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今月の実績とasuka号の顛末

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 爆弾抱えたまま160キロ余り走った「赤福~剣峠ツーリング」から無事に帰ってきたasuka号ですが、昨29日に所用で向かった大和高田の帰りについにやってしまいました。  一瞬チェーンが落ちたのかと思ったのですが、案の定フリーがフリーに、こうなるとどうにもなりません、17時半頃までには隣町の橿原に行かなければならない予定があって、時間的にはまま歩いても間に合うので、初瀬街道をトボトボ推していたのですが、葛城川を越える橋の下り坂で乗ったら、引っ掛かったと云うかなんと踏める様に、理屈は判っていてもフリーの詳しい構造までは知りませんが、出来るだけテンションが掛かったままになる様に、逆回しにならない様に走って、そのまま走り続ける事ができて予定を済ます事ができました。

 そのフリーになったフリーですが、遊んでいる同シリーズのリアハブからフリー部分のみ外して交換をかんがえてみたのですが、ホイールになっていないハブからフリー部分を外すのは至難の技と知り、それは諦めてホイールを組み直す事にしましたが、部品が揃うのは早くても12/6以降になるので、12/3に予定しているサイクはerba号のホイールを拝借し出張ります、28Cなら充分カバーできるホイールなもんで。
 
 さて、あと200キロ程で今年も10,000キロ超え、昨年の14,000キロには及びませんが、なんと云っても昨年は流れ橋近辺まで40往復した分がきっちり少ない計算になってますね。

不発の日

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10時近くになってから、いそいそと「自撮り」の準備を整えて走り出します。 さて今日の目的地は明日香村から芋ヶ峠を越えてお馴染み吉野町は津風呂湖なんですが、春、夏と出掛けてモノにできていません、紅葉の季節なら少しは絵にならないかと思っているのですが。

 ところで津風呂湖、1962年に竣工した奈良県下では古いダムで周辺は県立公園にも指定され、大会も開かれるヘラブナ釣りのメッカだそうです。 ダム湖とは云え奈良県では貴重な湖なのでかつては観光地として賑わったそうですが、この程度の観光地はご多分に洩れず何処も同じ様で、寂れた感満点です。 左岸(南岸)は県道256号入野河原屋線が走っており、右岸は近畿自然歩道として以前から指定されていたものの荒れ放題でしたが、近年整備舗装が進み自転車で周回コースを取る事も可能となりました、とは云えブラインドカーブの多い1車線路が続き、決してロードバイクで快走なんて処ではありません、念のため。
 珍しく前置きが長くなりましたが(余白の関係)、まずは木漏れ日の美しい芋ヶ峠への道を行きます。 雨上がりの晴れた日には舞台のスポットライトの様に光が降り注ぎます
 
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 最初は平尾吊り橋から津風呂湖を時計回りしようかと思っていたのですが、飲み物を買い損ねてダムまで行ってしまったので、県道を入野まで行き反時計回りに走る事に。 この様に見てみると良さげな「自撮り」ポイントがありそうなのですが、ところがどっこいガードレールが切れ目なく続き、湖側に飛び出したカーブにはことごとくカーブミラーがたっていて邪魔をするのです。
 
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 7月(写真左)にも来ていたポイント、陽射しが届いていないのと、渇水期で岸が露出してしまっていて興醒めです。
 
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 結局、三脚を立てる事なく津風呂湖を一周して戻ってきました。 見上げる紅葉を入れてなんてトライもしてみたものの、「貧すりゃ鈍する、藁打ちゃロ手ぇ打つ」と云う訳で、何とパンク。 いっぺんに意気消沈してしまいました。
 
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 その後県道を吉野川河畔に下りいつになくR169を西へ。 このまま手ぶらでは帰れないので、大淀町在のfacebookのお友達に教えて貰ったニュータウンの中の銀杏並木へ向かいます。 丁度通学の時間帯とあって子供たちを見守るボランティアとおぼしきおじさん達から不審者を見る様な視線を浴びせられながら坂道を登ります。 結果的に陽が傾いて影になってしまっている事、想像以上に交通量が多くて車が殆ど途切れないと云う事で「自撮り」は諦め、壺阪峠への帰途の道を取ったのです。
 
 と云う訳で合間合間に撮ったネイチャーな写真、で宜しければこちらを… 本日の走行71.4キロ、今月18日で月間500キロを越えました。

ちょっとそこまで

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桜井市 倉橋溜池にて
 
 今日は一日フリーでお天気も良さそうなので走るには絶好のチャンスだったのですが、昨日も奈良盆地の中とは云え70キロ余りを走った事ですし、色々と雑事もたまってますんで、大人しくしている事にしたのですが、何か損している様な気分になって少し出掛ける事に… 日向ぼっこしている猫に迷惑そうな顔をされたり、青空と鮮やかな柿の色のコントラストに立ち止まったり。
 
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 と云っても市内の手打ちうどんの店「ぶれーど・う」までお昼を食べに行く事にしただけなんですが。その「ぶれーど・う」、自宅から国道165号線を初瀬に向って4キロ余りの処なのですが、市内とは云えどうも行動範囲から離れていてなかなか行けないのですよね、早朝の営業時間外なら時々前を通って生存確認はしているのですが。
 
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  今日は釜バターと揚げ物2つを頂きます。しかし旨いなぁ、奈良で一番旨い完全手打ちのお店だけの事はあります。
 
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 「ぶれーど・う」までは殆ど旧街道を辿って行けば良いのですが、1キロ程交通量の多い現国道を走らなければならないのが。元の朝倉村界隈までは雰囲気の好い旧街道の初瀬街道が残っています、朝倉村道路元標にて。
 
 
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 美味しいうどんを頂いてご機嫌になったので、少し足を伸ばして倉橋溜池を一周して帰る事に。溜池と云いますがれっきとした県営ダムで、貯水量は宮奥ダムの3倍もあるのですから立派なものです。本日の走行21.9キロ。

再び吉野大峯林道へ

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高原洞川林道にて
 
 先々週は10月31日に行ったばかりなのですが再度吉野大峯林道へ向う事に。目的は吉野大峯林道の先にある高原洞川林道での「自撮り」なのですが、昨日同様のコースで洞川へ向ったshokoraさんから洞川では紅葉がピークを迎えつつあるとの情報、当初は東吉野へ向うつもりでいたのですが、月曜火曜には雨が降るとの予報に、急遽予定を変更する事に。目的の五番関の川上村側は午後になると日陰となってしまうので、午前中それもできるだけ早い時間に着きたいのですが、桜井から芋ヶ峠を越えて吉野大峯林道経由で約50キロ、標高差1,000m以上、私の脚力では5時間はゆうにかかるのです。
 
20161113k.jpg そうなると夜討ち朝駆けしかありません、8月の十津川行きの様に2時台には及びませんが、4時40分には出発、この季節ですからまだまだ真っ暗、明日にスーパームーンを迎えるお月さんも沈んでしまっていて、昼なお暗い芋ヶ峠を闇夜に越える訳です、まぁ初めてでもない訳なんですが。 闇の中からこちらを伺う獣の眼が2つランランと輝いていたり、なにも出て込んでも良い物をうさぎを目の前を横切ります、鹿や猪が飛び出して来る事を思えば可愛いものですが。6時過ぎには空が白み始めた芋ヶ峠に到着、登りで脱いだベストやヤッケを再び着込んで下りに備えますが、さすがに寒いです。 上市のローソンで食料の補給とコーヒーで暫し温まります。
 
20161113l.jpg 実は昨夜T御大から電話があって、どこか走りに行く?と云う話だったので、かくかくしかじかで五番関に向うと伝えたら、朝起きれたら追い掛けるとの由、とにかくGoogleMapに予定コースをあげて、要所要所でfacebookに書き込むのですが、御大はdocomoでないだけに吉野の山中では果たしてどこまで読んで貰えるかが… と思っているとfacebookにコメントが、御大はどうやら7時に橿原の自宅を出られた様です、2時間以上の開きがありますが、そこは元国体チャンプ、まったく心配には及びません。
 
20161113m.jpg 0840 金峯神社に到着、上市のローソンからここまで写真を撮るのに立ち止まる以外に休憩なしで上がってきたので、この先の青根ヶ峯までの激坂に備えて15分程休憩を入れます。と思っていると直接電話に着信が、なんでもリアタイヤがバーストした様でかなり厳しい状況の様ですが、とにかく行けたら行くとの事
 
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 0913 青根ヶ峯の登山口に到着、稜線に出て西側の視界が開けます。まだ早い時間ですが1台のローディが上がってきましたが、さて御大はどうなったのやら、ただこの先はdocomoですら断続的に圏外となります。
 
20161113o.jpg 黒滝村へ下る吉野槙尾林道への分岐(写真左)、ここから吉野大峯林道は通行止となっていますが、shokoraさんの情報がありますので折りこみ済みです、通行止箇所は道路の1/3近くが抜けてしまっています、先々週に通ったばかりなのですが、大した雨も降っていないにも関わらずこの林道の脆弱さが判ります。日曜ですが重機が入って下で作業中、通してくれなさそうな雰囲気プンプンですが、自転車を押してそーっと通り抜けます。
 
20161113q.jpg 標高1,000mを超えお馴染みのビューポイントへ、先週は雲行きが怪しいのと時間も押してきたので、ここで折り返したのです。休日とは云え通行止のお陰で車はやってきませんし、先のローディも追い付いてきません「通行止」の案内に素直に撤退したのかな。ところで御大は水分神社とか上千本界隈の画像をfacebookにアップしています、まさかあの激坂を登る訳はないだろうと、さては水分神社か金峯神社まで登って来たものの、引き返したかと。
 
20161113r.jpg 1025 九十丁に到着、ここで吉野大峯林道は奥駈道と交差します。 この辺りで稜線の東側に出て、高原洞川林道との合流点まで下り基調となります。
 
20161113s.jpg 山腹が見事に色付いています。ここまで良さげな「自撮り」ポイントが幾つかあったのですが、今回は少しでも早く高原洞川林道に入ろうと先を急ぐ事にします。 途中、林道に飛び出してきた子供の猪と追っかけっこをする事に、後から思えば動画を撮っておけばと思うのですが、その時はいつ親が出てこないかと、そんな余裕はありませんでした。
 

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 相変わらず川上村へ下る区間は通行止めになったままの高原洞川林道へ入り、11時前に大天井滝の少し手前の目を付けているポイントに到着、やはりこの時間になると東側斜面の一部が影になっています、春に来た時はこんな感じでした。ここで1時間程「自撮り」をば。
 
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 何ショットかものには出来た様なので大天井滝の前の四阿に移動してお昼にしていますと、T御大がやってきました、どうやら水分神社経由の激坂ルートを登ってきたとか、もう流石としか。
 
20161113w.jpg 五番関トンネルを越えて洞川へ、時間も押してきているのでみたらい渓谷へは向わず最短の小南峠を越えて帰途に就く事に。
 
20161113x.jpg 小南峠隧道は相変わらず通行止で、内部のモルタル吹き付け工事の様ですが、しかしこの工事いつから続いているのでしょうね。
 
20161113y.jpg 工事のアクセスは天川村側から行なわれている様で、黒滝村側の路面はは落ち葉に覆われていて、どこに石が隠れているかが読めないので、おちおち走れません。中腹の通行止のゲートから下は山仕事の車が入ってくるかして、少しは走りやすくなるのですが。
 
20161113z.jpg 五番関以降も折々に紅葉の写真を撮ったりしながらで結構時間をくってしまいました、その手のネイチャーな写真はこちらで。小南峠を下り地蔵トンネルを抜け、いつもなら秋野隧道から椿橋、壷阪峠のルートをとるのですが、T御大のリクエストで車坂峠を越え、吉野口駅を過ぎた辺りでお別れし、明日香村経由で17時過ぎに無事に帰投、さすがに疲れました。本日の走行105.9キロ、獲得標高は2,000mを超えていました。
 

 
 

晩秋の笠置キャンプ(2日目)

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Photo :マッキーさと丸さん
 
20161106c.jpg 晩秋の笠置キャンプ2日目の朝、寒くなかった云えば嘘になりますが、湯たんぽとホカロンは大正解でした。 ヤマタンさんは会合があるとの事でで6時半出発の予定で準備を始め、私も今夜予定があるので出来るだけ早く帰っておきたい処、寒いと云いながらキャンプの朝は早いです。 ところで写真左で後ろを走っているのは関西本線、キャンプ場の横を列車が走っていると云うロケーションもちょっと珍しい様な。
 
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 (左上)トリトンさんの4サイド、(右上)日本一周中の清介さんのビアンキ、(左下)なおじさんのアルプス、(右下)はらださんの車の中には何やらお宝が。
 
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 日本一周のサインと寄せ書き。
 
20161106d.jpg さぁ、そろそろ解散です。 私は山越えで奈良市街へ入り、ローディ御用達の「まんま亭」でカレーでも食って帰るつもりでいたのですが、清介さんが平城宮址へブルーインパルスのデモ飛行を見に行くと云う事ですので、トリトンさんと3人で4サイドを連ねて平城宮址に向う事となりました。
 
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↑笠置キャンプ場を後にする清介さん。
 R163を西へ、恭仁大橋を渡り木津川左岸を木津へ、歌姫街道に入るために一旦自転車道に入ります。
 
 ←4サイドが行く
 (Photo : トリトンさん)
 
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 木津川の自転車道ではローディの集団に囲まれる清介さん。
 
20161106j.jpg 平城宮址へ向う車で歌姫峠は大渋滞、どうにかすり抜けて11時半には到着、さて飛んでくれるのか判らない空模様でしたが、どうにかブルーインパルスの飛行を見る事ができました。 お二人とは此処でお別れして帰途に就き、14時までには帰投する事ができました。本日の走行47.5キロ、2日間で100キロを少し切る走行でしたが、7台のキャンプ仕様の自転車が集う事ができました。
 

 集合写真を含む「晩秋の笠置キャンプ」の写真をうちのHPにアップしています。[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい。
 

晩秋の笠置キャンプ(1日目)

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木津川に架かる笠置大橋から望むキャンプ場
 
 世間はもう11月と云うのに物好きと云うかキャンプツーリングのお話です。良く寒くは無いのかと云われますが、まぁ暑くはないと云う話でして、虫もいないしある意味快適に過ごせたりするものなんです。昨年も11月には同じく笠置キャンプと河内長野市光滝での「家出キャンプ」を行なっています。今回は昨年同様にkitamakiさんとのお話だったのですが、Facebookグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の方でも募った処、アクセスが良い事もあって私を含め6名の参加者が、そこへ日本一周ゴール間近の清介さんが加わり、マッキーさと丸さんがベースキャンプを準備して下さるとの事で、一気に賑やかなお話となりました。
 京都府相楽郡笠置町の笠置キャンプ場までは、我が街桜井から最短距離で36キロ、でなくとも勾配の少ない木津からR163を経由するのが一般的なのですが、私は大型車の多いR163を避けて毎回大和高原を越えて行く約50キロのコースを取っています。
 
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 さてルートは概ね長谷寺から初瀬ダムに取り付き、名阪国道針インターから布目ダム、柳生の里を経由すると云うものです。最初の難関はこの初瀬ダムへの10%勾配、距離は知れていますし4サイドでも何とか登れるものです。
 
 
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 ルートから多少逸れますが藺生町から三陵墓古墳群史跡公園へ立ち寄り一息入れます。バッグには長くて入りきらないバゲットがサイドバッグ上に、でも日本の里山風景には大根が白ねぎの方が似合う様な。
 
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 コンビニへ立ち寄ったので少しR369を我慢して走る事になりましたが、名阪国道を越えて暫くで県道8号月瀬針線に入ります。 荻町で良さげなポイントを見つけたの「自撮り」をば、別に何処にでもありそうな風景、場所すら特定できない様な風景ですが、こんな道を走るシチュエーションが好きです。
 
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 11時過ぎには布目ダムに到着、ここでお昼にする事にします。キャンプツーリングだからと云って格別な事は、先ほどコンビニで仕入れた弁当をほおばるだけです、どっさり食材や機材を積んできてはいるのですが、かなり無理なパッキングをしてきているので、店を拡げると大変な事に。
 
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 布目ダムからは県道4号笠置山添線で柳生を経て笠置に下る予定だったのですが、パンクのリスクが高いものの布目川沿いに飛鳥路に下るお気に入りの黒線道へ入る事に。関西本線の飛鳥路踏切で「自撮り」をしようと思ったのですが、どうやら外部タイマーを先の荻町に忘れてきたかして見つかりません、従って内蔵のセルフタイマーでの撮影で後ろ姿だけと云うに。ちなみタイマーは後日出てきたのですが。
 
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 長時間の設定ができるタイマーがないので潜没橋での「自撮り」は諦めR163を西へ、笠置トンネルも笠置峠も避けてお化けホテルの下の道を抜けて笠置大橋へ。起動しておいたスマホアプリ「みんなで位置共有」を見ると宇治から走ってきているヤマタンさんが近くまで来ているので、ここで待って一緒にキャンプ場へ行く事にします。橋から見下ろせるキャンプ場、この時期とは云えかなり賑わっています。マッキーさんのベースキャンプも見つける事ができました。(巻頭写真の黄丸)
 
20161105l.jpg 1320 笠置キャンプ場に到着。早速ベースキャンプへ、同じ京都府と云え舞鶴在住のマッキーさんが昨日のうちに来られて一人で設営されたとか、それなりの上手い段取りもあるのでしょうが、一人じゃ大変でしょうね。 もちろん中には薪ストーブもあって快適この上なし。
 
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 次々と参加メンバーが到着、奈良からトリトンさん、枚方からkitamakiさな、亀山からはなおじさん一行が。
 
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 そして今回のゲスト、日本一周ゴール間近の清介さん。ゴールは京都府下の綾部ですので、今日で京都府に入った訳なのですが、これからまだ高野山まで往復してから帰投するとの事です。
 
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 みなさん思い思いに設営をしたり夕食の準備をしたり。 名古屋からはらださんが車で乱入、テーブルを積んできてくれたので、快適なスペースに。私は今回おでん、スジ、大根、蒟蒻、じゃがいもは先に準備をしてタッパーに積めて運んできましたが、芋は崩れてしまって失敗ですね。写真右下の四角い鍋ともう一つもやし鍋用の鍋をサイドバッグに押し込んで来ました。
 
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 陽も暮れてなんだかんだでキャンプの夜は更けて行きます、写真はあびさんに頂きました、かな。本日の走行55.4キロ。
 

吉野大峯林道まで

 明日11/1に走りに行こうと云う予定があったのですが、お天気も思わしくない事もあって中止に、ならば代わりに今日走っておこうかと。さて格段のプランもなかったのですが、取り敢えず芋ヶ峠を越えて吉野へ向かう事に。 

 

 暗い内から出掛ける準備をして6時前の出発、ずいぶん陽も短くなってしまい、表はまだこんな感じです。次第に明るくなってくる空を見上げながら明日香村へ。
 
 今月二度目の芋ヶ峠を越えますが、下りの寒い事、もう指ぬきのグローブではいけません。吉野川河畔のローソンで補給してから吉野山へ向う事に。近鉄吉野駅へ少々寄り道、別に用事もないし、前にも撮っているのですがね。 
 
 10時前に金峯神社に到着、休憩が多かったとは云え、ここまで4時間もかかっています。途中吉野山界隈、紅葉はまだまだこれからと云う感じです。
 
 
 吉野大峯林道に入り、標高1,000mを超えたあたり、一番のビューポイントで「自撮り」を。
 
 少々岸を変えて、すすきの中の吉野大峯林道、しかし雲も多くなってきて、諦めて片付けると晴れてくると云った按配でなかなか捗りません。 せっかくここまで登ってきたのですが、陽射しもこれ以上望めそうにもありませんし、時間も推してきてこのまま五番関から洞川に下っても帰りがたいへんなので、ここで引き返して吉野槙尾林道で黒滝村に下って地蔵トンネル経由で帰途に就く事にしました。
 

 せっかくですからヘキサコレクションの空きを埋めようと、県道<48>洞川下市線、<271>平畑運動公園線、<279>平畑運動公園線と継いで走る事に、正規のヘキサは見当たりませんでしたが、地方主要道となる<48>洞川下市線くらいはどこかにあっても良さそうなものなんですが。

 日頃走る事のない様な道を登ってきましたのでR168に出て、十何年ぶりと云うか久しぶりに芦原トンネルを抜ける事に、トンネルの上下線が別になってから初めての様な気もしますし、もしかすると20数年ぶりかも、いずれにせよ自転車が愉しく走れる道でない事には変わりはありません、トンネル内に歩道があるのですが、砂が溜まっていて怖い事。
 100キロには届きませんでしたが、本日の走行91.7キロ、年間走行距離がようやく9,000キロを超えました。
 

輪音RUN「風の森~葛城の道」

御所市 風の森にて、後ろは金剛山。

 今日はスミ旦那が主宰する「輪音RUN」の企画にT御大と一緒に参加させて貰う事にしました。ただ夕方から所用があってお昼までの参加なのが残念なのですが。 集合場所の橿原神宮駅前にて、参加者は4~5人と聞いていたのですが、私達を含めて9名の所帯となってしまいました。 kanbiさんとは随分久しぶりです。(写真:モゼールさん)

 
 橿原神宮の中を抜けて葛城川沿いの道を南下し、まずは吉野口駅を目指します。今回はゲストですので余計な事は云わずにコースはお任せして、写真を撮る時以外は大人しく後ろを付いて行く事にします。(写真:スミ旦那) 
 
 スミ旦那の企画ですから、当然煉瓦のある処ではレクチャーが入ります。 
 
 
 
 
 
 葛城川とJR和歌山線に沿って長閑な道を行きます。 しかし最高のお天気ですね。
 
 
  
 
 
 こちらは葛村道路元標、私の領域ですが話が長くなるといけないので自主規制。
  
 
  
 
 
 レトロな吉野口駅で小休止の後、南側の踏み切りを渡って県道<215>古瀬小殿線へ、ここを経由するのが今日のコースのミソですね、多少遠回りにはなりますが自転車には快適な道です。登りが続く朝町の集落内はバイパスが出来ているので走りよいです。
 
 峠の少し手前から、金剛山~水越峠~葛城山を一望に望む事ができます。ここにはちゃんと栗阪峠と云う名前があるのですが、余り知られていませんね。 
 
 
 先日も行った御歳神社の近くから風の森峠への旧道へ入ります。  
 
 
 
 
 
 風の森峠でR24を跨いでさらに登って行くと、金剛山の裾野の展望が開けます。 この先に集合写真を撮った「風の森」と記された小さな石柱があります。御所市と五條市の境界、大和川水系と紀ノ川水系を分かつ分水嶺の峠ですが、交通量の多いR24で越えてしまうと感慨のない峠ですが、旧道から金剛山麓を巡ると「風の森」の名に相応しい土地だと思えてきます。「風の森」の名を冠した銘酒もあるそうです。 ここからさらに高鴨神社へ。(写真:モゼールさん)
 
 今日は9台中5台がガード付きと云う構成ですが、中でも目玉はkanbiさんのVenbredi、十数年前にヤマタンさん他と現在は山添村で「山拝工房」をされている竹内さんとで立ち上げた、その試作の3台の内、26HEの1台が縁あってkanbiさんの元に。Venbrediとはフランス語で金曜日の意、金曜の夜に酒を飲みながら理想のツーリング車を追求したとか。
 
 高鴨神社までで結構標高を稼いだので、葛城山麓の展望の良いコースを北上します。 大和三山はもとより、山並みの向こうに高見山を望む事もできます。 
 
 
 お昼は元の名柄郵便局をリノベーションした郵便名柄館「テガミ・カフェ」を予約してあるとの事、残念ながら私は此処でお別れし、桜井への帰途を急ぐ事になりましたが、半日ですが秋らしい爽やかな空気の中を走る事ができました。 本日の走行57.1キロ也。

集合写真を含む「輪音(WAWON)RUN 」の写真をうちのHPにアップしています。[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい。

 

夏の忘れ物

 午後から少し出掛ける事に。 明日香村まで「自撮り」のロケハン程度のつもりですが、一応は機材は整えて出掛ける事に。しかし何ですかこの暑さ、予報では30℃に迫る気温だとか、先週からニッカスタイルで走っていたのですが、さすがに暑いのでほぼ夏の格好に戻って走り出します。
 
 お目当ては稲渕の棚田を見下ろす回廊の様な道からの俯瞰、写真は7月1日に撮ったものですが、今度は黄金色に輝く棚田を狙いたかったのですが、もう稲刈りが終わっているのではないかとの心配が案の定、綺麗に刈り取りが済んでいます。はさ掛けでも並んでいれば絵になるのですが、いささか殺風景な案配。やはり連休前後に来るべきだったかと、その頃は「月うさぎキャンプ」だったり、お天気も悪かったですからね。毎年の事なんですがこのテーマなかなかモノにできません。
 
 しかし見上げると真夏の雲ですねぇ、ふと思い出した事が。私の「自撮り」写真にはあるパターンがあって、背景を対象物で埋めつくす、例えば花であったり、紅葉であったりと、そう云ったイメージでこの夏は空と夏の雲をバックに「夏!」と云う感じで撮ってみたかったのですが、なかなかその様なシチエーションに出逢う事はありませんでした、何しろ雲ですからね。
 

 ところで「自撮り」って走っている途中で良いポイントを見つけたら撮っているだけと思われているかも知れませんが、絵コンテとまでは行かずとも、それなりのイメージやシナリオを幾つか抱えていて、相応しい場所を探しながら走っているものなんですよ。 
 案山子ロードの坂を登って行くと、朝風峠の碑の先に白い雲が、棚田の方は諦めこちらにトライしてみる事に。
 平日なのでハイカーも少ないのですが、時折雲に遮られて日影になるのと、コース取りが難しくて、坂道を行ったり来たりで、撮り直す事テイク8まで一時間余り。
 
 結果的に満足の行くものは撮れませんでしたが、シルエットにするならともかくとして、空との輝度差が大きすぎるので結構強い陽射しが必要な事、夕方近くなら条件が整ってくるのですが、色温度が下がってきて青空が青空にならない、雲が真っ白にならないとか、それはそれで面白いのですが、なかなか難しいものがあります、それに流れる雲だけはねぇ。もくもくと湧きあがる入道雲に向かって峠道を登って行く、そんな写真が、来年の夏への課題です。