「峠」タグアーカイブ

洞川「名水豆腐」サイク、行きはヨイヨイ帰りは...

黒滝村寺戸で解散した後、輪行組および自走組は<48>洞川下市線を下市町へ向かいます。

←地蔵トンネルにて


一時は輪行袋を持って来なかった事をつくづく後悔しましたが、下市町域に入った辺りで雨もおさまり少し日差しも出てきました。 下市町立石で最後尾を一緒に走っていたらんぐざぁむさんだけにお別れして、秋野隧道を越え吉野川河畔に出て椿橋を渡り大淀古道壷阪峠のルートに入ります。


↑秋野隧道、県道でもないので道路地図では判りにくいのですが、下市町の中心部を避けられるので結構地元の車が行きかっています、立石側からは標高で60m程登るだけです。


壷阪峠への道で今年最後になるかも知れないヒグラシの大合唱の中をご機嫌で登っていたら、バサバサと音がしてイノシシが道路に飛び出してきて「ブヒッ?」と鳴いて道路を向こうへ走って行きました、しかしこっちへ向かって走って来なくて良かった(^_^;)
←壷阪峠、立派な道に見えますが峠の大淀町側数100mだけ、今だ無意味な拡幅工事は自然破壊に税金の無駄使い、ローリング族がやってくるので夜間通行止。


←水越峠に沈む夕日、壷阪峠の下りにて


←大和盆地に浮かぶ畝傍山(右上)他、一番向こうは生駒山でしょうか。

 って写真を撮っていたら真っ暗に、ようやく19時半に帰り着きました。 本日の走行距離、往復自走が効いて128.4キロ。


ちょっと自転車を手入れ

先日W氏のブログでも話題になっていたのですが、長年愛用していたパイオニア精密製の「電池のいらない点滅式テールランプ『ランピール』」が入手できたので再び取り付けてみました、ホイール側のマグネットは以前のを付けたままだったので流用。
 いわゆる自転車部品メーカーの製品ではないのでサイクルショップ等では取扱っている処はあまり見かけない様です、私もW氏もホームセンターで税込み\1,300台で購入。 構造上取り付け位置等が限定されますが、峠おやじナワ氏も昔から愛用しているなかなかの便利グッズです。 ただ樹脂素材の材質が今ひとつの様です、あとメーカーのパイオニア精密(音響機器のパイオニアの関連会社)は先月にオムロングループに買収されたので、今後この商品がどうなるか判りません。


手持ちがあったのでついでにバ?テープを巻き替えて、ツルツルだった後ろのタイアを交換して、自転車も可能な限り綺麗にしてやりました、でも日頃ロクに手入れをしてやらないので、限界が...


近江鉄道サイクルトレインと河内風穴

先月から企画していた滋賀県多賀町の’河内風穴’へ涼みに行こうという計画、日にちを決める度に怪しげな天気予報に翻弄され延期や中止となっていたのだが... ’河内風穴’のためにサンダルを買ったN嬢はどうも行かなければ気が済まないらしい、この週末も九州辺りでウロウロする台風のせいでどうもスッキリとしなかったのだが、土曜になって道案内役のo氏がいないので彦根周辺の廃村巡りはパスして信楽まで自走して合流し、貴生川駅から近江鉄道のサイクルトレインを利用して近くまでワープして河内風穴を目指そうと云う事になった。 桜井を朝5時前に出発、上街道から猿沢池、県庁前、般若寺、青山、大仏線跡、恭仁大橋と突っ走り、早朝とあって引っ掛かった信号は3つだけで和束のローソンには7時頃に到着、補給の後は時間に余裕ができたので<5>木津信楽線をのんびりと走り、枚方からR307を走ってきたN嬢と信楽町神山の喫茶店前で無事合流。 ←信楽駅前にて 信楽から貴生川へは列車の正面衝突事故で有名になってしまった信楽高原鉄道に沿ってR307を走りますが、工事中の第二名神のルートとも重なっていて巨大な橋梁が頭上を跨いでいたり、I.C.ができるのか道路の付け替えが行われていて風景が変わってしまっています。 ピーク近くで快走ダウンヒルをパスして踏切を渡り小野峠と呼ばれる旧道へ入ります(通行止のゲートがありますが)  

← パンク修理中のN嬢、実は... 原因を作ったのは私(^_^;) クララ姫、ジャパタカさんに続く犠牲者ですm(_ _)m   ‘近江鉄道サイクルトレイン’は自転車をそのまま載せる事のできるサービスです。 利用できる区間や時間帯等に注意点があります、土日祝日は終日利用できますが、近江八幡へ行く八日市線が利用できないのが残念、また近江鉄道単独の改札口がない彦根駅等いくつか利用できない駅があり、原則車両の最後尾に載せるので無人駅では線とへ車内を移動させる必要があります(まさか乗って走れないでしょ)、詳しくは同社HPを。
 貴生川駅にて(Photo : N嬢)、同駅はJR草津線と並んでいるので東側の近江鉄道側へまわる必要があります、東側にはコンビニも近いので便利です。  



←おまけに土休日は\550で乗り放題のフリーパスがあります。 暑い時間帯に交通量の多い区間をパスできてとても楽チンなのですが、いかんせん彦根方面まで行こうとすると接続が悪いです(特に休日は)、実際乗ったのは貴生川(10:59)→八日市(11:39/12:18)→高宮(12:41)、’河内風穴’へは多賀線へ乗り換えれば近いのですが待ち時間が... 正直云って走った方が早いかもネ(^_^;)

← 車内ではこんな感じです、ショックコードの類を持って行くと良いかも。     高宮駅でJR能登川駅まで輪行で来たKさんと合流します、私達は車内でコンビニおにぎりとか食べていたのですが、Kさんは昼食がまだだそうなので駅前の食堂で食事をしてから芹川沿いの道を’河内風穴’へ向かいます。 ‘河内風穴’、夏休みの日曜とあって家族連れが多いです。 入場料は今は\500になってます、その価値があるかどうかは、まあ県外からわざわざって処でしょうか、ちなみに私は二度目です。 なお風穴入り口までは結構登って行く必要があります、この季節確かに思いっ切り涼しいです、何かうわっぱりと足元の準備を、ビンディングシューズは非常に危険です。 風穴入口までの途中の渓谷の写真を撮ろう云う向きは風穴に入る前に、帰りだとレンズが曇って往生します。

 広さに圧倒されるのはここだけです、この先は狭くなって行き止まりばかりです。   ヘルメットはかぶっているにこした事はないですが、高価な自転車用のヘルメットの薄いシェルを傷つけたくない向きは再生可能な自分の頭で...
        ‘河内風穴’への道は右岸側なので帰りが... 処々狭くて渓谷側のガードレールがない箇所が、そんな処で下手っぽい車にでくわすとちょっと恐怖です(^_^;) 帰りはJR野洲駅前の‘ほほえみの湯’に入って帰ろうと算段し、再び高宮駅からサイクルトレインに乗車し八日市まで行く事に。       ←高宮駅にはエレベーターはもちろん跨線橋もないので、線路を渡ります。             ←高宮駅は駅舎こそモダンに改装されていますが、ホームはレトロな雰囲気が一杯、でも今ではこのホームが人でごったがえすのは正月の多賀大社初詣の時位なんでしょうネ。           八日市駅にて、あとは野洲駅まで一走り。 本日の走行距離、桜井からの自走を含めて123.1キロ、AVS19.3キロ/時

この季節ほどほどなら雨もまた良し

最近、スケジュールが合わずご一緒できなかったT御大とR氏と朝涼しいうちに走ろうと、コースも決めずに朝7時明日香村石舞台で待ち合わせ、d氏も現れて4人で走る事になって、ともかく芋峠を越え吉野側へ...

←芋峠にて、今日も暑くなりそうですが朝も早いし標高もあってまずまず快適です。


吉野側へ下り津風呂湖を目指しますが、雲行きが怪しくなって少しパラパラと来たので津風呂湖畔で雨宿りの後、湖畔の「おとげ茶屋」で軽く食事。
 入野(しおの)トンネルを越えて窪垣内へ、ここから吉野川沿いに下って椿橋を渡り壷阪峠で戻るのが定番コースなのですが、時間もまだまだ早いので東吉野村へと向かいます...


快調に<16>吉野東吉野線を突っ走りますが、雨が降ってきたり止んだり、路面も濡れていたり乾いていたり、しかし少し濡れた処ですぐに乾いてしまうし、連日の様なカンカン照りの中を走るよりも風も涼しくかえって快適です。


東吉野村小川で久しぶりに「みたらし団子」を焼いている処に遭遇、各自適当に戴きます 8(^_^)v
丹生川上神社中社近くのツルマンリョウ自生地のベンチでまたまた休憩、


一谷峠を越えて宇陀市に入るとこちらは雨の降った形跡は全くありません。 帰宅を急ぐT御大と別れ、3人で馴染みの茶店「おごぽご」に立ち寄った後、女寄峠を越えてやはり暑い暑い下界に戻ってきました。
明日香村石舞台?芋峠?津風呂湖畔?入野トンネル?東吉野村?一谷峠?「おごぽご」?笠間辻?桜井
本日の走行距離89.7キロ、御所市から走ったR氏は久しぶりの100キロ越えだったそうです。


来年のカレンダー候補

 皆さん有難うございます。
sakanoさん>わたしも1票投じます。 しいていうなら、手前下、道路少しうるさいので、5分の1ぐらいトリミングしたほうがなお良いですよ。
 路肩の白線は確かにうるさいのですが、カットしてしまうと道路が峠状になった膨らみ感と奥行きが無くなってしまうのです、それよりガードレールとセンターラインが妙に重なって騙し絵の様に気色悪いのが気になっているのです。 自転車の場合にいつも気にしているのは足の位置なんです、でも所詮はぶっつけ本番なのでそうは旨く行きませんがネ(^_^;) 1枚目に写っているS翁がこのポイントで何故撮らなかったのかなぁ... しかしやらせで登ってくる処を撮ってみればツーリングじゃなくってレースっぽい写真になるでしょうネ。


「大和高原早朝ラン」

北山のマドンナD女史がS翁の肝いりで作ったスポルティーフのお披露目ランをしようとUG兄氏の呼びかけで行われた大和高原早朝ラン、誰が来るのか把握していなかったのだがフタを開ければ枚方から自走で途中合流のN嬢を含めて15名が集まって走る事となった。

名阪国道道の駅「針テラス」には集合時刻の7時にはまだまだと云うのに続々と集合、やはりスポルティーフのお披露目ランとあってガード付きでの参加が...


自転車も乗り手も今日の主賓です。

今日のコースは50キロ程の距離ですが、ちょっとした峠道や、渓谷沿いの道や、田園風景と変化に富んだコースです。


奈良県道47号線、ここから大柳生へは展望の良いダウンヒルが...



沈下橋?みたいのもあったり...

 既にうちのHPの「輪」→「ツーリングの記録」に写真をアップしていますので、そちらもご覧下さい。
 往復自走を含めて本日の走行101.0キロ也、いつも登るばかりの<38>桜井都祁線を下って帰りましたが、向きが変わると風景が新鮮でした。


今月の実績

タバコ5箱(100本)を最後に禁煙継続中です、アルコールはビール中ジョッキ1杯を一昨日のサイクリングの途中の’宿(やどり)’で頂きました、タバコ以上にアルコールは無かったら無かったですむ体質なもので、で弱いのかと云えば、飲んだら飲んだで人並み以上に飲めるのは知る人ぞ知ると云う事で... やはり夏ですからねぇ、ジョッキで飲む冷えたビールは旨いですぅ u(^_^)


今月の走行実績254.9キロ、仕事と梅雨に翻弄されてしまった様で走れず、それに走ったら走ったて先週の「葛城ポタ」と云い、「高野山」と云いバテバテでした(^_^;)



( Photo : なべちゃん )



<733>川津高野線、今井峠紀和トンネルを抜けて...




( Photo : なべちゃん )
 良い雰囲気が出ていますネ(^_^)


「河内風穴」は中止、代わりに高野山へ...

避暑がてら滋賀県多賀町の「河内風穴」へ行こうというサイクリングプランはなかなか明けない梅雨と怪しげな天気予報に翻弄され延期されたものの、またまた滋賀県の天気が怪しいので中止。 もともとコンセプトは「避暑」なので高野山へ行く事になった。
 集合場所は南海高野線からケーブルカーで上がった高野山駅なのだが、久しぶりに高野山へ自力で上がってみようと、午前4時過ぎに桜井を出発、明日香村から高取町、重阪峠を越えてR24から橋本五條線と馴染みのコースでR371へ入る橋本橋には6時には到着。 ここから狼頭峠を越えて玉川峡に入ります、峡谷沿いの道を経て高野山への道筋は標高を上げるにつれて吹く風もさわやかなのですが、寝不足が利いているのかいつになく眠くて仕方がありません、もしやニコチン切れかと... ニコレットを忘れてきた事に気が付いて、そうなるとなにかますます眠たくなります(^_^;)

標高840mの摩尼隧道に到着、このトンネルを抜けると高野山中、日陰にいると汗をかいた身体には肌寒くなる様な気温です、後で聞くと大門にある温度計は22℃だったとか。
 集合は高野山駅10時なのですが、時間も中途半端だし駅まで往復するのも無駄なので奥の院で合流する事にしてのんびりと休憩する事に(^_^)



本日の参加者はoookaさん、なべちゃん、天神橋五丁目さん、児玉さんとの5名に腰を痛めて走れない地元(麓と云うべきか)九度山人さんが差し入れ提げてスクーターに乗ってお見送りに。
「河内風穴」から急遽「高野山」に変更になったのでメンバーが揃ってからのコースが未定だったのですが、とにかく下界は暑いだけなので桜峠から天狗木峠と野迫川村を目指します。
↑天狗木峠と野迫川村上垣内の間、標高1000mを越えている辺りで,、吉野の山々をバックに写真撮影(^o^)


大塔村から天川村と走り小南峠で吉野山か下市へ戻るプランを考えていたのですが、oookaさんは物足りなさそうなのですが些か私的に厳しいので、今井峠から筒香、宿(やどり)と九度山まで下るコースに変更させて貰う事に(^_^;)
←今井峠紀和隧道、かつて野迫川村へ入る奈良交通のバスが越えていた道です。 (現在は大塔村阪本経由)



丹生川沿いの道をひたすら下り玉川峡の宿(やどり)へ、ここには温泉もあるのですが、まだ走らなければならないので温泉はパスして軽く食事を採る事に、今日はいつになく私が率先してビールを飲もうと云う事にu(^_^)
 この後は自走で御所市まで帰る児玉さんと別れて南海九度山駅まで走り、まだ走り足らないと旧紀見峠を目指すoookaさんを見送って解散、私はJR和歌山線高野口へ走り輪行しますが、橋本、五條、高田と最悪の接続で2時間半かかって(自転車の方が早いゾ)帰って来ました、走行112.7キロ。


S翁御一行様迎撃葛城ポタ

明日23日の「河内風穴」サイクの予定が危ぶまれる中、S翁が女性3名を引き連れて「葛城古道」へ来るとの事、N嬢も誘って急遽迎撃に。

←まずは笛吹神社からラッテたかまつを目指します。


「ラッテたかまつ」にて、当初S翁一行は「むすひ」でお昼を考えていたのですが「むすひ」は夏期休業中なのですよ。


「ラッテたかまつ」の後、番水の時計から九品寺と、写真は楢原の四阿前にて、大和三山が遠望できます。 木陰にいると心地よい風が吹いているのですが...


この後高天はパスして高鴨神社に向かうのですが、日頃R氏のガイドに頼りきっているので見事に道を誤って余計に登る事に、しかし暑さに参ってやっと辿り着いた高鴨神社でダウンしていました(^_^;)

一言主神社前にて


高鴨神社から風の森峠を廻って帰路に就きます。

 本日の走行、桜井から集合場所への往復を含め60.1キロ也、お馴染み「葛城ポタ」とは云え距離以上にくたびれた一日でした。


今日の「朝ポタ」

まずは明日香村に向かい石舞台にて、さすがに6時前では観光客は皆無です。



栢森から芋ヶ峠を越えて吉野側へ入ろうかとも思ったのですが、W氏に「どこがポタやねん」と云われそうなので、今日は珍しく入谷へ登りました。 入谷は標高400m余り、明日香村の中では観光客どころかハイカーもやってこない場所です。 鳥の声を聞きながらのんびりと休憩しますが、タバコを吸わないと手持ちぶさたでいけませんわ(^_^;)


栢森へ下り、再び畑へと登り返して石舞台側へ越え帰途に就き8時には戻ってきましたが、少し物足りないなぁ... 本日の走行32.1キロ。




月夜

夏の夜、お月さんを見るとナイトランしたくなりますネ(^_^)
 昔、真夜中に月明かりに照らされた路面を見ながら樺の木峠を登った時は気持ち良かったです。


禁煙5日目

別にタバコが20円ばかり値上げになったからと云う訳でもないのだが、たまたま買い置きを切らしてしまったのをきっかけに止めてみたら...
 しかし気分が落ち着かない事この上ない、とても仕事なんぞ手に付かないのである、忙しかったら絶対に買いに走っているのだが... もともとそんなに依存度が高い方でもない様だし、ものは試しにと我慢してみたら3日経過。
 しかしとてもとてもややこしい仕事には手に付かないので、いわゆる禁煙補助剤「ニコレット」を買って噛んでみた、効果があるのか気分的なものなのか判らないのだが吸いたい欲望は抑えられている様で5日目に突入。 しかし「ニコレット」に付いている「禁煙プログラム」によると、喫煙量が21?30本/日の場合に服用量が6?9個、それを週に1?2個減じて行くとある、仮に順調に行ったとしても12個1200円もする「ニコレット」を幾つ噛まなければならないのか、少なくとも成功しない限りはタバコ代より高く付くのである。 あまりに馬鹿馬鹿しいのでかかりつけの医者に聞いてみると、禁煙外来とかに行かないとなかなか保険での処方は手続きがややこしいらしい、我が県は「禁煙マラソン」発祥の地、某「禁煙のマドンナ」は某’ら’氏処の教授だし、某U兄氏は本来「禁煙治療」はうちの縄張りなんやけどと云っているしネェ... 環境は恵まれている(^_^;)
 さて良きにつけ悪きにつけこだわらないと云うか、臆面のない私はいつタバコの自動販売機に走る事になるか(^_^;) しかしたとえ止められてもせめて峠の1本位は折々に吸いたいなぁ...

PS:間違っても応援のコメントなんぞは付けないで下さい、至って天の邪鬼な性格なものなんで。


湯浅~御坊ルートの謎

 昨日のツーリングで父親の郷里に立ち寄った事の報告がてら実家に電話したついでに長年の疑問を聞いてみた。
 戦後暫くしてから船場で商売をしていた父親が始めて買った自動車、と云ってもマツダの3輪トラックK360だが、それに乗って父親の郷里へ帰ったのは昭和30年代後半の事で煉瓦造りの対向困難な小さなトンネルを通った事だけを幼心にも鮮明に記憶している。 ただ当時も湯浅町から郷里のある日高町には幾つかのルートがあってどのルートをとってどのトンネルが記憶に残っているのか良く判らない。
 昭和41年に現在の水越峠が開通するまでR42は津木廻りの<21>広川川辺線?<176>井関御坊線のルートで原坂峠鹿ヶ瀬隧道を越えていた、昨日越えた切貫峠由良洞隧道はもちろんあったが由良以北はあの狭い離合困難な<177>南金屋由良線で水越峠を越えていたのかと思ってしまうのだが、よくよく地図を眺めて見ると水越峠の北側へは現在のR42を挟んで<177>南金屋由良線の反対側(南側)に黒線道があり、これで谷を詰めるだけ詰めて水越峠へ取り付くコースも存在している。
 しかし電話で話しをしていると津木廻りルートは知っていたが、衣奈を経由する海沿いの話がしきりにでてくる、しかし白崎海岸の記憶がない様で、その上当時はそのルートは存在しなかったと思われる、そうなると湯浅から海沿いに南下し衣奈から衣奈隧道で山越えし由良へ入ったのだろうか... 逆に謎は深まってしまった。 由良、日高町史か古い地形図をあたって見なければ...

←原坂峠鹿ヶ瀬隧道、但し熊野古道の鹿ヶ瀬峠の位置とはかけ離れている、現在は新しい新鹿ヶ瀬トンネルが開通している。 私の記憶では由良洞隧道の方がそれらしく思えるのだが...


←現在のR42水越隧道の真上にある水越峠、しかし前後の<177>南金屋由良線には全くと云って云い程離合できる場所がなく、車の少なかった時代とは云え湯浅?由良を結ぶ主要ルートだったとはとても考えにくい。


おまけに今日も一っ走り(^o^)

 昨日はU兄氏はお仕事で日曜なら走ろうと云う事に、当初は和歌山県湯浅付近を起点に御坊にかけての山越え旧道と海沿いの道(きららときめきロード)周回を考えたのですが、2人では勿体ないので北山村デポで熊野の一の水峠と大峪峠へ行こうかと考えてみたのですが熊野方面の天候が思わしくないので、結局は当初案の湯浅?御坊周回コースへ行ってきました。
 湯浅から水越峠へみかん畑の中を走る、これでも県道<177>南金屋由良線、斜度はそれ程でもなく私でさえインナーへ落とす事なく登りきれます、路面状態は峠に近ずくにつれて落葉や小石が多くなり水溜まりもありますが、崩れた路肩や法面もマメに補修されています。 ランドナーにはぴったりの道です、でロードの私はきっちりパンクさせられてきました(^_^;)
 水越峠に続いて、由良と御坊の間の)<23>御坊湯浅線切貫峠(157m)を越えます。
 由良洞隧道、由良町側はモルタルで補修されてしまいましたが日高町側は時代を感じさせる立派な煉瓦のポータルが残っています。 先の<177>南金屋由良線と同様にR42の上を縫う様に通じているので、まるで旧R42の様に思えますが、R42が指定された当時は東よりの<21>広川川辺線?<176>井関御坊線のルートだったそうで、このコースがR42に指定された期間は無い様です。

 今では野上電鉄も有田鉄道も無くなってしまいましたが、御坊市内では紀州鉄道(旧御坊臨港鉄道)の踏切を渡ります。 さすがにもうかつてのキハ41000系統の車両ではなく、キハ17系統の車両です、江若鉄道の残党かなぁ...
 煙樹ヶ浜海岸で昼食にしてから、さすがに日の岬は遠慮しましたが通称「キララときめきロード」<24>御坊由良線?<23>御坊湯浅線と継いで海岸沿いの道を北上します。
 白崎海岸を目指します。







 由良町小引にて、執拗にアップダウンが繰り返される海岸沿いの道。

 本日のDST80.2キロ、AVS18.0キロ、昨日の今日ましてパートナーがパートナーだけにキツいかなと思いましたが、曇り気味の天気だった事もあって暑さに苦しめられる事も左程無く意外と楽に走り抜けました。 JR湯浅駅前発着でのんびりと休憩したりしていたので所要時間は8時間弱、実走時間は4時間半程です。

梅雨入り前の一っ走り(^o^)

 週末の天気が良くなったので、童仙房へ梅雨入り前の一っ走りしようと... 釣れたのはN嬢とT御大と云う最悪の面子(*_*) とにかく集合場所の和束町へと向かいます。
 今月のカレンダーでお馴染み、童仙房への登りが始まる茶畑の中の道。 童仙房でコンビニ弁当を拡げて昼食、標高が高い事もあって少し肌寒い位です。 その後は野殿から童仙房九番を経由して多羅尾へ向かいます。
 牛場越にて

 

 信楽町杉山にて、珍しく喫茶店でお茶しました。 実は朝宮の’ぜんざい’屋も気になっていたのですが(^_^;)

 

 当初、信楽で別れて柘植から青山町方面に走り輪行で帰途に就く予定でしたが、裏白峠がトンネルになったと云う事なので、一緒に裏白トンネルから自身未踏の穀池峠を越え和束へ戻る事に。

 

 穀池峠を越え<5>木津信楽線を爆走します。
←別に手を繋いでいる訳ではありません、キャンディを手渡しているのです(^_^)
 結局、加茂でN嬢と別れT御大と大仏線跡から奈良阪、上街道経由で帰る事に、DST134.1キロ、AVS19.0キロ。

 N嬢談.>私は、走行距離144km、AVE.20.5km/hでした。 CanCanさんたちと別れ際、AVE.を見ると18.9km/h。 こんな屈辱的な数字で一日を終える訳にはいかないし、第一自転車に申し訳なく、何とか家に着くまでに20.0km/h以上に持っていかないと、と思いました。 そこで信号によるSTOP&GOではとてもAVEを上げることはできないと考え、泉大橋からサイクリングロードに入り、常にAVEを意識しながら走りました。 向かい風できつかったですが、20kmほど走ったら達成できました。 ついでに御幸橋まで走り帰宅しました。

【2006年5月】

5月 4日(祝) 旧大宮町の道の駅「奥伊勢きつつき館」?奥西河内林道?藤坂峠?旧南島町
?古和峠または大紀南島林道?注連小路林道(ダート)?道の駅「奥伊勢きつつき館」…阿曽温泉
5月14日(日) 「リベンジ桧原越え」
5月28日 廃村八丁

5月20?21日 さわやか初夏キャンプ IN 小野市・鴨池キャンプ場は中止になりました。

「三重の峠」他

自転車でめぐる峠の魅力「三重の峠」庄山剛史著 風媒社
 えっまだ持ってなかったのと笑われそうだが... やっと手にする事ができた。 別に著者と面識がある訳でもないが、結論から云って「関西山越の古道」(上中下3巻 中庄屋直著 ナカニシヤ出版)とともに関西中京圏在のサイクリストは必携の書と云っても間違いない。 確かにサイクリストが書いた峠本で、紹介されている峠の殆どを越えている事もあって読んでいて面白いし、峠の歴史的背景やその峠にまつわる話を良くも調べたと感心してしまう。 著者の思い入れの深さに少し他人事とは思えない照れくささみたいなものを感じるのは同好の志の為せるものかと...


奈良大和の峠物語
 地元だけに地元書店にも置いてあったので早くから手にしていたが、「三重の峠」と比べると雲泥の差、単なるガイド本としても二流、所詮は元地方新聞社記者の浅はかな内容、買ってまで読む価値は全くない。


「こんな市名はもういらない!」 楠原祐介著 東京堂出版
 「平成の大合併」騒ぎも否応なしにほぼ一段落してしまった様だが、結果は3年前に出版されたこの本の著者の危惧した様になってしまった。 著者の云う処の「べからず集」は極端過ぎると思えなくもないが、「昭和の大合併」を過去のものととしてしか知らない私にとって、新行政区分命名が明治維新以来いかにエエ加減に行われてきたかを知るには面白い本であって、多少なりとも旧町村名にこだわる自分がまだまだ勉強不足である事を痛感させられた。 ただ著者が地理学者だけに命名そのものの問題を取り上げているので「平成の大合併」の本質的問題には残念ながら触れられていない。



「海道をゆく」日本列島3万キロ 三国隆三著 新生出版
 某有名作家のパクリの様なタイトルが戴けないが...サイクリストにとって手強い風光明媚な海沿いの道の魅力を紹介してくれています。 実はついでに紹介したら怒られそうな、私の父親の同窓生が書いた本です(^_^;)


今日は堪えました「青山高原道路」(^_^;)

週末の天気が思わしくないので参加を画策していたキャンプが中止になってしまったのだが、土曜の午後から天気が回復、殆ど未踏のいわゆる「青山高原道路」<512>青山高原公園線を完走しようと早朝から出掛けたのだが...
 行きがけの駄賃にと名張周辺の未踏区間を消化しながら青山高原の南に位置する布引峠に着いたのは10時過ぎ、既に走行距離は70キロを越えてしまっている。 困った事に名張市街を過ぎてからうらぶれた県道ばかり縫って走っているものだがらコンビニの前を一度も通らず、当てにしていた旧青山町霧生の食品店もお休みで携行食も尽きてしまった。 まあこの先あても無いのだが青山高原に行けば何かあるだろうと予定通り<755>老ヶ野古田青山線を北上する事に。


<670>城立青山線を経て大原越に登り返し青山高原保健休養地に入るがあったのは自販機だけ。 青山峠から青山高原公園線に入る急坂は標高差200m余りとタカをくくっていたが、天気に恵まれた休日とあって単車と車が多く走りづらい事この上ない。 休日に自転車でやってくる様な処ではない、その割にロードバイクが多かったが他に走る処を知らんのかと思ってしまう。 なんか馬鹿馬鹿しくなって休み休み登って「山頂小屋」に辿りi着いたのは13時前だった(^_^;) 伊勢湾を望む視界と風力発電の巨大な風車が並ぶのは見応えがあるが...
 ところで今日はW氏とN氏夫妻一行も馬野渓から登って青山高原公園線を南下してくる予定だが一行に下りて来ない、幾つも休憩所があるのでどこかですれ違ってしまったのかと思っていたら、奥山愛宕神社への分岐をすぎたほほ最高地点の休憩所で出逢えた、さすがに馬野渓からの登りは相当てこずった様である。


青山高原公園線も北側は道路が狭い事もあって交通量は少なくなって快適でしかも榊原温泉まで標高差700m余りのダウンヒル、展望は殆どないが夏ならこちら側か標高差500mの馬野渓から登る方が余程マシだろう。 なお青山高原公園線上には休憩所やトイレは幾つもあるが食堂、売店、自販機の類は一切なかった。 夏なら絶対に途中から引き返していたに違いない(^_^;)

↑間近で見ると異様な位にデカい、それに付近には航空自衛隊の無線基地とかもあって東宝特撮映画を見ている様な感覚である。


榊原温泉側に下り<28>亀山白山線を南下、ここからは折角というか予定通りと云うか雲出川周辺の県道ヘキサ蒐集に走り回る。
←<661>二本木一志線は旧初瀬街道の道筋、雲出川八景「亀の広」雲出川面に露出した岩盤の事らしいが桜並木が有名。 県道ではないが対岸に渡る普通車が通るのが精一杯の年代物の橋が面白い。


いつも近鉄電車で名古屋伊勢方面に行くときに気になっている伊勢石橋駅と川合高岡駅の間の雲出川に架かる沈下橋に行ってみた、結構車も行きかっているのだが僅かに曲がっていたり傾斜があるので正直云って「木津川流れ橋」を渡るより怖い。 ところでここも雲出川八景「石橋」だそうである。
本日の走行134.0キロ


当面のサイクリングのプラン

今、計画しているのをつらつらと...
★ 大阪府南部を横断(R170)して阪和県境の峠(雄ノ山、木ノ本、猿坂、大川)をGETしながら和歌山市北部のヘキサGET、雄ノ山峠は30数年前のダート時代に行ったきり。
★ 高野山から<180>野上清水線?<183>楠本小川線の走破と大月峠。
★ 旧下津町(海南市)付近の未踏県道の走破。
★ 紀伊田辺まで一気に走って1泊して田辺市付近の未踏区間の走破。
★ 南紀で残っている<226>紀伊有田停車場線と<40>樫野串本線の残り区間の走破と未踏の大瀬椎平林道、これで東西牟婁郡をほぼ制圧。
★ 鳥羽から<750>阿児磯部鳥羽線(アップダウンが...)を走って無料の県道船に乗って旧阿児町、旧大王町(志摩市)付近の未踏県道の走破。
★ 伊勢湾に浮かぶ答志島(三重県鳥羽市)の<759>答志桃取線の走破、もちろん船で渡らなければいけません、紀伊大島はが架かったし淡路島は別として近畿では兵庫県の家島とともに希有な路線。 でもフェリーの時刻とかを見ていると往復輪行してもこれで1日潰れてしまう。
★ 富山/雨晴海岸?能登半島を斜めに横切って外浦海岸を北上し以前行けなかった欣求峠と猿山岬。 やはり白山が冠雪している内に行かないとね。
 (ここまでは単独行ですよネ)
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☆ 和歌山県湯浅付近を起点に御坊にかけての山越え旧道と海沿いの道(きららときめきロード)周回、誰か行きませんか。
☆ 手近な処で天気の目茶苦茶良さそうな日に青山高原周辺行きたいですね。
☆ まだ見ぬ憧れの矢の川峠なんてのもありますね(^_^;)

南伊勢ツーリング

暫くご一緒できなかった(と云っても正月からですが)U兄氏と海の見える峠としてサイクリストには知られる藤坂峠をメインに南伊勢へツーリングに行ってきました。 海岸沿いのルートが険しい故に熊野古道から現在のR42に至るまで山間部を経由していて、陸の孤島の様になっていたこの地域、昨年南勢町と南島町が合併して南伊勢町となりました。 この地域へはR42側から幾つかの県道が峠越えで結ばれていて<46>南島大宮大台線の藤坂峠もそのひとつです。
 GWの混雑を避けて早朝5時に橿原市のT御大宅に5名が集合、大台大宮I.C.まで近畿道紀勢線が延伸したとは云え距離が160キロにもなる高速道路経由を避けて、R166高見峠からR422湯谷峠を経由して行程80数キロ、デポ地の旧大宮町(大紀町)の道の駅「木つつ木館」を目指します。 宇陀で農免道路を駆使して車は少ないわ信号はないわでナビの到着予定時間はみるみる早くなって6時45分には到着、所要時間は1時間40分、7時過ぎにはスタートできてしまいました。

道の駅からはR42を極力避けて旧道から大滝峡を見下ろす道(階段のある遊歩道を含む)を経由して阿曽から奥西河内林道へ入ります、奥西河内林道の旧大宮町側は「あじさいの道」として季節には見物客で賑わいますが、もちろん「あじさい」の季節には早いので閑散としています、時間の余裕もたっぷりあるので風穴や八重谷湧水を観光しながらまず最初の峠を目指します。

 結局この無名の峠道が今日一番キツかった様な気が...






峠を越え一旦標高180mまで下って<46>南島大宮大台線に入り標高519m藤坂峠へ登り返します。

←正真正銘のつづら折れが幾つも... 先頭はN嬢、おっと押しているのは誰かと思えば元国体チャンプのT御大ではありませんか、だからランドナーにしろと云ったでしょうに。

R42阿曽から1台の車にも出会う事もなく10時20分には全員が無事に藤坂峠へ到着、眼下には熊野灘が。

←U兄は42Bを履いたTOEIランドナーで参戦。


藤坂峠からは海に向かって標高差500m余りののダウンヒルですが、処々のビューポイントで写真撮影をしながら11時半頃にR260まで下った処で古和峠経由で逆回りをされたsakanoさんとバッタリ遭遇、自転車談義に華が咲きます。

R260を走っても車が多く海の見えるポイントは意外と限られているので神前浦から旧道でしょうか海よりの道へ入ります。 丁度良い処に展望ポイント、ベンチとテーブルがあり、そろそろ時刻もお昼なので弁当を拡げて食事にします。

標高150m余りの峠越えの道、今では利用する車も少ないですが、素晴らしい展望は登り坂を補ってくれます。
 方座浦へと下り、<33>南島紀勢線古和峠経由で戻るか大紀南島林道経由で戻るか悩みますが、未踏で海の見えそうな大紀南島林道から2?3キロダートがあると云う注連小路(しめこうじ)林道を行くことに、しかし新設林道だけに標高や距離といった詳しい情報がありません。

紀勢南島トンネルのあるピークは概ね450m位かと踏んでいたのですがGPSデータによると標高は388mでした。 古和峠と同じ位ですが、新設林道だけに木陰が非常に少なく夏は決して走りたくないです。

←正面の山にみえる法面までは登る必要が、それでも途中です(^_^;)

途中2度のパンクに祟られましたが、渋滞するR42の車列を横目に16:36にはデポ地に戻り車で「阿曽温泉」へ、昔あった「阿曽温泉」とは違う場所に廃校跡を利用して昨年オープン、GWにもかかわらず意外と空いていました、露天風呂こそありませんが休憩室も広く軽い食事もできます。 なお外に無料の足湯があります。

帰途、R42沿いで良さそうな「おーくら」と云うお店に入って夕食を、全員が「鰻まぶし」を注文\1,850也、最初はそのまま、次はとろろをかけて、最後はお茶漬けにして戴きます。 累積登坂標高は軽く1000mを越えていますがやはり消費カロリー以上に摂取したのかなぁ...
 帰路もR422?R166経由で桜井までは2時間程で帰ってきました。 GWで混雑と渋滞に巻き込まれた方々ご愁傷さまです。
 本日の走行、朝T御大宅までの自走約7キロを含めて76.7キロ、中3日の登板に健脚揃いの今日のメンバーではセンチュリーランよりくたびれました。

●うちのHPの「輪」→「ツーリングの記録」にも写真をアップしています。

3週連続センチュリーラン

今日は伊勢方面に向かおうか、和歌山方面に向かおうかと悩んだ末、4月の月間走行記録更新と和歌山県北部の県道ヘキサ蒐集に走ってきました。 県道走破とヘキサ蒐集のための下調べ不足で迷走してしまった事もあってか、旧野上町から海南市をまわって和歌山城に着いた時には既に133.5キロ、帰路日没までの間走れる処まで走ろうと和歌山線妙寺駅(かつらぎ町)まで走って169.8キロ、3週連続のセンチュリーランとなっていまいました。 4月の累積走行距離896.6キロで1999年以来の記録更新、後3.4キロなら次の駅まで走っておけば900キロだったのに(‘_’) しかし毎月1000キロ以上をコンスタントに走る70歳台のK氏の偉大さを身に染みて感じます。

和歌山県道ヘキサを6個GET、残りは31個なんですが既に全線完走して補助標識すら無い処もありましたから残りは僅か、地元奈良県は絶対数が少ないのににもかかわらず和歌山県を先に達成しそうです。


最近は積極的に峠漁りをしていなかったのですが今日は矢田峠、馬路峠、汐見峠と3つGET、いずれも標高の低いどうって事のない峠なのですが、いずれもルーツは熊野古道とか龍神街道とか由緒正しき峠です。 写真は汐見峠、一応海南の市街が見えますから現在の車道に切り下げられる前はちゃんと海が見えたのでしょう。


和歌山県道<138>和歌山野上線、かつて紀州徳川公が湯治に通ったと云われる龍神街道、バイパスができたのでご覧の通り、落ち葉の絨毯に緑のトンネル、でも舗装はそんなに痛んでいないのでロードで乗って走れます。


走行169.8キロ、平均18.1キロ、最高49.0キロ、走行時間9時間10分、所要時間約12時間半、私には目一杯の数字ですね(^_^;)
 久しぶりにカタギの人の休日に走ったので何組かロードの人に出逢いましたが、派手なジャージを着た人ばかりで、フロントバッグ装備なんて人には出逢いませんでした。

1週間と置かず懲りずにセンチュリーラン

先週火曜日に2年ぶりのセンチュリーラン(100mile)走行を果たしたばかりですが、三重県最南端の鵜殿村(新宮市の川向い)まで走ってきました。
 今回の目的は<780>熊野川紀和線の三重県側(と云っても三重県側が殆どなのですが)の走破と、かつて走破していながらも当時ヘキサ蒐集なんて馬鹿な事をやっていなかったために未収の<738>神川五郷線、<761>小森神川線、<765>長尾板屋線のヘキサ蒐集なのです、新宮まで走り抜けても時間的にかなり厳しいので新宮で1泊のつもりで身支度をして出掛ける事にしました。
 コースは桜井から新鹿路トンネルで吉野入りし、小島峠から入野峠(トンネル)、<262>国栖大滝線を経由して国道169号線で新伯母峰トンネルを越えて、下北山村で遠回りになりますが久しぶりに池峯を経由して新しく開通した不動トンネルで日本唯一の飛び地の村で知られる和歌山県北山村に入り、<40>熊野矢の川線で丸山千枚田を経由して<780>熊野川紀和線を完走して国道168号線の熊野川を挟んだ対岸路<740>小船紀宝線経由で新宮入りしようと云うものです。 素直に国道を走れば140キロ程度なのでしょうが、迷走?コースなのでセンチュリーランにはなりそうです(^_^)

朝4時過ぎまだ暗いうちに桜井を出発、地滑り問題で今だ貯水の始められない大滝ダムを横目に予定のコースを走り2時間程で川上村の道の駅「杉の湯川上」に着きますが、なんと肝心の新伯母峰トンネルがGWに入るまでの平日の日中は通行制限で1時間に15分間しか通れないとの事、朝駆けのお陰で非力な脚力の私でもどうにか工事の始まる9時までには登りきれるとは思うのですが...
↑ なお写真は川上村側の案内です、上北山村側での時間も同様なのかは知りません。

(07:38)ようやく伯母峰ループを見上げるあたりまで登ってきました(^_^;)
 しかし今日は工事車両とかでしょうかいつもより車が多いです。

PS : なお大迫ダムの堤頂道路も5/31までの平日は時間制限で全面通行止で入之波温泉方面へ行けません。



(08:13)無事に新伯母峰トンネル口に到着。 <40>大台ヶ原公園川上線も片側通行止で工事やってます、工事車両が多いのはどうもこのせいの様です。







殆ど休憩もせずに頑張って登ってきたお陰でいつもより早い時間で上北山村側へ越えたので、旧国道169号線の河合峠の旧道へ入ります。 一応舗装路なのですが、落石とかでかなり痛んでいてロードで入るのははばかられますが、南側に行くほど状態は良くなります、但し北行きは相当の激坂です。



↑ 現在の国道169号線を見下ろせる処が幾つかあります 「大台ヶ原ヒルクライム」が当初のコースなら良い撮影ポイントなんですがネ(^_^)

桜井を出てからコース上にはコンビニは全くありません、上北山村で買ったクッキーをかじりながら走り、下北山村でコンビニ風にアレンジされたJAで好物の「めはり寿司」を発見、スポーツ公園を眺めながら休憩する事にしてパクつきます(^o^) この先の不動トンネルへはこのまま国道169号線を走れば良いのですが、10数年ぶりでしょうか池の平公園から下北山村役場を経由する国道425号線に入ります。 判っていた事なのですが峠名は無くても一丁前の峠越え、標高で池原ダムより高い処まで登らなければなりません、少し後悔(^_^;)
↑ 下北山村スポーツ公園を見下ろす、まだ途中です。

レトロな建物だった下北山村役場、建物は健在でした外観は少しリニューアルされた様です。 不動トンネルは和歌山県北山村七色へ抜ける新しいルートで全長2038mのトンネルで北山村へは国道169号線を経由するよりショートカットになります。 トンネル内は南に向かってやや登りになりますが北山村側は斜度12%の強烈な下り、当然北行きは強烈な登りです(^_^;) 自転車で北行きは病的な「坂馬鹿」の方以外にはお勧めしません。
↑ 国道169号線の対岸の<34>七色峡線から望む七色峡と七色ダム
 ところで不動トンネルを経由して七色ダムの下流へ出てしまったため、今日の目的のひとつだった<738>神川五郷線と<761>小森神川線のヘキサ探索のために七色ダムへ登り返し対岸路へ出なければなりません、少し悪い予感が... 案の定ダムを渡ると<40>熊野矢の川線通行止の案内、でも場所が特定できません。 とにかく<738>神川五郷線を下るしかありません、幸い短い路線にも拘わらずヘキサは見つかったのですが、神川に下り<34>七色峡線に突き当たると通行止のゲートが。 実は熊野市神川町神上から神川町花知に至る北山川左岸沿いの区間は道路地図によっては<34>七色峡線とも<40>熊野矢の川線とも表記されているのです、資料によると距離的に神上と花知の間に両線の起点があると推測されるのです。 で通行止の案内板には全面通行止ながら夜間は徐行との事、その上迂回路の地図も不可解(はっきり云ってデタラメ)、物理的に担いで通れない訳が無い、案内の不備が幾つかあるので理論武装はバッチリ、その上時間はお昼休みときたもんだ(^o^)/
 で現場監督とおぼしき人と一言二言交わして工事現場を無事担いで突破してきました、なお単車や4輪は土砂をどけて貰わない限りは通れませんよ(^_^)
 ところで<34>七色峡線と<40>熊野矢の川線の起点はこんな処でした。

そのまま<40>熊野矢の川線を走り山越えで旧紀和町域へ入り丸山千枚田を見下ろす場所を経由します、丸山千枚田はそろそろ田植えの季節なのですが、写真の場所だけが植生が払われているので展望が効きます、だから丸山千枚田と云えば季節の違いこそあれ同じアングルの写真になってしまうのです。
 <40>熊野矢の川線を風伝トンネル口まで走り、僅かに残っていた未踏区間を走りこれで全区間完走しました。

時間を気にしながらも今日一番の目的だった<780>熊野川紀和線を越え、(16:02)熊野川に架かる三和大橋が見える<740>小船紀宝線経由との合流点まで下ってきました。 新宮から帰途に就くには松阪経由で17:28の特急か17:46の鈍行が最終(天王寺廻りなら18:04の特急に乗る手もありますが混雑する路線に輪行袋を担いで乗るのも顰蹙なので串本以東の時はいつも松阪経由で帰る事にしています) しかし食料の買い込みと輪行支度を考えると微妙な時間です。 まあいずれにせよ新宮泊のつもりできているので鬱陶しい国道168号線を避けて時間的には不利なものの自転車にとっては快適な<740>小船紀宝線を走る事にします。

熊野川の右岸を走る国道168号線に対して北山川との合流点より下流の左岸はこの<740>小船紀宝線が通っています、と云っても殆ど紀宝町浅里地区までは1?1.5車線のいわゆる険道、交通量も地元の軽トラが通う程度で、距離的にも時間的にも国道168号線を走る方がずっと早いです、しかし対岸に渡ろうにも三和大橋しかありません、でもこの時間になると日陰になる対岸の国道168号線を走るより快適です。
(↑写真)を撮ってる余裕がある位ですから’ダメモト’で走っているのですが...
 新宮泊しても明日も未踏区間の残る<62>御浜紀和線と<141>鵜殿熊野線を走る計画があるので、無理せず足を残してのんびり走れば良いのですが、ついついハイペースになります(^_^;)

新宮17:28発の特急はどうあがいても無理なので川を渡って新宮市街に入るのは諦め、一駅先(手前?)の鵜殿駅へと向かいます、そちらなら信号も少なくコンビニの場所も判っているので時間的に有利です、成川インターの自転車にとってややこしい信号で戸惑ったものの、(17:17)コンビニで買い物、(17:21)鵜殿駅に到着して余裕で輪行支度を済ませる事ができました。

↑ 2ヶ月ぶりのビールとチクワでプハーッ!

 多気、松阪、伊勢中川、名張と乗換4回、5時間掛かりの輪行で23時前に帰ってきました。 以前より接続は良くなったものの内3回は階段の昇り降りがあって、さすがにくたびれました。
 本日の走行172.0キロ、幾つかの峠越えとヘキサ蒐集をこなしながら、非力ながら先週のセンチュリーランに続いて平均速度17キロ台をキープしています。 これで今月の累積は700キロを越えました。 1999年に達成した4月度の記録に後り116.7キロです。

●Google Maps API Version 2 に対応した「轍 Wadachi Ver.1.11」によるコースマップ、ルート再生機能とスケール表示に対応しています。

2年ぶりのセンチュリーラン

西峠?佐倉峠?木津峠(新トンネル)?高見峠(トンネル)?湯谷峠(トンネル)と走って久しぶりに南勢方面へ、藤越?野見坂(旧トンネル)で旧南島町(南伊勢町)へ入り未踏の<573>阿曽浦港線を完走し、旧南勢町(南伊勢町)五ヶ所を経て近鉄志摩磯部駅まで走って輪行で帰ってきました。
 Google Maps API Version 2 に対応した「轍 Wadachi Ver.1.20」によるコースマップ、ルート再生機能とスケール表示に対応しています。
プロフィールマップ


「只今の気温3℃、路面凍結注意」
 ほんまかいな、佐倉峠にて
 この時期、朝夕と昼間の気温差が大きいのでウェアに気をつけないといけません、朝はフリース着込んでましたよ(^_^;) レーパンの上にタイツを履いていて正解でした、昼間はレーパンとTシャツで走ってました。



今年初めてカジカガエルの鳴き声を、標高の高い東吉野村の高見川はまだでしたが、旧大宮町(大紀町)の藤川と度会町の一之瀬川で聞くことができました。


←<22>伊勢南島線野見坂にて、新しいトンネルが開通して初めて越えますが、全く車の来ない旧道を越えてきました。 黄砂のせいなんでしょうかやや霞んでいて残念。

※ 野見坂は国土地理院の地形図によると「能見坂」となっていますが、新旧トンネルは「野見坂」となっています。


2004/7/1以来、2年ぶりにセンチュリーランを果たしました(^_^) その間に150キロ台は2度あったのですが、いずれも嵐山往復の時、でも近所を一回りしようなんて余力は残ってませんでした(^_^;)
 正確には160.9キロを越えなくてはいけませんネ、本日の走行169.7キロ。 しかし100キロを越えてからの峠越えと海岸沿いのアップダウンは参りました(^_^;)


お花見サイク

N嬢と津風呂湖畔から吉野山へ「お花見サイク」へ行こうと話がまとまったのだが、日頃遊んで貰っている皆さんに内緒にと云う訳にも行かないので、昨日お昼に某掲示板にそっと告知しておいたら、今日服部緑地で行われるシクロジャンブル(自転車のフリマ)へ行く予定をまで外してまで、お邪魔虫もとい親衛隊が5名もやってきて7名で走る事になってしまいました(^_^;)
 コースは明日香村石舞台→芋ヶ峠→津風呂湖畔→入野→吉野山→壷阪峠→明日香村の約70キロ。

明日香村石舞台を見下ろす場所に集まった面々(^_^;) 話題はN嬢のニューマシンU2、MAVICの完組ホイールにホワイトカーボンのステムにピラー、計うん十万。
 今日はロードでって云っているのにdendenさんはビアンキのミニベロで河内長野から自走でやってきました。 今日はさすがに堪えたのか帰りはMikeさんの車に便乗して帰ったとか...


芋ヶ峠への登り、T御大に「噛ませ犬」をお願いしたのですが、さすがにかつての国体チャンプもピチピチN嬢には付いて行くのが精一杯(^_^;)


今日のお目当ては吉野山より、以前から目を付けていた津風呂湖上流の入野(しおの)地区の桜並木、やはり少し早い様ですが十分絵になります。


案の定、吉野山は大変な人出、押して行くのも大変です(^_^;) 近鉄電車の案内ではまだ下千本で5分咲きと云う事なんですが...
 この後、上千本へ抜け<37>桜井吉野線を下り、おなじみの椿橋から壷阪峠のルートで明日香村に戻って来ました。


既にうちのHPの「輪」→「ツーリングの記録」に写真をUPしています。