今日明日と連休、サーバーの移転作業はまだ終わっていないのですが、モニターのレイアウトをさわってみました。
24吋のWUXGA(1920×1200)と20吋のUXGA(1600×1200)モニターを並べ、切替器()を介して24吋を最大4台のクライアント、20吋を2台のサーバーに繋いでいるのですが、20吋は1台のクライアントのHDMI出力をDVIに変換してでマルチモニターのセカンダリとして使える様にしてます、ビデオカード(GT710)は出力の序列がHDMIが優先の様で(多くのビデオカードはそうなのかな)、やっかいな事に起動時は20吋の方へのみ出力されてしまいます。ただこの三菱の20吋(RDT201L)は有難い事に入力信号をOSDメニューとかではなくスイッチだけで切り替えられる様になっています。
長年埃をかぶっていた17吋のSXGA(1280×1024)を引きずりだしてきてサーバー専用にしました。画面が小さくなりましたが、通常はファイルサーバーとiTunesやYouTubeの再生用にしか使っていませんし。
キーボードとマウスを左側から右側に移したのですが、ただマウスが左にあると云うのがなかなか厄介なんですよね。クライアント用のマウス1台で両方が操作なんて事ができれば最高なんですけど。調べてみると世の中には2台の受信器を持つワイヤレスマウスがある様なのですが、うちはそれぞれ切替器を挟んでいる上にPS/2仕様なんで、とてもちゃんと動く気がしません。
ところが世の中には便利なものがあって Microsoft が出している無料のツール集 Microsoft PowerToys の中に Mouse without Borders (境界線のないマウス)と云うのがあって、同じLAN上にある4台のPCを1台のマウスで操作できると云うもの。切替器を挟んでるだけにどうなるか判りませんがダメ元で新旧のサーバーと2台のクライアントにインストールしてみると、これがちゃんと動くのですよね。イレギュラーな環境なんでマウスを見失ったりする事もありますが、一般的な2台のPCが並んだ環境なら普通に便利に使え、キーボードはマウスのいるPCに対して入力等の操作ができます。
KVMスイッチの様に物理的にモニター、キーボード、マウスを切り替えているのではないので、それぞれに接続されている必要がありますが、起動してPC間の接続が確立されると操作が可能となりますので、それを待って操作したいPCにマウスを移動してログインすると云う感じです、PC間のコピペとかもできてとにかく便利この上ないです。
机の後ろは造り付けの本棚なのでモニターの裏側はこんな感じ、PC用スピーカーを2組押し込んでいます。しかしセカンダリモニターが独立したものの、あまり使う事はないのですよね。まして今どきの狭額ではないのでシームレスには程遠いですし。