自撮りに新兵器投入

 マイブームと云うよりライフワークになりつつある「自撮り」、今日は最近手に入れた新兵器を持ってポタってきました。

 新兵器はこいつ、デジカメの出物をヤフオクで探していてたまたま見つけたもので、タイマー機能付きレリーズ(シャッターリモコン)です。 0秒から99時間59分59秒までのディレィと1秒から99時間59分59秒までのインターバル、1回から399回までのシャッター数が設定できます。 自撮りとは関係ありませんが長時間のバルブ撮影も可能です。 今まではLUMIX Gシリースのセルフタイマー3連写の機能を使っていましたが、これでレリーズ30秒後に1秒間隔で10回シャッターを切るといった設定も可能です。 今までですとディレイタイムは10秒固定ですのでUターンして戻ってくるところを撮るといった事はほぼ不可能でしたが、これで可能になります。 まぁおっさんの尻を見て様がツラを見て様がどうでも良いでしょうが。

 実際に15秒後から1秒間隔で60枚を撮影した例がこれです。 焦点距離は35mm換算で300mm程度の望遠での撮影です。   

 この写真は30年以上前にニコンF2にデータコントロールパックを付けて撮影したもので、撮影開始時刻を合わせてインターバル撮影しています、もちろん銀塩カメラの時代ですからフィルム1本36枚を使いきり、結果は現像するまで判らないと云う世界です、これが私の自撮りのルーツです、奈良県上北山村サンギリ林道にて。
 ところでこのタイマー付きリモコンは「インターバルタイマー付きリモートコード」と云う商品名でヤフオクに出品されていますが、マックスカメラと云うショップが販売していて、送料別で2,180円で入手しました。 SHOOTと云う中華ブランドの製品でテレビのリモコンなども作っているメーカーの様です、マックスカメラ以外でも扱っているショップがある様で値段もまちまちです。 液晶がかなりチープで、他のショップでのレビューでは液晶がすぐ壊れたと云う報告があります、電源は単4×2本で付属はしていません、電源スイッチと云うものがなく電池を入れたら液晶は付きっぱなしです、でもいっちょまえにバックライトが付いています、長時間露光を目的とされる方にはほしい機能でしょうね。 作例の様にちゃんと動作しますが、他のレビューに依ると時間はエエ加減らしいです。 取扱説明書は英文のみが付属していました。 私のは当然PanasonicのLUMIX Gシリーズ用ですが、ニコン、オリンパス、キャノン、ペンタックス、ソニー用のものがある様です。

 参考までに取扱説明書の一部をアップしておきます。
 LUMIX G1のセルフタイマー3連写機能ですが、レリーズ時のみにピントと露出合わせを行いますが、このタイマーではタイマーからのレリーズ信号毎にカメラ側が動作しますので、都度ピント合わせが行われます、従ってカメラ側のフォーカスモード、顔認識、追尾AF、23点、1点を応用する事が可能になるはずです、これは今後の課題ですね。
 PS:上の撮影スナップ写真を見られて気が付かれた方はおられるでしょうか、今回から三脚のストーンバッグとよばれるものを取り付けています、重しを乗せたりして三脚を安定させるもので石を入れたりするのでストーンバッグと呼ばれています、うちの三脚は決して重量級ではないので自撮りの様にカメラから離れる場合には風対策用に安心です、いずれご紹介する事になるでしょうワイヤレスリモコンを載せておくのにも丁度良さそうです。 先日大阪へ出た折にビッグカメラで現物を品定めしておいたのですが、目をつけておいたVelbonの製品がAMAZONには無かったのですが、より安いVANGUARDの製品を買いました、Velbonの様にナスカンは付いていないのですが、実際使ってみるとこれで充分でした。
 PS:このSHOOTのタイマーですが、さすが中華グレード、幾らも使わないうちに液晶の表示がおかしくなってきました、斜めに覗き込むとどうにか見えるので、基本的な機能に関してはほぼ満足している事と他にないので我慢して使ってますが、興味を持たれた方は、その辺をご承知置き下さい。

今年買ったCDは2枚

 今さら自慢にもならないのですが、クラシックとジャズに関してそれなりの枚数のCDやLPがあります。 なかにはジャケ買いしたものやコレクション的なものもあって、一度聴いたかロクに聴いていない様なものも。 この歳になると物へのこだわりもなくなってきまして、最近ではiTunesなんぞでダウンロードしたものをデジタルオーディオプレーヤーで聴く機会の方が多くなった様な、そんな訳でCDを買う事も、また別の意味で余裕がなくなってきたので今年は1枚も買わずに過ごしてきたのですがね。

 ところが年も押し詰まった12月になって2枚買ってしまいました。  
 メンゲルベルクの「悲愴」を聴いていて思い出したのはミトロプーロスの指揮する「悲愴」、数少ないステレオ録音です。 40年も前に買ったLPがあるにはあるのですが、実はレコードプレーヤーが壊れたままでほったらかしの状態、あの凄まじいスケルッツオを聴きたくなってポチってしまいました。 久しぶりに聴くその演奏に手持ちのカラヤン盤もバーンスタイン盤も、その他もろもろもぶっ飛んでしまいました、誰やNPO暗黒時代の指揮者なんて云うヤツは、3楽章のコーダでは震えがきましたね。
 もう1枚はfacebookのなぜか自転車繋がりの中での話題、Sonny Redはハードバップ時代にちょこっと出てきたパーカー系アルトの一人、Curtis Fuller の with Red Garland でサイドメンして参加しているのが愛聴盤なのですが、これは数少ない貴重なリーダーアルバムのひとつ、存在は知っていたのですが、希少盤で結構良いお値段が付いていたりします、思い出した様にググって見ると国内盤CDが一時出ていたのですね、偶然にも中古が格安で出ていたので迷わずポチってしまいました。 先のCurtis Fuller盤同様に歌物を吹かせると良く歌うアルトです。