画像は2011年以前「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」として発売されていたもの。
青春18きっぷの発売されない秋、学生の休みがありませんし、行楽シーズンの稼ぎ時ですから判らなくもないのですが、実際「18きっぷ」の利用者って乗り鉄を除けば、高齢男性一人旅とおばちゃんグループが多い様な。今や高齢化時代「第2の青春65きっぷ」でも出して貰いたい処、
その秋のシーズンですが「秋の乗り放題パス」7,850円なるものが発売されています、2011年以前は「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」として3回分のフリー切符として発売されていた事もあり、利用期間が鉄道の日(以前の鉄道記念日)を挟んだ約2週間で、今年2023年の場合はは10月7日(土)から22日(日)の間となっています(発券は20日まで)。「18きっぷ」より割高なものの子供料金の設定がありました。以前は「18きっぷ」同様の利用方法だったのですが、ところが「秋の乗り放題パス」と名前を変えてから、利用は連続する3日間、購入時に利用開始日を指定(1回に限り変更可)すると云う事になってしまいました。連続する3日と云うのは乗り鉄ならともかく、私の様な輪行サイクリストには中1日を無駄にでもしない限り使えないシロモノ、と云う訳で「秋の乗り放題パス」となってからは一度も利用した事がありません。
ところで石川県下に未踏の道路元標が9基残っています(図赤印)、来春には北陸新幹線で石川県には行けなくなるので、この秋に幾つかは回っておきたい処、そこで「秋の乗り放題パス」の利用を考えてみたのです、しかしなかなか丸々3日の休みは取れません、確保できたのが10/12,13と10/19,20。未明に奈良まで自走し午前中に羽咋まで輪行して穴水まで4基の道路元標を巡って70キロ程走り、のと鉄道の部分は料金が必要ですが金沢まで輪行して1泊、翌日にほぼR157を走り越前大野まで80キロ余り、未乗の越美北線で輪行するも良し、余裕があれば福井市まで走り抜けてもと考えていたのですが…
■ 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0838福井0841→1002金沢1131→1222羽咋 所要7時間34分 5,440円分乗車
■ 穴水1902→1946七尾2008→2143金沢 1,170円分乗車(別途のと鉄道穴水→和倉温泉690円)
■ 越前大野1709→1759越前花堂1821→1906敦賀1919→2104京都2113→2215奈良2257→2325桜井 所要6時間16分 4,510円分乗車
確かに11,120円分乗車する訳ですから7,850円の元は取れている訳なんですが「18きっぷ」なら2回分相当の4,820円で済む訳ですからね、貧乏症所以のせいか何か損する気分なんですよね、せめて3連休があればネェ…
実は夏のシーズンの時にも考えていたのですが、R157は2001年10月にasuka号で走っているのですが3度の輪行を考えると、とは云え延陽伯号やデモン太で標高700mの谷トンネル 1462.5m)を越えて80キロ以上近く走るのは、と云う訳でErba号の復帰を待っていたのですが…
今年2度やっているとは云えこの季節になって未明に奈良駅まで自走する事を考えると、まず今週は挫折してしまいました。
今夏の「18きっぷ輪行旅」の総括です。7回分を利用、5の倍数ではありませんが、売ったり買ったりしますので。2泊3日が2回と日帰りが3回、もう少し回りたかったのですが、後半の不安定な天気と休みがシンクロしなかったもので、来春には3セク化で行けなくなる石川県は行っておきたかったのですが…





















































世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。











国道254号線沿いに北甘楽郡の福島町道路元標があるはずなのですが見当たりません、周りの建物からするとこのカーブミラーの隣に道路元標と電柱が立っていた様なのですが、ウロウロしていると案の定雨雲に追いつかれてしまいました。雨宿りがてら軒先で
チェックインを済ませシャワーを浴びてから、ちょっと不便な処なので帳尻合わせを兼ね延陽伯号を駆ってバイパス沿いの「松のや」へ、群馬県まで来て「松のや」かいと云われそうですが、いつもの「得朝」ではなくダブルロースカツ定食を。本日の走行122.4キロ、延陽伯号での最長記録となりました。明日は午前中道路元標巡りをしてから帰途に就きます。















有名な、通称「めがね橋」です。丹後宮津を舞台にした瀬尾まいこ原作に拠る2008年の















1962年の北陸トンネル開通までの北陸本線旧線の敦賀~南今庄間には3か所の駅と3か所の信号場がありましたが、その一つだった大桐駅跡。ところで今庄と敦賀では100m以上の標高差があり、北行きですとピークの山中トンネルまで約250mの登りには夏でも涼しいトンネルが幾つもあり木陰も多いのですが、南行きですと山中トンネルまで県道を淡々と登って行かなければなりません。

トンネル間の幾つかでは敦賀湾越しに敦賀半島を望む事のできるポイントがあります。

旧線の杉津(すいづ)駅の跡地はPAになってしまっています、写真は次の新保駅跡。

そして敦賀市街に入ったのは既にお昼を回ってしまいました、こうなると若狭方面へ足を延ばすのは諦めざる得ません、時間よりもこの暑さが。市内の「北陸3県デジタルスタンプラリー」を3ヶ所程回ってみましたが上手く行きません、諦めてお昼でも食べて敦賀駅1443発の姫路行き新快速で帰途に就こうかと考え、アルプラザのフードコートでカレーを食べながらスタンプラリーのオンラインマニュアルを見ます、どうやら「NIVITIME」の機能にまるっきり依存しなけらばならない様です、これではジオキャッシングライクなスタンプラリーの愉しみがないではないですか、まぁ複数チェックポイントを効率的に回る順列の工夫は必要でしょうが、せっかくですのでもう一度敦賀市街を一回りして再度トライ、今度は上手くゆきました。そうなるとせっかくですので「赤レンガ倉庫」まで足を延ばします。
「赤レンガ倉庫」の影に運転台前面窓がパノラミックウインドウになった後期型のキハ28が保存されています、急行「わかさ」ってありましたね、乗った事はないけど。





0942 上部大橋で利根川を渡り埼玉県へ。中瀬村、八基村と回って「小山川ウォーク&サイクルロード」を東へ走り、大寄村、明戸村、大田村と都合5基を。

1205 籠原駅到着、前回3月21日同様ここから帰途に就く事にします、一度来て勝手が判っていると色々と都合が良いもので、予め近くのスーパーで買出しを済ませておきました、なにせ奈良まで長丁場ですからね。日陰になるベンチで輪行支度を始めます。写真は3月の時のもの、籠原以降写真を撮る気力が全くなかったもので。