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謎の古墳群から丹後縦貫林道へ(後半)

宮津市東野「松尾の一本桜」にて

 12時半、R178宇川から丹後縦貫林道に、取り付きがキツいのはこの手の林道のパターン。標高100mを超えたあたりから日本海の展望が、宇川の村が眼下に望む事ができ、稜線近くまでくると緩急もあって多少楽に。
 オフシーズンの平日とあって車は全くと云って良い程やってきません。標高400mの碇高原牧場へ、写真の道は交差する京都府道653号碇網野線、せっかくのロケーションですから「自撮り」にトライしますが、日差しと青空が欲しい。少し行けば放牧している牛さんを見ながら食べられる?「碇高原ステーキハウス」があります。
 丹後縦貫林道の案内板をアレンジしたモニュメント、曲がったパイプは丹後半島を表しているのかな。
 京都府道57号弥栄本庄線との併用区間で標高400m台でのアップダウンがあり、府道と別れスイス村への登りで標高600m台へ。スキー場を過ぎて三叉路を右に入った辺りで丹後縦貫林道のピーク標高633mとなりますが、暫くは今一つ展望の開けない標高600m台のアップダウンが続きます。途中で伊根へ下る林道が分岐していますが、通行止の表示が。この前後で丹後縦貫林道太鼓山線は角突山線と名前を変えます。
 汐霧山(647m)の東側に出た処で「絶景ビューポイント丹後縦貫林道」と案内のある処へ、舟屋で知られる伊根漁港が眼下に望む事ができます。
 更に進むと今度は宮津湾側の展望が開けます。標高で535m位まで下り、世屋家族旅行村の三叉路を右に、ここで丹後縦貫林道と別れ、今日2つ目の目的地の「松尾の一本桜」へ、もちろん桜など咲いてはいないのですが。

 実はこの場所、瀬尾まいこ原作に拠る2008年の映画「天国はまだ遠く」のロケ地の一つなのです。以前から来たかった場所ですが、今では猪垣で囲まれてしまっています、鹿や猪による被害が年々酷くなってますからねぇ。
 農作業の軽トラが些か邪魔と云えば邪魔なのですが、それはそれで今の農村風景にマッチしていて、件の映画でも徳井義実演ずる民宿のたむらさんの運転する軽トラがしょっちゅう出てきます。実は少し下ると猪垣のない部分があるのですが、この時間では完全に日陰になっています、やはりこの場所は午前中が良い様です。三脚を片付けていると、農作業をしている人から「邪魔になる?」と声を掛けて貰ったのですが、時間も押してきていますし遠慮して、一本桜の咲く頃にでも再訪しようと自分に約束して松尾を後にします。
 古民家の並ぶ上世屋集落へ登り返す時間もないので、そのまま下りますが、これがとんでもない激坂、薄暗い中を下ハン持ってフルブレーキで下っていると突然目の前を猪が道路を横切るわと、ほうほうの体で府道に。R178に戻り夕暮れの天橋立へ、ここは京都府道607号天の橋立線として自転車(原付も含む)走行可、宮津へは岩滝周りより5キロは短縮できます、但しダートで大天橋まで行くと日中は観光客が多くて推し歩く事に。
 暗くなり始めた頃に宮津市街へ、昨日ホテルで貰った今日まで有効のGOTOトラベル地域共通クーポン1,000円分が残ってます、使わないと勿体ないのでコンビニで弁当など1,074円分ときっちり買って使いきり、18時前には宮津駅に到着、本日の走行72.4キロ。桜井までは京都から近鉄経由が最安になるのですが、普通列車で1830が最後、些か厳しいと云うか慌ただしいのが嫌ですので、のんびりと輪行支度を始めます。
 次の1936発で大阪鶴橋経由で桜井には午前様かなと思ったのですが、1928発に京都行き特急「はしだて」が、特急料金を奮発してする事に、普通で京都回りではもう帰れないので、普通運賃が高くなる大阪鶴橋経由との差額を考えると1,220円UPで1時間半も早く帰れる計算になります、しかしJRの特急乗るに何年ふりやろ。 
 


謎の古墳群から丹後縦貫林道へ(前半)


京丹後市筆石 枡塚古墳にて

 4時過ぎには一旦は目が醒めます、歳のせい。気になるのは今日のお天気ですが… お昼頃には山陰から丹後半島にかけて晴れる予報が、予報通りなら信州から丹後半島に転進して泊まりと決めたのが大正解と。
 今どきそこそこのビジホでは定番の朝食バイキング、6時半からと有り難いのですが、寒々しい曇り空を見ていると急ぐこともないかと。案の定「コロナ禍」でバイキングはワンプレートのランチに。
 8時過ぎにスタート、R482ではなく府道656号間人大宮線と662号溝谷内記線と継いで道の駅「てんきてんき丹後」へ向かいます。見覚えのある道筋だなと思うとどうやら6年前とほぼ同じルート、その折も曇り空だったなぁ… 途中のローソンで補給を、この先は宮津までいわゆるコンビニの類は皆無です。
 道の駅を出てR178を走るとすぐ、竹野海水浴場へと越える坂の上に「大成(おおなり)古墳群」の案内が、入り口のコンクリ舗装の激坂と奈良県民ゆえに「ここまで来て古墳かい」と引いてしまうのですが、実は今回の丹後半島のきっかけとなったのがそのロケーション、古墳はともかく海に向かって続く道、これは行かずには…
 しかし丹後半島のほぼ先端、日本海を望む厳しい土地、吹きさらしの海食台の上にわざわざ暮らしたのでしょうかね。少し調べてみると「まぼろしの丹後王国」は「邪馬台国」よりずっと面白かったりして。
 向かって左側に立岩、右側に竹野海岸と屏風岩を臨むロケーションなのですが、もちろん「自撮り」の準備はしてきています、換算400mmまでのズームまで。
 でもなんか観光地の記念写真みたいになってしまいました。北の方に少し青空も見えてきているので1時間半ばかり粘ってみたのですが、丹後縦貫林道で上世屋までと云うミッションもありますので、これ以上は次の機会にと云う事に。
 結局帰り間際に古墳群の入り口で撮ったのがベストショットだったりして。しかし天気を考えるとウェアの色がやや地味だったかも、実は「ユニクロのアノラックもどき」でサイズがなくほしかったカラーを最近見つけたのですが。
 さてR178に戻ります、丹後半島を巡るのはこれが3度目、経ヶ岬から伊根とR178を行くなら時間的には余裕の行程なのですが、正面に見えるのが犬ヶ岬。
 R178沿いに魅力的なポイントを、六体地蔵の後ろが方墳だそうです、駆け抜けるローディを含め気が付かずに通り過ぎる人が多いでしょうね。時間が押してきますが「自撮り」を3テイクばかり(写真右は嵌め込み合成です)。
 12時半、宇川で丹後縦貫林道へ入ります。ここから大鼓山線、角突山線、成相線と継いで世屋高原まで縦貫林道のほぼ北半分22キロを走ります。ルートラボが無くなり最近はRide with GPSでルートの検討していますが、標高で600m以上まで登らなくてはなりません。なおこの手のスマホアプリはバッテリーの消耗が激しいのでナビ機能は利用していません。(後半に続く)

 

とりあえず北へ


 信州行きは諦めたのですが、各地の予報を見ていると北近畿は日曜から月曜と比較的良さそう、そこで発売中の「関西近郊休日ぶらり旅きっぷ(1日券)」を買って18日(日)は福知山まで行く事にし、少なくとも宮津までは走る計画。1日券は2,600円ですから桜井から福知山まで乗れば片道だけでも元が取れる計算、月曜の天気も良ければ京丹後市の峰山あたりまで走り1泊しても良いかと。
 この切符、ネットと「みどりの券売機」限定、年内12月20日までの土休日に利用できますが、乗車当日には買えないのでj-westのe5489サービスで買って、桜井駅まで受け取りに行ってきました。受け取りは当日でも可能ですが、みどりの窓口またはみどりの券売機の営業時間内ですので、始発でスタートしたい場合には間に合わない場合が、ネットでの購入時にクレジット決済を済ませた場合でも、受け取り時にもカードの提示が必要等、購入には色々と注意点があります。あと「福知山光秀ミュージアム」の割引とレンタサイクル1回無料の特典、これは私には関係ないかな。

 0929 福知山に到着、ただ曇り空にテンションが上がりません。今回サドルバッグはお馴染みキャラダイスのネルソンを付けてきたのですが、一応1泊2日と三脚など「自撮り」の準備をしてきているので余裕がなく少々手こずります。まずは舞鶴市加佐地区に残る加佐郡岡田上村道路元標を目指して由良川沿いに北上する事に、

 福知山城を右に見ながら音無瀬橋を渡り由良川右岸へ、すぐに堤防上の道へ入ります。休日とあってローディの姿もちらほら。
 基本的にブルーラインも引かれている府道55号舞鶴福知山線を行くのですが、3ヶ所ばかり堤防上を走り抜ける事ができました。左岸の国道に比べると車も少なく見通しも良いので走り易いです。
 京都縦貫自動車道をくぐり由良川橋を渡り左岸へ、今回の最初の目的地になる加佐郡の岡田上村道路元標へ、これで1,109基目となります。
 少しR178を由良方面に走り、府道570号西方寺岡田由里線から府道567号地頭四所停車場線へと。今日の予報は曇りのち晴れ、少し陽射しもでてきました。

 舞鶴市西方寺と云う処で大庄屋井上家と云う史跡があったので、休憩がてら立ち寄ります、内部も見学できて資料館も併設されています、近くを通るなら一見の価値が、以前は農家レストランもあった様ですが、現在は移転して営業している様です。

 下漆原で府道75号舞鶴宮津線へ入り板戸峠(190m)へ、漆原側からだとどうってない峠です。峠おやじこと名和さんのHPによると栗田(くんだ)湾が見えるとありますが、展望は標高で100mは下った辺り(写真右)になります。
 宮津市街に下りたのは既に15時、近隣の明日のお天気は曇りのまま、ここから輪行で帰途に就くかが思案のしどころです、「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」も既に3,080円分乗車で元はとっていますし、なにより三脚に交換レンズと「自撮り」機材を無駄な荷物にしてしまうのが。ただウェザーニュース社の予報だけは午後からちらりと晴れマークが、今夜の宿もGOTOトラベルで峰山で取れるので、晴れマークに望みを託す事にして峰山へ向かう事に。

 峰山へは京都丹後鉄道宮豊線沿いに走ります、途中の与謝野駅は国鉄宮津線の丹後山田駅が北近畿タンゴ鉄道となった時に野田川駅となったのですが、更に2015年に京都丹後鉄道となった際に与謝野駅と改称されています、古くは1985年に廃止となった加悦鉄道との接続駅で、2014年9月にも来ていますが、駅舎内には丹後山田駅資料室があって公開されています、昭和50年台の丹後山田駅を再現したジオラマが。加悦鉄道廃線跡は自転車道となっていて終点の加悦鉄道資料館には客車改造気動車や片ボキー車などの珍品もあって鉄なサイクリストに格好の立ち寄りポイントです。
 京丹後市へは途中に水戸谷峠があるのですが、標高は100mにも届きませんし横をトンネルなしで宮豊線が越えている位ですからどおって事はないのですが、線路の方は与謝野駅から結構高さを稼いできていますから、写真の鉄橋の高さまでは登らなくてはなりません。
 17時過ぎには峰山のビジホに到着、GOTOトラベルで3,705円(税込)也、35%引と云ってもそう安くはありません、元々この界隈はあまり安い宿はないのですが、設備などを考える元々5,000円台とは、ここがそうだとは云いませんが、GOトラベル適用と云っても操作が行われている様な気もしないでもありません、実際GOTOトラベルで潤っているのは高級な処だとか。まぁ別にクーポン1,000円を頂けるのですから、明日までの期限に有効に使えればお得には違いないのですが。
 チェックインを済ませ、食事に出掛けます。丹後半島まできて「餃子の王将」かいと云われそうですが、一人の時はそんなもんですよ、キャンプツーリングの時だって走るのが精一杯でコンビニ弁当だったりパンをかじっていたりしますから。ところで峰山とか網野とか云えばとんでもない田舎みたいですが、コンビニはもちろんそこそこ大きなスーパーなどがあって、ダイソーもセリアも、チェーン展開している外食チェーンもあって不自由しません。本日の走行73.4キロ、10時半からの走り出しなので良しとしましょう。



どーむびれっじキャンプ場

 この季節だと最低気温が15℃を下回る事はない小豆島で2泊の予定でしたので衣類以外、テントと寝袋は夏支度でしたので少々寒い思いをしましたが、と云っても標高は100m少しなのですが、まぁ家にいるより良く寝ていた様な。
 今日のお天気は夕方位までは持ちそうなんで、のんびりと撤収して、せっかくですのでこのまま丹生川沿いに遡り「やどり温泉」から高野町の筒香、富貴経由で帰る事にします。
 時間もあるので場内を巡視、本来のテントサイトはこちら側の様です。桜の木の下にウッドデッキなんかもあります。
 撤収完了。帰りしなに管理人(オーナー?)さんと少しお話しを、今週は台風襲来が痛いと、元よりバンガローがメインで車が乗り入れなれない事もあったりと、昨今のキャンパーでの賑わいとは縁がないとか。
 11時過ぎに「とーむびれっじ」を後にし丹生川沿いに県道102号宿九度山線~R371~高野町道筒香線と遡ります、ほぼ丹生川の源流とも云える標高600mの富貴まで登るのですが、R371合流直前に短い激坂があるものの比較的に楽に標高を稼ぐ事ができます。玉川峡と呼ばれる渓谷沿いの道が河合橋まで続きます。「やどり温泉」までは夏に川遊びの家族連れの車が入ってくるものの交通量は少ないです、と云うより国道区間1を含めて車で走るには離合困難な大変なコースですが、一昨年「”2つの丹生川を遡る” ランドナーサイク」でご案内したツーリング車にはぴったりのサイクリングコースです。

 彦谷で橋本橋から狼頭峠を越えてきたR371に、国道とは云え道路状況は変わりません。魅力的な渓谷沿いのルート「自撮り」の準備もしてきているのですが、いつ降ってきてもおかしくない空模様ではネェ、新しく準備した三脚を取り付けている長尺物用キャリアの方はまずまずなんですが。
 1212 河合橋に到着、高野山へ向かうR371とここで別れ町道筒香線に入ります。

 渓谷沿いの道は筒香から富貴にかけて山間の盆地風景へと、上筒香で県道733号川津高野線へ、右折すると紀和トンネルを越えて野迫川村に至ります。
 富貴の手前から少し降り出してきました、どうやら天気の崩れるのは早そうです。

 幸いと云うか富貴の町に入る辺りで本降りになってきたので、暫く雨宿り、雨雲の途切れるのを待って五條への豪快ダウンヒル。五條病院前のファミマと栄山寺と再度雨宿りする事に、他は木陰なら雨粒をかわせる程度なので、サイドバッグにカバーをかけただけで、ポンチョを被る事もなく走り抜けます。
 明日香村に入る頃にはすっかり暗くなりましたが走り慣れた道、18時過ぎに無事に桜井に帰投しました。走行75キロ、自走圏内を1泊2日4サイドで走っていたので些か物足りませんが、台風には勝てませんよね。しかし2016年9月の白崎海岸2018年9月の丹後半島とこれまで何度キャンプツーリングを邪魔された事やら。



小豆島へ向かうものの…


 6日から9日にかけて先日復帰したばかりのasuka号を駆って「小豆島キャンプツーリング」をと、和歌山港まで走り7日未明の南海フェリーで徳島へ渡り、大坂峠経由で高松へ、小豆島池田港へ渡り、小豆島で2泊し、9日朝に福田港から姫路港に渡り、サイドバッグ等の荷物をクロネコに託し、姫路界隈から輪行で帰途に就くと云う3泊4日約230キロ走行のプラン。山陽~阪神~近鉄経由なら阪神なんば線のお陰で乗換えで改札を通る事なく桜井まで帰ってこれます。
 3日に引き取ってきたばかりのasuka号に急ぎマッドガードとキャリアを取り付け、5日のお昼にはキャンプ機材等の準備を完了したのですが…



 なんと突然の台風の発生、この時点で停滞していて進路は曖昧、台風の直接の影響が近畿地方出るのは9日の午後位、ところが前線の影響か晴れマークのならんでいた今週の天気予報は一転傘マークがちらちらと。とにかく7日未明の徳島フェリーに乗船するために6日午後には和歌山港に向かうので、それまで様子見をしていたのですが…
 せっかく準備を整えたのですから矛先を変える事も考えたのですが、降水確率は香川県より近畿地方の方が良くなく、小豆島を走る8日の予報が各社まちまちと悩ましい事この上なし。
 6日お昼前になっても判断に迷う状況、とにかく11時過ぎに桜井を出発、台風の影響でしょうか北風に推されながら快調に重阪峠を越えて五條から橋本と殆ど足付きなしで和歌山県へ、紀の川自転車道へ南馬場緑地公園で一息入れる事に。
 天気予報は相変わらず、このまま和歌山まで走り深夜0240発のフェリーまで時間潰しをするのも鬱陶しくなってきました、真っ暗な自転車道を走りたくないと云う理由で、いつも和歌山ラーメンを食ってスーパー銭湯で時間を潰すのですが。それに和歌山→徳島、高松→池田、福田→姫路のフェリー代(〆て5,960円)、9日に姫路辺りから輪行で帰る予定ですので余分な荷物をクロネコのお世話になると、せっかく「自撮り」の準備をしてきているのに天気に恵まれないと小豆島は走り抜けるだけの極めてコスパの悪い旅になってしまいます。その上昨日からお腹の調子が今一つ、脚の方は快調なのですがネェ。
 と云う訳で九度山町の「どーむびれっじキャンプ場」へ予約の電話を入れOKと云う事になり、今夜はそちらにお世話になって明日引き返す事に決定。
 紀の川左岸にはコンビニしかありませんので、学文路(かむろ)から岸上橋を渡って右岸へ、高野口のオークワで食料と酒を調達、九度山橋を渡り再び左岸に、道の駅「柿の郷くどやま」へ立ち寄ります、今年は全く回っていないのですが、とりあえず「WAKAYAMA800」のポイントをGET。
 「どーむびれっじ」は九度山町中心部から紀伊丹生川(紀の川水系には奈良県域にも丹生川があります「二つの丹生川を遡る」)沿いに10キロ弱県道102号を遡った処にあり、前は時々走っているのですが利用するのは今回が初めて、あの剛脚kimotoshiさんが定宿にしている秘密基地なんです。
 16時半少し前には「どーむびれっじ」入り口の吊り橋に到着。
 平日と云う事もありますが、今夜の利用客は私一人、流しとトイレが近いのでバンガローに囲まれた広場に張らせて貰う事に。
 温水シャワーとかもあるのですが、オークワで調達したあてとビールで今夜は終わってしまいました。プレミアムモルツの「黒」不味いぞ、やはり一番搾りの「黒」だな。本日の走行62.6キロ、良しとしましょう。



彼岸花「自撮り」ポタ

明日香村奥山にて

 例年より遅かった今年の彼岸花、この週末になって近隣の名所を訪れた自転車仲間からの満開の知らせに「自撮り」の準備を整え少し走ってきました。って通勤経路とさほど離れてないのですけどね。明日香村奥山、名前とはうらはらに明日香村の北端、天香久山の北側に田園風景が拡がります。大官廃寺跡なのですが、あまりアマチュアカメラマンもハイカーもやってきません、それに平日の夕方ですしね。
 今は稲刈りの準備で農家の人が忙しく行き来しています、昔から来ていて代わり映えがしないのですが、その辺りを入れて撮ってみました。ただカメラがG3になって半年も経つのに身に付いていないと云うか操作にまごつき、そしてLVF(ファインダー)とLCD(液晶モニター)の手動切替にイライラさせられます。

 ブログやSNS用のカバーやタイトルに使う横長フレームのものの撮っておきます、Facebookのデスクトップ用で2.7:1(851×315ピクセル)、スマホやTwitterもほぼこの前後のアスベクト比で間に合うのですが、うちのブログは5.25:1(1260×240ピクセル)ととんでもない比率なので意識して撮らないと絵になりません。
 またSNSではカバー画像の上にプロフィール画像が重なる事があるのでレイアウトも考えておかなくてはなりません。Facebookでは中央に、Twitteでは左下に入ってきます、画像はFacebookのスマホ用。

 そろそろ陽も傾いてきたのでお開きに。更新する程にはネタが揃っていないのですが、旬の画像ですのでAlbum「Selfy Photo」を更新しておきます。



今日は西吉野へ

賀名生(あのう)バス停跡にて

 世間は3連休ないしは4連休の方が多いのですが、仕事のローテンションの関係で約束が入れられず。一昨日の東吉野に続き、天気も良いので勤務明けですが西吉野方面に向かう事に、0931 吉野口駅前通過。
 五條のオークワでお昼の弁当を調達して五條新町へ立ち寄ります。6月の「自撮りポタ」以来かな。
 五條新町と云えばシンボル的な存在だった「餅商一ツ橋」、一昨年秋でしたか廃業したのですが、暖簾が掛かって饅頭が並んでいます、私を始め皆んな騙されたのですが、饅頭はイミテーションと云うかサンプル、廃業されたままなんです。張り紙?には「この建物は、およそ百有余年『餅商一ツ橋』として営業しておりましたが、平成の御代と時を同じくしてその営業を終えました。往時の商いの形と復元する事で少しでも町の活性化になればと稼動時の姿を再現しております…」とあります。
 元々日曜は営業してませんでしたし、そんなに美味しい饅頭でもなかったのですが、木戸が閉まったままではあまりに寂しいのでこの様な形にしたのだとか。まぁ私の知る往時は焼餅や揚餅、白餅が少し並んでいた位ですが。

 元の五條病院を過ぎた辺りから、未成線からバス専用道としての役目を終えた阪本(五新)線に沿った道へ、その辺りの事情はこちらを。その後は保守もされていない様ですし、仮に空いたあなぼこに落ちても看板にある様に「自己責任」は冗談ではありません、現実は周辺住民の生活道路になっていたり五條市のゴミ収集車が走り回っているのですが。
 生子(おぶす)トンネルは封鎖されていますので、R168をトンネルの手前まで登り老野集落へ下り、暫く梅林の中を走り専用道跡へ。しかし連休とあってR168の交通量の多さには参ります、ほんと専用道を自転車道にして貰いたいものです。写真正面に見えるのはフルーツロードの賀名生大橋。
 トンネルを一つ抜けて、映画「萌の朱雀」でロケ地として使われた「賀名生(あのう)」バス停へ、映画では「恋尾」バス停となっています。あまり綺麗とは云えませんが、少し早いお昼にします。(写真右) お彼岸なんですね、専用道脇にあるお墓へ墓参りに行く様です。そうこうしている内にもローディが2組。
 ところで吉野郡にあった「西吉野」村は2005年9月に大塔村と共に五條市に編入され、五條市西吉野町○○として名前を残しています。
 実は賀名生バス停の後は少し専用道跡を走りR168へ、西吉野トンネルを避けて賀名生分校寄りの道を登っていると、バス停跡で言葉を交わしたメリダに乗ったローディと再会、成り行きで県道138号赤滝五條線をご一緒する事に。洞川の帰りでしょうか、黒滝の道の駅は大混雑「コロナ禍」はどこ吹く風の「密」です、しかしコンニャクが売り切れとは有り得ないです。結局地蔵トンネルと抜けて才谷までご一緒してお別れします、若い人に推して貰ったお陰かその後も快調に吉野山へ。
 道の駅と反対に寂しい吉野山、やはり車で行きやすい処へ流れているのですかネェ。
 上市橋で吉野川を渡り、ローソンで一息入れて「裏芋」へ、いつもより長く感じましたがローソンから足付きなしで芋ヶ峠(写真右)へ。16時過ぎには無事桜井へ帰投、走行94.8キロ、一昨日に続いて予定の100キロに届かず、今朝は橿原スタートでしたからね。



久しぶりの東吉野

 一昨日まで雨の予報だったのですが曇りのち晴れに、5月以来久しぶりの東吉野村方面へ向かう事に、「コロナ太り」の身には久しぶりの芋ヶ峠はキツいですわ。
 ニホンオオカミ像の手前で山王ことSさんと遭遇、「麦笑」でカンパーニュを買ってフロントバッグに押し込みます。
 東吉野村のシンボル、関西のマッターホルン(^_^)高見山。

 谷尻(たんじり)から一谷峠を越えて宇陀市菟田野町岩端へ下ります、2月15日以来の古民家カフェ「月うさぎ」へ、「コロナ禍」で昨年12月に続いて4月にも予定していた「酒池肉輪会」が流れたりと、寄せて貰う機会がなくて残念です。

 今日からイベント「子猫の綱渡りショー」が行われていますが、猫の写真撮るのって難しい、しかし可愛いですわ。
 すっかり秋めいて、女寄の温度計は22℃に、本日の走行94.4キロ、走行ルートは2月15日とほぼ同じです、がっつりロードで走って些かくたびれました。

 



「案山子コンテスト 2020」

 今年で25回目、恒例の明日香村の「案山子コンテスト」、そろそろ作品が出揃った様なので、先週に続いて覗いてきました。

 これが案山子かと云う声もありますが、今年も完成度の高さには驚かされます。









 「コロナ禍」をテーマにしたものも幾つか見られますが、今年はちょっと低調かなぁ。
 彼岸花の方はまだまだ、黄色い(ショウキズイセン?)のが一足先に咲いていましたが、例年ならこの週末くらいから彩りを添えてくれるかと。

 

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今年の明日香村「案山子コンテスト」

 今年で25回目を迎える明日香村の「案山子コンテスト」、展示受付けが8月30日から行われているので覗きに行って来たのですが。
 台風の心配があるので展示はまだまだ出揃っていません。

 まだ10数体の展示でまだまだ寂しいです。

 例年、時節柄と云った展示も…
 ナースが11?のアマビエを率いると云うもの。

 9月21日までに投票が行われますので、作品もおいおい出揃うかと、その頃には彼岸花も色を添えてくれるかと。

 

 過去の作品から