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志摩ツーリング

鳥羽展望台

今日は「ツール・ド・紀伊」のスタンプポイントをGETしにKHSを担いで伊勢志摩方面へ輪行で向かいます。

今回は予め橿原市の金券ショップで買っておいた近鉄の株主優待乗車券を利用します。 近畿日本鉄道の路線のド真ん中に住んでいると名古屋または志摩方面まで行かないとメリットはないのですが、往路の桜井~鳥羽、復路の賢島~桜井で650円ばかしお得になる勘定です。 鳥羽駅まで輪行してスタートです、最初の目的地は鳥羽展望台、三重県道<128>磯部鳥羽線いわゆるパールロードを走らないと行けない処なのですが、いつも志摩方面へ行く時は平行している昔からの県道<750>阿児磯部鳥羽線を走っているので、麻生の浦大橋を除いて一度も走った事がありません、もちろん一般県道で自転車も走って構わない訳ですが、いわゆる観光ドライブウェイ、ロードならまだしも小径車に相応しい道ではありません、今回もできる限り走りたくないので極力<750>を走って行く事にします。

麻生の浦大橋を渡りパールロードと別れると漁港を縫って走る鄙びた道が続きます、石鏡(いじか)では伊良湖岬が遠望できます、しかし最高のお天気、この季節の晴天ならではの澄み切った空気です。 石鏡を過ぎた辺りでパールロードへ入りますが、鳥羽展望台までは標高差で100m以上登らなくてはいけません、展望台だから仕方がないと云えば仕方がないのですが。 なお地図上ではパールロードと<750>は何ヶ所かで交差していますが立体交差になっているので、接続している箇所は限られています。

パールロードは毎年秋に「サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)」と云うイベントが行われている位ですから結構ロードで走っている人を見かけますが、鳥羽展望台ではGIANTのGREAT JOURNEY の4サイドで日本一周中の若者に出会いました、山口県を出発し時計回りで北海道を回って今日が181日目、これから紀伊半島一周ですね。 大学は大阪で高取町に知人がおられるとの事で奈良にも来られるとの事、再会が愉しみです。 ブログもされているので応援よろしく。

パールロードを少し走り再び<750>へ、国崎、2つめのポイント「相差海女文化資料館」のある相差(おおさつ)と走り的矢へ、ここで<750>は的矢湾に分断されていて、県道船と云う無料の渡船が結んでいます、対岸までの距離は数百mですが、対岸の三ヶ所(さんがしょ)と渡鹿野島の3ヶ所を結んでいます。 船がこちら側にいない時は写真の腕木を水平にしてやると、それが目印になって迎えにやってきてくれますが、今回は20分程待ちました。 なお一応自転車はそのまま載せて貰えますが、持ち上げられない様なキャンピング仕様の自転車は無理かと、それに写真の様な小型船ですので載せられる台数に限界があります、それと周辺道路から乗り場への案内の類は皆無ですので注意して下さい。

対岸へ渡り少し<750>を走ってから<129>磯部大王自転車道線へ入ります、暫くは殺風景な山の中を走りますが、写真の国府白浜海岸に出て少し海岸線を走ります。 この後自転車道のートに従うと再び山側へ入りR260を走らされるので、時間に余裕があれば波切(なきり)方面へ回るのも良いかも知れません。

R260は深谷水道を渡った処からバイパスが出来ているので旧道は車が少なくなって自転車にとってはすいぶん走りやすくなっていました。 今日3つ目のポイント「海女小屋体験施設・海女資料館」のある越賀まで行ってから和具港へ戻ります。 写真は越賀海岸。

ここから英虞湾をはさんだ賢島まで伊勢マリンレジャーの運行する定期船がありますのでそれに乗船する事に、桟橋の向こうに見えているのはR260のバイパスの志摩大橋です。 昔御座~浜島間の航路へはロードをそのまま載せて貰ったのですが、賢島の船着場と近鉄賢島駅は距離が100mとありませんし、自転車をそのまま載せて貰えるかが判りませんでしたので、和具港で輪行支度を済ませてしまいました。 なお手荷物品扱いですので運賃の610円以外に360円が必要です。
 今回は「ツール・ド・紀伊」のポイント巡りと云う事で鳥羽駅から和具港まで走りましたが、風光明媚な志摩半島、鳥羽からのパールロードや鄙びた<750>と県道船、近鉄志摩磯部からスタートする自転車道、旧R260で志摩半島の先端御座白浜とコースを工夫してみると面白いかと思います。 本日の走行70.8キロ。

南紀ツーリング その2

一昨日に続いて「青春18きっぷ」を使って南紀へ輪行、ただ今日は亀山経由の東回りです。 桜井からですと近鉄で松阪へ出るのが距離的にも近いのですが、多気まで行けてもその先の普通列車がありません、結果的に奈良~亀山と回っても一緒なのです、2時間以上早く出る必要がありますが、そこが「18きっぷ」の「18きっぷ」たるところなんです。

奈良、加茂、亀山、多気と乗り換え紀伊長島ではなんと28分停車。 駅のトイレへ行ったり、自販機でコーヒー買ったり、ミラー相手に「自撮り」 したり、さすがに「元鉄」も時間をもてあまします。 外は最高のお天気、早く走り出したいのですが。

桜井を出て約7時間、1238ようやく目的地の大泊へ到着。 真横を紀勢道が開通していて風景が一変しています。 高速道路と1日10往復しか停まらない駅。

 

「ツール・ド・紀伊」のポイントである鬼ヶ城へ立ち寄ってから熊野市へ、R42の鬼ヶ城トンネルは自転車通行禁止ですので、北側の鬼ヶ城歩道トンネルへ回ります。 こちらは旧R42の木本隧道で、現在は車両は東行き一方通行で歩道が設置されています。 土木遺産に指定されていて大正期最長の道路用煉瓦トンネル(509m)なんだそうです。 ちなみに三重県南部のR42には旧トンネルを歩行者、自転車用に供用している処が何ヶ所かあります。

R42の熊野市から新宮の間は七里御浜の海岸に沿った平坦路なんですが、向かい風がきつくって前に進みません。 道の駅「七里御浜」の手前から次の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」を過ぎるまで山側に旧道があるので、そちらを走った方が楽です。

かつて日本で一番面積の小さく一番人口密度の高い村であった現在は紀宝町になっているが鵜殿村へ、熊野川(新宮川)が見えてきました、これを渡ると和歌山県です。

今日4つ目のポイント、新宮市の「熊野速玉神社」へ到着、あわよくば太地まで輪行し5つ目をGETできるかなと思ったのですが、ここで紀伊田辺行きの発車時刻へ15分、さすがに間に合いませんので、ゆっくりお参りをする事にします。

速玉神社の境内では「もうで餅」を売っています、なかなか美味しいのですが箱入りでフロントバッグに入れにくいので、試食だけさせて貰って「長寿いも」を購入、芋餡を皮でくるんだお菓子です。 顔見知りなんかしてバスガイドとおばちゃんの会話が面白い。

余裕かまして新宮町道路元標の生存確認へ、以前は半分程まで埋没していたのですが、最近再建された様です。 新宮駅付近にはコンビニがないのでオークワへ行って帰りの車内での食料にと「めはり寿司」を調達、後で気が付いたのですが、製造者は橋本市だったりして。

新宮駅へ着いてれ列車のの時刻を確認すると、予定の1700発の1本前の1556発多気行発車11分前、駄目元で輪行支度を済ませ地下道を通って2番乗り場へ、さすがKHS余裕で乗車できました。 乗った車両は今朝と同じキハ11の2連、同じ乗るなら旧国鉄色に塗られたキハ40系の方が良かったな、写真は紀伊長島駅で交換の下り列車。
 1本前に乗ったところで「18きっぷ」のままで桜井へ辿り着く事はできません、亀山経由では奈良が限界で、今日は走り足りないからって奈良から走って帰るのはね。 素直に松阪から1,140円払って近鉄に乗車、2150桜井駅に帰着しました。 往復輪行に13時間掛けて本日の走行1時間50分で30.4キロ、18きっぷで7,020円分乗車。  

 

南紀ツーリング

R42 道の駅「イノブータンランドすさみ」前にて

 

云う訳で「18きっぷ」を使って天王寺廻りで南紀を目指します。 王寺駅0436発の関西本線始発に乗車するために真夜中3時過ぎに桜井を出発します。 距離的には最短ではありませんが、車が少なくて走りなれた大和川沿いのコースをとります、堤防沿いの道で路肩の白線が途切れていたりするので夜走るのは人にはお勧めできませんが、コースは熟知していますし、過去にも何度か夜中に走っています。 今夜は月明かりが明るく路面を照らしてくれています。 21.4キロ、予定通り1時間少しで王寺駅に到着。

天王寺、和歌山と乗り換えて紀伊田辺0839着。 こう云った18きっぷと輪行を駆使してポイントを巡るのは1000基を越す道路元標巡りでノウハウがあります、ジョルダンの乗換案内NEXTとウェイポイントを登録したGARMINは欠かせません。 乗換案内NEXTも決してお行儀が良くないのでガラケー時代と能力不足の先代スマホでは多少苦労させられましたが。

 

最初の目的地は熊野古道中辺路の稲葉根王子、付近は過去何度も通っていますが、ここ訪れるのは初めてです。 スマホのナビ機能とGARMINを併用しながらやってきました、古いGARMINに較べて格段の進歩がありますね、音声ガイドも素晴らしい。

富田川に架かる幾つかの沈下橋のひとつ畑山橋、富田川沿いのこの辺りを走る時は左岸の<220>岩田保呂線を走る事が多かったのですが、最近はR311もバイパスができて自転車も走りやすくなりましたが、右岸の堤防道路を行きます。 ただ岩田橋を過ぎた処からとんでもない行き止まりの道へ入り込んでしまって、撤退を余儀なくされました。

朝来(あっそ)駅へ、ここは中辺路への出入口にあたるので今まで何度も輪行で利用しています、近くのローソンで補給してから駅へ。

何度もブログで紹介していますが、KHSの輪行支度はあっと云う間です、できるだけコンパクトにしたいので、ハンドルを抜いてシートポストも下げていますが。 輪行袋はオーストリッチのちび輪を使っています、ちょっとキツくて、2本のベルトの1つが締められません、キャリアが付いていないのならいけるのかな、基本バッグ等は極力身に付けたくないのでこの手のキャリアとバッグは必需品なんです。

後から考えると走っても良かった様な気もするのですが、紀伊日置駅までの3駅輪行しました。 椿から日置川まで<801>白浜日置川自転車道線と云う道があるにはあるのですが、これがとんでもない道でして。 今回のテーマ「ツール・ド・紀伊」稲葉根王寺に続いて道の駅「志原海岸」で今日2ヶ所目のポイントGETです。

観光地の多い南紀の中では知名度は低いのですが、道の駅「志原海岸」から日置川河口にかけて美しい砂浜が続きます、先に挙げた<801>白浜日置川自転車道線もこの区間だけはお奨めできます、2006年9月

現在は白浜町の一部となってしまった日置川町、日置川の街並みは南紀には珍しい佇まいです、漁港のそれとは違う。 調べてみると古くは日置川上流からの木材集積の地として栄えたらしいのです、紀勢本線の駅からも離れ、国道はバイパスが出きて通る車も人少ない、全く観光化されていない静かな街並みです。

日置川から次のすさみ町へは平成9年にバイパスとなる日置川道路の開通で従来の岬廻りのルートは県道<243>日置川すさみ線となりました、少し登って行かなければなりませんが、先の日置川の街を見下ろす事ができます、豊かな日置川の河口にできた砂州の上に発展した街だと云う事が良く判ります。

 

その県道は通う車もなく、国道の喧騒をよそに釣り人の路上駐車だけが目立つ静かな岬まわりの道です、2006年9月。 この後3つ目のポイント道の駅「イノブータンランドすさみ」へ、次のポイントである道の駅「くしもと橋杭岩」へは後30キロ程の行程です、帰りの輪行の時間を考えると微妙な時間、初めてではありませんが海岸沿いのアップダウンの繰り返されるルート、工事で交互通行とかも幾つかあって所要時間が読めません。

午後からは晴れてきて、さすがに暖かいとは云えませんが明るい陽射しが心地良く、追い風に押されている事もあって快調に走ります。 近畿道の工事でダンプこそ多いのですが、この季節は観光のバスや車が少ないので快適です。 串本町に入る頃には海の向こうに本州最南端潮岬が見えてきました、自転車で紀伊半島を巡った人には感動の風景ですよね。

15時半には余裕で串本の街に入りコンビニで補給を済ませ橋杭岩へ、本日の予定終了です。

 

 

串本駅へは戻らず、距離的にも近い次の紀伊姫駅へ向かいます。 トイレも付近に自販機すらない殺風景な無人駅ですが、階段のない待合とホーム、輪行には好都合です。 1644発紀伊田辺行きで帰途に就きました。 ここまでの走行距離98.9キロ、真っ直ぐ家に帰れませんねぇ。

 

 

紀伊田辺、御坊、和歌山、天王寺、王寺とタイトな乗換をこなし帰ってきましたが、桜井までは行かず一駅手前の香久山駅で下車、ここから走って帰る事にします。 と云っても距離は知れていますし、紀伊姫駅同様に階段が無いに等しい駅なのでかえって楽かも知れません。 と云う訳で本日の走行101.7キロ、微妙な帳尻合わせですが松の内に2度目の100キロ超え、昨年9月以来のKHSでの100キロ超えとなりました。 「18きっぷ」は8,090円分乗車、後1回分ありますので1日おいて再び南紀へ向かいます。

 

「ツール・ド・紀伊」今から参戦します

ご存知の方も多いと思いますが、奈良県が中心になって和歌山、三重の3県で開催している「ツール・ド・紀伊」、名前は大層なんですがスマホを使ったスタンプラリーやフォトコンテストなんです。 スタンプラリーなんか面白そうなんですが、いかんせん昨年暮まで使っていたスマホ REGZA Phone T01-C のタコなGPS機能ではチェックポイントの取得がうまくできませんので諦め、フォトコンへの応募でお茶をにごしていました(フェイスブックをお使いでしたら応援よろしく)。 ところが暮れにスマホを最新機種に買い換えたのと「ツール・ド・紀伊」の実施期間が3月16日まで延長されたので、にわかにやる気が湧いてきました。 ロングライド志向のツーリング派としては自力で走って行きたいところなのですが、さりとてこの季節に走って行くのもね、そこで多少開催の趣旨には外れるかも知れませんが、南紀は輪行で行ってみようかと。 それに内陸部の幾つかのポイントが、かねてから計画している色川村道路元標履修ツーリングのコースと微妙に重なっています。

そうなると動きは早いです、1月10日までが有効期限の今冬の「青春18きっぷ」を早速ヤフオクで探します、残り日数が少ないのですが期限が週末にあたるせいなのか、やや高めな落札相場にとまどい幾つか競り負けながらも、振込費用がかからない出品者の送料込残2回分を3,881円で落札し、今日後3日の有効期限を残して無事に手元に届きました。 と云う訳で明日から南紀」へ行きます。

年末恒例「石川ポタ」に行ってきました。

 今日は大阪の柏原市で行われる「石川ポタ」に参加してきました。 「石川ポタ」は10年以上前から続いている、毎年12月に行われる忘年サイクリングの集まりで、最初は「ランドナー補完計画」の行事だったのですが、現在は「RRCB(Restoring & Riding Classic Bicycles)」が引き継いで行っています。
 私は2002年から2012年まで11年連続で参加していながら、昨年はついに途切れてしまいました。 集合場所は柏原市役所前、過去には輪行で参加した年もありましたが、今年は2サイド装備で自走します。 桜井を7時半に出発、往路は二上山を見上げながらR165に沿った旧道や間道を縫って走ります、以前は関屋から柏原ICの間も県界標の建つ旧道が使えたのですが、現在は橋が落ちているとかで通れないそうで、R165を我慢して走る事になりました。
  集合時刻は10時ですが30分前には柏原市役所前に到着、既に何人かが、毎度の顔、久しぶりの顔、年に一度「石川ポタ」だけやってくる顔。 今日は午後の降水確率が50%とかですが、今のところ良いお天気であまり寒くもありません、過去には風がビュービュー吹いて寒かった日や冷たい雨に祟られた事もありましたが、今だに中止になった事はありません。 (写真右:山口さん)
 今日の参加者はデフォルトのドタ参組?も加わって20名超、なんと云ってもガード付ツーリング車が殆んどです。

 さてそろそろ出発です、左の写真は最も重い人(私と同じく0.1t組)と最も軽い人、右の写真は乾さん処から拝借しました。
 片道10キロ程の距離ですが通称「OHCHOの森」を目指して石川沿いのサイクリングロード(南河内サイクルライン)を走ります。
 なんと云ってもサイドバック装備のツーリング車が主役です。 (写真右:乾さん)
 この距離でも途中一度の休憩をはさんで「OHCHOの森」に到着、皆さん思い思いに店を広げます、何人かは振る舞いメニューで大忙しです、たこやき、ミネストローネにガーリックパン、、ふろふき大根、カレーうどん、煮込みラーメン、私は山口さんの餅とコラボでせんざい、残せませんので皆さん食べるのが大変です。

 食事の後は恒例のビンゴゲームによるプレゼント交換です、私はネックウォーマーが当たりました。
  お腹も一杯になった事ですし、自転車談義も尽きませんが、予報にたがわず天気が少し危うくなってきました、雨雲が近づいているそうですので、少し早めに帰途に就きます。 とんでもない集団がドカドカとサイクリングロードを行きます、ぶっ飛ばしにやってきたローディの皆さんすみませんねぇ。

 14時半には柏原市役所前に帰ってきましたが、途中から雨がパラパラと降りだしてきましたので、簡単なご挨拶だけで帰途に就かさせて貰いました。 (写真:乾さん)

 帰途はR25を爆走、亀の瀬を過ぎ御幸橋から走り慣れたる大和川沿いの道を行きます、小雨が降り続いていますが、本降りにはならないので準備してきたポンチョもバックカバーも使う事もなく桜井へ帰ってきました。 三輪山の見える処まで来て小休止、ポットのコーヒーで暖まります。  
 16時半には無事に帰宅、本日の走行78.2キロでした。

串柿クライム2014

  和歌山県北部、伊都郡かつらぎ町から旧高野口町(現橋本市)にかけての地域はは串柿の生産で日本一と知られる地域です、これを愛でようと云う輪童さん主催のサイクリング、今年で12回目になるらしい「串柿クライム」に参加してきました。 過去に2,3度参加したかと思うのですが、とにかくとんでもない激坂ばかりのサイクリングです。
 今日は昨日戻ってきたばかりのasuka号で、とりあえずガードは外したままでキャラダイスのサドルバッグを載せられる様にキャリアだけを付けて輪行袋を押し込んで6時前に桜井を出発、集合場所のJR和歌山線高野口駅まで約45キロの行程です。
 重阪(へいざか)峠を越えて紀ノ川沿いに走り、自転車では久しぶりの和歌山県です。 途中コンビニで時間調整しながら、高野口駅に9時前に到着。 本日の参加者は輪童さん、九度山人さんだいすけさん、中尾さん、鉄人児玉さんにkitanoさんとkishiさんのドタ参を受け8名で走り出す事に。 

途中スーパーで買出しをしてから、中飯降駅近くまでは和歌山線に沿ってのんびりと走り、そこから標高400m程の竹尾集落に向かっての登りが始まります。 今日は8台中3台が小径車、もうハナから押すつもりで来ています。 (写真:だいすけさん)

途中竹尾集落への道が工事で通行止めになっている様で、少し下って別ルートをとるハメに。

 

 

御歳80歳にして年間20,000キロを走り、奈良で知らないサイクリストはもぐりだとまで云われる鉄人児玉さんも流石に押しが入ります。




竹尾集落。


 

 

さらに登って標高500m程の大畑集落へ、紀ノ川を見下ろす展望ポイントで輪童さんにやらせ写真を撮って貰います。 

 

県道61号に入り大阪府との境界の蔵王峠へ、2009年6月のナワさんの「峠おやじ弐千峠達成記念サイク」以来です。



燈明岳への分岐(今日のピーク668m)で、明日大阪側からアタックする「串柿サイクリング」の下見で着ているダイバーてっちゃんと落ち合います。
(写真:だいすけさん)

堀越観音の駐車場(WC有)近くで各自持参のお昼に、バーナーでお湯を沸かしカップヌードルやコーヒーを入れる面々。

ここではダイバーてっちゃんを加えて9名で記念写真。






中畑集落。







中畑から一旦谷筋まで標高で150m程下り文蔵の滝への入り口へ。 案内板を前に今日のコースリーダーと明日の「串柿の里サイクリング」のコースリーダーが何やらブリーフィングと云う名の悪巧み中。
東谷へ登り返します、本日最大の激坂。 さらに平集落へ上がり、ここで鍋谷峠経由で大阪へ戻るてっちゃんとお別れしR480を四郷まで下りますが、ここですんなり終らないのがコースリーダーの悪い性格、東滝集落まで再び登らしてくれます。
解散場所の道の駅「柿の郷くどやま」に戻ってきたのは16時半。 ここから鉄人児玉さんと共に輪童さんの車に便乗させて貰い帰途に就きました。 往路高野口駅までの自走と御所から桜井までの帰路を含めて本日の走行99.1キロ、気付くのが早かったら家の周りを2,3周して100キロに乗せておいたのに、残念。

だいすけさんのレポートはこちら

九度山人さんおレポートはこちら

例によってアルバムに写真をUPしています、大きなサイズの画像もダウンロードできます。 うちのHPから[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2014]と辿って下さい。 なお認証が必要です、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい、なお昨年とは変わっています、昨年までの番号から-3です。

格安サドルバッグを買ってみたのですが…

キャラダイスの大型のものも含めサドルバッグは幾つか持っているのですが、ロードやKHS用に使っているTOPEAK Aero Wedge Packのクイックリリースタイプのマウントの爪が折れてしまい使えなくなってしまいました。 同製品のストラップマウントタイプも持っていたので、とりあえずそちらを使っているのですが、適当なものがあれば一つほしいなと思っていた処、AMAZONで「BLUELOTUS 高品質 多機能 しっかり入る サドルバッグ テールバッグ 修理工具小物入れ BL-237 」(税込1,580円)と云うのを見つけました、とりあえずこれ買おうと思っているうちに売り切れ、入荷未定と云う事で処分品だったのかと諦め半分でほしい物リストへ入れておいたら、また入荷した様で早速注文したのですが…
早速届いた荷物を開けてみると想像していたより小ぶり(左)、TOPEAK Aero Wedge Pack(右)と比べると明らかに一回り小さいです。 なにかと荷物の多い私の事、これで間に合うかなと些か不安になります。
商品としては左右と下にファスナーの付いたポケットがついていて4気室の構造とその内側にはポケットやらベルトなどが、ご親切に此処には何々を入れよとばかりにイラスト付き。 見た目はなかなかしっかりした作りですが、縫製が雑と云うか形がかなりいがんででいます、まあ僕的には許容範囲ギリギリと云った感じです。

下部のポケットを開いた状態(左)、実際サドルに取り付けてみると(右)、TOPEAKに比べるとサドルとの間にかなり空間が開きます。

懸念していた収納量ですが、意外や意外今迄入っていたものがすんなり収まってしまいました。
 しかし物持ち良いでしょ、スペアチューブ2本にパンク修理キットやタイヤレバー、ニップル回しに予備のネジ類が入ったケース、アーレンキー、スパナ、チェーンカッターの付いた工具セット、軍手、鍵、テールランプ、これに輪行の予定のある時は小型のペダルレンチが加わります。

こんな感じです。






ところで問題はここからです、サドルレール側マウントとバッグ側のジョイント部分が非常にちゃっちいのです、バッグ前部をピラーへマジックテープで取り付けていない状態ではバキっといってしまいそうです。 強度を考えた上での構造だと信じたいですが、走行中に折れることを想像すると… まあ中に入れる私の荷物が多すぎるかも知れません、まだ実際に付けて走った訳でもないし、ピラーへしっかり固定してスペアチューブ位の重量なら大丈夫なのかと。 自分なりの改善方法がないか、ツーリング中に折れた場合はどうするか考えておかなければなりません。 

今月の目標クリア

ちょっと買い物に田原本まで往復して17.6キロ、それで今月の目標800キロをクリアしちゃいました、このまま先月に続いて1,000キロ越えかな。 しかし低迷していた2年間、今年の7月までの24ヶ月で2,300キロしか走ってないのを、8,9,10月の3ヶ月を満たずに走ってしまった計算です。 健康になったのは良いのですが、これだけ急に走り出すと、色々とあちこち不都合が出てくるのは当然でして、先月からタイアばかり交換している様な気がしてます。 輪行袋、SPDシューズ等々、これからも出費が続きそうです。 買った記憶がないのですが、ジャンク箱に白のバーテープがあったので Koga-Miyataを巻き変えてやりました、いつも使っているコルクとは違うツルっとした感触、汚れが着きにくそうです。 恐らく年末の「石川ポタ」のプレゼント交換か、名古屋の新春ランで頂いたものだと思うんですが。 「パンク大魔王降臨」でサイドが裂けていたタイヤ、前回交換したのが記録によると2007年、しかし走行距離が1,000キロ未満であまりに勿体無いのでとりあえず後ろだけ新品に、同じくPanaracer TOURER 700x26c、どこが変わったのか判らないですが商品名がTOURER Plusになってます。 ただ前輪の変え時が… 「月うさぎキャンプ」を終えて足回りを換装していて、こちらもPanaracer TOURER の700x28c、しげしげと見ているとかなりキテいるご様子、走行距離を計算してみると、ななんと8,000キロ越え、さすがに怖くなったので日曜日の「高取城跡ポタリング」で酷使したのを最後に交換です、こちらも Plusになった TOURER の700x28cのサイドが黒色の方です。 しかし同じシリーズのタイヤで片や900キロでサイドが切れ、片や8,000キロ持ったと云う、やはり自転車は乗らなアカンと云う事でしょうか。 以上、備忘録でした。

パンク大魔王降臨

今日は京都府城陽市の客先までロードで往復する事に。 さて出ようとすると後輪のエアーが、昨夜は問題なかったのに、どうやらスローパンクしている様です、先日のチューブ交換は屋外で行ったので、異物が入ってないかと確認してチューブ交換、再スタートと飛び出したのですが、寒い!! 慌てて引き返してレッグカバーとウィンドベストを着込んで6時過ぎに再々スタート。 順調に上街道を北上し奈良阪を越え、木津川の自転車道の入り口へ。 玉水橋の手前で後輪のエアーが少ない感覚、停まってエアーを足していたらバースト、いつもより慎重に路上でタイヤ交換して走り出しますが、いくらも走らないうちに再びエアーの抜ける音と共に再びパンク、朝からスペアチュープを使いきってもうありません。 もちろんリペアキットは持ってきています、少し歩けば飯岡の船公園ですので颯爽と駆け抜けて行くローディーを横目にトボトボ押して行く事に。 スペアチューブ1本にパッチを当て、パンクの原因がはっきりしていませんのでタイヤを完全にリムから外して点検、リムテープが古いのも気になります、それにスポークが1本緩んでいてニップルが突いたのかも、なんて考えたりもしますが、これと云う原因が掴めません。 とにかく此処ではこれ以上どうしようもありませんので、チューブを入れ替えてエアーを入れようとすると左手の指先に違和感が、ななんとサイドが5mm程切れてチューブが顔を覗かせているではありませんか、原因はこれか!! 再びチューブを取り出し、手持ちのゴム板をタイヤの裂けている処とチューブの間に挟みこみます、幸い裂け目は5mm程エアーを入れても問題はなさそう、膨らみは僅かでブレーキの調整もせずに走れそうです、エアーはキンキンにまでは入れず、さりとてこの期に及んでリム打ちパンクなどしては笑うに笑えませんので、そこは適当に。 さて走り出してもゴロゴロ感はなく客先までの後10キロ余りは走って行けそうです。 遅くはなりましたが無事に到着、帰りはどうするか悩むところなのですが、とにかくお昼休みにスペアチューブのパッチ当てを(^_^;) 車で迎えに来て頂戴なんて甘えるあてのない私は、自転車は預けて帰って改めて来週にでも輪行袋を持って迎えに来る手しかありませんが、決してゴミ袋輪行なんて考えは微塵もありません。 しかし10キロ余りを問題なく走ってきたのですから帰りの50キロも走れるだろうと云う甘い考えで、15時40分城陽市を後にします。 自転車道を後輪にストレスの無いようにのんびり走り、奈良阪を越え日暮れ時に猿沢池まで帰ってきました、ここまで来れば後はJR桜井線沿いの上街道を走りますから気分的にも楽です、タイヤには後20キロ頑張って貰うだけです。 19時前に桜井に無事帰投、走行距離は97.5キロ、裂けた箇所にゴム板を当てて60キロ程走り抜けました。 写真ではビート脇で5mm程裂けていますが、装着しているとちょっと判りません。 ちなみにタイヤはPanaracerのTourer 700x26cです、走行距離は調べると900キロ程、ただ交換したのは2007年8月ですから、これはいけません(^_^;) 暫くほったらかしにしていたロード、先週30キロ程走って問題がなかったので安心していたのですが、吉野の山奥でなかっただけでも幸いかと。 活躍したのはこの3点、裏に布打ちしたゴム板、なにかの修理キットに付いてました、布テープの切れ端でも役にたつでしょう。 軍手はタイヤの裏面のチェックする時に重宝します、片手だけでもあれば、乾電池は何にするのかって、パッチ当てですよ、ベンチの上でゴロゴロします、家では単一ですが、もちろんヘッドライト用のものを取り出して使ってます。