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スタンプラリー「大和高原編」

奈良市都祁南之庄町 三陵墓古墳群史跡公園にて

 休日の今日は「グランフォンド in 奈良・吉野」スタンプラリーのチェックポイント巡りで東吉野方面へ向かおうかと思ったのですが、コース的に遠回り通勤ライドにしにくい大和高原へ向かう事に。大和高原で設定されている3ヶ所のチェックポイント「神野山」「布目ダム」「満天ひろば」って微妙な位置関係なんですよね、さてどう回るか。とにかく初瀬ダムから取り付きます、天理ダムからの方が楽だと云う天理市在住の御仁もいますが、ダム横のここさえ登ってしまえば、まぁ慣れた道が楽だと云う事なんですね。

 旧都祁村だった奈良市域に入った処で県道を離れ藺生(いう)町を抜けて行きます、既に田圃に水が入り田植えが進んでいます。写真右の道も来月にはあじさいロードに。
 県道781号都祁名張線に入り「三陵墓古墳群史跡公園」に立ち寄ってから県道127号北野吐山線を経て「神野山」へ向かうつもりでしたが、一旦R369に入ってコンビニでおにぎりを2個調達して、混んでいるだろう針TRSを避けて田園風景に癒されながら小倉へ越える道へ、前にも通った事がある乗馬クラブの横の道なんですが、3度もアップダウンがあって無駄にしんどいです。

 小倉から広域農道を走れば距離は近いのですが、県道127号を下深川まで北上し県道245号助命(ぜみょう)下萩線に入ります。助命から県道272号神野山公園線に入ります、判っていた事ですが茶畑の中を標高で100m以上登らされます。2015年の「ならサイクルスタンプラリー」の折に「めえめえ牧場」がチェックポイントになっていたので走ったのですが、県道272号そのものは北側から走る方が夏場は日陰も多くて楽かと。

 12時丁度に休日とあって賑わうチェックポイントの「フォレストパーク神野山 森林科学館」に到着、ここから見える伊賀盆地側の展望はなかなかのものです。
 奇勝「鍋倉渓」は「森林科学館」から県道を600m程北に行った処です、しかし不思議な風景です。

 県道272号から県道80号奈良名張線に入り、峰寺からダム湖東側の道へ 1235 昨年に続いてのチェックポイント「布目ダム管理事務所」へ、藤棚の下でお昼にします。
 西岸の県道25号月瀬針を少し南下して県道172号大保邑線でR369側へ越えます。

 R369を南下し 1338 今日3つ目の「満天ひろば」へ。この後水間まで戻り県道80号で奈良へ下るか、田原から「正暦寺」へ下るか悩んだのですが、時間や膝の具合を考えたら今日はこの辺りで帰途に就いた方が良いかなと天理へ下る事にします。
 県道47号を走れば近いのですがわざわざR369の戸ヶ坂トンネルを抜けて馬場から布目川の道へ入ります、山間の田園風景、好きなルートの一つです。福住でR25に入り天理ダムへと下りますが、途中3台のロードに抜かされます、どうやらKさん一行の様です。いつもはダム湖畔に下る手前で左岸の道へ入るのですが「天理ダム管理センター」のチェックポイントは管理事務所の向かいと踏んでいたのでそのままR25を行きますが、チェックポイントは見当たりません、先のKさん一行も天端道路を渡った処の三差路で立ち止まっています。
 オフィシャルサイトの画像を確認すると見覚えのある植え込みとR25にしては狭い幅員の道路、Kさんが見つけてくれましたが、このチェックポイントには裏をかかれましたね。しかし「…管理センター」するのはおかしいですよ。
 滅多に通らない天理トンネルを抜けて3月にオープンしたばかりで話題の「道の駅なら歴史芸術文化村」へ、もう15時を回っているのに入場しようとする車が並んでいます。オープンしたばかりの今、休日に来る処やありませんね。
 R169と上ッ道を継いで16時前には桜井に帰ってきました。本日の走行86.1キロ、結構登りましたしこれ位までが丁度良いですね。
 今日は5ヶ所GETで、計25ヶ所/得点は52ポイント(青色マーカー)となりました。

 

遠回り通勤ライド「スタンプラリー 国中編②」

 例によって勤務明けですが国中の9ヶ所を荒稼ぎしてきました。吉野の山中ならともかく、暑くなると細かな処ところをちまちま走るは大変ですからね。
 まずは腹ごしらえ、高田バイパスの下を西へ走りR24東室の「松のや」で、これが朝11時までなら490円ですからね、コロッケこそ別のサービス券で貰ったのですが、ごはんがお替り自由、さすがに朝からしませんが。
 そのまま高田バイパス(南阪奈道路)の下を走り「道の駅かつらぎ」へ。

 「道の駅かつらぎ」の後、王寺町の「達磨(だるま)寺」まで北上する訳ですが、県道30号(山麓線)とかR168とか結構走りづらい区間です「ならくる」の「C-17 中将姫ルート」があるのですが、これがややこしい上に案内が不備でね。

 下田でR165を跨いでからは半ば強引に葛下(かつげ)川沿いを北上します、ダートが続いたりとロードの人にはお勧めできませんが。

 どうにかお昼前には達磨寺に到着、門前の「雪丸」君は聖徳太子の愛犬だったとかで王寺町のゆるキャラになってます。

 大和川を渡り竜田川沿いに「道の駅大和路へぐり」まで往復します。

 竜田川ぞいの道、この辺りで櫟本から来ている業平(なりひら)道と重なります。
 次の法隆寺まではR25を走ります、竜田神社の前後で旧街道が残っていて、西側に取り付きがちょっと判り難いのですが、東行きならお勧めるーと。


 13時には「法隆寺iセンター」へ、ラックに自転車を掛けて写真を撮っている先客がいたので暫し待機。ぺこりと会釈をしたら怪訝な顔をして行ってしまいましたが。

 お次は安堵村、失礼安堵町です。ならばここは外せないですよね天理軽便鉄道の遺構、踏切ではやってくるのに待っているとなかなか来ないJR関西線。

 「安堵町文化観光館 四弁花」、県道沿いの役場の方ではなくて村中の富本憲吉翁生家の北側にあります。僅かですが先の天理軽便鉄道についてのパネル展示もあります、町史も自由に閲覧できます。その安堵町ですが町内を関西線も西名阪道も通ってますが今は駅もI.C.もありません。
 西名阪をくぐり大和川の支流岡崎川沿いに御幸橋へ、自転車道から廣瀬神社の森が見えますが、御幸橋側からだとアクセスしにくいので村中を抜けて行きます。河合村道路元標の存在を確認。

  「廣瀬大社」のチェックポントは二の鳥居の右側にありますが、一の鳥居から300m以上あります、戦艦大和所縁の大和神社より長くて途中から砂利道になります。
 曽我川沿いの自転車道に入り「奈良県第二浄化センター」へ向かいますが、この先の3ヶ所は半径1キロ圏内に集中しています。
 「奈良県第二浄化センター」にテニスコートや運動場が整備されているのですが、チェックポイントは「奈良県第二浄化センター」そのものではなくて「奈良県第二浄化センター スポーツ広場」の方にあります。

 今年3月19日に長龍酒造の西隣にOPENした「長龍ブリューパーク」、日本酒に加えてビールも始めたと云う事なんですね。営業は土日祝なんですが自転車で来ては飲めないです、近鉄田原本線に乗って来なくては。チェックポイントは100kgの巨大杉玉の下にあります。
 今日最後は「馬見丘陵公園」チェックポイントは65.3haもある巨大な敷地のどこにあるねんと思いますが、西側の県道132号河合大和高田線の馬見丘陵公園前の信号のある三差路から入った公園館正面駐車場です。なお公園内は自転車は入れません。と云う事で国中の9ヶ所を巡り終え、適当に走って17時過ぎには桜井に帰ってきました。本日の走行70.1キロ。

 

遠回り通勤ライド「スタンプラリー 五條編」

 「グランフォンド in 奈良・吉野」スタンプラリー、暫くはこのネタが続くかと思いますがご容赦を。今日は休みだったのですが午前中ミーティングがあって出勤。早めに終わったので、あまり走りたくない処は暑くならないうちに片づけておこうと五條市の「五万人の森公園」を絡めて回る事にします。

 まずは御所市の「かもきみの湯」へ、いつも風の森峠に向かって走る時は旧道を走るのですが、R24を走ると車が多いのに辟易、当然なんですが。

 山麓線の先にある「五万人の森公園」昨年度は「かもきみの湯」がなかったので風の森から取りつきましたが、今回は標高350m程の伏見へ取りつきます。水の入った田圃に吉野の山々と風景は良いのですが。
 五條市立「五万人の森公園」に到着、テントを張っている人が見えますのでディキャンプはさせて貰えるのかなと調べたら、泊りもできるみたいですね、でも標高のある割には見晴らしは良くないし、自転車ではね。
 標高差150m程の激下りで五條市街へ、どこかでお昼にしようかと思ったのですが、適当な処もないし、コンビニでパンを買って「五條市観光交流センター 」のサイクルラックの前のベンチで頂く事に。ここは「五條市観光交流センター 」そのものの場所がちょっと判りにくいです、R168沿い西側のコメリの裏側と思って頂ければ。
 五條病院の裏から京奈和自転車道のルートへ入り県道127号平原五條線へ、栄山寺トンネルが供用されるとR24からR168へのショートカット路になるので県道127号を抜ける車が増えるでしょうね。

 栄山寺橋北詰から県道39号五條吉野線へ、新しくチェックポントに加わった「モンベル五條店」へ。お店は場所柄カヤック中心の品揃えですが、宿泊施設が併設されています。

 五條市にはあと旧大塔村の「道の駅吉野路大塔」があるのですが、ちょっとやそっとで行ける処ではありませんので改めて別の機会に。吉野川沿いに遡って大淀町の「道の駅大淀iセンター」へ向かいますが、例によって県道を辿らずに吉野川右岸の道を行きます。カルディア第2キャンプ場以南は水溜まりがあったりの悪路ですのでロードバイクにはお勧めできません。そのカルディアキャンプ場、平日にも拘わらず数張りが、やはりキャンプブームなんですよ。

 チェックポイントによっては自分ではまずコースに組む事のない道を通らなければならない場合もありますが、「道の駅大淀iセンター」はR169芦原トンネルの吉野側、交通量は多いし歩道も不備で、奈良県のサイクリストで好き好んで走る人はいないと思うのですが、私自身トンネルが交互通行だった時代に1度、上下線が分離してから北行きに1度抜けた事があるだけです。和歌山県の様に県が主催していて市町村ごとにチェックポイントを設定しているのならまだしも、サイクリング協会主催行事でここはないでしょ。まあ大淀町には他に思いあたる処は…「世尊寺」「安産の滝」位しか、チェックポイントのない下市町と仲良く「椿橋」なんてね。道の駅の奥まった処、殺風景な一角にサイクルスタンドがあります。
 芦原トンネルは目の前ですが、精神衛生上良くないのでわざわざ遠回りしてジェットコースターの様な県道222号を越えて壷阪峠の南側大淀町越部へ出ます。大淀古道とよばれるこの道、北側には浄瑠璃「壷阪霊修記」で知られる壷阪寺があるのですが、南側には雰囲気の良い木立の中の1車線路が残っていてその「壷坂峠への道」を往きます、正に精神衛生上も良い道、猪と出遭った事もありますけど。その道も30数年前に峠から南側に向かって拡幅工事が始まったのですが、何故か中断してしまいました、まさに税金の無駄遣い。山中に残された2車線路はドラフト族の格好の遊び場になってしまったせいか、現在では峠から南側は夜間通行止となっています。

 1620 には壷阪峠を越えます、峠を越えると高取町になるのですがチェックポイントがありません「高取城址」なり土佐街道の「まちや館」なりあるとは思うのですが、当初「グランフォンド in 奈良・吉野」のオフィシャルページには県下全市町村にチェックポイントを謳っていたのですが、その辺り色々と大人の事情もあるのでしょうね。本日の走行79.3キロ、順調に5ヶ所GET。

 

遠回り通勤ポタ「スタンプラリー 国中編」

 何やら梅雨入りした様な天気が続くみたいで。昨日から始まった「グランフォンド in 奈良・吉野」、早速デモン太で昨日今日と近場のチェックポイントを回ってきました。国中のポイントは暑くなるまでに片付けておかなくてはね。
 1日目「橿原市昆虫館」(写真右)なんて殆ど通勤経路上といっても過言やないんです、昆虫館の建物の裏側なんでちょっと判りにくいかと、第2駐車場を目指してその一段上って感じですが、その辺り道路元標を1.000基以上巡ってきた臭覚と申しましょうか(^_^;) その後「道の駅飛鳥」まで行くつもりだったのですが雨がパラついてきたのパスして「ジョギング&サイクリングステーション橿原公苑」(写真左)まで往復して出勤、走行10.9キロ。通勤に4キロ程遠回りして2ヶ所GET! 「WAKAYAMA 800」みたいにリピーター賞があれば良いのにね。
 翌朝は飛鳥川沿いの自転車道を北上し、途中から旧街道の筋違道(太子道)へ向かいます。

 近鉄田原本線を跨いで三宅町に入ります、筋違道沿い東側にある「屏風杵築神社」へ、チェックポイントは鳥居をくぐり左側の手水の裏辺りにあります。
 お天気もすっきりしないのでこれ以上北上するのは止めて、寺川へ出て「面塚」の処で向きを変える事に。観世能楽発祥の地「結崎面塚公園」寺川の南側なのですが、ここだけ川西町になっています、川西町にはチェックポイントがないのですが、桜の季節以外は静かで良い処なのでこう云った処をチェックポイントにして貰いたいものですね。

 寺川左岸を遡りR24沿い唐古・鍵遺跡史跡公園向かい側にあるチェックポイント「道の駅レスティー唐古鍵」へ。道の駅、何でも2階レストランの「ローストビーフ丼」が評判なんだそうですが… 1,380円ネェ。
 唐古・鍵遺跡の北側を抜けて大和川べりに、法貴寺大橋を渡り天理経由で帰途に就く事にします。

 天理市柳本の「天理市トレイルセンター」へ、長岳寺を目指した方が判りやすいでしょうね、知らないで南側から来ると山の辺霊園の駐車場でウロウロする事でしょうね。
 柳本から上ッ道を南下し桜井へ帰ってきた処で「纏向遺跡」に立ち寄って予定終了、昨日今日で6ヶ所GET、本日の走行31.6キロ、すっきりしないお天気でしたが自転車道と旧街道に川べりの道を継いで快適に走る事ができました。

奈良と和歌山 今年のスタンプラリー

 自転車でポイントを巡る奈良県と和歌山県のスタンプラリー、昨年に続き今年も今日5月15日から開始される奈良県サイクリング協会主催の「グランフォンド in 奈良・吉野」のモバイルスタンプラリーと、既に4月28日からスタートしている今年で5回目となる和歌山県主催の「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」の概要をまとめました。
 「グランフォンド in 奈良・吉野」NCAのオフィシャルのページで今年度のポイントは53ヶ所と発表されていますが、昨年の24ヶ所から「02:道の駅針テラス」と「14:芋ヶ峠」が無くなり、それ25番から55番まで追加され28と31が空番となっていますので29増2減の計51ヶ所となるはずなのですが。
 現在奈良県には現在12市15町12村の計39の自治体があり、前回終了時のアンケートで全市町村に…と答えておいたのですが、反映されたのかされていないのか、大和高田市、香芝市、生駒郡三郷町、磯城郡川西町、高市郡高取町、北葛城郡上牧町、吉野郡下市町の7市町村を除く33市町村から53ヶ所のチェックポイントが選ばれ、前回から倍以上の数になっています。昨年橿原市生まれのasuka号で全ポイントを回ったので今年はもういいかと思っていたのですが、さてどうしましょ。
追記 : その後記載の修正と香芝市への追加が行われチェックポイントは52ヶ所となりました。
  個人が利便性を求めて私的に作成したものですから、内容の正確さ保証するものではありません。
 和歌山県は5ヶ所の山岳ポントは別にして昨年度の55ヶ所から4増1減で58ヶ所となっています。新しく加わったのは「02:和歌山城」「10.粉河寺」「25.ほたるの湯」「52.平見台園地」の4ヶ所ですが、風光明媚な「キララときめきロード」沿いの「テスティモーネ アリダ」「白崎海洋公園」「日の岬」が外れたままなのは残念ですね。今回から「紀北」「紀中」「紀南」と云うエリアがなくなって12のルートが設定され、賞品の設定とかが変わっています。
  カシミールでデータを作成し「轍ONLINE」にプロットしたものです、マーカーをクリックする事で標高などのキャプションを表示でき、GPXデータを出力する事も可能ですのでGPSなどに取り込む事が可能です。なおあくまでも個人が利便性を求めて私的に作成したものですから、内容の正確さ保証するものではありません。

「WAKAYAMA800」昨年は全く回れなかったのですが「太平洋岸自転車道」沿いのポイント位は回っても良いかなと考えています。「コロナ禍」の影響もあるのでしょうか、多人数が集まるイベントの開催が憚られるなかスタンプラリーへの参加者も増えているのでしょうかね。2014年に行われた奈良・和歌山・三重3県30箇所のポイントを巡るスタンプラリー「Tour de 紀伊 2014」の時の完走は6~7名だったと思うのですが、三重県でもやってくれないかなぁ。

 

琵琶湖キャンプツーリング(3日目)

 滋賀県草津市 湖岸緑地志那1

 朝5時過ぎには目が覚めます、昨夜の風も治まってくれて爽やかな晴れの朝です。今日は撤収して帰途に就きますが、1泊2日だった前回前々回に比べるとゆっくりする事ができました。

 ショコラさんが倉庫がわりに設営したテントだけを残して撤収、自転車もサイドバッグを付けて出発準備OKです。不可解なのはテーブルの下に置いてあったmont-bellのコッフェルと結構重くて頑丈な五徳が行方不明、コッフェルは空だったので昨夜の強風に飛ばされたのかも知れませんが、五徳はとても飛ばされる様な代物ではありません。最近キャンプ場での盗難が多いと聞きますが、それにしてはバーナーとボンベは残っているのですよね。
 0912 「志那1」を後にし湖岸道路を南下します。

 草津川河口で齋藤電鉄さんとniwa-chanさんとお別れです。

 近江大橋を渡ります(写真左)、ショコラさん自身が建設に関わった橋を後年渡る事ができるなんて羨ましいですね、私みたいに商業印刷物やソフトウェアなんかは消えちゃいますもんね。近江大橋西詰で大阪へ帰るタックさんとお別れします(写真右)。

 破損したサイド枠の代用品があるかもと大津市内のショコラさん宅へ向かいます、琵琶湖大橋西詰から瀬田にかけての西岸は自転車で走った事がないので、色々とガイドして貰います、写真右は江若鉄道の廃線跡だそうです。
 残念ながらサイド枠はネジ位置が合わなかったのですが、破断したパイプの内側に内径の合うネジをカットした丸材(いわゆる寸切り)を押し込んでカシメて、針金でサイド枠全体を縛って貰いました、これで桜井までの長丁場も安心です。
 教えて貰った湖岸の道を走り、お陰で石山寺を過ぎるまで車や信号に煩わされる事なく抜ける事ができました、残念ながら河川敷を走っていたので「茶丈藤村」の前は通りすぎる事になってしまいましたが。

 瀬田川沿いの府県道3号大津南郷宇治線を走り 1221 一旦京都府に入った辺りでタックさんに追いついてしまいました。コンビニへ寄ったり写真を撮ったりしながらのんびり走っていたそうです。


 緩やかなアップダウンを繰り返しながら川べりの快走ルートです。天ヶ瀬ダムに立ち寄り、それぞれ手持ちの食料でお昼にします。(写真 : タックさん)

 平等院まで下ってからいつも難儀するのですが、遠回りになる事は判っているのですがタックさんに淀の「さくらであい館」まで案内して貰う事に、大阪方面から来るサイクリストには当たり前の宇治川沿いのルートですが、奈良県民の私は殆ど走った事がないのです。(写真 : タックさん)

 R1をくぐる処で難渋しましたが「さくらであい館」が見える処までやってきました。(写真右 : タックさん)

 1435 「さくらであい館」に到着、休日とあっていつも以上にサイクリストが多いですね、結構ソロの人がたむろしていて何やら変な雰囲気、その中にキャンピングが2台乱入、この人たちにはどう映るんでしょうね。(写真 : タックさん)

 1444 トイレ休憩の後、淀川沿いに下るタックさんとはここでお別れ、御幸橋を渡り木津川べりの木津八幡嵐山自転車道(京奈和自転車道)へ入ります、走りなれたルートとは云えまだ桜井まで60キロ近くあります。(写真 : タックさん)
 15時丁度に「流れ橋」に、以前近くにクライアントがあって2015年には40回も来た事があるのですが、もしかして一昨年の正月以来? ここもサイクリストの溜まり場なんですが、今日行われている木津川CCの「嵐山往復サイク」の一行が休憩中。16時丁度には木津八幡嵐山自転車道の終点近く京奈和自転車道が別れる樋門公園へ、京奈和自転車道をたどると桜井へは遠回りになってしまいますので、井関川沿いに遡って 1628 には京奈県境を越えて奈良阪へ。

 県庁前から上ッ道を、夕陽に映える山並みを見ながら18時過ぎには無事桜井に帰宅しました、本日の走行119.5キロ、お天気に恵まれた3日間の走行距離は294.6キロ、何より色々と段取りして下さったショコラさんに感謝です。

1日目(5月6日)  2日目(5月7日) 3日目(5月8日)

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん他の写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

琵琶湖キャンプツーリング(1日目)

 滋賀県草津市 湖岸緑地志那1

 予定通り9時前に勤務先をスタート、下ッ道を菩提仙川を渡る番条橋まで北上し左岸を西へ、佐保川べりの京奈和自転車道へ入ります。

 京奈和自転車道を北上しようやく通れる様になった地蔵院川の導流堤上(写真左)を走ります。秋篠川沿いに入る自転車道をたどると遠回りになりますので、打合橋から佐保川右岸を走り、みやと通りへ入り平城宮跡を抜けて佐紀町交差点から再び京奈和自転車道へ、平城駅前を経て府県境を越えます、京都府下への一番楽なコースになります。
 木津川べりに出て左岸を東へ、ただこの辺りから向かい風に苦しめられる事に、ようやく 1140 恭仁大橋を越えます。

 和束のローソンで補給の後、ひたすら府道5号を走り 1355 に京都滋賀府県境になる峠を越え 1428 には信楽駅前へ。前回前々回は湯舟から下朝宮へ越えたのですが、今回は少し遠回りになりますが貴生川経由のコースをとります。
 雲井駅付近まで線路沿いの裏道を走りR307へ、小野峠旧道への入り口まで3キロ程が交通量が多く我慢の区間です。踏切を渡り広徳寺への参道と別れると元国道とは云え今では4輪の通行は難しい道となっています。貴生川へ下ったのは15時半、JR草津線に沿って走り旧東海道石部宿で地酒を購入。時間が推しているので旧中仙道をたどる事は諦めひたすらR1を走りますがリアから異音が…
 なんとリアキャリア右側のサイド枠が破断しているではありませんか。とりあえず振れを抑える様にショックコードで補強し走り続けます。

 草津市街で酒の肴と飲料水を調達し葉山川沿いのサイクリングロードを走り湖岸道路へ 1750 ようやく「湖岸緑地志那1」に到着、本日の走行111.8キロ、やはり奈良阪と瀬田を経由するより20数キロ遠回りになり、膝と腰の具合も心配ですので「頑張らず」に走ってアベレージは前回より1.2km/hダウン。既に着いている皆さんで宴が始っていますが、日が暮れるまでにとまずはテントの設営を済ませます。

 タープと大きなテーブルは地元のショコラさんが朝から車で来て準備してくれました、持ち寄った酒を並べるのが恒例行事です。(写真 : タックさん)

 夜遅くになって今日も仕事だった地元のSさんが到着、宴はまだまだ続きます。昨夜は皆目仮眠ができなかったのと、話題が南アルプス登山の方に行ってしまったので、お先にテントに潜り込みます。(写真 : タックさん)

1日目(5月6日)  2日目(5月7日) 3日目(5月8日)

遠回り通勤ポタ「サイクルトレインと筋違道」

 ここ暫く左膝と腰の調子が良くありません、軽い痺れと云う感じで我慢できない程でもないのですが… 自転車通勤をやめる訳には行かず、左膝は踏み込むと痛むので、踏み出しは意識して右で、坂道は控えています。先月末の「伊那路ツーリング」は2日で206キロ、今月2日の「いわっし村」は96キロと走ったので、疲れかなと最初は思っていたのですが、もう2週間になります、自分的には「伊那路」の時からサドルが低い様なと思いつつ邪魔臭くてそのまま走っていたのが原因の様な気がするのですが。腰もどちらかと云うと左だしうちのPT(理学療法士)に訊いたら神経系を疑ってみるのも、と云われると左つま先まで痺れてきた様な。来週には松阪~賢島のサイクルトレイン絡みで走りたいのと、来月GW明けに琵琶湖キャンプツーリングを計画しているのですがネェ。しかし体重が80キロを切ると事故に遭ったり故障している様な、お陰で減量プログラムが捗りません。
 さて前置きが長くなりましたが、お天気も良いので勤務明けから軽く平地を流して帰る事にします。先週乗った田原本線の期間限定サイクルトレインが今日最終日ですので、前回とは逆に西田原本から新王寺まで乗車し、いわゆる筋違道で帰ってる事にしました、まず飛鳥川沿いから下ッ道(中街道)へ。

 道路元標は旧街道沿いに残っている事が多いので、下ッ道沿いに走るとも幾つかの道路元標を見る事ができます、気が付けばの話ですが、磯城郡の多村道路元標(写真左)、田原本町道路元標(写真右、かさ上げされているのが判りますね)。

 他所者には迷路の様な田原本の街中を抜けて西田原本駅へ、1014発に乗車します。
 ところで一見他の路線と繋がっていない様に見える近鉄田原本線って、どこから車両の出し入れをしているのか。橿原線の田原本駅と田原本線の西田原本駅の北側、住宅に囲まれる様に渡り線があるんですね、朝夕に通勤通学時間帯のダイヤで田原本線内を走っている編成が増減する折に通過するみたいです。

 今日は私1人(台)かなと思っていたら3両目に御夫婦と思しき2人が、自転車利用は中間の2両目と云う事になっていたと思うのですが、あまり周知されていない様で、ただあまり徹底されると困る事もあるかも。なお新王寺駅は西田原本駅と同様に頭端式(櫛形)ホームなのですが、1線2面で昇降扉が別になるので自転車の昇降がし易いです。
 休日で賑わう駅前を避けて線路沿いを東へ。新王寺駅のある王寺駅からはJR関西本線と和歌山線と近鉄田原本線が東側へ出ているのですが、田原本線は関西本線を跨いで和歌山線との間に出ます、手前の踏切が和歌山線です。
 少し寄り道して菜の花が水面に映える大和川べりに出て昭和橋まで戻り対岸の右岸を走る事にします。北側になる右岸の道は竜田川と富雄川が合流する処で迂回するので少し遠回りになるのですがね。
 右岸を遡り馬場尻橋を渡り寺川左岸に入ります。聖徳太子が法隆寺建立の為に通ったされる筋違道(太子道とも法隆寺街道とも)は多くが失われているのですが、寺川以南三宅町から田原本町にかけてその道筋を辿る事ができます、地図を見ると東西南北に整備された道に対してこの道が斜行している事が良く判ります、それが「筋違」の謂れなのですが。

 三宅町では数少ない観光資源?なのであちこちに案内が整備されています。
 三宅町屏風の杵築神社、門前に磯城郡の三宅村道路元標が。

 田原本町域に入り筋違道は黒田駅の西側で田原本線と交差します。地形図を見ると条里制の名残りを残す奈良盆地の中で斜行する田原本線と寺川水運と筋違道には妙な共通点が見えてきます。
 京奈和自動車道と交差すると都村道路元標(田原本町宮古)が残っています、実はこの十字路の北東角から南東角に最近移転してかさ上げされています、このロケーションまですのでいつまで建っていられるのか心配しているのですが、少なくとも田原本町は道路元標の歴史的価値を認識してくれている様です。最近では住宅の一角にあった高市郡の真菅村道路元標(橿原市)が失われてしまいました。
 残念ながらこの先で筋違道はぷっつりと途切れてしまいます、適当に走ると飛鳥川沿いの自転車道に出てしまいましたので、八木札の辻を経て横大路で帰途に就きました。本日の走行38.9キロ。

田原本線のサイクルトレインに…

 今日4月9日(土)から17日(日)までの1週間余り近鉄田原本線で運行されるサイクルトレインに乗ってきました。貸切りではなくいつもの電車に他の乗客と一緒に自転車をそのまま載せて貰える訳です(自転車は3両編成の2両目へ)。
 田原本線は新王寺駅から西田原本駅の間約10キロの路線、新王寺駅はJR関西本線王寺駅を北側に出て東側にあります。なお西側にある近鉄生駒線とは繋がっていません。

 サイクルトレインとして自転車をそのまま車内に持ち込めるのは期間内の平日日祝日問わず9時~15時台に発車する全列車ですが、大輪田駅と佐味田川駅では昇降できません。なお田原本線は自動改札機などで改札口が狭くなっているのでサイドバッグを付けていると幅によっては通れませんので注意。
 サイクルトレインの1番電車とあって近鉄の方と県道路環境課(今は名前が変わったらしいが失念)が乗り込んでアンケートを求められます、記入して記念品を頂いたのですが… 折り曲げられないクリアファイルとかの入ったA4封筒ってサイクリストにはお荷物なんですけど、中味は「京奈和自転車道」の案内以外は「リニア新幹線」とか自転車とは関係ないものばかり、この辺り「ならくる」同様に自転車目線じゃないのですよね、でも3色ボールペンとか有難く使わせて頂きます、鉄な人には「ひのとり」のクリアファイルは嬉しいかも。
 箸尾駅の手前で満開の桜並木の高田川を渡りますが、昨日川べりから撮った写真はこちら

 20分前後で西田原本に到着、さすがに自転車の方が早いなんて事はないです。西田原本駅は近鉄橿原線田原本駅とは道路で隔てられて繋がっていません、昔を知っているだけに駅前ロータリーができてとても綺麗になっているのが、地上駅でスロープがあるので自転車を推して出入りできます。今回は1週間余りの実証実験的な運行、サイクリングのコースに組み入れる様な区間でもありませんが、日中に限られても何時でも利用できる様に定期運行にしてほしいですね、それに二つの自転車道と交差するんだから「伊勢志摩お魚図鑑」みたいにラッピング車両にしたら良いかも。王寺駅前の西友に買い物に行く沿線のおばちゃん達が利用するかも、でも一般化したらしたで学生とかのマナーやトラブルと云った問題も出てくるやろね。

 さてお昼には桜井に戻りたいのですが、せっかくですので上り下りのサイクルトレインの交換風景を撮ろうと急ぎ箸尾駅まで走る事に、サイクルトレインのヘッドマークは色違いになっているのですね、日中は2編成が往復しているだけなので2組だけなのかな。
 帰り道橿原線の踏み切りで出会ったのはクラブツーリズム専用貸切車両「かぎろひ」、デッキが狭くて乗り降りしにくい特急車両は遠慮しますが、JR東日本の「B.B.BASE」の様な専用列車で大都市圏とサイクリングに適した土地とを結んでほしいですね、大阪上本町駅と榛原や伊賀神戸なんて需要はあると思いますが。さて来週は三重県の松阪駅と賢島駅の間で同様のサイクルトレインが運行されますが、乗ってみようにも松阪までは輪行しなくてはなりません。そんなこんなで本日の走行は43.1キロ。

国中の桜も終盤「自撮りポタ」

京奈和自転車道(広陵町)にて

 月曜から雨と云う事で国中(くんなか)の桜もこの週末が最後かと、勤務明けですが一昨々日に続き「自撮り」の準備をして出掛けます。実は膝の調子があまり良くありませんので暫くはポタリングペースで… さて花筏の浮かぶ飛鳥川沿いを北上し大和八木から横大路を走って京奈和自転車道(飛鳥葛城自転車道)に入ります。


 葛城川左岸の飛鳥葛城自転車道。
 明日9日から期間限定でサイクルトレインが始まる近鉄田原本線の手前を西に入り、高田川に出ます。大和高田と並んで箸尾の桜並木も良く知られています、2021年3月27日2018年3月31日

 とてもタイミングを合わせられないので Image Composite Editor による合成です。
 田原本線は単線でここ箸尾駅と大輪田駅で交換が可能です、日中は1時間2本、朝夕は3本程度運行されています。サイクルトレインについてはこちらを。

 箸尾から大和川左岸まで北上し寺川を遡り、川西町の「結崎面塚」の桜並木へ、桜の季節「面塚公園」の横はぼんぼりが提がるのが… 向こうに見える高架は京奈和自動車道です。

 大和川の支流寺川は談山神社のある桜井市多武峰が源流です、結崎付近から西側を望む。近鉄橿原線と京奈和自転車道をくぐって天理市庵冶町へ、再び大和川べりに出て帰途に就きました、本日の走行38.9キロ。