先週に続いて大和郡山ポタ

源九郎稲荷神社にて

 先週の「安堵町」に続いて今週は途中合流で大和郡山界隈をポタります。

 午前中、法隆寺から法起寺と見学したDさんと昼過ぎに近鉄郡山駅前で合流する事にし 1148 桜井を出発、大和川河畔から下ッ道(中街道)を北へ、菅田神社参道から佐保川に架かる三郷橋(写真左)へ。下街道に入り北上すると柳通りとなります。途中国道25号線との交差点で筒井村道路元標の生存確認。(写真右)
 約束の時間より少し駅前に到着。てっきり西側から来るものだと思ってカメラを構えていたら、南側から来たみたいなんですけど…

 お昼がまだですので、7月の「大和郡山ゆるポタ」で立ち寄った郡山城跡にある番屋カフェへ。7月は氷だったのですが、カレーソースのかかったオムライスを。

 せっかくですので天守台へ、柳澤神社(写真左)にお参りして天守台にあがるとなかなかの展望です、先の番屋カフェが眼下に。来年の大河ドラムは豊臣秀長が主人公ですので郡山も盛り上がるでしょうね。

 源九郎稲荷神社にお参りしてから「町屋物語舘」へ、貴重な木造三階建の遊郭跡の建物は解体を免れ大和郡山市の観光案内施設として内部も無料で見学する事ができます。中を見学させて貰うのは初めてです、一人だったり大人数だったりとなかなか見学の機会がなかったもので。

 外からも見えるハート型の明り取り、中から見ると… 

 古民家や本陣跡が見学できる処はありますが、遊郭跡はちょっとないですね。セルフですが100円でコーヒー頂けます。

 佐保川沿いの京奈和自転車道と稗田の環濠集落を見学して前栽駅近くまでお送りして帰途に。本日の走行43.8キロ。
(一部の写真をDさんから頂きました)

第5回「番頭さんを囲む会」へ (2日目)

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 空いた酒瓶、朝から皆さんお元気な事で…
 片付けも済んで、帰途に就く準備を…
 10時過ぎ、自転車組は「月の宝箱」を後にします。

 (写真 : バクローさん)
 榛原までMt.Nさん、桜井までVさん、F1さんとご一緒し 1227 無事に桜井の自宅に帰投、本日の走行27.4キロ。第6回となる次回の「番頭さんを囲む会」は12月21日との事です。

1日目 2日目

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第5回「番頭さんを囲む会」へ (1日目)

 今回で5回目となるバクローさん主催の「番頭さんを囲む会」(第4.5回と云うのもあったらしいのですが私は不参加)、「月うさぎキャンプ」「酒池肉輪会」と続く「月うさぎ」でのお泊り宴会企画です、自転車色は薄れつつはありますが。
 この日の為に準備してきたasuka号ですが、変速回りが不調だったりフロントバッグの修理が間に合わなかったりと、折角のリニューアルは不完全な状態です。テント泊ではないので荷物は寝袋、マット、衣類、食材、そして酒だけですので4サイドにする程でもないのですがね、一応試運転も兼ねてキャリアフル装備で走ります。

 前回は猛暑のど真ん中7月20日に行われ、熱中症にならない様にと休み休み西峠を登ったのですが、今回は1339の桜井の自宅を出発、ほぼノンストップで西峠を目指します。

 1449 には西峠へ、榛原のオークワで食材等を調達します。今回は準備を追われて些か出遅れているので Mt.なおじさんから「いつつくねん」と… どうやら既に宴会は始まっている様です。
 1617 別に用はないのですが松井橋のローソンで小休止、今回は「月うさぎ」イベント初参加のF1さんが大阪から走って来ていので、前にいるのか後ろにいるのか気になっていたのですが、既に近くまで行っている様です。

 1655 菟田野岩端の「月の宝箱」に到着、案の定既に宴会は始まっています。昼の部?はバクローさん一家も日帰り参加してバーベキューをやっていたそうです。そうそう「月の宝箱」は2018年に東吉野村谷尻(たんじり)から宇陀市菟田野岩端に移転した古民家カフェ「月うさぎ」が近く(手前)の古民家を再生してOPENさせたフリースペースで、イベントや宴会などに利用が可能です。
 毎度お馴染みの持ち寄った酒の集合写真です、今回私は3本積んできました、9月25日にYさんと大和郡山の「樹の実Cafe」に行った際に近くの「中谷酒造」で買った「奈良吟」と先々週に倉吉の「元帥酒造」で買った2本。

 さて夜の部は… 
 まぁいつもの事ですが、危ぶまれていたお天気ですが、外は満天の星空、宴会は日付が変わるまで…

 

1日目 2日目

asuka号 復帰

 先月からフレームの塗り替えをお願いしていた asuka号、先週火曜に「ナニワ銀輪堂」さんへ引き取りに行ってきました。月曜に鳥取から帰ってきたばかりなのですが、原則水曜木曜が休房日なのでこの日を外すと後の予定が立ちませんので…
 その前に先月オープンしたの竹元さんの新しいお店「taverna  aglioolio」へ、先日は営業日ではなかったのでお花だけ届け、今日改めてお昼のランチを頂いてから「ナニ銀」さんへ、たまたまkanbiさんが来店中。

 ご覧のカラーにお色直し? オレンジときましたけどちょっと地味かなぁ…
 今回は事故がらみの塗り替えではないので、フレームのみ持ち込む予定でいたのですがリアのカンチブレーキが台座から外れず、そのまま「ナニ銀」さんに持ち込んだのですが、結局は外れず台座からもげてしまいエクタープロトンさんで直して貰う事に、実は以前にも治して貰っているのですが。原因はリアキャリアの固定で無理な力がかかっている様です、「ナニ銀」さんのアドバイスでキャリアは中つばボルトを介して取り付ける事に。
 ところが今まで使っていたカンチブレーキ PROMAXのCB-105が廃番で後継のCB-106、些か安っぽい、実際安いのですが剛性が心配です。ブレーキシューとチドリワイヤーは写真のものではなく、従来同様交換して使用します。
 明日26日からの「番頭さんを囲む会」に間に合わせるつもりでいたのですが、なんやかやと結構手間取りました、マッドガードも新たらしくしようと材料を準備していたのですが、間に合わずに見切り発車、その上チェーンを新調したもののスプロケットはそのままなのが災いしているのか変速でグズっています。
 かなりイメージが変わりましたね、些か戸惑い気味。なおフロントのカンチブレーキは従来ののCB-105のままです。
 フレーム塗り替えのタイミングで3年前に西大寺の自転車工房「Delft」さんで作って貰ったオリジナルのフロントバッグ、このタイミングで修理と追加工作をお願いしていたのですが、間に合わないので大慌てで以前使っていたTOPEAK Tour Guide HandleBar Bag DXを引っ張り出してマウントを取り付けた次第。

安堵町までのんびりポタ

 なぜか時間があるのに片付け事が捗らない、きっかけがなくて走り出せない日が… そこへ奈良へ出稼ぎに来ているDさんからお誘いが、距離は30キロ位までとのリクエスト。来年の大河の舞台となる大和郡山も考えてみたのですが、些か距離が。
 とにかく落ちあってから決めましょうと云う事に。待ち合わせは天理駅から西へ少し走った天大体育学部の南側にあるカフェ「珈琲雨読」、9時に待ち合せたら、なぜか今日は9時15分開店とか、暫し待つ事に。しかし気持ちの良いお天気です、少々風があるけど。

 店内はこんな感じ、文庫本とかが並んでいてその名の通り「珈琲雨読」なお店。モーニングは600円也。

 布留川南流沿いを走り二階堂養護学校の北側でR24と下ッ道を跨いで寺川河畔へ、能楽発祥の地と云われる「面塚」(川西町結崎)へ、桜の季節なら最高のロケーションなんですがね。

 大和川を渡り浄化センターの中を抜けて安堵町へ、文化観光館「四弁花」へはスタンプラリーのチェックポイントになっている事もあって何度か来ているのですが、天理軽便鉄道のジオラマがある安堵町歴史民俗資料館へはいつも辿り着けず仕舞、「四弁花」のすぐ近くなんですが、いつも裏を通り過ぎていたみたいです。入館料220円が必要ですが、その価値は十分あります。
 大和川べりと下ッ道を走り田原本の道の駅「レスティ唐古・鍵」でお昼にして、展望塔のある「しきのみちはせがわ展望公園」経由で村屋坐彌冨都比賣神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)へ、昨日まで秋祭りだったのですが今日はいつもの静かな佇まいに、おみくじは「末吉」也。

 帰りはJR柳本駅の観光交流センター駅中食堂「ピクトン」でお茶してお別れしようと云う事にしたのですが、月曜日は定休日だったみたいです、暫し待合室でまったり過ごす事に。

「鳥取うみなみサイクルトレイイン」と旧国鉄倉吉線廃線跡 ②

 さて1985年に廃止された倉吉線は現在の山陰本線倉吉駅(1972年までは駅名は上井駅で、打吹駅が倉吉駅でした)、営業距離20キロ9駅(倉吉を含む)の盲腸線で大正11年の改正鉄道敷設法では「岡山県勝山ヨリ鳥取県倉吉ニ至ル鉄道」として姫新線の中国勝山駅まで延伸する計画(南勝線)がありました。実は1970年3月12日(当時高校生)、SL(C11)の牽く混合列車が走っていた頃に訪れています、当時撮影した写真
  
 廃線跡は現在の倉吉駅から鳥取側に向かって分岐し南西向きに大きくカーブしていて、現在では道路だったり駐車場だったり空地なのか良く判らない状態で、それでも通勤通学や生活道路して利用されている様です。終点近くまで行けば竹林の中に残る線路の風景が「日本一美しい廃線跡」と云われて人気になっているのですが。

 天神川に架かる手前に駅名標を模した「倉吉線おもいで公園」と記された案内があるのですが、ここは駅跡ではありません。天神川を渡る竹田鉄橋は撤去されていて、その前後の廃線跡を辿るのは困難ですが、上灘駅跡から先は打吹駅跡までは遊歩道として整備されています。

 打吹駅跡、旧の倉吉駅なのですが、「倉吉線鉄道記念舘」がありC11 75が保存されています。

 「倉吉線鉄道記念舘」入館無料ですがなかなか見応えがあり、当時の写真がなかなか興味深いですが、さすがにキハ07が走っていた時代は知りません。

 せっかくですので倉吉白壁土蔵群へ、今も倉吉市の中心部はこの界隈で市役所も少し南側にあります。連休とあって結構観光客も、白壁土蔵群はそれほど規模の大きいものでもないのですが。
 打吹駅から次の西倉吉駅の間で小鴨川を渡るのですが、竹田鉄橋同様この第一小鴨鉄橋も撤去されていて、下調べ不足もあって廃線跡を辿る事ができませんでした。写真は小鴨川左岸。

 西倉吉駅跡を出た辺りから自転車道(鳥取県道501号倉吉東郷自転車道線)として整備されています、蒜山と大山を望むなかなかのロケーションで桜の季節に来てみたいものです。
 自転車道が終り廃線跡は一般道路に転用されているのですが、結構な向かい風に苦しめられる事に。
 関金駅跡の手前でその道路が途切れ突然廃線跡のレールが(写真左)、今回はErba号ですので迂回して反対側へ(写真左)。

 泰久寺跡手前に残る橋台と銘板。

 泰久寺駅跡、線路とホームが残されています、次の終点山守駅の間が竹林に残る廃線跡なんですが、連休祝日の今日はトレッキングツアーが行われている様で大勢の人が廃線跡から戻ってきます。企画されている倉吉観光MICE協会の人によると山守駅の跡地は太陽光発電所になっていて今では見る影もないそうです。 あわよくばこの先県境を越えて中国勝山駅まで走ろうかとも思っていたのですが、ここから50キロ余りそれも標高510mの犬挟峠を越えなければなりません、既に12時を回っていてタイムリミットは中国勝山発1831、食事と輪行支度を含め些か厳しいので、今回は諦める事にしここで折り返す事に。

 関金駅跡が「旧国鉄倉吉線廃線跡 観光案内所」となっているので立ち寄ります、並べたばかりだと云う限定200冊の旧国鉄倉吉線廃線跡カレンダーを、1,980円は安くはないですけどね。食事もできるのですが満員の様です、しかし地元の方の熱意もあるのでしょうが廃線跡がビジネスになるのですから、お役所仕事の「うみなみサイクルトレイイン」との差を感じます。
 風に押されて快調に倉吉市街に戻り、町並みを散策、倉吉で最も古い酒蔵「元帥酒造」で再来週の「月の宝箱」での宴会の差し入れを買って倉吉駅へ急ぎます、中国勝山から奈良桜井への最終が1831なので余裕をかましていたら倉吉から最終は1507(智頭急行線を利用すれば1629)なのです、やはり山陰は遠いです。

 倉吉駅近くのスーパーで弁当を買ってから倉吉駅へ、中心部は市役所や公共施設のある旧市街と云っても、今どきのスーパーやチェーン店のある現在の山陰本線倉吉駅近くに商業地はシフトしてきている様です。14時過ぎには倉吉駅前に到着、のんびりと輪行支度を整えてホームへ、ベンチで久しぶりの輪行ビールを呑んでいると当駅始発の「スーパーはくと12号」が出て行きます、これに乗ると1750には乗り換えなしで大阪駅に着けるのですよね、指定券込で大阪駅まで8,490円也、時間はお金で買えます。

 普通に考えると福知山線経由で帰るのが一番早そうなのですが、倉吉1507発のこのスジではなんと休日は和田山から播但線経由で姫路回りをした方が早く帰れる事に気が付きます。ただ姫路駅で播但線と姫新線から山陽本線への乗り換えでは乗換改札を通らなければなりません「18きっぷ」だと有人改札を通らなければならず、精算とかでつかえていると輪行袋を担いでいるとさっさと通れない時があります、ただ今回は「JR全線 秋の乗り放題パス」ですので、有効期間が連続したこの切符は自動改札が通れるのですよね。ただ姫路経由した場合の鶴橋までの普通運賃は5,500円、福知山経由した場合の普通運賃は5,170円となりますので「18きっぷ」などを利用していない場合は運賃が割高となります、なお姫路経由の特急「はまかぜ」は特例で福知山経由の運賃が適用されます。
★ 倉吉1507→1610鳥取1621→1833豊岡1834→1904和田山1937→2030寺前2039→2124姫路2136→2238大阪2244→2300鶴橋(2314→桜井2350)
☆ 倉吉1507→1610鳥取1621→1833豊岡1834→1952福知山2033→2134篠山口2143→2252大阪2306→2322鶴橋(2328→桜井0026)
 ともあれ日付の変わる前に桜井駅に降り立つ事が、本日の走行は57.5キロ也、3日間の距離は知れているものの輪行ダブルヘッダーは疲れました。

【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②

「鳥取うみなみサイクルトレイイン」と旧国鉄倉吉線廃線跡 ①

鳥取0805発米子行サイクルトレイン

 昨夜泊まった鳥取市賀露町のゲストハウス「guesthouse esp」、鳥取市を南北に流れる千代川の左岸側にあり、鳥取砂丘とは反対側になります。隣がレストランになっていると云うか、レストランのオーナーがゲストハウスをやっていると云う感じかな。手前右がそのレストラン「シェ・ヒロ」左のガレージ奥の2階建ての建屋がゲストハウス。
 非常に清潔感のある処で、もちろん他のゲストハウスと同様に共有スペースが色々と利用できるのですが、セルフの飲み物とか雑然と並んでいるのではなくて整理整頓収納されているので、却って気を使ってしまいます。鳥取市郊外の新興住宅地と云うロケーションが中途半端で、徒歩圏内にはコンビニの類はありませんが、鳥取駅や湖山駅から走って行くとすれば途中にはコンビニやイオンやトライアルまであります。したがって料金を含めてお勧めです。ただ一つ不満は二段ベッドなのですが、枕元照明がない事。
 鳥取駅から約7.5キロの距離があり、最寄り駅は山陰本線湖山駅になるのですが、これから乗車する「鳥取うみなみサイクルトレイン」は湖山駅からの乗車はできませんので鳥取駅まで走るのですが、せっかくですので少し早めに出て海岸へ、ただ千代川を挟んだこちら側は砂丘の風景ではなく普通の砂浜です。

 昨日は日没近かったので河川敷の自転車道を避けたのですが、今朝は鳥取大橋東詰から自転車道へ降りて路面のサインに従って鳥取駅へ。南口のセブイレで固定用のベルトと記念品の小さなタオルを受取って改札口へ、思っていたよりスムーズに進んで時間が余り気味、なおホームには待機場所が設定されています。サイクルトレインは鳥取0805発→米子1044着と米子1559発→鳥取1830着の1往復、12月8日(日)まで主な土日祝に設定されていて利用料金は乗車券とは別に500円をネットでの予約時に決済します。普通列車ですが乗降できるのは鳥取、松崎、御来屋、米子駅のみ、他の駅は下車のみ、但し鳥取大学前となぜか倉吉駅が乗り降り何れもできません。そうなると利用できるシチュエーションは鳥取市近郊に在住しているか、県外からだと鳥取市に前泊してから米子方面、例えば弓ヶ浜サイクリングロードとか境港市とかが考えられますが、米子での時間が5時間余りですとゆっくりはできないですね。
 乗車するのは鳥取0805発の米子行き、キハ40系キハ47の3両編成で1両に付き3台で計9台が定員、予約時に可能ならば何両目かを指定できます。個人的には旧国鉄標準色(写真は同系のキハ48)だと嬉しいのですが、そうなると馬鹿な鉄どもが押しかけるか。さて初日は鳥取県知事もきてセレモニーがあった様なのですが、今日は特に何もなし、誘導する係員も見掛けなければ利用者も私1人?、おっと2両目にもう1人それも昨夜「guesthouse esp」に泊まっていた男性が。

 1両目はキハ47 31なんですが、床上のボックスが邪魔にになるのですよね。昨日城崎温泉から輪行したキハ47 13にはこのボックスはなかったのですが、なんなんでしょドアエンジンが寒冷地仕様で車内にとか。当初御来屋駅まで乗車し7月30日に走った御来屋以西を「うみなみサイクリングロード」ではなく海岸寄りのルートを走ってみようかと考えていたのですが、再訪したかった御来屋駅ナカの「糀まち食堂」がお休みでしたので次の機会にして、かねてから懸案の旧国鉄倉吉線廃線跡と倉吉の白壁土蔵群に向かう事に。
 しかしこの「鳥取うみなみサイクルトレイイン」あまりに利用シーンが限られていて、来年も継続されるのでしょうかね。

 ところでかつて国鉄倉吉線が分岐していた倉吉駅はサイクルトレイン利用での乗降できませんので、一つ手前の松崎駅(湯梨浜町)で下車する事に、7月に東向きに走っているので倉吉へは小さな峠(写真右)を越えなくてはならない事は判っているのですが、時間的には次の下北条駅まで行くよりは早そうなので、松崎0910駅着。しかし文句を云っていても到着後すぐにも走り出せると云うのは有難いです。
 ところで「日本海駅伝競走大会」って壮大なネーミングで、凄いなと思ってググッてみると、三朝温泉とはわい温泉の間を走るだけで東郷池は見えても日本海は見える処すら走りません、何や。閑話休題。

【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②

行きがけの駄賃に「香住~浜坂」間を


 道路元標の現存が全く確認されていない故に訪れる事のなかった鳥取県ですが、今年4回目の鳥取行きになります。明日14日鳥取0805発「鳥取うみなみサイクルトレイイン」に乗車するためには鳥取市付近に前泊する必要があり、兵庫県北部の未踏区間走行を兼ねて向かう事にしました。

 始発ではありませんがJR桜井0552発に乗車、王寺、大阪、篠山口、福知山、城崎温泉と5回の乗換、6時間38分の行程です。福知山での接続時間が43分もあるのですが、コンコースに下りればコンビニにカフェ、ミスドがあるのが幸い。

 山陰本線は城崎温泉以西が非電化ですので、豊岡または城崎温泉で乗換となります。モハ113系からキハ40系へ、モハ115系は輪行袋の適当な置き場所がなくて難儀するのですよね。
 キハ40系キハ47は両開き2ドアが車体中央寄りに配置された故にワンマン化の際に運転台側に大きなデッドスペースができてしまったのですが、輪行袋を置くには丁度良いスペースに、ただキハ121がやってくるとトイレ寄りに乗車しないとちょっと厄介です。実はサイクルトレインではキハ47の3両編成が充当されている様で、この空間に各車両3台づつ置く設定になっている様です。

 1230 香住駅に定刻に到着、急ぎ輪行支度を解きます。右図赤線が今日の予定コースで、青線が過去に走行した区間で香住~浜坂間を走ると日本海側は新潟富山県境から島根県出雲市までほぼ海岸線で走行区間が繋がるのです、ところが餘部~浜坂間は海岸沿いの林道三尾御崎線が全面通行止、その上旧国道178号だった町道久谷桃観線(桃観峠)も 通行止で、高速道路を通行できない原付以下の車両や歩行者は20キロも内陸側の国道9号まで迂回せよとの事。新温泉町HP通行止め情報
 ただ国道9号まで迂回せずとも県道550号熊谷味取線を経由する事で国道9号春来峠経由より20キロ近く短縮できそうです。ただ今夜は鳥取の次の湖山駅が最寄りのゲストハウスを予約しているので、浜坂1604発に乗車できないと宿までナイトランになってしまいます、頑張って約35キロを輪行支度を含め3時間半で走らなくてはなりません、ただ標高393mの峠に結構な悪路の予感。
 13時には香住駅をスタートし兵庫県道4号香住村岡線を南下します。1343には道の駅「あゆの里矢田川」へ、この道の駅ですが小さいもののキャンプ場が併設されています。

 少し走って原地区で旧道に入って県道550号へ、熊谷味取(くまだにみどり)線って名前が嫌ですねぇ、熊谷地区は峠の先ですが鈴を提げて走る事に。1キロも行かない内に地形図通りに幅員3m未満の道に、勾配も徐々に凶暴になり、路面が落ち葉に覆われる箇所が多くなります、峠に辿り着く前に新温泉町域に入ります。
 ほぼ登り切った辺りで明るくなり春来からきた道と合流、桧尾と云う土地で民家も見えますが既に無住となっている様です。

 14時半までには標高377mの無名の峠を越えます、残り約15キロは登りはありませんので後は余裕です。標高だけを取ると春来峠(420m)より低いのですがね、県道4号から別れてから伊角地区へ下るまで1台の車にも会わず仕舞い、幸い熊にも猪にも出くわす事はありませんでした。
 兵庫県道47号浜坂井土線へ、国道9号と新温泉浜坂IC、新温泉町の市街地を結んでいるので結構車が多いです。

 1513 浜坂駅に到着、余裕はあるのですが7駅乗車して再び輪行支度を解きますのでペダルは外さすに、さっさと輪行支度を済ませホームへ、1304発を待ちます。
 1649 鳥取駅着、1721発の米子行を待たずに明るいうちに輪行支度を解いてここから走り出す事にします。鳥取市中心部は些か道が判り難いのですが、日没直前ですので千代川河川敷の自転車道は避けて、駅前商店街から狐川沿いの道を走って鳥取大橋に出るコースを、少々遠回りになる様ですがこれが正解だった様です。国道沿いのうどん屋で夕食を、コンビニで買い物を済ませ、予約時間前にはゲストハウスへ。
本日の走行 35.2キロ+8.6キロで計43.8キロ。
桜井0552→0624王寺0634→0711大阪0723→0836篠山口0837→0929福知山1012→1132城崎温泉1156→1230香住 
浜坂1604→1649鳥取
4,840円+590円 で5,430円分乗車

【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②

明日から輪行ダブルヘッダー


 明日からの3連休は日帰りと1泊2日の輪行ダブルヘッダー。まず明日12日は中央本線南木曾まで輪行し、馬籠峠を越えて中津川へ、終電近くに帰ってきて翌早朝から鳥取方面に向かうという強行軍、機材も変わりますので予め準備はしておくのですが。
 ようやく気候も良くなってきて遠征するにも絶好のシーズンなのですが、この季節には「18きっぷ」がありません、ただ10月の2週間程の間に「JR全線 秋の乗り放題パス」と云うのが発売されています、以前は「鉄道の日記念 JR全線乗り放題きっぷ」と云う名前だった事もあり、10月14日の「鉄道の日」を挟んだ土曜日から日曜日の約2週間の内3日、従って今年は10月5日~10月20日の間「18きっぷ」同様に利用できます(発売期間は9月13日から10月18日)。料金は7,850円とやや割高なのは良いとして、問題は利用できるのは発券時に指定した日にちからの連続した3日間のみ、バラバラに3回とか3人での利用はできません(但し小人料金の設定があり)。2日ならまだしも輪行サイクリストには非常に使いにくい設定なのです、確かに2日目を捨てるつもりで1日目と3日目に元が取れる処まで乗車すれば良いのですが、貧乏性の私には使える2日目を丸々捨てるのがなんとも許せません。
 1泊2日を輪行で利用して、残り1日分で今神戸市立博物館で行なわれている「デ・キリコ展」へ行こうかと考えてみたものの、もちろん自宅の奈良桜井から神戸三宮までJR利用で往復3,040円ですから元は取れるのですが、近鉄阪神利用では2,500円で往復できるのであまり妙案とは…
 そうこうしていると10月12日に中津川へ「栗きんとんめぐり」に行く事を兼ねて南木曾から馬籠峠を越えるプランが、そして10月13日から山陰本線鳥取~米子間で「鳥取うみなみサイクルトレイン」が運行される事を聞きつけ、1泊2日で鳥取へ向かう事にした次第。

【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②

煙管ロングライド「桜井~岐阜」(後半)

旧中山道醒ヶ井宿にて

 さて鳥居本駅を出発し岐阜の加納宿まで旧中山道を辿ります、鳥居本宿~番場宿~醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~関ヶ原宿~垂井宿~赤坂宿~美江寺宿~河渡宿~加納宿と約58キロの道のり。鳥居本宿は野洲で別れた中山道と朝鮮人街道が再合流し、中山道と北国街道が別れる交通の要衝。10月6日に「第16回とりいもと宿場まつり」が行われるとの事で、幟や飾り付けが始まっています。

 中山道は鳥居本宿を出るなり摺針(すりはり)峠(170m)への登りが、距離は1キロ程ですが10%近い登りが。先日から左膝に少し痛みがあって調子が今一つなので心配だったのですが、どうにか降りずに登りきる事が。
 反対側は緩やかに下って名神高速に沿った処から緩やかに登り米原トンネルの上で小摺針峠を越えます。

 小摺針峠を下ると中山道62番目の「番場宿」、途中で正面に伊吹山を望む事ができます。番場と云えば「瞼の母」の番場忠太郎所縁の地ですが、あくまでも芝居の中の人物。旧中山道は次の醒井宿の手前から国道21号と並行する様になるのですが、嫌が上にも現国道を走らなければならない区間が幾つかあるのが。

 61番目「醒井宿」、もう盛りは過ぎていますが名残りの梅花藻と彼岸花が… 平日とあって訪れる観光客もまばらです。

 60番目「柏原宿」、最寄りに東海道線柏原(かしわばら)駅があるのですが、関西線柏原駅は「かしわら」、福知山線柏原駅は「かいばら」はご存知ですよね。そろそろ何処かでお昼でもと思ったのですが、既に13時半、中山道は見どころが多いだけに時間がかかります。
 59番目「今須宿」の後、国道21号を旧中山道側に跨ぐ事ができずに国道21号で今須峠をショートカットしてしまいました。

 県境のサインに気付かないまま岐阜県へ、不破の関から 1412 関ケ原駅前へ、岐阜駅までまだ35キロ、こんなペースだと明るいうちに辿り着けなくなりそうです、残念ながら関ケ原周辺の見どころは次の機会に。
 56番目「赤坂宿」、この季節、旧街道沿いは何処も彼岸花が盛りです。

 国指定重要文化財「旧揖斐川橋梁」で揖斐川を渡ります、現在は歩行者自転車専用となっています、隣は東海道線揖斐川橋梁。
 宿場町巡りを端折って信号以外はノンストップで17時前には岐阜駅南側の中山道53番目の「加納宿」へ、と云っても現在の岐阜市街地のど真ん中ですので、宿場の面影はありません。

 岐阜駅南口で今日のサイクは終了、ここで輪行支度を整え、晩飯を食って名古屋まで移動、近鉄特急で帰途に就きます。しかし旧街道巡りはErbaロードではなくマッドガード付きの自転車で走りたかったですね、延陽伯号で水口までの長丁場と摺針峠を登るのは厳しいとは思いますが。本日の走行は桜井〜水口城南駅と鳥居本駅〜岐阜駅で都合138.0キロ。中山道に拘らなければ巡見街道を南下したり、近江鉄道同様にサイクルトレインのある三岐鉄道や養老鉄道を利用しても面白いかも知れませんね。(前半にもどる)

煙管ロングライド「桜井~岐阜」(前半)

近江鉄道鳥居本駅

 あまりに長過ぎた猛暑も終わり、10月になって走り回れると思いきや何という天気予報なんでしょう、走るより先に片付ける事があるでしょうとのお達しなんでしょうかね、確かにそうなんですが…
 とにかく走るのは今日2日を外せません、北西側からお天気が崩れると云う事ですので、東の方角は今日1日は安心して走れそうですので懸案のプランを、和束から信楽経由で貴生川まで走り、近江鉄道のサイクルトレインを利用して米原までワープし、醒ヶ井から関ケ原と旧中山道で大垣岐阜方面へ走るプラン、題して「煙管ロングライド」端折る貴生川~米原間は約47キロになりますが、正味走る部分も130キロ以上にはなります。そう云えば昔「まんま亭」の常連さんに岐阜から走ってくる強者がいましたね。
 ところで岐阜へは1998年と1999年に名古屋側から金沢までの「さくら道ネイチャーサイク」の途中で、2006年3月17日に近鉄名古屋線の白子駅から多賀大社経由で訪れているのですが、今回計画している米原~岐阜間は未踏区間なのです。

 貴生川までは何度か走っているコースで、過去のログから判断して朝4時過ぎに桜井を出発、未明でも走り慣れている上ッ道(上街道)を北上し、猿沢池から県庁西交差点を経て奈良阪を越えます。県境を跨ぐ頃には明るくなってきて6時過ぎには木津川べりに出て恭仁(くに)大橋を渡ります。
 井平尾で国道163号線を跨いで府道5号木津信楽線へ 0640 には近隣のサイクリストにはお馴染みの和束のローソンへ。

 湯船にある八七瀬橋、周りの風景にちょっとそぐわない立派なRCローゼ橋(アーチ橋の一種)で、昭和28年の南山城大水害で流された橋を架け替えたものの様です。殆どの車が次の清水橋で朝宮方面へ向うので、府道をそのまま走る車は少なくなり静かな山村風景が広がります。
 0747 には京都滋賀府県境になる峠へ、2020年6月「黄和田キャンプ」の折に4サイドで登って来た時より30分早く着いていますが、今回はロードのErba号ですからもっと早くても良い様な気もしますけど。
 0822 信楽駅前へ、お馴染みの巨大狸は衣替えで「ハロウィン狸」に。

 信楽駅前から雲井までは快適な線路沿いの裏道を走る事ができますが、小野峠への分岐までは交通量の多い国道307号を3キロばかり我慢の走行。旧道は相変わらず通行止、倒木こそありますが担ぎなしで無事通過、なんと云ってもかつては国鉄バス 近城線として路線バスが通った道です。1971年2月11日 小野峠で立ち往生している国鉄バス。
 近江鉄道はJR草津線貴生川駅に乗り入れているのですが、自転車をそのまま持ち込むには北口に回る必要があります。サイクルトレインは八日市線を除く近江鉄道本線と多賀線で利用でき(彦根駅のみ利用不可)、休日は終日、平日は概ね9時から16時の間利用できます。利用するのは2006年8月2009年6月2019年4月2020年6月に続いてこれで5回目かな。なお信楽高原鐵道の紫香楽宮跡-信楽駅間のみ自転車の持ち込みができる様ですが、貴生川駅までは利用できませんのであまり価値があるとは、町内をレンタサイクルで回る方向けかと。なお近江鉄道には金・土・日曜と祝日は900円の全線フリーパスがあり、有人駅で事前に購入できるならお得になる場合も。

 次の米原行きは貴生川駅 1028発でやや時間がありますので、次の水口城南駅まで進みます、貴生川駅周辺にはコンビニが少ないのですが、水口城南駅の手前には大型スーパーとコンビニがあります、ただ駅の入り口が判り難いのが難点。ここまで78.84キロ。
 水口城南駅 1033発に乗車、無人駅ですので整理券を取るのをお忘れなく。自転車を置くスペースは確保されているのですが、車両毎の差異があるのかも知れませんが、一畑電鉄の様に固定するベルトどころか何かで括りつける手すりの類もありません、米原まで乗車すると1時間以上かかるので、これはかなり不便です。走行中はかなり揺れますので固定できないと自転車を支えた状態で座席に座り続ける事になるかと。
 今回は旧中山道に入るために終点の米原駅の2つ手前の鳥居本駅で下車しますが、無人駅ですので先頭車両に移動する必要があります、これは輪行の場合でもワンマン運行している路線の無人駅での下車のお約束ですね。なお夏場にサイクルトレインを長時間利用する場合、汗をかいた後に冷房に晒される事になるので、上着の様なものを準備しておいた方が良いかと。

 手前の彦根駅で10分程停車した後 1201 鳥居本駅へ。なおユニークな意匠の鳥居本駅駅舎は2013年に登録有形文化財に指定されています。(後半につづく)

2024年9月のまとめ

 今月は都合 647.3キロ、内訳はasuka 164.6キロ、Erbaロード 375.6キロ、延陽伯号こと片倉シルクグロワール24が 107.1キロ、今月もデモン太の出番はなし。

 休足日が1回、来月からはどうなるでしょうかね…
 青線は8月までの走行区間、赤線は9月の走行区間、なお自宅/職場周辺は割愛しています。

9月8日 東へ向かうか、西へ向かうか
9月14日 ゆるゆるCC「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」
9月21日 遠回り通勤「久しぶりに東吉野へ」
9月23日 ゆるゆるCC「彼岸花ライド明日香村」
9月29日 ゆるゆるCC「葛城山麓彼岸花のラン」に乱入

ゆるゆるCC「葛城山麓彼岸花のラン」に乱入

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今日はゆるゆるCCの「葛城山麓彼岸花のラン」、勤務明けからでは第2集合場所の道の駅「ふたかみパーク當麻」9時半には間に合いませんので、途中から合流させて貰う事にしましたが…
 さて「ふたかみパーク當麻」からどのルートで来るかが、「一言主神社」を目指すだろう事は間違いないのですが、単純に山麓線を走るか、アップダウンと交通量の多さを避けて御所市まで下を来るか悩ましい処です。
 とにかく九品寺に寄ってから山麓線の楢原交差点で待つ事にします。写真は楢原界隈の彼岸花。

 楢原の交差点に出たの10時半、「ふたかみパーク當麻」からは10キロに満たない距離ですが、16名の大人数ですし小1時間はかかるでしょう。しかし一向にSNS等への書き込みがありませんので、実際どこをどう走っているのか判りません、ただここからならどっち方面へも短時間で向かう事ができます。そうこうしていると 1040 スミレちゃんを先頭にやってきました。(写真左は4倍デジタルズームでの撮影)
 このまま一言主さんへ向かうのかと思いきや、国道309号を下って「わだきん」へ。まぁ本隊は朝8時柏原スタートで走ってきている訳ですから、開店前に並んでさっさとお昼にありつこうと云う段取りなんですね。(写真左 : タックさん)

 開店と同時に1階と2階に別れて全員がすんなり入る事ができました。

 1225 には「わだきん」を後にし「室ネコ塚古墳」とか訳の判らん処をウロウロしてから「一言主神社」へ。
 asuka号が来月半ばまでドッグ入りですので、暫くErba号で出掛ける機会が多いです。(写真 : タックさん?
 一言さんを後にし少し下った処で一行とお別れし、坊城の「だんご庄」本店で職場への差し入れを買い、荷物を取りに職場に立ち寄ってから帰途に。本日の走行48.1キロ、一昨日に続き今日も摂取カロリー>消費カロリーかも。
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9月27日の日記

朝の風景、葛城山と二上山をバッグに畝傍山


 「4’season」にて、勤務明けのモーニングも今日が最後、出勤は後2日あるのですが、最終日は「4’season」が定休日なもんで。

 先月17日に塗り替えのために「ナニワ銀輪堂」さんにフレームを持ち込んだのですが、その時に外したヘッドパーツを忘れてしまったので、午後からヘッドパーツを持って大阪へ。ヘッドパーツだけなら送ればすむのですが、せっかくですからマッドガードも新調しようと。
  ところで「ナ ニ銀」のある大正へはJR利用が最安なので桜井駅 1255 発に乗車、ところが高田駅で乗り換えた直後にヘッドパーツを鞄に入れ忘れた事に気が付きJR五位堂駅で下車、そのまま折り返しを待てば良いものを近鉄五位堂駅からの方が乗り換えなしで速いだろうと歩く事に、歩き出してから近鉄五位堂駅ってこんなに遠いの、それに南側には今だに出入口がないんかい、その上近鉄の方が運賃が高いときた、近鉄に乗ってから「乗換案内」アプリを見たら、そのままJR五位堂で引き換えした方が17分も早く帰る事が、おいおい何をやっているんだい。結局 1506 発で仕切り直して再び「ナニ銀」さんへ。

 せっかく大阪へ出てきたんだから放出の「祝日麦酒」へ寄ろうと、Instagramを覗いたら何と19時から21時まで貸切営業、まぁ1時間位はあるかと大正から放出へ直行、まだ明るい商店街のアーケードを「祝日麦酒」へ、マスターの大迫さんに「19時から貸切やろ?」と云ったら「?貸切は昨日の事ですよ」やれやれ。オリジナルのクラフトビールを3種「梅黒サワー」「バイマックルーIPS」と看板の「楽天エール」と3杯飲んでおおさか東線に乗って俊徳道で乗り換えて各停で帰ってきました。本日の交通費2,540円、歩数11,303歩也。

今日の遠回り通勤は…

 今日の遠回り通勤は、3年前にフルオーダーで作って頂いたフロントバッグの修理をお願いに西大寺の「Delft」に向かいます、しかし先日の雨からすっかり季節が入れ替わって随分と走りやすくなりました。久しぶりに北の方角に走りますので、一昨日もゆるゆるCCの「彼岸花ラン明日香」でご一緒したばかりの田原本のY氏に「お茶でも如何」と声を掛けておきます、実は行こう行こうとまだ行けていない番条町(大和郡山市)の「樹の実Cafe」に連れてって貰おうとの算段です。
 職場を出て飛鳥川べりから下ッ道(中街道)、上品寺町の集落の中の迷路の様な道を抜け再び飛鳥川沿いの自転車道へ、しかし自転車道の一部は草ぼうぼうで走るのもままならない状況、途中から筋違道(太子道)に入るべきだったと後悔既に遅し、ようやく御幸橋で大和川を渡り富雄川沿いの自転車道へ、定番コースには違いないのですが…
 そのまま自転車道を行くと郡山市街の登り下りが鬱陶しいので山田橋を渡って金魚田の中を抜けて下街道へ。

 下街道は柳町商店街となり、菊屋の前で突き当たるので左へ、適当に走って秋篠川沿いに出ます。
 11時過ぎには「Delft」に到着、20分程お邪魔して用件を済ませてY氏の待つ平城宮跡の「平城京いざない館」へ向かいます。
 Y氏と合流して「丸源ラーメン」で今日の走行距離ではカバーできなそうな高カロリーなお昼を頂いてから佐保川沿いを走って「樹の実Cafe」のある番条町へ向かいます。
 番条町も奈良盆地に点在する環濠集落の一つ、村内を探索。せっかくですので来月の「月の宝箱」での宴会用に「中谷酒造」で1本仕入れておきます。あと不思議なのは民家の勝手口にある三番叟の恰好をした金属製の猿の置物

 番条町の集落の中にあるセルフサービスのカフェ「樹の実Cafe」セルフどころか無人なのです。料金は1杯200円也(追加は150円)。詳しい事を書くとキリがなさそうなので、ぜひ一度行って見てください、佐保川沿いの自転車道すなわち京奈和自転車道からも見えなくはないのですが。あまりに居心地が良いのですっかり長居をしてしまいした。Y氏とは下ッ道(中街道)の庵治町(天理市)までご一緒し、大和川沿いを帰途に。本日の走行 61.7キロ。

ゆるゆるCC「彼岸花ライド明日香村」

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今日はゆるゆるCCの「彼岸花ライド明日香村」に橿原運動公園から参加させて貰う事に、本隊は大阪の柏原市役所前を7時に集合しこちらまで走って来られます。

 9時丁度に橿原運動公園へ、この時点で参加者は20名で更に途中合流組がいるとか、地元橿原市民のつっちー氏が参加していますので、ここからコースリーダーをお願いする事に。(写真左 : タックさん)
 畝傍山の西側を回り橿原神宮の境内を抜けて橿原神宮前駅へ。(写真左 : タックさん)
 人数も多い事ですし、お昼は何処かの公園で弁当でも広げ様とスーパーへ買い出しに。写真の建物は最近飛鳥駅近くの国道沿いにできたエバーグリーン、明日香村全域は古都保存法・奈良県風致地区条例及び明日香村景観計画で建物の外観や色、看板などに規制がありますので、スーパーやコンビニもご覧の通り。

 飛鳥駅前から鬼の雪隠、亀石、橘寺経由でマラ石まで、ところが若干名がはぐれてしまった様で、休憩所やトイレのある稲渕の棚田前で待機する事に。(写真 : タックさん)

 暫く待っているとはぐれたメンバーと迎えに行った大ちゃんが。

 案山子コンテストの投票日とあって棚田前は結構な人出です。棚田周辺は駐車禁止になってシャトルバスも運行されているのですが、とんでもない処まで入ってくる車も。

 案山子ロードは自転車を押して行きます。(写真 : タックさん)

 朝風峠の手前までやってきました。肝心の案山子コンテストの様子はどうぞこちらを。

 案山子ロードを引き返すのも大変ですので、棚田を見下ろす事のできる回廊の様な小径を行きます、昨年でしょうかちゃんとした舗装になったのでロードでも快適に走る事ができる様になりました。(写真右 : タックさん)
 今日は近場のポタリングと云う事で延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で来たのですが、奇遇にも片倉自転車工業の流れを汲む絹自転車製作所のTension Slik と並んで。(写真 : 山崎さん)

 祝戸荘の手前の木陰の公園でお昼にする事に、四阿とトイレがありますが、あまり知られていませんし一般車は入ってこれませんので快適に過ごせます。(写真 : タックさん)
 棚田を見下ろる事のできる一角で記念写真を撮ります。(写真 : タックさん)

 途中合流組と連絡が取れないまま石舞台を見下ろす高台へ。(写真 : タックさん)

 ところで肝心の彼岸花の方ですが昨年同様遅い上に、稲刈りの時期が近づくと刈られてしまう事もあり今一つ。藤原宮跡へ移動する事になったので、できるだけ彼岸花の咲いてそうなルートを縫って行きます。(写真左 : タックさん)
 橿原市別所町にて、後ろは天香久山。

 藤原宮跡へ、向こうに見えるのは耳成山、一応大和三山巡りもした訳です。キバナコスモスの咲いている一角で大阪から追いかけてきたF1さんとどうにか合流、ここで私とつっちーさんは橿原運動公園経由で大阪に帰る皆さんとお別れする事に。(写真 : タックさん)
 一旦荷物を取りに職場へ引き返したものの本日の走行は34.5キロ止まり。
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遠回り通勤「久しぶりに東吉野へ」


 勤務明けからの久しぶりの遠回り通勤、今日は芋ヶ峠を越え、吉野町から東吉野村、宇陀市へと反時計回りに走る定番コースを。asuka号が塗り替えのためにドッグ入りしていますのでErba号で。さすがにお彼岸ともなれば朝夕は多少過ごし易くなった様な気もしますが、陽が昇るにつれて暑くなってきますし、左膝を強く踏み込むと少々痛みが、Erba号も重く感じます、大丈夫かなぁ。

 行者辻、通過して足付きなしで峠まで行けるかなと思いましたけど、やはり無理。暫し休憩、耳鳴りの様な秋の虫のユニゾンの上にツクツクボウシのソロが、暑くて長かった今年の夏の終わりを感じさせます。

 0959 今年6回目ですが6月1日以来ですから久しぶりの芋ヶ峠です。夜食の残りのあんぱん1個を補給食に東吉野まで頑張ります。栢森から千股まで単車と行き違っただけで1台の車にも出遭わず、なお吉野側で路肩が崩れている箇所があって幅員が狭くなっている区間があるので注意。
 津風呂湖畔経由はせずに吉野川べりまで下り、右岸の国道と左岸の県道を継いで東吉野へ。お昼は「よしの庵」のお蕎麦が定番だったのですが、すっかり人気店になったお陰か、今シーズンになって三タテまではゆかずとも二タテを食らって予約出来なかったので、電話する気もおこらずフロントバッグの 「あんぱん」頼りに一谷峠を目指す事にします。
 1208「よしの庵」駄目元で覗いて見ると「本日売り切れ」の紙がありません。やった、久しぶりに美味しいお蕎麦にありつける。

 確か開店したのが2014年ですから10年、まだ「月うさぎ」が谷尻(たんじり)にあった頃、キャンプに行く道中で皆んなで立ち寄ったり合流したのが懐かしいです。いつもと変わらず「変わりご飯とのセット」を注文。

 1311 高見山を望むビューポイントに到着、もうすっかり秋の空ですね。

 高見から全く車に出遭わず終いで 1400 には谷尻の三叉路へ、1404 には一谷峠を越えます。

 1416「月うさぎ」に到着、お客さんは2組、しかし猫どもの姿が見えません、10匹はいるはずなのですが、ここの猫どもは職業意識がないかしてお客さんが来るとどこかへと姿をくらますのです、お客さんが帰るとどこからともなく現れます。まぁ涼しくなると膝の上に乗ってきたりするので、猫の気持ちも判らなくもないのですが。
 実は明日から下の「月の宝箱」で第4.5回「番頭さんを囲む会」と云うな飲み会が行われるのですが、もろに出勤日と重なって不参加、次の第5回(10/26〜27)は参加しますので、皆さんよろしく。
 ところで少々雲行きが怪しくなってきましたが、雨雲レーダーによると国中から大和高原へと雨雲が流れています、ゆるゆるCCに皆さんが大和高原の方を走っている様なのですが、大丈夫なのかな。 
 1526 雨の心配もなくなったので「月うさぎ」を後にします。いつもの様に芳野川沿いの道を走り、榛原西小の前の越えて篠楽へ。ふと思いついて篠楽の交差点(昔ローソンのあった)と西峠の間から桜井市吉隠(よなばり)へ下る道に入ってみる事に、ちゃんと舗装されていて車が来ないのは良いのですが、100m余りを一気に下る激坂、桜井からR165を吉隠まで登ってきて西峠まで後1.5キロのところまで来てこのルートを選ぶ意義はなさそうです。本日の走行 82.4キロ。

明日香村「案山子コンテスト 2024」

 今年で29回目を迎える明日香村稲渕の棚田での「案山子コンテスト」、次の連休に行われる投票を前にそろそろ作品が出揃っているかと、久しぶりに延陽伯号こと片倉シルクグロワール24を駆って出掛けてきました、と云っても10キロ程の「遠回り通勤」なのですがね。
 今年のテーマは「絆」、お馴染みのジャンボ案山子は、能登半島地震で被害を受けた「白米千枚田」と棚田繋がりで輪島市の伝統芸能「御陣乗太鼓」が。

 と云う事で「能登」をテーマにしたものが多いのですが…

 家族との「絆」や

 ペットとの「絆」をテーマにしたものが…
 …が多かった様です。
 県道から案山子ロードは写真の「案山子路」の看板のある朝風峠の手前まで800m程の距離です。なお棚田は東に開けた地形ですので、写真を撮影するのでしたら、お昼頃までがベストかと。

 「絆」とは関係ないですが「令和の米騒動」、明日香村の稲刈りはこれからです。


 ところで肝心の彼岸花、棚田周辺は皆目ですが麓の方は来週位には見頃になるかと。なお左の写真の彼岸花は造花です。
 しかし今年の「案山子コンテスト」常連さんの作品は相変わらず秀逸ですが、出展数とか毎年低調になってきている様な気がするのですがネェ…
2023年の模様 2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様
 さてお昼になってしまったのでお馴染み「4’season」で久しぶりにランチを…
 そうこうしていると「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが登場、明後日からの連休は営業ですから準備を兼ねて下りてきたのかな。
本日の走行 26.5キロ。

ゆるゆるCC「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」(前半)


 ゆるゆるCCの「ゆるキャン△&乗鞍ランドナーオフ」、13日の夜に出発し乗鞍高原、14日と15日の夜に松本市奈川の「ウッディ・もっく」でキャンプする企画、私は16日の夕方には出勤しないといけないので、フル参加は無理ですが1泊だけして、翌日木曽福島まで走ってヤマト運輸の営業所で荷物を託して中央本線の適当な処まで走り、輪行で帰る予定で参加させて貰う事にしました。
 参加者は7名で滋賀のNさん、奈良のMさん、京都のKさんはそれぞれご自分の車で、私ほかタックさん、Dさんは大ちゃんの車に便乗させて貰います、4人とランドナー4台にキャンプ道具を載せるのは6月の「淡路島」の帰りにやっているのですが。 
 今回、荷物はテント、マット、寝袋、食器、着替えだけにして、火器類は持たずに他力本願で、サイドバッグ2つとサドルバッグに押し込みます。うちのasuka号は前後輪とリアのマッドガードを外してお迎えを待ってましたが、今回は前にもまして荷物が多いようで。
 名阪国道を名古屋方面へ、当初は中津川経由の予定でしたが、工事やらの影響で東海北陸道から高山、安房トンネル経由で未明に乗鞍観光センター駐車場に到着。

 私は車中泊が苦手なんで寝られないままグズグズしていたのですが、明るくなりだした頃には皆さん起き出して準備を始めます。(写真右 : タックさん)

 さて上図が今回の予定コース、コースと云っても乗鞍観光センターから畳平までの約20キロ、長野県道84号乗鞍岳線一本なんですけど。ただ正直云って些かトラウマが、でも今は観光バスとタクシー以外は一般の車は入ってきませんし、5時間位掛けてのんびり行きますと大ちゃんも云ってますし、時間を掛ければ気圧差の心配も少ないかと、それに観光センターまで車に載っけて連れてって貰えるんですから、こんな美味しい話はないです。標高差に関しては今は便利なツールがあるので比較して見ると大迫ダムから大台ヶ原行くのとあまり変わらんやないの。

 出発前の記念撮影、滋賀のNさんは次の三本滝からスタートすると云う事で写っていません、しかし最高のお天気ですなぁ。
 さて 0619 出発です、お天気が良いだけに乗鞍岳がはっきりと望む事ができます、あそこまで登ると云いますか、登らなければならないのですよが、皆さん初っ端から結構良いペースで登って行きます。
 0710 三本松レストハウスに到着、滋賀のNさんの姿は既にありません。ところで私、タックさん、Mさんとは期せずしてお揃いのポロ、最近RRCBで作ったバックポケットの付いた襟付きのポロ、乾さん(写真中央)がしきりにデザインが着ているBROOKSのジャージのパクリやとボヤいています、しかしBROOKSのジャージは貴重です。
 三本松レストハウスの先にゲートがあって自転車を除く一般車両は通行止、観光バスが連なって登って行きます。上から三本滝レストハウスを見下ろしたのが右の写真。既に8時前ですが今年の猛暑を思うと、日向でも心地良いというのが…
 0849 冷泉小屋、サイクルスタンドと山の水で冷やした飲料を販売しています。




 まだ九十九折れが続きます。疑問に思わない方もいるかも知れませんが Image Composite Editor による合成なんです。
 0915 標高2,400m、冷泉小屋の前後の九十九折れが終り位ヶ原山荘の手前までやってきました。距離標高ともに2/3を越えた計算になります。

 0920 標高2,350mの位ヶ原山荘に到着。

 森林限界を越えると周りの風景が変わります。ところでDさんどうしたのかな? タックさんも覗き込んでいます。

 三本滝からスタートしたNさんですが、一向に追い付く処か姿も見えなかったのですが、ここまで来て先行していたMさんが追い付いた様です。(写真左)
 大雪渓公衆トイレ(2,614m)のある沢を回りこんだあたり、眼下に位ヶ原の九十九折れを見通す事ができます。


 標高2,633m この辺りが一番展望の良い処、天気が悪ければ雲の中で道路しか見えませんが、今日は南アルプスまで望む事ができます、県境まで標高差で80m程まで来ているのですが、写真を撮ったりして30分ばかり過ごしていました。

 時間的には滋賀からのSさんや川崎からのHさんが追い付いてきそうな時間なのですが、デジタルズームで撮影してさらに拡大した画像を見てみると位ヶ原山荘を出て最初のカーブで停まっているのはフロントバッグとマッドガードを付けたランドナーの様です。10分余りで登ってきたのはやはり滋賀のSさんでした。

 1113 長野岐阜県境「標高1,613mバス停」に到着です。乗鞍観光センター駐車場から約20キロ、所要4時間55分。iGPSports のログでは移動時間(実走行時間)は2時間34分となっています。
(後半につづく)

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大ちゃんのブログ「ランドナー補完計画」での乗鞍レポート
「乗鞍岳ヒルクライム」
「ランドナー軍団、乗鞍畳平へ」

岡山鳥取県境の峠周回は…



 0645 湯郷温泉を後にします、しかし9月も9日だと云うのに今日も暑くなりそうです。今年4月に来た折は林野あたりから出雲街道を辿りながら津山へ向かったのですが、今回は岡山県道51号美作奈義線と同7号智頭勝田線を継いでまずは鳥取県との県境の右手(うて)峠を目指します。ただ通勤時間帯と重なってか思っていた以上に車が多いのが。

 途中、国道429号を挟むのですが、コンビニがありますので補給を、この先は鳥取県側に越えて智頭までコンビニの類はもとより食料の調達は無理かと。国道と別れ県道7号となる頃には車も少なくなり、自転車にとって快適なコースに
 巻頭の写真と左の写真は県道7号から梶並川を挟んだ対岸路、以前に右手峠を越えたFacebookのお友だちのブログレポートで雰囲気の良さげな道の 写真をみて Google Street View で探し出した次第、久賀ダムの下の辺りになります。今回ロードなもんで「自撮り」の準備をしてこなかった事を後悔。
 久賀ダム、1973年に竣工した決して新しいダムでもないのですが、四阿やトイレは新しく整備された様です。
四阿で先のコンビニで調達した朝食を。余談ですがトイレの掲示がなかなか面白いのものでしてね。
 「トム・ソーヤー冒険村」のある右手集落、右手峠に向かって最後の自販機です。県道7号はこの辺りからセンターラインのない広めの1.5車線に。

 峠手前までこんな調子が続きます、標高が400mを超えた辺りから騒がしい蝉の鳴き声が途絶えて静かに、秋を感じさせる風情です。この辺り「木地師の里」と呼ばれています。

 1038 峠に到着、岡山県側は比較的緩やかでしたが、鳥取県側は林間のワインディングロードに。
 ただ県道296号西谷那岐停車場線への分岐から先は拡幅整備されて日陰のない道が国道373号まで続きます。「自転車峠おやじ」のナワールド氏によると「鳥取側の方が険しく、ヘアピン・急カーブが多い。岡山県側はなだらかなものだ」とありますが、なだらかまでとはね、2001年の記録ですから私と同い歳の氏はまだ40歳台のお話。
 さて予定では国道373号を智頭まで下り、因美線に沿って走り物見峠を越えて再び岡山県側に戻るつもりだったのですが、智頭まで来て急遽予定を変更、鳥取市が39.4℃と最高気温の記録を更新し、正に危険な暑さにリタイアした先月22日のリベンジで鳥取市まで走り「鳥取うみなみロード(とっとり横断サイクリングルート)」の残りを山陰本線大岩駅まで走る事に。
 千代川に沿って国道53号を走ります、下り基調と云うか殆ど平坦なのですが向かい風が些か余計です。鳥取市街まで10キロを切って時間を読める様になってきたので、先月も立ち寄った道の駅「清流茶屋かわはら」で一息入れます、しかしこの前後自転車道のルートが曖昧なのが…

 源太橋(写真左)から因幡自転車道の専用道区間に入り、先月にも増して草ぼうぼうの河川敷区間を突破し鳥取大橋東詰で「鳥取うみなみロード」に合流、千代川河口の見えそうな処(写真右)まで北上し折り返します。

 自転車道は住宅地の中を車道と交錯する様に登って行き、鳥取市街を見下ろせる高さまで。

 県道319号鳥取砂丘細川線へ入り一気に観光地の雰囲気に、せっかくですので少しだけ覗いて見る事に。

 以前は国道9号だった県道328号福部岩美線で駟馳山(しちやま)峠を越え、鳥取市から岩美郡岩美町へ。1505 には先月も立ち寄ったコンビニ(ファミリーマート 岩美町大谷店)へ、これで「鳥取うみなみロード」をほぼ完走した事になります。最寄りの大岩駅から帰途に就く予定でいたのですが、次の下りは 1641、輪行支度を含めても時間の余裕がありますし、走行距離が100キロにあと少し足りないので、次の岩美駅まで足を延ばす事にします。 
 1546 山陰本線岩美駅に到着、大岩駅と違って無人駅とは云え特急も停まる立派な駅です。

 のんびりと輪行支度を済ませ 1646 発豊岡行きに乗車し帰途に。スムーズに行けば岩美1646→1833豊岡1834→1952福知山2033→2134篠山口2145→2252大阪2257→2313鶴橋(2318→2353桜井)となるのですが、岩美駅出発から遅延、遅れは福知山駅の待ち時間で吸収できたのですが、大阪近郊路線があちこちで遅れていて、鶴橋で近鉄の乗り換える事ができたのは榛原行き最終で、桜井駅に辿り着いたのは日付の変わった 0026 となり7時間40分乗車。
 今日はJR区間4,830円分乗車して「18きっぷ」2014年夏シーズンを使い切りました。

 

1日目 2日目

東へ向かうか、西へ向かうか


 「18きっぷ」残り2回分、まだまだ残暑が厳しい様でして勤務明けの今日8日は実質移動日として走るのは明日9日、少しでも標高の高いところを目指したいのですが、東西両方向のプランを用意しておいて、あとは天気予報次第。

【東案】は春に行った岐阜県恵那市の岩村をスタートし、大桑峠、根雨、折元峠、園村道路元標、東栄、七郷村道路元標を経て飯田線の三河大野または本長篠駅まで。愛知県に未収の道路元標は後3基、これをこなせば残るは名古屋市内の1基になるのですが。
【西案】はこれも春に行った湯郷温泉泊で右手(うて)峠を鳥取県側に越え、智頭で折り返して因美線沿いを走り物見峠で津山に戻るプラン、右手峠は7月末の山陰ツーリングで志戸坂峠経由の予備案として考えていたのですが、なんと岡崎のけったさんが津山デポで周回コースを取っているレポートを発見!
何れにせよ100キロ前後の距離になります。
 お天気の方は似たり寄ったりだったのですが、結局【東案】は復路に名鉄~近鉄と使えますし敢えて「18きっぷ」のシーズンに行く事もないかと【西案】を採用して「西」へ向かう事とし、春にも利用した湯郷温泉の宿を予約。桜井1204発で奈良、大阪、姫路、播磨新宮、佐用と5回の乗り換えで林野1637着とかゆっくり目のスタートでも暗くなる前に宿に到着できます。ただ姫路駅は山陽本線と姫新線播但線の間には乗換改札があって「18きっぷ」ですと6分では些か危ないので1本早い桜井1136発に乗車する事に。


 奈良で大和路快速、大阪から新快速、この時間帯ですと輪行袋の置き場所も確保できて余裕で座れます。大阪駅での乗り換えがスムースに行って1315発に乗車できたので姫路駅で36分待ちに、せっかくですので山陽本線ホームの立ちそばへ、実はここは今まで機会がなく初めてなんです、何やら「ごぼう磯部揚げそば」なるものを、ごぼうの風味と食感がなかなか良かったです。
 余裕で姫新線ホームへ、播但線は姫路寄りは電化されていますが、姫新線は非電化で新鋭のキハ127の2両編成、321系や521系電車と共通化が図られているで、音以外は電車変わらないのがねぇ… 姫新線は終点の新見まで直通と云うのがなく、播磨新宮でキハ127の両運転台型キハ122単行に接続、更に佐用駅で関西線加茂~亀山間や芸備線や木次線でお馴染みのキハ120単行に、ただこいつは輪行袋の置き場所が困るんですよね。

 のべ5時間1分の乗車で1637林野駅到着、桜井1136→1208奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1453→1527播磨新宮1530→1600佐用1603→1637林野 4,070円分乗車。
 客待ちタクシーがいるとは云え美作市中心部の駅、湯郷温泉の最寄り駅と云うには寂れた駅前です。まぁ少し離れて国道沿いに行けばスーパーもホームセンターもドラッグストアも家電量販店まであるのですが。
 ゆっくりと輪行支度を解いて湯郷温泉の宿まで走りますが、約15分4キロ余り、些か処かかなり物足りないです。前回は外食したのですが、今日は温泉に浸かってさっさと休みたいので、先に温泉街近くのスーパーで適当に買って済ませる事にします。
 春に自転車仲間のダイバーてっちゃんに教えて貰った宿、楽天トラベルで3,990円也(税込み、入湯税200円は別)、別棟で個室ですがゲストハウス風の設えで、トイレとシャワーが共用、冷蔵庫やテレビは共有スペースに、本館の温泉大浴場が利用できますので一人旅には上等です。自転車は前回同様に本館ロビー奥の倉庫に入れさせて貰えました。
本日の走行は朝の通勤7.6キロに林野駅から湯郷温泉までの4.0キロ。

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2024年 今年のジャンボ案山子は

 久し振りの「遠回り通勤」明日香村稲渕の棚田までポタります、朝早くは幾分過ごし易くなってきたものの、時間とともに暑くなってきます。
 毎年恒例の「かかしコンテスト」のシンボル「ジャンボ案山子」、8月の末には登場しているのですが、今年は何なのかな、県道から青い顔が見えるのですのですが…

 「案山子ロード」に入るとコンテストの番号札が既に設置されていて1点だけですが気の早い展示作品が… 今年のテーマは「絆」展示期間は9月8日から11月上旬頃まで、コンテストの投票は9月22・23日に行われます。

 「案山子ロード」の中腹あたりにある「ジャンボ案山子」、今年は「御陣乗太鼓」、能登半島地震で被害を受けた「白米千枚田」と棚田繋がりと云う事で輪島市の伝統芸能をモデルに。ところで色を添える彼岸花ですが、昨年は9月14日でも殆ど咲いていなかったのですが、今年はどうでしょうかね。

 今年で29回目になるそうなんですが、私の撮った範囲で歴代の「ジャンボ案山子」たち。
2023年の模様 2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

 朝風峠の手前まで登り、棚田を巡る回廊の様な小径を走って祝戸に下ります。帰途ローディ御用達「4’season」でモーニングを頂いて帰宅、本日の走行18.8キロ。

今日は「18きっぷ」消化に…

 酩酊台風のお陰で貴重な休みがつぶれてしまい、残り3回分「18きっぷ」が1回余る計算に、とにかく1回分を消化しておこうとJR利用で大阪へ…

 市内で幾つか用事を済ませてから、お馴染み「ナニワ銀輪堂」さんへ …
 SPDシューズのSHIMANOのCT5(SH-CT500)がだいぶよれよれになってきたので、いまさらですがOneMile瀬戸内のSPDシューズを、何でもモデルチェンジして値段も上がるそうなんですけど、旧モデルの欲しいカラーのサイズがあったのでGET、あと小物をほんの少々。さすがに大阪市往復だけでは「18きっぷ」1回分の元は取れませんので、神戸まで足を延ばします。

 JR六甲道駅から歩いて15分程の武庫郡六甲村道路元標、兵庫県下でいつでも行けると残ってしまっていたもの。
 R43沿いなんて自転車で行きたくないなと、ぐずぐずしていたら引っこ抜かれて近くの自動車整備工場の前に倒置、とは云え大切に保管?されています。これで1,186基目。せっかく出てきたのだから帰りにどこかへと思っていたら、月曜は「祝日麦酒」も「taverna aglioolio」もお休みかぁ… 尼崎で途中下車して食事をしていたら、差し歯が外れるアクシデントが (*_*) ミナミへ出る意欲も薄れてしまい、尼崎なら学研都市線直通に乗れば鴫野も放出も乗り換えなしだったのとFacebookでボヤいていたら、Tさんからお菓子販売があるからお店は開けているよとのお声が…
 と云う事でTさんが鴫野に先月新しくOPENしたお店「taverna aglioolio」へ、大阪天満宮で途中下車して花屋さんでお祝いのお花を作ってもらい鴫野へ。
 東口を出て5分少々かな、「alioli cutinalavigne」同様にこちらも隠れ家満点のお店、店内の造作は手作りとの事ですから凄い。原則火・木・土はお昼のランチタイムがあるので以前の「alioli dos」の様に気軽に立ち寄れるので有難いです。
 話し込んでいたらIDOちゃんもやってきて、20時までお邪魔し職場への差し入れにIDOちゃんのクッキーを買ってお店を後にします、鴫野2012発のおおさか東線経由で22時前には帰宅できる予定が、桜井線(万葉まほろば線)に乗り継いだものの、上り列車が三輪~巻向間で鹿と接触事故を起こしたらしく、柳本駅で30分近く足止めされて桜井駅着は32分遅れ。桜井→奈良→天王寺→大正→大阪→芦屋→六甲道→尼崎→大阪天満宮→鴫野→久宝寺→奈良→桜井と途中下車しまくって 3,010円分乗車でしっかり元は取りましたけど。残り2回は8~9日と1泊2日輪行で出掛けます、方角はお天気次第。