野迫川~奥千丈キャンプツーリング(おまけ)

 3泊4日のキャンプツーリングから帰ってきたその日の夜から仕事と云う強行軍で、翌日帰宅後に片付けを始めたのですが、良い機会ですので装備品の紹介を。

 4つのサイドバッグはオーストリッチのS-5(廃番)に、勿体無い話ですがモンベルのサイドバッグの取り付け具を転用しています。この辺りの経緯は「サイドバッグ改造中」をご覧頂ければ良いかと。
 さて右前のサイドバッグには寝袋(NANGAオーロラライト600STD)、マット(モンベル )、シート、湯たんぽ(フーゴフロッシュ)、ペグハンマー(キャプテンスタッグ M-8400)と基本的に野営地までアクセスする必要のないものを入れています。
 左前のサイドバッグには衣類などが入れていたのですが、帰宅後直ぐに片付けて洗濯機に放りこんでしまったので画像がありません。この季節寒暖差が大きい上、走っている時と休んでいる時を巧く調整できる様にしておかないといけません、基本的に重ね着で柔軟に対応させるのが肝要です。まあクラシックなアノラック+シャツにニッカ+ニッカホースのスタイルなんですが、シャツの素材とダウンベストとフリースで調整しています。
 右後のサイドバッグには火器、燃料類を。レトルト食品は手軽なのですが、屋外でボイルするには相当の時間とコッフェルのサイズが必要になるのが難点です。1人が3泊でこれだけもボンベは必要ありません、たまたま半端が残っていたもので、湯たんぽのお湯を沸かす必要があるのですがランタンは使わなかったので250cc2本で充分でしょう。150ccサイズはコスパが悪いのですが、ケトルの中に納まりますので予備に持ってきました。
 今回失敗だったのがカップ麺のリフィル(中味だけをパックしたもの)がぴったしサイズが売りのクッカー、なんと小さすぎて愛用のバーナープリムスC-123S(廃番)のゴトクに乗らないのです、別のスタンドを使って事なきを得ましたが。
 タバコを吸わなくなると忘れがちなのがライター、バーナーの着火装置が壊れてもう使えないに、チャッカマンを濡らしてしまって一瞬焦りましたが、ライターの予備があって助かりました。使わなかったランタンですが、プリムスのP-541 ホヤが金属(メッシュ)製で割れる心配はないのですが、やはり自転車ではマントルが潰れてしまっている事が往々にあります、いまでは電池式ランタンで良い物がありますからね。今回は雨具(ポンチョ、バッグカバー)を一番底に押し込んできましたが、最終日に取り出しやすい様に一番上に入れ替えました。
 アクセスし易い左後のサイドバッグには食料がメインです。保冷の必要は無いのですが使い勝手が良いのでサイドバッグにぴったり入るソフトクーラーバッグ(サーモス)に食品を。オレンジ色のバッグはカトラリーやナイフ類、プラスチックのケースにはスープや調味料、コーヒーやお茶の類を。後ペーパータオルやウェットテッシュなど、この辺り百均で見つけてきたものが多いですね。
 サドルバッグ(モンベル)、本来はフロントバッグとして売られているものですが、サドルバッグとして重宝しています、但しサドルループが付いているサドルにしか取り付け難いかも知れません、世の中にはレールにサドルループを付けるブツもあるにはあるのですが。中味は主にスペアチューブを始め自転車関係の工具です。ヘッドパーツを締める為の蟹目レンチや出番がない事を願うばかりのチェーンカッターまで入っています。左上に写っているのは自転車用ではない人間用のヘッドランプなのですが…
 キャンプ用品としては必需品とも云えますが、自転車ツーリングでもナイトランや結果的に夜間走行になった際のパンクなどトラブルを考えると両手が自由に使えるライトは助かります。また真っ暗な山道を走る際に進行方向しか照らせないヘッドランプと違い、視線の先を照らせるライトは有用です。
以前は左のGENTOS HW-999Hを使っていたのですが、百均の安い電池を使っていたら液漏れが起きて接触が悪くなってしまいました、機能性能的には満足していたのですが、単3/3本とあってやや重いのが負担でしたので、同社のCB-200D(単4/3本)を買ってみみました、重量など満足できるものだったのですが、頭に付けて走ってみると、仰角の調整範囲が狭く、姿勢にもよるでしょうが前方を照らすのに適した角度にセットできないのと、角度調整部分のヒンジが外れ易いと云う問題が今回露呈してしまいました。
 パニア台の上にはテントと三脚、夏支度の場合は寝袋、マットと一緒にテントもフロントバッグに収まってしまうのですがねぇ。なおパニア台の上にテントを載せると、先のサドルバッグへの出し入れがし難くなってしまうのは、致し方ない処です。なお中央は折り畳み式のテーブルです。
 前後しますが右後のサイドバッグ上には長尺物などを固定できる様にベルトが付いているのですが、これが曲者でちゃちな樹脂製のベルト通しではとても耐えられるものでわありません、この辺りがA産業社製品のテキトーな処で、他の3つはことごとく千切れてしまいました。クラシックなスタイルのサイドバッグではフタ部分で長尺物を挟みこむ様にしていますが、最近のモダンなスタイルのサドルバッグでは防水性能を確保するために、フタ部分がロール状になっていたり覆い被せる構造になっています。またサイドバッグにレインカバーをかける際に邪魔になるため、最後に雨に降られた今回はここに固定していたテーブルをパニア台上に移動せざる得ませんでした。
 長年使ってきたサイドバッグですが、あちこちに痛みが出てきているので、そろそろ買い替えを検討しているのですが、長尺物のスマートな積み込み方法をどうするかが課題です。
 あとフロントバッグがあるのですがカメラ(Lumix DMC-G2)とモバイル機器とかで占領されてしまっています。と云う訳で殆どの荷物は自転車に持たせていて、身に付けているのは財布とスマホを入れたウェストポーチだけです。基本的に荷物は担がない事が信条、良くロードバイクやクロスバイクに大きなザックん背負ってツーリングする人を見かけますが、色々な意味で身体への負担が大きく、重心も高く身体の動きも制限され、安全面でも良いとは云えません。また夏場は背中からの放熱を妨げるために疲労度も大きくなります、その点で背中との空間を取れる様に工夫した製品もありますが、驚く程見た目より収納量は少なくなっています。私の場合はロードの場合などでマウンツテンスミスのランバーバッグ、いわゆるヒップバッグを使用する事があります、容量的には10数リッターが限界でしょうが、腰の部分で支えているので身体の動きを制限する事も少なく、背中がオープンなのが利点です。大きなカメラを担いでも邪魔にならないと云うメリットもあります。
 さて今回はここまでかな。

 1日目 2日目 3日目 4日目 おまけ

野迫川~奥千丈キャンプツーリング(1日目)

 来年3月まで行なわれている「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」、45ヶ所のチェックポイント走破を目指しているのですが。5つある山岳賞ポイントにもなってる「道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー」(標高1,232m)はなかなかの難所、過去何度かは行っているのですが、私の脚力ではとても1日で走って行ける処ではありません、そこで前回の「おくとろ」同様キャンピングで向かい、ついで未収の「道の駅 水の郷日高川龍游」(田辺市)と「奥真妻活々倶楽部」(印南町)もついでに回って、前回同様宅急便と輪行で帰って来ようかとも考えたのですが、この季節になかなか行けない周辺の紅葉スポットを見逃す訳のも勿体無いので、野迫川村川原樋川沿いと奥千丈林道を経由して自力で戻って来ようと企ててみたのです、それに18きっぷの時期でもないし宅急便の費用も馬鹿にならないので、今回は節約モードで。

 コースはざっとこんな感じなんですが、3泊の予定ですし距離は知れていますがルートラボによると獲得標高3,300m近いとか。なお帰途五條市大塔町阪本からのコースは未定ですが、含めると二山越えないと帰ってこれないので都合獲得標高4,000mになったりして。
 所用を片付け12時には出発したかったのですが、結局スタートできたのは14時過ぎ、明日香村から吉野口駅経由のいつものルートで重阪峠を越えます。
 五條のオークワで買出しの後、紀ノ川左岸の県道55号橋本五條線に入り、橋本橋の手前から自転車道に入ります、九度山に着いた頃には既に真っ暗。R370に入り途中から細川から極楽橋の手前を通るルートに入りますが、闇夜とあってもう完全に真っ暗。
 いつも休憩する八坂神社の大木がライトアップされていますが、休憩している気持ちの余裕などありません、細川と神谷の集落を過ぎると再び闇の中、ただこの時間だと地元の人が通勤に使うのか通る車は昼間より多い様な、それと時折南海高野線の電車の音が谷にこだまします。所々で押しも入ったりしましたがどうにか標高800mを超え、高野山中学とか住宅地の明かりが、20時過ぎには高野山役場の前に。

 山内に入るとあちこちの寺院がライトアップされていたり、門前の大きな提灯の明かりとかなかなか良い雰囲気です。野迫川村へは左折して東へ、奥の院の方へ向うのですが、ちょっとファミマへ、高野山にもコンビニがある時代なんです。
 この先、飲み水の補給できる場所はありませんので、1リッターのペットボトルの水を調達、コーヒーで一息入れます。ほんとファミマがなければ夜の高野山では何も手に入らないと云っても過言では。奥の院の公衆トイレで湯たんぽとボイル用の水を調達して野迫川村へ。県道53号高野天川線に入ると再び闇の中、桜峠下の三叉路から桜峠、天狗木峠(990m)を経由して高野辻まで7キロ程なのですが、一台の車にもすれ違う事はありませんでした。
 2233 標高1,000mを少し超える高野辻休憩所に到着、ここで野営するのは2015年10月2017年10月に続いて3回目、四阿と仮設トイレがあります。今夜はオークワで買った弁当とカップ麺で済ませ、寒さは昨年程でもないのですが、おニューの寝袋にもぐりごみ早々に休む事にします。本日の走行84.0キロ、しかしくたびれました。

 1日目 2日目 3日目 4日目 おまけ(装備篇)

アウトドアグッズ3題

 冬キャンプで重宝しているのが「湯たんぽ」、ホカロンやハクキンカイロなんて人もいますが、ホカロンじゃちょっと心許ないですよね。最初の頃は百均で売っているプラスチック製のものを使ったりしていたのですが、容量が小さい割りに嵩高くて今一自転車キャンプツーリング向きではありません、たまたまAMAZONで見つけた西独フーゴフロッシュ社製の「湯たんぽ」、柔らかい樹脂製で半分位には畳めます。昔からあるゴム製の水枕をイメージして貰ったら良いかと。たっぷり2リッター近い容量がありますので、寝る前にお湯を沸かして満タンにして寝袋に入れてやれば、安全快適に寝付けます。しっかりとねじ込める栓が付いていて外れる様な心配はなく、口が漏斗状になってお湯を注ぐのも安全です。ただ一つ欠点は、無害なのでしょうが独特の甘い匂いがあって、冷めたお湯の飲用への再利用はちょっとね、それとお湯を沸かす為にケトルを一回り大きいのに買い換えをました。なおニットの専用袋が付属しています。
 別に私のアイデアでも何でも無いのですが、skuram翁に教えて貰ったアイデア。自転車キャンツーで大型の三脚を積んで行く物好きは「自撮り」がライフワークの私位のものかも知れませんが。仕掛けは簡単、サイドバッグに入る大きさの板を探して来て天板に、三脚のネジに合うナットを取り付けてやるだけなんですが、一般的な三脚のネジは1/4インチ(大型のものには3/8と云う規格もあります。)、単にナットだけならホームセンターで売っていますが、板にどうやって固定するかが問題です、埋め込んだだけでは空回りしそうです。ただそこは写真右上の様な板付きナットと云うのが市販されていて、JISならホームセンターやAMAZONで手に入るのですが、流石にインチねじの板付きナットは見かけません。モノタロウ辺りならきっとあるのでしょうが、幸いYahoo!ショッピングであるホームセンターの通販サイトでメール便対応で入手する事ができました、後は木ネジ4本人で固定すればばっちり。アルカスイス互換のクイックシューが余っていたので、取り付けてやればワンタッチで天板を三脚に固定する事も可能になりました。


 冬キャンプの快適さに慣れてしまってもやはり寒さには、流石に自転車キャンプツーリングに薪ストーブは積んで行けませんし(トレーラーに載っけて引っ張って行く御仁がいるとかいないとか)、そろそろ高性能でコンパクトなダウンの寝袋、mont-bell辺りに買い換えを考えていた処、先日の宮川キャンプで達人vivvaさんに薦められたのが、ナンガ製のオーロラライト450DX、一旦心は決まったのですが、やはり高いわぁ。
 いざシーズン入りしてポチろうとすると、人気商品だけに欲しいカラーの即納が見当たらない、それに純粋冬専用と考えてみると上のモデルにも食指は動くけど、所詮自転車キャンツーで行けるエリアは限られてはいるのですが。
 シェルの撥水性を考えるとナンガ社のオーロラシリーズ以外に選択肢はなさそうなんで…

品番 収納サイズ 重量 快適使用温/限界温度
450DX  Φ14×29cm 865g 0/-5℃
500DX Φ18×30cm 1150g 0/-5℃(センタージップ)
600STD Φ17×31cm 1200g  6/-12℃

 の三択になって、価格との兼ね合い、ダウンのグレードは落ちて一番収納寸法の小さくない600STDをポチる事に、そらぁ600DX欲しいですよでも5万超ではネ。まぁそれでもサイドバッグまるまる一つを占領する今のに比べて十分に十分にコンパクトなんですがね。
 さて高野辻の雲海~野迫川の紅葉~護摩壇山でWAKAYAMA800のポイント~奥千丈林道と計画を練って6日の午後から9日に掛けて時間を取ったのですが、どうもお天気が…

来年のCanCan謹製卓上カレンダー

 毎年恒例の「CanCan謹製卓上カレンダー」ですが、年毎に3.5吋フロッピーディスクケースが入手(廉価で)しにくくなる中、ある方からA4/3サイズのカレンダー用ケースを大量に頂きました。10数年続いた今までのデザインですが、現在新デザインで製作中です。
 2~3年分は間に合う量があるのですが、206×105mmと云うサイズが微妙なんですね、A4サイズのプリンターで効率よく印刷できないので、ネット印刷にトライしてます、コスト削減の為にカットは今迄通り手作業です。
 左が試作品、従来サイズの倍です。色々と検討しなくてはならない事が多くて「笠置キャンプ」にはちょっと間に合いそうにはありませんが…


2018年10月の実績

 office2003(^_^)からoffice365へ変わったら、あまりにギャップが大き過ぎて、思い通りにグラフが作れず、往生しました。
 2018年10月末までの累計8,322.6キロ(asuka 4,935.2キロ、erba 2,986.7キロ、silk24 433.4キロ)、やはり今年の夏の天気が影響してます。


  2015年からの4年間

「酒池肉輪会」笠置キャンプ(2日目)

 ストーブとアルコールでしっかり暖まった処で寝袋に潜り込んだのですが、さすがに夜中に寒くなってきたので、湯タンポに目一杯のお湯を沸かして暖まりなおします。しかし昨年10月末にも野迫川村の標高1,000mを超える高野辻やタイノハラ林道で野営しているのですが、そろそろ寝袋の買い換えを考えなくては、サイドバッグ一つを占領する位デカい化繊の寝袋も、濡らせる心配をしなくても良いのですが、今は撥水力の高いシェルを使ったダウンの寝袋もありますし、それにとてもコンパクト、でもとても高い。
 いつも早くからゴソゴソすると文句を云われる割りに、今朝はなかなか動き出せない、今日はkiki君がならまちのブルーノートでレコードコンサートの解説をすると云うので馳せ参じる予定なので、あまりのんびりともしてられないのですが。「わかさぎ温泉」が10時に開くのを待って入ってから、いつもの山越えルートを走っても12時には奈良市街に入れるでしょう。
 撤収の合間にショコラシェフが昨夜の天ぷらに続いて今朝は茶粥を準備してくれています、感謝。しかしフライは乾きそうにないなぁ。
 一足お先に失礼させて貰い「わかさぎ温泉」へ。ところがアノラックを忘れてきた事に気がつきます、そうなるとのんびりと温泉に浸かってられないもんで、ゆっくりとも出来ずにキャンプ場へ引き返す事に。幸いsetoさんが気付いてくれた様で、無事に手元に戻ってきて再出発。
 白砂川沿いの府県道33号奈良笠置線を1キロも走らない内に府県境があって奈良市になります、どう考えても笠置駅まで歩いたほうが便利な様な気もしますが、奈良交通の路線バスもやってきます、平日は4本。RRCBの「大和高原 夏の早朝ラン」で毎回自販機休憩するお店まで登ってきました。
 このまま県道33号を走っても良いのですが、いつも西狭川口バス停を過ぎた辺りで安郷川の沿った道に入ります、木漏れ日が心地好いですが、舗装路とは云え路面状況は決して良くないです、一台の車に出合う事なく県道47号へ、県道752号を継いで再び県道33号に入ります。その後中ノ川でR369に合流し奈良市街へと下ります。
 川上町の信号でR369と別れ、住宅街の中を下って行くと正倉院の北側に出ますので、西側へ回り込むと大仏池へ、絵に描いた様な古都奈良の風景です。
 実は正直云って知らなかったのですよ京都の老舗JAZZBAR「ブルーノート」が3年前にならまちに移転していたなんで、しょっちゅう店の前を自転車で通り過ぎているのですがネェ(^_^;) まぁ同じ奈良県と云っても中和地域に暮らす人間にとって、仕事で関わりがないと飲み食いで奈良市へ行く事は殆どないのですよ、まして「まんま亭」なき今では。
 その「ならまちブルーノート」「Kyoto Music Channel」のイベント「大人の遠足!ジャズ喫茶へ行こう!」でkiki君がレコードコンサートの解説者として登場、6/30~7/1に野迫川村の昭和食堂でご一緒したA氏も来てくれました。
 残念ですが夕刻から予定があったので15時には失礼して一路上街道を南下して桜井へ、本日の走行46.1キロ。

「酒池肉輪会」笠置キャンプ(1日目)

 今日明日と9月の宮川に続いて自転車と日本酒を愛する集い「酒池肉林会」のキャンプです。当初は山添村の「カントリーパーク大川(おおこ)」の予定だったのですが、なにやら予約で一杯だとか、急遽「笠置キャンプ場」でと云う事になりました、来月23~25日にも笠置で大々的(^^)にキャンプするのですがネェ、まぁ皆さん集まって酒が飲めれば場所は何処でも良いのですが、なぉ私は日本酒が特に好きで造詣がある訳でもないのですが、まぁキャンプができれば良いと云う訳でして。「酒池肉輪会」のお約束は何か1本は提げて行くと云う事は、前回は地元桜井の「談山」、今回は西内酒造まで行っている時間がなかったので三輪の今西酒造の「三諸杉」を積んで行く事に、これにアルコールだけでも缶ビールと安物のワイン1本を積んで行くのですから自転車にとってエエ加減嵩張るな荷物です。(写真:setoさん&abiさん)
 怪しげな予報が続いていたのですが、どうにか快方に向う様でして直前の予報ではお正午には雨も止んで陽射しがある様な話。
 いつもなら笠置へ行く時は大和高原経由で柳生から下って行くのですが、山は雨が残りそうなので奈良経由で12時発の予定にしたのですが、間際になって色々不都合ができて、スタートしたのは13時、一路上街道を急ぎます。
 週末とあって観光客で混雑する奈良公園を抜けて奈良阪(写真左:元奈良少年刑務所)を越えます、最短コースの府県道44号奈良加茂線を走り恭仁(くに)大橋で木津川を渡ります(写真右)。井平尾への抜け道を走っていると、前から1台のランドナー、すれ違い様に声を掛けられたので誰かなと思っていると、面識はないのですがブログの読者で、天五さんのブログやYouTube時代から見て頂いていたそうです、西大寺の方で冨士オリンピックに乗っておられました。
 出来る事なら走りたくないR163をすっ飛ばして笠置大橋を渡ります、SetoさんのSNSへの書き込みで聞いてはいたのですが、この季節にキャンプ場は大賑わい、今や関西の冬キャンプのメッカになってしまいました、元はと云えばへろへろ輪のマッキーさとまるさんと今日も来ている細見団長がストーブを持ち込んでやりだしてのが始まりなんです。しかし来月は大丈夫かな、些か心配になってきました。
 既に私を除く5名が揃っていて酒宴が始まっています、なおじさんとVivvaさんがお休みなのが残念。
 今回はMossOutlandを積んできました、夏は暑いですが前室のあるのは重宝します。

 設営を済ませ、汗もかいていないので温泉は止めにして、さっそくアテのウインナをボイルしてビールから、もちろん持参してきたのは黒です。


  団長の持ち込んだストーブも準備万端、今回はペレット供給燃焼装置のテストも兼ねて。(写真:賢ちゃん)
 ショコラシェフは天ぷらの準備、自称漁業従事者の賢ちゃんの持ってきた烏賊は天ぷらに。他各自持ち寄りのメニューが次々と、私は前回好評だったギョーザ鍋だったのですが、ワインばかり飲んでいて写真がありません。
 そんなこんな夜は更けて行き、寒くなってきたらストーブで暑い位のタープへ潜り込んで宴は続きます。本日の走行40.7キロ。

ショコラさんのブログレポートです。

 

紀伊半島ツーリング 2018秋(4日目)

和歌山県日高郡日高町 紀伊日ノ御埼灯台

 6時過ぎには宿を出発します、予定通り日ノ御碕に立ち寄りながら海岸沿いの県道24号御坊由良線を紀伊由良駅まで走ります。ところで宿の前の紀伊御坊駅隣には引退したキハ603が弁当屋さんとしてご奉公しています。キハ603は国鉄キハ10をベースに新潟鐵工所が製造した気動車で大分交通耶馬渓線廃止後に紀州鉄道が譲り受けた車両です。1969/8/8に同僚のキハ602を日豊本線の中津駅でカメラに収めていますし、2006年にUG兄さんと走った頃は現役でした、まだ営業時間前なのが残念。
 御坊市街から煙樹ヶ浜沿いに走り美浜町三尾、いわゆるアメリカ村から県道187号日の岬公園線を標高150m近い灯台まで往復します。正面に国民宿舎が見上げる辺りで半分位でしょうか。

  以前の日ノ御埼燈台は地盤に亀裂が発見され、昨年春に120m西のこの場所に移転し新しい燈台が建てられました。日の岬へ来るのは2016年4月以来ですので新燈台は初めてです。以前の燈台の入り口辺りまで登った後、海に向かって下ります。これが結構な斜度でして当然帰りは登ってこなくてはなりませんが、視界が広くなって眺望は随分良くなりました。なお以前は美浜町にあった日ノ御埼燈台は移転で町界を跨いでしまい所在地は日高町阿尾になりました。
 以前の燈台入り口辺りから、湾を挟んで昨日走ってきた海岸線を望む事ができます。三尾まで戻り再び県道24号線に入りますが、御坊市から美浜町、日高町、由良町、広川町、湯浅町の海岸線を走るこの県道と県道23号御坊湯浅線の北半分には「キララときめきロード」と云う愛称が付いています。それなりのアップダウンはありますが、湯浅町から広川町にデポして、R42ではなく山越えの旧道をアレンジして周回コースを組むとなかなか面白いですよ。
 阿尾冨士と阿尾湿地(県下最大の汽水性湿地)、かつて原発の誘致が取り沙汰された場所です。ところで日高町阿尾、今では大きな顔をして奈良県人の様に振舞っていますが、私の本籍地は此処にあります。
 産湯、比井、津久野、小浦と幾つかの浜と小さな峠を巡りながら北上します。
 方杭(かたくい)の「温泉館 海の里 みちしおの湯」が今回のツーリング最後のスタンプラリーのポイントとなりました。実はこの先の「道の駅 白崎海洋公園」にもポイントが設定されてはいるのですが、台風21号の被害で海洋公園そのものが閉鎖されて入る事ができなくなっています。
 由良港を挟んで対岸には県道23号御坊湯浅線が走っていますが、今日はここまでで紀勢線紀伊由良駅に向います。
 10時過ぎには紀伊由良駅に到着、接続が良くないので1本見送るつもりで、駅傍のコンビニで井昼を買ってからのんびり輪行支度を始めます、巾着タイプの輪行袋は初めてなのですがなかなか良いかと、ただ軽いロードバイクならともかく肩掛けベルトが細すぎて重いasuka号には些か辛かったのが。1116発の和歌山行きに乗車、天王寺、奈良と乗り継いで1442桜井駅に無事降り立ちました。本日の走行34.6キロ、3泊4日と云うか3.5日で332.6キロを走った計算になります。
 「WAKAYAMA800」モバイルスタンプラリー、輪行袋を忘れると云う失敗もありましたが、お天気には恵まれて8ヶ所GETで都合25ヶ所となりようやく折り返す事が、後20ヶ所かぁ…

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今日は稲刈りのお手伝い



 今日はasuka号を駆ってT御大ちの稲刈りのお手伝いへ。毎年田植えのお手伝いには行っても、10月の連休は「月うさぎキャンプ」と重なるので暫く伺ってなかったのですが。県立医大が移転してくるので、大和三山畝傍山を見上げながらの田植えや稲刈りは今年が最後とか。

 

 

西の海へ ~ゆる風サイク~

和歌山市加太にて

 

 31日から2日とせっかく休みにしておいたのに台風襲来で淡路島キャンプツーリングは中止に、部屋に籠もってパソコンいじりをしていたものの、今日1日は良いお天気との事、こんな日に走らずにいたら昼頃になってから後悔する事に決まっているので、意を決して出掛ける事に、特に何処へと予定はなかったので、「WAKAYAM800」モバイルスタンプラリー」で一番面白くなさそうな和歌山市周辺へ向う事にして、明日香村から重阪峠で五條へと、いつもの道を行きます。
 五條のオークワでおにぎりを仕入れてR24を西へ、左岸に渡らずそのまま走ると真土峠の面白くもない坂を登らなければならないのでJR和歌山線沿いの小径へ入ります、線路と川岸に挟まれた小特しか通れない道が隅田(すだ)駅の手前まで続いています、途中ダートと云うか田圃の畦の様な部分もありますので、ロードにはお勧めではありませんが。
 隅田駅は「WAKAYAMA800」のポイントですが既に履修済、ただリピータ賞なるのがありますので、一応チェックはしておきます。この先和歌山街道が少し残っていますのでそのまま橋本の町へ。
 すいぶんご無沙汰ですので橋本町道路元標へ、調べてみると12年ぶり、隣に真新しい案内板が、昨年3月に設置された様ですが、説明もなかなか良くできています。
 橋本橋で左岸に渡り、九度山町の道の駅「柿の郷くどやま」に立ち寄り、三谷橋で右岸に渡ります、5連の曲弦トラスが美しいです、幅員のない道路橋は気が付くと架け替えられて姿を消して行くので気を付けておかないと。ところで紀の川沿いのサイクリングロードは左岸と右岸を交互に2度づつ経由する様になっていて、三谷橋から右岸を走り麻生津橋で再び左岸に戻ります。ただこの間の右岸路は支流が流れ込む部分で3度ばかり上流側へ迂回していて決して走り易いとは云えません、和歌山市方面へ急ぐなら左岸の県道等を走る事をお奨めします。しかし紀の川河畔に出てから些か向かい風が…
 ただ右岸には道の駅「紀の川万葉の里」があって、スタンプラリーのチェックポイントになっています、13個目をゲット。R24をサイクリングロードに挟まれた道の駅、ロケーションは悪くないのですが、西端には四阿もあります(写真は下流側から見ています)。
 あと麻生津橋までの部分でサイクリングロードが非常に判り難くて、毎回道を間違えてしまいます、今日は試しに麻生津橋からサイクリングロードを引き返してみますと、なる程JR西笠田駅からR24に戻った処で信号を渡り新旧の妹背橋で新しい橋に入ってしまうのが間違いの元なんです。正しくは道の駅からのサイクリングロードがR24に合流した処で信号を渡りJR西笠田駅の紀の川側を走り駅西の踏切を渡って道なりに再びR24に下り、そこで信号を渡らずに古い方の妹背橋を渡り堤防沿いの道に入るのが正解なのです。
 麻生津橋で左岸に渡りますが、上流側から来ると判り難いポイントが幾つか、藤崎頭首工の見える旧道区間、竹房橋南詰を過ぎて百合で堤防上へ分岐する部分、下流側からだとそうでもないのですが、上流側からだと判り難いし入り難いのですよね。
 なんだあれは。非常時でもないし訓練なのかな、幅員もなくてどうしようもないので仕方なく県道に出るまでお供をする事に。

 井阪橋南詰、サイクリングロードを紀の川河口へ向うにはここで橋を渡って再度右岸に渡らなければならないのですが、そのまま左岸を真っ直ぐ行くブルーラインが、こちらは紀の川左岸かっら支流の貴志川右岸の堤防路に繋がっている貴志に向う別ルートなのです。今日は貴志駅へ向うのでこのまま直進すれば良いのですが。
貴志川右岸のサイクリングロードを遡ります、路面状況は紀の川沿いに比べて良くはありません。
 ようやくタマ駅長の待つ貴志駅へ到着、今は2代目のニタマ駅長なんですが、初めてお目に掛かります、身体もデカいが態度もデカい。ちょっとグッズも買ってみたり。しかし立派な駅舎ですね、先代のタマ駅長が人気になった時に、何が流行るか判らんなんて揶揄した人も多かったのですが、遊び心がローカル私鉄を救ったと云うか、そう云うニーズがあったのですよね、以前の貴志駅(2007年3月)
 貴志駅を後にし、旧野上町(現紀美野町)へ、沖野ゝから1994年に廃止された野上電鉄跡のサイリングロードもとい遊歩道(健康ロードと呼ばれています)へ、自転車の走行は可能ですが、荒いカラー舗装が快適ではありません。昔駅のあった処にベンチとかがありますが、休憩するなら重根(しこね)駅跡(写真右)が良いでしょう。
 途中途絶えている区間がありますが野上電鉄跡を辿って行くとJR紀勢線の海南駅へ、チェックポイントになっている黒江の「うるわし館」と和歌浦の「和歌浦漁港おっとっと広場」へ、途中「スハネフ14-1」と云うお店に寄って食事でもしたかったのですが、念の為に定休日を確認すると、なんと定休日ではないものの今日は昼から臨時休業との事、坂を登ってからお休みだったなんて事にならずに良かったですが、途端にお腹が空いてきたのでローソンでパン一個を買い食いして虫養い、時間的に少々厳しいですが加太経由で「ゆる風」に向う事にします。
 旧R26の紀の川大橋で紀の川を渡ります。
 15時過ぎに加太港へ到着、「加太海水浴場管理事務所」で17個目ゲット。

 大川トンネルの前まで来て、時間もないのに気が向いたので旧道の大川峠へ、車は入れない様にゲートがしてあり、自動車、自動二輪、原付の進入は不可とありますが、自転車はダメとはありません、走行も殆ど支障はありませんが、今は植生に阻まれて展望も殆どないので、わざわざ踏み込む程の処でもありません。
 16時半に「ゆる風」に到着、海側からの道に自身がないので旧R26側から下ってきました。
 当初は「道の駅 ねごろ歴史の丘」までまわってJR和歌山線で帰途に就きたかったのですが、正直「ゆる風」ではなく結構向かい風がキツくて草臥れました、..閉店時間を過ぎるまでまったりした後、リコさんに南海淡輪駅まで送って頂き、輪行で帰途に就きました、本日の走行141.7キロ。


 と淡輪駅から真っ直ぐ帰れば良いのですが、近鉄は丁度混雑する時間帯、どうせなら上本町から乗りたいので日本橋で乗り換えるならばと、南森町まで乗って「アリオリドス」で食って帰る事に。

2018年9月の実績

 
 台風が来なければ今日から2泊3日で淡路島へキャンツーの予定だったのですが… 年間10,000キロに黄信号、2015年/14,421.5キロ、2016年/10531.9キロ、2017年10,332.7キロ、今月は9月が676.8キロ、それも前線の合間を縫って宮川とか丹生川とか走れたのですが、で今年は7,528.4キロ、単純計算では行きそうなんですが、やはり4月から9月にそこそこ走っておかないとね。
 こちらは黄色どころか赤信号、2014年9月以来の80kg台、原因は判っているのですが、アイスの食べすぎ、涼しくなってきてアイスはともかく、暫く間食、甘いものは自重しなくては… 

 

「二つの丹生川を遡る」ランドナーサイク ②


高野町富貴にて

 食後は富貴の町中へ戻って和スイーツを、不定期営業の「やきもちカフェ」でやきもちを頂きます。
 「やきもちカフェ」の前には新たに木製のサイクルラックが設置されているので早速使わせて貰いますが、そこでなにやらボンネットバスがやってくると云う情報が、これは見過ごす訳には行きません。

 ところが予定の時間になっても一向にやってきませんのでお出迎えに。しかし標高600mの富貴まで火打からのあの坂を登ってきたのですよね。(Photo : UG兄さん)
 何やら貸切のイベントで運行されている様なのですが、1950年代生まれの伯父さん達は大喜び、右の2人は昭和41年生まれでボンネットバスと同い歳とか。
 ボンネットバスのサプライズですっかり遅くなってしまいましたが、富貴を後にして本日のピーク666mの和歌山奈良県境へ、眼下に五條の街や金剛山が望めるのですが、県境の標識もなにもありません。

 ピークを越えるとR168へ向って長いダウンヒル、狭い谷あいでは何段ものはさ掛けが。
 永谷で西野トンネルの手前までR168を少し走り旧道へ入ります。結構木っ端とかが散乱していますが問題なし、西吉野大滝の前へ。滝の前に橋が架かっているので滝を目の前で観る事ができます、マイナスイオンたっぷり。
 県境を越えた時点で奈良の丹生川の上流域に入っているのですが、立川渡、宗川野、城戸、十日市と旧西吉野村を抜けて県道138号赤滝五條線へ、丹生川沿いの道を穏かに登って行きます。


 ちょっとトラブルもありましたが、下市町域に入り下市町立丹生小学校跡へ、廃校ですが立派な木造校舎が残っています。ここで記念撮影と自転車談義が…
 左写真手前は「旅する自転車~ランドナーの本~」の表紙を飾ったVさんのエルス、左写真はショコラさんの東叡デモンタ。
 1518 R309に出て黒滝村の道の駅「吉野路黒滝」へ、サイクリスト御用達の名物こんにゃくへ直行。
 地蔵トンネルを抜けて再び下市町域へ、予定では才谷から県道257号才谷吉野山線を経て近鉄吉野駅へ向うのですが、既に16時を回ってしまい、五條デポ組が日没まで戻るにはそろそろ限界です、ここでこのまま県道48号洞川下市線を下市方面へ走る7名と吉野山へ向う5名に別れる事にして、一応の解散と云う事に。
 私と芋ヶ峠を越えて帰途に就く3名と吉野駅から輪行する2名で吉野山内を行きます。
 1638 近鉄吉野駅到着、まだまだ芋ヶ峠が残っていますが、アイスで一息Vさん。
 はやまさんはさっさと輪行支度、缶ビールでプハーッが待っています。ところで才谷から下市口駅までは吉野駅よりやや遠いのですが所要時間は変わらない様で、ショコラさんは10分程で輪行支度を済ませ1648のさくらライナーに乗車できたとか、吉野山に目的が無ければそちらへ走るのが早い様ですね、もちろん始発駅から乗車できると云うメリットがあるのですが、輪行故に。
 上市橋を吉野川を渡り芋へ、日没後の1747芋ヶ峠を越えて明日香村へ、1847無事に桜井に帰投しました、走行151キロ。
大阪から往復自走200キロ超のFさん他、全員無事の帰投を確認しました。ここ最近はキャンプツーリング以外は音頭取りをしてなかったのですが、天気に恵まれた事もありますが、久しぶりのツーリングプラン、喜んで貰えた様でなによりです。前半へ

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ショコラさんのブログ まえださんのブログ

 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、大きなサイズ(1920×1280)の画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。

 

「二つの丹生川を遡る」ランドナーサイク ①

旧下市町立丹生小学校にて

 奈良県と和歌山県にそれぞれ流れる2つの丹生川、それぞれ以前から何度も走っているフィールドなのですが、昨年9月にその2つの丹生川を継いで走ってみて、それなりの距離にはなるのですが、南海高野線の九度山駅をスタートし近鉄吉野線の吉野駅を一応のゴールとする、輪行を前提としたプランを組んでRRCBの皆さん他に呼びかけてみました、題して「2つの丹生川を遡る」ランドナーサイク。一応ランドナーサイクとしていますが、鉄人児玉さんやなべちゃんも参加できる様にと、石川ポタ参加経験者はOKとの例外規定を設けたりして。九度山駅を8時スタート、京都、神戸からでも頑張って始発に乗れば間に合う時間設定です。
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2台目のGALAXY S5 Active

 2014年12月に購入した2台目のスマホ、SAMSUNGのGALAXY S5 Active、MIL規格に準拠したヘビーデューティなスマホで、4年の間にしょっちゅう落とすわ、一度は走行中の自転車から落とした事もあるのですが、樹脂製のカバーを付けていた事もあるのでしょうが、未だに元気に動いてくれているタフなスマホなんです。ところが兄弟機のS5がS9までモデルチェンジしてきたものの、一回り小さなActive Neoが2015年冬に同じくdocomoから発売されたものの、どうもこの系統は何故か売れないらしく、本国や米国で2017年に発売されたGALAXY S8 Activeは日本では噂だけで発売されず仕舞い。
 スマホへの依存度がますます高くなる最近、こやつに何かがあれば復旧するのにどれ程の手間と時間が掛かるかと思うとちょっと笑えないと。AndroidOSのバージョンも気になる処なのですが、中古で1台入手する事にしました。
 中古と云ってもAMAZONでも買えますし、もちろんヤフオクにも豊富に出ています。ただ赤ロムとか掴まされても何なのでヤフオクでゲオモバイルがストア出品しているものを13,132円(税込み)でゲットしました。普通のS5に比べると倍の値段ですし、非常に状態の良いものが届きました。なおS5 Activeには黒とカモ柄があったのですが、区別が付く様にカモ柄を、裏蓋が違うだけなんですが。
 そのままでwi-fiが使えますし、docomoモデルですからSIMを差し替えて設定をすれば古いのと同様に使える訳ですが、毎月基本契約の2G/月ぎりぎりで使っているので、そちらで追加するなら格安SIMを突っ込んでも良いかと、調べてみるとOCNモバイルが3G/月1,188円で光回線のプロバイダにOCNを使っているので200円引になるので、そちらのSIMを契約して、今日無事にSIMが届いてセットアップを、順次幾つかのアプリを両方で使える様にしているのですが。この作業をトラブルで急ぎやらなければならないと思うと僅かな金額で安心できるので大正解かと。
 元々そのつもりでは無かったので誤算ではないのですが、せっかくですからOCNのSIMの入った新しい方をティザリングできないかと試してみたのですが、残念ながらこれはルート化しないとできない様です(もちろん逆はできるはずですね)。
 古いモデルだと心配なのがバッテリ、一時純正のSC15が入手困難になった時があって、今は入手できますが先の事はね、互換品も幾つかでていますがやはり性能は今一つでおサイフケータイの使えないものあります(上段右端)。ただバッテリーは使いながら充電すると劣化するので、モバイルバッテリーに頼るよりも、予備を持って交換するのがベターかと。
 樹脂製のカバー、以前から黒とか透明のものを使っていたのですが、この機会に2種類を新調、旧製品だけにこの手のアクセサリ、探せば安く見つける事ができます、右のサイズ製はシリコンでなかなか良くできています、これはと思って探したのですが、2色展開でもう一色の黒は何処にも見つかりませんでした。ただカバーは夏場は冷却の妨げになる様ですね。

 

ちょっと九度山まで

 少し時間があったので来週24日に予定している「2つの丹生川を遡る」ランドナーサイクの集合場所にしている南海高野線の九度山駅まで走ってきました。
 と云ってもスタートしたのがすっかり明るくなった7時前、重阪峠を越えて阿太高原から吉野川側へ越えたり、五條から先いつもの左岸ではなく、先日通ったR24真土峠の川岸寄りのルートを探索したりしていて、九度山駅に着いたのは10時半を回っていて、あわよくば筒香~富貴と回って五條に下ろうなんて考えは、またったく無理な時間になってしまいました。
 せっかくですので、「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」のポイントになっている橋本市の「くにぎ広場」に向う事に。標高230m程の山の上にあるのですが、紀伊清水駅側から登るとフルーツロードのとんでもない坂を登らされるので、裏側から回り込んだのですが、それでもジェットコースターの様な道が。
とにかくほうほうの体で12個目のポイントはGETしたのですが、そのまま紀伊清水に下って、五条駅1231発で輪行で帰途に就きました。本日の走行82.3キロ。

 

 

「酒池肉輪」キャンプツーリング(3日目)

 夜中の3時頃にフライを叩く雨の音で目が覚めます、今日は夕方までには桜井に帰らなくてはならない、それも高見峠を東側から越えるのを避けて、遠回りになる伊勢本街道経由で約100キロ、6時には出たい処なのですが。雨雲レーダーを見ると高見山(台高山地)の方から細かく雨雲が東へ流れてきて、断続的に雨が降ってくる様子ですが、今ここでどうこう考えても天気だけは仕方がありませんので、少し明るくなるまでもう一寝入りするしかありません。
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古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。