「キャンプ」カテゴリーアーカイブ

3th「月うさぎ」キャンプ (2日目)

朝6時少し前に烏の羽音で目が覚めました、お天気は最高、その分寒いです、10度少し切った位でしょうか。 今日から参加するメンバーや日帰り組が11時頃までには揃う予定ですので、それまでのんびりと朝食を。 遅刻常習犯のnana魔女が本日一番乗り、夜勤明けで走ってきて車で仮眠していたのかな。 つづいてあの「ランドナー補完計画」のだいすけさんが夫人同伴で到着、もちろん奥さんもばっちり走ります。

今日のサイクリングは「月うさぎ」を出て滝野側へ越え平野川沿いに下り、旧R166で木津峠を越えて、鷲家から東吉野村役場のある小川まで下り、高見川から谷尻川沿いに戻ってくる約37キロのコースです。 前半は下り基調、知れてはいますが比較的交通量が多いので2班に分けました。 先発8名は弁当持ちで、後発6名は「月うさぎ」のランチをリクエストされたグループです。 ところが鈴鹿のあびさんはアクシデントで遅れながらもどうにか到着されたのですが、UG兄さんが一向に姿を現しません。 これ以上待つと先発組に追いつけなくなるので、UG兄さんのランチを私が頂く事にして、12時を回った頃にどうにか出発。

私は後発組に加わっていたのですが「月うさぎ」を出るなりメカトラブルで一人遅れる事に、かなり危なっかしいですが、どうにか走る事が可能になり、追っかけますが、「たかすみ温泉」まで下っても一向に待っている気配がありません。 ようやく平野出合で鈴鹿のあびさんを補足、ようやくR166旧道で捕まえる事ができました。 木津峠の旧道トンネルを出て鷲家まで下りた処で先発組の九度山人さんから電話、どうやら秋祭で蟻通橋のベンチは使えそうにありません。 私が祭は明日10日と勘違いしていた様です。 高見川を少し上流に遡って貰い、河原かどこか適当なところで食事休憩をして貰う事にして追いかけます。 先発組は「投石の滝」へ寄ったり、みたらし団子の「豊田旭堂」に寄ったりと結構、ご機嫌なポタペースだった様です。 この辺は先発組のSORAさんのブログだいすけさんのブログが詳しいのでそちらをどうぞ。

途中から鉄人児玉さんを加えた先発組に合流し総勢15名の大部隊になり、高見川沿いに<221>小村木津線を北上しR166に合流する処で、高見山をバッグに記念撮影を。

R166を跨いで<251>谷尻木津線に入ります、緩やかとは云え谷尻集落まで標高差150mの登り基調の道ですが、なぜか先頭グループがどんどんペースを上げて行きます、日之前神社で一旦休憩を入れてしんがりの九度山人さんの到着を待ちますが、再び走り出すと、修行と云ってサイドバッグを付けて走っていたkiki君と唯一の小径車のniwa-chanさんが「月うさぎ」までのバトルを演じていました。

今日で帰途に就く yururli君と niwa-chanさんを見送ります。 暫くして南回り(吉野経由)の山内さんが到着。 テントとサイドバッグを下ろしたままて行方が知れなかったUG兄さんも帰ってきて、今夜のメンバーも揃い、交代で車で「たかすみ温泉」まで往復し、夕食の準備を進めます。

今夜のメニューは現地「月うさぎ」で調達の栗の入った「栗ごはん」に「ラタトゥイユ」、昨夜好評でアンコールの満棒さんお四国風「芋煮」その他色々、それに先の日之前神社で行われていた秋祭りの餅撒きのお餅までが加わります。

今夜も昨夜に続いて月と星を見上げながらキャンプファイアーが夜遅くまで続きます。 <つづく>

本日の走行37.2キロ

1日目へ  3日目へ

3th「月うさぎ」キャンプ (1日目)

 昨年秋に今年春と、恒例になりつつある奈良県吉野郡東吉野村谷尻(たんじり)の古民家カフェ「月うさぎ」で行われるキャンプ。 そもそも「月うさぎ」はキャンプ場ではありませんが、元分校跡の敷地をお借りしてキャンプをさせて貰っています、今回は3連休を利用してお休みのとれる方には2泊3日の日程でゆっくりして貰える様にして、また基本的に現地集合ですので個々に示し合わせないと一緒に走る機会がないので、中日に東吉野村内を周回するサイクリングプランを設定してみました。
 いつもの事ですが、自分が幹事役の時は週間予報に一喜一憂させられるのですが、今回は本当に心配なし、かえって晴れ過ぎて標高600mの「月うさぎ」では放射冷却で朝はかなり寒くなるのではと心配する程のお天気まわりに。

 どの道で行くかを決めきれないうちに7時20分に桜井を出発、桜井町道路元標の残る横大路(初瀬街道)と上街道のぶつかる辻まで来て、西峠経由にする事に決めます。 最近この辻に伊勢街道、忍坂街道、多武峰街道と書かれた案内板が設置されました。  

 R165と旧道を継ぎながら初瀬で一旦長谷寺参道へ回り込んで与喜浦へ、土曜日とは云え車の多い時間帯ですので桜井浄水場を過ぎてから左側の旧道と歩道を使って0830 標高348mの西峠へ、いつもならそのまま榛原駅側へ下るのですが、今日は右折して少し余分に登ってR370の篠樂へ、ここのローソンは今日行われるブルベ400kmのPC2,PC6なのですが、さすがにこの時間では早い様です。
 今日は午後から大黒屋さんと車で買出しに出る予定にしていたのですが、どうやら到着時間が遅れそうなメールが、SORAさんはともかく今日始めて「月うさぎ」へ来るメンバーも走っているので、午後のスケジュールが難しくなってきそうです。

 榛原篠樂、菟田野松井橋のローソンで少し休憩しながら県道31号を岩端へ、一台のロードが「おはようございます」と云いながら追い越して行きます、岩端でで追いついたので話をしてみると、八木から来られたとの事で、大阪の某大サイクリング部OB、転勤で奈良住まいになってまだ土地勘がないとの事ですが、今日は高見峠を目指すそうです。  1055 一谷峠を越えて11時過ぎに「月うさぎ」に、大黒屋さんも1115に針インターとの事で、大きな遅れはなく到着してくれそうです。

 無事買出しも済ませ、「月うさぎ」へ戻る途中でniwa-chanさん、SORAさんの車を追い越し、皆さんの到着を待ちます。 さっそくオーナーが夜のキャンプファイイアーの準備をしてくれています、右に写っているのは滞在中のシェフご夫妻のお子さん音尾(ねお)くん、裸足で走り回る野生児です。

 今夜のメニューは松茸ごはんと、四国風の芋煮、ポトフ。 食後は月明かりの下で焚き火を囲みます。 8名のうちテント泊7名、SORAさんは横着してログキャビンを利用させて貰う事にしたのですが、一人では広い過ぎるログキャビンは密閉度の高いテントより寒かったそうです。 私自身寒くて寝られないと云う程ではなかったものの、ホカロンを持ってきて大正解でしたね。 <つづく>

本日の走行31.4キロ

2日目へ 3日目へ

敦賀「お月見キャンプ」

 D女史のお誘いで、福井県敦賀市の芭蕉ゆかりの名勝「気比の松原」で中秋の名月を愛でようと云う企画です。 参加者は5名、キャンプそのものは同市内野坂の「自然の家キャンプ場」で、予約は必要ですがテント設営は無料、市営の清潔な施設です。

 最初は気比の松原まで自転車で往復する計画だったのですが、月夜とは云え海岸から標高150mのキャンプ場まで土地勘のない道を登って帰ってくるのに恐れをなして、若干3名は軟弱にも車で往復する事に。 私は往復送迎付きだったので大きなテントでも良かったのですが、コンパクトなコールマンのアビア(右下)を持ってきた事を後悔、さすが飲んだ後に狭いテントは蒸せました、隣のDさんは朝方は寒い位だったとの事なので、酔っ払いには丁度良かったのかも知れませんが…

 正確には今年の中秋の名月は12日で、今夜は十三夜なのですが。 心配して天気も崩れる事はなく、気比の松原の松林の間から真ん丸い月が…
 月明かりの下でなぜかJAZZを聴きながら宴の始まりです、なにしろ筋金入りのJAZZファンが集まってしまったもので、Moonをタイトルに含む曲や、7月に急逝されたミムラさんの放送録音を聴きながら、kiki君の見事な包丁さばきで剣先烏賊と石垣鯛の刺身他を戴きながら夜は更けてゆきます。(photo : 大黒屋さん

 そうこうしていると2灯のライトを点した自転車が、大阪から仕事を終えた後、宴会だけのためだけにUG兄さんが乱入、敦賀駅前まで車で来られて、自転車で走って来られたとの事 ここ最近ご執心のアウトドアクッキングとご自慢のコレールのカップでのティータイムまで。

結局、宴は10時過ぎまで続き、大阪へ帰るUG兄さんを見送り、キャンプ場まで戻ってからスーパー銭湯まで往復して汗を流すと、すっかり日にちは変わってしまいました。本日の走行0.0キロ(^_^;)

月うさぎお花見キャンプ(2日目)

 色々な鳥の声が聞こえてきて5時頃に目が醒めたのですが、珍しく30分位寝袋の中でうとうとしていました。 フライの裾からの冷気が結構寒かったものの、嵩高いマットの断熱効果が大きかったです、あとホカロン一つあれば快適だったかも、今年のこの気候標高600mの「月うさぎ」なめてはいけません。 Colemane AVORの中は横になったまま着替えられるのが精一杯の断面、一応前室があって長さは充分あり、俯せになって読み書きするには不自由はありませんが、でも中で過ごすには限界のサイズ、横になればすぐに寝付けてしまう人でないと辛いでしょうね、それに夏場はどうでしょうか。 収納サイズとペグダウン必須と云う事は自転車ツーリングのゲリキャン用としては及第点は出せませんね。

 気持ちの良い朝です。 荷物を片付けたり、適当に残っているもので朝食にしていると、仕事の都合で昨日から参加できなくなったtatsumi御大が名古屋から直接こちらへやってきたり、わしはGTさんが大宇陀の道の駅から走ってきたりと賑やかに。

 kikiさんは榛原まで走り、車にキャリーして貰って敦賀へ、今夜のフェリーで北海道へ渡りGW休みを過ごすそうです、若さとバイタリティには感心します。

 お昼から室生寺まで行こうと云う話になります、往復30キロ位2時間半位の行程です。 昨秋は往復単独行でオーストリッチのサイドバッグを外すの鬱陶しいのでこちらでは走らず仕舞でしたので、帰路も自走約75キロの行軍に備える9さんを置いて、5人で走る事に、まずは隣村の滝野にある「投石の滝」に寄ってから、染谷峠を目指します。

 染谷峠の北行きは何度となく走っていますが、正直云って室生寺から辰尾橋~大内峠~染谷峠と戻ってくるコースは苦手なんです、その上携帯が使える染谷峠まで登ると雲行きが怪しくて風も強い、雨雲レーダーを見ると奈良県北部を雨雲が通りすぎていrる様です、荷物も拡げたままですし。 SORAさんも冷やかしに来る様な書き込みがあったので、私だけここで引き返す事にします。

 染谷峠を下り滝野から一気に「月うさぎ」へと登り返しましたが、SORAさんは9さんと一緒に帰途に就いた様でもうからっぽです。 荷物を片付けていると少しパラパラと来たので慌てて荷物を屋根のある処へ移動させたものの、心配する程の事もありませんでした。 何しろ携帯も入らないので荷物を片付けてしまうとする事がありません、写真を撮ったりベンチに転がってみたり、11匹の犬と9匹の猫たちと同様に平和な春の午後を過ごします、そうようやく猫たちの名前と顔?が一致する様になってきました。 写真左下は店長のももたろう、右下は唯一の洋犬チロです。

 15時までには室生組も戻ってきたので15時半、天五さんと2人で「月うさぎ」を後にする事にしました、一谷峠を下り榛原の手前で天五さんと別れ、R166女寄を下って17時頃に帰投、2日間での走行72.7キロでした。 「月うさぎ」のオーナー夫妻と参加の皆さん有難うございました。 
 例によってうちのHPの「ツーリングの記録」に写真をUPしましたが、認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 なおIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

月うさぎお花見キャンプ(1日目)

昨年秋に続いて東吉野村「月うさぎ」でお花見キャンプをさせて貰おうと考え、昨年参加できなかった方を中心に日程を詰めてみたのですが、最初予定していた4//16~17の日程では天気が悪くて、4/29~30に順延して行う事になりました。

 今回はモンベルのサイドバッグ大小をセットして出掛ける事にしました。 取付具の関係でちょっとイレギュラーな点もあるのですが、使う度に頭にきてキレかかる、気の利かないオーストリッチ製バッグを今回は使わない事にしました。 エアマットはバルブが壊れたままなので、嵩高いですがスポjンジ製のロールマットを積んで行く事に、とにかくマット以外の荷物はバッグに収まりました。 後は初めてのバッグレイアウトなのでシミー現象の発生が心配だったのですが、そちらは大丈夫の様です。 ただ走りだしてすぐに引き足がリアサイドに干渉するので一旦引き返す事にはなりましたが。

 昨年秋はR165西峠を越えたのですが、GW初日の上に天気も良いとあって車が多いので、距離、標高差ともに大きいのですが、大峠~宮奥ダムコースをとる事にします。 まずは多武峰へ向かいますが県道桜井吉野線も新鹿路トンネル開通後は交通量が増えました、それに今日は紅葉シーズン程ではありませんが観光バスも多くて、路線バスも増発されている様です。

 下居付近から百市にかけての急坂は押す覚悟していたのですが、どうにか休み休み漕ぎあげる事ができました、八井内から大峠を目指しますが、車は少なくなりますが、今日はこちらへも奈良交通のバスが回送でしょうか入ってきています。 標高560m程の大峠トンネルを越え、宮奥ダムまで下って暫し休憩です。

 菟田野松井橋のローソンで少し買い食いして、一谷峠への登りの始まる少々岩端で休憩。 今回は大阪天神橋から自走の天五さんも既に榛原まで来ている様子です。

 13時40分「月うさぎ」到着直前に大黒屋さんの車に追いつかれます、ダイバーてっちゃんも既に到着し、鉄人児玉さんも陣中見舞いにやってきて、春の柔らかな木漏れ日の中でコーヒーブレイクです。 残念ながら月桜は昨日の雨風で花を散らしてしまいましたが、その袂にテントを張らせて貰う事に。

 今回はMossOutlandではなくColemanのAVOR X1を下ろしてきました。 実は未使用のソロテントが2つもあったのです。 ビビィサックにするまでの勇気もなくゲリキャン用として買ったのですが、収納サイズや重量は満足できる程のものではありません。 一番の難点は自立しないのでペグダウンが必要です。

 泊まりのメンバーも揃い、近くの「たかすみ温泉」まで車で往復し宴の始まり、「月うさぎ」オーナーがキャンプファイアを準備して頂き、京都美山でのアイズラリーに参加していたUG兄さんも差し入れのケーキを持ってやってきてくれました。

2日目へ

天気予報ブレるなよ~

今週末に順延となった「月うさぎキャンプ」、日曜の降水確率が上がったけど、このまま金土はブレずにいてほしいなぁ…

 

ここ暫く風が強いけど、「桜」週末まで持ってくれないかなぁ…

桜吹雪も良いけど、やはり見上げたいね…

桜の写真は「月うさぎ」のBlogから勝手にお借りしましたm(_ _)m

今の処、キャンプ組は5名ですが、1dayでの参加もお待ちしてます、詳しくは。

「月うさぎキャンプ」(二日目)

 キャンプファイアを囲んでいた皆さんも12時を過ぎる頃にはそれぞれのテントへ、誰かがトイレへ行く度に犬たちが騒いだりしていたのですが、寝静まってしまうと時折鹿の鳴き声が響くだけで、前の県道を通る車もなく本当に静かな処で、いつの間にか寝入ってしまいました。 気温も3シーズンの寝袋で丁度良いくらいだったのですが、エアマットのバルブが壊れていてせんべい布団にもならない状態、下が草地だったのが幸いでしたが。
天気予報は「晴れ」なのですが、山間の事で6時頃から少し降られましたが、朝日が入ると爽やかに晴れてきました。

最初心配していた犬たちのフンですが、オーナーいわくある時から仕付けをしたでもなく、山の中へ入って勝手に用を済ませる様になったそうです。 おかげで誰も被害に遭うこともなく、鹿のフンの転がる奈良公園より余程に安全?です。 さすがに彼らも今日は疲れたのか朝食後は、陣中見舞い組3名が到着しても吠えずにご覧の通りです。 (写真はSORAさん処からお借りしました)

 

 

ここには11匹の犬と9匹の猫がいますが、それぞれ色々な性格と力関係、行動パターンがあって、観察しているとなかなか愉しいものです。
 自転車は雨に濡れないスペースを確保、また商店などで飲料用などに置かれている冷蔵庫もまるまる貸して頂いて重宝しました。

キャンプの8名にオーナー夫妻にも入って頂いて記念撮影。 帰りも長丁場になるので山内さん、UG兄さんと早々に出発して行きます。 五条のカルディアの様に大阪からもう少し近いか、奈良盆地を横断するルートが自転車にとって走りやすいルートだったら、もう少しゆっくりして貰えるのですがね。

 

入れ替わるように、陣中見舞いと云いますか冷やかし組が到着、なべちゃんからは「アナンダ」のパンの差し入れも。 入れ替わりに出発する天五さんを囲んで記念撮影。




最後の記念撮影、(写真はなべちゃんにお借りしました)








 

 

吉野ルートで帰途につく3名と陣中見舞い組がこの後、出発して行きます。







 

今回、現地まで車で来ているakutaさんはパスハンターで西杉(差杉)峠へ行ってしまったので、残るは私一人、いっぺんに静かになってしまいました。 荷物をまとめてオーナー夫妻にお礼を云って11時50分「月うさぎ」を後にしました。



 

一谷峠にて、丁度24時間後、ここから携帯も圏内に、娑婆へと下ります。







 

往路同様<31>榛原菟田野御杖線を、旧街道と芳野川沿いの道を挟んで榛原方面へ、榛原西小の前の道をショートカットし、西峠へは向かわず<198>粟原榛原線で女寄峠方面へ向かいます。



 

 

R166に入り女寄峠の下る途中から旧道?へ入ります。 結局今回は往復一人だけで走ったので走行シーンの写真がまったくありません、丁度名残の彼岸花が咲いていたので、三脚を立ててお馴染みセルフタイマ-3連写でhimself 下り基調の29.4キロ、正味1時間40分、14時少し前に帰投しました。

のべ11名の参加メンバー-と、「月うさぎ」のオーナー夫妻と犬たち猫たち、愉しい2日間をありがとうございました。

「月うさぎキャンプ」(一日目)

 春からキャンプ企画は流れたり、まとまらなかったりと、今年はこのまま一度もテントを拡げず仕舞いで終わってしまうかと思っていたのですが、先月の東吉野「月うさぎランチ」サイクに続いて、今回は古民家カフェ「月うさぎ」の場所をお借りしてキャンプをさせて貰う事になりました。 15時を目標に現地集合、キャンピング装備の自転車を走らせるのは結構大変で、個人差もあるので敢えて連んで走る事までは企画しませんし、三々五々目的地に集うと云うシチュエーションも面白いものです。

懸念していたお天気、最悪は午前中一杯残るかと思われた雨も、明るくなる頃には止み、時折陽が差すまでに回復してきました。 サイドバッグを取付完了、近場とあっていつになくゆっくりとですが8時50分出発。
 昨日おでん鍋他を宅急便で現地に送っているので、すこしは減量できて テント(モスのアウトランド)をサイドに押し込み、ポールと三脚をパニア台の上に固定したので、見た目もすっきりしました。 それでも調理済みの「おでん」がタッパー3個に入れてフロントサイtドに収まっているのでそれなりの重量です。

走り出したもののまだコースを決めてません、水溜まりが残っている様なら、国道で車にハネを掛けられながら走るのを避けて、押してでも多武峰下の八井内から大峠トンネル~宮奥経由も考えていたのですが。 桜井駅南側の商店街から旧街道で宇陀ヶ辻へ、国道も殆ど乾いてきているのでR165を西峠へ向かう事にしました。

 

長谷寺参道に入り宝園堂で「草餅」を仕入れで、例の旧道とおぼしき坂を登ってR165へ戻ります。 いつになくパトカーが多いなと思っていたら、天皇陛下が午前は室生、昼から長谷寺に来ると云う事で警備の車両が、機動隊のバスとかもゾロゾロ下ってきます。
 消防署を過ぎたあたりから右側に入り旧道と歩道を継いで走ります、歩道のスロープが4サイドには辛いですが、車に追われる事なく10時過ぎに西峠に到着します。

天五さんが榛原まで輪行してくるので待ってみる事も考えたのですが、Twitterを見ると結構のんびりしている様なので、先を急ぐ事にします。 一旦<31>榛原菟田野御杖線に入ってから、先月の「月うさぎランチ」サイクでも走った芳野川沿いの道を走り、松井橋のローソンに立ち寄って岩端へ。 ここまで来てやや雲行きが怪しくなってきたので、雨雲レーダーの予想を見ると13~14時にかけて奈良県北部から南東へ雨雲が通過する様子、岩端みんなの森公園の屋根の下で予報通りに降ってくるかどうかは判らない雨を待つのもと考えていたら。 輪童さんのBBS「風のたより」への書込み通知が、九度山人さんが東吉野村小川で馴染みの「みたらし団子」を食っているとの事で、携帯で情報交換。 一谷峠を登って行くとどうなるかは判りませんが、とにかく進む事に。

12時15分に一谷峠着、ここからDoCoMoも圏外となります。 明日まで下界とは音信不通となりますので、メール等のチェックを。


谷尻(たんじり)の三叉路から1キロ程登り返し「月うさぎ」に到着、本日の走行35.1キロ、4サイドで登りとは云え平均速度12キロでした。
 オーナーご夫妻が地元谷尻の神社の秋祭りの餅蒔きに呼ばれているとの事で、厚かましくも付いて行ってお餅を拾ってきました。 丹生川上神社の方では車が通れない程盛大に行われていたそうですが、こちらは村に残る人達と街で暮らしている子や孫が集まる素朴なものです。

餅蒔きから「月うさぎ」に戻ると鈴鹿からakutaさんが到着した処、留守だし犬に吠えられるはと前でウロウロしていました、すみませんネ。
 テントの設営とか料理の準備をしながら、皆さんの到着を待ちます、どうやらお天気も大丈夫な様です。

14時50分、天五さんとkikiさんが到着、途中で出会って一緒に一谷峠を登ってきたそうです。



和歌山県から九度山人さん、大阪府からは山内さん、ダイバーてっちゃんと次々と到着、いっぺんに賑やかになります。 東吉野に入って局所的に雨に降られた人も、やはり山の天気はわかりません。

20101010i.jpg「月うさぎ」の敷地は分校跡、元の運動場の跡でしょうか、大きな桜の古木の下にテントを張ります。


 

後16時を回ってもUG兄さんが到着しません、そろそろ暗くなってきますし、どこかで雨も降っているかも知れません。 16時半、軽トラをお借りして救援に出ようとした処に到着。 大量の食材を含め6つのバッグに荷物を満載して到着です。 

長駆105キロ、お疲れさまです。
この後、車で来て頂いたakutaさんの送迎で近くの「たかすみ温泉」へ、距離は5キロ程なんですが、標高差が150m程あって、自転車で往復すると温泉へ入った意味がなくなります。  

宴の始まり。 お馴染みセナ御用達「みさき屋」の焼き肉、松茸ごはん、おでんetc.etc. 日本酒にワインにウィスキーと、バラエティとボリュームも…

 

最近は殆どのキャンプ場が直火禁止になっていますが、ここはキャンプファイアもOK、今回は薪割り名人の辰巳御大が不参加ですので心配していたのですが、オーナーが薪とかを準備してくれました、感謝。 自転車談義や色々と夜遅くまで続きました。 (Photo:天五さん)

2日目

出撃準備

キャリアを取付、サドルを交換して、自転車本体は準備完了。 サイドバッグを付けるとエレベーターに乗らないので取付は明朝、これが結構てこずる、オーストリッチのタコなサイドバッグS-5なもので。

 

コールマン アビアX1

 現在、ソロ用としているテントはMossのOutland、決して安くもなかったのですが最後は「Moss」と思い切って買ったのものです、しかし自転車ツーリング用としては、大きくかさばるのが難点です。 確かに途中で雨に遭うだろう事もある数日のツーリングや、のんびりと連泊をきめこむ場合には、前室も大きく荷物を中に入れても充分なスペースは魅力的なのですが。 とにかく夜と雨さえしのげればと云うゲリキャン用、使わずに済ませればそれはそれで良しと思える位の小型軽量なものが以前からほしかったのですが、ツェルトやビビィサックまで思い切る勇気はありません。 実はEurekaのSpitfireと云うソロテントもいまだ未使用のまま持っているのですが、最近廃盤となったColeman AVIOR X1の未使用品をYahooオークションで6,500円で落札してしまいました。

Coleman AVIOR X1
カタログスペック
フロアサイズ:230x80x84
重量1.95kg
収納サイズ 38×14φ

 前後の2本のU型フレームを持つトンネル型のテントで自立できないので、ペグダウンが必須。 色々と工夫された特徴的なテントです、一般的なソロ用ドームテントの感覚でいると、かなり戸惑います。 基本的な構造はフライにインナーを吊り下げる様になっているのですが、設営の順序を良く吟味して身につけておく事が必要な様です、それに前後にガイロープをしっかり張れる場所ですね、ペグでなくても木とか柵とかを上手く利用する事を考えるのが良さそうです。 しかしゲリキャンの場合はペグの打てないコンクリ-トやアスファルトの場合も多いのですが。
 とにかく中は狭くて、頭から潜り込む…なんて事ができにくく、横から転がり込むと云う感覚で出入りするのが良さそうです。