昨年9月からiPod用として使用していたMarantz HP101(写真右、8800円で購入)、結構丁寧に使っていたのだがミニプラグの根元あたりで接触不良を起こし出した。 いくら列車に長時間載っていても堪えない私でも「18きっぷ」の旅に携帯音楽プレーヤーは必需品、Marantzは音漏れが極めてすくないカナル型で価格なりの音質が気に入っていたので、いまさらそこらに転がっているものを使う気にもなれずに、とにかく新しいものをネットで探すことに…
Audio-Technica あたりに興味が動いたのだが、あちこちの評判などからBOSEのこれ(写真左)が自分の好みに近そうな、ただBOSEって独自の音作りをやっているみたいなイメージがあって、今まで一度も手を出した事がなかったので、ちょっと勇気が(^_^;)
J&Pで即納11,900円、割引とかポイントとかで実質10,500円位、それに3/29までiTunesカード1500円分プレゼントが付いている。 注文して翌朝には届いたたので、早速出かけがてら使ってみた。 Marantzでも悪くはないが所詮は小型のヘッドホンと割り切っていたのだが、これはなかなかのもの、ボーカルやサックスの色つやも、ビッグバンドのゴージャスさも十分に出てくる、今まで遠慮していたクラシックも少しはiPodに入れてみようかと... ただピアノトリオなどでは録音によってややキレの悪さが感じられる。 完全なカナル型ではないが音漏れはカナル型同等、遮音性は少なめで外のアナウンスや雑音は結構聞こえる、ただ特定の帯域だけが漏れ聞こえる様な妙な感覚があるのは私だけかな、利得は低め。 買うまで知らなかったが2006年に発売開始されイヤパッドやネックトラップなど色々と改良が加えられているモデルな様で、そう云った点でも完成度は高い、ただ唯一気に入らないのは白黒のねじれたカラーのケーブルで、音質に似合わず安っぽく、これだけは正直恥ずかしいセンスである。
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今日のお買い物
午後から日本橋へ、
J&PでDDRメモリ(PC3200 1G)の中古(10日間交換保証)が1,980円で出ていたので2枚購入、DDR2の新品より高かったりして、早速、512Mしか載っていないマシンに取り付け、問題なし。
iPod対応のスピーカー(マクセル製MXSP-800.WH)(が2.480円で出ていた、この手の商品の出物は新しいのnano第4世代に対応していない事が多い(充電ができないとか)が、ミニプラグ入力も付いているのでPC用にしても良いかと購入。 ちゃんと付属リモコンも使えて充電もできている様です、音質は多少まったり系だがなかなかのもの、最近のギラギラした音作りよりはこれは好み、もう1台買いに行こうかな...
マーラー 交響曲「大地の歌」
以来すっかりはまっているのですが、ジュリーニの方は昔からブルックナーの第8番がお気に入りだった事もあって、今回廉価版が何枚かでていたので漁ってみたのですが、結構当たりハズレのある人だったんだなぁと云う感じです
ところで「大地の歌」の方は、LP時代からの愛聴盤だけあって、リファレンスはやはりコレです、ワルター盤は戦前のウィーン録音の評価が高いようですが、あまりにも録音がねぇ、個人的にはステレオ初期の録音のこれですね。
M.ミラー(ms),E.ヘフリガー(t) B.ワルター ニューヨークPO
インパル盤の次に買ったのはこれ
I.ヴェルミヨン(a), K.ルイス(t), G.シノーポリ ドレスデン国立管弦楽団
V.ウルマーナ(ms), M.シャーデ(t) P.ブーレ?ズ ウィーンPO
きっかけになったジュリーニ、ザルツブルグ音楽祭でウィーンPOを振ったライブ盤がある事を知って、早速取り寄せてみました。 同じくB.ファスベンダー(alto), F.アライサ(tenor) で3年後1987年の録音です。 モーツァルトの40番との2枚組で、こちらにもちょっと驚かされましたが、どうやらこちらはライブ録音でのセッティグミスだったのだと思いますが
世間はクリスマスイブですが
梅田でS翁と恒例の昼食、と云っても地下街にあるビジネスマン相手の店で定食なんかを戴くだけですが。 今日は毎年カレンダー用の写真を提供して頂いているので完成品を数部お渡しする事に。
買い物の用事を済ませても少し時間があったので、天五さんが親しくしているJAZZの店ミムラへ、店主の三村さんとは初めてお目にかかるとは思うのですが、お話をしていると色々と共通の知人がいたりして面白かったです。
最近は店頭に無いようなものや輸入盤も通販で便利に買える様になったので、専門店を覗く事もないのですが、無い物ねだりをしながらJAZZVOCALで面白そうなものを尋ねたら、出てきたのがコレ。 Introducing … Sue Childs / Sue Childs (1965) お気に入りの白人テナーのJ.R.モンテローズが参加しているので即買いです。 殆ど私家盤とも云えるローカルなミュージシャンのセッションですが、演奏の内容はともかく、低迷期に入った頃のアメリカのジャズシーンと40年を経て日本でCDが出てくる事を考えさせられました。 J.R.モンテローズは All Or Nothing At All と You’d Be So Nice To Come Home To の2曲に参加。
JAZZ
iPod nano
BOSSA NOVA SOUL SAMBA / Ike Quebec
JAZZ BOSSA
LeeMorgan(tp), Jackie McLean(as), Hank Mobley(ts), Herbie Hancock(p), Larry Ridley(b), Billy Higgins(ds) 1965.9.18
先週、日本橋に行った折に一枚だけCDを買ってきた。 興味があったのはLee Morgan作のJAZZ BOSSA「CEORA」、全くの初見である、持ってなかったのと云われそうだが、サイドワインダー以降のLee Morganは眼中になかった事に…
ボサノバチューンの「CEORA」はなかなかの佳曲、でもHancockから弾きはじめる中途半端なテーマと云うか、コード進行が気色悪い、と云いつつ何度も聞くけど、やはり変。 何人かのジャズマンが演っている様なので探してみよう…
PAGE ONE / JOE HENDERSON (BlueNote ST-84140)
Kenny Dorham(tp), Joe Henderson(ts), McCoy Tyner(p), Butch Warren(b), Pete La Roca(ds) 1963.6.3
ブームにあやかろうとしたのか、素直に影響を受けたのか60年代には多くのジャズマンがボサノバを演奏した、BlueNoteでの極めつけはやはりこれかなKenny Dorham作の「BLUE BOSSA」、
DIPPIN’ / HANK MOBLEY (Blue Note ST-84209)
Lee Morgan(tp), Hank Mobley(ts), Harold Mabern(p), Larry Ridley(b), Billy Higgins(ds) 1965.6.18
これも外せないなぁ、「RECARD BOSSA NOVA」の入ったこのアルバム、初めて耳にした頃は入手困難なLPだったので、心易いJAZZ喫茶のマスターから借りオープンリールにダビングして本当に擦り切れる位聞いたものだ、イーディ・ゴーメが歌ったものがCMに使われて話題にもなった。
個人的にはHarold Mabernのピアノが良いなぁ、こう云う曲を弾かせると天下一品だなこの人、でも後期と云うには若すぎるけど、この頃のLee Morganってやはり冴えないなぁ…
GETTIN’ AROUND / DEXTER GORDON (BlueNote ST-84204)
Dexter Gordon(ts), Bobby Hutcherson(vibes), Barry Harris(p), Bob Cranshaw(b), Billy Higgins(ds) 1965.5.28-29
いつもの様に連想ゲーム的にCDを引っ張りだしてきたけど、これは正真正銘のボサノバ「黒いオルフェ」が入っている、Bobby Hutchersonのソロがエエなぁ… 次は久しぶりにDexter Gordonが出演した映画「ラウンド・ミッドナイト」でも観てみようかな。
ところで自転車が写ったジャッケットって珍しいのかなぁ…
グスタフ マーラー 交響曲「大地の歌」
テノールとコントラルトの独唱を伴った6楽章の交響曲「大地の歌」は、漢詩を元にしたドイツ語の詩集「支那の笛」を引用した19世紀末のエキゾチックな作品。 うちにはLP,CDと、ワルターの3類の録音とクレンペラー盤、バーンスタインのロンドン盤とあるのだが、最近ジュリーニの指揮と\1,200と云う安さに買ったこのCDがエラく気に入ってしまった。
C.M.ジュリーニ 指揮 ベルリンPO
B.ファスベンダー(alto), F.アライサ(tenor) 1984.ベルリン
それまで聞いていた録音が古いだけに、比較的新しい録音を耳にして、改めてちゃんとしたオーディオセットで真面目に聞いてみた、日頃はパソコンやCDラジカセで横着に聞いているもので。 少し面食らっていてこの演奏が万人に名演奏だとおすすめできる自身こそないのだが、とにかくジュリーニらしい重量感のある演奏と曲の美しさを再認識させて貰った。
E.インバル 指揮 フランクフルトRSO
J.V.ネス(alto), P.シュライヤー(tenor) 1988.フランクフルト
再認識と云う事でもう1枚買ってきた、これも安い\1.050也、よい時代になったもんだ。 インパルのマーラーは1980年代に日本のスタッフによりフランクフルトで録音され話題になったもので第5交響曲だけ持っていたのだが、で第1楽章とかエラく牧歌的だなと思いながら、こんなものだったのかと...ジャケットは秀逸。
W.A.Mozart Requiem K626 Victor de Sabata
曲はお馴染みの「モツレク」ですが、1939年にドイツで録音されたヴィクトル・デ・サバタ指揮のイタリア放送管弦楽団・合唱団、独唱陣はP.タッシナーリ、E.スティニャーニ、F.タリアヴィーニ、I.ターヨ(^_^;) 詳しく解説はしませんが判る御仁には判る、どっちかと云うと’キワ物’です(^_^) と云いつつ30数年ぶりに耳にする録音、久しぶりにLPに針を下ろしました。
ついででもありませんが、こんなのも手に入れました(^_^)
ウェス・モンゴメリーの1965年のヨーロッパ録音、LP時代は2枚組でBYGレーベルから東宝レコードで国内盤が出ていたと記憶しています。 いつのまにかCDが出て廃盤になっていた様です、ウェス・モンゴメリーにはこだわっていないのですがハロルド・メイバーンのドライブ感のあるピアノが好きです、\1,000で入手(^_^)
The Wes Montgomery Quarter / Twisted Blues
Wes Montgomery(g), Harold Mabern(p), Arthur Harper(b), Jimmy Lovelace(ds)
1.Jingles, 2.Twisted Blues, 3.The Girl Next Door, 4.Impressions, 5.Here’s That Rainy Day, 6.Four On Six
中でも「Here’s That Rainy Day」 がご機嫌です。