高松では昼から本降りになる予報どころか夜のうちに少し降った様です。このまま走らずにJR高松駅から瀬戸大橋線経由で帰途に就くか、予定通り小豆島に渡るか悩ましい処で、ただこの時点で路面は乾いていて、南回りではなく午前中に小豆島北岸を走り抜けるなら、あまり濡れずに福田港へたどり着けるかも知れません。
意を決して高松港 0625 発の土庄行きに乗船。
定刻の 0725 前には土庄港に到着、霧雨の様な状態ですが路面は左程濡れていません。
海岸沿いの香川県道253号屋形崎小江渕崎線を行きます、四海漁港を過ぎ岬を回り北岸に入る頃には霧雨も収まります。大部港と記されたブルーライン、日生大部航路は昨年12月に休航になっています、4便/日でもあれば最悪は日生へ渡る事ができたのですが。0823 には山越えしてきた県道26号土庄福田線に合流しますが、交通量が些か増えてきます。
0844 大部に到着、休航と云ってもこの港にフェリーが入る事はもうないでしょうね、日生港は日生駅から歩いて行けるだけに便利だったのですがね。
シロウト予想ながら小豆島北岸は降られる確率は多少低いだろうと考えていたのですが正解だった様です。
フェリーの時刻には余裕もありますし、降られる心配さえなければのんびり行きたい処なのですがネェ…
0930 吉田港に到着、43年ぶりですが、昔接岸した場所とは少し違う様です。
接岸した浮桟橋はどうやら川を挟んだ南側のリゾート施設の敷地内の様で、桟橋の処まで行く事はできませんでした。写真右は1981年9月14日、左から27歳の私、その後「一点鐘」を創業するE氏、日本に初めて Herry Hansen の商品を輸入したT氏。
0946 には福田港へ、次の姫路行きは 1140 発、0920に出たばかりなのですがね。少し南に走った処にある木原食堂が営業していたので入る事にし、かつ丼とすうどんを注文。朝食は取らずこの天気の中を携行食だけで走ってきただけに、温かい食事が助かります。
姫路港から最寄り駅の山陽電鉄飾磨駅までは約3キロ、さすがに輪行袋を担いで行く訳にも行きませんのでそのまま乗船するつもりでいたのですが、出航30分程前に乗船券を買いに窓口に行くと、今日は海が荒れているために自転車や二輪は載せられないとの事、特に乗り場に掲示とかには気が付かなかったですが、「海上風波による悪天候時、風速計が7m/sを観測した場合、特殊手荷物(自動二輪車および自転車)の乗船をお断りいたします。※自動二輪車については、トライクまたは、サイドカー付を含みます。上記以外の海上荒天時にお断りすることもあります」と云う事らしいです。自転車は輪行袋に入れれば良いと云う事ですので大慌てて輪行支度をする事に。
とにかく無事乗船する事ができましたが、そんなに揺れなかったですがね。輪行袋を持たずに自走のつもりで小豆島へ渡られる方は要注意、姫路港では小豆島へ渡れずに困惑している単車のグループが。
路面はかなり濡れていましたが幸いにも降られずに飾磨駅へ。前回勝手が判らず駅南側の狭い通路で輪行支度をしたのですが、北側にはエレベーター前にお誂えのスペースが、ただ姫路港側から来ると北側の駅前広場ってちょっと判り難いのですよね。時間もある事ですし写真を撮ったりしながら、のんびり輪行支度。
姫路からJRで新快速利用で帰る方が時間的に早いのですが、阪神なんば線のお陰で山陽~神戸高速~阪神~近鉄と乗り換えで改札を通る必要がありません。
しかし先の場所、駅の下りホームから丸見えですね。この時のんびり写真など撮らずに 1427 発の阪神梅田行き直通特急に乗っていれば良かったのですが…
次の 1442 発に乗車するなり白浜の宮付近で踏切障害で10分近く停車、尼崎で 1634 発の阪神なんば線経由東花園行に乗り換える事になり、鶴橋発 1708 発名張行急行に乗り継ぐ段取りだったのですが、16時半頃に久宝寺口駅で発生した人身事故で近鉄大阪線上本町-高安間は運転見合わせに。休日とは云えこの時間ですから狭い鶴橋駅下りホームは溢れかえる事は目に見えています、その上輪行袋を担いだ身の上、その内やってきた大阪線下り電車には「回送」のサボ、上本町駅は入ってくる上りで一杯、運転再開の目途が付かないので下りを回送で出さないといけない状況である事が想像できます。飾磨駅をICOCAで乗車しているので振替輸送の対象にならないのですが、JR天王寺経由で迂回した方が賢明との判断で大阪環状線へ。
天王寺 1747 発大和路快速に乗る事ができ王寺乗換で無事に桜井 1839 に到着、ところがICOCAがエラーになって改札を出る事ができません、どうやら鶴橋駅での乗り換えで前の人がエラーになっていたのが災いしたかして、鶴橋駅で正しく通れてなかった様です。 精算を済ませ、こんなのを貰って無事出場。
どうやら近鉄も運転は再開している様ですが、まだマトモには動いていない様子、とにかく影響を受けた1万4千人の一人となり、270円余分な運賃を払って予定より2時間近く遅くなって桜井の自宅に帰投しました。
本日の走行、宿→高松港1.7キロ、土庄港→福田港32.6キロ、姫路港→飾磨駅3.0キロ、都合37.3キロ。3日間では218.8キロ走った事に。
2泊3日の予定で四国の右上に (2日目)
雲一つない青空、今日はこんなにお天気が良いと云うのに、明日の天気予報は思わしくありません。夕方まで様子を見て最悪は今日で切り上げ高松東港 1630 発のジャンボフェリーで神戸港へ、阪神神戸三宮まで走れば、なんば線経由で帰る事ができます、またJR高松駅 1710 に乗車すれば帰る事も可能ですが、瀬戸大橋経由で遠回りして4回乗り換えで運賃5,590円(鶴橋から近鉄利用)はね「18きっぷ」のシーズンならまだしも。ちなみにジャンボフェリーだと2,480円(自転車込)に神戸三宮〜桜井 1,420円、都合3,900円、ただ今日は土曜日なので土休日料金500円の上乗せがありますが。
当初鳴門スカイライン(徳島県道183号亀浦港櫛木線)や鳴門市営渡船とかもコースに組み込む事も考えてみたのでうすが、スカイラインって結構厳しいそうですね、それに休日だし、どうせ走るなら大坂峠と組み合わせて海側を走る徳島を起終点にして時計回りの方にした方がよさそうですし、とにかく今日はまずは高松東港 1630 乗船可能なタイムテーブルで走る事にします。
R11 に入るとさすがに車が多いですが、対岸に小豆島や淡路島を望む事ができます、ただ鳴門大橋は半島の陰になって見えません。
0821 うどん県へ。高徳線讃岐相生駅の手前で大坂峠を越えてきた讃岐街道に入ります。大坂峠は2007年10月に単身赴任中のOさんと板野駅で待ち合わせて引田駅までご一緒した事があります、引田側は瀬戸内海を見下ろすつづら折れの道、峠へから少し入ると小豆島を望む事ができ、徳島県側は比較的楽なルートですのでお勧めです。R11を避けて可能な限り讃岐街道を辿って行きます。
引田の旧い街並みを抜けた処から讃岐街道ではないですが、海側に面白そうな道があるので脱線。香川県道122号津田引田線として次の目的地津田まで繋がっています、なんと明日5月12日にサイクリングイベント「Tour de 103(ツール・ド・トウサン)」が行われる様です。ただ引田側の数キロが与治山区間として狭隘路の様で交通規制の看板が立っています。
岬回りの狭隘区間は4キロ程で瀬越公園で終わります、斜度は取り付きが少しきついだけで、展望もそんなにありませんが、車が来ませんし木陰が続いて心地よいです。
いつもの様に朝出発前には殆ど食べないのですが、今回は昨日から「Vent Orange」のバケットをかじりながら走ってます、安上がりだわ… 既にヒップバッグの下に括りつけられる長さではありませんが。
景勝地の津田の松原に到着、結構な人出です。今回のミッションの一つ香川県大川郡(消滅)の「津田町道路元標」は讃岐津田 石清水八幡宮の中にある琴林自治会館 老人憩いの家と云う事なのですが、少々てこずりました。これで 1184基目の道路元標です。
R11に戻り羽立(はりゅう)峠を越えます、標高は100mにも満たずプロフィールマップではスパイクノイズの様なピークが結構堪えるのです。近くにン人間魚雷「回天」の実物大模型が展示されているそうなのですが、気付きませんでした。
峠を下った処でR11を離れて再び旧讃岐街道を辿ります。
讃岐街道が鴨部(かべ)川に突き当たった処に残っている鴨部村道路元標、2010年1月以来の再訪ですが、残念な事に消火ホース格納箱が道路元標の正面?側に移設されてしまっています。
R11の天野峠ではなく北側の県道136号志度小田津田線の小方峠を越えますが、と正面に五剣山(八栗山)の異様な形が目に入ってきます。先の鴨部村道路元標で未踏区間が繋がったので四国の東半分が繋がった事になるのですが。
こちらも再訪ですが志度町道路元標、旧街道沿いに残っている事が多いのですが、四国ではお遍路の道筋とも重なる事が多く、歩き遍路の格好をしていなくても、遍路道を行く旅人に立ち止まって挨拶をしてくれたりします。遍路道で立ち止まって地図でも見ていると親切に札所になっているお寺への道筋を教えてくれます、こちらは道路元標を探しているのですがね、とにかく遍路でなくとも札所の場所は把握しておくの四国の旅の流儀です。しかしkこう云った文化も世代交代で失われていくのかも知れません。
「平賀源内記念館」か面白そうだな、時間もあるのでと思ったのですが、右のポスターを見てパス!
讃岐街道を辿っていると「峠おやじ」ナワルードさん未踏の峠発見、元結(もといむすび)峠だとか。先月通った出雲街道の「鶴坂」が未収だった様で、早速行かれたそうです。千峠目(乙見山峠)と二千峠目(七越峠)をご一緒しましたが、現在2,600峠、是非とも三千峠をご一緒したいものです。
引き続き讃岐街道を辿っています。この辺りR11、JR高徳線、琴電志度線が交錯しています。いよいよさ屋島がみえてきました。
せっかく「うどん県」に来たのだから、どこかでうどんでもと思いながらせっせと走っていたら高松東港の入り口まで来てしまいました、遠回りしたのにそれでもちょっと早すぎたかな。とにかく乗船時刻まで天気予報と慣睨めっこ。ところがジャンボフェリーが40分遅れで運航しているとの情報が耳に入ってきます、そうなると下船順序や輪行支度で神戸三宮からの最終電車への時刻が怪しくなってきました。明日の天気がこれ以上悪くならない事を願って、当初のプラン通り高松で宿を取り高松市街へと向かいました。本日の走行77キロ。
地方都市、失礼m(_ _)m に来ると愉しみはJAZZ屋探し。念のためにダイソーで簡易ポンチョでも買っておこうと夕食を兼ねて街へ出ます、他にも2軒程ある様ですが一番老舗そうな「UP★TOWN」へ。
2泊3日の予定で四国の右上に (1日目)
おはようございます、朝焼けに耳成山と天香久山のシルエットです。今日勤務明けから和歌山港に走り、夕方の南海フェリーで徳島へ渡り鳴門泊、明日は高松へ、明後日は小豆島に渡り北岸を福田港まで走り姫路に渡り輪行で帰途に就く予定です。南海フェリーは過去にも何度か利用していていつも夜行便なのですが、今回は 1620 の便に2019年暮れに就航した「あい」に初めて乗船する予定です。今回は航送料金節約とasuka号がホイール組み直し中、輪行状態で乗船するのでErbaロードで向かいます。
0855 に勤務先をスタートし県道120号五條高取線経由で 0941 には吉野口駅前へ。
重阪(へいさか)峠を越えてR24に入り五條へ、せっかくですので五條新町を抜けて行きますが「餅商一ッ橋」の跡にできたお高いチョコレート屋さんですが、移転した様でその跡は5,6月は無料休憩所になってるみたいです。
県道732号から55号に入り 1047 奈良和歌山県境を越えます。1103 橋本橋南詰を通過して京奈和自転車道の専用道区間を走り学文路(かむろ)、1128 には九度山駅下へ。
少し時間もありますので、噂のパン屋さん「Vent Orange」を探索、先日大ちゃんに9さんの実家の米屋の近くだと聞いていただけで少々迷いましたが。幸い営業日でしたので、菓子パン1つとバケットを、今日はロード故に荷物を積めないので、バケットはいつも三脚を固定するヒップバッグの下に括りつけました。
九度山の道の駅は通過しひたすら紀の川左岸を行きます、京奈和自転車道本来のコースは三谷橋で右岸に渡るのですが、このまま左岸を行きます。しかし下るにつれて向かい風が…
井阪橋で右岸に渡ります。このまま真っ直ぐ行くと自転車道はタマちゃんの貴志川駅に行ってしまいます、間違える人多し。現在井阪橋をアンダーパスする自転車道が整備されつつある様です。
恒例の「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」が今月から始まっていますので「いわで御殿」と「市民スポーツ広場」にチェックインしておきます。今回で7回目ですが、ずいぶんとチェックポイントが増えてしまいましたね、もうコンプリートしようと気力はありませんわ。
向かい風と通行止でかなりロスを… 橋台工事とかで北島橋から紀の川大橋まで県道を走らなくてはなりません、東から来ると案内が判りにくいので注意、見落としてゲートまで来てしまうと土手上の県道へ押し上げなくてはならなくなります。
それでも 1417 には京奈和自転車道のほぼ終点に到着、正式には土手上の県道に上がった処までが自転車道の様ですが。対岸に見える青岸橋と紀の川河口大橋(みなと大橋)を渡れば南海フェリーの乗り場です、まだ出航まで2時間ありますから余裕です。
紀の川河口大橋(みなと大橋)を渡ります。一応今シーズンの「西の海へ」と云う事に。
今回、徳島港に着いてからも宿まで走らなけらばならないのに輪行にしたのは、現在南海フェリーは自転車にも大型自動二輪と同額の燃油調整金を課しているのです、旅客運賃2,500円に自転車航送1,600円の計4,100円はまだしも燃油調整金800円が加わると2時間余りの航路に4,900円、先週おつねさんが4サイドキャンピングで「逆打ち四国遍路」からの帰途では、繁忙期料金で更に500円増しで 5,400円払ったのだとか、4サイドじゃ輪行もできませんからね。厳しい海運業界を応援したいのはやまやまですが、この料金体系は理不尽です。ちなみに神戸~高松東港のジャンボフェリーは土休日と夜行便割増でも3,490円、平日昼行便にネット割引だと2,370円なんです。
とにかく時間の余裕もありますしロードですので、2,400円節約し輪行支度を済ませて乗船、定刻に和歌山港を出港します。
昨年4月以来の船の旅です、写真右は沼島、志布志航路の帰りの朝にも見えますね。
定刻 1830 に徳島港に到着、今回は鳴門駅近くに安い宿を取ったので、これから10数キロ走らなくてはなりません、まぁJR徳島駅でも5キロ近くあるのですがね。出来るだけ明るいうちにと急いで輪行支度を解きます。
運河沿いの道を走り「阿波しらさぎ大橋」を渡る頃にはすっかり暗くなってしまいました、自転車や歩行者が渡れる河川に架かる道路橋としては四国最長(1,291m)だそうです。
和歌山港までの87.1キロと徳島港~鳴門駅前までの17.4キロで本日の走行104.5キロ、分割ですが久しぶりの100キロ超です。
遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(後半)
R166との合流点手前が高見山を望むビューポイント、誰が云ったか関西のマッターホルン、まぁ東吉野のシンボルには違いないです、峠の向こうは三重県。
先月の「高見の郷」への人出も落ち着いて静かなものです、県道251号谷尻木津線に入り 1319 には宇陀市との境界になる一谷峠(600m)を越えます、岩端に下るまで1台の車にも出遭わず。なかり良いペースでやって来ました。
岩端に下りお馴染み「月うさぎ」へ、連休でお忙しかった様で番頭さんも少々お疲れのご様子、猫たちも接待疲れか姿を現しません。
ランチの予約もしてなかったのですが、最後のを頂く事ができました、連休とあってか入れ替わり何組かのお客さんが、1420「月うさぎ」を後にします、手前の「月の宝箱」ではソロテントを張っている方が、再来週1泊でお世話になります。
菟田野松井橋ローソンの向かい「菟田野アグリマート」に立ち寄った後、走り出した途端に嫌な音が… リアのスポークがクロス部分で破断、ほんの少しテンションを調整して取り敢えず走る事は、テープもケーブルタイも持っていなかったので、ニップル側を緩めて外したのですが、折れたのがスプロケット側なので外せません、ローに入れて万が一にジャムるとまずいので、緩いコースで帰途に就く事にします。ただ今週金曜の勤務明けからこのErbaロードで和歌山港まで走り南海フェリーで徳島へ渡る計画をしているので、取り敢えずでもスポークがあるかなぁ、それに長さも判らんし。
芳野川を宇陀川の合流点まで下り、宇陀川べりを篠楽まで戻り県道198号粟原榛原線で笠間辻へ、市境を越えて少し下ると女寄峠の桜井側に出ます。
「麦笑」のパンのお裾分けを「4’Season」に届け、スーパーで買い物をして 1723 無事に帰投、心地よい気候の中を久しぶりにがっつり走れた1日でした、スポーク折れを除けば、本日の走行93.5キロ
(前半に戻る)
遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(前半)
今日は勤務明けから定番コースで東吉野へ向かう事にします。昨夜 Facebook に「走りに行きますと」告知しておいたのですが、ゆるゆるの皆さんは遠山郷へ行ってますし、GWのど真ん中とあって予定がある方も少なくない様で…
念のために9時前に亀石前のセブイレに立ち寄りますが、カワセミ狙いでやってきたKさんに捕まってしまいました、自転車より86に出会う機会の方が多いような… 飛鳥川のカワセミですが、護岸工事や溜まった土砂のしゅんせつであまり姿を見かけなったのだとか。
0923 栢森へ、休日とあって吉野方面へ向かうロードも少なくない様です。集落の中の旧道へ入りますが「どらどら庵」が開店準備をしています、入った事はもちろん営業しているのを見た事がないのです。
0941 行者辻、0951 には芋ヶ峠へ、やはりロードは楽ですわ、って再来週は4サイドで越えるつもりでいるのですが…
1009 千股の水辺公園へ、標高差250m余のダウンヒルですが、休日だからでしょうか道一杯に拡がって走っているランナーのグループがいて要注意です。千股の三叉路、今日は手っ取り早く津風呂湖南岸のルートを行く事にします。
みかえり橋(平尾吊橋)を真横から望む事ができます。1033 津風呂ダムの天端道路を渡り南(左)岸の県道256号入野河原屋線へ。
1047 津風呂湖の上流部にあたる入野(しおの)へ。
1058 入野峠、R370 ではここがピークです、左折すると旧道ですが本来の入野峠は南側で道が失われています。入野トンネルを抜けるとお馴染みのビューポイント。
吉野町窪垣内の三叉路を左折、高見川右岸の県道16号吉野東吉野線を遡ります、東吉野は新緑のこの季節が一番です。
1127「ニホンオオカミ像」前。
お馴染みのパン屋さん自然酵房「麦笑」へ、今日はロードなのであまり買い込めません、今月も日曜日のみの営業です。
蟻通橋から県道221号小村木津線へ、今年はまだ手打ち蕎麦「よしの庵」へ行けていないのですが、再来週のお愉しみと云う事で、チラっと覗くと案の定「本日売り切れ」になってました。
この季節の東吉野を走ると道沿いの木陰にはシャガの群生が目立ちますし、藤の花もあちこちに。(後半へつづく)
しかし良いお天気でしたね。
今日は貴重な丸一日のお休みだったのですが… 昨夜夜更かしをしたせいか、朝一度は起きたものの「虎に翼」を見かけて二度寝してしまいました。やはり約束でもないとあきません。せっかくのお休みでこのお天気に走らないと、罪悪感が…
16時を回ってからダイソーまで買い物に行かなくてはならなくなり Erba号を駆って遠回り通勤ならぬ遠回り買物へ。大和川左岸を走り途中から寺川べりに抜け、大和川と合流後、太子橋で折り返し右岸を走り布留川右岸に入り、途中から真東に折れて夜都伎神社まで、山の辺の道を大和神社遥拝所まで南下して西へ、上ッ道を南下し桜井へ戻ります。ダイソーでLED電球とピンセットを買って日没前に帰宅。走行34.7キロ。
世間はGWですが…
世間はGWでお休みで色々と計画をされている方も多いと思いますが、私はご覧の様にお仕事(青色帯部分)で丸一日のお休みは3日だけ… と云うより何処へ行っても車と人が多いだけなんで格段のお誘いもないですし出勤にしている訳なんですがね。11~12日と連休なので、10日勤務明けから和歌山へ走り徳島~高松~小豆島~姫路と走ろうかと企んでいます、ただフェリー代がネェ…
先日、ヤフオクで落札したキャンピーのサイド枠が昨日届きました。一昨年の琵琶湖畔でのキャンプに向かう途中破断したものをSさんに修理して貰ったのですが、修理してくれたSさんも心許ないかして出品されているよと教えてくれました、前回は競り負けると云うかちょっと手が出せない価格まで競り上がったで下りたのですが、今回は送料込み6,035円で落札、届いたのはほぼ未使用品とも云えるもので一安心。
組み換え中のasuka号のフロントホーイル、足らなかったスポークも届いたのですが、36穴用のフロントハブ HB-6500 がでてきたので、これを使おうとグリスアップ、あまり使っていなかった様でベアリングも綺麗、用意した新品のベアリングに交換する必要もなさそうです。しかし32穴用ならともかくなぜ36穴用が2つもあるのだろう… あの割れた FH-6500 の片割れかも。
とにかくリアキャリアも安心して荷物を載せられる様になりますし今月18~19日に「月の宝箱」で予定している番頭さんを囲んでの宴会までにホイールを組み上げなくては…
2024年4月のまとめ
4月は18きっぷ輪行旅で快調のすべり出し、久し振りに700キロ/月越えのつもりだったのですが、月末になって些か風邪なんぞをひいてしまい失速、結果4月の走行距離は666.2キロ。まぁこんなもんです、内訳はasuka 264.6キロ、デモン太 68.4キロ、Erbaロード 109.8キロ、延陽伯号こと片倉シルクグロワール24が 223.4キロ。
青線は3月までの走行区間、赤線は4月の走行区間、なお自宅/職場周辺は割愛しています。
4月4-5日 18きっぷ輪行旅「佐用~湯郷温泉~津山~日生」
4月10-11日 18きっぷ輪行旅「中津川~岩村~猿投」
4月13日 久しぶりの定番コース「東吉野」へ
4月14日 久し振りに「自撮り」の準備をして…
道路元標
【1183】 2024/4/11 愛知県 東加茂郡 阿摺村(現 豊田市)
今日は休足日
貴重な丸1日の休日だったのですが、お天気が今一つなので「休足日」に、せなアカン事はどっさり溜まっていますので…
昨年暮れからVさんについでの時にでも買ってきてよとお願いしていたアイズのリム”PAPILLON” 700C/36H、ようやく先日届けて貰えました、asuka号の前輪が酷い事になっていたので交換する事にしていたのですが。さて 14番/285mm 手持ちで足りると思っていたのに 31本しかない、あちゃ。
と云う訳で「休足日」の予定が狂ってしまい、手をつけたのが1年以上溜まっていた「道路元標」の更新、先日の阿摺村道路元標で都合1183基、昨年中に1200基を目標にしていたのですが、手近な処に残っていないだけに、関東遠征でもしない限り後17基がなかなか難しいのです。
毎年恒例「ヤマザキ春のパン祭り」、4枚目には届きそうにないので3枚分交換してきました、これちょっとやそっとで割れないのですよね、おかげで10年分が溜まってしまいました。
2024年春 18きっぷ輪行旅総括
既に2週間になろうとしているのですが、ようやくブログの更新が追いつきましたので、今春の「18きっぷ輪行旅」の総括です。3月は天気と休みの巡り合わせが悪く、手付かず故に払い戻しも考えていたのですが、1泊2日が3回、最後は使い切って名古屋から近鉄で帰ってきた次第。2023年春、2023年夏に続いての「18きっぷ輪行旅総括」です。
赤線が今回自転車で走った区間、灰色はログのある1999年以降に走った区間。
3月28-29日 2024年春 18きっぷ輪行旅「新見~津山」
3月28日 桜井1137→1205奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1434→1453相生1525→1656倉敷 所要5時間19分 4,840円分乗車
3月29日 倉敷0543→0627新見0718→0742刑部 所要1時間59分 1,520円分乗車 刑部駅~津山口駅 走行60.2キロ
津山口1703→1706津山1731→1831佐用1848→1952姫路1956→2058大阪2106→2122鶴橋(2138→2216桜井) 所要5時間13分 内JR3,410円分乗車(+近鉄760円)
4月5-6日 2024年春 18きっぷ輪行旅「佐用~湯郷温泉~津山~日生」
4月5日 桜井1013→1041奈良1045→1137大阪1145→1247姫路1325→1356播磨新宮1358→1427 所要4時間14分 3,740円分乗車
佐用駅~杉坂峠~湯郷温泉 走行31.6キロ
4月6日 湯郷温泉~津山~吉ヶ原~和気~日生駅 走行95.8キロ
日生1652→1706播州赤穂1707→1739姫路1741→1843大阪1857→1952奈良2001→2029桜井 所要3時間37分 3,740円分乗車
4月10-11日 2024年春 18きっぷ輪行旅「中津川~岩村~猿投」
4月10日 桜井0543→0616奈良0626→0642加茂0653→0816亀山0826→0956名古屋1018→1137中津川 所要5時間54分 4,070円分乗車 中津川駅~恵那~岩村 走行36.9キロ
4月11日 岩村~明智~猿投駅 走行59.1キロ
(猿投→知立→金山→名鉄名古屋/近鉄名古屋→名張→桜井) 名鉄980円 近鉄2,310円
4月10日までの5回分で19,800円分乗車、待ち時間を含めて13時間45分乗っていた計算になりますが、自転車で走っていた時間はざっと17時間程。
今回は3回とも延陽伯号での出動と云う事になりましたが、重いasuka号を抱えての輪行は齢70歳を迎えて辛くなったのが正直な処、さりとてerbaロードでは荷物の積載量が、デモン太はどうもロングが駄目なんですよね。
SHIMANO EX-7(SH-EX700)
昨年12月、asuka号とerbaロード用に使っていたシマノのSPDシューズ SH-MT502 のベロが2年経たないうちに千切れてしまい、季節的にも雪中サイクにも耐えられる SH-EX7 に買い替え、フィット感とかしっかりした造りで気に入っていたのですが、足首にジャージの付いたシューズもそろそろですし、決して安くはない冬モデルを大事にしておきたかったので、弟分と思える SH-EX700 を買う事に。しかしこの冬は雪中サイクの機会には恵まれませんでしたね。
ここ最近SPDシューズは外れ続き、SHIMANO は靴屋じゃないので仕方がないと云えば仕方がないのですが、モデル毎にコンセプトがまちまちでその上商品サイクルが短いので、気に入っても買い替える頃には旧製品になっているのですよね。SH-MT502 は耐久性に難ありだし、SH-CT500(CT5)は嘘みたいにクリート取り付けが後ろ、さすがにクレームが多かったのかそのクリート位置を正当化する説明を後だしする始末。
ところで SH-EX700 ですが現物を手にしても SH-EX7 と同様の作りに見えるのですが、なんとクリート取り付け位置が貫通しているのです、あと何故か SH-EX7 にはあった GORE-TEX の表示がないのです。とにかく既に300キロ程履いてみましたが、個人的には SH-EX700 同様にフィット感も悪くありません、ただソールが白で汚れが目立ちやすいのと、これからの季節は MT502 や AM5 に比べると蒸れやすいかも。
久し振りに「自撮り」の準備をして…
昨日の疲れが多少残っていますが、今日もお天気が良いので走る事に、走れる時に走っておかないと3月みたいになりますからね。久しぶりに「自撮り」の準備をして出掛ける事にします。ところで今日は滋賀三重県境の「余野公園」集合で「タンデム学会」が行われるので、K君がソロで往路輪行、復路自走で参加との事、その復路は昨年5月に行った信楽からの帰りのコースをなぞるとの事、ならばと名張伊賀上野方面へと足を向けたのですが。
かなり遅めのスタートで長谷寺から初瀬ダムへ取り付きますが、長谷寺は大変な人出、一方通行になってないとは云え狭い参道に突っ込む他府県ナンバーの車が詰まっています。写真は真夏は有り難い天神社笛吹奥宮の水場。
奈良市域(旧都祁村)に入った処で藺生(いう)町へ、一昨年でしたか桜並木が伐採されてしまったのですが、新たに桜の苗木が植えられています「公益財団法人 日本さくらの会 令和五年度宝くじ桜寄贈事業」の標柱が建っています、そんなのがあるのですね、5年後位には観られるかと。桜並木の下にあった紫陽花は今も残っているのですが、桜並木の木陰がないと紫陽花も辛いのでは。
県道781号都祁名張線へ、古来赤目から東大寺二月堂へ修二会の松明を奉納する道として知られ「都祁山の道」と呼ばれます。
来迎寺の琴平大神、桜の大木と鳥居、逆光ですが絵になるので「自撮り」の準備をしていたら、何やら祭事があるのか次々と車や人がやってきました、こりゃ駄目だ、とにかく撮った1枚がこれ、逆光ですし来年への課題としましょう。
ところで三脚の脚を開こうとした時、脚の開閉を抑えているパーツが外れてスプリングが飛び出している、手で押し込んでも固定できない、現場では治せなそうにないし、とりえあず三脚として使えなくないのですが、困った。
「三陵墓古墳群史跡公園」なお四阿は点検とかでロープが張られて立ち入りできません、トイレも冬季閉鎖のまま。
奈良市から宇陀市へ、旧室生村多田、桜は葉が出始めています、サドルバッグが歪んでますネェ… 田んぼに水が入った頃にもう一度来てみよう。宇陀市は近々選挙が行われるので、少々賑やかです。
同じく多田にある満寿寺薬師堂、やはり百日紅や雪景色には敵いません。薬師堂でR369沿いのコンビニで調達しておいた弁当を広げます。
上笠間で県道781号から県道782号上笠間八幡名張線が分かれます、県道781号は笠間峠を越えて赤目へ下るのですが、左折して県道782号へ入ります。朽ちた白看の案内が「中峯山」になっているのが興味深いです。
この後名張川沿いの県道80号へ下り名張市街へ、イオンのフードコートで休憩していたのですが、K君から「タンデム学会」がお開きになったから帰途に就く旨の連絡もなく、余野公園から桜井まではロスなく走っても3時間は下らないので、帰途は輪行か誰かに送って貰うだろうと、15時過ぎには名張を後にします。
名張からはいつもの初瀬街道をなぞるのですが、以前から目をつけていた赤目丈六の村外れ、赤目四十八滝から流れてきている名張川の支流滝川を渡る処なのですが、ここもこの時間ですともろに逆光でその上電線が煩いのですね。と云う事で「自撮り」の方はこれと云う収穫もなく帰途へ 1605 海老坂峠、1631 白坂峠、1653 西峠を越えて1715には無事桜井へ、本日の走行81.5キロ。
ところでK君、ナイトランを敢行して 2023 には無事に自走で帰ってきた様です、お疲れさまでした。
久しぶりの定番コース「東吉野」へ
「18きっぷ」の期間も終わって、春の輪行旅も一段落。今日は勤務明けですが貴重な週末休み、お天気も良い事ですし3月下旬まで通行止になっていた芋ヶ峠と東吉野村の県道小村木津線が通れる様になったので、久しぶりに定番コースで東吉野へ、お昼は土日祝営業の手打ち蕎麦「よしの庵」の予定です。実は東吉野へは2月に行っているのですが、その時は鷲家〜染谷峠経由でした。今回急に思い立ったのですが「ゆるゆるCC」の方に書き込んでおいたら、大ちゃんが釣れました。
待ち合わせは明日香村亀石前のセブイレ9時、職場から10分の距離です。既に大ちゃんは到着していて、他にドタ参の人もいない様ですので出発します。大ちゃんと2人だけで走るのは随分と久しぶりで、20年ぶりかも。
栢森も停まらず行者辻まで一気に、1010 芋ヶ峠着、吉野川河畔まで下ります。
少しR169を走って妹背大橋を渡り柴橋まで左岸の県道39号五條吉野線を走り、R370から県道16号吉野東吉野線へ。東吉野村へ入った処で1127「よしの庵」へ予約の電話を入れますが、何と既に売り切れとの事。
東吉野村には食事のできる処は少ないので頼みの綱は「麦笑」のパン、ところが今月の営業は日曜のみ。お互い携行食のバナナカステラで虫養いして一谷峠を越え「月うさぎ」まで頑張るしかないと思っていたら「麦笑」の和代さんが出てきて、最近近くに食事のできる処ができたチラシを貰いました。なんと今走ってきた高見川の左岸、そんなのあったっけ?
気付かなかったはずです、道路から駐車スペースをはさんで少し奥まった処にある古民家、外装は殆ど手が入っていません。3月31日にOPENしたばかりで、定食とかおばんざいが用意されています。川を挟んで「麦笑」が見える距離です。
無事にお昼にありつけ、先月まで通行止だった県道221号小村木津線へ、一体どこが通行止だったのが判らないままいつものビューポイントへ、「高見の郷」のお陰でしょうかR166も車の多い事と云ったら。
R166 を跨ぎ木津の集落を抜けて旧R166に入りますが、なんと診療所も旧高見小学校も郵便局の隣も「高見の郷」への臨時駐車場になってシャトルバスを待つ人の行列が…
県道251号谷尻(たんじり)木津線へ、こちら側は全く車がやって来ず静かなものです。
谷尻集落は標高が500mを超えるだけに桜が満開です。
1424 一谷峠(586m)に到着です。
一谷峠を越えると宇陀市菟田野岩端、大ちゃんは先週も「ゆるゆるCC」のイベントで来ているのですが、今週は桜吹雪の中を泳ぐ鯉のぼりが。
そうそう「月うさぎ」までは行きませんが手前の「月の宝箱」に少し手が入ったそうなので覗いてきました。北側のスペースがこんな風に、来月18~19日に来るので愉しみです。
いつもの芳野川河畔の道で帰途に就きます。
「おごぽご」は失礼して今日は女寄トンネルでショートカット、女寄峠の下りは桜井に入る処で渋滞ぎみ、忍坂(おっさか)街道から横大路(初瀬街道~竹内街道)へ出て桜井町道路元標の前で明日香村のデポ地に戻る大ちゃんとお別れして16時過ぎには帰宅。本日の走行82.7キロ。
(殆どの写真は大ちゃんから頂きました)
大ちゃんのブログレポートはこちら
18きっぷ輪行旅「岩村から猿投へ」
8時半には岩村を後にします、朝の岩村の古い街並みは至って静かなものです。今日もお天気には恵まれそうです。
次の目的地明智へは小さな峠を2つ越える事になるのですが、実は現在は同じ恵那市となっている岩村町と明智町ですが、岩村は木曽川水系、明智は矢作川水系にあたり、国道を行くと2つ目のピーク(543m)が分水界になります。(写真右)
0930 明知鉄道の終点明智駅に到着、標高400m超の明智は今が満開です。
明智の町に入った処にあったコンビニで少し食料を調達しておいたのですが、明智駅の隣りにお洒落なカフェがありましたのでここでモーニングを、これで550円也。
食後、丁度下り列車が入ってくるのを待って明智駅を後にします。
光秀所縁の地だけに幾つか見所や大正村とかあるのですが、旧街道筋の明智西宮恵比寿神社(写真左)と逓信資料館(旧明智郵便局)だけ覗いて先に進みます。
国道363号と別れ県道11号豊田明智線へ、矢作川との合流点まで約250mのダウンヒルです。1044 岐阜愛知県境を越え愛知県豊田市へ入りますが、左岸側はまだ岐阜県です。2005年に豊田市になるまで東加茂郡旭町の役場があった小渡へ、毎年正月の「新春ラン」でお馴染みの「川澄屋」まで矢作川沿いに走れば後12キロ程の処まで来ているのですが。今回の一つのミッション道路元標の残る豊田市御蔵町へ行くために東側へ迂回する上に300m以上登り返さなければなりません。
これがとんでもない激坂でとても延陽伯号の手に負える坂ではありません 1キロ余りを押し上げる事に、登り切った豊田市太田町はまさに桃源郷。
愛知県東加茂郡に属していた阿摺(あすり)村道路元標、御蔵小学校への道沿いにあります。これで1183基目、愛知県には現存が確認されているもの116基の内3基が未収です。
毎年正月3日に「新春ラン」で渡る加茂橋まで下ってきました。その折には満員で入れない「川澄屋」でお昼にする事にします。
「新春ラン」の折は矢作川左岸の愛知県道355号島崎豊田線を広梅橋から遡ってくるのですが、左岸の県道11号を走る事にしますが、やはり車が多いのが、対岸に県道355号が見えています。
広梅橋を渡って名鉄三河広瀬駅跡へ、時折吹く風で桜吹雪が。
岩村から59.1キロ走って名鉄猿投駅に到着、今回のミッション終了。時間もあるのでのんびり輪行支度を済ませ知立経由で名古屋へ、近鉄で帰途に就くことにします。チューブを1から1 1/8に交換したのが功を奏したのか4日/223キロを無事に走り終えました。
18きっぷ輪行旅「中津川から岩村へ」
4月10日「18きっぷ」春のシーズンの最終日、最後の1回分です、3月はお天気と休みが嚙み合わず、未使用のまま払い戻しかとも思っていたのですが、富山~信州を除いて当初計画していたコースを走る事ができそうです。今日は名古屋経由で中津川へ向かいます。米原経由の方が早いのですが、乗換回数の少ない関西線経由にしたのですが、加茂から亀山までのキハ120 1両編成は満員、加茂駅ですんなり乗換できないと立ちっぱなしになる処でした。桜井0543→0616奈良0637→0652加茂0653→0816亀山0826→0956名古屋1018→1137中津川 4,070円分乗車。
名古屋駅の接続は22分間、並んでいると少々厳しいですが、空いていたので例によって「きしめん」、季節限定「タラの芽と姫竹の入った春きしめん」昨年より20円値上がりして550円になってます。
定刻に中津川着、輪行支度を」解きますが、この陽気は… 今日は恵那(大井宿)まで中山道を辿り、明知鉄道(旧国鉄明智線)に沿って城下町岩村を目指します。田切地形とまでは云いませんが、木曽川に流れ込む支流の浸食でこの辺りの中山道って細かなアップダウンがあります。
「こでの木坂」車道は九十九折れで上ります。
飛騨へ向かう苗木道への分岐だそうです、こんなのばかりで前に進みません。
どれが「双頭一身道祖神」かが判りません(-_-;)
恵那山を背に中山道を西へ向かうと目立つのが笠置山(写真左)、また下って上って。
恵那へ越える最後の坂「甚平坂」、振り返ると冠雪の御嶽山が、この春は冠雪の北アルプスを見たかったのですがね。
中津川から1時間半程かけて恵那(大井宿)へ下ってきました。
恵那から岩村へは標高差約230m、阿木川沿いにR257が通じているのですが、交通量も多く途中に阿木川ダムがあり勾配とトンネルを避けて、東側に大きく迂回する明知鉄道に沿って走る事にします。(写真左)県道407号阿木大井線から見上げる明知鉄道。(写真右)飯沼駅は普通鉄道としては日本一急勾配(33‰)にある駅。
岩村駅の一つ手前の極楽駅、明知鉄道となった以降に開業した駅ですが、あまり趣味が良いとは… 暫くすると下り列車がやってくるので待ってみましたが。
16時前には岩村駅に到着、明知鉄道の写真を撮るならこちらの方が良かったですね。城下町岩村 2004年に恵那市と合併するまで岩村町でした、関西人にはあまり馴染みがないのですが、岩村城は高取城、備中松山城と並んで日本三大山城だそうです。
宿にチェックインするには時間もあるので、坂の城下町を散策します。電線が地中化されていて風情が感じられますね。
岩村城は標高721mにあり、太鼓櫓にある歴史資料館まで行く事に、ここまで自転車で行くのはさして苦でもありませんし、名残りの桜が出迎えてくれます。城址までは更に30分は歩かなければならない様です。
今夜の宿は古い町並みの中にある染物屋さんをリニューアルしたゲストハウス「やなぎ屋」。ところで町中で食事のできそうな店は本日休業となっている処が多かったのですが、この町水曜定休が多いそうです、洋食屋ですが宿で教えて貰ったお店へ行く事に。R418沿いに出ればローソンがあり、先の極楽駅傍にファミマもありました。
ゲストハウスの中はこんな感じ、一部が吹き抜けになっています。
2段ベッドが4組ある男女兼用と女性専用のドミトリーがあります、台所他共用スペースがあって、シャワールームだけが別棟になっていますので、冬はちょっと辛いかな。今夜のお客さんは姫路から来た女性が一人のみ。
本日の走行36.9キロ、走ったのは半日ですが距離の割に疲れました。(つづく)
津山から「片鉄ロマン街道」へ (後半)
ゆっくりと資料館を見学し13時過ぎに吉ヶ原を後にします。8年前に訪れた2016年4月9日は吉ヶ原を出たのが17時過ぎで和気まで走る抜けるのが精一杯でしたが今回は余裕です。
自転車専用道の入り口はここ、途中専用道でなかったり R374の歩道部分だったりする部分もあります。
概ねR374と吉井川と並行していますし、ブルーラインや案内が充実していますので道を誤る事はないでしょう。なお片上鉄道は吉井川に支流吉野川が合流する直前に左岸から右岸に渡っていたのですが、その鉄橋は撤去されたので自転車道は吉野川を1キロ近く遡った処の鷺橋を経由しています。しかし沿線は何処も桜が満開です。
桜の季節でなくとも「片鉄ロマン街道」での見所はこの苦木駅跡でしょう、木造のホーム上屋が良い状態で維持されています、サイクリスト以外にも車を路駐して見物に来ている人も少なくない様です。でもプラットホームにアスファルト舗装された路盤の自転車道、どこか違和感がありますよね、「新春ラン」でお馴染みの三河広瀬駅の方が良いかも。
苦木駅跡手前から天瀬駅まで(2分19秒)
和気の3つ手前にあった天瀬駅跡もホームと上屋が残っており、そして桜を見る事ができます。なお途中にトンネルは和気以北に2つ、以南に峠清水トンネル(203m 照明有)があります。
1443 和気駅南口に到着、こちら側からは乗り降りできず、北口へ繋がる地下道と駐輪場とトイレだけがあります。前回は和気駅に辿り着いたのが暗くなってからでしたので、北口に出て輪行支度をして帰途に就きましたが、今回は日生まで走る予定です。ロータリーを挟んだ南側にドラッグストアがありましたので、飲み物を補給し西片上へ向かいます。
和気から西片上へは傍示ヶ峠があり峠清水トンネルが抜けています。西片上からスタートするとトンネルまでだらだらと登りが続くのと、輪行で関西方面に帰途に就くなら山陽本線和気駅より赤穂線の西片上駅の方が便利が良いので「片鉄ロマン街道」を往復されるなら和気駅スタートで赤穂線の駅をゴールにした方が良いかと。
赤穂線をアンダーパスした処で自転車専用道は終わります。最寄り駅は西片上ですがR250を日生まで走ります。交通量が結構あるのと2度ばかりアップダウンがありますのでせっかくだから「カキオコ」食って帰ろうと云う向き以外はお勧めしません。ちなみに私は牡蠣が駄目で「かきおこラン」で一人「豚玉」食ってた人なんで、単に日生以西は西大寺まで未踏だと云う理由なんです。
16時には日生駅前に到着、昨年12月まで近くの桟橋から小豆島大部港行きフェリーが1日4便出ていたのですが休航となってしまいました、実質的には廃止の様で色々とプランを練っていたのですがついに乗る機会がないままでした。
日生 1652 発播州赤穂行きに乗車、播州赤穂では概ねすぐの接続で多くは大阪以東へ直通の快速となります。播州赤穂、大阪、奈良と最小限の乗り継ぎで 2029 無事桜井駅に、3,410円分乗車、本日の走行 95.8キロ。
津山から「片鉄ロマン街道」へ(前半)
7時半には宿を出発、「片鉄ロマン街道」の吉ケ原へは川沿いにR179を走れば14キロ程なのですが、津山を回って行きますので結構遠回りになります、 林野駅近くまで戻り出雲街道に入ります。
できるだけ国道を避けて旧街道を行きます、写真は出雲街道勝間田宿、どこかに道路元標落ちていないかなぁ… ちなみに道路元標の根拠法である大正の道路法が施行された大正8年(1919年)当時は405もの市町村があった岡山県、現在道路元標は18基しか現存が確認されていません。
9時には津山市へ、岡山県では3番目の規模の市なんですが、今一つ印象が薄いですよね、桜の名所ですし丁度「さくらまつり」が開催されていますので、中心部を東西に走る旧街道も朝から結構な賑わいです。
さて津山の市中心市街地を横切って、先週リタイヤした津山口駅へ、これで近畿と中国地方の足跡が繋がった訳です。タイミング良く国鉄色のキハ40を先頭に下り列車がやってきました、これを見送って 1020 津山口駅をスタート「片鉄ロマン街道」の吉ケ原駅を目指しますが…
今日は時間の余裕もありますので「津山まなびの鉄道館」へ、元の津山機関区の敷地、施設を利用した展示施設、非電化路線の集まる津山だけにDLやDCの展示が中心でSLは1台のみ。JR西日本と云う事で大糸線のキハ52やDD16があったり。こちらも好天の土曜日とあって家族連れの多い事。
左の一番手前は珍品のキハ33、やはり短命に終った客車改造気動車。1988年から2010年にかけて米子界隈で使用されていた様ですが、お目にかかった事はないかと。他にジオラマもあったりして「鉄」な人は充分愉しめるかと。
「津山まなびの鉄道館」を後にして吉井川右岸の県道26号津山柵原線で吉ケ原へ向かいます。対岸路も断続的にあるのですが、確実な処で羽仁橋まで県道を走り対岸に渡ります。吉ケ原まで少しアップダウンがありますが、吉ケ原まで殆ど車の来ない自転車には快適な道が続きます。
12時半には吉ケ原駅に到着、正しくは「柵原ふれあい鉱山公園」に保存されている同和鉱業片上鉄道吉ケ原駅跡です、現在では駅舎が登録有形文化財に指定されています。構内にはキハ702と客車が、キハ702は元の国鉄キハ42000系、運転台窓とシールドビームが窓下に付いていて国鉄時代とは趣が変わっていますが。
ここ「柵原ふれあい鉱山公園」が「片鉄ロマン街道」(岡山県道703号備前柵原自転車道線 34.2キロ)の終点になります。好天の休日それに沿線の桜並木が満開とあって訪れているサイクリストの数も結構な、ただ「さくらであい舘」程ではないのでご安心を。ガチで走る今時ローディより女性を含むグループやミニベロだとかが多い様です
「柵原ふれあい鉱山公園」には資料館(入館料520円)があって鉱山や鉱山を支えた町や人々の生活を紹介しています、なかなか見応えがあり、1999年に「ディスプレイデザイン優秀賞」を取っている様です。ただ吉ヶ原へやってくるサイクリストが多くてもここを訪れる人は少ない様なのが残念です。
1日目 2日目前半 2日目後半
津山リベンジへ
「18きっぷ輪行旅」この休みは先週の「姫新線に沿って」のリベンジに向かうか恵那市方面へ向かうか、天気予報を睨みながら昨夜まで迷っていたのですが… 次の休みとか晴れ具合を考えて津山へ向かう事にし、勤務明けから一旦帰宅後、準備してあった輪行袋を担いで桜井駅へ。
桜井1013→1041奈良1045→1137大阪1145→1247姫路1325→1356播磨新宮1358と乗り継いで佐用に向かいます。写真は姫新線が播磨新宮の手前で揖保川を渡る処を車内から、反対に川岸から1970年8月17日、2007年4月27日に撮っています。
佐用駅1427到着、智頭急行経由の特急が出て行きますが直通の「スーパーはくと」なら大阪から1時間半で来るんですよね。ところで当初の目的を果たすためには4駅先の林野駅までこのまま輪行すれば良いのですが、次の津山行には1時間半もありますので、ここから走り出す事にします。
今日は杉坂峠を越えて湯原温泉までの約30キロを走るだけですので、のんびり輪行支度を解きます。R373から県道124号宮原力万線と走り旧佐用郡幕山村域へ、曇り空が残念ですが行くところ行くところ桜が満開です。ここには藤原勝永氏著の「兵庫県の道路元標」によると道路元標が残っていたのですが、行方知れずになっています。
旧街道の美作道を辿り杉坂峠へ向かいます、2016年4月9日に来ていますが、途中登録有形文化財の石堂家住宅にて。特に「自撮り」の準備はしてきていなかったので、ゴリラボッドとTZ85のインターバル撮影機能でトライしますが、何分何秒後ではなく何時何分からと云う設定で、なかなかタイミングを取るのが難しいです。
どうにか17時前には県境の杉坂峠(247m)に到着、以前にはなかった鳥居が並んでいるので、作業をしている地元の方に尋ねてみると、なんと「お遊び」で造ったんだとか。
1720 美作江見駅へ、ここから国道を避けて出雲街道を辿る事にしたのですが…
ところが途中からよく踏まれているとは云えダートに、耐パンク性のない延陽伯号故にここでパンクされるとね、ただ夕暮れ時とは云え横を中国道が走っているので不安感はないのですが、旧街道の雰囲気はありません。
2キロ近くもダートを押して林野側に下ります。30キロ程の距離とは云え、些かのんびりし過ぎました。
暗くなる直前の18時半には湯原温泉に到着、車でないと不便な処ですので外国人観光客の姿は皆無、宿は温泉旅館の別館で格安のホステル風、シンプルですが清潔で本館の温泉が何度でも利用できますので、久しぶりに温泉でゆっくり。本日の走行31.6キロ。
1日目 2日目前半 2日目後半
延陽伯号の足回り2題
先週の「姫新線に沿って」サイクでは、パンクトラブルでコース半ば津山でリタイアする羽目に。リタイアは準備不足に他ならないものの、延陽伯号こと片倉シルクグロワール24 の耐パンク性能の悪さは今に始まった事でもないのですが、タイヤのパセラ24×1は24吋では貴重なスキンサイドWO、チューブは同じくパナの24×1サイズを特に考えずに使っていたのですか、IRCに24×1〜1 1/8と云うのがあるのを知り早速1本ポチっと。確かに少し広いですが、チューブを入れる処までは問題無さそうですので、先日パンクしたままの後輪のチューブを交換します。前輪はそのままですが明日明後日のサイクリングで使ってみる事にします。
もう1点、延陽伯号では以前にKHSで使っていた三ヶ島の折り畳みペダルを流用しているのですが、これが輪行時に収まりがあまり良くないのと、新品の頃はそうでもなかったと思うのですが、折り畳み部分のガタつきと踏んだときのたわみ感が気になってきました、そこで着脱式のペダルを試してみる事に。
着脱式のベダルと云えば主な処では三ヶ島か wellgo と云う事になるのですが、延陽伯号に見た目で一番しっくりするのは SYLVAN TOURING NEXT でしょうね、しかし Ezy と Ezy Superior と互換性が無いのですよね、ラインナップが良く判らないけど、とにかく延陽伯号にはSPDを使うつもりはないので、これで良しと。
足回りではないのですが、先日の津山口駅からの輪行時、輪行用ヘッドパーツ故にローレットが切ってあるものの上玉押しが緩まずヘッド抜きは諦めて帰ってきたのですが、明日から出掛けるつもりで輪行のやり直しをしようと思ったものの外径が50mm近くあって手持ちの工具ではあと僅かが咥える事ができず、ホームセンターまで買いに走る事に、45mm以上咥える事のできる工具って何れも結構良いお値段がするのですよね、最大開口76mmのパイププライヤーを¥3,180で買ったのですが、AMAZONだった¥2,400前後で買えたのに、と云うもっと安いものもある様な… さっさと準備しておくべきだったと後悔、それより次に使う機会があるのだろうか。
と云った訳で延陽伯号のフォークコラムにはしっかりグリスを塗って、次の輪行に備えます。
2024年3月のまとめ
昨年暮れから続いていた休みなしの状態から開放され、3月は「18きっぷ」輪行を含めて走りに行くぞと思っていたのですが、休みとお天気の巡り合わせが悪く、その上温かくなったりまた寒くなったりと体調までおかしくなってしまいました。結果3月の走行距離は373.9キロ、それも内150キロは通勤です。400キロを切るのは昨年1月以来、4月としてはコロナ禍中の2020年4月の365.5キロ並み。内訳はasuka 221.6キロ、Erba 56.2キロ、silk2 96.1キロと云う次第。
青線は1,2月の走行区間、赤線は3月の走行区間、なお自宅/職場周辺は割愛しています。
3月3日 ゆるゆるCC「町家の雛めぐり」ラン
3月28-29日 倉敷前泊~「姫新線に沿って」
3月31日 CBRC 「大和高原ランドナーオフ」へ
CBRC 「大和高原ランドナーオフ」へ
大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
1月にスタートしたFaceBookグループ CBRC(クラシックバイシクルライダースクラブ)の記念すべき第1回オフ、当初の予定が2月25日、3月20日と最悪の天気予報に2度の順延で3月31日に、3度目の正直でお天気には恵まれそうなのですが、私は勤務明けでとても集合場所の針テラス 9時には間に合いませんので、お昼に予定している布目ダムへ向かいます。
0848 職場をスタート、自宅のある桜井は通過して長谷寺から初瀬ダムに取付きます。長谷寺門前 0938 遅れていた桜も今日の陽気に一気に進み出した様です。10時には初瀬ダムの堰堤を渡りベンチで15分ばかり休憩。
針テラスに立ち寄る必要はないので山辺高校の裏から布目川の支流小野味川の上流部に入ると、あとは殆ど下りで布目ダムまで行く事ができる自宅から布目ダムへの最楽コースです。天理市山田町で県道47号天理加茂木津線に入り、都祁馬場でR369を跨いで県道246号馬場針ヶ別所小倉線に入り 1131 県道25号月ヶ瀬針線に入ります(写真左)。1144 大橋西詰で県道8号奈良名張線と交差、少し右に入った処の大矢商店で少し買い出ししてから再び県道25号を北上(写真右)。
布目ダム左岸を走りしばらくでダム堰堤が見えて予定通り10時丁度ダムに到着、天端道路を渡り東側の藤棚へ、車でサポートに来てくれたダイバーてっちゃんが既に到着していて「たこ焼き」の準備中。
恒例の「真夏の早朝ラン」が針TRSを7時にスタートし、ロードレーサーで同様のコースを走って布目ダムまで戻ってくるのが10時ですから、20台余りのランドナーの集団ですから到着は13時頃かな。
思ったより早く1245 にはCBRC一行が到着です。
早速、藤棚のテーブルを囲んで思い思いにお昼が始まります。
てっちゃんは「たこ焼き」を焼き始めます。
食後のコーヒータイム。
そのまんま成田さんがここで離脱と云う事ですので、集合写真を撮って出発する事にします。
今日のコースの1/3程ですが、ここから針テラスまで皆さんとご一緒する事に。てっちゃん「たこ焼き」ご馳走様でした。
ダム湖右岸を南下し、県道127号北野吐山線に入るために県道8号を少し登らなくてはなりません。
箱庭の様な里山風景を見下ろすビューポイント。
布目川の支流深川沿いを遡る県道127号北野吐山線を行きます、奇遇にも参加者にはkitanoさんとhayamaさんが。
小倉インターの手前で自販機休憩、鹿児島から帰ってきたばかりのvivva2000さんがここで乱入。
16時過ぎには針テラスに戻ってきました。
針テラスで解散の後、Vivva2000さんときんなん君と3人で県道38号桜井都祁線を爆走して長谷寺門前まで下ってきましたが、満開直前とあって門前は結構な人出です。17時過ぎには無事桜井に帰投、本日の走行80.6キロ。
CBRC 「大和高原ランドナーオフ」集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。
姫新線に沿って
倉敷 0543 発の伯備線始発に乗車します。道はまだ濡れていますが、予報通り雨は上がり天気は回復に。写真は姫路行きの始発、山陽本線相生以西は広島前後を除けば旧国鉄型がまだまだ活躍しています。伯備線は4月に特急「やくも」の車両が新しくなるかして、鉄な人の姿もちらほら。
新見で20分程待って 0718 発の姫新線津山行きに乗車、実は当初のプランでは新見泊でここから走りだすつもりだったのですが、刑部駅から新見へは2009年3月に走っていて、こちらからだと登りが続くので刑部駅スタートにした次第、延陽伯号には119キロはちょっと辛いですからね。姫新線は姫路から津山を経て新見に至る158.1キロの路線、新見側は1日7往復の超の付くローカル線。50何年前「鉄」だった頃、当時から天邪鬼だった私は三重連で騒がしい隣の布原信号所を避けて、この姫新線に通ったものです、当時の写真。
0742 刑部駅下車、他に乗り降りする人は全くいません。ここで下り列車と交換しますが列車が出て行くと次の上りまでの2時間半静かな駅に。姫新線では幾つかの駅が地元自治体の出資で山荘風にリニューアルされていますが、刑部駅もその一つ、公民館的なスペースも併設されています。2つ手前の岩山には絵に描いた様な木造駅舎も残っていますが。
のんびりと輪行支度を解き出発準備、寒くも無く青空が広がり清々しい空気と、最高のツーリング日和です。
岡山県道32号新見勝山線に入り真庭市との境の傍示峠(390m)へ、本日の最高標高点ですが、刑部駅までで結構登っ てきていますんで。
峠を下ると再び線路に沿って県道を走ると、線路沿いに桜の木が、標高のある山間にも関わらず満開近いです。向こうに富原駅のホームと駅舎が見えていて絶好のロケーションなのですが、次の列車が来るまで1時間はあります。
とにかく富原駅へ、こちらも山小屋風にリニューアルされていてます。ところでSNSを見ていると輪友のダイバーてっちゃんが輪行で津山に向かっているとか、今夜は湯郷温泉に泊まって明日は「片鉄ロマン街道」を走るんだとか。佐用へ向かわずに津山から吉ヶ原へ向かっても走行軌跡は繋がるのですよね、ただ片鉄ロマン街道は良いとしても山陽線の和気か赤穂線の西片上まで走り抜けなくてはなりません。
さて次の列車は 1023 の津山行、桜に1日7往復の姫新線、これも一期一会の機会だと富原駅のベンチで待つ事に、トイレをお借りしたり、吉ヶ原から和気、西片上へのルートを計算したりしながら山峡の駅で小一時間を過ごします。
そろそろ上りの津山行がやってくる時刻ですので、撮影ポイントへ戻ります。写真左の様に反対向きは殺風景なんです、追っ掛けて撮る格好になりますが、後ろだって事は普通の人は気付きませんよね。
無事に撮影を済ませ富岡を後に、県道32号からR181へ入り 1055 には2010年8月以来の中国勝山駅前を通過、旭川沿いの道へ。
R181は久世から美作追分までショートカットするのですが、姫新線に沿って川沿いを迂回し1144 美作落合駅にて(写真左)、岡山県道411号垂水追分線に入り 1225 美作追分駅(写真左)へ、旭川水系と吉井川水系の境にあたるために小さな峠になっています。追分の由来は出雲街道と旧津山備中松山往来の分岐にあたる処から。
再びR181に戻り1228 津山市域に入ります。
国道を避けて旧出雲街道を辿ってみます。
小さな峠になっていて案内板によると「鶴坂」となっています。下ると出雲街道坪井宿。
院庄駅前を過ぎ津山まで後1駅の距離の処まで来た処で路面の酷く傷んだ部分を越えた途端パンク、すぐの美作國二ノ宮髙野神社の門前でチューブ交換。パンク耐性が弱いのが判っていながら予備チューブ新品とは云え1本しか入っていません、封を切って交換しますが一向に膨らみません、インフレーターもそろそろパッキンが心許ないので、最初はそのせいかとも思ったのですが、一旦チューブを取り出したものの、チューブにピンホールがあるかして膨らみません、場所が判らないので、パンクした方のチューブを見てみると、そちらは少なくとも1ヶ所の場所は確認できますので、パッチを当てする事にしますが、ところがゴム糊が渇いてしまっていて使い物になりません、そう云えば暫くはチューブ交換だけで済んでいたしね。とにかく津山市街が目の前ですし自転車屋とかを探すしか、1キロ程でコーナンがあるので押し歩き。ゴム糊は缶の他はパッチと紙ヤスリとのセットものが、24インチのチューブはあったものの1.5サイズの英式バルブ、当然ですよね。ゴム糊を買ったものの店の周りには適当な場所が見当たりません、水道の使えるトイレのある公園とかあれば良いのですが、ただ津山線の津山口駅が1キロ程先に。
津山口駅に辿り着いたものの、なんとご覧の様な簡易駅舎、トイレすらありません、すっかり意気消沈。この時点で既に15時半をまわっているのですが、何故か次の上りは 1505 だと1時間勘違いして再び走り出せる保証のないチューブ修理を諦めて、急ぎ輪行支度を始めます。
ところがヘッド抜き輪行しようにも上玉押しが緩んでくれません、輪行袋のサイズには余裕があるので、前後輪とリアガードを外して輪行袋へ、ご覧の様に。
しかし津山線って結構本数があるのですが、日中は半分近く快速「ことぶき」、津山口駅には停まらないのですよね、上り下りそれぞれ快速が通過した時点で時間を1時間見誤っている事に気が付いた次第、そうなると次の上りは 1640 の岡山行き、下りは 1703 の津山行き、1640 で岡山回りだと18きっぷだけでは桜井には辿り着けません、津山回りだと18きっぷだけで帰り付く事も可能です。とにかくパンクしてから津山口駅まで2時間のロスタイムがあった訳で、加えてこの何の風情もない駅で1時間半を過ごす事に。まぁ後40キロは走るつもりでいたのですからそうなりますよね。
混雑時の岡山駅での乗り換えと待ち時間を避けて津山口 1703 発津山行に乗車、津山から佐用行に、佐用で予定通りに走れば乗る予定だったで 1808 発姫路行に、数少ない姫路直通なのですが1両編成なので姫路に近づくにつれて満員に、姫路駅では姫新線と播但線から山陽線には乗換改札があり、無事に4分の乗換時間をこなしたものの、さすが奈良での47分待ちでの桜井 2325 着は辛いので、鶴橋から近鉄利用で桜井 2216 に無事帰投。
今回は津山口でリタイアとなり本日の走行は60.2キロ。走行軌跡が繋がらなかった上に、今月の走行距離は400キロにも届かない事が確定、成果は富原駅での写真のみですが、半日は気持ちの良いお天気の中を走る事ができました。津山口1703→1706津山1731→1831佐用1848→1952姫路1956→2058大阪2106→2122鶴橋 3,410円分乗車
岡山の奥の方へ向かいます
先月20日の発売間もなく買ってあった「青春18きっぷ」、休みとお天気の巡り合わせが悪く使えず、有効期限の4月10日まで丸々1日の休みは 3/29 4/1,6,9,10 だけ、手付かずですので払い戻しもあるかなと思っていた処、28日午後から降り出し29日朝には西から回復する予報、以前から計画していた岡山県の新見から兵庫県の佐用まで走るプラン(上図赤線)、28日勤務明けですが倉敷まで輪行し倉敷泊、翌朝伯備線の始発で新見まで移動して走り出す事に。
今回道路元標とか特に目的がある訳でもないのですが、これを走ると近畿と山陽の走った軌跡が繋がるんですよね。新見から佐用駅まで走ると約119キロ、延陽伯号こと片倉シルク グロワール24で出掛ける事にして、前日に輪行支度を済ませておきます。
9時過ぎには帰宅、ただ昨夜は全くと云って良いほど仮眠ができず仕舞、まぁ今日は倉敷までの移動だけですので。乗り換えが楽で一番空いてそうなスジを、桜井1137→1205奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1434→1453相生1525→1656倉敷 (所要5時間19分)、相生での待ち時間が長いですが、「18きっぷ」利用者にとって相生〜広島間は東海道山陽本線のボトルネックですからね、それと岡山駅での乗り継ぎが結構ウザいのですが、何本か直通するスジがあり、相生1535発は伯備線の備中高梁行きです。
相生にて、ここまで少なくとも8両編成だったものが、山陽本線側が2両から4両編成になり、接続時間がタイトだと「18きっぷ」のシーズンはちょっと大変な事になります。
倉敷に泊まるのは3度目だと思うのですが、降られるのが判っているので、駅チカの安ホテルを昨夜予約しておきました、駅前のAPAホテルだと駅から全く濡れないのですが、安くはないのでね、予約したのはAPAホテルの裏側であまり濡れずに行く事ができたのですが、カプセルでないホテルでは今までで最狭、どうにか輪行袋が収まりましたが、バスタブはなしでシャワーとトイレのみ、テーブルもないのでコンビニ弁当を買ってきてと云うのも不自由、それで楽天トラベル経由で現金決済のみの4,600円ですからね。まぁ輪行袋担いでの移動ですからね駅チカがなにより。
はなから食事は外へ行くつもりだったのですが、倉敷駅前だけに不自由はしません。APAホテルが入っているテナントビル、昭和の香りのする結構古いビル、1Fにドラッグストア他、地下と2Fの食事のできる店や飲み屋が入っています。明日は新見駅スタートではなく姫新線で3つ先の刑部駅スタートとしたので、朝食と津山までの携行食を準備しておきます。
地下の「れんが亭」と云う店でハンバーグオムライスを頂きます、950円でハンバーグがなかなか美味しかったです。ところで地方都市で泊まる時は時間があればJAZZ屋を探す事にしていて、今まで松江、益田、大崎、宮崎、今治と色々行きましたが、ビルの店舗案内を見ていて見つけましたよ「SOMETHING」、ちょっと入りにくそうな扉の横には大きな Sonny Clark の「Cool Struttin’」のアルバムジャケットが、JAZZファンならそれでOKです。同世代と云うか少し上の喜寿のマスターとすっかり意気投合して水割り2杯飲んで帰ってきました。家飲みしない私には暮れの「祝日麦酒」以来3ヶ月ぶりのアルコールでした。本日の走行通勤の6.5キロのみ。
(つづき)
通勤以外では走れない日が…
3月も2/3が過ぎたと云うのに走行距離は100キロ台、3日の「ゆるゆるCC 町家の雛めぐり ラン」を除けば通勤のみ、本来なら今月は「18きっぷ」輪行での遠征で走り回ってる筈なんですがネ、ちなみに昨年3月は692.4キロ也。
勤務明けの一昨日、肺炎球菌ワクチンの接種に大和高田のS先生の処まで、久しぶりの遠回り、まずは「松のや」でいつもの腹ごしらえ。今年度65歳以上5の倍数の年齢の人は補助を受けられるので、3月末までに受けると桜井市の場合は自己負担は2千円で済みます、何故か橿原市は3千円とか。本来は居住している市町村内の病院医院で受けると手っ取り早いのですが、かかりつけと云うことで市役所で手続きをして他所で受けさせて貰います。横大路を真っ直ぐ走って帰ってきて 23キロ。
昨日は2月25日から延期になったCBRC (クラシックバイシクルライダースクラブ)の第1回オフの予定だったのですが、またまた天気が悪くて中止になってしまいました、走り出す絶好の機会だったのですがネェ…
藤原宮跡近くを通ると菜の花が、菜の花だけだと見物や写真を撮りに来ている人は皆無。それなり見事なんですが。例年ですと桜は今月末には咲き始めるのですが、今年はどうでしょうかね、昨年4月2日の様子。
先月には買ってあった「18きっぷ」は手付かずのまま、期限の4/10まで休日は3/22,23,26,4/1,6,9,10、菜種梅雨が始まるとの予報ですから、手付かずのうちに払い戻しした方が良いかも。