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今年最後の東吉野サイク

 毎月の様に行っていた昨年と比べると、今年最後と云う程には行っていないのですが。 今年最後の東吉野サイクです、例年同様お世話になった方々に「CanCan謹製カレンダー」をお届けする事が今日のミッションです。
 
 ところで今年の年間走行距離、昨日雨雲に追われて帰ってきたらなんと9,997.2キロと10,000キロ達成まで後2.7キロと、今朝から幾らも走らない内に、昨年に続いて今年も無事に10,000キロ走らさせて頂きました。 まぁ中味は薄いですし、80歳にして20,000キロ走った鉄人児玉さんには遠く及びません。 
 今日はasuka号がメンテナンス中ですので、珍しくerba号で出動です、今年はまだ1.000キロも走っていません、従って今日は何時ものニッカスタイルではなしに、ジャージ、タイツにヘルメット着用です。 まずは明日香村から芋ヶ峠をこえますが、登りではちょっと厚着をしすぎたかなと思ったものの、下りとなるとやはり今日は寒いです。 先週も通った千股の水辺公園の紅葉はすっかり葉を落としていました(写真右)。 
 芋ヶ峠からの下りですっかり冷え切ってしまったので、吉野川沿いのローソンでMachiCofeで温まります。 ところで「ならくる」の誤表記、先月には県道路環境課から訂正の旨の連絡は受けてはいたのですが。 ご覧の様に48キロが52キロと訂正されていました。 どうみてもコピー用紙にマジックインキと云う感じで、雨に濡れても大丈夫なんでしょうか、私の指摘を半年ほったらかしにして怒鳴りつけられた割にはテキトーな仕事です。 
 今年も事故無く無事に走れたのは「まめだ」のお陰だと感謝、その後ニホンオオカミ像にチェックイン(写真右)。
 お馴染みの自然酵母のパン屋さん「麦笑」さんへ、いくつか買って帰ります。 
 今日は営業日ですので「よしの庵」でお昼にします、いつもの「変わりごはんとのセット」でお蕎麦を温かいものにして貰います。
 R166に出ると高見山が冠雪しています。 今日はロードですし、とても大きな三脚は持ってこれないので「自撮り」の準備はしてきていないのですが、とっておきのポイントからもご覧の様に、今シーズンこそ青空をバックにした冠雪の高見山を入れてみたいですね。
 
 冬季休業中の「月うさぎ」はお留守でしたので、なっちゃんに言付けておきます。 
 
 
 
 
 
 一谷峠を下り宇陀市へ、北西の風が吹いて芳野川沿いの県道はまともに向かい風です、その上雪が舞っています。 「おごぽご」に立ち寄り、ぜんざいを頂きます、昨日も「まんま亭」で食べているのですが。
 女寄峠の急坂をバヒュンと下って下界へ、やはり多少は寒さはマシかと、一旦は桜井に戻ってきたのですが「4’season」に届け物があったので往復し、本日の走行98.1キロ。

今月の実績とasuka号の顛末

 

 爆弾抱えたまま160キロ余り走った「赤福~剣峠ツーリング」から無事に帰ってきたasuka号ですが、昨29日に所用で向かった大和高田の帰りについにやってしまいました。  一瞬チェーンが落ちたのかと思ったのですが、案の定フリーがフリーに、こうなるとどうにもなりません、17時半頃までには隣町の橿原に行かなければならない予定があって、時間的にはまま歩いても間に合うので、初瀬街道をトボトボ推していたのですが、葛城川を越える橋の下り坂で乗ったら、引っ掛かったと云うかなんと踏める様に、理屈は判っていてもフリーの詳しい構造までは知りませんが、出来るだけテンションが掛かったままになる様に、逆回しにならない様に走って、そのまま走り続ける事ができて予定を済ます事ができました。
 そのフリーになったフリーですが、遊んでいる同シリーズのリアハブからフリー部分のみ外して交換をかんがえてみたのですが、ホイールになっていないハブからフリー部分を外すのは至難の技と知り、それは諦めてホイールを組み直す事にしましたが、部品が揃うのは早くても12/6以降になるので、12/3に予定しているサイクはerba号のホイールを拝借し出張ります、28Cなら充分カバーできるホイールなもんで。
 さて、あと200キロ程で今年も10,000キロ超え、昨年の14,000キロには及びませんが、なんと云っても昨年は流れ橋近辺まで40往復した分がきっちり少ない計算になってますね。

2016年9月の実績


 キャンプツーリングの企画も中止になったりと、走るに走れない9月でした。 結局は25ヶ月ぶりの低水準、603.9キロでした。 雨に濡らせたくないので「延陽伯」号の出動はなし、チェーンが切れたasuka号に代わりErba号で若干。 ところでグラフからKHSのデータがなくなりました、そうなんでバラバラにしたまま1年間出番がありませんでした。 今年の累計走行距離は8,196.2キロ、年間10,000キロに届くか。 しかしグラフを見ると妙な規則性が見えますね。
 体重の方は底を打ったと云うか、一応の目標には遠いです、っか格段の努力も何もしていないのですから。
 
 「自撮り写真集」、新作は3枚だけなのですが、題材が旬のものですから、更新しておきます。
 

9月27日の日記

奈良県高市郡明日香村栢森にて
 
 ほんと何度も云ってますが、天気予報に翻弄されている9月です。 昨日も東吉野へ行く話があったのですが、前夜に中止。 夜のうちに確かに降ってはいたのですが、結局は日中は降らず終い。 さて今週の予報と云えばご覧の通り、今日を逃すと安心して走れそうな日がありません、夕方から所用があるのですが、今月は距離的にも走り足りないので午前中だけでも走ろうかと。
 
 朝目覚めるとお天気は最高なんですが、なにからグズグズと準備をしていて、走り出したのは7時、取り敢えず昨日予定していた東吉野方面へ向かおうかと明日香村から芋峠を目指します。 吉野側へ下って時間が足らなければ関戸峠を越えて帰ってきても良いかと。
 ところが走り出しても1キロも行かない内に、チェーンが外れた様な感触、見るとチェーンが切れたではありませんか。 確かに一昨日の「彼岸花の乱」でも異音がする時があって気にはなってだいすけさんと話をしていたのです、それに昨日はディグリーザーでチェーンを洗った時にも異常は見当たらなかったのですが。 一応チェーンカッターも持ってきてはいるのですがメーターは0.88km、何もここで店を拡げる事はあるまいとトボトボと推して帰る事に。
 さて気を取り直してErba号で仕切り直す事に、7月に「ヴィンテージレーサー鑑賞会」で伊賀上野へ行って以来です、相変わらずディレーラーの調子が思わしくないのと、更に出遅れてしまったので、取り敢えず明日香村まで行って、自転車道を大和川河畔まで出て川沿いに走り、途中でイオンバイクに寄って替えのチェーンを仕入れて来ようかと。 ところが明日香村に入った処で写真を撮ろうとして、スマホを忘れてきた事に気が付きます、コンデジは持ってきてはいたのですが。 まぁ午前中くらい電話が使えなくてもどうって事はないかと先へ進む事に。
 
 明日香村稲渕にて。
 
 明日香村栢森にて、明日香村の彼岸花も、色褪せたものが目に付く様になってきて、今年の盛りも過ぎようとしています、月が変わると稲刈りが始まり、秋の光景が入れ替わって行きます
 
 同じく栢森にて。
 
 明日香村を後にして、自転車道を八木界隈まで走ってきた処で、今度は栢森にボトルを忘れてきた事に気がつきます。 ただのペットボトルにカバーだけで、大したものでもないのですが、使い勝手が良いと云うか気に入っているので、再び明日香村へ引き返す事に。
 
 結局は桜井市、明日香村、橿原市の中をウロウロしているうちに時間もなくなってきて、大和川河畔まで行く事もな帰宅、本日午前中の走行46.6キロ、今月の走行距離500キロは越えましたが、明日からの天気回りを考える、今年最低になりそうな。 さてチェーンを継がなくては。
 

「延陽伯」号(片倉シルク グロワール24)の事

奈良県高市郡高取町 高取町道路元標前にて
 
 「延陽伯」号こと片倉シルクグロワール24が突然やってきて1年になります。 うちに来てからでも走行距離が3,000キロを越え、先日何とこれだけ走って初めてのパンクをした事ですし、24吋と云う事もありますのでこの機会にタイヤ交換をしてあげる事にしました。 

パナのパセラ24×1、24吋のタイヤそのものは幾らでもありますがアメクロばかりで、アメサイド、スキンサイドいずれにしても旧車に似合うタイヤはこれしかありません、どれ程の需要があるのか知れませんが、生産を続けてほしいものです。 
 ところで「延陽伯」号に初めて出逢ったのは2012年2月12日の「大阪渡船ポタ」の時でした、一目惚れですね、日本有数のレストアラーの某氏の、人も羨む膨大なコレクションの中で、天の邪鬼な私がなんと目を付けてほしいと思った唯一の自転車です。 マスプロ車と云ってもちょっと変わり種の限定モデル、故に現存しているものはあるのか無いのかと云うシロモノ。 そんな彼女をお守りしてあげる技量は私にはありませんし、その後ご一緒する機会もありませんでした。 ちなみに当時の片倉シルクについてはGAMIさんのサイトをご参考に。
 
 その彼女に再会したのは昨年7月11日、東吉野へサイクリングへ行って桜井に戻ってくると、八尾から某氏がお願いしていたErba号用のヘッドパーツを持ってサイクリングがてら走ってきてくれていました、なんとその彼女を駆って。 おそらくこの箱入り娘は初めて大阪を出て数十キロを走らされて奈良は桜井までやってきたのです。 なんやかやと世間話を済ませ「じゃ置いていくわ」と、氏は彼女を置いて電車に乗って帰って行かれたのです。 残されあっけにとられていたのは私と彼女。 (写真は桜井駅前にて)
 
 さて、この経緯から「延陽伯」号と云う名前が付くまでさして時間はかかりませんでした、「延陽伯」とは落語ファンならご存知のネタで、江戸落語では「たらちね」と呼ばれているもので、やもめ所帯に突然、分不相応な娘がやってくると云うお噺です。 ただうちに来て貰った限りは床の間の飾りと云う訳にも行きませんし、しっかり走って貰わんとあきません。 まずはポジションを出して、苦手なトゥークリップを交換し、暫くはご近所のポタリングに連れ出します。 今まで気軽に輪行できるのはKHSしかなかったのですが、こやつはヘッド抜き輪行もできて分割式マッドガードも装備しています、何と云っても素晴らしいのはKHSと違い日本の風景にとてもマッチすると云う事です、これであちこちの旧街道の街並みをのんびり散策してみたいと云うのは元のオーナーの希望でもあった訳です。
 
 ところで車に乗らない私にとってはそこそこ走って貰わないと話にならない訳でして、凄まじいよがり声をあげるマファッククリテリムを安物ですがシマノの現行カンチに交換、復刻されたダイヤコンペのセフティレバーを取り付け、長過ぎるステムにブレーキワイヤーを貫通させアウター受けにもなっていたのですが、輪行時に不便でしたのでノーマルなセッティングに変更、私には勿体無かったフロントバッグをお返して、フレームカラーとお揃えのモンベルのバッグを前後にチョイスしてみました、フロントは少し加工してキャリアにEB金具で固定、サドルは元はフロント用のドラム型のものを吊っています。 欲を云えばブルックスの限定版デニムカラーのC-17なんかを付けてあげたかったのですが。
 
 御歳30幾つになろうかと、24吋5速と云う非力な彼女、100キロ越えとか無茶もさせてますが、「しまなみ」~「とびしま」も走りましたし、これからも日本の四季を共に愉しまさせて貰う事にします。
 

伊賀上野へ「ヴィンテージレーサー鑑賞会」

 今日は昨年に続いて伊賀上野でRRCB(Restoration and Riding of Classic Bicycles)の「ヴィンテージレーサー鑑賞会」が行なわれるのですが、朝8時半まで所用があって。 時間的に昨年の様に自走と云う訳に行きませんので、近鉄大阪線が三重県に入って最初の赤目口駅まで輪行する事に。 なんとも中途半端な処なんですが、西峠をパスしここまで輪行すれば殆ど国道を走る事無く、快適なコースを縫って会場の「サンピア伊賀」まで行く事ができます。 写真右下は名張市街を往く初瀬街道、七夕祭りの準備中でした。 ところでなぜ伊賀上野なのかと云う事ですが、ここなら名古屋方面からの参加者も参加し易いと云う事なんです、まぁ会場の料金や確保のメリットもあるかも知れませんね。
 伊賀神戸付近からは田圃の中の長閑な道を北上します、風が田圃を渡って行きます。 
 「サンピア伊賀」にはお昼過ぎに着くつもりで来たのですが、久しぶりのロードバイクに追い風、ついつい飛ばしてしまいます。 時間調整も兼ねて木津川べりの木蔭のベンチで名張のイオンで買ってきたお弁当を広げる事に。 
 会場は3階なのですが、ロビーの前を大手を振って通りエレベーターへ、もちろん推してですよ。 
 扉を開けるとご覧の様な世界。
 
 
 
 
 
 差し支えのない範囲で… 今年のエロイカで何やら賞を頂いたなかおさんのエクタープロトン(左上) 
 異彩を放っていたのは乾さんのタンデム、長い付き合いですが初めて見ました。
 
  
 
 

 ちゃんとしたサイズの集合写真や自転車の他の画像は「ツーリングの記録 2016」(要認証)の方でご覧頂けます。 

 
 たっぷり目の保養をさせて貰った後、15時半にはお開きに。 なかなか撤収も大変、少しお手伝いをさせて貰って、タンデムは立ててどうにかエレベーターに。 帰途は木津までヤマタンさんの車に載っけて貰い、本日の走行69.2キロ、しかしこの暑さに些か疲れました。

いわゆる「カレー補給」ライドです

 今日は朝まで仕事の予定だったので、下り坂の天気の事も考えて近場で少しポタる事ができれば良いかな位に考えていたのですが…
 昨夜遅くF氏から明日走りに行こうとのお誘い、10時位でないと出られないのでそれで良ければと云う事で、桜井駅で落ち合って初瀬ダムから大和高原に上がって奈良市街へ下り「まんま亭」でお昼にしようと云う事に、T御大はきっと田植えで忙しいかと2人で走る事に。
 
 鈴鹿から帰ってきてからバラしたままだったErba号を組み立てて桜井駅に向いますが相変わらずディレーラーの調子は悪いまま走る事に。 10時過ぎには無事に合流、もちろんF氏は大阪から40キロ近くを自走です。 私は朝がまだだったので途中のローソンで買い食いして初瀬ダムへ、笛吹大明神の処で一息入れさせて貰います。 山辺高校の裏から山田町へ抜けてRRCBの「大和高原ラン」とかでお馴染みの500m余りの無名の峠を越えます。
 
 奈良市南田原界隈にて。 コンデジだけは持ってきたのですが、今日は走るのが精一杯で写真らしい写真はこれだけ、大和高原では早くに田植えは終わっています、癒される風景に暫し小休止。
 
 横田町まで下ってきてまだお昼、大柳生まで北上するとちょっと辛いので、県道80号で奈良市街へ下ります。 土曜日とあって「まんま亭」は大繁盛なのですが、どうにかもぐりこむ事ができました。
 F氏とは王寺あたりまでご一緒して別れ様かと思って、京終駅から佐保川沿いに入ったまでは良かったのですが、郡山市街を避けようとそのまま南下したら訳が判らなくなって、担ぎありダートありと別の意味で引きずりまわす事に。 どうにか平端駅界隈を抜けて大和川河畔へ、大和川に架かる昭和橋までご一緒してUターンして飛鳥川沿いから帰途に就きました。 結局帰ってみれば走行85.8km、久しぶりに平均速度20キロ以上と、がっつり走ってしまった一日でした。
 

いざ鈴鹿へ

R25旧道五月橋にて
 今日はRRCB(Restoring & Riding Classic Bicycles)の恒例行事として「スズカ8時間エンューロ」に参加するのですが、今回は昨年の様に代走を命じられる事はなかったので、例年通りに広報部長と云う名の写真係として向う事になったものの、前夜から乗り込むならともかく往路に便乗させて貰う足がなく、始発で輪行しようかと思っていたのですが、今月は走行距離も800キロにも届いていない事もあって、未明に出発して100キロ近くを自走してみようかと企んでみました。ただ輪行袋だけは持って行く事に。 エンデューロは8時スタートですので、できればその頃には到着したいと2時半にスタートとする事に、今夜はお月さんも出ますし、道の駅「針テラス」までは走れ慣れた道ですので真っ暗でも心配はないのですが、その先のR25旧道はそうは頻繁に走ってはいませんので、ただ今の季節ですと針テラスを過ぎる頃には空も少し明るくなってくる頃になるかと。
 旧都祁村域に入る頃、すなわち大和高原に入った頃から霧が酷くなってきて、路肩が判らない様な状況に、その上霧のせいで眼鏡が曇ってきて思うように走れません。 写真は針テラスにて。
 
 経由地となる伊賀上野へは先日走ったルートもあるのですが、今回は最短距離となるR25旧道を走るのですが、三ヶ谷を過ぎた辺りから奈良三重県境の名張川に架かる五月橋までは、上津ダム経由の道をとります、こちらの方が登り返しが多少少ない様に思っているのですが。
 
 五月橋まで下ってきたものの、今度は普通でも霧の発生の多い伊賀盆地へ、中途半端に明るくなってきているので、逆に車からは判りにくい状況が危険です、一応付けられるだけのライトは付けてきてはいるのですが。その上霧で、眼鏡は曇るどころか水滴がたれてくる様な状態です。
 
 現在は伊賀市となっていますが、6時前には上野市街へ、「鍵屋の辻」でトイレ休憩とコンビニで補給です。
 少し遠回りになるのですが、JRの伊賀上野駅前を経て関西本線沿いに東へ、大和街道を織りまぜながら極力R25を使わない様に走ります。
 
 加太越です。 右側に入ると集落の中だけですが、雰囲気のある旧道が残っています。最初の五月橋の写真の様な幻想的な風景もあったりと、なかなかの「自撮り」のチャンスがあったのですが、今日は記念撮影用のゴリラポッドこそあるものの、大きな三脚もタイマーも持ってきていないもので、まぁのんびり「自撮り」している時間の余裕こそないのですが、霧の五月橋は一期一会だったかも。

 R1に合流し関宿西の追分から東海道の宿場町の雰囲気が残る旧街道へ入ります、と云っても生活道路なので車の往来もありますし、休日の日中は観光客が押しかけます。この様に動画が撮れるのは早朝ならではですね。 すみません、関宿以降は鈴鹿サーキットに着くまでは写真はありません。8時までに着くかと思ったのですが、距離100.8キロ、所要時間6時間20分、実走時間5時間28分、ともかく無事に到着してここからが本日の任務です。

 

 

10日ぶりのロード

朝風峠(上平田峠)にて
 
 10日ぶりとは云っても年間でロードに乗るのは距離にして全体の1/4位、計算してみると過去1年間で3,500キロ位、それでも思っていたより多いなと思ったら、asuka号がドッグ入りしていた昨年7月に950キロ程走っていたのが。
 さて今日は朝からasuka号で大和高原にでも行こうかと「自撮り」用の三脚まで積んで準備してあったのですが、何かモチベーションが上がらないと云うか、ぐずぐずしている内に出掛けそびれてしまいました。 水の入った田圃とか緑鮮やかな茶畑とかを狙ってみたかったのですが。
 結局、先週転倒してリムが少し振ってしまったErba号を治して、午後からのんびりと出掛ける事に。 週末の「スズカ8時間エンデューロ」はタモさんが代走を引き受けてくれる事になり、お役御免となって一安心なのですが、昨年のkoga-miyataと云い、私にとって5月のロードは祟られている様です。
 
 明日香村石舞台から稲渕の案山子ロードへ。 稲渕の棚田を巡る回廊の様な小径の頂上近くに、朝風峠と云う洒落た名前の峠と云うか切り通しがあるのですが、明日香村村史にも記述はありませんし、古い飛鳥案内図には上平田峠と記してあります。 案山子ロードに朝風を詠み込んだ歌の碑がありますので、この辺りから近年名付けられたものの様ですが、近辺の案内標識にも「朝風峠」と記されていて、しっかり定着と云うか既成事実化しています。 なんたらニュータウンといったネーミングとあまり次元の変わらない、大して有り難くもない名前です。
 いつもはその切り通しを見上げるだけなのですが、ちょっと上がってみると木蔭と通り過ぎる風が心地良いです。 西側からの陽射しと稲渕の集落が霞んでいなかったら、なかなか良さげな「自撮り」ポイントかも、条件の整いそうな時にでも来てみようかと。 ところで集落を見下ろす道ってシチュエーション、パターソンの画集にありましたよね、確か。
 
 祝戸へ下り飛鳥葛城自転車道へ入り、飛鳥川に沿って大和八木へ、今井町道路元標にチェックイン。 
 
 
 
 自転車道を走り三宅町のローソンで一息入れます。 ここまで飛鳥川に沿って北上してきた大和中央自転車道はこの先で東側に回りこんで、非常に判りにくくかつ走りにくくなるのですが、保田橋から新保田橋の間を整備して大和川に出る様にすれば、どれ程走りやすくなるかと思うのですがねぇ、まぁ色々事情があるんでしょうが。 ところで先日の「ならクルT-1大和青垣ルート」の標識の間違いの件ですが、もう何年も放置されたままなので、先週金曜日に県道路環境課にメールを入れておきました、昨日返信があって「ならクルサインの誤記については、現地確認させていただき対応させていただきます。 」との事です。
 さて昨日同様に太子橋に出て大和川左岸を走り、2時間半あまりで早々に桜井に帰ってきました。 本日の走行46.6キロ、今月はまだ700キロに届いていません。
 

「高見峠サイク」までは良かったのですが…

東吉野村木津(こつ)にて 


 昨夜、T御大と食事をしていたら、お天気も良い事だし高見峠へ行こうかと云う事に、4日にも「月うさぎキャンプ」で行ったばかりなのですが、7時半に明日香村石舞台古墳前で落ち合い、遠回りですが芋峠を越えお馴染みの吉野川~高見川遡上ルートです。 asuka号はホイールを組み直したばかりで、些かディレーラーの調子が芳しくないのですが、久しぶりにerba号で向かう事にします。 先日の「野迫川サイク」でご一緒したF氏にも連絡を入れておいたのですが、朝になって繋がった模様、もとより今日は走るつもりでおられた様で、急遽こちらへ走られる事になり吉野で合流と云う事に。
 夜中の2時までディレーラーの調整と振れ取りをしていたのですが、少し早めに明日香村へ。 一旦いつもの石舞台がタダで見下ろせるポイントへ、いずれにせよこの時間ですから中へは入れないのですが。 写真を撮りながらのんびりとしていると、2サイドのアラヤスワローが上がって来ました。 お話をしてみると、昨日、神戸須磨を出られて橿原のYH泊で日本一周2日目との事、今日は京都まで行かれて、日本海側を北上し梅雨までに北海道を目指し、二ヶ月半の予定で全都道府県の県庁所在地を巡るとの事。 お歳は私の1つ下、無事の完走を願ってます、しかし羨ましいなぁ。
 予定よりやや早めにT御大と合流し、F氏との合流時間もあるので、行者辻で一息入れたりしながら芋峠へ着いたのですが、T御大が行者辻にウェストポーチを忘れてきた事に気が付きます、そこは元国体チャンプ、取りに引き返して戻ってくるまでの早かった事。
 そんなこんなで吉野川河畔に下りローソンで補給、平日ですのでここから食料補給のあては殆どありません。 まもなくF氏が到着、上市まで輪行してこられるかと思いきや、どうやら自走してこられた様で、お疲れ様です。 と云う訳で今回はモダンロード、クラシックロード、ロード改スポルティ-フ(ネタ車はシルクR2)と云う組み合わせで走る事になりました。
 ローソンを出たのは10時前、お昼は高見峠でしようと云う事で、一旦妹背大橋で左岸に出たものの、かなりエエ調子で「ニホンオオカミ像」前まで。
 東吉野村役場近くから再び左岸に入り、小(おむら)の自然酵母のパン屋さん「麦笑」の前で県道へ戻りますが、灯りが点いています、どうやら今週から営業日が原則土日月が金土日になった様ですが、既に食料調達済でしたので、素通りさせて貰って、近くの薬師堂で一息入れる事に、お堂の陰が涼しくてこれからの季節なかなかの休憩ポイントですよ。

 
 木津(こつ)の定点観測ポイント、杉谷の高見山登山口、旧道分岐でトイレ休憩とかで一息入れながら、高見峠への旧道へ。
 
 奈良県側の崩落箇所です(写真左は5/4撮影)
 
 12時半には高見峠に到着、定点観測ポイントから休憩込みで1時間20分程で登ってきた事に。 ここで持参のコンビニ弁当を拡げます。 四阿の屋根が無くなっているので、日影こそないのですが、峠を越える風が心地良いです。 
 しかし最高のお天気です、上空を行く機影。 Lumix TZ60のとんでもない30倍ズームで撮影、日頃殆ど使う事がないのですが。  
 
 
 帰途も奈良県側へ下ります。 ちなみに三重県側に下って高見トンネル(2,470m)で戻ってくる事も可能ですが、高見トンネルは奈良県側に向って登り基調となります。 帰途は一谷峠、菟田野、伊那佐、篠楽、笠間辻経由で。
 
 女寄峠をバヒューンと下ろうとしたのですが、渋滞しているのかと思いきや、クレーン車がえっちらおっちらと、これが追い越すにも追い越せない微妙な速度でして、粟原の旧道への分岐まで排気ガスを吸わされる事に。
 向かい風に苦しめながらも高見峠から一度の休憩で2時間半程で戻ってきて、ここでT御大とお別れの予定だったのですが、畑へイチゴを取りに来ないかとの話に、お言葉に甘えて一旦入れ物を取りに戻ってから後を追う事にしたのですが… 
 erba号のままフロントバッグを交換して、走り慣れた横大路(初瀬街道)を西へ向ったのですが、近鉄橿原線の踏切を跨いだ直後に、前輪がつんのめる様に落車、右膝と手の甲を少し切ってしまいました、ウェアは大丈夫」だったのですが、リムを少し曲げたのと、腕時計に傷を入れてしまいました。 リムは少し振れ取りをすれば走れる様になったのですが、代用の安物ですがGW前に買ったばかり時計が、ガラス交換の方が高くつきそうなシロモノですが、安い割りに良かったので気に入っていてちょっと残念。 しかし何で転けたのか良く判りません、グレーチングだったのでしょうかね。 
 気を取り直してT御大の畑へ、美味しいイチゴが豊作で帰ってこらたのが、せめての救いでしたが、今日は13日の金曜日だったのですね、時計が身代わりになってくれたのだと。 本日の走行124.2キロ。

大和高原クラシックレーサー走行会

布目ダムにて

今日はRRCB(Restoring & Riding Classic Bicycles)恒例の「大和高原クラシックレーサー走行会」です。 今回は5月のスズカの準備と、マーシー君のクラシックレーサーの完成お披露目ランをも兼ねて行なわれます。 当初は思わしくない天気予報だったのですが、前日は降水確率も20%まで下がり、どうやら夕方までは降られる心配もなさそうです。 集合はいつもの名阪国道針テラスに9時なのですが、「四国ツーリング」から帰ってきてから何となく体が重たいと云うか、気持ちが乗らないと云うか、ともかく針テラスまではのんびり行こうと早めに走り出す事にしますが、6日間もキャンピングに乗っていた身には、踏んだら踏んだ分前に行くロードレーサーの感触についつい踏み込んでしまい、初瀬ダムに着く頃には、しっかり汗をかいてしまいました。 
写真手前がマーシー君のメルシェです。 
本日の参加のみなさん。
さてコースはいつもの定番コースです。 名阪国道沿いに旧R25を小倉まで行き、県道<127>北野吐山(はやま)線を布目ダムまで北上し、レイクフォレストリゾートでの昼食の後、柳生からR369で戻って来る約44キロと云うものです。
 
颯爽とメルシェを駆るマーシー君。
標高が高い事もあって布目ダム周辺の桜はこれからです。
針テラスで期せずして一緒になったTOEIランドナーの4人のお仲間とも、布目ダムから再びご一緒する事に。
総勢19名になってしまいました。
お昼前に本日一番の激坂です。
昼食はレイクフォレストリゾートのレストランにて。 ゴルフ場を中心としたリゾート施設ですが、この近辺で19名もの大所帯が予約なしで食事のできる処はここ位なのです、なんか社食か学食の雰囲気になっていますが。 なおお昼はバイキングのみとなります、税込1,620円、自信のある方にはお得です。 なおここは京都府南山城村となります。
 
ゆっくりとお昼を済ませた後は柳生方面へ向いますが、その前に毎度お馴染みの興ヶ原の沈下橋で撮影タイム。
柳生からR369を南下しますが、折々に休憩タイムと云うか… いつものなんです。
最後にハーブクラブで休憩。 その頃から少し降り出してきたのですが、本降りになる事はなく無事に戻ってくる事ができました。
例によって集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい。
 

月ヶ瀬梅渓サイク

月ヶ瀬橋を見下ろす

 賀名生、広橋と行けば奈良の三大梅林の代表格「月ヶ瀬梅渓」を外せないのですが、前者の様にはあまり行っていないのです。と云うのも行くのは良いのですが必ずどこかで激坂を登らないと帰ってこれないのです。確かに南山城村側に下れば激坂なしで帰ってこれなくもないのですが、あの大型車の多い悪名高きR163を走らなくてはなりません。今回は急遽某女史のお供で行く事になったのですが、往路で無駄のない一番楽そうなコースとなると助命(ぜみょう)ルートしかありません、昔、伊賀上野に行く時に良く使ったのですが、そして帰路には奈良市高畑の「まんま亭」に寄って行こうというプランです。
 桜井町道路元標前に8時に待ち合わせして初瀬街道の旧街道を挟みながらR165を長谷寺へ、初瀬ダム横の激坂をこなして旧都祁村へ、針テラスで休憩のあと小倉インターから農免道路へ入ります、そのまま走っても月ヶ瀬方面へ行けなくないのですが、ジェットコースターの様な道が延々と続くので、途中から右側の谷へ下る細い道へ入ります、ただ目印らしきものが何もないので、2つ手前の道に入ってしまい激坂を推して貰う事に、そう云えば前も間違った事があった様な。結局は農免道路に一旦戻って予定の道へ入り助命へ、本来なら月ヶ瀬まで下りが続くのですが、大塩で道路工事のために集落の中の激坂の迂回路を登らされるハメに。まぁビワイチ、アワイチ、マメイチもやっている彼女の事ですから何の心配もないのですが。
 桜井を出て休憩と2度のロスを含めて2時間50分程で月ヶ瀬橋に到着。 ここで京都府下から来られるもう一人の女史と待ち合わせです。 

 
 役場の方へ登る県道の途中で無事合流。 
 
 
 
 
 平日とは云え、有名な観光地ですのでそれなりの人出です、週末なら自転車も推し歩くのも大変かも、適当に見晴らしの良いお店に入ってお昼にします。 
 
 
 名張川に架かる月ヶ瀬橋とお店の並ぶ小径とは100m程の標高差があるのですが、下りは九十九折の坂に入ってしまったので女性陣は推して下る事に。 
 
 月ヶ瀬から奈良市街へ向うには少なくとも三つ山を越えなくてはなりません。桃香野の県道の坂は少し北側へ迂回するルートを取ります、これは大正解、車も殆どやってきません。 柳生と大柳生への小さな峠は仕方がないのですが、大柳生から県道80号奈良名張線に取り付くには県道47号天理加茂木津線を登っていかなくてはなりません、そこで考えたのは白砂川沿いに遡上するルート、これならロスなく県の防災ヘリポートの北側に出られます、ただ下誓多林より北は私も未踏のルート、地形図では黒線道ですし、GoogleMapでも道はあります。確かに円成寺への分岐までは簡易舗装の道が続いていたのですが、その先がいけません、道はぬかるんでいたり場所によっては藪漕ぎも、推し担ぎに一度は引き返そうかとも云ったのですが、ゴーサインが、夏なら絶対無理です。数100m行ってどうにか道も良くなり下誓多林の村に出ます、県道は東側の山腹を登っていますが、こちらは里山の穏やかな風景の中を緩やかに登って行きます。途中から石切峠へ出る道もありますので、ロードでなければそちらへ行って春日山遊歩道を下るのもおいしいかも。
 
 県道80号に取り付くと、ここからは奈良市街に向って標高差300mの豪快ダウンヒルです、しかし下りの早い事と云ったら、付いて行くのが精一杯。
 予定の15時と云う訳には行きませんでしたが無事に「まんま亭」に到着、食事は済んでいるのでカレーと云う訳にもいきませんのでおせんざいを頂きます。 
 「まんま亭」を後にし猿沢池まで出て上街道を走って帰途に、本日の走行99.5キロ、女史は無事100キロ超えを果たされた様です。 と云う訳で、今日は美女2人に囲まれて両手に花、「自撮り」はもちろん、梅の写真すらもなしです。
 

3月7日の日記

 お昼を戴きに「延陽伯」号を駆って「ぶれーど・う」まで、云わずと知れた完全手打ち、奈良でうどんの一番旨い店です。 且つリーズナブル。
 出掛けたついでにJR桜井駅で「青春18きっぷ」を買ってきました。 5回使う予定も決まっていないし、4月に入るとちょっと忙しいかも、でも有効期限の4月10日は週末だし、2回位残して4月に入ってからヤフオクに出すと、額面以上の値段が付きそうかもね。 

 一昨日、後輪のスポークを折ってしまったasuka号、スプロケットを外してみると折れた2本以外も結構ダメージが、そうなると手持ちでは足らないのでAMAZONでスポークをポチったものの届くまで時間が掛かりそうな感じ。
 
 
 明日、月ヶ瀬梅渓に行く事になったのですが、そうなると走って行ける自転車がないので、今年になって埃をかぶっているErbaを出す事に、少し手入れをして試運転に、殆ど下駄履きみたいに格好で出掛けたもののさすがロード、踏んだら踏んだ分、前に進む感覚についつい足を伸ばして明日香村まで、ツーリング車や小径車ばかり乗っていると、ほんとこんな乗り物、反則ですわ。 本日の走行 「延陽伯」号+Erbaで39.3キロ。

2015年の実績

Total                              14,421.5キロ
asuka700Cツーリング      8,184.2キロ
asuka ロード                    2,182.9キロ
KHS F20-S                     1,254.9キロ
片倉シルク グロワール24 1,151.6キロ
erba ロード                      1,142.4キロ
Koga-Miyata ロード            505.5キロ
 
 2月から11ヶ月連続1,000キロ/月超え100キロ/日超え66回、うちセンチュリーランが2回、3日連続100キロ超えが3回。 2010年7月以来200キロ超えがないんだよね。
 2015年の年間ブログ来訪82,004カウント、有難うございました。
 
 
 
 

名残の紅葉 吉野山サイク

 吉野山吉野神宮近くにて
 
 昨日に続いてお天気が良さそうなので、週末の「あすか鍋サイク」の下見を兼ねて吉野山に登ってきました。 実はasuka号はリアのマッドガードを痛めてしまっているので、今日は昨日の京都行きに続いてErbaの出動です。 大官大寺跡にて。
 
 今朝の奈良はかなり冷え込んだのですが、最高のお天気で気持ちが良いです。 芋峠前後は先週の強風でかなり柴とかが散乱していますが、ツーリング車でのんびり走る分には全く問題ありません。 
 
上市橋で吉野川を渡り、近鉄吉野駅に立ち寄ってから吉野山へ。 いつもの「静亭」でお昼にします、今日は鴨葛うどんと柿の葉寿司のセットにします。 秋冬は季節限定で「鴨鍋」「ぼたん鍋」の一人鍋セットなんてのもあります、いかが。
 
 今年の紅葉はいずこも今一つの様ですが、12月になって綺麗に色づいているものをちょくちょく見かける様に、吉野山はあまりに桜の印象が強すぎるのか、他のシーズンは桜の時期の混雑が嘘のように静かです、それも風情があって良いのですが、ライトアップとかも行なって集客を計っている様ですが。 写真は蔵王堂にて。
 
 いつもの椿橋を渡り、壺阪峠で帰途に就きます、冬場は空気が澄んでいるので、峠から見る大和盆地の展望も見応えがありました。 日の走行62.3キロ。
 

 
 

あびさんの笠置キャンプを表敬訪問

 今日はNちゃんとErbaロードの「里帰りサイク」を考えていたのですが、先日からのトラブル対応で午前中は京都行きになってしまいました。 昨日からの寒波で今朝の奈良の気温は3度台、さすがに寒いですがお天気が良いので清々しくて気持ちは良いです、丁度8時に木津川の自転車道に入ります。 
 12時半には作業を済ませ、宇治市のヤマタンさんのお店へカレンダーを届けに、自転車談義の後、1時間半程時間があるので少し一緒に走ろうかと云う事になったのですが、身支度を整えられて自転車の元へ行くとなんとタイヤがバースト、一緒に走る事は諦める事に。 私は木津川大橋経由で自転車道へ入り流れ橋へ。 少し休憩の後、自転車道を南下しますが向かい風に閉口します、どうにか1445に泉大橋に到着。
 実はこの週末は鈴鹿のあびさんと舞鶴のマッキーさん、名古屋のなおじさん一行が笠置キャンプ場へ冬季恒例のストーブキャンプに来ているのです。 そこで表敬訪問がてら見学に伺おうと。 木津から加茂まではR163を避けて左岸の道を走りますが、加茂から先はどうにもR163を走らざる得ません、大型車が多いので出来る事なら走りたくないのですが。 ただ木津から先は追い風に助けられ40分で笠置に着いてしまいました。 
 ある程度想像はしていましたが、車で来ているとは云え、とんでもない装備です。 まぁここまでやれば真冬のキャンプは夏より快適でしょうねぇ。 
 あまりゆっくりともしていられないのですが、コーヒーとお菓子を頂いて1時間程過ごさせて貰いました。 (写真はマッキーさんからお借りしました。 ) 
 
 16時半には笠置キャンプ場を後にし白砂川沿いの<33>奈良笠置線を行きます、3週間前に走った誓多林経由のルートは、さすがに日没後にはなんなのでR369に入りますが、その頃にはすっかり日はくれてしまいました。 猿沢池で一息入れ、天理のスーパーで少し買い物をして、19時半には桜井に帰りつきました。 本日の走行129.7キロ、今月も無事に1,000キロを越えました。
 

今朝の奈良公園ほか

東大寺大仏殿講堂跡北側にて
 
 例によって週明けの京都行きです。 昨夜からの雨は未明にはほぼ上がったのですが、路面は結構濡れています、asuka号はキャンプ支度のままなので、お尻を濡らすのは覚悟の上でErbaロードで向う事に、いつもの上街道は大変な霧で、ライトをフラッシングにして走ります。 
 猿沢池もご覧の通り、霧の奈良公園もおつなものだろうと、少し寄り道してみる事に。 
 
 
 
 
 大仏殿を回って講堂跡へ、「ならクルフォトコレクション2014」で最優秀賞を頂いてから、ちょくちょく覗くのですが、どうもここで撮るとコラージュみたいな写真になってしまいますね。 その後マンネリですがお馴染みの撮影ポイント、大仏池。
 
 木津川の自転車道に入る頃には結構晴れてきて、流れ橋辺りまで来ると路面は乾いていました。
 今日は遅くなってしまいErba号を客先に置いて電車で帰る事に、ライトもありますし月夜で走れなくもないのですが、自転車道のナイトランは危ないのでネ。本日の走行55.3キロ。

10月31日の日記

 今日は明日香村へ「自撮り」にでも行こうかと思っていたのですが、すっきり晴れないので籠って自転車なぶり、まずはErbaから。 (左)元々はカーボンのkoga-miyataに付いていたダブルレバー、台座を普通のものに交換。 (右上)馬鹿になっていたボトル台座のダボ、引き抜きリベットで固定。 (右下)スローパンクの原因はバルブの根元、既に2度パッチしているチューブやし、気がねなく交換、処分。
 
 明日はもう11月、お馴染みの「CanCan謹製卓上カレンダー」の製作をぼちぼち始めます。 ところで来年から「山の日」(8月11日)と云うのができるんですね、今の今まで知りませんでした。
 
 机の右側に居座っている1台のPC、HTPCとして組んだけど全く使ってない、E6550だからまだまだ使える、バラしてミドルタワーに組み換えようかなぁ、Windows10検証用マシンもほしいし。
 
 
今夜の3枚、渡辺暁雄/シベ2、ビシュコフ/ショスタ5、アンセルメ/「火の鳥」

「延陽伯」号「しまなみ」を往く(1日目)

 急だったのですが「しまなみ海道」から「とびしま海道」へ行ってきました。 今年3月にも「天の邪鬼『しまなみ』へ往く」で行っているのですが、実は今はやりの自治体発行の金券「サイクリング・パラダイス愛顔のえひめ旅行券」額面10,000円相当分を、5,000円で買えるキャンペーンで購入できたのですが、夏の「18きっぷ」のシーズンには使う機会がなく。 有効期限こそ来年1月中旬まではあるものの、10月3~18日まで発売されている「鉄道の日記念JR西日本一日乗り放題切符」を利用して行けないかと思っていたのですが、ど真ん中に「月うさぎキャンプ」の予定が入っていて、天気予報や今治で宿泊したいと考えている「ゲストハウス シクロの家」の空室状況を見ながら様子を見ていたのですが、16日の広島の天気予報が好転したので、急遽15~17日の2泊3日で行く事にしました。
 ところで「JR西日本一日乗り放題切符」ですが、「青春18きっぷ」に似た普通列車乗り放題の企画切符で、JR西日本限定で1日1枚毎の発売で3,000円と「18きっぷ」より割高ですが子供用の設定があるのが特徴です。 特筆すべきは今年度からは北陸新幹線の開通で第3セクターとなり「18きっぷ」が使えなくなった金沢~糸魚川間が利用できる事です。
 
 さて肝心の乗って行く自転車ですが、asuka号は32Cを履かせてキャリアを付けたキャンプ仕様のまま、28Cのタイヤも走行距離が5,000キロを超えていて、32Cへ交換の際に処分して、替わりに注文しているタイヤがまだ届いていません。 基本的に荷物は背負わない主義ですからErbaロードで2泊3日の荷物と「自撮り」用の三脚を持って行く事は無理、KHSもバラバラになったまま、そうなると「延陽伯」号こと片倉シルクグロワール24の出番しかありません。
 予定は1日目に尾道駅まで輪行し、尾道界隈をポタってその日は尾道泊、2日目は「しまなみ海道」を走って今治で「シクロの家」泊、3日目はフェリーで岡村島へ渡って「とびしま海道」を走り、呉線沿線から輪行で帰途に就く段取り、2日目と3日目は3月の時とほぼ同じコースです。
 桜井から尾道まで普通列車の乗り継ぎだけで行こうとすると0552の始発に乗って1208着(平日のみですが大阪鶴橋まで近鉄利用で1050に到着する事が可能)、ところが王寺からだと0436の始発に乗れば尾道1033に到着が可能なのです。 JR王寺駅までの20キロ余りの道のり、主に大和川の土手の上の真っ暗な道を真夜中に走って行く事になるのですが。 決してお奨めはできませんが、1033尾道着なら輪行支度や足の速いロードなら、そう健脚でなくとも今治まで走って行ける時間なのです。
 とにかくヘッド抜き輪行にはそれなりの時間が掛かりますし足の遅い「延陽伯」号ですから皆目寝ずに2時25分に出発、ところがモバイルバッテリー用の充電器を忘れてきた事に気付いてUターン、2時40分に仕切りなおして出発する事に。 何度も真夜中に走っている道と云え慎重に、ともかくasuka号や20吋とは云え足の速いKHSの時とさして変わらない所要時間で3時45分に王寺駅に到着、これなら余裕です。 さりとて取り外す部分の多いマッドガード付き自転車のヘッド抜き輪行、現地に着いて走るに走れない様な状況にならない様に慎重には慎重を重ねて輪行支度を。
 実はこのタイムテーブルにはもう一つミソがあります。 平日に限っての場合ですが普通に「乗換案内」等のアプリで検索しますと、大阪0558発の姫路行き快速に乗車する様になりますが、ところが大阪0534の加古川行き普通に乗車すると西明石で1分接続ですが向いホームに播州赤穂行きが待っていて先に出発するのです。 姫路到着は0715、快速より13分先に着いてしまいます。 乗り継ぐ列車は同じ0731発の岡山経由の新見行きなのですが、この列車が4両編成で「18きっぷ」のシーズンにはその手の人で混むのです、0715に姫路駅に着いておれば新見行きが入線(写真中)する前ですから、輪行袋を担いでいてもちゃっかり最良の場所を確保(写真右)できるのです。 「18きっぷ」の時程でもないですが、後続の快速に乗ってきた輪行袋を担いだ女性はごくろうな事です。 なお大阪から普通電車、各駅停車ですから駅毎に扉が開いて冬は寒いですよ。
 
 岡山で乗り継いで予定通り尾道到着、輪行での「しまなみ」経験のある方ならご存知の尾道駅の「自転車組立場」へ、今日は尾道ポタで余裕で支度をします。 先の輪行の女性は先に降りて行ったのです姿が見えないなと思っていたら、遅れてやってきました、構内で店拡げて追い出されちゃったかな。 ロードでしたがこれから今治まで走って、明日戻ってくるそうです、ごくろう様です。 尾道でもう一つ、観光案内所で「せとうちサイクルーズPASS」なるものを頂いておきます、これで瀬戸内海の航路が割引となります、尾道から向島への航路は10円引き程度の僅かのものですが、明後日の今治~岡村航路だと缶コーヒ代位にはなります。 3日間有効で住所氏名の記入が必要です、なお尾道駅の観光案内所は9時からです。 実はこの時に尾道駅で買っておくべきものがあったのです、おかげで後で慌てる事に。
 
 尾道ポタ、まずは3月に来た折に目に入った「おのみち映画資料館」(入場料500円)、尾道界隈は昔から多くの邦画のロケ地として利用された土地ですし、展示内容は邦画ファンにはたまらないものばかりです。 資料館の後尾道市街をポタるのですが、判っていた事ですがここは自転車でまわる処ではありません、「坂の街」どころか「階段の街」なのですから。 そろそろ時間も時間ですし尾道ラーメンでも食って向島に渡ろうと思っていたのですが、どこも満員だったり自転車の置けそうな適当な場所がなかったり。
 
 結局は邪魔臭くなって、携行食位なら持っているので何も食わずに向島へ渡る事に。 ところで尾道から向島に渡る船は3つあって「しまなみ」な人が使うのは主に駅前渡船ですが、写真は福本渡船で一番安くて大人自転車込みで70円、サイクルーズPASSを使うとなんと60円也。
 
 向島に渡ったのは尾道市街とともにここには大林宣彦監督作品のロケ地がいくつもあります。 一番好きな作品「あした」(1995)の呼子浜の待合所は尾道渡船の向島側に移転保存されているのですが(写真右上)、一番行きたかったのが(写真左下)のシーン、呼子浜での再開の翌朝、宝生舞演ずるめぐみが自転車で帰るシーン、尾道水道を挟んで尾道を見下ろす丘の上、その丘は特定できたのですが、JFEの敷地や保養所や民家に囲まれて登るルートが見当たりません。 諦めて向島を一周する事に、南側には呼子浜のロケ地があるのですが、アスセス路の道路状況が判らなくてここも断念、急に出掛けてきて事もあって下調べができず準備不足は否めませんでした。
 
 空振りついでに西隣の岩子(いわし)島も回って尾道市街に戻る事にしましたが、こちら側からは因島大橋を北側から一望する事ができます。
 
 
 
 
 今夜の宿は尾道に到着後、輪行支度を解いて無事に走り出せた時点で「じゃらん」で予約しました「ビュウホテルセイザン」。 山の中腹位にある事は覚悟していたのですが、標高100mの殆ど山の上(写真左上)、ナビで条件を’徒歩’に設定すると見事に階段が、自動車に設定するとかなり北側に大回りする事になりますが、それでも相当な激坂の連続です、素泊まりの予約でしたので食事と買出しを済ませてから行きましたがそれが大正解。 ホテル内にタイ料理のレストランがあってロビーもエスニックな雰囲気、なぜ尾道でタイ風なのか良く判りませんが。 なおお隣は尾道城、博物館として立てられた天守閣風建造物で現在は閉鎖されて廃墟に、心霊スポットとか。 しかしホテルからの展望は最高です、真夏でなければまた登ってきて泊まって良いかと、なお自転車は屋外になります。
 本日の走行、王寺駅までを含めて66.2キロ。
 
 1日目 2日目 3日目
 
 
 

10月8日の日記

 今日は月曜に続いて京都府城陽市まで往復、お昼からの用事なので通勤時間帯のピークが過ぎた頃に走り出します。 別に渋滞する訳でもないのですが、奈良阪を越えるまでは狭い旧街道を縫って行きます、昼間はのんびりとしたものですが、朝夕はを先を急ぐ車が走りますので結構危ないのもいます。 と云う訳でいつもこんな処を走っています、田園風景あり、旧い街並みあり、京都府に入れば木津川沿いの自転車道、鉄なポイントもあります、今は渡れませんが有名な「流れ橋」も。 大都市圏に暮らしているサイクリストには恨めしい環境かも。

 もちろん奈良市街も通りますので鹿もいます、時にはご覧の様なシーンに出くわす事もあります(写真は6月)
 
 所用を済ませ15時には帰途に就いたのですが、ずいぶん陽も短くなってきていて、少し買い物に寄り道していたらすっかり暗くなってしまいました。 本日の走行107.2キロ、既に500キロを越えていて、連休に予定通り走れれば700キロで今月を折り返す計算に。 
 
 そんな事よりも週末には「月うさぎキャンプ」が迫ってきています、天気予報も悩ましいのですが、準備が何にもできていません。 明日丸一日あるとは云え、とりあえず自転車の準備だけは今夜中に済ませておこうと、タイヤを32Cに交換し、キャリアを取り付けました。
 

赤福本店ツーリング

 2月、7月に続いて今年3度目の伊勢ツーリングです、実はR女史から「お伊勢さんへ行きたいからお供せよ」とのお達しなのですが、スケジュールを合わせるとことごとくお天気が悪くなります、さては雨女かと云うと他のツーリングでは晴れているのです、どうにも巡りあわせが悪い様で。 赤福本店で「赤福氷」を食べ様と云う話は、季節は巡って「赤福氷」は9月17日(本店)で販売が終了していました。

 帰途輪行の120キロライドですから、Erbaロードで行く事にしますが、どうもディレーラーの調子が思わしくありません、殆ど平地巡航の京都往復ならさして問題はないのですが、西峠~佐倉峠~木津(こつ)峠~高見峠~珍布(めずらし)峠~桜峠と越えて行く獲得標高1,000m超えのこのコースでは些か辛いものがあります。 落ち合う場所を宇陀市榛原のローソンにして貰い、少し早めに出て調整しながら西峠を登る事にします。
 真夏の7月の折には朝5時に出発し、伊勢おかげ横丁の「赤福本店」には13時20分に到着したのですが、今回は榛原を7時に出て、とにかく「赤福本店」には15時半までには着こうと云う段取りです、16時を回ると「おかげ横丁」のお店は次々と店じまいしてしまうのです。
 
 芳野川沿いの道を走り、菟田野から佐倉峠を越え東吉野村へ入ります、道路脇の温度表示は10℃を示しています、週末の「月うさぎキャンプ」未明は1桁台は確実、「ホカロン」買っておこうかな…
 いつもなら新木津(こつ)トンネルを抜けると目の前に高見山の雄姿が見えるのですが、残念ながら今日は雲の中です。
 
 奈良県側の標高632m、延長2,470mの高見トンネルに到着、今日のコースの最高点です。 三重県側に向って下り基調のトンネルなのですが、トンネルに入るなり強烈な向かい風、いつもと違って漕がないと進みません、結局今日は伊勢までずっと向かい風でした。 高見ループ橋を見下ろせる場所で休憩です、ホットコーヒーをボトルに入れて持ってくれば良かったかな。
 
 R166は東吉野村鷲家から和歌山街道となります、紀州公が初期には参勤交替に利用した道でもあり、高見峠を越えて最初の宿場がここ波瀬(はぜ)です、R166から少し離れているので静かな佇まいはタイムスリップした様な感覚です。 ここには里程標も現存しています。
 
 R166に戻ってからも時間的に無理のない範囲で旧道をよって走りますが、ここは外せません珍布(めずらし)峠、岩盤を切り開いた切通しで櫛田川の蛇行部分をショートカットしています。 ここを越えると道の駅「飯高駅」の先に出てしまいますので、珍布峠を越えて少し戻る事にします、私の知る限りこのコースですと高見トンネルを過ぎると桜峠を下る途中まで、公衆トイレの類は道の駅以外には見当たりません(珍布峠の西側に仮設がありますが)。
 
 道の駅「飯高駅」を出ると櫛田川右岸の<745>に入りますが、途中で局ヶ岳をバックに沈下橋を見下ろせるお奨めのポイントがあります。 このコースのままR166に戻る事なく桜橋東詰めでR368へ入る事ができます、普通にR166を走って行くと旧飯南町粥見界隈が走り難いのですよね。
 
 R368は和歌山別街道となり桜峠を越え多気町に入ります。 ここで丁度お昼になりましたので「伊勢うどん」でも頂きたい処なのですが、この界隈では無い様です。
 
 
 
 7月に来た折に見つけた丹生大師の向かいの「ふれあいの館」の中にある食事処、結構良かったので今日も当てにして走ってきたのですが、なんと今日はお休み、この付近には食事にできそうなお店は記憶にありません、なにやら豆腐バイキングのお店があるそうなのですが、ちょっと困った事に。 ところがレジ横にお弁当が2つ、店内にテーブル席もあって使えるとの事、お弁当は600円でボリュームもバラエティもあってお味もなかなか、伊勢茶やミカンを頂いてなにやら得した気分。
 この後舗装はしてあるとは云えロードには少し厳しい区間もあるのですが熊野街道に抜けて、後は<13>伊勢多気線を淡々と走るだけです。
 
 度会橋を越えてから伊勢市街に入ると車も信号も多くなって走りづらいものの15時少し前に「赤福本店」に無事到着、赤福3個入りを頂いて大満足、R女史は赤福のお店のおばさんにお嬢さんと云われて舞い上がってます、私は父親かい。
 一応、内宮前まで行って記念撮影をして最寄の近鉄五十鈴川駅へ、本日の走行120キロ余り。 幸い1653発の直通の上本町行き快速急行に乗る事ができて、楽チン快適安上がりで桜井に帰ってきました、弁当600円、赤福290円、交通費1,390円となんと安上がりな「赤福本店ツーリング」でした。
 
 
 

10月5日の日記

 雨でスタートした10月ですが、2,3,4日と走って今日はお天気の月曜ですから、例に拠って京都府城陽市まで往復です、往復100キロ余り、経費計上できる仕事上の移動なのですが、しがない個人事業者に取って経費と云っても身銭を切っているのと同じ、往復すると1,500円、お天気が良ければひと月で上等のタイヤが一式買えちゃう訳ですからね。
 実は明日6日に走る予定に備えて、今朝は4時起きで昨日伊賀上野でcharaさんから分けて戴いたアウターキャップを使ってリアディレーラーのアウター交換をしたら、調整に手こずってしまい、すっかり出遅れてしまいました、いつもの流れ橋に着いたのは9時を回ってしまいました。 しかし朝駆けが基本の私にはレッグカバーが常用になる季節になってしまいました、この歳で膝を痛めるといけませんからね。 それに陽も短くなってきてぐずぐずしていると奈良からはナイトランになってしまいます。
…と云う訳ですっかり秋めいてきた処で、各ジャンルでお奨めを1枚ずつ。 Joe Stafford / Autumn in NewYork、やはりJoe StaffordはCapitol時代が一番。 荒井由実時代の「晩夏」も良いですが、松任谷由実になって最初のアルバム「紅雀」。マーラーは「大地の歌」2楽章ですか。
 さて明日のお伊勢さん行きが確定、明日も4時起きですわ。
 

伊賀上野へ「ヴィンテージレーサー鑑賞会」

 今日は伊賀上野で開かれるRRCBの集まり「ヴィンテージレーサー鑑賞会」を覗きに行こうと走って行く事にしました。 私自身、ヴィンテージレーサーを持っている訳でもなく、造詣が深い訳でもなんでもないのですが。

 6時少し前にスタートして走り出したのですが、どうもメーターの速度が上がりません、どうやらタイヤ周長の設定が間違っている様で、20インチのKHS用のものを持ってきてしまった様です、このままでは距離も可笑しくなりますので、設定を変更する事に。 実はうちには同じメーターが幾つもあって、間違えない様にとシールを貼って区別していたのですが。
 昨日に続いて2日連続の初瀬ダムです、さすがロードasuka号より10分程早く上がってきました。
 
 荒神さんの水場まで上がってきた処で一息入れ様とすると怪しい人影が… 明日香村のチネリ怪人Vivvaさんでした。 彼も今日は自走で参加予定だったんです、私はR25旧道で行くつもりでいたのですが、彼の希望で<781><782>経由で走る事に、確かにロードで爆走するならこちらの方が愉しいのです、結局8時20分には名張川を渡る薦野橋までやってきました。
 
 美旗駅前付近から<57>上野名張線に入り北上します。
 
 
  
 
 
 <57>に従って行くとすぐにR422に入ってしまいますので、真っ直ぐ田んぼの中の道を北上します。 昔に何度か南向きに走った事があるのですが、逆方向ですしかなり記憶が曖昧です.猪田道駅の方へ行く橋を渡らなくてはならないのですが、きっちり道を間違えてしまいます。 のどかな田園風景の中を行きます(写真 : Vivvaさん)
 
 「ヴィンテージレーサー鑑賞会」は11時からなのですが、私は午前中は久しぶりに旧上野市街をポタって昼食を済ませてから会場へ行く事にしますので、猪田道駅前でVivvaさんを見送る事にします。
 
 伊賀上野城、上野町道路元標、サワイ楽器店頭の忍者装束のニッパー君、鍵屋の辻と馴染みのある処ばかりなのですが、何故か「数馬茶屋」が閉まっています、女将さんはお元気なのでしょうか、ちょっと気になります。
 
 伊賀上野と云えば、お昼は「わかや」かここ「伊賀路」です。 昔、自転車仲間と「わかや」に集合しお昼に豆腐田楽を頂いて、御斎峠~信楽と走って、夜はここで大騒ぎしたものです。 狂牛病騒ぎで「牛タン」がメニューから消えた時期があって足が遠のいてしまいましたが、JR伊賀上野駅最寄と市街からは不便ですが、麦飯とろろ+牛タン御膳 1,400円(税別)はリーズナブルですね。
 
 食後、会場の「サンピア伊賀」に向って伊賀街道を走り、映画「病院坂の首縊りの家」でロケ地になった場所で写真を撮ってますと、鈴鹿のあびさんとなおじさんがやってきました、鑑賞会を抜けてこれから牛丼を食べに行くそうです。 後で聞いた話では牛丼のお店は閉店していて肉うどんを食べたそうですが。 (写真右:鈴鹿のあびさん)
 
 他に立ち寄る処もなくなったので、思っていたより少し早いですが会場の「サンピア伊賀」に到着。 なんでまた伊賀上野なのとお思いの方がおられると思いますが、大阪と名古屋のほぼ中間で、名阪国道も近いので車だと便利が良いのですよ。 2階の会議室を借りて、自転車もそのまま入って行ける様に段取りしてくれていますが、ホテル側も変な集団やなと思っているでしょうね。
 
 20名の参加者と約40台のヴィンテージレーサー、内訳はチネリか1ダース、デローザが8台、ロッシンが4台、コルナゴが3台、他にビアンキ、マジ、レニアーノ、オルモ等々。 なおこちらの詳しい内容はうちのHPの方に用意しました。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構かと。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。
 

飛鳥美人から京女へ

なんと云うか「流れ橋デビュー」ですね。
 
 毎週月曜の京都府城陽市までの定期便です。 今月は雨と重なる事が多くてこれが2度目ですが、今回初めてErbaで向かう事にしました。 左の写真はいつも木津川の自転車道に入る前に一息入れる公園にて、ほぼ同じ時間帯に走っているもので、お彼岸を過ぎ陽もずいぶん短くなって、定位置が影になってしまっています、こんな処にも季節の移ろいを感じます。
 

 フレームがうちにやってきたのは7月なのですが、asuka700Cツーリングの修理を優先させたために後回しになっていました、パーツはヘッドセットとシートピラーを除いてほぼKoga-Miyataからの移植なのですが、結構てこずりました。
 フレームを段取りして下さったCharaさんを始めとして、貴重な逆輸入のヘッドパ-ツを譲って下さったUG兄さん、Koga-Miyataのエンド破損から行きがかりとは云え色々お世話になったTatsumi御大、エクタープロトンの橋口さんにもお世話になりました、またその間にasukaロードを心安くお貸し下さった九度山人さん、皆さん有難うございました、この場を借りてお礼申し上げます。 

 11月にはピザ屋さんになっている京北町の「Cafe Gallery エルバ工房」へ里帰りサイクに行こうかなんて考えている今日この頃です。 本日の走行104.7キロ。