年別アーカイブ: 2015年
うちのブログを見て頂いてる方には現在奈良県が実施している「ならサイクルスタンプラリー」についてはご存知の事だとは思いますが。 改めて説明しますと、自転車を利用してあらかじめ指定されているポイントを巡り、GPS機能の付いたスマートフォンでいわゆるチェックインを行うと云った、今風のデジタルなポイントラリーなのです、まぁ自転車でなくてもチェックインはできなくもないのですが。 自転車をターゲットとしたイベントと云えば、レースまがいのイベントばかりで、民間のイベント屋が行なうならともかく、自治体が行なう限りは果たしてそれがどれ程の地域貢献や一般のスポーツ振興になっているのか計りかねますが、私としてはこの様なスタンプラリーの様なイベントの方が、自治体が行うに相応しいと考え支持もしていた訳で。 原則レースまがいのイベントには参加しないとしている私も、奈良県在住のサイクリストとしてこの「スタンプラリー」には積極的に参加し、自身のブログでも紹介させて貰っている訳です。
昨年は「ツールド紀伊」と云うなんと紛らわしいと云うか、時流に乗ったネーミングで和歌山県と三重県を巻き込んで紀伊半島と云う広域で30ヶ所を巡るものでしたが、今年はどういう経緯でそうなったのかは知る由もありませんが、奈良県のみ24ヶ所のポイントで「ならサイクルスタンプラリー」として7月18日から行われている訳です。 当然今回も全ポイント制覇を目指して参加させて頂いていて、先月末までに19ポイントをクリア、後5ポイントを残すのみとなっています。
案内チラシなどの作成や配布は必要だとしても、従来のスタンプラリーの様にスタンプカードの印刷や配布、設置場所の確保などは不要な訳です。 チェックインにスマホを利用する以上は、インターネット媒体の活用が考慮されているのは当然の事ですし、HPでの情報発信に加えて、facebookと云ったSNSでの情報交換なども呼びかけられている訳です。 当然県の担当部署が片手間でできる話でもありませんから、それなりの予算が組まれて外部業者に運用までを含めて委嘱されている訳でしょう、当然我々の税金の一部が利用されている訳ですから、有効な運用がされていて然るべきなのです。
実際のところ昨年の「ツールド紀伊」では全ポイントをクリアしたのが13名、チェックポイントの中で最多の「奈良公園」ですら91名と云う有様、今年の「ならサイクル~」では8月31日現在で全ポイントクリアが2名、同様に最多の「平城宮跡」で16名と云う状況です。 決して安くは無いだろう参加料を払ってまで申し込まれるイベントの参加者に比べて少な過ぎる数である事ははっきりしています。 スマホ利用と云う方法に無理があるのでしょうか、しかし現在のスポーツサイクルでのスマホ利用者の比率は相当に高いものです、そうなるといわゆるマーケティング不足、この手のイベントが大多数に受け入れられないのか、周知方法に問題があるのかと云う事になります。
さらにfacebookでの情報交換においては今年度は私以外の書き込みは皆無、さすがに「いいね!」やコメントがありますが、はっきり云って9割以上が身内な訳でして、こちらが恐縮して書き込みを遠慮してしまう状態です、「笛吹けども踊らず」とは正にこの事かと。
ところで同時に開催されている行事にフォトコンテストがあります、こちらも媒体としてfacebookが利用されている訳でして、応募作品を「いいね!」の数で判定すると云うなかなか大胆な方法とっているのですが、昨年はこれに運用上の不手際があって、明らかに不公平な裁量が行なわれました、これについてfacebookのコメントを通じて非公式ですがクレームを付けましたが無視されたままです(後日メールにて私信に近い形式で不手際があった旨の知らせは受けましたが) さて今年は2ヶ月を経ても応募は皆無、さすがにこれはと思い先月21日に「フォトコンテスト応募作品」として1点投稿したのですが、10日経っても「~応募作品」として登録されません、主催者である県の担当者あるいは仮に委嘱されている業者であったとしても、この程度の規模のイベントですから専従しているとは思えませんが、10日も放置されているのは常識では考えられません。
さすがにカチンときて今朝になって次の文面を問い合わせ窓口に直接送りました…
『 9/21にfacebookのタイムラインにフォトコンテストの応募を行いましたが、未だに「応募作品一覧」に反映されません。 念のためにフォトコンテストのスレッドにコメントとしても書き込みしましたが無視されたままです。 応募方法に間違いがあるのか、作品が不適当なのか、ご説明を願います。 昨年の不手際もありますし、かなり疑心暗鬼になっております。 またコンテスト期間を前半後半に別ける、賞はいまなお検討中(後付けなら賞ではなく粗品にされては)のままになってますが、どの様になるのでしょうか。 』
自動応答の受付メールが返信されてきましたからには、問い合わせ窓口としては機能しているはずです。 そして夕刻になってfacebook上で私の書き込みに対して「ならサイクルスタンプラリー」氏から複数の「いいね!」が付きました、タイミング的にこちらの問い合わせは明らかに通じている様ですが、相変わらず「フォトコンテスト応募作品」への掲載は行なわれていませんし、先の直接の問い合わせに関しても回答はありません。 これを’無視’と云わずに何と云いましょう、振り返ると昨年も私以外にも同様の問い合わせを無視されたままになっていると云う人がおられ「私はメッセージで送付しましたが放置されたままで、最後の最後で掲載されまして、当然ながらいいねはつかないですよね。 何か意図的なものを感じました。 」と書かれておられました。 しかし’無視’までして何か都合の悪い事でもあるのでしょうか。
「スタンプラリー」そのものは世間から見れば単なる遊びや趣味の範疇のものでしかありません、しかし自治体が大義名分を掲げて公費を使って実施されている限りはそれは県の事業の一環、すなわち役所の仕事なのです。
「スタンプラリー」はともかく、応募規定上一次使用権すなわち著作権まで提供して、県の事業の一助にでもなればと応募した「フォトコンテスト」は取り下げる事にしました、折角「いいね!」を頂いた皆さんには申し訳ありません。
日頃から「ならくる」や「奈良県の自転車道に物申す」として県内自転車道に対してやや批判的な立場を取っている私ですが、最近では奈良県は「全長75キロ、奈良県縦断サイクリングロード整備へ」を発表しており、今回の件を含めて県がサイクリストをダシにして、利用者のための事業ではなく自分達や業者のための仕事を作っているのではないのか?と云う視点で見て行きたいと思います。
2015年9月の実績、累計10,415.5km
曽爾高原サイク
お待たせしました今年も秋の曽爾高原へ行ってきました。 一応の目的は「ならサイクルスタンプラリー」のチェックポイントなんですが…
桜井から曽爾高原までは最短ルートで行けば40キロに満たないのですが、車の多い国道を走る気もなく、それに榛原から大内峠(現在の弁財天トンネル)までだらだら登りも好きではありません、さりとて名張まで輪行するには近過ぎます。 したがって昨年に続いて一旦大和高原へ上がり、都祁山の道で赤目に下り、椿井峠を越えて曽爾村へ入ると云う60キロ余り、とんでもなく遠回りで楽ではないコースを選んでしまいます。 しかし同じ走るなら走っていて心地良い処を走りたいものです。

結局何ヶ所かで数テイク撮ってすっかり時間を食ってしまいました。 朝がまだだったので三陵墓古墳で缶コーヒーで菓子パンを齧りながら、まぁ曽爾高原はいつでも行けるしと、ゆっくり過ごしてしまいました。
とにかく「都祁山の道」こと<781>都祁名張線を東に、笠間から<242>上笠間三本松停車場に入り地蔵峠を越えます。 写真は地蔵峠の下りから見下ろす三本松の風景です。
本来「都祁山の道」は笠間峠を越え、距離的にも短いのですが、そのルートで行くと名張市街まで回らないとコンビニ等が全くないので、ローソンのある三本松へ下る事にします。
本来「都祁山の道」は笠間峠を越え、距離的にも短いのですが、そのルートで行くと名張市街まで回らないとコンビニ等が全くないので、ローソンのある三本松へ下る事にします。
R165で三重県に入り近鉄赤目口駅前から<567>赤目滝線に入り山水園の手前で<784>赤目掛線に入ります。 この県道で椿井峠(746m)を越える訳なのですが、毎度の事ながら手前の鬼ヤ坂(567m)と云う名の峠の方が辛い様な気がします。 折角登ってきたのですが鬼ヤ坂を少し下ると出合茶屋、赤目四十八滝の上流側の入り口にあたります、行楽シーズンに訪れた事がないので営業しているのを見た事がありません、ちゃんと三重交通のバス停もあるのですが、9月中旬から11月一杯までの土日祝だけ1日1便の運行との事です。 茶屋のベンチとかもあるのですがとても綺麗とは云えない公衆便所が臭くてあまり長居はしたくはありません。 早々に出合茶屋を出発して暫く行くと再び奈良県に入り、椿井峠への登りが始まります。



一応の目的は果たしましたし、ここまでで今月の走行距離は1,000キロを超え、このまま引き返しても走行距離は100キロを越えますので、今年2度目の3日連続100キロ達成にもなりますが、折角ここまできたのですから曽爾高原へ向かう事にしますが、さらに200mは登る必要があります。 手前からの遊歩道は階段になっていますので、自転車なら一番奥の「青少年自然の家」まで行くのがお勧めです、正面から更に右に登って行くと、広場状の処にベンチもあります。
1520には曽爾高原を後にします、昨年は御杖村側に下ったのですが、今回は登ってきた道を下り<81>を掛まで南下してR369いわゆる伊勢本街道を走って18時過ぎには桜井に帰ってきました。 本日の走行113.6キロ。
飛鳥美人から京女へ

フレームがうちにやってきたのは7月なのですが、asuka700Cツーリングの修理を優先させたために後回しになっていました、パーツはヘッドセットとシートピラーを除いてほぼKoga-Miyataからの移植なのですが、結構てこずりました。
フレームを段取りして下さったCharaさんを始めとして、貴重な逆輸入のヘッドパ-ツを譲って下さったUG兄さん、Koga-Miyataのエンド破損から行きがかりとは云え色々お世話になったTatsumi御大、エクタープロトンの橋口さんにもお世話になりました、またその間にasukaロードを心安くお貸し下さった九度山人さん、皆さん有難うございました、この場を借りてお礼申し上げます。
11月にはピザ屋さんになっている京北町の「Cafe Gallery エルバ工房」へ里帰りサイクに行こうかなんて考えている今日この頃です。 本日の走行104.7キロ。
今月の月例東吉野サイク





「 Cycle Letters Photo Cycling Workshop」
今日は「 Cycle Letters Photo Cycling Workshop」と云うイベントに参加してきました。 サイクリストでカメラ好きの人ならご存知の方も多いかと思うのですが、「Bicycle Photo magazine」と云うムック本の編集をされている石川望氏がナビゲーターとなって、「大阪市内をカメラを持って、レクチャーを受けながらフォトサイクリングを楽しもう! 自転車を使った撮影会ならではの楽しさを体験できるワークショップです。 会場に戻って写真のセレクトをした後、時間があればプリンターで出力して、一人数枚を壁に貼り付けミニ写真展も…」と云うイベントなんです。
エエッ天の邪鬼のアンタがそんなのに出るの、と云われそうですが、まぁマンネリ打破と云うか刺激を求めてと云うかこれも勉強、でも「六十の手習い」でもないですわネ。

無事に輪行支度を解き、集合場所の西区のとある会社のショールームまでは距離的には僅かのもんなんですが、なんと云っても大阪のど真ん中すんなりとは行きませんが、そこはそれ集合時刻にはちゃんと到着する人です。
実際に走ったのは7名だったのですが、ミニベロとロードと云った構成、ラーレーとブルーノのホリゾンタルフレームの20吋がいますので、決して「延陽伯」号は浮いていませんが、乗り手が世代的に浮いています。
大阪市東区(現中央区)生まれの私ですが、西区界隈はあまり土地勘はありませんので、ひたすら大人しく着いて行くだけです。 ところで大阪市内を自転車で走るのは2012年2月の「大阪渡船ポタ」以来ですね。 まぁ適当な処で時間を取って各自自由に写真を撮る、必要な方は石川氏のレクチャーを受けるとか、ちょっと我々の処で云うヤラセ写真を撮ったりとか。
お昼には集合場所に戻ってくるのですが、ユニークなのはここから、撮影した写真をプリントアウトして、それぞれ数枚を選びだす訳です、特にテーマを決めて撮影している訳でもないのですが、記事構成のプロセスに近いものです、この辺がカメラの品評会の如き撮影会と違うところですね。
写真と自転車のウェイトの置き方とか、今の若い人の今風のスナップ写真感覚とかに戸惑うのと、あとちょっと懐かしかった川口町界隈で時間を取りたかったですね、緑橋から此処まで市電が走っていた記憶が蘇ってきました。 いずれにせよいつもと違った有意義な一日を過ごしました。

解散後、大正区の「ナニワ銀輪堂」まで走りブツを仕入れ、千日前通を上本町まで走り再びヘッド抜き輪行で帰途に就きました、なんか一年分の信号を一日で走った様な… 本日の走行19.9キロ+α。
今度はKHSがドッグ入り

STIレバーだけを交換すれば済む話なんですが、STIには何の魅力も感じていませんし、シフトワイヤーが邪魔になってフロントバッグの出し入れが非常にやりにくいのです、最近の上位モデルはこの点が改良されているのですが、近頃は道路元標巡りも一段落と云うか、殆ど買い物自転車になっているKHSに投資する余裕はありませんし、どちらかと云うとオリジナルのブルホーンかフラットバーにでもするかと考えていた位なのです。
(つづく)
「自撮り写真集」を更新しました。
SW最終日は自撮りポタ

しかし自宅から10キロも走らずとも、この様なローケーションに恵まれているとは幸せな事です。 お天気に恵まれたシルバーウィークでしたが明日からは下り坂とか、鮮やかな緋色の彼岸花も場所によっては見納めかも知れませんね。 昨日とは違って順光ですが、今日は14-140(換算28-280)mmズームを手に入れてから出番のなくなった45-200mmズームを積んできました。

恒例葛城ポタ「彼岸花の乱」

集合時刻は御所市の「かもきみの湯」9時ですが、6時過ぎにはシルク24を駆って明日香村へ向います。 朝の陽射しがまぶしい最高のお天気です、今日は暑くなるかな。



彼岸花を愛でる鉄人児玉さん。
