昨日の月うさぎの「猫マルシェ」へは吉野回りで走って行く予定でいたのですが、生憎の雨。今日走っておかないと今月はもうがっつり走れる機会がありません、そこで定番コースの「二つの丹生川を遡る」へ、「二つの丹生川…」とは大阪からの輪行を前提としたプランで、南海高野線九度山駅をスタート、ともに紀の川の支流なのですが高野町富貴を源流とする和歌山県の丹生川と、奈良県黒滝村を源流とする丹生川を継いで走り、近鉄吉野線吉野駅まで約88キロのコース。2018年9月と2022年10月にRRCBのイベントとして走っています。何度かソロでも走っていて、最近では昨年5月に走っていますが、ただ自宅から往復自走だと150キロ近く走る事になります。
0554 桜井の自宅を出発、明日香村から近鉄飛鳥駅前と走り慣れた道を走り 0704 吉野口駅前を通過、線路沿いに薬水から重阪峠を目指します。


五條のオークワで食料を調達しておこうかと思ったのですが、24時間営業じゃなくなったのですね。紀の川左岸に渡り県道55号橋本五條線に入り 0811 に県境を越えます。橋本橋手前で紀の川を渡ってくる南海高野線と遭遇。
橋本橋南詰を越えた処で紀の川沿いの自転車道へ、学文路駅手前まで快適な専用道が続きます。九度山で「Vent Orange」が開店していればと思ったのですが、本日は定休日。結局ローソンで弁当とお菓子を調達しておきます。
0922 南海高野線九度山駅へ、ここまでで約42キロ。陽の短くなってきたこの季節にこの時間ですから「二つの丹生川」を吉野まで走り、芋ヶ峠を越えて帰途に就くのは些か厳しい気もします、まぁソロですし途中で考える事にしましょう。
国道370号、元の高野山道路ですが、あちこちで改良工事が行われて、九度山から赤瀬橋までの僅かな区間でも2ヶ所で交互通行が。西高野街道の整備が進んだのでこちら側の交通量は幾分少なくなった様ですが。
0939 赤瀬橋の交差点を直進し、国道370号と別れて丹生川沿いに県道102号宿九度山線へ。一部ガートレールのない渓谷沿いの隘路が続きます、夏場川遊びの車が入ってくるとすれ違うのが結構厄介です。河根集落を過ぎた辺りで突然目の前を何が横断、どうやらカモシカです、しかし猪にしてもなんでわざわざ前に出てきて横切るのでしょうかね、まぁぶつかられたり今話題の熊さんでなくて良かった。

1025 狼頭峠を越えてきた国道371号線と合流します、国道と云っても丹生川沿いの道路状況は変わりありません。1039「やどり温泉」前、自販機やトイレ、サイクルラックまであって休憩にはうってつけなのですが、今日は通過します。

1052 高野山へ向かう国道と別れる河合橋へ、ここから町道筒香線を高野町筒香へ、野球選手の「つつごう」ではなくて「つつか」です。

100m程標高を稼いで 1116 下筒香の集落を見上げる分岐へ、山間の筒香の集落を縫って 1133 県道733号川津高野線との三叉路へ、ここを右折すると紀和隧道を越えて野迫川村へ行く事が。丹生川の流れはゆるやかに高野町富貴へと向かいます。

1154 出屋敷峠へ向かう県道732号五條阪本線へ、1205 にはお馴染み「成金」バス停へ、40年来訪れていますが、今以てご利益にはあずかっていません。

富貴の集落へは入らずに 1221 標高約650mの県境の峠へ、今日のコースの最高地点です「鳩の首峠」と云う名があるそうですが、それを示すものや県境を示すものはありません。
(後半に続く)
