2時間程越境してきました

長尾神社参道一の鳥居にて 奈良県葛城市

 今日はいぬいさん主催の「斑鳩の里 ゆるゆるサイクリング」なのですが、夕方から勤務ですし時節柄もあって遠慮しておくつもりだったのですが、随分とご無沙汰の顔ぶれも来られますし、心配していた天気もご覧の様に、とにかく顔だけでもと、緊急事態下の大阪へ向かう事にしました。台風の影響か、葛城山系の山々にはご覧の様な雲が…
 待ち合わせ場所は新しくなった柏原市役所前に9時、今回はR166竹内峠を越える事にします、勿論旧道を行きますが、竹内街道~横大路~初瀬街道ルートだけに、奈良盆地を東西にほぼ一直線です。ところで竹内峠は私が初めて越えた名のある峠、当時住んでいた大阪堺から母方の実家のある明日香村へと走ったのです、その頃には旧道でない現在のR166が既にあって、ただ峠前後が未舗装だったと記憶しています。0745 峠を越えて大阪府へ。

 竹内街道の大阪府側は奈良県側と趣が違って、曲がりくねった旧街道が続いていて、所々に旧い佇まいを残しています。
 昨年暮れの「石川ポタ」以来、久しぶりに石川べりのサイクリングロードへ。

 8時40分頃には待ち合わせ場所へ、ただいぬいさんがかなり遅れるとの事で、スミ旦那の先導、Dさんがしんがり役でスタートする事に。

 府道183号本堂高井田線を青谷方面へ走り、途中からいわゆる「ふんどし街道」へ入ります、河内堅上駅へ抜けるコンクリート舗装のシングルトラック(一部ダートあり)です。
 スミ旦那の「亀の瀬地すべり」のレクチャー。「亀の瀬」は大阪湾へと流れる大和川が信貴生駒の山々と二上葛城の山々を分断する様に流れる渓谷で、日本有数の地滑り地帯。大和川に沿ってR25とJR関西線が走っています。昭和6年から7年に発生した地滑りで右(北)岸にあった国鉄関西本線亀瀬隧道が押し潰されてしまい、復旧は現在の三郷駅(当時はなかった)と河内堅上駅間で一旦左岸に渡り再び右岸に戻る現在のルートとなっているのは鉄な人にも良く知られています。
 0954 峠八幡神社へ、ここを東に下ると奈良県へ入ります。この後、三郷駅前から大和川べりを走り、まだ10時ですが竜田川へ入った処で法隆寺方面へ向かいお昼にする皆さんとはお別れし桜井へと帰途に就きます。富雄川をまたぎ佐保川が合流する板屋ヶ瀬橋まで大和川右岸を走り、橋からは左岸を走る快走ルートを、桜井市に入る手前までノンストップで、さすがにオーバーヒート気味なので、暫し公園の四阿で休憩の後12時には無事に帰投しました。やはりこの季節は早朝から走りだし爽やかな午前中で切り上げるの一番です。本日の走行63.8キロ。

スミ旦那のブログレポート「走門来福」



ガパオオムライス~百日紅~濡れ地蔵

奈良市藺生(いう)町 並松(なんまつ)池にて

 明日以降お天気が怪しそうだし今日の休みは「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」の残りのチェックポイント巡りでがっつりと走ろうと企んでいたのですが、昨夜多少不安のあった後タイヤを交換、以前のチューブをそのまま使ったら癒着していたのか穴が、次にスペアを入れたらコア軸がすっぽ抜けてしまい再び交換、片付いた頃には日付が変わっていました。スペアチューブは残り1本、明るくなった頃に一旦目が醒めたのですが、テンション上がらず二度寝。次に起きたらすっかり陽が登っていて食事をしたら「遠回り通勤らいど」より遅いスタートに、当初の予定は諦めてとにあえず大和高原へ向かって走り出す事に…

 桜井市街からR165初瀬街道を東へ、9時半を回ったばかりだと云うのに昨日同様異常な暑さ、旧街道を縫って長谷寺参道からいつもの県道38号桜井都祁線へ。
 初瀬ダムにさえ取り付けば後は緩やかに標高を稼ぎながらのんびりと走る事ができます。例年ですと8月の初めはRRCBの「大和高原 真夏の早朝ラン」があるのですが、人数が集まるだけに今年は「コロナ禍」で中止に、もう10年近く毎年夏の恒例行事として続いていたのですが残念です。

 小夫集落を過ぎると標高は400mを超え、風もあってなかなか快適に走る事が。今は奈良市となった旧都祁村へ入りますが、のんびり走り過ぎたせいか既にお昼前に、並松池の前の「ミモザガーデン」でお昼にする事に。
 前回、焼カレーを注文してから気が付いた新メニューの「ガパオオムライス」を注文、バジル風味のガパオライスのオムライス版ですね。ボリュームがあって腹持ち良さそう。
 窓から並松池を眺めながら暫し過ごします。
 この先「早朝ラン」のコースをなぞろうかとも思ったのですが、早朝ならともかくこの時間からあのコースを想像すると、ちょっとね。

 県道781号都祁名張線に入り室生多田の満寿寺を目指す事に。ここの薬師堂には百日紅の木があるのですが、今年はまだ蕾も付けていません、老木ですし毎年花が付くのが少なく遅くなっている様な、写真右は2016年8月19日、ググってみると昨夏は8月下旬に咲いている写真がありましたが、今年はどうなんでしょうねぇ。奈良県道28号吉野室生寺針線に出て室生大野への快走ダウンヒル。

 R165に出て緑川半焼の嫌な坂を登り室生ダムへ、湖畔の道は蝉の鳴き声のトンネルです。
 大和富士と呼ばれる額井岳を正面に見ながら赤人橋を渡ります、こちら側から見ると冨士とはね。先月15日にも通ったのですが、その時は近くまで雨雲が迫って来ていて先を急いでいたので「濡れ地蔵」に立ち寄らずにR165に出てしまったのです。今回は湖岸から「濡れ地蔵」まで往復する事に。

 ご覧の様にダムの水位が下がって、遥拝所から流れを渡って「濡れ地蔵」まで往復する事ができます。結構乾いていて水没する辺りも歩けそうです。
 ダム湖畔に戻り榛原へ抜けて、笠間辻から女寄を下りますが、下りるにつれて下界の暑い事、もう少し宇陀でゆっくりしとけば良かったものを、何でも大阪は38.9℃を記録したとか。本日の走行61.9キロ。



8月4日の日記 出頭してきました(^_^)



今朝の藤原宮址

 朝から異常とも云える暑さ、今日は色々と用がありまして、がっつり走るのは明日にし「遠回り通勤らいど」は遠回りはなし、蓮が満開の藤原宮址に少し寄り道してからCafe「4’Season」へ…

 季刊「Cycle」も届いてましたしね。
 実は先週末にポストに入っていた桜井警察署からの郵便物、事故、事件や違反なんて記憶もないし、怪訝に思って封を飽けてみると「遺失物確認通知書」と書かれていて「ポイントカード(トライアル、オークワ等)」とある、ははーん成る程と一安心。実は先週「伊良湖」へ行った折りにコンビニで買い物をしようしたら、財布の中にいわゆるポイントカードの類いがTポイントカードを残してゴソッとなくなっている、どこかで買い物の際に財布から抜け落ちたに違いない、幸いにも銀行カードやクレジットカードの類いはちゃんと揃っていたので一安心したのですが。ざっと思い付くだけで、トライアル、オークワ、キリン堂、ヤマトーにポンタetc. スーパーやコンビニのポイントカードなんて拾われたところで持ち主以外には役にたたないし、着服できたとしても価値も知れています、戻ってこないものと諦め、プリペイドやチャージ機能を使っていなかったのがせめてもの幸いだと思っていました。
 恐らく何れかのカードに関わる何処かのお店の人が見付けてわざわざ届けてくれたに違いない、警察だってカードから私の住所氏名といった個人情報は手続きを踏まなくては得られないしょうし、カードに関わる店なら話は早いですよね。文面からすると拾得者は拾得の権利を放棄しているみたいで、まぁ主張されてもどうしようもないけど。とにかく拾得者と警察のお手を煩わせたので「出頭」して引き取らせて貰わなければ。
 スマホ絡みの別件でIEONに立ち寄ってたらい回しにされた後、桜井署に出頭。あのY病院事件で拘留中の医師が不審死した桜井署ですね。
 何枚かの書類を書いて手続きを済ませポイントカードは無事に戻ってきました。
 うろ覚えで申告した6枚は全問正解、しかしこんだけバラまいて気が付かなかったとは… 拾得されたのは28日に自宅近所のポイントとは関係のないスーパーで「Delft」の帰り道ですね。警察はオークワに照会して落とし主を割り出したそうです、ありゃ。まぁとにかく一件落着です、明日は走るゾ。



「遠回り通勤らいど」再び東吉野へ

 東吉野村小(おむら)にて

 顰蹙の「遠回り通勤らいど」今日は先月15日に続いて東吉野村へ向かいます。芋ヶ峠を越え吉野川から高見川沿いに遡上し、一谷峠を越えて宇陀経由で帰ってくる定番ルートです。まずは明日香村栢森からのんびりと芋ヶ峠へ。R169まで下り妹背大橋で左岸の県道39号吉野東吉野線を柴橋まで走り再び国道に戻りR169からR370へと。
 窪垣内で県道16号吉野東吉野線に入りますが、あまりに変わり映えしないので国栖の三叉路の次を右に入り、赤い橋を渡り高見川左岸の道へ入る事にします。左岸の道は東吉野中学や東吉野村役場の前を通って丹生川上神社の先の蟻通橋まで続いていますが、県道16号は吉野町と東吉野村を結ぶ唯一のルートなので災害時の迂回路としても維持されているのでしょう、県道に比べてアップダウンが多いのと製材所とか多くて殺風景なのでサイクリングで走り抜けるにはお勧めでもありません。

 ただいつもと風景が違うので少し新鮮かな、お馴染み「ニホンオオカミ像」の対岸を通過します。(写真右)
 丁度お昼もまわったので蟻通橋を渡り、ツルマンリョウ自生地の下のベンチで明日香で買っておいたおにぎりを頂きます。平日にも拘わらず川遊びの家族連れや釣り人で東吉野は少々賑やかです。高見山を見上げるポイントへ。
 R166を跨いで県道251号谷尻木津(たんじりこつ)線へ入り一谷峠を越えます。岩端へ下るまで一台の車にも出遭わず。

 宇陀へ下ると吉野とは違った盆地の田園風景が広がります。芳野川沿いの道を走り、最近抜けられる事の判った回廊の様な右岸の道を行き、高塚から野依への県道を越えて、久しぶりに女寄トンネルを抜け16時には暑い下界に帰ってきました、本日の走行81.2キロ。