「自転車」カテゴリーアーカイブ

室生~都祁サイクのデータ

 件の白木街道のルートの疑問、昨日GPSを持って走ってきた。 木々の生い茂るルートなので衛星の補足が難しくGPSデータはかなり飛んでいるが、windyさんや私の疑問通り正しいルートは地形図上の点線路であった、なお最新の国土地理院2.5万図も改訂はされていない様である。
 同日のツーリングレポート添付のプロフィールマップは追って修正しておきます。
 なお区間はMapionですら地形図をなぞった形になっている。 民間の地図サービスは国土地理院の情報を補填する様に実調査で修正しているのだか、集落があるとは云えこの山中まではネェ、元の道へ戻る訳だから道形に走っておれば迷う事はないだろうが、カーナビだけを頼りに県道とは名ばかりの道へ入ってくる車もいる事だし。


少しだけ走ってきました。

都祁村から藺生(いう)峠を経て鳥見山南西の山腹を走る「白木街道」、小さな集落を縫うように小刻みにアップダウンが繰り返される道筋、由緒はよく判らないが奈良から宇陀への最短コースとして用いられたのだろう。 地元の車しか通ることのない鄙びた道が続く。 残念なのは都祁村側で産廃処分場の中を通る事、これは興醒めである。


「白木街道」沿い萱森集落あたり、風が強いのかそれとも就農者が高齢化してちゃんとした’おだ掛け’ができないのだろうか。


久しぶりに鳥見山公園(597m)まで登った、展望台からは榛原の街並みが一望できる。 白木街道の分岐からの激坂、さすがに押してしまった。


鳥見山から榛原に下り、室生ダム湖畔を走り大野へ、前から気になっていた室生村大野の葛きり「やまが」に立ち寄る。


至って甘党の私はぜんざい(\850)を。 結構休日は賑わっている店なのだが、今日はおじさんが一人でやっていて、お味の方は値段に決して見合うものではなかった、葛きり(\1,200)が看板の店だがら葛きりを食べるべきだったのか... 今度は葛きりを食べてみようかと、しかし高い。

 雲行きが怪しくなってきたので室生口大野駅からそそくさと輪行で帰途に就いたのだが、西峠を越えると陽射しが、読み間違えたかな。 走行48.2キロ。



高野~有田ツーリング

高野山大門から湯川辻、辻の茶屋を経て花園村に向う町道を走ります。 途中眼下に国道371号の久木集落を見下ろす事ができますが、国道を走ると登り返しのキツい区間です。


花園村から国道480号に入り清水町へ、押手の交差点を左折し有田川沿いの道に入ります、県道時代の旧道だと思いますが路線バスは今もこちら側を走ってます。 川辺の草々に秋の兆しが。


蘭(あらぎ)島の棚田も稲刈りが済んでおだ掛けが並んでいます。


国道480号から離れ未踏の県道<182>境川金屋線に入ります。 山間の集落を縫って走り断続的に1車線路がありますが、すれ違う車は皆無と云って良い程ありません。 金屋町仁川集落を挟んで国道を縫うように走っているのですが、僅かな沿線に住む人以外には全く通る事の考えられない道です。


境川金屋線を無事全線を走り抜け金屋町へ、国道480号線に戻り有田川右岸を有田市街に向かいます。 吉備町に入ってすぐの田殿丹生神社の向かいに「夏瀬の森」があります。 見通し7mはあろうか楠の大樹があり休憩ポイントにぴったりですが、現在公園にでしょうか整備中の様でした。


紀州ツーリング

湯浅?(広川川辺線)?(井関御坊線)?(日高印南線)?(玄子小松原線)?(玄子和佐線)?(江川小松原線)?御坊?(御坊由良線)?衣奈?(御坊湯浅線)?広川と走ってきました、走行92.8キロ。
 最初は印南町まで一旦南下し御坊市街に戻って一泊し、翌日に海岸沿いの「キララときめきロード」と呼ばれる<24>御坊由良線?<23>御坊湯浅線?<20>有田湯浅線を箕島駅まで北上するつもりでしたが、天気が持ちそうにないので1日でほぼ周回するコースをとりました。 しかし海岸沿いのアップダウンは判っていても強烈でした。


日高町阿尾、近くに父方の実家があるので小さい頃は良く泳いだ海岸です、対岸に「産湯海水浴場」があって最近はそちらが知られているのですが、昔は岩場のあるこちら側で泳いでいたものです。


一旦海岸線の<24>御坊由良線に出た後、未踏の県道と峠を求めて山側の日高町志賀へ入り、柏峠への登りの途中で井型に組んだ変わった「おだがけ」の風景を見ました、奈良県等では見ない方法なので少し奇異に感じますが。


再び海岸線に戻って北上します、標高差そのものは大した事もないのですが、リアス式海岸の岬と漁港を巡る道はアップダウンの連続です。
<24>御坊由良線 日高町小引付近


日高町戸津井、ここから衣奈にかけては山越えの県道に替わって、海岸線沿いに漁港を跨ぐように新しい橋と3つのトンネルが開通している。


WANTED

写真は1971年8月下旬にヘルパーをやっていた青森県深浦のY.H.で撮影したものです、当時は大学生のサイクリスト全盛時代でしたからね。 一度「ラン補」の方で掲載しましたが、ご存じの方がおられますか?、世代的には私より少し上になると思いますが。


室生~都祁サイクのデータ

今回は事後にプロフィールマップを作ってみたのだが、どうも萱森前後のアップダウンが腑に落ちない。 この区間はMapFun?Wでルート検索が出来ないので、2.5万図(ほぼ15年前の本図に相当)から該当する実線路をプロットしてルートデータを作ったのだが... 「自分の走った処も判らないのか」と云われそうだが、同じような風景のブラインドカーブとアップダウンの連続、正直何度走っても良く判らない道なのである。 数年前に地図左側からの川沿いの道を登ったのだが、その時のあやふやな記憶と一昨日の記憶を重ね合わせてみると、現在は川をより上流で跨ぐ右側の点線道が現在の車道ではないかと思えてきた、そうなると標高で50m程違う。 今度はGPSを持って少し探索をしてみようと思う。 幾つかのBBS等にレポートしたルートで「壬立」は「玉立」(とうだち)の間違い、確かに一部の道路地図に「壬立」との記載がある。 「向渕」は戒場でおばさんが云っていた様に(むこうぢ)と読むのが正しい様である、難読地名でもなさそうだったので、長い事調べずに(むかいぶち)と読んでいたが、奈良県の地名はやはり難しい。 「琴引峠」について、旧初瀬街道を「やまなみロード」が跨ぐ陸橋付近は「海老坂峠」である。 で「琴引峠」は通っていないのかと云うと、三本松を出て小学校の辺りがそうなのである。

室生~都祁サイクの写真とデータ

いつもの様にうちのCanCanHomePageの「輪」→「ツーリングの記録」にアップしました。 写真を撮る余裕も無かった上に出来も悪いのでWindyさんから何枚か写真をお借りしました。 今回はご一緒したメンバーすら何処を如何走ったのか非常に判りにくいコースだったので、頑張ってコメントに撮影時刻、コース・マップ、ブロフィール・マップ、バードビューを付けてみました。 いつもとは逆コースを走ったりすると勾配等の印象は随分変わるものです、特にアップダウンの多いこのコースは、プロフィール・マップを作ると意外な事に気が付いたりして面白いものです。

室生~都祁サイク

中止になった「矢の川峠キャンプ」の代わりに急遽行ったサイク、室生村三本松~(旧初瀬街道)海老坂峠~向渕~榛原町戒長寺~山辺赤人墓~玉立橋~鳥見山~桜井市小夫嵩方~藺生峠~都祁村南の庄~三陵墓古墳(食事)~白石~室生村多田~小原~上笠間~地蔵峠~三本松、自身でコース設定しておいてアップダウンの連続に参りました。 往路自走を含めて走行81.6キロ。 ↑Photo:Windyさん、榛原から鳥見山への激坂で

矢の川峠に向かって(4)

コロコロ変わる降水確率に決行するのかまだハッキリしない。
しかし今年はほとほと天気予報に翻弄された、されている、これからもされそうだなぁ...
しかし天気予報の精度がもっと上がれば経済効果って大きいと思うなぁ。

葛城ポタ

午前中だけ参加してきました、桜井?御所の往復を含めて走行40.9キロ。
←新庄町「ラッテたかまつ」でアイスクリームを食べるためだけに、この激坂を登っています。


矢の川峠に向かって(3)

明後日の降水確率は70%、それもR169?R425と日本有数の降雨地帯を縫って尾鷲まで120キロ余りを回航するのは、とてもとても。
とにかく25日に松阪近辺で他のメンバーの車に拾って貰う算段を、しかし天気次第では「矢の川峠」そのものが中止になるかも..

本日の走行62.5キロ

宮滝万葉の道から吉野山へ登る「お気楽ポタラーズ」他の一行と芋ヶ峠を越え宮滝までお見送りし、その後吉野川左岸を椿橋まで下り大淀古道から壺阪峠を越え帰ってきました。 一行は吉野山に上がって食事と温泉の予定ですが、帰宅後土砂降りの雨が続いてますが、大丈夫かな... 輪行組はともかく帰りも自走のつもりの人は?
 矢の川峠はクロスに前後キャリアサイドなしでガードなしで行こうと、今日はその組み合わせで走りましたがロードと違ってやはり重いわ、尾鷲まで自走できるかなぁ... 1年近く使い続けているロールスのサドルがいまだにしっくりこないし... タイヤを写真のミシュランシクロクロススピリット700×30Cのままで行くか、24日の尾鷲回航だけTservを履いて走り宿でタイヤ交換しようかなぁ。


タイヤ交換

ロードで長い事愛用していたIRCのタイヤがトレッドが減ってきた上に先日サイドを切ったので前後交換しました。 IRCの同製品は既にないので、クロスで一時使った事のあるパナレーサーのストラディウスプロ700C×26Cにしました。 以前はクロスに履かせて桜井?金沢336.4キロを走り、その後とある事からクララ姫にお譲りしました。 現在は黒一色しかないのですが、サイドまで真っ黒なのでご覧の様にエラく印象が変わってしまいました。 26と云っても実幅24mmを切るのですが。


丹波篠山ミステリー?峠ツアーの写真

9/12の「丹波篠山ミステリー?峠ツアー」。 例によって例の如く写真だけですがうちのHPにアップしました。 いつもの様に、うちのHPの「輪」(自転車の頁)→「ツーリングの記録」です。
CanCan HomePage

←15名の集団走行で私を除く参加者全員が写っている走行写真は珍しいなぁと思ったけど1人足りないのかな? と思ったらTETUさんの後ろにnanaさんの足が... いつも写真を撮っているskuram翁がコースリーダー役、輪童さんが初盤のアクシデントで心身車共々に傷ついて大人しかったお陰かな。


往路は千丈寺湖青野ダムからほぼ<49>三田篠山線に沿った3つの峠を越えるルート、帰路はR176、福知山線、武庫川を何度も跨ぎながら、車の少ない道を継いで走る自転車には快適なコース。 三田市に篠山市と私には全く土地勘すら無い未踏のコースだったが、あちこちで稲刈りの行われている田園風景や里山を巡る魅力的なコースだった。

 しかし走りながら適当な撮影ボイントに目星をを見つけてはダッシュしてカメラを構えるのはなかなか大変でした。


丹波篠山ミステリー?峠ツアー

兵庫県三田市の青野ダムから往路3つの峠を巡って、丹波篠山のそば処「一会庵」で蕎麦を食べると云うskuram翁の企画に参加してきました。
 思わぬアクシデントで篠山到着が12時をまわってしまい蕎麦は売り切れでしたが...
 帰路は福知山線に沿ったたんぼ道を巡って青野ダムへ戻り、篠山市の「薬師温泉ぬくもりの郷」へ立ち寄り帰途に着きました。 走行77.5キロ(新三田駅→青野ダムを含む)
↑写真の茅葺屋根が「一会庵」


葛城山麓流しそうめんポタリング

台風接近に刺激された前線による降雨の予報を押して、御所市高天で「流しそうめん」を食すると云うポタリングに参加してきました。 皆さんの日頃の行いが良いのか、奇跡的?に天候に恵まれ「流しそうめん」を愉しんできました。

←1024×768

左上:九品寺を出発/右上:設営開始/左下:まずは記念撮影/右下:流しそうめん開始

PS:写真をうちのHPにアップしました→ https://hp.canpal.site/


ブレーキ交換しました。

700CクロスのブレーキをXTからBR-R550に交換しました、グレードは低いですが今年復活したシマノのカンチです。 シューの調整はし易くなっているのですが、前輪側は太いタイヤの時にはエアーが入っているとタイヤが抜けないのが...


冷や奴ツーリング

天川村で名水豆腐を食べようと云うツーリングに行ってきた。 黒滝村の道の駅集合で笠木峠(軟弱に新笠木トンネルと新川合トンネルを経由)?虻峠(しっかり旧峠を越えました)?洞川?五番関と走り吉野山に抜ける計画でしたが、吉野大峰林道が土砂崩れで通れず、その上雷雨の中をで川上村へ下り、黒滝にデポした車をバスとタクシーを使って取りに行くと云うまたまたトホホなツーリングとなりました。
(↑雨の高原洞川林道を下る私、写真:レオナルホド・ダッサイ)


フロントバッグ?

モンベルらしいと云うか、従来にはなかった形状のフロントバッグ?である。 3気室の筒状で3つのベルトでハンドルバーとヘッドチューブに取り付ける様に考えているが、中央部の開口部の小ささもあって決してフロントバッグとして使いやすいものではない。 私はサドルバッグとしてスペアチューブや工具入れとして使用していたが、ベルト通しの部分がちぎれてしまった。


モンベルのツーリングフロントバッグ


 レオさんにコメントを頂いたモンベル製のフロントバッグ、私のまわりにも多くの利用者がおり私も常用している。 リクセンカールのOEMのアダプタを使用してハンドルバーに取りつける、キャリアは必須ではないが、車種やハンドルバーの高さによっては前輪へ干渉する場合もある。
 決してゆとりのある容量ではないがこれを言い出せばキリがないし、幅、高さともに大きくもなく小さくもなく良くまとめられている。 後ろ開きのファスナー式で防水性を謳っている訳ではないが、素材やシーム部分などで工夫がされているのか、オーストリッチ製品に比べて水の浸入は認めにくい、実際一昨年にロクにカバーもせず、土砂降りの中を小広峠から本宮まで走り抜けたが目立った水の浸入はなかった、この時にオーストリッチ製のサイドバッグは中身までビショ濡れであった。 内部にクッション材が入っておりカメラを入れておいても安心感がある。 上面にビニールのマップ用ポケットが付いている、中途半端なサイズではあるが、地図をそのサイズにあわせて折り畳んで使用している。 また酷使に拘わらずビニールの劣化も認められない。
 アウトドア用品の総合メーカーが細々と出している自転車用バッグ類、カラーリングとどこか押しつけがましい企業イメージとが個人的に好きにはなれないが、自転車用品専業メーカーより気の効いた製品をいくつか出している事は事実である。 ロードレーサーやMTBばかりを追いかける自転車業界に対して、アウトドアの一分野として自転車ツーリング向けの商品を出している同社の商品の方が良いというのもおかしな話と云うか、日本の自転車業界が陳腐化してしまっていると云う事なのだろうか。

気の効かないバックたち(総論)

せんどオーストリッチ製品をコケにしてしまった様で、別に恨みがある訳でもないが、少なくともこれだけのアイテムのユーザーの偽らざる意見であって権利でもある。
(←写真では6点使用)
きっと他に良い製品もあるのだろうし、ツーリングやキャンピングと云ったマーケットの小さい商品では、使用者の意見や製品へのフィードバックと云う事も行われにくいのだろうし、種々の自転車に規格のないキャリアとバッグ、オールマイティな既製品を作る事は簡単ではないだろうが、少なくともメーカーが使用者の使い勝手へ充分な気配りや工夫をして製品を送り出しているとは思えない。 ツーリストにとってパッキングは重要な課題である、しかしまるでツーリングなんぞした事がない人たちが商品を作っている様に思えてならない、きっと多くの使用者はいても愛用者がいない様な気がする。
 こう云ったバッグにもツーリング車をとりまく環境が決して良くない事が感じられる。 それはロードレーサーやMTBとそしてそのスタイルばかりを売りたがるメーカーや販売店にもマスコミにも責任はあるのだろうが、そういった風潮や流行に躍らされているユーザーも多いのだろう。
 かって学生時代に日本中を駆け回っていたツーリング車の乗り手の多くは、趣味や旅行スタイルの変化と高齢化?により、懐古趣味的にオールドパーツを崇め、過去の経験と理屈ばかりで一向に走らない床の間サイクリストに、MTBに重いザックを背負って走らざる得ない選択肢の限られた若い人たちに、日本のツーリングサイクルの未来は暗い。