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「ヴィンテージレーサー鑑賞会」

 今回で4回目となるRRCBの恒例行事「ヴィンテージレーサー鑑賞会」、例によって三重県伊賀市の「サンピア伊賀」で行なわれます、関西と中京の中間で名阪のインターからも近くて集まりやすく、会場を借りるのもリーズナブルとか。第1回のイタ車に始まり、日本、フランスと来て、今回のテーマはイギリスだったのですが、流石に盛り上がりに欠けるとか玉が揃わないとか、結局はテーマ不問と云う事になった様です。さて私と云えばヴィンテージとかには格段の造詣や見識がある訳もなく、専ら集合写真係として顔を出させて貰う様な次第。ただ今回はT御大と一緒に走って行こうと云う話に。
 仕事の都合で出発は9時半と云う事に、ぐずついていたお天気もどうにか出発する頃には回復してきました。
 伊賀上野へは名阪国道の針テラス付近まで登った後、上津ダムを経由するか県道781号と782号を継いで行くルートを取る事が多いのですが、山添村のあちこちで通行止め箇所があって、岩屋の手前までは781号と782号を走り263号で旧R25へ入って五月橋へ下ります。
 12時過ぎに五月橋に到着、先日も島ヶ原の帰りに通ったのですが、耐震上の問題があるとかで架け替え工事が始まっておりこの五月橋は2,3年後には撤去されるとか。小休止の後やらせ写真をば(写真左 ; 辰巳御大)。「サンピア伊賀」は名阪国道より南側に位置するので旧R25をそのまま走らず三重県道687~686~687~688号を継いで猪田道へ出る事に。

 R422を跨いでから少し道を迷いましたが、13時過ぎには「サンピア伊賀」に到着、そのまま自転車を推して2階の会場へ。(写真  : まえださん)
 会場風景。
 忍者の街とあって、何とまいちゃんがくの一のコスプレを。




 参加車両たち、私は解説できませんので乾さんやまえだサンノブログでよろしく。
 最後に皆さん揃って記念写真を、私はこの任務の為だけに走ってきた様な…
 大きな画像はこちら(要認証「ツーリングの記録」と同じログインとパスワード)


 まともにお昼を取っていないので帰途R422沿いのコンビニで虫養いを、陽が暮れる前に帰るにはぎりぎりの時間ですが、猪田道駅の踏み切りを渡る処でT御大がパンク、典型的なリム打ちパンクでした。
 伊賀盆地の田園風景の中を伊賀神戸まで南下して近鉄大阪線に沿って初瀬街道をひたすら西へ、1815に西峠を越え1840には無事桜井に帰投しました。本日の走行120.9キロ。

 乾さんのブログ「伊賀上野ビンテージロードの合戦」
 まえださんのブログ「自転車趣味+α2」

再び大河原から島ヶ原へ

京都府相楽郡南山城村 恋路橋にて

 先週3日に行ったばかりなのですが大河原へ向う事に、今回は「自撮り」の準備を整えて大和高原経由で向う事にしたのですが、昨夜無駄に夜更かしをしてしまって出発したのはすっかり明るくなった6時前、その上前回同様夕方から予定があって午後には帰途に就かなくてはなりません。
 ところできっかけが判らないのですが、右足の足首あたりが少し痛みます、普通にペダルを踏むには支障はないのですが、ビンディングを外すのが少し辛いので、右側はあまり使わない様に心掛けます、ちなみに片面のPD-M324です。なんやかと挫ける材料を並べながらもR165から県道38号に入り天神社笛吹奥宮の水場まで足付きなしのノンストップで。
 布目ダム方面に向う時には基本的に県道38号で針まで行くのですが、最近良く使っているルートが山辺高校の先、つまりミモザガーデンとの間を並松池を右に見ながら左折、工務店の角を曲がって春日台カントリークラブの間に入ると、そこは天理市山田町即ち布目川の最上流部なんです、後は布目川の流れに沿って下れば良いのです。
 山田町では以前から気になっていた「奈良安全索道跡」へ立ち寄ってみます、「奈良安全索道」とは現在のJR桜井線の京終(きょうばて)駅から田原~山田~針を経て小倉を結んでいた延長16.9キロの貨物用のロープウェイで、大正11年に全通し大和高原からの物資輸送に供されていたのですが、道路網の整備等で自動車輸送へのシフトが進み、昭和27年には廃止されています。ただ「跡」と云っても何かが残っている訳でもなく、少し歩いた高塚明神に鉄塔が建っていたとか、「跡地」以外のなにものでもありません。しかし「安全索道」と云うネーミング、安全でない索道も多かったと云う事なのでしょうか。冗談はさておきその「安全索道」の名前ですが、「安全索道商会」が大正4年に大阪で創業し、現在では滋賀県に本社を置く「安全索道株式会社」となり、国内に多くのロープウェイやゴンドラ、リフトを建設しています。なおこの「奈良安全索道」の後には昭和2年に紀伊自動車の発注により、紀勢本線全通以前の矢の川峠に2人乗りゴンドラによる旅客用の「矢の川索道」を建設しています。
 「奈良安全索道跡」を後にして布目川沿いの田園風景の中を走り県道25号月瀬針線を北上します。先に立ち寄った藺生町の紫陽花はまだまだでしたが、的野界隈では見事に咲いていました。

 山添村峯寺から布目ダム右岸の道へ入りますが、堰堤までの区間の崩落箇所の通行止は相変わらず手付かずの状態です、自転車を推してならどうにか山側を迂回する事ができますが、左岸の県道があるのですから、わざわざ踏み込む必要もないと云えばないのですが。
 布目ダムを下り、少し判り難いですが大和高原CCの入り口を過ぎて直ぐの三叉路を右に入ります、RRCBの恒例「大和高原クラシックレーサー走行会」のお昼にレイクフォレストリゾートを使っていた頃の定番ルートだったのですが、お昼のバイキングが割高になってからはご無沙汰です、当然内容は良くなっているでしょうが4,000円(税別)ではね。途中集落と茶畑の中に結構激坂があるのですが、レイクフォレストリゾートへ真正面から行くよりはマシかと。
 入り口の前を真っ直ぐ通り過ぎ、暫くリゾートを右に見ながら走り、大河原へと激下りが、正直云ってこれだけキツいと愉しくも何もありません、なお東海自然歩道のルートも重なっています。

  しかし9時頃には晴れるとの予報だったのですが、一向に良くならないどころが、時折雨粒が、雨雲レーダーに不気味な雨雲が行く手に見えます、ただこれ以上は悪くはならない様です。

 ようやく木津川べりまで下ってきましたが、この時点で10時を回っています、所要時間はあまり変わらないのですが、先週は7時半には恋路橋には着いていたので先が思いやられます。距離は短いものの、未明から早掛けしてきたのと寄り道しながらとではね。ただ大型車の多いR163を通らずに大河原まで来れたのが。
 今日第一の目的地「恋路橋」の名前の由来となった恋志谷神社は天満宮の奥にあります。
 恋路橋、あまり時間の余裕もないのですが、「自撮り」の為に重いカメラと三脚を積んできたのですから、両岸から数テイクを。平日とあって釣り人の姿もありませんが、下流にある笠置の潜没橋と違って結構車が通るのですよ。
 少しR163を走らなけらばなりませんが先週同様に島ヶ原へ向います。前回は旧R163と思しき道を行ったのですが、今回は並行して南側にある旧大和街道を行く事にします、稜線に沿って民家の並ぶ旧道は、廃道寸前の殺伐とした道に比べると街道の趣があります、但し斜度はそれなりに。こちらには「二本杭」(写真左)と呼ばれる「従是西山城国」「従是東伊賀国」2本の石標が建っています。ただ「従是東伊賀国」の方は明治時代に先の道へ移設され、レプリカが平成15年になってここに再建されました。「二本杭」で三重県に入ったものの500m程更に登った「藤堂藩関所跡」(写真右)で旧大和街道は峠を越えます。
 島ヶ原に下る頃には12時を回っれしまいました、もう帰途に就かなければならない時刻ですので、最短コースと思える県道305号島ヶ原停車場観菩提寺線と県道686号上野島ヶ原線を継いでR25五月橋へ向います。
 旧R25五月橋へ、前後のボニートラスを従え立派な親柱を持つトラス橋なのですが、何やら下流側で工事をやっている様で覗いてみると「架け替え工事」と云う事です、ネットで調べてみると現在の五月橋は耐震上の問題があるとの事で架け替えられるそうです。道路用はトンネルに比べると鉄橋はどんどん姿を消して行きますね、土木遺産に認定されていないのが残念です。
 ところで橋の上を走る自転車の撮るのもやっかいなもので、今日の恋路橋の様な欄干のない沈下橋や上から見下ろすようなロケーションでないとなかなか難しいものです、五月橋があるうちに狙っておきたいとは思うのですが、写真は2016年5月29日、真夜中の大和高原を越えて鈴鹿に向う途中、濃霧の中の五月橋です。
 五月橋から旧R25を針まで辿る訳ですが、西行きに使った事は過去殆どないのですが、私とした事が勝原で道を間違えてしまいます、このまま岩屋まで走って県道782号上笠間八幡名張線で帰るルートも考えてみたのですが、登り返しが結構あって旧R25を登ってきた甲斐がありません、少し引き返して県道263号岩屋三ケ谷線に抜ける道を取ります。三ヶ谷で旧R25に戻ったのが1417、15時過ぎに帰宅のつもりにしていたのですが。
 名阪国道に沿って神野口、小倉と急ぎ針へ戻ったのが1451、後は初瀬まで下るだけですが、R165に入って以降、信号や踏切にことごとく引っ掛かり、1550どうにか帰宅する事ができました。ここまで走行約119キロ。

走れるうちに… 伊賀上野の手前まで

道の駅「宇陀路室生」

 相変わらずなかなか走る時間の取れない日が続いていますが、今週にも梅雨入りとか。キャンプ装備を解いて身軽になったasuka号、今日は早駆けで距離を稼ごうと朝4時過ぎに桜井を出発し上街道を北へ、5時半には奈良市街へ。

 少年刑務所跡の前を通って奈良阪を越え京都府へ、大仏線跡に沿って鹿背山を越えて加茂へ。しかし清々しい空気の気持ちの良い朝です。



 恭仁(くに)大橋で木津川を渡ります。最初は昨年春の「NLC4’season 春のサイクリング+」の時の様に信楽まで走り御斉(おとぎ)峠で伊賀上野へ下ろうかとも考えていたのですが、今一つ乗らないと云うか調子が出ないので、日曜だから大型車も少ないだろうとR163を東へ向う事に。大型車は少ないのですが、行楽地に向うだろう車が結構飛ばすのですよね。
 先週も来たのですが笠置へ、対岸に見えるキャンプ場、賑わってますね。
 木津川に架かる2つの沈下橋、笠置町有市と飛鳥路の間に架かるその名も「潜没橋」(写真左)、南山城村南大河原の「恋路橋」(写真右)、対岸に恋志谷神社があるのが名前の由来とか。「恋志橋」前後は自転車通行不可のバイパスが供用されていて車が少なく快適です。「潜没橋」の方は以前に「自撮り」もしているのですが、「恋路橋」は鮎つりや川遊びの人がいない草も伸びていない季節に狙ってみようかと。
 R163と離れ関西本線月ヶ瀬口駅の下をくぐります。今は奈良市となった山辺郡月ヶ瀬村ですが、ここは京都府相楽郡南山城村になります。数キロ離れた隣県の名前を取ったのも、月ヶ瀬梅林の知名度なんでしょうかね。
 関西本線と並行するR163の旧道と思しき道を行きます。ここには「従是東伊賀国」と記されて石柱があります、たださらに南側に並行して本来の大和街道があり、この石標はそちらから移設されたもので、現在そちらには「従是西山城国」の石標と並んで「従是東伊賀国」のレプリカが建っています。この道を訪れたのは何年ぶりでしょうか、かなり舗装が痛んでいて県境から東は車両通行止となっています。
 島ヶ原駅、関西鉄道時代のレトロな駅舎が残っています。付近は正月堂とか見処も幾つかあります、案内所でスタンプ帳を買って巡ってみるのも良いかも。
 伊賀盆地に入り上野城の見える処までやってきました。まだ9時半なのですが、夕方から予定があり午後には帰りたいので、市街には入らずに木津川左岸を南へ向います。対岸をR422が走っているのですが、こちらは車のいない田園風景の中で快適です。
 伊賀神戸から名張市街へ、赤目から名張川に沿って。
 12時丁度には道の駅「宇陀路室生」へ、モニュメントの前で写真を撮ったり。
 室生ダム湖畔で濡れ地蔵に寄り道。湛水期には沈んでしまう磨崖仏を今の時期は拝む事ができます。
 榛原からはお馴染みの笠間辻を通る県道を、後は女寄峠を下れば桜井ですが、ちょっと確かめたい事があって旧道の女寄峠へ。奈良交通の路線バスは今もこの旧道を往きます。
 信楽を端折ったので一府三県となりませんでしたが、奈良~京都~三重と巡って本日の走行135.9キロ。

今年も行きます「しまなみキャンプライド」

Photo : CycloTourisme Shimanami

 昨年参加した「しまなみキャンプライド」、今年は7/21~22に行われる事になり、受付が今日6/1の12時から始まり申し込みを済ませました。昨年は倉敷まで輪行し旧山陽道を尾道まで自走したのですが、幸い今年は「青春18きっぷ」の利用期間(7/20~)にかかってますし、まずは前後に時間がとれるかが問題ですが、往復のプランを練るのも愉しみです。今の処は木曜の夜に南港からオレンジフェリーで東予港へ、前日の金曜に今治経由で「しまなみ」を北上し適当な処でテン泊して、土曜の集合時刻までに尾道へ。復路は日曜の夜に「シクロの家」に泊まって荷物を宅急便にして、月曜に「とびしま」経由で呉線安芸川尻から18きっぷ輪行で帰って来ようかと。
「第2回しまなみキャンプライド」

笠置キャンプ(2日目)

 恒例の集合写真ですが、なんと三脚のクイックシューを忘れてきたために三脚が使えません、出発時刻が迫っていたのでLiberyさんに撮って貰いましたが、いっそキャンピングを6台並べて撮れば良かったですね。しかし何の為に重い三脚を積んできたのやら。なお大きなサイズの画像は「ツーリングの記録」(要認証)にて。
 5月の末ともなると明るくなるのが早いです(写真 : setoさん)。私とショコラさんが所用で早く帰らなくてはならないのですが、滋賀からのSさんとMさんが、奈良で行なわれるスミ旦那の新車お披露目ラン&大仏鉄道廃線跡巡りに参加すると云う事で、ならばと4人で7時半には出発すると云う事に。ただ車それも大型車の多いR163を避けて山越えルートを、キャンピングを連ねて奈良市街へ向う事になりました。
 今回参加の6台です。
 名残惜しいですが、後はsetoさん達にお願いして7時半過ぎに笠置キャンプ場を後にします、少々慌しかったものの涼しい内に撤収を済ませる事ができました。しかし今回はsetaさんとおつねさんに陣取りから大変お世話になりました、「笠置キャンプ」次回は11月ですね。
 笠置から奈良への山越えルートは県道33号奈良笠置線なのですが、そのまま辿ると須川町で車も多く結構な坂があるので途中から白砂川の支流安郷川に沿った山道に入ります。2007年5月の「笠置キャンプ」の折にN女のら先生に教えて貰って以来使っているルートです。(写真左 : ショコラさん)
 このルートなら渓谷沿いの木蔭の道で車は殆ど入ってこないので、自転車にとって快適この上ないのです。後は県道47号と県道752号を少し継いで走り再び県道33号に戻りR369へ。

 奈良市街に下った処でちょっと道を曲がり損ねて皆さんを1キロ以上遠回りさせてしまいましたが、お約束の9時半には余裕でJR奈良駅前に到着。(写真右 : スミ旦那) 一応スミ旦那のランドナーのお披露目なのですが、ロードバイクから小径車まで色々な自転車が、その上そこにキャンピングが4台乱入。
 挨拶の後、ショコラさんは大阪へ、私は上街道経由で帰途に就きましたが、桜井帰着が1105とは異例の早さで「笠置キャンプ」を終えました。

 ショコラさんの四半世紀の時の流れ 自転車

 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、一部に瀬戸口さん他の写真をお借りしています。私の分に関しては大きなサイズ(1920×1280)の画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。

笠置キャンプ(1日目)

 毎年11月に行なわれている「笠置キャンプ」ですが、私が管理人をさせて貰っているFacebookグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」のイベントとして行う事になりました。当初は滋賀県在住のメンバー2人でのプライベートなプランだったのですが、最近時間が取れず何処に行けずに腐っていた処、笠置ならどうにか仕事の合間に参加できそうと、私も加えて貰う事にしたのですが、ならばと先のグループのイベントにもさせて貰いました。そうなると週間予報で天気の目処がついた頃から参加者が増えて7~10名になりそうな按配に。しかし片道40キロ程の笠置とは云え、仕事の合間の33時間に往復してキャンプする訳ですからかなりの強行軍です。
 笠置キャンプ場は料金が安くてアクセスが良い事もあって結構人気のキャンプ場、デイキャンプも多いのですがこの季節少しでも早く行ってサイトを確保しておきたい処、大型車の多いR163はあまり走りたくはなかった処、setoさんが車でサポート役を買って出てくれたのと、4月の「月うさぎキャンプ」の後、その足でから四国~九州彷徨っていたおつねさんが名古屋への帰途に立ち寄って金曜日から前泊してくれる事になりこれで一安心、陣取りは2人にお任せして、のんびりと大和高原経由で笠置に向う事にしました。
 前日のうちに全ての準備を済ませておいて、仕事を済ませて一旦帰宅して0947桜井を出発、県道38号で長谷寺門前から初瀬ダムへ、ダムへは10%の急勾配ですが、ここさえこなせば後は適度な斜度で名阪国道の針まで行けます。
 県道25号月瀬針線を北上し12時過ぎには布目ダムへ、ここまでほぼノンストップでしたので小休止の後、柳生へ下ります。

 13時丁度には「笠置キャンプ場」に到着、案の定混んでいますが、先遣隊がいつもの木立の下を確保してくれていました、感謝。滋賀からのSさんも既に到着しています。まわりは大型テントのファミリーが殆どの中、setoさんが準備してくれたタープとテーブルの回りにソロテントが並びます。なお笠置キャンプ場ですが、今年4月から料金が300円/日から500円/日値上げになっています、昨年の豪雨被害も酷かったですからね。
 早速、設営を開始、まだまだ朝夕は肌寒いですので、まだまで夏のテントではと、Mossと夏用の寝袋、衣類をしっかり目の装備で来ました。
 近くの温泉へ往復して宴の始まりです。
 ショコラさんは出ました串カツを揚げます、kitamakiさんはすき焼、私はチーズダッカルビの豚肉バージョン「チーズトンカルビ」に挑戦。
 横着な私はガス派なのですが、往年の名器小ブスでご飯を炊くツワモノも、しかし上手く炊けた様で。(写真左 : setoさん)
 宴の途中ですが、所用で往路輪行となった滋賀のM氏をお迎えに笠置駅へ、これで今回の「笠置キャンプ」は都合8名となりました、しかし駅が真横にあるキャンプ場もちょっと珍しいでしょうね。宴は遅くまで続いていた様ですが、私の方はいささか飲み過ぎたのか、疲れがたまっていたのか、テントにもぐり込んだら、そのまま早々に寝てしまいました。

走れる時に走らんとね

五條市西吉野町茄子原にて

 「月うさぎキャンプ」以降、走れない日が続いていますが、お天気がまずまずなら走れる時に走っておかないとね、今年は梅雨入りが早いと云う話もあるしね。
 100キロを目標に暫くご無沙汰の県道49号勢井宗川野線を目指す事に、吉野口から重阪峠と走り慣れた道で五條へ、オークワでおにぎりと羊羹を買って、五新線跡に沿って旧西吉野村域へ。丹生川に沿った十津川街道(写真左)、ロードで踏み込む様な道ではありませんが、現状ではasuka号でも乗っては行けませんからね、押し担ぎならロードの方が軽いですしね。由緒ある道ですしどうにか車が通れるだけの幅員があったのですから整備して貰いたいものです。賀名生バス停跡にて小休止(写真右)。
 少しR168を走り宗川野でお目当ての県道49号勢井宗川野線に入ります。丹生川の支流宗川に沿って新旧のR309笠木峠に至る11キロ程の県道です。距離的には五條から天川への最短ルートになります。

 平雄集落への分岐に「萌の朱雀記念碑」への案内があるのですが、いまだに訪れていません、何しろここから標高で200m以上登らなくてはならないのです。商店を兼ねた西日裏簡易郵便局、この県道上で唯一の自販機があります。
 宗川に沿って幾つかの集落を経て、県道は現在のR309の新笠木トンネルと新川合トンネルの間へ出ますが、さらに上の旧R309を目指します。眼下にR309が見え結構車が行きかっているのですが、こちらの旧道では1台の車にも出遭いません。黒滝村と天川村との間の笠木峠ですが、新笠木トンネル(1,693m)は1984年9月に開通したものの、続く新川合トンネル(2,751m)が開通するのは13年後の1997年10月、新笠木トンネルが供用されながらもこのルートが険しい事もあって、路線バスも含め殆どの車は相変わらず旧笠木トンネルを経由していました。しかしその頃は天川村を訪れる行楽客は少なかったです。
 旧笠木トンネルの天川村側へ、旧R309はここから切抜トンネルまで更に登るのですが、今日はここから黒滝村へ下る事にします。実はここまで旧西吉野村域、従って現在の五條市なのですが、R309は新旧ともに一旦五條市域に入っているのです、意外と知られていないのですよね。
 黒滝村から地蔵トンネルを経て才谷から吉野山へ登り、裏芋経由で帰途に就く事に、昨年から通行止のままの芋ヶ峠の県道ですが、吉野側に新たな崩落箇所が。本日の走行102キロ。

 

5月12日の日記

 実は来月中旬位までは仕事の都合で40時間以上フリーな時間がとれません、とてもキャンプツーリングなんて状況ではないのです。それに昨日までの今月の走行距離は120キロを超えたばかり。
  たまたま今日はお昼まで時間があったので、4seasonまで来るアリオリ組を迎撃に、王寺の手前位まで行けるかなと予定コースを逆になぞって走っていたら田原本町内でパンク、ロードでは久しぶりと云うかErbaでは記憶にないのです。別に約束をしている訳でもないので高架橋の下の日陰でのんびりチューブ交換をします、目立ったダメージはないのですがこのパナのツアラーも距離的にそろそろかな。セブイレで手を洗ってコーヒーを飲んでいたらアリオリ一行4名が到着して無事に合流。緩いと云いつつ結構エエペースやないの、竹元さんは別のイベントだとかでいなくて残念。

 とにかく4seasonまではご一緒してブツを受け取って帰宅、本日の走行25.0キロ、屁のつっぱりにもなりません。  
 ところでグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の方で今月下旬に滋賀から笠置キャンプ場まで来られる御仁がいるので、ご一緒しようと云う話を進めています、かなり強行軍ですが、片道42キロですから40時間で1泊2日どうにかなるでしょう、asuka号もキャリア付けたままだしね。
 明日は雨だし、このペースで行くと今月は400キロに届くか届かない有様。

 

kiki live at the 高槻JAZZストリート 2018

Piano Lounge Allure にて

 最後の「月うさぎキャンプ」に来られなかったkiki君、実はキャンプどころか5月3日に「高槻JAZZストリート 2018」に出演する事になっていたのです。と云う訳でDさんと応援と云うか聴きに馳せ参じました。
 歳を食ってどうも雑踏が苦手になってkiki君の出演する夕刻からの2つプログラムだけでも良かったのですが「ピアニカの魔術師」ことミッチュリーが面白いから言う事でお昼前から高槻へ。私の世代ではピアニカって馴染みがないのですよね、愉しいトークと「LiberTango」に一票。
 夕方までの時間で劇場大ホールに出演する国府弘子トリオが観れるとホールへ向ったのですが長蛇の列、後ろに穐吉敏子、中本マリ、日野皓正が控えているだけに、とても入れる様な状況ではありません、さっさと諦めて隣の文化ホールでHe knows Jazz orchestraを観る事に、ビッグバンドもなかなか聴く機会がありませんからね、Wayne Shorterの初期の名作「Night Dreamer」に収められている「Black Nile」が演奏されたのでご機嫌に、ホーンセクションの女性陣がなかなか巧いよね。
  17時、ようやくkiki君の出演する1つ目のプログラム、炭火串焼「はなきりん」にてThree piece Swinging、四ノ宮匡規(Ts)、荒木章友(Gt)、箕輪昌裕(B)
 追っかけ次のプログラムは19時からピアノラウンジAllureにてMOST Jazz Quartet 、四ノ宮匡規(Ts)、渡部達意(Pf)、箕輪昌裕(B)、折田健吾(Dr)。


 マニュアルズームの使えないコンデジで、相変わらず撮って繋いだだけの映像ですが(16分41秒)。