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「彼岸花の乱」は不発だったけど…

京都府城陽市 木津川右岸

 今日明日と連休ですので1日は走りたい処、ゆるゆるCCの「彼岸花の乱」に顔を出す事に、今日23日は京都府八幡市の若宮八幡宮、明日24日は葛城山麓とのプランです。京都方面はご無沙汰ですし、葛城山麓は桜井からだと中途半端ですし、何やら九品寺界隈では不良アマチュアカメラマンの横行で、立入禁止になったり刈り取られいたりとか、そう云う話も鬱陶しいので、今日23日に北へ向かう事に。

 本隊は例によって大阪柏原の市役所前を7時にスタートしますが、王寺駅北口に8時、平城宮跡9時に集合地点が設定されています。桜井を6時半にスタート、しかし小雨が降り出してきました、北の方は雲が少ないのでとにかく大和川べりを北上。御幸橋南詰めに7時半までには着いたので、王寺駅北口へ向かいます。7時40分には王寺駅に到着、既に大阪組は到着していました。

 平城宮跡に向かって富雄川から秋篠川沿いの自転車道を急ぎます。


 少し遅れましたが、無事に平城宮跡に到着、デルフト朝ポタメンバーのN女史がお見送りに来てくれています。


 0925 平城宮跡をスタート、コースリーダーのDさんが佐紀町交番前を北上するので今日は歌姫街道かなと思っていたら右折、やはり京奈和自転車道かなと思っていたら、そこは行き止まり、後ろからは歌姫の方が近くて速いと意見がでますが、この面子だとそれも疑問、船頭多いとなんとかですわ。


 とにかく京奈和自転車道で木津八幡嵐山自転車道との合流点ま、通称三角公園(正しくは樋門公園とか)できましたので、一息入れます。木津川沿いのこの自転車道、初めての方もおられる様です。

 向かい風が結構強くて、それも北へ行く程きつくなる様な。ただ先日までの異常な残暑は終わってくれた様です。

 河川敷から堤防上に上がるスロープで写真を撮ろうと頑張って先回りします。

 近鉄京都線とのアンダーパスの先のショートカット、危険なので閉鎖されてしまった様です。

 結局 1118 ノンストップで流れ橋に到着、昨年11月以来、なんとここへは2015年に40往復しているのです。

 流れ橋近くの「四季彩館」でも食事はできる様なのですが、お昼はコンビニで買って若宮八幡宮で食べようと云う事になったんですが。


 若宮八幡宮、お目当ての彼岸花は全くと云って咲いていません、場所を間違っているのでは思いましたが、ここで間違い無さそう、芽がありますので開花の時期には早かっ様です。他に行く場所もないのでここでお昼を頂く事に。

 流れ橋に戻って、せっかくですので集合写真を、間の黄色い丸の先が木津川流れ橋、
 大きな画像は「サイクリングの記録」にて(要認証)。ところでその流れ橋はご覧の状態で渡る事はできません。

 帰りは山背古道の方を走ると云う事で国道1号旧道の木津川大橋まで北上します、何人かは階段を担ぎあげてバイパスの新木津川大橋を渡った様ですが、ご苦労様です。でも木津川大橋まで行くと約2キロ遠回りです。


 新名神の下のまで来た処で、こっしーさんからここで自転車並べて写真撮ろうとリクエスト。って何台あんねん。

 3枚撮って、事後 Image Composite Editor でパノラマ合成です。

 右岸路は河川敷へ下りる車も通るのですが、広くて走り良いです、ただサイドバック泣かせのゲートが何ヶ所かありますのでキャンピング車には不向きです。

 堤防上の右岸路は山城大橋東詰まで、これより南は一部が国道24号になっています。ここで山背古道方面へ向かう一行とお別れし、私ともりやすさんとI氏は山城大橋を左岸に渡り自転車道を南下します。

 三角公園まで戻ってきた処でお湯を沸かして3人でコーヒータイム。のんびりしていると山背古道を走ってきた一行がやってきました。
 ここで微妙に帰る方角の違うもりやすさん、Iさんとお別れし、久しぶりに梅美台から奈良阪を越えて、ほぼ上ッ道を走って18時頃に帰投しました。陽が傾き始めると半袖では肌寒さを感じる様に、18時を過ぎると暗くなる季節になったのですね、お彼岸ですもんね。
 若宮八幡宮の彼岸花はとんだ空振りでしたが、久しぶりにゆるゆるCCの皆さんとご一緒して120キロ程走る事ができて、満足です。

 乾さんのブログレポート ランドナー補完計画「彼岸花の乱失敗。ながれ橋へ」

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

「案山子コンテスト 2023」と彼岸花


師匠~ 暑いのにご苦労はんです。

 お約束通り、明日香村稲渕の棚田「案山子コンテスト」へ向かいます、明日香村界隈も一昨日位から彼岸花が咲き始めました。飛鳥葛城自転車道の終点近くの疎水沿いにて。

 県道から棚田とジャンボ案山子が見上げる事ができるのですが、路駐が多くて撮れるタイミングは貴重です。

 案山子ロードへの入り口、今年は万太郎が出迎えてくれます。

 展示期間は既に始まっていて、コンテストの審査は週末なのですが、まだ出揃っていない様な…

 案山子ロード沿いの彼岸花はまだまだ、彼岸花狙いなら他の場所の方が良いかと、黄色いのは満開です。

 今年のテーマは「花と虫 自然いっぱいと案山子」

 そう云えば朝飯食ってなかった、おにぎりでも買ってくるんだった。異常とも云える残暑が続いていますが、木陰に入ると秋の気配を感じます。

  カマキリですか、なかなか斬新。製作途中?未成線?

 いつもの棚田を見下ろす回廊ルートへは入らずに案山子ロードを引き返します。常連さんの作品が見当たらないので、もう1回はこなくちゃならないかな。
 案山子ロードの棚田は東に開けているので、写真を撮るなら午前中がお薦めです。
 例年の「案山子コンテスト」の模様は…
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PS : その後加わった作品とコンテストの結果はこちら

 

案山子コンテスト まだまだこれから

 明日香村稲渕の棚田の「案山子コンテスト」、コンテストそのものの展示期間は9月17日から始まるのですが、例年ですとそろそろ出揃っているのですが、今年は9月に入っても連日の夕立続きですからね。

 と云う事でまだ3点のみ。2023年のテーマは「花と虫 自然いっぱいと案山子」、投票は9月23,24日に行われます。なお例年の「案山子コンテスト」の模様は…
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 彼岸花の方もまだまだこれから、毎年気の早い黄色いのが少し咲き始めていました。来週また覗きに来る事にしましょう。
 自転車道を戻って「4’season」でモーニングを頂いて、少し買い物に回って帰途に就きまして。今月の走行距離は300キロに後少し。

 

2023年夏 18きっぷ輪行旅 おまけ

  

  加古川駅で 1736 発敦賀行新快速に乗換、加古川駅って姫路駅同様にローカル線区からの乗換改札があるのが輪行袋を担いでいると邪魔くさいのですよね。新快速に乗ってから思いついたのが、4月に放出に開店した「祝日麦酒」に寄って行こうと… 5月に島ヶ原でのキャンプでアリオリの竹元さんに教えて貰ったのですが、「月うさぎキャンプ」にも参加された事のあるOさんが放出駅前でクラフトビールのお店を開いたとの事、なかなか行く機会もないですし、東西線経由で放出で途中下車すれば、輪行袋を担いででも駅近で知り合いの店なら大丈夫でしょうと、尼崎で京田辺行区間快速に乗り換えます。
 お店は放出駅北側、シャッター商店街になっていた古い商店街の一角にあります、幸い神戸で降っていた雨はまだ大丈夫な様です。外からも見える醸造タンクにサイドバッグを付けた自転車。


 カウンタバーと聞いていたのですが、想像していたより広くて落ち着けます。クラフトビールは自社醸造の「花天エール」「ライチエール」「はらんきょサワー」の3種類の他にゲストビールが幾つか、結局Mサイズで3種類を飲み比べしてきました。

 木津経由の直通奈良行きは最終近くまでないので、2056 発おおさか東線経由奈良行き直通快速で。それでも桜井線では最終になるのですがね。放出駅で奈良行を待っていると検測車DEC741が、いわゆる在来線版ドクターイエロー、クモヤ443の後継ですがハイブリッド車両です、良い事あるかな。

 奈良で桜井線(万葉まほろば線)に乗り換えたまでは良かったのですが、気が付いたら香久山駅を出た処、次の畝傍駅で下車、既に上り下りも終電、近鉄の最終は日付が変わるまであるのですが、歩くなら高田まで行ってしまった方が近かったし雨も降っていません、すっかり酔いも醒めて延陽伯号を再び組み立てて桜井まで走る事に(-_-;) まぁ午前様になる前には帰投、本日の走行は80キロ超に。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「兵庫県の道路元標」


 「18きっぷ」の残り1回分、6〜7日と連休なので石川県の未修の道路元標巡り他を画策していたのですが、お天気が良さそうなのは7日だけ、さすがに1日では無理があるのと「北陸3県デジタルスタンプラリー」も面白くないので、天気の良さそうな方角に矛先を変える事に。兵庫県下の道路元標は早い時期に殆ど回り終えているのですが、その後見つかったものとかで数ヵ所残っています、そこで今回は美嚢郡奥吉川村、加東郡社町、加西郡大和村の3ヶ所を回ることにし、福知山線の道場駅からスタートする事にします。

 兵庫県を始め西の方へ向かう時はどうしても大阪駅での乗り換えが絡んできます、特に平日ですと通勤時間帯と重なります。ただ学研都市線と東海道山陽本線、福知山線との間に直通があるので、所要時間が多少かかりますが大阪府下を乗ったまま通過する事ができます。桜井発の始発に乗車、奈良で京都行きに乗り継ぎ、木津から福知山線の新三田行き快速に、道場駅は停まりませんので、西宮名塩で各停に乗り継ぎます。

 生瀬〜道場間は1986年に武庫川の渓谷をトンネルで突っ切る現在の新線に切り替えられ、西宮名塩もその時に新しくできた駅なのです。道場駅に到着、辺りはのどかな田園風景が広がっているのですが、ここは神戸市なんです。

 せっかく近くを通りますので有馬郡の道場村道路元標を再訪します、JR道場駅からは結構離れている神戸電鉄の電鉄道場駅近くの古い街並みの中にあります、2007年5月以来、変わりはない様ですが後ろのお宅は酒屋さんだったのですが、廃業されてしまった様です、道路元標は100年余り、この家並みの変わり様を見てきたのですね。

 今日は前半は概ね六甲山地の北側を横断する県道17号西脇三田線を走るのですが、この県道大型車が多いのが難点、途中で美嚢郡の奥吉川村道路元標へ。

 中国道をくぐって歩道をを走っていた処でパンク、木陰を探してチューブ交換。関東沖に進んだ台風13号の影響かこの辺りから北西からの向かい風に苦しめられる事に。

 加東郡の社(やしろ)村道路元標は加東市明治館として保存されている元加東郡公会堂敷地内に保存されています。

 3つ目の大和村道路元標まで加古川の支流野間川、さらにその支流大和川に沿う様に、ほぼ県道34号西脇八千代市川線を遡ります、(写真右)大和川です。

 大和村道路元標は2016年に廃校となった多可町立八千代西小学校の正門脇の植え込みの中に保存?されています。藤原勝永著「兵庫県の道路元標」によると元の位置(柳小字柳596-5から500m北の小学校へ移転とあります。小学校の銘板はそのまま跡地には民間の会社か入っている様です。

 近くに「なごみの里 山都」と云うのがあって食事もできます、なんでも大石内蔵助所縁の地だとか。この先の舟坂峠(船坂トンネル 656m)を越えて播但線の福崎まで走る案もあったのですが、雲行きも怪しいですし、既に15時を回ってしまったので西脇町駅 1645 発で帰途に就こうと素直に来た道を折り返します。

 西脇町駅まで下り基調の15キロ、ぴったりかなと思って走っていたら今日2度目のパンク。西脇町 1645 の次の登りは 1751 かぁ…

 西脇町駅前には 1615 に到着、走行75.43キロ、輪行支度を済ませ無事に 1645 発に乗車、久しぶりに103系の乗り心地の悪さを堪能。西脇でコンビニに寄る余裕もなかったのですが、よくよく考えると道場駅出発時にカレーパンを1個食っただけで昼飯抜き、「18きっぷ」だけで帰るとして桜井は 2029 着かぁ… おまけに続く

【1180】 兵庫県 美嚢郡 奥吉川村(現 三木市)
【1181】 兵庫県 加東郡 社町(現 加東市)
【1182】 兵庫県 加西郡 大和村(現 多可町)

あまり面白くないね「北陸3県デジタルスタンプラリー」

 先日の「山中越え」「三方五湖」で幾つか回ってみた「北陸3県デジタルスタンプラリー」、それぞれのチェックポイントへはNAVITIMEの機能で誘導してくれるので便利で、主催者側にすればチェックポイントを示す案内をあえて現地に設置する必要がないと云うメリットがある訳です。ただ複数のチェックポイントを効率良く回ろうして、机上のルートファインディングを行うにしても全てのポイントの座標データをまとめて欲しい処、ただこれは提供されていない様です。「三方五湖」の折は Ride with GPS で予定のチェックポイントをPOI登録しておいて、近くに来たらNAVITIMEを動かしてチェックインさせると云う手を活用しました。
 このスタンプラリー、抽選とは云えお愉しみの賞品ですが、5~40 Point「北陸行ってみたみた賞」90名、41~80 point「ブロンズ賞」15名、81~160 Point 「シルバー賞」10名、161~239 Point「ゴールド賞」6名、240 Point「北陸パーフェクト賞」1名と賞品の内容はともかくとして設定されています。(ちなみに額面通りと計算して総額585,000円也)。「いしかわ里山里海」の折の「能登牛」「直江屋源兵衛」の醤油とドレッシングのセット良かったですもんね。
 既に「北陸行ってみたみた賞」の Point は確保していますが、開催期間の11月末までに富山県と石川県を走る予定もなくはないので、せっかくなら次のステップの 41 Point に挑戦してみようかなと240ヶ所のポイントをカシミール3D上にプロットしてみました、石川県に関しては「いしかわ里山里海サイクリングルート」のチェックポイントと殆ど重なっているので楽だったのですが、これはなかなか大変な作業。
 確か2017年から始まった石川県はともかくとして、チェックポイントの設定が酷いですね、極端に偏っていたり、サイクリングの目的とは関係のなさそうなポイントもちらほら、チェックポイント間のサイクリングを愉しめるルートが描けないのですよね、また反対に富山湾岸なんておいおい幾つあんねんって感じ。また標高400mを超えるチェックポイントも何ヶ所かあるのですが、全て一律1ポイント、そうなると「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」や「グランフォンド in 奈良・吉野」のモバイルスタンプラリーは良く考えられていると思いますよ。しかし5ヶ月で北陸3県の240 Point、いくら健脚な暇人がいたとしてもカタギの人には無理ですよね。 

 「いしかわ里山里海サイクリングルート」のポイントが68ヶ所になった折でしょうか、アンケートか何かで進言したと記憶しているのですが、メリットのある他県から参加者の事を考えるとポイントを翌年度に繰り越しできれば良いのですがね、まぁお役所仕事では予算や年度を跨いでの企画は難しいのでしょうね。
 と云う訳で来年の事は判りませんが、次があればねと41 Pointは諦めました、って来年は「18きっぷ」で北陸へ行けないやないですか、高山本線経由しか…

2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」

三方五湖 水月湖畔にて

 本来は先月21日の「北陸本線廃線跡 山中越」の続きで28日に行くつもりだったのが… 今年の夏は疲れがとれませんわ、月が変ってしまいましたが、敦賀から三方五湖に向かいます。今回は三方五湖を巡る一部の路面状況が心配でしたので延陽伯号ではなくデモン太で。
 前回同様に奈良駅 0448 発の始発に乗るために桜井から20キロ余り、上ツ道を自走します。真夜中とは云え街灯に照らされた旧街道が続き、加えて今夜は月明かり、涼しくて気持ちが良いのですが、早起きと云うか殆ど寝る時間が無いのが。

 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀、近江塩津での乗り換えを無事こなせば、8時前には敦賀に着いてしまいます。今津で京都よりに移動しておいて2両編成の米原行きの最後尾に乗り込み、塩津でさっさと下りて狭い地下道を急ぐのがキモです。
 来春の北陸新幹線延伸開業も3月16日と昨日発表された敦賀ですが、相変わらず9600の動輪の前で輪行支度を解く事に、些か曇り空、大丈夫かなぁ…
 今回は風光明媚な三方五湖と云う事で「自撮り」の準備と「北陸3県デジタルスタンプラリー」のチェックポイント巡りがテーマです。まずはチェックポイントの気比の松原に立ち寄ってから敦賀半島を中途半端に回る県道33号佐田竹波敦賀線へ、「わかさいくる」のブルーのサインが引かれています。

 馬背(まじょう)峠トンネル(1,405m)で敦賀半島を横断します、峠への旧道は塞がれている様です。

 ダウンヒルで水晶浜へ、ここもチェックポイントですが、対岸の原発が複雑ですね、その見返りと云うか早くから道路は良くなって、裕福な地元自治体によるハコモノもあちらこちらに。雲は途切れてきて降られる心配はなさそうです、それはそれで陽射しが入ると途端に暑くなります、それでも9月を感じさせますね。

 トイレ休憩を兼ねて道の駅「若狭美浜はまびより」へ、JR小浜線美浜駅前にあってかなり立派な施設です。夏休み明けの午前中とあってか空いていてスタッフの数がやけに目立ちます。パンケーキにスパゲティとお洒落なメニューしかないのですが、この先の目当てもないのでここで早いお昼にはします、しかし豚肉とキャベツのホワイトソースにアイスコーヒーLサイズで1.628円とはちと高い。

 12時過ぎに三方五湖へ、写真は久々子(くぐし)湖畔と日向(ひるが)漁港。なお日向湖は海水、久々子、水月、菅湖は汽水湖、三方湖は淡水湖です。

 日向湖の西半分を反時計回りして再び久々子湖へ。なお途中に「レインボーライン」への入り口があります自転車歩行者通行禁止となっています。


 久々子湖と水月(すいげつ)湖を繋いでいる浦見川(運河)、ただ並行する道路は結構登らされます。

 小さな峠を越えると三叉路があって、直進すると菅湖畔から小浜線沿線に、左折して浦見川を渡ると水月湖を巡るルートに入ります、「わかさいくる」のルートで湖岸に沿って1車線路が5キロ程続きます、三方五湖々畔のサイクリングロードのハイライトでしょうね。専用道ではない様ですが離合できそうな場所が皆目ありませんので車はまずやってきません。懸念していた路面状況ですがロードバイクでも問題はありません。。

 水月湖畔、フェンスが設置している区間も多いです。

 ようやくフェンスが途切れて「自撮り」できそうなポイントが…

 最近ヘッダー用の横長サイズにはまっているのですが、波があるとパノラマ合成ができない場合が多いのですが、今回は上手く行った様です、恐るべし「Microsoft Image Composite Editor」。

 水月湖と三方湖の間の水道、人工的な水路ではない様で案内には瀬戸と記されてますね。三方五湖のうち菅湖を除く4つを巡り終え世久見トンネル(715m)を抜けて日本海側へ。

 世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。

 「田烏の棚田」実は3月に来た折にたまたま見つけたのですが、時間がなくて通り過ぎたので今日一番立ち寄りたかった処で、あわよくば「自撮り」も考えていたのですが、曇ってきましたし、ちょっと難しいロケーションです、棚田と云っても整然と区画整理がされていて、白米や丸山や奥三河の四谷には叶いません、まあ放棄地が多い中でこの厳しい環境で稲作を続けようとする人の苦労を考えると部外者の都合なんですがね。それよりこの棚田が人目に触れずに海岸に出られるのかして密漁防止のゲートがあります、たまたま稲刈りの準備で開いていたのですが、どうやらいつも入れるとは限らない様です。

 田烏トンネル(527m)を抜けて再び内陸部へ、後10キロ程足を伸ばして小浜市街まで走る事も考えたのですが、上中駅から帰途に就く事にします。1743 発下りに乗れば敦賀回りで18きっぷのまま 2234 には桜井へ帰り着けるのですが、今日は東舞鶴経由で帰途に就きます、実は小浜線の小浜~松尾寺間は国鉄時代を含め未乗区間なのです。上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井、時間も乗換回数も多くて京都駅では34番ホームから10番ホームと在来線の端から端と大変なのですがね。

 「北陸3県デジタルスタンプラリー」の方は予定の7ヶ所を回って都合11ヶ所、「53.気比の松原」「57.水晶浜」「59.若狭国吉城歴史資料館」「55.道の駅はまびより」「56.美浜町レイクセンター」「62.茅葺きの舟小屋」「64.世久見展望台」一応賞品を申し込む最低ラインはクリアしたものの、11月一杯までもう少し考えてみます。
 本日の走行95.6キロ(奈良までの自走21.4キロを含む)、18きっぷ  6,050円分乗車。

2023年 今年のジャンボ案山子は


 今朝の朝焼けは凄かったですね。ここ暫く遠征ネタが続きますので地元ネタを、勤務明けに軽く遠回り通勤ポタで明日香村へ…

 明日香村稲渕の棚田で行われる「案山子コンテスト」のシンボル、今年のジャンボ案山子が登場しています。
 案内板などは設置されていませんが、どう見ても鶴瓶師匠ですよね。コンテスト出品の案山子の展示は9月17日から11月上旬まで行われ、投票は9月23,24日に行われます、2023年のテーマは「花と虫 自然いっぱいと案山子」だとか。
← 歴代のジャンボ案山子、昔は架空のモデルが多かったのですが、最近は話題の人とかが続いている様です、幸村、せごどん、チコちゃんと些かNHKよりかな。例年の「案山子コンテスト」の模様は…
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 棚田を見下ろす回廊の様な小径を巡って帰ってきました、本日の走行20.3キロ、今月は600キロを超えましたが、さて明日の休みはどうしようかな…

 

2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征 Part.2」2日目前半

6時には宿をスタート、まずは岩村田宿まで北上し旧中仙道へ入り追分宿から軽井沢に群馬県との県境となる碓氷峠を越えます、2010年9月に走ったルート(佐久平~横川)とほぼ重なります。既に暑い位の陽射しなのですが、残念ながら雲がかかって浅間山(2010年9月7日)は見えません。

 北国街道と合流する追分宿に着く事には霧雨の様相、とにかく国道18号の歩道を走って今日の最高標高1,003mを越えます。

 13年ぶりの軽井沢町道路元標を再訪。

 旧軽井沢駅舎記念館は現在はしなの鉄道の軽井沢駅舎として利用されています。


 現在の国道18号は南側の入山峠を越えているので、旧道は軽井沢駅前を過ぎると車は少なくなり、少し登るだけで碓氷峠に着くのですが、それにしても車が少ないなぁと思っていたら… なんと峠のゲートが塞がっていて「路肩崩落により通行止」との事、ここが通れないと今日の予定が成り立ちません。めがね橋へは横川側からは行けると書かれていますので、崩落箇所が熊ノ平より下なら「アプトの道」を行けばめがね橋へ出られます、数キロ下りますがダメ元で突入するしかありません。それに旧道と云っても全線2車線ですから自転車すら通れない2車線崩落なんてケースは稀ですしね。

 車がやって来る心配はほぼないのですが、決して耐パンク性能の良いとは云えない延陽伯号ですし、濡れた路面に枝などが散乱しているのでそろりそろりと下ります、雨上がり蝉しぐれの道が心地良いです。動画


 なんとあと少しで熊ノ平と云う処で重機が、崩落と云うより倒木の撤去作業が行われています、タイミング良く作業は終了間近で軽トラが1台後から降り来て待っています、これ幸いと軽トラの後について通過、路肩の崩落箇所では監督風の人が検証中の様子、崩落は知れていますが復旧工事が始まれば通してくれそうにありませんが、無事に熊ノ平駐車場に到着。もし通してくれなかった6キロ余りを登り返した上にどうやって今夜の宿の前橋に辿り着こうかと悩む処でした。

 熊ノ平前後からは重要文化財となっている碓氷峠鉄道施設を垣間見る事ができます、熊ノ平駅跡から横川まで「アプトの道」として遊歩道が整備されています、自転車は乗り入れ禁止と云う事ですが押せば問題ないでしょうとの事でネット上でレポートも上がっています。熊ノ平で少し階段を担ぎ上げて「アプトの道」へ入ればめがね橋の上に出られますが、下から見上げた写真を撮るには長い階段を担ぎ下りなけらばならないので、このまま国道を行きます。

 有名な、通称「めがね橋」です。丹後宮津を舞台にした瀬尾まいこ原作に拠る2008年の映画「天国はまだ遠く」でのロケ地にもなったのですが、自殺の名所と云う設定なので「めがね橋」とはクレジットされていません。前回はasuka号でしたので下に置いて登ったのですが、今回は延陽伯号を担いで階段を登ってみます。


 遊歩道になっている線路跡にベンチがあったので、軽井沢で調達したおにぎりで遅すぎる朝食にします、既に10時半なんですが… 平日ですが結構人が通ります、観光客やハイカーと云うよりウォーキングと云う雰囲気の人が多いですね、

 トンネル内の写真を撮りたいのと階段を降りるのも大変なので5号、4号、3号トンネルと抜けますと、担がずに一般道に出る事ができる部分があります。基本的に「アプトの道」はトンネル内は舗装、外は砂利道です。押している処を「自撮り」したかったのですが、泊りの時はなかなか荷物が限られますのでね。国道18号へ戻り、午後から道路元標を巡りながら前橋へ向かいます。

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征 Part.2」1日目

 今日は先月26~28日に続いて北関東へ道路元標蒐集サイクに向います。青線は先月のコース、赤線は今回の予定ルートですが、先月と同じく小海線中込駅前(長野県佐久市)の宿に前乗りし、長野群馬県境の峠を越えて群馬県側に下り前橋泊り。1日半で15基の道路元標を巡る予定にしていて、今年中に1,200基達成を目標にしているのですが。

 今回は峠と云っても軽井沢側から碓氷峠を越えるだけなので登りは知れていますので、身軽な延陽伯号で向う事にします、軽くてヘッド抜き輪行もできますのでコンパクトに輪行ができます。距離的には100キロ超ですので4月の和歌山自走の経験からインナーパンツは用意する事に。
 さて先月と同様に勤務明けからのスタートで、名古屋まで近鉄特急利用とプチ贅沢、桜井0952→1020名張1024→1149名古屋1224→1340中津川1415→1621塩尻1659→1758小淵沢1801→1951中込と所要時間9時間59分。


 丁度お昼時になる名古屋駅では今回もきしめん、一度冷たいのを食べてみてもよかったかな。

 1224発中津川行きに乗車、次の1245発でも同じ塩尻行きに乗り継げるのですが、中津川から先は2両編成ですからね、輪行袋の置き場所とかを考えると先に中津川に着いておいた方が良いですから。


 先月は雨でダイヤが乱れたりしたのですが定刻に小淵沢へ、小海線内でも鹿と接触したりなんて事もなく中込駅到着。(写真右は小海駅にて)

 宿は目の前ですが、先に輪行支度を解いておきます。この時間になると駅前はどこも開いていませんので、チェックインを済ませて延陽伯号で県道沿いの中華料理屋とコンビニを一回り。大きなお風呂で輪行疲れを取って明日に備えます。本日の走行、通勤の7キロ程と中込の街中を1.9キロ、「18きっぷ」で5,170円分乗車。

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年夏 18きっぷ輪行旅「北陸本線廃線跡 山中越」


樫曲隧道(旧北陸本線トンネル群)

 早速ですが整備したばかりのデモン太を担いで福井県に向かいます。実は今週末にゆるゆるCCのイベントで皆さんが旧北陸本線の山中越(杉津線)の廃線跡へ行くのですが、残念ながらその当日は私は仕事で参加できません。山中越の廃線跡は過去2度ばかり(2009年6月2017年5月)、北行きで走っているのですが、代わりに今回は今庄スタートで南行きで走ろうと考え、あわよくば未踏の敦賀市~若狭町を走ってみたいと考えてみたのですが… ただこれにはかなり無理があります、と云うのはデモン太で100キロを越える距離を走った事がないのですよね。
 と云う訳で色々と調べ物をしていると石川県のやっている「いしかわ里山里海サイクリングルート」のスタンプラリーが「北陸3県デジタルスタンプラリー」として富山県、福井県にエリアを拡大して11月末まで行われているそうです。ただ従来のスタンプラリーとは異なりチェックポイントにQRコードの掲げた看板等がない様で「NAVITIME」を利用している様なのですが、チェックインの方法とか良く判らないのと、アプリのお試し期間を過ぎてもスタンプラリーの利用が無料なのか、不可解なまま今庄宿と敦賀市街にチェックポイントが何か所があるのでトライしてみる事にしてプランを練ってみました。11月末までには富山県と石川県を走る計画もある事ですし、「いしかわ里山里海サイクリングルート」では能登牛や醤油とドレッシングのセットを云った商品も頂いてますしね。

 今庄駅へは桜井駅を始発に乗っても18きっぷだと1007着、京都駅まで近鉄を利用でも0902着になってしまいます。そこで未明に奈良駅までの20キロ余りを自走し0488発の始発に乗るという裏技、これなら今庄駅に0757に着く事ができます。殆ど寝る間もなく3時前にスタートし上ッ道を奈良駅へと急ぎます、真っ暗な時間帯ですが古くからの集落を縫って行く道ですので街灯の明かりが続いていて安全に走る事ができます。奈良駅 まで DST 21.0km / TM 1:24:51 / AVS14.7km/h / MAX 25.9km/h。
 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0757今庄、京都、近江今津と無事に乗り換えを済ませますがこのスジの危ないのは近江塩津での乗り換え、近江今津で乗車するのは米原行き、従って近江塩津での乗り継ぎにはホームが変わります、3分で狭い通路の地下道を通って行かなくてはなりませんし、反対方向の乗り換え客もいるので結構難儀です。

 無事に今庄に到着、駅舎は綺麗になってますが、今ではエレベーターもない無人駅となっています。輪行支度を解きまずはスタンプラリーのチェックポイント「今庄宿」、漠然としていて範囲も広いので良く判りません、結局チェックインが上手く行かないまで今庄宿を離れたのは9時を回ってしまいました。その上山中越の県道207号今庄杉津線と並行する旧街道は災害復旧工事で通行止になっているのに案内が不備で何度か引き返す事に、既に北陸新幹線の工事は終わってはずなのに県道はダンプが行き交っています。

 1962年の北陸トンネル開通までの北陸本線旧線の敦賀~南今庄間には3か所の駅と3か所の信号場がありましたが、その一つだった大桐駅跡。ところで今庄と敦賀では100m以上の標高差があり、北行きですとピークの山中トンネルまで約250mの登りには夏でも涼しいトンネルが幾つもあり木陰も多いのですが、南行きですと山中トンネルまで県道を淡々と登って行かなければなりません。

 0957 ようやく山中トンネルに到着、ここから下り基調で山中隧道(1,170m)~伊良谷隧道(467m)~芦谷隧道(223m)~曲谷隧道(260m)~第二観音寺隧道(310m)~第一観音寺隧道(82m)~曽路地谷隧道(401m)~鮒ヶ谷隧道(64m)~葉原隧道(979m)と9つのトンネルが続きます。なお旧北陸本線トンネル群とは湯尾隧道(368m)と樫曲隧道(87m)を含めている様です。なおトンネル内は漏水により路面が濡れていて水溜りもあります、天候にもよるでしょうが特に山中隧道の漏水は酷く車種はランドナーを選択するのが最良かと。もちろんライトは必須です。

 トンネル間の幾つかでは敦賀湾越しに敦賀半島を望む事のできるポイントがあります。

 以前は葉原隧道と伊良谷隧道に交互通行の信号機がありましたが、現在は芦谷隧道などにも信号機が設置されています。それぞれ3~5分の待ち時間が設定されていますが、青になっている時間は僅かです。平日とあって通う車は工事関係者だけの様でしたが、サイクリストは3人ばかりすれ違いました。
 なお現在の北陸自動車道杉津PA近くで廃線跡ルートと県道207号は別れますので注意、廃線跡は北陸道を右へくぐります。

 旧線の杉津(すいづ)駅の跡地はPAになってしまっています、写真は次の新保駅跡。

 9つのトンネル群とは離れていますがトンネル群の一つ樫曲(かしまがり)隧道、併行している国道476号線を走っていると見落としてしまいがちです。歩道トンネルとなっていてレトロな街灯が付いていますが、もちろん鉄道トンネル時代にはなかったシロモノですよね。実はこの街灯が点いているつもりで「自撮り」の準備をしてきたのですが、点灯していません、点いていないと絵になりませんよね、涼みがてらのんびりしていると突然点灯、どうやら天井にセンサーが付いている様です、あわてて「自撮り」の準備を始めたものの、一旦消えると今度はセンサーの下をウロウロしてもなかなか点いてくれません、結局は樫曲隧道で1時間近くいた事に。なお今庄を出ると廃線跡ルートには樫曲付近までコンビニや商店はもとより自販機すらありません。

 そして敦賀市街に入ったのは既にお昼を回ってしまいました、こうなると若狭方面へ足を延ばすのは諦めざる得ません、時間よりもこの暑さが。市内の「北陸3県デジタルスタンプラリー」を3ヶ所程回ってみましたが上手く行きません、諦めてお昼でも食べて敦賀駅1443発の姫路行き新快速で帰途に就こうかと考え、アルプラザのフードコートでカレーを食べながらスタンプラリーのオンラインマニュアルを見ます、どうやら「NIVITIME」の機能にまるっきり依存しなけらばならない様です、これではジオキャッシングライクなスタンプラリーの愉しみがないではないですか、まぁ複数チェックポイントを効率的に回る順列の工夫は必要でしょうが、せっかくですのでもう一度敦賀市街を一回りして再度トライ、今度は上手くゆきました。そうなるとせっかくですので「赤レンガ倉庫」まで足を延ばします。

 「赤レンガ倉庫」の影に運転台前面窓がパノラミックウインドウになった後期型のキハ28が保存されています、急行「わかさ」ってありましたね、乗った事はないけど。

 無事に市街地のチェックポイントを回り4ヶ所目の敦賀駅前「星野鉄郎とメーテル」像へ、敦賀市と松本零士は何の所縁もありません、やや無理っぽいその訳をググってみて下さい。しかし来春に北陸新幹線の敦賀延伸を控えて駅の変わりようは…

 市街をもう一回りしたお陰で1本遅れて敦賀1523→1657京都1707→1751奈良1812→1845桜井と敦賀直通の新快速のお陰で2回乗換所要3時間22分でラッシュになる前に桜井に帰ってきました。いつもなら輪行袋を担いで自宅まで歩くのですが、デモン太ですので駅前で組み立て数100mの帰路を走り、本日の走行63.2キロ、「18きっぷ」は往復で5,280円分乗車。

「月の宝箱」へ (2日目)

宇陀川河畔を行く

 朝、参加者が揃っての記念写真、二日酔いなんて顔の人がいないのが凄いと云えば凄い。なお大きな画像はうちのHP「サイクリングの記録」へ(要認証)。 0940 皆さんに見送られて自走組は「月の宝箱」を後にします。

 芳野(ほうの)川に沿って、緩やかに下り基調の道を快走。

 坂を登りたくないので榛原近くまで遠回り榛原西小の前を越え、今度は宇陀川河畔を遡り「おごぽご」へ、氷のつもりだったのがお二人はカレーライスにカレーナン、あれっ朝食ってなかったの? 私は宇治金時、もう一回は食って今年の夏を終えたい。

 再び宇陀川河畔を、戻ります。

 榛原駅前の駐車場までMt.なおじさんをお送りし、西峠を越えて帰途に就きます。

 13時丁度に桜井に帰投、今夜勤務なので慌ただしい2日目でしたが、バクローさん主催「月の宝箱で番頭さんとお話しましょう」は無事に終了。「月うさぎ」「月の宝箱」のある菟田野岩端では暑さ知らずで過ごせましたが、やはりこの季節自走して行くのは大変ですわ、本日の走行は帰宅までで35.1キロ。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

番頭さんを囲んで「月の宝箱」宴会 2023年夏

 今回は「酒池肉輪会」と銘打っている訳でもないのですが、持ち寄ったお酒を並べるのが 恒例行事になっています。

 今回も持ち寄り宴会なのですが、なんでもさっちゃんの指導のもと、ユースケ君とその友人が料理を振舞ってくれると云う事です。

 遠路はるばる川崎から佐々木さんがやってきてくれました。昨夜津風呂湖畔で車中泊をして新鹿路トンネルや芋ヶ峠を走ってこられたそうです。

 前回に続いてアリオリの竹元さんも、やはりプロの手さばきは違いますね。

 「月うさぎ」の営業を終えて番頭さんにさっちゃんが下りてきて宴会の始まりです。

 例によって例の如しですので、以下省略。

ゆるゆるCC「夏でも涼しい東吉野村」

東吉野村木津(こつ)にて 高見山をバックにて

 今日は先週に続き「ゆるゆるCC」のイベントなのですが、例によって勤務明け、当初吉野回りで迎撃しようかと考えたのですが「関東遠征」から帰ってきたばかりのasuka号、輪行袋から出したものの分割式ガートを普通のものに交換したい他に、来週からの4サイド装備に向けて触っておきたい点が幾つかありますし、道の駅「宇陀路大宇陀」を9時過ぎにスタートする一行と合流するのもかなり厳しいです。そこ榛原まで輪行して追いかける作戦に変更、コースと距離を考えるとデモン太の方が良いのですがマッドガードの破損をまで修理できていません、そこで延陽伯号で向かう事に。


 職場から近鉄大阪線は耳成駅が距離的には一番近いのですが、急行が停まりません 耳成0909→榛原0929に乗り遅れて0922→0946に乗車、大和八木駅まで走って急行に乗った方が良かったかな。時間もなく僅か5駅ですのでヘッド抜きはせずに前後タイヤを外しただけで輪行袋に押し込みます、リアの分割カードは外す必要はありますが、この部分後付けのリアキャリアが邪魔して工具が入り難いので多少改良の余地があるのですよね。

 榛原駅に到着、早速輪行袋と解きます。しかし大阪方面から榛原へのサイクルトレインを実現して貰いたいものですね、経済効果はあると思うのですが、一向に進展はない様です。
 一行は 0946 に三茶屋、1018 に入野峠を下った辺り、大人数ですのでニホンオオカミ像のある東吉野村小川付近で追いつけるかもしれません。1019 に駅前を出発、近くのコンビニで氷結ペット飲料を買って菟田野方面へ、松井橋のローソンで昼食補給して佐倉峠を目指します。

 1116 佐倉峠を越えます、一行は丹生川上神社中社付近でお昼にする様です。1123 鷲家(わしか)通過、1130 小川通過、高見川沿いに入り左岸の村道を遡ります。

 1142 蟻通橋を渡ると、一行が、何でも20名だとか…

 ツルマンリョウ自生地前のベンチが空いていた様でお昼が始まっています。子囃子師匠を始め「轍」O鳥さん、N西さんと云ったご無沙汰の顔ぶれが、和歌山のyoshidaさんはFacebookでのお付き合いは長いですが、リアルでは初めてです。しかし東吉野村は1年で一番混むシーズンで車の多い事と云ったら、女性陣は河原へドボンに行くと云う事で、ここで1230 まで休憩です。


 お昼の後は県道221号小村木津線へ、お馴染みの「よしの庵」も向かいの「空木」も大繁盛の様です。

 途中若干1名がパンクで遅れましたが 1325 高見山を望むポイントに到着。なお大きな画像は「サイクリングの記録」にアップしています(要認証)、左の写真はofはやまさんがいないバージョンです。

 R166沿いのGSの自販機にて補給中、予定コースではこの先は一谷峠(600m)を越えて宇陀市菟田野岩端を過ぎるまでありませんが、ここで先行グループとかなり離れてしまいます。

 1342 県道251号谷尻木津線に入ります、耐パンク性能の低い延陽伯号なので大人しく走っていますが、先行グループと後続グループの間で一人旅になってしまいました。途中待ち構えて写真をと撮ろうと5分程待ちましたがやってきません。1413 谷尻(たんじり)三叉路通過。


 1415 一谷峠に到着、先頭グループはお待ちかねですが、ここは標高が高くて木陰で涼しいですからね。実は延陽伯号で吉野・宇陀郡は初めてなんです、記念にofはやまさんに撮って貰いました。1431 後続グループがようやく到着、なんでも再びパンク魔王降臨だとか。

 1441 一谷峠を下り岩端を通過、来週も「月の宝箱」での宴会で来るのですがね。(写真左 : 出口さん)

  1453 菟田野松井橋のローソンへに到着。ここでR166沿いにデポ地の道の駅に戻る一行とお別れして帰途に就きますが…

 帰ってから買い物に出る予定があるので真っすぐ帰るつもりだったのですが「おごぽご」の氷の誘惑に勝てず脱線、なんと東吉野ですれ違ったそのまんま成田さんが。フラグシップの宇治金時を頂きます、この930円は価値があります。店をでると雲行きが怪しくパラパラと、車の成田の声を掛けてくれたのですが、女寄トンネルの手前めで行けば後は後は下り、雨雲も北へ流れると踏んで出発、トンネルを抜けて逃げ切れたと思ったのですが、桜井市街に入って土砂降りに。まぁ自宅は目の前ですし、午後の陽射しと蝉しぐれを受けながら夕立の中を走るのも気持ちの良いもので、本日の走行65.6キロ。
 いつもの途中合流、途中離脱ですが、参加の皆さん有難うございました。
 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征」3日目

日光例幣使街道 木崎宿にて

 さて今日は午前中に群馬県と埼玉県の道路元標を回れるだけ回り、JR高崎線籠原駅から東海道線経由で帰途に就く予定です。

 6時半には宿を出発、利根川の支流広瀬川沿いに走っている高崎伊勢崎自転車道を利用しながら、伊勢崎町、境町、木崎町、尾島町と群馬県下の4つの道路元標 を巡ります。この時点で8時半を回り、雲一つない空遮るもののない陽射しに気温はどんどん上がってきます。この後は利根川を渡り埼玉県に入るのですが、その前に最寄りのクロネコヤマトから余分な荷物を送っておこうと尾島営業所と休憩を兼ねて道の駅「おおた」へ向かいます。しかしこの時点で9時を回っていて、18きっぷだけで桜井へ帰るタイムリミット、籠原発 1113 は厳しくなってきました。

 0942 上部大橋で利根川を渡り埼玉県へ。中瀬村、八基村と回って「小山川ウォーク&サイクルロード」を東へ走り、大寄村、明戸村、大田村と都合5基を。

 この先利根川右岸には多くの道路元標が残っていて午後から回れば後10基以上は稼げるのですがこの炎天下ではね、なおこれまでで1日での最高は2007年4月11日に兵庫県下で播但線に沿って17基を回ったのが最多記録かと。とにかく3月12日に取りこぼした処まで回る事ができましたが「18きっぷ」だけで帰る事は断念。

 1205 籠原駅到着、前回3月21日同様ここから帰途に就く事にします、一度来て勝手が判っていると色々と都合が良いもので、予め近くのスーパーで買出しを済ませておきました、なにせ奈良まで長丁場ですからね。日陰になるベンチで輪行支度を始めます。写真は3月の時のもの、籠原以降写真を撮る気力が全くなかったもので。
 奈良桜井までは籠原1307→1607熱海1617→1822掛川1840→1846豊橋1948→2042名古屋、既に18きっぷだけでは桜井まで帰れませんので名古屋から近鉄利用となるのですが、最終の急行が2049、名古屋の7分は問題ないとしても、輪行袋を担いでの豊橋乗換2分は厳しいです。万が一の場合は2130発の大阪難波行近鉄特急と云う事に。
 ところで籠原駅1307発の熱海行、接触事故とかで遅れていて籠原仕立ての1313発湘南新宿ライン国府津行が先に発車する事に、国府津着は1545、熱海、静岡と乗り継いで浜松で1307発のスジに追いつくのですが。遅れている電車を待つか一歩でも先に進んでおくかの選択が悩ましい処。
 結局咄嗟の判断で国府津行きに乗る事に、冷房の良く効いた車内でウトウトしたしまい、都内を通過していた記憶はありません。国府津まで乗るとホームを渡らなくてはならなくなるので一駅手前の二宮駅で国府津以遠へ行く次の列車を待ちますが、やってきたのはなんと遅れていた籠原1307発の熱海行でした、ただ輪行袋を担いで乗り込むには少々気を使う混み具合、なんと今夜は熱海で洋上花火大会なんだとか。
 二宮からは熱海、掛川 1840 発と乗り継ぎロングシート地獄からやっと解放され、籠原で買ったお弁当をようやく食べる事ができました、昨日受け取ったヘッドフォンもあまり座れなかったのと眠たいのでまり退屈しのぎのお供にはならなかった様な。(写真は愛野~袋井の車中から)
 その後豊橋での接続は無理せず諦めて、2100発の「ひのとり」は割高なので2130近鉄特急とオンライン予約、名張で高安行き最終に乗り継いで 2337 ようやく桜井に辿り着きました。近鉄を含め乗車時間10時間24分、青春18きっぷを7,150円分乗車。

本日の走行53.0キロ

本日の収穫
【1157】 群馬県 佐波郡 伊勢崎町(現 伊勢崎市)
【1158】 群馬県 佐波郡 境町(現 伊勢崎市 )
【1159】 群馬県 新田郡 木崎町(現 太田市)
【1160】 群馬県 新田郡 尾島町(現 太田市)
【1161】 埼玉県 大里郡 中瀬村(現 深谷市)
【1162】 埼玉県 大里郡 八基村(現 深谷市)
【1163】 埼玉県 大里郡 大寄村(現 深谷市)
【1164】 埼玉県 大里郡 明戸村(現 深谷市)
【1165】 埼玉県 大里郡 太田村(現 熊谷市)

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征」2日目後半

神流(かんな)川河畔の国道299号旧道

 風も通らず陽射しが暑いだけの峠、展望台に登って弁当を食べただけで 1105 十石峠を後にします、暫くは稜線の北側のアップダウンのある道が続きます、平日ですがローディが一人尊敬しますわ。現在国道299号線は十石峠の群馬県側で通行止めの区間があり林道矢弓沢線を迂回する必要があり、2キロ少し走るとり矢弓沢線の分岐があります。ここから標高差600mを超えるダウンヒルが、舗装はされていて、県道124号まで約7キロありますから、正直登りたくないコースです。

 矢弓沢線を下り、長野県からぶどう峠を越えてきた県道124号上野小海線に合流  し暫くで国道299号線に戻ります。1155 上野村楢原、やっと自動販売機のある処まで下りてきました。ただ現国道に入れば道の駅があった様ですが。

 現国道を出来るだけ避けて旧道区間を行きます、父母トンネルの旧道区間。川面が近いので空気が心地良いものの、標高500m台とは云え暑いです。

 旧道沿いに残る上野村道路元標(群馬県多野郡)、上野村は1899年に町村制が施行され上野村として発足して以来廃置分合や町制はしていません。

 ところで国道299号線ですが佐久穂町から十石峠を挟んだ区間は長野県佐久市を起点とする国道462号線との併用区間でして、ここにきてようやくその事を示す標識が(写真左)。上野村道の駅「上野」で小休止の後、神流町神ヶ原で国道299号線と462号線が別れます(写真右)、右折し299号線で志賀坂峠を秩父方面に越えるプランもあったのですが、ここへ来て標高差400mを登り返す気力はありませんの神流川沿いの国道462号へ、、ただ今夜の宿のある伊勢崎市まではまだ60キロ以上あります。

 1345 神流町の道の駅「万葉の里」へ、万葉の里って道の駅は和歌山や富山にもあるのですが、ここのは「まんば」と読む様です。ところでこの先を考えると喜んで良いの判りませんか随分雲が増えてきて神奈川の方では雷雨が降っている様です、お陰で陽射しが遮られて暑さが随分楽に。
 神流川には下久保ダム(神流湖)と云う結構大きなダムがあって暫く北岸に沿って走るのですが、思いの外きつい登り返しがあります、ルートマップのプロフィールからダム手前に登り返しがあって、これが結構堪えます。写真は3つ目のトンネルを抜けて下流側に出た処から下久保ダムを望みます。

 曇ってくれたお陰で気温もやや下がった様で、市街地をウロウロしなけらばならない道路元標巡りが捗りました。大日向村、上野村に続き群馬県下で1基、埼玉県下で6基と都合9基を回る事ができました。 1726 利根川右岸に取り付きます、右岸堤は利根川自転車道となっていて、自転車道を新坂東大橋まで遡ります。

 新坂東大橋を渡ります、日本最大級の利根川とあって河口から182キロでもこの川幅ですからね。936mの橋を渡りきると再び群馬県となり伊勢崎市、後は今夜の宿に向かう訳ですが、その前に昨日輪行車中から密林に頼んでおいたワイヤレスヘッドホンを引き取って置かなければなりません。

 ところで今回はRide with GPSにPCで作成したルートに元標の位置をPOIとして登録してあって、非常に役立ったのですが、Ride with GPSのスマホ上でルート修正ってどうもやりにくいのですよね。今回の様に後から立ち寄りたいポイントを追加してルートを修正する作業がどうもスムースに行かないので少々手こずりました。

 どうにか「コープ宮子店」に辿り着きましたが、コンビニでの店頭受け取りは何度も利用していますが、AMAZONロッカーの利用は初めて、奈良の田舎にはそんなものありませんからね。ロッカーはコープ宮古の店頭にあり、到着後に送られてくるコードを使って開錠し取り出します、慣れればコンビニでの店頭受け取りより手っ取り早いです。今夜の宿のバイパス沿いとあって外食の店は近くに幾らでもあるのですが既に120キロ超、コープの前まで来ている事ですし、ここで弁当と飲み物を調達。
 1850 宿の「セレクトイン伊勢崎」に到着、楽天トラベル頼みでクーポンとかの割引で2,580円也。昨夜同様に大と云う程でもない大浴場があるのですが、ホテルそのものが近くの伊勢崎オートレース場が開催されている時の子供連れやグループ客を意識しているのか、部屋の誂えがちょっと変わっていますが、コスパだけは最高。ただ自転車を濡れずに安心して置いておける場所がないのが、非常階段の下に押し込んでおきましたが、高級ロードバイクでの方にはお勧めできませんね。

本日の走行123.2キロ

本日の収穫
【1148】 長野県 南佐久郡 大日向村(現 佐久穂町)
【1149】 群馬県 多野郡 上野村
【1150】 群馬県 多野郡 鬼石町(現 藤岡市)
【1151】 埼玉県 児玉郡 若泉村(現 神川町)
【1152】 埼玉県 児玉郡 青柳村(現 神川町)
【1153】 埼玉県 児玉郡 丹荘村(現 神川町)
【1154】 埼玉県 児玉郡 七本木村(現 上里町)
【1155】 埼玉県 児玉郡 旭村(現 本庄市)
【1156】 埼玉県 児玉郡 仁手村(現 本庄市)

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征」2日目前半

十石(じっこく)峠(1351m)にて


 明るくなってきた頃には起きだして輪行支度を解き、出発準備を始めます。今日は十石峠を越えて群馬県側に下り利根川を渡り伊勢崎市までの120キロ程の行程になります。十石峠までの標高差は約670m、群馬県側から登る事を考えるとずっと楽なはずですが。写真は宿の前と中込駅の前で。

 小海線に沿って県道2号川上佐久線を約10キロ、中込駅から6駅先の海瀬駅近くまで南下。十石峠への国道299号へ入る手前で補給のために千曲川を渡り一旦国道141号線に入ります。この先は群馬県に下るまで補給は期待できません。


 国道299号は長野県茅野市から埼玉県入間市を結ぶ延長200キロ程の国道で、途中麦草峠(2,157m)、長野群馬県境の十石峠(1,351m)、群馬埼玉県境の志賀坂峠(780m)を経由します。佐久穂町から十石峠まではほぼ抜井川に沿っていて、1982年に完成した古谷ダムまでは改良が済んでいて概ね集落を避ける様にバイパス化されています。

 1ヶ所だけ通行止でバイパスを経由しなけらばならない区間がありましたが、旧道を縫って走ってゆくと車も少なくのんびりと里山風景を堪能しながら走る事ができます。

 南佐久郡大日向村道路元標は佐久穂町大日向の旧道沿い、大日向多目的研修センターと云う公民館の様な建物の前に残っています。

 古谷ダム、決して大きなダムでもありませんが、急坂もなくあっけなくダムに着いてしまいました。ダムサイトにはトイレがあるだけ、この先は民家もありません。

 沿線唯一の景勝地「乙女の滝」入口には駐車スペースがありますが、滝までは300m程遊歩道を歩いて行かなければならない様で一旦諦めたのですが、車道が滝近くまで来ると滝へ降りる階段があり自転車なら置いておけるスペースがあるので、ここから「乙女の滝」へ向かう事に。


 落差こそ大きくないものの水量が豊富なせいか「乙女の滝」と云う名にしてはなかなかの迫力です

 国道299号「乙女の滝」前後が狭隘で斜度もあります、その後緩急を繰り返しながら十石峠へ、暑さのせいでしょうか、ここまでの距離、所要時間は大した事もないのですが、結構堪えます。

 展望台が見えて十石峠に到着です、案内表示の温度は34℃を表示、日向の温度とは云え標高の割りには涼しくありません。

 展望台が開放されていますので登ってみます、3階建て位の高さはあるのですが、正直云って展望は決して良いとは。ベンチも何もありませんので、床に座りこんで持参の弁当をひろげます。

 ただ展望台からは国道が見下ろす事ができます。なかなか面白いのですが、残念な事に今回は「自撮り」の準備はありません。

 

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征」1日目

 「18きっぷ輪行旅 2023年夏」第1弾は春の関東遠征のリベンジで群馬県と埼玉県の道路元標巡りから。しかし真夏に熊谷とかあまり行きたくないですよね、そこで信州から山越えして関東へ下り多少は涼しそうな群馬埼玉の山間部を、限られた休みですので1日目は勤務明けからの出発で、信州への移動だけで終わってしまいます、2日目は長野群馬県境の十石(じっこく)峠(1351m)を越えて神流(かんな)川に沿って下り、利根川を渡って伊勢崎市泊、3日目は午前中の涼しい内に道路元標巡りをして、高崎線の籠原駅(熊谷市)から帰途に就くプランです、2泊3日で実質走れるのは1日半だけなんで、勿体ない話ですが、猛暑のこの季節ですからね、丸一日走っているのも危険と云えば危険ですからね。
 ところで何故リベンジなのかと云う事ですが、前回は未修の道路元標が多く残っている埼玉県に行きながら、効率良く回れなかったり、取りこぼしをしてしまったのです。従来はGARMIN のGPSmap 60CSxに目標の道路元標をwaypointとして登録しそれなりに使えていたのを、地図を持たないiGPS50Sに買い替えた為、地図はスマホのマップ機能(Google MyMap)を活用するつもりが、準備不足が祟る結果となってしまいました。今回はRide with GPSに走行予定ルートと道路元標の位置をPOIとして登録し、関係資料へのリンクを登録しておきました。今年1月まで使っていたスマホ GALAXY G5 Active をそれ専用にしてハンドルマウントして使用しました、9年前のスマホでもGPSとブラウザとしてだけ使うので性能的には問題なし、ただバッテリの持ちが悪いので途中で何度か交換する必要が、外部給電の用意もしてあったのですが、充電しながら使用すると季節柄温度上昇のアラートが出てしまいます。この辺りについては解決しなけらばならないのと判らない点もありますので回を改めまして。

 さて今回は峠越えと100キロ超えと云う事で asuka号を選択、ただ輪行するには一番重い選択なんです。前日に輪行支度を済ませておき、今朝一旦帰宅後に輪行袋を担いで駅まで数分歩きます、まずはこれで汗だくです。
 信州長野は小海線沿線の中込駅前のビジホをとっていて、時間的には桜井駅から「18きっぷ」だけで2147には辿り着けるのですが、名古屋まで近鉄を利用して1951に到着する予定です。

 桜井0952に乗車、名張でアーバンライナーに乗換て落ち着いた処で気付いたのは「18きっぷ」長旅のお供携帯音楽プレーヤー、懐かしい天五さんとトレードしたiPod nanoは既にバッテリの劣化で既に引退していますが、忘れたのはスマホに繋ぐワイヤレスイヤホン、行きはともかくなければ帰りの東海道本線のロングシート地獄は辛いだろうな。と云う事で困った時の密林頼み、なんと699円で明日配達のプライム商品を発見、伊勢崎市で現地受け取りで手配する事に。
 さて名古屋での乗換時間に例によってホームの立ち食いできしめんを頂きます。ホームの立ち食いも随分少なくなりましたが、名古屋駅の「すみよし」は各ホームに健在です。

 

 名古屋から中央本線に、中津川で塩尻方面行きに乗り継ぎます(写真左)、この先は2両編成になるので行楽シーズンの休日などは輪行袋を担いでいるとちょっと大変です、可能な限りそういった乗り継ぎ駅へは先回りするプランを考えておく事も肝要です。南木曽を過ぎたあたりから夕立ちが、次の乗換駅塩尻で1659発の中央東線大月行きを待ちますが、特急を含めて遅れがでている様です。関西人にあまり縁のない「あずさ」が出て行きます(写真右)、実は2019年夏の「信州キャンプツーリング」の帰りに南小谷〜信濃大町間だけ新宿行「あずさ」に乗車した事が。

 小淵沢にはほぼ定刻に到着したのですが、中央東線下り特急が遅れていて、小海線はそちらからの乗り継ぎを待つ事に。しかし久しぶりの山梨県、久しぶりのキハ110、初めて飯山線でこの塗色を見たときは新鮮でしたね。小海線沿線へは2008年9月以来かと、その折に長野県南佐久郡の道路元標はほぼ回り終えていて、明日予定している大日向村道路元標だけ残してしまっていたのです。
 数分遅れで小淵沢駅を発車したものの、清里あたりからしきりにタイフォンを鳴らしながら徐行しているなぁと思っていたら、なんと鹿と接触したかも知れないと云うアナウンスがあって停まってしまいました。安全確認が済んで問題はなさそうと云う事で動き出したのは既に30分遅れ、幸い小海駅での停車時間とかで中込駅には13分遅れ位で到着、桜井を出て約10時間の鉄旅でした。

 宿は駅前と云うか駅横の「佐久イン清水屋旅館」駅前旅館を今風に改装した造り、とにかく中込駅下車10秒と云う表現は遠からず。最近は楽天トラベルとかじゃらんのお世話になる事が殆どで、中込駅下車数分で僅かに安いビジホがあったのですが、浴場の時間が短すぎるとか評価が今一、こちらはほぼ24時間入浴可能、ユニットバス暮らしの身には温泉でなくとも脚を伸ばして入れるお風呂は嬉しいです。元は旅館と云う事でバス・トイレは共用ですが、駅チカ、大きなお風呂、ウォシュレットで税込4,200円は良しでしょう。輪行支度を解くのは明朝にして輪行袋は食堂スペースに置かせて貰いました、組んだ状態でも大丈夫でしょう。 
 ご他聞にもれず地方都市の駅前は20時を回ると殆ど店仕舞いしていましたが、少し歩いて県道へでれば食事のできる店もコンビニもあるので不自由はしないかと。本日の走行、職場からの帰りの7キロだけ、さて明日は走るゾ! 「18きっぷ」で5,170円分乗車。

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ゆるゆるCC「ミニベロポタ 夏の陣」

藤原宮跡 蓮池にて

 今日は夕方から出勤なのですが、乾さん率いるゆるゆるCCが「ミニベロポタ 夏の陣」と題して奈良まで来られるので午前中だけご一緒する事に。
 一行は柏原市役所前をスタートし近鉄新王寺駅まで走り、田原本線のサイクルトレインに乗って西田原本駅まで移動し、再び走り出してまずは藤原宮址を目指します。サイクルトレインとして車内にそのまま持ち込めるのは9時から15時の間に両始発駅を発車する列車ですので、新王寺駅0903発に乗る事を見越して30分前には着いたのですが、既に全員が到着済み。

 今回は「ミニベロオフ」と云う事で延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で向かったのですが、殆んどの方は今どきの20インチの折り畳み、私と乾さんだけが24インチ。聞くとこのクワハラのMTB、元のオーナーは懐かしやレオナルホド・ダッサイ氏、娘さん用に譲って貰ったんだとか。(写真 : 乾さん)


 3両編成の2両目が自転車持込可能な車両となっています。西田原本まで約10キロ、18分、運賃360円ですがこの猛暑のサイクリングにクーラーの効いた車内で一息入れつつワープできるのはなかなか快適です。(写真右 : 乾さん)
 ところで近鉄の中でも他の線区とは独立した田原本線ですが(車両の出し入れのために西田原本駅の北側で橿原線とレールは繋がっています)、前身は戦前に開業した大和鉄道、桜井まで延伸し、名張までの免許も下りていたのですが、田原本以東は1944年に不要不急路線として廃止されてしまいました。

 西田原本駅を出て県道14号桜井田原本王寺線を桜井方面に走ります。実はこの県道、田原本以東は先の大和鉄道の廃線跡を転用したものなのです。地図を見れば一目瞭然、概ね東西南北につけられている奈良盆地の道路の中にあってこの県道だけが北西から南東へと斜めに走っているのです。


 味間郵便局前で県道と別れ、行く手に大和三山を望みながら田園風景の中を南へと走ります。旧い集落の中を縫って行くので少々道は判り難いですが、西田原本駅から藤原宮址近くのファミマまで30分程でやってきました。

 藤原宮址の蓮池にて、休日とあって結構な人出です、これから8月上旬にかけてが一番の身頃でしょうか。今年7月10日の模様2015年8月2日の模様

 藤原宮址の後はおふさ観音を覗いて下ッ道を田原本に向かって北上し、唐古鍵遺跡へ向かう予定ですが、乾さんが「4season」へ随分ご無沙汰していると云う事で、少し早いお昼ですが急遽そちら向かう事に、まだ11時にもなっていなかったのでランチではなくモーニングに。(写真左 : りょうさん)


 「おふさ観音」へはR165も長寿道も車が多いので、少し遠回りですが藤原京の中を西へ走り飛鳥川に沿って。

 「おふさ観音」まで来た処で私の任務は終了、皆さんとは門前でお別れし帰途に就きます。「風鈴まつり」の様子はこちらを。(写真 : 乾さん)

 

 乾さんのBlogReports「ミニベロオフでサイクルトレインに乗りました♪」

 集合写真をHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

「デルフト」朝ポタへ

奈良公園 鷺池「浮見堂」へ

 今日は一日休みなのですが、特に走ろうと云う約束はありません、この暑さでは約束でもなければ走り出すのが億劫になりますし、もう8時を回るとあきまへん、それでもお昼になると部屋の中に居ても暑いだけなので、後悔したりするのが常です。
 さて天気が悪く無ければ毎土曜は自転車&バッグ工房「デルフト」の早朝ポタがあります、平城宮跡に6時半に集まって、近所をぶらっと走って喫茶店に入ってタベって解散、掛け値なし嘘偽りなしの真正ポタリングです。ただ平城宮跡までは桜井から25キロはありますので、往復はポタとは云えないのですが。

 平城宮跡まで1時間半はみておかなくてはならないので、明るくなる前から準備を始め 0447 スタート、今年初めてヒグラシの声が聴こえた様な…
 まずは大和川河畔を走ります。

 二階堂まで下ッ道を走り、佐保川沿いから秋篠川沿いと京奈和自転車道のルートを行きます。先月は朱雀高校からみやと通りと北上したのですが、秋篠川沿いの自転車道は狭い上にジョガーや散歩の人が多いので敬遠しているのですが。
 その割には意外と早く6時15分には着いてしまいましおたがまだ誰もいません。それでも6時半になると先月と同じ面子が揃いました。

 今日は浮見堂へ行く事に。

 快復目覚ましいもりやすさん。 まだ8時前ですので地元の人だけで観光客の姿はないので静かなものです。もう百日紅の花が、今年は忘れずに万寿寺薬師堂の百日紅の様子を見に行かなくては。(写真右)今年生まれた小鹿かな。
 先月同様木辻町の「コメダ珈琲」へ、10時には店を後にし明さんとお別れし上ッ道で帰途に就きます。
 どんどん気温が上がってきて、JR柳本駅で小休止する事に、上ッ道からは250m程西へ入らなくてはなりませんが、黒塚古墳や長岳寺、龍王山への最寄駅とあって、リニューアルされてトイレも綺麗で休憩ポイントにうってつけです。構内には「ピクトン」と云うお店があるのですが、2月に来た時より値上げされていてちょっと高いかな、お昼前だったけどパス。
 柳本駅構内は今はこんな感じになっています、ストリートピアノまで。12時には桜井に帰投、早朝の涼しい内に走り出して、遅くともお昼までに走り終え、シャワーを浴びてごろごろする、この季節はこんあパターンがよろしいかと… 本日の走行57.8キロ。

 

7年毎の「丹生ヤマセミの郷」

 久しぶりにお盆休みにキャンプツーリングに行こうと云うお誘いです、と云っても私自身は決まったお盆休みがある訳でもないのですが。場所は和歌山県田辺市と云っても旧日高郡龍神村の「丹生ヤマセミの郷キャンプ場」、日程は8月12日(土)~14(月)の2泊でテントサイトを1区画予約できました。
 実は今や伝説の「十津川~龍神キャンプツーリング」から今年で7年、2009年の「丹生ヤマセミの郷」キャンプツーリングから14年ぶり、そしてなんと21年前にも行っているのです、と云う訳で7年毎の「丹生ヤマセミの郷」へ行こうと云う企画です。


 2016年8月12~13日、十津川村「昴の郷」に集合し、酷道425号牛廻越を越えて龍神温泉を経て「丹生ヤマセミの郷」へ、翌日は阪泰林道を経て国道311号小広峠~国道168号経由で戻る約150キロの周回コース、参加者はabiさん、タモさん、ヤマタンさん、賢ちゃん、mt.なおじさん、ギンタロウさん、Vivvaさん、九度山人さん、海老塚さんと私。(写真右 : ギンタロウさん)

2009年8月13~14日、現地集合でakutaさん、山内さん、Liberty(麦藁)さん、車でUG兄さんが駆けつけてくれました。

 2002年8月10~11日、ヤマタンさんと「昴の郷」から引牛越を越えて、現地でUG兄さんとkondoさんと合流、翌日は阪泰林道を越えて帰途に。
 と云う訳で「丹生ヤマセミの郷キャンプ 2023 」の参加者を募りますので、参加希望の方は私までご連絡を。なおテントサイトは現時点ではウッドデッキのある8m四方のサイト1面で、連泊でもサイトを移動する必要があります。なお敷地内に「丹生ヤマセミ温泉館」があります。
 「丹生ヤマセミの郷」へは十津川村「昴の郷」から県道735号十津川龍神線引牛越経由で約34キロ(途中補給などはできません)、同じく「昴の郷」から国道425号線牛廻越、龍神温泉、田辺市龍神行政局(旧龍神村役場)経由で約71キロ、行政局近くにはスーパーマーケットがあります。JR御坊駅からはR425経由で約60キロになります。私自身「丹生ヤマセミの郷」へのコースは今の処未定です。

遠回り通勤ポタ「藤原宮跡」から「おふさ観音」

 鬱陶しい毎日が続きますね、昨日予定されていたゆるゆるCCの「おふさ観音サイク」は天気予報が悪くて中止になってしまったのですが、現地は朝と夕方に少し降っただけ。今日は勤務明けで少し走りたい処ですが11時頃から降る予報、その割にはお天気が良すぎますが… と云う事で昨日のリベンジで「おふさ観音」へ向かう事にしたのですが、モゼールさんの情報では藤原宮跡の蓮が咲き始めているとの事、ならばと先にそちらへ回ります、今日はタイミング良く先日届いた「2代(台)目のTZ85」を持ってきていましたので、試し撮りがてら。
 駐車場に見た事のある車が、案の定kitanoさんがカメラを持ってウロウロしていました。昨年暮れに「やまとたかだの第九」でお逢いしましたが、今年はまだ一度も自転車でご一緒していなかったので半年ぶりですね。

 暑い中を20分程頑張ってこんなものかな、次はG3で来て見ようかと。(Photo : kitanoさん)

 「藤原宮跡」を後にして「おふさ観音」へ、8月末まで「風鈴祭り」行われています。平日の10時前ですのでまだ空いていましたが次々と見物の人が、風鈴の動画が狙いですのでさっさと済ませましょう、タイミング良く風が…

 「おふさ観音」を出て天気予報を見ると降り出すのは18時頃からだとか、途中買い物を済ませて桜井に帰投、シャワーを浴びていると雷鳴が、ほんとアテにならない予報ですね。本日の走行11.3キロ、5キロ程遠回りのポタでした。

ゆるゆるCC「ランドナーオフ滝畑ダム」おまけ

蔵王峠にて

 ゆるゆるCCの皆さんと夕月橋でお別れして右岸の道を遡り、食堂と売店をやっている湖畔観光の処で府道61号堺かつらぎ線に入ります、府道と云っても峠まで離合困難な一車線路が峠まで続きますが、一般の車が入ってくるのはせいぜい光滝寺キャンプ場までです。
 その先は円形の滑り止めが彫られた激坂が断続的に続きます、まぁ緩急があるのがせめてもの救いですが、路面は濡れていたり水が流れていたりと、ロードバイクには登るのも下るのもお勧めはできないルートです。
 それでも横を涼やかな渓流の流れる林の中は快適、と云いたいのですが虫が多いのですよね、今日は「自撮り」の準備はして来なかったのですが、ここで立ち止まるには虫除け対策が必須です。

 堀越観音への分岐を過ぎて橋を渡ると大阪府と和歌山県の府県境になる蔵王峠(560m)、なんと峠の手前には石川が流れているのです、その橋の名前はなんと「蔵王峠橋」、○○峠橋なんて他に聞いた事がありませんよね。結局、光滝寺キャンプ場から峠までの間でやって来た車は軽トラが2台と単車が数台。

  蔵王峠へは2019年5月以来、その折は堀越観音経由で下りました。その前は2014年11月に2日連続で和歌山県側と大阪府側から登っていて、2009年6月には「峠おやじ弐千峠達成記念サイク」のコースになりました。

 今日は県道61号をかつらぎ町へ下る事にしますが、峠の和歌山県側には「葛城蔵王権現社」が鎮座していて、朱塗りの鳥居が並んでいます。

 和歌山県側の道路状況は良くて、暫く林の中を下ると展望が開け、眼下に紀ノ川の流れを望む事ができます。しかし下界は暑そうですね、暗くなる前に帰れれば良いのでのんびりと行く事にしますが、 結局14時半には紀ノ川に架かる三谷橋北詰に下ってしまいました。三谷橋は京奈和自転車道が九度山を出て左岸から右岸に変わる処で、ブルーラインが引かれています。 1449 WAKAYAMA800モバイルスタンプラリーのチェックポイントになっている「道の駅 柿の郷くどやま」の到着、貴重な梅雨の中休みの休日だけあって車も人もいっぱいです、サイクルスタンドの周りにはローディの数もね。

 学文路駅を過ぎた辺りから京奈和自転車道は専用道となります、西向きに走る事が多いので新鮮です。いつもの四阿で休憩する事に、風が心地良いです。紀ノ川沿いではすれ違ったロードも多かったですが、ソロのランドナーも2台程。この後五條の吉野ストアで補給しただけで阿太高原に取りついて福神~薬水~吉野口~飛鳥と近鉄吉野線に沿って走り、18時半には無事桜井に帰投しました、走行131.3キロ、ほぼ計算通りですね。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

ゆるゆるCC「ランドナーオフ滝畑ダム」

 貴重な日曜の休みと梅雨の中休みが重なりましたので、今日は乾さん率いるゆるゆるCCの「ランドナーオフ滝畑ダム」に参加してきました。
 最初は大和川に沿って亀の瀬経由で集合場所の柏原市役所前まで行く予定だったのですが、職場に忘れ物を取りに寄りたかったので橿原~大和高田経由で関谷越え、田尻峠を越えて行く事に。0716 奈良大阪府県境を越えます、R165を極力走りたくないので、旧街道を越えて関谷駅の北側を通り、踏切を渡ってR165に取り付きます。以前は旧トンネルの前の県界標の横を通って行けたのですが、今は通れなくなっています。

 7時半には柏原市役所前に到着、ガード付き限定にしていない事もありますが、フタを開けたら参加者は20人超に、初参加の方もおられてこの時点で24名かな。

 年末恒例の「石川ポタ」でお馴染みの石川沿いのサイクリングロードへ。
 途中でmikaさんやofはやまさんと合流。


 サイクリングロードを更に南下、通称「OHCHOの森」を過ぎると私は土地勘がありません。

 参加メンバーが揃った処で最初の休憩。
 幾らも走っていないのですがコンビニ前で再び休憩。ランドナーオフにしては女性が多いです、画期的。

 0948 ようやく出発。

 河内長野市街のスーパーでお昼を調達します。


 河内長野へは「光滝キャンプ」とか何度か来ているのですが、ほんとよそ者には道が判り難いです、判ったのは天野酒の前だけ。(写真右 : kanbiさん)

 どうやら滝畑ダムへの道へ、まだまだリハビリモードのもりやすさん。滝畑ダムへは右岸の鄙びた道もあるのですが、最後は左岸の車の多い府道に戻らなければなりません。

 お昼はダムの見える湖畔の四阿にて。(Photo : ベルパパさん)

 今日のコースは柏原市役所と滝谷ダムの往復で、帰りは梨の木トンネルを経て横谷林道を経てダム下へ出るとの事ですが、私はここで失礼して蔵王峠(560m)を越えて橋本~五條経由で帰途に就く事にします。(写真右 : 乾さん)
 峠を2つ越える事にはなりますが、ここまで既に60キロ走っていますので、距離的には10数キロしか変わらない計算なんです、甘いかな。
 夕月橋で梨の木トンネルに向かう一行とお別れ、皆さん今日は有難うございました。(つづく)