「奈良県」カテゴリーアーカイブ

ご案内「ポタリング&スポーツ栄養講座&歴史講座」

 宇陀市でのポタリングイベント、お馴染み「月うさぎ」の番頭さんからご紹介を頂いたのでご案内をしておきます。
日時:2022年3月12日~13日 何れか1日での参加申し込みも可能、参加は宇陀市外から限定36名(1日18名)、宇陀市からの補助金があります。PDFファイル。

 1日目(3月12日)は菟田野の「奈良カエデの郷ひらら」をスタートし旧菟田野、大宇陀、榛原町域を巡る周回コース(約13キロ)でスタート地点は違いますが2020年11月22日の「タンデムラン」に良く似たコースです。
 2日目(3月13日)は室生口大野駅近くの「室生振興センター」から室生寺経由で「ふるさと元気村」まで県道28号吉野室生寺針線を往復するコース(約19.4キロ)です。
PDFファイル(A4/2頁)


帳尻合わせポタ


 ほぼ2週間ぶりの投稿です、これだけ間隔が空くのは2013年以来。ここ暫く気分が優れないと云うか体調がイマイチ、熱はないしそちらの方の心配はないのですが、職場との往復と近所へ買い物に出掛けるだけで、通勤以外は走ってない状況ではブログネタもね、それならそれで自転車とかのメンテとか、やりたい事やらなアカン事は幾らでもあるのですが気分が優れないとね、 ごろごろしてAMAZON Primeで映画ばかり観てます、お陰で体重が… と云う訳で今月の走行距離は400キロに届いていません、昨年1月の346.7キロは上回っているものの、一年の計は何とかですから400キロ台には乗せておきたい処なんで、ポストとATMのついでに買い物がてら帳尻合わせに近くを少し走る事に、「遠回り買い物ポタ」です。
 上街道を天理まで北上する事に… 戦艦大和所縁の大和神社にて。

 天理市丹波市町まで来て、あるはずのものがない事に、なんと市場跡の陽屋根(ひやね)imageが撤去されています。丹波市町は天理市の前身でかつての山辺郡の中心地で上街道沿いのここには水路があって市場跡の陽屋根が残っていて、奈良のサイクリストには良く知られた見学スポットなのです。保存のための撤去かと思ったのですが、帰宅後天理市役所の知人に尋ねた処、以前から老朽化や諸々の事情で遠からず撤去の話は上がっていたそうです「公道上にある民間の施設」故に難しい点もあった様です。奈良は古代の遺産が多く残るだけに、近世近代の史跡がややもするとないがしろにされている様な、柳本飛行場の防空壕imageもどうなるやら。
 心配になって丹波市町市場から近くの市座神社に移転している丹波市町道路元標を覗いてみましたが、こちらは健在です。

 丹波市まで来た処で布留川南流に沿って西へ向かいます。上街道からだと判りにくいですが、東井戸堂の交差点から僅かの距離ですが自転車道として整備されています。

 自転車道の案内がなくなってもそのまま布留川南流に沿って走る事ができ、中ッ道跡と斜めに交差します。
 吉田町で県道36号天理王寺線に合流しますが大和川べりに出る事ができます。天理市街から橿原市方面へショートカットするにはなかなか有用なルートです。

 大和川べりに出た処で桜井へと帰途に、とにかく帳尻合わせにはなりました。
 15時半には桜井へ戻ってきました、イオンとサンディで買い物をして帰宅。本日の走行25.8キロでどうにか400キロ台に乗せました。

 

 

「遠回り通勤らいど」は東吉野へ


 今朝の橿原市は氷点下、それでも陽射しが入る時間になると徐々に暖かくなってきて、ご覧の様に最高のお天気に、それでも休日だと外に出るのが億劫になるのですが、通勤ですから否応無く自転車に乗らなくてはなりません、でも一旦走り出せば思うがまま、真夏だとこの時間から走り出すのは苦痛なんですけどね。さて今日は芋ヶ峠を越えて定番コースの東吉野へ向かいます、昨年暮れにカレンダーを配りに走れなかったので「麦笑」「月うさぎ」「おごぽご」へ立ち寄る予定です。
 1030 芋ヶ峠を越えます、明日香村栢森を出てから吉野町千股を過ぎるまで1台の車にも遭わず、休日とあって何組かのランナーには出会いましたが。
 河原屋のローソンに立ち寄ってから妹背大橋で吉野川左岸に渡り県道39号五條吉野線へ入り、改修工事が終わってすっきりした宮滝大橋で再び右岸の国道に戻ります。
 窪垣内で入野(しおの)峠へ向かうR370と別れ県道16号吉野東吉野線へ、引き続き吉野川の支流高見川右岸を行きます。なお東吉野村域に入る直前の吉野町国栖から左岸にも車道が通じていますが、あまりお勧めではありませんし、左岸の県道もこの季節は地元の車しか通りません。。
 1217 お馴染み「ニホンオオカミ像」前に到着。
 東吉野村役場のある小川を過ぎてから高見川左岸に入り、小(おむら)で自然酵母のパン屋「麦笑」さんに立ち寄り、イチジクとオレンジのカンパーニュを。
 手打ち蕎麦「よしの庵」さんは2月末まで冬季休業中。
 冠雪の高見山を見上げながらR166を跨ぎ旧道へ、県道251号谷尻木津線の入り口に通行止の看板が出ていたのですが「解除中」で助かりました、土日は工事をしていない様ですが、法面工事なので進捗状況では通れないかも知れません。工事は3月11日までの予定となっています。ここが通れないと一谷峠へ向かうには「たかすみ温泉」から以前の「月うさぎ」の前へ越えて行かなければなりません。
 1410 一谷峠に到着、標高は600m近いのですが、雪は日陰にほんの少し残っている程度です。1430 菟田野岩端の「月うさぎ」へ到着、時間もないので番頭さんと少し言葉を交わしただけで下ります。
 1523「おごぽご」へ、昨年は2度立ち寄ったのですがいずれも定休日の火曜だったんです、宇陀川を挟んだ道は何度を通過しているのですがね。カレンダーをお渡ししてぜんざいを頂き、今日は女寄トンネル経由で下界に戻ってきました。本日の走行83.8キロ。



遠回り通勤ライドはてんこ盛り

 

 恨めしいお天気の連休、勤務明けの今日は走る企画が目白押し「木津川CC」と「大和川CC」合同の「安全祈願サイクリング」、モゼールさんの「ツィードラン」、昨日からは「ゆるゆるCC」の「新春 黒滝村一泊ツーリング」が行われています。「安全祈願サイクリング」には一昨年の「初詣 安全祈願サイクリング」は参加したものの昨年は参加できず、日頃ご一緒できない方々とお逢いできる機会なのですが、オミクロン株蔓延の渦中に参加者の多いイベントですし忌中に初詣を冠した行事も何ですので遠慮させて頂き、ソロで「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリーで残しているチェックポイント「吉野山 下千本駐車場」へ向かう事にしました。
 吉野山へは芋ヶ峠経由が最短なのですが、そちらは帰りにして薬水から下市経由のルートを取る事にします、今日黒滝村から帰ってくる乾さん一行が地蔵峠~車坂峠経由との事ですので上手くすると逢えるかも知れません。途中吉野口駅前で一息いれているとなんとモーゼルさん一行が。コースは知らなかったのですが、薬水から今木へ越えて道の駅「吉野路 大淀」でお昼にするとか、福神駅近くまでご一緒する事に。
 吉野口駅前にて、dendenさんはトレーラーを牽いています。(写真右 : モゼールさん)
ダブルホイールのトレーラーは過去にご一緒した事がありますが、シングルホイールってなかなか追従性が良いですね。奉膳(ぶんぜ)集落の狭い道を行きます。
 近鉄吉野線沿いを薬水へ向かいます。
 選奨土木遺産に指定されている薬水拱橋(きょうきょう)をくぐり旧道を、福神駅へ入る処で皆さんとお別れします、スマホしか持ってきていないので不鮮明な写真ですが、福神駅前から望む旧道を登るご一行。

 福神からは京奈和自転車道のルートをなぞって梁瀬橋で吉野川を渡ります。吉野口駅前で時間を食ったので黒滝村の宿を9時に出て県道48号洞川下市線を下ってくる乾さん一行とすれ違うのは無理かなと思っていたら、出発時のLINEへの書き込みが0913 それに地蔵トンネルではなく旧道の地蔵峠を越えるとの事、それなら間に合うかと下市の街中と抜けて県道48号へ、下市の街を避けて秋野隧道を経由する可能性もあるので下立石まで急ぎ、案の定上立石ですれ違う事ができました。(写真左 : タックさん)
 乾さん一行とお別れし下市町才谷で県道257号で才谷吉野山線に入ります。
 無名の峠(398m)を越えて下ると吉野町、峠には「蓮如上人御手植之杉」があり石碑とベンチが。
 左曽川を跨ぐ処から林道南谷線が分岐していて吉野脳天から吉野川べりに下る事もできます。 県道257号はお店の並ぶ吉野山のど真ん中、勝手神社の角に唐突に出ます。

 計算通り丁度12時、随分と久しぶりですが馴染みの「静亭」でお昼に、鴨葛うどん定食と葛餅ぜんざいを頂きます、春ならこの席から吉野山の絶景を見る事ができるのですが。カレンダーもお渡しするつもりでいたのですが、吉野口駅前で偶然出逢ったスミ旦那とnakaoさんにお渡ししてしまったので次の機会に。
 この季節の吉野山は閉まっている店も多くて静かなものですが、好天の休日とあって思いの他観光客が歩いています。現在金峯山寺蔵王堂と仁王門は工事中ですが参拝は可能です、と云ってもご覧の通り。
 23ヶ所目のチェックポイントチェックポイント「吉野山 下千本駐車場東屋」です、後は「道の駅吉野路大塔」1ヶ所を残すのみ、スタンプラリーが始まる前の昨年2月27日に川湯温泉にキャンピングで向かう途中に立ち寄っているのですが、標高646mの新天辻隧道(1,174m)の先なんですよね。
 吉野山を下り 1333 上市橋で吉野川を渡り 1428 に芋ヶ峠を越えて明日香村へ下りますが、稲渕の男綱ではなんと年に一度行われる綱掛神事の最中。15時半過ぎには桜井へ無事帰投、本日の走行63.5キロ。



乾さんの「カフェにスィーツぽた」


明日香村「亀石」前にて(写真 : 乾さん)

 この連休はお天気に恵まれる様なんですが勤務ローテーションが詰まっていて予定が立ちません… 昨日「ゆるゆるCC」の方へ乾さんが「4season」へのランチがてらご近所をポタるって話ですので迎撃させて貰う事に、急な話なので人数も集まらないだろうと思っていたのですが、フタをあければなんと9名と云う事に。しかし大阪八尾から走ってくるのは「ゆるゆる」でも「ポタ」でもないですよね。
 柏原市役所前、関屋駅前、橿原運動公園に続き4番目の集合場所になっている橿原神宮前中央口に着くと、既にkitanoさんと滋賀大津からデモンタ輪行で来られた西原さんが、続いて地元のつっちーさんが、そうこうしていると乾さん一行が到着します。お昼をお願いしている4seasonの予約が13時ですので3時間半もどこ走んの!?と云う事になったのですが、つっちーさんと相談の結果、飛鳥の史跡見物をしながら栢森(かやのもり)から畑集落へ登り石舞台側に下ろうかと云うことに。
 さて出発です。橿原神宮前駅を西口側に回りこみ近鉄吉野線と高取川に沿った道を飛鳥駅まで南下します。(写真 : 乾さん)
 飛鳥駅の手前は車が通れないので自転車には快適なルートです、いわゆる’ふんどし道’なんで注意は必要ですが。
 飛鳥駅前で小休止。
 飛鳥駅前から「鬼の雪隠」へ。(写真左 : 乾さん)
 「亀石」にて。(写真右 : kitanoさん)
 今年の「CanCan謹製カレンダー」の4月の撮影場所の「橘寺」へ。(写真左 : 乾さん)
 「マラ石」近くには蝋梅の花が… (写真 : 乾さん)

 祝戸から県道に出て「男綱」から「女綱」へ。(写真上右/左 : 乾さん)

 奥明日香栢森集落を行きます。(写真 : 乾さん)

 栢森から林道を標高で230m程を畑集落まで登ります。MTBブームの時代に良く走った道で暮れの恒例行事だった「あすか鍋サイク」のルートにもなったのですが、最近はご無沙汰、久しぶりに踏み込みます。
 柴が散乱した林道を抜け畑集落から北側へ下り県道へ、石舞台まで340m程のダウンヒルです。

 石舞台で10分程時間調整の後「4season」まで自転車道やら田圃や集落の中を縫って行きます。

 「4season」でのランチの後、明日からの黒滝村へのお泊りツーリングに参加するNさんを宿まで案内して帰途に、本日の走行37.4キロ。

kitanoさんのブログレポート



1月2日の日記 再び大阪へ


 昨日、大阪から戻ってきたばかりですが再び大阪へ、明日3日は名古屋の「新春ラン」に向かうかも知れないので片側はカレンダーを詰め込んだ2サイドで向かいます。大和川沿いに亀瀬経由の予定でしたが、乾さんの「ゆるゆるCC」が初詣ランで葛城市の笛吹神社こと「葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)」へ向かう第2集合場所が近鉄大阪線の関屋駅ですので、お見送りを兼ねて関屋越で大阪へ向かう事にしました。関屋越は奈良と大阪を結ぶ街道の一つ長尾街道になり、ほぼ現在のR165に沿っていますが、集落の中に古い街道の趣きが残っています。

 関屋駅1015には微妙な時間でしたが、職場から直行でどうにか10時過ぎに到着、既に大阪側から登ってきた面子が待機中。(写真右 : 乾さん)
 ヤマタンさん他、まだカレンダーをお渡しできていなかった方々にも会えました。関屋駅で待ち合わせの方とも無事に合流できた様ですので、ここで笛吹神社に向かう一行をお見送りします。しかし良いお天気ですなぁ…
 線路沿いに少し西へ走り踏み切りを渡ってR165にでますが、正月2日と云うのに車の多い事。府県境を越え河内国分へと下ります。柏原のプリズムホール前で小休止の後、長瀬川に沿って八尾市から東大阪市へと、今では疎水の趣きの小さな流れで、江戸時代に大和川が付け替えられるまでこれが大和川本流だったとはちょっと想像できませんね、小阪で近鉄奈良線をくぐり左折して大阪市内へ、郊外に向かう道とうってかわって大阪市内の道はがらがら、お昼過ぎには無事に実家に到着、本日の走行24.4キロ。夜には明日の段取りがついたので、2年ぶりに愛知県豊田市で行われる「新春サイクルミーティング」へ向かいます。



リベンジ上北山(つづき) R425へ

国道425号 上北山村白川 不動滝

 とりあえずの今日のミッションを済ませ道の駅「吉野路上北山」を後にします、時間的も適当に食事の摂れる処があれば良かったのですが国道沿いに営業している処が見当たりません、対岸の上北山温泉「薬師湯」に行けば良かったかなと思いつつ、充分な携行食もありますし先へと進む事に。
 暫く行くと北山川の流れは池原貯水地の湖面となります。交通量も十津川筋のR168に比べると少ないですし路面も綺麗、緩やかなアップダウン、でも単調なのかここまで数十キロ走って来ていると結構だるいんですよね。
 1237 下北山村に入り前鬼橋を渡った処に日本の滝100選「七重不動滝」への分岐があり、「前鬼口」バス停と自販機、古びた休憩所とトイレがあります、夏場は涼しくて良いのですがこの季節は日陰は寒いかな、とりあえず温かい缶コーヒーで一息。
 1317 音枝(おとし)峠のトンネルへ、峠と云っても上北山村側が池原ダムで道路が付け替えられた為に今ではほぼ片峠に、現在はバス停の名前からも「峠」が外れたみたいですね。トンネルを抜けるといわゆる三大酷道の1つR425尾鷲方面への分岐に出ます。当初このままR169~R309~R42と熊野市まで走り、1泊して新宮方面へ走るつもりでもいたのですが、R425が通れる事が判り久しぶりに走ってみようかと、過去に何度か走ろうと思いたってもその時に限って通行止になってるんですよね。ここ音枝峠からだと熊野市駅まで35キロ、登りも佐田坂のこちら側で少しあるだけ。R425で尾鷲だと坂本ダムから標高で570m程の八幡トンネルで峠を越えてクチスボダム経由で44キロ。先日の大台ヶ原のついでだと時間的に厳しかったのですが、今日なら久しぶりに走る絶好のチャンス、三重県側も問題なさそうですし、このままR169を走るよりずっと愉しそうで有意義なコース、尾鷲で泊まれるなら明日は紀伊長島からR260を賢島方面に走り抜けても好し。ただR425に入ると延々40キロ近く無住地帯が続き携帯電話はdocomoすら圏外ですので、ここで明日の天気と尾鷲での安宿を当たってみますが、いずれも思わしくありません。今日のうちに輪行で帰るとしても尾鷲駅1910ですから、仮に多少のトラブルを食らっても大丈夫でしょう。
 池原ダムはアーチダムとしては国内最大の貯水量と湛水面積、変わっているのはダム堤体に洪水吐はなく、対岸に洪水吐と発電の取水設備がり(写真左)、天端道路をR425が通じています。ダム堤体の下流側はキャンプ場もある「下北山スポーツ公園」になっています。(写真右)
 池原ダムから8キロ少しで備後川林道への分岐へ、大又林道を経てR42へと繋がっています、1990年代に紀伊半島の多くの林道を走りましたが、この備後川林道は走らず仕舞いでした。現在では全線かどうかはともかく舗装がされている様です。11キロ程で再び上北山村域へ、道の駅を出てからずっと池原貯水地を廻っている訳ですから、アップダウンはあっても標高は稼いでいません、標高300m台を登ったり下りたり。路肩には100m毎に道路番号と数字の書かれた標識がありカウントダウンして行くのですが、R425の起点の尾鷲市までの距離とは計算が合いません。
 一段上がると云う感じで標高を上げ、約17キロで 1500 坂本ダム到着、2011年6月にT御大とUG 兄さんと走ったサンギリ林道以来、ダムと云っても無人でトイレだけが新しくなっていました。これより先の尾鷲側はクチスボダムまでなんと1992年8月以来29年ぶりです。上北山村に入ってから写真右の「ならくる」の標識が時折ありますが、所謂「ならくる」のコースにも掲載されていませんし、公式の案内も見聞きした事がありません。なんなんでしょお得意の無駄な標識
 1519 約19キロで出口橋を渡り三叉路に突き当たります。県道228号東川河合線が左へ分岐していますが、村役場のある河合へは繋がる事もなく東川は廃村となっています、かつて宮の平には東川簡易郵便局があり電話が通じていなかった為に全国唯一のオフライン局としてマニアの間で知られていました、つまり郵便貯金の出し入れをしようとするには近隣の局でオフライン手続きを行う必要があったのです。wiki によると2005年まで営業していたとの事ですが、私が宮の平を訪れた1991年8月16日には人影すらなかったのです、念のために調べてみてもその日は金曜日だったので、謎です。なお宮の平へは後年(2014年)物好きな盟友SORA氏が行っています。
 余談ですが川上村の東川は「うのかわ」ですが上北山村のは東川は「ひがしのかわ」、ついでに五條市にあるのは東川(うのかわ)酒店、御所市にあるのは東川(ひがしがわ)酒店です。
 寄り道する余裕はありまんので、三叉路を右へR425を行きます。ところで紀伊半島は多くの滝がありますが、道路から見える滝も幾つか、その中でも屈指の名瀑はこの「不動滝」ですね。坂本ダムの湖面と別れ、支流の古川に沿って高度を上げて行きます。途中に字ナゴセと云う土地があり林業関連の施設があって、以前通った際に犬の鳴き声がすると思ったら数匹が道路に出てきて追いかけてきます、キャンプ装備の自転車で必死で坂を登った苦い思い出が。ところでカウントダウンして行く標識はいよいよ1桁に、距離の起点が尾鷲でなく県境ではと想像がついていたのですが、八幡トンネルのある標高を考えると10%勾配が続く計算に、30年前の曖昧な記憶でもそんな坂はなかった様はず。
 1552 池原ダムから24キロ走った処で唐突に奈良三重県境が、しかし登り坂は続きます。
 県境から更に2キロ走り 1605 八幡トンネル(469m)に到着。トンネルを抜けるとクチスボダムまで標高差400m超のダウンヒル、今の季節16時を回ると陽射しの入らない谷あいを下るのは寒いだけです。
 クチスボダムの手前まで来ると公園が整備されていて自動販売機もあります、確か以前はなかったかと但しまだ圏外。1653 記憶のあるダム下の三叉路へ(写真左)、2004年5月に大台町経由でここまで来ています。R425はここから坂下トンネルまで登り返して尾鷲市街へ下りますが、左折し川沿いに三重県道760号南浦海山線で紀北町へ下る事にします。途中魚跳渓(2004年5月)を通りますが、清流銚子川の支流だけあって渓流の見事さは一見の価値がありますよ。延々と紀伊半島の奥深い無住地帯を走り、陽が暮れた頃に三重県北牟婁郡紀北町便ノ山(びんのやま)木津地区へ、道の駅のある上北山村河合をでてから5時間ぶりに生活感のある集落にでてきました、何しろ池原ダムを出てからここまで出遭った車は路肩を清掃しているブルドーザーとブルドーザーを積んだトラックだけ。道路が途端に広くなり紀勢道の高架をくぐりR42を跨いで 1737 には一旦相賀駅に着きますが、次の上り1743発には輪行準備がとても間に合いませんし、何か食べないと桜井までの3時間半の長丁場が持ちません。次は1920発の多気行き最終、R42をもう少し走ればスーパーもコンビニもありますので、次の船津駅まで進む事にします、運賃も180円安くなりますし。
 ファミマで小さめのお弁当と菓子、飲料を調達しておきますが、船津駅までの途中の国道沿いに食事の出来そうな店が何軒か、手っ取り早くて温まりそうな「中華そば」のお店へ。船津駅には50分前に到着、ランドナーのヘッド抜き輪行には慌てず作業のできる良い時間です。駅舎がえらくモダンになっていますがちょっと狭い、まぁ乗車する1925発まで下り列車もありません。
 船津駅には50分前に到着、ランドナーのヘッド抜き輪行には慌てず作業のできる良い時間です。駅舎がえらくモダンになっていますがちょっと狭い、まぁ乗車する1925発まで下り列車もありませんしね、本日の走行136.7キロ。
 無事に輪行支度を済ませ 1925 発の多気行きに乗車、JR東海のキハ25系、キハ58系が走っていた時代を知っているものには輪行袋を担いで乗り降りし易くなりましたが、電車と変わらない車体ととロングシートはね。→2054多気2104→2114松阪2141→2150伊勢中川2156→2238名張2339→2306桜井と所要3時間41分、乗換4回内3回階段は辛いものがありますがこの時間の松阪経由は「密」にならないです。日付が変わらないうちに帰宅、明日一日休みなので気楽なのですが、136キロ走って3時間半輪行して帰ってくるのもくたびれますし、せっかく尾鷲まで行ったので1泊して明日も走らないのは勿体なかったな。



リベンジ上北山

国道169号 吉野郡川上村大迫にて

  「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリー15日に取りこぼした「道の駅吉野路上北山」のリベンジに向かいます。上北山村側に下ってしまうと私の脚力ではとても戻ってこれないので、前回同様熊野へ抜ける事を考えていたのですが9日10日と連休で天気予報もまずまず、それに10日からは「18きっぷ」の利用期間も始まりますので、色々とプランを練りながらとにかく輪行と1泊の準備をして出掛ける事にしました。
 前回15日より15分遅れて5時過ぎに桜井を出発。0610には新鹿路トンネル(2,466m)の手前に到着、まだまだ暗いとは云え6時を回ると早い通勤の車は結構います。一瞬旧鹿路トンネルも考えてみたのですが心霊スポットなんて事より、暗い中吉野側の激坂と悪路を考えるとね。
 無事に新鹿路を通過しますが、下りに入ると一昨日の左指の怪我が冷たさで疼きます、とにかく使い捨てカイロを手袋に押し込んで少しでも暖めながら血のめぐりが良くなる様にして走る事にします。先日は小島峠から三茶屋経由だったのですが、久しぶりに津風呂湖南岸の県道256号入野河原屋線を走ってみる事に、距離は僅かに短くなりますが、速度が出ないので時間は掛かるかと、ただ夜明け前の湖の風景がなかなか幻想的で、写真を撮っていた分で時間が掛かっていたかも。
 1716 入野(しおの)峠を国栖の村を見下ろすビューポイントへ。三茶屋で休憩していた前回と比べて11分遅れ。
 一旦は県道262号国栖大滝線へ入りますが川上村に入った処で吉野川右岸へ、前回と違って大台ヶ原までの往復がないだけに時間の余裕が、可能な範囲でR169の対岸路を走る事にします、お陰で嫌なトンネルを幾つかパスできました。写真左は川上村役場や道の駅の対岸、写真右は白川渡から北和田にかけて。
 例によって柏木の旧道に入って自販機で温かい缶コーヒーを買って大迫ダムで休憩にします。大迫ダム到着が30分遅れ、やはり国道を車に追い立てられながら走っていると早いのかな。実はフロントバッグのマウントのピンが抜け落ちると云う珍事?が、幸い落ちた時の金属音に気が付いて拾ったのですが、固い様でも振動で緩んでくるのですね、帰ったらネジか接着剤で固定しておかなくては。
 1005 ループ橋を挟んで5本のトンネルが続く伯母峯道路の旧道が分かれる伯母谷口バス停に到着、2003年1月の伯母谷道路全通以来通行止の看板が出たままの旧道ですが、村のゴミ収集車が出入りしていますし、先日N女史が問題なく突破したとの事、今日は時間もありますし、踏み込まない訳には行きませんよね。
 入るなり「猛犬注意」の看板のある作業所?とかがあったりしますが問題なし。落ち葉に隠れた尖った落石片には注意が必要、旧道区間の標高差は160m程ですが単純に登り基調ではなく少しアップダウンがあります、1998年に北半分が部分供用されてから旧道を全線走るのは30数年ぶりかと、ループ橋の下辺りが一番荒れていて、あの高さまで登るのかと思うとぞっとします。実はぞっとするのはループ橋直下旧道上に落ちている枯れた花束、まぁ経緯は耳にしていませんし想像にお任せしますが、手向けられた品ですので手を合わせて先に進みます。
 部分開通した北半分とを結んでいた仮設道路との合流部分に出ます(写真左)、新道側の入り口は完全に塞がっていましたね。ここからが大変だった様な記憶があったのですが、全通する2003年まで使われていただけに幅員もあり路面状況も比較的良くて、車の来ない広い道を蛇行しながら登ると意外と簡単に大嶽トンネルの南側に出てしまいました。写真を撮りながらですが所要37分。先日は新道を20分少々で抜けてますから、高速で背後から迫ってくる車に怯えながら走るか、一応通行止とは云うものの「猛犬注意の看板」と「枯れた花束」と「パンクのリスク」を天秤にかけるとね。
 1103 57分遅れで新伯母峯トンネル(1,964m)へ、もちろん右側の県道40号大台ケ原公園川上線は冬期閉鎖がされています。ところで工事関連かの車が南行きの車を規制しています。ここにくるまで車を前後に従えて走って行った大型トレーラーの車列の様ですので、どうやらトンネル内で離合困難なトレーラーが出てくるまでの間規制している様です。自転車は通らせて貰えそうですが、後から追っかけてくる車列を考えると、その後ろを行く方が賢そうです、案の定大型のブルドーザーを積んだトレーラーが出てきました。
 新伯母峯を抜けても2012年に出来た和佐又トンネル(924m)も嫌です、旧道は通行止、大台口トンネルの上北山村から下りている新伯母峯の旧道は和佐又トンネルの旧道に出るのですが、今の季節はともかくどうなっているのでしょうかね。新伯母峯トンネルから標高差400m以上のダウンヒルをこなし 1209 今回の目的地である22ヶ所目のチェックポイントの道の駅「吉野路上北山」に到着、コンプリートまで残り2つです。
 さてR169の対岸路や伯母谷道路の旧道も面白かったのですが、実は今回のツーリング、この後の方が愉しかったのです。(つづく)



今年最後じゃないよ「東吉野サイク」

東吉野村木津川(こつかわ) 「よしの庵」にて(写真 : タックさん)

 今年は一度も行けてなかったお蕎麦の「よしの庵」、年内の営業は来週までと云う事、お天気もまずまずなので定番コースで東吉野へ向かう事に。例年ならカレンダー配達サイクとなるのですが、今回は間に合わないので年内にもう一度回る事になると思うのですが… と云う訳で一昨日夜に「明後日走ります」と募ったらまたまた4人釣れちゃいました。
 約束の朝9時に明日香村亀石前のセブイレに集合したのは、vivvaさん、kitanoさん、タックさん、冨士原さんと私の5名、冨士原さんのニューマシンARAYA EXCELLA Sportif(写真右上)とご一緒するのは今回が初めてです。タックさんの他はフロントバッグにマッドガード付き、そのタックさんもTOEIパスハンター。

 まずは芋ヶ峠を目指します。今回もカメラはスマホだけ、壊れたTZ85の代わりを探しているんですがね、出来れば操作に慣れたTZ85が良いのですが。スマホではなかなか走りながら撮るのは、今回はタックさんがいっぱい撮ってくれましたんで。(写真 : タックさん)
 行者辻でほっと一息、さっき祝戸で先を走っていたローディが下ってきました、峠ピストンだけで愉しいのかな。
 10時過ぎには標高487mの芋ヶ峠に到着、冷えないうちにフリースを着込んで下る事にします。(写真左 : kitanoさん/右 : タックさん)
 1038 吉野町河原屋のローソン「吉野リバーサイド店」この先は東吉野に向かっても熊野に向かってもコンビニはありません。
  いつもの様に妹背大橋を渡り吉野川左岸の県道39号五條吉野線を走り、柴橋で右岸の国道に戻ります。(写真 : タックさん)
 ローソンの後は窪垣内の信号で足を付いただけでノンストップで東吉野村へ 1149 「ニホンオオカミ像」前へ。「よしの庵」へは予め行くと云ってあるのですが、ここで人数と到着時間の連絡を入れます。

 東吉野村役場のある小川から高見川左岸の村道に入り小(おむら)へ、手前の橋を渡る処をkitanoさんに撮って貰いますが(写真上)、幅がないので津風呂湖の吊り橋を渡るより難しいかも。
 小の自然酵母のパン「麦笑(むぎわら)」さんへ、年内の営業は26日までの土日との事です。大きなカンパーニュを調達。
  「よしの庵」の予約時間が13時過ぎですので蟻通橋付近で時間調整しながら県道221号小村木津線をのんびりと行きます。(写真 : kitanoさん)

 5人揃って「替わりご飯とのセット」を注文、それも全員温いお蕎麦を、ざる食べたいんですけど、寒かったもんね。vivvaさんと噂話をしていたらなんとそこにに「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが、番頭さん曰く忘年会がダメなら新年会を、要するにみんなでわいわい酒が呑めればって事、前向きに考えます。
 今回5人揃った写真がないのです、最初の写真と入れ替わってkitanoさんに撮って貰いました。

 1415 関西のマッターホルン(^_^)高見山を見上げるポイントへ。(写真 : タックさん)
 新旧国道に挟まれた木津(こつ)の集落の中を抜けて行きます、鄙びた風景の先に高見山が見えます。(写真 : vivvaさん)

 県道251号谷尻(たんじり)木津線で一谷峠(600m)を目指しますが、谷尻集落までは緩やかな登りの川べりの道です 1459 一谷峠に到着。

 一谷峠を越えると宇陀市岩端(いわはし)、芳野(ほうの)川べりを行きます。(写真左 : vivvaさん)

 女寄トンネルを避けて県道198号粟原榛原線でトンネルの桜井側に出ます、この季節16時を過ぎると陽が傾いて行くのが早く空気が途端に冷たくなりますね。女寄の坂を下りきると初瀬街道(横大路)に入り桜井駅前で輪行で帰るタックさんと別れて後はそれぞれの帰途へと流れ解散、私は「4season」までカンパーニュの半身?を届けに往復して今夜の鍋の材料を買って、暗くなった頃に桜井に帰投しました。本日の走行91.3キロ。

 大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、今回は私の撮った写真が少ないですが私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

kitanoさんのブログ「アルプスと86-part2」から



中2日で天川村へ

旧国道309号 旧川合トンネル

 「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリー15日の「道の駅吉野路上北山」に続いて一昨々日は「五番関」を取りこぼしたのは痛い、まぁこの季節に高野山に登ってから「五番関」まで走ろうなんて身の程知らずなんですがね。しかし勤務シフトの休みとお天気がシンクロして、今日の休みも走らないと後悔するお天気になりそう、雪が積もりだすと踏み込めなくなる高原洞川林道の「五番関」(標高1,162m)に向かうには貴重なチャンス。しかしR309の長大トンネルはくぐりたくない、頼みの吉野大峯林道は平日は通れない可能性大、標高差で600m以上激坂の続く小南峠も高原洞川林道も登りたくない。そこで考えついたのは下市から樺ノ木峠を越えて旧西吉野村へ入り、少しだけR168を走り県道49号勢井宗川野線で天川へ抜ける大回り案、最近走っていなかった道を選んだ気もしないでもないが、遠回りと云っても暗いうちに出ればお昼に天川にはたどり着けるだろうと…
 4時過ぎに起きたもの外の寒さに挫けそうになりながらどうにか 0540 に桜井を出発。まだ11月と云いながら尋常な寒さでは、明日香村に入り一昨日も走った飛鳥駅前から吉野口駅前を経由する定番コース、今日は薬水から福神駅前を通ってほぼ京奈和自転車道のルートで吉野川を渡ります。梁瀬橋を渡った処で左折し下市町役場前から県道20号下市宗桧線に入り樺ノ木峠を目指します、もちろん梁瀬橋から農免道路に入れば距離的には近い事は判ってはいるのですが。
 0850 樺ノ木峠へ、旧道側に残る標柱、左側は樺ノ木と読めますが、右側は判然としません。暖かい朝の陽射しに当たりながら暫し自販機休憩を。
 0942 宗川野で県道49号に入ります(写真左)。立川渡(写真右)ここを右折すると旧R168、西吉野大滝を経て西吉野トンネルの南側に出る事ができます。県道は川沿いに緩やかに登って行きます、至ってマイナーな道だったのですが、距離的に五條から天川への最短ルートになるかして、最近は他所の車も入ってくる様に、カーナビの功罪かな。
 平雄には河瀨直美監督の「萌の朱雀」のロケ地の一つで作中の田原家があり記念碑が建っているそうなのですが今だに行けていません、何しろ県道から標高で200m以上登らなくてはなりません。西日裏(写真右)の簡易郵便局の前の自動販売機がなくなっていました、この先天川村か黒滝村へ越えない限り何もないのですよね。
 11時丁度にR309の新笠木トンネル(1,693m)と新川合トンネル(2,751m/奈良県下最長)の間に出ますが、結構車が飛ばして走るので、あと標高で300m程頑張って旧道の川合トンネルまで登る事にします。
 30分程で旧道の笠木トンネル口へ、ここまでで標高で6割方登った事に、この先一昨々日に下ったR309旧道を登ります。ところでご存知でしょうか、黒滝村と天川村を繋いでいるR309、新旧ともに2つのトンネルの間は実は五條市(旧西吉野村域)だって事を。
 消えかけていますが元は国道だった名残りのセンターラインが、笠木トンネルから川合トンネルまで登るのは日当たりが良くて夏は暑くて辛かった事を思い出します、今日は初冬の陽射しが暖かいです。30年以上前テントを積んでこの峠を往復した事が懐かしいです。
 12時前には川合トンネルに到着、中2日で天川村に足を踏み入れることに。15分程で天川川合の信号へ(写真左)。一昨々日諦めた洞川方面へと左折「モーソン」の名前はなくなりましたが「森田商店」は健在(写真右)。
 天川川合の信号から標高差約160m、虻トンネルに。左コーナーのイン側が激坂でほんと嫌な登りです。旧峠は更に100m程上にあるのですが、虻トンネル(275m)を抜けても旧峠とさして変わらない高さまで暫く登りが続きます。
 1250 「もりそい」へ、新しい店も色々出来ている様ですが、やはり昔からの「もりそい」か「きらく」ですね、ソロサイクリングでは久しぶりの外食です。
 洞川の旅館街の中を行きます、「みたらい渓谷」の紅葉も見頃を過ぎたのか観光客の姿もまばら、母公堂(写真右)を過ぎると五番関まで1台の車にも出合いませんでした。
 五番関へはこの三叉路を左へ、吉野大峯林道の規制に関して何も出ていませんでしたが。
 標高で1,000mを超えた辺りから路肩に雪が(写真左)。毛又谷を詰めて五番関へ向かう橋はご覧の通り、午前中なら下りて推しますが、乗ったまま無事通過。
 1411 五番関トンネルに到着、21ヶ所目のチェックポイント、ところが圏外でネットに繋がらない、2台のスマホは両方ともキャリアはdocomo、チェックポイントの中には切通しの芋ヶ峠の様に微妙に繋がらない処があるのでウロウロしてみたのですがここは全くダメ、試しに一旦川上村側に出てみたのですがやはり繋がりません、既にコンプリートした人達はどうしたのかな、尋ねようにも当然電話すら掛けられない。2次元コードは読んだので圏内に入ったら接続してみるしかないのですが座標はチェックされないのだろうか。
 再び川上村側へ出て下り始めたのは 1432 午後は日陰になるこちら側はご覧の通り。
 大天井滝の下の橋もかなりやばい状態、そこは32Cを頼りに、正直云って靴を濡らしたくないのですよね。結果的に高原へ下るにはこんな状態の橋を後2つ渡る事に。
 1445 吉野大峯林道との分岐に、実は21日の日曜に明日香のチネリ怪人V氏が通過しているのと天川村側の案内板になにも無かったので期待していたのですが、吉野側にはチェーンが掛けられていて、先の方で伐採作業の音が聞こえていて、来年1月末まで法面工事の看板も。遠回りになるのは確実でもこれ以上時間をロスしたくないので、素直に高原(たかはら)側に下る事にします。なお以降の写真は全くなし、やはりコンデジがないと余裕がなくなるとマメに写真が撮れないですね。
 さて三叉路から高原へ下るのは2004年8月7日以来、崩れて通れなかった時期が長かったですからね、相変わらず高原集落までは下へ行く程路面が悪くなります、集落の手前まできてようやく圏内と入り、無事にチェックインを完了。
 1528 道の駅「杉の湯川上」へ、15日にも走ったR169に入りますが、今日は五社トンネル(1,360m)を避けて県道262号国栖大滝線の対岸路へ入ったのですが、東川(うのかわ)で些か道を間違って激坂を登らされて1620 国栖へ、なんと入野(しおの)峠を登って 1710 関戸峠を越える事に。後は女寄峠を下って18時過ぎに桜井へ無事帰投、本日の走行124.3キロ。さて残り3ヶ所「吉野山 下千本駐車場東屋」はどうにでもなるとして「道の駅吉野路大塔」と「道の駅吉野路上北山」の2ヶ所はどうしたものか、実は「道の駅吉野路大塔」には今年スタンプラリーの始まる前の2月27日に川湯温泉へのキャンプツーリングの途中に立ち寄っているのですがね、さてことしも行きますか。