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3日ぶりの芋峠(^_^)

 午後、隣町の銀行まで行った勢いで、帰りは明日香村経由、飛鳥川沿いの桜並木は、今は眩しい位の緑です。 甘橿丘から川原、橘、祝戸と抜け、結局は芋へ…
 いつになく栢森も役行者のコーナーも停まらず、一気に芋峠まで行ってしまいました。
 平日にもかかわらず、芋峠越えが1台、多武峯方面へ2台のロードが走って行きましたが、<155>多武峯見瀬線はすっかりヒルクライマーの練習コースになっている様ですねぇ。

石舞台に下ってきて少し休憩、もう桜も菜の花もありませんし、観光客も少なく静かなもんです。 久しぶりに’よろず’へ行ってトンカツ定食2枚乗せバージョン食いたいけどなぁ… と悩んでいたら、クライアントから電話が、泣く泣く帰途に就きました。

本日の走行37.7キロ。

自転車人19号

 天五さんのBlogで紹介されてました様に、本日発売の「自転車人」に我らが鉄砲玉、失礼’鉄人’児玉さんがメディアデビューしたはります。
 しかし、この雑誌にはいつも辛口な事を云ってますが。 らしくない表紙は個人的に嫌いではないですが、今号は有名人と読者の愛車紹介で1/3近くを占めているのは如何なものかと、正直云って読むべき記事はありません。
 ともあれ児玉さん登場と云う事で立ち読みせずに1,200円奮発して買ってあげて下さい。

四ヶ月ぶりの芋峠

 このままでは今月の走行実績が0キロになってしまうので、陽も傾いた4時も過ぎてから明日香村に向かいました。いつもの大官寺跡から回り込むコースで向かいます。
 石舞台にて、昨年暮れの「あすか鍋」の時に気になっていたのですが、その時は左の<155>が<15>になっていたので、間違っているのでは思っていたのですが。 <15>は桜井明日香吉野線で芋峠越え越えの道、<155>は「あすか鍋の翌日に開通した多武峯見瀬線です。
 3月27日の信州以来一ヶ月ぶりの自転車とあって、栢森までに息が上がってしまい、押さずに行けるか心配でしたが、一番苦手な簡易水道の横の激坂をこなし、なんとか役の行者の祠のあるコーナーまでノンストップで行けました。
 6時前に芋峠到着、「あすか鍋」以来四ヶ月ぶりの芋峠です、しかし帰りの寒かった事。本日の走行31.2キロ

道路元標蒐集サイク(2)

 昨夜遅くの天気予報では朝そうとう冷え込むらしい、朝飯前に8キロ程の入山辺村道路元標と途中の里山辺村道路元標へ行こうかと考えていたのが、標高が200m近く高いしすっかりくじけてしまいました。 日頃は時間的にあまり恩恵にあずかれない無料サービスの朝食の後で、殆ど松本市街と云っても良い里山辺村道路元標までは往復してきました。

 松本0837発で塩尻へ、ここから塩嶺トンネルの開通で中央本線の支線となった辰野行きに乗り換えます。 塩尻~辰野間は今ではクモハ123-1、1両編成が10往復程しています。 クモハ123は形式としてはネタ車違いで10数両存在しましたが、JR東日本にはこの1両のみです。  

 珍品だけに一度は乗ってみたいと云う程のものではありません、何しろ元荷物電車クモニ143ですから。

 たった1駅ですが、分水嶺の善知鳥峠を越え小野で下車し、東筑摩郡の筑摩地村道路元標と上伊那郡の小野村道路元標を回ります。 筑摩地村道路元標は善知鳥峠の南側なのですが、今も塩尻市域となっています、分水嶺を跨いだ市町村は少なくありませんが、ここは極端すぎます。ところで小野村道路元標の横には明治里程標とおぼしき物が、
「距 長野県庁 陸路二十三里十三町 鉄路五十三哩七分」
「上伊那郡役所 陸路六里二十四町 鉄路十六哩二分」
「距 中央線辰野駅 五哩二分」」
「中央線塩尻駅 五哩八分」とあります。

 どうせですから折り返しのクモハ123を狙ってみました。

 辰野から天竜川沿いを迷走しながら手良村道路元標へ、中央アルプスを右にみながら南下します。
 お次は高遠町道路元標へ、今度は南アルプスを正面に走ります。
 さすがに高遠の桜には早すぎます、右上が城址公園なのですがネ。 この後、美篶村道路元標伊那町道路元標を回り伊那市1506発で帰途に就きました。 さすがに豊橋回りでは帰れないので、塩尻経由して、贅沢に名古屋から2100発の近鉄特急に乗車しました。
20100327h.jpg 魅惑の飯田線「秘境駅の銀座」、飯田線沿線にはこんなポスターが…
 火気を持ち込まないでとの注意が。 GWには貸切列車によるツアーも企画されているとか。





本日の走行 65.8キロ

松本→塩尻→小野 400円
伊那市→岡谷→塩尻→中津川→名古屋 3,570円 
3,970円分乗車

本日の収穫
【854】 長野県 東筑摩郡 里山辺村 (現 松本市)
【855】 長野県 東筑摩郡 筑摩地村 (現 塩尻市)
【856】 長野県 上伊那郡 小野村 (現 辰野町)
【857】 長野県 上伊那郡 手良村 (現 伊那市)
【858】 長野県 上伊那郡 高遠町 (現 伊那市)
【859】 長野県 上伊那郡 美篶村 (現 伊那市)
【860】 長野県 上伊那郡 伊那町 (現 伊那市)

道路元標蒐集サイク

 実は「18きっぷ」の使える内にと、25日から東北遠征を企んで「ムーンライトながら」の指定券までとってあったのですが、自転車抜きの計画としても、あまり天気まわりが良くないし、先日の風邪の後でもあるので、急遽中止にしてしまいました。 代わりに2日間愛知から長野にかけて飯田線沿線をまわる事にしました。

 豊橋1043発の飯田線に乗りたいので、奈良まで自走し関西線経由で向かう事にします。 乗り換えで頑張れば京都経由でも行けなくないのですが。
 伊賀上野駅にて、奈良より早朝の冷え込みはきついです、ワンマン運転ですので無人駅ではドアが開閉しない2両目に乗るのが正解。

 究極の乗り鉄路線飯田線豊橋~辰野間195.7キロ、駅数97。 現在全線を通して走る列車は上りは3本ありますが、下りはこの上諏訪行き1本です、飯田線の終点の辰野駅まででさえ約6時間半かかります。 さすがに通して乗った事はありませんが。
 最近はあまり見られなくなりましたが、一部を仕切って新聞輸送に使われています。
 大海駅で下車、最近はづきのI氏に報告を頂いた南設楽郡の東郷村道路元標鳳来寺村道路元標を回ります。

 

 鳳来寺からの戻りでは本長篠へショートカットする県道32号鳳来東栄線、220m程の峠でなんとか峠と云うバス停を期待したのですが、ただ「峰」と云う名前でした。 
 20100326f.jpg飯田線を跨いで八名郡の山吉田村道路元標へ向かいますが、途中でほぼ満開の桜が、時間の余裕があったので写真を撮りながら携行食でちょっと休憩。


 ここ山吉田村道路元標は、最近ネット上のブログで見つけたもので、「そう」と云う地元誌に紹介されたものだそうです、関西では見かける機会はなかったのですが、この出版社は結構面白そうな本を出されています、あの「定本 島根県の歴史街道」の編集に関わった方とか。 ところで元標は山吉田の郵便局の裏と云うか小学校のプールの裏にあります、判っていれば道路からも見えなくもないのですが,ちょっと通りすがりで見つけられる場所ではありません。 記事に拠ると学校敷地内かと思ったのですが、校舎とプールの間に登山道と云うかハイキングコースがあってそこから入って行けますが、実際に元標の建っている処は学校敷地内なのかも知れません、夏水泳実習中にカメラを持ってウロウロしていると変な人と間違われるかも、道路元標を尋ね回っているだけで充分「変な人」だとは思いますが、まぁ少なくとも後3人「な人」(失礼m(_ _)m)が確実にやってくるとは思いますが(^_^;)

 本長篠駅へ戻り再び飯田線に乗車、ここで時間の余裕をみて食料を調達するつもりでしたが、予定の一本前の1442発へも乗車可能な時間です、KHSを速攻輪行で乗車、次の浦川駅へ向かいます。 飯田線は殆どは119系、3扉セミクロス車ですが、輪行袋を置く適当なスペースがありません、空いていればトイレ横ですがこの変則的な席に陣取ります。

 浦川駅は静岡県、平成の大合併まで磐田郡佐久間町でしたが、今では浜松市天竜区となっています。 ここからR473で県境を越えて愛知県北設楽郡の下川村道路元標まで約10キロ程往復します。

下川村道路元標は下川保育園への入り口にあるとの事ですが、ちょっと見当たりません、写真見て判ります?

R473の途中に「煮淵」と云う滝があって案内板によると滝の拝の様にポットホールもあるそうですが、吊り橋もあるので帰途に少し立ち寄ってみました。 先日からの雨で水量が多くて、良く判りませんでした、しかし「煮淵」と名は沸き立つような流れの事を意味しているのでしょうね。

 

途中R473への昇格とかで分断されていますが、長野県、静岡県、愛知県の共通の県道1号飯田富山佐久間線のヘキサはここに。
 本長篠から1本早い時間で移動できたので暗くならない内に浦川駅へ戻って来れたのですが、これから松本までの長丁場、例によって東横イン泊ですが、松本へは2338到着の予定。 時間も充分にあるのでできればここで食事でもしたい処、元は街道の宿場町、浦川は戦前から町制をひいていましたが、佐久間村と合併して佐久間町となる、その頃からこの辺りの中心は佐久間の方へ移りつつあった様です。 銀行や信金の支店、学校や書店こそあるものの、食事のできる様な処は全て廃業していて、幸い小さな地元スーパーがありましたが、弁当等の気の効いたものは残っていないのかありませんでした、とにかく菓子パン類を買って浦川1825発の天竜峡行きに乗り込む事にします。

 

浦川村か浦川町としてここにも道路元標があったかも知れません、一応らしき処を探索してみましたが。 静岡県では道路元標は浜名郡の中ノ町村道路元標ただ1基しか報告されていませんし、県告示の存在も不明です。 この山峡の町で出逢ったら熊取村の様に感激ものですなんですがね。

本日の走行 72.0キロ

奈良→加茂→亀山→名古屋→豊橋→大海 4,310円
本長篠→浦川 480円
浦川→天竜峡→岡谷→松本 3,260円 
8,050円分乗車

本日の収穫
【850】 愛知県 南設楽郡 東郷村 (現 新城市)
【851】 愛知県 南設楽郡 鳳来寺村 (現 新城市) 
【852】 愛知県 八名郡 山吉田村 (現 新城市)
【853】 愛知県 北設楽郡 下川村 (現 新城市)

伊勢湾フェリーも

 どうやら鳥羽と伊良湖をむすんでいる伊勢湾フェリーも今年9月末での廃止を発表したらしい。 2度ばかり乗船しているが、一度は2001年に2サイドキャンプ装備で信州まで行くために、1日目として鳥羽まで走って伊良湖へ、その日に浜松まで200キロあまりを走り、翌日から秋葉街道をひたすら北上した。 二度目は渥美半島の道路元標を巡る為にお世話になった。

 運賃は自転車(大人)2,500円、所要55分だからあまり安くもないが、ツーリングの途中で丁度休憩にもなるし、航路から神島なども望めて一度は乗船してみる価値はある。 なお鳥羽のフェリー乗り場は鳥羽駅よりも池の浦駅が最寄りとなる。
 
ところで紀伊半島を一周するR42の起点は、R1が浜名湖を渡った辺りから分岐し伊良湖から海上区間を経て鳥羽へ渡っている。

道路元標蒐集サイク

2dayチケットを使って阪神三宮駅2400着、0055出航のジャンボフェリーで高松へ渡り、香川県と岡山県の道路元標を回ります。 香川と岡山は今月2日にも行ったばかりなのですが、その折は駅から徒歩圏内で輪行するとかえって足手まといになる様な処を回り、徒歩では回りにくい処を残してしまっていて、宇高航路廃止のニュースで急遽今回のプランを考えた訳なのですが、 土曜の夜だがらでしょうか、トレーラーの積み下ろしは少ないのですが。それでも自転車やバイクの乗船は最後で出航10分位前です。気候も良くなり単車も多くなってきましたが、ロードも2台ばかり。 明るくなるまで24時間営業のマグドナルドで朝食休憩し、香川郡の香西町道路元標まで往復、高松港に戻り国道フェリーで宇野へ、たった2時間40分の四国滞在でした。関西から宇高ルートは使う機会は少ないでしょうが、今月26日で航路を廃止すると届けを出した宇野~高松間を結ぶ国道フェリーと四国フェリーの両社、それぞれ廃止届を取り下げ、廃止はひとまず先送りになったものの、先行きはまだまだ不透明で存続しても減便は免れないかも。ちなみにそれぞれ22便づつ運行、自転車は乗員込みで片道720円です、なお両社の便が一緒に書かれた時刻表もありますが、それぞれ乗り場が違いますからご注意を。 しかしあちこちで起こる高速道路1,000円のフェリーへの影響、海運業界ってそんなに政治力がないのでしょうか、このままだと海上交通は衰退するばかり、阪神大震災級の災害が起こってから、海運が使えればなんて云っても遅いのよ、と云うより瀬戸大橋線は橋上風速25mで運行停止、車も速度制限、二輪は通行止。 それ以上吹けばフェリーも休航するだろうけど、現実に一昨年はフェリーは頑張って代替輸送を行っていたのですよ。 近代的になった高松市街をバックに。フェリー利用はどうしても夜行便が多いですが、日中1時間の船旅もなかなか良いものです。宇野港では「宇高航路を惜しむ」のでしょうか「四国うどん巡り」でしょうか、入れ替わりにモールトンやBD-1の小径車のグループが乗り込んで行きました。 宇野からは岡山県児島郡の日比村道路元標まで往復、宇野駅近くから三井造船玉野造船所近くまで廃線跡の歩行者自転車道が続いています。 宇野駅へ戻り今度は胸上村道路元標を目差します。 かつての宇高連絡船への乗り換え駅だけに今でも規模だけは立派です、かつて頻繁に急行「鷲羽」が発着し、ブルートレインの「瀬戸」から貨物列車に至るまで賑わった構内も、今では昼間は1時間に1往復の普通列車がやってくるだけです。  宇野から海岸沿いに出て、少し向かい風ですが快適なコースです。 この近辺、結構小さな峠が幾つかあります、ここは鳥打峠、標高30m程ですが。 胸上村道路元標の後、宇野線で赤穂へ向かう予定ですが、元来た道を戻るのも何なので戸立峠を越えて八浜駅を目指します。 標高は110m、内陸の八浜側の方がエグそうでした。 先の鳥打峠とともに峠おやじ履修済み、どうやらここいらは絨毯爆撃して荒稼ぎして行った様です。 姫路周辺にしようかと思ったりもしたのですが、カウントにはならないものの、宿題のある播州赤穂で途中下車。 赤穂市民俗資料館中庭に保存されている赤穂町道路元標を再訪します、前回は2007年10月に訪れたのですが、その時は運悪く休館日で、元標は遠目にどうにか撮影できたので、既にカウント済み。 赤穂市民俗資料館はさすが赤穂だけあって、元の塩務局と云う役所の建物だと云う事で、中にはT御大が興味を示す様な秤などの展示品もありました。 赤穂浪士所縁で有名な「花岳寺」前には「加里屋道路元標跡」碑が、赤穂町道路元標は元はここにあったとの事ですが、「加里屋」とは行政区分としての町村名ではなく、この付近の地名です。 私は跡碑はカウントしていないので、前回はパスしていました。 問題は「塩屋町道路元標」、昨年穴蔵さんのHPに紹介されたのですが、歴史的に「赤穂郡塩屋町」としては存在した事はなく、「赤穂郡塩屋村」が町制をしく事なく昭和12年に「赤穂郡赤穂町」に編入されています。 最初は地元自治会か何かの手により、最近になって復元されたものかと思っていたのですが、裏面には「兵庫縣」とあり状態も近年復元された様には見えません、私の想像では明らかに「赤穂郡塩屋村」だった頃に建てられたものではではなく、赤穂町となった昭和12年から戦後にかけた辺りで再建されたものではないかと思うのです、いかがでしょう、でこれをカウントするかしないか思案中です。 播州赤穂駅1709発で帰途に、本日の走行62.2キロ。

道路元標蒐集サイク(愛知篇2)

お泊りは例によって東横インの三河安城です、どうやら駅周辺はビジホ激戦地の様で、愛知県下の東横インでは最安の税込4,975円、今回も無料宿泊権は使わずポイントをため込んでしまいました、現在19点、6千円以上とかの高い処で利用する予定ですが。 なお鍵を括り付ける処がありませんが玄関脇に駐車?できるスペースがあります。 新幹線の南側なので在来線から5分は輪行袋を担いではちょっとキツいので、組み立てて走って行きました。 日頃は早朝から走り出すので、あまり恩恵を受けられない朝食無料サービスですが、今朝はみよし市歴史民族民族資料館の開館時間に合せるために、しっかり戴いてから高岡村道路元標へ向かいます。 鉄道や高速道路に遮られてなかなかまっすぐには行けませんが、豊田市に入ったあたりから自転車道の様な道が高岡中学校付近まで整備されています。 自転車道と云った案内はありませんが通学路として利用されているのでしょうね、路面状態も良くなかなか走り易いです。 高岡村道路元標はしっかり学校敷地内にありますが、門外から撮影は可能です、監視カメラに撮影されているそうですが。 お次は三好村道路元標、みよし市歴史民族民族資料館玄関脇に丸ポスト達と並んで展示されています、せっかくの案内板には明治時代と書かれているのは残念ですが。 なお門扉はないので休館時も撮影は可能だと思います。 挙母町道路元標は豊田市郷土資料館内に保存されていて一昨年の暮れに訪れた時には閉館していて遠目でしか撮影できなかったので、今回再訪すr事に。 保見村道路元標はネット上で引っこ抜いた状態での現存が報告されていたものの所在がはっきりしていませんでしたが、豊田市保見出張所の新築移転とともに玄関前に再建されています。 たまたま出張所に併設されている豊田市生涯学習センター保見交流館の館長さんが豊田市域に残る道路元標について調べ始めているとの事で、少しお話しをして帰りました、学校等に移設されその後忘れ去られている例も多く、そうなるとなかなか部外者には発見は困難です、この機会に未確認の道路元標の情報が出てくれば良いのですが。 保見村道路元標はこの橋の下流数100mの川の中から発見されたそうです。 奈良県宇陀郡の神戸村道路元標も川ざらえで見つかったそうですが、道路工事の際にでも邪魔になったのでしょうか結構無残に廃棄されているものですね。 今日最後は日進村道路元標、民家の玄関脇に鎮座しています、まえださんも玄関前におひとついかが(^_^) 愛知県下にはまだ東加茂郡、北設楽郡、知多郡等に未踏の道路元標を残しているので、今回知多郡へも足を延ばしたかったのですが、日進村を回った時点で14時を回ってしまい、移動に一時間半かかって日没までに3つも回るのはとても無理なので今日は早めに帰途に就く事に、本日の走行58.0キロ。
【836】 愛知県 碧海郡 高岡村 (現 豊田市)
【837】 愛知県 西加茂郡 三好村 (現 三好町)
【838】 愛知県 西加茂郡 猿投村 (現 豊田市)
【839】 愛知県 西加茂郡 保見村 (現 豊田市)
【840】 愛知県 愛知郡 日進村 (現 日進市)

道路元標蒐集サイク(愛知篇1)

 別にヒマになった訳でもないのですが、まぁ一段落ついて来月上旬まで少し待ちの状態なので、出掛ける事に(^_^)

 早朝、某御大の車に便乗して名古屋へ、まずは十四山村道路元標へ 、106年間ずっと十四山村だったのですが、2006年に弥富町と一緒になって弥富市に。 道路元標は立派すぎる元役場の玄関に鎮座しています。  
 次の目的地は瀬戸市なのですが、朝の時間帯に輪行袋を担いで名古屋市を横断するのは大変、地下鉄東山線の高畑まで走りで栄で名鉄瀬戸線へ乗り換えるつもりだったのですが、東山線をそのまま藤が丘まで全線乗りりニモに乗れば愛知環状鉄道の八草まで行ける事に気がつきました。 お陰で混雑する区間は乗ったまま通過。 愛知万博には行っていないのでリニモに乗車するのは初めて、大阪のニュートラムと違って勾配が結構あるのでなかなか車窓も愉しめます、ただニュートラムと違い発車時と停車時に振動が多い様ですね。  
 目的地の雲興寺へショートカットしようと「海上の森」へ迷い込んでしまうとダートが…
 行き止まりになっていたり、こんな干上がった池にでくわしてドロドロになりながら結局は撤退。 一時間以上ロスしてしまい、後の予定が狂ってしまう事に。 
 瀬戸市赤津の雲興寺。 正月の新春ランではづきの重鎮Iさんに教えて貰っていた赤津村道路元標、ネット上初登場になると思います。 結構有名な名刹だそうですが門前とかと違いここまで奥に持ち込まれると従来の感覚では発見は難しいですね。 しかし何処に建っているか判ります? 
 戸越峠を越えて豊田市域へ、藤岡村道路元標へ向かいます。  

 藤岡村道路元標からR419を小原へ向かいますが、大型車は多いわ、思っていたのと違いアップダウンが多いわと結構堪えました。  
 「磯丸碑」と書かれた案内板があってこの小さな峠は一本松峠と云うそうです。 おそらく未踏ではないと思いますが峠おやじ未収の峠ゲット。

 小原村道路元標ですが、交差点側からは車が置かれている影になっていてちょっと判りにくいです。 

 矢作川本流へ向かって快適なコースを下ります。 毎年新春サイクで走っているコースの上流へ出て、県道11号の対岸の県道355号を豊田市街へ向かいます、広梅橋まで出会った車は2台だけと快適なサイクリングコ-スでした。  
 日没ぎりぎりにどうにか高橋村道路元標へ到着、予定ではあと少しまわるつもりでしたが、「海上の森」で迷ったりしたのがひびいて本日の収穫は5基。 予報より天気も良いので、一泊して明日も少し走る事にします。 しかし暫く走っていないのでそろそろ限界、ヘッドランプを忘れてきた事もあり、愛知環状鉄道の新上挙母駅まで走って三河安城まで輪行する事に、本日の走行83.9キロ。
 
豊田大橋、1キロ程の間に矢作川を渡る大きな橋が三つも並んでいます、しかし大の付く企業城下町は違いますね。

【831】 愛知県 海部郡 十四山村 (現 弥富市) 
【832】 愛知県 東春日井郡 赤津村 (現 瀬戸市)
【833】 愛知県 西加茂郡 藤岡村 (現 豊田市)
【834】 愛知県 西加茂郡 小原村 (現 豊田市)
【835】 愛知県 西加茂郡 高橋村 (現 豊田市)

本日の走行30.9キロ

 オリンピックのハーフパイプ、日本人選手のミスに一喜一憂、あんなのがメダルを取ろうものなら、天狗になるわ、マスコミが掌を反した様に尻尾を振り出すのだけは見たくない、ミスの瞬間に思わず小躍りしてしまった、そんな性格の良くない日本人は私だけではないはず。 さて窓から外を見ているとポカポカと暖かそうなのでmilllonさんのお店までお昼がてら走る事に、しかしいざ外へ出てみると西風が冷たくてくじけそう~ よろづでは例によって トンカツ2枚のせを平らげ(ごはんおかわりだけは遠慮しましたが)。
 当然消費カロリーより摂取カロリーの方が多いだろうしと、遠回りして自転車道を北にとったものの、自転車道沿いの公園でネコたちと日向ぼっこ(^_^)
 田原本まで北上し少し情報のあった都村道路元標へ、以前はいつ壊されてもおかしくない様な状況だったのですが、十字路の反対側に再建されていました。 少し陰ってきたと思ったら北の方から雲行きが怪しくなってきたので、追われる様に桜井に戻り、耳に入ってきたのは藤田まことさんの訃報、私の世代の関西人にとっては「てなもんや」の前田製菓(同じ堺にはサンツアーの前田工業もあったけど)のCMは忘れられないが、私にとって印象深いのは小林正樹監督の映画「日本の青春」(1968)でのシリアスな演技、佐藤慶の憎たらしさも忘れられない、地井武男も中国人役で出ていた記憶があるのだが確認できない。 原作は遠藤周作の「どっこいしょ」、音楽は武満徹、CSの日本映画専門チャンネルで放送された事はある様だが、残念な事にVHSやDVD化はされていない。 「日本の青春」なんて仰々しいタイトルでなかったらもっと受け入れられていた作品と思うのだが、追悼の意味でDVD化してくれないかなぁ…

道路元標蒐集の旅(香川編)

 1月20日が有効期限の「18きっぷ」が1回分残っているので、3月並みの陽気がやってくると云う予報を信じて一日だけですが、四国香川へ行く事にしました。 今回はKHSを駆って。
 今回も阪神なんば線で三宮へ行き、神戸港(新港第3埠頭)0055発のジャンボフェリーで高松東港へ渡ります。 和歌山から徳島へ渡る南海フェリーも何度か利用していますが、夜行便は和歌山港0240発→徳島港0450着で、どうしても乗船前に時間を潰さなければなりません。 こちらは0055発の0500着なので仮眠できる時間もしっかりとれて、運賃も自転車込みで2,140円でICOCAやIDも使えます。 ただ自転車や単車は大型車と一緒に下の甲板に最後に乗せられるので、客室へ入れるのは一番最後になってしまいます。 混雑時2人以上の時は1人は席取りに一般乗客として乗船した方が良いかも知れませんね。 やはり今回も乗船できたのは出港10分前位でした。
 さすがにこの季節朝5時は真っ暗で寒いです。 昼間との温度差が10度以上にはなりますし、自転車で走る事を考えるとウェアには相当気をつけないといけません。
 高松東港からR11に沿ってJR高徳線志度駅まで走り、自転車置き場に自転車を置いて、0609発で讃岐白鳥まで移動し白鳥村道路元標まで往復し、志度駅へ戻り再び走り出します。
 志度町道路元標は長尾町、屋島村、牟礼村と同様、四国八十八箇所霊場の近くにあり。 ここは八十六番札所志度寺の門前です、折しも観光バスから巡礼の列がゾロゾロと、まぁ巡礼と云う名のバスツアーです。
 志度町から小方峠と云う小さな峠を越えて鴨部村道路元標へ、鴨部川沿いに南下し長尾街道を西に走り平井町道路元標、今度は新川沿いに北上しくるっと一周。 庵治村道路元標は最近穴蔵さんのHPに紹介されたのですが「香川県」としか見えないし。 庵治までは海岸沿いに小さな峠を越える道を数キロ往復往復しなければならないので躊躇したのですが、天気も良いし時間の余裕もあるので頑張って向かう事に。 庵治へは30年近く前にクルージングで訪れて以来で、対岸に見えるのは源平合戦で有名な屋島です。> 庵治町道路元標は道路元標と彫られた面を裏側にして移設された様で確認できません、手のひらが入る位の隙間があるので「模牌」してみましたが… でも元標そのものには間違いなさそうです。 ちょうど隣の家のおじいさんが出てきたので話をしてみると、県道と町道の境界になっていると認識されている様です、隣は橋の親柱で今は暗渠になっていますが、ここに太鼓橋が架かっていたそうです。 元標の上では洗ったアロエが干されていましたが、いつか見えなくなっている表面が見える日もくるかも。
 丸山峠、庵治まで行く県道36号にある峠、地形図には記載されていませんがバス停があります。 先の小方峠に続いて峠おやじナワールドさん未踏の峠2基GET!! 峠の南側は山側に旧道が残っています、旧道と云っても舗装路ですが、交通量の多い現道より自転車には快適です。
 屋島駅まで戻り詫間へ向かいます。 高徳線では1500系に混じってキハ40系もまだまだ活躍していますが、国鉄時代の匂いのする車両もだんだん少なくなってきます。 いわゆる首都圏色(朱色5号1色)のキハ47 2両編成を見かけましたが。
 せっかく香川に来たのに… でもいつも接続待ちの合間に高松駅構内のこのお店で済ましてしまいます。
 快速サンポート用の113系、一体何色あるねんと思うのですが、どうやらこの三色だそうです。 JR西日本は経費節減のために車両塗装を統一するそうですが。
 詫間村道路元標を回って帰途に、詫間1556発で帰途に就きます、時間的にも岡山~姫路間は混むので北長瀬まで一駅戻って新見始発の姫路行きに乗り込みます(18きっぷなので不正乗車じゃないですヨ)。 桜井までJRのまま帰る事のできる時間ですので、大阪駅から大和路快速で王寺へ、ここで25分待ち、しかし「18きっぷ 」であちこち行きますが、桜井線って日本で一番サービスの悪い路線ではないかとつくづく思いますね、奈良、高田、王寺での接続は悪いし、寒くても半自動対応していない4扉両開きの105系を平気で走らせるし、桜井と天理を除けば駅はどこも汚い。 奈良駅の高架化が今年3月で完了するので、すこしはダイヤも見直しされる事を期待しているのですがネェ。 とにかく桜井2216着で無事に帰り着きました。

志度0609→0647讃岐白鳥 440円
讃岐白鳥0716→0812志度 440円
屋島1303→1322高松1343→1415多度津1429→1439詫間 1,060円
詫間1556→1627坂出1654→1732岡山1741→1744北長瀬1754→1926姫路1927→2028大阪2039→2219王寺2144→2216 桜井 5,110円
7,050円分乗車

【825】 香川県 大川郡 白鳥村 (現東かがわ市) 
【826】 香川県 大川郡 志度町 (現さぬき市)
【827】 香川県 大川郡 鴨部村 (現さぬき市)
【828】 香川県 木田郡 平井町 (現三木町)
【829】 香川県 木田郡 庵治村 (現高松市)
【830】 香川県 三豊郡 詫間村 (現三豊市)

本日の走行64.8キロ

 

 

2010年CanCan謹製卓上カレンダー

毎年、凝りもせずに作っては、その年に自転車で遊んで頂いた皆さんにお配りしているフロッピーディスクケースサイズの卓上カレンダーですが。 既に殆どの皆さんのお手元に届いている事とは思いますが、今年も一年卓上の片隅でお役にたてる事を願い、「次の休みはちょっと走ろうかな」なんて思って頂ければうれしく思います。なおダウンロードして印刷して頂ける様にもしました。 →2010FD.PDF よろしければご利用下さい、表紙および裏表紙はありません。 PDFファイルですのでAdobe Readerが必要です、印刷のプロパティのページの拡大/縮小を’なし’にして頂く事でオリジナルのサイズで印刷ができますが、フロッピーディスクケースの内寸には多少の差がありますので、カッティング前にご確認下さい。 なおカッターナイフを使った作業にはくれぐれもご注意下さいネ(^_^;)

Special Thanks
Photo …. S.Kuramoto (3.7.9), M.Fukunishi (1)

 

 

新春サイクルミーティング in 名古屋

今年もT御大と連れ立って参加させて貰いました。 朝7時半にT御大宅に向かいUG兄さんの車に便乗させて貰います。 5人5台がそのまま乗せられる車ですから楽チン楽チン、ワイワイガヤガヤと喋りながら名阪国道~東名阪~伊勢湾岸~愛知環状と継いで2時間少々で豊田市の「昭和の森」へ到着。 sin005.jpgいつもの駐車場に到着すると、今年はいつもにまして車が多い様な、参加者は60数名とかガード付き自転車がこれだけあつまると壮観です。 名古屋を中心としたイベントですので、日頃なかなかご一緒できない面々とお目にかかれる機会になります。 このイベントはランの前に記念写真、トン汁の振るまいとあみだくじによるプレゼントの抽選があります。 ↑ これからいつもの記念写真です (Photo : Tatsumi御大) プレゼントの景品で目だっていたのはミシュランのパニアバッグ、以前KHS用に買おうかなと思案していたものですが、なんとT御大が引き当ててしまいました、で私が当てたボトルケ-ジと有り難く交換して戴く事になりました、新春早々天五さんのBlogで「大凶」を引いた私ですが、身近な処に福がありました。 ランのコースは30キロに満たないほぼ例年通りのコースですが、里山、矢作川河畔、廃線跡があったりと、車の少ない気持ちの良いコースです。 1262521178_2.jpg(Photo : akutaさん) この「新春ラン」はいわゆるランドナーやスポルティーフと云ったガード付き自転車である事が唯一のレーティングなんですが、ここは踏み絵コース? ガード付きとは云え700x28cでは結構キツいです。 (Photo : m-kojimaさん) 途中、1キロ程コースアウトさせて戴いてT御大を介添えに800基目の道路元標を回ってきました。 愛知県西加茂郡の石野村道路元標です。 (Photo : Tatsumi御大) ラン終了後は今年も「カフェまえだ」がOPENします。 (Photo : mz_orthoさん) 今回は曇天の下、暗い長玉を振り回したせいで打率が悪くて枚数が少ないですが、いつもの様にうちのHomePageの「ツーリングの記録」に写真をUPしています、なおログインには認証が必要です、ログイン名は’pal’ パスワードはFAX番号の下4桁です、カレンダーや年賀状等をご覧ください。

2009年の実績

年をとると本当に一日一日と云うか過ぎるのが早くて、もう一年が終わりです。 小学校の時の一時限が気が遠くなる程長かったのにネェ…

走行実績 4092.7キロ、昨年よりは良く走っているのですが、まぁこんなものですわ、鉄人児玉さんの足元にも及びません。 ちなみにAsukaCrossが約2900キロ、KHSが約1100キロです。

1.辰巳御大(奈良) ★★★★★★★★★★★▲▲▲
2.児玉さん(奈良) ★★★★★★★★★★★▲▲
3.輪童さん(奈良) ★★★★★★★★★▲▲▲
4.天神橋五丁目さん(大阪) ★★★★★★★★▲
5.九度山人さん(和歌山) ★★★★★★★▲▲▲
6.UG兄さん(大阪) ★★★★★★
7.大黒屋さん(兵庫) ★★★★★★
8.SORAさん(奈良) ★★★★★▲▲▲
9..akutaさん(三重) ★★★★▲▲
10.Mikeさん(大阪) ★★★★▲

これは今年一年自転車でご一緒して頂いたランキングBEST10です、いつものFDケース版卓上カレンダーに加えて、プレミアムバージョンを進呈させて頂いています。

道路元標は187基で計799基、昨年は239基も回ったのですが、だんだんターゲットは遠くなった行きますから仕方はないのですが、目標の800基を目の前にして達成しない辺りは天の邪鬼の天の邪鬼たる処、先にお祝いまで頂いたくろださんすみません。 上図は私が把握している道路元標をプロットしたものです(沖縄県は除く)、判りにくいですが緑色が履修済みのものです、西日本はほぼ制圧したと思ったのですが、ここ暫く西日本での発見情報が続いているもので、2008年2月の時点と見比べると良く判ります。 来年の目標はとにかく1000基です。 現存情報のまとまっている関東地方でローラーすればあっと云う間でしょうが、やはり西日本在住の身としては効率は悪くても西日本の制圧と、未知の元標の探索はしないとね。

 

ともあれ来年もよろしくお付き合いの程をお願い致します。  

年忘れ「石川ポタ」

「あすか鍋サイク」とともに年末の恒例行事になっている「石川ポタ」、大和川の支流石川沿いのサイクリングロードの10km程を往復する、掛け値なしの「真性ポタ」です。 昨年は少し寝過ごしてしまいKHSで往復輪行の体たらくでした。 今年は幹事役のUG兄氏から炊き出し隊の要請を受けましたが、食材と装備を積んだ4サイドで大阪柏原までの30キロを往復するには、タイヤとガードを交換して足回りを強化しなければ不安で、今週は時間と加えてモチベーチョンもないので。 柏原まで車で来られる大黒屋さんに食材の準備をお願いして、集合場所から私が2サイド装備で運ぶ事にしました。

桜井から柏原までは近鉄大阪線沿いにR165を走って行けば良いのですが、例によって旧道や裏道を縫って田尻峠を越えます。 写真は近鉄の旧玉手山トンネル、トンネルの上を現在のR165が走っています。 この旧道には奈良県と大阪府の県界標が建っていて「従是東奈良県管轄」「従是東大和国北葛城郡二上村田尻」とあり、奈良市元標、高田町元標、北葛城郡役所までの距離が里町間で記されています。 奈良県下の道路元標探索のバイブルとも云える「道路元標」を尋ねて~奈良県ふるさとめぐり~の著者上田倖弘氏はこの県界標の調査がきっかけで道路元標探索を始めたそうです。
 なお現在この旧道は橋が陥没していて通行止になっていますが、自転車を押して抜ける事は可能でした。

のんびりと走って行っても集合場所の柏原市役所前には9時過ぎに着いてしまい一番乗り、暫くするD女史が到着、食材をサイドバッグに押し込みますが、ほぼ30人前の「ぜんざい」は相当な重量です。 しかし今回は事前の参加表明が少なく、全てを積んで行かなくても良かったのですが、お見送りを含めて結局15名程が集まってきました。 作業服のまま駆けつけて少しだけご一緒したご仁はダイバーてっちゃん(^o^)

さあ、いよいよ出発。 ロードレーサーが行き交う石川サイクリングロードをサイドバック装備のランドナーを中心にした異様な集団が走って行きます。






たいした距離でもないのですが、途中一度の休憩と云うかお喋りタイムを挟んで通称「OHCHOの森」へ到着。 UG兄さんの鍋、まっちゃんさんの「おでん」、大黒屋さんの「ぜんざい」の準備が始まります。




20091227h.jpg「石川ポタ」では毎年お世話になっているUG兄さん、今年は「豚骨醤油味」です。








 

恒例のビンゴゲームで持ち寄りの賞品交換。 今年は携帯ツールを賜りました。








20091227b.jpg 本来の参加者で
走ったのは14名だったのですが… 「振る舞いぜんざい」でKHSの1名をGET!
 私が小さい頃、正月に大阪船場では厄落としに店の前で「ぜんざい」を振る舞う処があって、良く食べに行って来いと云われたものです。


柏原市役所まで戻り解散。 輪行の用意もしていたのですが頑張って自走で帰途に就きます。 久しぶりの竹之内峠です、私が自転車で最初に越えた名のある峠と云える峠ははここなんです、もちろん当時はダートでしたが。 ちなみにここにも県界標が建っています(写真右上)。 すっかり暗くなった18時前に桜井へ無事帰着、本日の走行78.9キロ。

 

PS:くたびれたのと眠たいので早々にダウンしてしまいましたが、未明に起きだしていつもの様にうちのHomePageの「ツーリングの記録」に写真をUPしました、集合写真も大きな画像(1280×960)で掲載しています。 なおログインには認証が必要です、ログイン名は’pal’ パスワードはFAX番号の下4桁です、カレンダー等をご覧ください。

年忘れ石川ポタのお知らせ

UG兄氏から一向に告知が無いので、今年はどうなるのかと思っていたのですが、ようやく案内が出ましたので、こちらへも掲示しておきます。

日時:12月27日(日)
集合:AM10 柏原市役所駐車場
行先:石川CRサイクル橋の下「OHCHOの森」
 プレゼント交換をしますので、各自千円程度の品物をご持参ください。 毎回UG兄氏が結構な野外料理を一品提供して頂いてますが、ほかにもキャンピング装備で乗り付けて、炊き出しをしてくださる方を歓迎、屋台村みたいになれば楽しいですねえ…との事です。 水と食器の持参をお願いします。

 その折にカレンダーをお渡ししますので、輪童さんのBBS「風のたより」にでも参加表明を頂いた方がよろしいかと。

復活「あすか鍋サイク」

昨年は私の気まぐれで開催しなかった年末恒例の「あすか鍋サイク」、幹事役としては地元だけにマンネリ感や、10回と云う区切りでもあり、年の暮れで皆さんお忙しい中同じ12月には「石川ポタ」と云うイベントも定着してきた事もあって、そろそろ潮時かなと思いもしたのですが。 復活を望む声やリクエストがあったのか無かったか、今シーズンは行う事に…
 元々は乾さんの主催した「ランドナー補完会議」のイベントとしてスタートし、それなりの歴史もあるのですが、まぁ「今年もやろかぁ」の
ノリだけで続いてきた様なもんです。 今回で11回、12年目になる訳ですが、輪童さんや辰巳御大と地元組のお力添えで続けられるものなら続けてもと、他意はありませんが今回は「ラン補」の看板はあげずに復活と云う事で…
 今年の参加者はサイク13名、鍋15名。 過去には20から30名近い大所帯になった時もあったのですが、走るにはこれ位が限界と云うか丁度良い人数です。






↑ 吉野から宇陀へ超える無名の峠にて (写真:天神橋五丁目さん)

今回のコース、前半の大宇陀町までは2006年の第9回と同様ですし、先日の下見で同行して貰った辰巳御大がしんがり役を務めて貰っていたので、あまり心配もないのですが、ここ何年か頚に不安のある私はどうも最近コースリーダー役が億劫になった云うか、それに写真を撮るチャンスが限られてしまうのも残念です。 天気もまずまずで風もなくて寒くはなかったのですが、小名トンネルを超えたあたりからいつになく左膝が痛くなってきて、力が入れられなくなったのですが、少しポジションを後ろへ下げてやったら幸い治まったのですが、あちこちと歳のせいでしょうかネェ。

今回は後半、道の駅のある大宇陀の中心部へは出ずに、途中から関戸峠の北側へ抜けてから宮奥ダムへの道に入り、昨年供用された大峠トンネルと八井内トンネルを抜け、談山神社のある多武峰へ登り返し、ようやく開通する<155>多武峰見瀬線で一気に明日香村へ下るコースです。 実は多武峰見瀬線が正式に開通するのは12/14で、しっかりと通行止になっていて車は引き返してきますが、自転車は… 悲願20年か30年か知りませんが、ようやく開通するこの道路、多武峰側は紅葉時期の渋滞解消と、集客力のある明日香と直結する事で観光客が流れてくる事を期待しているのでしょうが、明日香側として石舞台周辺の道路ががボトルネックになってしまうので、決して良い話でもない様です。 ところで標高差400m弱のこの区間、減速帯が多くて自転車で下るのは快適とは云い難いです、ただ坂馬鹿には絶好の練習コースになったりして。

明日香村へ戻ると「めんどや」の手前でカメラを構えている方が、最近お仕事が忙しくてそれでも鍋だけでもとくろださんが京都嵐山から今日は電車に乗って駆けつけてくれました。 それに私には有り難いサプライズが…
実はまだ799基なのですが、あと一基年内達成を目指して、有り難く頂戴致します、感謝。

「第11回あすか鍋サイク」コースマップ

コースマップを下記にアップしてあります、
ログインはいつもの様に’pal’
パスワードはFAX番号の下4桁です、
カレンダー等をご覧ください。
https://hp.canpal.site/bicycle/reports/2009/1213/11thasukanabe.pdf


参加表明は輪童さんのBBS「風のたより」へ 

「あすか鍋」下見サイク

来週13日に予定している第11回あすか鍋のコース下見に行ってきました。 ここ暫く自転車の方はモチベーションが下がりぱなし、T御大にはとりあえず車で一周してくれと声を掛けたのですが、明日は昼から天気も良くなるからと、自転車を引っ張りだす事に。 お互い午前中は予定があるいので12時に「めんどや」で待ち合わせたものの、世間話をしていて結局飛び出したのは1時少し前。

予定しているコースの県道15号桜井明日香吉野線は芋峠を吉野側に下ったところで通行止に、自転車は担いで越えられると云う情報もあったので大したこともないのだろうと思っていて、念のため今日出しなに県のHPを見たのですが、あいかわず通行止のまま、しかし栢森まで行ってみても先日あった通行止の案内も無くなっていました。

↑ 芋峠を越えて吉野が見下ろせるあたり。

今日出しなにも県のHPを見てきたのですが、あいかわらず吉野町千股の水辺公園の手前1キロで通行止になったままなので、途中の道路もかなり荒れているのか思っていたのですが、大した事もなく土砂崩れの現場も綺麗に復旧していました。



千股からもお馴染みの津風呂湖へ向かうルートを走ります。 (Photo:T御大)


津風呂湖畔を入野(しおの)まで走り、R370を少し北上し三茶屋(みちゃや)から<28>吉野室生寺針線に入り、<219>佐倉大宇陀線を抜けて、R370関戸峠の北側から宮奥ダムへ向かいます。 宮奥ダムの上に四阿が整備されていました。

今回のコースの最高点標高約570m、大峠トンネル(1806m) 正式に供用されたは昨年ですが、2006年には既に通行は可能で照明のない中をR氏と抜けた事があります。 最近女寄トンネルも開通しているのでショートカット路としての役割はあまりない様です、標高も高いので冬場は危険かも。

多武峰を越え明日香村を見下ろす頃にはすっかり陽が暮れてしまいました。
本日の走行70.2キロ(「あすか鍋サイク」のコースは約52キロですが)
 「あすか鍋サイク」の案内を輪童さんのBBS「風のたより」にUPしています。

巡回 \(^^ )//(^^ )\\(^^ )/

 不細工な怪我にお見舞いのお声を掛けて頂いた皆さん有難うございます。 指の傷の方はだいぶ良くなったのですが、キーボ-ドを打つのは大して苦にはならないのですが、包帯をまいたままなので色々と日常生活が不自由です。 近所へ出かける用事があったのでSTIレバーのKHSは使いにくいのでダブルレバーのasukaで出かけてきました。

用事を済ませてお昼はmillonさんのお店「よろづ」へ、些か早いですがカレンダーもお渡ししてきました。
← いつも二枚載せなんですが、今日は一枚にしました。

9月の台風で芋峠の<15>桜井明日香吉野線が吉野町千股で通行止になっていたのですが、millonさんの話では今だに通行止が続いていて、自転車では担いで越えた人はいるそうです。 出たついでに栢森まで行ってみましたが、「土砂崩れで通行止」以上の情報はありませんでした。


明日香村稲渕の棚田での今年の「案山子コンテスト」の最優秀賞はこれだったそうです。

昨年は私の気まぐれで開催しなかった「あすか鍋サイク」(一昨年は)、次は11回目になるのですが今年は開催する旨、輪童さんのBBS「風のたより」に告知したのですが、毎度の事ですが明日香村「めんどや」へは日にちだけは予約してきました。

 

 

 

 

 

 

 

本日の走行32.5キロ、はめにくいので指ぬきの手袋をしていったのですが寒風に傷が疼きます。

 

 

 

「古典ロード走行会」

U兄とA氏の音頭取りで「古典ロード走行会」と云うサイクリングが折々に行われているのですが、久しぶりに参加してきました。 少々忙しくてA氏のHPをここ暫く覗いていなかったもので、今日行われる事を知ったには昨夜の事、昨日大阪へ往復し戻ってきてから少し風邪気味でもしやと大人しくしていたのですが、今朝起きたらなんともないので急遽参加してきました。

「古典ロード走行会」と冠しているだけに一応のレギュレーションはあり
■ブレーキレバーは手元チェンジで無いもの。 昔ながらのWレバー操作の車ですね。
■ブレーキアウターは上出しのもの。
■ペダルはSPDやビンディングでないもの。 トークリップ、トーストラップがベターですね。
■部品の年式は一応’80年頃まで?の昔の物推奨ですが、フレームあるいは車の製作年についてはこの限りではありません。

…と云う事なんですが、クラシックロードって自慢できるものは持っていませんが、一応KogaMiyataのカーボンロードがビンディングや年代以外は条件に収まるので、久しぶりと云うか10キロ以上走るのは「ミカンとキララ」ツーリング以来2年ぶりなので少し怖かったのですが、無事タイヤが裂ける事も空中分解する事もなく集合場所の針ICまでの往復を含め大和高原を85キロ程走ってきました。

今回はお盆の「ヤマセミキャンプ」で負傷したA氏の快気祝いも兼ねての催しです。 すっかり元気になって来々週もダート絡みの「霊仙東尾根作業道」を走られるとか…


昨日に続いて穏やかな天気の一日でした。 しかしこの写真、まるで春の風景ですね…

なお、既にうちのHPの「ツーリングの記録」に集合写真他何枚かの写真をアップしてあります。 (要認証)

仕事?

今月は中旬以降忙しくて、南紀へ行ってからは皆目乗っていません、で帳尻会わせと云うか、仕事がてら久御山町まで往復してきました。 ずいぶんと陽も短くなったもので、明るくなったら出掛けようとしていたら6時過ぎ、例によって上街道を北上し奈良町から猿沢池、興福寺と抜け、奈良阪を越えて木津から自転車道に入ります。 「流れ橋」が流れているのはくろださんのブログで拝見していたので、山城大橋で右岸に渡り城陽市を経て久御山町に入り、予定通り9時に到着。 お昼には仕事が片付き、夏なら避けたい時間帯ですが、走るには一番良い気候とあって早めの帰途に就きます。 国道1号線で木津川を渡り、自転車道を南下、流れ橋は見事に流れています。 前回、流れたのはいつだったのでしょうか、その後例の焚き火事件がありましたね。 しかし馬鹿な人間がいると見えて警備員が張り付いています。 帰りは時間の余裕もあるのでのんびりと走っていたのですが、平坦な自転車道、ついつい踏み込んでしまい自転車道から離れる頃にはAVS 19.8キロまでいってしまいました(^_^;) さすがに週末とあって県庁前から奈良町まで行楽客で一杯で乗っては抜けられない状況。 自転車道と上街道yで3度程休憩をしていたものの陽が傾いた16時過ぎに帰着しました。 本日の走行 105.9キロ

南紀ツーリング

 今日のツーリングコースは古座川町の一枚岩から県道<229>古座川熊野川線を北上してくるU兄氏一行と旧熊野川町小口付近で合流し、<44>那智勝浦熊野川線~<45>那智勝浦本宮線~<43>那智勝浦古座川線で一枚岩へ戻る計画です。 <229><44><45>は先月「小口キャンプツーリング」でも走っているのですが、<43>の篭から滝の拝の間は暫く走っていませんし、自転車にとってとても魅力的なコースなので案内役ををかってでる事にしました。 川湯温泉から小口までは近年開通したホイホイ坂林道を経由する事も考えたのですが、先日の台風で道路状況が判らないのと、万が一越えられないと戻って迂回していると間に合わなくなるので、素直にR168にでて小口を目指す事にしました。

 R168の旧本宮町から旧熊野川町かけての区間は2つの新しいトンネルが開通して1キロ程もショートカットされました。 お陰でこの敷屋大橋に入る熊野川沿いの区間は殆ど車が入ってこない様になってしまいました。 
 先月キャンプしたばかりの小口は南方商店で、パンと缶飲料と買って<229>古座川熊野川線を畝畑方面へ5キロ程入ります。 かつてスーパー林道と云われた古座川熊野川線ですが、一番のハイライトは素堀のトンネルとガードレールが殆ど整備されていない断崖絶壁が続く小口~畝畑間です。 一枚岩を朝7時にでている一行、標高差550m程の峠越えですが健脚の2人なので45キロを早ければ3時間少しで走ってくるのではと踏んでいたのですが、うまい具合に10時半に落ち合う事ができました。
 小口に戻って再び<44>那智勝浦熊野川線へ、先月走ったばかりですが暫く小口川沿いの平坦な道の後、土手の本の最初の激坂へ、やっぱりキツいですわ。

滝本へ下る始めるピークで休憩、U兄氏がコーヒーを入れてくれます。 車が全くと云ってやってこないとは云え、県道の白線の上です。



 今回は「宝龍滝」へ立ち寄る時間の余裕はありませんでしたが、滝本からの登りをこなし小麦集落を過ぎたあたりから太平洋を遠望する事ができました。 しかし旧熊野川町側はそうでもなかったのですが、那智勝浦町側は先日の台風の影響があって、飛んで来た芝やまだ青い葉が普通でも悪い路面を覆い尽くしています。 いつもの様に籠のおばあちゃんの店へ立ち寄りますが、先日の台風で停電し、下から順番に復旧はしてきたそうなのですが、一番奥のここまで復旧したのは3日目だったそうです、もとより水道やガスはありませんが、3日間も電気が使えないとは。
 籠から<43>那智勝浦古座川線へ入りますが、高野林道の舗装と高野小森川トンネルの開通で古座川方面へ抜けるのはそちらが主になっている様で、坂足経由の県道の荒れ方は台風の被害だけではない様で、とても舗装路だとは云えない様な状況です。 とにかく暗くならないうちに滝の拝へ抜けたいので走るのが精一杯で、写真を撮る余裕もありませんでした。
 16時半に滝の拝到着、ここまで来れば道も良くなり、日が暮れても心配ありません。




 明神橋で<38>すさみ古座線に入り、もう少しで一枚岩へ。 本日の走行106.5キロ

南紀ツーリング前日

 お盆の「ヤマセミキャンプ」、先月のシルバーウィークは「小口キャンプ」と、久しぶりに紀伊半島づいているのですが、さて明日12日はU兄氏の「南紀ツーリング」、120キロの全行程は厳しいので、後半をご一緒させて貰おうと、前日に現地入りする事にしました。 今夜の宿は川湯温泉、R168を自走して行く事も考えたのですが、十津川までは8月にも走っているので、久しぶりに田辺側からR311で入る事にしました。

R42を殆ど走る事なくR311に入れるJR紀勢本線朝来駅まで輪行する事に、今回も「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を利用したのですが、紀伊田辺以南は0753発から1051発まで3時間近くも普通列車がありません、車が多いですが一山越えるつもりなら紀伊田辺からスタートした方が早いかも知れません、まぁ桜井からのんびりと和歌山線経由で向かう事にします。
 朝来駅は島式ホームですが跨線橋はなし、輪行袋を担いで乗り降りが楽、少し走れば近所にコンビニやクロネコヤマトの営業所もあります。 無人駅ですがトイレもリニューアルされていました。

R311と云っても鮎川までは交通量の少ない富田川左岸の県道を走って行きます。 ところが市ノ瀬橋まで遡ってしまいR311沿いのコンビニへ寄るつもりが行き過ぎてしまいました。 紀伊半島の内陸部はメジャーのコンビニは皆無なので、さて。


日頃、特にソロツーリングの時は食事に入ったりする事はあまり無く、殆どコンビニ弁当やおにぎりで済ませてしまう事が多いのですが、今回は道の駅「ふるさとセンター大塔」 に立ち寄る事に、あんかけうどん定食、汗だくになって食べました。


R311も道がずいぶん良くなり熊野古道ブームで交通量も増えて、結構飛ばしているので。 極力旧道を選んで走って行きます。 写真は逢坂峠の旧逢坂随道、直線なので出口は見えているのですが、結構長いのでランプ必携です。



逢坂随道の西側は殆ど人も車もやってこないのですが、東側は熊野古道の牛馬童子像から箸折峠へのルートと重なるために熊野古道のはっぴを着た案内人が引き連れた団体やハイカー、それに送迎のタクシーまでやってきます。 正直云って世界遺産となってからの熊野は、至って天の邪鬼の私は敬遠していたのですが。

 

 

↑ 箸折峠からの山道と再び合流する辺り、果無の山々をバックに近露の里を見下ろせます。

 

 
近露から再び登り返し、小原峠を経て有名な「とがのき茶屋」へ、おかみさんに挨拶したものの、写真と撮っている内の後から来たグループに残り僅かのお団子をさらわれてしまい、日も短くなった事もあって時間も押してきていますし、先を急ぐ事にします。



かつてツーリングマップルに「西日本随一の不気味随道」と書かれた「高尾随道」、凄まじい漏水でカッパを着こみ、中央に排水溝があるため押してくぐり抜けたものです。 もう塞がれて十年にはなろうかと思いますが、新トンネルができても前のバス停は「高尾随道」のまま健在です。



ここもR311旧道の小広峠です。










17時過ぎに川湯温泉に到着しましたが、明日も早いのでR168まで出てデイリーヤマザキで買出しを済ませてから宿へ。 一昨年の「仙人風呂ツーリング」の時に泊まった「まつや」、温泉観光地にしては珍しく洋室シングルもあって、どちらかと云うとビジネスホテルの雰囲気ですが、ちゃんと温泉もあって加えて本館にあたる「みどりや」の露天風呂や、ちょっと豪勢ですが食事も利用できます。 仙人風呂の始まる来月までは格安プランもあったのですが、先週の台風のお陰で早めに予約を取る事ができなかったのが残念。

本日の走行66.1キロ。

UG兄氏の企み

今月12日にUG兄氏が企んでいるツーリングプラン。 古座川町の「一枚岩」をデポ地に朝7時出発、R371~<229>古座川熊野川線を古座川上流へ、足郷トンネルで旧熊野川町域に入り、畝畑から小口、<44>那智勝浦熊野川線~<45>那智勝浦本宮線と継いで那智勝浦町籠へ、<43>那智勝浦古座川線に入り「滝の拝」を経てR371で「一枚岩」に戻る120キロ程のコース。 長年トラウマになっていた<44><45>も先月走ったし、<229>も走っているのでいささか新鮮味に欠けますが、籠~滝の拝間は魅力たっぷりなルート。

Image1.jpg

 と云うより、車中泊が苦手な私が翌日一日でこの二山を越えるのはちょっと荷が重い、メンツもUG兄氏に2人のM氏と健脚揃いだしねぇ(^_^;) 楽に迎撃追撃できるプランを練っているのですが、場所が場所だけに…

 

 先月キャンプした「小口自然の家」に一泊するのではあまりにも芸がないし、川湯温泉あたりに一泊して<241>静川請川線から近年開通した林道ホイホイ坂線を越えて畝畑で迎撃するのはなかなか面白いし新鮮味たっぷりですが、距離的なハンディが15キロ程しかないのに、ホイホイ坂線のピークは足郷トンネルとさして変わらない560m程はある上に、まだまだダートが残っていると云う事、ちょっと無理かなぁ… 本隊はともかくいっちょかんでやろうと思う方はどうぞ。

小口キャンプツアー (三日目)

 

 

 

いよいよ3日目の朝、朝食の準備や撤収の段取りと結構忙しいです。 今日はT御大が自走でR168を走って帰途に、T5さんと鉄人Kさんと私は<229>古座川熊野川線で古座川町へ越えR371経由でJR紀勢線の古座駅を目指し、輪行で帰途に就く計画です。




<229>古座川熊野川線、こちらは和田川沿いに遡って行くルートですが<、44>那智勝浦熊野川線とかなり様相が違っていて畝畑までは深い渓谷にへばりつく様にデンジャラスな道が続いています。 写真の様にちゃんとガードレールがある箇所は少ないです。




素堀りのトンネルも三つ程あります。










畝畑で近年ようやく開通したホイホイ坂林道が分岐していますが、現在舗装工事中との事、完成すれば川湯方面へのコースとして使えますね。 ここから先は10数年ぶりで、その頃は県道にはなっていたものの未舗装区間が結構残っていました。




標高550m程の足郷トンネルへ到着










古座川町西川、通り雨でしたが雨宿り中です。









2007年6月の「CanCan謹製カレンダー」で使った古座川に架かるあぜちの吊り橋はご覧の様に「耐風索ワイヤー破断の為通行止」と渡れなくなっていました。





 

一部で話題になっている月の瀬の「ゆうや」、連休とあって賑わっている様で、次回一人の時にチャレンジしてみます。







古座駅で和歌山回りの特急「スーパーくろしお」で帰途に就くT5さん達と別れ、私はのんびりと新宮~多気~松阪~伊勢中川~名張と普通列車を6時間余り乗り継いで帰途に就きます。
 紀伊半島有数の険道<44>那智勝浦熊野川線、<740>小船紀宝線、<229>古座川熊野川線を久しぶりに堪能して充実したツアーを無事終える事ができました、 本日の走行68.9キロ。

 

 

 

 


↑ 新宮駅にて、新宮~多気間はキハ48の2両編成です。 まだまだ全国で活躍していますが、国鉄時代末期のディーゼル車です。

小口キャンプツアー (二日目)

 「小口自然の家」のフリーテントサイトはご覧の様に木々に囲まれた草地に炊事棟とトイレがあるだけ、と云うかそれはそれで充分な処です。 電源がないのと車が中に入れないのが、今どきのファミリーキャンパーは隣のオートキャンプ場へ行ってしまう理由なんでしょうね。 私たちはテントサイトと神社の間にある通路に車を入れさせて貰って不自由はしませんでしたが、但し木の枝があって車高に注意。
ところで「小口自然の家」は公衆無線LANのFREESPOTが使えるとの事でしたが、セキュリティの設定がある様で利用ができませんでした、モバイルカードがあるのであえて尋ねる事はしませんでしたが。
 ここ小口をベースにしたのは良いのですが、程々の距離の周回コースがとれないのが難点です、熊野川」を跨いで湯の口温泉方面とか考えられなくもないのですが、<44>那智勝浦熊野川線を南下し<45><43><46>と継いで那智からR42で新宮へ、熊野川を渡りR168の対岸の三重県側の<740>小船紀宝線で三和大橋まで戻ってくる約88キロのコースを示しました。 プロフィールマップも出したのですがあえて反対意見もでなかった様です(^_^;) 心配していたのが所要時間から計算して何時に出られるかと云う事でしたか、先行した9さんを追って7時半には出発する事ができました。
  暫くは小口川の渓流に沿って快適に走りますが、静閑瀞を迂回する様に400m近いピークを越えなければなりません。 (写真:天神橋五丁目さん)<44>那智勝浦熊野川線のこの区間を走るのは10年ぶりですが、東牟婁郡熊野川町が新宮市と名前が変わっただけで、何も変わったませんね。 そう滝本集落にあった自販機は朽ち果てていました。
 天五さんがこのキャンプに興味を示したのは、この「宝龍滝」の存在です、裏那智の滝とも云われる名瀑ですが、不便な処にあるのと長らくアプローチの林道や遊歩道が崩れているとの事でした、最近訪れた方の情報があったので、今回のプランに加えたのですが、やはり滝壷まではかなりの難路でサイクリングの足回りと云う事もあって滝壷まで行ったのは4人だけでした。
 滝本から激坂をこなし那智勝浦町域へ、このルート過去南行き2回北行き1回走っていて、キャンプ装備とあってかなりトラウマになっていましたが、今回は荷物も少なく気候も良くて払拭する事ができました。
← <45>那智勝浦本宮線と離合点に。 <44>の方が番号が若いのでヘキサはここからも<44>となるのが普通ですが、ここから籠まで<45>となってます。
 少し雲行きが怪しくなってきましたが<43>那智勝浦古座川線となる籠へ到着、昔お世話になったおばぁちゃんもお元気な様で安心しました。 籠から那智までちょっと登り返しがあるものの400mの下り、那智からは仕方なくと云うかR42を十数キロ走り新宮へ向かいます。
 新宮からは素直にR168を走らずに対岸の三重県側へ渡り<740>小船紀宝線で上流に向かいます、新宮大橋を渡ると20キロ余り三和大橋まで橋がありません、小口へは少し戻る形になるため距離的に約7キロ程の遠回りになりますが、交通量は非常に少ないです。
 途中には「飛雪の滝」があります。 ここは「宝龍滝」と違い県道から見える上にキャンプ場や四阿が整備されています。 でも水量があればなかなか見応えのある滝です。
本日の走行約92キロ。

小口キャンプツアー (一日目)

5連休となった今年の9月の祝日、なにやら’シルバーウィーク’と云うらしい。 キャンピング装備による自転車ツーリングは8月に充分に堪能させて貰ったし、そちら方面のメンツもTOM(トーエーオーナーズミィ-ティング)とかで出払ってしまうだろうし、BBS「風のたより」のメンツで2泊3日の日程で往復は車で、中一日だけは走ろうと云うキャンプメインの軟弱な企画をあげたものの、元より車を持たない私が音頭取りするのも億劫だったのですが、R氏の車を段取りして貰える事で話が進み出しました。
 ホームグラウンドの紀伊半島で2日目のツーリングも考慮して’百間山'(旧和歌山県大塔村)、’小口'(旧熊野川町)、’おくとろ'(北山村)と候補にしてみましたが、連休とあっていずれも混んでいるものかと思っていたら、’小口自然の家’が空いていそうで簡単に取れてしまいました。 自転車やら荷物やら車載のキャパが限られているのですが、自走組やら復路輪行組やらと、なんやかやと7名の乗り合いがまとまりました。

往路は2台の車に4人4台が分乗し、T御大、T5さん、鉄人Kさんの3人が素直にR168を南下するのではなくR309~行者還~R169を経由して走ってくる事に。 朝から買出しを済ませ、猿谷ダム、風屋ダム、十津川村の道の駅で休憩や食事をしながら、最近情報を得た本宮村道路元標へ立ち寄って貰ったりしながらも。 今は新宮市熊野川町となった「小口自然の家」へ1時過ぎには着いてしまいました。

 ↑ お盆のキャンプツーリングで昼寝をしていた’風屋ダム’にて、あの時はたっぷりの貯水量があって放水を行っていたのですが、今はかなり水が少ない様です。

小口は熊野川に支流赤木川がさらに小口川、和田川、東川に別れる処で、熊野古道の大雲取越と小雲取越の間にあり、県道<44>那智勝浦熊野川線から<229>古座川熊野川線が分岐しています。 「小口自然の家」は旧熊野川町立小口小学校の廃校跡を利用した施設で、宿泊施設とテントサイトがあり10年以上前に2度程ソロで利用した事があります。 今は小口川を挟んで「小口キャンプ場」と云うオートキャンプ場ができていて、生け垣で区画整理されたまるで建て売り住宅の様なサイトで、そちらは満員の様ですが、こちらは殆ど貸し切り状態です。 なお料金は1張3200円となっていますが、ソロテントによる7名2泊で12800円と云う事にして貰いました。

↑ 16時到着を目標に走って貰ってりる自走組を待ちながらターフとテント等の設営を終えるまで結構忙しいです。  

郵便局と「南方商店」と云う一軒の商店があるだけの小口の集落の道、新しい道と橋ができているので、こちらは他所の車も入ってくる事も無く、郵便局がJPになった以外は昔のままです。 なお「南方商店」でも大概の食料やアルコールを含む飲料類や日用品は調達できます。



折々連絡を入れて貰っているのですが、自走組の到着は17時を回りそうなので、自走組には「自然の家」の風呂を使わせて貰う事にして、我々4名は熊野川温泉「さつき荘」まで車で往復する事に。





温泉の帰途、標高1000m越えの行者還を含む150キロ近いの距離を走ってきた自走組を補足。







 

食べるのが忙しくて、宴会の写真がありません(^_^;)

東吉野サイク

久しぶりに皆さんと一緒に走ってきました。 最近なかなか音頭取りする元気がなくて、T御大に仕切って貰いました(^_^;) ちゃんと参加表明をしていたのは天五さんだけ、あとはドタ参で都合6名。

明日香村石舞台に集合して芋峠をめざしますが、稲渕で毎年恒例の「案山子コンテスト」(昨年は)が行われているので、寄り道して行きます。 休日で見物客やアマチュアカメラマンで一杯なので、時間がとれたら平日に改めて写真を撮りに行こうかと。




お馴染み芋峠への道、SORAさんが問題のGPSのファームのバージョンアップをしたので、その結果の程は…








津風呂湖で昼食休憩の後、湖畔から入野峠を経て東吉野をめざします。









木津(こつ)にできた新しい道を初めて通ります、正面に見えるのは高見山。









投石の滝にて(photo:天神橋五丁目さん
染谷峠から榛原へ下り、帰途に。
本日の走行92.4キロ