長年愛用しているFEP(日本語入力フロンエンドプロセッサ、もう死語か)、VJEを出しているVACSから葉書が届いた。 VJEを始めパッケージ製品の販売とサポートを終了するとの事である、今ではカナ漢字変換なんかはOSに付いている様に思われているが、20数年前は単体製品としても発売されていたものである。 今では単体でFEPを買う人なんかは殆どいないだろうから、もう商売にもならない事は簡単に想像できる。 実際最近では相性の良くないソフトもあるし、客先へ行ってもIMEばかりでそろそろ潮時かなとは思っていたのだが、やはり少し寂しい。
VACSと云えば日本初のMS-DOSマシン松下通信工業のマイブレーン3000のMS-DOS1.25に日本語入力をインプリメントしていて、きっとそれがVJEの前身になったのだろうし、その後アスキー発売のMS製品にも添付されもしていた。 それからConcer98なんてNEC PC9801シリーズの640KBのメモリ上でコンカレント環境を提供するなんてとんでもないものも出していた、当時の会社の同僚がフロントでエディタを操作しながら、バックエンドでNC工作機械を制御していたら、あらぬ処に穴をあけてしまったのなんて笑い話も記憶に残っている。 そう云えば確か新橋のクラブでVACSの専務とは当時アンガマンバス社の東貴彦やエージテックの棚橋社長とも酒席を共にした記憶も残っている。
「ソフトウェア」カテゴリーアーカイブ
最近買った本
漫画やアニメに疎い私は「萌えキャラ」って一体何の事やら良く判らなくて、得意先の若い子に教えてもらって納得したりしている昨今です(^_^;)
MIFES for Windows Ver7.0
しかしバージョンアップならともかく今では\29,400だして新規に買う人っているのかなぁ。
SPREAD Ver.7.0J
で...
>SPREAD 7.0Jを含む最新ActiveX製品及び.NET製品は、すべて
>製本マニュアルが付属となりません。 マニュアル自体の作成も
>行っておりませんので、今回のご希望に関しましてご対応させて
>いただくことができません。
>マニュアルをご所望のお客様にはご迷惑をお掛けする結果となり
>誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますよう
>お願い申し上げます。
ご理解もご納得せんゾ!!
>また、マニュアル作成につきまして、規制など特に設けておりませんが、
>予てより営業チームとしてユーザーの皆様のお声を伺って参りましたところ、
>製品の使い方を調べる際はマニュアルより製品ヘルプを使用するという方の
>割合が圧倒的に多いという結果が得られました。
>このような背景もあり、弊社といたしましては今後はマニュアルの
>ご提供は行わず、製品ヘルプの更なる充実に尽力する方向で進めて
>参る所存でございます。
そんな事もわいの預かり知らん事や!! まあ最近の傾向だとは理解できるけど、決して「製品ヘルプの更なる充実」してる様には思えんゾ!!
>また、今回お客様のご要望にお応えできるかを弊社にて検討いたしました
>結果、旧バージョンVer.6.0Jの製本マニュアルの在庫が残っておりましたので、
>こちらをご提供させていただくことは可能です。
?? (中略) ??
>?@お手持ちのSPREAD 7.0Jのユーザー登録を行っていただくことが必須
> となります。 下記Webサイトよりお手続きください。
>?ASPREAD 6.0Jの製本マニュアルを1ヶ月間無償にて貸し出しをいたします。
> 内容がSPREAD 7.0Jとそぐわない場合には、ご返品いただいてかまいません。
> SPREAD 6.0Jの製本マニュアルでも十分に対応可能であるとご判断いただいた
> 場合には、4,200円(税込み)にてご提供させていただきます。
> 無償でのご提供はさせていただいておりませんので、何卒ご了承ください。
ここの製本されたマニュアルはA5サイズで結構使いやすかったのにね、オンラインヘルプは印刷するのが大変だし思い通りに上手く印刷できないのが。 結局、パッケージ版を返品してダウンロード版を買ってマニュアルを買うのが落とし処かな...
しかし正直云ってオンラインヘルプが嫌いなのである、なにかその場しのぎで身に付かない様な気がするし、極力モニターを見る時間を少なくしたいしネ。
訳あってVBA
と云っても参考書はこれしかないゾ、Excel97版(^_^;)今はVSTO(Visual Studio Tools for Office system)なんて選択肢もあるのだけど、まあそちらもまだまだ情報不足だしネ。
ふと本棚を見上げるとこんなのがありました、高いリファレンス・マニュアル、あまり役立ててなかったけど、今頃...
なんかゴタつきそうやなぁ...
言語論あれこれ
筆者は偏見かも知れないがと前置きしているのだが...
>BASIC系の人は、ごちゃごちゃとして整理できていない。
>COBOL系は、とにかくデータ中心に書いている。
>ハードよりの人は、タイミングチャートもしっかり書いてくる。
確かにその通りだと笑ったり、また少しカチンと来たりもするのだが... じゃ’C’の人はそんなに立派な仕様書が書けるのかと云いたくもなる。
BASIC一辺倒の私としては少しは抗弁なりしておかなくてはネ。 確かに言語の持つ特性がそういった傾向になりやすい事は否めない、柔軟と云うかエエ加減と云うかお手軽プログラミングと非力なマシン上での稼働からスタートしたBASICの言語仕様は決して褒められたものではないかも知れない、しかしPCの30年近い歴史の中でBASICの果たした偉業は大きいのである、ただそこから脱却できなかった私も情けないと云えば情けないのだが、多少は豊かな理解力と吸収力があっただろう(少なくとも今よりは)私の20代はLatticeCは27万円もしていて、長らく現業密着の企業内プログラマとしてやってきた私にはとても手にする事はできず、80286の出現でもう手に負えなくなるまでBASIC+アセンブラが唯一の選択肢だった。 個人的な事で全く抗弁にもならないが、インタプリタと画面上で格闘するBASICプログラマと、連続用紙に埋もれながらソースと格闘するCOBOLプログラマ、ラダー図を拡げプロコンと格闘しデバッグのリスクが大きいハード寄りのプログラマの間には言語よりも育てられた環境の大きな違いがあったのである。
しかしWeb系のスクリプトのルーズさは昔のBASIC顔負けの様な気もするけど、普及に大きく貢献しているのでしょうネ、きっと。
VB.NETで構文が厳密になり、「テスト駆動開発」なんて言葉が取り沙汰されたりするのだが、はてこれからどうなるのでしょうネ。
1985年に出版された本で、当時の事ですからNEC/PC9801に搭載されたN88BASIC(86)を前提に書かれています、序文からつらつらと眺めるといまさら色々と考えされられる事もあります。 BASICで構造化を云々するのはナンセンスだなんて云う人もいますが、エラー処理も構造化できる様になったVB.NETの時代になってもう一度読み直しても面白いかなと思ったりしています。
これは1986年に発売された本、当時ライフボートから発売されたCインタプリタの解説書です、でそのRUN/Cはいつのまにか姿を消しました、何故でしょ。 BASICプログラマのC移行への一助になったたのでしょうか...
ところでこの本の著者は今もSQLやADO関係の書籍で活躍されてますネ(^_^)
PS:Windyさんのツッコミ期待してます(^_^;) ...と思ったら八重山行ったんだって、何処でそないに稼いでいるんやろ。
VB.NET移行顛末記
VB.NET移行顛末記
◎Visual Studio 6.0を使い続けるのは...
既存システムのメンテ
安定しているから
シェイプした業務AP作成できる
.Netへ移行するのにかかる時間と .NET版のコントロールを買う予算がない
◎Visual Studio .NETを採用したのは...
本格的にオブジェクト指向でプログラムが作れるから
多言語Frameworkが魅力
VB6.0がもう売っていないから
会社でC#で開発しているから
...だそうです、納得。 既存システムを抱え、ヒマはあっても金のない、オブジェクト指向でもなく、Cとも縁のない私は安定していないらしい.NETにあえて移行する理由はないのです。
「VB6プログラマのための入門VB.NET」技術評論社(\2,480)
昨日買ったこの本、理解したしないは別として、ざっと読み終わってしまった。 VBでそれなりの経験のある人が.NETを理解するにはなかなかお奨めの一冊である、VB6とVB.NETの違いでの疑問点や移行する上での注意点が実際にコードを書く人間の立場で良く書かれている、参照したい項目への頁が文中に注記されていたりして助かるし、筆者が私とほぼ同世代なのかしてNECのPC8001のN-BASICの文法の話などもあってなかなか愉しく読める。 ただアップグレード・ウイザードに関しては一切の記述はない。
VB.NET2002が発表されていてから構文上の違いなどにはVB6のコーティングの時には多少は配慮していた、元より変数宣言は省略形を使ったりしないし、いわゆる「既定のプロパティ」も使わないのだか、引数の値渡し(ByVal)と参照渡し(ByRef)を省略した場合の違いには参ってしまった、省略されていても構文エラーにはならないしコンパイルも通るだろうし、多くの場合問題なさそうに動くだろう、アップグレード・ウィザードはちゃんと置き換えてくれるのだろうか? 読み進んで行くにつれ多少なりとも理解すると、構文どうのこうのよりもアーキテクチヤの大きな違いが見えてきて、アップグレード・ウィザードなんて物騒なツールじゃないかと思えてきた、Microsoft.VisualBasic名前空間を引きずってくる限りはVBからの呪縛から解かれる事はなさそうだし...
利用しているナルボ製OCX「タイリングボタン V3」の.NET対応について質問を投げていたらご覧の回答が帰ってきた、ちょっとズレた回答だが...
【質問】VB.NET対応版はリリースされないのでしょうか?
【回答】誠に申し訳ございませんが、VS.NET2002/2003での動作検証・動作保障はしておらず、現状では、動作検証の予定も未定となっております。 そのため、サポート対象外とさせていただきますので、サンプル等もご準備させていただいておりません。 ご了承くださいますようお願い申し上げます。
.NET対応版は出るとも出ないとも判らない事には変わりないのである。 画像は自動倉庫の格納状況を視覚的に判りやすい様に表現しているのだが、これは「タイリングボタン V3」のコントロール一つでの芸当なのである。 これ以外の利用ではどうにか標準コントロールの羅列でお茶を濁せそうなのだが、こいつだけはどうにもならない...
VB.NET移行顛末記
VB.NET 2003からはアップグレード・ウィザードがStandard版にもついてきているのでトライしてみようとしたがVB6環境がインストールされていないといけないので、とりあえず一からXPにVB6での開発環境を作る事にした、しかし多くのOCXを組み込んでいかなければならないので大変な作業である。
その中でも最悪なのがコムラッド製のFormDesignerである、個々のOCXのバージョンアップが煩雑に行われていて、ドキュメントは判りにくい、OCXの配置がセオリー通りでないわ、おまけに先代のCCC2の頃にサポートに電話をしたら態度が横柄ときたもんだ、以来高い電話代を使って気分を悪くするのが嫌で電話をかける事もない、第一今ではサポート期間が90日でメールかFAXときたもんだから、どうしようもない。 ただ仕上がりのGUIは悪くないので、使い続けているできれば.NETで他に適当なOCXがあれば乗り換えたいのだが... で色々と調べているとFormDesigner with .NET Supportってのが出ている、\9,030のバージョンアップ料金で入手できるのでとりあえず買ってみたが、マイナーなものの既にバグフィックスがネット上がアップされているのたが、案の定送ってきたのはファースト・リリース、CD-Rなのにネェ... しかし旧版との関係が良く分からない、カリカリしながらこれは週明けにでも問い合わせてみるしかあるまい。 暫くは言語そのものよりOCXで悩まされそうである。