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不発の2日
奈良と桜井を結んでいる旧街道、いわゆる上街道の途中に櫟本(いちのもと)と云う古い街並みがあるのですが、昨日から祇園祭りをやっているので、午後から延陽伯号こと片倉シルクグロワール24に「自撮り」の準備まで整えて出掛ける事に。 実は昨日の夕方に行っておきたかったのでが、あいにく雨で出られず、さりとて今日も夕方から所用があるので時間がなく、駄目だろうなと思いつつよりによって一番暑い時間帯に走り出す事に。 屋台が出て子供神輿などもあっていつになく賑やかなのですが。
ところで櫟本には「櫟本分署跡参考館」と云うのがあって、今日は祭りのせいか入り口が開いてましたので、少し覗いてみる事に。 ここは「大阪府奈良警察署櫟本分署」を修理復元したものを展示施設としているものなんです。 この大阪府奈良警察と云う妙な名称は、明治9年から20年にかけて奈良県は廃止されていて堺県になったり大阪府となっていたりした時期があったためでなのです。 そんな時代の警察分署跡がなぜ保存されているかと云うと、ここは天理教の教祖が拘留されていたと云う忌まわしい歴史があるからなのです。 天理教云々と云う事は別にしても、明治初期の警察の施設がこの様に保存されているのは貴重なのでは、それに今でこそ国のまほろばとか云ってますが、明治維新後には奈良の存在価値は低かったんだなぁ、と感じさせられたりします。 少し勉強はさせて貰ったものの、写真の方は何の成果もなく上街道を折り返します。
夜のうちに降った雨も収まり、昨日の準備のままで明日香村甘堅丘へ向います、実は先に目をつけておいた紫陽花がお目当てだったのですが、先日からの強い日差しに枯れて汚くなってしまっています。 手ぶらで引き返すのもなんなので、ちょっと頑張って栢森まで足を伸ばします。 雨上がりの緑が何とも云えない風情です。 しかし「自撮り」の背景になる様なシチュエーションはなく、なんとなく紫陽花の写真だけ撮って引き返す事に。
飛鳥川沿いの自転車道にて。 もうそろそろ梅雨も終りだろうし、紫陽花もこれが最後かな、しかし何となくものに出来ていないままなので、明日は再び大和高原へ上がってみるかな。 2日の走行距離64.6キロ、今月は524キロで折り返します。大和高原早朝サイク
大和高原から柳生街道
柳生街道滝坂道(奈良市春日野町)
山辺高校の裏から天理市山田へ抜けて、RRCBの恒例行事「真夏の早朝ラン」でお馴染みの無名の小さな峠を越えますと、目の前に南田原の田園風景が広がります。
県道奈良名張線を跨ぎそのまま北へ進みますが、大柳生から笠置まで行っても良いかなと思いつつ、ちょっと午前中には戻れないなと思い誓多林(せたりん)へ下る事にします、この辺りには「誓多林」をはじめあ「忍辱山(にんにくせん)」「大慈仙」「菩提山」と変わった地名がおおいのですが、元はインドの地名がきているとか。 余所の車が入ってくる事のない静かな山あいの村です。
誓多林を西に抜けると東海自然歩道となっている柳生街道に出て峠の茶屋のある石切峠へ出ます。 着いたのは丁度9時でお店は開いていたのですが、暫く「自撮り」をしていると、店の親爺がでてきて店じまいしてしまいました。
峠を越えて奥山ドライブウェイに出ます、こちらへ下れるのはツーリング車ならではですね、ロードじゃちょっと厳しいですから。 いつもなら若草山の方へ向うのですが、滝坂道の北側の位車道の方を下ります。 車道と云ってもダートで一般車は入ってきません。 一ヶ所木漏れ日の綺麗な場所があったので、頑張ってみますが雲の流れが早くて刻々と明るさが変わります、もう少し陽射しが和らぐタイミングを狙った方が良かったかな。 滝坂道を下ると高畑ですから「まんま亭」の近くに出るのですが、まだ10時過ぎですのでお店は開いていません。 帯解から上街道に出て帰途に就きますが、下界の暑い事と云ったら尋常やないです。 奈良市街へ下るとその後結構走る事になるので、失敗だったかな、途中の大和(おおやまと)神社で一息入れさせて貰って、お昼には桜井に帰ってきました、本日の走行66.7キロ。
都祁から「ぬれ地蔵」へ
昨日の今日ですがasuka号に「自撮り」支度をして出掛ける事に、午後から天気が不安定になって山沿いでは雷雨になるかもとの予報ですが、お昼頃まででも近場を走れればをと云うつもりで6時に出発、初瀬ダムから小夫(おぶ)を目指します、朝の空気が爽やかです。 笛吹大明神の水場までやってきましたが、大した距離でもなかったのですが、昨日の疲れが残っています、ロードで頑張りすぎたのか暑さが堪えたのか、長めの休憩でまったりします。
再び走り出して旧都祁村域(奈良市)に入っても行き先が決まりません、上山田から南田原へ越え様か、室生へ向おうか。 藺生で思いつきで右折して都祁山の道へ。 R369沿いのサークルKで補給して再び都祁山の道へ。 写真は室生多田。
多田の集落の中にある満寿寺の下のさるすべり、愉しみにしているのですが、まだ蕾も付けていません。 薬師堂で再びまったりと休憩。 向渕(むこうじ)から室生ダムへ下る事に、R165まで気持ちの良いダウンヒルです。
室生ダムを渡って右岸(南岸)へ、赤人橋から榛原側の下戸橋までは通行止になっている事は織り込み済みなんですが、手前の下山橋も渡れなくなっています。 「橋梁の腐食・劣化が進んでいて通行に危険をを伴う…」とあり、6月1日から通行止となっています。
赤人橋を渡り「ぬれ地蔵」へ、室生ダムの渇水期にだけ姿を現す地蔵立像があります。 写真右は昨年12月。
何か妙な光景ですねぇ、水に浸かっている方が自然な様な気がしますが、水に浸かっているとこの位置からは撮れない訳でして。
地蔵橋から見下ろすとこんな感じになりますが、やはり何か変、私が「自撮り」写真に求めているものとは違う気がします、誰かと一緒に来た折にではヤラセ写真を撮る事にしましょう。
結局は「ぬれ地蔵」抜きの巻頭の大きな木の下の写真が一番良かった様な、それでも木に比べて自転車が小さ過ぎます、同じ場所で昨年秋に撮った写真と比べて悩ましい処です… しかしいずれの写真も不満だらけなのですが、この暑さにテイク2に挑戦する気力が失せてしまいます。
結局は午前中だけ遊ぶつもりだったのですが、榛原から篠楽経由で女寄を下り2時過ぎに帰投、しかし下界の暑い事と云ったら尋常やないですね、シャワーを浴びてざるそば食って気持ちすっきり、本日の走行62.8キロでした。
伊賀上野へ「ヴィンテージレーサー鑑賞会」
今日は昨年に続いて伊賀上野でRRCB(Restoration and Riding of Classic Bicycles)の「ヴィンテージレーサー鑑賞会」が行なわれるのですが、朝8時半まで所用があって。 時間的に昨年の様に自走と云う訳に行きませんので、近鉄大阪線が三重県に入って最初の赤目口駅まで輪行する事に。 なんとも中途半端な処なんですが、西峠をパスしここまで輪行すれば殆ど国道を走る事無く、快適なコースを縫って会場の「サンピア伊賀」まで行く事ができます。 写真右下は名張市街を往く初瀬街道、七夕祭りの準備中でした。 ところでなぜ伊賀上野なのかと云う事ですが、ここなら名古屋方面からの参加者も参加し易いと云う事なんです、まぁ会場の料金や確保のメリットもあるかも知れませんね。
「サンピア伊賀」にはお昼過ぎに着くつもりで来たのですが、久しぶりのロードバイクに追い風、ついつい飛ばしてしまいます。 時間調整も兼ねて木津川べりの木蔭のベンチで名張のイオンで買ってきたお弁当を広げる事に。
ちゃんとしたサイズの集合写真や自転車の他の画像は「ツーリングの記録 2016」(要認証)の方でご覧頂けます。
自撮りポタ & 吉野サイク

さて今日は「自撮り」にするか、先月分までしっかり距離を走るかと昨夜悩んでいた割りには、朝からゆっくり過ごしてしまう事に。 とりあえず先日目を付けておいたポイントへ。
ローソンから窪垣内まではがっつり走ってみる事に、ところで柳生までの距離がおかしい「ならくる」の標識ですが、先々月に県に報告しているのですが、直ってませんね、やる気ないのでしょうか。 結局「ならくる」なんて利用活用されているかって事より、県は何かしらやっていると云う形と、業者に仕事を作っているだけのものと、思われても仕方ないよね。
入野(しおの)峠にて、以前もこの場所で撮っているのですが、前の方が良かったようで。 R370を北上し、宇陀を回って宮奥ダムから多武峰を越えて明日香村へ戻るコースも考えていたのですが、津風呂湖北岸を走って、壷阪峠で戻る事に。 という訳で「自撮り」しっかり、走行距離も89.8キロと充実した一日でした。
2016年6月の実績

今月は664.9キロと2年ぶりに700キロを切ってしまいましたね。 さすがの極楽トンボもお天気との巡り会わせが悪くて走れず、がっつり走ったのはFさんと大和高原を回って「まんま亭」へ行ったのと、「黄和田キャンプ場」までの往復だけだったかと。 それに季節を問わず1年以上月一は訪れていた東吉野詣も途切れてしまいました。 ちなみに2016年はここまで5790.9キロ。
…の割には何故か体重が減っているのは、若い頃は別として、最低記録だった2014年12月の月平均値75.9kgに迫っています。 でも体脂肪が22%台ではネ。
明日はお天気だとか、1日フリーなんで久しぶりに走れそうですが、がっつり走るか、目を付けている「自撮り」ポイントへ向うか思案中。












































