事ですが。 しかしこのレンタルパソコンのお陰で、Let’sNoteにある情報を元にレンタルパソコンでネット接続して無事にトラブル対応はできましたので一件落着と。

山形0630→0803福島0810→0835二本松 1,890円
二本松0907→0933郡山 400円
郡山1001→1012須賀川 230円
須賀川1130→1221黒磯1235→1325宇都宮1339→1405小山1432→1505佐野 2,940円
佐野1523→1539栃木 320円
栃木1638→1649小山1709→1718結城 320円
結城1746→1754小山 190円
6,290円分乗車

 

 

本日の収穫
【877】 山形県 山形市
【878】 福島県 安達郡 二本松町 (現 二本松市)
【879】 福島県 安達郡 岳下村 (現 二本松市)
【880】 福島県 安達郡 杉田村 (現 二本松市)
【881】 福島県 安達郡 石井村 (現 二本松市)
【882】 福島県 郡山市
【883】 福島県 岩瀬郡 須賀川町 (現 須賀川市)
【884】 栃木県 安蘇郡 佐野町 (現 佐野市)
【885】 栃木県 下都賀郡 栃木町 (現 栃木市)
【886】 茨城県 結城郡 結城町 (現 結城市)

道路元標の旅(東北編4日目)

 今回の計画では東北各県の道路元標を少なくとも一つは回っておくつもりでしたが、もとより岩手県下で現存が確認されているのは盛岡市と上閉伊郡小友村の2基のみ、小友村は公共交通機関では回れそうにない場所ですので、盛岡市と云う事になりますが、市役所近くと云っても結構駅からも遠く、前後の予定を考えると明るい内での往復は難しく今回は見送る事に、手付かずは北海道と沖縄となるはずだったのですが。 まぁ「冷麺」「じゃんじゃん麺」もありますし、小友はあの遠野の近く云う事もありますので、愉しみな宿題としておきます。

さて、今日は北上線の始発で再び秋田県へ向かいます。 温泉のある駅「ほっとゆだ」にて、ここで26分停車、上り始発を切り離します。






 

横手で奥羽本線に乗り換えて十文字へ、十文字町道路元標の後、羽後交通の路線バスで醍醐村道路元標まで移動します。
 奥羽本線も今では山形新幹線と秋田新幹線に分断され、新庄~大曲間は優等列車の通らないローカルな区間となってしまいました。
 秋田駅から今度は秋田中央交通の路線バスで秋田市内の仁井田村道路元標へ向かいます、今回のプランを練った時は3月だったので、4/1にバスの時刻が変わっていてて、少し慌てましたが、無事に秋田駅へと帰ってくる事ができました。
 次の羽越線に少し時間があったので、駅ビル内で食事に、最近B級グルメやジャンクフードを売りにする処もあって、それはそうで旨ければ文句はありませんが、「横手やきそば」これはいけません、すくなくとも関西風のソースに馴れ親しんだ口には。

 

羽越本線で西目へ、そして再び羽後交通の路線バスで象潟へ移動します。 そんなに良い天気でもなかったのですが、鳥海山の全容を見渡す事ができました。  象潟村道路元標はにかほ市象潟公会堂前、ここも芭蕉翁所縁の地とか。



酒田駅から酒田市道路元標まで往復、自転車抜きとあっても、今回はあちこちと良く歩いています。 何度も通過していますが、降り立つのは初めての街です、米どころ、北前船、大火くらいしか知識がありませんが、「おくりびと」のロケはこの街で行われたのですね。 戻ってきてから気が着いたのですが観光用に無料のレンタサイクルがあった様です、貸出時間が17時までなので、知っていても利用はできませんでしたが。
 そうそう電柱広告に「酒田ステーションホテル」自転車・バイクツーリング割引ありとありました、どんな処か判りませんが要チェックですね。

山形まで移動し東横イン泊、山形では結構雨が降っていたようです、今回は1日目だけ傘を使ったものの、後は上手い具合に天気の変化をかわしてきた様ですが、温暖の差が大きく参りました。

 

 

北上0515→0656横手0726→0738十文字 1,280円
醍醐0847→1003秋田 1,280円
秋田1212→1301西目 820円
象潟1617→1655酒田 650円
酒田1748→1903新庄1906→2023山形 2,210円
6,240円分乗車

 

 

 

本日の収穫
【871】 秋田県 平鹿郡 十文字町 (現 横手市)
【872】 秋田県 平鹿郡 醍醐村 (現 横手市)
【873】 秋田県 河辺郡 仁井田村 (現 秋田市)
【874】 秋田県 由利郡 西目村 (現 由利本荘市)
【875】 秋田県 由利郡 象潟町 (現 にかほ市)
【876】 山形県 酒田市 

道路元標の旅(東北編3日目)

盛岡0522発の田沢湖線大曲行きに乗車します。 秋田新幹線のルートとして標準軌へ改軌された田沢湖線ですが、秋田県への県境越えとなる赤渕~田沢湖間は、この始発列車の後、普通列車は1410までなく、18切符の難所ですし、私自身も未踏区間です。 もちろん秋田新幹線「こまち」は1時間1~2往復していますが。
 ところで自転車抜きの旅行では、最近はもっぱらこのリュックを愛用しています、収容量等でそんなにお薦めグッズとも云えませんが、A4サイズの持ち物の収納が便利な事で手放せません。

 

昨夜の山田線同様、山越え区間は新たな積雪があった様で、見事に雪景色です。 田沢湖駅での23分間の停車時間に途中下車し生保内村道路元標まで往復します。 田沢湖駅から先は30分後に次の列車があるので、慌てる必要もなかったのですが、凍った路面で見事に転倒してしまいました。 最初の計画ではここで折り返し、たまには東横インの朝食サービスの恩恵を受けて、盛岡市道路元標へ往復し、花輪線で再び秋田入りするプランもあったのですが、未踏の秋田内陸縦貫鉄道に乗って、うまくすれば2基多くゲットできそうな田沢湖線まわりを選んでみました。

角館、しかしよりにもよって一年で一番中途半端な季節にやってきました。 時間も早いでしょうが、観光客も殆ど見かけません。 角館町道路元標の後、少し散策してみます。

秋田内陸縦貫鉄道は初めてと云うか、全通前の国鉄阿仁合線には乗車しています、40年近く前で当時はC11の牽く貨物列車が走っていました。

秋田内陸縦貫鉄道の鷹巣駅、JRは鷹ノ巣駅となっています。
北秋田郡の七座村道路元標へ向かうために秋北バスを利用します。 同社のHPもあるのですが、路線や細かい時間が判りにくくてかなり際どい計画です、折り返しのバスが戻ってくるもでに道路元標を見つけて引き返さなければ後の予定がなくなってしまいます。
大館は忠犬ハチ公所縁の土地とかで、駅前にはブロンズ像が鎮座しています。 ここでも秋北バスを利用して釈迦内村道路元標まで往復、こちらは最悪歩いてでも戻ってこれなくもない距離ですが、大館近辺では路線が錯綜している上に案内が皆無て、地元の人間でないと利用するのは難しいです。

青森県で唯一確認されている青森市道路元標、善知鳥神社門前「奥州街道終点の地」と記された新しい標柱の横に建っています。
 白看発見、日頃下を見て歩いているので、頭上の「白看(旧形式案内標識)」には気を留めていませんが、道路元標同様お好きな方がいるもので旧知のものの様ですが、県庁所在地のど真ん中に残っているとは。
 ブルトレも貴重になってきました、唯一となった東京行夜行「あけぼの」(羽越~上越線経由)が出て行きます。
 この後東北本線で間に第3セクターの青い森鉄道といわて銀河鉄道を挟んで、今夜の宿泊地北上に向かいます。 3セク区間で2,960円もかかるので「18きっぷ」ではとても選択できないルートです。 しかし盛岡での乗換はちょっと知らないと危ないですね。

盛岡0522→0609田沢湖 740円
田沢湖0632→0655角館 320円
角館0853→1116鷹巣 1,620円
前山1243→1305大館 400円
大館1539→1710青森 1,450円
青森1851→2021八戸2041→2153いわて沼宮内2156→2221盛岡2230→2323北上 5,480円
10,010円分乗車

本日の収穫
【866】 秋田県 仙北郡 生保内町 (現 仙北市) 
【867】 秋田県 仙北郡 角館町 (現 仙北市)
【868】 秋田県 北秋田郡 七座村 (現 北秋田市)
【869】 秋田県 北秋田郡 釈迦内村 (現 北秋田市)
【870】 青森県 青森市

道路元標の旅(東北編2日目)

 昨日、古川までは「18きっぷ」で来たのですが、今日からはJR東日本の「東北ローカル線パス」を利用します、期間限定で土日祝を含む連続する3日間有効で複数人での使用はできませんが、価格は6,000円と「18きっぷ」より割安で、何と云っても東北地方の第三セクターや幾つかの私鉄が利用できるのは特筆ものです。

 石巻線から気仙沼線で気仙沼を目指します、未踏区間です。 昨日とはうってかわった天気、太平洋に面した大谷海岸では海岸線ぎりぎりを走ります、とても東北とは思えない光景です。

 宮城県では道路元標の現存情報は4ヶ所しかありませんが、気仙沼町道路元標大河原町道路元標とともにちょっと変わった形状です。 気仙沼は古くからの有名な港町ですが、街中にはレトロな建物が残っています。 しかし気仙沼線に乗ってくると殆どの乗客は2つ手前の南気仙沼駅で降りてしまいます、今では商業の中心は南の方へ移ってしまっている様です。

 今日は気仙沼の1基だけで後は完全に乗り鉄モード、気仙沼まで結構のんびりした感じでしたが、仙台と一ノ関方面からの列車が到着すろと乗客が増えてきて、盛への大船渡線はほぼ満席、三陸鉄道を利用できる「ローカル線」パスと土休日に運行されるレトロ調車両「さんりくしおさい」のお陰の様です、しかし土曜日にもかかわらず三陸鉄道南リアス線では予定のレトロ調車両の運用ではなく通常の車両(右上)でした、まぁ私は気にもしていなかったのですが。 JRに戻って釜石から山田線で宮古へ、そして岩泉へ向かいますが、「東日本ローカル線パス」を利用している乗客は殆どが三陸鉄道北リアス線で八戸へ抜ける様です。 しかし「18きっぷ」シーズンに春休みとあって「鉄ちゃん」の姿はもちろんですが、最近は「鉄子」さんらしき姿もチラホラ、さすがに「撮り鉄子」は見た事はありませんが。
 キハ40系も少し頑張ってますがキハ100系がすっかり東北の非電化区間の顔になっています。 この配色悪くはないとは思いますが、やはり気動車はあのクリームと赤のツートンが一番です。

 岩泉は龍泉洞で有名な処で、立派な駅舎もありますが、公共交通機関を利用する観光客も盛岡あたりからバスでやってくる様です。 今では1日3往復がやってくるだけの駅です。 最近までキハ52が活躍していましたが、今でjは訪れる鉄ちゃんもチラホラ、宮古から最終で盛岡に抜けるまでに往復できるダイヤなので乗り鉄には丁度良い様です。 実は岩泉には過去に来ていて、八戸線から国鉄バスに乗り継いで北山崎から龍泉洞へ、岩泉線は当時は小本線と云って浅内までで、岩泉へは昭和47年になって延伸しています。
もしやと町内を散策してみましたが、そうやすやすとはネ。 でもなかなか雰囲気の良い町並でした。

 茂市駅にて、ここで上り1832発を待ちます、それが盛岡への最終です。

 

 

古川0642→0657小牛田0700→0918気仙沼 1,800円
気仙沼1121→1220盛1233→1328釜石1341→1458宮古1502→1633岩泉 3,990円
岩泉1720→1812茂市1832→盛岡 2,210円
8,000円分乗車

本日の収穫
【865】 宮城県 本吉郡 気仙沼町 (現 気仙沼市)

道路元標の旅(東北編1日目)

 東京へ向かう「ムーンライトながら」はご存じの様に大垣始発ですが、満席のままの6時間は結構堪えるので、先に豊橋まで行って軽く食事をしてから乗車する事にします。 定期運行から臨時列車となってからは189系での運用となっていますが、意外にもすいていて前列も隣席もあいている様な具合でしたが、隣には子供2人にお母さんと祖父祖母と云った似つかわしくない5人家族、どうやらディズニーランド行きの様ですが、電車で行きたいのは男の子の希望だった様な感じです。 私は両親の郷里が奈良県と和歌山県と云う事もあって、家族で長距離の旅行をした経験が殆どありません、唯一が東京旅行で帰途に東京を日中に出発する客車急行の「雲仙西海」だった事を記憶しています。
 東京駅には0505の定時到着でしたが、山手線と京浜東北線が新橋界隈で停まっていて、東北本線への乗り継ぎが微妙に、幸い10数分後に運転が再開され、無事に上野駅0546発の宇都宮行きに乗車する事ができました。
 最初の目的地は福島県西白河郡矢吹町、矢吹町道路元標は一度折れてしまった様にも見え、かなりの痛み様ですが、判読は可能で案内板もあります。
 矢吹町は奥州街道と水戸街道の分岐点としてそれなりの歴史のある町の様ですが、ご多分にもれず駅前はすっかりさびれています、Wikiによると「駅舎と周辺計画が福島県建築文化賞を受賞」とありますが、その駅舎も整備が悪く、雨漏りはしているは、橋上駅とホームの行き来に屋根がないわ、ホーム上屋がないのに橋上駅の樋が整備されていなくて閉口します。 見た目はユニークな建物ですが、公共の建物で利用者の利便が考慮されておらず、こんな建物が「建築文化賞」とはねぇ... 晴れた日の来ていれば印象も違ったでしょうが。
 次の目的地の本宮駅に着く頃には雨も止んでくれました。 本宮市立歴史民族資料館の敷地に本宮町道路元標仁井田村道路元標が保存されています、保存と云っても案内もなく歪んで建っていて、引き取り手もなく歴史民族資料館にほりこまれたと云う感じですね、当然元の位置ではありませんが一ヶ所で2基GETできました。
 福島、仙台、小牛田と乗り継いで陸羽東線で岩出山駅へ、ここまで来ると天気も良くなっています。 岩出山は伊達政宗所縁の地ですが、この時期観光客の姿も全く見かけません、駅に「鉄道資料館」と云うのが併設してあったのですが、時間が遅かったのか覗く事はできませんでした。
岩出山町道路元標は街角の休憩所の様な処に芭蕉翁像と並んで保存されています。

 

岩出山城址まではちょっと無理ですが、時間があったので街中を少し散策してみました。

今夜の宿は例によって東横イン、古川は陸羽東線と云っても今では東北新幹線の駅で、東北本線の小牛田が衰退する一方、鳴子や先の岩出山まで含めて2006年に合併し大崎市となっていて、あのアルプス電気の工場があります。 昔はローターリスイッチとかバリコンでお世話になりましたが、今ではノートPCのタッチパッドかな。

ところで先月末にWiMAXを契約していたのですが、我が桜井市はエリア外でインストールができません、それに契約は日割り計算されないコースなので、月が変わってからエリア内の何処か出先で設定をしよう考えていました。 別に今回は使えなくても良かったのですが、福島でインストールにトライしたものの、電波状態が悪いのか見事に失敗してしまいました。 ところが起動時にWindows socket まわりでエラーが出ていて、FOMA通信カードが使えなくなっている上に、ホテルに入ってもIPアドレスの取得ができす有線LANすら使えなくなっていて、メールどころか全くネットが使えない状態です。 メールは携帯からチェックできますが、仕事上のトラブルでネット接続が必要になってもお手上げ状態です。 東横インにはロビーのパソコン以外にもレンタルパソコンを用意している処もあるので、最悪はお世話になるしかないと。

地方都市へ行くと時間があればJAZZ屋を探してみます、今ではネットですぐ見つかりますがネ。 もちろんJAZZファンと云う事もありますが、知らない土地で一人でも安心して飲めると云う事もあります。 「花の館」はアットフォームなライブもあってお薦めです、すっかりお知り合いになってしまいましたが、ちょっとどころかかなり遠すぎます、でもきっとまた行く事もあると。 ちなみに写真の自転車は私とは関係ありません。 でもこのサドルは?

豊橋0017→0505東京→上野0546→0729宇都宮0737→0828黒磯0837→0931矢吹 7,670円
矢吹1019→1040郡山1106→1120本宮 650円
本宮1210→1243福島1300→1413仙台1420→1505小牛田1537→1630岩出山 3,260円
岩出山1730→1749古川 320円
11,900円分乗車

本日の収穫
【861】 福島県 西白河郡 矢吹町
【862】 福島県 安達郡 本宮町 (現 本宮市)
【863】 福島県 安達郡 仁井田村 (現 本宮市) 
【864】 宮城県 玉造郡 岩出山町 (現 大崎市)

東北へ行ってきます。

先週に予定していて延期したプランで今夜から東北へ向かいます。 もちろん道路元標蒐集ですが、自転車は抜き。 未踏の青森、秋田、岩手、山形を回わる計画ですが、道路元標の数よりはかなり鉄分の多い計画です。 まずは「ムーンライトながら」で東京入りします。 好事魔多しの例え通り色々と余計な用事ができるもので、夕方からの出発で「18きっぷ」を使うのも勿体ない話ですが、今の処途中で立ち寄る様なネタもなく、「ムーンライトながら」が大府停車しなくなってからは、近鉄で名古屋へ出て豊橋まで乗車券を買うより「18きっぷ」を使ってしまった方が安くなってしまいました。

道路元標蒐集サイク(2)

 昨夜遅くの天気予報では朝そうとう冷え込むらしい、朝飯前に8キロ程の入山辺村道路元標と途中の里山辺村道路元標へ行こうかと考えていたのが、標高が200m近く高いしすっかりくじけてしまいました。 日頃は時間的にあまり恩恵にあずかれない無料サービスの朝食の後で、殆ど松本市街と云っても良い里山辺村道路元標までは往復してきました。

 松本0837発で塩尻へ、ここから塩嶺トンネルの開通で中央本線の支線となった辰野行きに乗り換えます。 塩尻~辰野間は今ではクモハ123-1、1両編成が10往復程しています。 クモハ123は形式としてはネタ車違いで10数両存在しましたが、JR東日本にはこの1両のみです。  

 珍品だけに一度は乗ってみたいと云う程のものではありません、何しろ元荷物電車クモニ143ですから。

 たった1駅ですが、分水嶺の善知鳥峠を越え小野で下車し、東筑摩郡の筑摩地村道路元標と上伊那郡の小野村道路元標を回ります。 筑摩地村道路元標は善知鳥峠の南側なのですが、今も塩尻市域となっています、分水嶺を跨いだ市町村は少なくありませんが、ここは極端すぎます。ところで小野村道路元標の横には明治里程標とおぼしき物が、
「距 長野県庁 陸路二十三里十三町 鉄路五十三哩七分」
「上伊那郡役所 陸路六里二十四町 鉄路十六哩二分」
「距 中央線辰野駅 五哩二分」」
「中央線塩尻駅 五哩八分」とあります。

 どうせですから折り返しのクモハ123を狙ってみました。

 辰野から天竜川沿いを迷走しながら手良村道路元標へ、中央アルプスを右にみながら南下します。
 お次は高遠町道路元標へ、今度は南アルプスを正面に走ります。
 さすがに高遠の桜には早すぎます、右上が城址公園なのですがネ。 この後、美篶村道路元標伊那町道路元標を回り伊那市1506発で帰途に就きました。 さすがに豊橋回りでは帰れないので、塩尻経由して、贅沢に名古屋から2100発の近鉄特急に乗車しました。
20100327h.jpg 魅惑の飯田線「秘境駅の銀座」、飯田線沿線にはこんなポスターが…
 火気を持ち込まないでとの注意が。 GWには貸切列車によるツアーも企画されているとか。





本日の走行 65.8キロ

松本→塩尻→小野 400円
伊那市→岡谷→塩尻→中津川→名古屋 3,570円 
3,970円分乗車

本日の収穫
【854】 長野県 東筑摩郡 里山辺村 (現 松本市)
【855】 長野県 東筑摩郡 筑摩地村 (現 塩尻市)
【856】 長野県 上伊那郡 小野村 (現 辰野町)
【857】 長野県 上伊那郡 手良村 (現 伊那市)
【858】 長野県 上伊那郡 高遠町 (現 伊那市)
【859】 長野県 上伊那郡 美篶村 (現 伊那市)
【860】 長野県 上伊那郡 伊那町 (現 伊那市)

道路元標蒐集サイク

 実は「18きっぷ」の使える内にと、25日から東北遠征を企んで「ムーンライトながら」の指定券までとってあったのですが、自転車抜きの計画としても、あまり天気まわりが良くないし、先日の風邪の後でもあるので、急遽中止にしてしまいました。 代わりに2日間愛知から長野にかけて飯田線沿線をまわる事にしました。

 豊橋1043発の飯田線に乗りたいので、奈良まで自走し関西線経由で向かう事にします。 乗り換えで頑張れば京都経由でも行けなくないのですが。
 伊賀上野駅にて、奈良より早朝の冷え込みはきついです、ワンマン運転ですので無人駅ではドアが開閉しない2両目に乗るのが正解。

 究極の乗り鉄路線飯田線豊橋~辰野間195.7キロ、駅数97。 現在全線を通して走る列車は上りは3本ありますが、下りはこの上諏訪行き1本です、飯田線の終点の辰野駅まででさえ約6時間半かかります。 さすがに通して乗った事はありませんが。
 最近はあまり見られなくなりましたが、一部を仕切って新聞輸送に使われています。
 大海駅で下車、最近はづきのI氏に報告を頂いた南設楽郡の東郷村道路元標鳳来寺村道路元標を回ります。

 

 鳳来寺からの戻りでは本長篠へショートカットする県道32号鳳来東栄線、220m程の峠でなんとか峠と云うバス停を期待したのですが、ただ「峰」と云う名前でした。 
 20100326f.jpg飯田線を跨いで八名郡の山吉田村道路元標へ向かいますが、途中でほぼ満開の桜が、時間の余裕があったので写真を撮りながら携行食でちょっと休憩。


 ここ山吉田村道路元標は、最近ネット上のブログで見つけたもので、「そう」と云う地元誌に紹介されたものだそうです、関西では見かける機会はなかったのですが、この出版社は結構面白そうな本を出されています、あの「定本 島根県の歴史街道」の編集に関わった方とか。 ところで元標は山吉田の郵便局の裏と云うか小学校のプールの裏にあります、判っていれば道路からも見えなくもないのですが,ちょっと通りすがりで見つけられる場所ではありません。 記事に拠ると学校敷地内かと思ったのですが、校舎とプールの間に登山道と云うかハイキングコースがあってそこから入って行けますが、実際に元標の建っている処は学校敷地内なのかも知れません、夏水泳実習中にカメラを持ってウロウロしていると変な人と間違われるかも、道路元標を尋ね回っているだけで充分「変な人」だとは思いますが、まぁ少なくとも後3人「な人」(失礼m(_ _)m)が確実にやってくるとは思いますが(^_^;)

 本長篠駅へ戻り再び飯田線に乗車、ここで時間の余裕をみて食料を調達するつもりでしたが、予定の一本前の1442発へも乗車可能な時間です、KHSを速攻輪行で乗車、次の浦川駅へ向かいます。 飯田線は殆どは119系、3扉セミクロス車ですが、輪行袋を置く適当なスペースがありません、空いていればトイレ横ですがこの変則的な席に陣取ります。

 浦川駅は静岡県、平成の大合併まで磐田郡佐久間町でしたが、今では浜松市天竜区となっています。 ここからR473で県境を越えて愛知県北設楽郡の下川村道路元標まで約10キロ程往復します。

下川村道路元標は下川保育園への入り口にあるとの事ですが、ちょっと見当たりません、写真見て判ります?

R473の途中に「煮淵」と云う滝があって案内板によると滝の拝の様にポットホールもあるそうですが、吊り橋もあるので帰途に少し立ち寄ってみました。 先日からの雨で水量が多くて、良く判りませんでした、しかし「煮淵」と名は沸き立つような流れの事を意味しているのでしょうね。

 

途中R473への昇格とかで分断されていますが、長野県、静岡県、愛知県の共通の県道1号飯田富山佐久間線のヘキサはここに。
 本長篠から1本早い時間で移動できたので暗くならない内に浦川駅へ戻って来れたのですが、これから松本までの長丁場、例によって東横イン泊ですが、松本へは2338到着の予定。 時間も充分にあるのでできればここで食事でもしたい処、元は街道の宿場町、浦川は戦前から町制をひいていましたが、佐久間村と合併して佐久間町となる、その頃からこの辺りの中心は佐久間の方へ移りつつあった様です。 銀行や信金の支店、学校や書店こそあるものの、食事のできる様な処は全て廃業していて、幸い小さな地元スーパーがありましたが、弁当等の気の効いたものは残っていないのかありませんでした、とにかく菓子パン類を買って浦川1825発の天竜峡行きに乗り込む事にします。

 

浦川村か浦川町としてここにも道路元標があったかも知れません、一応らしき処を探索してみましたが。 静岡県では道路元標は浜名郡の中ノ町村道路元標ただ1基しか報告されていませんし、県告示の存在も不明です。 この山峡の町で出逢ったら熊取村の様に感激ものですなんですがね。

本日の走行 72.0キロ

奈良→加茂→亀山→名古屋→豊橋→大海 4,310円
本長篠→浦川 480円
浦川→天竜峡→岡谷→松本 3,260円 
8,050円分乗車

本日の収穫
【850】 愛知県 南設楽郡 東郷村 (現 新城市)
【851】 愛知県 南設楽郡 鳳来寺村 (現 新城市) 
【852】 愛知県 八名郡 山吉田村 (現 新城市)
【853】 愛知県 北設楽郡 下川村 (現 新城市)

道路元標蒐集の旅

 昨日から18きっぷのシーズンが始まり、道路元標の現存情報を得たので、早速今日は自転車抜きで岡山県と香川県へ。 大阪0652発の姫路行新快速に乗車、この新快速は平日しかないのですが、関西から18きっぷで中国四国方面へ向かうには重要なスジなのです、長崎、熊本、大分、大分まで行けてしまいます。 しかし相変わらず姫路駅での岡山行きへの乗り継ぎが大変、通勤時間帯ですしホームも異なし、輪行で6分ではまず不可能かと。 今回は赤穂線邑久駅へ向かうので東岡山で赤穂線に乗り換えますが、岡山で三原行きへ乗り継ぐにはここで乗り換えるのが賢いので、事情通の18きっぷ利用者と見られる人が何人か待っています、三原行は117系になっている様ですね。
 邑久村道路元標まで往復し、岡山から津山線に乗って金川町道路元標へ、2005年に岡山市に編入されるまで御津町の中心だった町で、酒蔵を改造した「KANGAWA酒蔵」と云う観光施設のある交差点の角に道路元標はひっそりと建っています。



 次の列車への時間もあり「KANGAWA酒蔵」では神崎遊庵の「おもしろハンコと土佛展」と云うのをやっていたのでのぞく事に。 お土産に備前焼のハンコを買って帰りました、女性の「名」しかありませんがネ。
 津山線に乗るのは40年ぶりです。 快速「ことぶき」にはキハ47が、各停にはキハ40が使われているようですね。
 宇垣村道路元標近くにて、温暖な瀬戸内とあって既に梅は満開。
 四国へ渡り善通寺市に残る與北村道路元標へ往復し今日の予定は終了。 スイッチバックの土讃線坪尻駅まで往復しても最終で帰ってこれるのですが、まだ陽も短いので、琴平まで行きこんぴらさんに登るはさすがにと、金丸座まで往復してきました。
 土讃線は琴平以南は非電化で特急こそ一時間に1本走ってますが、土佐山田までは各停はキハ32とキハ54の単行が数える程運行されているだけで、18きっぷの難所です。
 岡山1916発にに乗車、姫路の手前で様子がおかしいなと思っていたら、どうやらお昼過ぎに起こった茨木~摂津富田間での人身事故の影響で、今も遅れている様子、最終のスジに乗らなくて正解、どうにか11時過ぎに桜井に帰宅してきました。

鶴橋→大阪→姫路→東岡山→邑久 3,260円
邑久→岡山→金川 740円 
金川→建部 200円
建部→野々口 230円
野々口→岡山→坂出→善通寺 1,450円
善通寺→琴平 200円
琴平→坂出→岡山→姫路→大阪→鶴橋 4,500円
10,580円分乗車

本日の収穫
【841】 岡山県 邑久郡 邑久村 (現 瀬戸内市) 
【842】 岡山県 御津郡 金川町 (現 岡山市) 
【843】 岡山県 御津郡 宇垣村 (現 岡山市)
【844】 香川県 仲多度郡 與北村 (現 善通寺市)

道路元標蒐集の旅(香川編)

 1月20日が有効期限の「18きっぷ」が1回分残っているので、3月並みの陽気がやってくると云う予報を信じて一日だけですが、四国香川へ行く事にしました。 今回はKHSを駆って。
 今回も阪神なんば線で三宮へ行き、神戸港(新港第3埠頭)0055発のジャンボフェリーで高松東港へ渡ります。 和歌山から徳島へ渡る南海フェリーも何度か利用していますが、夜行便は和歌山港0240発→徳島港0450着で、どうしても乗船前に時間を潰さなければなりません。 こちらは0055発の0500着なので仮眠できる時間もしっかりとれて、運賃も自転車込みで2,140円でICOCAやIDも使えます。 ただ自転車や単車は大型車と一緒に下の甲板に最後に乗せられるので、客室へ入れるのは一番最後になってしまいます。 混雑時2人以上の時は1人は席取りに一般乗客として乗船した方が良いかも知れませんね。 やはり今回も乗船できたのは出港10分前位でした。
 さすがにこの季節朝5時は真っ暗で寒いです。 昼間との温度差が10度以上にはなりますし、自転車で走る事を考えるとウェアには相当気をつけないといけません。
 高松東港からR11に沿ってJR高徳線志度駅まで走り、自転車置き場に自転車を置いて、0609発で讃岐白鳥まで移動し白鳥村道路元標まで往復し、志度駅へ戻り再び走り出します。
 志度町道路元標は長尾町、屋島村、牟礼村と同様、四国八十八箇所霊場の近くにあり。 ここは八十六番札所志度寺の門前です、折しも観光バスから巡礼の列がゾロゾロと、まぁ巡礼と云う名のバスツアーです。
 志度町から小方峠と云う小さな峠を越えて鴨部村道路元標へ、鴨部川沿いに南下し長尾街道を西に走り平井町道路元標、今度は新川沿いに北上しくるっと一周。 庵治村道路元標は最近穴蔵さんのHPに紹介されたのですが「香川県」としか見えないし。 庵治までは海岸沿いに小さな峠を越える道を数キロ往復往復しなければならないので躊躇したのですが、天気も良いし時間の余裕もあるので頑張って向かう事に。 庵治へは30年近く前にクルージングで訪れて以来で、対岸に見えるのは源平合戦で有名な屋島です。> 庵治町道路元標は道路元標と彫られた面を裏側にして移設された様で確認できません、手のひらが入る位の隙間があるので「模牌」してみましたが… でも元標そのものには間違いなさそうです。 ちょうど隣の家のおじいさんが出てきたので話をしてみると、県道と町道の境界になっていると認識されている様です、隣は橋の親柱で今は暗渠になっていますが、ここに太鼓橋が架かっていたそうです。 元標の上では洗ったアロエが干されていましたが、いつか見えなくなっている表面が見える日もくるかも。
 丸山峠、庵治まで行く県道36号にある峠、地形図には記載されていませんがバス停があります。 先の小方峠に続いて峠おやじナワールドさん未踏の峠2基GET!! 峠の南側は山側に旧道が残っています、旧道と云っても舗装路ですが、交通量の多い現道より自転車には快適です。
 屋島駅まで戻り詫間へ向かいます。 高徳線では1500系に混じってキハ40系もまだまだ活躍していますが、国鉄時代の匂いのする車両もだんだん少なくなってきます。 いわゆる首都圏色(朱色5号1色)のキハ47 2両編成を見かけましたが。
 せっかく香川に来たのに… でもいつも接続待ちの合間に高松駅構内のこのお店で済ましてしまいます。
 快速サンポート用の113系、一体何色あるねんと思うのですが、どうやらこの三色だそうです。 JR西日本は経費節減のために車両塗装を統一するそうですが。
 詫間村道路元標を回って帰途に、詫間1556発で帰途に就きます、時間的にも岡山~姫路間は混むので北長瀬まで一駅戻って新見始発の姫路行きに乗り込みます(18きっぷなので不正乗車じゃないですヨ)。 桜井までJRのまま帰る事のできる時間ですので、大阪駅から大和路快速で王寺へ、ここで25分待ち、しかし「18きっぷ 」であちこち行きますが、桜井線って日本で一番サービスの悪い路線ではないかとつくづく思いますね、奈良、高田、王寺での接続は悪いし、寒くても半自動対応していない4扉両開きの105系を平気で走らせるし、桜井と天理を除けば駅はどこも汚い。 奈良駅の高架化が今年3月で完了するので、すこしはダイヤも見直しされる事を期待しているのですがネェ。 とにかく桜井2216着で無事に帰り着きました。

志度0609→0647讃岐白鳥 440円
讃岐白鳥0716→0812志度 440円
屋島1303→1322高松1343→1415多度津1429→1439詫間 1,060円
詫間1556→1627坂出1654→1732岡山1741→1744北長瀬1754→1926姫路1927→2028大阪2039→2219王寺2144→2216 桜井 5,110円
7,050円分乗車

【825】 香川県 大川郡 白鳥村 (現東かがわ市) 
【826】 香川県 大川郡 志度町 (現さぬき市)
【827】 香川県 大川郡 鴨部村 (現さぬき市)
【828】 香川県 木田郡 平井町 (現三木町)
【829】 香川県 木田郡 庵治村 (現高松市)
【830】 香川県 三豊郡 詫間村 (現三豊市)

本日の走行64.8キロ

 

 

道路元標蒐集の旅(関東編4日目)

 今回も例によって東横イン泊です、東横インでも首都圏は相場相応の室料なのですが、高崎は関東圏で一番安いかな、その上日祝日の割引で2泊で6,920円、ポイント加算をうまく利用すれば実質1泊3,000円位になってしまいます。 「18きっぷ」ならでは、さすがに満員電車で立ちっぱなしは遠慮しますが、わざわざ高崎まで移動する事が苦にならない性格なもので。 ただ私の場合、早朝から動くので朝7時からの朝食無料サービスの恩恵には預かる機会があまりありません、今回は朝食前に高崎市道路元標まで往復してきました。
 朝食後、湘南新宿ラインの高崎始発にしっかり座って横浜まで2時間30分の通勤電車旅、ロングシート車両とセミクロスシート車両が混在した編成で、ロングシート車両に乗ってしまいましたが、この辺は研究の余地が。 案の定横浜に着く事には雨模様になってしまいましたが、どうにか横須賀市と浦賀町の道路元標はまわって帰らなくては。
 横浜で京浜急行に乗り換え、泉岳寺まで地下鉄に乗った事はあるのですが、京浜急行本線上に乗るのはおそらく初めてだと思います。
 神奈川県下には2基の道路元標が確認されていますが、これは横須賀市道路元標、この場所に良く残っていたものです。 ただ神奈川県の道路元標は残っている2基に関しては「道路元標」とだけで市町村名は記されていません。
再び京浜急行へ浦賀へ移動し、三浦郡の浦賀町道路元標へ。 目の前を久里浜駅行きバスが走っているので乗車、どうやらこちらが早くて安い様です。
 JR横須賀線久美浜駅、京急久里浜駅とは離れているので、少し戸惑いましたが、12時30分ここから帰途に就きました。 しかし熱海→浜松の2時間半がトイレなしのロングシート車とはネェ。
 ちなみに名古屋から近鉄利用が一番早いのですが、時間的には「18きっぷ」のまま帰る事も可能なのですが最後の乗換の奈良で30分近く待たされるので、亀山経由で津から近鉄を利用する事にしました。

高崎0758→1036横浜 2,210円
(横浜→横須賀中央)
(横須賀中央→浦賀)
久里浜1230→1251逗子1254→1306大船1313→1407熱海1414→1653浜松1709→1743豊橋1750→1838名古屋1906→2009亀山2014→2031津 7,790円
(津2038→2051伊勢中川2105→2206桜井)
10,000円分乗車(JRのみ)

【822】 群馬県 高崎市
【823】 神奈川県 横須賀市
【824】 神奈川県 三浦郡 浦賀町(現 横須賀市)

道路元標蒐集の旅(関東編3日目)

 暗いうちから吾妻郡の中之条町道路元標まで往復、さすがに吾妻線沿線には先日の雪も少し残ってましたが。
 高崎へ戻り、倉賀野、新町、神保原と全く以て高崎線各駅停車の旅です。 基本的に駅から往復1キロ以内の道路元標を拾って行きますが、携帯の時刻表サイトを首っ引きで大忙しです。
 
レトロとまでは行きませんが、懐かしい雰囲気の神保原駅。
 深谷駅、レトロな意匠ですがなんと橋上駅なんです。 深谷駅は地元出身の運輸大臣荒船清十郎が急行を停車させたとして国会で問題になり辞任した曰くつきの駅。 なぜ関西人の私がこんな事を記憶しているかと云うと、当時ラジオ大阪で放送されていた桂米朝と小松左京が出演する「題名のない番組」での投稿パロディ「荒船や 深谷に横たう ...」があまりに秀逸だったせい(^_^)  ただ下の句に入る急行名を 失念してしまいました。

 大宮から埼京線に乗り換えて戸田へ、戸田村道路元標はこんな処に保存?

 蕨町道路元標はうなぎ屋の向かいのコンビニ前に、うなぎのにおいに昼飯抜きで歩き回っていた事思い出しましたが、次の予定が... しかし250年の歴史の名店とか、ここの道路元標は100年この匂いをかいできた事に。
川口町道路元標まで往復し、大宮駅で東北本線への乗り換え待ちの時間でいわゆる「駅ナカ」のカレー屋で遅すぎる昼食を済ませ古河へ、小山からのんびりと両毛線経由で高崎へ戻りました。
 宇都宮線って愛称はどうもピンと来ませんので、危ない処でした。

高崎0614→0705中之条 740円
中之条0738→0830高崎0838→0843倉賀野 820円
倉賀野→新町 190円
新町→神保原 180円
神保原→深谷 230円
深谷1059→1134桶川 570円
桶川1150→1159宮原 190円
宮原1230→1235大宮1241→1257戸田 320円
蕨→川口 150円
川口→大宮→古河 820円
古河1625→1640小山1650→1852高崎 1890円
5360円分乗車 

【811】 群馬県 吾妻郡 中之条町
【812】 群馬県 群馬郡 倉賀野町(現 高崎市)
【813】 群馬県 多野郡 新町(現 高崎市)
【814】 埼玉県 児玉郡 神保原村(現 上里町)
【815】 埼玉県 深谷市
【816】 埼玉県 北足立郡 桶川町(現 桶川市)
【817】 埼玉県 北足立郡 宮原村(現 さいたま市)
【818】 埼玉県 北足立郡 戸田村(現 戸田市)
【819】 埼玉県 北足立郡 蕨町(現 蕨市)
【820】 埼玉県 北足立郡 川口町(現 川口市)
【821】 茨城県 猿島郡 古河町(現 古河市)

道路元標蒐集の旅(関東編2日目)

 5時5分東京駅着、某社勤務時代には毎月の様に東京へ行っていたものですが、今では全くと云って良い程行く事がありませんので、新しくできた路線は全くと云って良い程判りません。 昨年は総武線へ乗り換えたのですが、今回は悪名高い?京葉線への乗り換えです、早朝なので10分位で行けましたが。
 関西人にとって房総半島なんてあまり行く事なんてありません、実は内房線も外房線も初めてです。
 特急「わかしお1号」は勝浦駅から先は普通列車となるので「18きっぷ」でも乗車できますので、上総興津まで2駅ですが乗車、太平洋を車窓に望みながら優等列車気分を9分間満喫。

 上総興津駅で下車、興津町道路元標を回って次の和田町道路元標のある和田浦駅へ移動する予定だったのですが、平行したバス路線を利用すると途中の天津町道路元標に立ち寄れる事が判りました、 3駅間分ですが外房線完乗はお預けになりましたが。
 和田浦駅、さすがに朝は寒かったですが、太平洋を望む外房はポカポカと暖かかったです。
 君津郡の湊町道路元標の後、木更津から久留里線に乗り換えて小櫃村道路元標最寄りの小櫃駅へ向かいますが、実は久留里線そのものも今日のお目当ての一つです。 キハ35系が現役でいるのはもうここだけです、かつては関西本線の天王寺口をで嫌と云う程走っていて、電化後も和歌山線等で走ってました、3ドア両開きは冬は寒くて一番嫌いな気動車でしたが今となっては懐かしいものです、ここに残るのは奈良運転所には配置されていなかった両運転台のキハ30ですが、旧国鉄気動車色に塗り替えられ人気になっている様です。 今ではこの外吊り両開きも珍しいですネ。
 久留里線は基本的にこの派手なカラーで、キハ37と38が活躍しています。
 今夜から高崎に2泊の予定ですが、休日とは云えこの時間帯では素直に行っては座れそうにないので、千葉から総武快速線で品川へ行き湘南新宿ラインに回り込むルートをとってみました。 上野駅で始発に並んだほうが早いかも知れませんがね。

→東京0521→0605蘇我0611→0630大網655→0701本納 6,090円(豊橋から) 
本納743→836勝浦847→856上総興津 820円
安房天津1013→1018安房鴨川1021→和田浦1036 320円
和田浦1136→1243上総湊 950円
上総湊1341→1413木更津1431→1505小櫃 740円
小櫃1604→1640上総亀山 230円
上総亀山1658→1806木更津1815→1854千葉1901→1953品川1956→1959大崎2013→2219高崎 3570円
12,720円分乗車

【805】 千葉県 長生郡 本納町(現 茂原市)
【806】 千葉県 夷隅郡 興津町(現 勝浦市)
【807】 千葉県 安房郡 天津町(現 鴨川市)
【808】 千葉県 安房郡 和田町(現 南房総市)
【809】 千葉県 君津郡 湊町(現 富津市)
【810】 千葉県 君津郡 小櫃村(現 君津市)

道路元標蒐集の旅(関東編1日目)


今夜の「ムーンライトながら」で東京へ向かう事にしたのですが、昨年から「ムーンライトながら」は定期列車ではなく臨時列車となってしまいました、ただ「18きっぷ」のシーズンとほぼ重なるように運転されているのですが、そうでないと夜行バス全盛の今では金額面でのメリットはありません。 それに以前は日付が変わってからの停車駅が大府だったのですが、今のダイヤでは大府に停まらず豊橋まで行ってしまうので、日付が変わって最初の駅までの乗車券+「18きっぷ」と云う使い方が以前より割高になってしまい、私の様に前夜に桜井から名古屋まで近鉄で移動するより、前日も「18きっぷ」を使っていないと金額的なメリットがなくなってしまいました。 そこで今日は滋賀県と愛知県で未踏の元標を回る事にしました。

最初は滋賀県甲賀郡の「水口町道路元標」、実は以前から「国道ML」上で「R307現道滋賀銀行前」として現存情報が挙がっていて2006年に探してみたのですが見つける事ができませんでした。 それが最近ネット上で現存情報を見つけてしまいました、どうやら旧R307と旧東海道が交差する旧市街の様です。 滋賀県ですから充分射程範囲なのですが、走る機会のないまま今回徒歩で訪問する事に、しかしJR草津線貴生川駅から最寄駅の近江鉄道水口石橋駅まで片道230円は高いです。

 再び貴生川へ戻り、草津、米原経由で尾張一宮へ、今度は名鉄尾西線に乗車、愛知県中島郡の「萩原町道路元標」へ、ネット上でも未知の元標でしたが、昨年秋に自転車仲間の方から神社境内に移転保存されている事を教えて頂いていたのですが、ようやく訪問する事ができました、ありがとうございました。


↑ 写真を撮っていると何処からともなく黒猫が、そう云えば隣の海部郡の甚目寺村道路元標でも黒猫がいましたが。

 次は東春日井郡の「勝川町道路元標」、JR中央本線の春日井駅から歩いて10分とかからない春日井市立郷土館の中庭に保存されています。 ただ開館日が毎週土曜日だけと云うのは、それでも最近午後のみから9~16時に拡大された様ですが。 なお門が閉まっていると全く見えず、挙母町、赤穂町や平福村の様に覗く事もできない。
 名古屋まで戻り東海道線で西小坂井まで行き「小坂井町道路元標」へ、ここまで来たらこのまま東京へ向かった方が良い様な気もしますが。
「ムーンライトながら」の大垣発時刻は22時48分なので、時間潰しをしながら大垣まで戻る途中、コンビニ補給がてら岐阜駅で下車、そう云えば北口へ出たのは何十年ぶり? 名鉄の軌道線が走っていた頃以来の様な…
 しかし青色LEDのイルミネーションはこの季節寒々しいですわ。 しかしこんな事なら峠おやじ氏を晩飯に誘っておけば良かったかと、まぁ連休は峠漁りに遠征していて岐阜にはいる筈は無いとは思いますが。

やってきたのは以前の373系ではなく、183系なのでちょっと失望、大垣から乗り込む乗客は減った様です。 しかし連休中とあって鉄ちゃんも多いのです、鉄道に限らずブームになって人口が多くなるとマナーの悪い族も湧いて出るもので、平気で前に割り込んできます、隠居の身なのでおとなしくしていたので、この後も側面のサボを撮っていると、再三割り込むのでのでさすがに頭に来たので注意したのですが、チラっと振り返っただけで無視して行ってしまいました。 自分は何か特別の人間だと思っているでしょうか、他は何も見えないのでしょうか、まさが嫌がらせをして歩いているとは思えませんから、殆ど子供か犬猫の精神構造ですね。 自転車はともかく道路元標がそうならない事を祈っています、まず心配はないと思いますが。

【801】 滋賀県 甲賀郡 水口町(現 甲賀市)
【802】 愛知県 中島郡 萩原町(現 一宮市)
【803】 愛知県 中島郡 勝川町(現 春日井市)
【804】 愛知県 中島郡 小坂井村(現 小坂井市)

Mさんへのおみやげ

Image57.jpg昨年10月4日に行った「佐久間レールパーク」のお土産をやっとMさんに渡す事ができました、やっと公開、「佐久間レールパーク」限定「サクマのドロップ」。