今日の「遠回り通勤ライド」は平端へ


 今日の「遠回り通勤ライド」は昨夜FacebookのAさんのタイムラインで話題にした近鉄平端駅付近へ向かう事に。八木札の辻を経て下ッ道(中街道)を北上します。

 下ッ道は田原本町前後はR24と近鉄橿原線に挟まれた寺川べりを北上し、天神橋で大和川を渡ります。二階堂から県道193号筒井二階堂線をなぞり、菅田神社の前を通って佐保川に架かる三郷橋へ。
 西詰で「京奈和自転車道」と交差しますので、左折して自転車道へ、県道280号大和青垣吉野川自転車道線として整備された区間で近鉄天理線と橿原線をアンダークロスします。

 天理線と橿原線の間から平端駅を望む事ができるのですが、なにやら天理線にオレンジ色の特急用車両が、天理教の「団臨」ですね、ヘッドマークは「あおぞらⅡ」となっていますが、白と青の塗装のは最近見かけないですね。

 ブルーラインに従いそのまま突っ込み処満載の「京奈和自転車道」へ、板屋ヶ瀬橋で大和川を渡ります。県浄化センターを挟んで左側が佐保川、右側が大和(初瀬)川です。
 新保田橋の手前で新しく整備された「京奈和自転車道」の大和中央自転車道(大和郡山田原本橿原自転車道線)部分に入ります。以前は少し手前から入る草ぼうぼうの区間で殆ど利用されていなかったのですが、唐院工業団地の整備でルートが変わったのですね。高田市クリーンセンターまで南下し、横大路から帰途に就きました。本日の走行39.6キロ。



次期フロントバッグプロジェクト(その後)


 なかなか進まない「次期フロントバッグプロジェクト」ですが… せっかくですので蔵王タイプのasuka号とリクセンカールのデモン太で兼用したいと考えてみたものの、なかなか難しいものがあります。asuka号もリクセンにしようかともおもったのですが、700Cと650Aてはハンドルバーとフロントキャリアの高低差がいかんともし難いのです。
 そう高くもないのでダメ元で買ってみたベロオレンジのフロントバッグサポーターを眺めながら悩んでいたのです。フロントキャリアの背の部分、ワイヤーガードと干渉するだろう事は予想していたのですが案の定。強度的にはフロントキャリアで支え、これだけでフロントバッグを吊ろうなんて考えない限り大丈夫でしょう。しっかりヘッドを締めないと首を振るだろう点は輪行用ヘッドでは限界がありますし、EB金具で底を固定する事で解決させます。不足する事もあり得るコラム長、うちのasuka号に関しては10mmのスペーサーを5mmに交換する事で解決、と云う事で採用を決定。


 もとよりサブブレーキのアウターの邪魔になっていた事もあり、この機会にワイヤーガードは30mmばかし寸を詰める事に、8Φ程とは云えメッキした鉄材を4ヵ所も巧く切断するのはなかなか大変です。詰めた部分を6Φのアルミ材でジョイントしましたが、防錆とかどうしたら良いかな。

 バッグそのものはまだまだこれからですが、これでasuka号のポジションは決まりです、ただステム長を長くとっているのでベロオレンジのサポーターは短いのが、最終的には少し短いのと交換する必要があるかも、そうなると「asuka」の刻印が惜しいのですが。ただ邪魔なワイヤーガードを詰めたのでアウターを短くスマートに引けそうです。(写真はステムを上げすぎてます)



ワクチン諸々と遠回り通勤ライド(飛鳥ポタ)

 貴重な梅雨の中休み、細々とした雑用があって動けません、朝からスカッと晴れていれば午前中だけても近場へ走りに行こうかと位は考えていたのですが、ほんと今日「晴れ」なのって感じです。雑事の合間にパソコンを触ったり、自転車いじりの続きをちょこっとしたり、9時頃になってようやく陽射しと青空が、遅いわ。
 ところで一昨日朝一に2回目の新型コロナワクチンの接種を受けたのですが、1回目は全くと云って副反応らしきものは無かったのですが、世間で云われる様に2回目の方が出るみたいで、上腕の痛みと云うかだるさが、長く腕を挙げてられません。昨日になって痛みが増していて、それにといつもと違った倦怠感、不快感が、まぁこれで人並みだと思っていたら、さ夕方に治まってしまった。回りには結構熱が出たりした人もいて、なんか若い人の方がキツいのかなぁ、副反応が出るのは抗体が生成されている証と云われると、何か軽いのもね。個人差も極端だし、ファイザー以外がどうなのか疑問だし、まぁ心配なら2回目接種の翌日は休みを貰っておくのが賢明かな。
  献血も5/14からワクチン接種48時間後から献血ができる事となり、お昼前に近所のイオンまで献血バスが来てるので買い出しついでに往復してきました、粗品のティッシュ5箱目当てで。
 15時を回ってようやく雑用が片付いたので、少し早めに出掛ける事に、と云っても限られた時間なので走れるのは「飛鳥ポタ」程度、晴れの休日とあって県外のナンバーの車や観光客も少なくありません、ローディの姿もチラホラ。栢森まで往復してから出勤、本日の走行22.8キロ、今月は450キロを超えた処、雨模様が続くと昨年5月(1,068.5キロ)の半分にも届かなかったりして。



バッグ&サポーター三題

 記録的に早い梅雨入りと「コロナ禍」でなかなか走れない日が続くのかと思いますが… 自転車そのものはロクにメンテしないのに、こう云うのはゴソゴソ弄るんですよね。
 先月、デモン太用にチョイスしリクセン化した「キャラダイス ジップサドルロール改」、敢えて欠点を挙げるとすれば、フラップ部分の固定がスナップ釦で留め難い事。
 まぁ内側はキャラダイスにしては珍しくファスナーになっているので、フラップのスナップ釦を留めていなくてもファスナーさえ閉めてあれば中身が飛び出す心配はないのですがね。なおそのファスナーが片開きと云うのもね。レギュラーのグリーン以外にフラップ部分にツィードをあしらったお洒落なシリーズもあるのにちょっと残念です。

 そこで思いついたのはスナップ釦をツイストロックに取り替えると云うもの。スナップ釦のカシメ部分をドリルで揉み切って、元の穴を加工してツイストロックと交換します。厚みを合わせるためにスペーサーを作ったりとか考えていたより手間は掛かりましたが、これでワンタッチで固定する事ができる様になりました。

 主に「自撮り」の時に積んで行くデジカメ、今まで主にフロントバッグやマンテンスミスのランバーバッグ(いわゆるヒップバッグ)に押し込んでいたのですが、キャラダイスのベンドルにぴったりのカメラ用インナーバッグがあったのでチョイス。オレンジ色のはサイドバッグ用に以前から使っていたのですが、この巾着タイプの方が使い勝手が良いです。キャリアで底からしっかり支えているフロントバッグよりサドルバッグの方がカメラには優しいと思いますし。
 ベンドル本体、デジカメとアクセサリー一式、両側のポケットに自転車の工具やスペアチューブを積み込んで3kgに満たない(三脚を含まず)のですが、先日の?なサドルバッグサポーターを使っているとどうしてもバッグが傾いてくるのです、サドルループに吊ってサポーターに載かっているだけなのですが、鉄製とは云え根元だけで固定しているこの形状のサポーターではどうも捻りに弱い様です。
 ふと思いついたのはシートポスト用のクランプで固定する事、サポーターの首を部分を固定してみました。完璧とは云えませんが捩れは抑えられた様です、しかし最終的にはバッグの底を固定してやる必要がある様です。
 次なる課題ですが、しかしこのベンドル、2010年7月に買ったのですが、さすがにもうボロボロです、皮部分を縫い付けている部分が解れて補修したりしてますが、この皮ベルトが今に至っても千切れないのは驚異的、恐るべしキャラダイス。底の固定方法を含めバッグ類を塗り替えているモゼール氏を参考に染め直してみるかな。
 進行中の次期フロントバッグプロジェクト、異なる取り付け方法のasuka号とデモン太で兼用したい思惑ゆえに頭を抱えてます。高くもないので入手したベロオレンジのフロントバッグサポーター、これもなかなか悩ましい。

 足りなくなる場合もあるコラム長はうちの場合足りているのですが、フロントキャリアのワイヤーガード部分が干渉するのと、バッグまでの突き出し量が足らないのが。キャリア、バッグサポーター、バッグ等は既製品ではなかなかすっきりとは行かないのが現実なのは判っているのですがネェ。
 おまけ。自転車用のバッグではないのですが、ツーリング中にウェストバッグやヒップバッグに取り付けて使っているコンデジ LUMIX DMC-TZ85用のポーチ、純正品ではありませんがサイズ的にはぴったり、ただ蓋の開閉がマジックテープで固定しているので、サイクリンググローブのパイルや起毛部分に引っ付いて難渋する事が度々、そろそろテープもボロボロになってきた機会にかばん等に使う差し込み錠に交換してみました、なかなかばっちりです。

二つの丹生川を遡る 2021(後半)

奈良県道138号赤滝五條線 吉野郡下市町西山にて

 1335 和歌山奈良県境の無名の峠(675m)を越え五條市域に入ります、旧の西吉野村永谷地区になります。写真の木組みが何だか判ります? 刈り取った稲を乾かす「はさ掛け」なんです、土地の狭い山間部ならではの形ですね。

 県境の峠から標高で160m程下り一旦R168に出て五條方面へ左折し、1キロ程下って西野トンネル(612m)の手前で旧道へと右折します。

 旧道を下ると西吉野大滝(清々大滝、立川渡大滝とも)に出ます、滝の中ほどを道路が跨いでいるのでなかなか圧巻です、夏は最高の清涼ポイント。ベンチもなにもありませんが、不動権現の前に座り込んで、九度山のローソンで買っておいた弁当をようやく頂く事が。
 更に下ると立川渡で県道49号勢井宗川野線に出ますので、ここを左へ。昨年V氏が右折して天川方面に行ってしまったとか、県道はR309新笠木トンネルと新川合トンネルの間に出てしまいます。
 県道を左折すると宗川野で再びR168に出ますので城戸(写真左)まで下り右折し五新線の遺構の高架をくぐり県道20号下市宗桧線へ、ここから奈良の丹生川沿いを走る事になります。標識が木立の陰になって判り難いですが八つ川で右折し(白銀トンネルの手前)県道138号赤滝五條線へと入ります(写真右)。
 丹生川沿いを緩やかに登って行きます。交通量も少なく木陰が多くて真夏も涼やかに走る事ができます、途中から下市町となります。付近は春には桜とサンシュユの咲く桃源郷、貝原の善徳寺の枝垂桜が見事です。

 下市町西山には旧下市町立丹生小学校の木造校舎が残っていたですが、先週頃から解体工事が始まっていると聞いていたのですが、既に解体されてしまっていました。立派な2階建木造校舎でグループで走る時には格好の記念写真ポイントだっただけに残念です。
 丹生でR309旧道に入りますので黒滝方面へ右折、丹生川上神社の前へ、川上村にあるのが上社、東吉野村にあるのが中社、自転車で三社巡りをするのも良いかも。なお神社は丹生バイパスの旧道沿いになります。

 黒滝村域に入り 1535 道の駅「吉野路 黒滝」へ、明るい内に橿原市まで戻るにはそろそろ時間が厳しくなってきました、1~1.5時間時間を詰めるのはなかなか難しいものです。道の駅は「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のチェックポイントにもなっているのですが、勿体ないですが今回は通過。黒滝村役場のある寺戸で県道48号洞川下市線へ入り地蔵トンネル(1,252.5m)を抜けます。役場近くに診療所でコロナワクチン接種が行われているせいか、いつになく車が多いです。
 再び下市町域に入り、予定のコースでは才谷(写真左)で県道257号才谷吉野山線に入り吉野山経由で帰途に就くつもりでしたが、このまま直進し秋野隧道から椿橋、壷阪峠で帰途に就く事に。

 1625 秋野隧道、1642 椿橋、1724には壷阪峠を越え、18時直前に勤め先に顔を出す事ができ、19時前には無事に帰宅する事ができました、本日の走行148.6キロ。吉野山経由だったら久しぶりにセンチュリ-ランになったかも、それより三脚を含め重い機材を積んでで出掛けたのに「自撮り」もできず仕舞いでしたが、新緑と川面を渡るカジカガエルの鳴き声に癒されながら走れたので上々だったと。



二つの丹生川を遡る 2021(前半)

和歌山県橋本市宿にて

 11日に九州南部が梅雨入り、今年の梅雨入り 各地で記録的に早い可能性との予報が。貴重な休みの今日に「晴れ」マークが、今日走らないと… とばかりに走り出す事に。コースは3年ぶりに「二つ丹生川を遡る」事に、奈良と和歌山それぞれの丹生川沿いは昨年も走っていますが、継いで走るのは2018年9月にRRCBの皆さんと走って以来、メインのルートは南海高野線のの九度山駅から二つの丹生川を辿りながら近鉄吉野線吉野山駅まで80キロ程の輪行を前提としたコースなのですが、桜井から往復自走となると150キロ前後になります。0646 桜井を出発、定番ルートで重阪(へいさか)峠を越えて五條市から橋本市へ、紀の川沿いの自転車道(写真上)に入ります。
 とここまでは良かったのですが、暗くならないうちには橿原までは戻らなくてはならない用事が、予定のコースを走っても間に合わなくはないのですが、せっかく「自撮り」の準備もしてきているのに、そこまでの余裕が…
 1020 九度山駅に立ち寄ります。2016年に放映されたNHKの大河ドラマ「真田丸」の機会に駅舎の外観やトイレや休憩スペースが整備されています。国道へ下る県道114号は和歌山県で最短の県道(wikiによると50m)。
 九度山から丹生川沿いに入り赤瀬橋までR370、昔の高野山道路(1987年まで有料道路、1993年から国道に)を走ります。南海高野線との交差、せっかくですが列車を待つ余裕はありませんので(2020年11月撮影)を。

 赤瀬橋交差点を直進し玉川峡沿いの県道102号宿九度山線に入ります。写真右は昨年秋にお世話になった「どーむびれっじキャンプ場」への吊り橋。

 ガードレールも断続的にしか整備されていない渓谷沿いの1~1.5車線路が続きます。

 再び橋本市域に入り彦谷で橋本橋南詰から狼頭峠を越えてきたR371と合流します。奈良方面から来るとR371狼頭峠を越えるのが最短なのですが、相当の激坂ですので。

 国道となっても道路状況は相変わらずです、宿の「やどり温泉」前で小休止、トイレや自販機があります。2009年の「峠おやじ弐千峠」イベントで宿泊しましたが、改装後は入っていないのですよね、一度ゆっくり来たいです。

 トンネルを抜けると河合橋の三叉路へ、R371は橋を渡り高野山へと登って行きますが、直進して町道筒香線へ進みます。

 徐々に標高を上げ下筒香から上筒香と山峡の田園風景の中へ、この週末に田植えでしょうか、田圃に水が入りあちこちで準備が行われています、この季節ならではの日本の風景です。
 上筒香で県道733号川津高野線を富貴方面へ左折、出屋敷辻から県道732号五條阪本線となります。
 お馴染み「成金」バス停、まだ奈良交通だった40年前から通ってますが、今も「お金持ち」には…

 高野町富貴は標高500~600mの天空の郷、九度山から遡ってきた丹生川の源流部にあたります。今日は時間もありませんので中心部には入らず、手前から奈良県側へ越える道へ入ります。1335 橋本市街を北側に見下ろす辺り、本日の最高点となる標高675m程の無名の峠で奈良県の丹生川の支流永谷川源流部の奈良県五條市(旧西吉野村永谷)へ入ります。(後半に続く)



京奈和自転車道 全線開通って何なんよ

「全線開通」が報道された日、佐保川沿いは通行止

 2014年頃から整備が行われている「京奈和自転車道」、最近新聞等に「全線開通」の文字が躍っている。朝日新聞デジタル日本経済新聞、NHK NEWS WEB、NHKこそ「全線」の文字はないが、日経に至っては「京都・奈良・和歌山、サイクリングコース一直線に、総延長180キロ、未接続区間の整備完了」とある。しかし奈良県下の現状を知っている人間には、開いた口が塞がらないとは正にこの事。マスコミはお役所の広報資料を何ら検証すらせずに鵜呑みにして垂れ流しているとしか思えない。
 京都府下は既存の京都八幡木津自転車道線(京都府道801号)が以前から整備され維持管理も充実、和歌山県下は紀の川自転車道線(県道803号)として2013年から整備が進んで一般道との併用区間や不案内な箇所はあるものの、京都府同様充実したサイクリングロードとなっています。ところがお粗末なのが我が奈良県、京都府と和歌山県がそれぞれ桂川、木津川、紀の川と云う大きな河川沿いと条件に恵まれている事に比べるとルートの策定が一筋縄では行かないのは仕方がないとは云え、そのズタズタさは贔屓目に見てもお粗末過ぎます、まさに「迷路」。あのR369香酔峠をサイクリングルートにする無神経極まりない「ならくる」同様、ロクに現状を見ずにお役所の机の上で作られたルート故に、結局は「作りやすい処だけ作って」後は一般道で繋いだだけ、判りにくい、走りにくい、安全への配慮がないと三拍子揃っている始末。
 さて奈良県下で新たに自転車道として整備されたのは2016年に一部開通した佐保川沿いの大和青垣自転車道、昨年供用された近鉄天理線と橿原線をアンダーパスしたルートは評価できるとしても、他は概ね既存自転車道の整備と一般道に案内標識とブルーライン(正確には青い矢羽根)の整備、それでも「全線開通」と謳うなら途切れる事なく続いていれば文句もないのですが、実際の案内は途切れ途切れ、ルートマップがなければ辿れない様な自転車道では話にならない、そして以前に「奈良県の自転車道に物申す」で書いた様に同じ道に公式の県道名と愛称?と「ならくる」のルートの標識が乱立し、新たに「京奈和自転車道」の標識が加わった。とにかく3月に走った富山湾岸サイクリングルートとは雲泥の差。

 「全線開通」へ駆け込む様に標識が整備された御所市薬水から吉野川に架かる柳瀬橋南詰の間も、標識がない左か?右か?(写真左、正解は左)、首を傾げる標識の地図(写真右、梁瀬橋北詰)と云った有様。
 南側即ち五條から来ると標識に従い梁瀬橋を渡ったものの北詰のR370の信号で右折か左折かが全く判らない。盟友SORA氏が最近のブログ「片雲の風に誘われて」でぼやいてますが(ぜひご覧になって下さい)、何故こんなルートになったのかも疑問、かすめるだけでも大淀町と下市町を通過させたかった?
 そして「全線開通」はい「ルートマップ」もできました、どうぞ利用して下さいと報道された日、奈良県下の肝心の部分、佐保川沿いの「大和青垣自転車道線」の一部は護岸工事で7月30日まで通行止(最初の画像),2016年の一部供用以来、大体どこかで護岸工事が行われて通行止になっている始末(写真左は平成31年)、(写真右は令和元年から2年)。県土木が舗装した自転車道を国交省が掘り返す、無駄が毎年繰り返されています。そんな状況では頼りのマップにも頼れない始末、まぁこのマップだけでコースが把握できたら貴方はエラい。

 

 

今日の遠回り通勤ライド(吉野川河畔)

吉野川上市橋から近鉄吉野線吉野川橋梁を望む

 今月は「コロナ禍」に関わらず勤務ローテーションの関係で遠くへは走りに行けないので、昨年同様「遠回り通勤ライド」で少しでも走っておかなくては… ただ先月の琵琶湖キャンプツーリングで無理をしたのか、左膝の調子があまり良くありません。と考えつつもお天気が良いので、薬水から大阿太を越えて吉野川河畔へ、左岸の県道39号五條吉野線を東へ走ります。
 ところで何故サイドバッグを付けているのかって。実は新人OJTの関係で仮眠スペースがなくて昨日寝袋を積んできた次第、それに今日は帰りに少し買出しをしようとの算段。それにサイドが付いていると、対向車や追い越す車が敬遠(^_^)してくれるんですよね。一見何処から走ってきたのやら怪しげ自転車を万が一にも引っ掛けると、後がややこしそうですもんね。で中身は殆ど空なんですが風の抵抗はね。近鉄の吉野川橋梁を見上げる処まできたので、上市橋を往復して写真を。「青の交響曲」にはちょっと間に合いませんでした。

 宮滝にて、柴橋を渡って右岸へ。

 吉野川右岸のR370を窪垣内へ、新緑が眩しいです。
 いつもならこのまま東吉野まで走って行きたい処なんですが、今日は入野(しおの)峠から関戸峠へ向かう事に。
 三茶屋(みちゃや)のベンチでのんびりしていたら「CanCanさん?」とKさんがソロで「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のチェックポイント巡りなんですね、ポイントは24ヶ所、奈良でのスタンプラリーは2015年以来だから、回ってみてもいいかな。暫し歓談してから三茶屋の信号をスタートしたのですが、あっと云う間に見えなくなってしまいました。峠に向かうスポーツカーとダンプカーみたいなもんですからね。
 Kさんに元気を貰ったのか意外と楽に関戸峠(402m)へ、前には無かった案内板には「上龍門地域まちづくり協議会」とあります、そうそう吉野郡上龍門村は越郡合併して宇陀郡大宇陀町を経て宇陀市になっていたんだっけ。だから境界は峠ではなく三茶屋の交差点を出て1キロも行かない坂の途中にあるんよね。とか考えながら大宇陀から松山街道に入り、女寄峠をバヒュンと下って15時過ぎには桜井に帰ってきました、本日の走行66キロ。 



次期フロントバッグプロジェクト

 プラダンとガムテープで自作したプロトタイプ3号

 ツーリング派サイクリストとして今まで幾つものフロントバッグを使ってきましたが、基本的に既製品に手を加えて使ってきました。主力のasuka号で使っているTOPEAK Tour Guide HandleBar Bag DX は2代目なんですが、それにも破れが出てきて次を考えなくてはならなくなってきました、ニューモデルが出て既にカタログ落ちしてますが、まだ入手は可能な様なんですが。
 左上の写真をご覧になってお気付きかと思いますが、ランドナーに多い帆布素材を使用したものは殆ど使ってきていません(まぁ以前にA産業のF-702と云う不細工なやつを使っていた事はあるのですが)。そこで既製品を色々物色していたのですが、なかなかこれと云うものがないのですよね。
 もちろんオーダーで作って貰える処もあるのですが。奈良県では大和西大寺(奈良市)に自転車工房「Delft」と云うお店があって、マスプロランドナーを中心に扱っているとの話を以前から耳にはしていたのですが、何でもオリジナルフロントバッグを作っているとの事、ホームページを見る限り思う程種類は揃っていない様だったのですが、先月11日にポタがてら走って行ったのです、我が街桜井からですと往復60キロはありますけどね。(なお、Instagramにはバッグ等の画像が幾つかあがっています。)

 店内には何台かのツーリング車が並んでいるのですが、オリジナルバッグを売りにしているので、サンプル品を含め幾つか見る事ができます。中には試作品との事ですが、フロントバッグをお揃いのサイドバッグも(写真左)。
 結果的に適価でオーダーができる事が判ったので、お願いしてみようと思ったのですが、デザインや機能に拘りがあるのと、他店を含め従来のオーダーフロントバッグには不満もあるので、プラダンとガムテープでプロトタイプ(写真は2号)を作って先月20日に持ち込んだのです。形状や寸法的にはモンベルのツーリングフロントバッグ(現在はモデルチェンジしています)に近く、同様にリクセン互換のフレームでの吊り下げ式(キャリアを併用しますが)、ファスナー式ではありませんが後開きと云ったものです。従ってハンドル側の形状が直線でない事、asuka号で使っている昔々友人に作って貰った蔵王タイプのサポーターとEB金具を、デモン太用にリクセン互換フレームを兼用できる様にしたいと云う事が希望なのです。

 そして昨日、製作の可能性とかを伺いに走って行ったのですが、なんと後ろ側の形状が始めてのケースで興味深いと云う事で、芯材こそ入っていませんが試作品を見せてくれました。マップケースや縁取りのカラーとか決めていない部分もありますが、希望していたフロントバッグが形になりつつあります。後ハンドルへのマウントや蓋の固定方法とか解決しないといけない課題もまだありますが、梅雨明け頃には形にしたいと考えています。

世間はGW明けですが…

 奈良市佐紀町水上(みずかみ)池 京奈和自転車道にて


 「コロナ禍」でなくともGWだからってまとまった休みもなし、明けた今日が1日休み、お天気にしては今一テンションがあがらないのですが「次期フロントバッグプロジェクト」の相談で西大寺の自転車工房「Delft」さんへ向かう事にします。ついでに「自撮り」の準備もして、上ッ道(上街道)を北上し、今日は奈良市街経由で… さて走り出すと暑い位の陽気です。
 一昨年までなら平日でも観光客が一杯だった「ならまち」もご覧の通り。

 奈良公園の鹿達も木陰で諦め顔。
 打ち合わせを済ませ秋篠川沿いの自転車道を南へ、バックはご存知「薬師寺」。
 大和郡山市に入り奈良口の交差点から佐保川に架かる県道を羅城門橋東詰まで走り京佐保川沿いの大和青垣自転車道へ入りますが。
 なんと県道144号と交差する郡界橋東詰から南側が護岸工事で通行止(~7/30)、筒井橋前後の工事が終わったと思ったら今度はこっちですかい。最近新聞で「京阪奈自転車道開通」なんて報道されてましたよね。

 仕方がないので下ッ道(中街道)側に迂回して稗田の環濠集落を行きます。
 役の行者の石仏の建つ番匠橋から菩提仙川沿いに東に走り天理から再び上ッ道に入り帰途に就きました。先日の琵琶湖に続き「自撮り」の準備は出番なし、本日の走行60.9キロ、左膝の調子が今一つ気になるのですが。



ちょっと?なサドルバッグサポーター

 今まで色々なサドルバッグサポーターを使ってきたのですが、これが悩ましいんですよね… 特にキャラダイスの大型サドルバッグともなると、最初の頃はVIVAのあいつでした、幾らしっかり締めても首を振ってしまいます、それにシートポストを抜かないと外せない。
 ここ数年使用してきたのはNITTOのこいつ、シートステーに挟み込む様に取り付けるので着脱は比較的簡単、強度がなくて折れると云う話を聞きますが、サドルループに吊ってバッグの全荷重をかけたりしない限り大丈夫でしょう、ただしっかりと左右から締め付けるだけにどうしてもシートステーに瑕が付くのですよね、保護用にビニールチューブを巻いていても駄目です。
 あと取り付け位置の関係からどうしてもシートポスト寄りになってしまい、写真はキャラダイスのベンドル本体、ですが、バッグが斜めと云うか殆ど横を向いてしまっています、実用上はあまり問題はないのですが。どうしても太腿がバッグに触れるので、それが嫌な人はどうしようもないですね。あとキャラダイスにはバッグマンと云う着脱のできる専用キャリアがあるのですが、決して安くはないですし、後ろへ出過ぎる感じがどうも好きになれないのです。貴重品はフロントバッグに入れますので、サドルバッグを頻繁に着脱する必要性も感じませんし。

 先日ヤフオクを見ていると、妙なサポーターが出品されています、サポーターそのものは妙でもなんでもないのですが、サドルレールを挟むやぐら部分を2段構造にするプレートが付いているのです。サイズ的にはキャラダイスのバーレイやネルソン、オーストリッチのS-2に適合する様に書かれています。価格は私が買った時は1,910円(現在は2,100円で出品されています)、ただ2本締めのシートポストは持っていないのでT-MARS製のものを一緒に購入する事ができて、送料込み都合3,800円也。
 サドルを付ける前ですとこんな感じです、どうしてもやぐら部分が重々しいですが、B-17等の皮サドルだと大部分が隠れてしまうのかな。サポーターは前後に4cm程の調整が可能です。欠点はダミーの棒材でも用意しない限りサポーターを外すとサドルの高さが変わってしまう事、それに中間のプレートを外さないと強度的に首を振ってしまうかも知れませんね。
 これは車種や個人差がある問題ですが、うちのasuka号(700C)でこんな感じです、サポーターは鉄棒ですので、まずたわんだり曲がったりする事はないでしょう。バーレイやオーストリッチのS-2だと大きい様な気がしますけど。

 キャラダイスのバッグを付けてみましたが、左がペンドル(11リッター)、右がネルソン(15リッター)、このまま買い物に行ってペットボトル(2リッター)3本押し込んで帰ってきましたが先のNITTOとは安心感が違います。
 4サイドも格好良いですが、取り回しのし易さ操縦性を考えるとフロント2サイドに大型サドルバッグって良いと思うのです、2017年7月の「淡路島」2018年8月の「十津川~南紀」2019年4月の「琵琶湖」同年5月の「朽木~マキノ~琵琶湖」はそのスタイルでした。あと復路輪行のキャンプツーリングだと4サイドだとクロネコ代も大きいです、夏場ならネルソンにソロテントにマット、寝袋位が入っちゃいますからね。



今年も貰っちゃいました

 男やもめに同じ様なものが何枚も要らないのですが、今年は4枚も貰っちゃいました。まだ10点程余ってるし、誰か要ります(^_^)
 6種類あるから6年かぁ… 右の2種類が重宝しているのですが、こいつなかなか割れたり欠けたりしないんですよね、食器棚がどんどん占領されていきます。



献血とワクチン接種


 職場での新型コロナワクチン接種が30日と決まり、28日には献血の制限期間が終わるので29日にティッシュ5箱貰いがてら「橿原アルル」まで往復しようと思っていたらなんと大雨、暫く献血もできないかと思っていたのですが… 今朝一番でワクチン接種完了、まったく痛くないので何だか肩透かしを食らった様な。
 待機時間中も異常なし、昨日のお天気が嘘の様なお天気に少し遠回りして帰宅、その後も全く以異常はなし。
 ところでコロナワクチン接種後の献血については5/14から接種48時間後から献血できる様になるそうです、なんで5/14からなのかが良く判りませんが。この先ワクチン接種が本格的になると、このままでは大変な事になっちゃいますよね。さて20数キロ走って、今月もどうにか600キロは越えました。



齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(おまけ)

道の駅「宇陀路室生」にて お馴染みのミラー、マウスオーバーで反転します。

 おはようございます、3日目の朝は自宅のベッドの上でと云う顛末ですが、駅の駐輪場とは云え長時間ほっておくのも気掛かりですので、桜井 0556 発の伊勢中川行き始発で伊賀神戸駅へ戻ります。昨日一昨日の風も治まり、最高のサイクリング日和ではないですか、朝一に伊賀神戸スタートなら色々と走れそうではと思いを巡らせてみたものの、結局は県道57号から初瀬街道といつも通りのルートを桜井に帰る事に。
 県道57号も桔梗が丘から名張市街まで車が多いのですが、旧道を選びながらのんびりと走ります。朝の空気は清々しいし、ちょっと勿体ないなと思いながら、皮肉にも今回で一番心地好いサイクリングです。
 宇陀川では今年初めてカジカガエルの鳴き声を聴けました、従来の近鉄特急を捉えてスマホをしまっていたら「火の鳥」が(*_*) そうそうリアサイドは昨夜提げて帰ったので今日はご覧の様にフロント2サイドで走っています。

 8時前にに三重奈良県境を越え道の駅「宇陀路室生」で小休止。
 三本松駅の下から阿保越伊勢街道で海老坂峠を越えて旧街道を室生大野の緑川半焼までを行きます、休日なら必ず鉄な人がいるポイント。室生ダム湖畔を行くルートもあるのですが、今日は素直にR165を。
 0948 西峠へ、ここを下れば桜井です。帰宅前に買い物に寄り道をしたのですが 1032 無地に帰宅、本日の走行39.3キロ、昨夜の内に走ってもセンチュリーランにはならなかった計算ですね。3日と云っても実質2日半で294.0キロ。
 過去2回の琵琶湖ツーリングはソロだったのですが、今回は遠来の齋藤電鉄氏と昨年から滋賀県民となったショコラさんとの現地合流で愉しいキャンプとなりました、4サイドを連ねて走るのも爽快でしたしね、お二人に感謝。世間が落ち着いて次の機会を愉しみにしています。

前日 1日目 2日目後半 2日目後半 おまけ

 例によって集合写真を含む写真を大きなサイズでうちのHPの「サイクリングの記録」に順次UPしています。参加者は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザが開いて下さい。



齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(2日目後半)

近江富士を見ながら野洲川左岸を行く

 14時過ぎに琵琶湖大橋を渡った処で齋藤電鉄氏と別れ湖岸道路を野洲川河口まで北上します、湖岸側を走っているので山側に横断できる場所がないのが気になっていたのですが、野洲川を渡る直前にスロープがあって湖岸道路をアンダーパスできる様になっています。それは良いのですが屈強な車止めが、例のサイドバッグ殺しです、前後それぞれ持ち上げて突破するしかありません。
 野洲川沿いのサイクリングロードがR8の野洲川大橋まで整備されているとの広報があったのですが、ブルーラインや標識と云った案内の類いは全くと云って良い程ありません、見当を付けながら堤防上を走ったり河川敷を走ったり。
 16時前には石部大橋の手前で旧東海道に入り、2007年以来の甲賀郡の石部町道路元標の生存確認。

 石部宿から三雲まで旧東海道を辿ります、のんびりと旧街道を辿るのは良いものです。旧東海道は三雲で野洲川を渡り水口宿に向かいますので、以降はJR草津線に沿って行きます。18時甲賀駅に到着、ここまで約80キロ、柘植、伊賀上野、名張、榛原経由として後80キロの道のり、日付の変わらない内に帰宅もできなくはないし、適当な処でゲリキャンを決め込むか時間的に悩ましい処。走るとなると伊賀上野を過ぎる頃には月夜のナイトラン、4サイド初のセンチュリーランなんて考えもよぎりますが…
 1836 滋賀三重県境を越えます、よくよく考えるとここには余野公園があるんだった、それなら甲賀で食料とか調達しておけば良かったな。後は伊賀上野を過ぎて木津川べり位しか思い浮かばない、柘植からいつもの大和街道を走らずにR25を走っていたら服部川を渡る手前で道を間違えてしまい暗い中を迷走する事に、昼間走り慣れている道でも暗いと距離感も変わるし、見えるものが見えなかったりと、とにっく無事に上野(伊賀)市街に入りましたがすっかり意気消沈してしまいました。ライトの電池も桜井までは持ちそうにないしコンビニで割高な電池を買うのもね、R165も赤目から三本松までは安全とは云えないし、そこで思いついたの近鉄大阪線の伊賀神戸駅まで走り、駐輪場に置いて大事なものが入っているフロントバッグとリアサイドだけ提げて桜井まで一旦帰宅する案。
 そう考えがまとまると後はR422をひた走るだけ、21時前には伊賀神戸駅に到着、2107 発の大阪上本町行きに飛び乗る事が。おかげで10時には一旦は桜井まで帰ってくる事ができました。本日の走行120.3キロ、所要時間7時26分、平均速度16.1km/h也。(つづく)

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齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(2日目前半)

高島市「六ッ矢崎浜オートキャンプ場」にて

 5時過ぎに目が醒めて外へ出てみると丁度夜明け前、風が強くて些か寒いですが、気持ちの良い夜明けです、今日もお天気は良さそうです、ちょっと波が琵琶湖とは思えないですがね、

 キャンプ場の敷地は湖岸道路と湖岸の50m程の間に細長くあるのですが、設備もロケーションもなかなか良いキャンプ場です。一昨年4月に通った折はオートキャンプ場と云う事で敬遠して近くの「針江浜」でゲリキャンしたのですが、ここは自転車は1泊1,000円でした。最近のキャンプブームで週末は混んでいるかも知れませんが、日曜の夜からとあって10数張り程度でしたでしょうか。但し「感染症拡大防止」の要請を受けて4月29日~5月11日まで閉鎖するとの事です。

 今日の予定は琵琶湖大橋まで3人で4サイドを連ねて走りお別れしますので10時まで軽い朝食とゆっくりと撤収を済ませる事に。

 ショコラさんを先頭に湖岸道路を行きます、昨日の追い風を考えると追い風になってくれると思いきや、あまりそうでもない様ですが、その割りにハイペース。(写真右 : ショコラさん))

 4サイドを連ねて爆走するのはまさに快感です、S.ペキンパーに「コンボイ」って映画がありましたよね。高島駅前でコンビニ補給の後「びわいち」危険箇所のR161へ、白髭神社から北小松にかけて山側にトンネルを建設しているそうですが。

 白髭神社にて、湖上に建つ鳥居との間がR161、大型車がひっきりになしに通ります。
 白髪神社から山側の歩道を走る事にしたのですが、この先歩道が途切れるので、北小松漁港の方へ入ろうと。R161を跨ぐ横断歩道でなんと齋藤氏の前輪がパンク。1人でなくても4サイドのパンクは大変です。

 12時過ぎに再スタート、北小松の湖岸(写真左)から志賀(写真右)へと。
 志賀と蓬莱の中間位「木戸河岸緑地」で小休止。

 1315 堅田に到着、ここでお昼にしてショコラさんとはお別れ、琵琶湖大橋を望む道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」でお別れの記念撮影、今回は色々とご馳走様でした。

 琵琶湖大橋にて。齋藤氏とは大橋を渡りきった処でお別れ、私は野洲川河口まで走り野洲川左岸、旧東海道、JR草津線沿いに走りとにかく三重県経由で帰途に就くのですが。既に14時を回っていて、コース次第ですが何れにせよ後100キロ前後の道のりを走らなくてはなりません。輪行袋も持ってきてませんし、適当な野営地もないのですが、まぁ明日も休みですしね。

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齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(1日目)

琵琶湖大橋を望む 守山市にて

 何事もなければ4時過ぎまで仮眠をしてられるのですが、好事磨多しとは良く云ったもので、案の定 0245に起こされます。とにかく橿原市の勤務先を 0839 にスタート、飛鳥川べりから下ッ道(中街道)を北上、環濠集落で知られる稗田町を過ぎた辺りで佐保川沿いに入り、平城宮跡の中を突っ切ってJR平城山(ならやま)駅付近で京都府に入ります。京奈和自転車道のルートになっていて最近ようやく案内の標識が整備されつつあります。とにかく一番楽に府県境を越える事ができます。
 木津川左岸に出て 1115 恭仁(くに)大橋で右岸に渡り、府県道5号木津信楽線に入りますが、休日とあってローディの多い事。1155 お馴染み和束のローソンで補給を兼ねて小休止。

 和束と湯舟の間のトンネルを過ぎた辺りで、niwa-chanさんがお出迎えに来てくれました、場所も時間も決めてなかったのですが、コースの見当はついているのでKHSを駆ってここまで下ってきてくれました。いつもは府県道5号を信楽町神山まで越えるのですが、今日はniwa-chanさんの案内で朝宮へ標高323m程の無名の峠越えます。実は裏白峠の西側に越える穀池峠は越えた事はあるのですが、こちらは初めてなのです。R477に入る処でniwa-chanさんとお別れし瀬田に向かって長いダウンヒルです。


 1326 瀬田川と合流する鹿跳(ししとび)橋へ、滋賀県に強風注意報が出ていると聞いたのですが、向かい風でなかなか前に進みません、瀬田の唐橋近くで小休止(写真左)。時間もないので今回は「茶丈藤村」はパスして左岸の「夕照の道」の道を行きます。ところで琵琶湖周辺の湖岸緑地は「コロナ禍」でことごとくキャンプ禁止になっているのですが、帰帆島前後はOKらしく結構な人出です。しかし湖岸道路は最悪の向かい風、後でショコラ氏に教えて貰ったのですが、この風だと内側の「メロン街道」(農免道路)を走った方が楽かもとか。琵琶湖大橋を渡り対岸の湖西側は多少マシな事を願うばかり。16時前に大橋を渡りきり再び大津市に。
 いわゆる「びわいち」ルートを逆打ちするのは初めてなんですが、対向車線路肩のブルーラインを頼りに走ります。時間的にも「びわいち」も終盤とおぼしきサイクリストが次々とやってきます、17時前にはどうにか蓬莱浜を通過、あまり暗くならない内に大型車の多いR161を抜けだしたいものです。白髭神社を過ぎ湖岸道路を避けて県道558号高島大津線を北上し、1840 安曇川町のバローに立ち寄って買出しを済ませた頃にはもう真っ暗、ナイトランは覚悟の上ですのでライト等の装備は完璧ですが「六ッ矢崎浜オートキャンプ場」に着いたのは1939 ですから休憩込みで10時間の道のり、17時頃には着いていた一行と無事に合流する事ができました。

 既に宴の準備はできているので、お二人に手伝ってもらってテントを設営します。一行は最初湖岸よりにテントを設営したものの、あまりに風が強いので木立の中で宴を初めていたとの事、私は木立の中に設営する事にしたので、結局は二人も木立の中へ引っ越しする事に、すぐ横が道路なのですが、夜も更けると意外に静かです。

 酒だけ積んできた私ですが、ショコラシェフと齋藤さんのお陰で満腹満足の夜が更けて行きます、暫くは「月うさぎキャンプ」や「笠置キャンプ場」での大人数でのキャンプは憚られるご時世ですが、それはそれで少人数でのキャンプを暫くは愉しむ事も良いでしょう。
 本日の走行134.4キロ、所要時間8時45分、平均速度15.3km/h。
 明日は4サイドを3台連ねて堅田まで走る予定です。

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齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(前日)

今年2月にも来られたばかりなのですが、齋藤電鉄氏が今回は京都~舞鶴~敦賀~高島~大津と巡るキャンプツーリング、昨年から滋賀県人となったショコラ氏が小浜付近で合流し敦賀、高島でキャンプをすると云う事に。今月は先々週中止した丹後半島キャンプツーリングを軸にローテーションを組んでいたので、とても休みがとれない中、勤務明けの25日に高島市の「六ッ矢島浜オートキャンプ場」まで走り合流する事にしたのですが… 
 昨年6月に永源寺の「黄和田キャンプ場」へ行った時は桜井0405発で、加茂から信楽経由で途中近江鉄道のサイクルトレインで長谷宮までワープして「黄和田キャンプ場」に1445到着、走行107.2キロ、所要時間10時間40分、実走行時間7時間03分でしたが。コース的には少しは楽なものの、スタート4時間半遅れで130キロを日没までに走り抜けるのはかなり厳しいです。料理はショコラシェフにお任せし荷物を絞ってフロント2サイドと大型サドルバッグで向かう事も考えたのですが、そこは4サイドで走るお二人に倣ってやはり4サイドで行かなくてはね。ただ一昨年4月にはほぼ逆コースを瀬田~宇治経由の141キロを実走7時間50分では走ってはいるので、頑張れば何とかなるかと。とにかく橿原の職場を朝8時半過ぎにスタート、一路下ッ道を北上し、平城宮跡からJR平城山駅へ越え、木津~加茂~和束~湯船~朝宮~瀬田~琵琶湖大橋~湖岸沿いに130キロ余り高島市を目指そうかと考えています。
 しかし先々週の「丹後半島キャンプツーリング」を「まんぼう」発令で中止したものの「コロナ禍」の状況はますます悪くなり明日からは京阪神に「緊急事態宣言」が出るとか、とにかく往復自走で密を避けて奈良から滋賀へ走ると云う事でこ容赦を。

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良いお天気ですね


大和青垣自転車道(京奈和自転車道)にて

 今日の休日、久しぶりにぐっすり眠れる事ができて、その上この季節らしい最高のお天気、週末に予定している琵琶湖へのキャンプツーリングの準備もあるのですが、検討中のフロントバッグのプロトタイプが出来上がったので西大寺の自転車工房「デルフト」さんまで相談がてら走る事に。プロトタイプと云ってもフロントバッグとして固定して使えるのですが、小学生の図画工作の様な箱を付けて走るのも恥ずかしいので、フロントサイドに押し込んで行きます。
 少々職場に用事がありますので橿原経由で、いつもの通勤経路の一つ、お気に入りにポイントです、橿原公苑庭球場の西側辺りです。実は頭の痛い事に欠員がでる事になって5月下旬は泊りがけでは出掛けられなくなりそうです。

 下ッ道(中街道)を北へ、横大路(伊勢街道)と交わる八木札の辻にて。左へ行くと竹之内峠を越えて大阪へ、右は初瀬街道。

 寺川沿いに北上し、天神橋で大和川を渡ります。
 先日も立ち寄った菩提仙川を渡る番条橋、ここが本来の位置なのか疑問はあるのですが役の行者像他が建っています。

 菩提仙川沿いに佐保川まで下り自転車道へ、羅城門橋から郡山の奈良口交差点まで県道を走り秋篠川沿いの自転車道へ、これから何度か通わなければならないので車や信号の少ない道を探索しながら行きます。すいません以降の写真がないのです、とにかく無事に往復して桜井に帰ってきました。本日の走行62.2キロ。



キャラダイス ジップサドルロール改

 折角の休日ですが一日中雨模様、先日から取り掛かっていた「キャラダイス ジップサドルロール」のリクセン化を進める事に。
 リクセン化とググると私以外にもトライされている方は少なくないのですが、純正のプレートは入手できても高価ですしBASELの互換品の存在は有難いです。純正品(左)とBASIL製(右)ではバッグへの取り付け穴の間隔の違いや、内側のプレートの有無や寸法に違いがあり、純正品の方がバッグの位置が低くなります。今回は内側のプレートが使えませんが縦寸法が小さいBASIL製を使用します。

 今回のジップサドルロールやモンベルのフロントバッグ等、ドラム型のバッグにプレートを綺麗に取り付けるにはどうしても工夫が必要です。私は加工しやすいMDF合板で片側がバッグに添った曲面のスペーサーを削りだしました。同時にシートピラーに取り付けているリクセンカウルのキャディー(KR851)の傾きを直す形状にしています。なおMDF合板は水に弱いのでしっかり下地処理と塗装をしておきます。
 内側プレートの代わりとバッグの形状を整えるために1mm厚のアクリル板から芯材を作りますが、開口部があるだけに芯材の弾力性や寸法、厚みを選ぶのもなかなか微妙です。

 部材を揃え内側からネジ留めすれば完成です。作ったスペーサーで写真右の様に傾きを補正していますが、サドルとリアのマッドガードやブレーキアウターとの間隔はまちまちですので現物合わせの世界で、上下に取り外しの為のゆとりも必要です。
 これで一応の完成です。本来サドルループに取り付ける為のベルトは飾りになっています、長めのベルトに付け替えて三脚等の固定に使えないかと考えているのですがね。 ただ先日デモン太に取り付けたかしこいテールランプは、バッグの取り外しの邪魔になってしまいました、バッグを取り外す時だけランプを外せば済む話なのですが。

 ジップサドルロールのリクセン化、事の発端はデモン太の輪行時にサドルバッグをフロントにワンタッチで付け替える仕掛けだったのですが、ご覧の様に折り畳むと邪魔になるサドルバッグをハンドル側に付け替える事で、スペースを無駄にせずに輪行状態になります。なお黄色いベルトは片側にループを作ってあって楽に前後フレームを固定する様にしています。
 決してお安くはないバッグを加工するのも何ですが、ジップサドルロールをメルカリで割安で入手できたので、デモン太のバッグが中華製のチープなバッグからお似合いのバッグになりました。


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恨めしいお天気です

  しかしお天気良いですね、もの凄く損した気分でいます。リクセン化の材料を物色しようとホムセンへ出掛けるとついでに少し走ろうとデモン太で出掛けます。大和川河畔から下ッ道へと、風に推されて気持ち良く走ります。

 菩提仙川を渡る辺りで良さげな風景が、改めて「自撮り」の準備して来てみるかな。稗田の環濠集落から佐保川沿いの大和青垣自転車道(京奈和自転車道の一部)へと、郡山まで来た事だし西大寺でオリジナルのフロントバッグを作っていると云う自転車屋を覗いてみる事に…
 以前から噂は聞いていたのですが、数年前からマスプロランドナーをメインに扱っているお店、大和西大寺駅前から近鉄奈良線の北側の県道をあやめ池方面に暫く走ります。自転車工房「デルフト」は見た目普通の街の自転車屋さん。今どきのお洒落なロードバイクしか扱わないショップとは一線を画した佇まい、もちろん入り口は引き戸です。オリジナルのフロントバッグについて店主と話をしていると「もしかしてcancanさん?」と、随分昔にシクロサロンあすかでお会いした事があるとか。
 フロントバッグの方は手の届く価格でオーダーが出来ると云う事で前向きに検討する事にして帰ろうとすると、なんと面識のあるI氏(NBsunではありません)が登場、結局店を後にしたのは16時。写真右は店主のMiyata Le Mansランドナー。
 富雄駅まで線路沿いと住宅街の中のアップダウンをこなして、富雄川沿いの自転車道に入り、御幸橋で大和川を渡り飛鳥川の自転車道を大和八木へ、本来の目的地の香久山のコーナンと近所のスーパーに立ち寄って帰宅したのは日没後、結局67キロ走ってました、デモン太で50キロ超は普通に疲れました。



タリムの次はコロナ、で週末は

 この週末は先月の「川湯温泉キャンプツーリング」の面子で丹後半島へキャンプツーリングを計画したいたのですが「新型コロナ禍」の不穏な状況に泣く泣く中止宣言してしまいました、4月5日の予定していた「片鉄ロマン街道」へのサイクリングも中止したので、春のシーズンの「青春18きっぷ」は1回分を残して終わってしまいました。単純に12,050円/5で2,410円無駄にしたのですが、実は2/25に買って3回使用して、残り2回分を3/18にヤフオクで7,050円(手数料で-620円)で売って、3/25にヤフオクで3回分を8,000円(送料込)で買っているので、13,620円で5回分使った計算なんです、オークション利用はリスクもタイムラグもあるのであまりお勧めできる話でもないのですがね。
 ところで丹後半島へのキャンプツーリングは2017年9月にも台風直撃で中止したんですよね、去年の事を思うと最近は天気との巡り合わせが良くなっていたのですが、この週末のお天気の良さが恨めしいです。今年は桜が早かったの松尾の一本桜は終わってたかも知れませんが、上世屋へは再訪したかったなぁ…
 すっかり走るモチベーションが下がってしまいましたし、部屋の中でゴソゴソする事は幾らでもあります。まずは「バックのリクセン化」で課題にしたデモン太用バッグ、キャラダイスのジップサドルロールがメルカリで新同品がお安く(5,000円)手に入れたので、早速改造する事に。左上のチープな奴はerba号専用に。
 キャラダイスのジップサドルロールですが、キャラダイスにしては珍しくファスナーを使用した製品で、定番の黒とカーキ色以外にフラップにハリスツィードを使用した製品もありますが、このスナップボタンは頂けません、とにかく留めにくい。まぁファスナーが付いているので中身が飛び出す心配はないので、飾りと思えば思えば腹も立たないのですが、だったらキャラダイスらしい革ベルトにしてくれれば。
 早速リクセン化にトライしてみたのですが、やはりリクセンカウルのキャディー(KR851)を使う限りはお辞儀をしてしまいますので、仮のスペーサーを作ったものの、まだ角度が不足しているのと、なお今回はBASILのプレートを使っています。バッグがドラム状だけに更に工夫する必要がありますね、乞うご期待。


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乾さんの「ゆるゆるサイク 宇陀」

宇陀市榛原山路 芳野川河畔にて

 今日は乾さん主催の「ゆるゆるサイクリング 榛原~大宇陀」、asuka号が「富山湾岸サイクリング」から帰ってきて輪行袋に入ったままでしたので、そのまま榛原まで輪行して駅近くの集合場所の駐車場へ、前半だけですが顔を出さして貰いました。
 コースは昨年11月の「タンデムラン」とほぼ同じ、榛原のスーパーオークワで買い出しの後、芳野川沿いに菟田野へ、R166を西へとり大宇陀の又兵衛桜、松山街道と宇陀川沿いのサイクリングロードで榛原へ戻ると云うもの。

 榛原に集まった面子は男性4名に女性3名、都合6台、つっちーさん夫妻がエルスのタンデムで参加です。若干1名が南阪奈が渋滞で遅れるので「カエデの郷ひらら」で落ち合う事に。曇り空ですが満開の川べりの桜並木を行きます。
 「伊那佐郵人」の対岸あたりで小休止。

 何しろ距離が知れていますので、11時半には「ひらら」に到着、カフェでお茶にします。菟田野の街、人影も少なく静かなんですが「ひらら」には結構人や車が来ています、まぁ他にないですからね。
 さて一行は岩端の方へ行くとの事ですので、私はここでお別れ、集合写真(写真左 : 乾さん)を撮って貰い帰途に就きました、走行28.6キロ。

古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。