紀伊半島ツーリング 2018秋(4日目)

和歌山県日高郡日高町 紀伊日ノ御埼灯台

 6時過ぎには宿を出発します、予定通り日ノ御碕に立ち寄りながら海岸沿いの県道24号御坊由良線を紀伊由良駅まで走ります。ところで宿の前の紀伊御坊駅隣には引退したキハ603が弁当屋さんとしてご奉公しています。キハ603は国鉄キハ10をベースに新潟鐵工所が製造した気動車で大分交通耶馬渓線廃止後に紀州鉄道が譲り受けた車両です。1969/8/8に同僚のキハ602を日豊本線の中津駅でカメラに収めていますし、2006年にUG兄さんと走った頃は現役でした、まだ営業時間前なのが残念。
 御坊市街から煙樹ヶ浜沿いに走り美浜町三尾、いわゆるアメリカ村から県道187号日の岬公園線を標高150m近い灯台まで往復します。正面に国民宿舎が見上げる辺りで半分位でしょうか。

  以前の日ノ御埼燈台は地盤に亀裂が発見され、昨年春に120m西のこの場所に移転し新しい燈台が建てられました。日の岬へ来るのは2016年4月以来ですので新燈台は初めてです。以前の燈台の入り口辺りまで登った後、海に向かって下ります。これが結構な斜度でして当然帰りは登ってこなくてはなりませんが、視界が広くなって眺望は随分良くなりました。なお以前は美浜町にあった日ノ御埼燈台は移転で町界を跨いでしまい所在地は日高町阿尾になりました。
 以前の燈台入り口辺りから、湾を挟んで昨日走ってきた海岸線を望む事ができます。三尾まで戻り再び県道24号線に入りますが、御坊市から美浜町、日高町、由良町、広川町、湯浅町の海岸線を走るこの県道と県道23号御坊湯浅線の北半分には「キララときめきロード」と云う愛称が付いています。それなりのアップダウンはありますが、湯浅町から広川町にデポして、R42ではなく山越えの旧道をアレンジして周回コースを組むとなかなか面白いですよ。
 阿尾冨士と阿尾湿地(県下最大の汽水性湿地)、かつて原発の誘致が取り沙汰された場所です。ところで日高町阿尾、今では大きな顔をして奈良県人の様に振舞っていますが、私の本籍地は此処にあります。
 産湯、比井、津久野、小浦と幾つかの浜と小さな峠を巡りながら北上します。
 方杭(かたくい)の「温泉館 海の里 みちしおの湯」が今回のツーリング最後のスタンプラリーのポイントとなりました。実はこの先の「道の駅 白崎海洋公園」にもポイントが設定されてはいるのですが、台風21号の被害で海洋公園そのものが閉鎖されて入る事ができなくなっています。
 由良港を挟んで対岸には県道23号御坊湯浅線が走っていますが、今日はここまでで紀勢線紀伊由良駅に向います。
 10時過ぎには紀伊由良駅に到着、接続が良くないので1本見送るつもりで、駅傍のコンビニで井昼を買ってからのんびり輪行支度を始めます、巾着タイプの輪行袋は初めてなのですがなかなか良いかと、ただ軽いロードバイクならともかく肩掛けベルトが細すぎて重いasuka号には些か辛かったのが。1116発の和歌山行きに乗車、天王寺、奈良と乗り継いで1442桜井駅に無事降り立ちました。本日の走行34.6キロ、3泊4日と云うか3.5日で332.6キロを走った計算になります。
 「WAKAYAMA800」モバイルスタンプラリー、輪行袋を忘れると云う失敗もありましたが、お天気には恵まれて8ヶ所GETで都合25ヶ所となりようやく折り返す事が、後20ヶ所かぁ…

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今日は稲刈りのお手伝い



 今日はasuka号を駆ってT御大ちの稲刈りのお手伝いへ。毎年田植えのお手伝いには行っても、10月の連休は「月うさぎキャンプ」と重なるので暫く伺ってなかったのですが。県立医大が移転してくるので、大和三山畝傍山を見上げながらの田植えや稲刈りは今年が最後とか。

 

 

西の海へ ~ゆる風サイク~

和歌山市加太にて

 

 31日から2日とせっかく休みにしておいたのに台風襲来で淡路島キャンプツーリングは中止に、部屋に籠もってパソコンいじりをしていたものの、今日1日は良いお天気との事、こんな日に走らずにいたら昼頃になってから後悔する事に決まっているので、意を決して出掛ける事に、特に何処へと予定はなかったので、「WAKAYAM800」モバイルスタンプラリー」で一番面白くなさそうな和歌山市周辺へ向う事にして、明日香村から重阪峠で五條へと、いつもの道を行きます。
 五條のオークワでおにぎりを仕入れてR24を西へ、左岸に渡らずそのまま走ると真土峠の面白くもない坂を登らなければならないのでJR和歌山線沿いの小径へ入ります、線路と川岸に挟まれた小特しか通れない道が隅田(すだ)駅の手前まで続いています、途中ダートと云うか田圃の畦の様な部分もありますので、ロードにはお勧めではありませんが。
 隅田駅は「WAKAYAMA800」のポイントですが既に履修済、ただリピータ賞なるのがありますので、一応チェックはしておきます。この先和歌山街道が少し残っていますのでそのまま橋本の町へ。
 すいぶんご無沙汰ですので橋本町道路元標へ、調べてみると12年ぶり、隣に真新しい案内板が、昨年3月に設置された様ですが、説明もなかなか良くできています。
 橋本橋で左岸に渡り、九度山町の道の駅「柿の郷くどやま」に立ち寄り、三谷橋で右岸に渡ります、5連の曲弦トラスが美しいです、幅員のない道路橋は気が付くと架け替えられて姿を消して行くので気を付けておかないと。ところで紀の川沿いのサイクリングロードは左岸と右岸を交互に2度づつ経由する様になっていて、三谷橋から右岸を走り麻生津橋で再び左岸に戻ります。ただこの間の右岸路は支流が流れ込む部分で3度ばかり上流側へ迂回していて決して走り易いとは云えません、和歌山市方面へ急ぐなら左岸の県道等を走る事をお奨めします。しかし紀の川河畔に出てから些か向かい風が…
 ただ右岸には道の駅「紀の川万葉の里」があって、スタンプラリーのチェックポイントになっています、13個目をゲット。R24をサイクリングロードに挟まれた道の駅、ロケーションは悪くないのですが、西端には四阿もあります(写真は下流側から見ています)。
 あと麻生津橋までの部分でサイクリングロードが非常に判り難くて、毎回道を間違えてしまいます、今日は試しに麻生津橋からサイクリングロードを引き返してみますと、なる程JR西笠田駅からR24に戻った処で信号を渡り新旧の妹背橋で新しい橋に入ってしまうのが間違いの元なんです。正しくは道の駅からのサイクリングロードがR24に合流した処で信号を渡りJR西笠田駅の紀の川側を走り駅西の踏切を渡って道なりに再びR24に下り、そこで信号を渡らずに古い方の妹背橋を渡り堤防沿いの道に入るのが正解なのです。
 麻生津橋で左岸に渡りますが、上流側から来ると判り難いポイントが幾つか、藤崎頭首工の見える旧道区間、竹房橋南詰を過ぎて百合で堤防上へ分岐する部分、下流側からだとそうでもないのですが、上流側からだと判り難いし入り難いのですよね。
 なんだあれは。非常時でもないし訓練なのかな、幅員もなくてどうしようもないので仕方なく県道に出るまでお供をする事に。

 井阪橋南詰、サイクリングロードを紀の川河口へ向うにはここで橋を渡って再度右岸に渡らなければならないのですが、そのまま左岸を真っ直ぐ行くブルーラインが、こちらは紀の川左岸かっら支流の貴志川右岸の堤防路に繋がっている貴志に向う別ルートなのです。今日は貴志駅へ向うのでこのまま直進すれば良いのですが。
貴志川右岸のサイクリングロードを遡ります、路面状況は紀の川沿いに比べて良くはありません。
 ようやくタマ駅長の待つ貴志駅へ到着、今は2代目のニタマ駅長なんですが、初めてお目に掛かります、身体もデカいが態度もデカい。ちょっとグッズも買ってみたり。しかし立派な駅舎ですね、先代のタマ駅長が人気になった時に、何が流行るか判らんなんて揶揄した人も多かったのですが、遊び心がローカル私鉄を救ったと云うか、そう云うニーズがあったのですよね、以前の貴志駅(2007年3月)
 貴志駅を後にし、旧野上町(現紀美野町)へ、沖野ゝから1994年に廃止された野上電鉄跡のサイリングロードもとい遊歩道(健康ロードと呼ばれています)へ、自転車の走行は可能ですが、荒いカラー舗装が快適ではありません。昔駅のあった処にベンチとかがありますが、休憩するなら重根(しこね)駅跡(写真右)が良いでしょう。
 途中途絶えている区間がありますが野上電鉄跡を辿って行くとJR紀勢線の海南駅へ、チェックポイントになっている黒江の「うるわし館」と和歌浦の「和歌浦漁港おっとっと広場」へ、途中「スハネフ14-1」と云うお店に寄って食事でもしたかったのですが、念の為に定休日を確認すると、なんと定休日ではないものの今日は昼から臨時休業との事、坂を登ってからお休みだったなんて事にならずに良かったですが、途端にお腹が空いてきたのでローソンでパン一個を買い食いして虫養い、時間的に少々厳しいですが加太経由で「ゆる風」に向う事にします。
 旧R26の紀の川大橋で紀の川を渡ります。
 15時過ぎに加太港へ到着、「加太海水浴場管理事務所」で17個目ゲット。

 大川トンネルの前まで来て、時間もないのに気が向いたので旧道の大川峠へ、車は入れない様にゲートがしてあり、自動車、自動二輪、原付の進入は不可とありますが、自転車はダメとはありません、走行も殆ど支障はありませんが、今は植生に阻まれて展望も殆どないので、わざわざ踏み込む程の処でもありません。
 16時半に「ゆる風」に到着、海側からの道に自身がないので旧R26側から下ってきました。
 当初は「道の駅 ねごろ歴史の丘」までまわってJR和歌山線で帰途に就きたかったのですが、正直「ゆる風」ではなく結構向かい風がキツくて草臥れました、..閉店時間を過ぎるまでまったりした後、リコさんに南海淡輪駅まで送って頂き、輪行で帰途に就きました、本日の走行141.7キロ。


 と淡輪駅から真っ直ぐ帰れば良いのですが、近鉄は丁度混雑する時間帯、どうせなら上本町から乗りたいので日本橋で乗り換えるならばと、南森町まで乗って「アリオリドス」で食って帰る事に。

2018年9月の実績

 
 台風が来なければ今日から2泊3日で淡路島へキャンツーの予定だったのですが… 年間10,000キロに黄信号、2015年/14,421.5キロ、2016年/10531.9キロ、2017年10,332.7キロ、今月は9月が676.8キロ、それも前線の合間を縫って宮川とか丹生川とか走れたのですが、で今年は7,528.4キロ、単純計算では行きそうなんですが、やはり4月から9月にそこそこ走っておかないとね。
 こちらは黄色どころか赤信号、2014年9月以来の80kg台、原因は判っているのですが、アイスの食べすぎ、涼しくなってきてアイスはともかく、暫く間食、甘いものは自重しなくては… 

 

「二つの丹生川を遡る」ランドナーサイク ②


高野町富貴にて

 食後は富貴の町中へ戻って和スイーツを、不定期営業の「やきもちカフェ」でやきもちを頂きます。
 「やきもちカフェ」の前には新たに木製のサイクルラックが設置されているので早速使わせて貰いますが、そこでなにやらボンネットバスがやってくると云う情報が、これは見過ごす訳には行きません。

 ところが予定の時間になっても一向にやってきませんのでお出迎えに。しかし標高600mの富貴まで火打からのあの坂を登ってきたのですよね。(Photo : UG兄さん)
 何やら貸切のイベントで運行されている様なのですが、1950年代生まれの伯父さん達は大喜び、右の2人は昭和41年生まれでボンネットバスと同い歳とか。
 ボンネットバスのサプライズですっかり遅くなってしまいましたが、富貴を後にして本日のピーク666mの和歌山奈良県境へ、眼下に五條の街や金剛山が望めるのですが、県境の標識もなにもありません。

 ピークを越えるとR168へ向って長いダウンヒル、狭い谷あいでは何段ものはさ掛けが。
 永谷で西野トンネルの手前までR168を少し走り旧道へ入ります。結構木っ端とかが散乱していますが問題なし、西吉野大滝の前へ。滝の前に橋が架かっているので滝を目の前で観る事ができます、マイナスイオンたっぷり。
 県境を越えた時点で奈良の丹生川の上流域に入っているのですが、立川渡、宗川野、城戸、十日市と旧西吉野村を抜けて県道138号赤滝五條線へ、丹生川沿いの道を穏かに登って行きます。


 ちょっとトラブルもありましたが、下市町域に入り下市町立丹生小学校跡へ、廃校ですが立派な木造校舎が残っています。ここで記念撮影と自転車談義が…
 左写真手前は「旅する自転車~ランドナーの本~」の表紙を飾ったVさんのエルス、左写真はショコラさんの東叡デモンタ。
 1518 R309に出て黒滝村の道の駅「吉野路黒滝」へ、サイクリスト御用達の名物こんにゃくへ直行。
 地蔵トンネルを抜けて再び下市町域へ、予定では才谷から県道257号才谷吉野山線を経て近鉄吉野駅へ向うのですが、既に16時を回ってしまい、五條デポ組が日没まで戻るにはそろそろ限界です、ここでこのまま県道48号洞川下市線を下市方面へ走る7名と吉野山へ向う5名に別れる事にして、一応の解散と云う事に。
 私と芋ヶ峠を越えて帰途に就く3名と吉野駅から輪行する2名で吉野山内を行きます。
 1638 近鉄吉野駅到着、まだまだ芋ヶ峠が残っていますが、アイスで一息Vさん。
 はやまさんはさっさと輪行支度、缶ビールでプハーッが待っています。ところで才谷から下市口駅までは吉野駅よりやや遠いのですが所要時間は変わらない様で、ショコラさんは10分程で輪行支度を済ませ1648のさくらライナーに乗車できたとか、吉野山に目的が無ければそちらへ走るのが早い様ですね、もちろん始発駅から乗車できると云うメリットがあるのですが、輪行故に。
 上市橋を吉野川を渡り芋へ、日没後の1747芋ヶ峠を越えて明日香村へ、1847無事に桜井に帰投しました、走行151キロ。
大阪から往復自走200キロ超のFさん他、全員無事の帰投を確認しました。ここ最近はキャンプツーリング以外は音頭取りをしてなかったのですが、天気に恵まれた事もありますが、久しぶりのツーリングプラン、喜んで貰えた様でなによりです。前半へ

※「大きな地図をみる」をクリックするとプロフィールマップもご覧になれます。

ショコラさんのブログ まえださんのブログ

 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、大きなサイズ(1920×1280)の画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。

 

「二つの丹生川を遡る」ランドナーサイク ①

旧下市町立丹生小学校にて

 奈良県と和歌山県にそれぞれ流れる2つの丹生川、それぞれ以前から何度も走っているフィールドなのですが、昨年9月にその2つの丹生川を継いで走ってみて、それなりの距離にはなるのですが、南海高野線の九度山駅をスタートし近鉄吉野線の吉野駅を一応のゴールとする、輪行を前提としたプランを組んでRRCBの皆さん他に呼びかけてみました、題して「2つの丹生川を遡る」ランドナーサイク。一応ランドナーサイクとしていますが、鉄人児玉さんやなべちゃんも参加できる様にと、石川ポタ参加経験者はOKとの例外規定を設けたりして。九度山駅を8時スタート、京都、神戸からでも頑張って始発に乗れば間に合う時間設定です。
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2台目のGALAXY S5 Active

 2014年12月に購入した2台目のスマホ、SAMSUNGのGALAXY S5 Active、MIL規格に準拠したヘビーデューティなスマホで、4年の間にしょっちゅう落とすわ、一度は走行中の自転車から落とした事もあるのですが、樹脂製のカバーを付けていた事もあるのでしょうが、未だに元気に動いてくれているタフなスマホなんです。ところが兄弟機のS5がS9までモデルチェンジしてきたものの、一回り小さなActive Neoが2015年冬に同じくdocomoから発売されたものの、どうもこの系統は何故か売れないらしく、本国や米国で2017年に発売されたGALAXY S8 Activeは日本では噂だけで発売されず仕舞い。
 スマホへの依存度がますます高くなる最近、こやつに何かがあれば復旧するのにどれ程の手間と時間が掛かるかと思うとちょっと笑えないと。AndroidOSのバージョンも気になる処なのですが、中古で1台入手する事にしました。
 中古と云ってもAMAZONでも買えますし、もちろんヤフオクにも豊富に出ています。ただ赤ロムとか掴まされても何なのでヤフオクでゲオモバイルがストア出品しているものを13,132円(税込み)でゲットしました。普通のS5に比べると倍の値段ですし、非常に状態の良いものが届きました。なおS5 Activeには黒とカモ柄があったのですが、区別が付く様にカモ柄を、裏蓋が違うだけなんですが。
 そのままでwi-fiが使えますし、docomoモデルですからSIMを差し替えて設定をすれば古いのと同様に使える訳ですが、毎月基本契約の2G/月ぎりぎりで使っているので、そちらで追加するなら格安SIMを突っ込んでも良いかと、調べてみるとOCNモバイルが3G/月1,188円で光回線のプロバイダにOCNを使っているので200円引になるので、そちらのSIMを契約して、今日無事にSIMが届いてセットアップを、順次幾つかのアプリを両方で使える様にしているのですが。この作業をトラブルで急ぎやらなければならないと思うと僅かな金額で安心できるので大正解かと。
 元々そのつもりでは無かったので誤算ではないのですが、せっかくですからOCNのSIMの入った新しい方をティザリングできないかと試してみたのですが、残念ながらこれはルート化しないとできない様です(もちろん逆はできるはずですね)。
 古いモデルだと心配なのがバッテリ、一時純正のSC15が入手困難になった時があって、今は入手できますが先の事はね、互換品も幾つかでていますがやはり性能は今一つでおサイフケータイの使えないものあります(上段右端)。ただバッテリーは使いながら充電すると劣化するので、モバイルバッテリーに頼るよりも、予備を持って交換するのがベターかと。
 樹脂製のカバー、以前から黒とか透明のものを使っていたのですが、この機会に2種類を新調、旧製品だけにこの手のアクセサリ、探せば安く見つける事ができます、右のサイズ製はシリコンでなかなか良くできています、これはと思って探したのですが、2色展開でもう一色の黒は何処にも見つかりませんでした。ただカバーは夏場は冷却の妨げになる様ですね。

 

ちょっと九度山まで

 少し時間があったので来週24日に予定している「2つの丹生川を遡る」ランドナーサイクの集合場所にしている南海高野線の九度山駅まで走ってきました。
 と云ってもスタートしたのがすっかり明るくなった7時前、重阪峠を越えて阿太高原から吉野川側へ越えたり、五條から先いつもの左岸ではなく、先日通ったR24真土峠の川岸寄りのルートを探索したりしていて、九度山駅に着いたのは10時半を回っていて、あわよくば筒香~富貴と回って五條に下ろうなんて考えは、またったく無理な時間になってしまいました。
 せっかくですので、「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」のポイントになっている橋本市の「くにぎ広場」に向う事に。標高230m程の山の上にあるのですが、紀伊清水駅側から登るとフルーツロードのとんでもない坂を登らされるので、裏側から回り込んだのですが、それでもジェットコースターの様な道が。
とにかくほうほうの体で12個目のポイントはGETしたのですが、そのまま紀伊清水に下って、五条駅1231発で輪行で帰途に就きました。本日の走行82.3キロ。

 

 

「酒池肉輪」キャンプツーリング(3日目)

 夜中の3時頃にフライを叩く雨の音で目が覚めます、今日は夕方までには桜井に帰らなくてはならない、それも高見峠を東側から越えるのを避けて、遠回りになる伊勢本街道経由で約100キロ、6時には出たい処なのですが。雨雲レーダーを見ると高見山(台高山地)の方から細かく雨雲が東へ流れてきて、断続的に雨が降ってくる様子ですが、今ここでどうこう考えても天気だけは仕方がありませんので、少し明るくなるまでもう一寝入りするしかありません。
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「酒池肉輪」キャンプツーリング(1日目)

和歌山街道波瀬(はぜ)宿にて

 自転車と日本酒を愛する仲間、「酒池肉輪」と云う怪しいネーミング、冗談半分の仮称が定着してしまった様でして。構成員はFacebookグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の有志+α、まぁサイクリングの途中で飲む訳には参りませんが、自転車+キャンプ+酒は至って自然、当然な組み合わせなんでして。なお私は日本酒には全く云って造詣がないのに、何やらいつのまにか面子にされていた次第、まぁキャンプが出来ればそれで良い訳でして。
 9/15~16と日程が聞いた時点で16日夕刻からの予定が決まっていて参加は難しかったのですが、もっともらしい理由を見つけて予定を1日遅らせる事に成功、なのに先日から秋雨前線が居座っていて天気予報は思わしくありません、取り敢えず4サイドで出掛けられる様に準備を整えながら、半ば中止宣言を待っていたのですが、幹事役のA氏はどうやら私を含む4名でやる気満々のご様子。自分は日本酒はいけない口なのに、手ぶらで行く訳にも行きませんので市内の造り酒屋まで吟醸酒を買いに走ります。
 キャンプ装備の方はまだ夏支度で嵩低いのですが、日本酒1本に自分用のワイン2本に黒ビール2缶、それに降られる事覚悟のスタートなので充分な雨具で荷物満載、お陰で今回はミラーレスと三脚は置いて行く事に。

 夜半まで降っていた雨もあがり、まだまだ路面は濡れていますが、予報では曇りとの由。何時もに比べると遅いスタートですが、0740に自宅を出発、出るなり大阪のS氏が車でドタ参の連絡、ならば一通りの機材は積んで来るだろうと、広い鍋が積めなくて諦めたギョーザ鍋の材料を取りに引き返して0750再スタート。そうそう今回の目的地は三重県多気郡大台町、伊勢湾に注ぐ宮川の河畔へ、一路R166のコースなのですが、女寄峠を避けてR165西峠を越えて榛原、菟田野からR166に入ります、佐倉峠、木津峠、高見峠(トンネル)を経てR422湯谷峠越えて大台町(旧宮川村域)に入る約75キロのコース、なんとか16時までに着けば上等かと。まずは0857西峠を越えます。
 1017 佐倉峠へ、宇陀市と東吉野村の境界ですが、関戸峠同様に宇陀市側が緩くて片峠と云ってもおかしくありません。

 

 東吉野村鷲家の「ひよしの里」で小休止の後、新木津(こつ)トンネルを抜け、1104 高見山を見上げるいつものポイントへ。

 1126 には杉谷の高見登山口バス停、杉谷大橋をショートカットするいつもの旧道を抜けます。
 1201高見峠への旧道の分岐に到着、もちろん今日はトンネルへ行きます。ところで高見越をキャンプ装備で抜けるのは4回目、最初は30年位前に今回と同じ宮川村の大杉谷のキャンプ場へ、2回目は2001年8月に伊勢市矢持の「平家の里キャンプ場」へ、3回目は2001年9月に浜松へ(鳥羽~伊良湖フェリー利用、2サイドですが185キロ走行)ですから、随分久しぶりになります。
 1208奈良三重県境の高見トンネル(2,470m)へ、三重県で石榑トンネル、奈良県で新川合トンネルが開通するまでは最長のトンネルでした。休日のこの時間帯は交通量が多いかして、右側の歩道上を行きますが、途中2箇所の待避場所でクランク状になっているので注意が必要です、15分程かかって三重県側へ。
 1225 高見ループを見下ろせるポイントで小休止、ここまでくれば湯谷峠があるとは云え下り基調です。
 高見を越えると必ず立ち寄るのが波瀬(はぜ)宿、R166からは少し遠回りになりますが和歌山街道の宿場町です、国道から離れているので静かな佇まいを残しています。
 1337に飯高町宮本へ、ここからR422で湯谷峠に入るのですが、なんと通行止の看板が、湯谷峠を越えられないとR368のい桜峠を含むコースを20キロは迂回しなけらばなりません。同様に2台の単車も足止めを喰らっています、単車なら行くだけ行って戻ってくれば良いものをあっさりと迂回を選択した様です。峠までの距離は知れていますので、とにかく向う事に、暫くすると車で追いかけてきているS氏から着信が、越えられない場合は回収して貰えそうなので暫く待って貰う事に。
 通行止箇所は湯谷トンネルの手前1キロ程、芋ヶ峠に比べると可愛いものです自転車なら全く問題なし、S氏に車は無理と連絡して迂回して貰う事に。
 1434 湯谷トンネルへ、なにやらここにも通行止の看板があるので驚きますが、何と「歩道部分通行止」との事。

 

 トンネルを抜け少し下る湯谷不動、水場もあり夏は最高の休憩ポイントです。

 

 大台町側の通行止のゲートを過ぎると栗谷集落、Nさんがお迎えに来てくれていました。ただここまで降られずに走ってきたのですが、最後の最後に少々降られる事に。旧宮川村役場近くのJAで少し買出しをして予定の16時少し前には野営地に無事到着、本日の走行81.9キロ。
  野営地は三瀬谷ダムのダム湖、奥伊勢湖と云う名前こそ付いているのですが、その湖畔で無料のキャンプ指定地となっています、四阿が一つとトイレがあるだけ、主にカヌーの人達が日中使用している様です。過去何度も上の県道を通っていて近くの「もみじ館」も何度も食事に立ち寄っていたのですが、キャンプができるとは知りませんでした。
 2016年11月、紅葉の美しい時期に今回と同様のコースを志摩磯部まで走っています「赤福~剣峠ツーリング」
 今回は明日香村のチネリ怪人ことV氏が12時頃にスタートして同じコースを追いかけていたのですが、さすが怪人1738に無事到着。私が8時間程掛かったコースを5時間半で走ってきた訳です、恐るべし。
 おでんに始まり秋刀魚、松茸ごはん等次々と、いつもは早々にテントに潜り込むのですが、昨夜はゆっくり休めたので、今回はしっかり夜中まで飲んでましたね。

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ダブルレッグスタンド

 ダブルレッグスタンド、写真の様にチェーンステーやBB(ボトム・ブラケット)付近に取り付ける2本足のセンタースタンドなんですが、エスゲ製品をasuka号に付けてあったものの、足の長さは現物合わせで自分で切断して使うので、延陽伯号(片倉シルクグロワール24)に付けたりしていた事もあって心持ち短めで、平坦でなかったり土とかだとめり込んだりしてスタンドとしての様をなさない事もあるので交換する事に。

 最近では同様のものが数社から出ているのですか、エスゲ製は少々お高いので試しにギザ・プロダクトのものをポチってみましたが、価格は2/3位とお安いものの、思った程は安っぽい作りでもありません。

 上の写真の様に折り畳むと片方のチェーンステーに沿う様に両足がたばねられるのでなかなかスマートなのですが。ギザ製品はエスゲ製品に比べると外側にやや開いて収納されるので、クランクと干渉してしまいました、幸いセンターよりギア側に少しずらして固定すれば、どうにか当たらず済んだのですが。幸いasuka号はQファクターの大きいトリプル故に助かったのですが、ダブルだと無理だったかも。あくまでもasuka号での話でして、他の自転車で問題なく使えている方も多いのでしょうが、ともかくダブルレッグスタンドは車種を選ぶ事には違いありません。

 あとダブルレッグスタンドに限らずセンタースタンドの多くはチェーンステーを上下から挟んで固定しますし、相当の荷重も掛かりますし、足で荒っぽい操作になる事も、しっかり締めないと走行中に弛んでくるとクランクやタイヤに当たります。従って鉄以外の素材のフレームにはお勧めできません。なおasuka号の場合、最初からセンタースタンドの使用を考慮していたので、ブリッジの下辺りに回り止めの鉄材をつけています。しかしながら巧くセットできるなら重宝するアクセサリーではあります。

 ところで余ってしまった寸足らずのエスゲの方なんですが、タイミング良過ぎると云うか、facebookのある方のスレッドで話題になっていて、長さが間に合うなら送料着払いでお譲りする事に、幸い取り付けを検討していた車を実測して貰うとピッタリの寸法、ゴミになりかけていたダブルレッグスタンドは無事に新たな勤め先を見付ける事に。


今年の案山子コンテスト

 毎年この季節に行なわれる明日香村の案山子コンテスト、既に展示が始まっていますので、カメラ担いでちょっと覗いてきました。
 毎年、話題になっている人物とかに変身する巨大案山子ですが、今年は「せごどん」です。






 コンテストの投票は9/22~23に行なわれますし、暫く雨予報が続いていますので、ビニールを被せたもののあるのですが。今年で23回目とか、出品者もマンネリなのでしょうか、ここ2,3年少し今一つな感もあるのですが。

 彼岸花の方はまだまだ、蕾も僅かに出てきたばかりです、稲渕の棚田近くでは黄色いのが若干見られますが。(正しくは彼岸花ではなくショウキランかと)



2017年(昨年)の模様 2016年(一昨年)の模様 2015年の模様

2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様

2018年8月の実績

2018年の累計6,851.6キロ

道路元標
【1073】 2018/8/1 長野県 下伊那郡 根羽村
【1074】 2018/8/1 愛知県 北設楽郡 武節村(現 豊田市)
【1075】 2018/8/1 愛知県 東加茂郡 旭村(現 豊田市)
【1076】 2018/8/10 石川県 江沼郡 庄村(現 加賀市)【1077】 2018/8/10 石川県 江沼郡 分校村(現 加賀市)
【1078】 2018/8/10 石川県 能美郡 鳥越村(現 白山市)

十津川~南紀ツーリング(1日目)

国道168号から二津野ダムを望む

 昨年夏の「南の海へ」では1日で潮岬まで走る事が目標だったのですが、今回は「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」のポイントを巡る事が目的ですので一応の目的地は新宮と云う事で、今夜は何処で泊まる事になるか決まっていませんので、昨夏の様にテント一式を串本に送る事はせず、フロントバッグに押し込んで行きます。

 昨年夏より桜井を11分遅れの0335に出発、吉野口駅前0446、重阪峠0512、五条駅前0528と一昨昨日28日と比べると24分ばかり遅いです、ロードと2サイドですから当然の話ですが。五條市街を出るといわゆるコンビニの類は新宮市街までありません(本宮に24時間営業でないヤマザキストアが2軒ありますが)、お昼の弁当他を調達。
 五新線の廃線跡も生子(おぶす)トンネルが使えなくなっているのであまりメリットがありません、川沿いにダートの十津川街道を抜ける手もなくはないのですが、R168を老野トンネルの手前まで登り川べりへ下って江出(えずる)から向加名生(むかいあのう)まで走る事にします、あくまでも自己責任で、前後のトンネルが使えなくなっている上に出入りしにくいので、走る車も近所の軽トラ位になっています。写真はお馴染み賀名生(あのう)バス停跡「萌の朱雀」の恋尾バス停です。
 宗川野(むねがわど)で県道49号に入り立川渡(たてかわど)R168旧道へ抜けます、激坂をこなして西吉野大滝へ、持参のパンを齧りながら20分ばかり休憩。


  0838新天辻隧道(1,174m)に到着、昨夏に潮岬まで走った時に比べて11分遅れでスタートしていますが、ここで55分遅れです。新と云っても1959年開通の狭いトンネル、なお1922年開通の旧の天辻隧道も健在です、春に通った牟岐町の松坂隧道(1921年)に継いで古いコンクリート製のトンネルです(現存するものでは)。
 天辻を越えれば果無までは下り基調の道です、0906 阪本橋を渡ります、道の駅「吉野路大塔」へ立ち寄った事もあって68分遅れ。
 今年3月辻堂バイパスの残りが開通、夢翔(ゆめかけ)大橋を渡ります。しかし道が良くなると自転車にとっては車は飛ばすは日影は少なくなるは、あまりメリットはないのですが。0937 城門トンネルを抜けると十津川村です。
 先を急ぎたい処なんですが、そろそろ疲れも、十津川の道の駅まで頑張ろうかとも思ったのですが、やはりいつもの風屋ダムでと云う事に、風屋ダムも絶賛放流中(^_^)
 五條で買ったコンビニ弁当を頂きますが、クーラーバックのお陰で飲み物も冷たいまま、朝3時に入れた凍らしたペット飲料もまだつ3/4は凍っています。クーラーバッグを積めるのもキャンピング仕様の積載能力ならではです。
 風屋ダムを下り風屋花園バス停通過が1201、110分遅れ。熊野川沿いに入ってからやや向い風なのが響いている様です。道の駅「十津川郷」到着が1225。


  十津川村平谷、日本一長い路線バスとして知られる奈良交通の新宮行に抜かれます(写真左)。スーパーヤマイチ(写真右)で補給、都会とは比較しようもないですが品揃えも豊富、五條から新宮の間でペット飲料が100円未満(税別)で買えるのはここ位。
 十津川温泉の奈良交通の待合所で既に14時前、昨年より3時間近く開いている計算です、もとより2サイドですしスタンプラリーの事も途中もありますので、一気に潮岬は考えていないのですが、今夜何処に泊まるか作戦を練る事に。それにモバイル接続の2Gの上限に達していて速度制限がかかっています、今日は31日あと数時間の為に1G追加するもの勿体無い話、幸いここではWifiが使えます。
 とにかく明るいうちに新宮までは行けるのですが、適当な野営地が思いつかない。以前から気になっていた太地町のペンションみたいなゲストハウスみたいな宿「小さな宿 Nieche」が楽天トラベルで取れたので、太地まで頑張って走る事に、なんと素泊まり2,900円也、キャンプ場ソロで使っても場所に寄っては2,000円取られるご時勢ですからね。後6時間あればポイントを拾いながらでもどうにか走れるでしょう。
 十津川温泉を出ると果無越、標高差は120m程なのですがここまで100キロ走ってきた身には、1436 桑畑トンネルでピークを越えます、車では気が付かないでしょうが、眼下に二津野ダムを望む事ができます。熊野川本流には3つのダムがあるのですが、猿谷ダムも新トンネルに入ると見えませんし、いずれもちょっと気付きにくいのですよね。
 七色高架橋を一気に下り土河屋トンネルで長かった十津川村が終わって和歌山県です、休憩込みとは云え十津川村縦断に5時間半、まぁ日本最大(面積)の村(北方領土を含むと5番目)ですからね。
 1533 「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」を巡る今回の最初の目的地「世界遺産 熊野本宮館」に到着。モバイル回線が速度制限かかっているので手こずるのですが、幸いここではwifiが使えます。


 1620 R169と合流する宮井大橋へ、以前の上弦トラス橋は既に撤去されています。この先の日足(ひたり)地区は先日の豪雨で水没したので心配していたのですが、道路にはその影響は残っていませんでした。赤木川が熊野川に注ぐ地点なのですが、度々水没する土地なので「ひたり」とは浸るから来ているのでは思ってみたり。
 今日2つ目のポイント「熊野川物産販売所 かあちゃんの店」に到着、既に閉まっています「めはり寿司」買いたかったなぁ。「忠度(ただのり)餅」とは無賃乗車の隠語となった薩摩守こと平忠度の出生地がこの辺りとされています。
 標識が突然過ぎて少々判り難いのですが、この先の新しい新越路トンネルが自動車専用となっていますので、自転車は道路を渡って右側の道に入ります。


 越路隧道を抜けると直ぐに新宮市街です、3つ目の「熊野速玉大社」。太地町へ向うので反対方向に少し走る事になり、30分近くロスタイムになってしまいました。後はR42をひた走るだけなのですが、R168のトンネルの連続でライトを点けたまま走っていたりして、単3のストックがないので食料調達も兼ねて、紀伊佐野でスーパーセンターオークワに寄ったら、敷地が大き過ぎて時間がかかる事に、なおここにはダイソーもあります。時間が推してしまい4つ目のポイント「道の駅なち」と5つ目の「くじら博物館」はパスする事に。しかし車の多い割りに左側は海、右側は山と暗いR42を走るのもあまり気持ちの良いものではありません。ともあれ1952「小さな宿 Nieche」に無事到着。

 「Nieche」は太地駅から歩いても3分と掛からないR42沿いで、バス・トイレは共用ですがゲストハウスとかではありませんのでちゃんと個室になっています、フローリング張りで1人だと充分な広さです。オーナーはライダーの様でダイニングにはビンテージバイクが置かれていて、asuka号もダイニングに一晩置かせて貰う事に。南紀まで来ながら温泉とか海が見えるとか云ったロケーションではありませんが、この価格は有り難いです。もちろんwi-fiも使えます。
 本日の走行180.2キロ、27日に172.8キロ走っていますから中3日でのセンチュリーランとなりました。

 

次のWAKAYAMA800は

 御坊まで走って息をつく間もないのですが、8/31~9/2に休みを確保していたのですが、なんとも悩ましい天気予報。31日にキャンピング支度でR169を南下し、北山村のおくとろで公園で1泊、9月1日はR169~R168~R42経由で潮岬、望楼の芝で2泊して3日朝一に帰途に就く計画を練っていたのですが、早くも台風の影響で1日以降の天気が思わしくありません、ただ日本海側の前線が悪さをしていて南へ行く程影響が少なく31日中は降られる心配はなさそうです。昨年の様にテントとマットだけをヤマト運輸の串本営業所に送っておく手もあるのですが、スタンプラリーのポイントを拾いながらとなるとどこまで走れるか、
 そこで4サイドの準備(写真左)をしていたのをフロント2サイド(写真右)にしてパニア台も外し、荷物は寝るだけのキャンプ装備にして出掛ける事に。
 夏支度ですので片側のサイドバッグにテント、マット、寝袋が余裕で入ります、この季節の低所ですから寝袋はなくても良い位なのですが、もう片方には衣類と真夏の能登半島で重宝したソフトクーラーボックスを、輪行袋と雨具は大型のサドルバッグ、キャラダイスネルソンに押し込む事に。
 コース的には「おくとろ公園」は諦めて一路R168を南下し新宮を目指す事に、とにかく微妙な天気予報を睨みながら31日の朝を待つ事にします。

高野山~有田川~日高川~御坊ツーリング(2日目)

 せっかくですのでゆっくりしていきたい処なのですが、 まだ暗い5時に「きのくに中津荘」を出発します。日高川左岸の道を行くと暫くで県道193号船津和佐線となります、日高川町と御坊市は右岸の県道26号御坊美山線がメインルートなのですが、途中に一車線区間を残す左岸の道が車も少なく自転車にはお誂え向きの道です。痛んだコンクリート舗装やガードレールのない部分もあって暗くなってから走るのは躊躇してしまいます、昨夜中津に宿を取ったのはこの辺りの事情もあったのですが。

 和佐駅近くから県道25号となり笹峠と云う何の変哲もないピークを越えて塩屋でR42に合流します。
 R42の山側に熊野街道の趣を残す旧道が残っていますので、こちらを走って塩屋王子まで南下します。次のポイントはR42を挟んで海側の「日高港新エネルギーパーク(EEパーク)」なのですが…
 到着0624、なんと開園は10時から、とても3時間半は待てません。
 QRコードは閉ざされた門のはるか敷地内、コンデジ30倍ズームで覗いてみるとQRコードはバイクラックにぶらさがっています、とても読めません。その上何か拾ったのか前輪がパンク、まさに踏んだり蹴ったり。
 とにかくパンクを修理しないとどうにもなりません、隣の公園にお誂え向きの四阿がありますので、チューブ交換を始めようとしたら、なんとタイヤレバーを入れたケースがありません、とにかくマルチツールやらなんやかやチェーンカッターまで工具はありますので、丁寧にすればどうにかなるもんです、替えチューブも3本ありますし。しかしなんで鬼太郎がいるんだよ。
 予定では「日の岬」と「みちしおの湯」でも回って紀伊由良駅から輪行で帰途に就こうかと思っていたのですが、夕方には帰らなけらばならないので、最悪でも11時半には紀伊由良駅には着かなくてはなりません。距離は35キロ程なのですが、標高131mの日ノ御崎灯台まで往復しなければなりません。パンクさえなければ充分読めていたのですが。
 と云う訳で、職員の方が来るかも知れないとぐずぐずしていたのですが、8時前には諦めて帰途に就く事に、挫けついでに御坊市街を走らずに紀州鉄道西御坊駅から乗車する事に、昔は日高川駅が終点だったのですが、1駅分ですが1989年に廃線になりました。
 紀伊御坊駅構内には元大分交通耶馬渓線のキハ600が弁当屋さんに、貴重な2軸車のキテツ1号(元北条鉄道)が旧車留置されたています。
 西御坊0850発に乗車、御坊0908発に乗車、空振りの一日ですがお昼過ぎに桜井に帰投しました。本日の走行26.9キロ。


高野山~有田川~日高川~御坊ツーリング(1日目)

和歌山県有田郡有田川町 蘭(あらぎ)島にて

 8月1日から始まった「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」、いかに45ヶ所のポイントを効率良くコースを愉しみながら巡るか、車に乗らない自分にとって輪行せざる得ない遠方は「青春18きっぷ」の利用できる9月10日までの間に少しでもこなしておこうと幾つかのプランを考えてみたのですが、一つは4月4日の「今日は和歌山へ、高野山から蘭島」とほぼ同様のコースになってしまいました、即ち高野山経由で有田川に沿って下り、R424白馬(しらま)トンネルで日高川町へ入り、今度は日高川に沿って御坊市へ向かうプランです。
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8月25日の日記

 綺麗な虹を見ると良い事があるもので朝からパンク。公園の木蔭でチューブ交換をしていたら涼やかな風に秋を感じたりして、でもやはり日中は暑い。
 28日にerbaロードで高野山経由御坊方面へ、8/31~9/2は南紀へキャンプツーリングを画策しているのですが… いずれも8/1から始まっている「サイクリング王国(WAKAYAMA800)」のモバイルスタンプラリーのポイント集めが目的なのですが、「青春18きっぷ」の期間は9月10日までだけに、南紀方面は稼いでおきたい処、28日は良しとしても一時雨とか時々雨って悩ましい表現ですね、それに台風20号の被害もでている様です。最悪31日は他へ転進も考えてみるのですが、西日本は何処もお天気は良くない様でして。
 とにかく準備だけはしておこうとasuka号の整備、ブレーキワイヤーとシューの交換。R50T2はシマノのロード用のシューですが、プロマックスのカンチブレーキCB-105に使用しています、決してお高くもないブレーキで、最初に付いてきたシューがリムアタックが酷かったのですが、R50T2に交換してからは好調、以前のDEORE LXより良く効いてくれます、但しウエットな環境には弱く、雪道など走ろうものなら一日持たない、その様なケースではM50Tを使用しています、そろそろチェーンも交換かな。
 サイド枠を取り付けて自転車の方は準備完了、荷物の方は能登の反省から余計なものは持たずにね。とか何とかクーラーボックスを新調してみました。従来はホームセンターで売っている銀色のものですが、猛暑の能登ツーリングで重宝したので、サーモスブランドなら保冷能力も高いかと期待して。ペットボトル4本しか入りませんがサイドバッグにすっぽり収まります。