日本国内での最初の感染者がでてから1年半、結構のんきに気楽に日常生活を送っていたんですがネェ… 大阪2,000人、兵庫1,000人なんて数字が毎日続くとさすがにこれはと、案の定昨日、緊急事態宣言とまん延防止措置の対象都道府県がご覧の様に拡大され、奈良県だって北部は京阪神となんら変わりはなく、回りには多くの人が相変わらず大阪へ働きに出かけ、職場では大阪から通ってきている人も少なからずいる。
職場柄、信頼に値する情報は入ってくるし指導もある。私の場合、4月5月には2度ワクチン接種を済ませ、その後も検査を受けているものの、ファイザー製ワクチンのデルタ株への効果は40%台とか云われ、抗体が出来ていてもいつまで効果が続くのやら、確かにするとしないではリスクは格段に違うのだけど、現実にワクチン接種者の感染例や発症例は少なからずあるし、最悪キャリアとしてばらまく可能性だってないとは云えない。
統計上の差異はあるけど既に15,000人が亡くなっていても、癌や内臓疾患での死亡者数の何分の一、自殺者数にも及ばない、ただ交通事故の死亡者数(昨年は3,000人を下回った)の何倍にかにはなる。積極的な対抗策が限られる中「コロナ禍」を事故と捉えれば、回避策は「危機回避」と「安全運転」、それでもオリンピックは行われたけど。
しかしその割りにスーパーとか商業施設の入り口では、以前は警備員やスタッフが立っていたのが今では見かけない、さすがに人目があるからマスクを着用していない人は殆ど見かけないけど、ワクチン2回接種したからもう大丈夫なんて云ってるのを聞くと、絶対緩んできているとしか思えない。
さて自転車は通勤と一人で走っている限りは「密」にはなりにくいし、健康とQOL維持には欠かせない日課、満員電車や京阪神のターミナルを経由しない限り輪行も良いかなと考えていたけど、どうも輪行袋担いでウロウロするのも人目が、それにキャンプもよりよってこんな時代にブームになって「密」なレジャーになってしまい、そんな事を気にしてまで行きたくもないし。
もとよりインドア趣味の人間だったから籠ってごそごそするのは嫌いではない、「床の間サイクリスト」はどうかと思うけど、残りの人生にやりたい事や愉しみたい事は山ほどある。出口が見えない処か、収束へのシナリオを描けない今の段階では有効に「コロナ下」での且つ「コロナ後」の遊び方愉しみ方を模索しなくては…