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小匠ダムツーリング②

今日のツーリングは神保館を朝7時出発の予定でしたので各自朝食持参のお願いをしていたのですが、Dさんが人数追加の折りに朝食をお願いしてみたところ、準備して頂ける事になり、ご覧の様に500円でボリュームたっぷりの朝食が、お陰で小匠ダムまで走り抜けお昼にする事ができました。

暗いうちは少し雨が降っていたのですが、出発する頃には雨も止み予報では快方に向かうとの事。 古座川沿いの道を走り<38>すさみ古座川線を遡ります。

 

明神橋で古座川本流と離れ支流の小川に沿って県道<43>那智勝浦古座川線で奇勝「滝の拝」へ向かいます。 清流古座川と云われますが本流には七川ダムがあります、しかしこの小川の水は格段の美しさ、滝の拝はその小川にできた甌穴(おうけつ)群です。
 滝の拝までは道路の拡幅や付け替えが進んでいるものの、以北は鄙びた1.5車線路が続く私のお奨めルートです。

小森川で県道と別れて、県道より立派な林道小匠小森川線に入り1250mもある高野小森川トンネルまで登ります。 しかし和歌山の奥地では高規格なこの「ふるさと林道」とやらが断続的に建設されていて、まるで隠れて公共工事をやっている様な、一日一体何台の車が通るのでしょうか。 まぁ私たちもその恩恵を受けて今日の様なコ-ス取りもできるのですが。

 

トンネルから標高で150m程下ると昔からあった那智勝浦町篭から下ってくる高野林道と合流します。 10年前はダートだったのですが、トンネルの供用に併せて舗装されました。 今では篭から古座川へは先の県道経由より此処を経由するのがメインになってしまっている様で、お陰で県道は荒れ放題、しかし自転車にとってはここからの登り返しが大変です。

合流点から2キロ程下ると、以前は建物があったのですが、今では気づかず通りすぎてしまいそうな分岐が左へ下っています。 ここで小匠小森川線は橋を渡って山越えで小匠集落へ向かい、高野林道は橋の下をくぐって川沿いに小匠ダム上流へ行きます、小匠小森川線の開通で、冠水すると通れなくなる川沿いルートの役目は終わっているのです。

ここからが今回のツーリングのメインで、どうやら問題の区間も軽4の轍が残っているので通行は可能な様です。 写真は私たちの間で有名な冠水した素掘りトンネルですが、幸いと云うべきか今日は水びたしではありませんでした。 替えの靴下も用意していたのですがネ。

11時半には無事に高野川が小匠川に合流する処に架かる橋までやってきました。 樫山方面へ向かう樫山小匠林道にも轍が残っているので、樫山へ抜ける事も問題なさそうです、ここから小匠ダムまで往復する事にします、丁度時間もお昼時です。 久しぶりに来て気がついた事は南紀特有の蜂蜜採集用の’ごうら’が目に見えて増えている事です、もしかするとにほんみつばちの不足による蜂蜜の高騰が、この林道の廃道化を防いでくれているのかも知れません。

 

分岐から暫く行くと昔S翁が「回廊の様な」と呼んだ風景が目の前に拡がります。 防災用として建設された小匠ダムが、平常時には貯水せず、ダム堰堤の高さに道を付け替えずに、敢えて冠水する事を承知の道が、この風景を見せてくれています。 戦後まもなくの貧しい時代に、下流の太田川流域の洪水対策に作られたダムは、この谷を流入土砂で埋めてしまう事もなく、今となっては環境と財政に優しいダムの様な気もするのですが。

正式名「小匠防災堰堤」、車も通れるトンネルのあいたダムから上流を望みます。

小匠ダムにはベンチもトイレもありませんが、桜の木のうわった広場で思い思い持参のお昼にしますが、Dさんのバッグから出てきたのは、サンマの干物と魚焼きの網。
(Photo : UG兄さん)

 

 

そして U兄持参のセットでお茶にします。 今は廃番モデルのコレールのセットで黒門丸福のコーヒーを頂きます。

集合写真の後、再び右奥のトンネルをくぐって上流側へ戻ります。

 

小匠ダム上流の橋を再び渡り、今度は古座川町に属する樫山への道をとります。 軽四の轍のあるいる道ですから、MTBなら100%乗車可能なコースでしょうが、ガードレールは全く整備されておらず、路肩も不安な箇所が多く、と云って山側は落ち葉に隠れた石も多く、私の様な700x32cでは無論ですが、かなりデンジャラスなコースです。 ただここを抜けないと海岸沿いのR42まで出て大回りして古座へ戻らなくてはなりません。  

今回は誰もパンクしないなぁと思っていたら、なんと   チェーン切れが、私もツーリング中に遭遇するのは2度目、その時も南紀の林道でしたが、ちゃんとチェーンカッター持ってるんですね、皆さん。

延々と続く暗い渓谷の道から最後の切り通しを抜けると視界がパッと開けて14時半過ぎに樫山に到着。 写真を撮りながら走っていた事もあって、思っていたより時間がかかり、すっかり陽も傾き始めていますが、ここからは舗装の樫山林道となります、樫山は大田川水系なのですが古座川町に属しています、と云っても既に廃村となり今では廃屋が残るのみです。

車を置かせて貰っている神保館までは後舗装路で20キロ足らずですが、これから標高差で200mと100mの2つのピークを越えなくてはなりません、ダートを踏ん張って走ってきた身には少々堪えます。 登った分だけ下りもある訳で元気にブッ飛んで行ったご仁もおられましたが。
 16時半に神保館に帰着、走行63.6キロ。

帰途は京都方面へ帰るMさんの車に私は便乗させて貰う事にして、それぞれの帰途に就き、時間的には信州より遠いと云われる南紀ですが、皆さん無事に日の変わらないうちに帰宅された様です。 言い出しっぺのU兄さん、旅館の手配など幹事役を丸投げしてしまったDさん、そしてご一緒して頂いた皆さん有難うございました。 事故や怪我もなくそれなりに満足して頂けた様で案内役としてはホッとしております。 まだ違った季節の訪れてみたいと思うこの頃です。

 今回ご一緒して頂いたランドナー達、DさんはMTB、私とてっちゃんはぬかるみを警戒してガードを外して行きました。 (Photo : てっちゃん)

自身かつて一人で行ってながら人に云うのも何ですが、小匠ダム周辺林道は結構危険な箇所もあります、いつも予定通りに通行できるとは限りませんし、標高こそ低いものの人里離れた処です、プ~さんも出るかも知れません。 今回は滝の拝の自販機が動いていなっかったので50キロ以上行程上には自販機すらありませんし、滝の拝から池野山までの間で出逢った車は僅か4台です。 その辺を承知の上で訪れる事もお奨めします、太地下里方面から往復するのが比較的安心かと思います。

小匠ダムツーリング①

 和歌山県那智勝浦町の山間部にある小匠(こだくみ)ダムは、堰堤に車両通行用のトンネルが設置されている事と、常時貯水されていない事で、一部のダムマニアや上流のダート林道がオフロードバイク乗りの間に知られているものの、なにしろアクセスの不便な南紀の、そのまた奥地とあって訪れる人も少なく情報も決して多くはありません。 私が始めて訪れたのは曖昧な記憶では1998年夏、紀伊半島縦断ツーリングの最終日、那智勝浦町篭の田村商店で余分なキャンプ道具等を宅急便にして、地形図だけを頼りに高野林道を下りました。 翌1999年の夏にはS翁他を誘って今や伝説となったツーリング(要認証)で訪れる事に、その頃までは高野小森川トンネルが供用前で高野林道も直柱以南はダートでした。 その後2004年7月には9さん、Dさんと3人で串本スタートで滝の拝から開通した小森川高野トンネルを経て、小匠ダム上流まで行きましたが、廃道寸前の道に恐れをなして、山越えで小匠集落へ抜けてしまいました。
 このとんでもない処へ行こうとUG兄のお誘い。 正直最近は訳あってダートは遠慮させて貰っているのですが、小匠ダム上流のあの風景を目にしたくて案内役を引き受ける事に。 予定のコースは古座川から滝の拝を経て高野小森川トンネルで高野林道へ、小匠ダムへ高野川沿いに抜けるルートは最近は情報がなく、山越えで一旦小匠集落に入り下流側から小匠ダムへ向かい、ダム上流の分岐を西へ向って今では廃村となった樫山集落へ抜けて古座川へ戻る約60キロのプランを考えてみました。 しかしわざわざ南紀まで行って海も見ずに山中を彷徨うこのツーリング、顰蹙を受けても何なので積極的に誰彼をお誘いする事もなかったのですが、世の中物好きはいるもので私を含め7名の参加者が集う事になってしまいました。 当初は古座一枚岩をデポ地として、前夜から車中泊とテント泊の計画でしたが、旧知のカヌー乗りで且つ変な自転車乗りL氏のアドバイスで古座の旅館神保館に宿泊する事となりました。
朝、UG兄氏に迎えに来て戴き、阪和道を南下しR42へ、串本でDさん一行3人と合流します。 丁度お昼時なので、古座の有名店「ひがし」の串本店で「鰻丼」を戴く事に(^_^)
(Photo : U兄さん)

20111113b.jpg食事の後、古座川沿いに遡って一枚岩へ、あまりに大きすぎて全貌は上手く写し込めません。
 せっかくですからここで自転車を下ろして貰い、Dさん、Bさんと3人で温泉「ゆうや」に立ち寄り神保館まで走る事に、UG兄氏は京都から輪行のEさんを迎えに戻ります。

20111113c.jpg一枚岩からR371旧道に入ります、私が始めてR371を橋本から辿った時はまだこの道がR371現道でした。 集落があるので町営バスは今もこちらを走っている様です。

 

20111113d.jpgヤラセですが明神の沈下橋を渡って貰います、もちろん吊橋と沈下橋と云えばモデルはこの人しかいません。 ただ天気が悪くて日暮れ近いので写真しては厳しいですが。

 

こちらが話題の温泉「ゆうや」です、何度か前を通ってますが私は入るのは初めてです。 ぬるめなのでこの時期はちょっと気をつけないと。

 

20111113e.jpg旅館「雑賀屋神保館」は古座川に面した昭和レトロな旅館です、敷地や建物も結構大きいのですが、今は川に面した3部屋を提供している様です。 JR紀勢線の古座川橋梁も見えて鉄な方にもお薦め。

 

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夕食もお昼に続いて古座のもう一軒のうなぎ屋「古座川」でまたまたウナギを戴くつもりでしちあが、臨時休業でしたので夕食は再び串本へ、駅前のまぐろ料理とくじら料理の店「ゆりかご」へ。 まぐろユッケ丼を戴きました、私としてはウナギのはしごより、こちらで大満足でした。
(Photo : 大黒屋さん)

宿泊客は私たちのグループだけでしたので、自転車も玄関に入れさせて貰いました。
(Photo : てっちゃん)

神保館では大きな炬燵に全員集合。 深夜に車で来て一枚岩で車中泊の予定だったMさんも22時過ぎに到着するとの事で、急遽神保館で1名追加して貰い、明日のメンバー7名が全員揃いました。
(Photo : U兄さん)

本日の走行約17キロ也 (つづく)

Nちゃん迎撃

 この週末には「月うさぎ」の大きな銀杏の木が色づく頃かなと思っていたのですが、ブログ月の日記「月うさぎ」によるとまだまだとの事ですので、週末は仕事に勤しむ事に、来週は伝説のツーリングもある事ですしネ。
朝、Rさんの「風のたより」にNちゃんの書き込みが、枚方から自走で室生寺と「月うさぎ」に向かって走っているとの事、メールで経由地を尋ねると、三輪から初瀬、R165西峠に向かうとの事、午後から予定を入れているし、第一とても健脚組に西峠を付いては登れないので、初瀬までの少しでもお付き合いしようかと、R165と三輪からのショートカットルート<199>慈恩寺三輪線の合流点付近へ向いました。
案の定三輪から<199>を走ってきましたよ、奈良公園から70分ですね、一度位休憩してるかな。 R169を走ると信号が多いから結構大変だったかと思いますが。

 

新しくできたバイパスの下を走りR165へ、初瀬のローソンで休憩を予定していた様でしたが、あそこはいつの間にか店仕舞いしているので、足を停めさせる事なく、長谷寺駅前(下?)でお別れ、パラパラと雨が降り出す中を引き返し帰宅、本日の走行13キロ程、ハイペースですからエエ運動になりました、その後天気は少し回復してきて、室生寺の後、無事に「月うさぎ」に辿り着いた様です。

高取城址から芋峠

20101103d.jpg 決して頚の具合は良くもないのですが、Rさんが高取城址へ行くと云う事なので、ネタ不足のカレンダー用の写真を狙って、しっかり冬支度で出かける事に。 壷阪寺へのバイパスでRさんと合流し、壷阪峠で9さんを待ってますと、まず登ってきたのはEさん、続いて9さんが。
日本三大山城と云われる高取城、最近までハイカーも殆ど訪れる事のない処でしたが、町も「たかとり城まつり」とかで力を入れているせいか、今日は次々と訪れるハイカーとかで結構賑わっています。 四阿でお湯を沸かしてお昼に、Eさんと入れ替わりに鉄人Kさんがやってきました。

今日はRさんも重くてデカいSIGMAを担いできたので撮影会です。
 帰途は芋峠へ向かおうと云うRさんに、悪い予感がしたのか壷阪峠へ引き帰すと云う9さんと別れ高取城址を後にします。

 

Rさんの案内で芋峠へのルートへ、上子嶋や栢森へのシングルトラックは昔走って?いますが、このルートは未踏です。 案の定、押し担ぎの世界、思っていた以上に押し上げる事に、ガード付きと小径車の踏み込む処では… MTBなら結構走れるかも。 でも結構危険な箇所もあるので、あえてお薦めはしませんし一人では行かない方が良いかと。

 

でも林道に出てからは路面状態も良く、久しぶりにダートを愉しまさせて貰いましたよ。

吉野側の展望が開けます、春には吉野山の桜を遥かに見下ろす事もできるとか。

 

2キロ余りの林道を走り、無事に芋峠に到着。 丁度休憩されていた高田からこられたロードの方と歓談して明日香へ下りました。 Rさんは朝風峠経由で帰途に、案山子コンテストの展示期間は既に終わっていますが結構賑わっています。 本日の走行38キロ、距離は知れていますが、結構愉しまさせてもらいました。  

スズカ8時間エンデューロ

今日はUG兄さん率いる「関西クラシックレーサーズ」の応援でススカサーキットへ行ってきました。 初めは遊び半分の集まりが45周の好成績(144/459位)で、16時まで雨に降られる事もなく、皆さん無事に走り終えられました。
ただ
私はネタ不足の来年のカレンダーの写真を一枚でもと意気込んで行ったものの、皆さんの走行中の写真がなかなか旨く撮れずに反省しきりです。 大きなサイズの写真はまた後程。 G1に予備バッテリー2個を準備して行きましたが、こう云うケースではバッテリの消耗が…

G1に45~200mmを付けっぱなし、曇天でf5.6はかなり厳しいです。 それよりまちまちのウェアなので捕捉するのが大変。

 

隠し玉だったNちゃんは余所に引き抜かれたのですが、そちらは揃いのジャージなので見つけやすい事。
(写真:左下)ママチャリとバトルのNちゃん

 

例によって仮装やママチャリで走る人もいれば、ランドナーで走る強者も。 もちろん可愛い子も(^_^)

 

そして「みさきや」で全く反省も後悔ももない「反省会」が…

 

本日の走行24.4キロ

所用で八木へ行って、お昼にと「よろづ」へ回ります、平日なのにロードが一台入って行くなぁと思っていたら、お盆に東吉野でお目にかかった中町ATIKさんでした。 さっそくリニューアルした自転車スタンドにぶら下げて(あの~前の方がしっかりしてた様な…僕の自転車重いんです)店内へ、「揚げナスと鶏カラのあんかけ丼」食って明日香から三輪経由で帰途に。 今月はまだ300キロにも達していません、そろそろペースダウンかな。

久しぶりの流れ橋

いつもの城陽市まで往復。 キャリアこそ外したもののタイヤはキャンプの時のミシュラン ワールドツアラー700x32cのまま、さすがに重いです(^_^;) 暫く山城大橋から北側は右岸を走っていたのですが、今日は久しぶりに帰りに「流れ橋」を渡ってきました。 草ぼうぼうだった自転車道沿いも草刈りと野焼きもすすんで見通しも良くなってきました。 本日の走行98.5キロ、やはり往復「流れ橋」を経由しないと100キロにならないんですよ。 今月はまだ300キロに達していません、減った体重は辛うじてキープしてますが、いつまで持つやら、それより涼しくなってきたせいか頚の調子が悪いです。

「月うさぎキャンプ」(二日目)

 キャンプファイアを囲んでいた皆さんも12時を過ぎる頃にはそれぞれのテントへ、誰かがトイレへ行く度に犬たちが騒いだりしていたのですが、寝静まってしまうと時折鹿の鳴き声が響くだけで、前の県道を通る車もなく本当に静かな処で、いつの間にか寝入ってしまいました。 気温も3シーズンの寝袋で丁度良いくらいだったのですが、エアマットのバルブが壊れていてせんべい布団にもならない状態、下が草地だったのが幸いでしたが。
天気予報は「晴れ」なのですが、山間の事で6時頃から少し降られましたが、朝日が入ると爽やかに晴れてきました。

最初心配していた犬たちのフンですが、オーナーいわくある時から仕付けをしたでもなく、山の中へ入って勝手に用を済ませる様になったそうです。 おかげで誰も被害に遭うこともなく、鹿のフンの転がる奈良公園より余程に安全?です。 さすがに彼らも今日は疲れたのか朝食後は、陣中見舞い組3名が到着しても吠えずにご覧の通りです。 (写真はSORAさん処からお借りしました)

 

 

ここには11匹の犬と9匹の猫がいますが、それぞれ色々な性格と力関係、行動パターンがあって、観察しているとなかなか愉しいものです。
 自転車は雨に濡れないスペースを確保、また商店などで飲料用などに置かれている冷蔵庫もまるまる貸して頂いて重宝しました。

キャンプの8名にオーナー夫妻にも入って頂いて記念撮影。 帰りも長丁場になるので山内さん、UG兄さんと早々に出発して行きます。 五条のカルディアの様に大阪からもう少し近いか、奈良盆地を横断するルートが自転車にとって走りやすいルートだったら、もう少しゆっくりして貰えるのですがね。

 

入れ替わるように、陣中見舞いと云いますか冷やかし組が到着、なべちゃんからは「アナンダ」のパンの差し入れも。 入れ替わりに出発する天五さんを囲んで記念撮影。




最後の記念撮影、(写真はなべちゃんにお借りしました)








 

 

吉野ルートで帰途につく3名と陣中見舞い組がこの後、出発して行きます。







 

今回、現地まで車で来ているakutaさんはパスハンターで西杉(差杉)峠へ行ってしまったので、残るは私一人、いっぺんに静かになってしまいました。 荷物をまとめてオーナー夫妻にお礼を云って11時50分「月うさぎ」を後にしました。



 

一谷峠にて、丁度24時間後、ここから携帯も圏内に、娑婆へと下ります。







 

往路同様<31>榛原菟田野御杖線を、旧街道と芳野川沿いの道を挟んで榛原方面へ、榛原西小の前の道をショートカットし、西峠へは向かわず<198>粟原榛原線で女寄峠方面へ向かいます。



 

 

R166に入り女寄峠の下る途中から旧道?へ入ります。 結局今回は往復一人だけで走ったので走行シーンの写真がまったくありません、丁度名残の彼岸花が咲いていたので、三脚を立ててお馴染みセルフタイマ-3連写でhimself 下り基調の29.4キロ、正味1時間40分、14時少し前に帰投しました。

のべ11名の参加メンバー-と、「月うさぎ」のオーナー夫妻と犬たち猫たち、愉しい2日間をありがとうございました。

「月うさぎキャンプ」(一日目)

 春からキャンプ企画は流れたり、まとまらなかったりと、今年はこのまま一度もテントを拡げず仕舞いで終わってしまうかと思っていたのですが、先月の東吉野「月うさぎランチ」サイクに続いて、今回は古民家カフェ「月うさぎ」の場所をお借りしてキャンプをさせて貰う事になりました。 15時を目標に現地集合、キャンピング装備の自転車を走らせるのは結構大変で、個人差もあるので敢えて連んで走る事までは企画しませんし、三々五々目的地に集うと云うシチュエーションも面白いものです。

懸念していたお天気、最悪は午前中一杯残るかと思われた雨も、明るくなる頃には止み、時折陽が差すまでに回復してきました。 サイドバッグを取付完了、近場とあっていつになくゆっくりとですが8時50分出発。
 昨日おでん鍋他を宅急便で現地に送っているので、すこしは減量できて テント(モスのアウトランド)をサイドに押し込み、ポールと三脚をパニア台の上に固定したので、見た目もすっきりしました。 それでも調理済みの「おでん」がタッパー3個に入れてフロントサイtドに収まっているのでそれなりの重量です。

走り出したもののまだコースを決めてません、水溜まりが残っている様なら、国道で車にハネを掛けられながら走るのを避けて、押してでも多武峰下の八井内から大峠トンネル~宮奥経由も考えていたのですが。 桜井駅南側の商店街から旧街道で宇陀ヶ辻へ、国道も殆ど乾いてきているのでR165を西峠へ向かう事にしました。

 

長谷寺参道に入り宝園堂で「草餅」を仕入れで、例の旧道とおぼしき坂を登ってR165へ戻ります。 いつになくパトカーが多いなと思っていたら、天皇陛下が午前は室生、昼から長谷寺に来ると云う事で警備の車両が、機動隊のバスとかもゾロゾロ下ってきます。
 消防署を過ぎたあたりから右側に入り旧道と歩道を継いで走ります、歩道のスロープが4サイドには辛いですが、車に追われる事なく10時過ぎに西峠に到着します。

天五さんが榛原まで輪行してくるので待ってみる事も考えたのですが、Twitterを見ると結構のんびりしている様なので、先を急ぐ事にします。 一旦<31>榛原菟田野御杖線に入ってから、先月の「月うさぎランチ」サイクでも走った芳野川沿いの道を走り、松井橋のローソンに立ち寄って岩端へ。 ここまで来てやや雲行きが怪しくなってきたので、雨雲レーダーの予想を見ると13~14時にかけて奈良県北部から南東へ雨雲が通過する様子、岩端みんなの森公園の屋根の下で予報通りに降ってくるかどうかは判らない雨を待つのもと考えていたら。 輪童さんのBBS「風のたより」への書込み通知が、九度山人さんが東吉野村小川で馴染みの「みたらし団子」を食っているとの事で、携帯で情報交換。 一谷峠を登って行くとどうなるかは判りませんが、とにかく進む事に。

12時15分に一谷峠着、ここからDoCoMoも圏外となります。 明日まで下界とは音信不通となりますので、メール等のチェックを。


谷尻(たんじり)の三叉路から1キロ程登り返し「月うさぎ」に到着、本日の走行35.1キロ、4サイドで登りとは云え平均速度12キロでした。
 オーナーご夫妻が地元谷尻の神社の秋祭りの餅蒔きに呼ばれているとの事で、厚かましくも付いて行ってお餅を拾ってきました。 丹生川上神社の方では車が通れない程盛大に行われていたそうですが、こちらは村に残る人達と街で暮らしている子や孫が集まる素朴なものです。

餅蒔きから「月うさぎ」に戻ると鈴鹿からakutaさんが到着した処、留守だし犬に吠えられるはと前でウロウロしていました、すみませんネ。
 テントの設営とか料理の準備をしながら、皆さんの到着を待ちます、どうやらお天気も大丈夫な様です。

14時50分、天五さんとkikiさんが到着、途中で出会って一緒に一谷峠を登ってきたそうです。



和歌山県から九度山人さん、大阪府からは山内さん、ダイバーてっちゃんと次々と到着、いっぺんに賑やかになります。 東吉野に入って局所的に雨に降られた人も、やはり山の天気はわかりません。

20101010i.jpg「月うさぎ」の敷地は分校跡、元の運動場の跡でしょうか、大きな桜の古木の下にテントを張ります。


 

後16時を回ってもUG兄さんが到着しません、そろそろ暗くなってきますし、どこかで雨も降っているかも知れません。 16時半、軽トラをお借りして救援に出ようとした処に到着。 大量の食材を含め6つのバッグに荷物を満載して到着です。 

長駆105キロ、お疲れさまです。
この後、車で来て頂いたakutaさんの送迎で近くの「たかすみ温泉」へ、距離は5キロ程なんですが、標高差が150m程あって、自転車で往復すると温泉へ入った意味がなくなります。  

宴の始まり。 お馴染みセナ御用達「みさき屋」の焼き肉、松茸ごはん、おでんetc.etc. 日本酒にワインにウィスキーと、バラエティとボリュームも…

 

最近は殆どのキャンプ場が直火禁止になっていますが、ここはキャンプファイアもOK、今回は薪割り名人の辰巳御大が不参加ですので心配していたのですが、オーナーが薪とかを準備してくれました、感謝。 自転車談義や色々と夜遅くまで続きました。 (Photo:天五さん)

2日目

宇陀への道(西峠)

女寄峠に対して西峠へ向かうR165にも旧街道が残っています。 ただこちら側は右側だったり左側だったりとかなり断続的です。 先の宇陀ヶ辻を左折して、近鉄大阪線のガードをくぐると大和川(初瀬川)に沿う様に、朝倉から黒崎の集落にかけて旧道が続き、朝倉村道路元標もしっかり残っています。 一旦国道に戻ってしまいますが、出雲集落で今度は左へ、信号で国道を右に跨いで初瀬地区の入り口まで続きます。 ちなみに慈恩寺から黒崎にかけて現国道は明治から昭和14年にかけて存在した長谷線(初瀬軌道~初瀬鉄道~長谷鉄道~大阪電気軌道)の廃線跡と重なっている。

西峠への道で一番の難所は、この長谷寺参道口からの登りです。 ロードなら一気に登りきってしまえる長さですが、4サイドでなくてもキャンピングでは結構大変です、交通量もR166より多く、路肩もご覧の通りです。

なぜそこだけが急になっているか、以前から怪訝には思っていたのですが。 長谷寺参道である<38>桜井都祁線に入って暫く行き、「宝園堂」を過ぎて左側に残っている初瀬町道路元標、些かこの位置も不可解だったのですが、その角を右に入って橋を渡り…

 

引き返す様に坂道を登って行き、長谷山口坐神社の前を回り込み切り通しを抜けると...

 

先の坂の上に出てきます、これが旧道だったかは判りませんが、そうなると道路元標の位置も納得が行くと云うものです。 斜度的に楽かどうかは些か疑問ですが、殆ど車がやってこない道ですから、蛇行しながらでも登って行けます。

 

与喜浦で左に旧道を少し走り、浄水場と消防署の前をこなしてやれば、後は右側の歩道を旧道を継いで行けば、越えられない段差こそないものの急なスロ-プや草刈りをさぼってりる処もありますが、どうにか西峠まで辿り着く事ができます。

来週の「月うさぎ」はやはり西峠が本命かなぁ...

 

 

宇陀への道(女寄峠)

実は昨日の「案山子ポタ」の後、走り足りないと云うか帳尻合わせに、久しぶりに女寄峠へ向かいました。 桜井から宇陀へ越えるルートの一つですが、交通量も多く急坂を直線的に登って行くので結構車は飛ばしています、自転車にとっては難儀な処です。 桜井市街から旧街道のいわゆる初瀬街道を東へ、R165と交差する宇陀ヶ辻交差点で松山街道が分岐します。 国道R166の北側の集落を縫う様に登って行きます。 歴史街道忍坂(おっさか)として石位寺から粟原、男坂を越え大宇陀へと続いています、もちろん峠は山道ですが、由緒ある古道です。 途中で一旦国道にかぶってしまいますが、下尾口の交差点で南側に跨いで国道下を平行して進んで行きます。 車は農作業の車以外には殆ど入ってこず、少なくともここだけは自転車にとって快適な区間です。 粟原集落、男坂へ向かう道と別れ、粟原川に沿って進んで行きます。 集落の途中から左へ回り込み国道をくぐると、東行き車線に出られる様になっています、旧道なんでしょうかね。 なおこの先川沿いの道が砂防ダムの下まで続いていて国道に抜けられはしますが、乗って行くのはちょっと難しい坂と云うよりスロープがいくつもあります。 丁度登坂車線の始まる処に出てきます、と云う事は結局は斜度が一番キツい区間は国道を走らさされる訳です。 新旧女寄峠の分岐まで後1.5キロの距離ですが、標高で150m近く登らなくてはなりません、正味10%勾配が続きます。 中女寄バス停にて ようやく到着、写真を撮ったり、中女寄のバス停でTwitterしてたりですが、40分も掛かってしまいました。 しかし前半だけでも車に追われる事なく登ってこれましたが、やはり4サイドでは… 笠間辻、ここで右折すると女寄峠旧道へ、真っ直ぐ行くと<198>粟原榛原線で旧榛原町域に入ります。 なお現在の宇陀市榛原区笠間地区は昭和29年まで桜井市域でした。

「案山子ポタ」

 明日香村稲渕で行われている「案山子コンテスト」、投票は9月19日に行われてすが、展示はまだ行われて、昨年に続いて天五さんが鉄人Kさんと走ってくるとの事で、急遽迎撃に。
 平日なので、他には誰も来ないだろうと思っていたら、9さんSさん、大阪からMさんと6人も集まってしまいました。
 平日とは思えない人出です。
 自転車を押していないと、何者かと…
 今年の「最優秀賞」はこちら、私は9月の始めに一度来ているので、他の作品はこちらをご覧ください。
 私の一押しはこれ、「優秀賞」でした。 (Photo : 9さん)
 集合写真をば… 大きなサイズ(1024×768)をこちらに置いておきます(要認証) 
 お昼を毎年暮れの「あすか鍋」でお馴染みの「めんどや」さんで頂く事にしたのですが、こちらも大忙しのご様子。 お昼から「あすか鍋」と云うのもネ、隣で注文されている女性客がおられましたが、持ってこられた量に唖然としていた様な。
 こちらは「具だくさんにゅう麺と柿の葉寿司のセット」、最近は「飛鳥路コース」とやらの名前がついている様です。
 まだまだ時間は早いですが、この後「めんどや」前で解散しそれぞれのコースへ向かって行きました。

「月うさぎ」への道

月10~11日に東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」で行う予定のキャンプ、例年通り4サイド仕様で向かうつもりですが、距離を考えるとR165西峠かR166女寄峠を越えて宇陀市経由で向かうのが普通、しかしいずれも交通量が多く、自転車にとってとても憂鬱な区間。 九度山町の9さんは当然としても、大阪のUG兄氏までが吉野川遡上コースを考えている始末。 私すら距離が倍になっても走り馴れた芋峠でも越えて吉野川側に入る事を考えなくもない位。 実際それぞれ過去に4サイド装備で越えてはいるのですが、できれば西峠や女寄峠を越えたくはないのが正直な処。 そこで思いついたのが大峠トンネルを越えて宮奥へ出るルート、1800mの長いトンネルと標高570mまで登るのですが、なにより交通量が少ないのが魅力、多武峰より先は何度か下ってますが、登った事はないので、試しに向かう事にしてみました。 桜井市街から県道<37>桜井吉野線には入らず、西側の参道を登って行きます。 決して斜度が緩い訳でもありませんが、車は少ないです。   聖林寺前から倉橋へ、正面に見えるのが熊ヶ岳(904m)、大峠はその右を越えています。 案の定、下居から百市の間の急坂は手ぶらでも大変、過去にキャンピングで熊野へ向かう時もこの区間で押しが入りました。   不動滝への分岐、ここまで来れば。 針道から大峠への古い道はここから川に沿って入りましたが、新しい道は、多武峰の下から八井内トンネルを抜けて行きます。 朝を食べずに出てきたので、八井内のヤマサキショップで缶コーヒーとメロンパンを買って暫し休憩。 しかし休日とは云え、ロードが増えましたね、ここへ来るまでに2台が下りてきて、休憩している内に1台が鹿路へ向かい、八井内トンネルでも1台が下ってきました。 どうにか大峠トンネルに到着、昨夜「よろづ」での話ではmillonさんがアウターで登りきるとあって、交通量が殆どない、路面が良いと云う事もあって、思った以上に楽にやってきました、多武峰まで来る方が余程しんどいです、ただ日陰がないので真夏は登りたくないですね。 トンネルの銘板には2002年3月となってますが、八井内トンネルと橋梁の開通が遅かったので正式に供用されたのは2008年です。 照明もなく柵もしてありましたが、2006年頃から地元の人は使ってました。 20101010a.jpgR165西峠で榛原へ、芳野川沿い<31>榛原菟田野御杖線で一谷峠へ向かうコース。 R165も旧道や歩道が整備されていれば良いのですが、あっても反対側なんですね。 榛原まで出てしまうので、意外に距離的なメリットはありませんが、大宇陀へは出ずに芳野川に沿って進むので岩端まで楽勝です。 20101010c.jpg           R166で新しい女寄トンネルを、最短コースと云う事で大宇陀野依から<217>高塚野依線で芳野川沿いへ越えるコースを示していますが、宇陀川沿いに南下し大宇陀からR166に入った方が楽かも知れません。 でも女寄峠は… 今回走ったコース、多武峰下で既に標高390mに達していて、西峠や笠間辻より標高は高い訳で、交通量が少なくのんびりと走れる以外にメリットのないコースで、下居~百市辺りをキャンピングでも押さずに乗りきれるなら考えてもいいのですが。 宮奥ダムから彼岸花の写真を撮ったりしながら大宇陀の町へ、旧街道の中にある手作りパン「アナンダ」へ、知らない人はこの店構えに退いてしまいますね。 「月うさぎ」はここのパンは持ち込みOKなので3個買って行きます。 毎日そんなに多くは焼いていない様で、休日はお昼までに売り切れてしまう様です、他にケーキもありますが、自転車では… 岩端の「みんなの森公園」で少し休憩し一谷峠へ、丁度12時に「月うさぎ」へ到着、今日は道路まで犬が歓迎?に出てきましたが、知らないとちょっと怖いかも。 ← かぼちゃサラダをサービスして貰いました。 アナンダのパンを入れて写すの忘れてしまいました。 この後、木津、鷲家経由で吉野川河畔へ、蟻通経由より5キロ程近道ですが交通量は多いです。 しかし久しぶりに逆回りすると新鮮です、椿橋まで下り壷阪峠を越えて、明日香経由で帰ってきました。 本日の走行93.0キロ、今月の走行642キロ、記録のある範囲で9月の記録更新です。

今年の彼岸花

 今日はR氏企画の「彼岸花(探索?)ポタ 」に顔を出そうかと思っていたら、急遽トラブル対応で出かけなければならない事に、今日が最終回の「ゲゲゲの女房」を観てから出かけましたが、主人公の郷里のシーンでは彼岸花が一杯咲いているシチュエーション、実際伯太川河畔は彼岸花が見事です。
 帰ってくる途中でR氏から電話、明日香村まで来ていて、これから「よろづ」へ行くと云う事、荷物をほりこみ着替えをすませて向かう事に、さて今年の明日香や葛城界隈では彼岸花の開花が遅れていますが、ここへ来てようやく咲き出した様です。
 「よろづ」には、R氏の他、9さん、鉄人Kさんが。

伝説のツーリング再び

 長いこと自転車遊びをやっていると、色々と思い出深いツーリングがあります、大抵は雨とか雪でとんでもない目にあったとか、メカトラブルとかの失敗談とか苦労話なんですが、艱難辛苦も喉元過ぎれば何とやら、折々に思い出話や笑い話となっています。
 1999年8月、当時BBS「ランドナー補完計画」に集っていた仲間4名で走りに行く事となり、前夜からIさん運転の車でR168をひたすら南下、熊野川町からはよりよって真夜中に山間挟路の<44>那智勝浦熊野川線~<45>那智勝浦本宮線を継いで走り、那智勝浦町田垣内篭にデポして走り出す事となりました。

標高400m、遥かに太平洋を望む廃校跡の空き地、2人は車内で、2人は車外にシートをひいて仮眠、明るくなるのを待ちます。 そしてツーリングコースは高野林道からあの小匠ダムを抜け、一旦R42に出て、古座川から滝の拝を経由して戻ってくる約90キロのコースです。 詳しくはS翁のHPにこの時のレポートが今も残っています。 (認証が必要ですが、私の「ツーリングの記録」にも写真があります。 )
 この紀伊半島の秘境とも云える小匠ダムと周辺林道、その後ふるさと林道小匠小森川線と高野小森川トンネルの開通で状況は変わりましたが、2004年7月に近くまで行ったものの踏み込む事はありませんでした。

 2004年7月、小匠小森川林道が高野川を渡る橋から高野林道を見下ろす、この先の水の溜まった素堀りトンネル、今も通れるのでしょうか。
 小匠ダムと背後の林道にご執心のU兄氏のお誘い、私なりのプランを考えてみたのですが… さて。
 昨年秋の「南紀ツーリング」同様、古座川町の一枚岩付近にデポし、滝の拝から小森川、高野小森川トンネルで高野川沿いに入り、写真の林道が抜けられれば良し、駄目ならば小匠集落を経て下流側から小匠ダムを目指し、さらに可能なら樫山林道を経て古座川へ戻ると云うもの、明神橋起終点で約60キロ、最悪はR42まで出なければならないので約80キロの行程となりますが、山越えがないのでかえって楽かも、でも廃村樫山を再び訪れたい気持ちもあります。

今月も折り返し

 昨日の京都行きは朝起きられなかったので電車で、そろそろモチベーションも下がってきたかと… 予定外の作業で昨日は遅くなり、今日も出掛ける事になったので、頑張って自転車で。 しかし朝晩はめっきり涼しくなってきたので、着るものの調節に気をつけておかないと。
 当初の予定を済ませ、駅前のdocomoショップまで往復して貰い、午後からは客先恒例のバーベキュー。 先月絞った分が戻ってしまうかと思うほど、焼き肉と缶ビールを頂きましたm(_ _)m
 後述のデータ通信カード事件ですっかり酔いが冷めてしまって、帰途に就きます。 例によって山城大橋までは右岸を走ります。
 梅見台のサークルKで補給の後、采女祭で賑わう猿沢池で少し休憩。
 陽も短くjなって、すっかり暗くなった上街道を南下、何のイベントなのか知れませんが、柳本の古い街並みでは…
  後で調べてみると9月19日は山の辺のあかり 柳本「柳灯会」 長岳寺「千灯会」と云う行事だそうです。
 本日の走行96.6キロ、今月も折り返してしまいました。

「月うさぎランチ」サイク

 先月、東吉野村でたまたま見つけた古民家カフェ「月うさぎ」、食事は予約が必要なので、今回は仲間を募って「ランチ」をしに行く事にしました。
 しかし久しぶりにオープンなツーリング企画です、前夜に突然思いたって2~3人で走る事はありましたが、事前にコースや時間をちゃんと決めて募って走るのは昨年暮れの「第11回あすか鍋」以来です。 結構早くから輪童さんの「風のたわごと」とかで告知していたのですが、やはり事前の予約が必要な事と、タイミング悪く2~3日前から天気予報が悪くなり開催を懸念する程、結果的に「雨」は何処へやら。 と云う訳で参加メンバーはお馴染みの7名、久しぶりにNちゃんも参加して紅一点を添えてくれました。 正直云って10名位かなと思っていたのですが、多いと多いでキャパの心配もしなくては、かつての「牛タンとろろ」の様になると、つるんで走るのも大変です。
 集合場所は宇陀市三本松、道の駅と近鉄大阪線の駅が近接していてコンビニまである。 輪行にも車載にもおあつらえ向きの場所です、自走組にはちょっと辛いかも知れませんが。
 自走の私はR165を避けて、早朝から大和高原にあがり、早朝の爽やかな高原の空気の中、向淵から三本松へ下ります。 1時間も早く7時40分には到着してしまったのですが、昨日から名張界隈を走っていた9さんも既に準備中、8時過ぎにはUG兄氏も到着。
 道の駅を見下ろす三本松駅には、輪行組2名が到着、6名が集合し、自走の鉄人Kさんの待つ榛原へ向かいます。
 R165と近鉄大阪線を見下ろしながら伊勢街道阿保越で海老坂峠を越え室生ダム方面へ、R165に入る事を嫌って、下をくぐるルートをとりますが、その後の激坂に、大野寺経由の方が楽だと、Sさんから一回目のダメ出しが入ります。
 室生ダム湖畔を走っていると、早速鉄人Kさんから携帯に連絡が、既に墨坂神社まで来ているとの事。 おかしいなと思ったら一時間も時間を間違えていた様です。
 鉄人Kさんと合流後、芳野川沿いの道を菟田野へ向かいます。
  一谷峠を越え東吉野村に入りますが、谷尻集落からの登り返しの方が辛いようで、皆さんブーたれております、確かにそうなんですが。
 12時過ぎに「月うさぎ」に到着






 先月はテラスでお茶でしたが、今回は中でお食事です。
 「日替わりおまかせ定食」を頂きます。
 食事の後は2時間余り、猫たちと一緒にゴロゴロさせて貰います。 黒猫の「月」は私のスタッフバッグが気に入ったようでなかなか退いてくれません。
 ゆっくりさせて貰った後、滝野へ越えて「投石の滝」へ少し寄り道して染谷峠へ向かいます。
 今年は何回登ってきたでしょうか、染谷峠(712m) 
 室生トンネルで一気に三本松側へ抜けたのは良かったのですが、下見の時のコースより一つ手前の道に入ってコースを見失ってしまい引き返す始末。 Sさんの案内で滝谷川沿いの道を辿って、集合場所へ無事戻ってきました。 みなさんお疲れさまでした。 
 本日のコース走行距離は約55キロですが、往路自走、復路は針までUG兄さんの車で上げて貰ったので、都合走行113.4キロ、早くも今月の累計は400キロを越えてしまいました、年内にはタイヤ交換は必須。

信州ツーリング(3日目)

 予定では今日は軽井沢から碓氷峠を越えて群馬県へ、高崎でもう一泊すれば群馬県下の道路元標を結構回れるのですが、ちょっと天気も仕事も気がかりな事で。 とにかく佐久平からは浅間山を見ながら中仙道を行きます。
  中仙道の宿場を辿って行くつもりだったのですが、途中御代田駅近くでレタス畑と別荘地に迷い込んでしまいましたが、どうにか軽井沢へ。 浅間山をこれだけ綺麗に見たのは始めてです。

 旧軽井沢駅舎、既にJRとしての在来線はないのですが、裏側にEF63が保存されています。

 軽井沢駅から碓氷峠までは僅かの距離、新幹線の駅から最も近い峠では、碓氷バイパスの開通でR18もこの区間は非常に車が少ないです。

 旧道と云っても、今もちゃんと整備が行われていて、最近アスファルトを引き直した区間もありました。 ただ台風の影響で風が強くて、木の枝が散乱しているのには参りましたが、木陰が多くてなかなか魅力的なコースです。
 碓氷峠に来た目的の一つにこのめがね橋こと旧信越線の第三橋梁、他にも幾つかの橋梁が保存され案内板も設置されています。

  第三橋梁へは「アプトの道」として遊歩道が整備されていて登ってくる事ができます。

 自転車を置いて階段を上まで登ってきましたが、旧線上を遊歩道が横川まで続いています、自転車はダメとは書いてありませんでしたが、どうなのかな。

 横川では「碓氷峠鉄道文化むら」へ寄って帰ろうと思っていたのですが、火曜は定休日(>_<)。 夏休みはやっていたので先週なら開いていたそうです、とにかく周わりを一周して外側から展示車両を遠目に見てきました。
 関門で活躍したEF30とお馴染みEF58。
  他にEF53かなEF59かなも見えました。

 横川駅、ここから碓氷峠を目指すのでしょうか、輪行でやってくる人が結構多い様です。




 有名な「峠の釜めし」は健在、駅前には「資料館」まであります。

 幸運な事にSLイベント列車の試運転に遭遇しました、なぜか後藤デフにされたD51が。







 SLや古い駅名標と、昔の佇まいが。

 横川からは「18きっぷ」で高崎、籠原、二宮、熱海、浜松、豊橋と乗り継ぎ、JRのままでは桜井には辿り着けませんから、名古屋から奮発して近鉄特急に。

 横川駅で買った「峠の釜めし」、高崎線~東海道線とローカルの乗り継ぎでは店を」拡げるのははばかられ、ようやく近鉄特急の中で晩飯がわりに頂きました。

本日の走行45.8キロ

【904】 長野県 南安曇郡 小倉村 (現 安曇野市)
【905】 長野県 東筑摩郡 入山辺村 (現 松本市)
【906】 長野県 小県郡 和田村 (現 長和町)
【907】 長野県 小県郡 大門村 (現 長和町)
【908】 長野県 小県郡 長久保新町 (現 長和町)
【909】 長野県 小県郡 長窪古町 (現 長和町)
【910】 長野県 北佐久郡 三岡村 (現 小諸市)
【911】 長野県 北佐久郡 西長倉村 (現 軽井沢町)
【912】 長野県 北佐久郡 軽井沢町 (現 軽井沢町)
【913】 群馬県 碓氷郡 坂本町 (現 安中市)

信州ツーリング(2日目)

 今日は<67>松本和田線で扉峠を越えR142に入り、ほぼ中仙道で佐久市へ向かいます。 松本市街から薄川沿いに徐々に標高を上げ、入山辺村道路元標へ。






 

 牛立の集落辺りの酒屋にあった看板「最終酒屋」、ちゃんとした酒屋の名前はありますが、この看板に「酒」でなくともサイクリストなら飲料の補給をしてしまいます。 実際この先県道沿いでは和田宿近くまで自販機すらありませんでした。

 ここからも’よもぎこば林道’経由のコースには入らず、扉鉱泉を経由する本来の県道ルートを行きます。 発電所脇の傷んだコンクリート舗装をどうにか漕ぎ上がったもののまだ激坂が続き、たまらず押しが入ってしまいました。
  時間的に扉鉱泉へ勤める人でしょうか、何台かの車に追い越された後は、扉鉱泉より上では全く車には出会いませんでした。 勾配も穏やかになり、標高をあげるにつれ信州の爽やかな空気につつまれて行きます。 こちらのルートをとったのは大正解の様です。

 

 ビーナスラインを行き交う車の音が聞こえてくる様になり、ようやくよもぎこば林道との合流に、れっきとした県道でも、ご覧の標識が並んでいては一般車はちょっと入ってきにくいですね。
 扉峠と云えば今ではビーナスラインの通過点と云ったイメージですが、本来は松本と和田宿を結ぶ県道の峠、古来は中仙道の間道でもあった訳です。
 中仙道和田宿、脇本陣跡が休憩所として整備されていますので、小休止。 それにここには和田村道路元標があります。

 長久保宿に入る手前で白樺湖方面へ少し南下し大門村道路元標、折り返して長久保新町道路元標、長窪古町道路元標を回って中仙道笠取峠に向かいます。 旧道が断続的に残っているので、そちらを選びながら笠取峠を越え、有名な松並木を芦田宿へ下ります。
 扉峠前後は結構涼しかったのですが、信州とは云え今年の猛暑にやはり下界は暑い事。 時間にも余裕があるのでのんびりと中仙道の宿場を辿りながら今夜の宿、東横イン佐久平を目指す事に。

本日の走行83.2キロ

信州ツーリング(1日目)

 今回は奈良発0503に乗車するために、夜中の3時半過ぎから自走で奈良駅に向かったのですが、暗いとは云え天理辺りまでのんびりと走り過ぎたせいか、奈良駅に着いたのは発車15分前。 大慌てで輪行袋に押し込み、汗だくになってホームに上がる事に。 今日は基本的に移動日のつもりですから、桜井始発でも良かったのですが、後の接続があまり良くないので、暗いうちから頑張ってこの時間にしたのですが。 加茂で亀山行きに、亀山で名古屋行きにと関西線を乗り継いで行きます。

名古屋駅では29分の待ち時間、ホーム上の立ち食いきしめんを頂きます。 最近ではホームの立ち食いも少なくなりましたが、一人での輪行ではあまりあちこち移動したり、荷物の置き場所にも困りますので、ホームでと云うのは非常に重宝します。  
 まぁ、輪行袋を持って逃げるヤツもそうはいないと思いますが、目の届く処に置いておけるのは安心です。

 名古屋から中津川行き、中津川から松本行きと乗り継ぎますが、中津川からは編成両数も少なく、’18切符’の期間に日曜日とあってハイカーだらけでほぼ満員、座る処か乗り込むのが精一杯、南木曽あたりで空いてくると期待していたのですが、輪行支度では何かと不自由で結局松本まで座れず仕舞いでした。
 松本駅で大糸線へ、ここでは41分待ちです。
 今日は松本近辺で残っていた南安曇郡の小倉村道路元標だけ回る予定です、しかし標高が600m以上ある信州でも、午後のこの時間の暑さは…
 16時には松本駅前の東横インに到着、ここはレンタサイクルを置いている位ですから、自転車を置いておくスペースはどうにかあります。 東横インでも新潟駅前や富山駅前の様に東横インそのものがビルのテナントの様になっていて、フロントも階上にある処もありますので、そう云った処では置き場所に困る事があるのです。 松本は信州と云う場所柄、自転車での利用を良く見かけますが、今日も何台かが、中にSTAGE AZUってランドナーが、関西のどっかのショップブランドですよね。
 さて昨夜はあまり寝ていないので、洗濯して、コンビニ弁当を買って食らったら、ウロウロ出歩かずに、早々に休む事にします。 と云いながら今夜は0時からNHKで酷道R439の番組をやっているので、一旦寝ていたものをまた起きて観ていましたが。

本日の走行41.6キロ

8月の実績 走行1073.9キロ

 案の定、朝すっきりとは起きられずに、天五さん企画の「洞川冷や奴ツーリング」は迎撃も追撃もできず仕舞い、一昨日同様、Twitter で旅人にちょっかい出しながら雑事をこなし過ごす。 シフトワイヤーの件は「シクロサロンあすか」に電話をするとようやく親爺さんが出てくれて、少し気候が良くなったら開けようかと思っているとの事、今日の明日の話はどうにもならない様子である。 T御大がフロントなら使えるのがあるよと云ってくれたので、最後はそちらへ回る事にして午後遅くから出掛ける事に、「あすか」が無いと中和地区にスポーツサイクルを専門に扱う店は皆無同様、大和八木の銀行を回って、橿原神宮にARAYAのラーレーを扱う店があるので、立ち寄ってみたら、一目見て鮮やかに交換をすませてくれた。 私のようにパンク修理に毛の生えた程度の事しかできない、と云うか不器用で横着なショップ任せのお気楽サイクリストには、近くにこう云う店がないと困ります。
 で早めの晩飯に「よろづ」へ。 今日は「鶏カラと揚げ茄子の和風あんかけ丼・かけうどん(そば)・小鉢」です、揚げ茄子の食感がタマらない、ウマい。
 曰くある色紙を拝見してきましたよ、天五さん。
 今月の走行実績 1073.9km もちろん記録の残る範囲と云うまでもなく、8月の記録ですが、鉄人児玉さんの2/3です。
 道路元標 10基 / 累計903基 でも年内1,000基の目標は難しいかも知れません。

芋峠へ

 朝から Twitter で旅の空の kaytakaさんや SORAさんにちょっかいを出しながら、中の用事を色々と済ませたり、近くへ買い物に出掛けたりと過ごします。 午後も4時を回った頃に明日香へ

 いつもの道を辿って行きますが、振り返ると三輪山に覆いかぶさる様に入道雲が…

 西日が相も変わらず厳しいですが、稲渕の集落に入る辺りからは日陰もあって、ぐっと涼しくなります。 そろそろ寂しくなってきたヒグラシとミンミンゼミの鳴き声は、役の行者のコーナーを過ぎたあたりから、ツクツクボウシの鳴き声と入れ替わってくる。 でも芋峠のツクツクボウシはフルコーラスやらない横着者が多い。

 

 さて下ろうかとフロントをアウターにいれた途端、パチンといってワイヤーが... さてどうしたものかとフロントだけに走ることに殆ど差し障りはないのだが。 走行中にほどけてこない様に丁寧に巻いてインフレーターに引っ掛けて下ります。
 長い事お世話になっていた「シクロサロンあすか」、おやじさんが倒れてからは開けたり閉めたりが続いたので、足が遠のいてしまっているし、時間は6時を回ってしまうが、改めて出直しても開いているどうか判らないので、とりあえず久しぶりに覗いて見てみる事に。  
 案の定「おやすみ」の看板が下がっている、中を覗くと廃業してしまった様子でもない。 もうフレームを作るのは無理だと云っていたが、相変わらず体の調子の良い時だけでも店を開けているのだろうか…

8月度累計1000キロ超

 今朝は少しは過ごしやすくなった様な… 上街道から奈良阪、自転車道に入って、タラ~っと走ってたら早そうなロードに抜かれたので コソ~っと山城大橋まで引っ付いていって、楽チン楽チン、おかげで久しぶりに往路2時間半を切りました。
 15時過ぎに帰路に、自転車道から離脱する辺りで一服、しかし暑いです。 梅美台のサークルKでコンビニ休憩、僕は「ガリガリ君」ではなくて、高いけど同じ赤城乳業のこいつです。
 HPのHP Xw4300、DVDの書き込みができなくなったのでドライブ交換中、ところが埃まむしのマシンを触っていたらビデオ出力がでなくなった(>_<) 奈良阪を越える頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、般若寺の坂を下りきった橋の処で、どこかで見た人が… ら~さんが自転車ではなく歩いてました。 最近は夏バテであまり乗ってないそうです。 本日の走行98.2キロ、8月累計1,000キロを超えました、それでも鉄人児玉さんにはとても及ばない。 しかしこんだけ走ればさすがの私も少しは体重が減りましたよ。

「月うさぎサイク」下見ラン

 実は先週お伺いした東吉野村谷尻(たんじり)の「古民家カフェ月うさぎ」へ行くサイクを9/11か12に企んでいて、集合場所は近鉄大阪線の駅と道の駅「宇陀路室生」のある三本松と考えているのですが、暫く室生方面は走っていないので、今日はコースの下見に行ってきました。 と云う事でいつもの吉野側から東吉野へ入るコースではなく、桜井からは東に向かいます。
 と云ってもR165を素直に西峠へ向かう訳もなく、長谷寺から都祁方面へ入ります。 笠荒神奥宮の水場で休憩の後、三稜墓古墳で休憩、早朝の高原の清々しい… と云いたい処ですが、除草作業をやっていてうるさいので、早々に退散する事に。
 <781>都祁名張線を東に、多田から<127>北野吐山線を少し南下して<28>吉野室生寺針線に入り向渕(むこうじ)へ、ここから大野へ下る黒線道へ入るのですが、振り返ると集落の東北側に新しいバイパスが出来ています、どの様な計画なのかは知りませんが、ここより南側は当分は大丈夫だとは思いますけど。
 話には聞いていたのですが、古大野の手作り展望台はやはり撤去されていました。 最高の休憩スポットだっただけに残念。
 このルートは地形図では黒線で表記されていて、初めて訪れた時はまだダートでした。 逆に走れば三本松から阿保越伊勢街道の海老坂峠を経て、車に煩わされずに都祁方面に登るお奨めルートです、ただ脇道が多く、間違えるととんでもない方向へ登り下りさされるので詳細な地図が必携です。

 海老坂峠まで下りてきました。 峠は「やまなみロード」の橋の下になってしまって旧街道の峠の風情もなにもないですが。 ここから計画しているコースに入ります。

 ちょっと寄り道して室生口大野駅を見下ろすビューポイントへ、架線柱が多くて撮影向きではありませんが。

 室生ダムにて。 大野側からここへ来るにはどうしてもダム堰堤に向かって直登するか、R165を少し登ってゴミ焼却場側から入るかしないといけないので、R165と近鉄線をくぐる新しいルートを探索してみたのですが、車こそ入って来ないものの路面が悪いのと激坂なんで、却下かな… ダム堰堤には出ずに下山橋にショートカットするルートものぞいてみたのですが、相変わらずこちらはダートのままの様です。 室生ダム、トイレがリニューアルされていました。

 ダム湖右岸(南側)の道を榛原方面に、午前中はほぼ日陰になりますし快適な湖畔のルートです。 榛原から<31>榛原菟田野御杖線と芳野(ほうの)川沿いのルートを選んで菟田野の古い街並みを抜けて松井橋のローソンで補給の後、一谷峠へと掛かる岩端の「いわはしみんなの森公園」で休憩、トイレも自販機もありませんが、なかなか快適な休憩ポイントです、傘堂みたいですネ。
 天五さんの北海道レポートによるとアイルランドではカラスの羽根を括り付けておくとお守りになるとか、たまたま一本落ちていたので一本でも御利益があるのかは知りませんが、試しにサドルバッグに付けてみました。

 最大の難所のはずの一谷峠、東吉野からの帰路には良く使ってますが、菟田野側から登るのは久しぶりです。 カラスの羽根の御利益があったのか15分程でしょうかあっけなく登ってしまいました。 ちなみにその有り難~い、カラスの羽根はどこかで落してしまいました。
 「月うさぎ」に到着、三本松からだと30キロ少しと云う処でしょうか。 やはり標高600m超だけに涼しいです。 元の分校跡と云うこの様なロケーションですので、実はサイクとは別に1泊のキャンプ企画も水面下で進行中なんです、まぁまだどうなるか判りませんが…
 明日8/22はここでライブコンサートが行われるそうなので、オーナーは色々と準備が、おつまみにと手作りロースターで鹿肉の薫製他を作っています。「月うさぎ」でコーヒーを頂いた後、コースの後半へ向かいます。 滝野への無名の峠を越えて行きます。 谷尻からこの峠までだけが昔から異様に道が広く、まぁ壷阪峠の南側みたいなものです、直線的で日陰はないわと、正直云ってツーリングコ-スとしては敬遠していました、滝野側はなかなかの激坂です。

 

今年何回目でしょうか染谷峠到着、後は下るだけ。 大内峠から室生寺方面へ向かい、やまなみロードの室生トンネル(1737m)を抜けて、滝谷しょうぶ園を経て三本松へ、染谷峠を越えなくてはなりませんが1時間半程で戻ってこれるでしょうね。 ツーリングコースとしては50キロ少々、お昼以外の休憩時間込みで所要5時間と云う処でしょうね。
 コースをなぞるために三本松まで下ってきたので、この後、桜井まで西日をまともに受けながら帰途に就かなければなりません、山陰以来ガードも外したままなので輪行袋を持ってくるべきだと後悔。 再び海老坂峠を経て大野からR165へ、長峰からひのき坂へ入り、榛原駅付近へ下らずに西峠へ、桜井には16時に帰投、さすがにくたびれました。 本日の走行110.6キロ、今月の累積は1000キロまで後80キロ程。
 「月うさぎサイク」については近々輪童さんの「風のたより」等に告知しますので、よろしく。

本日の走行3.4キロ

 午前中、かかりつけの医院まで持病の薬と血液検査の結果を。 ついでに測っているコレステロール値と中性脂肪の値は見かけ程はメタボな値じゃないのですよ。 検査日が7/16だからそれから1200キロも走っているから、今日もう一度検査したら面白かったかもネ。
 お昼前後はクライアント対応、帰省先で急ぎ6MのPDFファイルを送りたいのだが、モバイル環境でタイムアウトになってしまう Help!! とのことフリーのPDF分割ソフトを探してきて、テストがてら操作方法を把握して、メールで送ってあげて、一件落着。

調べものがあったのでKHSを駆って図書館まで、夏休みとあって、さすがにガキどもで一杯。 調べものはすぐに片づいたので、来たついでに「復刻貸本漫画 墓場鬼太郎」を検索したら全て貸出中、やはりTVのお陰で人気なんだ。

本日の走行3.4キロ、外は暑いけど、平和な一日でした。

お盆明け

 今日16日あたりまでお盆休みの処も多いのに、我がクライアントは今日から稼働、と云う事で7日に続いて朝から自転車で出勤?  上街道から自転車道とたどって行くのので信号は数える程しかないのですが、今朝はことごとく引っかかってしまった。 自転車道ものんびり走ったので、往路 AVS18.7キロ。 16時少し前に帰途に、自転車道へあがると今日も向かい風、京奈和道のガードを過ぎてから抜かされたロードに山城大橋を渡るまでしっかり付いていったので楽チン楽チン、その余力で木津手前の公園まで頑張って 20.0キロまで戻しましたが、あとはチンタラと井関川沿いに、梅美台から青山、奈良阪といつものコースを南下。 京都は今夜が大文字の送り火ですが、こちらは「なら灯火会」の喧騒もおさまって、猿沢池からならまち界隈も少し静かになった様です。 本日の走行 96.1キロ、今月の累積700キロ越え。

やっぱり東吉野は涼しい…

 先月は3度も行った東吉野、もう夏の定番ですね。 輪童さんの「風のたより」に告知しておくと、今回は9さんが手を挙げてくれました、九度山町から吉野川(紀の川)沿いに走ってくるので、待ち合わせは近鉄大和上市駅8時半に、余裕を見て6時半に出発します、芋峠への登りでランナー1名とロード1台に抜かされつつも、ノンストップで到着して、涼しい中で時間調整します。
 ところで3日前の11日に芋峠まで往復した時に、狭い道の真ん中に車を停めて、数人の家族風なグループと数匹の子犬がいました、その時はこんな処で犬に用をさせるなよと思っていたのですが、その車には追い越される事もなく、帰りにはいなかったので、怪訝に思っていたのですが、こんな事件があったのですね。

 大和上市駅で待っていると、時間丁度に9さんと鉄人Kさんがやってきました、と云う事で3人で走る事に、しかし帰省に行楽にと車が多く、路上駐車の多い事…
 まずは何時もの「みたらし団子」を目指したのですが、大量の注文が入っているとかで、お姉さんが必死で団子を焼いていますが、12時過ぎまでありつけそうにはありません。 蟻通まで行って早めのお昼にする事にし、暫しお2人に先に行って貰い、近くに帰省で帰っている元の同僚と少し立ち話を…

そうこうしているとmillonさん一行が下って来ました。 石舞台集合で多武峰~大峠トンネル~宮奥ダムと変態コースを走り、佐倉峠~木津峠と越えてきたそうです、この後足の郷へは行かなかったのでまだチョ~変態の域には達していない様です、行けば逃げ場無く有り難~い洗礼を受けられたのにネ。

201008171031444a0.jpg 木津川集落に差し掛かる頃にパラパラッと、民家のガレージに逃げ込み暫し雨宿り、もう大丈夫だろうと出発し暫くすると見事に第二波が、私はポンチョを持っていましたが、伊豆尾集落に着くまでにお二人はズブ濡れです。 いつもの染谷峠は目指さず、今日は谷尻(たんじり)から一谷峠へ向かう事にします。 (Photo : 9さん)

 谷尻では以前から気になっている処があり、三叉路には看板も建っていますので滝野方面へ少し探索に向かいます。 滝野への峠近くまで1キロ程走った処に「古民家カフェ月うさぎ」はありました。 谷尻から滝野のこの区間は<31>榛原菟田野御杖線と御杖方面へは今もって繋がっていないものの立派な県道ですが、定番コースから外れているので、通るのは随分久しぶりです、滝野側は標高差100mの激坂、谷尻側は直線的に拡幅改良された日陰のない自転車には嫌な区間。 調べて見ると2000年12月の「第3回あすか鍋サイク」以来の様な…
(調べなおしたら2004/11/17に通ってました)
 古民家カフェと云っても、分校跡とおぼしき場所を譲り受けた様で、結構広い敷地を持っています。 食事の類は要予約と云う事ですが、3人でコーヒーを頂きます(9さんは+アイス)、食事以外にも「石釜ピザ焼き体験」とかのイベントをやっておられる様です。 オーナーさんと暫くお話していると、第三波が襲ってきました(^_^;)

雨が収まった処で「月うさぎ」を後にします。 正面は階段ですが、滝野側にご覧のスロープがありますので自転車は入れて貰えます。
 なお犬や猫が一杯いますので、苦手な方は駄目かも、私たちは汗だくずぶ濡れなので外でお茶を頂きましたが、中は猫好きには堪らない空間の様ですよ。 秋は大きな銀杏の木と回りの紅葉、春は桜の木もあって四季折々なかなか良い処の様です、なお標高は615m程あるので冬は…

谷尻の三叉路へ戻り一谷峠を越えて岩端へ下ります、全く路面は濡れていません、通り雨程度に降ったそうですが、あっと云う間に乾いてしまった様です。 ここにも「月うさぎ」の看板が「5km」とありますが、標高差は150m以上。
 なお少し菟田野寄りに四阿と云うにはちょっとモダン?な休憩場所が整備されていました。
 松井橋から旧街道の街並みを抜けて再び<31>へ、<217>高塚野依線で女寄峠側へ越えます。

 鉄人Kさんもごぶさたと云う事ですので、「ogopogo」に寄ってみました。本日の走行89.7キロ、お二人は100キロ越えかな…

次の企み

山陰行きでは往復にしか「18きっぷ」を使わなかったので、まだ3回分残っているので、次の企みを検討中。 能登半島にはまだ22基も道路元標を残しているのだが、やはりこの時期少しは標高のある処へ行きたい、やはり信州かなぁ… 長野県にはまだ30数基残してますが、結構バラけてしまっているのが。 日程は割引のある日曜と月曜に東横インを利用する様に、9/10の有効期限までに機会があるかな。 ちょっと考えてみたのが、1日目は18きっぷで塩尻へ、午後の限られた時間だが東筑摩郡の片丘村元標を回って松本へ、 2日目は扉峠(1640m(を越えて佐久平へ約70キロ、途中から中山道に入り長久保宿から笠取峠と見処も多いし、松本からの標高500mも朝からこなしてしまえば大丈夫そうだし、3日目に十石峠か碓氷峠を越えて群馬県側に越える、18きっぷでその日の内に帰ってくるには名古屋や近鉄利用でも高崎1236がタイムリミットだが、碓氷峠を越えて横川までなら40キロ弱で充分に射程範囲、鉄分補給にもなるし、いいかも。

今年のお盆休みは…

今年のお盆休み、色々と企てはみたのですが、どうにもカレンダーのまわりが悪い。 結局完全にフリーになったのは今日11日から15日まで、せめて16日までなら、キャンプツーリングとか計画できなくもなかったのだけど… 山陰も行った事だしネ。  
 午後遅くから少し動かしてみたクリート位置の調整を兼ねて芋峠に向かう、出るなり携帯に電話、オイオイ。 台風の影響か少し風がある、稲渕をすぎると急に涼しくなり、快調に16時過ぎには芋峠着、R165を跨ぐ信号で停まっただけでノンストップで登ってきてしまいました、非力な私でも走り馴れていると云うのは強いものです。 吉野側から越えてくる風が心地よく、それにツクツクボウシの声も、暫くいると汗をかいた体には寒い位になってきます。 不気味な位のヒグラシの鳴き声の響くトンネルの様な道を下って帰途に… 今月の走行距離500キロ突破(^_^)/ 

Twitterによると今日はサッポロビール園へ行っている天五さん、飲み放題の1杯目はこれだそうです。 例によって「よろづ」に寄って帰ろうとも思ったのですが、スーパーで唐揚げと一緒に1本だけ買って帰りました。 今月初アルコールです、プハ~ッ!!