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「黄和田キャンプ場」へ(1日目)
結局は寝たのか寝てないのか良く判らないまま未明3時に桜井を出発します。 奈良まではいつもの上街道、暗い中を何度も走っている道で、この季節なら奈良市街を過ぎる頃には明るくなってきますので丁度良い按配かと。 写真の「ならまち」を抜け猿沢池から興福寺と…
湯舟を過ぎた辺りで、4月の「一府三県サイクリング」の折に目を付けておいたポイントで「自撮り」をば、しかし何やらごちゃごちゃしていていまいちですね。
7時半には滋賀との県境までやってきました。 待ち合わせ場所の日野町役場までは後30キロ程の距離ですから余裕です。 時間もある事ですし、ローディの多いコースでもありますし、通行人Aがやってくるのを待ってみたのですが、余計な邪魔者が(>_<)
しかし待っているとなかなかやってこないものでして、気が着くと信楽側からやってきたりして、キリがないので「Microsoft Image Composite Editor」のお世話になる事にして撤収、50分ばかり遊んでいましたが。 どこのどちらさんか知りませんが、有難うございます。
神山からは旧道を縫って走り信楽駅前へ、駅前の巨大狸、セーラー服は脱いじゃった様です。 その後も国道は避けて大戸川沿いの道を雲井まで行きます、少々アップダウンはありますが、信号はなく車も全くと云って良いほどやってきません。
信楽高原鉄道の踏み切りまでは交通量の多い国道を我慢しなければなりませんが、旧R307の小野峠への道へ入ります。 庚申山広徳寺への入り口から先はずいぶん昔から通行止になっているのですがどうにか通れるかと、今日も山仕事と思しき軽トラが入ってきていました、落石や木っ端に水も出ているのでロードバイクではかなり厳しい状況ですが。
貴生川まで下った処で、なんと地元のniwa-chanさんが、地元とは云えまさかここで待っているとは、信楽駅前での時刻から小野峠を越えているに違いないと踏んだ様です。 日野町役場までエスコートして頂く事にして、近江鉄道沿いの道を走り、水口町道路元標に立ち寄って貰います。
待ち合わせ場所の日野町役場には11時過ぎには到着、近くのコンビニでお昼を仕入れて戻ってくると、なおじさんとあびさんだけがいます、結局は主催の「へろへろ輪」は全滅で、これではなにやら「月うさぎ」メンバーではありませんか。
日野町役場からも日帰りのniwa-chanさんが加わった4人で、現在の東近江市旧永源寺村へ向うのですが、結構アップダウンがあってここまで走ってきた身には堪えます。 途中何やら案山子と云うか、普通の農家の様なんですが、関西で云う処のパラダイスが。
対岸路、ダムの天端道路はは車が通れない様に鎖が張ってあるので、車は入ってきませんが、落石片と何やら猿の糞が多い事、ダム湖畔の道にしてはアップダウンが多いもののラ系サイクリストにはなかなか快適なコースではあります、その上に先月の大黒屋さんに続いてなおじさんがキャンピング女子に。 (写真左上:なおじさん)
ところが調子こいていたら落石片に乗り上げてしまいます。 前輪は避けたものの後輪はまとも乗り上げてしまい、明らかにスポークが切れたと云う音が。 ニップルが突いてパンクもした様で、エアーも漏れる音が。 サイドバッグを着けているとパンク修理だけでも大変なのですが、ここまで丁度100キロ程走ってきてキャンプ場まで後数キロだったのに、どうやらスポークが1本ニップル側で折れていて振れ取りが必要な状況です。 なおじさんとあびさんにはまだ買出しとかもある様なので先に行って貰い、niwa-chanさんに手伝って貰う事に。 元々ガードクリアランスのないasuka号ですが、折れたスポークはフリー側なので抜けませんので、ケーブルタイ2本で隣のスポークに縛りつけ、前後2本づつを調整するだけで問題なく走れそうです。 (写真左:なおじさん)
2,30分程の作業で再スタートして後を追います、niwa-chanさんは「くさ餅」を買って帰ると云うミッションを済ませ「黄和田キャンプ場」へ、どうやら買出しをしているお2人を追い越してしまった様で、こちらがキャンプ場入り口で待つ事に。 キャンプ場まで数キロ走った感触では、無茶さえしなければ明日もこのまま走って帰れそうな感じです。 最悪は荷物を宅急便にして軽量化し、念のために持ってきた28Cに履き替えれば、なんとか自走で帰る事ができるかと。
設営完了、あびさん持参のタープいいなぁ。 心配なお天気も明日のお昼頃までは持ってくれそうな感じ、帰り道に降られる事は覚悟の上ですが、雨の中の撤収だけは堪忍して貰いたいものです。 なお「黄和田キャンプ場」、自転車は一泊600円です。 朝風峠にて
朝風峠は明日香村稲渕の男綱の辺りから案山子コンテストで有名な棚田の中を抜け、軽トラが越えるのが精一杯の様な切り通しを越えて、高松塚古墳や飛鳥駅の方へ抜ける事のできる小さな峠。 以前にも書きましたが、昔は上平田峠とか呼ばれていた峠で、長屋王所縁の名前だとか云われているのですが、いつのまにやら「朝風峠」と云う安直な名前が定着しています。 いつもは峠の少し手前から稲渕の棚田を回廊の様に巡る小径へ向うので越える事はないのですが。
これらは心あるサイクリストには良く知られた「パターソン画集」からの抜粋ですが、この様なイメージの写真を「自撮り」してみたいなと思って、適当なロケーションを探していたのです。 先日朝風峠まで久しぶりに上がってみて、今の季節の午後なら、カーブミラーを隠せる唯一の角度でも、峠の切り通しに上手く陽射しが入ってくれるかもとトライしてみる事にしました。
今日は空気も澄んでいて絶好のチャンスかと、午前中に「スズカ8時間エンデューロ」のアルバムを更新し終え、お昼から所用で大和高田まで往復し、一旦桜井まで戻って着替えて自転車を乗り換えて明日香村へ向います。 朝風峠に着いたのは16時過ぎ、まだやや影になる様です。 第9回月うさぎキャンプ(1日目)
今回の「月うさぎキャンプ」の目玉は何と云っても、D女史が男のロマン4サイドに挑戦すると云う事でしょう。 さすがに兵庫県から走ってくる訳にも行きませんので、明日香村のチネリ怪人vivvaさんちに車をデポさせて貰ってスタートします。 「月うさぎ」まで交通量の多いR165西峠やR166女寄峠は避け、距離は倍近くになるものの、雰囲気の良い吉野川~高見川沿いに遡上するルートをとりますが、明日香村からはまず標高500m近い芋峠を越えなければなりません。 日頃オールドロッシンを駆る彼女ですが、果たして初めてのキャンピング支度の自転車で芋峠を越えられるのでしょうか。
現地集合が建前の「月うさぎキャンプ」ですが、前回から「みんなで位置共有」と云うスマホアプリを使って、お互いの現在位置を把握できる様にしています。 吉野川~高見川ルートでは後ろに大阪からsyokoraさんとUG兄さん、その後ろに和歌山からの九度山人さん、なんと神戸からたもさんが自走で来られていて既に明日香村へ、これから芋峠に入る様です。 滋賀からniwa-chanさんが名張付近に来ている様です。
東吉野村小(おむら)で自然酵母のパン屋さん「麦笑」へ、吉野川~高見川ルート組は、時間が許せばこの先の手打ち蕎麦「よしの庵」で揃ってお昼にしようと云う事なので、ここで後続を待つ事にします。 「麦笑」にはイートインコーナー?と云うか座敷と縁側で出来立てパンとコーヒーを頂く事ができます。 12時過ぎにはサイドバッグに食材を満載にしたお二人が到着です。
「よしの庵」に到着、ここで「月うさぎ」まで車で来てランドナーで下りてきたてっちゃんさんと5人でお蕎麦を頂きます、写真は数量限定の「変わりご飯とお蕎麦のセット」。 そうこうしているとたもさんと車で来ているバクローさん親子が到着します。
「よしの庵」で長居をさせて貰い、「月うさぎ」へ向かって最後の行程。 登り基調となる往路は殆ど連れ持って走る事はなかったのですが、ここから4サイド5台とランドナー1台の6台を連ねて走る事に。 写真はお馴染み高見山を見上げる定点観測ポイントにて。
R166を跨いで<251>谷尻木津線~<31>榛原菟田野御杖線と継いで1540無事に「月うさぎ」に到着。 黄色いオルトリーブのサイドバッグのTREKのたもさんは、今回の参加メンバーで最年長でありながら神戸三宮から130キロ自走を果たし、D女史は初めての4サイドで約55キロ、獲得標高が1,000m近いコースを無事完走されました。
「よしの庵」で長居をし過ぎた事もありますが、滋賀県からのniwa-chanさんは既に到着していて。 今朝亀山をスタートした愛知県のおつねさん、和歌山県からの九度山人さん、京都府から榛原まで輪行で来たLiberty(麦藁)さんと次々到着です。 
テント設営後「たかすみ温泉」に向かったのですが、何やら中学校のバレーボール大会とかで貸切状態になっていて2時間待ちとかで、お風呂は諦めざる得ないアクシデントが、私達以外でも多くの人が引き返した様で迷惑な話です。 さて気を取り直して「月うさぎ」に戻り、「月うさぎ」のオーナーご夫妻も加わって、お待ちかねの持ち寄り宴会です、食べる方も作る方もここぞとばかりに。 ところで一番の心配事だったお天気ですが、風こそ強いものの雨も日が変わるまでは本降りになる事なく1日目を終える事ができました。 どうやら晴れ男が強力な結界を張ってくれていたとか。 吉野大峯サイク
芋峠を越え吉野川を渡りますが、ここから先は吉野山を過ぎると一切補給ができないので、いつものローソンでしっかり補給をしておきます。 MACHI-CAFEを頂きながら吉野川を渡る近鉄電車を見上げるのも一つの愉しみです。
腰の事もあるので、今日は重いギアを踏まずに軽いギアを回しながらのんびりと。 どうにか10時前には標高700m近い金峯神社行者門へ。 ここを過ぎると左側に展望が開けます、吉野川を挟んで竜門の山々が眼下に。
林道が稜線の東側へ越えたあたりで再び奥駈道と合流します。 ここは昨年6月に来た折に気になっていたポイントなのですが、その折は久しぶりの吉野大峯林道、この先の時間が読めなかったのでパスしたのですが、今日はしっかり「自撮り」を、ただ桜は殆ど終わっています、時折吹く風が残った花を散らせます。
暫く下って12時半に高原洞川林道との合流点へ、川上村側はもう何年も通行止になったままです、分岐を右に入り五番関へ向かって登り返します。 お目当ての場所に到着、位置的に午前中が良さそうなのですが、ここへお昼までに着くのはちょっと大変です、午後を回ってしまうと山腹は陰になってしまいますので、どうにかぎりぎりの時間だった様です。 先週だともっと鮮やかだったかも知れませんし、来年の課題ですね。
洞川まで下ってきました、後は帰るだけなのですが、小南峠はパスして、気になっているR309旧道へ向かう事にして、虻トンネルへ向かう事に、最悪五條側へ下るリスクもあるので、「みやぞい」で頂こうかと思っていたお昼はパスして、川合の「モーソン」こと森田商店で補給を、「モーソン」の名前が使えなくなって随分経ちますが、今でも「モーソン」で通じたりします。
R309へ入り鉄橋の手前を左へR309旧道です。 切抜隧道を抜け笠木トンネルへ下ります、この区間は2車線、何と云っても国道だったのですから、新トンネルが出来る前、天川村へキャンプをしに、この坂を良く登ったものです。 問題の笠木トンネルも黒滝村側での工事が予定通り終わって様で通れそうです、ここが通れないと新笠木トンネル(1,693m)へ下るか、城戸まで迂回しなければなりません。 しかし昔の笠木峠への道、つまり旧々道が気になりますね、両側とも取り付きは荒れていません。
道の駅「吉野路黒滝」で名物のこんにゃくを頂き、地蔵トンネル~秋野隧道~椿橋~壺阪峠と勝手知ったるルートで18時過ぎに無事帰投しました。 結局はおにぎりとパンとお菓子だけで走行119.5キロ、獲得標高は2,200mを越えた様です、さすがに疲れました。今日のサイク 都祁~室生~宇陀
いつもの様に初瀬ダムから小夫(おぶ)集落を経て、天神社笛吹奥宮で一息入れて、県道38号桜井都祁線から都祁山の道こと県道781号都祁名張線へ、3日前に走ったばかりなのですが、田んぼには水が入り、里に蛙の声が響きわたります。
旧室生村域の多田から向渕へと抜け、もちろん「自撮り」の準備はしてきていますので、面白そうなポイントで1テイク。 黒っぽいウェアで単調な感じになってしまったので、逆をとってモノクロにしてみました。
ところで今日は、GWの「月うさぎキャンプ」で利用する「みんなで位置共有」と云うスマホアプリのテストとデモンストレーションを兼ねて、朝からアプリを動かしています。 GPS機能を持つスマホでアプリを使える事が前提ですが、地図上で参加しているメンバーの位置が判ると云うものです。 地図の縮尺等に制限はありますが、無料で利用する事ができます。 「月うさぎキャンプ」は自走現地集合が一応の建前ですので、このアプリを利用するとお互いの現在位置が判り、途中で合流したり、トラブルに役立つかも知れません。 ただこの手のアプリ共通の問題なのですが、どうしてもバッテリーの消耗が激しい事、自転車の移動速度を考えるとリアルタイム性はそれ程必要がないので、測位と送信間隔を調整できてバッテリーの消費を多少でも少なくできると良いのですが。
室生寺を過ぎ「空っぽ」と云うお店まで来たのですが、どうやらI氏は位置は更新されていないものの、Facebookへの書き込みを見ると砥取あたりまで来ている模様、お昼時なのでここで待っても良いのですが、単車が一杯来ていて鬱陶しいので、先に進む事にしてしまいました。
ところがなんと滋賀からniwa-chanさんがやってきていて、大野寺付近にいる模様です。 その後こちらへやってくるのかと思っていると室生ダムの方へ向かっている様です。 こちらはR369まで出て染谷峠へは向かわず榛原方面へ下る事に、途中から八滝トンネルを抜けて伊那佐へ抜けようしたのですが、道を曲がり損ねてそのまま榛原へ、その間にniwa-chanさんは菟田野へ抜け、一谷峠から「月うさぎ」へ向かった様で、I氏は案の定「空っぽ」でお食事中。
結局はお二人に逢う事はかなわず、「おごぽご」でお昼を頂いて、宮奥ダムから大峠経由で帰ろうかと思いながらも長話をしていたら、予報より早く崩れだしそうな雲行きになってきたので、そのまま女寄峠を下って帰ってきました。 本日の走行76.6キロ。 さんりんぼう
朝一に片付けておかなけらばならない用事があったので、少し出遅れたのですが10時前には出発、初瀬街道を東へ向かったのですが途中路肩の石を踏んでパンク。 今年になって既に3台で3,000キロ以上走ってきているのですが初めてのパンクです。 出雲の濡れ地蔵の手前だったので、少し押して地蔵さんの前でチューブ交換。
出発が遅かった上にパンクで時間を取られたので、初瀬ダムもスルーして笛吹大明神で一息いれただけで一気に藺生(いう)まで、やはり桜並木は葉桜になっていましたが、手前のたんぽぽの彩が良いので一応「自撮り」をば。
福住経由で奈良へ向かうのですが、久しぶりに鉢伏峠を下りますが、展望も限られていてただただキツいだけの道です。 下った辺りが鹿野園(ろくやおん)と云う処なのですが、案内を見ているとここ「鹿野園」をはじめ「忍辱山」「誓多林」「大慈仙」「菩提山」の地名はインドの地名がきているとか。 平福宿から「片鉄ロマン街道」へ
「18きっぷ」消化サイクの最後は「片鉄ロマン街道」に行く事にしました、云わずと知れた片上鉄道廃線跡を利用した自転車道なのですが、いままで訪れる機会に恵まれなかったのです。山陽本線の和気からスタートすると片道30キロ程の行程で、それだけでは面白くないので、姫新線の播磨徳久まで行って、未収の佐用郡中安村道路元標と因幡(智頭)街道の平福宿に寄ってから「ロマン街道」は片道だけ走って帰って来ようと考えてみました。
さて播磨徳久駅まではJR桜井駅から始発で輪行すると接続が悪く、所要時間4時間59分で1051着となってしまい、ぐずぐずしているとスタートがお昼になってしまいます。そこで未明にJR奈良駅までの20キロ余りを自走して0450発に乗車し播磨徳久を目指す事にしました、それなら所要時間は4時間24分、0914には到着できます。大阪鶴橋まで近鉄を利用してもこの時間には辿り着けません。
うちのHPに「懐かしの鉄道写真集」と云うコンテンツがあるのですが、その中の姫新線の一枚の写真(左)、三日月駅としてあるのですが、どうも違う様なのです、どちらかと云うとここ播磨徳久駅の佐用側の様な気もするのです(右)。
さて中安村道路元標ですが、播磨徳久駅の南側の山の上、元々公民館だった場所にある様なのですが、藤原勝永著「兵庫県の道路元標」と国道901号さんの「道路元標が行く」には記載はあるものの、その他の情報がありません。公民館は現在では社会福祉法人「はなさきむら」と云う授産施設となっていて、駐車場まで行ってちょっと見渡した処では見つかりません、とにかく施設の構内なので了解を貰おうと建物への坂を登って行くとありましたネェ、らしきものが斜面の途中の段になった処に草に埋もれて、もう見つけられたのは長年の勘と云うか臭覚と云うか。幸いうつ伏せにはなってはいなかったので間違いなく「中安村道路元標」だと確認できました、でないと足元の悪いこの場所で道路元標を転がすのは至難の業です。これで1,043基目となりました。
現在では同じ佐用町ですが佐用坂と云う小さな峠を越えて平福へ、ここにも平福村道路元標があるのですが、前に訪れた2007年には平福郷土館の中庭に保存されていて、休館のために塀越しに写真を撮ったのですが、今回は開いているだろうと訪れてみると、開館はしていたものの前の場所にありません、尋ねてみると元あった現在の郵便局の前に移設したと教えて頂きました。 さっそく郵便局に向かうと無事に鎮座したました。
せっかくですので標準のセルフタイマーを使ってピンポンダッシュするしかありません、まぁ昔はそれで「自撮り」していたのですからね。Uターンして戻ってくるシーンは無理ですが、近距離の後ろ姿なら数テイク撮れば、どうにかなります。
県道は自動車道のトンネルの上の峠を越えます、出雲街道杉坂峠です。峠の桜が時折吹く風に花びらを散らせます。 ここから「片鉄ロマン街道」の終点吉ヶ原駅までまだ20数キロ走らなくてはならず時間も押していますが、このシチエーションを見過ごす訳には。しかし散る桜を絵にするのはなかなか難しいものです、後から動画で撮れば良かったかなと、G1と違ってG2は動画が使えるのですが、実は今まで一度も使った事がないのです。
途中からR179へ入り、林野の手前から旧道に入ってR374に入る事なく県道を継いで吉野川右岸から吉井川左岸へと入れたので、初めて辿るコースでしたが、車と信号の少ない快適な道を走り、16時過ぎに片上鉄道の旧吉ヶ原駅に着く事ができました。
平福に続いて吉ヶ原でものんびりし過ぎて、もう「片鉄ロマン街道」は和気まで走る抜けるのが精一杯の時間になってしまい、その上「片鉄ロマン街道」に関しては自転車道だから行けば判るだろうと何の下調べもしていなかったので、途中で道を間違える始末。一応は桜の花びらが敷き詰められた苦木駅で写真を撮りはしたものの、下り基調の道を突っ走って真っ暗になる直前に和気駅に辿り着くことができました。
さて帰りの電車の時刻を調べると、既に「18きっぷ」のままJRで桜井まで辿り着ける時間は過ぎています。 播州赤穂あたりと同じ感覚でいたのですが、乗換時間や運行本数の違いでかなり違ってくる様です、とは云っても鶴橋から近鉄利用や高田から10キロ程自走するなら十分に余裕のある時間です。いずれにせよ帰宅は遅くなるのでコンビニで補給後、輪行支度を済ませ1947発に乗車、無事に帰途に就く事ができました。「片鉄ロマン街道」は走り抜けるだけになってしまいましたが、幾つか「自撮り」ポイントの目星を付けておきましたし、次の機会への愉しみとしておきます。9年ぶりのキララときめきロード
さて「18きっぷ」消化サイクは9年ぶりに和歌山の「キララときめきロード」こと県道<24>御坊由良線と<23>御坊湯浅線を走りに行く事にしました。 「キララときめきロード」は有田市から御坊市にかけて内陸部を山越えするR42に対して、海岸線に沿って走る県道の愛称で、風光明媚ではありますが距離は倍程になります。 10年程前に湯浅や広川を起終点として、山越えの旧道で南下し、海岸沿いに北上するルートで何度か走りました。
今回は桜井0552発に乗車、和歌山線経由で向かう事にしますが、問題は和歌山駅での乗り換え時間が1分しかない事、それも通勤時間帯にホーム違いの7番線から5番線へ、間に合わなければ次の列車は湯浅行きとなってしまいます。 間に合えば御坊まで乗車してコースを北行き、間に合わなければ湯浅から南下する事に、ただ湯浅スタートにすると一旦国道側に出なければコンビニ等がなく、コース上で飲料以外の補給は難しいのです。 幸い無事に乗り換える事ができて、0805発紀伊田辺行きに乗車する事ができました。 まぁ近鉄で鶴橋まで出て天王寺経由にすれば、こんな苦労はせずに済むのですが。
通称アメリカ村、三尾を過ぎた処で日の岬灯台まで往復する事にします。 標高で150m近くまで登らなくてはならないのですが何とかなるでしょう、だったのですが「延陽伯」号こと片倉シルク24のフロントがインナーに落ちません、どうにか手で押さえてインナーに落としたのですが、ガイドをこすっています。 何年ぶりかに日の岬灯台を見学、お天気は最高、もちろん「自撮り」の準備もしてきているのですが、海側に植生が多くて、適当なポイントが見つかりませんでした。
美浜町三尾から小さな峠を越えて日高町阿尾へ、実はここは父方の郷里でもあります、今では身寄りは暮らしていませんが、数年前にUG兄氏とこのコースを走った折は、伯母が健在で立ち寄った思い出があります。 反対側の産湯海水浴場と云うのがあって、今ではそちらが有名なのですが、私が小さい頃はこちら側の磯で泳いだものです。
このコ-スのハイライト、白崎海岸の見える処までやってきました。 「自撮り」ポイントを探しながら走っていたのですが、白崎海岸を入れながら撮れなくはないのですが、絵にならないと云うか、それに少し曇ってきてしまいました。
白崎海岸は現在、白崎海洋公園となって道の駅やキャンプ場が整備されています。 元の採石場の跡がキャンプ場になっていて、まわりを白い岩山に囲まれた風景はちょっと日本離れしています、「日本のエーゲ海」とかなんとか。
白崎海岸から北は衣奈(えな)漁港にかけて一つ峠が残っていますが幾つかのトンネルができて随分楽になったのですが、衣奈まで来て県道<23>御坊湯浅線の旧道が工事通行止となっています、そうなると衣奈トンネルまで登る新道を走らなければなりません、湯浅方面へはトンネルの手前で左折して更に、結局旧道の倍の標高150m程まで登る事に、それを強引にアウターで登ってしまったので、すっかり消耗してしまいました。
湯浅駅まで走ろうかと思っていたのですが、大概くたびれてしまったのと、湯浅駅前は狭くて輪行支度がしづらいので、一つ手前の広川ビーチ駅で本日は終了と云う事に、本日の走行56.3キロ、些か物足りない気もしないでもないのですが、「延陽伯」号には日の岬と迂回路はちょっと荷が重たい様でした。 平地の桜も今日明日かと…
後2回分残っている「青春18きっぷ」、格段の予定もないのでヤフオクに出品していたのですが、売れなければ自分で使うさと欲深い価格で出品していたのが案の定落札されず。 タイミング次第では2回分7,000円落札されているのですがネェ、残り日数からするとちょっと再出品は難しくなってきたので、どっか消化に行こうと段取りしていたのですが、今日中に片付けておかなければならない事があって、徹夜覚悟で頑張ったものの間に合わず、明日の天気も悪くなさそうなので日延べする事に。 少し横になった後、お昼前から「自撮り」の準備をして明日香村へ向かう事にしました、明後日は大荒れとの予報、平野部の桜は今日明日で見納めかも知れません。
先日、立ち寄った明日香村川原のポイント、その時はスタンドがなくて自立できないasuka号だったので、自転車抜きで(写真左)。 しかし一期一会とは良く云ったもので、桜の花の付き方や陽射しのの当たり具合が違うと微妙な雰囲気の違いはどうしようもありません。
県道沿いから離れて棚田の案山子ロードへ、定番と云うか巡視ルートですね。 案山子コンテストの時は賑やかですが、他の時期は訪れる人は限られています。 棚田を見下ろすベンチで持参のコンビニ弁当で遅めのお昼に、コーヒーセットも持ってくれば良かったかな。 時折吹く風が桜の花を散らせます。














































